JP2009135681A - 通信システムおよびメディアコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな加入者側通信装置の追加接続を容易に行なうことができる通信システムを得ること。
【解決手段】広域網に接続されるOLT1と、OLT1から延設された光ファイバ網と、OLT1との間でPON制御プロトコルを終端するとともに所定の外部装置との間で無線通信を行なう無線ONUa1〜a3と、光ファイバ網を介してOLT1とデータフレームの送受信を行うとともに、無線通信によって無線ONUa1〜a3とデータフレームの送受信を行うメディアコンバータC1と、を備え、メディアコンバータC1は、アクセス制御フレームをOLT1と無線ONUa1〜a3との間で固定遅延で透過的に転送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、PON制御プロトコルを用いてデータフレームの送受信を行う通信システムおよびメディアコンバータに関するものである。
近年、光ファイバを用いたインターネット接続サービスとして、アクセス系ネットワークを用いたFTTH(Fiber To The Home)システムが注目されている。このFTTHシステムの1つにイーサネット(登録商標)フレームを用いたGE‐PON(Giga bit Ethernet(登録商標)‐Passive Optical Network)システムがある(例えば、非特許文献1参照)。このGE‐PONシステムは、複数の加入者側通信装置(子局装置)と局側通信装置(親局装置)とがスターカプラを介して光ファイバケーブルケーブルで接続されるシステムである。GE‐PONシステムは、複数の加入者側通信装置が単一の局側通信装置を共有するので、経済的な通信システムである。
IEEE (Institute of Electrical and Electronics Engineers) 802.3-2005 section 5
上記従来の技術(GE‐PONシステム)では、局側通信装置から接続距離の異なる加入者側通信装置が混在しており、これらの加入者側通信装置が光ファイバケーブルによって接続されている。しかしながら、GE‐PONシステムのようなアクセス系ネットワークでは、既存の集合住宅の加入者を収容するためにマンションなどの既存の集合住宅内に新たな光ファイバを敷設することは、コスト的にも技術的にも困難である。さらに、アクセス系ネットワークの回線速度を増加させることができた場合であっても、1回線に収容する加入者(子局装置)を増加させるために共同溝内や柱上のファイバプラントを再設計することは困難であるという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、PON制御プロトコルを用いてデータの送受信を行う通信装置の追加接続を容易に行なうことができる通信システムおよびメディアコンバータを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、広域網に接続される局側装置と、前記局側装置から延設された光ファイバ網と、前記局側装置との間で前記PON制御プロトコルを終端するとともに所定の外部装置との間で無線通信を行なう無線通信装置と、前記光ファイバ網を介して前記局側装置とデータフレームの送受信を行うとともに、無線通信によって前記無線通信装置とデータフレームの送受信を行うメディアコンバータと、を備え、前記メディアコンバータは、アクセス制御用のフレームを前記局側装置と前記無線通信装置との間で固定遅延で透過的に転送することを特徴とする。
この発明によれば、メディアコンバータが、データフレームを局側装置と無線通信装置との間で固定遅延で透過的に転送し、無線通信装置が局側装置との間でPON制御プロトコルを終端するとともにメディアコンバータと無線通信を行なうので、PON制御プロトコルを用いてデータの送受信を行う無線通信装置の追加接続を容易に行なうことが可能になるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る通信システムおよびメディアコンバータの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成を示す図である。通信システム100は、GE−PONシステムなどのPON型のアクセスネットワークに用いられるシステムである。本実施の形態の通信システム100は、有線通信区間と無線通信区間を組み合わせた伝送媒体上で、アクセス制御プロトコルに従ったフレーム(データフレーム)を透過的に転送させることによって、加入者側通信装置と局側装置との間のデータ転送を行なう。
