JP2009157327A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光学センサによるレジストマーク検出精度が低下することなく、レジストマークの位置情報を正確に求めることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、キャリアとトナー粒子とを含む異なる色の液体現像剤による現像像をそれぞれの色毎に担持する複数の像担持体10と、複数の像担持体10から現像像が転写されると共に所定方向に移動する中間転写体40と、中間転写体40上の所定箇所に転写された現像像を検出する光学センサ90と、を有し、中間転写体40の所定箇所に複数の像担持体10によってレジストマークを転写し、これらレジストマークを光学センサ90によって検出し、異なる色間の色ずれ量を算出し、算出された色ずれ量を補正する色ずれ補正モードを備えると共に、色ずれ補正モードを実行するときには、中間転写体40上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数色の液体現像剤を重ね合わせてカラー画像を形成する画像形成装置及び画像形成装置の制御方法に関するものであり、特に、像担持体上に形成された現像像を、中間転写ベルトなどの転写媒体上に転写する転写工程を、各色の液体現像剤毎について実行して転写媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置及び画像形成装置の制御方法である。
液体溶媒中に固体成分からなるトナーを分散させた高粘度の液体現像剤を用いて潜像を現像し、静電潜像を可視化する湿式画像形成装置が種々提案されている。この湿式画像形成装置に用いられる現像剤は、シリコンオイルや鉱物油、食用油等からなる電気絶縁性を有し高粘度の有機溶剤(キャリア液)中に固形分(トナー粒子)を懸濁させたものであり、このトナー粒子は、粒子径が1μm前後と極めて微細である。このような微細なトナー粒子を使用することにより、湿式画像形成装置では、粒子径が7μm程度の粉体トナー粒子を使用する乾式画像形成装置に比べて高画質化が可能である。
この種の画像形成装置として、例えば特許文献1(特開2006−126258号公報)に記載の装置が知られている。この画像形成装置では、感光体ドラムなどの潜像担持体の周囲に帯電部、像書込部および現像部を配置した画像形成ステーションが転写ベルトなどの転写媒体に沿って各色毎に設けられている。そして、各画像形成ステーションで形成されたトナー像を転写媒体上で重ね合わせてカラー画像を形成している。
ところで、複数の画像形成ステーションを有する画像形成装置における重大な問題のひとつとして、色ずれがある。これは、互いに異なる画像形成ステーションで形成された各トナー像の転写媒体への転写位置が相互にずれることによって発生するものであり、色調の変化として現れる。そこで、この問題を解消するため、予め色ずれを検出するための基準パターン像( 以下、「レジストマーク」という。) を転写媒体上に形成するとともに、各レジストマークを光学センサで検出することでレジストマークの位置情報を求め、その位置情報に基づき各トナー像の位置合わせ(色ずれ補正処理、位置ずれ補正処理) を行っている。
特許文献1においては、画像形成装置の色ずれ補正処理については、図12等に関連して記載されている。特許文献1の公報において、図12に示すように、例えば、装置の電源投入直後に中間転写ベルト41上に、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの順にレジストマークYRM、MRM、CRM、KRMを通常の画像形成動作を実行することでトナー像として形成する。このとき、画像形成のタイミングとして、基準位置S0上にレジストマークYRM、MRM、CRM、KRMが形成されるように制御を行う。しかしながら、装置の組み付け誤差等に起因して、図12に示すように、光ビームの走査方向X において、基準位置S0から誤差Sm、Sc、Skを生じて各レジストマークMRM、CRM、KRMが形成されることがある。この誤差Sm、Sc、Skを、CCDカメラ等のセンサによって計測して、該誤差Sm、Sc、Sk分だけ画像位置がずれるように画像形成タイミング(光ビーム21 の走査タイミング)を変更してやることによって、該誤差を補正、解消することができる。
特開2006−126258号公報
高粘度で不揮発性のキャリア液にトナーを分散させた液体現像液を用いた湿式の画像形成装置においては、中間転写ベルト上のキャリア液は、画像形成プロセス時、トナー像を紙などの記録媒体へ2次転写するために必須のものである。ところが、中間転写ベルト上のキャリア液を含んだトナー像は、鏡面性が高いために、光検出センサがレジストマークを検出する際の誤検出を誘発しやすい要因となる。すなわち、特許文献1に記載の画像形成装置における色ずれ補正処理時には、CCDカメラ等のセンサによるレジストマーク検出結果の精度低下を引き起こす恐れがある、という問題があり、そのために、特許文献1に記載の画像形成装置では、レジストマークの位置情報を正確に求めることができず、精度よく色ずれ補正することができない可能性がある、という問題があった。
本発明は上記課題を解決するためのもので、本発明に係る画像形成装置は、キャリアとトナー粒子とを含む異なる色の液体現像剤による現像像をそれぞれの色毎に担持する複数の像担持体と、該複数の像担持体から現像像が転写されると共に所定方向に移動する中間転写体と、該中間転写体上の所定箇所に転写された現像像を検出する光学センサと、を有し、該中間転写体の所定箇所に該複数の像担持体によってレジストマークを転写し、これらレジストマークを該光学センサによって検出し、異なる色間の色ずれ量を算出し、算出された色ずれ量を補正する色ずれ補正モードを備えると共に、該色ずれ補正モードを実行するときには、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、該複数の像担持体の下流に配置される中間転写体スクイーズローラを有し、該色ずれ補正モードを実行するときには、該中間転写体スクイーズローラの周方向回転速度を該中間転写体の移動速度より速く設定することにより、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、該色ずれ補正モードを実行するときには、該中間転写体スクイーズローラの回転方向を該中間転写体の移動方向とニップ部において対向させることにより、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、該複数の像担持体のそれぞれの下流に配置される複数の中間転写体スクイーズローラを有し、該複数の中間転写体スクイーズローラの周方向回転速度を該中間転写体の移動速度より速く設定することにより、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、該複数の像担持体には該中間転写体とのニップ部の上流側に当接する像担持体スクイーズローラが配されており、該色ずれ補正モードを実行するときには、該像担持体スクイーズローラの周方向回転速度を該像担持体の周方向回転速度より速く設定することにより、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、該複数の像担持体には該中間転写体とのニップ部の上流側に像担持体スクイーズローラが当離接可能に配されており、該色ずれ補正モードを実行するときには、該像担持体スクイーズローラが該像担持体に当接することにより、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、該複数の像担持体の下流に配置され、レジストマークが転写される該中間転写体の所定箇所近傍に当接するレジストマーク用中間転写体スクイーズローラを有し、該色ずれ補正モードを実行するときには、該レジストマーク用中間転写体スクイーズローラによって該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置の制御方法は、キャリアとトナー粒子とを含む異なる色の液体現像剤による現像像をそれぞれの色毎に担持する複数の像担持体と、該複数の像担持体から現像像が転写されると共に所定方向に移動する中間転写体と、該中間転写体上の所定箇所に転写された現像像を検出する光学センサと、を有する画像形成装置の制御方法であって、該中間転写体の所定箇所に該複数の像担持体によってレジストマークを転写し、これらレジストマークを該光学センサによって検出し、異なる色間の色ずれ量を算出し、算出された色ずれ量を補正する色ずれ補正モードを備えると共に、該色ずれ補正モードを実行するときには、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする。
