JP2009110818A - 照明器具及び照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】人がいる場合に可視光通信を行い、人がいない場合に可視光通信を行わない。
【解決手段】電力供給を受けて光照射を行うと共に、可視光通信を行う光源11と;前記光源11による可視光通信の通信範囲と同一の範囲に検出範囲が設定された人感センサ12と;前記人感センサ12が人を検出したときに、前記光源11によって可視光通信を行う可視光通信部15と;光源11、可視光通信部15及び人感センサ12が配置される器具本体10aと;を具備する。
【選択図】図1

Description

この発明は、人感センサを備えた照明器具及びこの照明器具を用いて構成した照明システムに関するものである。
従来より人感センサを備えた照明器具は知られており、この照明器具によれば、人感センサが人を検出したときにのみ照明の点灯を行って省エネを図っている(特許文献1参照)。
しかしながら、照明器具は基本的に建物の建築完了当初から所望位置に設置されているものであるから、建物の使用に伴ってパーティションなどの什器を設置すると、什器により人感センサの不感エリアが生じ、什器の陰などに人がいても照明が点灯しない場合がある。このような場合に、照明の照射エリアと人感センサの検出エリアが必ずしも一致するとは限らないため、人感センサによる適切な照明制御を行うことができないことがあった。
また、近年においては、照明器具の光源による光を用いた可視光通信機能を備える照明器具が登場しており、照明器具のほぼ照明範囲において通信を行うことが可能である。しかしながら、従来の可視光通信機能を有する照明器具は、可視光通信の可能な範囲に人がいるか否かを判断することが無く、エネルギーを無駄に消費していた。
上記の問題に加えて、例えば、大きなフロアを持つ会場などにおいて、可視光通信を用いた信号を送信する信号送信装置が複数存在するような環境においては、適切な信号受信を確保する必要がある。そこで、複数の受光部を備える受信装置が提案されている(特許文献2参照)。
しかしながら、上記の複数の受光部を備える受信装置においても、可視光通信の信号を送信する送信装置が複数存在し、混信が生じる場合には対応できず、信号を区別して受信することはできなかった。
更に、異なる内容の可視光情報を複数の照明器具から送信させるように、複数の内容情報を各照明器具に送信するシステムが提案されている(特許文献3参照)。これによれば、異なる情報が各照明器具から可視光通信により送信させることが可能である。
しかしながら、照明器具数が増加すると情報を送信する送信装置と照明器具の間の通信トラフィックが増大し、場合によっては必要な情報を照明器具へ送信できなくなる不具合が予想される。
特開2007−35382号公報 特開2007−135144号公報 特開2006−50528号公報
本発明は上記のような可視光通信機能を備える照明器具が有する問題点に鑑みなされたもので、その目的は、可視光通信可能な範囲に人が存在するときに、可視光通信を行うことができる照明器具を提供することである。また、本発明ではこのような照明器具を用いて適切な可視光通信が可能となる照明システムを提供する。
本発明に係る照明器具は、電力供給を受けて光照射を行うと共に、可視光通信を行う光源と;前記光源による可視光通信の通信範囲と同一の範囲に検出範囲が設定された人感センサと;前記人感センサが人を検出したときに、前記光源から可視光通信を行う可視光通信部と;光源可視光通信部及び人感センサが配置される器具本体と;を具備することを特徴とする。
光源は可視光通信可能なランプ及びLEDの光源を許容する。可視光通信の通信範囲と人感センサの検出範囲とを同一範囲とするために、光源の位置と人感センサの位置を機器本体において試行錯誤して検討する。反射板を備える場合には、その形状や反射方向を変更して可視光通信の通信範囲と人感センサの検出範囲とを同一範囲とする。照明器具全体として、スポットライトのように光照射する構成を有すると、可視光通信の通信範囲と人感センサの検出範囲とを同一範囲とする場合に好適である。
可視光通信の通信範囲は、必ずしも光源の照射範囲と一致する必要はなく、光源による僅かな光が照射されているエリアも非通信範囲となり得る。人感センサは、赤外線検出方式や光方式などの各種の方式のものを許容する。
本発明に係る照明システムは、複数の、請求項1に記載の照明器具と;人感センサからの検出信号を監視する人感監視手段と、この人感監視手段が検出信号を受け取ったときに、この検出信号を出力した照明器具に対して可視光通信により通信する情報を送信する情報送信制御手段とを備える中央制御装置と;を具備し、前記可視光通信部は、情報送信制御手段から送信された情報に基づき可視光通信を行うことを特徴とする。
