JP2009101861A - 車両用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】マーク画像の表示面積を大きくしないでマーク画像の視認性を向上できる車両用表示装置を提供する。
【解決手段】車両用表示装置1は、自車両に備わる機器の動作状況と自車両の走行モードとのいずれかを知らせるインジケータと、機器の動作異常を知らせるウォーニングとのいずれかのマークを表すマーク部71とマーク部71の背景を表す背景部72とを有するマーク画像7を表示可能な表示パネル2と、マーク画像7を表示可能なように液晶パネル2の表示状態を制御する制御手段3,4とを備え、制御手段3,4が、マーク部71の明度より高い明度で背景部72を液晶パネル2に表示させる。これにより、マーク画像の表示面積を大きくしないでマーク画像の視認性を向上できる。
【選択図】図3
【解決手段】車両用表示装置1は、自車両に備わる機器の動作状況と自車両の走行モードとのいずれかを知らせるインジケータと、機器の動作異常を知らせるウォーニングとのいずれかのマークを表すマーク部71とマーク部71の背景を表す背景部72とを有するマーク画像7を表示可能な表示パネル2と、マーク画像7を表示可能なように液晶パネル2の表示状態を制御する制御手段3,4とを備え、制御手段3,4が、マーク部71の明度より高い明度で背景部72を液晶パネル2に表示させる。これにより、マーク画像の表示面積を大きくしないでマーク画像の視認性を向上できる。
【選択図】図3
Description
本発明は、インジケータとウォーニングのいずれかを表すマーク画像を表示する車両用表示装置に関するものである。
近年、車両用表示装置で表示される情報の個数が増加し、インジケータやウォーニングの各表示面積を小さくしている。インジケータは、自車両に備わる機器の動作状況や自車両の走行モードを知らせる表示あり、ウォーニングは、自車両に備わる機器の動作異常を知らせる表示である。また、マトリックス状に複数の画素が形成されている液晶パネル等の表示パネルを備え、インジケータとウォーニングのいずれかを表すマーク画像を表示パネルに表示させる車両用表示装置が開示されている(特許文献1を参照)。
この車両用表示装置は、走行状況に応じて、マーク画像を含めて複数の情報画像の内から所望の情報画像を選択し、この情報画像を所定の表示面積で表示パネルに表示させる。例えば、自車両に乗り込みイグニッションスイッチをオンした際、所望のインジケータを表すマーク画像と、所望のウォーニングを表すマーク画像とを、それぞれ、所定の表示面積で表示する。この際、大きな表示面積を必要とする当該車両の速度や当該車両のエンジン回転数を表す情報画像等を表示しないため、所望のインジケータやウォーニングを表す各マーク画像の表示面積を大きくできる。これにより、各マーク画像の視認性を向上している。
特開平9−123848号公報
しかし、上述の従来技術では、走行状況に応じて選択されていないマーク画像を表示させなければならない場合があるため、各マーク画像を確実に表示させる点で一定の限界がある。一方、所望のマーク画像を選択して大きな表示面積で表示させることをやめれば、マーク画像の表示面積が小さくなり、このため、マーク画像の視認性が低下する。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、マーク画像の表示面積を大きくしないでマーク画像の視認性を向上できる車両用表示装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の車両用表示装置は、自車両に備わる機器の動作状況と自車両の走行モードとのいずれかを知らせるインジケータと、機器の動作異常を知らせるウォーニングとのいずれかのマークを表すマーク部とマーク部の背景を表す背景部とを有するマーク画像を表示可能な表示パネルと、マーク画像を表示可能なように表示パネルの表示状態を制御する制御手段とを備え、制御手段が、マーク部の明度より高い明度で背景部を表示パネルに表示させることを特徴とする。
