JP2009162457A - 排気誘導装置 - Google Patents

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Tomohito Mitsunaga
知仁 光永
Buntetsu Boku
文哲 朴
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Abstract

【課題】煙や臭いを良好に上昇気流として排気できるコンパクトな排気誘導装置を提供する。
【解決手段】加熱調理機器を備えた加熱調理台の天板1bの後方に設置される排気誘導装置2は、送風部4と、整流部10で構成され、送風部4は、ケーシング5と、ケーシング5内に設けられた送風ファン6aと、ケーシング5の前端部に設けられて前方側へ向けて水平に開口された横長状の吹出口5aとを備え、整流部10は、吹出口5aの前方側に設けられてパイプ11の下側部分で構成される曲面部11aと、この曲面部11aと連続し曲面部11aの前方に垂直に立設された平面部13とからなり、吹出口5aから吹き出された気流が曲面部11aに当たり、曲面部11aに沿って曲面部11aの下側を前方へ流れ、さらに曲面部11aから平面部13に沿って上昇するように構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、煙や臭いを上方の換気扇側へ良好に誘導することのできる排気誘導装置に関するものである。
従来、クッキングヒーターから発生する煙や臭い等の排気を、レンジフード側へ誘導する装置として、特許文献1に開示されているように、誘導気流を吹き出す吹出口が上向きに開口され、吹出口から吹き出された誘導気流を、吹出口から上方に向かって立設された板状部に沿って上向きに誘導する構造のものがある。
特開2007−225225号公報
上記特許文献1に開示されている排気誘導装置では、吹出口がかなり上方位置に開口されており、そのためクッキングヒーターが設けられた天板近くの煙等は上方へ向かって誘導しにくいものであり、また、吹出口は上方に向いて開口されているため、塵や水や油が入りやすく、汚れやすいという問題点があった。
本発明は、塵,水,油が入りにくく、煙と臭いを広い範囲で誘引して上方へ向かって良好に誘導することのできる排気誘導装置を提供することを目的の1つとし、この目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、加熱調理機器を備えた加熱調理台の上面かつ加熱調理機器の後方に設けられた排気誘導装置であって、該排気誘導装置は、送風部と、整流部とからなり、前記送風部は、ケーシングと、該ケーシング内部に設けられた送風ファンと、該ケーシングの前端側に設けられ、加熱調理機器の後方から前方へ向けて水平方向に気流を吹き出す横長の吹出口とを備え、前記整流部は、前記吹出口の前方に設けられ、吹出口の横幅と略同じ大きさの横幅を有し、パイプ状の円筒形の下側部分を少なくとも有する曲面部と、該曲面部と連続し、該曲面部の前方に垂直に立設される平面部とからなり、前記吹出口から吹き出された気流が、前記曲面部へ当たって該曲面部に沿って該曲面部の下側を前方へ流れ、さらに前記平面部の前方を平面部に沿って上方へ流れるように構成したことを要旨とする。
吹出口は水平方向に気流を吹き出すように配置されているため、塵,水,油などがケーシング内に入りにくいものとなり、また、吹出口の位置が低いために、加熱調理台の天板付近の煙等を上方へ向かって良好に誘導して、上昇気流として排気できるものとなる。
また、構造がコンパクトなものであり、加熱調理台に簡易に設置することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、排気誘導装置を設けた加熱調理台の側面概略構成図である。
所謂アイランドキッチンとして構成された加熱調理台1は、収納キャビネット1aの上面に天板1bが設けられており、図2の平面図で示すように、この天板1bには、複数の加熱調理器1c,1c,1cが設けられている。また、加熱調理器1cの側方に、上方に水栓1eを備えたシンク1dが配置されている。