本発明に係る照明システムでは、中央制御装置が、可視光通信における混信範囲にあることを示す複数の照明器具の識別情報に基づき、これらの識別情報に対応する照明器具に対し、可視光通信の通信可能期間を異ならせる制御を行う可視光通信制御手段を備えることを特徴とする。
混信範囲にあることを示す複数の照明器具の識別情報は、予め備えていても良いし、システム運用の場合に取得するようにしても良い。可視光通信の通信可能期間を異ならせる制御では、幾つかのグループ毎に異なる通信可能期間を与えるようにできる。異なる通信可能期間の間に全てのグループによる通信が行われない切替え期間を設けると好適である。
本発明に係る照明システムでは、中央制御装置には、人感センサからの検出信号を監視する人感監視手段と、この人感監視手段が同時に複数の人感センサから検出信号を得た場合に対応する照明器具の識別情報を、混信範囲にある照明器具の識別情報として対応付ける識別情報管理手段とが具備され、可視光通信制御手段は、識別情報管理手段により対応付けされた識別情報に基づき、可視光通信の通信可能期間を異ならせる制御を行うことを特徴とする。
本発明に係る照明器具によれば、人の存在に応じて可視光通信を行うことができる。更に、本発明に係る照明器具は、可視光通信の通信範囲と同一の範囲に検出範囲が設定された人感センサを備えているので、可視光通信の受信機により信号が受信可能である範囲或いは受信不可能である範囲を検索することにより人感センサの検出範囲を容易に顕在化させることができる。このため、必要であれば、人感センサや可視光通信部或いは照明器具を増設することにより不感帯をなくすなど照明環境を整備することが可能である。
本発明に係る照明システムは、複数の、請求項1に記載の照明器具を有し、人感センサからの検出信号を監視する人感監視手段と、この人感監視手段が検出信号を受け取ったときに、この検出信号を出力した照明器具に対して可視光通信により通信する情報を送信する情報送信制御手段とを備える中央制御装置とを具備し、前記可視光通信部は、情報送信制御手段から送信された情報に基づき可視光通信を行うので、可視光通信範囲に人がいない照明器具に対して、可視光通信させるための情報が伝送されることなく、無駄な通信による通信トラフィックの増大を防止することができる。
本発明に係る照明システムでは、中央制御装置が、可視光通信における混信範囲にあることを示す複数の照明器具の識別情報に基づき、これらの識別情報に対応する照明器具に対し、可視光通信の通信可能期間を異ならせる制御を行う可視光通信制御手段を備えるので、混信範囲にある照明器具による可視光通信の通信可能期間が重なることなく、混信を防止して適切な通信が可能となる。
本発明に係る照明システムは、中央制御装置には、人感センサからの検出信号を監視する人感監視手段と、この人感監視手段が同時に複数の人感センサから検出信号を得た場合に対応する照明器具の識別情報を、混信範囲にある照明器具の識別情報として対応付ける識別情報管理手段とが具備され、可視光通信制御手段は、識別情報管理手段により対応付けされた識別情報に基づき、可視光通信の通信可能期間を異ならせる制御を行うので、可視光通信の通信範囲と人感センサの検出範囲が同一範囲であることに鑑み、混信範囲が検出され、可視光通信の通信可能期間が重なることのない制御が可能である。
以下添付図面を参照して、本発明に係る照明器具及び照明システムの実施例を説明する。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。図1には、照明器具に係る実施例の構成図が示されている。この照明器具10は、器具本体10aに光源11、人感センサ12、照明制御部13、電源部14、制御部16及び送受信部17を備えている。
光源11には照明制御部13が接続され、照明制御部13には電源部14が接続されている。電源部14は例えば商用交流電源から100Vの電圧供給を受け、これを必要に応じて直流化するなどして照明制御部13及び各部に与えるものである。
照明制御部13は、電源部14から供給された電力を用いて光源11に対する点灯消灯など照明制御を行うものである。照明制御部13には、可視光通信部15が備えられており、可視光通信部15は、到来する可視光通信により送信すべきデータにより変調した信号を得て、これに基づき光源11を駆動して可視光通信信号を光源から送信するものである。
人感センサ12と可視光通信部15は制御部16に接続されており、制御部16は送受信部17に接続されている。送受信部17は伝送線31を介して中央制御装置30に接続されている。中央制御装置30は、可視光通信により送信すべきデータを当該照明器具の識別情報と共に信号として送信してくる。このデータと当該照明器具10の識別情報は、送受信部17によってデータ化されて制御部16へ送出される。制御部16は識別情報が当該照明器具10のものと一致することを検出し、一致すると可視光通信部15へデータを送出する。このデータを受けた可視光通信部15の動作は既述の通りである。
