JP2009145585A - 画像表示装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の変調部に入射する複数の色光の強度を精度良く調整する。
【解決手段】画像表示装置は、複数の色光を射出する複数の発光部と、変調用画像データに応じて、複数の色光を変調する複数の変調部と、複数の色光の強度を検出する複数の検出部と、原画像データを解析する解析部と、解析結果に応じた第1種のパラメータの値と、複数の検出部からの複数の検出結果と、を用いて、複数の発光部を制御する発光制御部と、解析結果に応じた第2種のパラメータの値を用いて、原画像データを補正して、変調用画像データを生成する補正部と、を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、画像を表示するための装置および方法に関する。
プロジェクタは、通常、高圧水銀ランプなどの光源と、該光源から射出される光を3つの色光(赤色光,緑色光,青色光)に分離する光学系と、該3つの色光を変調する3つの変調部と、を備えている。
近年、光源として、3つの色光を射出する3つの発光部の採用が試みられている。発光部としては、LEDや半導体レーザなどが利用される。なお、特許文献1では、3つのLEDと、1つの光変調デバイスと、を備える投影表示装置が開示されている。
特開2004−341206号公報
ところで、上記のように、3つの発光部と3つの変調部とを備えるプロジェクタにおいて、3つの変調部に入射する3つの色光の強度は、精度良く調整されることが好ましい。しかしながら、従来では、3つの変調部に入射する3つの色光の強度は、精度良く調整されていなかった。
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、複数の変調部に入射する複数の色光の強度を精度良く調整することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1] 画像表示装置であって、
複数の色光を射出する複数の発光部と、
変調用画像データに応じて、前記複数の色光を変調する複数の変調部と、
前記複数の色光の強度を検出する複数の検出部と、
原画像データを解析する解析部と、
前記解析結果に応じた第1種のパラメータの値と、前記複数の検出部からの複数の検出結果と、を用いて、前記複数の発光部を制御する発光制御部と、
前記解析結果に応じた第2種のパラメータの値を用いて、前記原画像データを補正して、前記変調用画像データを生成する補正部と、
を備える、画像表示装置。
この装置では、複数の検出部が設けられているため、複数の検出結果を用いて、複数の発光部から射出される複数の色光の強度を、換言すれば、複数の変調部に入射する複数の色光の強度を、精度良く調整することができる。
また、この装置では、原画像データの解析結果に応じた第1種のパラメータの値に応じて、複数の発光部が制御されると共に、原画像データの解析結果に応じた第2種のパラメータの値に応じて、原画像データが補正される。このため、複数の発光部から射出される複数の色光の強度が低減され、原画像データの各画素の階調値が増大される場合には、表示される画像の輝度を維持しつつ、表示される画像のコントラストを高めることができる。
[適用例2] 適用例1記載の画像表示装置であって、
前記発光制御部は、前記第1種のパラメータの値に応じた前記複数の色光の目標の強度と、前記複数の検出結果によって示される前記複数の色光の実際の強度と、が等しくなるように、前記複数の発光部を制御する、画像表示装置。
[適用例3] 適用例1または2記載の画像表示装置であって、
前記原画像データは、前記複数の色光に対応する複数の色画像データを含み、
前記第1種のパラメータは、前記複数の色画像データに対応する複数の第1種の部分パラメータを含み、
前記第2種のパラメータは、前記複数の色画像データに対応する複数の第2種の部分パラメータを含み、
前記各第1種の部分パラメータの値と前記各第2種の部分パラメータの値とは、対応する前記色画像データに含まれる最大の階調値を用いて求められる、画像表示装置。
こうすれば、複数の発光部から射出される複数の色光の強度を、色毎に、調整することができる。
[適用例4] 適用例1または2記載の画像表示装置であって、
前記原画像データは、前記複数の色光に対応する複数の色画像データを含み、
前記第1種のパラメータの値と前記第2種のパラメータの値とは、前記複数の色画像データに含まれる最大の階調値を用いて求められる、画像表示装置。
こうすれば、複数の発光部から射出される複数の色光の強度を容易に調整することができると共に、原画像データを容易に補正することができる。
[適用例5] 適用例1ないし4のいずれかに記載の画像表示装置であって、
前記原画像データは、1つのフレームの画像を表すデータである、画像表示装置。
[適用例6] 適用例1ないし4のいずれかに記載の画像表示装置であって、