本実施の形態は、通信システム100が、無線通信機能を有したONU(後述のONUa1〜a6)と、このONUと無線通信を行なうとともにOLT(後述のOLT)と光通信を行なうメディアコンバータ(後述のメディアコンバータC1,C2)と、を有しているところに1つの特徴がある。
通信システム100は、親局装置であるOLT(Optical Line Terminal)1、子局装置である無線ONU(Optical Network Unit)a1〜a6とONUb1〜bn(nは自然数)、メディアコンバータC1,C2、スターカプラ2、光ファイバ(光ファイバケーブル)3を有している。
OLT1は、ネットワークオペレータの局舎内などに配設される装置であり、広域網である上位網(図示せず)に接続するとともに、加入者通信網(PON制御プロトコル終端4)内の光ファイバ3に接続されている。OLT1は、PON制御プロトコル終端4における上位側の終端装置である。OLT1は、上位網に接続するネットワーク側インタフェース12とPON側インタフェース(図示せず)を具備している。PON側インタフェースは、光ファイバ3を介してスターカプラ2に接続されている。
スターカプラ2は、OLT1から延設されてくる光ファイバ3を下位側に分岐させることによって、OLT1とメディアコンバータC1,C2およびONUb1〜bnを光ファイバ3によって接続させている。通信システム100では、光ファイバ3とスターカプラ2によって光ファイバ網を構成している。
ONUb1〜bnは、加入者宅などに配置される従来の加入者側通信装置(子局装置)であり、PON側インタフェース(図示せず)と、加入者用のユーザ側インタフェース36と、PONアクセス制御(PONアクセス制御プロトコル)を終端する手段(図示せず)と、を具備している。PON側インタフェースは、PON制御プロトコル終端4内の光ファイバ3を介してOLT1に接続され、ユーザ側インタフェース36は、PC(Personal Computer)などの通信端末(加入者端末)に接続される。ONUb1〜bnとOLT1が接続されている区間は、PON制御プロトコル終端4のうちの光区間(光通信区間)6であり、ONUb1〜bnとOLT1との間では光ファイバ3を介した光通信が行なわれる。
メディアコンバータ(光−無線メディアコンバータ)C1は、OLT1側と接続するPON側インタフェース(図示せず)と、無線ONUa1〜a3と無線通信を行なう無線アンテナ25と、を具備している。また、メディアコンバータC2は、OLT1側と接続するPON側インタフェース(後述のPON側インタフェース26)と、無線ONUa4〜a6と無線通信を行なう無線アンテナ25と、を具備している。メディアコンバータC1,C2は、それぞれPON側インタフェースから受信したフレームの信号を無線インタフェース(後述のRFインタフェース21)に転送し、無線インタフェースから受信したフレームの信号をPON側インタフェースに転送する。メディアコンバータC1,C2は、例えば加入者宅の近傍に配置される。
メディアコンバータC1,C2とOLT1が接続されている区間は、PON制御プロトコル終端4のうちの光区間6であり、メディアコンバータC1,C2とOLT1との間では光ファイバ3を介した光通信が行なわれる。メディアコンバータC1と無線ONUa1〜a3とが通信を行なう区間や、メディアコンバータC2と無線ONUa4〜a6とが通信を行なう区間は、PON制御プロトコル終端4のうちの無線区間(無線通信区間)5である。メディアコンバータC1,C2から無線ONUa1〜a3、無線ONUa4〜a6へは、それぞれ無線アンテナ25を介してデータ送信が行なわれ、無線ONUa1〜a3、無線ONUa4〜a6から送られてくるデータは、無線アンテナ25によって受信される。
無線ONUa1〜a6は、加入者宅などに配置される本実施の形態の加入者側通信装置(無線通信装置)であり、1〜複数の加入者端末を収容する。無線ONUa1〜a6は、例えば通信システム100に新たな加入者端末を追加接続する際に用いられる。無線ONUa1〜a6は、メディアコンバータC1,C2と無線通信を行なう無線アンテナ35と、PONアクセス制御を終端する手段(後述のPON制御部33)と、加入者用のユーザ側インタフェース36と、を具備している。無線ONUa1〜a3、無線ONUa4〜a6からメディアコンバータC1,C2へは、それぞれ無線アンテナ35を介してデータ送信が行なわれ、メディアコンバータC1,C2から送られてくるデータは、無線アンテナ35によって受信される。ユーザ側インタフェース36は、PCなどの通信端末(加入者端末)に接続される。
なお、図1では説明の便宜上、ネットワーク側インタフェース12をOLT1の外側に図示したが、ネットワーク側インタフェース12はOLT1の構成要素の1つである。また、ユーザ側インタフェース36を無線ONUa1〜a6やONUb1〜bnの外側に図示したが、ユーザ側インタフェース36は無線ONUa1〜a6やONUb1〜bnの構成要素の1つである。
