JP2009107814A - 昇降機の遠隔監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各物件毎にその中で重要度の高い信号を地図表示画面上で視覚的に確認でき、何らかの異常があった場合に迅速に対応する。
【解決手段】監視センタに設置されたサーバ31は、物件データベース43aと地図データベース43cを用いて、指定地域の地図に各物件のマークを付してオペレータの端末装置に表示する。ここで、各物件のエレベータから発報された信号を受信すると、サーバ31は重要度テーブル42bを参照して当該信号の重要度を判別し、その判別結果に基づいて物件マークを識別表示すると共に、複数台のエレベータを有する物件に関しては、その中の最も重要度の高い信号を優先して当該物件マークを識別表示する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、各物件のエレベータやエスカレータなどの昇降機の動作状態を遠隔監視するための昇降機の遠隔監視システムに関する。
各物件のエレベータは、通信ネットワークを介して監視センタに接続されている。監視センタには、多数のオペレータが就役している。各オペレータは、それぞれに監視卓と呼ばれる端末装置の画面を通じて各物件のエレベータの動作状態を遠隔監視している。
ここで、エレベータの遠隔監視システムとして、上記端末装置の画面に各地域の地図を表示すると共に、その地図上に各物件(建物)位置や保守員の位置を合わせて表示する技術がある(例えば、特許文献1,2参照)。
このような地図表示画面では、各物件のエレベータから異常信号が発報されると、地図上の該当する物件のマークが例えば赤色に変化して警告される。これにより、オペレータは、異常発生した物件を把握して、その物件に最も近くにいる保守員を派遣するなどして対処できる。
特開2004−157408号公報 特開2004−110117号公報
しかしながら、上述した地図表示画面上での警告表示は、通常、各物件毎に信号の発報順に行われる。この場合、1つの物件に複数台のエレベータが設置されていると、これらのエレベータの中で最新に発報された信号しか警告表示に反映されない。
このため、複数台のエレベータを有する物件では、その中で異常が発生しているエレベータの事実を見逃す可能性があり、その対応にも遅れが生じてしまうなどの問題があった。
本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、各物件毎にその中で重要度の高い信号を地図表示画面上で視覚的に確認でき、何らかの異常があった場合に迅速に対応することのできる昇降機の遠隔監視システムを提供することを目的とする。
本発明に係る昇降機の遠隔監視システムは、各地域に点在する各物件の昇降機の動作状態を通信ネットワークを介して遠隔監視する昇降機の遠隔監視システムにおいて、上記各物件に関する情報を記憶した物件データベースと、上記各地域の地図情報を記憶した地図データベースと、上記物件データベースから指定地域の地図を検索すると共に、上記指定地域に存在する物件の位置を上記物件データベースから検索するデータベース検索手段と、このデータベース検索手段によって得られた上記指定地域の地図上に物件マークを付して所定の端末装置に表示する地図表示手段と、上記各物件の昇降機から発報される各種信号に対する重要度を定義付けた重要度テーブルと、上記各物件の昇降機から上記通信ネットワークを介して信号を受けた際に、上記重要度テーブルを参照して当該信号の重要度を判別する重要度判別手段と、この重要度判別手段によって判別された重要度に基づいて上記物件マークを識別表示すると共に、複数台の昇降機を有する物件に関しては、その中の最も重要度の高い信号を優先して当該物件マークを識別表示する識別表示手段とを具備して構成される。
本発明によれば、各物件毎にその中で重要度の高い信号を地図表示画面上で視覚的に確認でき、何らかの異常があった場合に迅速に対応することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る昇降機としてエレベータを例にした場合の遠隔監視システムの構成を示す図である。図中の11a,11b,11c…は、顧客の物件(建物)を示している。
これらの物件11a,11b,11c…は、それぞれにエレベータ(EL)12a,12b,12c…が設置されている。なお、物件によって、エレベータの設置台数が異なる。つまり、1台のエレベータしか設置されていない物件や、多数のエレベータが設置されていない物件が混在する。
エレベータ12a,12b,12c…は、公衆回線等の通信ネットワーク13を介して監視センタ14に接続されている。監視センタ14では、各エレベータ12a,12b,12c…から発報される信号を受信して、これらの動作状態を常時監視している。
