JP2009105539A - 光加入者線端局装置、それを含んだ通信システムおよびフレーム送信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】予め設定されたシェーピングレート以上のレートでクライアントがネットワークリソースを使用することを防止できる光加入者線端局装置を提供すること。
【解決手段】送信先ONU判定部14は、スケジューリング処理部17によるスケジューリングに応じてバッファ13から出力されたユニキャストフレームおよびマルチキャストフレームの宛先を判定する。そして、シェーピング演算処理部16は、送信先ONU判定部14によって判定されたユニキャストフレームおよびマルチキャストフレームの宛先に応じて特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームの送信レートを演算し、送信レートが所定レート以下となるようにスケジューリング処理部17のスケジューリングを制御する。したがって、予め設定されたシェーピングレート以上のレートでクライアントがネットワークリソースを使用することを防止することが可能となる。
【選択図】図2
【解決手段】送信先ONU判定部14は、スケジューリング処理部17によるスケジューリングに応じてバッファ13から出力されたユニキャストフレームおよびマルチキャストフレームの宛先を判定する。そして、シェーピング演算処理部16は、送信先ONU判定部14によって判定されたユニキャストフレームおよびマルチキャストフレームの宛先に応じて特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームの送信レートを演算し、送信レートが所定レート以下となるようにスケジューリング処理部17のスケジューリングを制御する。したがって、予め設定されたシェーピングレート以上のレートでクライアントがネットワークリソースを使用することを防止することが可能となる。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の宅側装置が媒体を共有してデータの伝送を行なう媒体共有型通信であるPON(Passive Optical Network)に関し、特に、データをイーサネット(登録商標)フレームのまま伝送を行なうEPON(Ethernet(登録商標) PON)における下りトラフィックのシェーピングを効率的に行なう光加入者線端局装置(OLT(Optical Line Terminal))、それを含んだ通信システムおよびフレーム送信方法に関する。
近年、ブロードバンドアクセスが可能なネットワークが広く普及しつつあり、その中でも高速通信が可能なGE−PON(Gigabit Ethernet(登録商標)-PON)が注目されている。GE−PONは、複数の宅側装置が媒体を共有してデータの伝送を行なう媒体共有型通信であるため、PON帯域を効率的に利用することが重要となる。下りPON帯域の効率的な利用に関する技術として、下記の特許文献1に開示された発明がある。
特許文献1に開示されたパケット転送装置においては、パケットを送受信するインターフェース部、受信したパケットの宛先のインターフェース部に出力するスイッチおよびパケットの送信タイミングを制御するシェーピング部を備え、シェーピング部は、パケットについて最低保証帯域を保証して送信する場合にはトークンバケットアルゴリズムを用い、パケットについて最大許容帯域以下に制限して送信する場合にはリーキーバケットアルゴリズムを用いるものである。
特開2006−333091号公報
PONにおけるシェーピング(トラフィック平滑化)は、光加入者線終端装置(ONU(Optical Network Unit))ごとに特定のレートを設定し、それ以上のレートでトラフィックが到着した場合でもOLTがバッファリングを行ない、特定の一定レートで各ONUに対してトラフィックを送信するものである。
このようなシェーピングが用いられる理由は、(1)ユーザに対して契約しているレート以上のネットワークリソースを利用させない、(2)宛先装置であるONUのバッファでオーバフローしないようにする、(3)トラフィックの遅延時間が揺らがないようにする、などである。
一方、トポロジー上、PONでマルチキャストサービスを行なうことは容易である。何故なら、一般的なルータやスイッチではマルチキャストサービスを視聴しているポート数だけフレームをコピーする必要があるが、PONでは同一のメディアを複数のONUが共有しているため、OLTがフレームをコピーする必要がないからである。
マルチキャストのトラフィックに対しても、マルチキャスト全体またはマルチキャストチャンネルごとにシェーピングを行なうことによりシェーピングの目的を達成することができる。しかしながら、その場合、ONUがそのONU宛てのユニキャストトラフィックと現在視聴しているマルチキャストトラフィックとを受信することになり、結果的にはONUごとに設定されたシェーピングレート以上のトラフィックを受信してしまう。