この構成では、マーク画像がマーク部と背景部とを有し、マーク部の明度より高い明度で背景部を表示する。これにより、マーク部より表示面積が大きい背景部をマーク部の明度より高い明度で表示するため、マーク部と背景部との明度差によりマーク部の視認性を確保しつつ、マーク画像の平均明度を高めることができる。このため、マーク画像の表示面積を大きくしないでマーク画像の視認性を向上できる。
請求項2に記載の車両用表示装置は、制御手段が、3次元コンピュータグラフィックによって背景部を表示パネルに表示させることを特徴とする。3次元コンピュータグラフィックによって背景部を強調してマーク画像を表示できるため、マーク画像の表示面積を大きくしないでマーク画像の視認性をより向上できる。
請求項3に記載の車両用表示装置は、所定時間の動画でマーク画像を表示パネルに表示した後に静止画でマーク画像を表示パネルに表示させることによって、マークが表す情報を知らせることを特徴とする。所定時間の動画によってマーク画像を強調して表示できるため、マーク画像の表示面積を大きくしないでマーク画像の視認性をより向上できる。
以下、本発明による車両用表示装置を図面に基づいて説明する。
図1に示す車両用表示装置1は、電力により駆動力を発生する電動機と内燃機関により駆動力を発生するエンジンとを併用して走行するハイブリッド電気自動車(ハイブリッド車両)に搭載される。車両用表示装置1は、表示パネルである液晶パネル2と、制御手段であるCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)3と描画IC(集積回路)4と、ROM(リード・オンリー・メモリ)31と、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)34と、画像メモリ41とを備える。
マトリックス状に複数の画素が形成されている液晶パネル2は、図示しない薄膜トランジスタ(TFT)によって駆動されるタイプのアクティブマトリックス方式の液晶パネルである。また、各画素は、赤色画素と緑色画素と青色画素を内蔵し、TFTのゲートに電圧を印加することによって各画素において赤色画素と緑色画素と青色画素に印加する電圧を制御し、これにより、各画素において赤色画素と緑色画素と青色画素の各光透過率を制御する。図示しない白色光を発する発光ダイオードが、液晶パネル2の背後に配置されて液晶パネル2を透過照明する。赤色画素と緑色画素と青色画素の各光透過率が制御されている各画素を発光ダイオードが透過照明することによって、液晶パネル2にフルカラー表示をさせる。
CPU3は、当該ハイブリッド車両のハイブリッド制御装置(HybridECU)10からパワー信号と速度信号とインジケータ/ウォーニング(I/W)信号とを取り込み、描画IC4に入力させる。CPU3は、当該自動車のイグニッションスイッチ11を介してバッテリ12から給電されて動作する。
なお、パワー信号は、当該ハイブリッド車両の電動機の電動パワーを表す信号であり、電動パワーには、電動機から電動パワーが出力される場合(当該ハイブリッド車両の駆動輪を駆動する場合)と、電動機へ電動パワーが吸収される場合(回生発電の場合)とがある。また、速度信号は、当該ハイブリッド車両の車速を表す信号である。
I/W信号は、当該ハイブリッド車両に備わる機器の動作状況や当該ハイブリッド車両の走行モードを知らせるインジケータ情報や、当該ハイブリッド車両に備わる機器の動作異常を知らせるウォーニング情報を表す信号である。例えば、I/W信号は、当該ハイブリッド車両の走行モードを表す信号や、当該ハイブリッド車両のトランスミッションのギヤシフト位置を表す信号や、電動機を駆動するための高圧バッテリの電圧異常を表す信号等を有する。
ROM31は、ポリゴンデータ記憶部32と画像データ記憶部33とを備え、図2に示す画像5,6,7−9のポリゴンデータがポリゴンデータ記憶部32に記憶され、画像5,6,7−9の画像データが画像データ記憶部33に記憶されている。ポリゴンデータは、画像5,6,7−9の表示空間を分割した複数のポリゴン(一般には、3角形の平面)からなり、画像データは、各ポリゴンに貼り付けられるテクスチャからなる。即ち、画像データの各テクスチャを、ポリゴンデータの各ポリゴンに貼り付けることによって、画像5,6,7−9が液晶パネル2に描画される。
