JP2009164279A - 非接触授受装置 - Google Patents

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Yasuyuki Inoue
靖之 井上
Ai Nakajima
乃 中嶋
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Abstract

【課題】非接触によって充電電力または情報を伝送する際、渦電流の発生を抑制することで非接触授受装置側の発熱を抑制する。
【解決手段】1次側コイル110を巻装した1次側コア120を有する充電装置100において1次側コイル110と1次側コア120とにより発生された磁束を検出して誘導起電力を発生することで、充電装置100から充電電力または情報を非接触で授受する電子時計200において、1次側コア120と対向して配置される2次側コア220と、2次側コア220に巻装された2次側コイル210と、充電装置100と2次側コア220との間に設けられ、2次側コア220および2次側コイル210を被覆し、少なくとも一部が金属より導電率の低い低導電部材で形成された裏蓋300と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、コイルを巻装したコアを有する非接触伝送装置から非接触で充電電力または情報を授受する非接触授受装置に関するものである。
近年、電磁誘導などの非接触による方法で、非接触伝送装置から非接触授受装置に対して充電電力または情報を伝送する技術が開示されている。例えば、充電装置(非接触伝送装置)から、電源として2次電池等の充電式電池が搭載された電子時計(非接触授受装置)に充電電力を伝送する方法、すなわち充電装置による電子時計の充電方法としては、電磁誘導などの非接触による方法が一般的となってきている。
その一例として、携帯電話機等の電子機器の軽量化に寄与する無接点電磁誘導式充電機構が開示されている(特許文献1参照)。この特許文献1では、充電器に搭載される一次コイルと、この充電器によって充電されるバッテリーを有する電子機器に搭載され、一次コイルと電磁的に結合される二次コイルとを有しており、二次コイルのコアは、磁束密度の低い部分に貫通孔が設けられている。そして、電磁誘導を利用した非接触による充電方法により、充電器から携帯電話への充電が行われている。
また、図11は、従来技術による充電装置および電子時計の充電電力または情報の伝送部分の一例を示す説明図である。図11に示すように、従来技術では、1次側1000から2次側2000に充電電力または情報を伝送する際、1次側コイル1100を中央付近の凸部に巻装した1次側コア1200と、2次側コイル2100を中央付近の凸部に巻装した2次側コア2200とを略同軸上に対向するよう非接触に配置し、1次側コイル1100に誘起された磁束を1次側コア1200の中央付近の凸部から2次側コア2200を介して伝送し、2次側コイル2100に電力を誘起させている。このような伝送方法では、1次側である非接触伝送装置と2次側である非接触授受装置とが非接触であるので、充電電力または情報の伝送を行う接続部の端子等が装置の外部に露出することがなく、互いの気密性が保持できるという利点がある。
図11における点線は、1次側コイル1100で誘起された磁束の流れを示す磁束線Mを示している。なお、実際には、図11で示すような少数の磁束線ではなく、これより多数の磁束線があるが、磁束の流れを説明するために磁束線を減らして表している。
また、図11では省略しているが、実際には、1次側1000や2次側2000はそれぞれの機器の筐体に囲まれ、コアやコイルは外部に露出していない構造となっている。ここで、2次側2000側、すなわち非接触授受装置側の筐体は、主に外装中部としてのケースや、外装下部としての裏蓋、外装上部としての文字板等が挙げられる。また、裏蓋は、時計の外観が考慮され、チタンやステンレス等の金属製の材質で構成されているのが一般的である。従って、実際には、1次側1000で発生した磁束が金属製の裏蓋を通過して、2次側コア2200を介して2次側コイル2100に充電電力または情報を伝送する。
特開平11−195545号公報
