JP2009141547A - 無線lan基地局、無線lan端末、及び無線lan通信システム - Google Patents

無線lan基地局、無線lan端末、及び無線lan通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】無線LAN基地局からの要求に対する無線LAN端末のレスポンスが遅くなるのを抑え、かつ低消費電力化を図ることのできる無線LAN端末、無線LAN基地局、及び無線LAN通信システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る無線監視カメラシステム700は、監視モニター装置102、監視モニター装置102と無線ネットワークで接続されている無線監視カメラ101を備える。監視モニター装置102は、無線監視カメラ101との通信を要求する外部からの入力操作を受け付ける操作入力部203、入力操作が操作入力部203で行われる可能性がある状態かどうかを判定する操作可能性判定部202を備え、監視モニター装置102は、監視モニター装置102から無線送信された、操作可能性判定部202の判定結果に従い、Beaconフレームを間欠受信する間隔を決定するListen Interval決定部303を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線LAN基地局、無線LAN端末、及び無線LAN通信システムに関する。
無線LAN通信における仕様として代表的なものにIEEE802.11規格がある。このIEEE802.11規格にはパワーセーブモードと呼ばれる低消費電力のための動作モードがあり、無線LAN端末および無線LAN基地局を備える無線LAN通信システムにおいて、無線LAN端末は、無線LAN基地局への通知により、パワーセーブモードへ移行できる。
パワーセーブモード中には、Dozeステート(休止状態)とAwakeステート(受信可能状態)との2つのモードが存在する。Dozeステートにある無線LAN端末は、無線通信を完全に停止しており、消費電力を低下させることが出来る。一方、Awakeステートにある無線LAN端末は、無線通信が可能であるが、消費電力は通常状態と変わらない。
無線LAN端末は、無線LAN基地局が定期的に送信しているBeaconフレームの送出間隔の整数倍の期間、Dozeステートに移行して無線通信を停止できる。
無線LAN端末がDozeステートである期間に、無線LAN基地局に対して該無線LAN端末宛のユニキャストフレームが到着した場合には、無線LAN基地局は該フレームをバッファリングして保持する。この後、無線LAN基地局は、Beaconフレーム内にあるTIM(Traffic Indication Map)フィールドにおける、該無線LAN端末に割り当てられているAID(Association IDentifier)に対応するフィールドをセットしたBeaconフレームを送信する。
Dozeステートの期間を終了した無線LAN端末は、Awakeステートへ移行して受信を再開する。無線LAN基地局から送信されるBeaconフレームを受信した無線LAN端末は、Beaconフレーム中にあるTIMフィールド内の該無線LAN端末のAIDに対応するフィールドを参照することで、該無線LAN端末宛のフレームが無線LAN基地局にバッファリングされていることを認識する。この後、無線LAN端末は無線LAN基地局にPS−Pollフレームと呼ばれるフレームを送信することで、無線LAN基地局にバッファリングされている該無線LAN端末宛のフレームの送信を要求する。無線LAN端末は、Beaconフレームを参照して、該無線LAN端末宛のフレームが到着していないことを確認した場合は、再びDozeステートへ移行する。
無線LAN端末は、無線LAN基地局が定期的に送信している全てのBeaconフレームを受信しなくてもよく、間欠的にBeaconフレームを受信するように設定することができ、無線LAN端末の消費電力を抑えることが出来る。無線LAN端末は、Listen Intervalと呼ばれるパラメータに従って、定期的にBeaconフレームを受信するためAwakeステートとなる。Listen Intervalは、Beaconフレームを受信する周期を示し、例えば、5となっていれば、Beaconフレームを5個間隔で受信する。その間の4個のBeaconフレームが送信されている期間は、Dozeステートで休止しており、消費電力を抑えることができる。
