JP2009118564A - エンジン始動装置、およびエンジン始動装置の製造方法 - Google Patents
エンジン始動装置、およびエンジン始動装置の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009118564A JP2009118564A JP2007286049A JP2007286049A JP2009118564A JP 2009118564 A JP2009118564 A JP 2009118564A JP 2007286049 A JP2007286049 A JP 2007286049A JP 2007286049 A JP2007286049 A JP 2007286049A JP 2009118564 A JP2009118564 A JP 2009118564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- motor lead
- motor
- electric motor
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
【課題】エンジン始動装置が連続的かつ極めて長時間にわたり被水しても、エンジン始動装置のモータリード線4において、グロメット6の締め代による圧接部位を変更することなく、電動モータに接続される一端5を毛細管現象により水が通過するのを防止する。
【解決手段】モータリード線4の一端5は、導線とは異なる素材により間隙が充填されて圧縮成形されるとともに、外周側からグロメット6の締め代により圧接されている。これにより、モータリード線4の一端5において、毛細管現象の水の通路となる間隙が消滅するので、毛細管現象が発生しなくなる。このため、モータリード線4において、締め代の圧接部位を一端5にしたままで、一端5を毛細管現象により水が通過するのを防止することができる。
【選択図】図2
【解決手段】モータリード線4の一端5は、導線とは異なる素材により間隙が充填されて圧縮成形されるとともに、外周側からグロメット6の締め代により圧接されている。これにより、モータリード線4の一端5において、毛細管現象の水の通路となる間隙が消滅するので、毛細管現象が発生しなくなる。このため、モータリード線4において、締め代の圧接部位を一端5にしたままで、一端5を毛細管現象により水が通過するのを防止することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、主に、車両用のエンジン始動装置に関する。
従来より、エンジン始動装置は、エンジンを始動するための出力を発生する電動モータと、電動モータへの通電を断続する電磁スイッチと、電動モータと電磁スイッチとを電気的に接続するモータリード線と、電動モータの外郭に装着され、電動モータに接続されるモータリード線の一端を保持するグロメットとを備える。また、モータリード線は、複数の導線を撚り合せて設けられている。
近年、車両の軽量化やコスト低減の進展に伴い、エンジンルームのアンダーカバーが廃止される車両が現れている。そして、アンダーカバーを有しない車両では、エンジンルームの内部が容易に被水するので、エンジン始動装置についても、耐水性の更なる向上が求められている。ここで、エンジン始動装置の耐水性は、特に、電動モータ外部のモータリード線近傍から電動モータ内部への水の進入阻害性として検討されている。そこで、エンジン始動装置の耐水性向上に関して、以下のような技術が考えられている。
まず、電動モータに接続されるモータリード線の一端を圧縮して間隙が極めて小さい状態に成形し、さらに、圧縮されたモータリード線の一端にグロメットの締め代を圧接させることで、モータリード線近傍において電動モータ内部を外部に対して封鎖している。さらに、グロメットをチューブと一体に設けてモータリード線をチューブ内に収容する場合、チューブのグロメット側近傍に、チューブの内部と外部とを連通する孔を設け、チューブの内部に進入した水の排水を促している(例えば、特許文献1参照)。
しかし、アンダーカバーのない車両を雨中等で運転すると、タイヤのかき上げ水等により、エンジン始動装置が連続的に極めて長時間にわたって被水する状況が起こり得る。このため、モータリード線の一端を圧縮成形して間隙を極めて小さくしても、連続的かつ長時間の被水によりモータリード線の一端に毛細管現象が発生し、この小さな間隙を水が通過する可能性がある。
なお、図4に示すように、モータリード線100をチューブ101内に収容する場合、締め代103を電磁スイッチ接続用のターミナル104に圧接するように設けることで、チューブ101内を外部に対して封鎖する技術も公知である。この技術によれば、チューブ101内が電動モータ内部に連通しているため、チューブ101内を外部に対して封鎖することで電動モータ内部を外部に対して封鎖することができる。さらに、間隙のないターミナル104に締め代103を圧接させるので、圧接部位における毛細管現象も防止することができる。
