JP2009100797A - 陳列台 - Google Patents

陳列台 Download PDF

Info

Publication number
JP2009100797A
JP2009100797A JP2007272842A JP2007272842A JP2009100797A JP 2009100797 A JP2009100797 A JP 2009100797A JP 2007272842 A JP2007272842 A JP 2007272842A JP 2007272842 A JP2007272842 A JP 2007272842A JP 2009100797 A JP2009100797 A JP 2009100797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display stand
top plate
covering
main body
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007272842A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5196944B2 (ja
Inventor
Koichi Kato
孝一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Calbee Foods Co Ltd
Original Assignee
Calbee Foods Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calbee Foods Co Ltd filed Critical Calbee Foods Co Ltd
Priority to JP2007272842A priority Critical patent/JP5196944B2/ja
Publication of JP2009100797A publication Critical patent/JP2009100797A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5196944B2 publication Critical patent/JP5196944B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Abstract

【課題】陳列台の外観を容易に変更すること。
【解決手段】陳列台10は、陳列物が陳列される陳列面12を備える天板18、この天板18の周囲を囲むように備えられる段ボール紙からなる筒体20および筒体20の内側に配置され、天板18を支持する支持体22とを有する本体14と、本体14の周囲を覆い、本体14に対し着脱可能に装着され、その表面の少なくとも一部に化粧処理が施されている被覆体16とを有するものとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、店頭等において商品を売る際に商品を陳列させる陳列台に関する。
従来から、青果物売り場等の店頭では商品の見栄えを良くするために、商品を陳列台に陳列させて販売している。また、商品を陳列台に陳列させて販売する場合、商品の出所を分かり易くしたり、店頭や商品等の外観をより良くするために、陳列台に装飾を施すことがある。特許文献1には、装飾が施された仕切り板によって、商品が陳列される陳列面を複数の領域に区画することが可能な陳列台が開示されている。
特開2006―20844号公報(図11)
しかしながら、特許文献1に開示されている陳列台では、仕切り板の外観を変更したい場合、該仕切り板の装飾の上から、再度、新たな装飾を施すか、または、新たな装飾が施された仕切り板を用意する必要がある。また、陳列台の本体部分の外観を変更したい場合、該本体部分の装飾の上から、再度、新たな装飾を施すか、または、新たな装飾が施された本体部分を用意する必要がある。このように、陳列台の外観を新たなものに変更したい場合、その作業に手間がかかるといった問題がある。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外観を容易に変更することが可能な陳列台を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明の陳列台は、陳列物が陳列される陳列面を備える天板、この天板の周囲を囲むように備えられる段ボール紙からなる筒体および筒体の内側に配置され、天板を支持する支持体とを有する本体と、本体の周囲を覆い、本体に対し着脱可能に装着され、その表面の少なくとも一部に化粧処理が施されている被覆体とを有するものである。