人感センサ12の検出信号は、制御部16に取り込まれ、制御部16は検出信号に変化があると当該照明器具10の識別情報と共に状態情報(人検出又は無人検出)を中央制御装置30へ通知する一方、照明制御部13へ状態情報を送り、対応する照明制御を行わせる。即ち、状態情報(人検出又は無人検出)に応じて、照明制御部13は光源11のオンオフを制御する。なお、中央制御装置30が上記の状態情報に基づき照明器具10の識別情報と光源のオンオフ制御情報を送るようにしても良い。
この照明器具10において、可視光通信部15による可視光通信の通信範囲と、人感センサ12の検出範囲は同一の範囲に設定されている。例えば、反射板の形状や反射方向を人感センサ12の検出範囲等を考慮して設定される。
そして、照明器具10において、可視光通信部15による可視光通信の通信範囲Aと、人感センサ12の検出範囲Bは、図2に示されるように同一の範囲に設定される。
以上のように構成された照明器具を建物の点灯などに取り付けた後に、什器が配置されると人感センサ12の不感範囲ができることがある。例えば、図3に示されるようにパーティションPが配置された場合には、照明器具10においては、パーティションPにより可視光通信の通信範囲(人感センサ12の検出範囲)が狭くなる。
そこで、可視光通信の受信部を有し、受信信号が得られた場合にブザー音により報知を行う受信機Rを管理者Mが持って、照明器具10が設置されているフロアなどを巡回してブザー音の発生がないエリアを探すようにする。図3の場合には、パーティションPの右側のエリアERではブザー音の発生があるが、パーティションPの左側のエリアELではブザー音の発生がない。
パーティションPの左側のエリアELには、照明器具10の光が全く届かない訳ではなく、エリアELに人がいる場合には照明器具10の点灯が望まれる。そこで、エリアELの天井部分に補助の人感センサを設置し、照明器具10の制御部16に接続する。これにより人がいるにも拘らず照明の点灯がなされないエリアをなくし、適切な照明環境を実現することができる。
上記の可視光通信の通信不能エリアの検索は、照明器具10と同種の照明器具が設置されているフロアや部屋においてすべて行い、補助の人感センサを設置などの対策を採ることができる。上記においては、可視光通信の受信部を有し、受信信号が得られた場合にブザー音により報知を行う受信機Rを用いたが、ブザー音による報知に代えて、或いはブザー音による報知と共に、表示部を備え、可視光通信の情報を受けて対応する表示を行う受信機を用いても良い。この場合に、照明器具10が自らの識別情報を含んで送信するものとし、照明器具10の識別情報を表示するようにすれば、受信できた信号を発信している照明器具10を特定でき、照明環境の把握作業を効率良く実行できる。
図4に、無駄な通信による通信トラフィックの増大を防止するように構成した照明システムの構成図を示す。照明器具SA1、照明器具SA2、照明器具SA3、・・・は、図1の照明器具10と同一の構成有する。
図5に、中央制御装置30Bの構成を示す。中央制御部32Bには、人感監視手段37、情報送信制御手段39が備えられている。人感監視手段37は、人感センサからの検出信号を監視するものである。情報送信制御手段39は、上記人感監視手段37により検出信号が受け取られた照明器具に対してのみ、可視光通信により通信する情報を送信するものである。
情報送信制御手段39は、上記処理を行うために、照明器具SA1、照明器具SA2、照明器具SA3、・・・の識別情報に対応して、人感センサによる検出結果情報(人がいる場合にON、検出されなければOFF、同時に人を検出したか否か)を記憶した図6に示す検出結果テーブルTMを有しており、人感監視手段37が照明器具SA1、SA2、SA3、・・・から人感センサの検出信号を受け取る毎にこの検出結果テーブルTMに反映させている。即ち、複数の照明器具が同時に人を検出すると、その照明器具を異なるグループとして認識させる。
情報送信制御手段39は、例えば、図7に示されるフローチャートに対応する処理により可視光通信に係る情報を照明器具SA1、SA2、SA3、・・・へ送信する。即ち、人感センサの検出出力の発生等を待っており(S11)、人感センサの検出出力の発生となると、送信先の識別情報を取り込み、検出結果テーブルTMを作成する(S12)。
情報送信制御手段39は、ステップS12において作成した検出結果テーブルTMを参照して、該当送信先の識別情報と該当する情報とを送受信部33へ送出し、送受信部33から伝送信号線31を介して送信する(S13)。このとき、情報送信制御手段39は、検出結果テーブルTMに従って、グループ毎に異なるタイミングで可視光通信信号を出力させる。係る処理により、人が検出されていない照明器具へ可視光通信に用いる情報送信するという無駄な通信が行われることなく、無駄な通信による通信トラフィックの増大を防止することができると共に、同時に人を検出した照明器具はそれぞれ異なるタイミングで可視光通信信号を出力する。