一方、ブロードキャストやマルチキャストフレームに対して、TIMに基づく各無線LAN端末からの送信要求を個別に受け付けると、該ブロードキャストやマルチキャストフレームを何回も送信しなければならないことになり効率が悪い。そのため、ブロードキャストやマルチキャストフレームが、無線LAN基地局にバッファリングされている事を通知する情報は、複数回おきのBeaconフレームによって通知される。
無線LAN基地局にブロードキャストやマルチキャストフレームが到着した場合は、無線LAN基地局は、到着したブロードキャストやマルチキャストフレームをすぐには送信せずに一旦バッファリングする。無線LAN基地局は、Beaconフレーム中のTIMフィールド内の、AID=0に対応するフィールドをセットする。このブロードキャストやマルチキャストフレームが無線LAN基地局にバッファリングされていることをしめすTIMをDTIM(Delivery Traffic Indication Message)と呼び、DTIMが含まれるBeaconフレームの送信間隔をDTIM間隔と呼ぶ。DTIM間隔が、例えば、10であれば、無線LAN基地局から送信されるBeaconフレームの10回おきに、DTIMが含まれるBeaconフレームが送信されることになる。
無線LAN基地局は、ブロードキャストやマルチキャストフレームが無線LAN基地局にバッファリングされていることをしめすDTIMが含まれるBeaconフレームを送信した直後に、該バッファリングしているブロードキャストやマルチキャストフレームを送信する。従って、パワーセーブモードの無線LAN端末は、DTIMが含まれるBeaconフレームを受信しないとブロードキャストやマルチキャストフレームを受信できないため、DTIM間隔を考慮して、Listen Intervalを設定する必要がある。
以上から理解されるように、パワーセーブモードの無線LAN端末は、Listen Intervalで設定した値に従って、間欠的にBeaconフレームを受信するために、DozeステートからAwakeステートに移行する。受信したBeaconフレームのTIMフィールドを参照し、受信すべきフレームがない場合には、Dozeステートへ移行して受信部を停止させることで、低消費電力化を図ることが可能となっている。
例えば、玄関子機とモニター親機等で構成される無線ドアホンシステムに、無線LANのパワーセーブモードを使用する場合、玄関子機とモニター親機間は、無線LANで接続されており、玄関子機は無線LAN端末であり、モニター親機が無線LAN基地局に相当する。
無線ドアホンシステムでは、訪問客が玄関子機を操作して、家屋内の家人を呼び出す場合と、家屋内の家人が玄関子機の周辺状況を確認するために、モニター親機を操作して玄関子機の撮影した映像を確認する場合等の限られた時間以外には、無線LAN上のトラフィックはほとんど無いため、玄関子機をパワーセーブモードで動作させることを想定する。これにより、玄関子機の消費電力を抑えられ、玄関子機がバッテリー駆動の場合は、稼働時間を長くすることが期待される。玄関子機の消費電力を抑えるためには、Listen Intervalを長くして、消費電力の低いDozeステートの時間を長くすることが考えられる。
また、無線LAN通信システムにおけるさらなる低消費電力化について、特許文献1には、無線基地局が所定の無線端末宛のデータフレームを受信した場合、該無線端末宛のデータフレームが存在する旨を無線端末に通知するか否かを、予め与えられた通知判断基準に基づいて判断する方法が示されている。
特開2006−67244号公報
しかしながら、上述の無線ドアホンシステムについて玄関子機のListen Intervalを長くすると、モニター親機からの要求に対するレスポンスが遅くなるという問題が発生する。具体的には、家屋内の家人が玄関子機の周辺状況を確認するために、モニター親機を操作して玄関子機の撮影した映像を確認する場合、家人がモニター親機を操作してから、玄関子機がその要求を認識するまでの時間が長くなってしまい、結果的にモニター親機に映像が表示開始されるまでのレスポンス時間が長くなってしまうという問題が発生する。従って、玄関子機が設定しうるListen Interval値は、前述のレスポンス時間として許容しうる時間によって制限されてしまうことになり、玄関子機の消費電力の低減も制限されてしまうことになる。また、無線ドアホンシステムでは、モニター親機に玄関子機宛のデータフレームが存在する旨は即時玄関子機に通知するべきであり、特許文献1に記載されている方法による低消費電力化は期待できない。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、無線LAN基地局からの要求に対する無線LAN端末のレスポンスが遅くなるのを抑え、かつ低消費電力化を図ることのできる無線LAN端末、無線LAN基地局、及び無線LAN通信システムを提供することを目的とする。
