JP2009146206A - マルチアプリケーション実行装置、マルチアプリケーション実行支援方法、およびプログラム - Google Patents

マルチアプリケーション実行装置、マルチアプリケーション実行支援方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】取得を要求したリソースを使用しているアプリをユーザに通知することで競合解決を容易にする。
【解決手段】アプリを起動する起動手段310と、起動されたアプリがリソースの取得を要求する要求手段301と、要求したリソースと競合するリソースを競合テーブル307から検出するリソース検出手段302と、検出したリソースを使用しているアプリを情報テーブル308から検出する検出手段303と、競合要因アプリが検出された場合、検出されたアプリを通知し、リソースを与えるアプリを選択する選択手段304と、選択したアプリがリソースを使用していない場合、起動していたアプリから剥奪する剥奪手段309と、選択したアプリのリソースと剥奪したリソースを情報テーブル308に更新する情報更新手段305と、更新された使用リソース情報を、該当アプリに通知する通知手段306を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、マルチアプリケーション実行環境において、複数の機能がリソースを使用する際に生じる競合を解決する競合解決技術に関するものである。
従来の競合解決技術では、第1アプリケーションにより使用が要求されているリソースが第2アプリケーションに使用されている場合、第1アプリケーションに付与された優先度と第2アプリケーションに付与された優先度とを比較し、先発のアプリケーションである第2アプリケーションの優先度が高い場合には後発のアプリケーションである第1アプリケーションの要求を許可するか否かの指示の入力を促す画面を表示し、後発のアプリケーションからの要求を許可するかどうかを判定し、競合を解決している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−348439号公報
しかしながら、前記従来の構成では、アプリケーションに対し優先度が付与されており、使用しているリソースの種別に関わらず、アプリケーションの優先度は一定である。そのため、複数のリソースを使用するアプリケーションにおいて、リソースA使用時のアプリケーションの優先度とリソースB使用時のアプリケーションの優先度が異なるにもかかわらず、アプリケーションに対して付与された優先度にて競合の判定が行われ、適切な競合判定ができない。また、一度、優先度が決定されると、優先度を変更する手段がないため、優先されるアプリケーションが固定されてしまうという課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、第1アプリケーションのリソースの使用可否をユーザに問い合わせる際に、第1アプリケーションのリソースを使用している第2アプリケーションをユーザに通知することにより、リソース使用時の第1アプリケーションとリソース使用時の第2アプリケーションのどちらのアプリを優先すべきか否かをユーザに選択させ、適切な競合解決を行うことを目的とする。また、競合発生毎にリソースを使用するアプリケーションをユーザに選択させることにより、動的な競合判定を可能とすることを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明に係るマルチアプリケーション実行装置では、マルチアプリケーション実行環境において、アプリケーションを起動するアプリケーション起動手段(310)と、前記アプリケーション起動手段で起動されたアプリケーションがリソースの取得を要求するリソース取得要求手段(301)と、前記リソース取得要求手段により要求したリソースと競合するリソースを端末リソース競合テーブル(307)から検出する競合リソース検出手段(302)と、前記競合リソース検出手段(302)で検出したリソースを使用しているアプリケーションを使用リソース情報テーブル(308)から検出する競合要因アプリケーション検出手段(303)と、前記競合要因アプリケーション検出手段(303)により、競合要因アプリケーションが検出された場合、検出されたアプリケーションを通知し、リソースを与えるアプリケーションを選択する選択手段(304)と、前記選択手段(304)で選択したアプリケーションがリソースを使用していないアプリケーションの場合、既に起動していたアプリケーションから剥奪する剥奪手段(309)と、前記選択手段(304)で選択したアプリケーションのリソースと剥奪したリソースを使用リソース情報テーブル(308)に更新する使用リソース情報更新手段(305)と、前記使用リソース情報更新手段(305)により更新された使用リソース情報を、該当アプリケーションに通知するリソース決定通知手段(306)とを有する。
本構成によって、第1アプリケーションから使用を要求するリソースを使用しているアプリケーションを特定し、ユーザに通知することができる。
また、本発明に係るマルチアプリケーション実行装置では、さらに、競合が発生した場合にアプリケーションに与える影響度を示した影響度情報テーブル(802)を有する影響度検出手段(801)を備え、前記影響度検出手段(801)は、前記競合リソース検出手段により検出した競合リソースと前記競合要因アプリケーション検出手段(303)により検出した競合要因アプリケーションから前記影響度情報テーブル(802)より影響度を検出することを特徴とする。