つぎに、メディアコンバータC1,C2の詳細な構成について説明する。なお、メディアコンバータC1,C2は、同様の構成を有するので、ここではメディアコンバータC1の構成について説明する。
図2は、メディアコンバータの構成を示すブロック図である。メディアコンバータC1は、RF(Radio Frequency)インタフェース21、フレーム処理部22、パラレル変換部23、EO/OE変換部24、無線アンテナ25、PON側インタフェース26を有している。
なお、ここでのRFインタフェース21と無線アンテナ25が、特許請求の範囲に記載の無線通信部に対応し、ここでのフレーム処理部22、パラレル変換部23、EO/OE変換部24が特許請求の範囲に記載の転送処理部に対応する。また、ここでのPON側インタフェース26が特許請求の範囲に記載の光通信部に対応する。
PON側インタフェース26は、OE/EO変換部24に接続されており、光ファイバ3を介してOLT1から受信したフレームをOE/EO変換部24に送る。また、PON側インタフェース26は、OE/EO変換部24から送られてくるフレームを、光ファイバ3を介してOLT1へ送信する。
OE/EO変換部(光/電気変換部)24は、OLT1から受信した下り方向の光信号(フレーム)を、無線ONUa1〜a3への電気信号に変換するとともに、無線ONUa1〜a3から受信した上りの電気信号を、OLT1への光信号に変換する。
パラレル変換部23は、SerDes(Serializer/Deserializer)であり、OE/EO変換部24とフレーム処理部22に接続している。パラレル変換部23は、OE/EO変換部24からシリアルに入力される電気信号をパラレル変換してフレーム処理部22に送る。また、パラレル変換部23は、フレーム処理部22からパラレルに入力される電気信号をシリアル変換してOE/EO変換部24に送る。
フレーム処理部22は、無線通信を行なうためのMAC+PHY機能を有しており、RFインタフェース21と信号の授受を行なう。フレーム処理部22は、パラレル変換部23から送られてくるフレームのカプセリングを行なってRFインタフェース21に送る。また、フレーム処理部22は、RFインタフェース21を介して無線ONUa1〜a3から受信したフレームのデカプセリングを行なってパラレル変換部23に送る。
RFインタフェース21は、フレーム処理部22および無線アンテナ25に接続されており、フレーム処理部22から送られてくるフレームを、無線アンテナ25を介して無線ONUa1〜a3へ送信する。また、RFインタフェース21は、無線アンテナ25を介して無線ONUa1〜a3から受信したフレームをフレーム処理部22に送る。無線アンテナ25は、無線ONUa1〜a3の無線アンテナ35との間で無線通信によるデータの送受信を行なう。
つぎに、無線ONUa1〜a6の詳細な構成について説明する。なお、無線ONUa1〜a6は、同様の構成を有するので、ここでは無線ONUa1の構成について説明する。図3は、無線ONUの構成を示すブロック図である。無線ONUa1は、RFインタフェース31、フレーム処理部32、PON制御部33、PHY部34、無線アンテナ35、ユーザ側インタフェース(UNI:User Network Interface)36を有している。
無線アンテナ35は、ネットワーク側インタフェースであり、メディアコンバータC1の無線アンテナ25との間で無線通信によるデータの送受信を行なう。RFインタフェース31は、フレーム処理部32および無線アンテナ35に接続されており、無線アンテナ35を介してメディアコンバータC1から受信したフレームをフレーム処理部32に送る。また、RFインタフェース21は、フレーム処理部32から送られてくるフレームを、無線アンテナ35を介してメディアコンバータC1へ送信する。
フレーム処理部32は、無線通信を行なうためのMAC+PHY機能を有しており、RFインタフェース31と信号の授受を行なう。フレーム処理部32は、PON制御部33から送られてくるフレームのカプセリングを行なってRFインタフェース31に送る。また、フレーム処理部32は、RFインタフェース31を介してメディアコンバータC1から受信したフレームのデカプセリングを行なってPON制御部33に送る。
本実施の形態のフレーム処理部32は、RFインタフェース31側から送られてくる信号をPON制御部33側へトランスペアレントに転送するとともに、PON制御部33側から送られてくる信号をRFインタフェース31側へトランスペアレントに転送する機能を有している。
PON制御部33は、フレーム処理部32とPHY部に接続されている。PON制御部33は、OLT1との間でPONアクセス制御を終端するとともに、ユーザフレームをフレーム処理部32とPHY部34との間でブリッジする機能を有している。
