JP2009159452A - 干渉抑圧システム及び異種無線通信システム間における干渉抑圧方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一周波数帯を用いる異種の第1及び第2の無線通信システムが共存する場合に、第1の無線通信システムの基地局から第2の無線通信システムに与える干渉を抑圧しつつ、第1の無線通信システムの通信劣化を抑えることができる干渉抑圧システム及び干渉抑圧方法を提供する。
【解決手段】無線通信システム20の無線局の近傍に送信制御局300が設けられる。この送信制御局300は、無線通信システム20の無線局からの取得情報に基づいて干渉抑圧制御信号を生成すると共に、干渉抑圧制御信号を無線通信システム10の通信方式で基地局100に送信する。即ち、送信制御局300は、異システムをモニタする異システムモニタ装置として機能し、モニタ結果に基づく干渉抑圧制御信号を基地局100に送信する。これにより、基地局100は異システムの状況に応じたデータ送信ができ、異システム間の干渉抑圧効果及び通信劣化防止効果が得られる。
【選択図】図3

Description

本発明は、異種無線通信システム間における干渉を抑圧する干渉抑圧システム及び異種無線通信システム間における干渉抑圧方法に関する。
高速伝送を行う移動体通信システム(例えば携帯電話システム)においては、広い無線通信周波数帯域幅が必要となる。よって、このような移動体通信システムを構築する場合には、広い周波数帯域を確保する必要がある。
一般的に、移動体通信においては、端末が移動することが前提となっているため、マイクロ波帯以下の周波数帯が候補となる。ところが、マイクロ波帯以下の周波数は、一般的に既に固定マイクロ波通信システムや衛星通信システムのような既存のシステムに使用されている場合が多い。従って、広い周波数帯域を確保するためには、これらの既存の無線通信システムに干渉を与えないようにシステムを構成しなければならない。
複数システムが共存する周波数帯域の例としては、例えば2.45GHz帯に代表されるISMバンドが挙げられる。この周波数帯では、一般的にキャリアセンスが用いられる。共存する他の無線通信システムが所望の周波数帯を使用していないことがキャリアセンスによって判明されれば、当該システムでその周波数帯を用いて無線通信を行うことができる。
しかし、携帯電話システムにおいては、常時かつ面的にサービスを提供することが必要なため、ISMバンドのように時間的に周波数帯域を共有することはできない。また、TDMAと、CDMAも互いに異種のシステムであるため導入は困難である。
これらのことより、既存の無線通信システムへの干渉を考慮した送信制御は、こうした異種のシステム間における周波数共用技術の有力な候補である。
例えば、移動体通信システムと、衛星通信システムとが同一周波数帯域で共存する場合について説明する。なお、以下の説明では、移動体通信システムの端末をMSと呼び、衛星システム地上局をESと呼ぶこともある。
衛星システム地上局ESでは、パラボラアンテナ等の高利得開口面アンテナが衛星に向けられる。実際には、衛星方向に鋭いビーム(通常半値角2〜3°程度)が向けられる。他の方向では、サイドローブ又はヌル指向性により、ビームのピーク方向に比して、受信レベルが50dB程度減衰される。
この衛星通信システムと同一周波数にて、衛星通信システムとは異種のシステムである携帯電話システム等の移動体通信システムを運用した場合を考える。移動体通信システムの基地局は、現在の技術を用いる場合、例えば、オムニ指向性、又は120°、90°等のセクタ指向性にて送信する。
しかし、このような指向性送信技術を用いて、衛星システム地上局ESを避けた方向に指向性送信を行ったとしても、衛星システム地上局ESにおける衛星からの受信電力は非常に小さいので、移動体通信システムの基地局からの干渉は大きな問題となる。前述のように、衛星システム地上局ESでは、ビーム方向以外は低い利得となるように設計されているが、宇宙局からの受信信号強度は非常に低いため、サイドローブ方向に移動体通信システムの基地局があった場合でも、この基地局からの信号が干渉となる。
そこで、移動体通信システムの基地局において、衛星システム地上局ESで使用される所定の周波数帯域に対して送信制御を行い、衛星システム地球局ESが使用している帯域への干渉電力を所定値以下とすることが考えられる。
なお、ここまでの説明では、衛星通信システムが代替できる他の通信システムが無い点で典型的な例のため、移動体通信システムと共存する無線通信システムの例として衛星通信システムを挙げたが、他の異種の無線通信システム間でも同様のことが考えられる。
従来の送信制御を行う方法としては、例えば、特許文献1に記載された方法がある。特許文献1では、他システムに割り当てられている利用可能な帯域の全体において送信を行わないことで、他のシステムへの干渉を低減する方法が開示されている(図12参照)。
特表2000―509578号公報
しかしながら、上記した従来の方法では、他のシステムで利用可能な帯域の全体を使わないために、自システムの通信が劣化してしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、同一周波数帯を用いる異種の第1及び第2の無線システムが共存する場合に、第1の無線通信システムの基地局から第2の無線通信システムの無線局に与える干渉を抑圧しつつ、第1の無線通信システムの通信の劣化を抑えることができる干渉抑圧システム及び干渉抑圧方法を提供することを目的とする。