ここで、エレベータ12aを代表として、図2にその構成を示す。
エレベータ12aは、巻上機21と、この巻上機21に巻き掛けられたロープ22と、そのロープ22の一端に取り付けられた乗りかご23と、他端に取り付けられたカウンタウェイト24とを備える。巻上機21は、物件(建物)11aの機械室などに設置されている。この巻上機21の回転駆動により、ロープ22を介して乗りかご23とカウンタウェイト24が昇降路内をつるべ式に移動する。
制御装置25は、CPU、ROM、RAMなどを搭載したコンピュータからなり、巻上機21の駆動制御などを含むエレベータ全体の制御を行う。また、この制御装置21は通信機能を備えており、上記通信ネットワーク13を介して監視センタ14との間でデータの送受信を行う。
次に、本実施形態における監視センタ14の構成について詳しく説明する。
図3は監視センタ14の構成を示すブロック図である。
監視センタ14には、サーバ31と、PC(Personal Computer)32a,32b,32c…が設置されている。
サーバ31は、監視センタ14の制御装置として存在する。PC32a,32b,32c…は、このサーバ31にLAN(Local Area Network)等の通信回線33を介して接続されている。このPC32a,32b,32c…は、各オペレータが監視卓として使用する端末装置であり、様々な機能を備えている。
図4は監視センタ14に設置されたサーバ31の構成を示すブロック図である。
サーバ31は、制御部41、記憶部42、各種データベース43、通信部44、インタフェース(I/F)45を備えている。
制御部41は、CPUからなり、記憶部42に記憶されたプログラム42aを読み込むことにより各種処理を実行する。また、この制御部41には、本システムを実現するための機能部として、データベース検索部41a、地図表示部41b、重要度判別部41c、識別表示部41dが設けられている。
データベース検索部41aは、各種データベース43に含まれる物件データベース43aから指定地域の地図を検索すると共に、上記指定地域に存在する物件11a,11b,11c…の位置を地図データベース43cから検索する。
地図表示部41bは、このデータベース検索部41aによって得られた上記指定地域の地図上に物件マークを付して、各オペレータの端末装置であるPC32a,32b,32c…に表示する。
重要度判別部41cは、各物件11a,11b,11c…のエレベータ12a,12b,12c…から通信ネットワーク13を介して信号を受けた際に、記憶部42に設けられた重要度テーブル42bを参照して当該信号の重要度を判別する。
識別表示部41dは、この重要度判別部41cによって判別された重要度に基づいて物件マークを識別表示すると共に、複数台のエレベータを有する物件に関しては、その中の最も重要度の高い信号を優先して当該物件マークを識別表示する。
記憶部42は、ROM、RAMなどのメモリからなり、プログラム42aの他、制御部41の処理に必要な各種データを記憶している。また、この記憶部42には、エレベータの各種信号と重要度のレベルとを関連付けた重要度テーブル42bが設けられている。
図5に重要度テーブル42bの一例を示す。
この重要度テーブル42bには、各物件のエレベータから発報される各種信号に対する重要度と物件マークの識別表示に関する情報が設定されている。図5の例では、重要度レベルがL3〜L1の3段階に設定されている。「レベルL3」の重要度が最も高く、続いて「レベルL2」,「レベルL1」の順となる。また、「レベルL3」では「赤色」、「レベルL2」では「黄色」、「レベルL1」では「青色」といった表示色が物件マークの識別表示として設定されている。
・「レベルL3」
最も重要度の高い「レベルL3」は、エレベータが動かない、あるいは、エレベータを動かしてはいけない状態である。この「レベルL3」に対応する信号として、保守員の出動を要する事故に関する信号が設定されている。具体的には、閉じ込め信号、起動不能信号、停電信号などがある。
閉じ込め信号は、乗りかご23内に利用者が閉じ込められていることを示す信号である。起動不能信号は、エレベータが完全停止し、起動不能な状態を示す信号である。停電信号は、乗りかご23内の照明機器が停電していることを示す信号である。
・「レベルL2」
次に重要度の高い「レベルL2」は、エレベータを運転できる故障である。この「レベルL2」に対応する信号としては、定期点検時に確認を要し、保守員の出動を伴わない事故に関する信号が設定されている。具体的には、換気扇異常信号、地震管制運転信号、ドア繰り返し信号、端末システム異常信号、ロープ伸び検出信号などがある。
