JP2009132473A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの搬送に影響を及ぼすことなく、ワークを間欠的に停止しつつ加工処理する加工装置において、ワークへの加工処理の処理位置精度を向上する。
【解決手段】所定方向に沿って連続して搬送される帯状のワーク1を、加工ポジションPnにおいて間欠的に停止させて加工処理を行う加工装置である。前記加工ポジションに設けられ、前記ワークが停止している間に、前記ワークに対して前記加工処理を行う加工処理部20と、前記加工処理部の前記所定方向における上流側に設けられ、上流から搬送される前記ワークを蓄積可能な入側バッファー機構34aと、出側バッファー機構34bと、蓄積された前記ワークを前記加工処理部へ送り出す送り出し部31bとを備える。前記ワークの停止を解除するとともに、前記出側バッファー機構の蓄積量を増加させつつ、前記入側バッファー機構の蓄積量を減少させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の加工ポジションが並ぶ所定方向に沿って連続して搬送される帯状のワークを、所定の加工ポジションで間欠停止させて加工処理する加工装置に関する。
従来、使い捨ておむつ等の生産ラインには、水平方向の前後に沿って複数の加工ポジションが整列配置されている。そして、この前後方向に沿っておむつの半製品が連続体の帯状ワークの状態で連続して搬送される過程において、各加工ポジションにて各種加工処理が施されるとともに、最後に製品単位に分断されて完成品に仕上げられる。
ここで、上記加工ポジションのうちの一つにおいてプレス加工をする場合には、プレス金型による型押し動作の度に、帯状ワークの搬送を間欠的に停止することになるが、当該停止の影響は、その直近上下流の加工ポジションでの搬送にも及んでしまい、つまり、これら直近の加工ポジションでも帯状ワークを一時停止せざるを得なくなる。
この点につき、特許文献1に開示された加工装置90によれば、当該加工装置90の上下流の位置では帯状ワーク1の搬送を止めずに、当該加工装置90の搬送のみを間欠停止させることができる。
詳しくは、この加工装置90は、図1に示すように、水平方向の前後に並んで配置された一対のロール91a,91bを有している。そして、これら一対のロール91a,91bには、前記帯状ワーク1が掛け回されて前後方向に帯状ワーク1のループ1La,1Lbが形成されているとともに、各ロール91a,91bが回転することにより帯状ワーク1を前方へ所定の搬送速度Vtで搬送するようになっている。また、これら一対のロール91a,91bは、セパレーター93により一体に連結されていて、更には、前後方向に往復移動可能に案内されている。
ここで、当該帯状ワーク1の搬送状態において、前記一対のロール91a,91bを、帯状ワーク1の搬送方向と逆方向たる後方に所定の移動速度Vmで水平並進させると(図1の2点鎖線を参照)、当該一対のロール91a,91b同士の間の位置R1では、前記搬送速度Vtと前記移動速度Vmとが互いに相殺されて帯状ワーク1の前後方向の絶対速度が零になる。
よって、この加工装置90では、上述の相殺関係を利用すべく、前記一対のロール91a,91b同士の間の位置R1に加工処理部95を配置しているとともに、前記一対のロール91a,91bを前記移動速度Vmで後方へ移動させている間に、前記加工処理部95によって加工処理を施すようにしており、これにより、加工装置90の上下流の加工ポジションでは定常の連続搬送状態を維持しながらも、加工装置90の方では、その加工処理に必要な間欠停止状態を作りだしている。
特許第3452577号
しかしながら、この特許文献1の加工装置90では、実際には帯状ワーク1の搬送は停止せずに、その搬送速度Vtと前記移動速度Vmとの相殺によって擬似的に帯状ワーク1の停止状態を作っている。このため、搬送速度Vtと移動速度Vmとの同期不良などに起因して、帯状ワーク1が加工処理部95に対して微妙に動いてしまう虞があって、その場合には、加工処理部95により帯状ワーク1上に施される加工処理の位置が、目標位置からずれてしまう可能性がある。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、上下流の各加工ポジションでのワークの搬送に影響を及ぼすことなく、ワークを間欠的に停止しつつ加工処理する加工装置であって、ワークへの加工処理の処理位置精度に優れる加工装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、
所定方向に沿って連続して搬送される帯状のワークを、加工ポジションにおいて間欠的に停止させて加工処理を行う加工装置であって、
前記加工ポジションに設けられ、前記ワークが停止している間に、前記ワークに対して前記加工処理を行う加工処理部と、
前記加工処理部の前記所定方向における上流側に設けられ、上流から搬送される前記ワークを蓄積可能な入側バッファー機構と、
前記加工処理部の前記所定方向における下流側に設けられ、下流へ搬送すべき前記加工処理済みのワークを蓄積可能な出側バッファー機構と、
前記入側バッファー機構と前記加工処理部との間に設けられ、前記入側バッファー機構に蓄積された前記ワークを前記加工処理部へ送り出す送り出し部と、を備え、
前記送り出し部が前記ワークを規制することにより、前記加工ポジションの前記ワークを停止させるとともに、前記出側バッファー機構の蓄積量の減少分と前記入側バッファー機構の蓄積量の増加分とが互いに等しくなるようにしながら、前記出側バッファー機構の蓄積量を減少させつつ、前記入側バッファー機構の蓄積量を増加させ、