また、本発明に係るマルチアプリケーション実行装置では、さらに、実行中のアプリケーションが使用しているリソースの状況を示すリソース使用状況情報テーブル(1002)を備え、前記使用リソース情報テーブル(308)に登録されているリソースの使用状況を監視し、前記リソース使用状況情報テーブルを更新するリソース使用状況監視手段(1003)と、前記競合リソース検出手段(302)により検出した競合リソースと前記競合要因アプリケーション検出手段(303)により検出した競合要因アプリケーションから前記リソース使用状況情報テーブル(1002)より使用状況を検出するリソース使用状況検出手段(1001)と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチアプリケーション実行装置では、さらに、GPS機能を使用しているアプリケーションのGPS機能使用状況を示すGPS機能使用情報テーブル(1202)を備え、位置情報を取得し前記GPS機能使用情報テーブル(1202)に登録する位置情報取得手段(1203)と、前記GPS機能使用情報テーブル(1202)からGPS機能情報を検出するGPS機能使用情報検出手段(1201)と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチアプリケーション実行装置では、使用リソース情報の利用可否情報を有するアプリケーション情報を取得するアプリケーション使用リソース情報取得手段(1401)と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るマルチアプリケーション実行環境方法では、アプリケーションを起動するアプリケーション起動ステップと、前記アプリケーション起動ステップで起動されたアプリケーションがリソースの取得を要求するリソース取得要求ステップと、前記リソース取得要求ステップにより要求したリソースと競合するリソースを端末リソース競合テーブルから特定する競合リソース検出ステップと、前記競合リソース検出ステップで検出したリソースを使用しているアプリケーションを使用リソース情報テーブルから特定する競合要因アプリケーション検出ステップと、前記競合要因アプリケーション検出ステップにより、競合要因アプリケーションが検出された場合、検出されたアプリケーションを通知し、リソースを与えるアプリケーションを選択する選択ステップと、前記選択ステップで選択したアプリケーションがリソースを使用していないアプリケーションの場合、既に起動していたアプリケーションからリソースを剥奪する剥奪ステップと、前記選択ステップで選択したアプリケーションのリソースと前記剥奪ステップで剥奪したリソースを使用リソース情報テーブルに更新する使用リソース情報更新ステップと、前記使用リソース情報更新ステップにより更新された使用リソース情報を、該当アプリケーションに通知するリソース決定通知ステップとを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムでは、アプリケーションを起動するアプリケーション起動ステップと、前記アプリケーション起動ステップで起動されたアプリケーションがリソースの取得を要求するリソース取得要求ステップと、前記リソース取得要求ステップにより要求したリソースと競合するリソースを端末リソース競合テーブルから特定する競合リソース検出ステップと、前記競合リソース検出ステップで検出したリソースを使用しているアプリケーションを使用リソース情報テーブルから特定する競合要因アプリケーション検出ステップと、前記競合要因アプリケーション検出ステップにより、競合要因アプリケーションが検出された場合、検出されたアプリケーションを通知し、リソースを与えるアプリケーションを選択する選択ステップと、前記選択ステップで選択したアプリケーションがリソースを使用していないアプリケーションの場合、既に起動していたアプリケーションからリソースを剥奪する剥奪ステップと、前記選択ステップで選択したアプリケーションのリソースと前記剥奪ステップで剥奪したリソースを使用リソース情報テーブルに更新する使用リソース情報更新ステップと、前記使用リソース情報更新ステップにより更新された使用リソース情報を、該当アプリケーションに通知するリソース決定通知ステップとを備えたことを特徴とする。
本発明のリソース利用アプリケーション選択手段又はステップによれば、使用を要求したリソースを使用しているアプリケーションをユーザが認識できるため、リソースの使用を要求したアプリケーションがリソースを占有した場合、どのアプリケーションの実行に影響を及ぼすのかを把握したうえでユーザがリソースを使用するアプリケーションを選択することができる。また、競合が発生する毎にユーザにリソース利用アプリケーションを選択させるため、その時々に応じたユーザの意向に合わせてリソース利用アプリケーションを選択することができる。
また、本発明の影響度検出手段又はステップによれば、競合が発生した場合にアプリケーションに与える影響度を検出できるため、リソースの使用を要求したアプリケーションがリソースを占有した場合、どのアプリケーションにどのような影響を及ぼすのかを把握したうえでユーザがリソースを使用するアプリケーションを選択することができる。
また、本発明のリソース使用状況検出手段又はステップによれば、実行中のアプリケーションのリソースの使用状況をユーザが認識できるため、ユーザがリソースを使用するアプリケーションの選択をする際の指標とすることができる。
また、本発明のGPS機能情報検出手段又はステップによれば、GPS機能を使用しているアプリケーションが、GPS機能を位置情報サービスの取得に使用している、ナビゲーションとして使用しているといったGPS機能使用状況を認識できるため、ユーザがリソースを使用するアプリケーションの選択をする際の指標とすることができる。
また、本発明の使用リソース情報取得手段又はステップによれば、アプリ起動前に、起動するアプリケーションが使用するリソースと実行中のアプリケーションが使用しているリソース間で競合が発生するか否かをユーザが認識できるため、ユーザがアプリ起動をするか否かの指標とすることができる。