本発明によれば、色ずれ補正モードを実行する際には、中間転写ベルト上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して、増加させる制御を行うので、光学センサによるレジストマーク検出精度が低下することなく、レジストマークの位置情報を正確に求めることができるので、精度よく色ずれ補正することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の第1実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。画像形成装置の中央部に配置された各色の画像形成部に対し、現像装置30Y、30M、30C、30Kは、画像形成装置の下部に配置され、中間転写体40、2次転写部(2次転写ユニット)60は、画像形成装置の上部に配置されている。
画像形成部は、像担持体10Y、10M、10C、10K、コロナ帯電器11Y、11M、11C、11K、不図示の露光ユニット12Y、12M、12C、12K等を備えている。露光ユニット12Y、12M、12C、12Kは、半導体レーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等の光学系を有し、コロナ帯電器11Y、11M、11C、11Kにより、像担持体10Y、10M、10C、10Kを一様に帯電させ、露光ユニット12Y、12M、12C、12Kにより、入力された画像信号に基づいて、変調されたレーザ光を照射して、帯電された像担持体10Y、10M、10C、10K上に静電潜像を形成する。
現像装置30Y、30M、30C、30Kは、概略、現像ローラ20Y、20M、20C、20K、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)からなる各色の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器(リザーバ)31Y、31M、31C、31K、これら各色の液体現像剤を現像剤容器31Y、31M、31C、31Kから現像ローラ20Y、20M、20C、20Kに塗布する塗布ローラであるアニロックスローラ32Y、32M、32C、32K等を備え、各色の液体現像剤により像担持体10Y、10M、10C、10K上に形成された静電潜像を現像する。
中間転写体40は、エンドレスのベルトであり、駆動ローラ41とテンションローラ42との間に張架され、一次転写部50Y、50M、50C、50Kで像担持体10Y、10M、10C、10Kと当接しながら駆動ローラ41により回転駆動される。一次転写部50Y、50M、50C、50Kは、像担持体10Y、10M、10C、10Kと中間転写体40を挟んで一次転写ローラ51Y、51M、51C、51Kが対向配置され、像担持体10Y、10M、10C、10Kとの当接位置を転写位置として、現像された像担持体10Y、10M、10C、10K上の各色のトナー像を中間転写体40上に順次重ねて転写し、フルカラーのトナー像を形成する。
2次転写ユニット60は、2次転写ローラ61が中間転写体40を挟んでベルト駆動ローラ41と対向配置され、さらに2次転写ローラクリーニングブレード62からなるクリーニング装置が配置される。そして、2次転写ローラ61を配置した転写位置において、中間転写体40上に形成された単色のトナー像やフルカラーのトナー像をシート材搬送経路Lにて搬送される用紙、フィルム、布等の記録媒体に転写する。
さらに、経路シート材搬送経路Lの下流には、定着ユニット90が配置され、用紙等の記録媒体上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の記録媒体に融着させ定着させる。
また、テンションローラ42は、ベルト駆動ローラ41と共に中間転写体40を張架しており、中間転写体40のテンションローラ42に張架されている箇所で、中間転写体クリーニングブレード46からなるクリーニング装置が当接・配置されている。
次に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の画像形成部及び現像装置について説明する。図2は画像形成部及び現像装置の主要構成要素を示した断面図である。各色の画像形成部及び現像装置の構成は同様であるので、以下、イエロー(Y)の画像形成部及び現像装置に基づいて説明する。
画像形成部は、像担持体10Yの外周の回転方向に沿って、像担持体クリーニングローラ16Y、像担持体クリーニングブレード18Y、コロナ帯電器11Y、露光ユニット12Y、現像装置30Yの現像ローラ20Y、像担持体スクイーズローラ13Yが配置されている。
17Yは像担持体クリーニングローラ16Yをクリーニングする像担持体クリーニングローラクリーニングブレードである。また、像担持体スクイーズローラ13Yには、付属構成として像担持体スクイーズローラクリーニングブレード14Yからなるクリーニング装置が配置されている。
70Yは像担持体スクイーズローラクリーニングブレード14Yから滴下する液体現像剤を受けるための第1像担持体現像剤回収部であり、73Yは、像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Y及び像担持体クリーニングブレード18Yから滴下する液体現像剤を受けるための第3像担持体現像剤回収部である。第1像担持体現像剤回収部70Yの下部にはブレードから受けた液体現像剤を流すための配管が、また、第3像担持体現像剤回収部73Yの下部にはブレードから受けた液体現像剤を流すための配管が接続されている。
そして、現像装置30Yにおける現像ローラ20Yの外周には、現像ローラクリーニングブレード21Y、アニロックスローラ32Y、トナー圧縮コロナ発生器22Yが配置されている。アニロックスローラ32Yには、現像ローラ20Yへ供給する液体現像剤の量を調整する規制ブレード33Yが当接している。
72Yは現像ローラクリーニングブレード21Yから滴下する液体現像剤を受けるための現像ローラ現像剤回収部であり、現像ローラ現像剤回収部72Yの下部にはブレードから受けた液体現像剤を流すための配管が接続されている。また、液体現像剤容器31Yの中に液体現像剤供給ローラ34Yが収容されている。
中間転写体40に沿って、像担持体10Yと対向する位置に一次転写部の一次転写ローラ51Yが配置されている。
図3は本発明の第1実施の形態に係る画像形成装置の中間転写体スクイーズ装置を示す図である。このような中間転写体スクイーズ装置は、像担持体10Kの転写ニップ直下流の中間転写体40をスクイーズするものである。本実施形態においては、現像装置30Kの中間転写体40の移動方向下流側に中間転写体スクイーズローラ53K、バックアップローラ54K、中間転写体スクイーズローラクリーニングブレード55Kからなる中間転写体スクイーズ装置52Kが配置されている。