前記送り出し部が前記ワークの規制を解除することにより、前記ワークの停止を解除するとともに、前記出側バッファー機構の蓄積量の増加分と前記入側バッファー機構の蓄積量の減少分とが互いに等しくなるようにしながら、前記出側バッファー機構の蓄積量を増加させつつ、前記入側バッファー機構の蓄積量を減少させることを特徴とする加工装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、上下流の各加工ポジションでのワークの搬送に影響を及ぼすことなく、ワークを間欠的に停止しつつ加工処理する加工装置であって、ワークへの加工処理の処理位置精度に優れる加工装置を提供できる。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
所定方向に沿って連続して搬送される帯状のワークを、加工ポジションにおいて間欠的に停止させて加工処理を行う加工装置であって、
前記加工ポジションに設けられ、前記ワークが停止している間に、前記ワークに対して前記加工処理を行う加工処理部と、
前記加工処理部の前記所定方向における上流側に設けられ、上流から搬送される前記ワークを蓄積可能な入側バッファー機構と、
前記加工処理部の前記所定方向における下流側に設けられ、下流へ搬送すべき前記加工処理済みのワークを蓄積可能な出側バッファー機構と、
前記入側バッファー機構と前記加工処理部との間に設けられ、前記入側バッファー機構に蓄積された前記ワークを前記加工処理部へ送り出す送り出し部と、を備え、
前記送り出し部が前記ワークを規制することにより、前記加工ポジションの前記ワークを停止させるとともに、前記出側バッファー機構の蓄積量の減少分と前記入側バッファー機構の蓄積量の増加分とが互いに等しくなるようにしながら、前記出側バッファー機構の蓄積量を減少させつつ、前記入側バッファー機構の蓄積量を増加させ、
前記送り出し部が前記ワークの規制を解除することにより、前記ワークの停止を解除するとともに、前記出側バッファー機構の蓄積量の増加分と前記入側バッファー機構の蓄積量の減少分とが互いに等しくなるようにしながら、前記出側バッファー機構の蓄積量を増加させつつ、前記入側バッファー機構の蓄積量を減少させることを特徴とする加工装置。
このような加工装置によれば、入側バッファー機構及び出側バッファー機構の蓄積量が上述のように調整されるので、加工装置における前記ワークの停止の影響は、これら蓄積量の調整を介して、当該加工装置の上下流に位置する加工ポジションに伝わること無く緩衝され、つまり、この加工装置の上下流の加工ポジションでの搬送に何等影響を及ぼすこと無く、加工装置においてはワークを間欠停止可能となる。
また、前記送り出し部がワークを規制してなるワークの搬送停止状態において加工するので、当該ワークは完全に止まっていて動くことは無く、もって、加工処理すべきワークの目標位置に高い精度で加工処理を施すことができる。
更には、前記ワークの停止時には、前記出側バッファー機構の蓄積量の減少分と前記入側バッファー機構の蓄積量の増加分とが互いに等しくなるようにするので、当該停止時においても、前記ワークの張力を一定に維持可能となる。逆に、前記ワークの停止の解除時にも、前記出側バッファー機構の蓄積量の増加分と前記入側バッファー機構の蓄積量の減少分とが互いに等しくなるようにするので、当該解除時においても、前記ワークの張力を一定に維持可能となる。
かかる加工装置であって、
前記送り出し部は、ロールであり、
前記ロールは、前記入側バッファー機構からの前記ワークを外周面に巻き付けながら駆動回転することにより、前記ワークを前記加工処理部へ搬送する駆動ロールであるのが望ましい。
このような加工装置によれば、前記ワークは前記ロールに巻き付いているとともに、前記ロールの駆動回転によって搬送される。よって、前記ロールの回転を規制すれば、前記ワークも確実に停止し、もって、前記ワークを確実に搬送停止状態にすることができる。
かかる加工装置であって、
前記送り出し部は、前記ワークが接触するロールと、前記ロールの外周面に押し付けられる押し付けロールと、を有し、前記ロールと前記押し付けロールとの間に挟まれて前記ワークは搬送されるのが望ましい。
このような加工装置によれば、前記ロールによるワーク搬送の停止応答性を高めることができる。
かかる加工装置であって、
前記入側バッファー機構は、前記所定方向と交差する交差方向に前記ワークのループを形成することにより、上流から搬送される前記ワークを蓄積し、
前記出側バッファー機構は、前記加工処理済みのワークのループを前記交差方向に形成することにより、下流へ搬送すべき前記加工処理済みのワークを蓄積するのが望ましい。
このような加工装置によれば、入側バッファー機構及び出側バッファー機構のループの形成方向は、それぞれに、前記所定方向と交差する前記交差方向である。よって、これらループの形成に伴って加工装置のサイズが前記所定方向に大きくなってしまうことは抑えられる。つまり、前記ワークが搬送される方向たる前記所定方向に関して、加工装置の全長を短くすることができる。
かかる加工装置であって、
前記交差方向は、前記所定方向に直交する方向であるのが望ましい。
このような加工装置によれば、加工装置の全長を前記所定方向に関して最短にすることができる。
かかる加工装置であって、
前記入側バッファー機構は、前記交差方向に往復移動可能に案内された入側ロールを有し、前記入側ロールに前記ワークが掛け回されてループが形成され、
前記出側バッファー機構は、前記交差方向に往復移動可能に案内された出側ロールを有し、前記出側ロールに前記加工処理済みのワークが掛け回されてループが形成され、
前記入側ロールと前記出側ロールとは、互いに連動して前記交差方向に移動するとともに、当該交差方向への移動時には、互いに同じ速さで逆方向に移動するのが望ましい。