本発明の干渉抑圧システムは、第1の周波数帯域を利用する第1の無線通信システムと、前記第1の周波数帯域の一部である第2の周波数帯域を利用する第2の無線通信システムとの間における、前記第1の無線通信システムから前記第2の無線通信システムに与える干渉を抑圧する干渉抑圧システムであって、前記第2の無線通信システムの無線局の近傍に設けられ、前記第2の無線通信システムからの取得情報に基づいて干渉抑圧制御信号を生成し、当該干渉抑圧制御信号を第1の無線通信システムの通信方式で送信する異システムモニタ局と、前記第1の無線通信システムの通信方式で干渉抑圧制御信号を受信し、当該干渉抑圧制御信号に基づいて前記第2の無線通信システムの利用可能帯域と自局の使用帯域との重複帯域におけるデータ送信を調整する基地局と、を具備する構成を採る。
本発明の干渉抑圧方法は、第1の周波数帯域を利用する第1の無線通信システムと、前記第1の周波数帯域の一部である第2の周波数帯域を利用する第2の無線通信システムとの間における、前記第1の無線通信システムから前記第2の無線通信システムに与える干渉を抑圧する異種無線通信システム間における干渉抑圧方法であって、前記第2の無線通信システムの無線局の近傍に設けられた異システムモニタ局によって、前記第2の無線通信システムからの取得情報に基づいて干渉抑圧制御信号を生成し、当該干渉抑圧制御信号を第1の無線通信システムの送信方式で送信し、前記第1の無線通信システムの基地局によって、前記干渉抑圧制御信号に基づいて前記第2の無線通信システムの利用可能帯域と自局の使用帯域との重複帯域におけるデータ送信を調整する。
本発明によれば、利用周波数帯が一部重複する、異種の第1及び第2の無線システムが共存する場合に、第1の無線通信システムの基地局から第2の無線通信システムの無線局に与える干渉を抑圧しつつ、第1の無線通信システムの通信の劣化を抑えることができる干渉抑圧システム及び干渉抑圧方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態において、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は重複するので省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る第1の無線通信システム10の、基地局100及び送信制御局300と、第2の無線通信システム20の無線局のチューナ200との一構成例を示すブロック図である。ここでは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)方式が適用された場合の構成例が示されている。またここでは、第1の無線通信システム10を移動体通信システム、第2の無線通信システム20を衛星通信システムとして説明する。
図1において、基地局100は、送信データ生成部101と、誤り訂正符号化部102と、デジタル変調部103と、電力調整部104と、サブキャリアマッピング部105と、高速逆フーリエ変換(IFFT)部106と、CP(Cyclic Prefix)挿入部107と、RF部108と、アンテナ109と、タイミング検出部110と、CP除去部111と、高速フーリエ変換(FFT)部112と、サブキャリアデマッピング部113と、送信制御情報復調部114と、受信データ復調部115とを有する。
送信データ生成部101は、送信データを生成する。
誤り訂正符号化部102は、送信データに誤り訂正符号化を行う。この誤り訂正符号化処理は、送信制御情報復調部114から受け取る設定情報に基づいた符号化率で行われる。
デジタル変調部103は、誤り訂正符号化後のデータにQPSKや16QAMなどのデジタル変調を行う。このデジタル変調処理に適用される変調方式は、送信制御情報復調部114から受け取る設定情報に基づいて適応的に変更される。
電力調整部104は、送信制御情報復調部114から受け取る設定情報に基づいて、送信電力を調整する。その電力調整は、無線通信システム20に割り当てられて利用可能な「利用可能帯域」で行われる。さらに、その利用可能帯域における送信電力の増減に応じて、基地局100が使用する「基地局使用帯域」のうち利用可能帯域を除く帯域の送信電力調整が行われてもよい。
サブキャリアマッピング部105は、電力調整部104で電力調整されたデータをサブキャリアにマッピングする。
IFFT部106は、サブキャリアマッピング部105にて形成されたデータに逆高速フーリエ変換を施してOFDM信号を形成する。
CP挿入部107は、IFFT部106からのOFDM信号にCP(Cyclic Prefix)を挿入する。
RF部108は、CP挿入部107のCP挿入後のOFDM信号に無線送信処理(ディジタルアナログ変換処理、無線周波数帯域へのアップコンバート処理など)を施してアンテナ109を介して送信する。また、RF部108は、アンテナ109で受信した信号に対して、ベースバンド帯域へのダウンコンバート処理及びアナログディジタル変換処理等の所定の無線処理を行い、処理後の信号をタイミング検出部110に送出する。