CPU3からの指示により、ポリゴンデータがポリゴンデータ記憶部32からRAM34に転送され、画像データが画像データ記憶部33から画像メモリ41へ転送され、描画IC4は、RAM34のポリゴンデータと、画像メモリ41の画像データと、入力したパワー信号と速度信号とI/W信号とに基づいて、各画素において赤色画素と緑色画素と青色画素に印加する電圧を制御し、複数の画素の各表示状態を制御する。この表示状態は、複数のフレームの画像を連続的に切り替えて制御され、具体的には、1秒間に30フレームの画像を連続的に切り替えて制御され、これにより、後述するマーク画像8,9の動きが表示される。
なお、ポリゴンデータをRAM34に転送しないで、且つ、画像データを画像メモリ41へ転送しないで、ポリゴンデータ記憶部32のポリゴンデータと、画像データ記憶部33の画像データとに基づいて、描画IC4が複数の画素の各表示状態を制御する構成とすることも可能である。以上の構成により、図2に示すように、画像5,6,7−9を液晶パネル2に表示させる。
パワーメータ画像5は、電動機の電動パワーを表し、パワー信号に応じて回動する指針を表す指針画像51と、目盛を表す目盛画像52と、文字を表す文字画像53とを備える。速度メータ画像6は、当該ハイブリッド車両の車速を表し、速度信号に応じて回動する指針を表す指針画像61と、目盛を表す目盛画像62と、文字を表す文字画像63とを備える。例えば、指針画像51、61を黄緑色で表示し、目盛画像52、62と文字画像53、63を白色で表示し、これらの背景を黒色で表示する。
マーク画像7は、図3において、マーク部71と、マーク部71の背景を表す背景部72とを有する。マーク部71は、当該ハイブリッド車両に備わる機器であるトランスミッションの動作状況であるギヤシフト位置を知らせるインジケータのマークである文字「P,R,D,S3」を表す。なお、図3は、ドライビング位置のマーク「D」を表示するマーク画像7を示し、図2において、文字「P,R,N,S3」を表示しない。
図3において、マーク部71の明度より高い明度で背景部72を表示する。例えば、マーク部71を黒色で表示し、黒色より明度が高い黄緑色で背景部72を表示する。これにより、マーク部71より表示面積が大きい背景部72をマーク部71の明度より高い明度で表示するため、マーク部71と背景部72との明度差によりマーク部71の視認性を確保しつつ、マーク画像7の平均明度を高めることができる。このため、マーク画像7の表示面積を大きくしないでマーク画像7の視認性を向上できる。
マーク画像8は、図4(b)において、マーク部81aと、マーク部81aの背景を表す背景部82a、82b、82cとを有する。マーク部81aは、当該ハイブリッド車両に備わる機器である高圧バッテリの動作異常である電圧異常を知らせるウォーニングのマークを表す。背景部82a、82b、82cは、3次元コンピュータグラフィックによって、液晶パネル2において3次元の仮想空間に表示される。
具体的に、マーク画像8の表示空間を分割した複数のポリゴンを、ポリゴンデータ記憶部に記憶しておき、マーク部81aをテクスチャとして画像データ記憶部33に記憶しておく。マーク部81aを表すテクスチャを、各ポリゴンに貼り付けることによって、図4(b)に示すように、3次元コンピュータグラフィックによって液晶パネル2において3次元の仮想空間に表示されたマーク画像8を表示できる。背景部82a、82b、82cが3次元コンピュータグラフィックによって表示されるため、背景部82a、82b、82cを強調してマーク画像8を表示できる。このため、マーク画像8の表示面積を大きくしないでマーク画像8の視認性を向上できる。
ここで、高圧バッテリの電圧異常を知らせるためにマーク画像8を表示する際、図4(a)に示すようにマーク部81bと背景部82dとを有するマーク画像80を表示し、この後、図4(b)において矢印G1にしたがって、マーク部81aが形成された背景部82aを移動させるとともに、背景部82b、82cを伸張させてマーク画像8を表示する。即ち、マーク画像8を、図4(a)に示すマーク画像80から図4(b)に示すマーク画像8に変化する所定時間の動画として表示し、この後、マーク画像8の静止画として表示する。