しかしながら、金属である裏蓋に磁束を通過させた場合、2次側(非接触授受装置)の裏蓋に渦電流が発生する。ここで、渦電流とは、金属の近傍にある磁界を急激に変化させた際に、電磁誘導効果により金属内で乗じる渦状の電流のことをいう。そして、充電電力または情報の伝送の際に裏蓋に発生した渦電流は、2次側(非接触授受装置)が発熱する主要因となる。このように充電電力または情報の伝送の際に非接触授受装置が発熱することは好ましいものではないため、そのような発熱を抑制することが所望されている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、非接触によって充電電力または情報を伝送する際、渦電流の発生を抑制することで非接触授受装置側の発熱を抑制する非接触授受装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、伝送側コイルを巻装した伝送側コアを有する非接触伝送装置において前記伝送側コイルと前記伝送側コアとにより発生された磁束を検出して誘導起電力を発生することで、前記非接触伝送装置から充電電力または情報を非接触で授受する非接触授受装置において、前記伝送側コアと対向して配置される授受側コアと、前記授受側コアに巻装された授受側コイルと、前記非接触伝送装置と前記授受側コアとの間に設けられ、前記授受側コアおよび前記授受側コイルを被覆し、少なくとも一部が金属より導電率の低い低導電部材で形成された被覆部と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の非接触授受装置において、前記低導電部材は、前記非接触伝送装置から前記充電電力または情報を伝送する際、前記被覆部に発生する渦電流の電流密度が高い前記授受側コアの近傍に設けられていることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の非接触授受装置において、前記低導電部材以外の前記被覆部の部位は金属であることを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の非接触授受装置において、前記低導電部材は、前記被覆部の前記非接触伝送装置側の全面に設けられていることを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項4に記載の非接触授受装置において、前記低導電部材は、前記被覆部の前記授受側コア側の全面に設けられていることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、伝送側コイルを巻装した伝送側コアを有する非接触伝送装置において前記伝送側コイルと前記伝送側コアとにより発生された磁束を検出して誘導起電力を発生することで、前記非接触伝送装置から充電電力または情報を非接触で授受する非接触授受装置において、前記伝送側コアと略同軸上に対向して配置される授受側コアと、前記授受側コアに巻装された授受側コイルと、前記非接触伝送装置と前記授受側コアとの間に設けられ、前記授受側コアおよび前記授受側コイルを被覆する被覆部と、備え、前記被覆部は、前記被覆部に発生する渦電流を遮断する渦電流抑止部を有することを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、請求項6に記載の非接触授受装置において、前記渦電流抑止部は、前記被覆部における前記授受側コア側の面に、前記被覆部に発生する渦電流の流れ方向に対して交差する方向に設けられた切欠き部であることを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、請求項7に記載の非接触授受装置において、前記被覆部は、前記切欠き部および前記授受側コア側の全面を、金属より導電率の低い低導電部材で覆うことを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、請求項1〜8のいずれか一つに記載の非接触授受装置において、前記低導電部材は、金属より導電率の低い樹脂で形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、非接触によって充電電力または情報を伝送する際、被覆部に発生する渦電流が被覆部の低導電率部材によって流れにくくなるため、渦電流の発生を抑制することで非接触授受装置側の発熱を抑制するという効果を奏する。
また、本発明によれば、非接触授受装置は、被覆部に発生する渦電流の発生を抑止できるので、渦電流に起因する発熱を抑制でき、この結果、非接触伝送装置から非接触授受装置への充電電力または情報の伝送効率を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる非接触授受装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。以下では、非接触伝送装置としての充電装置から充電電力を授受する非接触授受装置を電子時計に適用した例を示すが、これに限定されることなく、例えば、携帯電話などの携帯機器や、電気シェーバー、電動歯ブラシなど、2次電池を備え、充電装置(非接触伝送装置)によって充電されることが可能な機器や、非接触伝送装置から情報の授受が可能な機器であれば非接触授受装置として適用することができる。
