JP2009121162A - 貯蔵庫 - Google Patents

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朗 原田
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Abstract

【課題】扉の下縁に配置されるシール部材の位置調節を簡単に行うことのできる貯蔵庫を提供する。
【解決手段】断熱扉2の両側面下端部と位置調節本体部12の両側面とをそれぞれ調節板30によって連結し、調節板30の取り付け位置を変更することで位置調節本体部12の高さが変更できるようにする。位置調節本体部12の高さを変更したとき、その変更分だけゴム等の形状変形可能な軟質材によって成形されたシール片18が変形することでシール部材11の縦寸法の長さを変更できる。
【選択図】図4

Description

この発明は、プレハブ式冷蔵庫などの貯蔵庫に関し、特に、扉の下縁と床面の間からの空気の流出入を防ぐためのシール部材の取付構造に関するものである。
一般に、プレハブ式の貯蔵庫は、断熱パネルを組み立ててなる箱体内に冷凍装置を取り付け、箱体前面に出入口を形成し、この出入口に断熱扉を開閉可能に設けた構造となっている。この種のプレハブ式の貯蔵庫として、貯蔵物を台車に載せて搬出入するために、床面との段差がないロールインタイプの出入口が用いられたものが存在している。ロールインタイプの貯蔵庫では、扉を閉めたときの密閉性確保のため、断熱開閉扉下縁部に、その下縁が設置面に摺接するシール部材が使用されたものが種々提案されている。このようなロールインタイプの貯蔵庫におけるシール部材は、例えば特許文献1及び2に開示されている。
特開平11−230666号公報 特開平09−004967号公報
しかしながら、ロールインタイプの貯蔵庫を設置する場合、実際の設置床面は勾配や凹凸などがあるため、設置箇所によって扉の下縁と床面との距離が異なることがある。このため、特許文献1に記載のものは、長さの異なる複数のシール部材をあらかじめ用意しておくか、その場で余分な部分を切除する等して長さを調節する必要があった。また、特許文献2に記載のように、シール部材に切断用の凹部を複数箇所設けることで長さを調節できるようにしたものもあるが、シール部材は扉を開閉する度に床面と摺接するものであるため、摺接時に凹部へ負荷が掛かりそこから破断してしまう恐れがあった。
すなわち本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、扉下縁に配設されるシール部材の長さ調節が容易な貯蔵庫を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る貯蔵庫は、
床面上に設置された断熱箱体からなる貯蔵庫本体と、前記貯蔵庫本体の一側面に形成された貯蔵物の出し入れ用の開口と、前記開口を開閉可能に装着された扉と、前記扉の下縁から下方に突出して配設されると共に、扉の下縁と床面との間を封止するシール部材とを備える貯蔵庫において、
前記シール部材は、前記扉下縁に対して高さ調節可能に取り付けられる位置調節部材と、前記位置調節部材と床面との間を封止する第1シール材と、前記位置調節部材と扉下縁との間を封止する第2シール材とからなり、前記第2シール材は、前記位置調節部材の高さが変更された場合にも位置調節部材と扉下縁との間の封止状態を維持できるよう軟質系の材質にて形成されていることを特徴とする。
本発明に係る貯蔵庫によれば、扉の下縁と床面との間の距離に合わせて位置調節部材の高さを変更するだけの簡単な作業でシール部材の長さを調節することができる。このとき、軟質系の材質にて形成されている第2シール材により位置調節部材と扉下縁との間の封止状態は維持されているため、位置調節部材の高さを変更しても扉を閉めたときの密閉性は確保される。
次に、本発明に係る貯蔵庫につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図1は、実施例に係るプレハブ式貯蔵庫1の外観斜視図であって、設置床面に複数の断熱パネル3を組み立ててなる貯蔵庫本体4を設置し、この貯蔵庫本体4に各種の貯蔵物を収容するものである。このプレハブ式貯蔵庫1内には、図示しない冷凍機器が配置されており、貯蔵物を冷蔵又は、冷凍保存するようになっている。プレハブ式貯蔵庫1前面には、開口下端が設置床面にまで達する開口部6が設けてあり、この開口部6には、開閉可能な断熱扉2が取り付けられ、出入口8が形成されている。