以下本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明であるマルチアプリケーション実行装置は典型的には携帯端末のような、使用可能なリソースに制限のある情報処理端末において用いられる。以下、マルチアプリケーション実行装置が組み込まれた携帯端末の例を持って説明を行う。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る実施の形態における携帯端末10のハードウェア構成を示すブロック図である。この図に示すように、携帯端末10は通常のコンピュータと同様のハードウェア構成を備え、加えて、警告音や楽曲を出力するための音声出力スピーカ101を有する音声出力部102と、データを表示する画面103を有する表示部104と、図示しない移動機通信網の基地局との間で無線通信する無線通信部105と、ユーザ操作によるキー操作に応じた信号をCPU106に出力するボタン入力部107とを備えている。
また、図に示すように、携帯端末10内の記憶部は揮発性メモリ108及び不揮発性メモリ109から成る。不揮発性メモリ109には、ネイティブソフトウェアや端末リソース制限情報及び使用リソース情報が書き込まれている。ネイティブソフトウェアとは、携帯端末がユーザに販売される前に不揮発メモリに書き込まれたソフトウェアであり、ネイティブシステムソフトウェアとネイティブアプリケーションプログラムとに大別される。
ネイティブシステムソフトウェアとしてはOSソフトウェアが、ネイティブアプリケーションプログラムとしてはWWW(World Wide Web)ブラウザプログラムや、メーラプログラム、FeliCa通信プログラム、Bluetooth通信プログラム、KVM(K Virtual Machine)プログラム、JAM(Java(登録商標) Application Manager)プログラムが挙げられる。なお、例示したネイティブアプリケーションプログラムは全てJava(登録商標)アプリケーションプログラムではないが、携帯端末がユーザに販売される前に不揮発性メモリに書き込まれたJava(登録商標)アプリケーションプログラムもネイティブアプリケーションプログラムである。
また、不揮発性メモリは、非ネイティブソフトウェアの記憶にも用いられる。非ネイティブソフトウェアとは、携帯電話機がユーザに販売された後に不揮発性メモリに書き込まれるソフトウェアのことである。
携帯端末10内のCPU106は、不揮発性メモリ109に記憶されているOSソフトウェアを、図示しない電源投入時に読み出して実行することにより、携帯端末10にマルチタスクOS(以降、「OS」と略記する)を実現させる。このOSは、携帯端末10が備えるリソースの使用を管理する機能を有する。以降、明細書では、このような管理の対象となるリソースのみを「リソース」と記載する。
リソースは、ハードウェアリソースとソフトウェアリソースと通信リソースに大別される。ハードウェアリソースには、携帯端末を構成するハードウェアの他に、携帯端末と共同し得るSD、UIM(User Identity Module)等の外部機器などがある。ソフトウェアリソースとしては、記憶部に記憶されたデータが挙げられる。通信リソースには、携帯電話機が移動通信網との間での無線通信を行う際に用いる無線チャネル等の無線リソースや、パケットの伝送路や回線通接続の通信路などの通信リソースがある。
また、複数のリソースを組み合わせて成るリソースも存在する。例えば、発信機能や、Bluetooth機能起動機能、FeliCa機能起動機能、楽曲再生機能などである。発信機能とは、通話に必要な無線通信部や無線チャネル等のリソースを確保した上で発呼を行って通話回線を接続し、通話を可能とする機能である。Bluetooth通信機能起動機能とは、Bluetooth通信ポートを使用してBluetoothの規格に従ったBluetooth通信を行う機能である。FeliCa機能起動機能とは、ICカードを使用して非接触ICカードの技術方式に従った非接触通信を可能とする機能である。楽曲再生機能とは端末内の不揮発性メモリ、もしくは端末に装着可能な不揮発メモリ、たとえばSDカードのような不揮発メモリ媒体に記憶されている楽曲データを再生し、音声出力スピーカより出力する機能である。
図2は、携帯端末10に実現される一部の機能間の関係を示す図である。この図に示されるように、ネイティブソフトウェアを実行することで携帯端末に実現される機能は、Java(登録商標)実行環境201及びホストシステム202の少なくとも一方を構成する。また、図に示されるように両構成の共通の構成要素はOS203のみである。
Java(登録商標)実行環境201は、Java(登録商標)アプリケーションを実行するためのものである。当該Java(登録商標)実行環境201の構成要素であるKVM204は、Java(登録商標)アプリケーションに対して、携帯端末のリソースにアクセスするためのAPI(Application Interface)を提供する。Java(登録商標)アプリケーションは、当該APIを通じて、発信機能205、Bluetooth機能206、FeliCa機能207などでリソースを使用することができる。なお、KVM204は他の非Java(登録商標)アプリケーションとは異なり、Java(登録商標)アプリケーションの起動の指示がOS203に入力されたときに起動される。
JAM(Java(登録商標) Application Manager)208は、携帯端末10のユーザの指示に従い、Java(登録商標)アプリケーションを内包したJAR(Java(登録商標) Archive)、ファイル及びアプリケーション情報を移動通信網経由でダウンロードし、不揮発性メモリ109に書き込む。また、JAM208は、不揮発性メモリ109に記憶されているJava(登録商標)アプリケーションの実行指示を受けると、当該Java(登録商標)アプリケーションに対応するアプリケーション情報を不揮発性メモリ109から読み出し、当該Java(登録商標)アプリケーションをKVM204に実行させる。