84Kは中間転写体スクイーズローラクリーニングブレード55Kから滴下する液体現像剤を受けるための第1中間転写体現像剤回収部であり、第1中間転写体現像剤回収部84Kの下部にはブレードから受けた液体現像剤を流すための配管が接続されている。
像担持体10Yは、現像ローラ20Yの幅より広く、外周面に感光層が形成された円筒状の部材からなる感光体ドラムであり、例えば図2に示すように時計回りの方向に回転する。該像担持体10Yの感光層は、有機像担持体又はアモルファスシリコン像担持体等で構成される。コロナ帯電器11Yは、像担持体10Yと現像ローラ20Yとのニップ部より像担持体10Yの回転方向の上流側に配置され、図示しない電源装置から電圧が印加され、像担持体10Yをコロナ帯電させる。露光ユニット12Yは、コロナ帯電器11Yより像担持体10Yの回転方向の下流側において、コロナ帯電器11Yによって帯電された像担持体10Y上にレーザ光を照射し、像担持体10Y上に潜像を形成する。
なお、画像形成プロセスの始めから終わりまでで、より前段に配置されるローラなどの構成は、後段に配置されるローラなどの構成より上流にあるものと定義する。
現像装置30Yは、コンパクション作用を施すトナー圧縮コロナ発生器22Y、キャリア内にトナーを概略重量比20%程度に分散した状態の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器31Yを有する。
また現像装置30Yは、前記の液体現像剤を担持する現像ローラ20Y、液体現像剤を現像ローラ20Yに塗布するための塗布ローラであるアニロックスローラ32Yと、現像ローラ20Yに塗布する液体現像剤量を規制する規制ブレード33Yと、液体現像剤を攪拌、搬送しつつアニロックローラ32Yに供給する供給ローラ34Y、現像ローラ20Yに担持された液体現像剤をコンパクション状態にするトナー圧縮コロナ発生器22Y、現像ローラ20Yのクリーニングを行う現像ローラクリーニングブレード21Yを有する。
現像剤容器31Yに収容されている液体現像剤は、従来一般的に使用されている、Isopar(商標:エクソン)をキャリアとした低濃度(1〜2wt%程度)かつ低粘度の、常温で揮発性を有する揮発性液体現像剤ではなく、高濃度かつ高粘度の、常温で不揮発性を有する不揮発性液体現像剤である。すなわち、本発明における液体現像剤は、熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤を分散させた平均粒径1μmの固形子を、有機溶媒、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等の液体溶媒中へ分散剤とともに添加し、トナー固形分濃度を約20%とした高粘度(30〜10000mPa・s程度)の液体現像剤である。
アニロックスローラ32Yは、現像ローラ20Yに対して液体現像剤を供給し、塗布する塗布ローラとして機能するものである。このアニロックスローラ32Yは、円筒状の部材であり、表面に現像剤を担持し易いように表面に微細且つ一様に螺旋状に彫刻された溝による凹凸面が形成されたローラである。このアニロックスローラ32Yにより、現像剤容器31Yから現像ローラ20Yへと液体現像剤が供給される。装置動作時においては、図2に示すように、供給ローラ34Yが時計回り回転し、アニロックローラ32Yに液体現像剤を供給し、アニロックローラ32Yは反時計回りに回転して、現像ローラ20Yに液体現像剤を塗布する。
規制ブレード33Yは、表面に弾性体を被覆して構成した弾性ブレードであり、アニロックスローラ32Yの表面に当接するウレタンゴム等からなるゴム部と、該ゴム部を支持する金属等の板で構成される。そして、アニロックスローラ32Yによって担持搬送されてきた液体現像剤の膜厚、量を規制、調整し、現像ローラ20Yに供給する液体現像剤の量を調整する。
現像ローラ20Yは、円筒状の部材であり、回転軸を中心に図2に示すように反時計回りに回転する。該現像ローラ20Yは鉄等金属製の内芯の外周部に、ポリウレタンゴム、シリコンゴム、NBR等の弾性層を設けたものである。現像ローラクリーニングブレード21Yは、現像ローラ20Yの表面に当接するゴム等で構成され、現像ローラ20Yが像担持体10Yと当接する現像ニップ部より現像ローラ20Yの回転方向の下流側に配置されて、現像ローラ20Yに残存する液体現像剤を掻き落として除去するものである。
トナー圧縮コロナ発生器22Yは、現像ローラ20Y表面の帯電バイアスを増加させる電界印加手段であり、現像ローラ20Yによって搬送される液体現像剤は、図2に示すようにトナー圧縮コロナ発生器22Yによって、トナー圧縮部位でトナー圧縮コロナ発生器22Y側から現像ローラ20Yに向かって電界が印加される。
なお、このトナー圧縮のための電界印加手段は、図2に示すコロナ放電器のコロナ放電に代えて、コンパクションローラなどを用いても良い。このようなコンパクションローラは、円筒状の部材とし、現像ローラ20Yと同様に弾性体を被覆して構成した弾性ローラの形態とし、金属ローラ基材の表層に導電性の樹脂層やゴム層を備えた構造とし、例えば現像ローラ20Yと反対方向の時計回りに回転させるようにするとよい。
一方、現像ローラ20Yに担持されてトナー圧縮された現像剤は、現像ローラ20Yが像担持体10Yに当接する現像ニップ部において、所望の電界印加によって、像担持体10Yの潜像に対応して現像される。そして、現像残りの現像剤は、現像ローラクリーニングブレード21Yによって掻き落として除去され、現像ローラ現像剤回収部72Yに滴下して再利用される。尚、このようにして再利用されるキャリア及びトナーは混色状態ではない。
一次転写の上流側に配置される像担持体スクイーズ装置は、像担持体10Yに対向して現像ローラ20Yの下流側に配置して像担持体10Yに現像されたトナー像の余剰現像剤を回収するものであり、表面に弾性体を被覆して像担持体10Yに摺接して回転する弾性ローラ部材から成る像担持体スクイーズローラ13Yと、該像担持体スクイーズローラ13Yに押圧摺接して表面をクリーニングする像担持体スクイーズローラクリーニングブレード14Yとから構成され、像担持体10Yに現像された現像剤から余剰なキャリア及び本来不要なカブリトナーを回収し、顕像内のトナー粒子比率を上げる機能を有する。
一次転写部50Yでは、像担持体10Yに現像された現像剤像を一次転写ローラ51Yにより中間転写体40へ転写する。ここで、像担持体10Yと中間転写体40は等速度で移動する構成であり、回転及び移動の駆動負荷を軽減するとともに、像担持体10Yの顕像トナー像への外乱作用を抑制している。
一次転写の下流側に配置されるクリーニング装置は、像担持体10Yに対向して一次転写部50Yの下流側に配置して、静電潜像が形成される前に像担持体10Y上の余剰の液体現像剤を回収するものであり、図2に示すように表面に弾性体を被覆して像担持体10Yに摺接して回転する弾性ローラ部材から成る像担持体クリーニングローラ16Yと、該像担持体クリーニングローラ16Yに押圧摺接して表面をクリーニングする像担持体クリーニングローラクリーニングブレード17Yとから構成され、余剰なキャリア及び転写されなかった不要なトナーを回収する機能を有する。像担持体クリーニングローラ16Yは金属ローラ基材の表層にゴム層が設けられた構造となっており、像担持体10Yからトナー粒子を引きつけるようなバイアス電圧が印加される。この像担持体クリーニングローラ16Yは、主として残存液体現像剤中のトナー粒子成分のクリーニングを目的に設けられている。
像担持体クリーニングローラ16Yの下流側には、新たな静電潜像が形成される前に像担持体10Yの表面状態を完全にクリーニングするために構成される像担持体クリーニングブレード18Yが配置される。像担持体クリーニングブレード18Yは、主として残存液体現像剤中のキャリア成分のクリーニングを目的に設けられている。
