JP2009134266A - 表示装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストかつ薄型化が容易で、視野角度範囲を切り替えることが可能な表示装置および該装置を備えた電子機器を提供する。
【解決手段】本発明に係る表示装置1は、背面からの光を透過しかつ前面から照射される光を拡散反射する拡散反射部19を備えた液晶型の表示パネル11と、この表示パネルの背面に当該表示パネルに沿って配置され、異なった指向性の透過光を表示パネルに向けて切り替え出力するバックライト光源17とを有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置および電子機器に関し、特に視野角の広さを切り替えることが可能な表示装置および電子機器に関する。
非自発光型の表示装置である液晶表示装置(LCD)は、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯電話、テレビジョン受信機、デジタルカメラなど、各種電子機器の表示装置として従来より幅広く利用されている。その際、特にテレビジョンなどの用途で、広い角度範囲において明度や色調の変化を少なくして視認可能である(視野角が広い)ことが求められることがある。そこで近年は、IPS方式やVA方式などを採用して視野角を広げた液晶表示装置が実用化されている。
その一方で、たとえばパーソナルコンピュータや携帯電話などの用途の液晶表示装置では、時と場合に応じて、同一の表示画面を他人と一緒に見たいこともあれば、他人から盗み見させたくないこともある。かかる場合、同一の液晶表示装置で、状況に応じて視野角の広さ(視野角度範囲)を切り替えることが求められる場合がある。
液晶表示装置で、視野角の広さを切り替える技術が、以下の特許文献に開示されている。この内、特許文献1には、散乱状態と透明状態を選択することができる散乱型液晶層を利用して液晶表示パネルに入射する光の状態を調整し、これによって視野角の広さを切り替える技術が開示されている。
これを更に詳述すると、まず、図9は、特許文献1に開示された従来の液晶表示装置500の構造をより詳しく説明する概念図である。この液晶表示装置500では、ランプ管503と導光板504と光反射フィルム505から構成された面光源から、遮光ユニット506によってコリメートされ高指向性となって出射した出射光が、散乱型液晶層502に入射する。散乱型液晶層502は、電圧の印加によって機能し、散乱状態と透明状態の何れかの状態が選択され設定される。
散乱型液晶層が散乱型状態に設定された場合には、前記入射した高指向性光は指向性を失い拡散光となって液晶表示パネル501に入射する。このため、液晶表示パネルの透過表示画像は広い視野角範囲で観察することができる。これに対して、散乱型液晶層が透明状態に選択されている場合には、面光源からの光は高指向性のまま液晶表示パネル501に入射する。このため、液晶表示パネル501の透過表示画像は狭い視野角範囲でしか観察することができない。このことを利用して、散乱型液晶層502に印加される電圧を切り替えることにより、液晶表示パネル501の視野角を切り替えることができる。
特許文献2には、液晶素子の画素ごとに反射部と透過部とを交互に設けた構造として、視野角を切り替えることができる半透過型液晶表示装置が開示されている。また特許文献3および4には、図9における散乱型液晶層502に相当する素子として透明散乱切替素子を使用して視野角の広さを切り替える技術が開示されている。
特開平10−319384号公報 特開2007−171674号公報 特開2006−140126号公報 特開2007−033813号公報
しかしながら、前述の特許文献1に係る液晶表示装置500で視野角の広さを切り替える構成には、以下の課題が存在する。この構成によって特に狭い範囲における視野角の調整可能な範囲を広げるには、遮光ユニット506によってコリメートされた出射光が、より高い指向性を備えたものである必要がある。
このため、遮光ユニット506の高さ(厚さ)をある程度以上の寸法に設定する必要がある。遮光ユニット506の高さが不十分であると、十分にコリメートされて高い指向性を有する出射光を得ることができないからである。この遮光ユニット506の高さ(厚さ)をある程度確保しなければならないため、液晶表示装置500を薄型化するには限界がある。また、薄さだけでなく重量などにおいても、遮光ユニット506の高さ(厚さ)が常に問題となっていた。
特許文献2の液晶表示装置は、液晶素子内に反射部と透過部とを交互に設けた構造である。この構造の場合、液晶パネル自体が特殊な構造であることに加えて、反射部と透過部の各々に別々の映像信号を供給する必要があり、各々に対応した複数の駆動回路を装備する必要がある。従って、この特許文献2の液晶表示装置は常に高コストなものになるという問題があった。