このように構成した場合には、被覆体を他の被覆体に換えることで、容易に陳列台の外観を変更することが可能となる。また、本体は支持体によって支持されているため、本体の上下方向に対する耐荷重性の向上を図ることが可能となる。また、筒体は段ボール紙からなるため、本体の強度を確保しつつ、軽量化を図ることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、被覆体は、本体の一方の側から本体を挿入可能な筒形状または袋形状を呈するものである。このように構成した場合には、被覆体を本体に対して容易に着脱することが可能となる。また、被覆体を本体から脱落しないように取り付けることが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、支持体は、筒体の内側面のうち互いに離間した側面に内接するものである。このように構成した場合には、本体の側方に対する剛性を向上させることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、天板は、筒体の内側であり、かつ筒体の上縁より下方の位置に配置されているものである。このように構成した場合には、本体の上縁部近傍には、天板の周囲を囲む壁面が形成されるため、天板に載置された陳列物の落下を防止することが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、被覆体は、筒体において、天板が配置される位置よりも上方の領域となる側壁部の内側面を被覆する内側被覆部を有するものである。このように構成した場合には、側壁部の内側を含め、筒体の表面を被覆体によって覆うことができる。このため、陳列台の美観を向上させることが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、筒体は、その上部に内側に折り返される折返片を有し、折返片により側壁部が形成されているものである。このように構成した場合には、折返片により側壁部が二重構造となるため、筒体の強度を向上させることが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、天板には側方に向かって突出する突出部が設けられると共に、折返片には天板を筒体の内側に配置した際に突出部が嵌まる第1の嵌合穴が設けられているものである。このように構成した場合には、筒体に対して天板を固定することが可能となる。このため、天板が安定した状態を維持することが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、内側被覆部には第1の嵌合穴と対応するような第2の嵌合穴が設けられているものである。このように構成した場合には、筒体を被覆体で被覆した状態で天板を筒体に対して固定することが可能となる。このため、被覆体が筒体から脱落しにくくなると共に、天板の状態を安定化させることが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、被覆体は、段ボール紙より薄く、しかも蓋無し、かつ底無しの形状とされているものである。このように構成した場合には、被覆体の本体に対する着脱が容易となると共に、陳列台の軽量化を図ることが可能となる。
本発明によると、陳列台の外観を容易に変更することが可能となる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係る陳列台10について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明(各実施の形態に共通)において、図1〜図9に示す矢示X1方向を前、矢示X2方向を後、このX1方向とX2方向と水平方向で直交する方向となる矢示Y1方向を左、矢示Y2方向を右、このXY平面と直交する方向の矢示Z1方向を上および矢示Z2方向を下とそれぞれ規定する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る陳列台10の斜視図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る陳列台10の構成を示す分解斜視図であり、本体14と被覆体16を分離させた状態を示す図である。図3は、本発明の第1の実施の形態に係る陳列台10に用いられる本体14の分解斜視図である。図4は、図3中の支持体22の分解斜視図である。
図1に示すように、陳列台10は、商品を陳列するための水平面となる陳列面12を有する略直方体形状を呈する台である。なお、陳列台10を傾けて配置するときは陳列面12は斜面となる。図2に示すように、陳列台10は、本体14と、本体14の外側面を覆う被覆体16とを有する。本体14は、略直方体形状を呈しており、その上端部近傍に上述した陳列面12を有すると共に、底部は側面から伸びた部材によって塞がれている。被覆体16は四角形の断面を有する筒形状を呈し、蓋無し、底部無しの筒状となっている。また、被覆体16の表面には不図示の装飾が施されている。被覆体16は、例えば、本体14の上方から本体14の外側面を覆うように配置される。被覆体16は、その内周縁の形状が、本体14の外形形状と略同一形状となるように形成されている。そのため、被覆体16が本体14の外側に配置されても、被覆体16は本体14から容易に外れることはない。本実施の形態では、被覆体16の材料として、ボール紙等の厚紙が用いられているが、被覆体16の材料は厚紙に限定されるものではなく、木や樹脂等の他の材料を用いても良い。