たとえば、あるONU宛てのシェーピングレートが100Mbps、そのONUが加入しているマルチキャストトラフィックに対するシェーピングレートが50Mbpsである場合を考える。OLTの上位トラフィックからそのONU宛てに100Mbpsのユニキャストトラフィックが到着し、さらに50Mbpsのマルチキャストトラフィックが到着した場合、OLTはそれぞれのレートがシェーピングレート以下であるのでそのままPON区間にフレームを転送する。したがって、ONUは合計150Mbpsのトラフィックを受信することになり、ONUが比較的小さなバッファしか備えていない場合にはトラフィックロスが発生するといった問題点がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、第1の目的は、予め設定されたシェーピングレート以上のレートでクライアントがネットワークリソースを使用することを防止できる光加入者線端局装置、それを含んだ通信システムおよびフレーム送信方法を提供することである。
第2の目的は、複数の光加入者線終端装置宛てのフレーム送信を含めた送信レートがシェーピングレート以下となるようにし、残りの帯域を他の光加入者線終端装置に割当てることが可能な光加入者線端局装置、それを含んだ通信システムおよびフレーム送信方法を提供することである。
本発明のある局面に従えば、上位ネットワークから受信したフレームを複数の光加入者線終端装置に送信する光加入者線端局装置であって、フレームを格納する格納手段と、上位ネットワークから受信したフレームをユニキャストフレームと複数相手用フレームとに振り分けて格納手段に格納する振り分け手段と、複数の光加入者線終端装置の中の特定の光加入者線終端装置宛てのユニキャストフレームと、複数相手用フレームの中で特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームとの合計の送信レートが所定レート以下となるように格納手段に格納されたフレームの送信を制御する制御手段とを含む。
制御手段が、複数の光加入者線終端装置の中の特定の光加入者線終端装置宛てのユニキャストフレームと、複数相手用フレームの中で特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームとの合計の送信レートが所定レート以下となるように格納手段に格納されたフレームの送信を制御するので、予め設定されたシェーピングレート以上のレートでクライアントがネットワークリソースを使用することを防止することが可能となる。
好ましくは、複数相手用フレームは、マルチキャストフレームである。
複数相手用フレームは、マルチキャストフレームであるので、さらに適切なシェーピング処理を行なうことが可能となる。
複数相手用フレームは、マルチキャストフレームであるので、さらに適切なシェーピング処理を行なうことが可能となる。
さらに好ましくは、制御手段は、複数の光加入者線終端装置に送信するフレームのスケジューリングを行なうスケジューリング手段と、スケジューリング手段によるスケジューリングに応じて格納手段から出力されたユニキャストフレームおよびマルチキャストフレームの宛先を判定する判定手段と、判定手段によって判定されたユニキャストフレームおよびマルチキャストフレームの宛先に応じて特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームの送信レートを演算し、送信レートが所定レート以下となるようにスケジューリング手段のスケジューリングを制御する演算手段とを含む。
演算手段が、判定手段によって判定されたユニキャストフレームおよびマルチキャストフレームの宛先に応じて特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームの送信レートを演算し、送信レートが所定レート以下となるようにスケジューリング手段のスケジューリングを制御するので、残りの帯域を他の光加入者線終端装置に割当てることが可能となる。
さらに好ましくは、制御手段はさらに、マルチキャストグループに加入する光加入者線終端装置を監視する監視手段と、監視手段によって検出された光加入者線終端装置のマルチキャストグループへの加入状況を記憶する記憶手段とを含み、判定手段は、記憶手段に記憶されたマルチキャストグループへの加入状況を参照して、マルチキャストフレームの宛先を判定する。
判定手段は、記憶手段に記憶されたマルチキャストグループへの加入状況を参照して、マルチキャストフレームの宛先を判定するので、マルチキャストフレームを含めたフレームの送信レートを容易に演算することが可能となる。
好ましくは、複数相手用フレームは、ブロードキャストフレームである。
複数相手用フレームは、ブロードキャストフレームであるので、さらに適切なシェーピング処理を行なうことが可能となる。
複数相手用フレームは、ブロードキャストフレームであるので、さらに適切なシェーピング処理を行なうことが可能となる。