ホストシステム202は、非Java(登録商標)アプリケーションを実行するためのものである。非Java(登録商標)アプリケーションは、ボタン入力部107からの出力信号で表される指示が、起動を要求するものである場合、該当するネイティブアプリケーションを起動する。また、JAM208から非Java(登録商標)アプリケーション起動を要求する指示を受けると、該当するネイティブアプリケーションを読み出して実行する。
続いて、本発明の実施形態1に係る携帯端末10のソフトウェア構成について、図3を参照して説明する。
不揮発性メモリ109に格納されているプログラムは、CPU106により読み取られることにより、アプリケーション起動手段310、リソース取得要求手段301、競合リソース検出手段302、競合要因アプリケーション検出手段303、選択手段304、剥奪手段309、使用リソース情報更新手段305、リソース決定通知手段306という具体的な手段として機能する。
アプリケーション起動手段310は、指定されたアプリケーションを起動する。リソース取得要求手段301は、携帯端末10で管理されるリソースの取得を要求する。競合リソース検出手段302は、端末リソース競合テーブル307を参照し、端末の競合リソースを検出する。競合要因アプリケーション検出手段303は、競合リソース検出手段302で検出された競合リソースを使用しているアプリケーションを使用リソース情報テーブル308から検出する。選択手段304は、競合リソースを利用するアプリケーションを選択する。剥奪手段309は、アプリケーションが使用しているリソースを剥奪する。使用リソース情報更新手段305は、選択手段で選択したアプリケーションのリソースと剥奪したリソースを使用リソース情報テーブルに更新する。リソース決定通知手段306は、使用リソース情報テーブルの内容に従い、該当するアプリケーションにリソース利用可否を通知する。
次に、複数アプリケーション起動中に競合が発生した場合の画面遷移について、図16を参照して説明する。
画面1601は、アプリケーション起動手段310にて、携帯端末の競合制限に係わるリソースを使用しない「シューティングゲーム」1605と、携帯端末の競合制限に係わるBluetooth通信機能を使用する「○×ゲーム」1606が起動されている状態を示している。図示されていないが、「○×ゲーム」1606は、Bluetooth通信機能を使用中である。この状態では、携帯端末の競合制限に係わるBluetooth通信機能を使用しているアプリケーションは1つであるため競合は発生しない。
次に、アプリケーション起動手段310にて、携帯端末の競合制限に係わるBluetooth通信機能を使用する「オセロゲーム」1607を起動すると、画面1602で示すように3つのアプリケーションが同時に実行される。ここでは、「オセロゲーム」1607は起動されているが、Bluetooth通信機能を使用していない。そのため、3つのアプリケーション間で競合を発生することなく実行が継続される。
次に、「オセロゲーム」1607がBluetooth通信機能を開始しようとすると、リソース取得要求手段301によって、携帯端末10で管理されるリソースであるBluetooth通信機能が要求され、競合リソース検出手段302にて、Bluetooth通信機能と競合するリソースBluetooth通信機能が検出される。競合リソースが検出された場合は、競合要因アプリケーション検出手段303にて、競合要因アプリケーションとなる「○×ゲーム」1606が検出される。検出されたアプリケーションは、選択手段304にて、画面1603で示すようにユーザに通知する。
ここで、ユーザは、競合要因となるリソースを使用しているアプリケーションを認識し、リソースを使用させたいアプリケーション「オセロゲーム」1607を選択する。アプリケーションが選択されると、まず、Bluetooth通信機能を使用中であるアプリケーション「○×ゲーム」1606からBluetooth通信リソースを剥奪する。剥奪が完了した後、選択されたアプリケーション「オセロゲーム」1607はBluetooth通信機能の使用を開始し、ユーザに剥奪したアプリケーション「○×ゲーム」1606を画面1604で示すようにユーザに通知する。ここでは、リソース剥奪によりアプリケーションの実行を継続することが不可能となりアプリケーションが終了したことをユーザに通知している。なお、リソースを剥奪した場合に、必ずしもアプリケーションを終了させる必要はない。また、ユーザに通知する内容はこの限りではなく、リソースの使用を一時停止している旨を通知してもかまわないし、剥奪されたことを通知しない実装としてもかまわない。
次に、図4のフローチャートを参照して起動しているアプリケーションからリソースの取得を要求された場合の競合要因アプリケーション検出処理について説明する。
先ず、要求するリソースを取得し(S401)、取得したリソースと端末の制限により競合となるリソースを図5に示す端末リソース競合テーブル307を参照することにより検出する(S402)。端末リソース競合テーブル307は、先発リソース501と後発リソース502で構成されている。例えば、リソース取得要求手段301にて「FeliCa」が要求された場合、後発リソース502を「FeliCa」とする場合503に競合するリソースが検出される。先発リソース501として「HTTP」が既に使用されている場合は、「OK」となっているため、競合は発生しないと判定する。先発リソース501として「FeliCa」、もしくは「Bluetooth」が既に使用されている場合は、「NG」となっているため、競合リソースありと判定し、競合リソースとして検出する。
次に、競合要因アプリケーション検出処理(S403)により競合リソースを使用しているアプリケーションを検出する。上記、競合要因アプリケーション検出処理(S403)に関しては、後で詳細に説明する。上記競合要因アプリケーション検出処理にて検出されたアプリケーションが存在するか否かを判定する(S404)。競合要因アプリケーションが存在する場合は、リソースを使用するアプリケーションを選択させる(S405)。