本体14は、図3に示すように、陳列面12を有する天板18と、天板18の周囲に備えられる底部無しの筒体20と、筒体20の内側に配置され、天板18を支持する支持体22とを有する。また、図2に示すように、筒体20において天板18より上方に位置する部分は側壁部23となっている。この側壁部23は天板18の周囲を囲むような壁面を形成している。本実施の形態では、天板18、筒体20および支持体22の材料として、段ボール紙が用いられている。なお、筒体20は、底部無しとされているが、底部有りとしても良い。
天板18は、矩形状の平板であり、左右両側のそれぞれの端面からは、前後に並んで2つずつ合計4つの突出部24が外方に向かって突出している。当該突出部24は、矩形状の形態を有している。筒体20は、底部無しの筒形状の筒状部26と、筒状部26の上方に設けられる折返片28とを有する。筒状部26は、四角形の断面を有する筒形状を呈している。また、筒状部26は、その内周縁の形状が、天板18の外形形状と略同一形状に形成されている。なお、筒状部26は底部無しとされているが、底部有りとしても良い。折返片28は、筒状部26の各辺に対応するように、合計4つ設けられている。各折返片28は、筒状部26の上端面と連接しており、筒状部26との境界線Aを境に折り返し可能となっている。また、各折返片28は、先端側の先端部30と、筒状部26側の付根部31との2つの領域を有し、先端部30は、付根部31との境界線Bを境に折返し可能となっている。
各先端部30の両側面は、先端側に向かって先端部30の幅が小さくなるようなテーパ状に形成されたテーパ面30a,30aとなっている。以下の説明において、前後の折返片を短折返片28a、左右の折返片を長折返片28bとそれぞれいう。短折返片28aは、筒状部26における前後の面と同じ幅寸法を有する。長折返片28bは、筒状部26における左右の面と同じ幅寸法を有する。本実施の形態では、筒状部26における左右の面の方が、筒状部26における前後の面より大きな幅寸法を有する。そのため、長折返片28bの方が、短折返片28aよりも大きな幅寸法を有する。各長折返片28bにおける付根部31の上端部近傍には、矩形状の第1の嵌合穴32が設けられている。具体的には、第1の嵌合穴32は、その矩形を形成する4辺の内の上辺が境界線Bと一致するように、先端部30と隣接するように設けられている。また、第1の嵌合穴32は、一対の長折返片28bにおいてそれぞれ対向するように、前後に並んで2つずつ設けられている。
図3に示すように、支持体22は平板を前後および左右に交差するように配置させた形態を有している。また、図4に示すように、支持体22は、3枚の横板34と、2枚の縦板36とから構成されている。横板34は、左右方向に対して平行に前後に3枚並べられている。また、縦板36は前後方向に対して平行に左右に2枚並べられている。横板34は矩形状の平板であり、その下方には2つの切り込み34aが形成されている。切り込み34aは、横板34の下端面において、該横板34を左右方向に略3等分する2つの箇所から上方に向かって該横板34の上下方向略中央に至るまで切り込まれている。縦板36は矩形状の平板であり、その上方には3つの切り込み36aが形成されている。切り込み36aは、縦板36の上端面において、縦板36を前後方向に略4等分する3つの箇所から下方に向かって該縦板36の上下方向略中央に至るまで切り込まれている。
また、図4に示すように、横板34と縦板36は、それらを前後および左右に交差するように配置させ、切り込み34aおよび切り込み36aを介して、互いに嵌め合わされる。具体的には、前後に並べられた各横板34の2つの切り込み34aと左右に並べられた2つの縦板36の対向する一対の切り込み36aとを介して、横板34と縦板36とが互いに嵌め合わされる。横板34と縦板36とが互いに嵌め合わされた状態では、切り込み34aに縦板36における切り込み36aの下方部分が嵌まり込むと共に、切り込み36aに横板34の切り込み34aの上方部分が嵌まり込んでいる。また、切り込み34aおよび切り込み36aは、それぞれ横板34および縦板36の略中央部分に至るように形成されているため、横板34と縦板36を嵌め合わせて形成された支持体22を構成する横板34と縦板36の上端面および下端面は面一となる。
図5は、本体14の構成を示す分解斜視図であり、筒体20と天板18とを分離させた状態を示す図である。図6は、本体14の斜視図である。
図5に示すように、支持体22は筒体20の内部に配置される。支持体22の横板34と縦板36とで区切られた区画は、底部付きの筒状部26が段ボール箱として利用され、しかもビール瓶などの縦長の形状のものを運ぶ際には、品物が入る領域として利用しても良い。横板34の幅寸法は、筒体20の内周縁における短手方向の幅寸法と略同一に形成されている。また、縦板36の幅寸法は、筒体20の内周縁における長手方向の幅寸法と略同一に形成されている。そのため、支持体22を筒体20の内部に配置した状態では、横板34の側端面34bおよび縦板36の側端面36b(図4参照)は、それぞれ筒体20の内周面に当接する。