本発明の別の局面に従えば、PONシステムにおいて、上位ネットワークからフレームを受信する光加入者線端局装置と、光加入者線端局装置から送出されたフレームを受信して宅内ネットワークに送信する複数の光加入者線終端装置とを含んだ通信システムであって、光加入者線端局装置は、フレームを格納する格納手段と、上位ネットワークから受信したフレームをユニキャストフレームと複数相手用フレームとに振り分けて格納手段に格納する振り分け手段と、複数の光加入者線終端装置の中の特定の光加入者線終端装置宛てのユニキャストフレームと、複数相手用フレームの中で特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームとの合計の送信レートが所定レート以下となるように格納手段に格納されたフレームの送信を制御する制御手段とを含み、複数の光加入者線終端装置のそれぞれは、光加入者線端局装置からフレームを受信する受信手段と、受信手段によって受信されたフレームを宅内ネットワークに送信する送信手段とを含む。
本発明のさらに別の局面に従えば、上位ネットワークから受信したフレームを複数の光加入者線終端装置に送信する光加入者線端局装置のフレーム送信方法であって、上位ネットワークから受信したフレームをユニキャストフレームと複数相手用フレームとに振り分けて格納手段に格納するステップと、複数の光加入者線終端装置の中の特定の光加入者線終端装置宛てのユニキャストフレームと、複数相手用フレームの中で特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームとの合計の送信レートが所定レート以下となるように格納手段に格納されたフレームの送信を制御するステップとを含む。
本発明のある局面によれば、制御手段が、複数の光加入者線終端装置の中の特定の光加入者線終端装置宛てのユニキャストフレームと、複数相手用フレームの中で特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームとの合計の送信レートが所定レート以下となるように格納手段に格納されたフレームの送信を制御するので、予め設定されたシェーピングレート以上のレートでクライアントがネットワークリソースを使用することを防止することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態における通信システムの全体構成を示すブロック図である。この通信システムは、局側装置であるOLT1と、宅側装置である複数のONU#1〜ONU#N(2−1〜2−N)とを含む。OLT1と、ONU#1〜ONU#N(2−1〜2−N)とはPONによって接続される。
また、OLT1は、インターネットなどの広域ネットワーク(以下、上位ネットワークと呼ぶ。)に接続される。また、ONU#1〜ONU#N(2−1〜2−N)は、LAN(Local Area Network)などの宅内ネットワークを介して端末に接続される。
図2は、本発明の実施の形態におけるOLT1の概略構成を示すブロック図である。このOLT1は、上位ネットワークからの下りフレームを受信するSNI(Service Network Interface)下り受信部11と、SNI下り受信部11によって受信されたフレームを振り分けるフレーム振り分け処理部12と、フレーム振り分け処理部12によって振り分けられたフレームを蓄積するバッファ13と、フレームを送信する際に送信先ONUを判定する送信先ONU判定部14と、ONU#1〜ONU#N(2−1〜2−N)に対して下りフレームを送信するPON下り送信部15と、各ONUに対するシェーピング演算を行なうシェーピング演算処理部16と、各ONUに対する下りフレームのスケジューリングを行なうスケジューリング処理部17と、ONU#1〜ONU#N(2−1〜2−N)からの上りフレームを受信するPON上り受信部18と、PON上り受信部18によって受信されたフレームを振り分けるフレーム振り分け処理部19と、フレーム振り分け処理部19によって振り分けられたマルチキャスト制御フレームを参照して各ONUのマルチキャストグループへの加入/脱退を監視するマルチキャストグループ監視処理部20と、各ONUのマルチキャストグループへの加入状況を記憶するマルチキャストグループテーブル21と、フレーム振り分け処理部19によって振り分けられた上りフレームを上位ネットワークに送信するSNI上り送信部22とを含む。
SNI下り受信部11は、上位ネットワークを介して下りフレームを受信し、フレーム振り分け処理部12に転送する。この下りフレームには、各ONU宛てのユニキャストフレーム、マルチキャストフレーム、ブロードキャストフレーム、制御フレームなどが含まれる。
フレーム振り分け処理部12は、SNI下り受信部11から転送されたフレームおよびマルチキャストグループ監視処理部20から転送されたマルチキャスト制御フレームを受け、フレームの種別および宛先ONUに応じてバッファ13内の各FIFO(First In First Out)に振り分けて蓄積する。
バッファ13は、各ONU宛てのフレームがそれぞれ蓄積されるONU 1 FIFO〜ONU N FIFO(31−1〜31−N)と、マルチキャストグループ毎のマルチキャストフレームが蓄積されるMCAST 1 FIFO〜MCAST M FIFO(32−1〜32−M)と、ブロードキャストフレームが蓄積されるBCAST FIFO33とを含む。
スケジューリング処理部17は、バッファ13内の各FIFOのフレーム蓄積量を参照し、フレームが蓄積されているFIFOの中でラウンドロビン方式によりFIFOを選択し、バッファ13に送信FIFO指示を出力することによりFIFOに蓄積されているフレームを順次送信先ONU判定部14に転送させる。