選択したアプリケーションがリソースを使用しておらず、選択されていないアプリケーションがリソースを使用している場合は、リソースを剥奪する(S406)。
競合要因アプリケーション検出処理(S403)の詳細を、図6を参照して説明する。
先ず、端末リソース競合テーブルから競合リソースが検出されたか否かを判定する(S601)。競合リソースが検出されている場合、競合リソースを使用しているアプリケーションを図7に示す使用リソース情報テーブル308を参照することにより検出する(S602)。使用リソース情報テーブル308は、アプリケーションを識別するためのAPP名701と使用リソース702で構成されている。例えば、競合リソースとして、「Bluetooth」が検出された場合、使用リソース702を「Bluetooth」として使用リソース情報テーブル308を参照する。使用リソース702が「Bluetooth」であるAPP2は、「○」となっているため、Bluetoothを使用中であると判定し、リソース使用アプリケーションとして検出する。APP1、APP3は、「×」となっているため、リソースを使用していないアプリケーションであると判定する。なお、検出されるアプリケーションが複数存在する場合は、複数検出する。
次に、上記検出処理にて、競合リソースを使用しているアプリケーションが検出されたか否かを判定する(S603)。競合リソースを使用しているアプリケーションが検出された場合、画面103に競合リソースを使用する競合要因アプリを出力する。これによって、ユーザは、リソースの取得を要求することにより、どのアプリに影響を及ぼすのかを確認することができるため、リソース取得要求をしたことにより、ユーザが予期しないアプリの実行を阻害されることを防止することができる。
次に、使用リソース情報の更新可否を判定し(S407)、更新された使用リソース情報を使用リソース情報テーブル308に更新する。更新されたリソース情報は、更新されたリソース情報の使用が許可・拒否されたアプリケーションに対して通知する(S408)。
通知されたアプリケーションは、通知されたリソース情報の使用許可・拒否に応じて、リソースの使用開始・停止等の処理を行い、処理が終了する。なお、通知されたアプリは、処理を実行するのみでなく、通知された内容をユーザに対して通知する処理を行う実装としてもかまわない。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における携帯端末10を、図8、図9を参照して説明する。なお、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略した。
本発明の実施形態1に係る携帯端末10は、競合要因アプリケーションが検出された後、検出されたアプリケーションをユーザに通知するものであったが、本発明の実施形態2に係る携帯端末10は、リソースの使用を停止した場合の影響度を取得する機能を有するもので、競合リソース利用アプリケーション選択手段にてユーザに競合リソース利用アプリケーションを通知する際に付加情報として、アプリケーションのリソース利用を停止した場合の影響度も通知することを可能とするものである。
以下、実施の形態1での説明において、異なる部分においてのみ説明する。
使用しているリソースを停止した場合に及ぼす影響を取得するためには、影響度検出手段801、及び影響度情報テーブル802を追加する。
影響度情報テーブル802は、アプリケーションがリソースの使用を停止した場合に及ぼす影響度を示すテーブルであり、アプリケーションを識別するためのAPP名901と使用リソース902で構成される。例えば、競合リソース検出手段302にて「Bluetooth」がリソース情報として検出された後、競合要因アプリケーション検出手段303にて「APP3」が競合要因アプリケーションとして検出された場合、影響度情報テーブル802において、APP名901を「APP3」とし、使用リソース902を「Bluetooth」とする影響度を参照する。影響度情報テーブル802によれば、「×」となっているため、リソースを使用しなければ動作不可能と判定し、選択手段304にて、ユーザに競合リソース利用アプリケーションを通知する際に、付加情報として、APP3はリソースを停止すると動作不可能である旨も通知する。
このように影響度をユーザに通知することにより、ユーザがリソース使用アプリを選択する際の指標として利用することができる。
なお、図8では、影響度を「リソースを使用することはない」、「リソースを使用しなくても動作可能」、「リソースを使用しなければ動作不可能」の3段階としているが、影響度の段階を5段階とする、影響度の度合いを数値化する等、影響度の設定方法については限定しない。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施形態3に係る携帯端末10は、図10、図11を参照して説明する。なお、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付し、その説明を省略した。
本発明の実施形態3に係る携帯端末10は、競合要因アプリケーションが検出された後、検出されたアプリケーションをユーザに通知するものであったが、本発明の実施形態3に係る携帯端末10は、リソースの使用状況を監視し、リソース使用状況情報テーブル1002を更新する機能と、リソース使用状況情報テーブル1002を参照し、リソース使用状況を検出する機能を有するもので、選択手段304にてユーザに競合リソース利用アプリケーションを通知する際に付加情報として、アプリケーションのリソース使用状況も通知することを可能とするものである。
以下、実施の形態1での説明において、異なる部分においてのみ説明する。