また、筒状部26の高さ寸法は支持体22の高さ寸法よりも大きくなっているため、支持体22が筒体20の内部に配置された状態では、筒状部26の上縁は支持体22の上端面より上方に位置する。また、筒体20の内側に支持体22を配置した状態で、折返片28が筒体20の内側に向かって折り返される。具体的には、境界線Aを境にして、付根部31が筒状部26の内側に向かって山折りされ、さらに、境界線Bを境にして、先端部30が筒状部26の内側に向かって谷折りされる。先端部30は、筒体20の側面に対して略垂直方向内側に突出する形状となるように折り返される。
付根部31の高さ方向の寸法は、支持体22を筒体20の内部に配置した状態において、筒状部26における支持体22より上方に位置する部分の高さ寸法と略同一とされている。このため、先端部30を内側に折り返した状態では、先端部30の内側面30b(図3参照)は支持体22の上端面と接触する。この筒状部26における支持体22より上方に位置する部分と付根部31とで側壁部23が形成されている。また、折返片28を折り返した状態では、隣接する短折返片28aと長折返片28bとに形成されるテーパ面30aが互いに当接する。そのため、本体14の周方向に対する剛性が向上する。
そして、図5に示すように、各折返片28が折り返された状態で、天板18が支持体22および先端部30の上方に配置される。この際、天板18の各突出部24が対応する第1の嵌合穴32にそれぞれ嵌め込まれる。また、上述したように、第1の嵌合穴32は、先端部30と隣接するように設けられている。このため、折返片28を折り返した状態では、第1の嵌合穴32は高さ方向において、支持体22の直上に位置する。したがって、突出部24が第1の嵌合穴32に嵌め込まれた状態では、天板18の下面18aは、先端部30の外側面30c(図5参照)と当接すると共に、内側面30bは支持体22の上端面と近接した状態となる。したがって、天板18の陳列面12に商品が陳列されても、その荷重を支持体22で受け止めることが可能となる。
次に、陳列台10の組み立て方法について説明する。
まず、図4に示すように、切り込み34aおよび切り込み36aを介して横板34と縦板36とを嵌め合わせて支持体22を形成する。次に、図3および図5に示すように、支持体22の上方から筒体20を被せて、または筒体20に支持体22を挿入して、該筒体20の内側に支持体22を配置させる。なお、筒体20の下方から支持体22を該筒体20の内側に挿入させて、筒体20の内側に支持体22を配置させるようにしても良い。
次に、境界線Aを境にして各折返片28の付根部31を筒状部26の内側に向かって山折りする。次に、境界線Bを境にして各折返片28の先端部30を筒状部26に対して略直角となるように内側に向かって谷折りする。次に、図5に示すように、各突出部24が対応する第1の嵌合穴32に嵌まるように、天板18を支持体22の上方に配置する。
以上のようにして、本体14が形成される(図6参照)。次に、図1および図2に示すように、本体14の上方から被覆体16を被せて、該被覆体16の内側に本体14を配置させる。以上のようにして、陳列台10が完成する。なお、被覆体16の下方から本体14を該被覆体16の内側に挿入させて、被覆体16の内側に本体14を配置させるようにしても良い。
以上のように構成された陳列台10では、被覆体16を本体14の外側に被せるだけで本体14に被覆体16を取り付けることができる。また、被覆体16を上下に移動させるだけで、陳列台10から被覆体16を取り外すことができる。このため、被覆体16を本体14に対して容易に着脱することができる。その結果、陳列台10の外観を変更したい場合、被覆体16を単純な作業で他の被覆体16に換えることができ、容易に陳列台10の外観を変更することが可能となる。
また、陳列台10では、被覆体16は、両端が開口した断面四角形の筒形状を呈している。したがって、被覆体16を本体14に対して容易に着脱することが可能となる。また、被覆体16は、その内周縁の形状が、本体14の外形形状と略同一形状となるように形成されている。そのため、被覆体16が本体14から簡単に脱落することがなくなる。
また、陳列台10では、天板18の下方には支持体22が配置されている。このため、天板18は支持体22によって支持されることとなり、本体14の上下方向に対する耐荷重性が向上する。また、支持体22を構成する横板34の側端面34bおよび縦板36の側端面36bは、それぞれ筒体20の内周面に当接している。このため、本体14の側方に対する剛性が向上する。
また、陳列台10は、本体14の上縁部近傍に側壁部23を有している。このため、天板18の周囲には壁面が形成され、天板18に載置された陳列物の落下を防止することが可能となる。
また、陳列台10は、その上部に内側に折り返される折返片28を有している。このため、折返片28により側壁部23が二重構造となり、筒体20の強度が向上する。また、折返片28を折り返した状態では、隣接するテーパ面30a同士が当接する。このため、筒体20の周方向に対する剛性が向上する。