中間転写体スクイーズ装置52Kは、一次転写部50Kの下流側に配置され、中間転写体40上から余剰なキャリア液を除去し、顕像内のトナー粒子比率を上げる処理を行うものである。
中間転写体スクイーズ装置52Kは、像担持体スクイーズ装置と同様、表面に弾性体を被覆して中間転写体40に摺接して回転する弾性ローラ部材から成る中間転写体スクイーズローラ53K、中間転写体40を挟んで中間転写体スクイーズローラ53Kと対向配置されるバックアップローラ54K、中間転写体スクイーズローラ53Kに押圧摺接して表面をクリーニングするクリーニングブレード55Kから構成され、中間転写体40に一次転写された現像剤から余剰なキャリア及び本来不要なカブリトナーを回収する機能を有する。
次に、本発明の画像形成装置における液体現像剤の流れについて、図1及び図2を参照しつつ説明する。2次転写ローラ61が中間転写体40を挟んでベルト駆動ローラ41と対向配置され、さらに2次転写ローラクリーニングブレード62からなるクリーニング装置が配置される。
63は2次転写ローラクリーニングブレード62から滴下する液体現像剤を受けるための2次転写ローラ現像剤回収部であり、2次転写ローラ現像剤回収部63の下部にはブレードから受けた液体現像剤を流すための配管が接続されている。この配管は第1廃液タンク440に通じている。2次転写ローラクリーニングブレード62で掻き取られる液体現像剤はトナーが混色した液体現像剤であるために、2次転写ローラ現像剤回収部63で回収した液体現像剤は配管を通じて第1廃液タンク440に廃棄される。
また、47は中間転写体クリーニングブレード46から滴下する液体現像剤を受けるための第2中間転写体現像剤回収部であり、第2中間転写体現像剤回収部47の下部にはブレードから受けた液体現像剤を流すための配管が接続されている。この配管は第2廃液タンク441に通じている。中間転写体クリーニングブレード46で掻き取られる液体現像剤はトナーが混色した液体現像剤であるために、第2中間転写体現像剤回収部47で回収した液体現像剤は配管を通じて第2廃液タンク441に廃棄される。
図1において、400Y、400M、400C、400Kは攪拌タンク、401Y、401M、401C、401Kは現像剤補給タンク、402Y、402M、402C、402Kはバッファタンク、410はキャリアタンク、450Y、450M、450C、450Kは第1ポンプ、451Y、451M、451C、451Kは第2ポンプ、452Y、452M、452C、452Kは第3ポンプ、453Y、453M、453C、453Kは第4ポンプをそれぞれ示している。図1における容器、回収部、タンクやポンプ間の線は、配管を模式的に示すものである。
攪拌タンク400Y、400M、400C、400Kは、現像剤容器31Y、31M、31C、31Kに供給するためのトナー固形分濃度約20%の液体現像剤を調整するためのタンクである。
また、現像剤補給タンク401Y、401M、401C、401Kは、トナー固形分濃度約20%以上の高濃度トナーを貯蔵するタンクであり、キャリアタンク410はキャリア原液を貯蔵するタンクであり、各色の攪拌タンク400Y、400M、400C、400Kに第4ポンプ453Y、453M、453C、453Kを介して配管されている。
攪拌タンク400Y、400M、400C、400Kは、高濃度トナータンク現像剤補給タンク401Y、401M、401C、401Kから高濃度トナーの供給を受ける。このために第2ポンプ451Y、451M、451C、451Kが駆動される。
また、攪拌タンク400Y、400M、400C、400Kには、第4ポンプ453Y、453M、453C、453Kの駆動により、キャリアタンク420Yからキャリア原液の供給を受けるようになっている。
攪拌タンク400Y、400M、400C、400Kには、不図示の光学センサなどのトナー濃度検出手段が設けられており、このトナー濃度検出手段によって濃度を検出し、攪拌タンク400Y、400M、400C、400K内の液体現像剤の濃度が適正となるように、各ポンプのオンオフ制御を不図示の制御部で実行する。また、攪拌タンク400Y、400M、400C、400K内に設けられる不図示の攪拌ユニットを駆動することによって、攪拌タンク内が均一に攪拌されるようになっている。
装置の動作時においては、第1ポンプ450Y、450M、450C、450Kによって、常時攪拌タンク400Y、400M、400C、400Kから現像剤容器31Y、31M、31C、31Kに適量の液体現像剤が供給されるようになっている。
第1像担持体現像剤回収70Y、70M、70C、70K及び現像ローラ現像剤回収部72Y、72M、72C、72Kは配管によって、回収された液体現像剤が攪拌タンク400Y、400M、400C、400K内に導入されるようになっており、液体現像剤が再利用されるようになっている。
また、第3像担持体現像剤回収73Y、73M、73C、73Kは配管によって、バッファタンク402Y、402M、402C、402Kに一度貯留されるようになっている。これらバッファタンク402Y、402M、402C、402Kからは、第2ポンプ451Y、451M、451C、451Kの動作によって、液体現像剤が攪拌タンク400Y、400M、400C、400Kへと送られるようになっている。なお、ここで、第2ポンプ451Y、451M、451C、451Kなどが用いられるのは、第3像担持体現像剤回収73Y、73M、73C、73Kで回収される液体現像剤の固形分濃度が高いためである。
このような各色ユニット内の現像剤回収部で回収された液体現像剤は、色重ねが行われる前のものであり、混色が発生していないため、回収によりリサイクル利用されるものである。これに対して、第1中間転写体現像剤回収部84Kで回収される液体現像剤の流れはトナーが混色した液体現像剤であるために、配管を通じて第2廃液タンク441に廃棄される。
次に、本発明における色ずれ補正モードについて説明する。本発明のように4色の現像装置30Y、30M、30C、30Kで画像形成を行う画像形成装置では色ずれの問題がある。すなわち、異なる現像装置30Y、30M、30C、30Kで形成された各トナー像が中間転写媒体40へ転写されると、転写位置が相互にずれ、このずれが記録媒体上などでの色調の変化として現れる、という問題がある。
そこで、この問題を解消するため、画像形成装置は、予め色ずれを検出するための基準パターン像( 以下、「レジストマーク」という。) を中間転写媒体40上に形成するとともに、各レジストマークを光学センサ90で検出することでレジストマークの位置情報を求め、その位置情報に基づき各トナー像の位置合わせ(色ずれ補正処理、位置ずれ補正処理) を行う色ずれ補正モードが設けられている。
レジストマークを検出する光学センサ90は図1に示すように2次転写ユニット60における転写ニップの前段に設けられている。このような光学センサ90としては、発光素子受光素子のペアやCCDカメラ等の周知のものを用いることができる。
また、画像形成装置の色ずれ補正モードでは、図12に示すように、例えば、装置の電源投入直後に、中間転写体40上に、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの順にレジストマークYRM、MRM、CRM、KRMを、画像形成プロセスを実行することでトナー像として形成する。
以上のようにして形成されたレジストマークは光学センサ90によって検出し、異なる色間の色ずれ量が不図示の演算手段にて算出される。色ずれ補正モードでは、演算手段にて算出された色ずれ量を周知の手法によって、補正するように画像形成装置を制御する。