リソース使用状況を取得するためには、リソース使用状況検出手段1001、リソース使用状況情報テーブル1002、及びリソース使用状況監視手段1003を追加する。
リソース使用状況情報テーブル1002は、アプリケーションのリソース使用状況を示すテーブルであり、アプリケーションを識別するためのAPP名1101と使用リソース1102で構成される。例えば、使用リソース情報テーブル308に登録されてから、リソースの使用状況をリソース使用状況監視手段1003にて、定期的に監視し、アプリケーションのリソース使用率をリソース使用状況情報テーブル1002に登録し、選択手段304にて、ユーザに競合リソース利用アプリケーションを通知する際に、付加情報として、リソース使用率も通知する。
このようにリソース使用率をユーザに通知することにより、複数のアプリケーションが実行中である場合において、1つのアプリケーションのみリソースの使用を停止しなければいけない状況において、リソースの使用率が高いアプリケーションの使用を停止すれば、リソース使用を要求したアプリケーションが、リソースを多く占有できる効果が期待できる。
なお、図11では、使用状況を使用率としているが、使用リソースの残使用時間を使用状況とする、使用リソースのアクセス状況、例えば、継続的なアクセスを行っている、断続的にアクセスを行っているといった情報を使用状況とする等、使用状況に設定する情報については限定しない。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施形態4に係る携帯端末10は、図12、図13を参照して説明する。なお、実施形態1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略した。
本発明の実施形態1に係る携帯端末10は、競合要因アプリケーションが検出された後、検出されたアプリケーションをユーザに通知するものであったが、本発明の実施形態4に係る携帯端末10は、競合リソース検出手段302により検出されたリソースがGPS(Global Positioning System)であった場合、位置情報を取得する機能を持った携帯端末10で、競合リソース利用アプリケーションをユーザに通知する際に、競合によりGPS機能を有するアプリケーションを停止した場合に及ぼす影響を取得することを可能とするものである。
以下、実施の形態1での説明において、異なる部分においてのみ説明する。
GPS機能を有するアプリケーションを停止した場合に及ぼす影響を取得するためには、GPS機能使用情報検出手段1201、GPS機能使用情報テーブル1202、位置情報取得手段1203を追加する。
GPS機能使用情報テーブル1202は、GPS機能使用率と移動速度を示すテーブルであり、アプリケーションを識別するAPP名1301、機能使用率1302、移動速度1303で構成される。例えば、使用リソース情報テーブル1002に登録されてから、位置情報取得手段1203にて、位置情報の取得が要求された回数と、位置情報取得にて取得された位置情報と前回の位置情報取得手段1203にて取得した位置情報から移動速度1303を算出したものをGPS機能使用情報テーブル1202に登録し選択手段304にて、ユーザに競合リソース利用アプリケーションを通知する際に、付加情報として、GPS機能使用状況も通知する。なお、GPS機能使用状況を通知する内容として、機能使用率1302、移動速度1303を通知してもかまわないし、機能使用率1302、移動速度1303の情報より、機能使用率が低く、移動速度が小さい場合は、近隣地域の天気予報や交通情報、店舗情報などエリアに特化した情報を取得するために現在地の地図情報取得にGPS機能が使用されていると判断し、付加情報を「位置情報サービス使用中」に変換してもかまわない、また、機能使用率が高く、移動速度が大きい場合は、継続的にGPS機能を使用し、逐一現在地の情報を取得する必要のあるナビゲーションとしてGPS機能が使用されていると判断し、付加情報を「ナビゲーションサービス使用中」に変換してもかまわない。
このようにGPS機能使用状況をユーザに通知することにより、ナビゲーション機能を使用しているアプリのGPS機能を使用してはいけないといった判断をユーザが容易に実施することができる。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施形態5に係る携帯端末10は、図14から図15を参照して説明する。なお、実施形態1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略した。
本発明の実施形態1に係る携帯端末10は、リソース取得要求時に競合要因リソース使用アプリケーションを検出するものであったが、本発明の実施形態5に係る携帯端末は、アプリケーションを起動する前に、アプリケーション情報1501を取得し、アプリケーションを実行する前に競合が発生する可能性があるか否かを判定することを可能とするものである。
以下、実施の形態1での説明において、異なる部分においてのみ説明する。
アプリケーションを起動する前に競合発生の可能性の有無を判定するには、リソース取得要求手段301に換えて、アプリケーション使用リソース情報取得手段1401を使用する。
アプリケーション使用リソース情報取得手段1401は、アプリケーション情報1501をアプリケーションの起動が要求されたタイミングにて取得する。アプリケーション情報1501には、携帯端末10のリソース1502である発信機能205、Bluetooth機能206、FeliCa機能207などのリソース使用情報1503が格納されている。リソース使用情報1503が「使用」、もしくは「必須」となっているリソースがある場合は、リソース使用情報1503で「使用」、もしくは「必須」となっているリソースと競合するリソースを端末リソース競合テーブル307より検出後、端末リソース競合テーブル307より検出した競合リソースを使用しているアプリケーションを使用リソース情報テーブル308から検出する。検出した競合リソース利用アプリケーションは、アプリケーション起動前に選択手段304にてユーザに通知する。
