JP2009160854A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録ヘッドを搭載するキャリッジの重量が重くなると慣性力が大きくなってキャリッジの振動や衝撃が大きくなる。
【解決手段】液滴を吐出する記録ヘッド14a、14bを搭載した第1キャリッジ13と、電装部品27を搭載した第2キャリッジ26と、駆動プーリ22と従動プーリ23との間に掛け回され、第1キャリッジ13と第2キャリッジ26とが対角位置に連結された無端状タイミングベルト24と、駆動プーリ22を回転駆動する主走査モータ21とを備え、タイミングベルト24が移動することで第1キャリッジ13と第2キャリッジ26とが反対方向に移動する。
【選択図】図5
【解決手段】液滴を吐出する記録ヘッド14a、14bを搭載した第1キャリッジ13と、電装部品27を搭載した第2キャリッジ26と、駆動プーリ22と従動プーリ23との間に掛け回され、第1キャリッジ13と第2キャリッジ26とが対角位置に連結された無端状タイミングベルト24と、駆動プーリ22を回転駆動する主走査モータ21とを備え、タイミングベルト24が移動することで第1キャリッジ13と第2キャリッジ26とが反対方向に移動する。
【選択図】図5
Description
本発明は記録ヘッドを搭載したキャリッジを備える画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置としてインクジェット記録装置などが知られている。この液体吐出記録方式の画像形成装置は、記録ヘッドからインク滴を、搬送される用紙に対して吐出して、画像形成(記録、印字、印写、印刷も同義語で使用する。)を行なうものであり、記録ヘッドが主走査方向に移動しながら液滴を吐出して画像を形成するシリアル型画像形成装置と、記録ヘッドが移動しない状態で液滴を吐出して画像を形成するライン型ヘッドを用いるライン型画像形成装置がある。
なお、本願において、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体にインクを着弾させて画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。また、「インク」とは、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。また、「用紙」とは、材質を紙に限定するものではなく、上述したOHPシート、布なども含み、インク滴が付着されるものの意味であり、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含むものの総称として用いる。
シリアル型画像形成装置においては、キャリッジ上に記録ヘッドを搭載して用紙搬送方向と直交する方向にキャリッジを走査するキャリッジ走査機構としては、一般的に、駆動プーリ(プーリなどと称されるものを含む意味で用いる。)と従動プーリとの間に掛け回したタイミングベルトにキャリッジを連結し、駆動プーリを駆動モータによって回転駆動する機構が用いられている。
例えば、特許文献1には原稿を搬送方向と直交する幅方向に走査して原稿の画像を読み取る原稿読み取り部と、記録用紙を搬送方向と直交する幅方向に走査して記録用紙にインクジェット方式による印字を行う原稿読み取り部とほぼ等しい重量の印字部とを備え、原稿および記録用紙が原稿読み取り部と印字部の部分において共通の搬送路を搬送され、共通の駆動源からの駆動力を伝達する駆動力伝達用線状部材が、両側の直線状部分が上記搬送路の幅方向にのびるように無端ループ状に配置され、原稿読み取り部および印字部が、上記線状部材のループの中心に対して略対角位置にある各直線状部分にそれぞれ取り付けられているプリンタが記載されている。
特許第3637413号公報
特許文献2には搬送される記録用紙と対向して配置され、該記録用紙の搬送方向と交差する方向に往復動可能となった無端状のベルト部材と、このベルト部材に装着され、前記記録用紙に印字する印字ユニットとを具え、前記ベルト部材の中心を境として該ベルト部材に前記印字ユニットと対称の位置に装着され、この印字ユニットと同一の質量を有したバランサーユニットを具えたインクジェット記録装置が記載されている。
特開2004−066576号公報
その他、次のような文献もある。
特開2005−349792号公報
特開2006−192624号公報
特開2002−154213号公報
特開2006−212798号公報