しかし、圧接部位が電動モータから遠ざかるため、モータリード線100は、振動等の外力に対して不安定になる。特に、エンジン始動装置は振動が激しいので、振動に伴う曲げ疲労等によりモータリード線100が断線する虞もある。
特開2007−116800号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、エンジン始動装置が連続的かつ極めて長時間にわたり被水しても、モータリード線において、締め代による圧接部位を変更することなく、電動モータに接続される一端を毛細管現象により水が通過するのを防止することにある。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載のエンジン始動装置は、エンジンを始動するための出力を発生する電動モータと、電動モータへの通電を断続する電磁スイッチと、複数の導線を撚り合せて設けられ、電動モータと電磁スイッチとを電気的に接続するモータリード線と、電動モータの外郭に装着され、電動モータに接続されるモータリード線の一端を保持して電動モータの内部に導くグロメットとを備える。そして、モータリード線の一端は、導線とは異なる素材により間隙が充填されて圧縮成形されている。また、グロメットは、モータリード線の一端が貫通する貫通孔を有し、貫通孔は、モータリード線の一端よりも径小に設けられ、貫通孔の周縁部は、モータリード線の一端に外周側から圧接する締め代をなす。
請求項1に記載のエンジン始動装置は、エンジンを始動するための出力を発生する電動モータと、電動モータへの通電を断続する電磁スイッチと、複数の導線を撚り合せて設けられ、電動モータと電磁スイッチとを電気的に接続するモータリード線と、電動モータの外郭に装着され、電動モータに接続されるモータリード線の一端を保持して電動モータの内部に導くグロメットとを備える。そして、モータリード線の一端は、導線とは異なる素材により間隙が充填されて圧縮成形されている。また、グロメットは、モータリード線の一端が貫通する貫通孔を有し、貫通孔は、モータリード線の一端よりも径小に設けられ、貫通孔の周縁部は、モータリード線の一端に外周側から圧接する締め代をなす。
これにより、モータリード線の一端において、毛細管現象の水の通路となる間隙が消滅するので、毛細管現象が発生しなくなる。このため、エンジン始動装置が連続的かつ極めて長時間にわたり被水しても、モータリード線において、締め代による圧接部位を変更することなく、電動モータに接続される一端を毛細管現象により水が通過するのを防止することができる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載のエンジン始動装置によれば、モータリード線の一端の間隙に充填される充填素材は、導線よりも融点が低い金属である。
これにより、低融点の金属がメッキされた導線を撚り合わせてモータリード線とし、モータリード線の一端を加熱することで、簡便に、モータリード線の一端の間隙を充填することができる。このため、低工数で、毛細管現象を防止できるモータリード線を製造できる。
請求項2に記載のエンジン始動装置によれば、モータリード線の一端の間隙に充填される充填素材は、導線よりも融点が低い金属である。
これにより、低融点の金属がメッキされた導線を撚り合わせてモータリード線とし、モータリード線の一端を加熱することで、簡便に、モータリード線の一端の間隙を充填することができる。このため、低工数で、毛細管現象を防止できるモータリード線を製造できる。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載のエンジン始動装置によれば、充填素材は、樹脂またはゴムである。
これにより、樹脂またはゴムが被覆された導線を撚り合わせてモータリード線とし、モータリード線の一端を加熱することで、簡便に、モータリード線の一端の間隙を充填することができる。このため、低工数で、毛細管現象を防止できるモータリード線を製造できる。
請求項3に記載のエンジン始動装置によれば、充填素材は、樹脂またはゴムである。
これにより、樹脂またはゴムが被覆された導線を撚り合わせてモータリード線とし、モータリード線の一端を加熱することで、簡便に、モータリード線の一端の間隙を充填することができる。このため、低工数で、毛細管現象を防止できるモータリード線を製造できる。
〔請求項4の手段〕
請求項4に記載のエンジン始動装置の製造方法によれば、モータリード線の一端をなす導線の一端に充填素材を被覆し、導線の一端を被覆する充填素材を加熱溶融することで、モータリード線の一端の間隙を充填素材で充填する。
これにより、簡便に、モータリード線の一端の間隙を充填することができる。このため、低工数で、毛細管現象を防止できるモータリード線を製造できる。
請求項4に記載のエンジン始動装置の製造方法によれば、モータリード線の一端をなす導線の一端に充填素材を被覆し、導線の一端を被覆する充填素材を加熱溶融することで、モータリード線の一端の間隙を充填素材で充填する。
