JP2009140314A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置を使用するユーザの操作性および画面を見る視聴者に対する視認性の向上を図る。
【解決手段】表示装置の画面に対するユーザの位置が検出される。ユーザが画面中央の前にいるとき、画面の左右いずれかの特定領域の画像が2つ並べて表示される。ユーザが画面をタッチしたとき、このポイント位置が検出される。ポイント位置を含む特定領域の画像が2つ並べて表示される。ユーザが画面の左右いずれかの一側の前にいるとき、画面の他側の特定領域の画像が拡大されて表示される。ユーザが画面をタッチしたとき、このポイント位置を含む特定領域の画像が拡大されて表示される。
【選択図】図7

Description

本発明は、ユーザによる入力操作可能な画面を有する表示システムに関する。
会議、プレゼンテーション、研修等において、複数の人を対象に各種の情報を表示するための表示装置として、大画面の電子ボードが用いられる。このような表示装置は、タッチパネルを備えている。ユーザがタッチペンや指で画面に手書き入力すると、表示装置に接続されたPC等の制御装置は、画面に入力された情報に基づいて画像を生成し、表示装置を制御する。入力された画像が画面に表示される。また、ユーザは表示されている画像に対して拡大、移動といった操作を行うことにより、リアルタイムに画像の編集を行うことができる。
上記の表示装置では、多数の人から十分に視認できる程度の大きさの画面サイズが要求される。しかし、画面が大型化すると、入力、編集といった操作を行うユーザは、画面に対して動く範囲が広くなり、ユーザに負担がかかる。
そこで、ユーザの負担を軽減するために、ユーザの動作に追従して、画面に表示されている画像を移動させることが特許文献1に記載されている。ユーザの動作に応じて、画像がユーザに近づく、あるいは画像がユーザと同じ方向に移動することにより、画像の位置が操作しやすい位置に移動する。したがって、ユーザは、操作がしやすくなる。
特開2003−280817号公報
ところで、表示装置を見る視聴者に対する視認性をよくするために、画面の画像を拡大することが行われる。ユーザが拡大率を指定する操作を行うと、画像が拡大されて表示される。画面全体の画像が拡大されると、所望の画像が画面に表示されるとは限らない。ユーザは、所望の画像が画面内に入るように、表示されている画像をスクロールする。このように、ユーザは、適切な拡大率を指定したり、スクロールしなければならず、操作に負担を強いられる。
そこで、上記のように、ユーザの動作に追従して、画像が移動すれば、所望の画像を自動的に画面内に表示させることができ、操作性がよくなる。しかし、ユーザが画面に文字や絵を書き込む場合、ユーザは画面の前に立って、入力操作を行う。このとき、ユーザが邪魔になって、一部の視聴者は、画面を見ることができなくなる。画像が移動されても、ユーザが画面の死角となって、視聴者は必要な画像を見ることができない。画面の視認性を損なうことになる。
すなわち、表示装置を使用するユーザにとっては、画像が自動的に移動することにより操作がしやすくなる。しかし、視聴者にとっては、画面の前にいるユーザが邪魔して、画像を見ることができない。単に画像を移動させるだけでは、画面の視認性を高めることはできない。
そこで、本発明は、上記に鑑み、ユーザの操作性の向上と視聴者に対する画面の視認性の向上を両立させる表示システムの提供を目的とする。
本発明は、ユーザによる入力操作可能な画面を有する表示装置と、ユーザの動きを検出する動作検出装置と、ユーザの動きに応じて画面の表示を制御する制御装置とを備え、制御装置は、ユーザの動きに応じて、画面の一部の領域を特定し、この特定領域の画像を拡大して表示させる。