本発明に係る無線LAN基地局は、無線ネットワークで接続されている無線LAN端末との通信を要求する外部からの入力操作を受け付ける操作入力手段、入力操作が操作入力手段で行われる可能性がある状態かどうかを判定する通信要求可能性判定手段、無線LAN端末宛のデータフレームを無線LAN基地局でバッファリングしている事を示すデータを含んだBeaconフレームを一定間隔で送信するとともに、通信要求可能性判定手段により判定された通信要求可能性判定結果を無線LAN端末に送信する無線通信手段を備えて構成される。
本発明に係る無線LAN端末は、無線LAN基地局から無線送信された、無線LAN端末との通信を要求する入力操作が無線LAN基地局で行われる可能性がある状態かどうかを判定した通信要求可能性判定結果に従い、Beaconフレームを間欠受信する間隔を決定するBeaconフレーム受信間隔決定手段、Beaconフレーム受信間隔決定手段により決定されたBeaconフレーム受信間隔で前記無線LAN基地局から無線送信されるBeaconフレームを間欠受信し、受信したBeaconフレームにより自端末宛のデータフレームが無線LAN基地局にバッファリングされていることを示していると認識した場合に、無線LAN基地局に対して自端末宛のデータフレームの配送を要求するデータフレームを送信するとともに、無線LAN基地局から送信される通信要求可能性判定結果を受信する無線通信手段とを備えて構成される。
本発明に係る無線LAN通信システムは、前記無線LAN基地局、前記無線LAN端末を備えて構成される。
無線LAN基地局が送出するBeaconフレームを無線LAN端末が間欠受信する間隔により、レスポンス時間と無線LAN端末での消費電力とが変化するが、これら2つのパラメータは相反し、間欠受信間隔を短くすると、レスポンス時間は短縮されるが消費電力は増大し、間欠受信間隔を長くすると、消費電力は低減されるがレスポンス時間は長くなる。本発明における無線LAN基地局は通信要求可能性判定手段を備え、本発明における無線LAN端末はBeaconフレーム受信間隔決定手段を備えており、無線LAN端末との通信を要求する入力操作が無線LAN基地局で行われる可能性が有るか無いかに応じて、無線LAN端末においてBeaconフレームの間欠受信間隔を変更することが可能である。従って、レスポンスが遅くなるのを抑え、かつ無線LAN端末における不要な消費電力を削減することが可能である。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
(構成)
図1は、本実施の形態に係る無線監視カメラシステム(無線LAN通信システム)700のネットワーク構成を示す図である。無線監視カメラ(無線LAN端末)101および監視モニター装置(無線LA基地局)102を備え、無線監視カメラ101と監視モニター装置102は無線ネットワーク103により接続されている。監視モニター装置102は、監視モニター装置102が設置されている家の玄関錠104と、通信線105を介して接続される。
図2は、本実施の形態に係る監視モニター装置102の構成を示す図である。監視モニター装置102は、無線監視カメラ101から伝送された画像を表示する画像表示部205、無線ネットワーク103で接続されている無線監視カメラ101との通信を要求する外部からの入力操作を受け付ける操作入力部(走査入力手段)203を備える。また、監視モニター装置102が設置された家屋の玄関に設置されている玄関錠(錠)104からの錠動作モード情報(錠ロック状態)を受信する錠通信部(玄関錠通信手段)201、錠通信部201で受信した玄関錠104からの錠動作モード情報に基づき、入力操作が操作入力部203で行われる可能性がある状態かどうかを判定する操作可能性判定部(通信要求可能性判定手段)202を備える。錠動作モード情報については後述する。さらに、図1に示す無線ネットワーク103経由で、無線監視カメラ101と無線通信を行う無線通信部(無線通信手段)204を備え、画像表示部205、操作入力部203、操作可能性判定部202は無線通信部204と接続される。
図3は、本実施の形態に係る無線監視カメラ101の構成を示す図である。無線監視カメラ101は、無線監視カメラ101の周囲を撮影する撮影部301、撮影部301と接続され無線ネットワーク103経由で監視モニター装置102と無線通信を行う無線通信部302を備える。また、無線通信部302と接続され、監視モニター装置102から伝送された操作可能性判定結果に基づき、無線通信部302が行う無線通信のパワーセーブモードの設定値、すなわちBeaconフレームを間欠受信する間隔であるListen Interval(Beaconフレーム受信間隔)を決定するListen Interval決定部(Beaconフレーム受信間隔決定手段)303を備える。さらに、無線監視カメラ101の各ブロックに動作電源を供給するバッテリー304を備える。
