JP2009111636A - 無線通信移動局装置及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信移動局装置及び無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】移動局のバッテリ電力消費を抑制すると共に、セル間の移動に要する遅延時間を削減する無線通信移動局装置及び無線通信方法を提供する。
【解決手段】受信部201は、アイドルモードのとき、測定システム情報をネットワークから同報制御シグナリングにより受信し、受信した測定システム情報に含まれるGVTと、現在使用しているGVTとが同一であるか否かGVTチェック手順を行う。GVTチェック手順の結果、GVTが異なる場合には、新規パラメータ実行部204において、新規測定パラメータを実行する。一方、GVTチェック手順の結果、GVTが同じである場合には、移動局は、関連パラメータ実行部205と非関連パラメータ実行部206において、測定パラメータを実行する。
【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信移動局装置及び無線通信方法に関する。
セルラー通信システム(例えばLTE:Long Term Evolution)において、移動局は周波数内、周波数間及びRAT間の測定をサポートするように求められる。これらの測定は、ギャップを介する測定(すなわち、周波数間やRAT間の測定)とギャップを介さない測定(すなわち、周波数内測定)に分類される。
ギャップを介する測定を実行するには、移動局は、その受信器を自セルの周波数から離れて隣接セルの別の周波数又は別のRATに再チューニングする必要がある。これにより、周波数間測定を行う場合には異なるキャリア周波数で、またはRAT間測定を行う場合には異なるRATで、別のセルからの信号を受信可能になる。
隣接セルについての測定を移動局が行うためには、ある種のアイドル期間が移動局に設定する必要がある。また、移動局に設定されたアイドル期間中はサービング基地局が送信しないように、アイドル期間はサービング基地局と移動局との間で同期をとらなければならない。
一方、ギャップを介さない測定を実行するには、移動局は、その受信器を再チューニングすることなく、単純に同一周波数の現在のサービングセルと隣接セルをモニタする。また、測定を実行している移動局は、移動局がアイドルモードの場合とコネクティッドモードの場合の複数セル間移動(すなわち、セルリセレクションとハンドオーバ)をサポートすることが可能になる。
LTE通信システムにおいて、測定コンフィギュレーションのための情報は、UTMS(Universal Mobile Telecommunications System)と同様に、測定と報告の二つの部分に分けられる。測定部分については、サービングセルとその隣接セルについての測定を実行するため、移動局はこの測定部分の情報を必要とする。移動局は、この測定部分の情報に基づいて、各セルの無線状態をモニタし、測定結果を生成する。報告部分については、移動局は報告要件に基づいて適切な測定報告をネットワークに対して行う。
なお、アイドルモードの場合、移動局は測定結果と再選択要求とに基づいて、アイドルモードのセル間移動手順(すなわち、セルリセレクション)がトリガされるか否かを決定する。また、コネクティッドモードの場合、報告要件が満たされるときには、移動局は測定結果を測定報告に設定してネットワークに送信する。この測定報告により、ネットワークは、コネクティッドモードのセル間移動手順(すなわち、ハンドオーバ)を移動局がサポートする必要があるか否かを決定できる。
LTE通信システムにおいて、測定パラメータは、測定コンフィギュレーション情報の内容としてネットワークから移動局へ提供される。測定パラメータは、二つのオプション、すなわち、移動局間の共通の測定パラメータと移動局に特定の測定パラメータに分類することができる。移動局間の共通の測定パラメータは、セル内の移動局に同報メッセージによって送信される。また、移動局に特定の測定パラメータは、特定の移動局に個別メッセージによってシグナリングされる。
UMTSにおいて、現在のサービングセル内の移動局が取得した測定結果は、ネットワークによって提供された測定コンフィギュレーション情報に基づいている。移動局が取得した測定結果は、移動局がサービングセルのカバレッジ内に存在する限り有効である。さらに、UTMSでのセル間移動手順に関しては、移動局は、サービングセルからターゲットセルへのセル間移動手順(すなわち、セルリセレクション又はハンドオーバ)をサポートする。
TS25.331 V7.4.0 caluse8.4.1"RRC; Protocol Specification"