換気扇異常信号は、乗りかご23に設置された換気扇の異常を示す信号である。地震管制運転信号は、地震が発生したときに乗りかご23を最寄階まで移動させるための信号である。ドア繰り返し信号は、乗りかご23のドアが正常に戸閉せずに何度も戸閉動作を繰り返している状態を示す信号である。端末システム異常信号は、乗りかご23に設置された端末システムの異常を示す信号である。ロープ伸び検出信号は、乗りかご23を支えているロープ22の張力が低下したことを示す信号である。
・「レベルL1」
最も重要度の低い「レベルL1」は、エレベータの運転が復帰した状態である。この「レベルL1」に対応する信号として、故障全般の復帰に関する信号が設定されている。具体的には、起動復帰信号、停電復帰信号、地震管制運転完了信号などがある。
起動復帰信号は、エレベータの運転が復帰したことを示す信号である。停電復帰信号は、乗りかご23内の照明機器の停電が復帰したことを示す信号である。地震管制運転完了信号は、地震管制運転によって乗りかご23を最寄階まで正常に移動したことを示す信号である。
上述した各レベルL3〜L1の信号は、各物件11a,11b,11c…に設置されたエレベータ12a,12b,12c…の制御装置25から出力され、通信ネットワーク13を介して監視センタ14のサーバ31に与えられる。
また、サーバ31に設けられた各種データベース43には、物件データベース(物件DB)43a、保守員データベース(保守員DB)43b、地図データベース(地図DB)43cなどが含まれる。なお、これらのデータベース43a〜43cは、実際には記憶部42などに設けられる。
物件データベース43aは、各物件11a,11b,11c…に関する情報を記憶している。具体的には、図6に示すように、各物件の識別番号(物件ID)、物件名、住所、その物件に設置されているエレベータの台数や号機の情報などを記憶している。
保守員データベース43bは、各保守員に関する情報を記憶している。具体的には、図7に示すように、各保守員の識別番号(保守員ID)、氏名、所属、その保守員が所持している端末装置(携帯電話機等)の情報、そして、担当エリアの情報などを記憶している。
地図データベース43cは、各地域の地図情報(画像情報)を記憶している。具体的には、図8に示すように、縮尺率に応じて複数の地図情報が分類して記憶されている。この場合、地図の縮尺率が高いほど広域を表わし、縮尺率が低いほど狭域を表わすことになる。
また、サーバ31に設けられた通信部44は、各物件11a,11b,11c…に設置されたエレベータ12a,12b,12c…との間で通信ネットワーク13を介してデータの送受信を行う。インタフェース45は、サーバ31に接続されたPC32a,32b,32c…との間のデータの入出力処理を行う。
図9は監視センタ18に設置されたオペレータのPC32aの構成を示すブロック図である。なお、他のPC32b,32c…についても同様の構成である。
PC32aは、制御部51、記憶部52、インタフェース(I/F)53、入力部54、表示部55を備えている。
制御部51は、CPUからなり、記憶部52に記憶されたプログラム52aを読み込むことにより各種処理を実行する。記憶部52は、ROM、RAMなどのメモリからなり、プログラム52aの他、制御部51の処理に必要な各種データを記憶している。インタフェース53は、サーバ31との間のデータの入出力処理を行う。
入力部54は、例えばキーボード、マウスなどの入力デバイスからなり、オペレータがデータやコマンドの入力操作や画面上での選択操作を行う場合に用いられる。表示部55は、例えばCRT(Cathode-ray tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスからなり、各種データの表示を行う。
次に、本システムの動作について説明する。
図10は監視センタ14内のサーバ31によって実行される地図表示処理の流れを示すフローチャートである。なお、このフローチャートで示される処理は、サーバ31に設けられた制御部41が記憶部42に記憶されたプログラム42aを読み込むことにより実行される。
今、監視センタ14のオペレータがPC32aを操作して、ある地域の地図を表示する場合を想定する。
PC32aから地図表示要求があると、サーバ31は、まず、オペレータが所定の操作によって指定した地域の地図を地図データベース43cから検索すると共に(ステップS11)、上記指定地域に存在する物件の位置を物件データベース43aから検索する(ステップS12)。
該当する物件があると、サーバ31は、その物件の位置情報(住所)に基づいて、上記地図データベース43cから読み出した地図上に物件マークを付してオペレータのPC32a(詳しくは、PC32aの表示部55)に表示する(ステップS13)。
図11にオペレータのPC32aに表示される地図表示画面61の一例を示す。