このように、アプリ起動前に競合要因リソース使用アプリケーションをユーザに通知することにより、リソース要求時に競合発生によりリソース要求処理が継続できないといったことを防止することができる。
(実施の形態に関する補足事項1)
上記、実施の形態において、アプリケーションとしてJava(登録商標)アプリケーションを例としたが、非Java(登録商標)アプリケーションとしてもよい。また、他の非Java(登録商標)アプリケーションに連携するようなドキュメント、例えば非Java(登録商標)アプリケーションに連携するためのリンクを付与することが可能なPDFファイルなどにも適用可能である。
(実施の形態に関する補足事項2)
上記、実施の形態において、リソース取得要求手段では、機能単位の要求を例としたが、ワンセグを録画する機能を有するアプリケーションの場合は、録画開始時間、録画終了時間も合わせて要求を行い、録画を阻害される要因がないかを検出するなど、要求情報に緻密な情報を付加してもかまわない。
本発明にかかるマルチアプリ実行装置は、リソースの使用を要求したアプリケーションがリソースを占有した場合、どのアプリケーションの実行に影響を及ぼすのかユーザが認識することができるという効果を有し、携帯電話を含む電話機や端末等に有用である。また複数のアプリケーションを同時に実行することを可能とする装置等の用途にも応用できる。
本発明の実施の形態1における携帯端末のハードウェアの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における携帯端末に実現される一部の機能間の関係を示す図 本発明の実施の形態1に係るソフトウェア構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るリソースの取得を要求された場合の競合要因アプリケーション検出処理 本発明の実施の形態1に係る端末リソース競合テーブルのデータ構造図 本発明の実施の形態1に係る競合要因アプリケーション検出処理 本発明の実施の形態1に係る使用リソース情報テーブルのデータ構造図 本発明の実施の形態2に係るソフトウェア構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る影響度情報テーブルのデータ構造図 本発明の実施の形態3に係るソフトウェア構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係るリソース使用状況情報テーブルのデータ構造図 本発明の実施の形態4に係るソフトウェア構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係るGPS機能使用情報テーブルのデータ構造図 本発明の実施の形態5に係るソフトウェア構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係るアプリケーション情報のデータ構造図 本発明の実施の形態1に係る画面遷移を示す図
符号の説明
10 携帯端末
101 音声出力スピーカ
102 音声出力部
103 画面
104 表示部
105 無線通信部
106 CPU
107 ボタン入力部
108 揮発性メモリ
109 不揮発性メモリ
201 Java(登録商標)実行環境
202 ホストシステム
203 OS
204 KVM
205 発信機能
206 Bluetooth機能
207 FeliCa機能
208 JAM
301 リソース取得要求手段
302 競合リソース検出手段
303 競合要因アプリケーション検出手段
304 選択手段
305 使用リソース情報更新手段
306 リソース決定通知手段
307 端末リソース競合テーブル
308 使用リソース情報テーブル
309 剥奪手段
310 アプリケーション起動手段
501 先発リソース
502 後発リソース
701、901、1101、1301 APP名
702、902、1102 使用リソース
801 影響度検出手段
802 影響度情報テーブル
1001 リソース使用状況検出手段
1002 リソース使用状況情報テーブル
1003 リソース使用状況監視手段
1201 GPS機能使用情報検出手段
1202 GPS機能使用情報テーブル
1203 位置情報取得手段
1302 機能使用率
1303 移動速度
1401 アプリケーション使用リソース情報取得手段
1501 アプリケーション情報
1502 リソース
1605 シューティングゲーム
1606 ○×ゲーム
1607 オセロゲーム

Claims (7)

  1. マルチアプリケーション実行環境において、
    アプリケーションを起動するアプリケーション起動手段と、
    前記アプリケーション起動手段で起動されたアプリケーションがリソースの取得を要求するリソース取得要求手段と、
    前記リソース取得要求手段により要求したリソースと競合するリソースを端末リソース競合テーブルから特定する競合リソース検出手段と、
    前記競合リソース検出手段で検出したリソースを使用しているアプリケーションを使用リソース情報テーブルから特定する競合要因アプリケーション検出手段と、
    前記競合要因アプリケーション検出手段により、競合要因アプリケーションが検出された場合、検出されたアプリケーションを通知し、リソースを与えるアプリケーションを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択したアプリケーションがリソースを使用していないアプリケーションの場合、既に起動していたアプリケーションからリソースを剥奪する剥奪手段と、
    前記選択手段で選択したアプリケーションのリソースと剥奪したリソースを使用リソース情報テーブルに更新する使用リソース情報更新手段と、