PHY部34は、PON制御部33とユーザ側インタフェース36に接続している。PHY部34は、ユーザ側インタフェース36との間でEthernet(登録商標)フレーム(以下、フレームという)を送受するために必要な物理レイヤの機能を有した従来のEthernet(登録商標)用PHY機能を具備している。
つぎに、通信システム100の動作について説明する。通信システム100では、OLT1とONUb1〜bnとが、従来のPONアクセス制御プロトコルおよびフレーム伝送フォーマットに基づいて、アクセス制御とフレーム伝送を実行する。具体的には、OLT1とONUb1〜bnとの間では、論理リンクを確立し、確立した論理リンクの論理リンク識別子(LLID:Logical Link IDentifier)を用いてMAC(Media Access Control)フレームによるデータの送受信を行なう。
つぎに、OLT1と無線ONUa1〜a6との間で行なわれるアクセス制御とフレーム伝送について説明する。無線ONUa1〜a3および無線ONUa4〜a6は、それぞれメディアコンバータC1、メディアコンバータC2との間で信号の送受を行い、従来のONUと同様にPON制御プロトコルを終端する。
例えば、通信システム100のPONアクセス制御方式に、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3ah仕様に基づくGE−PONを適用した場合を例にとると、無線ONUa1〜a6は、標準に基づいたプロトコルによってOLT1に接続され、OLT1からLLIDが割り当てられる。
例えば、OLT1がユニキャスト転送を行なう場合、OLT1は、上位網からフレームを受信すると、宛先MACアドレスやVID情報に基づいて、宛先を示すLLIDをフレームに付与する。そして、OLT1は、LLIDを付与したフレームを全ての無線ONUa1〜a6、ONUb1〜bnへ同報送信する。
次に、アクセス制御について説明する。アクセス制御フレームは、OLTで生成されONUで終端されるフレームであり、GE−PONで用いられるMPCPのプロトコルが適用され、メディアコンバータC1は、たとえばOLT1から全ての無線ONUa1〜a6、ONUb1〜bnに対するアクセス制御専用の無線周波数をアサインすることによって、メディアコンバータC1内のバッファによる輻輳を回避でき、固定遅延で送信する機能を具備する。
以下では、メディアコンバータC1とメディアコンバータC2が、同様の動作を行なうのでここではメディアコンバータC1の動作について説明する。また、無線ONUa1〜a3は、同様の動作を行なうのでここでは無線ONUa1の動作について説明する。
メディアコンバータC1は、PON側インタフェースを介してOLT1からのフレームを受信すると、EO/OE変換部24が、受信したフレームを電気信号に変換し、パラレル変換部23にシリアル入力する。パラレル変換部23は、OE/EO変換部24からシリアルに入力される電気信号をパラレル変換してフレーム処理部22に送る。
フレーム処理部22は、パラレル変換部23から送られてくるフレームのカプセリングを行なってRFインタフェース21に送る。RFインタフェース21は、フレーム処理部22から送られてくるフレームを、無線アンテナ25を介して無線伝搬させる。
これにより、メディアコンバータC1では、OLT1から無線ONUa1へ転送するPONフレームフォーマットのフレームを透過的に転送する。また、本実施の形態の無線区間5では、メディアコンバータC1は、アクセス制御フレームが固定遅延で伝送されるような全二重通信可能な無線方式を用いてデータ通信を行なう。
無線ONUa1は、無線アンテナ35によってメディアコンバータC1からのフレームを受信する。無線ONUa1のRFインタフェース31は、無線アンテナ35を介してメディアコンバータC1から受信したフレームをフレーム処理部32に送る。
フレーム処理部32は、RFインタフェース31を介してメディアコンバータC1から受信したフレームのデカプセリングを行なってPON制御部33に送る。このとき、フレーム処理部32は、RFインタフェース31側から送られてくる信号をPON制御部33側へトランスペアレントに転送する。
PON制御部33は、OLT1との間でPONアクセス制御を終端する。具体的には、PON制御部33は、受信したフレームに付与されているLLIDの値を確認する。PON制御部33は、LLIDの値が、自身を示すLLIDの値や同報送信を示すLLIDでなければ受信したフレームを廃棄する。一方、LLIDの値が、自身を示すLLIDの値または同報送信(ブロードキャスト)を示すLLIDの値(=0xFFFF)である場合、PON制御部33は、受信したフレームがPONアクセス制御信号であるか否かをTPID(Tag Protocol ID)の値に基づいて判断する。