図中の62は指定地域の地図である。また、63a〜63eは物件マーク、64はスケーラ、65は物件マーク説明欄である。66は縮尺率表示部である。なお、起動時には所定の縮尺率の地図が表示される。スケーラ64をスライド操作することにより、地図の縮尺率を任意に変えることができる。
この地図表示画面61において、地図62上の各物件の位置に直方体形状の物件マーク63a〜63eが所定のサイズで表示される。この物件マーク63a〜63eは、監視対象とする物件の位置とエレベータの状態を表している。なお、複数台のエレベータが設置された物件については、その台数分の物件マークが重ねて表示される。
ここで、各物件に設置されたエレベータから動作状態を示す信号が発報されたとする。サーバ31は、通信部44にて信号を受信すると(ステップS14)、記憶部42に設けられた重要度テーブル42bを参照し、その信号に対する重要度を判定する(ステップS15)。
この場合、図5に示すように、エレベータから発報された信号が閉じ込め信号、起動不能信号、停電信号などであれば、重要度が最も高い「レベルL3」と判定される。また、換気扇異常信号、地震管制運転信号、ドア繰り返し信号、端末システム異常信号、ロープ伸び検出信号などであれば、重要度が中程度の「レベルL2」と判定される。起動復帰信号、停電復帰信号、地震管制運転完了信号などであれば、重要度が最も低い「レベルL1」と判定される。
このようにして、信号の重要度が判定されると、サーバ31は、その判定結果に基づいて地図62上の各物件マーク63a〜63eを識別表示する(ステップS16)。具体的には、重要度テーブル42bに設定された表示色の情報を参照して、「レベルL3」の信号は「赤色」、「レベルL2」の信号は「黄色」、「レベルL1」の信号は「青色」といったように、信号の重要度に応じて各物件マーク63a〜63eを色分け表示する。
その際、複数台のエレベータを有する物件に関しては(ステップS17のYes)、その中で最も重要度の高い信号を優先して当該物件マークを識別表示するものとする(ステップS18)。具体的には、重要度が最も高い信号のレベルの色を当該物件の代表色としてマーク最上部に表示する。
例えば、2台のエレベータを有する物件があり、そのうちの1台の信号が「レベルL3」、他の1台の信号が「レベルL2」であった場合には、「レベルL3」を示す「赤色」を代表色として当該物件マークの最上部に表示する(図11の物件マーク63b参照)。
また、2台のエレベータのうちの1台の信号「レベルL2」、他の1台の信号が「レベルL1」であった場合には、「レベルL2」を示す「黄色」を代表色として当該物件マークの最上部に表示する(図11の物件マーク63c参照)。
このような物件マーク63a〜63eの識別表示により、単に地図上で各物件の位置を確認するだけでなく、何らかの信号が発報された場合に、その重要度を一目で把握できる。これにより、地震等が発生した場合に、その地域に存在する各物件の状態を把握し、「レベルL3」の物件に対しては、保守員を派遣するなどの対応を迅速に行うことができる。
さらに、1つの物件に複数台のエレベータが設置されている場合には、その中で重要度が最も高い信号を発しているエレベータの状態が優先的に表示される。したがって、地図上に複数の物件が密集していて、各物件について1つの物件マークしか視認できない場合であっても、各物件について異常発生している事実を見逃すことなく、適切に対処することができる。
なお、上記実施形態では、物件マーク63a〜63eの表示色を変えることで識別したしたが、例えばマークの形状を変えるなどして識別することでも良い。
また、物件マーク63a〜63eの形状は、直方体に限らず、例えば矩形や円形などであっても良く、地図上で他の記号類と混同しない形であれば、どのような形状であっても良い。
また、上述した地図表示に関する一連の処理を監視センタ14内のサーバ31が行う構成としたが、各オペレータのPC32a,32b,32c…が行うことでも良い。
また、例えば保守員の持つ端末装置にGPS(global positioning system)受信機能を搭載しておき、その端末装置から発信される位置情報をサーバ31で受信する構成としても良い。このような構成とすれば、地図画面上に保守員の位置をリアルタイムで表示することができる。さらに、異常が発生した際に、該当する物件の近くにいる保守員を自動検出し、保守員データベース43bを参照して当該保守員の所持する端末装置(携帯電話等)に出動命令を出すことなども可能となる。
また、上記実施形態では、監視対象としてエレベータを例にして説明したが、例えばエスカレータなどの他の昇降機の遠隔監視を行う場合にも同様に適用可能である。
要するに、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の形態を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