制御装置は、ユーザの動きに応じて画面内における特定領域を決める。ユーザが動けば、特定領域は変わる。すなわち、ユーザは、所望の画像が選ばれるように動くことにより、所望の画像がある特定領域を指定することができる。この特定領域の画像が拡大されて表示されるので、ユーザは、画像に対して入力操作しやすくなる。また、視聴者も大きな画像を見ることができる。
ユーザの動きとしては、ユーザの移動である。動作検出装置は、画面に対するユーザの位置を検出する。ユーザが画面の前にいるとき、制御装置は、画面を複数の領域に分割し、ユーザの位置から遠い領域を特定領域とする。
ユーザが移動するとき、ユーザは所望の画像が表示されている方向に向かって動く。すなわち、所望の画像がある領域は、ユーザの近くの領域ではなく、遠くの領域である。動作検出装置は、ユーザが遠くの領域に向かう動きを検出する。この動きに応じて、ユーザの位置から遠い領域が特定領域とされる。このようにして、遠くにあるユーザの所望の画像が拡大されて表示される。
ユーザの他の動きとして、画面に対する入力操作がある。動作検出装置は、ユーザによって指示された画面内の入力位置を検出する。ユーザが入力操作したとき、制御装置は、指示された入力位置を含む領域を特定領域として、特定領域を拡大して表示させる。
ユーザは、所望の画像に対する説明を行うとき、その画像を指し示す動きをする。動作検出装置がこの動きを検出したとき、指し示した入力位置を含む領域が特定領域として決められる。このようにして、ユーザの所望の画像が拡大されて表示される。
したがって、動作検出装置は、画面に対するユーザの位置を検出するユーザ位置検出部と、ユーザによって指示された画面内の入力位置を検出する入力位置検出部とを有する。制御装置は、ユーザの位置および入力位置に基づいて特定領域を決め、ユーザの位置に応じて特定領域の画像を並べて表示するか否かを決める。
画面に対するユーザの位置によって、ユーザが死角となって、視聴者は画面を見れなくなるおそれがある。そこで、ユーザが視聴者の邪魔になる位置にいるとき、ユーザの所望する画像を並べて表示すれば、同じ画像が複数表示される。視聴者は、ユーザに遮られずに、複数の同じ画像のうち、いずれかの画像を見ることができる。
ユーザが画面の一端から中央に向かって移動したことが検出されたとき、制御装置は、画面の他端の領域を特定領域として、特定領域の画像を拡大して表示させる。そして、ユーザが画面の中央付近にいることが検出されたとき、制御装置は、特定領域の画像を並べて表示させる。ユーザが画面の一端にいるとき、ユーザは視聴者の邪魔にならないので、視聴者が画面を見渡せる。そのため、所望の画像が画面全体に拡大して表示される。ユーザが画面中央の前にいるとき、左右両側の視聴者にとって、ユーザは死角となり、画面の一部が見えない。このとき、同じ画像を並べて表示すると、左右両側の視聴者は同じ画像を見ることができる。
制御装置は、画面に対応する複数のユーザ領域を設定し、ユーザ位置検出部により検出されたユーザの位置に基づいて、ユーザがいずれのユーザ領域にいるかを判断し、該当するユーザ領域に応じて特定領域を決める。ユーザ領域を設定することにより、ユーザの少しの移動を無視することができ、特定領域が頻繁に変わることを防げる。したがって、ユーザの細かな動きに応じて画像が目まぐるしく変わることを防止できる。
入力位置検出部は、ユーザが所持するレーザポインタによって指し示された入力位置を検出し、ユーザが画面に近づいたことが検出されたとき、制御装置は、入力位置に基づいて決められた特定領域を拡大して表示させる。レーザポインタを用いると、表示装置から離れた位置で入力を行える。そこで、画面に近づく前に、入力位置を指すことにより、事前に特定領域を指定できる。ユーザが画面の前にくると、すぐに所望の画像が表示される。