また、陳列台10では、天板18には突出部24が設けられていると共に、筒体20には第1の嵌合穴32が設けられている。このため、筒体20に対して天板18を固定した状態で、天板18を筒体20の内部に配置させることが可能となる。したがって、天板18が安定した状態を維持することが可能となる。
また、本体14は段ボール紙によって形成されている。したがって、本体14の強度を確保しつつ、軽量化を図ることが可能となる。なお、天板18および支持体22は段ボール紙ではなく、他の紙部材としたり木製部材または樹脂部材としても良い。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態に係る陳列台40について、図面を参照しながら説明する。なお、第2の実施の形態に係る陳列台40において、第1の実施の形態と共通する事項については、同一の符号を付すと共に、その説明を省略または簡略化する。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る陳列台40の斜視図である。図8は、本発明の第2の実施の形態に係る陳列台40の構成を示す分解斜視図であり、陳列台40を構成する天板18と被覆体42を残りの部分から分離させた状態を示す図である。図9は、本発明の第2の実施の形態に係る陳列台40の構成を示す分解斜視図であり、陳列台40を構成する天板18を残りの部分から分離させた状態を示す図である。
図7に示すように、陳列台40は、商品を陳列するための陳列面12を有する略直方体形状を呈する台である。また、陳列台40において天板18より上方に位置する部分は被覆側壁部56となっている。図8に示すように、陳列台40は、本体14を構成する筒体20と陳列面12と、本体14の外側面を覆う被覆体42とを有する。また、被覆体42の表面には不図示の装飾が施されている。被覆体42は蓋無し、底無しで、筒体20と略同一の四角形断面を有する筒形状を呈している。すなわち、被覆体42は、筒状部44と、折返片46とを有する。被覆体42は、例えば、筒体20の外側面を覆うように配置される。被覆体42は、その内周縁の形状が、筒体20の外形形状と略同一形状となるように形成されている。
筒状部44は、四角形の断面を有する筒形状を呈している。折返片46は、筒状部44の各面に対応するように、筒状部44の上方に合計4つ設けられている。折返片46は折返片28と略同一の形態を有している。すなわち、各折返片46は、境界線Cを境に筒状部44に対して折り返し可能となっている。また、各折返片46は、先端部48と、内側被覆部となる付根部50との2つの領域を有し、先端部48は、付根部50との境界線Dを境に折返し可能となっている。各先端部48の両側面は、テーパ状に形成されたテーパ面48a,48aとなっている。以下の説明において、前後の折返片を短折返片46a、左右の折返片を長折返片46bとそれぞれいう。各長折返片46bにおける付根部50の上端部近傍には、第1の嵌合穴32と略同一形状の第2の嵌合穴52が設けられている。第2の嵌合穴52は、一対の長折返片46bにおいてそれぞれ対向するように、前後に並んで2つずつ設けられている。
本実施の形態では、図8に示すように、被覆体42は、第1の実施の形態の筒状部26と同様の形状をしており、その材料は段ボール紙ではなく厚さが薄い装飾紙となっている。この被覆体42は、段ボール紙でできた筒体20の外側に配置される。被覆体42は筒体20と略同一の四角形断面を有する筒形状を呈しているため、被覆体42を筒体20の外側に配置した状態では、該被覆体42は筒体20から容易に外れることはない。また、筒状部44の高さ寸法は筒体20の筒状部26と略同一の高さ寸法を有している。このため、被覆体42を筒体20の外側に配置した状態では、折返片46は筒状部26の上縁より上方に位置している。そして、折返片28が折り返された筒体20の外側に被覆体42を配置させた状態で、折返片46が筒体20の内側に向かって折り返される。具体的には、境界線Cを境にして、付根部50が筒状部44の内側に向かって山折りされ、さらに、境界線Dを境にして、先端部48が筒状部44の内側に向かって谷折りされる。
このように折返片46が折り返されると、先端部48および付根部50は、それぞれ先端部30および付根部31の外表面を覆うことになる。すなわち、被覆体42が筒体20の外側を被覆した状態となる。この場合、側壁部23の外側面および内側面は、それぞれ筒状部44における上側部分および付根部50によって被覆され、側壁部23の表面を被覆体42によって被覆した被覆側壁部56が形成される。また、第2の嵌合穴52は第1の嵌合穴32と重なって1つの穴を形成している。以下、この重なった穴を貫通穴57という。