無線監視カメラ101は、例えば玄関などの屋外に設置され、周囲の状況等を撮影するための撮影部301を有している。監視モニター装置102は、例えば屋内のリビングルームに設置され、家屋内の家人が無線監視カメラ101を制御するための操作入力部203や、無線監視カメラ101が撮影した画像を表示するための画像表示部205を有している。
(動作)
次に、無線監視カメラシステム700の動作について説明する。
まず、玄関錠104の動作について説明する。玄関錠104は、鍵の締め方によって、
玄関ドアがロックされていないアンロックモードと、家人が在宅時に玄関ドアをロックする場合に選択する在宅ロックモードと、家人が留守時に玄関ドアをロックする場合に選択する留守ロックモードのうちから、1つの錠動作モードを選択可能であり、選択された錠動作モード情報を通信線105を経由して、監視モニター装置102に通知される。
従って、監視モニター装置102は、玄関錠104から通知される錠動作モード情報によって、監視モニター装置102が設置されている家が留守であるか、家人が在宅しているか判断することができる。
次に、無線監視カメラ101と監視モニター装置102の動作について説明する。無線監視カメラ101と、監視モニター装置102は、無線ネットワーク103で接続されている。無線ネットワーク103は、IEEE802.11に準拠した無線ネットワークである。
ユーザーは、監視カメラ101の周囲状況を確認したい場合には、監視モニター装置102の操作入力部203を操作する。操作入力部203で入力された画像伝送要求は、無線通信部204に通知され、無線ネットワーク103を経由して、監視カメラ101の無線通信部302に伝送される。すなわち、無線通信部204は、監視カメラ101宛のデータフレームを監視モニター装置102でバッファリングしている事を示すデータを含んだBeaconフレームを一定間隔で送信する。
無線通信部302は、受信したBeaconフレームにより無線監視カメラ101宛のデータフレームが監視モニター装置102にバッファリングされていることを示していると認識した場合に、監視モニター装置102に対して無線監視カメラ101宛のデータフレームの配送を要求するデータフレームを送信する。無線監視カメラ101宛のデータフレームにおいて、監視モニター装置102が無線監視カメラ101の周囲画像の表示を要求したとすると、無線通信部302で受信された画像伝送要求は、撮影部301に通知され、撮影部301は、画像撮影を開始し、撮影画像データを無線通信部302に伝送する。無線通信部302は、撮影部301から伝送された撮影画像データを、監視モニター装置102の無線通信部204に伝送する。無線通信部204は、前記撮影画像データを画像表示部205に伝送し、画像表示部205で表示を行う。
無線監視カメラ101と、監視モニター装置102との間の無線通信は、ユーザーが無線監視カメラ101の周囲状況を確認するために、監視モニター装置102から撮影画像を伝送する場合に使用される。従って、画像伝送の要求がない時間は、無線通信を行う必要はないので、無線監視カメラ101の無線通信部は、消費電力低減のため、パワーセーブモードで動作させる。
パワーセーブモードで動作している無線監視カメラ101の無線通信部302は、Listen Intervalで指定した周期でしか、監視モニター装置102が送出するBeaconフレームを受信しない。長いListen Intervalを指定していると、スリープ時間が長くなり、電力消費は低減できるが、Beaconフレームに含まれるTIMやDTIMを受信する間隔が長くなるため、レスポンスは悪化する。
この無線監視カメラシステム700で、考慮しなければならないのは、ユーザーが監視モニター装置102の操作入力部203を操作して、無線監視カメラ101の周囲画像の表示を要求した際における、監視モニター装置102の画像表示部205で画像が表示されるまでのレスポンスである。従って、無線監視カメラ101の無線通信部302で指定するListen Intervalは、前記レスポンスにおいて許容される最長時間で制限される。
しかしながら、もし監視モニター装置102の操作入力部203をユーザーが操作しない時間があらかじめ分かっているとすれば、そもそも無線監視カメラ101から画像伝送する事象が発生しないのであるから、その時間内においてはListen Intervalを前記レスポンスにおいて許容される最長時間で制限する必要はない。つまり、Listen Intervalを長く設定できる。