これにより、簡便に、モータリード線の一端の間隙を充填することができる。このため、低工数で、毛細管現象を防止できるモータリード線を製造できる。
最良の形態のエンジン始動装置は、エンジンを始動するための出力を発生する電動モータと、電動モータへの通電を断続する電磁スイッチと、複数の導線を撚り合せて設けられ、電動モータと電磁スイッチとを電気的に接続するモータリード線と、電動モータの外郭に装着され、電動モータに接続されるモータリード線の一端を保持して電動モータの内部に導くグロメットとを備える。
そして、モータリード線の一端は、導線とは異なる素材により間隙が充填されて圧縮成形されている。また、グロメットは、モータリード線の一端が貫通する貫通孔を有し、貫通孔は、モータリード線の一端よりも径小に設けられ、貫通孔の周縁部は、モータリード線の一端に外周側から圧接する締め代をなす。
また、モータリード線の一端の間隙に充填される充填素材は、導線よりも融点が低い金属である。そして、モータリード線の一端をなす導線の一端に充填素材を被覆し、導線の一端を被覆する充填素材を加熱溶融することで、モータリード線の一端の間隙を充填素材で充填する。
〔実施例1の構成〕
実施例1のエンジン始動装置1の構成を、図1ないし図3を用いて説明する。
エンジン始動装置1は、図1に示すように、エンジン(図示せず)を始動するための出力を発生する電動モータ2と、電動モータ2への通電を断続する電磁スイッチ3と、電動モータ2と電磁スイッチ3とを電気的に接続するモータリード線4と、電動モータ2に接続されるモータリード線4の一端5を保持して電動モータ2の内部に導くグロメット6とを備え、例えば、アンダーカバーを有しないエンジンルームに搭載されている。
実施例1のエンジン始動装置1の構成を、図1ないし図3を用いて説明する。
エンジン始動装置1は、図1に示すように、エンジン(図示せず)を始動するための出力を発生する電動モータ2と、電動モータ2への通電を断続する電磁スイッチ3と、電動モータ2と電磁スイッチ3とを電気的に接続するモータリード線4と、電動モータ2に接続されるモータリード線4の一端5を保持して電動モータ2の内部に導くグロメット6とを備え、例えば、アンダーカバーを有しないエンジンルームに搭載されている。
電動モータ2は、出力軸9とともに回転する電機子コイル10、ヨーク11の内周に装着され界磁極として機能する永久磁石12、電機子コイル10と電気的かつ機械的に接続されて回転する整流子13、整流子13に外周側から摺接し、電機子コイル10への通電を維持するプラス側およびマイナス側のブラシ14、15等を備え、電機子コイル10に流れる電流と、永久磁石12により形成される磁界との相互作用により出力を発生する周知の直流電動機である。
また、ヨーク11の前後にそれぞれフロントハウジング(図示せず)およびエンドフレーム18が配されてスルーボルト19により軸方向に締め付けられ、フロントハウジング、ヨーク11およびエンドフレーム18により電動モータ2の外郭が構成される。
電磁スイッチ3は、モータリード線4を介して電動モータ2と電気的に接続するモータ端子21、および、車載電源(図示せず)と電気的に接続するバッテリ端子22を有し、モータ端子21に取り付けられた固定接点(図示せず)およびバッテリ端子22に取り付けられた固定接点23に可動接点(図示せず)を離接させることで、電動モータ2への通電を断続するものである。
モータリード線4は、図2に示すように、複数の導線を撚り合せて設けられている。そして、電動モータ2に接続されるモータリード線4の一端5は、導線とは異なる素材により間隙が充填されて圧縮成形される。
ここで、一端5の間隙に充填される充填素材は、導線よりも融点が低い金属(例えば、スズ)である。そして、一端5をなす導線の一端に充填素材を被覆し、導線の一端を被覆する充填素材を加熱溶融することで、一端5の間隙を充填素材で充填する。
なお、モータリード線4の他端には、モータリード線4をモータ端子21に接続するためのターミナル25が組み付けられている。
なお、モータリード線4の他端には、モータリード線4をモータ端子21に接続するためのターミナル25が組み付けられている。
また、モータリード線4の一端5は、図3に示すように、電動モータ2の内部において、中間部材27に溶接され、中間部材27およびプラス側のブラシリード線28を介してプラス側のブラシ14に導通している。ここで、中間部材27は、例えば鉄を素材として、プレス加工等により設けられるものであり、モータリード線4の一端5およびプラス側のブラシリード線28の一端が溶接される。
なお、ブラシ14、15は、ホルダプレート29にビス止めされたブラシホルダ30に収容され、ブラシスプリング31により内周側に付勢されて整流子13に摺接する。また、ホルダプレート29は、エンドフレーム18と電気的に接続されてボディーアースされ、プラス側のブラシ14とホルダプレート29との間は、樹脂素材からなる絶縁板32が配されて電気的絶縁が維持されている。そして、マイナス側のブラシ15は、マイナス側のブラシリード線33を介してホルダプレート29に導通し、ボディアースされている。