このような加工装置によれば、前記入側ロールと前記出側ロールとは、互いに前記交差方向に関して逆動作をする。よって、入側ロールに蓄えられるワークの長さと出側ロールに蓄えられるワークの長さの合算値は、間欠的になされる停止時やその停止の解除時によらず常に一定値となり、もって、ワークの張力を一定に維持しつつ、加工装置の上下流の両位置におけるワークの搬送速度の同期を確実に取ることができる。つまり、ワークの張力変動を有効に抑えつつ、上流の加工ポジションから受け渡されたワークの搬送速度と同じ搬送速度で、前記加工処理後のワークを下流の加工ポジションへと受け渡すことが可能となる。
ちなみに、上述は、次のように換言することもできる。前記入側ロールと前記出側ロールとは、互いに前記交差方向に関して逆動作をするので、前記ワークの停止時には、前記出側バッファー機構の蓄積量の減少分と前記入側バッファー機構の蓄積量の増加分とを互いに等しくすることができる一方、前記ワークの停止の解除時には、前記出側バッファー機構の蓄積量の増加分と前記入側バッファー機構の蓄積量の減少分とを互いに等しくすることができる。その結果、前記ワークの停止時及び停止の解除時の何れにおいても前記ワークの張力を一定に維持可能となる。
かかる加工装置であって、
所定の軸周りに揺動するシーソー部材を備え、
該シーソー部材に前記入側ロール及び前記出側ロールの両者が設けられており、
前記軸は、前記入側ロールの設置位置と前記出側ロールの設置位置との中点に位置しているのが望ましい。
このような加工装置によれば、上述の入側ロールと出側ロールとの間の前記交差方向に関する逆動作の関係を、上記シーソー部材の揺動動作によって容易に作り出すことができて、もって、加工装置の装置構成の簡略化を図れる。
かかる加工装置であって、
前記入側バッファー機構は、前記ワークのループをつづら折り状に掛け回して形成すべく前記入側ロールを複数本有しているとともに、
前記出側バッファー機構は、前記加工処理済みのワークのループをつづら折り状に掛け回して形成すべく前記出側ロールを複数本有しているのが望ましい。
このような加工装置によれば、ループをつづら折り状に形成しない場合、つまり入側ロール及び出側ロールをそれぞれ1本ずつ有してループを1つずつ形成する場合と比較して、前記シーソー部材の揺動ストローク量を縮小できるので、その揺動動作の低速化を通じて上下反転時の衝撃を軽減可能となる。
かかる加工装置であって、
前記ワークの停止の解除時になされる前記出側バッファー機構の蓄積量の増加動作及び前記入側バッファー機構の蓄積量の減少動作は、前記入側バッファー機構と前記出側バッファー機構との間における前記ワークの搬送速度を、前記入側バッファー機構よりも上流側におけるワークの搬送速度、及び、前記出側バッファー機構よりも下流側における前記加工処理済みのワークの搬送速度よりも速くすることで行われるのが望ましい。
このような加工装置によれば、前記ワークの停止の解除時において、入側バッファー機構及び出側バッファー機構に上記動作を確実に行わせることができる。
===第1実施形態===
図2は、本第1実施形態の加工装置10が適用される連続生産ライン5の概念図である。また、図3は加工装置10の側面図である。以下では、鉛直方向を上下方向とも言い、鉛直方向と直交する水平方向を前後方向とも言う。ちなみに、前後方向の前方が帯状ワーク1の搬送方向の下流側であり、後方が同上流側である。また、加工装置10の上流側を入側とも言い、同下流側を出側とも言う。
図2に示すように、連続生産ライン5は、所定方向としての水平方向の前後に沿って複数の加工ポジションP1,P2,…を有し、各加工ポジションP1,P2,…では、連続して搬送される帯状ワークの半成品1に対して順次適宜な加工処理が施されて完成品へと仕上げられる。
第1実施形態に係る加工装置10は、図3に示すように、上記複数の加工ポジションP1,P2,…のうちの1つの加工ポジションPn(ここでは、帯状ワーク1をプレス加工するためのポジション)に組み込まれている。そして、帯状ワーク1は、直近上流の加工ポジションPn−1から入側搬送速度Vinで加工装置10へと引き込まれる一方、加工装置10での所定の加工処理後に、出側搬送速度Voutで直近下流の加工ポジションPn+1へと引き出される。
ここで、マスフロー一定の原則に基づけば、基本的に加工装置10の入側搬送速度Vinと出側搬送速度Voutとは互いに等速になるはずであるが、帯状ワーク1が不織布等の伸縮性素材の場合には、その伸縮変形に基づいて入側搬送速度Vinと出側搬送速度Voutとが互いに相違する場合もあり得て、例えば入側搬送速度Vinが出側搬送速度Voutの95〜105%の範囲になることもある。但し、以下では、入側搬送速度Vinと出側搬送速度Voutとは、互いに等しく基準速度V0になるように制御されている前提で説明する。
ところで、この加工装置10が担当する加工処理は、例えばプレス加工である。よって、このプレス加工時には帯状ワーク1の搬送を間欠停止する必要があるが、この加工装置10においては、その間欠停止によらずに、前記入側搬送速度Vin及び前記出側搬送速度Voutをほぼ前記基準速度V0に一定に維持できるように工夫されている。つまり、この加工装置10では、その直近上下流の加工ポジションPn−1,Pn+1での帯状ワーク1の搬送を一切止めずに連続搬送しながら、加工装置10のみを間欠搬送可能になっている。以下、この加工装置10について詳細に説明する。
この加工装置10は、帯状ワーク1に対してプレス加工を施す加工処理部としてのプレス装置20と、プレス装置20によるプレス動作の度に、水平なパスラインPLに沿って帯状ワーク1を間欠搬送してプレス装置20の位置を通過させる間欠搬送装置30と、プレス装置20や間欠搬送装置30の状態を検出するセンサー群41,42,43と、センサー群41,42,43の検出結果に基づいて、プレス装置20と間欠搬送装置30とを連携させて制御するコントローラー(不図示)と、を有している。