折返片46を折り返した状態では、隣接する短折返片46aと長折返片46bとに形成されるテーパ面48aが互いに当接する。そして、図9に示すように、各折返片46が各折返片28の外側に重なった状態で、天板18が支持体22および先端部48の上方に配置される。この際、各突出部24が対応する貫通穴57にそれぞれ嵌め込まれる。突出部24が貫通穴57に嵌め込まれた状態では、天板18の下面18aは、先端部48の外側面48bと当接すると共に、支持体22の上端面と近接した状態となる。
次に、陳列台40の組み立て方法について説明する。
まず、第1の実施の形態と同様に、支持体22を形成し、当該支持体22の外側に筒体20を配置させると共に、各折返片28を折り曲げる。次に、筒体20の上方から被覆体42を被せて、該被覆体42の内側に支持体22を有する筒体20を配置させる。次に、境界線Cを境にして各折返片46の付根部50を筒状部44の内側に向かって山折りする。さらに、境界線Dを境にして各折返片46の先端部48を筒状部44に対して略直角となるように内側に向かって谷折りする。次に、各突出部24が対応する貫通孔57に嵌まるように、天板18を支持体22の上方に配置する。以上のようにして、陳列台40が完成する。なお、支持体22の外側に筒体20を配置させ、さらにその外側に被覆体42を配置させてから、折返片28および折返片46を同時に折り返すようしても良い。
以上のように構成された陳列台40では、被覆体42を筒体20の外側に被せ、その上方に天板18を配置させるだけで、本体14に被覆体16を取り付けることができる。また、上記とは逆の工程により、被覆体42を陳列台40から取り外すことができる。このため、被覆体42を本体14に対して容易に着脱することができる。その結果、陳列台40の外観を変更したい場合、被覆体42を単純な作業で他の被覆体42に交換することができ、容易に陳列台40の外観を変更することが可能となる。
また、陳列台40では、側壁部23の表面を被覆体42によって被覆した被覆側壁部56が形成されている。そのため、側壁部23の表面は常に被覆体42によって被覆された状態となる。したがって、陳列台40の美観をより向上させることが可能となる。
また、陳列台40では、付根部50には第1の嵌合穴32と対応するような第2の嵌合穴52が設けられている。このため、本体14を被覆体42で被覆すると、第2の嵌合穴52は第1の嵌合穴32と重なって貫通穴57が形成される。したがって、筒体20を被覆体42で被覆した状態で、天板18を筒体20に対して固定することが可能となる。このため、被覆体42が筒体20から脱落しにくくなると共に、天板18の状態を安定化させることが可能となる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は上述の形態に限定されることなく、種々変形した形態にて実施可能である。例えば、本体14を段ボール紙からなるものとしたが、筒体20のみを段ボール紙とする一方、他の部材である天板18や支持体20は、他の材質の紙としたり、木製としたり、樹脂製としても良い。
上述の各実施の形態では、筒体20および被覆体16,42は共に筒形状を呈しているが、これらの形状は筒形状に限定されるものではなく、例えば、有底の袋形状もしくは箱形状としても良い。また、被覆体16,42の表面に施される化粧処理としては、印刷を施したり、化粧シートもしくは化粧合板を貼り合わせたりすることが可能である。
また、上述の各実施の形態では、陳列台10,40の外形形状は略直方体形状を呈しているが、陳列台10,40の外形形状は略直方体形状に限定されるものではなく、例えば、円柱形状や五角柱形状等の他の形状としても良い。
また、上述の各実施の形態では、筒体20には折返片28が設けられているが、折返片28を設けないようにしても良い。また、上述の実施の形態では、陳列台10,40として示したが、陳列台ではなく、単に品物を運んだり、品物を保管する什器として使用しても良い。
また、上述の各実施の形態では、支持体22は3枚の横板34と2枚の縦板36とから構成されているが、横板34および縦板36のそれぞれの数は上記の数に限定されるものではなく、例えば、縦板36の数を3枚にする等、横板34および縦板36の数を他の数としても良い。また、支持体22は格子状に形成されているが、支持体22の形状は格子状に限定されるものではなく、例えば、角部が筒体20の各内側面に接触するような断面菱形の筒状体とする等、他の形状としても良い。また、支持体22の格子形状を筒体20の面に対して斜めとなるような格子形状としても良い。
また、図10に示すように、例えば、陳列台10の後方側に壁部60を取り付け可能な構成としても良い。この場合、天板18の後方側に突出部24を設け、かつ短折返片28aに第1の嵌合穴32を設けると共に、この第1の嵌合穴32と対応するように壁部60の下方に穴を設け壁部60を差し込み可能にするのが好ましい。また、壁部60を陳列台10の後方側のみでなく側方に設けるようにしても良い。また、この陳列台10,40の段ボール紙で形成された部分は、品物が運ばれるときに使用される段ボール箱の一部として兼用しても良い。