また、以下では、非接触授受装置としての電子時計に充電電力を送電する非接触伝送装置を充電装置に適用した例を示すが、これに限定されることなく、充電電力または情報(例えば、現在の時刻を示す時刻情報、アラームを示すアラーム情報等)を電子時計などの非接触授受装置に伝送可能なものであれば、非接触伝送装置を適用することができる。
(実施の形態1)
実施の形態1にかかる電子時計は、1次側コイル(伝送側コイル)を巻装した1次側コア(伝送側コア)を有する充電装置から非接触で充電電力を受電(授受)するものである。図1は、実施の形態1にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。なお、図1では、充電装置100における送電部分および電子時計200における受電部分に関する構成を示しており、他の構成については省略している。
まず、電子時計200について説明する。図1に示すように、電子時計200の受電部分は、中央付近に略円柱状の凸部を有する2次側コア220と、2次側コイル210と、裏蓋300とを主に備えている。
2次側コア220は、磁気特性を有する主成分がマンガン系の金属で形成されたフェライトコアなどであり、充電装置100から充電電力を充電される際に、充電装置100の1次側コア120と略同軸上に対向して配置されている。また、2次側コア220は、略円柱状の凸部の中央内部に貫通孔が形成されている。
2次側コイル210は、2次側コア220における凸部に巻装された電線であり、2次側コア220とともに磁束を発生させるものである。
裏蓋300は、電子時計200における文字盤と2次側コア220を挟んで反対側(裏側)に設けられ、2次側コア220や2次側コイル210、その他の電子時計200を構成する部品等を被覆している。また、充電装置100から充電電力を受電する際には、充電装置100と電子時計200の裏側を対向させて配置するため、裏蓋300は、充電装置100と2次側コア220との間に設けられることになる。また、裏蓋300は、その全ての部分が金属より導電率の低い樹脂で形成されている。
図2は、実施の形態1にかかる電子時計における受電部分の一例を示す斜視図である。図2に示すように、電子時計200では、2次側コア220の凸部には2次側コイル210を巻装しており、さらにその下部には裏蓋300が設けられている。このように構成することで、充電装置100から電子時計200に充電電力を送電する場合、金属より導電率の低い樹脂によって形成された裏蓋300は、従来技術のような金属で形成された場合と比較して、渦電流の発生を抑制することができ、その結果、電子時計200の発熱を抑制することができる。
次に、充電装置100について説明する。図1に示すように、充電装置100の送電部分は、中央付近に凸部を有する1次側コア120と、1次側コイル110とを主に備えている。
1次側コア120は、磁気特性を有する主成分がマンガン系の金属で形成されたフェライトコアなどであり、中央付近に円形状の凸部を有する。
1次側コイル110は、1次側コア120における凸部に巻装された電線であり、1次側コア120とともに磁束を発生させるものである。
ここで、充電装置100から電子時計200への充電方法について説明する。充電装置100側では、AC電源等から供給された電力を交流電流から直流電流に整流し、整流された電力を交流電流に変換した後に、1次側コア120に巻装された1次側コイル110に供給し、1次側コア120と1次側コイル110とにより磁束を発生する(図1における磁束線M参照)。そして、発生した磁束により電子時計200の2次側コイル210に交流電磁界(誘導起電力)を発生させることで、電子時計200に非接触で電力を送電する。
一方、電子時計200側では、1次側コイル110に発生した交流電磁界を検出し、当該交流電磁界に応じた誘導起電力を発生することで、充電装置100から非接触で電力を受電する。このとき、裏蓋300には、交流磁界により渦電流が発生しようとする。しかし、本実施の形態では、裏蓋300の全ての部分が金属より導電率の低い樹脂により形成されているため、渦電流の流れは樹脂により低減され、裏蓋300における渦電流の発生を抑制することができる。そして、受電した電力を直流電流に整流し、充電電力として2次電池に蓄積する。