UMTSでは、移動局が取得した測定結果がサービングセル内で有効である。しかしながら、セルリセレクションが発生したことにより移動局が他セルへ移行した後は、移動局は測定結果を維持できないので、測定プロセスを再開しなければならない。また、LTEにおいては、複数のセルが検出されると、移動局の測定プロセスが増大してしまう。これらのことから、移動局はバッテリの電力消費が多くなるという問題がある。また、UMTSでは、移動局は、新たに滞在するセルの測定コンフィギュレーション情報にアクセスしなければならない。この情報アクセス手順は、LTEにおける移動局にも同様に適用されることになり、結果的に測定プロセス実行に遅延が生じてしまう。そのため、移動局のセル間移動時の遅延時間が増加するという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、移動局のバッテリ電力消費を抑制すると共に、セル間の移動に要する遅延時間を削減する無線通信移動局装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明の無線通信移動局装置は、測定システム情報を受信する受信手段と、前記測定システム情報に含まれ、複数のセルに共通する測定コンフィギュレーション情報を示す第1の識別子と、現在使用している複数のセルに共通する測定コンフィギュレーション情報を示す第2の識別子とが同一であるか否かを判定する同一性判定手段と、前記判定の結果、同一であると判定された場合には、前記第2の識別子に対応する測定コンフィギュレーション情報を用いて測定し、前記判定の結果、異なると判定された場合には、前記第1の識別子に対応する測定コンフィギュレーション情報を用いて測定する測定実行手段と、を具備する構成を採る。
本発明の無線通信方法は、測定システム情報を受信する受信ステップと、前記測定システム情報に含まれ、複数のセルに共通する測定コンフィギュレーション情報を示す第1の識別子と、現在使用している複数のセルに共通する測定コンフィギュレーション情報を示す第2の識別子とが同一であるか否かを判定する同一性判定ステップと、前記判定の結果、同一であると判定された場合には、前記第2の識別子に対応する測定コンフィギュレーション情報を用いて測定し、前記判定の結果、異なると判定された場合には、前記第1の識別子に対応する測定コンフィギュレーション情報を用いて測定する測定実行ステップと、を具備するようにした。
本発明によれば、移動局のバッテリ電力消費を抑制すると共に、セル間の移動に要する遅延時間を削減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施の形態において、同一機能を有する構成には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
ここでは、グループ有効性タグ(GVT:Group Validity Tag)というパラメータを導入し、このGVTについて図1を用いて説明する。GVTは、複数のセルに共通する測定コンフィギュレーション情報を示す識別子であり、ネットワーク側から移動局へ同報メッセージによって送信される。移動局は、GVTとサービングセルの同報測定コンフィギュレーション情報を記憶する。移動局が他セル(すなわち、ターゲットセル)への移動を再選択後、移動局はネットワーク側から新しいGVTを受信する。移動局は、現在使用しているGVTと新しく受信したGVTとが同じか否かを確認する。同じGVTである場合は、現在使用している同報測定コンフィギュレーション情報を再使用できることを意味している。一方、異なるGVTである場合は、新たに受信する同報測定コンフィギュレーション情報を使用しなければならないことを意味している。図1では、GVTが同じ場合を示しており、これは測定プロセスを最小の遅延で実行可能である。
図2は、ビジネス街などにて同一の設定のセルが並んでいる様子を示す。この場合、同一の設定のセルには、同じGVTが設定されている。そのため、移動局は、セル変更後も同一の測定コンフィギュレーションを使用することができる。図3は、高速道路に沿っているセルとその周りに存在するセルの様子を示す。この場合、高速道路に沿ったセルは高速移動する移動局に対する測定コンフィギュレーションを使用すると考えられるため、その周りのセルとは異なるGVTを用いると考えられる。よって、移動局は異なるGVTを受信するため、再度測定コンフィギュレーションを受信して測定処理を行うこととなる。
なお、GVTを使用することによりネットワーク側で移動局の管理を容易にすることができる。具体的には、隣接セルと移動局に割り当てているGVTを確認するのみで、隣接セルで移動局が使用していた測定コンフィギュレーションを移動先のセルで使用可能か否かを判断することができる。
図4は、本発明の実施の形態1に係るネットワークの構成を示すブロック図である。この図において、測定コンフィギュレーション情報生成部101は、測定を設定する測定コンフィギュレーション情報を生成し、有効性判断部102に出力する。なお、測定コンフィギュレーション情報は、測定情報部分と報告情報部分(以下、「測定パラメータ」ともいう)に分類される。
有効性判断部102は、測定コンフィギュレーション情報生成部101から出力された測定パラメータの有効性を所定の基準に基づいて判断する。有効性を判断する所定の基準としては、測定パラメータを送信する頻度(すなわち、送信頻度。以下、「緊急性」という)、測定動作との関連性の有無が挙げられる。測定パラメータが緊急性の基準に合致した場合には、測定パラメータは優先パラメータ生成部103に出力される。また、測定パラメータが緊急性の基準に合致しないが、関連をもつ測定パラメータであれば関連パラメータ生成部104に出力される。さらに、測定パラメータが関連をもたない測定パラメータであれば非関連パラメータ生成部106に出力される。なお、有効性判断部102における判断は、標準化等の仕様によって固定のものであってもよいし、ネットワークの隣接セル配置の管理に基づいて可変であってもよい。具体的には、隣接セル間でどのような測定の設定を行うかによって、GVTの値に関連させる情報が変わってくることが考えられる。具体的には、ネットワーク運用において、ほぼ同じような測定コンフィギュレーションを使用するのであれば、GVTの値の適用をより細かいパラメータを元に変更させることが可能である。逆に、ネットワーク運用において、異なる測定コンフィギュレーションがかなり使われる場合には、それほど細かいパラメータを元にGVTの値を変更させることはできないと考えられる。このようなネットワークの運用又は管理に応じて、GVTを何に関連させるのかを決めることが可能である。