前記断熱扉2は、ヒンジ等を介して揺動開閉可能に装着されており、前面に配置された開閉用把手10には、断熱扉2を閉鎖状態にロックできるようロック機構が備えられている。断熱扉2の貯蔵庫本体側の周縁部には、図示しないパッキンが取り付けられており、扉閉鎖時に開口部6に密着して、庫内の冷気が漏れ出さないように密封することができる。また、プレハブ式貯蔵庫1は、台車等で貯蔵物の出し入れを行うため、開口部6の床面には敷居等を形成せず、出入口8の下縁部が開放された所謂ロールインタイプの貯蔵庫である。そこで、扉を閉めたときの密閉性を確保するため、断熱扉2の下縁部にはシール部材11が設けられており、その下端は断熱扉2を開閉した場合に床面に摺接し、更に扉を閉鎖した時には両端部が開口部6の前面側と密着するようになっている。
次に、シール部材11の形成方法について図2を用いて詳細に説明する。図2は本実施例に係るプレハブ式貯蔵庫のシール部材の形成方法を示す図である。
本実施例に係るシール部材11の形成方法は、図2(a)に示すように、先ず、横方向に延在して矩形状に形成された位置調節本体部12を左右位置をそろえて前後に並べ、その間にシール片14を上端をそろえて介在させ、これらを両面テープ等で仮止する。更に、別のシール片14を後側の位置調節本体部12の裏面に上端をそろえてこれも両面テープ等で仮止めすることで各シール片14の下方部が位置調節本体部12から垂下するように配置させる。その後、位置調節本体部12よりも長尺なシール片16を前側の位置調節本体部12の前面に上端をそろえて両端部17を余らせた状態で両面テープで仮止めする。次に、図2(b)に示すように、余ったシール片16の両端部17を位置調節本体部12の背面側へ断面コ字状となるように折曲することで、位置調節本体部12の前面及び両側面を覆い、下方部が位置調節本体部12から垂下するようにシール片16を配置させる。そして、図2(c)に示すように、下面開放のU字状に折り曲げられたシール片18を位置調節本体部12の上部を覆うように配置し、前側押え板20によってシール片18の前側端部とシール片16とを位置調節本体部12に押圧し、複数のネジ20a(図では一部のみ表示)でネジ固定する。更に、後側押え板21によって、シール片18の後側端部とシール片16の両端部17と後側のシール片14とを位置調節本体部12に押圧し、複数のネジ21a(図では一部のみ表示)でネジ固定する。このとき、シール片18は、U字状部分の内面と位置調節本体部12の上面との間に、ある程度の空間が存在するように浮いた状態で固定する。以上により、シール片14及びシール片16は位置調節本体部12から垂下した状態で、シール片18はU字状部分が位置調節本体部12から上方に突出した状態で固定が完了し、シール部材11が形成される。
ここで、前記位置調節本体部12は木材又は樹脂材で形成され、前記各シール片はゴム等の形状変形可能な軟質材によって成形される。また、位置調節本体部12及びシール片14の横寸法は、側面を覆うシール片16の厚さ分だけ断熱扉2の横寸法よりも短く設定してあり、シール片18の横寸法は断熱扉2の横寸法と同一とすることで、シール部材11全体の横寸法が断熱扉2の横寸法と同一となるようにしている。更に、シール片14とシール片16の縦寸法は同一寸法としてある。
次に、シール部材の断熱扉への取付構造について図3及び図4を用いて詳細に説明する。図3はシール部材の断熱扉への取付構造を示す図である。図4はシール部材の位置調節の例を示す断面図である。
本実施例に係るシール部材11の取付構造は、図3に示すように、断熱扉2の両側面下端部とシール部材11の両側面とをそれぞれ調節板30によって連結することでシール部材11を取り付けるようになっている。なお、両側面における取付構造は同一であるため、以下では一方についてのみ説明する。
断熱扉2の側面下端部に2つのネジ穴23が形成され、シール部材11の側面を構成するシール片16及び位置調節本体部12の側面部には2つのネジ穴24が形成される。一方、調節板30は、板金により縦長の矩形状に形成され、その上部には、前記ネジ穴23と対向するように縦長の長孔26が2本形成されている。更に、調節板30の下部には、前記ネジ穴24と対向するように2つのネジ孔27が形成される。
そして、調節板30のネジ孔27をシール部材11のネジ穴24に位置合わせし、ネジ31をねじ込むことで調節板30の下部をシール部材11の側面上部に取り付ける。次に、調節板30の長孔26を断熱扉2におけるネジ穴23に位置合わせし、ネジ32をねじ込むことにより調節板30の上部が断熱扉2の側面下端部に取り付けられることで、シール部材11の取り付けが完了する。このとき、長孔26は縦長に形成されているため、ネジ穴23に対して長孔26の位置を上下にずらすことで調節板30の高さを調節して取り付けることが出来るようになっている。