以上のように、本実施の形態にかかる電子時計200では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋300を備えた構成となっており、該裏蓋300は、金属より導電率の低い樹脂により形成されているため、裏蓋300における渦電流の発生を抑制することができ、その結果、電子時計200の発熱を抑制することができる。また、電子時計200に発熱があると電力が不要に消費されていることとなるため、電子時計200の発熱を抑制する裏蓋300を備えることにより、充電電力の伝送効率を向上させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1の電子時計における裏蓋は、金属より低導電率の樹脂で全て形成されていたが、本実施の形態の電子時計の裏蓋は、渦電流の電流密度が高い箇所のみを樹脂で形成したものである。
まず、電子時計の裏蓋における渦電流の発生箇所について、従来技術を用いて説明する。図3は、従来技術による充電装置および電子時計の構成の一例を示す説明図である。図3に示すように、従来技術では、1次側(充電装置)1000から2次側(電子時計)2000に充電電力を送電する場合、1次側コイル1100を中央付近の凸部に巻装した1次側コア1200と、2次側コイル2100を中央付近の凸部に巻装した2次側コア2200とを略同軸上に対向するよう非接触に配置する。そして、1次側コイル1100と1次側コア1200とから発生した磁束は、磁束線Mで示すように、裏蓋3000を通過して2次側コア2200を介して2次側コイル2100に達する。なお、従来技術の裏蓋3000は、チタンやステンレス等の金属で形成されている。
ここで、電子時計2000の裏蓋3000において渦電流が顕著に発生する箇所(渦電流の電流密度の高い箇所)とは、2次側コア2200と対向する部位およびその近傍であって、かつ裏蓋3000の充電装置1000側の面である下面から、裏蓋3000内部を含んで、裏蓋3000の2次側コア2200側の面である上面までの範囲と概ね暫定することができる。これは、比透磁率の高い磁性体である2次側コア2200が1次側コア1200からの磁束を吸収することによって、当該範囲の磁束が急激に変化するので、裏蓋3000に渦電流が発生するためである。なお、図3においては、電子時計2000の裏蓋3000において渦電流が顕著に発生する箇所をWで示しており、2次側コア2200の近傍である。
次に、有限要素法によって解析した場合の電子時計2000の裏蓋3000に発生する渦電流について説明する。図4は、裏蓋に発生する渦電流を有限要素法により解析した結果を示す説明図である。図4では、有限要素法による解析で得られた裏蓋3000に発生する渦電流の大きさを表示したものである。また、図5は、図4における説明図から2次側コアおよび2次側コイルを省略して示した説明図である。2次側コアおよび2次側コイルを非表示にすることで、裏蓋3000に発生した渦電流を見易く示している。なお、有限要素法による解析上の裏蓋3000の材質条件は、従来技術と同じくチタン(導電率σ=2380952[1/Ω・m])としている。
図5(図4)では、色が濃い部分は電流密度が高く、色が薄くなるに連れて電流密度も低くなっていることを示している。従って、図4、図5に示すように、2次側コア2200の近傍、すなわち、裏蓋3000における2次側コア2200に対向する箇所には、裏蓋3000の他の箇所と比較して渦電流の電流密度が高く、渦電流が顕著に発生していることがわかる。
次に、上述した電子時計の裏蓋における渦電流の解析を踏まえて、本実施の形態における電子時計および充電装置について説明する。図6は、実施の形態2にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。なお、図6では、充電装置100における送電部分および電子時計201における受電部分に関する構成を示しており、他の構成については省略している。なお、本実施の形態の充電装置100の構成は実施の形態1と同様である。また、充電装置100から電子時計201への充電方法についても、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
電子時計201の受電部分は、中央付近に略円柱状の凸部を有する2次側コア220と、2次側コイル210と、裏蓋400とを主に備えている。ここで、本実施の形態の電子時計201における2次側コア220および2次側コイル210については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
裏蓋400は、電子時計201における文字盤と反対側(裏側)に設けられた蓋部分であり、2次側コア220や2次側コイル210、その他の電子時計201を構成する部品等を被覆している。また、充電装置100から充電電力を受電する際には、充電装置100と電子時計201の裏側を対向させて配置するため、裏蓋400は、充電装置100と2次側コア220との間に設けられることになる。