前記原画像データは、複数のフレームの画像を表すデータである、画像表示装置。
あるいは、原画像データは、1つのフレーム画像のうちの一部の画像を表すデータであってもよい。
[適用例7] 複数の色光を射出する複数の発光部と、変調用画像データに応じて、前記複数の色光を変調する複数の変調部と、前記複数の色光の強度を検出する複数の検出部と、を備える画像表示装置において画像を表示する方法であって、
原画像データを解析する工程と、
前記解析結果に応じた第1種のパラメータの値と、前記複数の検出部からの複数の検出結果と、を用いて、前記複数の発光部を制御する工程と、
前記解析結果に応じた第2種のパラメータの値を用いて、前記原画像データを補正して、前記変調用画像データを生成する工程と、
を備える、画像表示方法。
[他の適用例] 複数の色光を射出する複数の発光部と、変調用画像データに応じて、前記複数の色光を変調する複数の変調部と、前記複数の色光の強度を検出する複数の検出部と、を備える画像表示装置に、画像表示処理を実行させるためのコンピュータプログラムであって、
原画像データを解析する機能と、
前記解析結果に応じた第1種のパラメータの値と、前記複数の検出部からの複数の検出結果と、を用いて、前記複数の発光部を制御する機能と、
前記解析結果に応じた第2種のパラメータの値を用いて、前記原画像データを補正して、前記変調用画像データを生成する機能と、
を前記コンピュータに実現させるコンピュータプログラム。
なお、この発明は、画像表示装置および方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の種々の態様で実現することができる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.プロジェクタの構成:
B.画像処理部および発光装置の構成:
C.発光装置の具体的な構成:
A.プロジェクタの構成:
図1は、実施例におけるプロジェクタPJの概略構成を示す説明図である。このプロジェクタPJは、リア投写型のプロジェクタである。リア投写型のプロジェクタPJでは、スクリーンSCの背面側に画像を表す光が投写され、観察者は、スクリーンSCの表面側から画像を観察する。
プロジェクタPJは、3つの照明光学系110R,G,Bと、3つの液晶ライトバルブ120R,G,Bと、クロスダイクロイックプリズム130と、投写光学系140と、プロジェクタ全体の動作を制御する制御回路170と、を備えている。なお、図1では、光学系の図示は、かなり簡略化されている。
第1の照明光学系110Rは、赤色光Rを射出する第1の発光装置102Rを含んでおり、赤色光Rを第1の液晶ライトバルブ120Rに導く。同様に、第2の照明光学系110Gは、緑色光Gを射出する第2の発光装置102Gを含んでおり、緑色光Gを第2の液晶ライトバルブ120Gに導く。第3の照明光学系110Bは、青色光Bを射出する第3の発光装置102Bを含んでおり、青色光Bを第3の液晶ライトバルブ120Bに導く。
各液晶ライトバルブ120R,G,Bは、対応する照明光学系110R,G,Bから射出された色光R,G,Bを変調する。これにより、各液晶ライトバルブ120R,G,Bからは、赤色,緑色,青色の画像を表す光(色画像光)が射出される。
クロスダイクロイックプリズム130は、3つの液晶ライトバルブ120R,G,Bから射出された3つの色画像光を合成する。投写光学系140は、合成済みの画像光をスクリーンSC上に投写して、スクリーンSC上にカラー画像(合成済み画像)を形成する。
制御回路170は、CPUとメモリとを備えており、メモリには、画像処理部180として機能するコンピュータプログラムが格納されている。なお、画像処理部180の機能は、CPUがメモリ内のコンピュータプログラムを実行することによって実現される。
画像処理部180は、原画像を表す原画像データに対して画像処理を施し、処理済み画像を表す処理済み画像データを生成する。なお、原画像データは、赤色,緑色,青色の3つの色画像データを含んでおり、処理済み画像データも、赤色,緑色,青色の3つの処理済み色画像データを含んでいる。画像処理部180は、処理済み画像データを構成する3つの処理済み色画像データを、対応する3つの液晶ライトバルブ120R,G,Bに供給する。また、画像処理部180は、3つの発光装置102R,G,Bの動作を制御する機能を有する。
B.画像処理部および発光装置の構成:
図2は、図1の画像処理部180と3つの発光装置102R,G,Bと3つの液晶ライトバルブ120R,G,Bとを示す説明図である。
画像処理部180は、画像解析部182と、画像補正部184と、を備えている。
画像解析部182は、原画像データDを解析する。具体的には、画像解析部182は、原画像データDを構成する3つの色画像データDr,Dg,Dbを解析して、3つの値max[Yr(x,y)],max[Yg(x,y)],max[Yb(x,y)]を得る。