プレス装置20は、例えば、鉛直方向の上下に昇降駆動可能な雄金型21aと、雄金型21aの下方に対向配置された雌金型21bとを有する。そして、これら雄雌金型21a,21b同士の上下方向の間に設定された前記パスラインPLに沿って、帯状ワーク1の加工対象部位が水平方向に搬送された後、当該搬送が間欠停止している間に前記雄金型21aが雌金型21bの方へ下降して帯状ワーク1の加工対象部位を挟圧することによりプレス加工が施される。そして、雄金型21aが上昇してプレス動作が終了したら、帯状ワーク1の搬送動作が再開され、帯状ワーク1の次ぎの加工対象部位が雄金型21aの下方に移動して停止するまでプレス装置20は待機する。なお、ここでは、雄金型21aの昇降動作の駆動源として油圧シリンダー(不図示)が用いられているが、これに限らない。
間欠搬送装置30は、プレス装置20に対して帯状ワーク1の水平なパスラインPLを形成するパスラインロール群31,32と、プレス装置20の上流側に設けられ、帯状ワーク1を鉛直方向の下に凸のループ状に張った状態で蓄積可能な入側バッファー機構34aと、プレス装置20の下流側に設けられ、プレス加工済みの帯状ワーク1を鉛直方向の下に凸のループ状に張った状態で蓄積可能な出側バッファー機構34bと、を有している。
パスラインロール群31,32は、例えば、プレス装置20の上流側に互いに同高に配置された一対のパスラインロール31a,31bと、プレス装置20の下流側に互いに同高に配置された一対のパスラインロール32a,32bとから主に構成される。そして、これらパスラインロール31a,31b,32a,32b上に帯状ワーク1が架け渡されて支持されることにより、帯状ワーク1の水平なパスラインPLがプレス装置20を水平方向の前後に跨いで形成されている。
ここで、これらパスラインロール31a,31b,32a,32bのなかで、プレス装置20の直近上流のロール31b(以下、ドライブロールとも言う)のみが、サーボモーター等の駆動源にて駆動回転可能な駆動ロールであり、これ以外は非駆動の従動ロールである。よって、プレス装置20内における帯状ワーク1の搬送状態は、当該ドライブロール31b(送り出し部に相当)の回転数制御によって制御される。すなわち、このドライブロール31bが回転すれば、プレス装置20内の帯状ワーク1は搬送される一方、ドライブロール31bが停止すれば、プレス装置20内の帯状ワーク1の搬送も停止する。そして、この加工装置10によれば、この搬送停止下において上記のプレス加工が行われるので、帯状ワーク1上の目標位置に正確にプレス加工を施すことができる。
なお、このドライブロール31bの外周面には、当該ドライブロール31bと平行な回転軸周りに従動回転する押し付けロール31cが所定の押し付け圧力で押し付けられている。そして、このドライブロール31bと押し付けロール31cとの間に挟まれて帯状ワーク1はドライブロール31bとの相対滑り無く搬送される。よって、ドライブロール31bによる帯状ワーク1の搬送動作の応答性が高められ、その結果、帯状ワーク1の停止位置精度の向上が図られている。
入側バッファー機構34a及び出側バッファー機構34bは、水平方向の前後の両端部が揺動中心軸34c周りに上下揺動可能なシーソー部材34を本体とする。そして、その両端部には、それぞれに、帯状ワーク1のループを形成するための同径同重量の一対のロール34a,34bが設けられている。そして、その状態において、シーソー部材34は、ロール34a,34b同士の中間に位置する前記揺動中心軸34c周りに正逆回転自在な釣り合い状態となっている。また、各ロール34a,34bは、それぞれに、前記一対のパスラインロール31a,31b同士の間の位置、及び、前記一対のパスラインロール32a,32b同士の間の位置に配置されていて、これにより、各ロール34a,34bには、それぞれに、前記一対のパスラインロール31a,31bの間に掛け渡された帯状ワーク1の部分1a、及び、前記一対のパスラインロール32a,32bの間に掛け渡された帯状ワーク1の部分1bが、各ロール32a,32bの下方から掛け回されている。
よって、シーソー部材34が揺動回転すると、下降した方のロール34b(34a)が形成する帯状ワーク1のループ量(蓄積量)は増加して帯状ワーク1が蓄積される一方、逆に、上昇した方のロール34a(34b)が形成する帯状ワーク1のループ量(蓄積量)は減少して帯状ワーク1が払い出され、つまり、常に、入側バッファー機構のロール34aと出側バッファー機構のロール34bとは互いに逆動作の関係で動作する。その結果、常に、これらロール34a,34bが形成するループの長さの合算値は一定に維持され、もって、帯状ワーク1の張力を一定に維持しつつ、加工装置20の入側搬送速度Vinと出側搬送速度Voutの同期を確実に取ることができる。
詳しくは、次のとおりである。先ず、初期状態を、図3に実線で示すように出側バッファー機構のロール34bにループが大きく蓄積され、入側バッファー機構のロール34aにはループがほぼ無い状態とする。そして、この状態において、プレス装置20内の帯状ワーク1の搬送を間欠停止すべく前記ドライブロール31bの回転が前記サーボモーターにより規制されて停止しても、当該停止に拘わらず下流の加工ポジションPn+1へは帯状ワーク1を出側搬送速度Voutで送らねばならないが、その場合には、図4A乃至図4Cに示すように、帯状ワーク1の張力により出側バッファー機構のロール34b(以下、出側ロールとも言う)が上に持ち上げられ、これにより、出側バッファー機構のループから帯状ワーク1が払い出される。よって、前記ドライブロール31bの停止に拘わらず帯状ワーク1を基準速度V0と同速の搬送速度Voutで送り出すことができる。