また、裏蓋400は、一部が金属より導電率の低い樹脂により形成されている。具体的には、裏蓋400は、充電装置100から充電電力を受電する際に裏蓋400において渦電流が顕著に発生する箇所、すなわち裏蓋400に発生する渦電流の電流密度が高い2次側コア220の近傍が樹脂で形成されている。例えば、上述した解析によれば、裏蓋400は、図6に示すように、2次側コア220に対向する箇所であるa1、a2が渦電流の電流密度が高く、樹脂で形成されている。また、裏蓋400は、上記a1、a2以外のb1、b2、b3が従来技術の裏蓋と同様にチタンなどの金属で形成されている。
以上のように、本実施の形態にかかる電子時計201では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋400を備えた構成となっており、該裏蓋400は、裏蓋400に発生する渦電流の電流密度が高い2次側コア220の近傍が、金属より導電率の低い樹脂により形成されており、その他の部分は金属により形成されている。従って、充電装置100から電子時計201に対して非接触で充電電力を送電する場合、渦電流の流れは樹脂により低減されて、裏蓋400における渦電流の発生を抑制することができ、その結果、電子時計201の発熱を抑制することができる。また、電子時計201に発熱があると電力が不要に消費されていることとなるため、電子時計201の発熱を抑制する裏蓋400を備えることにより、充電電力の伝送効率を向上させることができる。
(実施の形態3)
実施の形態2の電子時計における裏蓋は、図6を参照すると、左から金属、樹脂、金属、樹脂、金属というように異なる材質を交互に配置した構成となっていた。そのため、電子時計が腕時計であった場合、利用者が該電子時計を腕に装着すると、その電子時計の裏蓋の触感が材質ごとに微妙に異なることより不快感を与える可能性があった。これに対して、本実施の形態の電子時計の裏蓋は、実施の形態2の電子時計の裏蓋において、さらに充電装置側および2次側コア側の全面も樹脂で形成されているものである。
図7は、実施の形態3にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。なお、図7では、充電装置100における送電部分および電子時計202における受電部分に関する構成を示しており、他の構成については省略している。
電子時計202の受電部分は、中央付近に略円柱状の凸部を有する2次側コア220と、2次側コイル210と、裏蓋500とを主に備えている。ここで、本実施の形態の電子時計202における2次側コア220および2次側コイル210については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。なお、本実施の形態の充電装置100の構成は実施の形態1と同様である。また、充電装置100から電子時計202への充電方法についても、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
裏蓋500は、電子時計202における文字盤と反対側(裏側)に設けられた蓋部分であり、2次側コア220や2次側コイル210、その他の電子時計202を構成する部品等を被覆している。また、充電装置100から充電電力を受電する際には、充電装置100と電子時計202の裏側を対向させて配置するため、裏蓋500は、充電装置100と2次側コア220との間に設けられることになる。
また、裏蓋500は、一部が金属より導電率の低い樹脂により形成されている。具体的には、裏蓋500は、充電装置100から充電電力を受電する際に裏蓋500において渦電流が顕著に発生する箇所、すなわち裏蓋500に発生する渦電流の電流密度が高い2次側コア220の近傍が樹脂で形成されている。さらに、裏蓋500は、充電装置100側の表面全面と、2次側コア220側の表面全面とが上記と同じく樹脂で形成されている。つまり、裏蓋500は、図7に示すように、2次側コア220に対向する箇所であるa1、a2が樹脂で形成され、さらに、充電装置100側の表面全面であるc2と、2次側コア220側の表面全面であるc1とが樹脂で形成されている。また、裏蓋500は、上記a1、a2、c1、c2以外のb1、b2、b3が従来技術の裏蓋と同様にチタンなどの金属で形成されている。