ここで、Yr(x,y),Yg(x,y),Yb(x,y)は、それぞれ、色画像データDr,Dg,Dbに含まれる各画素の階調値の分布を示している。(x,y)は、色画像内における画素の位置を示している。max[ ]は、[ ]内の複数の値のうちの最大値を示す。例えば、値max[Yr(x,y)]は、第1の色画像データDrに含まれる複数の画素の階調値のうちの最大値を示している。
また、画像解析部182は、上記の解析結果を用いて、3つの調光係数Lr,Lg,Lbを求め、3つの発光装置102R,G,Bに供給する。例えば、各色画像の各画素の階調値が256階調で表現される場合には、3つの調光係数Lr,Lg,Lbは、それぞれ、max[Yr(x,y)]/255,max[Yg(x,y)]/255,max[Yb(x,y)]/255で表される。なお、各調光係数Lr,Lg,Lbは、1以下の値である。
さらに、画像解析部182は、上記の解析結果を用いて、3つの補正係数Kr,Kg,Kbを求め、画像補正部184に供給する。例えば、各色画像の各画素の階調値が256階調で表現される場合には、3つの補正係数Kr,Kg,Kbは、それぞれ、255/max[Yr(x,y)],255/max[Yg(x,y)],255/max[Yb(x,y)]で表される。なお、各補正係数Kr,Kg,Kbは、1以上の値である。
なお、画像解析部182の処理は、フレーム期間毎に実行され、1フレーム分の画像毎に、3つの調光係数Lr,Lg,Lbと、3つの補正係数Kr,Kg,Kbと、が求められる。
画像補正部184は、画像解析部182から与えられた3つの補正係数Kr,Kg,Kbを用いて、原画像データDを構成する3つの色画像データDr,Dg,Dbに対して補正処理(伸張処理)を施す。例えば、画像補正部184は、第1の補正係数Krを用いて、第1の色画像データDrを補正(伸張)して、第1の補正済み色画像データXDrを生成する。同様に、第2の補正係数Kgを用いて、第2の補正済み色画像データXDgが生成され、第3の補正係数Kbを用いて、第3の補正済み色画像データXDbが生成される。
本実施例では、各色画像データの補正(伸張)は、該色画像データ内で最大の階調値を有する特定の画素に対応する液晶ライトバルブ内の特定の液晶セルの透過率が100%となるように、行われる。具体的には、第1の色画像データDr内の各画素の階調値Yr(x,y)は、液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルの透過率(%)がYr(x,y)/max[Yr(x,y)]×100(%)、すなわち、Yr(x,y)/255×Kr×100(%)となるように、増大される。例えば、第1の色画像データDr内の各画素の階調値Yr(x,y)は、Kr倍に増大されればよい。他の色画像データDg,Dbについても同様である。
なお、画像補正部184の処理は、フレーム期間毎に行われ、1フレーム分の画像毎に、3つの補正済み色画像データXDr,XDg,XDbが生成される。
各発光装置102R,G,B(図2)は、それぞれ、発光制御回路200R,G,Bと、半導体レーザ(LD)202R,G,Bと、フォトダイオード(PD)204R,G,Bと、を含んでいる。なお、以下では、第1の発光装置102Rに注目して説明するが、他の発光装置102G,Bについても同様である。
発光制御回路200Rは、画像解析部182から与えられた調光係数Lrを用いて、半導体レーザ202Rを制御する。また、発光制御回路200Rは、フォトダイオード204Rからの検出結果を用いて、半導体レーザ202Rを制御する。
具体的には、発光制御回路200Rは、与えられた調光係数Lrに応じて、目標強度を設定する。なお、目標強度は、基準強度のLr倍の強度を有する。そして、発光制御回路200Rは、該目標強度の赤色光Rが射出されるように、半導体レーザ202Rに電力を供給する。また、発光制御回路200Rは、フォトダイオード204Rによって検出される実際の強度(検出強度)を用いて、半導体レーザ202Rに供給される電力を調整する。検出強度が目標強度よりも低い場合には、発光制御回路200Rは、半導体レーザ202Rに供給される電力を増大させる。逆に、検出強度が目標強度よりも高い場合には、発光制御回路200Rは、半導体レーザ202Rに供給される電力を低減させる。すなわち、発光制御回路200Rは、フォトダイオード204Rの検出結果を用いて、フィードバック制御を行う。これにより、半導体レーザ202Rは、調光係数Lrに応じて設定される目標強度にほぼ等しい強度を有する赤色光Rを安定して射出することができる。
3つの液晶ライトバルブ120R,G,B(図2)は、それぞれ、画像補正部184から供給される3つの補正済み色画像データXDr,XDg,XDbに応じて、3つの発光装置102R,G,Bから射出される3つの色光R,G,Bを変調する。