又、特許文献3及び4は、図9における遮光ユニット506に相当する要素(ルーバー)に関するものであるが、いずれもより高い指向性を持ってコリメートされた出射光を必要としている。このため、前述の液晶表示装置500の薄型化についての問題は解決されてはいない。この薄型化についての問題は、特許文献1〜4の技術を組み合わせても解決できるものではない。
本発明の目的は、低コストで且つ薄型化を可能とし、視野角度範囲を切り替えることが可能な表示装置および該装置を備えた電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る表示装置は、その構成として、表示パネルと、この表示パネルの背面に当該表示パネルに沿って配置され異なった指向性の透過光を前記表示パネルに向けて切り替え出力するバックライト光源とを有し、前記表示パネルの前面側に、背面側からの光を透過しつつ前面側から照射される光を拡散反射する拡散反射部を設けたことを特徴とする。
本発明は、上記したように、指向性を2種類以上に選択できる背後からの透過光と前面から照射された光を拡散反射部で拡散反射させた拡散反射光とを重畳して出力表示する構成としたので、狭視野時では、拡散反射光の輝度分布を利用することにより、透過光の輝度が拡散反射光の輝度を上回る範囲、即ち、表示面鉛直方向を中心に狭い角度範囲でのみ視認可能となり、透過光が有する輝度分布範囲よりも狭い角度範囲が視認範囲となる。また、広視野時では、拡散反射光の輝度が透過光の輝度を上回ることがないので、透過光の輝度分布に応じた視認範囲となる。これがため、視野角度の範囲を狭視野時と広視野時とに切替えが可能であるばかりでなく、狭視野モード時にあっては従来のような十分な高さ(厚さ)を必要とする遮光ユニットを必要とすることなく高い指向性を得ることができ、これにより低いコストで且つ薄型化を可能とした従来にない優れた液晶表示装置および電子機器を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
最初に、本実施形態における基本的な構成について説明し、その後に具体的内容を詳述する。
[基本的な構成]
本実施形態にあっては、表示装置として液晶表示装置を例に採り、これを説明する。
まず、図1(a)において、液晶表示装置1は、液晶型の表示パネル11と、この表示パネル11の背面に当該表示パネル11に沿って配置され異なった指向性の透過光を前記表示パネル11に向けて切り替え出力するバックライト光源17とを有する。この表示パネル11の前面側(図1(a)における上面側)には、背面側からの光を透過しつつ前面側から照射される光を拡散反射する拡散反射部19が設けられている。
表示パネル11の図1(a)の上方には、当該表示パネル11の前面に向けて斜め上方向から光を照射する前面側光源18が、前記表示パネル11の前面側で且つ図1(a)における左右両側にそれぞれ分かれて、当該表示パネル11から幾分離れた状態で配置されている。
前記バックライト光源17は、後述するように前記透過光の指向性を電気的に調整し得る透明−拡散制御素子27を含んで構成されている。又、このバックライト光源17は、前記透過光をコリメートする光束制御手段25を含んで構成されている。更に、このバックライト光源17は、前述した透過光の指向性の調整に合わせて前記透過光の輝度を調整する輝度調整手段135Aを備えている。
また、前述したバックライト光源17の前記透過光の指向性の調整に合わせて前記前面側光源18の出力光の輝度を調整する前面側光源輝度調整手段134Aが、前記前面側光源18に付設されている(図示せず)。
このように本実施形態にあっては、バックライト光源17の光束制御手段25による透過光のコリメート化とこのコリメート光を透明−拡散制御素子27の状態を電気的に切り替えることで透過光の指向性が2種類以上に選択できる。そして、この背後からの指向性の異なる透過光と前面から照射された光を拡散反射部19で拡散反射させた拡散反射光とを重畳して出力表示するように構成することで狭視野時では、透過光の輝度が拡散反射光の輝度を越える表示パネル11の鉛直方向の狭い角度範囲に調整できると共に、広視野時では、視認できる全角度範囲において透過光の輝度が拡散反射光の輝度を上回るように調整できる。以上のように、本実施形態ではバックライト光源17からの透過光の指向性と表示パネル前面に照射された光を拡散反射させた拡散反射光を重畳し、透過光の輝度と拡散反射光の輝度を個々に調整することで表示パネル11の視認角度の範囲を調整できる。
以下、これを更に詳述する。
図1(a),図1(b)、図1(c)は、上述したように、本実施形態における基本的な原理を説明する説明図を示す。