受信したフレームがPONアクセス制御信号であれば、PON制御部33は、受信したフレームを用いてOLT1との間でPONアクセス制御を実行する。一方、受信したフレームがユーザデータであれば、PON制御部33は、ユーザデータをPHY部34にブリッジ(転送)する。PHY部34は、ユーザ側インタフェース36を介してPCなどの端末にフレームを送信する。この後、無線ONUa1とOLT1の間では、LLIDを用いたPONアクセス制御やユーザデータの送受信が行われる。
つぎに、通信システム100の上り方向の制御について説明する。無線ONUa1のPON制御部33は、OLT1から送信されてくる自LLID宛てのGateフレームを受信すると、Gateフレームで指定されたタイムスロットで上り信号を送信する。このPON制御部33からの信号は、フレーム処理部32でカプセリングされ、RFインタフェース31へ送られる。このとき、フレーム処理部32は、PON制御部33側から送られてくる信号をRFインタフェース31側へトランスペアレントに転送する。RFインタフェース31側へ転送されてきた信号は、無線アンテナ35を介してメディアコンバータC1に送られる。
メディアコンバータC1は、無線アンテナ25によって無線ONUa1からのフレームを受信する。メディアコンバータC1のRFインタフェース21は、無線アンテナ25を介して無線ONUa1から受信したフレームをフレーム処理部22に送る。フレーム処理部22は、RFインタフェース21を介して無線ONUa1から受信したフレームのデカプセリングを行なってパラレル変換部23に送る。
パラレル変換部23は、フレーム処理部22からパラレルに入力される電気信号をシリアル変換してOE/EO変換部24に送る。OE/EO変換部24は、無線ONUa1から受信した上りの電気信号を、OLT1への光信号に変換する。メディアコンバータC1は、OE/EO変換部24で光信号に変換されたフレームをPON側インタフェースを介してOLT1へ送信する。これにより、メディアコンバータC1では、無線ONUa1からOLT1へ転送するPONフレームフォーマットのユーザデータを固定遅延で透過的に転送する。
通信システム100に、新たな加入者を追加する場合には、スターカプラ2から光ファイバ3を延設し、その先端部(光区間6のユーザ側端部)に新たなメディアコンバータを配設する。そして、新たなメディアコンバータと無線通信を行う新たな無線ONUをPON制御プロトコル終端4に配設する。なお、既に配設されているメディアコンバータに新たな無線ONUを無線接続できる場合には、既存のメディアコンバータと無線通信を行う新たな無線ONUをPON制御プロトコル終端4に配設する。
OLT1では、無線ONUa1〜a6、ONUb1〜bnの接続距離に関する情報が管理しているので、無線ONUa1〜a6や既存のb1〜bnの間のフレーム衝突は発生しない。本実施の形態では、このように光区間6と無線区間5とにまたがってPONのアクセス制御をおこなうので、上り方向で従来の無線アクセス制御で必要であったCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)のような衝突回避のための機能が通信システム100では不要となる。さらに、無線区間5では上り下りの通信が衝突しないよう、全二重通信を行なうので、無線ONUa1〜a6は、既存のOLTやONUと混在することできる。また、通信システム100内にメディアコンバータC1,C2を介在させることによって、1つのメディアコンバータあたりに複数の加入者を容易に収容することが可能となる。
なお、本実施の形態では、OLT1に接続されるメディアコンバータが、メディアコンバータC1とメディアコンバータC2の2つである場合について説明したが、OLT1に接続されるメディアコンバータは、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、本実施の形態では、メディアコンバータC1やメディアコンバータC2に接続される無線ONUが無線ONUa1〜a3と無線ONUa4〜a6の3つずつである場合について説明したが、メディアコンバータC1やメディアコンバータC2に接続される無線ONUは、2つ以下であってもよいし、4つ以上であってもよい。
このように実施の形態1によれば、無線ONUa1〜a6とメディアコンバータC1,C2間で無線通信を行うので、OLT1と無線ONUa1〜a6との間で通信が可能となり、光ファイバ3の分岐数の制限を受けることなく、低コストで自由に無線ONU(端末)の増設を行なうことが可能となる。
また、有線技術と無線技術を組み合わせた伝送媒体上にアクセス制御プロトコルを透過的に転送させているので、既存ネットワークからの変更を最小限にしつつ、既存システムとの混在を許容しながら、集合住宅への加入者の効率的な収容や、1回線あたりの加入者数の増加をフレキシブルに行うことが可能となる。
実施の形態2.