タイミング検出部110は、受信した信号(例えば、パイロット信号等)を用いてフレームタイミングやFFTタイミングを検出する。
CP除去部111は、タイミング検出部110で検出したタイミングに基づいて、受信信号からCP部分を除去し、得られた信号をFFT部112へ送出する。
FFT部112は、FFT処理後の受信信号に高速フーリエ変換を施すことによりOFDM復調する。これによりサブキャリア信号が得られる。
サブキャリアデマッピング部113は、サブキャリア信号をデマッピングすることにより、各サブキャリアに載せられた情報を得る。
送信制御情報復調部114は、送信制御局300の送信制御情報生成部308から送信された制御情報を復調する。送信制御情報復調部114は、復調された制御情報基づいた設定情報を、誤り訂正符号化部102、デジタル変調部103、及び電力調整部104に出力する。受信データ復調部115は、通常の受信処理を行う。
また図3において、基地局100と同じシステムに属する送信制御局300は、基地局送信制御部301と、サブキャリアマッピング部302と、IFFT部303と、CP挿入部304と、RF部305と、アンテナ306とを有する。送信制御局300は、異種無線通信システムに属する無線局の近傍に設けられ、異システムである無線通信システム20のモニタリングを行う。
基地局送信制御部301は、異種通信システムに属する無線局のチューナ200から、無線通信システム20における受信品質を示す情報を含む通信環境情報を取得すると共に、その情報が示す受信品質に基づいて、干渉抑圧制御信号を生成する。すなわち、チューナ200からの取得情報が、無線通信システム10によって復調可能な信号に変換されている。上記した干渉抑圧制御信号により、基地局100において、基地局100が使用する基地局使用帯域のうち、無線通信システム20の利用可能帯域と同一の帯域におけるデータ送信を制御する。
具体的には、基地局送信制御部301は、しきい値比較部307と、送信制御情報生成部308とを有する。
しきい値比較部307は、チューナ200から受信品質情報を取得し、その情報が示す受信品質と、所定のしきい値とを比較する。この比較結果は、送信制御情報生成部308に出力される。
送信制御情報生成部308は、しきい値比較部307の比較結果を基に制御情報を生成する。この制御情報は、受信品質(例えば、BER)が所定値より大きい場合には、送信電力を下げる指示であり、受信品質が所定値より小さい場合には、送信電力を上げる指示である(図2参照)。
サブキャリアマッピング部302は、送信制御情報生成部308で生成された制御情報をサブキャリアにマッピングする。
IFFT部303は、サブキャリアマッピング部302にて形成されたデータに逆高速フーリエ変換を施してOFDM信号を形成する。
CP挿入部304は、IFFT部303からのOFDM信号にCPを挿入する。
RF部305は、CP挿入部304のCP挿入後のOFDM信号に無線送信処理(ディジタルアナログ変換処理、無線周波数帯域へのアップコンバート処理など)を施して得られる無線信号をアンテナ306を介して送信する。
また図1において、無線通信システム20の無線局のチューナ200は、RF部201と、復調処理部202と、受信品質測定処理部203と、受信品質通知部204を有する。なお、同図において、本発明に直接関係しない部分は省略されている。
RF部201は、アンテナからの信号に対して所定のRF処理を行い、復調処理部202へ送出する。
復調処理部202は、RF部201からの信号に所定の復調処理を行い、チューナ使用機器と受信品質測定処理部203へ送出する。
受信品質測定処理部203は、無線通信システム20における、BER(Bit Error Rate)、PER(Packet Error Rate)等の受信品質を求め、受信品質通知部204へ通知する。
受信品質通知部204は、受信品質測定処理部203で求めた受信品質を無線通信システム10の送信制御局300へ通知する。
以上の構成を有する無線通信システム10の動作について説明する。
図3に示すように異種の無線通信システムに属する無線局の近傍に設けられた送信制御局300では、基地局送信制御部301が無線局から受信品質情報を取得する。
基地局送信制御部301は、まず、無線局が受けている他システムからの干渉が許容範囲に収まるものであるか否かを判断するためのしきい値と、取得した受信品質とを比較する。
次に、基地局送信制御部301は、比較結果に応じた干渉抑圧制御信号を生成する。すなわち、基地局送信制御部301は、受信品質がしきい値より小さいときには、送信電力ダウン命令を示す制御信号を生成する。この制御信号を用いて自システムの基地局100の送信電力をダウンさせることにより、自システムが無線通信システム20に与える干渉を低減することができる。
一方、受信品質がしきい値以上の場合には、基地局送信制御部301は、無線通信システム20に他システムからの干渉を受ける余裕があると判断し、送信電力アップ命令を示す制御信号を生成する。この制御信号を用いて、基地局100が使用する基地局使用帯域のうち、無線通信システム20の利用可能帯域と同一の帯域における送信電力をアップすることにより、過度に基地局100の送信電力を減少させることを防止することができる。
このような制御を行うことにより、無線通信システム20への干渉を抑制しつつも、過度に送信電力を減少させることに起因する無線通信システム10の通信の劣化を防止することができる。