図1(a)において、表示装置としての液晶表示装置1は、上述したように、液晶型の表示パネル11、バックライト光源17、前面側光源18、及び拡散反射部19を有する。本実施形態にあって、表示パネル11としては、特別な構造を持たない通常の表示パネルが使用されている。バックライト光源17は、表示パネル11とおよそ平行に配置され、当該表示パネル11の背面から透過光を照射する面光源である。
ここで、符号135はバックライト光源17の光源を点灯させるエッジライト電流源を示し、符号135Aはエッジライト電流源135の通電電流を調整するバックライト光源17用の輝度調整手段を示す。図1(b)においても同様である。
前面側光源18は表示パネル11の前面を照射する光源である。そして、前面側輝度調整手段134Aは、前面側光源18の出力光の輝度を調整する回路であり、前記前面側光源18に付設されている(図示せず)。
拡散反射部19は、バックライト光源17から発せられて表示パネル11を透過する透過光を透過しつつ、前面側光源18から照射された光を拡散反射する。図1(a)では表示パネル11の表面に凹凸表面21を設けた拡散反射フィルム20を貼り付け、これを拡散反射部19としている。
これに対して、図1(b)の例では、表面の一部に拡散反射領域22がマトリクス状に設定された拡散反射フィルム20を貼り付け、これを拡散反射部19としている。この図1(b)の場合、拡散反射部19以外の要素は、図1(a)の例とすべて同一の構成要素で構成されている。
また、図1(c)に示すように、厚さ方向に屈折率分布を有する透明な反射型ホログラム23であって、斜め方向から照射された光を表示画面垂直方向、即ち、画面鉛直方向に中心に反射するフィルムを、拡散反射部19として構成している。
このように、表示パネル11に拡散反射部19を設ける方法は複数存在し得るが、この拡散反射部19は、本実施形態では表示パネル11の前面に設けられている。さらに、拡散反射部19は表示パネル11に物理的に接触していても、或いは離れていてもよい。
図2は、図1に開示したバックライト光源17からの透過光、および前面側光源18から照射された光が拡散反射部19によって拡散反射された拡散反射光の輝度分布を示すグラフである。透過光輝度51は実線で、拡散反射光輝度52は破線で示してある。この透過光輝度51と拡散反射光輝度52の強度調整については、後述する図6に、その詳細を示す。
図2(a)に示される狭視野モードでは、バックライト光源17に含まれる光学部材によってコリメートされた光が透過光として入射されるので、表示パネル11とのなす角度αが直角(90度)となる領域付近の狭い角度範囲に、透過光輝度51の強い部分が集中する。一方、拡散反射光輝度52の強い部分は、透過光輝度51ほど強く集中した形状になっていない。ただし、透過光輝度51および拡散反射光輝度52のピークは、表示パネル11とのなす角度が直角である点に一致するように調整されている。そして、透過光の輝度値と拡散反射光の輝度値が一致する角度があり、この透過光の輝度が拡散反射光の輝度を上回る角度範囲が、観察者が視認できる角度範囲となる。
又、図2(b)に示される広視野モードでは、バックライト光源17からの透過光が広い角度範囲に出射されるように調整される。この図2(b)において、拡散反射光輝度52は狭視野モードと同一である。ちなみに、この場合においても透過光輝度51および拡散反射光輝度52のピークが、表示パネル11とのなす角度が直角である点に一致するように調整されている。また、狭視野モードと広視野モードとで透過光輝度51のピーク値がほぼ一致するように、バックライト光源17の発光輝度を調整している。
そして、実際の現場では、これらの透過光と拡散反射光とが重畳された光を、ユーザが視認する。このため、ユーザが表示画面を視認できる角度範囲(視認角度範囲)は、透過光輝度51が拡散反射光輝度52も大きい範囲である。
図2(a)に示される狭視野モードにおいて、透過光輝度51が拡散反射光輝度52も大きくなる範囲は、表示パネル11とのなす角度が直角である点付近の狭い角度範囲に限定される。これは、本来の透過光輝度分布51よりも狭い角度範囲を視認角度範囲に限定している。これに対して、図2(b)に示される広視野モードでは、表示パネル11前面の広い範囲にわたって透過光輝度51が拡散反射光輝度52よりも大きく、透過光の輝度分布がそのまま視認角度範囲となる。また、透過光輝度51が拡散反射光輝度52よりも大きくなる範囲を調整すれば、視認角度範囲の調整が可能となる。