つぎに、図4を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1では、例えばGE−PONなどのONUに無線機能を持たせ、加入者端末がこのONUに接続する場合について説明したが、実施の形態2では、加入者系のネットワークが携帯端末を収容し、携帯端末が通信システム100に接続する。
図4は、実施の形態2に係る携帯端末の構成を示す図である。携帯端末40は、携帯電話等の無線通信装置であり、RFインタフェース41、PONプロトコル終端部42、電話用通信部43、音声処理部44、データ処理部45、アプリケーション部46、無線アンテナ47を有している。
携帯端末40は、メディアコンバータC1またはメディアコンバータC2と無線通信を行うが、ここでは携帯端末40がメディアコンバータC1と無線通信を行う場合について説明する。
無線アンテナ47は、メディアコンバータC1の無線アンテナ25との間で無線通信によるデータの送受信を行なう。RFインタフェース41は、無線インタフェースであり、PONプロトコル終端部42、電話用通信部43、無線アンテナ47に接続されている。RFインタフェース41は、無線アンテナ47を介してメディアコンバータC1から受信した音声データやアプリケーションデータをPONプロトコル終端部42に送る。また、RFインタフェース41は、PONプロトコル終端部42から送られてくる音声データやアプリケーションデータを、無線アンテナ47を介してメディアコンバータC1へ送信する。また、RFインタフェース41は、携帯電話網の基地局などを介して送られてくる通話用の音声信号を電話用通信部43に送る。
PONプロトコル終端部42は、OLT1との間でPONアクセス制御を終端する。本実施の形態のPONプロトコル終端部42は、OLT1と接続可能な場合にPONプロトコルで規定された手順により、メディアコンバータC1を介してOLT1との間でPONプロトコルベースのリンクを確立し、高速なデータ通信を実行する。
電話用通信部43は、従来の携帯電話が有している電話用(音声通話用)の通信手段およびデータ通信用の通信手段を備えている。音声処理部44、データ処理部45、アプリケーション部46は、従来の携帯端末が有している機能であり、それぞれ音声通話に関する音声処理、電子メールなどに関するデータ処理、電子メールなどに関するアプリケーション処理などを行なう。本実施の形態の音声処理部44、データ処理部45、アプリケーション部46は、OLT1から受信したフレームを用いた種々のデータ処理を行なう。
つぎに、携帯端末40とOLT1との間の通信処理について説明する。なお、OLT1とメディアコンバータC1,C2は、実施の形態1の場合と同様の処理によってフレームの送受信を行うのでその説明を省略する。
携帯端末40は、無線アンテナ47によってメディアコンバータC1からのフレームを受信する。携帯端末40のRFインタフェース41は、無線アンテナ47を介してメディアコンバータC1から受信したフレームをPONプロトコル終端部42に送る。
PONプロトコル終端部42は、PONプロトコルで規定された手順により、メディアコンバータC1を介してOLT1との間でPONプロトコルベースのリンクを確立する。そして、PONプロトコル終端部42は、OLT1との間でPONアクセス制御を終端する。具体的には、PONプロトコル終端部42は、受信したフレームに付与されているLLIDの値を確認する。PONプロトコル終端部42は、LLIDの値が、自身を示すLLIDの値や同報送信を示すLLIDでなければ受信したフレームを廃棄する。一方、LLIDの値が、自身を示すLLIDの値または同報送信を示すLLIDの値である場合、PONプロトコル終端部42は、受信したフレームがPONアクセス制御信号であるか否かをTPIDの値に基づいて判断する。
受信したフレームがPONアクセス制御信号であれば、PONプロトコル終端部42は、受信したフレームを用いてOLT1との間でPONアクセス制御を実行する。一方、受信したフレームがユーザデータであれば、PONプロトコル終端部42は、ユーザデータを音声処理部44やデータ処理部45に転送する。音声処理部44、データ処理部45、アプリケーション部46では、受信したユーザデータに応じた処理を実行する。この後、携帯端末40とOLT1の間では、LLIDを用いたPONアクセス制御やユーザデータの送受信が行われる。
つぎに、通信システム100の上り方向の制御について説明する。携帯端末40のPONプロトコル終端部42は、OLT1から送信されてくる自LLID宛てのGateフレームを受信すると、Gateフレームで指定されたタイムスロットで上り信号を送信する。このPONプロトコル終端部42からの信号は、RFインタフェース41へ送られ、無線アンテナ47を介してメディアコンバータC1に送られる。
通信システム100に、新たな携帯端末40を追加する場合には、スターカプラ2から光ファイバ3を延設し、その先端部(光区間6のユーザ側端部)に新たなメディアコンバータを配設する。そして、新たな携帯端末40と新たなメディアコンバータとが無線通信を行なえるよう、新たな携帯端末40や新たなメディアコンバータの設定を行なう。なお、既に配設されているメディアコンバータに新たな携帯端末を無線接続できる場合には、新たな携帯端末40と既に配設されているメディアコンバータとが無線通信を行なえるよう、新たな携帯端末40や既に配設されているメディアコンバータの設定を行なう。
本実施の形態では、通信システム100内にメディアコンバータC1,C2を介在させることによって、1つのメディアコンバータあたりに複数の携帯端末40を容易に収容することが可能となる。
本実施の形態の携帯端末40は、従来の電話通信機能(電話用通信部43)とともに、PONプロトコル終端機能(PONプロトコル終端部42)もRFインタフェース41と接続している。そして、携帯端末40では、これらの電話用通信部43とPONプロトコル終端部42が、それぞれ音声処理部44やデータ処理部45とインタフェースしている。したがって、実施の形態2によれば、携帯端末40がOLT1との間でPONプロトコルベースのリンクが確立可能な場合、携帯端末40とOLT1との間の音声データやその他のアプリケーションデータの送受を、従来の電話通信機能よりも高速な伝送路を用いて行なうことができるので、携帯端末40に高速・高品質なサービスを提供することが可能となる。また、既存の光アクセスネットワークによって携帯電話網の巻き取りも可能となる。
実施の形態3.