このとき、スケジューリング処理部17は、ONUごとに設定された所定レート以上にフレームを送信すると、シェーピング演算処理部16からバックプレッシャ指示を受ける。バックプレッシャ指示を受けたスケジューリング処理部17は、バッファ13内の当該ONUに相当するFIFOにフレームが蓄積されていたとしてもフレーム送信指示を行なわない。その結果、バックプレッシャ指示をされていないONUへのみフレーム送信指示が行なわれるため、シェーピングされているONUへの帯域がシェーピングされていないONUへ再分配されることになる。
すなわち、PONシステムは光ファイバを共有するネットワークであるがゆえに、光加入者線端局装置から光加入者線終端装置への合計送信レートが一定であるため、あるONUに分配されなかった残りの帯域が他のONUに再分配されることになる。
なお、本実施の形態における下りフレームのスケジューリング方法自体は、従来のスケジューリング方法が用いられる。スケジューリング方法の詳細については、本出願人が出願した特開2004−343734号公報、特開2007−49376号公報などを参照されたい。
PON上り受信部18は、ONU#1〜ONU#N(2−1〜2−N)からの光信号を電気信号に変換することにより上りフレームを受信し、フレーム振り分け処理部19に転送する。
フレーム振り分け処理部19は、PON上り受信部18から受けたフレームの種別を判定し、上位ネットワークを介して送信すべきデータフレームなどをSNI上り送信部22に転送し、マルチキャスト制御フレームをマルチキャストグループ監視処理部20に転送する。
SNI上り送信部22は、フレーム振り分け部19から転送されたデータフレームなどを上位ネットワークを介して送信する。
マルチキャストグループ監視処理部20は、フレーム振り分け処理部19から受けたマルチキャスト制御フレームを参照し、各ONUのマルチキャストグループへの加入/脱退を監視する。そして、各ONUごとにマルチキャストグループへの加入状況をマルチキャストグループテーブル21に記憶する。なお、この処理の詳細については後述する。
送信先ONU判定部14は、バッファ13から転送されたフレームの送信先およびフレームサイズを判定し、送信ONU情報をシェーピング演算処理部16に通知する。
送信先ONU判定部14は、バッファ13から転送されたフレームがユニキャストフレームであれば、そのユニキャストフレームの送信先のONUおよびフレームサイズをシェーピング演算処理部16に通知すると共に、そのユニキャストフレームをPON下り送信部15に転送する。
また、送信先ONU判定部14は、バッファ13から転送されたフレームがマルチキャストフレームであれば、そのマルチキャストグループを識別する。そして、マルチキャストグループテーブル21を参照することにより、そのマルチキャストグループに加入しているONUを判定し、加入ONUおよびフレームサイズをシェーピング演算処理部16に通知すると共に、そのマルチキャストフレームをPON下り送信部15に転送する。
また、送信先ONU判定部14は、バッファ13から転送されたフレームがブロードキャストフレームであれば、すべてのONUおよびフレームサイズをシェーピング演算処理部16に通知すると共に、そのブロードキャストフレームをPON下り送信部15に転送する。
PON下り送信部15は、送信先ONU判定部14から転送されたフレームを電気信号から光信号に変換し、ONU#1〜ONU#N(2−1〜2−N)に送信する。
シェーピング演算処理部16は、ONUごとにシェーピング演算を行なっており、ONU宛てのユニキャストフレームのフレームサイズおよびそのONUが加入するマルチキャストフレームのフレームサイズを考慮する。さらに、ブロードキャストフレームのフレームサイズを考慮するようにしてもよい。本実施の形態においてはトークンバケットを用いた場合を説明するが、これに限定されるものではない。このシェーピング演算処理の詳細は後述する。
図3は、図2に示すマルチキャストグループ監視処理部20の処理手順を説明するためのフローチャートである。マルチキャストグループ監視処理部20は、アイドル状態(S1)において各種タイマ(Generalタイマ、応答タイマ、削除完了タイマ)のタイムアウト、およびフレーム振り分け処理部19から転送されるマルチキャスト制御フレーム(Leave、Membership Report)の転送を監視しており、これらのイベントが発生したときに各処理が実行される。
Generalタイマは、定期的にエントリ確認を行なうために使用されるタイマであり、初期設定時に起動される。
まず、アイドル状態(S1)においてGeneralタイマのカウント満了を検知すると、定期的エントリ確認処理を行なう(S2)。具体的には、General Queryを生成し、フレーム振り分け処理部12に転送する。このGeneral Queryは、すべてのONUの状態を定期的に確認するために送信するマルチキャスト制御フレームである。フレーム振り分け処理部12は、General Queryをブロードキャストフレームとしてバッファ13内のBCAST FIFO33に蓄積する。