    前記使用リソース情報更新手段により更新された使用リソース情報を、該当アプリケーションに通知するリソース決定通知手段とを備えたことを特徴とするマルチアプリケーション実行装置。
  2. 前記マルチアプリケーション実行装置は、
    さらに、競合が発生した場合にアプリケーションに与える影響度を示した影響度情報テーブルを有する影響度検出手段を備え、
    前記影響度検出手段は、前記競合リソース検出手段により検出した競合リソースと前記競合要因アプリケーション検出手段により検出した競合要因アプリケーションから前記影響度情報テーブルより影響度を検出することを特徴とする請求項1記載のマルチアプリケーション実行装置。
  3. 前記マルチアプリケーション実行装置は、
    さらに、実行中のアプリケーションが使用しているリソースの状況を示すリソース使用状況情報テーブルを備え、
    前記使用リソース情報テーブルに登録されているリソースの使用状況を監視し、前記リソース使用状況情報テーブルを更新するリソース使用状況監視手段と、
    前記競合リソース検出手段により検出した競合リソースと前記競合要因アプリケーション検出手段により検出した競合要因アプリケーションから前記リソース使用状況情報テーブルより使用状況を検出するリソース使用状況検出手段と、を備えることを特徴とする請求項2のマルチアプリケーション実行装置。
  4. 前記マルチアプリケーション実行装置は、
    さらに、GPS機能を使用しているアプリケーションのGPS機能使用状況を示すGPS機能使用情報テーブルを備え、
    位置情報を取得し前記GPS機能使用情報テーブルに登録する位置情報取得手段と、
    前記GPS機能使用情報テーブルからGPS機能情報を検出するGPS機能使用情報検出手段と、を備えることを特徴とする請求項3のマルチアプリケーション実行装置。
  5. 前記マルチアプリケーション実行装置は、
    使用リソース情報の利用可否情報を有するアプリケーション情報を取得するアプリケーション使用リソース情報取得手段と、を備えることを特徴とする請求項1のマルチアプリケーション実行装置。
  6. マルチアプリケーション実行環境方法において、
    アプリケーションを起動するアプリケーション起動ステップと、
    前記アプリケーション起動ステップで起動されたアプリケーションがリソースの取得を要求するリソース取得要求ステップと、
    前記リソース取得要求ステップにより要求したリソースと競合するリソースを端末リソース競合テーブルから特定する競合リソース検出ステップと、
    前記競合リソース検出ステップで検出したリソースを使用しているアプリケーションを使用リソース情報テーブルから特定する競合要因アプリケーション検出ステップと、
    前記競合要因アプリケーション検出ステップにより、競合要因アプリケーションが検出された場合、検出されたアプリケーションを通知し、リソースを与えるアプリケーションを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択したアプリケーションがリソースを使用していないアプリケーションの場合、既に起動していたアプリケーションからリソースを剥奪する剥奪ステップと、
    前記選択ステップで選択したアプリケーションのリソースと前記剥奪ステップで剥奪したリソースを使用リソース情報テーブルに更新する使用リソース情報更新ステップと、
    前記使用リソース情報更新ステップにより更新された使用リソース情報を、該当アプリケーションに通知するリソース決定通知ステップとを備えたことを特徴とするマルチアプリケーション実行支援方法。
  7. マルチアプリケーション実行環境装置で起動するプログラムにおいて、
    アプリケーションを起動するアプリケーション起動ステップと、
    前記アプリケーション起動ステップで起動されたアプリケーションがリソースの取得を要求するリソース取得要求ステップと、
    前記リソース取得要求ステップにより要求したリソースと競合するリソースを端末リソース競合テーブルから特定する競合リソース検出ステップと、
    前記競合リソース検出ステップで検出したリソースを使用しているアプリケーションを使用リソース情報テーブルから特定する競合要因アプリケーション検出ステップと、
    前記競合要因アプリケーション検出ステップにより、競合要因アプリケーションが検出された場合、検出されたアプリケーションを通知し、リソースを与えるアプリケーションを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択したアプリケーションがリソースを使用していないアプリケーションの場合、既に起動していたアプリケーションからリソースを剥奪する剥奪ステップと、
    前記選択ステップで選択したアプリケーションのリソースと前記剥奪ステップで剥奪したリソースを使用リソース情報テーブルに更新する使用リソース情報更新ステップと、
    前記使用リソース情報更新ステップにより更新された使用リソース情報を、該当アプリケーションに通知するリソース決定通知ステップとを備えたことを特徴とするマルチアプリケーション実行装置で起動するプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013240011A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Denso Corp 携帯通信端末
WO2022176594A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 オムロンヘルスケア株式会社 無線通信システム、無線通信方法、無線通信装置およびプログラム

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