JP2009124815A - 鉄芯構造 - Google Patents

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Kozo Makiuchi
浩三 牧内
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Abstract

【課題】本発明は、積層鉄芯体の1枚目の輪状鉄芯片の一部にマーク部を形成し、このマーク部により鉄芯構造の電気的零位置及び表裏判別を行うことを目的とする。
【解決手段】本発明による鉄芯構造は、複数の輪状鉄芯片(2)を転積又はストレート積みしてなる積層鉄芯体(1)の表面の1枚目のみの輪状鉄芯片(2)は、貫通孔又は凹部からなるマーク部(5)を有し、このマーク部(5)を積層鉄芯体(1)の電気的零位置とする構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄芯構造に関し、特に、積層鉄芯体の1枚目の輪状鉄芯片の一部に貫通孔又は凹部からなるマーク部を形成し、このマーク部により鉄芯構造の電気的零位置及び表裏判別を行うことができるようにするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたレゾルバ等の積層鉄芯体としては、例えば、特許文献1に開示されたレゾルバに適用されている図6から図11に示される構成を挙げることができる。
すなわち、図6から図8において、符号1で示されるものは、複数の輪状鉄芯片2を周知の転積又はストレート積みして積層させてなる積層鉄芯体であり、この積層鉄芯体1の内周側には、輪状ステータ3を構成するための磁極4が、複数個、内方へ向けて突出して形成されている。
前記積層鉄芯体1の外周1aには、小さいパイロット又は捺印等からなるマーク部5が形成され、このマーク部5を、積層鉄芯体1、すなわち、レゾルバ等のセンサをモータ等の回転体に取付ける際の電気的な零位置の表示としていた。
また、図9から図11に示される他の従来構成としては、輪状ロータ10を形成する積層鉄芯体1の内周1bに前述と同様のマーク部5が形成され、このマーク部5をこの輪状ロータ10を取付ける回転軸等の回転体に対する電気的零位置の表示としていた。
米国特許明細書2003−0222529A1
従来の鉄芯構造は、以上のように構成されているため、次のような課題が存在していた。
すなわち、輪状ステータの外周又は輪状ロータの内周に、小さいパイロット(小さい溝状の形状又は突起)又は捺印等からなるマーク部を形成し、このマーク部を作業者が目視で確認することにより、相手側への回転方向の取付位置の確認としていたが、ユーザー側では、機械的な取付位置を精密に位置決めすることが難しく、電気的な零位置の調整を行うことが困難であった。また、捺印によるマーク部の精度も、捺印の押し具合によるところがあり、精度低下となっていた。
また、レゾルバの組立てにおいて、電気的零位置の確認が困難であるため、積層鉄芯体に絶縁カバーを取付けるための組付作業性を向上させることが困難であった。
また、積層鉄芯体を組立てる際に必要とする表裏の判別方法については、プレス加工時のバリ面及びダレ面を拡大鏡目視や手感で確認するため、作業性もよくない状態となっていた。
また、特に、輪状ロータの場合は、軸に対して嵌合させて組付けるため、バリ面及びダレ面が逆になると、積層した輪状鉄芯片の一部が剥がれることもあった。
以上のように、従来構成においては、レゾルバ等の組立てに対して、その歩留まりを向上させることが極めて困難であった。
本発明による鉄芯構造は、板状をなす複数枚の輪状鉄芯片を転積又はストレート積みして所定厚さとした積層鉄芯体からなる鉄芯構造において、前記積層鉄芯体の表面の1枚目のみの前記輪状鉄芯片は、貫通孔又は凹部からなるマーク部を有し、前記マーク部を前記積層鉄芯体の電気的零位置とする構成であり、また、前記マーク部は1個のみよりなる構成であり、また、前記積層鉄芯体は、輪状ステータよりなる構成であり、また、前記積層鉄芯体は、輪状ロータよりなる構成であり、また、前記マーク部は、前記積層鉄芯体の表面を示す構成である。
本発明による鉄芯構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、積層鉄芯体の表面の1枚目のみの輪状鉄芯片に、貫通孔又は凹部からなるマーク部が形成されているため、このマーク部を積層鉄芯体の電気的零位置とすることにより、レゾルバの組立て及び組付けにおいて、作業性の向上、電気的零位置の向上、鉄芯の表裏判別が可能となり、特性バラツキの抑制、輪状ロータの場合は、軸への組付け時に嵌合方向が明確となり、輪状鉄芯片の剥がれの恐れもなく、歩留まりを向上させることができる。