そして、次回のGeneral Query送信のためにGeneralタイマを起動し、各グループ内の各ONUごとに設定された応答タイマを起動する。この応答タイマは、General Queryを送信した後、所定時間内に各グループ内の各ONUからの応答があるか否かを検知するためのタイマである。定期的エントリ確認処理が終了すると、アイドル状態(S1)に戻る。
アイドル状態(S1)においてLeave受信または応答タイマ満了を検知すると、切断確認処理を行なう(S3)。このLeaveは、クライアントからの自発的なグループ離脱を示すマルチキャスト制御フレームである。フレーム振り分け処理部19は、PON上り受信部18からこのLeaveを受けると、マルチキャストグループ監視処理部20に転送する。
切断確認処理において、マルチキャストグループ監視処理部20は、Leaveを送信したONUまたは応答タイマ満了が検知されたONU宛てのGroup Specific Queryを生成し、フレーム振り分け処理部12に転送する。フレーム振り分け処理部12は、Group Specific Queryを対応のONU FIFOに蓄積する。このGroup Specific Queryは、マルチキャストグループの離脱を最終的に確認するためのマルチキャストグループ制御フレームである。また、マルチキャストグループ監視処理部20は、Group Specific Queryを送信したONUごとに削除完了タイマを起動する。切断確認処理が終了すると、アイドル状態(S1)に戻る。
アイドル状態(S1)においてMembership Report受信を検知すると、そのONUに対応する応答タイマおよび削除完了タイマを停止する(S4)。このMembership Reportは、クライアントによる新規グループへの加入要求、またはQueryに対する応答として受信されるマルチキャスト制御フレームである。フレーム振り分け処理部19は、PON上り受信部18からこのMembership Reportを受けると、マルチキャストグループ監視処理部20に転送する。
そして、ONUから受信したMembership Reportが新規グループへの加入要求(新規エントリ)を示すか否かが判定される(S5)。新規エントリでなければ(S5,No)、アイドル状態(S1)に戻る。新規エントリであれば(S5,Yes)、グループテーブル追加更新処理を行なう(S6)。
図4は、マルチキャストグループテーブル21の一例を示す図である。図4においては、マルチキャストグループAおよびBが登録されており、グループ別に各ONUが視聴中(加入中)であるか否かを示している。グループAは、ONU1、ONU5およびONU7が視聴中であり、グループBは、ONU1、ONU3およびONU6が視聴中であることを示している。
グループテーブル追加更新処理において、マルチキャストグループ監視処理部20は、マルチキャストグループテーブル21内の対応するグループリストに、Membership Reportを送信したONUを追加し(視聴中とし)、アイドル状態(S1)に戻る。
アイドル状態(S1)において削除完了タイマが満了すると、グループテーブル削除更新処理を行なう(S7)。具体的には、マルチキャストグループ監視処理部20が、マルチキャストグループテーブル21内の対応するグループリストから、Leaveを送信したONUおよび応答がなかったONUを削除する。
図5は、図2に示す送信先ONU判定部14の処理手順を説明するためのフローチャートである。送信先ONU判定部14は、アイドル状態(S11)においてバッファ13からフレーム送信イベントを受けると、そのフレームの宛先を参照してユニキャスト転送であるか、マルチキャスト転送であるか、またはブロードキャスト転送であるかを判定する(S12)。
フレーム送信イベントがユニキャスト転送であれば、送信先ONU判定部14は、シェーピング演算処理部16にその宛先ONUおよびフレームサイズを通知し(S13)、アイドル状態(S11)に戻る。
フレーム送信イベントがマルチキャスト転送であれば、送信先ONU判定部14は、マルチキャストグループテーブル21を検索してそのマルチキャストグループに加入しているONUを抽出し(S14)、シェーピング演算処理部16にそのマルチキャストグループの加入ONUおよびフレームサイズを通知し(S15)、アイドル状態(S11)に戻る。
図6は、マルチキャストフレームおよびマルチキャストグループの識別方法を説明するための図である。一例として、IP(Internet Protocol)v4マルチキャストトラフィック(IGMP(Internet Group Management Protocol))の場合を説明するが、たとえばIPv6マルチキャストトラフィック(MLD(Multicast Listener Discovery)プロトコル)などの場合も同様である。
図6(a)は、MAC(Media Access Control)DA(Destination Address)を参照してIPv4マルチキャストトラフィックを判別する場合を示す図である。MAC DAが“01:00:5E:00:00:00”〜“01:00:5E:7F:FF:FF”の範囲内にあるフレームがIPマルチキャストフレームと識別される。マルチキャストグループもこのMAC DAにマッピングされており、MAC DAがどの範囲内にあるかによってマルチキャストグループも識別することが可能である。