本発明の陳列台は、小売業、卸売業、サービス業もしくは製造業等の商品の提供を行う産業全般において利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る陳列台の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る陳列台の構成を示す分解斜視図であり、本体と被覆体を分離させた状態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る陳列台に用いられる本体の分解斜視図である。 図3中の支持体の分解斜視図である。 図2中の本体の構成を示す分解斜視図であり、筒体と天板とを分離させた状態を示す図である。 図2中の本体の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る陳列台の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る陳列台の構成を示す分解斜視図であり、陳列台を構成する天板と被覆体を残りの部分から分離させた状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る陳列台の構成を示す分解斜視図であり、陳列台を構成する天板を残りの部分から分離させた状態を示す図である。 本発明の変形例を示す図である。
符号の説明
10,40…陳列台
12…陳列面
14…本体
16,42…被覆体
18…天板
20…筒体
22…支持体
23…側壁部
24…突出部
28…折返片
32…第1の嵌合穴
50…付根部(内側被覆部)
52…第2の嵌合穴

Claims (9)

  1. 陳列物が陳列される陳列面を備える天板、この天板の周囲を囲むように備えられる段ボール紙からなる筒体および上記筒体の内側に配置され、上記天板を支持する支持体とを有する本体と、
    上記本体の周囲を覆い、上記本体に対し着脱可能に装着され、その表面の少なくとも一部に化粧処理が施されている被覆体と、
    を有することを特徴とする陳列台。
  2. 前記被覆体は、前記本体の一方の側から前記本体を挿入可能な筒形状または袋形状を呈することを特徴とする請求項1記載の陳列台。
  3. 前記支持体は、前記筒体の内側面のうち互いに離間した側面に内接することを特徴とする請求項1または2記載の陳列台。
  4. 前記天板は、前記筒体の内側であり、かつ前記筒体の上縁より下方の位置に配置されていることを特徴とする請求項1,2または3記載の陳列台。
  5. 前記被覆体は、前記筒体において、前記天板が配置される位置よりも上方の領域となる側壁部の内側面を被覆する内側被覆部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の陳列台。
  6. 前記筒体は、その上部に内側に折り返される折返片を有し、上記折返片により前記側壁部が形成されていることを特徴とする請求項5記載の陳列台。
  7. 前記天板には側方に向かって突出する突出部が設けられると共に、前記折返片には前記天板を前記筒体の内側に配置した際に上記突出部が嵌まる第1の嵌合穴が設けられていることを特徴とする請求項6記載の陳列台。
  8. 前記内側被覆部には前記第1の嵌合穴と対応するような第2の嵌合穴が設けられていることを特徴とする請求項7記載の陳列台。
  9. 前記被覆体は、前記段ボール紙より薄く、しかも蓋無し、かつ底無しの形状とされていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載の陳列台。
JP2007272842A 2007-10-19 2007-10-19 陳列台 Active JP5196944B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007272842A JP5196944B2 (ja) 2007-10-19 2007-10-19 陳列台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007272842A JP5196944B2 (ja) 2007-10-19 2007-10-19 陳列台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009100797A true JP2009100797A (ja) 2009-05-14
JP5196944B2 JP5196944B2 (ja) 2013-05-15

Family

ID=40703245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007272842A Active JP5196944B2 (ja) 2007-10-19 2007-10-19 陳列台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5196944B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013035488A1 (ja) * 2011-09-06 2015-03-23 株式会社TanaーX 展示台