つぎに、図5を用いてこの発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2では、通信システム100に接続する加入者端末が携帯電話などの携帯端末である場合について説明したが、実施の形態3では、通信システム100に接続する加入者端末を例えばラップトップ型PCや家庭用電気機器(以下、家電機器という)などの情報処理装置に挿入可能な無線カードとする。
図5は、実施の形態3に係る無線カードの構成を示す図である。無線カード50は、PCや家電機器などの情報処理装置に挿入されることによって、情報処理装置を無線通信を介して直接通信システム100に接続する無線通信装置である。
無線カード50は、RFインタフェース51、フレーム処理部52、PONプロトコル終端部53、バス型コネクタ54、無線アンテナ55を有している。無線カード50は、メディアコンバータC1またはメディアコンバータC2と無線通信を行うが、ここでは無線カード50がメディアコンバータC1と無線通信を行う場合について説明する。
無線アンテナ55は、ネットワーク側インタフェースであり、メディアコンバータC1の無線アンテナ25との間で無線通信によるデータの送受信を行なう。RFインタフェース51は、無線インタフェースであり、フレーム処理部52および無線アンテナ55に接続されている。RFインタフェース51は、無線アンテナ55を介してメディアコンバータC1から受信したフレームをフレーム処理部52に送る。また、RFインタフェース51は、フレーム処理部32から送られてくるフレームを、無線アンテナ55を介してメディアコンバータC1へ送信する。
フレーム処理部52は、無線通信を行なうためのMAC+PHY機能を有しており、RFインタフェース51と信号の授受を行なう。フレーム処理部52は、PONプロトコル終端部42から送られてくるフレームのカプセリングを行なってRFインタフェース51に送る。また、フレーム処理部32は、RFインタフェース31を介してメディアコンバータC1から受信したフレームのデカプセリングを行なってPONプロトコル終端部53に送る。
本実施の形態のフレーム処理部52は、RFインタフェース51側から送られてくる信号をPONプロトコル終端部53側へトランスペアレントに転送するとともに、PONプロトコル終端部53側から送られてくる信号をRFインタフェース51側へトランスペアレントに転送する機能を有している。
PONプロトコル終端部53は、OLT1との間でPONアクセス制御を終端する。本実施の形態のPONプロトコル終端部53は、OLT1と接続可能な場合にPONプロトコルで規定された手順により、メディアコンバータC1を介してOLT1との間でPONプロトコルベースのリンクを確立し、高速なデータ通信を実行する。PONプロトコル終端部53は、PON制御を行なう際にOLT1との間でPONアクセス制御を終端する機能と、ユーザフレームをフレーム処理部52とバス型コネクタ54との間でブリッジする機能と、を有している。
バス型コネクタ54は、例えばPCI(Peripheral Components Interconnect)バスのような汎用性の高い従来のインタフェース用のコネクタである。本実施の形態では、ユーザ側インタフェースに汎用性の高いバス型コネクタ54を用いることによって、既存の家電機器やホームルータなどの情報処理装置を、無線区間を経由して従来の光アクセスネットワームに接続することが可能となる。
つぎに、無線カード50とOLT1との間の通信処理について説明する。なお、OLT1とメディアコンバータC1,C2は、実施の形態1,2の場合と同様の処理によってフレームの送受信を行うのでその説明を省略する。
無線カード50は、無線アンテナ55によってメディアコンバータC1からのフレームを受信する。無線カード50のRFインタフェース51は、無線アンテナ55を介してメディアコンバータC1から受信したフレームをPONプロトコル終端部53に送る。PONプロトコル終端部53は、PONプロトコルで規定された手順により、メディアコンバータC1を介してOLT1との間でPONプロトコルベースのリンクを確立する。そして、PONプロトコル終端部53は、OLT1との間でPONアクセス制御を終端する。具体的には、PONプロトコル終端部53は、受信したフレームに付与されているLLIDの値を確認する。PONプロトコル終端部53は、LLIDの値が、自身を示すLLIDの値や同報送信を示すLLIDでなければ受信したフレームを廃棄する。一方、LLIDの値が、自身を示すLLIDの値または同報送信を示すLLIDの値である場合、PONプロトコル終端部53は、受信したフレームがPONアクセス制御信号であるか否かをTPIDの値に基づいて判断する。
受信したフレームがPONアクセス制御信号であれば、PONプロトコル終端部53は、受信したフレームを用いてOLT1との間でPONアクセス制御を実行する。一方、受信したフレームがユーザデータであれば、PONプロトコル終端部53は、ユーザデータをバス型コネクタ54に転送する。バス型コネクタ54は、PONプロトコル終端部53からのユーザデータを無線カード50が挿入されている情報処理装置に転送する。この後、無線カード50とOLT1の間では、LLIDを用いたPONアクセス制御やユーザデータの送受信が行われる。