具体的には、1秒間に30フレームの画像を連続的に切り替え、これにより、マーク画像8を、マーク画像80からマーク画像8に変化する例えば1秒間の動画として表示し、この後、マーク画像8の静止画を表示する。この動画によってマーク画像8を強調して表示できるため、マーク画像8の表示面積を大きくしないでマーク画像8の視認性を向上できる。
図4において、マーク部81a,81bの明度より高い明度で背景部82a−82dを表示する。例えば、マーク部81a,81bを黒色で表示し、黒色より明度が高い黄緑色で背景部82a−82dを表示する。これにより、マーク部81a,81bより表示面積が大きい背景部82a−82dをマーク部81a,81bの明度より高い明度で表示するため、マーク部81a,81bと背景部82a−82dとの明度差により81a,81bの視認性を確保しつつ、マーク画像8の平均明度を高めることができる。このため、マーク画像8の表示面積を大きくしないでマーク画像8の視認性を向上できる。
なお、図4(b)において、背景部82a−82cの立体感を高めるため、背景部82a、82b、82cの順に明度が低くなるように、背景部82a、82b、82cを表示する。
マーク画像9は、図5(a)において、マーク部91a、91bと、マーク部91a、91bの背景を表す背景部92a、92b、92cとを有する。マーク部91a、91bは、当該ハイブリッド車両の走行モード知らせるインジケータのマークである文字「NORMAL,ECO」を表す。文字「ECO」は、瞬間燃費が高いエコノミー・エコロジー(エコ)走行モードを表し、文字「NORMAL」は、通常走行モードを表す。図5(a)に示すマーク画像9は、エコ走行モードであることを示し、図5(b)に示すマーク画像90は、通常走行モードであることを示す。背景部92a、92b、92cは、3次元コンピュータグラフィックによって、液晶パネル2において3次元の仮想空間に表示される。
具体的に、マーク画像9、90の表示空間を分割した複数のポリゴンを、ポリゴンデータ記憶部に記憶しておき、マーク部91a、91bをテクスチャとして画像データ記憶部33に記憶しておく。マーク部91a、91bを表すテクスチャを、各ポリゴンに貼り付けることによって、図5(a)と図5(b)に示すように、3次元コンピュータグラフィックによって液晶パネル2において3次元の仮想空間に表示されたマーク画像9,90を表示できる。背景部92a、92b、92cが3次元コンピュータグラフィックによって表示されるため、背景部92a、92b、92cを強調してマーク画像9、90を表示できる。このため、マーク画像9,90の表示面積を大きくしないでマーク画像9,90の視認性を向上できる。
ここで、マーク画像9が示すエコ走行モードからマーク画像90が示す通常走行モードへのモード変更を知らせるため、図5(a)において矢印G2にしたがって、マーク部91bが形成されている背景部92bを背景部92aの位置へ90度回転させるようにマーク画像9を回転させて、図5(b)に示すマーク画像90を表示する。即ち、マーク画像9、90を、図5(a)に示すマーク画像9から図5(b)に示すマーク画像90に変化する所定時間の動画として表示し、この後、マーク画像90の静止画として表示する。
具体的には、1秒間に30フレームの画像を連続的に切り替え、これにより、マーク画像9、90を、マーク画像9からマーク画像90に変化する例えば1秒間の動画として表示し、この後、マーク画像90の静止画を表示する。この動画によってマーク画像9、90を強調して表示できるため、マーク画像9,90の表示面積を大きくしないでマーク画像9,90の視認性をより向上できる。
一方、マーク画像90が示す通常走行モードからマーク画像9が示すエコ走行モードへのモード変更を知らせるため、マーク画像9、90を、図5(b)に示すマーク画像90から図5(a)に示すマーク画像9に変化する動画として表示し、この後、マーク画像9の静止画として表示する。