例えば、第1の色画像データDrの最大階調値max[Yr(x,y)]が128である場合を想定する。この場合には、画像解析部182は、第1の調光係数Lrを約0.5(=128/255)に設定し、第1の補正係数Krを約2(=255/128)に設定する。このとき、第1の発光制御回路200Rは、第1の半導体レーザ202Rから射出される赤色光Rの強度が、基準強度の約0.5倍(=Lr倍)の目標強度に等しくなるように、第1の半導体レーザ202Rに電力を供給する。また、画像補正部184は、第1の補正済み色画像データXDrに応じた第1の液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルの透過率が、第1の色画像データDrに応じた第1の液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルの透過率の約2倍(Kr倍)となるように、第1の色画像データDrを補正する。そして、液晶ライトバルブ120Rは、該第1の補正済み色画像データXDrに応じて、第1の半導体レーザ202Rから射出される赤色光Rを変調する。
なお、本実施例における各半導体レーザ202R,G,Bが本発明における発光部に相当し、各フォトダイオード204R,G,Bが本発明における検出部に相当する。また、本実施例における3つの発光制御回路200R,G,Bが本発明における発光制御部に相当する。そして、本実施例における3つの補正済み色画像データDr,Dg,Dbが本発明における変調用画像データに相当し、各液晶ライトバルブ120R,G,Bが本発明における変調部に相当する。
また、3つの調光係数Lr,Lg,Lbが、本発明における第1種のパラメータに相当し、各調光係数Lr,Lg,Lbが、第1種の部分パラメータに相当する。さらに、3つの補正係数Kr,Kg,Kbが、本発明における第2種のパラメータに相当し、各補正係数Kr,Kg,Kbが、第2種の部分パラメータに相当する。
図3は、プロジェクタPJの動作の概要を示す説明図である。図3(A−1)〜(A−3)は、比較例における動作を示し、図3(B−1)〜(B−3)は、実施例における動作を示す。なお、図3では、第1の液晶ライトバルブ120Rに注目して説明する。
図3(A−1),(B−1)は、液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルに入射する赤色光Rの強度分布を示している。図3(A−2),(B−2)は、液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルの透過率分布を示している。図3(A−3),(B−3)は、液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルを透過した赤色光Rの強度分布を示している。なお、図中、横軸は、液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルの位置pを示している。また、図3(B−1),(B−2)には、図3(A−1),(A−2)に示す分布が破線で示されている。
比較例では、原画像データDは解析されない。そして、3つの半導体レーザ202R,G,Bから射出される3つの色光R,G,Bの強度は調整されず、3つの色画像データDr,Dg,Dbに対する補正処理も実行されない。
比較例では、半導体レーザ202Rは、100%の強度で赤色光Rを射出する。このため、図3(A−1)に示すように、液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルには、100%の強度を有する赤色光Rが入射する。図3(A−2)に示す液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルの透過率は、色画像データDr内の各画素の階調値に応じて設定される。例えば、特定の画素の階調値が128である場合には、対応する特定の液晶セルの透過率は約50%に設定される。そして、図3(A−3)に示すように、液晶ライトバルブ120Rを透過した光の強度分布は、液晶ライトバルブ120Rの透過率分布と同じとなる。
一方、実施例では、前述のように、原画像データDが解析される。そして、3つの半導体レーザ202R,G,Bから射出される3つの色光R,G,Bの強度は3つの調光係数Lr,Lg,Lbに応じて調整され、3つの色画像データDr,Dg,Dbは3つの補正係数Kr,Kb,Kgに応じて補正される。なお、実施例では、比較例と同じ原画像データDが利用される。