以上のように、本実施の形態にかかる電子時計202では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋500を備えた構成となっており、該裏蓋500は、裏蓋500に発生する渦電流の電流密度が高い2次側コア220の近傍、および充電装置100側と2次側コア220側の表面全面が、金属より導電率の低い樹脂により形成されており、その他の部分は金属により形成されている。従って、充電装置100から電子時計202に対して非接触で充電電力を送電する場合、渦電流の流れは樹脂により低減されて、裏蓋500における渦電流の発生を抑制することができ、その結果、電子時計202の発熱を抑制することができる。また、電子時計202に発熱があると電力が不要に消費されていることとなるため、電子時計202の発熱を抑制する裏蓋500を備えることにより、充電電力の伝送効率を向上させることができる。
さらに、裏蓋500における充電装置100側および2次側コア220側の表面全面は、同じ材質である樹脂により形成されているので、利用者が電子時計202(腕時計)を腕に装着しても、その電子時計202の裏蓋500の感触が材質ごとに異なることによる不快感を解消することができる。
また、実施の形態3の電子時計202では、裏蓋500における充電装置100側および2次側コア220側の表面全面が樹脂で形成されているが、これに限定されることはない。すなわち、裏蓋における充電装置側の表面全面のみを樹脂で形成し、2次側コア側の表面は全面を樹脂で形成しなくてもよい。つまり、裏蓋における充電装置側の面が利用者の腕に接触する面であるため、裏蓋における充電装置側の表面全面のみを樹脂で形成すれば、電子時計の裏蓋の感触が材質ごとに異なることによる不快感を解消することができる。
(実施の形態4)
実施の形態1の電子時計では、裏蓋を金属より低導電率の樹脂で形成していたが、本実施の形態の電子時計は、金属で形成された裏蓋に渦電流を遮断するための渦電流抑止部を設けたものである。
図8は、実施の形態4にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。なお、図8では、充電装置100における送電部分および電子時計203における受電部分に関する構成を示しており、他の構成については省略している。
電子時計203の受電部分は、中央付近に凸部を有する2次側コア220と、2次側コイル210と、裏蓋600とを主に備えている。ここで、本実施の形態の電子時計203における2次側コア220および2次側コイル210については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。なお、本実施の形態の充電装置100の構成は実施の形態1と同様である。また、充電装置100から電子時計203への充電方法についても、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
裏蓋600は、電子時計203における文字盤と反対側(裏側)に設けられた蓋部分であり、2次側コア220や2次側コイル210、その他の電子時計203を構成する部品等を被覆している。また、充電装置100から充電電力を受電する際には、充電装置100と電子時計203の裏側を対向させて配置するため、裏蓋600は、充電装置100と2次側コア220との間に設けられることになる。
また、裏蓋600は、チタンやステンレス等の金属で形成されており、充電装置100から充電電力を受電する際に裏蓋600に発生する渦電流を遮断するような渦電流抑止部が設けられている。具体的には、裏蓋600は、2次側コア220側の面において、裏蓋600に発生する渦電流の流れ方向に対して略垂直な方向に、渦電流抑止部としての切欠き部601〜604が設けられている。
ここで、裏蓋600に発生する渦電流の流れ方向について説明する。まず、図8を参照すると、充電装置100から電子時計203に対して充電電力を送電する場合、磁束線Mが示すように、裏蓋600を通過する磁束の方向は、裏蓋600の幅方向(図8における左右方向)に略垂直となっている。従って、フレミングの法則により、裏蓋600に発生する渦電流の流れ方向は、裏蓋600の幅方向に対して略平行かつ環状となる。なお、有限要素法による解析結果を示す図5を参照しても、渦電流の向きが裏蓋の幅方向に対して略平行かつ環状となっていることがわかる。
次に、渦電流の流れ方向と切欠き部(渦電流抑止部)との関係について説明する。図9は、実施の形態4における裏蓋の一例を示す斜視図である。上述したように、裏蓋600を通過する磁束の方向は、裏蓋600の幅方向に略垂直である矢印D方向となる。また、フレミングの法則により、裏蓋600に発生する渦電流の流れ方向は、裏蓋600の幅方向に対して略平行かつ環状である矢印R方向となる。従って、裏蓋600に発生する渦電流の流れ方向に対して略垂直な方向に設けられる切欠き部とは、裏蓋600の幅方向と略垂直な方向に設けられることとなり、図9に示すような切欠き部601〜604が形成される。また、切欠き部601〜604は、裏蓋600おいて渦電流が顕著に発生する箇所(図5参照)に設けられている。これにより、裏蓋600の表面および内部に、裏蓋600の幅方向に対して略平行かつ環状に発生する渦電流は、切り欠き部601〜604によってその流れが妨げられるので、渦電流の発生を抑制することが可能となる。