一方、この時には、図4A乃至図4Cに示すように、上限位置にある入側バッファー機構のロール34a(以下、入側ロールとも言う)は下降して、上流の加工ポジションPn−1から搬送される帯状ワーク1を下に引っ張りながら下に凸のループ状に蓄積するが、ここで、この入側ロール34aも、上記の出側ロール34bと同様にシーソー部材34に設けられている。よって、入側ロール34aの下降動作は、上述した出側ロール34aの上昇動作から動作遅れすること無く同時並行的にその逆動作として行われ、つまり、入側ロール34aは、前記出側ロール34bの上昇速度と同じ速さで下降するとともに、その下降量は、同ロール34bの上昇量と同じである。よって、この入側バッファー機構のロール34aに蓄積される帯状ワーク1の量は、出側バッファー機構のロール34bから払い出される帯状ワーク1の量と同量になり、その結果として、入側搬送速度Vinと出側搬送速度Voutとをほぼ等しくすることができる、つまり、入側搬送速度Vinと出側搬送速度Voutとの同期を確実に取ることができる。
なお、この間欠停止状態を解除したら、ドライブロール31bの回転の規制が解除されて、つまり回転が再開されて、これにより、次の間欠停止の位置に達するまでプレス装置20内の帯状ワーク1の搬送が行われる。但し、その搬送中には、次の間欠停止への準備として、シーソー部材34を、図4Cの状態から図4Aの初期状態へ戻しておく必要があるが、当該初期状態への復帰は、この間欠搬送時のプレス装置20内の帯状ワーク1の搬送速度Vの設定によって行われる。
すなわち、間欠停止が解除されると、図5Aに示すように、前記ドライブロール31bが回転を再開するが、その際の回転速度Vは、入側搬送速度Vin及び出側搬送速度Voutよりも高く設定される。すると、図5A乃至図5Cに示すように、プレス装置20内の帯状ワーク1は、入側搬送速度Vin及び出側搬送速度Voutよりも速い速度Vで搬送されるので、入側搬送速度Vinで入側ロール34aに供給される帯状ワーク1の量よりも、入側ロール34aから払い出される帯状ワーク1の量の方が多くなって足りなくなり、もって、入側ロール34aのループ量は減少し入側ロール34aは下限位置から上限位置へと上昇する。他方、上限位置にある出側ロール34bからは、搬送速度Voutで帯状ワーク1が払い出されるが、出側ロール34bには前記搬送速度Voutよりも速い速度Vで帯状ワーク1が供給されるので帯状ワーク1が余ることになり、もって、出側ロール34bのループ量は増加し、出側ロール34bは上限位置から下限位置へと下降する。すなわち、入側ロール34aが上昇し出側ロール34bが下降するというシーソー動作をシーソー部材34は行って、これにより、シーソー部材34は上述の初期状態へと復帰される。
センサー群41,42,43は、図3に示すように、プレス装置20のプレス動作を監視するプレス動作監視センサー41と、帯状ワーク1上の加工対象部位の位置を監視する加工対象部位監視センサー42と、シーソー部材34の揺動動作を監視する揺動動作監視センサー43と、を有している。
プレス動作監視センサー41は、例えば、雄金型21aの上限位置に設置された近接スイッチであり、雄金型21aが上限位置に到達する度に検出信号が出力される。加工対象部位監視センサー42は、プレス装置20の直近上流側に配置され、帯状ワーク1上に所定ピッチで形成された加工位置を示すマーク(以下、加工位置マークという)を検出する度に検出信号を出力するセンサーである。その一例としては、受けた光量に応じた大きさの信号を出力する光電管等が挙げられる。揺動動作監視センサー43は、例えば、シーソー部材34の出側ロール34bの下限位置近傍に設置された近接スイッチであり、出側ロール34bが下限位置に達すると、近接スイッチからは検出信号が出力される。なお、ここでは、下限位置として、下限上位置と、この下限上位置よりも少し低位の下限下位置との2つが設定されており、各位置には、それぞれ、近接スイッチ43a,43bが配置されている。
コントローラーは、適宜なシーケンサーやコンピュータ等であり、上記のセンサー群41,42,43から出力される検出結果に基づいて、加工装置20に係る各種駆動源を制御する。つまり、プレス装置20の雄金型21aを昇降駆動する前記油圧シリンダーを制御し、また、前記ドライブロール31bの駆動源たる前記サーボモーターを回転数制御する。
以上のような構成からなる加工装置20によれば、以下に説明するようにドライブロール31bが回転することにより、プレス装置20の上流及び下流の加工ポジションPn−1,Pn+1では帯状ワーク1の搬送速度Vin,Voutを定常の基準速度V0に維持したまま、プレス装置20内では帯状ワーク1を間欠搬送して帯状ワーク1に適宜ピッチでプレス加工を施すことができる。
図6は、ドライブロール31bの回転速度Vのチャートであり、横軸には時間を、縦軸には速度(メートル/秒)を取っている。なお、このドライブロール31bによってプレス装置20内での帯状ワーク1の搬送が制御されていることから、図6の縦軸は、プレス装置20内を搬送する帯状ワーク1の搬送速度Vでもある。
先ず、初期状態として、シーソー部材34の入側ロール34a及び出側ロール34bは、図3に実線で示すように、それぞれ上限位置及び下限位置に位置しているとともに、ドライブロール31bによりプレス装置20内の帯状ワーク1は、入側搬送速度Vin及び出側搬送速度Voutと同じ基準速度V0で搬送されているものとする。