優先パラメータ生成部103は、有効性判断部102から出力された測定パラメータを優先測定パラメータとして指定する。優先測定パラメータはGVT決定部105に出力される。なお、優先測定パラメータは、測定タイプパラメータ、測定関連パラメータ、測定有効性パラメータ、測定タグパラメータ、測定アクセスパラメータ、または測定依存パラメータと呼ばれることもある。
関連パラメータ生成部104は、有効性判断部102から出力された測定パラメータがGVTと関連をもつとする。これらの関連をもつ測定パラメータは、ネットワークによってGVTに関連したパラメータとして定義され、GVT決定部105及び送信部107に出力される。例えば、GVTに関連したパラメータは、測定品質、測定帯域幅を示すパラメータなどが想定される。このようなパラメータは、有効性判断部102によってGVTに関連した緊急性のないパラメータとして種別される。
GVT決定部105は、優先パラメータ生成部103から出力された優先測定パラメータ及び関連パラメータ生成部104から出力された関連測定パラメータに基づいて、指定GVTを決定する。指定GVTは、ネットワークによってGVTに関係したパラメータと定義される情報のうち、優先測定パラメータと共に送信されるものとし、送信部107に出力される。例えば、GVTに関連したパラメータは、測定コンフィギュレーションの中で同一周波数測定、異周波測定などを示す測定タイプ、測定コンフィギュレーションを区別するための測定識別を示すパラメータなどが想定され、このようなパラメータは有効性判断部102によって緊急性の基準に合致すると判断されるため優先パラメータと種別される。なお、本実施の形態では、GVTは同一測定タイプのみで有効とする。そのため、測定タイプ毎にGVTを設定するものとする。
非関連パラメータ生成部106は、有効性判断部102から出力された測定パラメータがGVTと関連をもたないとする。これらの関連をもたない測定パラメータは、送信部107に出力される。例えば、GVTに関連しないパラメータは、報告基準、報告品質を示すパラメータなどが想定され、このようなパラメータは、有効性判断部102によってGVTに関連しない緊急性のないパラメータと種別される。このようなパラメータは非関連測定パラメータとして非関連パラメータ生成部106に出力され、ネットワークから送信される。
送信部107は、GVT決定部105から出力されたGVTを含む優先パラメータ、関連パラメータ生成部104から出力された関連測定パラメータ及び非関連測定パラメータ生成部106から出力された非関連測定パラメータを移動局に送信する。
ここで、GVT決定部105が優先パラメータと共にGVTを送信する処理について説明する。関連パラメータ生成部104が関連測定パラメータを生成し、GVT決定部105に出力した場合、GVT決定部105は、GVTを生成し、優先パラメータと一緒に送信する。この際に、GVTという新たな情報要素を含めて送信してもよいし、新たな情報要素を導入することなく、GVTをある情報フォーマット中に含めることも可能である。ただし、後者の場合でも移動局がこの情報フォーマットを受信したとき、移動局がこの情報フォーマット中にGVTが存在することを認識できるようになされる。
このような情報フォーマットとしては、セル識別の下位有効ビット又は最上位ビットに含めることが想定される。このアプローチでは、セル識別は一意的な識別子であり、ネットワークのセル配置をサポートするためにこの一意の識別子を採用するようにネットワークによって割り当てられる。セル識別の長さは、十分に長いものとする。このようなセル識別は、ネットワークがGVT値として採用するための数ビットを指定できるようにする。したがって、このような数ビットが、セル識別の下位有効ビット又は最上位ビットに相当することができる。
情報フォーマットの別のアプローチは、各測定タイプについての測定識別を下位有効ビット又は最上位ビットに含めることが想定される。このアプローチでは、各セルにおける各測定タイプを示すために採用する測定識別は、同一であるかまたは異なるかのどちらかであり得る。ネットワークは、各セルにおける指定された測定タイプに基づいて、測定識別の下位有効ビット又は最上位ビットにGVT値を指定する。
次に、GVTと関連測定パラメータのシグナリングについて説明する。有効性判断部102が測定パラメータ(測定情報部分及び報告情報部分)を優先測定パラメータ、関連測定パラメータ、非関連測定パラメータに分類した後、優先測定パラメータ信号は、GVT決定部105において、GVTと共に多頻度の繰り返しシステム情報に設定される。この多頻度の繰り返しシステム情報は送信部107に出力され、これらの情報が移動局に送信される。
一方、関連測定パラメータと非関連測定パラメータは、それぞれ関連パラメータ生成部104及び非関連パラメータ生成部106において、少頻度の繰り返しシステム情報に設定される。この少頻度の繰り返しシステム情報は送信部107に出力され、これらの情報が移動局に送信される。