つぎに、通信システム100の上り方向の制御について説明する。無線カード50のPONプロトコル終端部53は、OLT1から送信されてくる自LLID宛てのGateフレームを受信すると、Gateフレームで指定されたタイムスロットで上り信号を送信する。このPONプロトコル終端部53からの信号は、RFインタフェース41へ送られ、無線アンテナ55を介してメディアコンバータC1に送られる。
通信システム100に、新たな無線カード50を追加する場合には、スターカプラ2から光ファイバ3を延設し、その先端部(光区間6のユーザ側端部)に新たなメディアコンバータを配設する。そして、新たな無線カード50と新たなメディアコンバータとが無線通信を行なえるよう、新たな無線カード50や新たなメディアコンバータの設定を行なう。なお、既に配設されているメディアコンバータに新たな無線カード50を無線接続できる場合には、新たな無線カード50と既に配設されているメディアコンバータとが無線通信を行なえるよう、新たな無線カード50や既に配設されているメディアコンバータの設定を行なう。
本実施の形態では、通信システム100内にメディアコンバータC1,C2を介在させることによって、1つのメディアコンバータあたりに複数の無線カード50を容易に収容することが可能となる。
このように実施の形態3によれば、無線カード50がPONプロトコル終端部53を備えているので、情報処理装置を、無線区間を経由して従来の光アクセスネットワークに効率良く収容することが可能となる。
以上のように、本発明に係る通信システムおよびメディアコンバータは、PON制御プロトコルを用いたデータフレームの送受信に適している。
本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成を示す図である。 メディアコンバータの構成を示すブロック図である。 無線ONUの構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る携帯端末の構成を示す図である。 実施の形態3に係る無線カードの構成を示す図である。
符号の説明
1 OLT
2 スターカプラ
3 光ファイバ
4 PON制御プロトコル終端
5 無線区間
6 光区間
12 ネットワーク側インタフェース
21,31,41,51 RFインタフェース
22,32,52 フレーム処理部
23 パラレル変換部
24 EO/OE変換部
25,35,47,55 無線アンテナ
26 PON側インタフェース
33 PON制御部
34 PHY部
36 ユーザ側インタフェース
40 携帯端末
42 PONプロトコル終端部
43 電話用通信部
44 音声処理部
45 データ処理部
46 アプリケーション部
50 無線カード
53 プロトコル終端部
54 バス型コネクタ
100 通信システム
C1,C2 メディアコンバータ
a1〜a6 無線ONU
b1〜bn ONU

Claims (6)

  1. 広域網に接続される局側装置と、
    前記局側装置から延設された光ファイバ網と、
    前記局側装置との間で前記PON制御プロトコルを終端するとともに所定の外部装置との間で無線通信を行なう無線通信装置と、
    前記光ファイバ網を介して前記局側装置とデータフレームの送受信を行うとともに、無線通信によって前記無線通信装置とデータフレームの送受信を行うメディアコンバータと、
    を備え、
    前記メディアコンバータは、アクセス制御用のフレームを前記局側装置と前記無線通信装置との間で固定遅延で透過的に転送することを特徴とする通信システム。
  2. 前記メディアコンバータは、複数の前記無線通信装置と無線通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記無線通信装置は、加入者端末を収容するとともに前記加入者端末へのデータフレームを前記メディアコンバータから前記加入者端末に転送する加入者側通信装置であることを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記無線通信装置は、前記データフレームを用いたデータ処理を行なう携帯端末であることを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  5. 前記無線通信装置は、バス型コネクタを有するとともに、前記バス型コネクタを介して接続する情報処理装置に、前記メディアコンバータからのデータフレームを転送することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  6. 光信号と電気信号とを相互に変換するメディアコンバータにおいて、
    広域網に接続される局側装置から延設された光ファイバ網を介して前記局側装置との間で光通信によってデータフレームの送受信を行なう光通信部と、
    前記局側装置との間で前記PON制御プロトコルを終端する無線通信装置との間で無線通信によってデータフレームの送受信を行なう無線通信部と、
    前記局側装置から受信したデータフレームの光信号を電気信号に変換するとともに、前記無線通信装置から受信したデータフレームの電気号を光信号に変換し、かつ前記データフレームを前記局側装置と前記無線通信装置との間で固定遅延で透過的に転送する転送処理部と、
    を備えることを特徴とするメディアコンバータ。
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