実施例では、半導体レーザ202Rは、調光係数Lrに応じた強度を有する赤色光Rを射出する。このため、図3(B−1)に示すように、液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルには、図3(A−1)に示す強度よりも小さな強度を有する赤色光Rが入射する。図3(B−2)に示す液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルの透過率は、補正済み色画像データXDr内の各画素の階調値に応じて設定される。前述したように、色画像データDrの補正(伸張)は、該色画像データDr内で最大の階調値を有する特定の画素に対応する液晶ライトバルブ120R内の特定の液晶セルの透過率が100%となるように、行われる。このため、図3(B−2)では、液晶ライトバルブ120R内の複数の液晶セルの透過率の最大値は、100%に設定されている。また、図3(B−2)では、液晶ライトバルブ120R内の各液晶セルの透過率は、図3(A−2)に示す各液晶セルの透過率よりも大きい。そして、液晶ライトバルブ120Rを透過した赤色光Rの強度分布は、図3(B−3)に示すように設定される。なお、図3(B−3)に示す強度分布は、図3(A−3)に示す強度分布と同じである。
上記の説明から分かるように、本実施例では、調光係数Lr,Lg,Lbに応じて、半導体レーザ202R,G,Bから射出される色光R,G,Bの強度が低減される。そして、補正係数Kr,Kg,Kbに応じて、色画像データDr,Dg、Dbが補正(伸張)され、この結果、液晶ライトバルブ120R,G,Bの透過率が増大する。このため、本実施例では、半導体レーザ202R,G,Bの消費電力を低減させつつ、スクリーンSC上に表示される画像の輝度を維持することができる。
C.発光装置の具体的な構成:
図4は、第1の発光装置102R(図2)の内部構成の一例を示す説明図である。図4では、第1の発光装置102Rに電力を供給するAC/DCコンバータ90も示されている。なお、他の発光装置102G,Bについても同様である。
図2で説明したように、発光装置102Rは、発光制御回路200Rと、半導体レーザ202Rと、フォトダイオード204Rと、を備えている。また、発光装置102Rは、半導体レーザ202Rから射出された光の一部(モニタ光)をフォトダイオード204Rに導く検出用ミラー203を備えている。
発光制御回路200Rは、DC/DCコンバータ220と、電圧制御回路230と、を備えている。図5は、図4のDC/DCコンバータ220および電圧制御回路230の内部構成を示す説明図である。以下では、図4,図5を参照しつつ、発光制御回路200Rについて説明する。
DC/DCコンバータ220は、AC/DCコンバータ90から第1の直流電圧を受け取り、該第1の直流電圧の電圧値を低減させて第2の直流電圧を出力する。第2の直流電圧は、半導体レーザ202Rに印加される。
具体的には、図5に示すように、DC/DCコンバータ220は、2つのトランジスタ222,224と、インダクタ226と、コンデンサ228と、を備えている。第1のトランジスタ222とインダクタ226とコンデンサ228とは、この順序で直列に接続されている。また、第2のトランジスタ224と、インダクタ226およびコンデンサ228とは、並列に接続されている。
第1のトランジスタ222のゲート端子には、第1の電圧制御信号Cv1が供給される。また、第2のトランジスタ224のゲート端子には、第2の電圧制御信号Cv2が供給される。2つのトランジスタ222,224は、2つの電圧制御信号Cv1,Cv2に従って、交互にオン状態に設定されると共に、交互にオフ状態に設定される。インダクタ226とコンデンサ228とは、2つのトランジスタ222,224間の電圧を平滑化する。この構成により、DC/DCコンバータ220は、AC/DCコンバータ90から受け取った第1の直流電圧を低減させて、第2の直流電圧を出力することができる。
電圧制御回路230は、2つの電圧制御信号Cv1,Cv2を生成して、DC/DCコンバータ220に供給する。電圧制御回路230は、図5に示すように、電流−電圧(I−V)変換器231と、目標電圧発生器232と、比較器233と、電圧制御信号生成回路234と、を備えている。
フォトダイオード204Rには、モニタ光の強度に応じて電流Sが流れる。I−V変換器231は、フォトダイオード204Rを流れる電流Sを、電圧(検出電圧)Vsに変換して出力する。なお、検出電圧Vsは、アナログ値である。
目標電圧発生器232は、第1の調光係数Lrを受け取り、目標強度に対応する目標電圧Vrを出力する。具体的には、目標電圧発生器232は、複数組の調光係数Lrと目標電圧値との対応関係を示すテーブルを備えている。なお、前述したように、目標電圧値は、目標強度が基準強度のLr倍の強度を有するように、設定されている。そして、目標電圧発生器232は、該テーブルを参照して、第1の調光係数Lrに対応する目標電圧値を読み出し、目標電圧Vrを発生させる。なお、目標電圧Vrは、アナログ値である。
比較器233は、I−V変換器231からの検出電圧Vsと、目標電圧発生器232からの目標電圧Vrと、を比較する。
電圧制御信号生成回路234は、比較器233の出力結果に応じて、第1の電圧制御信号Cv1のデューティ比と第2の電圧制御信号Cv2のデューティ比とを変更する。これにより、DC/DCコンバータ220は、2つの電圧制御信号Cv1,Cv2のデューティ比に応じた値を有する第2の直流電圧を出力して、半導体レーザ202Rに印加することができる。例えば、検出電圧Vsが目標電圧Vrよりも小さい場合には、すなわち、半導体レーザ202Rから射出された光の強度が目標強度よりも小さい場合には、電圧制御信号生成回路234は、第1の電圧制御信号Cv1のデューティ比を増大させると共に、第2の電圧制御信号Cv2のデューティ比を低減させる。この結果、半導体レーザ202Rに印加される第2の直流電圧の値が増大する。