このようなシグナリングを採用可能な例として、図5に示すような現行のLTE標準態様がある。以下、図5に示すLTE標準態様について説明する。ネットワークは、マスター情報ブロック(MIB: Master Information Block)の中にスケジューリングユニット(SU: Scheduling Unit)と、システムフレーム番号のような位置情報とを提供する。このような情報により、移動局はSU−1情報を受信することができる。
また、代替的なアプローチとして、SU−1情報の位置と繰り返し周期をMIB内で固定することが考えられる。これにより、移動局は、MIBから位置情報を得なくともSU−1情報を受信可能になる。
SU−1は、ほかのSUの周期性を含み、LTEシステムおける多頻度の繰り返しシステム情報とみなせる。SU−xは、LTEシステムおける少頻度の繰り返しシステム情報とみなせる。例えば、SU−xは、SU−2、SU−3、SU−4等と呼ぶことができる。ここでは、ネットワークは、GVT決定部105において、優先測定パラメータとGVTをSU−1に割り当て、関連パラメータ生成部104及び非関連測定パラメータ生成部106において、関連測定パラメータと非関連測定パラメータをSU−xに割り当てる。
したがって、移動局は、GVTと優先測定パラメータをその他の測定コンフィギュレーション情報、すなわち、関連測定パラメータ及び非関連測定パラメータよりも多頻度に受信する。
図6は、本発明の実施の形態1に係る移動局の構成を示すブロック図である。この図において、受信部201は、アイドルモードのとき、測定システム情報をネットワークから同報制御シグナリングにより受信し、受信した測定システム情報を記憶部202に出力する。なお、同報制御シグナリングは、測定システム情報、アイドルモード測定システム情報、アイドルモード測定コンフィギュレーション情報、アイドルモード測定制御情報またはシステム情報と呼ばれることがある。
記憶部202は、受信部201から出力された測定システム情報を優先測定パラメータ、関連パラメータ、非関連パラメータに区別して記憶し、GVT同一性判定部203に出力する。
GVT同一性判定部203は、同一測定タイプの現在使用しているGVTと照合するGVTチェック手順を実行するために、受信したGVTを出力する。この出力信号は、次の二つの態様に依存する。一つは、現在使用しているGVTと同一測定タイプの受信したGVTは異なるGVTである。これは、GVTが同一測定タイプ内で有効としているためである。もう一つは、現在使用しているGVTと同一測定タイプの受信したGVTは同じGVTである。GVTチェック手順の結果、GVTが異なる場合には、新規パラメータ実行部204において、新規測定パラメータを実行する。GVTチェック手順の結果、GVTが同じである場合には、移動局は、関連パラメータ実行部205と非関連パラメータ実行部206において、測定パラメータを実行する。
新規パラメータ実行部204は、当該測定タイプの現在使用している測定パラメータを消去し、同測定タイプの新たに受信した測定パラメータを記憶する。新たに受信した測定パラメータが移動局によってすべて記憶された後、新たに記憶された測定パラメータは測定実行部207に出力される。
関連パラメータ実行部205は、ターゲットセルからのGVTに関連したパラメータを待たずに、現在使用しているGVTに関連したパラメータを維持する。さらに、移動局が取得した現在の測定結果は依然として有効であり、移動局は測定の実行を開始できる。したがって、現在使用しているGVTに関連したパラメータは、測定実行部207と非関連パラメータ実行部206に出力される。
非関連パラメータ実行部206は、当該測定タイプの現在使用しているGVTに関連しないパラメータを消去し、同測定タイプの新たに受信したGVTに関連しないパラメータを記憶する。新たに受信したGVTに関連しないパラメータが移動局によってすべて記憶された後、これらのパラメータは測定実行部207に出力される。
例えば、GVTに関連したパラメータは、測定品質、測定帯域幅を示すパラメータであると想定され、このようなパラメータは、関連パラメータ実行部205において再使用される。GVTに関連しないパラメータは、測定を示すパラメータであると想定され、このようなパラメータは、非関連パラメータ実行部206において消去され、新たに受信したパラメータに置き換えられる。関連パラメータ実行部205と非関連パラメータ実行部206からの上記パラメータは、測定を実行するために移動局によって使用される。
測定実行部207は、測定コンフィギュレーション情報を受け取った後、測定手順を実行する。測定実行部207は、新規パラメータ実行部204、関連パラメータ実行部205又は非関連パラメータ実行部206からの入力のほかに、物理層基準シグナリング(図中、参照信号)も必要とする。測定実行部207は、測定プロセスが完了するまでそのプロセスを実行し続け、測定結果を取得する。そして、測定結果情報に基づいて、移動局にとってアイドルモードのセル間移動手順を実行する必要があるか否かを評価する。