この加熱調理台1の天板1bの加熱調理器1cの後方に排気誘導装置2が設置されており、この排気誘導装置2を駆動させることにより、加熱調理器1cで調理を行う際に発生する煙や臭いを良好に上方の換気扇3側へ上昇させて排気できるものである。
なお、図3は、加熱調理台1の天板1b上に排気誘導装置2を設置した正面構成図である。
次に、排気誘導装置2を、図4の拡大平面図で、また図5の拡大正面図で、また図6において図5のA−A線断面図で示し、詳細に説明する。
排気誘導装置2は、送風部4と整流部10で構成されており、送風部4は、ケーシング5内の後方部位に横長状の送風ファン6a,6bが設けられており、この送風ファン6a,6bの上面側から後方側に亘り気流をガイドするためのガイド板9が配設されている。このケーシング5の前端側は、前方側へ突出され、前向きで水平方向に開口する横長状の吹出口5aとなっている。
なお、送風ファン6a,6bは、図4に示すように、それぞれ軸受7,7,7,7で回転可能に支持されており、それぞれモーター8a,8bにより回転駆動されるものである。
このように2本の送風ファン6a,6bを横方向に直列状に配置して、全体として横長状の送風ファン6a,6bが構成されている。
次に、整流部10は、吹出口5aの前方に設けられ、横長状の吹出口5aの横幅寸法と略同等の横幅を有する樹脂製のパイプ11を備え、このパイプ11の下側部分を構成する曲面部11aと連続して、曲面部11aの前方に垂直に立設された平面部13を備えている。
パイプ11は、その左右両端側の軸11bが左右の支持脚14a,14bに回転可能に支持されており、それぞれの支持脚14a,14bには、小型のモーター15a,15bが設けられ、各モーター15a,15bの回転軸が、軸11bに設けられたギヤ16a,16bにそれぞれ噛合されて構成されている。
なお、このモーター15a,15bを駆動させ、ギヤ16a,16bを介してパイプ11を適宜回動させることにより、一体化されている平面部13を前方側または後方側へ傾けることができる。
なお、本例の排気誘導装置2は、左右の支持脚14a,14b間の水平距離は略660mmに設定されており、また、図6に示すように、加熱調理台1の天板1bから前記吹出口5aの下端までの距離aは55mmに設定されており、また、天板1bから平面部13の上端までの距離bは220mmに設定されている。
また、吹出口5aの上下高さ寸法cは20mmに設定されている。また、パイプ11の直径は60mmに設定されており、このパイプ11の下端と吹出口5aの下端間の距離dは−1mm〜5mmの範囲に設定されている。
なお、本例では、円筒形状のパイプ11を使用しているが、このパイプ11に代えて、曲面部11aを形成するような円弧状の部材で構成することもできる。
本例では、曲面部11aの後方に配置されている吹出口5aから、前方側の曲面部11aに向かって気流が吹き出されると、吹き出された気流は曲面部11aに当たり、曲面部11aに沿って曲面部11aの下側を前方側へ流れ、曲面部11aの前方側から平面部13に沿って上方へ流れるように構成され、所謂コアンダ効果を利用している。
コアンダ効果とは、面に沿って気流が流れる気体の粘性による効果であり、このコアンダ効果により曲面部11aに沿わせ、かつ平面部13に沿わせて、気流を上方、即ち上方の換気扇3に向かって上昇させるものである。
なお、発明者らの実験によれば、パイプ11の直径を10とした場合に、dの寸法を1以下とすると、良好なコアンダ効果が得られることが確認されている。
このように構成した排気誘導装置2においては、モーター8a,8bが駆動され送風ファン6a,6bが回転することで、気流を、ガイド板9に沿わせて吹出口5aから水平に前方側へ向かって噴出させることができ、この噴出された気流は、曲面部11aに当たり、曲面部11aの下方を前方側へ流れて、平面部13に沿って上方へ流される。この時、加熱調理台1の天板1bに近い所の煙あるいは臭いは、曲面部11aの気流に引き込まれ上昇することとなる。