この初期状態で搬送する図6の定常域A1において、加工対象部位監視センサー42から、帯状ワーク1上の加工位置マークの検出信号が送信されると、コントローラーは、図6の減速域A2に示すように、既定の減速パターンでドライブロール31bの回転を停止し、これにより、プレス装置20内における帯状ワーク1の搬送は間欠停止される。
そして、この間欠停止中A3に、コントローラーは、プレス装置20にプレス動作を行わせる(図4B)。
なお、この間欠停止中A3には、前述したように、初期状態(図4A)からその逆の状態(図4C)へとシーソー部材34が揺動動作をし(つまり、入側ロール34aが下降し出側ロール34bが上昇し)、これにより、上流の加工ポジションPn−1から基準速度V0で送り込まれる帯状ワーク1を張った状態で受け取るとともに、下流の加工ポジションPn+1へと基準速度V0で帯状ワーク1を払い出すことができ、もって、これら上下流の加工ポジションPn−1,Pn+1における搬送状態は、当該間欠停止によって何等阻害されることはない。
しかる後に、プレス動作監視センサー41からプレス動作の完了信号を受信したら、コントローラーはドライブロール31bの回転を再開する。但し、この時には、図6の加速域A4に示すように、既定の加速パターンに基づいて回転速度を高くしていき、最終的には入側搬送速度Vin及び出側搬送速度Voutよりも高速にすべく前記基準速度V0よりも高速にし、これにより図5Aの状態のシーソー部材34を、図5Cに示す初期状態に戻して次ぎのプレス動作の間欠停止に備えるようにする。
なお、この初期状態(図5C)へ復帰したことは、揺動動作監視センサー43により検出される。詳しくは、初期状態への復帰の直前に、出側ロール34bは、先ず下限上位置のセンサー43a位置を通過するので、当該下限上位置のセンサー43aから検出信号が送信される。そうしたら、コントローラーは、図6中の減速域A5に示すように、ドライブロール31bの減速を開始する。そして、出側ロール34bが下限下位置に達して、下限下位置のセンサー43bから検出信号が送信されたら、ドライブロール31bの回転速度を、前記基準速度V0にし、これをもって、加工サイクルの1サイクルが終了する。
そして、その後は、加工対象部位監視センサー42が帯状ワーク1の加工位置マークを検出する度に、上述の加工サイクルが繰り返し行われる。
===第2実施形態===
図7は第2実施形態の加工装置10aの側面図である。上述の第1実施形態では、プレス装置20内の帯状ワーク1の搬送状態の制御をドライブロール31bにより行っていたが、この第2実施形態では、ドライブロール31bの代わりに設けられたブレーキ付き非駆動ロール31dと、シーソー部材34を揺動駆動する揺動駆動装置36とによって搬送状態を制御している。なお、これ以外の点はほぼ第1実施形態と同じであり、その説明は省略する。
ブレーキ付き非駆動ロール31dは、前記ドライブロール31bの代わりに同位置に据え付けられた非駆動ロール31dと、この非駆動ロール31dの回転を制動するドラム式又はディスク式等のブレーキ機構(不図示)と、を備えている。よって、ブレーキ機構の非作動下においては、非駆動ロール31dは、これに接触する帯状ワーク1の搬送に応じて連れ回りするが、ブレーキ機構の作動下においては自身のみならず、これに接触する帯状ワーク1も停止させる。
揺動駆動装置36は、例えばエアーシリンダーであり、そのピストン36aの先端部がシーソー部材34に連結されている。よって、電磁弁等の切換弁を介して、所定の圧空源からの圧縮空気(圧力空気)をエアーシリンダー内のシリンダー室に供給することにより、ピストン36aの昇降動作を介して前記シーソー部材34を上下揺動させることができる。
そして、これら非駆動ロール31d及び揺動駆動装置36は、前記コントローラーによって制御され、これにより、帯状ワーク1は、次のようにしてプレス装置20内を間欠搬送される。
前述と同様に、加工装置10aは図3の初期状態にある前提で説明する。すなわち、シーソー部材34の入側ロール34a及び出側ロール34bは、それぞれ、図7の実線で示すように上限位置及び下限位置に位置しているとともに、下流の加工ポジションPn+1から引っ張られて、プレス装置20内の帯状ワーク1は、入側搬送速度Vin及び出側搬送速度Voutと同じ基準速度V0で搬送されている。
この初期状態での搬送下において、加工対象部位監視センサー42から加工位置マークの検出信号が送信されると、コントローラーは、ブレーキ機構を作動して非駆動ロール31dの回転を規制して止め、これにより、プレス装置20内における帯状ワーク1の搬送は間欠停止される。
そして、この間欠停止中に、コントローラーは、プレス装置20にプレス動作を行わせる。
なお、この間欠停止中には、エアーシリンダー36のシリンダー室は前記切換弁により前記圧空源から縁切りされて大気開放され、これにより、シーソー部材34はごく小さな負荷で揺動自在な状態にされる。よって、シーソー部材34の出側ロール34bは、帯状ワーク1の張力により持ち上げられて上昇するとともに、入側ロール34aはその逆動作として下降する。すなわち、シーソー部材34は、図7の実線で示す初期状態から2点鎖線で示す逆の状態へと揺動動作される。よって、シーソー部材34は、上流の加工ポジションPn−1から入側搬送速度Vinで送り込まれる帯状ワーク1を張った状態で受け取るとともに、下流の加工ポジションPn+1へと出側搬送速度Voutで帯状ワーク1を払い出すことができ、もって、上下流の加工ポジションPn−1,Pn+1における搬送状態は、当該間欠停止によって何等阻害されることはない。