図1は本発明の一実施形態に係る昇降機としてエレベータを例にした場合の遠隔監視システムの構成を示す図である。 図2は同実施形態におけるエレベータの構成を示す図である。 図3は同実施形態における監視センタの構成を示すブロック図である。 図4は同実施形態における監視センタに設置されたサーバの構成を示すブロック図である。 図5は同実施形態におけるサーバに設けられた重要度テーブルの一例を示す図である。 図6は同実施形態におけるサーバに設けられた物件データベースの一例を示す図である。 図7は同実施形態におけるサーバに設けられた保守員データベースの一例を示す図である。 図8は同実施形態におけるサーバに設けられた地図データベースの地図情報の構成を説明するための図である。 図9は同実施形態における監視センタに設置されたPCの構成を示すブロック図である。 図10は同実施形態における監視センタ内のサーバによって実行される地図表示処理の流れを示すフローチャートである。 図11は同実施形態における監視センタの地図表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
11a,11b,11c…物件、12a,12b,12c…エレベータ、13…通信ネットワーク、14…監視センタ、21…巻上機、22…ロープ、23…乗りかご、24…カウンタウェイト、25…制御装置、31…サーバ、32a,32b,32c…PC、33…通信回線、41…制御部、41a…データベース検索部、41b…地図表示部、41c…重要度判別部、41d…識別表示部、42…記憶部、42a…プログラム、42b…重要度テーブル、43…各種データベース、43a…物件データベース、43b…保守員データベース、43c…地図データベース、44…通信部、45…インタフェース、51…制御部、52…記憶部、52a…プログラム、53…インタフェース、54…入力部、55…表示部、61…地図表示画面、62…地図、63a〜63e…物件マーク、64…スケーラ、65…物件マーク説明欄、66…縮尺率表示部。

Claims (5)

  1. 各地域に点在する各物件の昇降機の動作状態を通信ネットワークを介して遠隔監視する昇降機の遠隔監視システムにおいて、
    上記各物件に関する情報を記憶した物件データベースと、
    上記各地域の地図情報を記憶した地図データベースと、
    上記物件データベースから指定地域の地図を検索すると共に、上記指定地域に存在する物件の位置を上記物件データベースから検索するデータベース検索手段と、
    このデータベース検索手段によって得られた上記指定地域の地図上に物件マークを付して所定の端末装置に表示する地図表示手段と、
    上記各物件の昇降機から発報される各種信号に対する重要度を定義付けた重要度テーブルと、
    上記各物件の昇降機から上記通信ネットワークを介して信号を受けた際に、上記重要度テーブルを参照して当該信号の重要度を判別する重要度判別手段と、
    この重要度判別手段によって判別された重要度に基づいて上記物件マークを識別表示すると共に、複数台の昇降機を有する物件に関しては、その中の最も重要度の高い信号を優先して当該物件マークを識別表示する識別表示手段と
    を具備したことを特徴とする昇降機の遠隔監視システム。
  2. 上記識別表示手段は、上記重要度判別手段によって判別された重要度に基づいて上記物件マークの表示色を変えて識別表示することを特徴とする請求項1記載の昇降機の遠隔監視システム。
  3. 上記識別表示手段は、複数台の昇降機を有する物件に関しては、その中の最も重要度の高い信号を優先し、その信号の重要度に対応した表示色を当該物件マークの代表色として識別表示することを特徴とする請求項2記載の昇降機の遠隔監視システム。
  4. 上記重要度テーブルには、少なくとも3段階の重要度レベルが設定されており、
    最も重要度の高い第1の重要度レベルは、昇降機が動かない、あるいは、昇降機を動かしてはいけない状態、
    次に重要度の高い第2の重要度レベルは、昇降機を運転できる故障、
    最も重要度の低い第3の重要度レベルは、昇降機の運転が復帰した状態を示すことを特徴とする請求項1記載の昇降機の遠隔監視システム。
  5. 上記第1の重要度レベルに対応する信号として、保守員の出動を要する事故に関する信号、
    上記第2の重要度レベルに対応した信号として、定期点検時に確認を要し、保守員の出動を伴わない事故に関する信号、
    上記第3の重要度レベルに対応した信号として、故障全般の復帰に関する信号が設定されていることを特徴とする請求項4記載の昇降機の遠隔監視システム。
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