本発明によると、ユーザの動きから、ユーザが所望する画像のある特定領域を指定でき、所望の画像を拡大して表示することができる。したがって、ユーザは画面の前で大きく動かなくても所望の画像に対する入力操作を容易に行える。また、視聴者にとっては、ユーザが所望している画像が拡大されて表示されるので、見やすくなる。さらには、同じ画像が並べて表示されるので、画面の前にユーザがいても邪魔にはならず、画像を見ることができ、視認性を高めることができる。
本実施形態の表示システムを図1、2に示す。表示システムは、表示装置1とPC等の制御装置2とが通信可能に接続されて構成される。表示装置1は、LCD等の大型の表示パネルからなる表示部3を備えている。表示部3の表面にタッチパネル4が設けられ、表示装置1は、ユーザによる入力操作可能な画面を有する電子ボードとされる。
タッチパネル4は、ユーザによる入力操作を検出する入力位置検出部10を備えている。入力位置検出部10は、ユーザが画面を指し示したときの入力位置を検出し、入力位置情報を制御装置2に出力する。なお、入力操作の検出は、赤外線遮断方式、静電容量式、電磁誘導式、感圧式といった接触式、非接触式のいずれかの公知の方式によるものである。ユーザがタッチペンや指で画面をタッチすると、この入力位置が検出される。あるいは、ユーザがレーザポインタを用いて、画面を指したときの入力位置が検出される。
制御装置2は、入力された画像を表示させる表示処理部11を有している。表示処理部11は、入力位置検出部10からの入力位置情報に基づいて画像を生成し、画像を表示するように表示部3を駆動制御する。また、制御装置2は、ネットワークに接続されており、他のPC等の情報処理装置と通信可能とされる。制御装置2は、情報処理装置から入力された画像を表示部3に表示させる。
本表示システムでは、ユーザの動きを検出する動作検出装置を備えている。制御装置2は、ユーザの動きに応じて、画面に表示されている画像の一部を拡大して表示させる。これにより、ユーザの操作性および視聴者に対する視認性の向上を図っている。
ユーザの動きとして、画面の前でのユーザの移動がある。画面に対するユーザの位置を検出するために、カメラ12が設けられる。カメラ12は、CCDカメラとされ、表示部3の上部に設置される。カメラ12は、表示部3の一端上側の隅に配され、他端側に向けられる。表示装置1を含む周辺が撮影範囲とされる。撮影範囲には、画面の前方が含まれる。
カメラ12は、制御装置2に接続され、制御装置2によって制御される。カメラ12は、ユーザ位置検出部13を有している。ユーザ位置検出部13は、カメラ12によって撮影された映像からユーザの位置を検出する。すなわち、ユーザ位置検出部13は、撮影された映像を解析して、人の顔を抽出し、ユーザの存在の有無を判断する。これにより、画面の前にユーザがいるかいないかを検出できる。そして、ユーザ位置検出部13は、カメラ12からユーザまでの距離を測定して、画面に対するユーザの位置を検出する。ユーザ位置検出部13は、検出したユーザ位置情報を制御装置2に出力する。
また、ユーザが画面に対して入力操作することもユーザの動きの1つである。ユーザの入力操作を検出するために、入力位置検出部10が利用される。制御装置2は、入力位置検出部10からの入力位置情報に基づいて、ユーザの動きを判断する。このように、カメラ12のユーザ位置検出部13および入力位置検出部10は、それぞれ動作検出装置として機能する。
制御装置2は、ユーザの動きに応じて、画面の一部の領域を特定する。そして、特定領域の画像を拡大して表示する、あるいは特定領域の画像を拡大して並べて表示するように表示装置1を制御する。すなわち、制御装置2の表示処理部11は、ユーザ位置情報に基づいて特定領域を決め、その特定領域の画像を拡大して表示させる拡大表示処理部14と、入力位置情報に基づいて特定領域を決め、特定領域の画像を拡大して、同じ画像を並べて表示させる並列表示処理部15とを有する。