次に、上述したアイドルモードの移動局とネットワーク(基地局)との通信手順について図7及び図8を用いて説明する。ネットワークは、移動局がサービングセルに滞在した時点で、システム情報を移動局に提供する。移動局は、GVT同一性判定部203において、現在使用している測定コンフィギュレーションに対するGVTと新たに受信したGVTに基づいて、GVTの有効性を検証する。図7に示すように、同じGVTが適用されている場合、移動局は、関連パラメータ実行部205において、現在のGVTに関連したパラメータを使用し続け、測定実行部207において測定の実行を開始する。さらに、移動局は、非関連パラメータ実行部206において、現在使用しているGVTに関連しないパラメータを消去し、新たに受信したGVTに関連しないパラメータを使用する。
また、図8に示すように、異なるGVTが適用されている場合には、移動局は、新規パラメータ実行部204において、新たに受信した測定コンフィギュレーション情報を使用する。移動局は、測定コンフィギュレーション情報を記憶して、関連パラメータ実行部205において、測定プロセスの実行を開始する。移動局にとってアイドルモードのセル間移動手順(すなわち、セルリセレクション)を実行する必要があるか否かを評価するために、移動局は測定結果を取得する。
次に、ネットワークと移動局との他の動作例について説明する。移動局が自セルに滞在した時点で、ネットワークは、有効性判断部102における有効性基準に基づいて、優先パラメータ生成部103とGVT決定部105におけるGVTに関連したパラメータ、関連パラメータ生成部104におけるGVTに関連したパラメータ、及び、非関連パラメータ生成部106におけるGVTに関連しないパラメータを、同報メッセージによって移動局に提供する。移動局は、受信部201において、測定コンフィギュレーション情報とは別に、GVTに関連したパラメータを受信する。
これらの受信した測定情報は、測定結果を取得するため、移動局に記憶され、測定の実行に使用される。測定結果が移動局によって評価され、その結果、再選択要求がトリガされると、移動局はセルリセレクション手順を実行する。ターゲットセルを選択し、そこに滞在した後、移動局はGVTに関連したパラメータを同報メッセージによって受信する。これらのパラメータは、GVT同一性判定部203においてGVTの同一性を検証するために、記憶部202に記憶される。移動局は、GVT同一性判定部203において、現在使用している測定コンフィギュレーションに対するGVTと新たに受信したGVTのそれぞれのGVTを照合する。同じGVTが採用されていれば、移動局は、関連パラメータ実行部205において、現在のGVTに関連したパラメータを使用し続け、非関連パラメータ実行部206において、新たに滞在したセル、すなわち、ターゲットセルから新たに受信したGVTに関連しないパラメータにだけアクセスする。これにより、移動局は、新たに滞在したセル(ターゲットセル)の測定実行部207における測定を実行する際の遅延を減少することができる。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2に係る移動局の構成を示すブロック図である。ここででは、まず、GVTに関連した測定コンフィギュレーション情報、及びGVTに関連しない測定コンフィギュレーション情報(以下、「GVTに関連したパラメータ及びGVTに関連しないパラメータ」ともいう)が、同報制御シグナリング又は個別制御シグナリングによって、ネットワークからコネクティッドモードの移動局に送信される。
なお、上記同報シグナリングは、測定システム情報、コネクティッドモード測定システム情報、コネクティッドモード測定コンフィギュレーション情報、コネクティッドモード測定制御情報またはシステム情報と呼ばれることがある。また、上記個別制御シグナリングは、測定制御メッセージ、個別測定制御コンフィギュレーション情報、個別測定制御シグナリング、測定制御シグナリング、ハンドオーバコマンドメッセージ、ハンドオーバコマンド制御シグナリング、ハンドオーバ個別制御シグナリングまたはハンドオーバ制御シグナリングと呼ばれることがある。これらのパラメータは、記憶部202に記憶される。
置換部251は、同報及び個別の双方の制御シグナリングから受信したGVTが同一測定タイプの異なるGVTが採用されていると判定したGVT同一性判定部203からこれらの測定パラメータを受け取った後、現在使用している測定パラメータを自発的に解除する。そのため、ネットワークが現在使用している測定パラメータを解除させる制御シグナリングを送信する必要はない。さらに、置換部251は、同測定タイプの新たに受信した測定コンフィギュレーション情報を記憶する。
GVT関連パラメータ再使用部252において、同報及び個別の双方の制御シグナリングから受信したGVTが同一測定タイプの同じGVTが採用されていると判定したGVT同一性判定部203からこれらの測定パラメータを受け取った後、ターゲットセルからのGVTに関連したパラメータを待たずに、当該タイプの現在使用しているGVTに関連したパラメータを再使用する。さらに、移動局が取得した現在の測定結果は依然として有効であり、移動局は測定の実行を開始できる。したがって、現在使用しているGVTに関連したパラメータは、測定実行部207とGVT非関連パラメータ置換部253に出力される。例えば、GVTに関連したパラメータは、測定品質、測定帯域幅を示すパラメータであると想定され、このようなパラメータは、GVT関連パラメータ再使用部252において再使用される。
GVT非関連パラメータ置換部253は、当該測定タイプの現在使用しているGVTに関連しないパラメータを消去し、同測定タイプの新たに受信したGVTに関連しないパラメータを記憶する。例えば、GVTに関連しないパラメータは、報告基準、報告品質を示すパラメータであると想定され、このようなパラメータは、GVT非関連パラメータ置換部253において現在のコピーを新たに受信したコピーに置き換える。