ところで、中間転写体40上のキャリア液を含んだトナー像は、鏡面性が高いために、光学センサ90がレジストマークを検出する際の誤検出を誘発しやすい要因となる。湿式の画像形成装置における色ずれ補正処理時には、光学センサ90によるレジストマーク検出結果の精度低下を引き起こす恐れがあり、そのために、レジストマークの位置情報を正確に求めることができず、精度よく色ずれ補正することができない可能性がある、という問題があった。
このような問題に対処するために本実施形態では、色ずれ補正モードを実行する際には、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して、増加させる制御を行う。
本発明の第1実施の形態に係る画像形成装置では、色ずれ補正モードを実行する際には、中間転写体スクイーズ装置で、通常の印刷動作時より多くのキャリアを除去するようにしている。
中間転写体スクイーズ装置で、通常の印刷動作時においては、中間転写体スクイーズローラ53Kは中間転写体40の移動速度と同じ、周方向回転速度で回転させるように制御する。これに対して、色ずれ補正モードを実行時においては、中間転写体スクイーズローラ53Kは中間転写体40の移動速度より、速い周方向回転速度で回転させるように制御し、中間転写体スクイーズローラ53Kで、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して増加させるようにしている。
また、図3(A)は通常の印刷動作時の中間転写体スクイーズ装置の状態を示しており、図3(B)は色ずれ補正モードを実行時の中間転写体スクイーズ装置の状態を示している。図3に示すように、通常の印刷動作時においては、中間転写体スクイーズローラ53Kを中間転写体40の移動方向とニップ部において同方向となる回転方向で回転させるように制御するに対して、色ずれ補正モードを実行時においては、中間転写体スクイーズローラ53Kを、ニップ部において中間転写体40の移動方向と逆方向となる回転方向で回転させるように制御し、中間転写体スクイーズローラ53Kで、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して増加させるようにしてもよい。
また、中間転写体スクイーズローラ53Kを中間転写体40の移動速度より速い周方向回転速度で回転させるように制御し、かつ、中間転写体スクイーズローラ53Kをニップ部において中間転写体40の移動方向と逆方向となる回転方向で回転させるように制御してもよい。
図3(B)に示す実施形態では、中間転写体スクイーズローラ53Kを中間転写体40の移動方向と逆方向に回転させるため、中間転写体40に形成されたレジストマークを乱す恐れがあるので、色ずれ補正モードを実行時においては、中間転写体スクイーズローラ53Kから中間転写体40の方向にレジストマーク中のトナーを押しつけるバイアス電圧を印加することが好ましい。
以上のように、本発明の第1実施形態によれば、色ずれ補正モードを実行する際には、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して、増加させる制御を行うので、光学センサによるレジストマーク検出精度が低下することなく、レジストマークの位置情報を正確に求めることができるので、精度よく色ずれ補正することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図4は本発明の第2実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図であり、図5は本発明の第2実施の形態における画像形成部及び現像装置の主要構成要素を示した断面図である。
第1実施形態においては、中間転写体スクイーズ装置は像担持体10Kの転写ニップ直下流のみに設けられているが、第2実施形態においては、中間転写体スクイーズ装置は像担持体10Y、10M、10C、10Kのそれぞれの転写ニップ直下流に設けられる。
図5を参照しつつ、特に各色転写ニップ直下流の中間転写体スクイーズ装置について、イエローを例にとり説明する。なお、他の色も同様の構成なので、ここでは代表してイエローのもののみを説明する。
第2実施形態の中間転写体スクイーズ装置は、像担持体10Yの転写ニップ直下流の中間転写体40をスクイーズするものである。本実施形態においては、現像装置30Yの中間転写体40の移動方向下流側に中間転写体スクイーズローラ53Y、バックアップローラ54Y、中間転写体スクイーズローラクリーニングブレード55Yからなる中間転写体スクイーズ装置52Yが配置されている。
84Yは中間転写体スクイーズローラクリーニングブレード55Yから滴下する液体現像剤を受けるための第1中間転写体現像剤回収部であり、第1中間転写体現像剤回収部84Yの下部にはブレードから受けた液体現像剤を流すための配管が接続されている。また、第1中間転写体現像剤回収部84Yで回収される液体現像剤は、混色を起こしている液体現像剤であることから、配管を通じて第2廃液タンク441に廃棄し、再利用をしない。
第2実施形態においても、色ずれ補正モードを実行する際には、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して、増加させる制御を行う。
本発明の第2実施の形態に係る画像形成装置では、色ずれ補正モードを実行する際には、各色の1次転写ニップ後の中間転写体スクイーズ装置52Y、52M、52C、52Kで、通常の印刷動作時より多くのキャリアを除去するようにしている。
通常の印刷動作時においては、中間転写体スクイーズ装置52Y、52M、52C、52Kで、中間転写体スクイーズローラ53Y、53M、53C、53Kは中間転写体40の移動速度と同じ、周方向回転速度で回転させるように制御する。これに対して、色ずれ補正モードを実行時においては、中間転写体スクイーズローラ53Y、53M、53C、53Kは中間転写体40の移動速度より、速い周方向回転速度で回転させるように制御し、中間転写体スクイーズローラ53Y、53M、53C、53Kで、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して増加させるようにしている。
また、特に図示はしないが、通常の印刷動作時においては、中間転写体スクイーズローラ53Kを中間転写体40の移動方向とニップ部において同方向となる回転方向で回転させるように制御するに対して、色ずれ補正モードを実行時においては、中間転写体スクイーズローラ53Y、53M、53C、53Kを、ニップ部において中間転写体40の移動方向と逆方向となる回転方向で回転させるように制御し、中間転写体スクイーズローラ53Y、53M、53C、53Kで、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して増加させるようにしてもよい。
また、中間転写体スクイーズローラ53Y、53M、53C、53Kを中間転写体40の移動速度より速い周方向回転速度で回転させるように制御し、かつ、中間転写体スクイーズローラ53Y、53M、53C、53Kをニップ部において中間転写体40の移動方向と逆方向となる回転方向で回転させるように制御してもよい。
また、中間転写体スクイーズローラ53Y、53M、53C、53Kを中間転写体40の移動方向と逆方向に回転させるため、中間転写体40に形成されたレジストマークを乱す恐れがあるので、色ずれ補正モードを実行時においては、中間転写体スクイーズローラ53Y、53M、53C、53Kから中間転写体40の方向にレジストマーク中のトナーを押しつけるバイアス電圧を印加することが好ましい。