電圧制御回路230は、さらに、スイッチ回路238を備えている。スイッチ回路238は、半導体レーザ202Rを発光状態または非発光状態に設定するためのトランジスタを備えている。
電圧制御回路230は、タイミング信号CLをスイッチ回路238に供給する。なお、タイミング信号CLは、1フレーム毎の発光期間を示す信号であり、画像処理部180から与えられる。タイミング信号CLに応じてスイッチ回路238がオン状態またはオフ状態に設定されると、半導体レーザ202Rが発光状態または非発光状態に設定される。スイッチ回路238がオン状態に設定されると、半導体レーザ202Rは、第2の直流電圧の値に応じた強度を有する光を射出する。
上記のようにして、本実施例の発光装置102R,G,Bでは、半導体レーザ202R,G,Bから射出される色光R,G,Bの強度が、順次与えられる調光係数Lr,Lg,Lbに応じた目標強度に等しくなるように、制御される。
以上説明したように、本実施例では、3つのフォトダイオード204R,G,Bが設けられている。このため、3つの検出電圧を用いて、3つの半導体レーザ202R,G,bから射出される3つの色光R,G,Bの強度を、換言すれば、3つの液晶ライトバルブ120R,G,Bに入射する3つの色光R,G,Bの強度を、精度良く調整することができる。
また、本実施例では、原画像データDの解析結果から得られる3つの調光係数Lr,Lg,Lbの値に応じて、3つの半導体レーザ202R,G,Bから射出される3つの色光R,G,Bの強度が調整(低減)される。また、原画像データDの解析結果から得られる3つの補正係数Kr,Kg,Kbの値に応じて、原画像データDを構成する3つの色画像データDr,Dg,Dbが補正(伸張)される。このため、半導体レーザ202R,G,Bの消費電力を低減させつつ、スクリーンSC上に表示される画像の輝度を維持することができる。また、スクリーンSC上に表示される画像のコントラストを高めることができる。
具体的には、半導体レーザ202R,G,Bから射出される色光R,G,Bの強度は、調光係数Lr,Lg,Lbに応じて低減され、基準強度よりも小さく設定される。このため、3つの色光の強度が調整(低減)されず、基準強度で維持される場合と比較して、黒色の画像をより暗く表示することができ、この結果、スクリーンSC上に表示される画像のコントラストを高めることができる。
さらに、本実施例では、半導体レーザ202R,G,Bが利用されているため、高圧水銀ランプなどが利用される場合と比較して、容易に発光強度を調整することができると共に、スクリーンSC上に表示される画像の色の変化を抑制することができる。具体的には、高圧水銀ランプから射出される光の色(波長)は、その発光強度に応じて変化し易い。このため、高圧水銀ランプが利用される場合には、その発光強度を変化させると、表示される画像の色が変化してしまう。一方、半導体レーザ202R,G,Bから射出される光の色(波長)は、その発光強度に応じて変化し難い。このため、本実施例では、各半導体レーザの発光強度を変化させても、表示される画像の色の変化を抑制することができる。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記実施例では、調光係数Lr,Lg,Lbと補正係数Kr,Kg,Kbとは、画像解析部182によって算出されている。しかしながら、これに代えて、調光係数Lr,Lg,Lbは、発光制御回路200R,G,Bによって算出されてもよい。また、補正係数Kr,Kg,Kbは、画像補正部184によって算出されてもよい。この場合には、画像解析部182の解析結果(max[Yr(x,y)],max[Yg(x,y)],max[Yb(x,y)])が、発光制御回路200R,G,Bと画像補正部184とに供給されればよい。
(2)上記実施例では、3つの調光係数Lr,Lg,Lbは、それぞれ、max[Yr(x,y)]/255,max[Yg(x,y)]/255,max[Yb(x,y)]/255で表され、3つの補正係数Kr,Kg,Kbは、それぞれ、255/max[Yr(x,y)],255/max[Yg(x,y)],255/max[Yb(x,y)]で表される。しかしながら、これに代えて、3つの調光係数と3つの補正係数とは、他の式で表されてもよい。すなわち、第1種のパラメータの値と第2種のパラメータの値とは、それぞれ、解析結果に応じた値であればよい。