以上のように、本実施の形態にかかる電子時計203では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋600を備えた構成となっており、該裏蓋600は、2次側コア220側の面において、裏蓋600に発生する渦電流の流れ方向に対して略垂直な方向に切欠き部601〜604が設けられている。従って、充電装置100から電子時計203に対して非接触で充電電力を送電する場合、渦電流の流れは切欠き部601〜604により低減されて、裏蓋600における渦電流の発生を抑制することができ、その結果、電子時計203の発熱を抑制することができる。また、電子時計203に発熱があると電力が不要に消費されていることとなるため、電子時計203の発熱を抑制する裏蓋600を備えることにより、充電電力の伝送効率を向上させることができる。
(実施の形態5)
実施の形態4の電子時計は、金属で形成された裏蓋に渦電流を遮断するための渦電流抑止部としての切欠き部が設けられたものであった。この渦電流抑止部としての切欠き部を、裏蓋の高さとほぼ同程度に形成した場合、渦電流の発生は抑制できるものの、裏蓋が極端に薄くなってしまい、裏蓋そのものの強度が損なわれる可能性がある。これに対して、本実施の形態の電子時計の裏蓋は、さらに、切欠き部と該切欠き部を設けられた面を樹脂で覆ったものである。
図10は、実施の形態5にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。なお、図10では、充電装置100における送電部分および電子時計204における受電部分に関する構成を示しており、他の構成については省略している。なお、本実施の形態の充電装置100の構成は実施の形態1と同様である。また、充電装置100から電子時計204への充電方法についても、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
電子時計204の受電部分は、中央付近に凸部を有する2次側コア220と、2次側コイル210と、裏蓋700とを主に備えている。ここで、本実施の形態の電子時計204における2次側コア220および2次側コイル210については、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
裏蓋700は、電子時計204における文字盤と反対側(裏側)に設けられた蓋部分であり、2次側コア220や2次側コイル210、その他の電子時計204を構成する部品等を被覆している。また、充電装置100から充電電力を受電する際には、充電装置100と電子時計204の裏側を対向させて配置するため、裏蓋700は、充電装置100と2次側コア220との間に設けられることになる。また、裏蓋700は、蓋部710と覆部720とにより構成されている。ここで、蓋部710の構成は、実施の形態における裏蓋600と同様であるため説明を省略する。
覆部720は、蓋部710における切欠き部と2次側コア220側の表面全面を覆うものであり、金属より導電率の低い樹脂で形成されている。
以上のように、本実施の形態にかかる電子時計204では、2次側コイル210を巻装した2次側コア220を被覆する裏蓋700を備えた構成となっており、該裏蓋700における蓋部710は、2次側コア220側の面において、蓋部710に発生する渦電流の流れ方向に対して略垂直な方向に切欠き部が設けられ、さらに切欠き部と2次側コア220側の表面全面を樹脂により覆われている。従って、充電装置100から電子時計204に対して非接触で充電電力を送電する場合、渦電流の流れは切欠き部により低減されて、裏蓋700における渦電流の発生を抑制することができ、その結果、電子時計204の発熱を抑制することができる。また、電子時計204に発熱があると電力が不要に消費されていることとなるため、電子時計204の発熱を抑制する裏蓋700を備えることにより、充電電力の伝送効率を向上させることができる。
さらに、裏蓋700は、金属により形成された蓋部710における切欠き部および2次側コア220側の表面全面を、樹脂で形成された覆部720によって覆っている。このため、渦電流抑止部としての切欠き部を形成することで裏蓋700(蓋部710)の強度が損なわれた場合でも、樹脂で形成された覆部720により裏蓋700を補強して、裏蓋700の強度を向上させるとともに、樹脂で形成されていることより裏蓋700の発熱を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、裏蓋を金属より導電率の低い低導電部材である樹脂で形成しているが、これに限定されることなく、金属より導電率の低い低導電部材であれば他の材質の部材で形成してもよい。