測定報告部254は、測定実行部207から出力された測定結果情報に基づいて、測定報告を生成し、個別制御シグナリングによってネットワークへ送信する。
次に、移動局がコネクティッドモードからアイドルモードに移行し、アイドルモードにおける滞在セルとして新しいセルが選択された場合について説明する。なお、アイドルモードとコネクティッドモードにわたり、移動局でただ一つのGVTを採用し、ネットワークからシグナリングするものとする。
GVT同一性判定部203の同一性検証により、同報及び個別の双方の制御シグナリングから受信したGVTが同一測定タイプの同じGVTが採用されていると判定された場合、移動局がコネクティッドモードからアイドルモードへ移行すると、現在使用されているコネクティッドモードのGVTに関連したパラメータ、測定品質、測定帯域幅などのパラメータは、アイドルモードへ移行後も、GVT関連パラメータ再使用部252において再使用できる。したがって、アイドルモードになった移動局は、アイドルモードのGVTに関連したパラメータにアクセスしなくても測定プロセスを開始することができる。
GVT同一性判定部203の同一性検証により、同報及び個別の双方の制御シグナリングから受信したGVTが同一測定タイプの異なるGVTが採用されていると判定された場合、移動局がコネクティッドモードからアイドルモードへ移行すると、現在使用されているコネクティッドモードのGVTに関連したパラメータは、置換部251において、アイドルモードに移行後に受信されたアイドルモードのGVTに関連したパラメータに置き換えられる。
GVT非関連パラメータ置換部253は、コネクティッドモードのGVTに関連しないパラメータを消去し、アイドルモードへ移行後のアイドルモードのGVTに関連しないパラメータにアクセスする。
次にradio link failureが起こった場合、ハンドオーバを指示するメッセージに測定の設定が含まれている場合に本発明の動作を適用することを考える。Radio link failureの場合にも複数のケースがある。具体的には、同一セルに戻る場合、同じ基地局に属する異なるセルに移る場合、移動局のコンテキストが予め送られておりRadio link failure時に移動局がアイドルモードに移る必要のないセルに移る場合などである。このような場合に、移動局にGVTの値を通知することで、前回と同じ情報を使用するべきか否かを判断させることができる。具体的には、Radio link failure時にリカバリーを行うためには、移動局はRRC Reconfiguration Request(Connectionの復帰・再設定を要求するメッセージ)を送信し、その応答として基地局はRRC Connection Reconfiguration(設定を通知するメッセージ)を送信すると考えられる。この動作において、RRC Connection ReconfigurationにおいてGVTを通知することで、移動局がRadio link failureを起こす前に使用していた測定の設定を継続させるか、否かを判断することができる。この動作はGVT同一性判定部203にて行われる。Radio link failureを起こす前に使用していた測定の設定を継続できる場合には、GVT関連パラメータ再使用部252により同一の設定の利用が決定される。継続できない場合には、置換部251にて新たな設定をすることとなる。なお、個別メッセージであるRRC Connection ReconfigurationにGVTを入れるのではなく、報知情報に含まれているGVTを用いて判断してもよい。
ハンドオーバを指示するメッセージにハンドオーバ後に使用する測定の設定が含まれている場合には、その中にGVTを含めることが考えられる。このハンドオーバを指示するメッセージに入っているGVTと今まで使用していた測定コンフィギュレーションのGVTとを比較して、同じであればそのままその測定コンフィギュレーションを使用し、異なればその測定コンフィギュレーションを削除する。
次に、コネクティッドモードの移動局がセル間移動手順を行う場合、測定結果を無効化することについて説明する。記憶部202において、GVTに関係したパラメータ、GVTに関連したパラメータ及びGVTに関連しないパラメータを識別し記憶した後、GVTの同一性検証のためにGVT同一性判定部203にこれらのパラメータを出力する。
置換部251において、当該測定タイプの受信したGVTは同測定タイプの現在使用しているGVTとは異なると判定したGVT同一性判定部203からこれらの測定パラメータを受け取った後、移動局は、現在使用している測定コンフィギュレーション情報を自発的に消去する。そのため、ネットワークが現在使用している測定パラメータを解除させる制御シグナリングを送信する必要はない。さらに、移動局は、現在使用している測定コンフィギュレーション情報に基づいて測定を実行し続ける必要はない。例えば、コネクティッドモードのセル間移動手順を行う場合、異なる基地局間でそれぞれに得た測定結果は無効となる。このとき考えられるケースとしては、周波数間ハンドオーバ手順がある。移動局は、GVT同一性判定部203において、周波数間測定タイプの現在使用しているGVTを同測定タイプの受信したGVTと照合する。これらのGVTが異なっている場合には、移動局は、置換部251に測定パラメータを出力し、無効となった測定結果を自発的に解除する。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、実施の形態1、2がGVTを測定タイプ毎に設定(すなわち同一測定タイプ内のみで有効)していたのに対して、測定タイプ間でも共通(すなわち測定タイプ間でも有効)に用いる点が異なる。図10は、本発明の実施の形態3に係る移動局の構成を示すブロック図である。記憶部202において、GVTに関係したパラメータ、GVTに関連したパラメータ及びGVTに関連しないパラメータ(これらは以下では測定パラメータとも言う)を識別し記憶した後、これらのパラメータを261に出力する。