監視モニター装置102の操作入力部203をユーザーが操作しない時間として考えられるのは、ユーザーが不在である場合、つまり監視モニター装置102が設置されている家が留守である場合である。そこで、この無線監視カメラシステムでは、監視モニター装置102の錠通信部201が受信する、玄関錠104からの錠動作モード情報に基づいて、操作可能性判定部202で、留守であるかどうかを判定する。すなわち、操作可能性判定部202は、錠通信部201で受信した錠動作モード情報が、家屋内が留守であることを示す留守ロックモード(第1の状態)の場合には、入力操作が操作入力部203で行われる可能性がないと判定する。また、玄関錠通信手段で受信した錠動作モード情報が、家屋内に在宅であることを示すアンロックモード(第2の状態)あるいは在宅ロックモード(第2の状態)の場合には、前記入力操作が前記操作入力手段で行われる可能性があると判定する。もし留守であると判定された場合には、無線監視カメラ101の無線通信部302で指定するListen Intervalを長くすることができる。
具体的には、操作可能性判定部202は、留守であるかどうかを判定し、操作入力があるかどうかを判定した操作可能性判定結果を、無線通信部204に対して、無線監視カメラ101に伝送するように指示する。無線通信部204は、操作可能性判定結果を無線監視カメラ101に送信する。無線通信部302は、送信された操作可能性判定結果を受信し、Listen Interval決定部303に伝送する。
Listen Interval決定部303は、受信した操作可能性判定結果が操作入力の可能性有りと判定されたことを示していた場合、操作待機時用のListen Intervalを、無線通信部302に対して設定する値として通知する。無線通信部302は、通知された操作待機時用のListen Intervalで無線通信を行うことを無線通信部204に通知し、操作待機時用のListen Intervalに基づいたパワーセーブモードの無線通信を行う。
一方、受信した操作可能性判定結果が操作入力の可能性無しと判定されたことを示していた場合、Listen Interval決定部303は、無操作時用のListen Intervalを、無線通信部302に対して設定する値として通知する。無線通信部302は、通知されたListen Intervalで無線通信を行うことを無線通信部204に通知し、Listen Intervalに基づいたパワーセーブモードの無線通信を行う。
以上のように、無線通信部302はListen Interval決定部303により決定されたListen Intervalで、監視モニター装置102から無線送信されるBeaconフレームを間欠受信する。操作待機時用のListen Intervalは、無操作時用のListen Intervalよりも短い値が設定される。
なお、操作待機時用のListen Intervalと無操作時用のListen Intervalは、あらかじめ設定されており、Listen Interval決定部303は、操作可能性判定部202から伝送される操作可能性判定結果に基づき、どちらかのListen Intervalを、新たに設定するListen Intervalとして無線通信部302に通知することにしてもよい。
また、Listen Interval決定部303は、操作可能性判定部202から伝送される操作可能性判定結果が、現状と変化がなかった場合、言い換えると、操作入力の可能性有り状態が続いたり、操作入力の可能性無し状態が続いたりした場合には、無線通信部302に対して、新たに設定するListen Intervalを通知しなくても良い。
図4にパワーセーブモードの動作の状態例を示す。上から、監視モニター装置が送出するBeaconフレーム、待機時用でありListen Interval=3を設定した場合の無線監視カメラ101の動作状態、無操作時用でありListen Interval=15を設定した場合の無線監視カメラ101の動作状態を示す。なお、Beaconフレーム間隔は100msecとしている。
在宅と判定された場合のListen Interval=3の場合では、3個おきにBeaconフレームを受信しなければならないので、Dozeステートで動作する時間が最大300msecと比較的短く、頻繁にAwakeステートで動作しなければならない。一方、留守と判定された場合のListen Interval=15の場合では、15個おきにBeaconフレームを受信すればよいので、Dozeステートで動作する時間が最大1500msecと比較的長く、頻繁にAwakeステートで動作する必要がないため、省電力性能は高い。