この視認角度範囲を調整する手段として、拡散反射部19における拡散反射率が挙げられる。例えば、図1(a)のように拡散反射部19が表面に凹凸を形成することで設けられている場合には、この凹凸の形状を調整することにより、拡散度を調整し、拡散反射率を制御することができる。図1(b)のように拡散反射部19が表面の一部に拡散反射領域22を設けた構造である場合は、拡散反射領域22と当該拡散反射領域22以外の領域との面積比によって、拡散反射率を制御することができる。他にも、たとえば拡散反射部19における光学部材の寸法や屈折率などによって、また、透明な反射ホログラムの屈折率差を制御することで拡散反射率を制御する方法もある。
前述した従来技術では、拡散反射光を利用していないため、狭い視野角を得るためには、単に透過光をコリメートして高い指向性の光としていた。ここで、コリメートとは、ビーム光が平行状態になるように光学調整することをいう。このため、図9に開示したように、透過光をコリメートする遮光ユニットにある程度以上の厚さ(高さ寸法)が必要となり、薄型化における障害になっていた。
これに対して、本実施形態では、前面側光源から照射された光を拡散反射部19によって拡散反射させた拡散反射輝度を透過光の輝度と重畳させることにより、狭視野時の視認角度範囲を制限できるので、高い指向性の光を得られる光学部材を使用する必要がなく、薄型化が可能となっている。
また、拡散反射部19は図1(a),図1(b),図1(c)に開示したような簡単な構造の光学部材であるので、この拡散反射部19を設けることによるコスト増は少ない。ここで、表示パネル11は前述のように特別な構造を持たない通常の表示パネルでよく、また表示パネル11の液晶駆動回路(図示せず)も通常の1系統のものでよい。従って、本実施形態にあっては、その具体化に際しては従来のような大幅なコスト増を伴うものはない。
図3は、図2に示された透過光輝度51および拡散反射光輝度52の調整のもう一つの例を示すグラフである。図3(a)に示される狭視野モードから図3(b)に示される広視野モードに移行する際、拡散反射光輝度52は分布形状をほぼ同一として、輝度の絶対値を小さくしている。具体的には、前面側光源18が表示パネル11を照射する輝度を調整することによって達成できる。
また、拡散反射部19の拡散反射率の調整に加えて、前面側光源18の輝度の調整を併用すれば、視野角度範囲の調整可能な範囲を大きくすることが可能である。もちろん、図2と同様にバックライト光源17の輝度の調整を併用してもよい。いずれの場合も、透過光自体の指向性の高さの調整は伴わない。
図4に示す液晶表示装置1は、図1に開示した液晶表示装置の一部であるバックライト光源17の構成をより詳しく示す全体構成図である。
この図4において、バックライト光源17は、面光源26、光束制御手段25、および透明−拡散制御素子27からなる。面光源26から発せられた光は、光束制御手段25によってコリメートされた後、透明−拡散制御素子27に入射する。
透明−拡散制御素子27は、外部からの電圧の印加により、透明状態と散乱状態とを切り替えられる。光束制御手段25によってコリメートされた光が透明状態の透明−拡散制御素子27に入射すると、そのままの指向性を保って出射され、透過光として表示パネル11に入射する。このため、液晶表示装置1は図2(a)で開示した狭視野時の状態(狭視野モード)となる。
これに対して、光束制御手段25によってコリメートされた光が散乱状態の透明−拡散制御素子27に入射すると、広い角度範囲に拡散して出射され、透過光として表示パネル11に入射する。このため、表示装置1は図2(b)で示した広視野時の状態(広視野モード)となる。
以上のように、透明−拡散制御素子27を使用すれば、電気的に狭視野モードと広視野モードとを切り替えることが可能となる。また、前述のように光束制御手段25は、高い指向性の光を得られるものでなくてもよいので、薄型化しやすい。
次に、上記実施形態の内容を更に具体化した実施例について説明する。ここで、上述した実施形態の場合と同一の構成要素については同一の符号を用いるものとする。
[第1実施例]
図5に、第1実施例を示す。
この図5に示す第1実施例では、液晶表示装置1aを構成する各構成要素は、上方が光学的に開放された筐体2aに収容されている。
この図5において、液晶表示装置1aは、主構成要素である液晶型の表示パネル11が、TFT(薄膜トランジスタ)基板124、TFT(薄膜トランジスタ)125、液晶層126、カラーフィルタ層127、カラーフィルタ基板128、および拡散反射部19とを含んで構成されている。ここで、拡散反射部19は、拡散ビーズにより凹凸表面21が形成された拡散反射フィルム20により構成されている。ここで、この拡散反射フィルム20は、全光線透過率90%、ヘイズ値が46%の光学特性を有しており、透過性と拡散性を兼ね備えている。この表示パネル11の各構成要素は、図5に示すように、TFT(薄膜トランジスタ)基板124上に順次積層されて組み込まれている。