ところで、記録ヘッドを搭載するキャリッジの重量が重くなると、キャリッジ走査時の慣性力が大きくなるので、キャリッジの重量を軽くすることが好ましい。従来は上述したようにキャリッジと同じ重量のバランサや原稿読取部を用いることでキャリッジの振動や衝撃が実質的に減殺されるようにすることが行われているが、キャリッジの軽量化を図るということは行われていない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、記録ヘッドを搭載するキャリッジの軽量化を図ることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
記録ヘッドを搭載した第1キャリッジと、
電装部品を搭載した第2キャリッジと、
駆動プーリと従動プーリとの間に掛け回され、前記第1キャリッジと前記第2キャリッジとが対角位置に連結された無端状ベルト部材と、
前記駆動プーリを回転駆動する駆動源と、を備え、
前記ベルト部材が移動することで前記第1キャリッジと前記第2キャリッジとが反対方向に移動する
構成とした。
記録ヘッドを搭載した第1キャリッジと、
電装部品を搭載した第2キャリッジと、
駆動プーリと従動プーリとの間に掛け回され、前記第1キャリッジと前記第2キャリッジとが対角位置に連結された無端状ベルト部材と、
前記駆動プーリを回転駆動する駆動源と、を備え、
前記ベルト部材が移動することで前記第1キャリッジと前記第2キャリッジとが反対方向に移動する
構成とした。
ここで、前記第2キャリッジと前記第1キャリッジとの間に掛け渡された可撓性を有する信号伝達部材を備えている構成とできる。
また、前記第2キャリッジの電装部品が前記第1キャリッジの位置情報を取得するリニアエンコーダスケールを読取るリニアエンコーダセンサである構成とできる。
また、前記第2キャリッジの電装部品が前記記録ヘッドで画像を形成する用紙を検知する用紙検知センサである構成とできる。
また、前記第1キャリッジ全体の質量と前記第2キャリッジ全体の質量が同じである構成とできる。
本発明に係る画像形成装置によれば、記録ヘッドを搭載した第1キャリッジと、電装部品を搭載した第2キャリッジと、駆動プーリと従動プーリとの間に掛け回され、第1キャリッジと第2キャリッジとが対角位置に連結された無端状ベルト部材と、駆動プーリを回転駆動する駆動源と、を備え、ベルト部材が移動することで第1キャリッジと第2キャリッジとが反対方向に移動する構成としたので、記録ヘッドを搭載するキャリッジの重量の軽量化を図れる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。本発明に係る画像形成装置の一例について図1ないし図6を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成図、図2は図1の右側面説明図、図3は同装置の記録部の斜視説明図、図4は同装置のキャリッジの底面から見た斜視説明図、図5は同装置のキャリッジ走査機構部の平面説明図、図6は同じく正面説明図である。
この画像形成装置は複写装置であり、装置本体1は原稿画像を読取るスキャナなどの画像読み取り部2と、用紙Pに画像を形成する記録部3と、記録部3に用紙Pを給紙する給紙カセット部4とを備えている。そして、給紙カセット部4に収納された用紙Pが給紙コロ5及び分離パッドで1枚ずつ分離されて給送され、搬送路7を通じて印字部10に搬送されて所要の画像が記録され、画像が形成された用紙Pは排紙経路8を通って排紙スタック部9に排紙されてスタックされる。
ここで、印字部10は、図3、図5及び図6にも示すように、キャリッジガイド(ガイドロッド)11と図示しないガイドステーで、第1キャリッジ13を主走査方向に移動可能に保持している。この第1キャリッジ13上には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出する記録ヘッド14a、14b(区別しないときは「記録ヘッド14」という。)を複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド14は、それぞれ2つのノズル列を有し、記録ヘッド14aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を、記録ヘッド14bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
なお、記録ヘッド14としては、インク流路内(圧力発生室)のインクを加圧する圧力発生手段(アクチュエータ手段)として圧電素子を用いてインク流路の壁面を形成する振動板を変形させてインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆるピエゾ型のもの、或いは、発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させることによる圧力でインク滴を吐出させるいわゆるサーマル型のもの、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のものなどを用いることができる。