次に、ユーザの動きに対して、画面の表示を変えるときの動作を説明する。まず、制御装置2は、ユーザの位置を確認する。図3に示すように、ユーザ位置検出部13は、カメラ12によって撮影された映像に基づいて、ユーザが撮影範囲内に存在するかをチェックする(S301)。撮影範囲内にユーザが存在することが検出されると、ユーザ位置検出部13は、ユーザが画面の前にいるかをチェックする(S302)。ユーザが画面の前に存在することが検出されると、ユーザ位置検出部13は、画面に対するユーザの位置を検出し、ユーザ位置情報を制御装置2の表示処理部11に送信する(S303)。なお、ユーザが撮影範囲内に存在しないとき、あるいはユーザが画面の前に存在しないとき、制御装置2は、画面の表示を変えない、このとき、ユーザの位置の検出が継続して行われる。
ユーザ位置検出部13による画面に対するユーザの位置の具体的な検出方法を説明する。図4(a)に示すように、表示部3の画面に対応する複数のユーザ領域が設定される。ここでは、3つのユーザ領域A〜Cが設定される。ユーザ領域A、Cは、画面の左右両側に対応し、ユーザ領域Bは、画面の中央に対応する。各ユーザ領域はほぼ矩形状とされ、その位置は、図4(b)に示すようにxy座標で表される。画面の左上端にあるカメラ12の位置が(x,y)=(0,0)とされ、各ユーザ領域の左上端と右下端の位置のxy座標が示されている。
ユーザ位置検出部13は、撮影範囲内でのユーザの存在を検出すると、ユーザの位置を検出する。カメラ12は通常、測距センサを有しているので、このセンサを利用して、ユーザ位置検出部13は、カメラ12からユーザまでの距離を測定する。距離を測定するとき、ユーザの顔が基準とされる。そして、この距離に基づいてユーザの位置座標、すなわち顔の位置座標を算出する。ユーザ位置検出部13は、検出された位置座標をユーザ位置情報として、制御装置2の表示処理部11に送信する。
表示処理部11では、ユーザの位置座標が(0,0)〜(X3,Y)に入っているかを確かめ、ユーザの位置座標がこの範囲に入っているとき、ユーザは画面の前にいると判断する。そして、位置座標に基づいてユーザがいるユーザ領域を特定する。
また、制御装置2は、ユーザの入力操作の有無を確認する。図5に示すように、入力位置検出部10は、ユーザがタッチペンや指で画面をタッチしたか、あるいはレーザポインタによって画面を指したかを検出する(S501)。このような画面上のポイントを指示する入力指示の操作があれば、入力位置検出部10は、画面上でのポイント位置の位置座標を検出して、位置座標を入力位置情報(ポイント位置情報)として制御装置2の表示処理部11に送信する(S502)。ユーザによる入力操作が検出されなかったとき、入力操作の検出が継続して行われる。
表示処理部11は、図6(a)に示すような複数のポイント領域を設定している。表示部3の画面が複数の領域に分割され、複数のポイント領域が設定される。ここでは、4分割され、ポイント領域a〜dとされる。各領域の位置が、図6(b)に示すように、xy座標で表される。画面の左上隅が(x,y)=(0,0)とされ、各ポイント領域の左上端と右下端の位置のxy座標が示されている。表示処理部11は、検出されたポイント位置の位置座標と各ポイント領域の座標情報を対比して、ユーザにより指示されたポイント領域を特定する。
制御装置2では、表示装置1からユーザ位置情報あるいは入力位置情報が入力されると、各情報に基づいて、特定領域を決め、この特定領域の画像を拡大、あるいは拡大、並列して表示させる。表示動作を図7にしたがって説明する。表示装置1の画面には、画像が表示されている。表示装置1の前にユーザが近づいてきたとき、制御装置2は、まずユーザ位置検出部13からユーザ位置情報を取得したか確認する(S701)。取得していないとき、制御装置2は、ユーザは画面の近くにいないと判断し、画面の表示を変えない(S708)。