以上のように基地局送信制御部301で生成された干渉抑圧制御信号は、無線通信システム10における方式により、基地局100へ送信される。こうして異種の無線通信システムの無線局の近傍に設置される送信制御局300が、その無線局から通信環境情報を取得すると共に、その通信環境情報に基づき決定した干渉抑圧制御信号を自システムの方式によって基地局200に送信する。これにより、自システムが異種の無線通信システムに与える影響を低減する処理を行うことが可能となる。なお、本実施の形態においては、送信制御局300が干渉抑圧制御信号を基地局100へ無線にてフィードバックしているが、電話、インターネット等の有線系によりフィードバックしても良い。
この干渉抑圧制御信号は、送信制御情報復調部114で復調される。送信制御情報復調部114は、干渉抑圧制御信号に基づいて送信電力設定値を決定する。すなわち、送信制御情報復調部114は、まず、干渉抑圧制御信号に基づいて、基地局100が使用する基地局使用帯域のうち、無線通信システム20の利用可能帯域と同一の帯域における送信電力値を決定する。さらに、送信制御情報復調部114は、基地局100が使用する基地局使用帯域のうち利用可能帯域と重複していない帯域における送信電力値を決定する。
具体的には、送信制御情報復調部114は、利用可能帯域と基地局使用帯域との重複帯域における送信電力が下げられる場合には、重複帯域を除く基地局使用帯域の送信電力設定値を増加させる(図4参照)。その逆に、利用可能帯域と基地局使用帯域との重複帯域における送信電力が上げられる場合には、重複帯域を除く基地局使用帯域の送信電力設定値を減少させる。これらの作用によって、総電力を一定に保つことができる。
また、送信制御情報復調部114は、基地局使用帯域の送信電力設定値に応じて、誤り訂正符号化部102の符号化率、デジタル変調部103の変調方式を決定する(図5参照)。具体的には、送信制御情報復調部114は、送信電力の低い帯域には、誤り耐性の強い符号化率、変調方式を設定し、送信電力の高い帯域には、誤り耐性は低いが伝送レートが高くなる符号化率、変調方式を設定する。
以上のように本実施の形態によれば、異システムである無線通信システム20の無線局の近傍に送信制御局300が設けられる。この送信制御局300は、無線局からの取得情報に基づいて干渉抑圧制御信号を生成すると共に、当該干渉抑圧制御信号を第1の無線通信システム10の通信方式で基地局100に送信する。すなわち、送信制御局300は、異システムをモニタする異システムモニタ装置として機能し、そのモニタリング結果に基づく干渉抑圧制御信号を基地局100に送信する。
こうすることで、基地局100は異システムの状況に応じたデータ送信を行うことが可能となり、無線通信システム10から無線通信システム20への干渉を抑圧することができると共に、無線通信システム10における通信劣化も防止することができる。こうして送信制御局300と基地局100とで、無線通信システム10から無線通信システム20への干渉を抑圧しつつ、無線通信システム10における通信劣化を防止することができる干渉抑圧システムを実現することができる。
より具体的には、送信制御局300は、第2の無線通信システム20における受信品質を示す情報を取得する。そして、送信制御局300は、無線通信システム20の利用可能帯域と基地局100の使用帯域との重複帯域における、上記受信品質レベルに応じた送信電力制御信号を生成する。
こうすることで、基地局100は送信電力制御信号を受け取ることができるため、異システムの状況に応じた送信電力でデータ送信することができる。これにより、無線通信システム10から無線通信システム20への干渉を抑圧することができると共に、無線通信システム10における通信劣化も防止することができる。
こうして実現される干渉抑圧システムを用いることにより、例えば移動体通信システムと衛星通信システムのように、同一周波数帯を用いる異種の第1及び第2の無線システムが共存する場合に、第1の無線通信システムの基地局から第2の無線通信システムの無線局に与える干渉を抑圧しつつ、第1の無線通信システムの基地局と端末との間の通信の劣化を低減させることができる。よって、例えば既に衛星通信システムの無線局が設置されているエリアでも、新たに衛星通信システムと同一周波数帯域を用いる移動体通信システムを設置することが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、無線通信システム10における通信方式としてOFDM通信方式が採用される場合が示されている。これに対して、実施の形態2では、シングルキャリアの通信が採用される場合について説明される。
図6は、本発明の実施の形態2に係る第1の無線通信システム10の基地局400及び送信制御局300Aの一構成例を示すブロック図である。
図6において、送信制御局300Aは、シングルキャリア送信を行うため、実施の形態1の送信制御局300が有するOFDM送信に必要な機能部を有していない。
また基地局400も同様に、OFDM送信に必要な機能部を有していない。基地局400は、シングルキャリア送信を行うため、バンドパスフィルタ(BPF)部401と、電力調整部402と、加算部403とを有する。