この内、TFT基板124はTFT125を支える基板であり、又、カラーフィルタ基板128はカラーフィルタ層127を支える基板である。
表示パネル11は、TFT125によって液晶層126に電圧を印加して偏光状態を変更し、これをピクセル色に対応したカラーフィルタ層127と組み合わせることにより、カラー表示を実現している。
又、液晶表示装置1aは、表示パネル11の下面側に、図5に示すようにバックライト光源17を備えている。このバックライト光源17は、図5に示すように、下方から上方に向けて順次積層された面光源26,光束制御手段25,及び透明−拡散制御素子27により構成されている。
この内、面光源26は、少なくともエッジライト光源120および導光板104とにより構成されている。又、本第1実施例では、光束制御手段25はルーバ121によって構成され、透明−拡散制御素子27は散乱型液晶層102によって構成されている。
更に、エッジライト光源120は、代表的には冷陰極管もしくはLEDなどのような白色光源で構成されている。又、導光板104は、エッジライト光源120から発せられた光を反射および散乱することによって、面光源26を構成する。
ルーバ121は、遮光層122と透明層123とで構成される。遮光層122は面光源26から発せられた光を遮光し、透明層123は面光源26から発せられた光をコリメートして通過させてから散乱型液晶層102に入射させるように構成されている。
散乱型液晶層102(透明−拡散制御素子27)は、液晶相と高分子相とが入り組んだ構造を有し、液晶相と高分子相の屈折率が不整合の場合に白濁散乱状態を呈する。この散乱型液晶層102に電圧を印加すると、液晶相が動作して、液晶相と高分子相の屈折率が整合して透明状態を呈する。つまり、電圧を印加すると透明状態となり、そうでない場合は散乱状態となる。
これにより、この散乱型液晶層102による透明状態若しくは非透明状態(散乱状態)が、下記のように透過光に対する狭視野モードと広視野モードに設定として具現化されて利用されることとなる。
このような構成の液晶表示装置1aは、その内容から明らかのように前述した図1(a)に開示した基本的構造を適用したものである。
前述した液晶表示装置1aでは、LED素子を矩形枠状に配したLEDアレイ130で前面側光源18を構成し、表示パネル11の前面を照明するように配置されている。本第1実施例では、LEDアレイ130は、常時一定の輝度で点灯した状態に設定されている。 一方、散乱型液晶層102への供給電力(電圧供給)は、狭視野モードと広視野モードとを切り替えるときに調整する。即ち、狭視野モードにする場合は、散乱型液晶層に電圧を供給して散乱型液晶層102を透明状態にする。これにより、図2(a)に示した狭視野モードとなる。又、広視野モードにする場合は、散乱型液晶層への電圧の供給を停止して散乱型液晶層102を散乱状態とする。これにより、図2(b)に示した広視野モードとなる。
一方、エッジライト光源120の発光輝度は、供給する電流を変化させることにより、狭視野モードの場合と比べて広視野モードの場合に強くすることができる。これによって図2(b)に示したように透過光輝度51を調整して視野角度範囲を調整できる。また拡散反射光輝度52は、LEDアレイ130の輝度を設計段階で調整することによって、又は装備された複数のLEDの適当数を消灯又は点灯制御することにより調整されるようになっている。
次に、本第1実施例の動作等について説明する。
この第1実施例における液晶表示装置1aでは、LEDアレイ130は常時点灯させる。同時に、散乱型液晶層102およびLEDアレイ130への供給電力は、狭視野時及び広視野時に調整する。即ち、狭視野時には散乱型液晶層102(透明−拡散制御素子27)に電圧を供給して当該散乱型液晶層102を透明状態にする。これによって、指向性の高い透過光が表示パネル11を通過し、図2(a)に示すような指向性の鋭い透過光の状態が得られる。
ここで、図2(a),(b)における拡散反射フィルム20からの拡散反射光の光量は、LEDアレイ130の輝度を選択設定することにより調整される。そして、図2(a)に示すように、視認角度範囲は、このLEDアレイ130の輝度を調整することによって得られる拡散反射光の輝度52の大小によって自在に調整され設定されるようになっている。ただし、本実施例では、狭視野時と広視野時の両方において拡散反射光の光量が一定となるように設定している。
又、広視野時には、散乱型液晶層102(透明−拡散制御素子27)への電圧供給は停止する。これにより、散乱型液晶層102は散乱状態となる。同時に、エッジライト光源120の発光輝度を強くすることにより、透明光輝度が増加し、図2(b)に示す状態となり、視認角度範囲が広視野状態に設定される。その他の構成およびその作用効果は前述した図1の実施形態の場合と同一となっている。