図8に、上記照明器具10と同一の構成を有する照明器具を複数用いて構成した照明システムの配置図を示す。このシステムにおいては、フロアFの天井に照明器具S1〜S16が設けられ、照明器具S1〜S16は伝送信号線31を介して中央制御装置30から可視光通信により送信するためのデータを受け取る。
照明器具S1〜S16の可視光通信の通信範囲に関しては、図8に一部の例が円により示されている。通信範囲A、C、Dにおいて、AおよびCと、CおよびDはそれぞれ図の列方向及び行方向の照明器具との通信範囲に重なりを生じ、通信範囲C、Eにおいては、図の斜め方向の照明器具との通信範囲は重なりを生じない。このような通信範囲の重なりは、既に述べた照明器具の識別情報を表示する受信機を用いて、管理者が巡回して検出する。通信範囲が重なる場合には、混信の問題が生じる。
そこで、中央制御装置30が混信を回避するための構成を備える。図9に、中央制御装置30の構成を示す。即ち、中央制御部32と送受信部33及び記憶部34とを備える。中央制御部32はプロセッサにより構成され、記憶部34には中央制御部32が用いるプログラムや必要なデータが記憶されている。送受信部33は、中央制御部32が伝送信号線31を用いて照明器具S1〜S16との間でデータ送受信を行う場合に用いられるものである。
中央制御部32には、プログラムにより実現される可視光通信制御手段35が備えられている。可視光通信制御手段35は、可視光通信における混信範囲にあることを示す複数の照明器具の識別情報に基づき、これらの識別情報に対応する照明器具に対し、可視光通信の通信可能期間を異ならせる制御を行うものである。
可視光通信における混信範囲にあることを示す複数の照明器具の識別情報のテーブルTは、記憶部34に記憶されている。テーブルTの内容を図10に示す。照明器具S1〜S16の識別情報を#0S1〜#0S16とする。先に述べたようにして管理者が混信する照明器具の識別情報を検出した結果に基づき、グループGaとグループGbに分けられ、グループGaに属する識別情報に対応する照明器具とグループGbに属する識別情報に対応する照明器具とは、いずれも同じグループの照明器具とは混信を生じないものである。この例では、2グループに分けることにより混信を回避できるが、混信の態様(照明器具の配置)によっては、3グループ以上となることは勿論である。
図11は、グループGaの照明器具を二重丸により示し、グループGbの照明器具を二重四角により示したものである。中央制御部32には、照明器具から人感センサによる検出情報及び識別情報が送られてくるので、可視光通信制御手段35は、人の存在ありに対応する検出信号を送ってきた照明器具の識別情報に基づき、テーブルTを検索してグループ情報を得る。
更に、可視光通信制御手段35は、識別情報に対応して予め用意された可視光通信用のデータと共に送信先の識別情報を送受信部33へ送出し、また、可視光通信の通信可能期間に対応する情報(グループGa、Gbを示す情報)を送受信部33へ送出する。
送受信部33は、送出された可視光通信用のデータと共に送信先の識別情報を伝送信号線31を介して送信し、また、その後の一定時間において、可視光通信の通信可能期間に対応する情報に基づき、図12に示すような通信可能期間の信号を作成して送信する。図12において、ONとなっている期間が通信可能期間である。グループGaとグループGbの通信可能期間の信号においてON期間を切り替える際に、双方がOFFである切り替え期間を設け、混信の発生のためのマージンが取られている。図12に示すような通信可能期間の信号は、例えばそのままベースバンド伝送により送るものとする。
図12に示すような通信可能期間の信号を受け取った照明器具では、この信号に対応するクロックを作成し、可視光通信部15は、このクロックにおけるON期間を用いて、中央制御装置30から送られたデータを可視光通信により送信する。これにより、可視光通信の通信範囲が重なっている照明器具から送信される信号の混信が生じることなく、適切な可視光通信が可能である。
図13は、変形例に係る中央制御装置30Aの構成を示す。中央制御部32Aには、人感監視手段37、識別情報管理手段38が備えられている。人感監視手段37は、照明器具における人感センサからの検出信号を監視するものであり、識別情報管理手段38は、人感監視手段37が同時に複数の人感センサから検出信号を得た場合に対応する照明器具の識別情報を、混信範囲にある照明器具の識別情報として対応付けるものであり、結果は例えば、図14に示すように混信する照明器具の識別情報を集めてグループに分けて、一時的にテーブル化しておくものである。そして、ある所定時間が経過するか、あるいは照明器具が消灯したときに、このグループは初期化される。このとき、異なるグループに設定された照明器具同士の情報は、中央制御装置30Aの記憶部34に記憶される。なお、複数回異なるグループに設定された照明器具同士は、初期化しないように設定しても良い。