ただし、図4のタイミングT401において、ユーザーが監視モニター装置102の操作入力部203を操作して、無線監視カメラ101の周囲画像の表示を要求したとすると、操作待機時用のListen Interval=5で動作していた場合には、タイミング401から約200msec後のT402に無線監視カメラ101がAwakeステートとなり、撮像と画像伝送を開始できる。図4においては、T402以降の網掛けの部分が画像伝送している部分に相当する。一方、万が一、無操作時用のListen Interval=15で動作していた場合には、タイミング401から約1400msec後のT403で無線監視カメラ101がAwakeステートとなり、ようやく撮像と画像伝送を開始することになり、レスポンス時間は長くなってしまうことになる。
(効果)
監視モニター装置102が送出するBeaconフレームを無線監視カメラ101が間欠受信する間隔により、レスポンス時間と無線監視カメラ101での消費電力とが変化するが、これら2つのパラメータは相反し、間欠受信間隔を短くすると、レスポンス時間は短縮されるが消費電力は増大し、間欠受信間隔を長くすると、消費電力は低減されるがレスポンス時間は長くなる。
本実施の形態においては、玄関錠104、錠通信部201および操作可能性判定部202の動作により、家が留守であるか、あるいは家人が在宅しているかが判定され、無線監視カメラ101との通信を要求する入力操作が監視モニター装置102において行われる可能性が有るか無いかが判定される。該判定結果により無線監視カメラ101におけるBeaconフレームの間欠受信間隔を変更することによって、前記入力操作から無線監視カメラ101との無線通信開始までのレスポンス時間が長くなってしまうのを抑え、かつ無線監視カメラ101の不要な消費電力を低減することが可能である。
<実施の形態2>
(構成)
図5は、本実施の形態に係る無線監視カメラシステム(無線LAN通信システム)701のネットワーク構成を示す図である。無線監視カメラ(無線LAN端末)101および監視モニター装置(無線LAN基地局)106を備え、無線監視カメラ101と監視モニター装置106は無線ネットワーク103により接続されている。
図6は、本実施の形態に係る監視モニター装置106の構成を示す図である。監視モニター装置106は、無線監視カメラ101から伝送された画像を表示する画像表示部205、外部からの入力操作を受け付ける操作入力部203を備える。また、監視モニター装置106の周囲の照度を計測する照度センサー601、照度センサー601で計測した照度情報に基づき、操作入力部203での操作が行われる可能性を判定する操作可能性判定部602を備える。さらに、図4に示す無線ネットワーク103経由で、無線監視カメラ101と無線通信を行う無線通信部204を備え、画像表示部205、操作入力部203、操作可能性判定部602は無線通信部204と接続される。
無線監視カメラ101の構成は実施の形態1と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
実施の形態1と同様に、無線監視カメラ101は例えば玄関などの屋外に設置され、監視モニター装置106は例えば屋内のリビングルームに設置される。
(動作)
本実施の形態に係る無線監視カメラシステム701では、監視モニター装置106の照度センサー601が監視モニター装置106の周囲の照度を測定する。操作可能性判定部602は、測定された周囲の照度とあらかじめ定められた照度基準とを比較し、入力操作が操作入力部203で行われる可能性を判定する。周囲の照度が照度基準より明るいという結果であれば、監視モニター装置106が設置された部屋には家人がおり、操作入力が行われる可能性があると判定され、周囲の照度が照度基準より暗いという結果であれば、監視モニター装置106が設置された部屋には家人がおらず、操作入力が行われる可能性がないと判定される。もし操作入力が行われる可能性がないと判定された場合には、無線監視カメラ101の無線通信部302で指定するListen Intervalを長くすることができる。
その他の動作は実施の形態1と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
(効果)
本実施の形態においては、照度センサー601および操作可能性判定部602の動作により、監視モニター装置106が設置された部屋に家人が居るか居ないかが判定され、無線監視カメラ101との通信を要求する入力操作が監視モニター装置106において行われる可能性が有るか無いかが判定される。該判定結果により無線監視カメラ101におけるListen Intervalを変更することによって、無線監視カメラ101との通信を要求する入力操作から無線監視カメラ101との無線通信開始までのレスポンス時間が長くなってしまうのを抑え、かつ無線監視カメラ101の消費電力を低減することが可能である。