実施の形態1にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。 実施の形態1にかかる電子時計における受電部分の一例を示す斜視図である。 従来技術による充電装置および電子時計の構成の一例を示す説明図である。 有限要素法により解析した裏蓋の説明図である。 図4における説明図から2次側コアおよび2次側コイルを非表示にした説明図である。 実施の形態2にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。 実施の形態3にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。 実施の形態4にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。 実施の形態4における裏蓋の一例を示す斜視図である。 実施の形態5にかかる電子時計および充電装置の構成の一例を示す説明図である。 従来技術による充電装置および電子時計の充電電力または情報の伝送部分の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 充電装置
110 1次側コイル
120 1次側コア
200,201,202,203,204 電子時計
210 2次側コイル
220 2次側コア
300,400,500,600,700 裏蓋
601,602,603,604 切欠き部
710 蓋部
720 覆部

Claims (9)

  1. 伝送側コイルを巻装した伝送側コアを有する非接触伝送装置において前記伝送側コイルと前記伝送側コアとにより発生された磁束を検出して誘導起電力を発生することで、前記非接触伝送装置から充電電力または情報を非接触で授受する非接触授受装置において、
    前記伝送側コアと対向して配置される授受側コアと、
    前記授受側コアに巻装された授受側コイルと、
    前記非接触伝送装置と前記授受側コアとの間に設けられ、前記授受側コアおよび前記授受側コイルを被覆し、少なくとも一部が金属より導電率の低い低導電部材で形成された被覆部と、
    を備えたことを特徴とする非接触授受装置。
  2. 前記低導電部材は、前記非接触伝送装置から前記充電電力または情報を伝送する際、前記被覆部に発生する渦電流の電流密度が高い前記授受側コアの近傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の非接触授受装置。
  3. 前記低導電部材以外の前記被覆部の部位は金属であることを特徴とする請求項2に記載の非接触授受装置。
  4. 前記低導電部材は、前記被覆部の前記非接触伝送装置側の全面に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の非接触授受装置。
  5. 前記低導電部材は、前記被覆部の前記授受側コア側の全面に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の非接触授受装置。
  6. 伝送側コイルを巻装した伝送側コアを有する非接触伝送装置において前記伝送側コイルと前記伝送側コアとにより発生された磁束を検出して誘導起電力を発生することで、前記非接触伝送装置から充電電力または情報を非接触で授受する非接触授受装置において、
    前記伝送側コアと略同軸上に対向して配置される授受側コアと、
    前記授受側コアに巻装された授受側コイルと、
    前記非接触伝送装置と前記授受側コアとの間に設けられ、前記授受側コアおよび前記授受側コイルを被覆する被覆部と、備え、
    前記被覆部は、前記被覆部に発生する渦電流を遮断する渦電流抑止部を有することを特徴とする非接触授受装置。
  7. 前記渦電流抑止部は、前記被覆部における前記授受側コア側の面に、前記被覆部に発生する渦電流の流れ方向に対して交差する方向に設けられた切欠き部であることを特徴とする請求項6に記載の非接触授受装置。
  8. 前記被覆部は、前記切欠き部および前記授受側コア側の全面を、金属より導電率の低い低導電部材で覆うことを特徴とする請求項7に記載の非接触授受装置。
  9. 前記低導電部材は、金属より導電率の低い樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の非接触授受装置。
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