BPF部401は、互いに通過帯域が異なるフィルタ群(BPF1〜N)から構成される。フィルタの通過帯域は、互いに重なることなく設定されている。そして、フィルタ群全体の通過帯域は、基地局400の使用帯域全体をカバーしている。デジタル変調部103から出力された変調信号は、図7に示すようにBPF部401で複数の周波数帯に分離されて、電力調整部402に入力される。
電力調整部402は、BPF部401で周波数毎に分離された分離信号のそれぞれに対応する、電力調整部1〜Nを有する。電力調整部402は、送信制御情報復調部114から設定情報を受け取り、その設定情報に基づいて電力調整部1〜Nの出力信号の電力値を調整する。
ここで電力調整方法は、実施の形態1と同様に行われる。すなわち、送信電力情報復調部114からは、無線通信システム20の利用可能帯域における設定情報、及び基地局300Aの使用帯域のうち利用可能帯域を除く部分の設定情報が出力される。そのため、電力調整部1〜Nは、それぞれの通過帯域に対応する設定情報に基づいて、入力信号を増幅する。
加算部403は、電力調整部402で電力調整された信号を加算する。
以上のように第1の無線通信システム10がシングルキャリア通信を行うシステムである場合でも、基地局400と送信制御局300Aとで、無線通信システム10から無線通信システム20への干渉を抑圧しつつ、無線通信システム10における通信劣化を防止することができる干渉抑圧システムを実現することができる。なお、本実施の形態においては、送信制御局300Aが干渉抑圧制御信号を基地局400へ無線にてフィードバックしているが、電話、インターネット等の有線系によりフィードバックしても良い。
(実施の形態3)
実施の形態3では、第1の無線通信システム10の送信制御局が、第2の無線通信システム20の無線局から当該無線局にて使用中の使用チャネルを示す情報を含む通信環境情報を取得すると共に、同じシステムに属する基地局の使用周波数帯のうち使用チャネルと同一の帯域でだけデータ送信を停止する制御を行う。
図8は、本発明の実施の形態3に係る第1の無線通信システム10の基地局600及び送信制御局800と、第2の無線通信システム20の無線局のチューナ700との一構成例を示すブロック図である。
基地局600は、サブキャリアマッピング部601と、送信制御情報復調部602とを有する。なお、基地局600は、電力調整部104がない点で実施の形態1の基地局100と異なっている。
サブキャリアマッピング部601は、サブキャリアマッピング部105と同様に、デジタル変調部103で生成されたデータをサブキャリアにマッピングする。ただし、サブキャリアマッピング部601は、送信制御情報復調部602からの設定情報に基づいて、所定の帯域に対するマッピングを行わず、その帯域以外の帯域にマッピングを行う。すなわち、その所定の帯域では、データ送信が行われない。
送信制御情報復調部602は、後述する送信制御局800の送信制御情報生成部802から送信された制御情報を復調する。送信制御情報復調部602は、復調された制御信号に基づいた設定情報を、サブキャリアマッピング部601に出力する。
図8において、送信制御局800は、基地局送信制御部801を有する。この基地局送信制御部801は、送信制御情報生成部802を有する。
基地局送信制御部801は、異種通信システムに属する無線局のチューナ700から、当該無線局において使用中の使用チャネルを示す情報を含む通信環境情報を取得すると共に、その情報が示す使用チャネルに基づいて干渉抑圧制御信号を生成する。すなわち、チューナ700からの取得情報が、無線通信システム10によって復調可能な信号に変換されている。上記した干渉抑圧制御信号により、基地局600において、基地局600が使用する基地局使用帯域のうち、無線通信システム20の使用チャネルと同一の帯域におけるデータ送信が制御される。
具体的には、送信制御情報生成部802は、使用チャネルと同じ帯域における送信停止命令を示す制御信号を生成する。
また図8において、無線通信システム20の無線局のチューナ700は、使用チャネル取得部701と、使用チャネル通知部702とを有する。
使用チャネル取得部701は、復調処理部202からの信号からチューナ700が使用している使用チャネル(帯域)情報を取得する。
使用チャネル通知部702は、使用チャネル取得部701で取得された使用チャネル情報を無線通信システム10の送信制御局800へ通知する。
このように本実施の形態によれば、送信制御局800が、第2の無線通信システム20の無線局から当該無線局にて使用中の使用チャネルを示す情報を含む通信環境情報を取得すると共に、同じシステムに属する基地局の使用周波数帯のうち使用チャネルと同一の帯域でだけデータ送信を停止する制御を行う。
これにより、無線通信システム20の利用帯域全体でデータ送信を停止するのではなく、使用チャネルと重複する帯域でのみデータ送信を停止するので、過度に基地局使用帯域を狭めることを防止することができる。従って、無線通信システム20への干渉を抑制しつつも、無線通信システム10の通信の劣化を防止することができる。なお、本実施の形態においては、送信制御局800が干渉抑圧制御信号を基地局600へ無線にてフィードバックしているが、電話、インターネット等の有線系によりフィードバックしても良い。
(実施の形態4)