図6(b)は、宛先IPアドレスを参照してIPv4マルチキャストトラフィックを判別する場合を示す図である。フレームのTypeフィールドがIPv4を示す“0x0800”であり、かつヘッダ内の宛先IPアドレスが“224.0.0.0”〜“239.255.255.255”の範囲内にあるフレームがIPマルチキャストフレームと識別される。マルチキャストグループもこのIPアドレスにマッピングされており、IPアドレスがどの範囲内にあるかによってマルチキャストグループも識別することが可能である。
再び、図5に示すフローチャートの説明に戻る。フレーム送信イベントがブロードキャスト転送であれば、送信先ONU判定部14は、シェーピング処理部16に全てのONUおよびフレームサイズを通知し(S16)、アイドル状態(S11)に戻る。
図7は、図2に示すシェーピング演算処理部16の処理手順を説明するためのフローチャートである。なお、図7に示す処理は、ONU毎およびマルチキャスト毎に行なわれる。まず、シェーピング演算処理部16は、初期設定時にクレジットタイマを起動する。
シェーピング演算処理部16は、アイドル状態(S21)においてクレジットタイマの満了を検知すると、ONUに対応するクレジット値にトークン値を加算し、クレジットタイマを再度起動する(S22)。
次に、シェーピング演算処理部16は、ONUに対応するクレジット値が0以上であるか否かを判定する(S23)。クレジット値が0未満であれば(S23,No)、アイドル状態(S21)に戻る。また、クレジット値が0以上であれば(S23,Yes)、スケジューリング処理部17に対してそのONUのバックプレッシャ無効指示を出力し(S24)、アイドル状態(S21)に戻る。
また、アイドル状態(S21)において送信先ONU判定部14から送信ONUの通知を受けると、その送信先ONUに対応するクレジット値からフレームサイズ分を減算する(S25)。そして、シェーピング演算処理部16は、ONUに対応するクレジット値が0以上であるか否かを判定する(S26)。
クレジット値が0以上であれば(S26,Yes)、アイドル状態(S21)に戻る。また、クレジット値が0未満であれば(S26,No)、スケジューリング処理部17に対してそのONUのバックプレッシャ有効指示を出力し(S27)、アイドル状態(S21)に戻る。
図8は、トークンバケットを用いた場合のクレジット値の変化をグラフで表した図である。初期設定時にクレジット値が“0”にリセットされ、クレジットタイマの満了ごとにトークン値が加算される。したがって、時間とともにクレジット値が徐々に増加する。
フレーム送信イベントが発生すると、そのONUに対応するクレジット値からフレームサイズ分が減算される。このとき、クレジット値が0未満となると、シェーピング演算処理部16からスケジューリング処理部17に対してそのONUに対するバックプレッシャ指示が出力される。これによって、スケジューリング処理部17は、そのONUに対してフレームの送信を行なわないようにスケジューリングを行なう。
再びクレジット値が0以上になると、シェーピング演算処理部16はスケジューリング処理部17に対して出力していたバックプレッシャ指示を停止する。これによって、スケジューリング処理部17は、そのONUに対するフレームの送信スケジューリングを再開する。
なお、クレジット値が最大バースト値(最大送出許可量)になると、それ以上のトークン値は加算されない。また、トークン値はシェーピングレートに応じて決定される。
図9は、本発明の実施の形態におけるONU2の概略構成を示すブロック図である。このONU2は、OLT1からの下りフレームを受信するPON下り受信部41と、PON下り受信部41によって受信されたフレームを振り分ける下りフレーム振り分け処理部42と、下りフレーム振り分け処理部42によって振り分けられたマルチキャストフレームを端末へ転送すべきか否かを判定するマルチキャストフレーム転送判定部43と、マルチキャストフレーム転送判定部43から転送されたフレームを宅内ネットワークを介して端末に送信するUNI(User Network Interface)下り送信部44と、宅内ネットワークを介して端末からフレームを受信するUNI上り受信部45と、UNI上り受信部45によって受信された上りフレームを振り分ける上りフレーム振り分け処理部46と、上りフレーム振り分け処理部46によって振り分けられたフレームを蓄積するバッファメモリ47と、バッファメモリ47に蓄積されたフレームをOLT1によって許可された帯域内で送信するPON上り送信部48と、下りフレーム振り分け処理部42および上りフレーム振り分け処理部46によって振り分けられたマルチキャスト制御フレームを監視することにより、UNI配下の端末のマルチキャストグループへの加入/脱退を監視するマルチキャストグループ監視処理部49とを含む。
下りフレーム振り分け処理部42は、PON下り受信部41から受けた下りフレームをそのままマルチキャストフレーム転送判定部43に転送するとともに、マルチキャスト制御フレームを検出してマルチキャストグループ監視処理部49へ転送する。
マルチキャストフレーム転送判定部43は、下りフレーム振り分け処理部42から受けたフレームがマルチキャストフレームであれば、マルチキャストグループ監視処理部49からUNI配下の端末が加入するマルチキャストグループに関する情報を受け、そのマルチキャストグループに属すると判定したマルチキャストフレームをそのままUNI下り送信部44に転送し、それ以外のマルチキャストフレームを廃棄する。