(3)上記実施例では、3つの色画像データDr,Dg,Dbに対応して、3つの調光係数Lr,Lg,Lbと、3つの補正係数Kr,Kg,Kbと、が算出されている。しかしながら、これに代えて、1つの調光係数と1つの補正係数とが算出されるようにしてもよい。例えば、3つの色画像データDr,Dg,Dbに対応する3つの最大階調値max[Yr(x,y)],max[Yg(x,y)],max[Yb(x,y)]の中の最大値を用いて、1つの調光係数と1つの補正係数とが算出されればよい。そして、該1つの調光係数に応じて、3つの半導体レーザ202R,G,Bから射出される3つの色光の強度が調整され、該1つの補正係数に応じて、3つの色画像データDr,Dg,Dbが補正されて3つの補正済み色画像データが生成されればよい。
こうすれば、3つの半導体レーザから射出される3つの色光の強度を容易に調整することができると共に、原画像データを容易に補正することができる。ただし、上記実施例のようにすれば、3つの半導体レーザから射出される3つの色光の強度を、色毎に、調整することができる。また、3つの半導体レーザの消費電力をより低減することができる。
(4)上記実施例では、画像解析部182による原画像データの解析は、1フレームの画像(フレーム画像)毎に実行されているが、これに代えて、複数のフレーム画像毎に実行されてもよい。
この場合には、例えば、予め、複数のフレーム画像データに含まれる複数の赤色フレーム画像データを用いて、1つの解析結果が求められ、該解析結果に基づいて、1つの調光係数Lrと1つの補正係数Krとが求められればよい。そして、発光制御回路200Rは、複数のフレーム期間で、該調光係数Lrを用いて半導体レーザ202Rを制御し、画像補正部184は、複数のフレーム期間で、該補正係数Krを用いて、複数の赤色フレーム画像データを補正すればよい。
あるいは、画像解析部182による原画像データの解析は、フレーム画像内の一部の画像(部分画像)毎に実行されてもよい。
この場合には、フレーム画像は、複数の部分画像に区分される。そして、1フレーム画像毎に、複数の部分画像データに含まれる複数の赤色部分画像データを用いて、複数の解析結果が求められ、該複数の解析結果に基づいて、複数の調光係数Lrと複数の補正係数Krとが求められればよい。そして、発光制御回路200Rは、1フレーム期間に含まれる複数のサブ期間で、該複数の調光係数Lrを用いて半導体レーザ202Rを順次制御し、画像補正部184は、複数のサブ期間で、該複数の補正係数Krを用いて、複数の赤色部分画像データを順次補正すればよい。なお、この場合には、液晶ライトバルブ120Rは、複数の部分画像に対応する複数の部分領域に区分され、半導体レーザ202Rから射出される赤色光Rは、サブ期間毎に、複数の部分領域に順次導かれることが好ましい。なお、フレーム画像は、例えば、上部画像と下部画像とに区分されてもよいし、液晶ライトバルブの複数の走査線に対応する複数のライン画像に区分されてもよい。
このように、原画像データは、1つのフレームの画像を表すデータであってもよいし、複数のフレームの画像を表すデータであってもよいし、1つのフレームの画像のうちの一部の画像を表すデータであってもよい。
(5)上記実施例では、各フォトダイオード204R,G,Bは、対応する発光装置102R,G,Bの内部に設けられているが、これに代えて、発光装置102R,G,Bの外部に設けられていてもよい。例えば、各フォトダイオード204R,G,Bは、対応する液晶ライトバルブ120R,G,Bの近傍に設けられていてもよい。
上記実施例では、各発光制御回路200R,G,Bは、対応する発光装置102R,G,Bの内部に設けられているが、これに代えて、発光装置102R,G,Bの外部に設けられていてもよい。
また、上記実施例では、3つの発光制御回路200R,G,Bが利用されているが、1つの発光制御回路が利用されてもよい。
さらに、上記実施例では、発光制御回路200R,G,Bは、半導体レーザ202R,G,Bから射出される光の強度を調整するために、半導体レーザ202R,G,Bに印加される電圧を変更しているが、これに代えて、半導体レーザ202R,G,Bに供給される電流を変更するようにしてもよい。
一般には、発光制御部は、解析結果に応じた第1種のパラメータの値と、複数の検出部からの複数の検出結果と、を用いて、複数の発光部を制御すればよい。
(6)上記実施例では、各発光装置102R,G,bは、色光R,G,Bを射出する半導体レーザ202R,G,Bを備えているが、これに代えて、各発光装置は、基本波(赤外光)を射出する半導体レーザと、第2高調波発生(SHG)現象を利用して2次高調波を発生させる波長変換素子と、外部共振器を構成するミラーと、を備えていてもよい。この場合にも、各発光装置は、対応する色光R,G,Bを射出することができる。
また、上記実施例では、発光部として、半導体レーザが利用されているが、これに代えて、発光ダイオード(LED)などの他の半導体発光素子が利用されてもよい。
(7)上記実施例では、プロジェクタは、液晶ライトバルブを備えているが、これに代えて、DMD(ディジタル・マイクロミラー・デバイス)(TI社の商標)などのマイクロミラー型光変調装置を備えていてもよい。