以上のように、本発明の第2実施形態によれば、色ずれ補正モードを実行する際には、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して、増加させる制御を行うので、光学センサによるレジストマーク検出精度が低下することなく、レジストマークの位置情報を正確に求めることができるので、精度よく色ずれ補正することができる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態は、第1実施形態と第2実施形態と同様の構成を用いることができる。第3実施形態においても、色ずれ補正モードを実行する際には、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して、増加させる制御を行う。このために、第3実施形態においては、色ずれ補正モードを実行する際には、各色の1次転写ニップ前の像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kで、通常の印刷動作時より多くのキャリアを除去するようにし、もって中間転写体40上のキャリア除去量を増加させるようにしている。
通常の印刷動作時においては、像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kは像担持体10Y、10M、10C、10Kの周方向回転速度と同じ、周方向回転速度で回転させるように制御する。これに対して、色ずれ補正モードを実行時においては、像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kは像担持体10Y、10M、10C、10Kの周方向回転速度より、速い周方向回転速度で回転させるように制御し、像担持体10Y、10M、10C、10Kでのキャリア除去量を増加し、もって、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して増加させるようにしている。
なお、通常の印刷動作時における像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kの回転数[rpm]は235.34に設定し、色ずれ補正モードを実行時における像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kの回転数[rpm]は238.43に設定する。
また、特に図示はしないが、通常の印刷動作時においては、像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kを像担持体10Y、10M、10C、10Kの回転方向とニップ部において同方向となる回転方向で回転させるように制御するに対して、色ずれ補正モードを実行時においては、像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kを、ニップ部において像担持体10Y、10M、10C、10Kの回転方向と逆方向となる回転方向で回転させるように制御し、像担持体10Y、10M、10C、10Kでのキャリア除去量を増加させ、結果的に中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して増加させるようにしてもよい。
また、像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kを像担持体10Y、10M、10C、10Kの回転速度より速い周方向回転速度で回転させるように制御し、かつ、像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kをニップ部において像担持体10Y、10M、10C、10Kの回転方向と逆方向となる回転方向で回転させるように制御してもよい。
以上のように、本発明の第3実施形態によれば、色ずれ補正モードを実行する際には、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して、増加させる制御を行うので、光学センサによるレジストマーク検出精度が低下することなく、レジストマークの位置情報を正確に求めることができるので、精度よく色ずれ補正することができる。また、本実施形態においては、像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kで回収したキャリアはリサイクル利用されるので、液体現像剤の効率的な利用に資することができる。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。図6及び図7は本発明の第4実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図であり、図8は本発明の第4実施の形態における画像形成部及び現像装置の主要構成要素を示した断面図である。
第3実施形態においては、像担持体10Y、10M、10C、10Kのスクイーズ装置は、それぞれに像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kが一本ずつ、という構成であったが、本実施形態では、さらにそれぞれもう一本の像担持体スクイーズローラ13Y’、13M’、13C’、13K’が設けられると共に、像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kが像担持体10Y、10M、10C、10Kに対して当離接可能に構成されている。
第4実施形態においても、色ずれ補正モードを実行する際には、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して、増加させる制御を行う。このために、第4実施形態においては、通常の印刷動作時に、離間させてある像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kを、色ずれ補正モードを実行する際には、当接させることによって、通常の印刷動作時より多くのキャリアを、像担持体10Y、10M、10C、10K上で除去するようにし、もって中間転写体40上のキャリア除去量を増加させるようにしている。
色ずれ補正モードを実行時においては、像担持体に当接させた像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kは像担持体10Y、10M、10C、10Kの周方向回転速度より、速い周方向回転速度で回転させるように制御し、像担持体10Y、10M、10C、10Kでのキャリア除去量を増加し、もって、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して増加させるようにしてもよい
また、色ずれ補正モードを実行時においては、当接した像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kを、ニップ部において像担持体10Y、10M、10C、10Kの回転方向と逆方向となる回転方向で回転させるように制御し、像担持体10Y、10M、10C、10Kでのキャリア除去量を増加させ、結果的に中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して増加させるようにしてもよい。
また、当接した像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kを像担持体10Y、10M、10C、10Kの回転速度より速い周方向回転速度で回転させるように制御し、かつ、像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kをニップ部において像担持体10Y、10M、10C、10Kの回転方向と逆方向となる回転方向で回転させるように制御してもよい。