このように、本第1実施例にあっても、前述した実施形態の場合と同等に機能し且つ同等の作用効果を備えた液晶表示装置1aを得ることができる。
[第2実施例]
図6に、第2実施例を示す。
ここで、上述した第1実施例と同一の構成部材については同一の符号を用いるものとする。
この図6において、液晶表示装置1bは、主構成要素である液晶型の表示パネル11が、TFT基板124、TFT125、液晶層126、カラーフィルタ層127、カラーフィルタ基板128、および拡散反射部19とを含んで構成されている。
ここで、拡散反射部19は、表示パネル11に面してマトリクス状に配置された拡散反射マトリクス22を備えた拡散反射フィルム20により構成されている。この拡散反射マトリクス22は、図6では耐久性増大を意図して表示パネル11に面して設けられているが、拡散反射フィルム20の上面側(反射光源側)に設けてもよい。
この拡散反射マトリクス22は、本第2実施例では拡散反射インクで形成されている。又、カラーフィルタ層127にも、各画素毎に拡散反射ブラックマトリクス127a,127aが配置され、反射光を適度に反射分散し、これにより、各画素の鮮明度が維持されている。
この表示パネル11の各構成要素は、図6に示すように、TFT(薄膜トランジスタ)基板124上に、上記TFT125、液晶層126、カラーフィルタ層127、・・・が、順次積層されて組み込まれている。
この第2実施例における液晶表示装置1bは、表示パネル11の下面側に、図6に示すようにバックライト光源17を備えている。このバックライト光源17は、図6に示すように、下方から上方に向けて順次積層された面光源26,光束制御手段25,及び透明−拡散制御素子27により、構成されている。これら光束制御手段25、面光源26、透明−拡散制御素子27の各構成は、図5に示す第1実施例の場合と同一のものが使用されている。この内、面光源26は、導光板104とエッジライト光源120とを含んで構成されている。
又、符号135はエッジライト光源120用のエッジライト電流源を示し、符号135Aは輝度調整手段を示す。この輝度調整手段135Aは、制御部132に付勢されて作動しエッジライト電流源135の通電電流を制御して透過光の輝度を調整する機能を備えている。
更に、符号134は前面側光源であるLEDアレイ130のLEDアレイ電流源を示し、符号134Aは前面側光源輝度調整手段を示す。この前面側光源輝度調整手段134Aは、制御部132に付勢されて作動しLEDアレイ電流源134の通電電流を制御して拡散反射光の輝度(拡散反射輝度)を調整する機能を備えている。
そして、この液晶表示装置1bでも、前述した第1実施例(図5)の場合と同様に、LED素子を矩形枠状に配したLEDアレイ130で前面側光源18を構成し、図6に示すように表示パネル11の上面側に配置され当該表示パネル11の前面を斜めから照明するように装備されている。そして、LEDアレイ130(前面側光源18)からの光は、主に前述した拡散反射部19のマトリクス状に配置された拡散反射マトリクス22部分から反射され、図3(a),図3(b)に示す拡散反射光輝度52として測定される。
このような構成の液晶表示装置1bは、その内容から明らかのように、前述した図1(b)に示した基本的構造を適用したものである。
次に、本第2実施例の動作等について説明する。
この第2実施例における液晶表示装置1bでは、前述した第1実施例における面光源と同様に構成され、エッジライト光源120と導光板104とから成る面光源26を備えている。そして、エッジライト光源120は、エッジライト電流源135からの電流供給により点灯される。又、LEDアレイ130は、LEDアレイ電流源134から電流を供給される。散乱型液晶層102(透明−拡散制御素子27)は、透明状態であるときには散乱型液晶層駆動部133から電圧を供給される。制御部132は、エッジライト電流源135、LEDアレイ電流源134および散乱型液晶層駆動部133を制御し、各々が対象物に対して供給する電流もしくは電圧を変化させる。
そして、狭視野モードがユーザによって外部から選択設定されると、制御部132はエッジライト電流源135、LEDアレイ電流源134および散乱型液晶層駆動部133の各々を制御し、まずエッジライト電流源135の電流値を狭視野モード用の低電流値とする。続いて散乱型液晶層駆動部133から散乱型液晶層102に電圧を供給し、散乱型液晶層102を透明状態とする。更に、LEDアレイ電流源134の電流値を高出力に設定して、LEDアレイ130の照明輝度を高く設定する。これにより、液晶表示装置1bは図3(a)に示した狭視野モードとなる。