実施の形態3では、無線通信システム10における通信方式としてOFDM通信方式が採用される場合が示されている。これに対して、実施の形態4では、シングルキャリアの通信が採用される場合について説明される。
図9は、本発明の実施の形態4に係る第1の無線通信システム10の基地局900及び送信制御局800Aの一構成例を示すブロック図である。
図9において、送信制御局800Aは、シングルキャリア送信を行うため、実施の形態3の送信制御局800が有するOFDM送信に必要な機能部を有していない。
また基地局900も同様に、OFDM送信に必要な機能部を有していない。基地局900は、シングルキャリア送信を行うため、バンドパスフィルタ(BPF)部401と、スイッチ部901と、加算部403とを有する。
スイッチ部901は、BPF部401で周波数毎に分離された分離信号のそれぞれに対応する、スイッチ群を有する。スイッチ部901は、送信制御情報復調部114から設定情報を受け取り、その設定情報に基づいてスイッチ群をONOFFさせる。
ここで実施の形態3と同様に、基地局の使用周波数帯のうち無線局の使用チャネルと同一の帯域でデータ送信が停止されるので、その帯域に対応するスイッチはOFFになる。
以上のようにシングルキャリア通信が適用される場合でも、無線通信システム20の利用帯域全体でデータ送信を停止するのではなく、使用チャネルと重複する帯域でのみデータ送信を停止するので、過度に基地局使用帯域を狭めることを防止することができる。なお、本実施の形態においては、送信制御局800Aが干渉抑圧制御信号を基地局900へ無線にてフィードバックしているが、電話、インターネット等の有線系によりフィードバックしても良い。
(実施の形態5)
実施の形態5では、第1の無線通信システム10の送信制御局が、第2の無線通信システム20の無線局から当該無線局にて使用中の使用チャネルを示す情報及び通信品質情報を含む通信環境情報を取得すると共に、同じシステムに属する基地局の使用周波数帯のうち使用チャネルと同一の帯域における送信電力を制御する。
図10は、本発明の実施の形態5に係る第1の無線通信システム10の送信制御局1100と、第2の無線通信システム20の無線局のチューナ1000との一構成例を示すブロック図である。
図10において、チューナ1000は、受信品質測定処理部203、受信品質通知部204、使用チャネル取得部701、及び使用チャネル通知部702を有している。すなわち、チューナ1000は、実施の形態1に係る第2の無線通信システムの無線局のチューナ200に、実施の形態3に係る第2の無線通信システム20の送信制御局700の使用チャネル取得部701と使用チャネル通知部702が追加された構成となっている。
また図10において、送信制御局1100は、基地局送信制御部1101を有する。
基地局送信制御部1101は、異種通信システムに属する無線局のチューナ1000から、当該無線局において使用中の使用チャネルを示す情報及び通信品質情報を含む通信環境情報を取得すると共に、その情報が示す使用チャネル及び通信品質に基づいて干渉抑圧制御信号を生成する。すなわち、チューナ1000からの取得情報が、無線通信システム10によって復調可能な信号に変換されている。上記した干渉抑圧制御信号により、基地局100において、基地局100が使用する基地局使用帯域のうち、無線通信システム20の使用チャネルと同一の帯域におけるデータ送信が制御される。すなわち、基地局送信制御部1101は、使用チャネルと同じ帯域における送信電力を制御する。
具体的には、基地局送信制御部1101は、送信制御情報生成部1102を有する。
送信制御情報生成部1102は、しきい値比較部307の比較結果を基に制御情報を生成する。この制御情報は、受信品質(例えば、BER)が所定値より大きい場合には、使用帯域における送信電力を下げる指示であり、受信品質が所定値より小さい場合には、使用帯域における送信電力を上げる指示である。
このように本実施の形態によれば、送信制御局1100が、第2の無線通信システム20の無線局から当該無線局にて使用中の使用チャネルを示す情報及び通信品質情報を含む通信環境情報を取得すると共に、同じシステムに属する基地局の使用周波数帯のうち使用チャネルと同一の帯域における送信電力を制御する。
こうして、無線通信システム20の利用帯域全体でデータ送信を停止するのではなく、使用チャネルと重複する帯域における送信電力を調整することにより、実際の使用帯域重複状況に即した電力制御を行うことができる。従って、無線通信システム20への干渉抑制及び無線通信システム10の通信劣化防止をより実効的に行うことができる。なお、本実施の形態においては、送信制御局1100が干渉抑圧制御信号を基地局100へ無線にてフィードバックしているが、電話、インターネット等の有線系によりフィードバックしても良い。
(実施の形態6)
実施の形態5では、無線通信システム10における通信方式としてOFDM通信方式が採用される場合が示されている。これに対して、実施の形態6では、シングルキャリアの通信が採用される場合について説明される。
図11は、本発明の実施の形態6に係る第1の無線通信システム10の送信制御局1100Aの一構成例を示すブロック図である。
図11において、送信制御局1100Aは、シングルキャリア送信を行うため、実施の形態5の送信制御局1100が有するOFDM送信に必要な機能部を有していない。