なお、人感センサが検出信号を得た場合に、照明器具10の制御部16は情報を中央制御装置30へ送信する際に、検出のタイムスタンプを付加して送信する。図14のテーブルを用いた混信範囲にある照明器具への制御は、図10のテーブルTを用いて行う場合と同じであるから、その説明を省略する。この手法では、混信しない通信範囲を有する複数の照明器具において、たまたま同時に人感センサ12が人を検出したような場合にも、混信する照明器具の識別情報としてテーブル化される。例えば、図14では混信グループGcに、混信グループGa、Gbのいずれの照明器具とも隣接していない照明器具S16の識別情報#0S16が記憶された例を示す。このようなケースは稀なケースであり、このように混信グループが形成されたとしても、照明制御に悪影響が及ぶことはない。また、混信グループは所定時間後または照明器具が消灯したときに初期化されるため、初期化後に同時に人感センサが人を検出するまでは同時に可視光通信を行っても良い。
本発明に係る照明器具の実施例の構成を示すブロック図。 本発明に係る照明器具の実施例における可視光通信範囲と人感センサの検出範囲の関係を説明するための図。 部屋などに什器が配置された場合における本発明に係る照明器具の実施例における可視光通信範囲と人感センサの検出範囲の関係を説明するための図。 本発明に係る照明器具の実施例を用いて、無駄な通信による通信トラヒィックの増大が生じないように構成した照明システムのブロック図。 図4の照明システムにおける要部の構成を示すブロック図。 図4の照明システムにおける要部に備えられるテーブルの記憶内容の一例を示す図。 図4の照明システムにおける処理動作を説明するためのフローチャート。 本発明に係る照明器具の実施例を用いて、可視光通信による混信が生じないように構成した照明システムのブロック図。 図8の照明システムにおける要部の構成を示すブロック図。 図8の照明システムにおける要部に備えられるテーブルの記憶内容の一例を示す図。 本発明に係る照明器具の実施例を用いて、可視光通信による混信が生じないように構成した照明システムにおける可視光通信の可能タイミングを異ならせる照明器具の配置を示す図。 本発明に係る照明器具の実施例を用いて、可視光通信による混信が生じないように構成した照明システムにおける可視光通信の可能タイミングを異ならせる制御を示す図。 図8の照明システムの変形例における要部の構成を示すブロック図。 図8の照明システムの変形例における要部に備えられるテーブルの記憶内容の一例を示す図。
符号の説明
10、S1〜S16 、SA1、SA2、SA3 照明器具
10a 器具本体
11 光源
12 人感センサ
15 可視光通信部
30、30A、30B 中央制御装置
35 可視光通信制御手段
37 人感監視手段
38 識別情報管理手段
39 情報送信制御手段

Claims (4)

  1. 電力供給を受けて光照射を行うと共に、可視光通信を行う光源と;
    前記光源による可視光通信の通信範囲と同一の範囲に検出範囲が設定された人感センサと;
    前記人感センサが人を検出したときに、前記光源によって可視光通信を行う可視光通信部と;
    光源、可視光通信部及び人感センサが配置される器具本体と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  2. 複数の、請求項1に記載の照明器具と;
    人感センサからの検出信号を監視する人感監視手段と、この人感監視手段が検出信号を受け取ったときに、この検出信号を出力した照明器具に対して可視光通信により通信する情報を送信する情報送信制御手段とを備える中央制御装置と;
    を具備し、前記可視光通信部は、情報送信制御手段から送信された情報に基づき可視光通信を行うことを特徴とする照明システム。
  3. 中央制御装置は、
    可視光通信における混信範囲にあることを示す複数の照明器具の識別情報に基づき、これらの識別情報に対応する照明器具に対し、可視光通信の通信可能期間を異ならせる制御を行う可視光通信制御手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の照明システム。
  4. 中央制御装置には、人感センサからの検出信号を監視する人感監視手段と、この人感監視手段が同時に複数の人感センサから検出信号を得た場合に対応する照明器具の識別情報を、混信範囲にある照明器具の識別情報として対応付ける識別情報管理手段とが具備され、
    可視光通信制御手段は、識別情報管理手段により対応付けされた識別情報に基づき、可視光通信の通信可能期間を異ならせる制御を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の照明システム。
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