図5において、マーク部91a,91bの明度より高い明度で背景部92a−92cを表示する。例えば、マーク部91a,91bを黒色で表示し、黒色より明度が高い黄緑色で背景部92a−92cを表示する。これにより、マーク部91a,91bより表示面積が大きい背景部92a−92cをマーク部91a,91bの明度より高い明度で表示するため、マーク部91a,91bと背景部92a−92cとの明度差によりマーク部91a,91bの視認性を確保しつつ、マーク画像9,90の平均明度を高めることができる。
なお、図5において、背景部92a−92cの立体感を高めるため、背景部92a、92b、92cの順に明度が低くなるように、背景部92a、92b、92cを表示する。
次に、マーク画像7−9,90の表示においてCPU3が実行する制御フローを、エコ走行モードから通常走行モードへモード変更した場合のマーク画像9,90の表示を例にして、図6に基づいて説明する。
イグニッションスイッチ11がオンされて制御フローがスタートし、ステップS10でCPU3は、ハイブリッド制御装置10からI/W信号を入力する。ステップS20で、ステップS10で入力したI/W信号に基づいて、エコ走行モードから通常走行モードへモード変更したか否かを判定する。
ステップS20がNOの場合、即ち、エコ走行モードから通常走行モードへモード変更がされていない場合、この制御フローを終了し、マーク画像9を表示し続ける。一方、ステップS20がYESの場合、即ち、エコ走行モードから通常走行モードへモード変更がされた場合、ステップS30で、マーク画像9からマーク画像90に変化する動画と、マーク画像90の静止画とを表示するため必要なポリゴンデータと画像データとをセットする。
ステップS40で、CPU3からの指示により、描画IC4は、ステップS30でセットされたポリゴンデータの各ポリゴンに画像データの各テクスチャを貼り付けて、フレーム毎に、マーク画像9からマーク画像90に変化する画像を液晶パネル2に描画する。これにより、マーク画像9からマーク画像90に変化する動画を表示し、この後、マーク画像90の静止画を表示する。
以上、本実施形態による車両用表示装置1は、自車両に備わる機器の動作状況と自車両の走行モードとのいずれかを知らせるインジケータと、機器の動作異常を知らせるウォーニングとのいずれかのマークを表すマーク部71,81a,81b,91a,91bとマーク部71,81a,81b,91a,91bの背景を表す背景部72,82a−82d,92a−92cとを有するマーク画像7,8,80,9,90を表示可能な表示パネルである液晶パネル2と、マーク画像7,8,80,9,90を表示可能なように液晶パネル2の表示状態を制御する制御手段であるCPU3と描画IC4とを備え、CPU3と描画IC4が、マーク部71,81a,81b,91a,91bの明度より高い明度で背景部72,82a−82d,92a−92cを液晶パネル2に表示させる。これにより、マーク画像の表示面積を大きくしないでマーク画像の視認性を向上できる。
(変形例)
上述の例では、高圧バッテリの電圧異常を知らせるためにマーク画像8を表示する際、図4において、マーク画像80からマーク画像8に変化する1秒間の動画として表示し、この後、マーク画像8の静止画を表示したが、これに限らない。例えば、2秒間の動画とすることも可能であり、マーク画像80と動画を無くしてマーク画像8の静止画のみを表示することも可能である。
上述の例では、高圧バッテリの電圧異常を知らせるためにマーク画像8を表示する際、図4において、マーク画像80からマーク画像8に変化する1秒間の動画として表示し、この後、マーク画像8の静止画を表示したが、これに限らない。例えば、2秒間の動画とすることも可能であり、マーク画像80と動画を無くしてマーク画像8の静止画のみを表示することも可能である。
また、上述の例では、エコ走行モードから通常走行モードへのモード変更を知らせるため、マーク画像9、90を、図5(a)に示すマーク画像9から図5(b)に示すマーク画像90に90度回転する1秒間の動画として表示し、この後、マーク画像90の静止画として表示したが、これに限らない。例えば、マーク画像9からマーク画像90に3回転する2秒間の動画として表示し、この後、マーク画像90の静止画として表示することも可能であり、マーク画像9からマーク画像90に1フレームで、即ち、1/30秒で切り替えるようにすることも可能である。