そして、プレス動作監視センサー41からプレス動作の完了信号を受信したら、コントローラーは、非駆動ロール31dのブレーキを解除する(つまり、回転の規制を解除する)。すると、非駆動ロール31dは、下流の加工ポジションPn+1から引っ張られて搬送される帯状ワーク1により連れ回わるようになる。但し、この搬送中には、次の間欠停止に対処すべく、シーソー部材34を、実線で示す初期状態(つまり、入側ロール34aが上限位置で、出側ロール34bが下限位置の状態)に戻しておく必要がある。そのため、コントローラーは前記切換弁を切り換えて、前記圧空源からの圧縮空気をエアーシリンダー36のシリンダー室へ供給し、これにより、エアーシリンダー36のピストン36aを伸長させてシーソー部材34を揺動し、つまり入側ロール34aを上昇するとともに出側ロール34bを下降する。
なお、この初期状態に復帰したことは、揺動動作監視センサー43により検出される。詳しくは、初期状態の復帰の直前には、出側ロール34bが下限上位置のセンサー43a位置を通過するので、当該下限上位置のセンサー43bから検出信号が送信されたら、コントローラーは、先ず、エアーシリンダー36のピストン36aの伸長動作の減速を開始する。そして、出側ロール34bが下限下位置に達して、下限下位置のセンサー43bから検出信号が送信されたら、エアーシリンダー36の伸長動作を停止し、これをもって、加工サイクルの1サイクルが終了する。
ところで、上述の第2実施形態では、帯状ワーク1の間欠停止及びその解除を行うべく、ブレーキ付き非駆動ロール31dを用いていたが、これに代えて、ブレーキ機構の無い単なる非駆動ロール(従動ロール)を用いても良い。但し、その場合には、帯状ワーク1を規制して停止させるための機構が別途必要になる。その一例としては、前記非駆動ロールの直近下流に配置されて、帯状ワーク1をその上下から挟み込み可能に設けられた上下一対の挟み込み部材を有するニップ機構が挙げられる。そして、帯状ワーク1の搬送を停止する場合には、前記上下一対の挟み込み部材が互いに近づいて帯状ワーク1を挟み込み、これにより帯状ワーク1の下流への移動を規制する一方、帯状ワーク1の搬送を再開する場合には、前記挟み込み部材が互いに離れることにより、前記帯状ワーク1の挟み込み状態を解除し、これにより帯状ワーク1の前記移動の規制が解除される。
===その他の実施形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、シーソー部材34を初期状態に戻すための方法としてドライブロール31bを早送りする例や、エアーシリンダー36でシーソー部材34を動かす例を示したが、何等これに限るものではなく、例えば、板カム等のカム機構を用いてシーソー部材34を初期状態に復帰しても良い。
上述の実施形態では、入側バッファー機構たる入側ロール34aと、出側バッファー機構たる出側ロール34bとをシーソー部材34によって一体に連結した構成を例示したが、互いに連動して逆動作を行うものであれば何等これに限るものではなく、つまり、シーソー部材34によって一体に連結されていなくても良い。
例えば、入側ロール34aと出側ロール34bとを、それぞれに適宜なガイドレール等によって上下方向に往復移動可能に案内するとともに、これら入側ロール34a及び出側ロール34を、エアーシリンダー等の駆動源により上下昇降可能に構成しても良い。但し、これら入側ロール34aと出側ロール34bとが上下方向に移動する際には、入側ロール34aと出側ロール34bとが互いに連動するように制御され、つまり、互いに同じ速さで逆方向に移動するように制御されるのは言うまでもない。
上述の実施形態では、帯状ワーク1の素材等について特に説明していなかったが、帯状物で適度な可撓性を有していれば適用可能であり、例えば、不織布や織布、シート、フィルム状物等を例示できる。また、その素材としては、合成樹脂等の樹脂やパルプ等でも良い。
上述の実施形態では、帯状ワーク1への加工処理としてプレス加工を例示したが、何等これに限るものではなく、例えば、型押しにより凹凸模様を付与するエンボス加工や、帯状ワーク1を溶着するシール加工等でも良い。
上述の実施形態では、シーソー部材34に対して入側ロール34a及び出側ロール34bを各々一つずつ設けて、これにより、下に凸のループを一つずつ形成したが、各ループ数を複数に増やしても良い。例えば、図8に示すように、シーソー部材34の入側ロール34a及び出側ロール34bをそれぞれ2本ずつにするとともに、入側ロール34a,34a同士の間、及び、出側ロール34b,34b同士の間に各々固定ロール35(移動しないように定位置に固定されたロール)を設けて、前記帯状ワーク1のループをつづら折り状に2つ形成しても良い。なお、このようにループ数を複数にすれば、ループ数が1つの場合と比較して、シーソー部材34の揺動動作のストローク量を縮小できるので、その揺動動作の低速化を通じて上下反転時の衝撃を軽減可能となる。
従来の加工装置90の一例を示す側面図である。 第1実施形態の加工装置10が適用される連続生産ライン5の概念図である。 第1実施形態の加工装置10の側面図である。 図4A乃至図4Cは、帯状ワーク1の間欠停止時におけるシーソー部材34の揺動動作の説明図である。 図5A乃至図5Cは、帯状ワーク1の間欠停止の解除時におけるシーソー部材34の揺動動作の説明図である。 ドライブロール31bの回転速度Vのチャートである。 第2実施形態の加工装置10aの側面図である。 加工装置10のその他の実施形態の側面図である。
符号の説明
1 帯状ワーク(ワーク)、1a 部分、1b 部分、
5 連続生産ライン、10 加工装置、10a 加工装置、
20 プレス装置(加工処理部)、21a 雄金型、21b 雌金型、
30 間欠搬送装置、31 パスラインロール群、
31a パスラインロール、31b ドライブロール(送り出し部)、
31c 押し付けロール、 31d ブレーキ付き非駆動ロール(送り出し部)、
32 パスラインロール群、32a パスラインロール、
32b パスラインロール、34 シーソー部材、