本実施の形態でも、実施の形態5と同様に、送信電力情報復調部114からは、無線通信システム20の無線局の使用チャネルと同じ帯域における設定情報、及び基地局400Aの使用帯域のうち使用チャネルの帯域を除く部分の設定情報が出力される。そのため、電力調整部1〜Nは、それぞれの通過帯域に対応する設定情報に基づいて、入力信号を増幅する。
以上のようにシングルキャリア通信が適用される場合でも、線通信システム20の利用帯域全体でデータ送信を停止するのではなく、使用チャネルと重複する帯域における送信電力を調整することにより、実際の使用帯域重複状況に即した電力制御を行うことができる。従って、無線通信システム20への干渉抑制及び無線通信システム10の通信劣化防止をより実効的に行うことができる。なお、本実施の形態においては、送信制御局1100Aが干渉抑圧制御信号を基地局400へ無線にてフィードバックしているが、電話、インターネット等の有線系によりフィードバックしても良い。
本発明の渉抑圧システム及び干渉抑圧方法は、同一周波数帯を用いる異種の第1及び第2の無線システムが共存する場合に、第1の無線通信システムの基地局から第2の無線通信システムの無線局に与える干渉を抑圧しつつ、第1の無線通信システムの通信の劣化を抑えることができる効果を有し、既に衛星通信システムの無線局が設置されていて、新たに衛星通信システムと同一周波数帯域を用いる移動体通信システムを設置するエリアにおいて用いるものとして有用である。
本発明の実施の形態1に係る第1の無線通信システムの基地局及び送信制御局と、第2の無線通信システムの無線局のチューナの構成を示すブロック図 図1の送信制御局の送信制御情報生成部における処理の説明に供する図 第1の無線通信システム及び第2の無線通信システムを模式的に示す図 図1の基地局の送信制御情報復調部における処理説明に供する図 図1の基地局の送信制御情報復調部における処理説明に供する図 本発明の実施の形態2に係る第1の無線通信システムの基地局及び送信制御局と、第2の無線通信システムの無線局のチューナの構成を示すブロック図 図6の基地局のバンドパスフィルタ部の処理説明に供する図 本発明の実施の形態3に係る第1の無線通信システムの基地局及び送信制御局と、第2の無線通信システムの無線局のチューナの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係る第1の無線通信システムの基地局及び送信制御局と、第2の無線通信システムの無線局のチューナの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る第1の無線通信システムの基地局及び送信制御局と、第2の無線通信システムの無線局のチューナの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6に係る第1の無線通信システムの基地局及び送信制御局と、第2の無線通信システムの無線局のチューナの構成を示すブロック図 他のシステムへの干渉を低減する従来方法の説明に供する図
符号の説明
10,20 無線通信システム
100,400,600,900 基地局
101 送信データ生成部
102 誤り訂正符号化部
103 デジタル変調部
104 電力調整部
105,302,601 サブキャリアマッピング部
106,303 高速逆フーリエ変換(IFFT)部
107,304 CP挿入部
108,201,305 RF部
109,306 アンテナ
110 タイミング検出部
111 CP除去部
112 高速フーリエ変換(FFT)部
113 サブキャリアデマッピング部
114,602 送信制御情報復調部
115 受信データ復調部
200,700,1000 チューナ
202 復調処理部
203 受信品質測定処理部
204 受信品質通知部
300,800,1100 送信制御局
301,801,1101 基地局送信制御部
307 しきい値比較部
308,802,1102 送信制御情報生成部
401 バンドパスフィルタ(BPF)部
402 電力調整部
403 加算部
701 使用チャネル取得部
702 使用チャネル通知部
901 スイッチ部

Claims (13)

  1. 第1の周波数帯域を利用する第1の無線通信システムと、前記第1の周波数帯域の一部である第2の周波数帯域を利用する第2の無線通信システムとの間における、前記第1の無線通信システムから前記第2の無線通信システムに与える干渉を抑圧する干渉抑圧システムであって、
    前記第2の無線通信システムの無線局の近傍に設けられ、前記第2の無線通信システムからの取得情報に基づいて干渉抑圧制御信号を生成し、当該干渉抑圧制御信号を第1の無線通信システムの通信方式で送信する異システムモニタ局と、
    前記第1の無線通信システムの通信方式で干渉抑圧制御信号を受信し、当該干渉抑圧制御信号に基づいて前記第2の無線通信システムの利用可能帯域と自局の使用帯域との重複帯域におけるデータ送信を調整する基地局と、
    を具備する干渉抑圧システム。
  2. 前記取得情報には、前記第2の無線通信システムにおける受信品質を示す情報が含まれ、
    前記異システムモニタ局は、前記重複帯域における、前記受信品質レベルに応じた送信電力制御信号を生成すると共に、当該送信電力制御信号を前記干渉抑圧制御信号として送信する、