また、マルチキャストフレーム転送判定部43は、下りフレーム振り分け処理部42から受けたフレームがマルチキャストフレーム以外のフレームであれば、そのフレームをそのままUNI下り送信部44に転送する。
上りフレーム振り分け処理部46は、UNI上り受信部45から受けた上りフレームをそのままバッファ47に転送するとともに、マルチキャスト制御フレームを検出してマルチキャストグループ監視処理部49へ転送する。
マルチキャストグループ監視処理部49は、下りフレーム振り分け処理部42および上りフレーム振り分け処理部46から受けたマルチキャスト制御フレームを監視することにより、UNI配下の端末が加入するマルチキャストグループを特定する。この処理は、OLT1内のマルチキャストグループ監視処理部20の処理に準ずる。
すなわち、下りフレーム振り分け処理部42からGeneral Queryを受けた後、所定時間内に上りフレーム振り分け処理部46からMembership Reportが転送されると、そのMembership Reportの内容を参照してマルチキャストグループへの加入を判定する。
また、下りフレーム振り分け処理部42からGroup Specific Queryを受けた後、所定時間内に上りフレーム振り分け処理部46からMembership Reportが転送されると、そのMembership Reportの内容を参照してマルチキャストグループへの加入を判定する。所定時間内に上りフレーム振り分け処理部46からMembership Reportが転送されなければ、マルチキャストグループからの離脱であると判定し、そのマルチキャストグループを削除する。
また、上りフレーム振り分け処理部46から端末による自発的なMembership ReportおよびLeaveを受けると、そのマルチキャストグループへの加入および離脱を判定する。
なお、Membership ReportおよびLeaveの生成は端末側で行なわれ、ONU2はそれを監視するのみである。したがって、これらのマルチキャスト制御フレームはそのままOLT1に転送される。
図1に示す通信システムにおいて、たとえばONU#1に対するシェーピングレートが100Mbpsに設定され、ONU#2に対するシェーピングレートが200Mbpsに設定されているとする。このシェーピングレートは、ユーザとの契約内容や、ONUの宅内ネットワークの速度などによって決定される。
また、OLT1が上位ネットワークと1Gbpsのレートで接続されているとする。たとえば、ONU#1宛ての下りトラフィックとONU#1が加入しているマルチキャストトラフィックとの合計が500Mbpsで送信されたとすると、OLT1はONU#1に対してPON区間に100Mbpsのトラフィックのみを送信し、残りの400Mbps分のトラフィックをバッファ13内のFIFOに蓄積する。
この500Mbpsのトラフィックが連続すれば、OLT1のバッファ13がオーバフローしてトラフィックロスが発生することになる。しかしながら、逆に言えば、平均的には100Mbpsのトラフィックであるが、瞬間的に500Mbpsのトラフィックが到着するなどの場合には、一旦OLT1内のバッファ13に蓄積され、PON区間においては最大でも100Mbpsで送信されることになり、トラフィックロスは起こらない。
このように、ONU#1宛ての下りトラフィックとONU#1が加入しているマルチキャストトラフィックとの合計が所定のシェーピングレートを超えないようにすることにより、OLT1にバッファを集中させ、ONU#1〜ONU#N(2−1〜2−N)には比較的小さいバッファのみを備えるようにすることができる。これによって、システム全体のコストを削減することができる。
また、マルチキャストフレームがOLT1のバッファ13に蓄積されている場合には、ONUのそれぞれのバッファにそのフレームが蓄積される場合と比較して、全体的なバッファのフレーム蓄積量を削減することができ、全体的なバッファ容量を削減することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態におけるOLT1によれば、ONU宛ての下りトラフィックとそのONUが加入しているマルチキャストトラフィックとの合計が所定のシェーピングレートを超えないようにしたので、通信システム全体のコストを削減することが可能となった。
また、予め設定されたシェーピングレート以上のレートでクライアントがネットワークリソースを使用することを防止することが可能となった。
また、各ONUの送信レートがそれぞれのシェーピングレート以下となるようにしたので、残りの帯域を他のONUに割り当てることができ、帯域割り当てを効率的に行なうことが可能となった。