また、電気的零位置が明確であるため、ユーザー側でレゾルバを取付ける際の高精度取付けを容易に行うことが可能となった。
また、積層鉄芯体の表面の1枚目のみにマーク部が設けられているため、レゾルバとして組立てた場合におけるマーク部の積層鉄芯体全体に対する磁気的な悪影響を防止することができる。
本発明は、積層鉄芯体の1枚目の輪状鉄芯片の一部に貫通孔又は凹部からなるマーク部を形成し、このマーク部により鉄芯構造の電気的零位置及び表裏判別を行うことができるようにした鉄芯構造を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による鉄芯構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1から図3において、符号1で示されるものは、複数の輪状鉄芯片2を周知の転積して積層又はストレート積み(転積せず、そのまま積層すること)させてなる積層鉄芯体であり、この積層鉄芯体1の内周側には、輪状ステータ3を構成するための磁極4が、複数個、内方へ向けて突出して形成されている。
前記積層鉄芯体1の表面の1枚目のみの前記輪状鉄芯片2の面部2aには、この面部2aをその厚さ方向に貫通する貫通孔、又は、ポンチ又は切欠き等からなる凹部で形成されたマーク部5が形成されている。
図1から図3で示される輪状ステータ3の形態における前記マーク部5は、三角形の貫通孔で1個のみで形成されている。
また、図4及び図5で示される形態は、輪状ロータ10を構成する積層鉄芯対1を示しており、図4における積層鉄芯体1の表面の1枚目のみの輪状鉄芯片2の面部2aには、前記マーク部5が形成されている。
従って、前記輪状ステータ3の場合には、このマーク部5が表面を示すと共に回転方向における電気的零位置を示しているため、積層鉄芯体1を組立てた後の電気的零位置が明確であるため、その後の組立工程における輪状絶縁カバー部材の取付、ステータコイルの巻付け、を容易に行うことができ、ユーザー側における輪状鉄芯体1の機器への取付けを正確かつ容易に行うことができる。
また、図4及び図5で示した輪状ロータ10の場合、積層鉄芯体1の表面の1枚目飲みの輪状鉄芯片2の面部2aには、マーク部5が形成されているため、回転方向における電気的零位置を正確かつ用意に把握することができると共に、積層鉄芯体1の表面を把握することができ、かつ輪状ロータ10を図示しない軸に嵌合させる場合に、バリ面等の方向を把握でき、輪状鉄芯片2の組付時等における剥がれを防止することができる。
また、積層鉄芯体1の表面の1枚のみにマーク部5が形成されているため、積層鉄芯体としては、マーク部5による磁気的な悪影響を防止することができる。
本発明による鉄芯構造を示す平面図である。 図1の断面図である。 図1の1枚目の輪状鉄芯片を示す斜視図である。 図1の他の形態を示す斜視図である。 図4の1枚目の輪状鉄芯片を示す斜視図である。 従来の鉄芯構造を示す平面図である。 図6の要部の拡大図である。 図6の断面図である。 図6の他の従来形態を示す平面図である。 図9の要部の拡大図である。 図9の断面図である。
符号の説明
1 積層鉄芯体
2 輪状鉄芯片
2a 面部
3 輪状ステータ
5 マーク部
10 輪状ロータ

Claims (5)

  1. 板状をなす複数枚の輪状鉄芯片(2)を転積又はストレート積みして所定厚さとした積層鉄芯体(1)からなる鉄芯構造において、
    前記積層鉄芯体(1)の表面の1枚目のみの前記輪状鉄芯片(2)は、貫通孔又は凹部からなるマーク部(5)を有し、前記マーク部(5)を前記積層鉄芯体(1)の電気的零位置とすることを特徴とする鉄芯構造。
  2. 前記マーク部(5)は1個のみよりなることを特徴とする請求項1記載の鉄芯構造。
  3. 前記積層鉄芯体(1)は、輪状ステータ(3)よりなることを特徴とする請求項1又は2記載の鉄芯構造。
  4. 前記積層鉄芯体(1)は、輪状ロータ(10)よりなることを特徴とする請求項1又は2記載の鉄芯構造。
  5. 前記マーク部(5)は、前記積層鉄芯体(1)の表面を示すことを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の鉄芯構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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