WO2016025119A1 (en) * 2014-08-12 2016-02-18 Intercontinental Great Brands Llc Display system
KR200489514Y1 (ko) * 2019-01-30 2019-06-28 (주)고성디자인엔지니어링 물품전시대

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6168764U (ja) * 1984-10-11 1986-05-10
JP2004057612A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Michio Oonagamitsu 廃段ボール箱製陳列台
JP2004250070A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Sanei:Kk 陳列ケースにおける情報シート保持用カバー装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6168764U (ja) * 1984-10-11 1986-05-10
JP2004057612A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Michio Oonagamitsu 廃段ボール箱製陳列台
JP2004250070A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Sanei:Kk 陳列ケースにおける情報シート保持用カバー装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2013035488A1 (ja) * 2011-09-06 2015-03-23 株式会社TanaーX 展示台
WO2016025119A1 (en) * 2014-08-12 2016-02-18 Intercontinental Great Brands Llc Display system
KR200489514Y1 (ko) * 2019-01-30 2019-06-28 (주)고성디자인엔지니어링 물품전시대

Also Published As

Publication number Publication date
JP5196944B2 (ja) 2013-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2838803B1 (en) Packaging system
US20060118502A1 (en) Merchandise display system
US20160107830A1 (en) Cupcake container with integrated collar all formed from a common cardboard box blank
US7472792B2 (en) High-visibility product and package system
MX2014011303A (es) Bandeja de exhibicion.
JP5196944B2 (ja) 陳列台
KR20120055567A (ko) 포장 용기
US10364064B2 (en) Pallet with skirt
US20130109556A1 (en) Method of Manufacturing a Display Unit
JP2006240713A (ja) 包装用中枠及びその製造方法
JP5872488B2 (ja) 展示台
KR101771191B1 (ko) 장식 및 포장기능을 동시에 갖는 포장용 상자
US20130264378A1 (en) Product Dispenser
JP3125694U (ja) 商品陳列用容器
JPH1024926A (ja) 物品の包装用箱にも兼用可能な物品展示用具
JP2013082486A (ja) 情報表示板および花卉収容容器
JP7296286B2 (ja) 包装箱
JPS6014705Y2 (ja) 物品収納台
JP3152613U (ja) 商品陳列台
CA2562531C (en) High-visibility product and package system
JP2021043392A (ja) 表示具
JP2020070045A (ja) スタンディングパウチ
JP3124083U (ja) 商品展示用載置台のカバー
KR200348850Y1 (ko) 상품 진열받침대
JP3192298U (ja) 包装用箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130205

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20280215

Year of fee payment: 15

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350