(8)上記実施例では、リア投写型のプロジェクタに本発明が適用されているが、これに代えて、フロント投写型のプロジェクタに本発明が適用されてもよい。なお、フロント投写型のプロジェクタでは、スクリーンSCの表面側に画像を表す光が投写され、観察者は、スクリーンSCの表面側から画像を観察する。
(9)上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
実施例におけるプロジェクタPJの概略構成を示す説明図である。 図1の画像処理部180と3つの発光装置102R,G,Bと3つの液晶ライトバルブ120R,G,Bとを示す説明図である。 プロジェクタPJの動作の概要を示す説明図である。 発光装置102R(図2)の内部構成の一例を示す説明図である。 図4のDC/DCコンバータ220および電圧制御回路230の内部構成を示す説明図である。
符号の説明
90…AC/DCコンバータ
102R,G,B…発光装置
110R,G,B…照明光学系
120R,G,B…液晶ライトバルブ
130…クロスダイクロイックプリズム
140…投写光学系
170…制御回路
180…画像処理部
182…画像解析部
184…画像補正部
200R,G,B…発光制御回路
202R,G,B…半導体レーザ
203…検出用ミラー
204R,G,B…フォトダイオード
220…DC/DCコンバータ
222,224…トランジスタ
226…インダクタ
228…コンデンサ
230…電圧制御回路
231…電流−電圧(I−V)変換器
232…目標電圧発生器
233…比較器
234…電圧制御信号生成回路
238…スイッチ回路
D…原画像データ
Dr,Dg,Db…色画像データ
XDr,XDg,XDb…補正済み色画像データ
Lr,Lg,Lb…調光係数
Kr,Kg,Kb…補正係数
PJ…プロジェクタ
SC…スクリーン

Claims (7)

  1. 画像表示装置であって、
    複数の色光を射出する複数の発光部と、
    変調用画像データに応じて、前記複数の色光を変調する複数の変調部と、
    前記複数の色光の強度を検出する複数の検出部と、
    原画像データを解析する解析部と、
    前記解析結果に応じた第1種のパラメータの値と、前記複数の検出部からの複数の検出結果と、を用いて、前記複数の発光部を制御する発光制御部と、
    前記解析結果に応じた第2種のパラメータの値を用いて、前記原画像データを補正して、前記変調用画像データを生成する補正部と、
    を備える、画像表示装置。
  2. 請求項1記載の画像表示装置であって、
    前記発光制御部は、前記第1種のパラメータの値に応じた前記複数の色光の目標の強度と、前記複数の検出結果によって示される前記複数の色光の実際の強度と、が等しくなるように、前記複数の発光部を制御する、画像表示装置。
  3. 請求項1または2記載の画像表示装置であって、
    前記原画像データは、前記複数の色光に対応する複数の色画像データを含み、
    前記第1種のパラメータは、前記複数の色画像データに対応する複数の第1種の部分パラメータを含み、
    前記第2種のパラメータは、前記複数の色画像データに対応する複数の第2種の部分パラメータを含み、
    前記各第1種の部分パラメータの値と前記各第2種の部分パラメータの値とは、対応する前記色画像データに含まれる最大の階調値を用いて求められる、画像表示装置。
  4. 請求項1または2記載の画像表示装置であって、
    前記原画像データは、前記複数の色光に対応する複数の色画像データを含み、
    前記第1種のパラメータの値と前記第2種のパラメータの値とは、前記複数の色画像データに含まれる最大の階調値を用いて求められる、画像表示装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像表示装置であって、
    前記原画像データは、1つのフレームの画像を表すデータである、画像表示装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像表示装置であって、
    前記原画像データは、複数のフレームの画像を表すデータである、画像表示装置。
  7. 複数の色光を射出する複数の発光部と、変調用画像データに応じて、前記複数の色光を変調する複数の変調部と、前記複数の色光の強度を検出する複数の検出部と、を備える画像表示装置において画像を表示する方法であって、
    原画像データを解析する工程と、
    前記解析結果に応じた第1種のパラメータの値と、前記複数の検出部からの複数の検出結果と、を用いて、前記複数の発光部を制御する工程と、
    前記解析結果に応じた第2種のパラメータの値を用いて、前記原画像データを補正して、前記変調用画像データを生成する工程と、
    を備える、画像表示方法。
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