本例では、吹出口5aは水平向きに開口されているため、この吹出口5aから塵,水,油などがケーシング5内に侵入することはなく、汚れにくい構造となっており、全体がコンパクトな形状寸法に設定されているため、加熱調理台1の天板1bの後方に置くだけで良好に使用することができ、煙や臭いを良好に平面部13に沿って上昇させることができる。
さらには、モーター15a,15bを駆動させてギヤ16a,16bを介してパイプ11を回動させ、平面部13の角度を前方側へ傾けたり、後方側へ傾けたりすることができ、平面部13に沿って上昇する上昇気流の向きを適宜調整することができるものである。
次に、図7に断面概略構成図で示すものは、よりコンパクト化させた別例の排気誘導装置20である。
この図7の排気誘導装置20は、加熱調理台1の天板1b上に置くことのできる支持脚26の上端に軸27が設けられており、この軸27にケーシング21と曲面部24が設けられ、曲面部24の前端から連続して上方へ平面部25が立ち上げ形成されたものである。ケーシング21内には横長状の送風ファン22が曲面部24の上方側に配置されており、ケーシング21の湾曲部21aの下端側に吹出口23が前側に向いて水平に開口されており、この吹出口23は曲面部24の後部下方に開口されている。曲面部24は半円形状に形成されており、上面は水平となっている。
なお、軸27を中心として曲面部24,ケーシング21を適宜前方または後方側に回動させて、平面部25の角度を前方側または後方側へ傾けることができるように構成されている。
このような構成においては、送風ファン22が回転されることで、気流が、湾曲部21aを通過して吹出口23から略水平に前方側へ向かって吹き出され、この吹き出された気流Sが曲面部24に当たり、曲面部24に沿って前方側へ流されて、さらに平面部25に沿って上昇される。この時、加熱調理台1の天板1bに近い所の煙あるいは臭いは、曲面部24の気流に引き込まれ上昇することとなる。
本例においても、送風ファン22および吹出口23および曲面部24をそれぞれ横長状に形成して、加熱調理台1の天板1b上で発生する煙や臭いを広い範囲で引き込んで、上昇気流として上昇させることができるように構成しておくことができる。
本例では、よりコンパクトな構造であり、邪魔にならずに良好に加熱調理台の天板1bの後方部位に後付け設置できるものである。
排気誘導装置を設置した加熱調理台の側面概略構成図である。 加熱調理台の平面構成図である。 加熱調理台の正面構成図である。 排気誘導装置の拡大平面図である。 排気誘導装置の拡大正面図である。 図5のA−A線断面構成図である。 別例のコンパクト化させた排気誘導装置の縦断面構成図である。
符号の説明
1 加熱調理台
1a 収納キャビネット
1b 天板
1c 加熱調理器
2 排気誘導装置
3 換気扇
4 送風部
5 ケーシング
5a 吹出口
6a,6b 送風ファン
7 軸受
8a,8b モーター
9 ガイド板
10 整流部
11 パイプ
11a 曲面部
13 平面部
14a,14b 支持脚
15a,15b モーター
16a,16b ギヤ
20 排気誘導装置
21 ケーシング
21a 湾曲部
22 送風ファン
23 吹出口
24 曲面部
25 平面部
26 支持脚
27 軸

Claims (1)

  1. 加熱調理機器を備えた加熱調理台の上面かつ加熱調理機器の後方に設けられた排気誘導装置であって、
    該排気誘導装置は、送風部と、整流部とからなり、
    前記送風部は、ケーシングと、該ケーシング内部に設けられた送風ファンと、該ケーシングの前端側に設けられ、加熱調理機器の後方から前方へ向けて水平方向に気流を吹き出す横長の吹出口とを備え、
    前記整流部は、前記吹出口の前方に設けられ、吹出口の横幅と略同じ大きさの横幅を有し、パイプ状の円筒形の下側部分を少なくとも有する曲面部と、該曲面部と連続し、該曲面部の前方に垂直に立設される平面部とからなり、
    前記吹出口から吹き出された気流が、前記曲面部へ当たって該曲面部に沿って該曲面部の下側を前方へ流れ、さらに前記平面部の前方を平面部に沿って上方へ流れるように構成した
    ことを特徴とする排気誘導装置。
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