また、さらにブロードキャストフレームを含めたトラフィックのレートがシェーピングレート以下となるようにすることにより、さらに適切なシェーピング処理を行なうことが可能となった。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 OLT、2−1〜2−N ONU、11 SNI下り受信部、12,19 フレーム振り分け処理部、13 バッファ、14 送信先ONU判定部、15 PON下り送信部、16 シェーピング演算処理部、17 スケジューリング処理部、18 PON上り受信部、20 マルチキャストグループ監視処理部、21 マルチキャストグループテーブル、22 SNI上り送信部、31−1〜31−N ONU FIFO、32−1〜32−M MCAST FIFO、33 BCAST FIFO、41 PON下り受信部、42 UNI下り送信部、43 制御フレーム処理部、44 UNI上り受信部、45 バッファメモリ、46 PON上り送信部。
Claims (7)
- 上位ネットワークから受信したフレームを複数の光加入者線終端装置に送信する光加入者線端局装置であって、
フレームを格納する格納手段と、
前記上位ネットワークから受信したフレームをユニキャストフレームと複数相手用フレームとに振り分けて前記格納手段に格納する振り分け手段と、
前記複数の光加入者線終端装置の中の特定の光加入者線終端装置宛てのユニキャストフレームと、前記複数相手用フレームの中で前記特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームとの合計の送信レートが所定レート以下となるように前記格納手段に格納されたフレームの送信を制御する制御手段とを含む、光加入者線端局装置。 - 前記複数相手用フレームは、マルチキャストフレームである、請求項1記載の光加入者線端局装置。
- 前記制御手段は、前記複数の光加入者線終端装置に送信するフレームのスケジューリングを行なうスケジューリング手段と、
前記スケジューリング手段によるスケジューリングに応じて前記格納手段から出力されたユニキャストフレームおよびマルチキャストフレームの宛先を判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定されたユニキャストフレームおよびマルチキャストフレームの宛先に応じて前記特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームの送信レートを演算し、該送信レートが前記所定レート以下となるように前記スケジューリング手段のスケジューリングを制御する演算手段とを含む、請求項2記載の光加入者線端局装置。 - 前記制御手段はさらに、マルチキャストグループに加入する光加入者線終端装置を監視する監視手段と、
前記監視手段によって検出された光加入者線終端装置のマルチキャストグループへの加入状況を記憶する記憶手段とを含み、
前記判定手段は、前記記憶手段に記憶されたマルチキャストグループへの加入状況を参照して、前記マルチキャストフレームの宛先を判定する、請求項3記載の光加入者線端局装置。 - 前記複数相手用フレームは、ブロードキャストフレームである、請求項1記載の光加入者線端局装置。
- PONシステムにおいて、上位ネットワークからフレームを受信する光加入者線端局装置と、該光加入者線端局装置から送出されたフレームを受信して宅内ネットワークに送信する複数の光加入者線終端装置とを含んだ通信システムであって、
前記光加入者線端局装置は、フレームを格納する格納手段と、
前記上位ネットワークから受信したフレームをユニキャストフレームと複数相手用フレームとに振り分けて前記格納手段に格納する振り分け手段と、
前記複数の光加入者線終端装置の中の特定の光加入者線終端装置宛てのユニキャストフレームと、前記複数相手用フレームの中で前記特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームとの合計の送信レートが所定レート以下となるように前記格納手段に格納されたフレームの送信を制御する制御手段とを含み、
前記複数の光加入者線終端装置のそれぞれは、前記光加入者線端局装置からフレームを受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信されたフレームを前記宅内ネットワークに送信する送信手段とを含む、通信システム。 - 上位ネットワークから受信したフレームを複数の光加入者線終端装置に送信する光加入者線端局装置のフレーム送信方法であって、
前記上位ネットワークから受信したフレームをユニキャストフレームと複数相手用フレームとに振り分けて格納手段に格納するステップと、
前記複数の光加入者線終端装置の中の特定の光加入者線終端装置宛てのユニキャストフレームと、前記複数相手用フレームの中で前記特定の光加入者線終端装置に送信すべきフレームとの合計の送信レートが所定レート以下となるように前記格納手段に格納されたフレームの送信を制御するステップとを含む、フレーム送信方法。
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---|---|---|---|---|
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- 2007-10-22 JP JP2007273763A patent/JP2009105539A/ja active Pending
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