また、第1キャリッジ13には、記録ヘッド14のノズル列に対応して各色のインクを供給するためのヘッドタンク15a、15b(区別しないときは「ヘッドタンク15」という。)を搭載している。このヘッドタンク15には、装置本体1に着脱自在に装着される各色のインクカートリッジ16から各色の供給チューブを介して、各色のインクが補充供給される。
この第1キャリッジ13を主走査方向に移動走査するキャリッジ主走査(移動)機構は、図5及び図6にも示すように、駆動源である主走査モータ21と、モータ21で回転駆動される駆動プーリ22と従動プーリ23との間に掛け回された無端ベルト部材であるタイミングベルト24とを備え、タイミングベルト24に第1キャリッジ13が連結部を介して連結され、主走査モータ21を回転駆動することによって第1キャリッジ23が主走査方向に移動する。
そして、タイミングベルト24には、ガイドロッド25に摺動自在に装着され、電装部品27を搭載した第2キャリッジ26が、第1キャリッジ13と対角位置に連結部26aを介して連結されている。
さらに、第1キャリッジ13と第2キャリッジ26とは可撓性を有する信号伝達部材であるフレキシブルプリントケーブル28によって接続されており、第2キャリッジ26の電装部品27はフレキシブルプリントケーブル28を介して第1キャリッジ23に接続される装置本体1の制御部との間の図示しないフレキシブルプリントケーブルを介して同制御部に電気的に接続されている。
また、少なくとも第1キャリッジ13(ここでは、第2キャリッジ26も含む)の下方には、用紙Pを静電吸着などして搬送する無端状の搬送ベルト35が配置されている。この搬送ベルト35は駆動ローラ36と従動ローラ37との間に掛け回されて周回移動することで用紙Pを主走査方向と直交する方向に搬送する。また、搬送ベルト35を帯電させる帯電ローラ39が搬送ベルト35に従動して回転するように配置されている。なお、搬送ベルト35としてはエアー吸引で用紙を吸着する構成なども適用できる。
さらに、第1キャリッジ13の走査方向一方側の非印字領域には、図2及び図3に示すように、記録ヘッド1のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構(装置)38を配置し、走査方向他方側の非印字領域には空吐出を行うための空吐出受け部材39を配置している。
維持回復機構38は、記録ヘッド14のノズル31を形成したノズル面31aをキャッピングする複数のキャップ部材41(吸引キャップ41aと保湿キャップ41b)と、記録ヘッド14のノズル面31aをワイピングするためのワイピング部材であるワイパーブレード42と、空吐出受け43とが配置されている。吸引キャップ41aにはチューブポンプを用いた吸引ポンプ45を接続し、吸引ポンプ45から排出チューブ46を介して下側に配置される廃棄インクを収容する廃液タンク40に排出するようにしている。また、空吐出受け部材39には2つの開口部39aが形成されている。
このように構成したので、図7及び図8をも参照して、搬送ベルト35で搬送される用紙Pに記録ヘッド14a、14bから各色の液滴を吐出させて画像を形成するために第1キャリッジ13を主走査方向に移動させるとき、第2キャリッジ26は第1キャリッジ13と反対方向に移動することになる。これにより、第1キャリッジ13と第2キャリッジ26の運動ベクトルは逆方向になって互いに打ち消しあうことから、第1キャリッジ13の往復走査に伴う装置本体1の振動や衝撃が低減することになる。このとき、第1キャリッジ13の質量と第2キャリッジ26の質量を同じにすれば、各方向の運動ベクトルは殆ど打ち消し合うことになる。
そして、この画像形成装置では、第2キャリッジ26を単に第1キャリッジ13と逆方向の運動ベクトルを発生させる手段として用いるだけでなく、第2キャリッジ26には電装部品27を搭載するようにしているので、第1キャリッジ13に搭載する電装部品を第2キャリッジ26に搭載することで、第1キャリッジ13の軽量化を図れ、これによる第1キャリッジ13の運動ベクトルを小さくすることができて、第1キャリッジ13の往復走査に伴う装置本体1の振動や衝撃が一層低減することになる。
ここで、第2キャリッジ26に搭載する電装部品27としては、例えば搬送ベルト35で搬送される用紙Pの先端や幅をないし両端位置などを検知するフォトセンサなどからなる用紙検知センサ及びこの用紙検知センサからの信号を処理する信号処理回路を実装したセンサボードなどを搭載することができる。そして、第2キャリッジ26と第1キャリッジ27との間をフレキシブルプリントケーブル28で接続することによって、第2キャリッジ26の電装部品27と装置本体1の制御部との電気的接続を第1キャリッジ13側に接続する装置本体1側とのフレキシブルプリントケーブルを介して、あるいは、第1キャリッジ13に搭載される記録ヘッド14a、14bへの信号伝達を第2キャリッジ26側に接続する装置本体1側とのフレキシブルプリントケーブルを介して行うことができるようになる。