    請求項1に記載の干渉抑圧システム。
  3. 前記取得情報には、前記無線局が使用中の使用チャネルを示す情報が含まれ、
    前記異システムモニタ局は、前記使用チャネルと同一の帯域におけるデータ送信停止信号を生成すると共に、当該データ送信停止信号を前記干渉抑圧制御信号として送信する、
    請求項1に記載の干渉抑圧システム。
  4. 前記取得情報には、前記第2の無線通信システムにおける受信品質を示す情報及び前記無線局が使用中の使用チャネルを示す情報が含まれ、
    前記異システムモニタ局は、前記無線局の使用チャネルと同一の帯域における、前記受信品質レベルに応じた送信電力制御信号を生成し、当該送信電力制御信号を前記干渉抑圧制御信号として送信する、
    請求項1に記載の干渉抑圧システム。
  5. 前記第1の無線通信システムの前記基地局は、移動体通信システムの基地局であり、
    前記第2の無線通信システムの前記無線局は、衛星通信システム地上局である、
    請求項1から請求項4のいずれかに記載の干渉抑圧システム。
  6. 第1の周波数帯域を利用する第1の無線通信システムと、前記第1の周波数帯域の一部である第2の周波数帯域を利用する第2の無線通信システムとの間における、前記第1の無線通信システムから前記第2の無線通信システムに与える干渉を抑圧する異種無線通信システム間における干渉抑圧方法であって、
    前記第2の無線通信システムの無線局の近傍に設けられた異システムモニタ局によって、前記第2の無線通信システムからの取得情報に基づいて干渉抑圧制御信号を生成し、当該干渉抑圧制御信号を第1の無線通信システムの送信方式で送信し、
    前記第1の無線通信システムの基地局によって、前記干渉抑圧制御信号に基づいて前記第2の無線通信システムの利用可能帯域と自局の使用帯域との重複帯域におけるデータ送信を調整する、
    異種無線通信システム間における干渉抑圧方法。
  7. 前記取得情報には、前記第2の無線通信システムにおける受信品質を示す情報が含まれ、
    前記異システムモニタ局において、前記重複帯域における、前記受信品質レベルに応じた送信電力制御信号を生成すると共に、当該送信電力制御信号を前記干渉抑圧制御信号として送信する、
    請求項6に記載の異種無線通信システム間における干渉抑圧方法。
  8. 前記取得情報には、前記無線局が使用中の使用チャネルを示す情報が含まれ、
    前記異システムモニタ局において、前記使用チャネルと同一の帯域におけるデータ送信停止信号を生成すると共に、当該データ送信停止信号を前記干渉抑圧制御信号として送信する、
    請求項6に記載の異種無線通信システム間における干渉抑圧方法。
  9. 前記取得情報には、前記第2の無線通信システムにおける受信品質を示す情報及び前記無線局が使用中の使用チャネルを示す情報が含まれ、
    前記異システムモニタ局において、前記無線局の使用チャネルと同一の帯域における、前記受信品質レベルに応じた送信電力制御信号を生成し、当該送信電力制御信号を前記干渉抑圧制御信号として送信する、
    請求項6に記載の異種無線通信システム間における干渉抑圧方法。
  10. 前記第1の無線通信システムの前記基地局は、移動体通信システムの基地局であり、
    前記第2の無線通信システムの前記無線局は、衛星通信システム地上局である、
    請求項6から請求項9のいずれかに記載の異種無線通信システム間における干渉抑圧方法。
  11. 互いに同一周波数帯域を用いる異種の無線通信システムである第1及び第2の無線通信システム間における、前記第1の無線通信システムから前記第2の無線通信システムに与える干渉を抑圧する異種無線通信システム間における干渉抑圧方法であって、
    前記第2の無線通信システムの無線局から、前記第2の無線通信システムにおける受信品質を示す情報及び使用中の使用チャネルを示す情報の少なくともいずれか一方を含む通信環境情報を取得し、
    前記通信環境情報に基づいて、前記第1の無線通信システムの基地局が使用する基地局使用帯域のうち、前記使用チャネルと同一の帯域におけるデータ送信を制御する、
    異種無線通信システム間における干渉抑圧方法。
  12. 第1の周波数帯域を利用する第1の無線通信システムと、前記第1の周波数帯域の一部である第2の周波数帯域を利用する第2の無線通信システムとの間における、前記第1の無線通信システムから前記第2の無線通信システムに与える干渉を抑圧する干渉抑圧システムであって、
    前記第2の無線通信システムの無線局が備えるチューナと、
    前記チューナに接続され、前記チューナから受信環境情報を取得し、当該受信環境情報を前記第1の無線通信システムによって復調可能な信号に変換して送信する基地局制御局と、
    前記基地局制御局から送信された受信環境情報に基づいて、データ送信を調整する基地局と、
    を具備する干渉抑圧システム。
  13. 前記第1の無線通信システムの前記基地局は、移動体通信システムの基地局であり、
    前記第2の無線通信システムの前記無線局は、衛星通信システム地上局である、
    請求項12に記載の干渉抑圧システム。
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