ユーザ位置情報を取得したとき、制御装置2は、ユーザ位置情報に含まれるユーザの位置座標からユーザの存在するユーザ領域を確認する(S702)。すなわち、検出されたユーザの位置座標と各ユーザ領域の座標情報とを対比して、位置座標がどのユーザ領域に含まれているのかを判断する。
ユーザが中央のユーザ領域Bにいるとき、制御装置2は、入力位置検出部10からポイント位置情報を取得したか確認する(S703)。ポイント位置情報を取得したとき、制御装置2は、ポイント位置情報に含まれるポイント位置の位置座標に基づいて、ポイント領域を特定する。そして、制御装置2は、特定したポイント領域の画像を予め決められた倍率で拡大し、拡大した画像を並べて表示させる(S704)。
例えば、ポイント位置の位置座標がポイント領域bの座標(0,y1)〜(x1,y2)の範囲内にあるとき、特定領域がポイント領域bとされる。そして、ポイント領域b内の画像が拡大され、画面が2分割されて、それぞれの分割画面に同じ画像が表示される。
なお、並べる方向は、横に並べても縦に並べてもよいが、視聴者が見やすくなるように横に並べるのが好ましい。また、ポイント領域の画像を拡大したとき、ポイント領域の分割数が少ない場合、ポイント領域が大きくなるので、拡大画像が分割画面に入りきらないことがある。このような場合、ポイント位置が分割画面の中心にくるように、拡大画面を分割画面において表示する。さらに、同じ画像を2つに限らず、3つ以上の複数並べてもよい。
ポイント位置情報を取得していないとき、制御装置2は、ユーザの位置に基づいて、ユーザがいずれのユーザ領域にいるかを判断し、該当するユーザ領域に応じて特定領域を決める。そして、特定領域の画像を予め決められた倍率で拡大し、拡大した画像を並べて表示させる(S705)。
ところで、ユーザの位置に基づく特定領域は、ユーザのいるユーザ領域に応じて、予め設定されている。図8に示すように、ユーザ領域と特定領域とを関連付けたテーブルが作成され、テーブルはメモリに記憶される。ユーザがユーザ領域Aにいる場合、特定領域はポイント領域cとされる。ユーザがユーザ領域Cにいる場合、特定領域はポイント領域aとされる。ユーザがユーザ領域Bにいる場合、ユーザの移動方向に応じて特定領域が決定される。ユーザ領域A→Bに移動したとき、特定領域はポイント領域cとされ、この領域の画像が画面に並列表示される。ユーザ領域C→Bに移動したとき、特定領域はポイント領域aとされ、この領域の画像が画面に並列表示される。このように、ユーザの位置に対して、遠い領域が特定領域として設定される。なお、ポイント領域aの代わりにポイント領域b、ポイント領域cの代わりにポイント領域dとしてもよく、特定領域の上下は任意に設定可能である。
したがって、S705において、ユーザはユーザ領域Bにいるので、ユーザの移動方向に応じて、特定領域はポイント領域aあるいはポイント領域cのいずれかとされる。画面には、ポイント領域aあるいはポイント領域cのいずれかの画像が拡大され、拡大画像が2つ並べて表示される。
S702において、ユーザがユーザ領域Bにいないとき、すなわち左右のユーザ領域Aあるいはユーザ領域Cにいるとき、制御装置2は、入力位置検出部10からポイント位置情報を取得したか確認する(S706)。ポイント位置情報を取得したとき、制御装置2は、ポイント位置情報に基づいて、ポイント領域を特定する。そして、制御装置2は、特定したポイント領域の画像を予め決められた倍率で拡大し、拡大画像を表示させる(S707)。表示装置1の画面には、指示されたポイント領域の画像が全面に表示される。
ポイント位置情報を取得していないとき、制御装置2は、ユーザの位置に基づいて、ユーザがいずれのユーザ領域にいるかを判断し、該当するユーザ領域に応じて特定領域を決める。そして、特定領域の画像を予め決められた倍率で拡大し、拡大画像を表示させる(S709)。表示装置1の画面には、ユーザのいる側とは反対側のポイント領域の画像が全面に表示される。なお、特定領域は図8のテーブルを参照の上、決定される。