グロメット6は、ゴムを素材として設けられ、ヨーク11とエンドフレーム18とにより挟持されている。つまり、グロメット6は、電動モータ2の外郭に装着されている。また、グロメット6は、モータリード線4の一端5が貫通する貫通孔37を有し、貫通孔37は、圧縮成形された一端5よりも径小に設けられ、貫通孔37の周縁部は、一端5に外周側から圧接する締め代38をなす。
〔実施例1の効果〕
実施例1のエンジン始動装置1によれば、電動モータ2に接続されるモータリード線4の一端5は、導線とは異なる素材により間隙が充填されて圧縮成形されるとともに、外周側からグロメット6の締め代38により圧接されている。
これにより、モータリード線4の一端5において、毛細管現象の水の通路となる間隙が消滅するので、毛細管現象が発生しなくなる。このため、エンジン始動装置1が連続的かつ極めて長時間にわたり被水しても、モータリード線4において、締め代38による圧接部位を一端5にしたままで、一端5を毛細管現象により水が通過するのを防止することができる。
実施例1のエンジン始動装置1によれば、電動モータ2に接続されるモータリード線4の一端5は、導線とは異なる素材により間隙が充填されて圧縮成形されるとともに、外周側からグロメット6の締め代38により圧接されている。
これにより、モータリード線4の一端5において、毛細管現象の水の通路となる間隙が消滅するので、毛細管現象が発生しなくなる。このため、エンジン始動装置1が連続的かつ極めて長時間にわたり被水しても、モータリード線4において、締め代38による圧接部位を一端5にしたままで、一端5を毛細管現象により水が通過するのを防止することができる。
また、モータリード線4の一端5の間隙に充填される充填素材は、導線よりも融点が低い金属である。
これにより、低融点の金属がメッキされた導線を撚り合わせてモータリード線4とし、モータリード線4の一端5を加熱することで、簡便に、一端5の間隙を充填することができる。このため、低工数で、毛細管現象を防止できるモータリード線4を製造できる。
これにより、低融点の金属がメッキされた導線を撚り合わせてモータリード線4とし、モータリード線4の一端5を加熱することで、簡便に、一端5の間隙を充填することができる。このため、低工数で、毛細管現象を防止できるモータリード線4を製造できる。
また、モータリード線4は、中間部材27およびプラス側のブラシリード線28を介してプラス側のブラシ14に電気的かつ機械的に接続している。このため、仮に一端5の間隙を充填せずに中間部材27に溶接すると、毛細管現象により進入した水分がブラシ14に達し、ブラシ14および整流子13の摺動部を劣化させる虞がある。
よって、モータリード線4の一端5の間隙を充填することにより、このようなブラシ14および整流子13の摺動部の劣化を効果的に抑制することができる。
よって、モータリード線4の一端5の間隙を充填することにより、このようなブラシ14および整流子13の摺動部の劣化を効果的に抑制することができる。
〔変形例〕
実施例1のエンジン始動装置1によれば、充填素材は、低融点の金属であったが、樹脂またはゴムを充填素材として使用することもできる。この場合、樹脂またはゴムが被覆された導線を撚り合わせてモータリード線4とし、モータリード線4の一端5を加熱することで、簡便に、モータリード線4の一端5の間隙を充填することができ、さらに、低融点の金属メッキよりも低温度の加熱で、充填素材を溶融できる。
実施例1のエンジン始動装置1によれば、充填素材は、低融点の金属であったが、樹脂またはゴムを充填素材として使用することもできる。この場合、樹脂またはゴムが被覆された導線を撚り合わせてモータリード線4とし、モータリード線4の一端5を加熱することで、簡便に、モータリード線4の一端5の間隙を充填することができ、さらに、低融点の金属メッキよりも低温度の加熱で、充填素材を溶融できる。
また、実施例1のエンジン始動装置1によれば、充填素材は、導線の一端に被覆されて溶融されたが、粉末状の充填素材をモータリード線4の一端5に付着させ、充填素材の粉末が付着した一端5を圧縮成形および加熱することで、一端5の間隙を充填してもよい。
1 エンジン始動装置
2 電動モータ
3 電磁スイッチ
4 モータリード線
5 一端
6 グロメット
37 貫通孔
38 締め代
2 電動モータ
3 電磁スイッチ
4 モータリード線
5 一端
6 グロメット
37 貫通孔
38 締め代
Claims (4)
- エンジンを始動するための出力を発生する電動モータと、
この電動モータへの通電を断続する電磁スイッチと、
複数の導線を撚り合せて設けられ、前記電動モータと前記電磁スイッチとを電気的に接続するモータリード線と、
前記電動モータの外郭に装着され、前記電動モータに接続される前記モータリード線の一端を保持して前記電動モータの内部に導くグロメットとを備えるエンジン始動装置において、
前記モータリード線の一端は、前記導線とは異なる素材により間隙が充填されて圧縮成形され、