また、上述の例では、図6のステップS40で、描画IC4は、ステップS30でセットされたポリゴンデータの各ポリゴンに画像データの各テクスチャを貼り付けて、マーク画像9からマーク画像90の動画と、マーク画像90の静止画を表示したが、これに限らない。図6のステップS40で、描画IC4は、ステップS30でセットされた画像データを用いて、マーク画像9からマーク画像90の動画とマーク画像90の静止画を表示を行うことも可能である。
この場合、図1において、ポリゴンデータ記憶部32を用いない構成とし、マーク画像9からマーク画像90の動画とマーク画像90の静止画を表示するために必要な画像データを、画像データ記憶部33に記憶しておき、ステップS30で、この画像データをセットする。ステップS40で、描画IC4は、ステップS30でセットされた画像データを用いて、マーク画像9からマーク画像90の動画とマーク画像90の静止画を表示を行う。これによっても上述と同様の効果を得ることができる。
また、上述の例では、車両用表示装置1をハイブリッド車両に使用したが、エンジンのみによって走行する自動車に使用することも可能である。
また、液晶パネル2を、フルカラー表示をしないモノクロ液晶パネルとすることも可能である。
また、受光型(非発光型)の表示パネルである液晶パネル2の代わりに、発光型の表示パネルであるEL(エレクトロ・ルミネセンス)表示パネルを使用することも可能である。
また、上述した例に限らないで、これらの組み合わせや、他の種々の変形例が考えられる。
1 車両用表示装置、2 液晶パネル(表示パネル)、3 CPU(制御手段)
31 ROM、32 ポリゴンデータ記憶部、33 画像データ記憶部、34 RAM
4 描画IC(制御手段)、41 画像メモリ、5 パワーメータ画像、51 指針画像
52 目盛画像、53 文字画像、6 速度メータ画像、61 指針画像
62 目盛画像、63 文字画像、7−9 マーク画像、71−91 マーク部
72−92 背景部、10 ハイブリッドECU、11 イグニッションスイッチ
12 バッテリ
31 ROM、32 ポリゴンデータ記憶部、33 画像データ記憶部、34 RAM
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52 目盛画像、53 文字画像、6 速度メータ画像、61 指針画像
62 目盛画像、63 文字画像、7−9 マーク画像、71−91 マーク部
72−92 背景部、10 ハイブリッドECU、11 イグニッションスイッチ
12 バッテリ
Claims (3)
- 自車両に備わる機器の動作状況と前記自車両の走行モードとのいずれかを知らせるインジケータと、前記機器の動作異常を知らせるウォーニングとのいずれかのマークを表すマーク部と前記マーク部の背景を表す背景部とを有するマーク画像を表示可能な表示パネルと、
前記マーク画像を表示可能なように前記表示パネルの表示状態を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記マーク部の明度より高い明度で前記背景部を前記表示パネルに表示させることを特徴とする車両用表示装置。 - 前記制御手段は、3次元コンピュータグラフィックによって前記背景部を前記表示パネルに表示させることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
- 前記制御手段は、所定時間の動画で前記マーク画像を前記表示パネルに表示した後に静止画で前記マーク画像を前記表示パネルに表示させることによって、前記マークが表す情報を知らせることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用表示装置。
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