拡大画像が表示された後、ユーザが、移動したりあるいはポイント位置を指示するたびに、ユーザの位置あるいはポイント位置に応じて決まる特定領域の画像が拡大されて表示される。また、ユーザが画面の前から離れると、元の画像が表示される。
ユーザの移動にしたがって画面の画像が変わる様子を図9に示す。ここでは、ユーザはポイント位置を指示しないものとする。ユーザが、表示装置1の右側から近づいてくる。このとき、画面の前にはユーザはいないので、元のままの画像が表示されている(S701→S708)。
ユーザが画面の右端に差し掛かると、ユーザが画面の前にきたことが検出される。画面の左側が特定領域とされ、左側のポイント領域aの画像が拡大されて、画面全体に表示される(S701→S702→S706→S709)。
ユーザが画面の中央に達したとき、ユーザの位置がユーザ領域Bにあることが検出される。このとき、画面の左側の領域a’が特定領域とされる。この領域a’の画像が左右に並べて表示される(S701→S702→S703→S705)。
図9に示すように、ユーザの動きに応じて表示される画面が変わる。このとき、ユーザの動きに応じて特定領域が決められる。決められた特定領域に表示されている画像は、現在表示されている画像である。この画像が拡大されて表示され、さらには並べて表示される。したがって、図9に示すように、ユーザが画面の中央にきたときに表示される画像は、ポイント領域aの画像ではなく、ポイント領域aの一部の領域、例えば左側の領域a’の画像が拡大されて表示される。
さらに、ユーザがポイント位置を指示する入力操作を行ったとき、表示される画像が変更される。すなわち、ユーザの位置に応じて特定領域が決められ、特定領域の画像が表示されているとき、ユーザがこの画面においてポイント位置を指示する。制御装置2は、ポイント位置に対応するポイント領域を特定領域として、先の特定領域の画像の一部である画像を拡大して表示させる。なお、ユーザが画面に対して中央にいるときには、拡大された画像が並べて表示される。ユーザが画面に対して左右のいずれかにいるとき、拡大された画像が画面全体に表示される。
レーザポインタを用いて、入力操作する場合、ユーザが画面から離れた位置からレーザポインタによって画面を指し示すと、入力位置検出部は、この入力位置を検出する。制御装置2は、ユーザが画面に近づいたことを検出したとき、ポイント位置に基づいて決められた特定領域を拡大して表示させる。また、ユーザが、レーザポインタによって、画面に円、四角といった枠を書いて、画面の一部を指定する。制御装置2は、枠内の領域を特定領域として、この特定領域の画像を拡大して表示させる。
レーザポインタを利用することにより、ユーザは画面の前にいなくても、拡大させたい画像を予め指定することが可能となる。ユーザが画面の前にくれば、自動的に指定した画像が表示される。したがって、ユーザの利便性を高めることができる。
以上のように、ユーザが画面に対して中央にいるとき、拡大された同じ画像がユーザを挟んで左右に表示される。そのため、画面に対して左側および右側にいる視聴者は、ユーザに邪魔されずに同じ画像を見ることができる。視聴者に対する画面の視認性を高めることができる。また、表示される拡大画像は、ユーザが向かっていく方向にある画像である。すなわち、ユーザが説明あるいは書き込もうとする画像であるので、ユーザにとっても画像が近くにあり、入力操作を行いやすくなる。
ユーザが画面に対して左右いずれかの側にいて、遠い側の画像に対して説明や書き込みを行うとき、遠い側の画像が拡大されて表示されるので、ユーザは大きく移動しなくてもよく、操作性がよくなる。また、画像が拡大されているので、視聴者は画像を見やすくなる。なお、ユーザに近い側の画像に対しては、ユーザは画面の前ではなく側方にいるので、操作性については問題なく、視聴者に対する視認性は良好である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。表示パネルは、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイを用いたものであってもよい。また、液晶ディスプレイからなる表示パネルに光センサが一体的に組み込まれたタッチパネル一体型表示部を用いてもよい。この光センサによりユーザの位置および入力位置が検出される。