前記グロメットは、前記モータリード線の一端が貫通する貫通孔を有し、
この貫通孔は、前記モータリード線の一端よりも径小に設けられ、
前記貫通孔の周縁部は、前記モータリード線の一端に外周側から圧接する締め代をなすことを特徴とするエンジン始動装置。 - 請求項1に記載のエンジン始動装置において、
前記モータリード線の一端の間隙に充填される充填素材は、前記導線よりも融点が低い金属であることを特徴とするエンジン始動装置。 - 請求項1に記載のエンジン始動装置において、
前記モータリード線の一端の間隙に充填される充填素材は、樹脂またはゴムであることを特徴とするエンジン始動装置。 - 請求項2または請求項3に記載のエンジン始動装置の製造方法において、
前記モータリード線の一端をなす前記導線の一端に前記充填素材を被覆し、
前記導線の一端を被覆する前記充填素材を加熱溶融することで、前記モータリード線の一端の間隙を前記充填素材で充填することを特徴とするエンジン始動装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007286049A JP2009118564A (ja) | 2007-11-02 | 2007-11-02 | エンジン始動装置、およびエンジン始動装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007286049A JP2009118564A (ja) | 2007-11-02 | 2007-11-02 | エンジン始動装置、およびエンジン始動装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009118564A true JP2009118564A (ja) | 2009-05-28 |
Family
ID=40785077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007286049A Pending JP2009118564A (ja) | 2007-11-02 | 2007-11-02 | エンジン始動装置、およびエンジン始動装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009118564A (ja) |
-
2007
- 2007-11-02 JP JP2007286049A patent/JP2009118564A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4089587B2 (ja) | スタータ | |
JP4333761B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置用モータおよびその製造方法 | |
EP2688185B1 (en) | Rotating electrical machine | |
JP2008029127A (ja) | 車両用回転電機 | |
CN110299791B (zh) | 具有至少两个印刷电路板的电驱动单元 | |
CN107430961B (zh) | 起动器用电磁开关装置 | |
US8122589B2 (en) | Method of manufacturing an electric motor | |
JP2006325376A (ja) | 車両用回転電機 | |
CN101109348B (zh) | 具有电连接电磁开关和马达的连接构件的起动机 | |
US8514039B1 (en) | Electric relay | |
JP4687439B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2005012936A (ja) | 回転電機 | |
WO2015022841A1 (ja) | ワイヤハーネス | |
JPH11113208A (ja) | インサート導体及びブラシホルダの製造方法 | |
JP2005278289A (ja) | 回転電機の中性点端子装置 | |
JP5484531B2 (ja) | 交流発電機 | |
CN104104192B (zh) | 用于机动车的电驱动器 | |
JP4424312B2 (ja) | スタータ | |
JP2009118564A (ja) | エンジン始動装置、およびエンジン始動装置の製造方法 | |
JP2009278752A (ja) | 車両用回転電機 | |
US7482726B2 (en) | Carbon brush with lead wire for use in rotary electric machine | |
JP2014204559A (ja) | 回転電気モータ、および、回転電気モータを備えたアクチュエータ | |
JP5511929B2 (ja) | 交流発電機 | |
WO2014024974A1 (ja) | 回転電機 | |
JP2008312296A (ja) | 車両用交流発電機 |