一方、広視野モードがユーザによって外部から選択設定されると、制御部132はエッジライト電流源135、LEDアレイ電流源134および散乱型液晶層駆動部133の各々を制御し、まずエッジライト電流源135の電流値を広視野モード用の高電流値とする。続いて散乱型液晶層駆動部133から散乱型液晶層102の電圧の供給を停止し、散乱型液晶層102を散乱状態とする。また、LEDアレイ電流源134の電流値を低出力に設定して、LEDアレイ130の照明輝度を低く設定する。これにより、液晶表示装置1bは図3(b)に示した広視野モードとなる。
その他の構成およびその作用効果は前述した図5の第1実施例の場合と同一となっている。
このように、本第2実施例にあっても、前述した第1実施例の場合と同等に機能し且つ同等の作用効果を備えた液晶表示装置1bを得ることができる。
[第3実施例]
図7に、第3実施例を示す。ここで、前述した第2実施例と同一の構成部材については同一の符号を用いるものとする。
ここで、本実施例と第2実施例との相違は、拡散反射部19に照射する前面側光源が液晶表示装置1cを形成する筐体とは、別に配置されていることである。
この図7に示すように液晶表示装置1cには、上述した第2実施例の液晶表示装置1b内に配置されていた前面側光源18が液晶表示装置1cの外部に配置された外部照明器137により構成されている。そして、外部照明器137の輝度は、液晶表示装置1c内の制御部132に制御されて前面側光源輝度調整手段138Aが作動し外部照明電源138の通電電流が調整されて、その大小が設定されるようになっている。又、表示パネル11は前述した第2実施例の場合と同様に、散乱型液晶層駆動部133によって、その表示内容が全面的に表示駆動されるように構成されている。その他の構成及びその作用効果は、前述した第2実施例の場合と同一となっている。
この第3実施例では、前述したように、拡散反射光と透過光とを重畳して出力表示し、狭視野モードと広狭視野モードとを、制御部132が表示パネル11およびバックライト光源17を自在に駆動制御することによって設定する。そして、背後からの透過光の輝度が拡散反射光の輝度を上回る角度範囲を調整するようにすることにより、例えば狭視野モード時には拡散反射光の輝度を調整することによって透過光の視野角度範囲(指向性)を自在に設定し得るという効果を得ることができ、前述した各実施例の場合と同様に、表示パネル11の斜め周囲に居る者に対しては、拡散反射光のみが出力され、重要な情報を含む透過光は遮蔽されるという利点がある。
[応用例]
図8は、本発明を液晶型の表示装置に実施した場合の応用例を示す説明図である。例えば図8(a)では携帯電話端末201のディスプレイ202について実施された場合を、又、図8(b)ではノートブックPC211のディスプレイ212について実施された場合をそれぞれ示す。これは、上述した第1乃至2の各実施例に係る液晶表示装置の典型的な応用である。他にも、たとえばゲーム機、音楽プレーヤー、カーナビゲーション車載器、DVD再生機、時計、テレビジョン受信機、デジタルカメラなどに適用できる。また、実施例3の応用例として、現金自動預け払い機、券売機や各種情報端末機など産業用の表示装置を備えた電子機器全般に上記液晶表示装置を適用することができる。
ここで、本発明にかかる表示装置については、これを特にバックライト光源を必要とする液晶パネルを装備した表示装置について実施した場合を例示したが、同等に機能する他の非自発光型の表示装置(光源の方式が一部異なる場合もあるが)について実施したものであってもよい。
液晶等の表示装置を利用した電子機器全般に適用できる。
本発明にかかる表示装置を液晶表示装置について実施した場合の一実施形態を示す図で、図1(a)は液晶パネルの前面に凹凸表面を有する拡散反射部を備えた表示装置の例を示す概略構成図、図1(b)は表示パネルの前面に一部に拡散反射フィルムを備えた他の拡散反射部を有する表示装置の例を示す概略構成図である。 本発明にかかる表示装置を液晶表示装置について実施した場合の一実施形態を示す図で、表示パネルの前面に透明な反射ホログラムフィルムを備えた他の拡散反射部を有する表示装置の例を示す概略構成図である。 図1(a)に開示した液晶表示装置におけるバックライト光源からの透過光の輝度分布と拡散反射部によって拡散反射された拡散反射光の輝度分布との関係を示す図で、図2(a)は狭視野モードにおける透過光と拡散反射光の輝度分布の関係を示す説明図、図2(b)は広狭視野モードにおける透過光と拡散反射光の輝度分布の関係を示す説明図である。 図1(b)に開示した液晶表示装置におけるバックライト光源からの透過光の輝度分布と拡散反射部によって拡散反射された拡散反射光の輝度分布との関係を示す図で、図3(a)は狭視野モードにおける透過光と拡散反射光の輝度分布の関係を示す説明図、図3(b)は広狭視野モードにおける透過光と拡散反射光の輝度分布の関係を示す説明図である。 