34a 入側ロール(入側バッファー機構)、
34b 出側ロール(出側バッファー機構)、
34c 揺動中心軸、36 エアーシリンダー(揺動駆動装置)、
36a ピストン、41 プレス動作監視センサー、
42 加工対象部位監視センサー、43 揺動動作監視センサー、
43a 下限上位置のセンサー、43b 下限下位置のセンサー、
90 加工装置、91a ロール、91b ロール、
93 セパレーター、95 加工処理部、
1La ループ、1Lb ループ、
Pn−1 加工ポジション、Pn 加工ポジション、Pn+1 加工ポジション、
PL パスライン、V 搬送速度、Vin 入側搬送速度、Vout 出側搬送速度、
A1 定常域、A2 減速域、A3 間欠停止域、A4 加速域、A5 減速域、
Vt 搬送速度、Vm 移動速度、R1 位置

Claims (9)

  1. 所定方向に沿って連続して搬送される帯状のワークを、加工ポジションにおいて間欠的に停止させて加工処理を行う加工装置であって、
    前記加工ポジションに設けられ、前記ワークが停止している間に、前記ワークに対して前記加工処理を行う加工処理部と、
    前記加工処理部の前記所定方向における上流側に設けられ、上流から搬送される前記ワークを蓄積可能な入側バッファー機構と、
    前記加工処理部の前記所定方向における下流側に設けられ、下流へ搬送すべき前記加工処理済みのワークを蓄積可能な出側バッファー機構と、
    前記入側バッファー機構と前記加工処理部との間に設けられ、前記入側バッファー機構に蓄積された前記ワークを前記加工処理部へ送り出す送り出し部と、を備え、
    前記送り出し部が前記ワークを規制することにより、前記加工ポジションの前記ワークを停止させるとともに、前記出側バッファー機構の蓄積量の減少分と前記入側バッファー機構の蓄積量の増加分とが互いに等しくなるようにしながら、前記出側バッファー機構の蓄積量を減少させつつ、前記入側バッファー機構の蓄積量を増加させ、
    前記送り出し部が前記ワークの規制を解除することにより、前記ワークの停止を解除するとともに、前記出側バッファー機構の蓄積量の増加分と前記入側バッファー機構の蓄積量の減少分とが互いに等しくなるようにしながら、前記出側バッファー機構の蓄積量を増加させつつ、前記入側バッファー機構の蓄積量を減少させることを特徴とする加工装置。
  2. 請求項1に記載の加工装置であって、
    前記送り出し部は、ロールであり、
    前記ロールは、前記入側バッファー機構からの前記ワークを外周面に巻き付けながら駆動回転することにより、前記ワークを前記加工処理部へ搬送する駆動ロールであることを特徴とする加工装置。
  3. 請求項1又は2に記載の加工装置であって、
    前記送り出し部は、前記ワークが接触するロールと、前記ロールの外周面に押し付けられる押し付けロールと、を有し、
    前記ロールと前記押し付けロールとの間に挟まれて前記ワークは搬送されることを特徴とする加工装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の加工装置であって、
    前記入側バッファー機構は、前記所定方向と交差する交差方向に前記ワークのループを形成することにより、上流から搬送される前記ワークを蓄積し、
    前記出側バッファー機構は、前記加工処理済みのワークのループを前記交差方向に形成することにより、下流へ搬送すべき前記加工処理済みのワークを蓄積することを特徴とする加工装置。
  5. 請求項4に記載の加工装置であって、
    前記交差方向は、前記所定方向に直交する方向であることを特徴とする加工装置。
  6. 請求項4又は5に記載の加工装置であって、
    前記入側バッファー機構は、前記交差方向に往復移動可能に案内された入側ロールを有し、前記入側ロールに前記ワークが掛け回されてループが形成され、
    前記出側バッファー機構は、前記交差方向に往復移動可能に案内された出側ロールを有し、前記出側ロールに前記加工処理済みのワークが掛け回されてループが形成され、
    前記入側ロールと前記出側ロールとは、互いに連動して前記交差方向に移動するとともに、当該交差方向への移動時には、互いに同じ速さで逆方向に移動することを特徴とする加工装置。
  7. 請求項6に記載の加工装置であって、
    所定の軸周りに揺動するシーソー部材を備え、
    該シーソー部材に前記入側ロール及び前記出側ロールの両者が設けられており、
    前記軸は、前記入側ロールの設置位置と前記出側ロールの設置位置との中点に位置していることを特徴とする加工装置。
  8. 請求項7に記載の加工装置であって、
    前記入側バッファー機構は、前記ワークのループをつづら折り状に掛け回して形成すべく前記入側ロールを複数本有しているとともに、
    前記出側バッファー機構は、前記加工処理済みのワークのループをつづら折り状に掛け回して形成すべく前記出側ロールを複数本有していることを特徴とする加工装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の加工装置であって、
    前記ワークの停止の解除時になされる前記出側バッファー機構の蓄積量の増加動作及び前記入側バッファー機構の蓄積量の減少動作は、前記入側バッファー機構と前記出側バッファー機構との間における前記ワークの搬送速度を、前記入側バッファー機構よりも上流側におけるワークの搬送速度、及び、前記出側バッファー機構よりも下流側における前記加工処理済みのワークの搬送速度よりも速くすることで行われることを特徴とする加工装置。
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