なお、第1キャリッジ13及び第2キャリッジ26とタイミングベルト(ベルト部材)24との連結箇所は固定されているので、例えば、タイミングベルト(ベルト部材)24を複層構造として内部に電気的配線を埋め込み、それぞれ連結部13a、26aを介して内部の電気的配線と接続することで、第1キャリッジ13側と第2キャリッジ26側とを電気的に接続するように構成することもできる。
このように、記録ヘッドを搭載した第1キャリッジと、電装部品を搭載した第2キャリッジと、駆動プーリと従動プーリとの間に掛け回され、第1キャリッジと第2キャリッジとが対角位置に連結された無端状ベルト部材と、駆動プーリを回転駆動する駆動源と、を備え、ベルト部材が移動することで第1キャリッジと第2キャリッジとが反対方向に移動する構成としたので、記録ヘッドを搭載するキャリッジの重量の軽量化を図れる。
次に、本発明の第2実施形態について図9及び図10を参照して説明する。なお、図9は同実施形態におけるキャリッジ走査機構部の平面説明図、図10は同じく正面説明図である。
ここでは、第1キャリッジ13の主走査位置情報を発生させるリニアエンコーダを構成する位置情報発生手段であるリニアエンコーダスケール(エンコーダシート)29を第2キャリッジ26の走査領域に沿って配置し、第2キャリッジ26にリニアエンコーダスケール29を読み取る読取り手段であるリニアエンコーダセンサ30を設けている。
ここでは、第1キャリッジ13の主走査位置情報を発生させるリニアエンコーダを構成する位置情報発生手段であるリニアエンコーダスケール(エンコーダシート)29を第2キャリッジ26の走査領域に沿って配置し、第2キャリッジ26にリニアエンコーダスケール29を読み取る読取り手段であるリニアエンコーダセンサ30を設けている。
このように構成することで、リニアエンコーダスケール29がインクミストを発生させる記録ヘッド14から離れた位置に配置されることになり、リニアエンコーダスケール29がインクミストで汚れて位置検出が不正確になることを低減することができる。これにより、第1キャリッジの位置検出精度を高水準に保つことができ、高画質画像を安定して形成することができる。
1…装置本体
2…画像読取部
3…記録部
4…給紙カセット部
P…用紙(被記録媒体)
10…印字部(エンジンユニット)
13…第1キャリッジ
14a、14b…記録ヘッド
15…サブタンク
16…インクカートリッジ(メインタンク)
21…主走査モータ(駆動源)
22…駆動プーリ
23…従動プーリ
24…タイミングベルト(ベルト部材)
26…第2キャリッジ
27…電装部品
35…搬送ベルト
38…維持回復機構部
2…画像読取部
3…記録部
4…給紙カセット部
P…用紙(被記録媒体)
10…印字部(エンジンユニット)
13…第1キャリッジ
14a、14b…記録ヘッド
15…サブタンク
16…インクカートリッジ(メインタンク)
21…主走査モータ(駆動源)
22…駆動プーリ
23…従動プーリ
24…タイミングベルト(ベルト部材)
26…第2キャリッジ
27…電装部品
35…搬送ベルト
38…維持回復機構部
Claims (5)
- 記録ヘッドを搭載した第1キャリッジと、
電装部品を搭載した第2キャリッジと、
駆動プーリと従動プーリとの間に掛け回され、前記第1キャリッジと前記第2キャリッジとが対角位置に連結された無端状ベルト部材と、
前記駆動プーリを回転駆動する駆動源と、を備え、
前記ベルト部材が移動することで前記第1キャリッジと前記第2キャリッジとが反対方向に移動する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、前記第2キャリッジと前記第1キャリッジとの間に掛け渡された可撓性を有する信号伝達部材を備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記第2キャリッジの電装部品が前記第1キャリッジの位置情報を取得するリニアエンコーダスケールを読取るリニアエンコーダセンサであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第2キャリッジの電装部品が前記記録ヘッドで画像を形成する用紙を検知する用紙検知センサであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記第1キャリッジ全体の質量と前記第2キャリッジ全体の質量が同じであることを特徴とする画像形成装置。
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