図1(a)に開示した液晶表示装置のバックライト光源部分をより具体化した場合の例を示す説明図である。 図1に開示した液晶表示装置の実施形態に基づいて具体化した本発明の第1実施例を示す構成図である。 図1に開示した液晶表示装置の実施形態に基づいて具体化した本発明の第2実施例を示す構成図である。 図1に開示した液晶表示装置の実施形態に基づいて具体化した本発明の第3実施例を示す構成図である。 本発明に係る液晶表示装置を携帯端末の表示部について応用した場合の例を示す図で、図8(a)は本発明を携帯電話の表示部として実施した場合の例を示す説明図、図8(b)は本発明をノート型パソコンの表示部として実施した場合の例を示す説明図である。 特許文献1に開示された関連技術である液晶表示装置を示す概略構成図である。
符号の説明
1、1a、1b、1c 表示装置としての液晶表示装置
2a、2b、2c 筐体
11 表示パネル(液晶表示パネル)
17 バックライト光源
18 反射光源
19 拡散反射部
20 拡散反射フィルム
21 凹凸表面
22 拡散反射領域(拡散反射マトリクス)
23 透明な反射型ホログラムフィルム
25 光束制御手段
26 面光源
27 透明−拡散制御素子
102 散乱型液晶層
104 導光板
120 エッジライト光源
121 ルーバ
122 遮光層
123 透明層
130 LEDアレイ
132 制御部
133 散乱型液晶層駆動部
134 LEDアレイ電流源
134A,138A 前面側光源輝度調整手段
135 エッジライト電流源
135A 輝度調整手段
137 外部照明器
138 外部照明電源
201 携帯電話端末(電子機器)
211 ノートブックPC(電子機器)

Claims (11)

  1. 表示パネルと、この表示パネルの背面に当該表示パネルに沿って配置され異なった指向性の透過光を前記表示パネルに向けて切り替え出力するバックライト光源とを有し、
    前記表示パネルの前面側に、背面側からの光を透過しつつ前面側から照射される光を拡散反射する拡散反射部を設けたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示パネルの前面側に向けて斜め方向から光を照射する前面側光源を、前記表示パネルの前面側に配置したことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記バックライト光源は、前記透過光の指向性を電気的に調整し得る透明−拡散制御素子を含むことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記バックライト光源は、前記透過光をコリメートする光束制御手段を含むことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記バックライト光源は、前記透過光の指向性の調整に合わせて前記透過光の輝度を調整する輝度調整手段を備えていることを特徴とする、請求項3に記載の表示装置。
  6. 前記前面側光源に、前記バックライト光源の前記透過光の指向性の調整に合わせて前記前面側光源の輝度を調整する前面側光源輝度調整手段を備えたことを特徴とする、請求項2に記載の表示装置。
  7. 前記表示パネルおよび前記バックライト光源を収容する筐体を有し、
    前記前面側光源が、前記筐体とは別個に配置された外部照明器であることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  8. 前記バックライト光源が前記透過光の指向性の調整に合わせて前記透過光の輝度を調整する輝度調整手段を備えると共に、前記透過光の指向性の切替えに際しては、前記輝度調整手段は、前記透過光の輝度を、狭視野表示モードの場合よりも広視野表示モードの場合の方を強く設定する構成とし、
    前記前面側光源の輝度を両表示モードにおいて、一定とすることを特徴とした、請求項6に記載の表示装置。
  9. 前面側光源輝度調整手段は、前記輝度調整手段による前記透過光の指向性の切替えに合わせて作動し、前記前面側光源の輝度を、前記狭視野表示モードの場合よりも広視野表示モードの場合の方を低く設定する機能を備えていることを特徴とする、請求項6に記載の表示装置。
  10. 前記請求項1乃至9の何れか一つに記載の表示装置において、
    前記表示パネルを液晶パネルで構成したことを特徴とした表示装置。
  11. 表示装置を備えた電子機器であって、前記表示装置が請求項1乃至請求項10の内の何れか1項に記載の表示装置であることを特徴とする電子機器。
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