また、監視モニター装置106は実施の形態1における監視モニター装置102のように玄関錠104と接続される必要がないため、通信線105を配線する必要がなく、設置が容易に可能である。
本発明は、無線LAN基地局に入力された要求により、無線LAN端末と無線LAN基地局が通信を行う無線LAN通信システム、無線LAN端末、無線LAN基地局に適用できる。
実施の形態1に係る無線監視カメラシステムのネットワーク構成を示す図である。 実施の形態1に係る監視モニター装置の構成を示す図である。 実施の形態1に係る無線監視カメラの構成を示す図である。 実施の形態1に係るパワーセーブモードの動作の状態例を示す図である。 実施の形態2に係る無線監視カメラシステムのネットワーク構成を示す図である。 実施の形態2に係る監視モニター装置の構成を示す図である。
符号の説明
101 無線監視カメラ、102,106 監視モニター装置、103 無線ネットワーク、104 玄関錠、105 通信線、201 錠通信部、202 操作可能性判定部、203 操作入力部、204 無線通信部、205 画像表示部、301 撮影部、302 無線通信部、303 Listen Interval決定部、304 バッテリー、401 操作入力のあったタイミング、402 操作待機時に設定されている無線LAN端末が通信を開始するタイミング、403 無操作時に設定されている無線LAN端末が通信を開始するタイミング、601 照度センサー、602 操作可能性判定部、700,701 無線監視カメラシステム。

Claims (5)

  1. 無線ネットワークで接続されている無線LAN端末との通信を要求する外部からの入力操作を受け付ける操作入力手段と、
    前記入力操作が前記操作入力手段で行われる可能性がある状態かどうかを判定する通信要求可能性判定手段と、
    前記無線LAN端末宛のデータフレームを無線LAN基地局でバッファリングしている事を示すデータを含んだBeaconフレームを一定間隔で送信するとともに、前記通信要求可能性判定手段により判定された通信要求可能性判定結果を前記無線LAN端末に送信する無線通信手段と
    を備える無線LAN基地局。
  2. 無線LAN基地局の周囲の照度を測定する照度センサーをさらに備え、
    前記通信要求可能性判定手段は、前記照度センサーから通知された無線LAN基地局の周囲の照度とあらかじめ定められた照度基準とを比較し、前記入力操作が前記操作入力手段で行われる可能性を判定することを特徴とする
    請求項1に記載の無線LAN基地局。
  3. 無線LAN基地局が設置された家屋の玄関に設置されている錠から錠ロック状態を受信する玄関錠通信手段をさらに備え、
    前記通信要求可能性判定手段は、
    前記玄関錠通信手段で受信した錠ロック状態が、家屋内が留守であることを示す第1の状態の場合には、前記入力操作が前記操作入力手段で行われる可能性がないと判定し、
    前記玄関錠通信手段で受信した錠ロック状態が、家屋内に在宅であることを示す第2の状態の場合には、前記入力操作が前記操作入力手段で行われる可能性があると判定することを特徴とする
    請求項1に記載の無線LAN基地局。
  4. 無線LAN基地局から無線送信された、無線LAN端末との通信を要求する入力操作が前記無線LAN基地局で行われる可能性がある状態かどうかを判定した通信要求可能性判定結果に従い、Beaconフレームを間欠受信する間隔を決定するBeaconフレーム受信間隔決定手段と、
    前記Beaconフレーム受信間隔決定手段により決定されたBeaconフレーム受信間隔で前記無線LAN基地局から無線送信されるBeaconフレームを間欠受信し、受信したBeaconフレームにより自端末宛のデータフレームが前記無線LAN基地局にバッファリングされていることを示していると認識した場合に、前記無線LAN基地局に対して自端末宛のデータフレームの配送を要求するデータフレームを送信するとともに、前記無線LAN基地局から送信される前記通信要求可能性判定結果を受信する無線通信手段と
    を備える無線LAN端末。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線LAN基地局と、
    請求項4に記載の無線LAN端末と
    を備える無線LAN通信システム。
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