GVT同一性判定部261は、同じ又は異なる測定タイプのGVTに基づいて、GVTチェック手順を行う。具体的には、当該測定タイプの受信したGVTをそれと同じ又は異なる測定タイプの現在使用しているGVTと照合する。これらの同じ又は異なる測定タイプ間で上記GVTが異なる場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータを置換部251に出力する。これらの同じ又は異なる測定タイプ間で上記GVTが同じである場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータをGVT関連パラメータ再使用部252に出力する。
同じ又は異なる測定タイプに対する測定結果の有効性を判断する際、移動局は以下の様々な測定をサポートする。
1)同じRAT内でコネクティッドモードのセル間移動手順を行う場合に測定タイプが異なるケース。この場合、周波数間ハンドオーバ手順が考えられる。移動局は、GVT同一性判定部261において、周波数内測定タイプの受信したGVTを周波数間測定タイプの現在使用しているGVTと照合する。これらのGVTが異なる場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータを置換部251に出力する。これらのGVTが同じである場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータをGVT関連パラメータ再使用部252に出力する。
2)同じRAT内でアイドルモードのセル間移動手順を行う場合に測定タイプが異なるケース。この場合、周波数間セルリセレクション手順が考えられる。移動局は、GVT同一性判定部261において、周波数内測定タイプの受信したGVTを周波数間測定タイプの現在使用しているGVTと照合する。これらのGVTが異なる場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータを置換部251に出力する。これらのGVTが同じである場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータをGVT関連パラメータ再使用部252に出力する。
3)異なるRATにおいてコネクティッドモードのセル間移動手順を行う場合に測定タイプが異なるケース。この場合、UMTSからLTEシステムへのRAT間ハンドオーバ手順が考えられる。移動局は、GVT同一性判定部261において、LTEシステムの周波数内測定タイプの受信したGVTをUMTSのRAT間測定タイプの現在使用しているGVTと照合する。これらのGVTが異なる場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータを置換部251に出力する。これらのGVTが同じである場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータをGVT関連パラメータ再使用部252に出力する。
4)異なるRATにおいてアイドルモードのセル間移動手順を行う場合に測定タイプが異なるケース。この場合、UMTSからLTEシステムへのRAT間セルリセレクション手順が考えられる。移動局は、GVT同一性判定部261において、LTEシステムの周波数内測定タイプの受信したGVTをUMTSのRAT間測定タイプの現在使用しているGVTと照合する。これらのGVTが異なる場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータを置換部251に出力する。これらのGVTが同じである場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータをGVT関連パラメータ再使用部252に出力する。
5)同じRAT内でコネクティッドモードのセル間移動手順を行う場合に測定タイプが同じであるケース。この場合、周波数内ハンドオーバ手順と周波数間ハンドオーバ手順とが考えられる。
周波数内ハンドオーバ手順の場合、移動局は、GVT同一性判定部261において、周波数内測定タイプの受信したGVTを周波数内測定タイプの現在使用しているGVTと照合する。これらのGVTが異なる場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータを置換部251に出力する。これらのGVTが同じである場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータをGVT関連パラメータ再使用部252に出力する。