上記の実施形態では、表示装置と制御装置とが別体とされているが、両者を一体化して、表示装置に制御装置を組み込んでもよい。
ユーザの位置を検出する動作検出装置として、ユーザの存在の有無を直接検出する赤外線センサ、超音波センサ等を用いてもよい。あるいは、表示装置の設置される床面に、圧力センサやリミットスイッチを画面と平行に並べてもよい。画面の前において、ユーザの立っている位置が直接検出される。
本発明の表示システムの構成を示す図 表示システムの機能ブロック図 ユーザ位置検出のフローチャート (a)はユーザ領域を説明するための表示装置を示す図、(b)はユーザ領域の位置座標を示す図 画面での入力位置検出のフローチャート (a)はポイント領域を説明するための表示装置を示す図、(b)はポイント領域の位置座標を示す図 ユーザの動きに応じて画面の画像を変えるときのフローチャート ユーザの位置と特定領域との関連を示す図 ユーザの移動に伴って画面に表示される画像の遷移を示す図
符号の説明
1 表示装置
2 制御装置
3 表示部
4 タッチパネル
10 入力位置検出部
11 表示処理部
12 カメラ
13 ユーザ位置検出部

Claims (8)

  1. ユーザによる入力操作可能な画面を有する表示装置と、ユーザの動きを検出する動作検出装置と、ユーザの動きに応じて画面の表示を制御する制御装置とを備え、制御装置は、ユーザの動きに応じて、画面の一部の領域を特定し、この特定領域の画像を拡大して表示させることを特徴とする表示システム。
  2. 動作検出装置は、画面に対するユーザの位置を検出し、制御装置は、画面を複数の領域に分割し、ユーザの位置から遠い領域を特定領域とすることを特徴とする請求項1記載の表示システム。
  3. 動作検出装置は、ユーザによって指示された画面内の入力位置を検出し、制御装置は、指示された入力位置を含む領域を特定領域として、特定領域を拡大して表示させることを特徴とする請求項2記載の表示システム。
  4. 動作検出装置は、画面に対するユーザの位置を検出するユーザ位置検出部と、ユーザによって指示された画面内の入力位置を検出する入力位置検出部とを有し、制御装置は、ユーザの位置および入力位置に基づいて特定領域を決め、ユーザの位置に応じて特定領域の画像を並べて表示するか否かを決めることを特徴とする請求項2または3記載の表示システム。
  5. ユーザが画面の一端から中央に向かって移動したことが検出されたとき、制御装置は、画面の他端の領域を特定領域として、特定領域の画像を拡大して表示させることを特徴とする請求項4記載の表示システム。
  6. ユーザが画面の中央付近にいることが検出されたとき、制御装置は、特定領域の画像を並べて表示させることを特徴とする請求項5記載の表示システム。
  7. 制御装置は、画面に対応する複数のユーザ領域を設定し、ユーザ位置検出部により検出されたユーザの位置に基づいて、ユーザがいずれのユーザ領域にいるかを判断し、該当するユーザ領域に応じて特定領域を決めることを特徴とする請求項4記載の表示システム。
  8. 入力位置検出部は、ユーザが所持するレーザポインタによって指し示された入力位置を検出し、ユーザが画面に近づいたことが検出されたとき、制御装置は、入力位置に基づいて決められた特定領域を拡大して表示させることを特徴とする請求項4記載の表示システム。
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