以上のように、本発明の第4実施形態によれば、色ずれ補正モードを実行する際には、中間転写体40上のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して、増加させる制御を行うので、光学センサによるレジストマーク検出精度が低下することなく、レジストマークの位置情報を正確に求めることができるので、精度よく色ずれ補正することができる。また、本実施形態においては、像担持体スクイーズローラ13Y、13M、13C、13Kで回収したキャリアはリサイクル利用されるので、液体現像剤の効率的な利用に資することができる。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。図9は本発明の第5実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図であり、図10は本発明の第5実施の形態における画像形成部及び現像装置の主要構成要素を示した断面図であり、図11は本発明の第5実施の形態における中間転写体をレジストマーク形成後下側から見た図である。
第5実施形態においては、中間転写体スクイーズ装置として、像担持体10Kの転写ニップと2次転写ニップとの間に設けられる52Kと、レジストマークが転写される中間転写体40上の箇所に当接するレジストマーク専用スクイーズ装置80とが設けられている。
レジストマーク専用スクイーズ装置80は、中間転写体40上の所定箇所から余剰なキャリア液を除去し、顕像内のトナー粒子比率を上げる処理を行うものである。
レジストマーク専用スクイーズ装置80は、像担持体スクイーズ装置と同様、表面に弾性体を被覆して中間転写体40に摺接して回転する弾性ローラ部材から成るレジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81、中間転写体40を挟んでレジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81と対向配置されるバックアップローラ82、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81に押圧摺接して表面をクリーニングするクリーニングブレード83から構成され、中間転写体40に一次転写されたレジストマークから余剰なキャリアを回収する機能を有する。クリーニングブレード83から滴下するキャリアは、第1中間転写体現像剤回収部で回収し、配管を介して第2廃棄タンク441に廃棄されるようになっている。
本実施形態では、例えば、中間転写体40上の画像形成領域外の箇所にレジストマークを構成し、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81が中間転写体40上の画像形成領域外の箇所で当接するように構成すること可能となる。このようなレジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81が設けられていると、キャリアオイルが中間転写体40の裏面(トナー像が形成されない面)側に移動することを抑制できる。キャリアオイルが中間転写体40の裏面に移動すると、ベルト駆動ローラ41、テンションローラ42と中間転写体40との摩擦力が低減してしまい、中間転写体40の移動速度をコントロールしにくくなることがある。本実施形態では、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81で、キャリアの中間転写体40の裏面への移動を抑制することができるので、このような摩擦力低減を回避することが可能となる。
また、本実施形態では、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81がレジストマーク上のキャリアを除去するので、光学センサによるレジストマーク検出精度が低下することなく、レジストマークの位置情報を正確に求めることができるので、精度よく色ずれ補正することができる。
なお、中間転写体40上の画像形成領域内の箇所にレジストマークを構成し、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81を中間転写体40上の画像形成領域内の箇所で当離接可能に構成することもできる。
このような場合には、通常の印刷動作時においては、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81を離間させておき、色ずれ補正モードを実行時においては、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81を当接させて、中間転写体40上のレジストマーク転写箇所近傍のキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して増加させるようすることができる。
また、レジストマーク専用スクイーズ装置80で、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81を中間転写体40の移動速度と同じ、周方向回転速度で回転させるように制御し、色ずれ補正モードを実行時においては、レジストマーク専用スクイーズ装置80を中間転写体40の移動速度より、速い周方向回転速度で回転させるように制御し、中間転写体40のレジストマーク形成箇所におけるキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して増加させるようにしている。
また、特に図示はしないが、通常の印刷動作時においては、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81を中間転写体40の移動方向とニップ部において同方向となる回転方向で回転させるように制御するに対して、色ずれ補正モードを実行時においては、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81を、ニップ部において中間転写体40の移動方向と逆方向となる回転方向で回転させるように制御し、中間転写体40のレジストマーク形成箇所におけるキャリア除去量を、通常の印刷動作の場合に比して増加させるようにしている。
また、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81を中間転写体40の移動速度より速い周方向回転速度で回転させるように制御し、かつ、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81をニップ部において中間転写体40の移動方向と逆方向となる回転方向で回転させるように制御してもよい。
また、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81を中間転写体40の移動方向と逆方向に回転させるため、中間転写体40に形成されたレジストマークを乱す恐れがあるので、色ずれ補正モードを実行時においては、レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ81から中間転写体40の方向にレジストマーク中のトナーを押しつけるバイアス電圧を印加することが好ましい。
以上のように、本発明の第5実施形態によれば、色ずれ補正モードを実行する際には、中間転写体40のレジストマーク上のキャリア除去量を増加させる制御を行うので、光学センサによるレジストマーク検出精度が低下することなく、レジストマークの位置情報を正確に求めることができるので、精度よく色ずれ補正することができる。
なお、本明細書においては、種々の実施の形態について説明したが、それぞれの実施の形態の構成を適宜組み合わせて構成された実施形態も本発明の範疇となるものである。