周波数間ハンドオーバ手順の場合、移動局は、GVT同一性判定部261において、周波数間測定タイプの受信したGVTを周波数間測定タイプの現在使用しているGVTと照合する。これらのGVTが異なる場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータを置換部251に出力する。これらのGVTが同じである場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータをGVT関連パラメータ再使用部252に出力する。
6)同じRAT内でアイドルモードのセル間移動手順を行う場合に測定タイプが同じであるケース。この場合、周波数内セルリセレクション手順と周波数間セルリセレクション手順とが考えられる。
周波数内セルリセレクション手順の場合、移動局は、GVT同一性判定部261において、周波数内測定タイプの受信したGVTを周波数内測定タイプの現在使用しているGVTと照合する。これらのGVTが異なる場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータを置換部251に出力する。これらのGVTが同じである場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータをGVT関連パラメータ再使用部252に出力する。
周波数間セルリセレクション手順の場合、移動局は、GVT同一性判定部261において、周波数間測定タイプの受信したGVTを周波数間測定タイプの現在使用しているGVTと照合する。これらのGVTが異なる場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータを置換部251に出力する。これらのGVTが同じである場合、GVT同一性判定部261は測定パラメータをGVT関連パラメータ再使用部252に出力する。
なお、実施の形態2と同様に本実施の形態をRadio link failure時とハンドオーバを指示するメッセージに測定コンフィギュレーションを含む場合に関して対応させることが可能である。
以上、実施の形態について説明した。
上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
本発明にかかる無線通信移動局装置及び無線通信方法は、移動局のバッテリ電力消費を抑制すると共に、セル間の移動に要する遅延時間を削減することができ、例えば、移動通信システム等に適用できる。
本発明の実施の形態1に係るGVTの説明に供する図 同一の設定のセルが並んでいる様子を示す図 高速道路に沿っているセルとその周りに存在するセルの様子を示す図 本発明の実施の形態1に係るネットワークの構成を示すブロック図 GVT及び測定パラメータをシグナリングする様子を示す図 本発明の実施の形態1に係る移動局の構成を示すブロック図 GVTが同一の場合、アイドルモードの移動局とネットワークとの通信手順を示すシーケンス図 GVTが異なる場合、アイドルモードの移動局とネットワークとの通信手順を示すシーケンス図 本発明の実施の形態2に係る移動局の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る移動局の構成を示すブロック図
符号の説明
101 測定コンフィギュレーション情報生成部
102 有効性判断部
103 優先パラメータ生成部
104 関連パラメータ生成部
105 GVT決定部
106 非関連パラメータ生成部
107 送信部
201 受信部
202 記憶部
203、261 GVT同一性判定部
204 新規パラメータ実行部
205 関連パラメータ実行部
206 非関連パラメータ実行部
207 測定実行部
251 置換部
252 GVT関連パラメータ再使用部
253 GVT非関連パラメータ置換部
254 測定報告部

Claims (3)

  1. 測定システム情報を受信する受信手段と、
    前記測定システム情報に含まれ、複数のセルに共通する測定コンフィギュレーション情報を示す第1の識別子と、現在使用している複数のセルに共通する測定コンフィギュレーション情報を示す第2の識別子とが同一であるか否かを判定する同一性判定手段と、
    前記判定の結果、同一であると判定された場合には、前記第2の識別子に対応する測定コンフィギュレーション情報を用いて測定し、前記判定の結果、異なると判定された場合には、前記第1の識別子に対応する測定コンフィギュレーション情報を用いて測定する測定実行手段と、
    を具備する無線通信移動局装置。
  2. 前記測定手段は、前記判定の結果、異なると判定された場合には、現在使用している測定コンフィギュレーション情報を解除し、同報制御シグナリング及び個別制御シグナリングによって新たに取得された測定コンフィギュレーション情報を用いて測定する具備する請求項1に記載の無線通信移動局装置。
  3. 測定システム情報を受信する受信ステップと、
    前記測定システム情報に含まれ、複数のセルに共通する測定コンフィギュレーション情報を示す第1の識別子と、現在使用している複数のセルに共通する測定コンフィギュレーション情報を示す第2の識別子とが同一であるか否かを判定する同一性判定ステップと、
    前記判定の結果、同一であると判定された場合には、前記第2の識別子に対応する測定コンフィギュレーション情報を用いて測定し、前記判定の結果、異なると判定された場合には、前記第1の識別子に対応する測定コンフィギュレーション情報を用いて測定する測定実行ステップと、
    を具備する無線通信方法。
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