上記のように構成されたシール部材11は、図4(a)に示すように、断熱扉2の下縁と床面との間が広い場合は、位置調節本体部12から垂下するシール片14及びシール片16の下端が床面に対して僅かに変形密着するように長孔26の位置を下方寄りに位置調節して調節板30を取り付ける。これにより、位置調節本体部12の位置が断熱扉2の下縁からある程度離間して固定される。そして、位置調節本体部12から上方に突出するシール片18のU字状部分の上面部は、押圧されて所定量変形した状態で断熱扉2の下面に密着する。また、断熱扉2の下縁と床面との間が狭い場合は、位置調節本体部12から垂下するシール片14及びシール片16の下端が床面に対して僅かに変形密着するように長孔26の位置を上方寄りに位置調節して調節板30を取り付ける。これにより、位置調節本体部12の位置が断熱扉2の下面に接近した位置に固定され、シール片18のU字状部分の上面部は、断熱扉2の下縁と床面との間が広い場合に比べて断熱扉2の下面に強く押圧された状態となり、図4(b)に示すように大きく変形する。このように、位置調節本体部12の高さが変更されると、その変更分だけシール片18が変形することでシール部材11の縦寸法の長さを変更できるようになっている。このとき、位置調節本体部12の下方にはシール片14及びシール片16によって断熱空間35、36が形成され、位置調節本体部12の上方にはシール片18によって断熱空間37が形成されるので、庫内と庫外との間での空気の流出入は防止される。なお、調節板30をどのような位置に調節してもシール片18のU字状部分の上面部の少なくとも一部分が断熱扉2の下面に接触するように、長孔26の長さ、又はシール片18のU字状部分の突出量は調整されるため、断熱扉2の下方における密閉性は確保される。
このように、実施例のプレハブ式貯蔵庫によれば、断熱扉2の下縁と床面との間の距離に合わせて調節板30の取り付け位置を調節するだけの簡単な作業で位置調節本体部12の高さを変更でき、シール部材11の縦方向の長さを変更することができる。また、シール片の余分な部分を切除する等の煩雑な作業はないため、設置時はもちろん設置後においても、現場で短時間に位置調節を行うことができる。更に、ネジ32を緩めて調節板30を取り外すことでシール部材11を断熱扉2から取り外すことができるため、各シール片の交換作業も簡単に行うことができる。なお、本実施例における位置調節本体部12は請求項における位置調節部材に、シール片14及びシール片16は第1シール材に、シール片18は第2シール材にそれぞれ相当する。
〔変更例〕
本発明では、前述の実施例に限定されず、以下の如く変更することも可能である。
(1)貯蔵庫としてプレハブ式貯蔵庫を例に挙げて説明したが、ロールインタイプの貯蔵庫であればプレハブ式でなくともよい。
(2)位置調節本体部12、各シール片等の数は実施例の数に限定されず幾つであってもよく、シール片によって構成される断熱空間の個数も実施例の数に限定されない。
(3)各シール片は別体としたが、シール片14及びシール片16の各上端部とシール片18の両端部をそれぞれ繋げるようにして一体に成形してもよい。
実施例に係るプレハブ式貯蔵庫の外観斜視図である。 実施例に係るシール部材の形成方法を示す図である。 実施例に係るシール部材の断熱扉への取付構造を示す図である。 実施例に係るシール部材の位置調節の例を示す断面図である。
符号の説明
1 プレハブ式貯蔵庫,2 断熱扉,11 シール部材,12 位置調節本体部,14、16、18 シール片,26 長孔,30 調節板

Claims (1)

  1. 床面上に設置された断熱箱体からなる貯蔵庫本体と、前記貯蔵庫本体の一側面に形成された貯蔵物の出し入れ用の開口と、前記開口を開閉可能に装着された扉と、前記扉の下縁から下方に突出して配設されると共に、扉の下縁と床面との間を封止するシール部材とを備える貯蔵庫において、
    前記シール部材は、
    前記扉下縁に対して高さ調節可能に取り付けられる位置調節部材と、
    前記位置調節部材と床面との間を封止する第1シール材と、
    前記位置調節部材と扉下縁との間を封止する第2シール材とからなり、
    前記第2シール材は、
    前記位置調節部材の高さが変更された場合にも位置調節部材と扉下縁との間の封止状態を維持できるよう軟質系の材質にて形成されていることを特徴とする貯蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233666A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫の扉下シール構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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