本発明の第1実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。 本発明の第1実施の形態における画像形成部及び現像装置の主要構成要素を示した断面図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の中間転写体スクイーズ装置を示す図である。 本発明の第2実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。 本発明の第2実施の形態における画像形成部及び現像装置の主要構成要素を示した断面図である。 本発明の第4実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。 本発明の第4実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。 本発明の第4実施の形態における画像形成部及び現像装置の主要構成要素を示した断面図である。 本発明の第5実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。 本発明の第5実施の形態における画像形成部及び現像装置の主要構成要素を示した断面図である。 本発明の第5実施の形態における中間転写体をレジストマーク形成後下側から見た図である。 中間転写体40上に形成されるレジストマークの一例を示す図である。
符号の説明
10Y、10M、10C、10K・・・像担持体、11Y、11M、11C、11K・・・コロナ帯電器、12Y、12M、12C、12K・・・露光ユニット、13Y、13Y’・・・像担持体スクイーズローラ、14Y、14Y’・・・像担持体スクイーズローラクリーニングブレード、16Y・・・像担持体クリーニングローラ、17Y・・・像担持体クリーニングローラクリーニングブレード、18Y・・・像担持体クリーニングブレード、20Y、20M、20C、20K・・・現像ローラ、21Y・・・現像ローラクリーニングブレード、22Y・・・トナー圧縮コロナ発生器、30Y、30M、30C、30K・・・現像装置、31Y、31M、31C、31K・・・現像剤容器、32Y、32M、32C、32K・・・アニロックスローラ、31Y、31M、31C、31K・・・現像剤容器、33Y・・・規制ブレード、34Y・・・供給ローラ(供給ローラ)、40・・・中間転写体(中間転写ベルト)、41・・・ベルト駆動ローラ、42・・・テンションローラ、45・・・現像剤回収部、46・・・中間転写体クリーニングブレード、47・・・第2中間転写体現像剤回収部、50Y、50M、50C、50K・・・一次転写部、51Y、51M、51C、51K・・・一次転写バックアップローラ、52Y、52M、52C、52K・・・中間転写体スクイーズ装置、53Y・・・中間転写体スクイーズローラ、54Y・・・中間転写体スクイーズバックアップローラ、55Y・・・中間転写体スクイーズローラクリーニングブレード、60・・・2次転写ユニット、61・・・2次転写ローラ、62・・・2次転写ローラクリーニングブレード、63・・・2次転写ローラ現像剤回収部、70Y・・・第1像担持体現像剤回収、72Y・・・現像ローラ現像剤回収部、73Y・・・第3像担持体現像剤回収、80・・・レジストマーク専用スクイーズ装置、81・・・レジストマーク用中間転写体スクイーズローラ、82・・・バックアップローラ、83・・・レジストマーク用中間転写体スクイーズローラクリーニングブレード、84K・・・第1中間転写体現像剤回収部、90・・・光学センサ、440・・・第1廃液タンク、441・・・第2廃液タンク、400Y、400M、400C、400K・・・攪拌タンク、401Y、401M、401C、401K・・・現像剤補給タンク、402Y、402M、402C、402K・・・バッファタンク、410はキャリアタンク、410・・・キャリアタンク、450Y、450M、450C、450K・・・第1ポンプ、451Y、451M、451C、451K・・・第2ポンプ、452Y、452M、452C、452K・・・第3ポンプ、453Y、453M、453C、453K・・・第4ポンプ

Claims (8)

  1. キャリアとトナー粒子とを含む異なる色の液体現像剤による現像像をそれぞれの色毎に担持する複数の像担持体と、
    該複数の像担持体から現像像が転写されると共に所定方向に移動する中間転写体と、
    該中間転写体上の所定箇所に転写された現像像を検出する光学センサと、を有し、
    該中間転写体の所定箇所に該複数の像担持体によってレジストマークを転写し、これらレジストマークを該光学センサによって検出し、異なる色間の色ずれ量を算出し、算出された色ずれ量を補正する色ずれ補正モードを備えると共に、該色ずれ補正モードを実行するときには、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 該複数の像担持体の下流に配置される中間転写体スクイーズローラを有し、該色ずれ補正モードを実行するときには、該中間転写体スクイーズローラの周方向回転速度を該中間転写体の移動速度より速く設定することにより、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 該色ずれ補正モードを実行するときには、該中間転写体スクイーズローラの回転方向を該中間転写体の移動方向とニップ部において対向させることにより、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 該複数の像担持体のそれぞれの下流に配置される複数の中間転写体スクイーズローラを有し、該複数の中間転写体スクイーズローラの周方向回転速度を該中間転写体の移動速度より速く設定することにより、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 該複数の像担持体には該中間転写体とのニップ部の上流側に当接する像担持体スクイーズローラが配されており、該色ずれ補正モードを実行するときには、該像担持体スクイーズローラの周方向回転速度を該像担持体の周方向回転速度より速く設定することにより、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 該複数の像担持体には該中間転写体とのニップ部の上流側に像担持体スクイーズローラが当離接可能に配されており、該色ずれ補正モードを実行するときには、該像担持体スクイーズローラが該像担持体に当接することにより、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 該複数の像担持体の下流に配置され、レジストマークが転写される該中間転写体の所定箇所近傍に当接するレジストマーク用中間転写体スクイーズローラを有し、該色ずれ補正モードを実行するときには、該レジストマーク用中間転写体スクイーズローラによって該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. キャリアとトナー粒子とを含む異なる色の液体現像剤による現像像をそれぞれの色毎に担持する複数の像担持体と、
    該複数の像担持体から現像像が転写されると共に所定方向に移動する中間転写体と、
    該中間転写体上の所定箇所に転写された現像像を検出する光学センサと、を有する画像形成装置の制御方法であって、
    該中間転写体の所定箇所に該複数の像担持体によってレジストマークを転写し、これらレジストマークを該光学センサによって検出し、異なる色間の色ずれ量を算出し、算出された色ずれ量を補正する色ずれ補正モードを備えると共に、該色ずれ補正モードを実行するときには、該中間転写体上のキャリア除去量を増加させることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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