JP2009098655A - 電子めがね - Google Patents

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Abstract

【課題】重量バランスの良いめがねを実現することで、長時間使用しても使用感の良い電子めがねを提供する。
【解決手段】フレームとこのフレームに接続された電気的に焦点を可変できるレンズ部とから成る電子めがねであって、前記レンズ部の焦点を可変するためのレンズを駆動するための制御回路を収納した中空円筒形状の制御部と、前記制御回路に電力を供給するための電源を収納した中空円筒形状の電源部とを有し、前記制御部及び前記電源部の前記中空部に前記フレームを貫通させて摺動可能に配置した電子めがね。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気的にレンズの屈折率すなわち焦点を変化させて、近視と老眼の両症状の補正をかける遠近両用電子めがねに関する。
人は、加齢に伴い老眼に代表される眼球の焦点距離の調節機能が低下するため、近距離用と遠距離用の2種類の焦点距離の異なる眼鏡が必要になる。そのために、一つの眼鏡で異なる焦点のレンズ機能を持たせた眼鏡がある。これは、レンズ内に焦点距離の異なる領域を持ち、使用の際には近距離または遠距離でそれぞれ適当な焦点距離を持つ部分に眼球を動かして物を見る。しかし、異なる焦点領域の間を眼球が動くため、慣れるまでは眼精疲労を招きやすい。また、白内障、緑内障などの疾病により水晶体を摘出した場合に、従来の焦点距離固定のレンズを用いた眼鏡では、日常生活において数種のレンズを用意して、状況に応じて使い分ける必要があった。
このような不便さの解消のため、電気的な作用で屈折率を可変して焦点距離を変える電子めがねが考案されている(例えば特許文献1参照。)。この構成では、電源構成が乾電池や充電電池で出来ており、容易に電池交換や充電が簡単にできる。また、液晶などの光軸を含む面内に振動方向を持つ異常光線に対する屈折率と、常光線に対する屈折率が異なる一軸性の屈折率異方性を有する物質で、凸レンズまたは凹レンズを形成し、偏光板などにより異常光線と常光線の切り換えを電気的に行ない、レンズの焦点距離を変えるような構成や、あるいは液体などを透明のポリマー材に封入し、電磁ポンプなどによって液量を制御することでレンズ形状を変えることで屈折率を可変して、焦点距離を変えるような構成など、電気的な作用で焦点の変わる電子めがねの提案が広くなされている(例えば、先行文献2参照。)。
特公昭58−50339号公報 特開昭61−61128号公報
しかしながら、前記の構成では、太陽電池を前面フレームにおき、充電電池を片側のフレームの接合部近辺に配置しているので、常に片側にめがねの重量が掛かり、長時間使用すると耳が痛くなるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、電子めがねの前後左右の重量を平衡させて長時間使用しても使用感の良い電子めがねを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電子めがねは、フレームとこのフレームに接続された電気的に焦点を可変できるレンズ部とから成る電子めがねであって、前記レンズ部のレンズを駆動するための制御回路を収納した中空円筒形状の制御部と、前記制御回路に電力を供給するための電源を収納した中空円筒形状の電源部とを有し、前記制御部及び前記電源部の前記中空部に前記フレームを貫通させて摺動可能に配置したことを特徴としたものである。
本発明の電子めがねは、制御部と電源を左右に配置する、又は制御部を左(または右)、電源部を右(または左)に自由に動かすことで前後左右のフレームの重量の平衡をとることが出来る。さらには、調整用のおもりやフレームの材質を調整してその重量バランスをとることが出来る。従って、装着感の向上と電池交換の簡便性の確保、前面フレームデザインの自由度の向上を同時に実現する。
(実施の形態1)
電子めがねの基本構成を図1と図2とを利用して説明する。図1は電子めがねの外観図であり、図2は電子めがねのレンズ部の詳細とレンズ部を駆動するための制御ブロック図である。
図1に示す電子めがね1は、めがね部2と、このめがね部2を構成している左右のレンズ部(4、5)内部の液晶を駆動して屈折率を変化させて焦点距離が切り換えるための制御部(6a、6b)と、制御部(6a、6b)に電力を供給する電源部(3a、3b)とからなる。また、これらレンズ部(4、5)を収納固定して、人体に装着するためフレーム部7とから構成されている。
この左レンズ部4と右レンズ部5とは同じ構造であり、一つのレンズ部の拡大断面図を図2に示す。レンズ部は、ガラス板等で形成された透明板8の両側にスペーサ(9a、9b)を挟んで凸面状の透明板(10a、10b)を接合させた構成であり、透明板8と凸面状の透明板(10a、10b)との間に同一特性の液晶(11a、11b)を封入することで、焦点可変レンズ(12a、12b)となる。これら封入する液晶(11a、11b)の配向方向は、眼鏡から入射する入射光の方向と直交するように図2の矢印方向Aとその方向に垂直となる矢印方向Bとなるようにrubbing処理を行う。
また、透明板8両面にはSnO2をコートして透明電極(13a、13b)が設けてあり、この該透明板8に対向する凸面状の透明板(10a、10b)の内側にもSnO2をコートして透明電極(14a、14b)が設けてある。この両電極(14a、14b)はリード線等で互いに接続されると共に接地されている。また透明板8の両側の電極(13a、13b)も互いに接続されている。このように作製されたレンズ部(4、5)がフレーム7に固定されている。この構成をとることで、以下に述べるように偏光板を用いる必要のない焦点距離可変レンズが実現できる。
レンズ部(4または5)に入る入射光は互いに直交する2つの偏光成分に分解することが出来る。焦点可変レンズ12aの矢印Aの配向方向と平行な偏光成分が焦点可変レンズ12aに入射した場合、この光線成分は焦点可変レンズ12aに対して、異常光線となる。このとき、焦点可変レンズ12aに電圧を印加すると、液晶分子は電圧に応じて徐々に電極面に垂直な方向に配列の向きを変える。そのため、異常光線成分に対して焦点可変レンズ12aの「みかけの屈折率」は異常光に対する値から常光に対する値まで連続的に変化し焦点距離が変わる。この焦点可変レンズ12aの異常光成分は焦点可変レンズ12bでは常光成分となるため、「みかけの屈折率」は変化せず焦点距離は変化しない。したがって、そのまま直進する。
さて、焦点可変レンズ12aに入射する片方の入射光成分、つまり焦点可変レンズ12aに対して常光に相当する成分は、焦点可変レンズ12aでは「みかけの屈折率」は変化せず、焦点距離は変化しない。しかし、焦点可変レンズ12bでは異常光に相当する成分となるため、前述したレンズ12aでの動作と同様に、焦点可変レンズ12bに電圧を印加すると、「みかけの屈折率」が変化し焦点距離が変化する。
焦点可変レンズ(12a、12b)は、それぞれ同じ電圧を印加されるため、各偏光成分に対し、最適な焦点距離可変の効果を及ぼすことになる。したがって2枚の焦点可変レンズ(12a、12b)における液晶(11a、11b)の光軸方向を互いに直交するように配置することで、あらゆる方向の偏光に対しても焦点距離可変のレンズとして動作することになる。従って、偏光板を使用することなく入射光の偏光方向に無関係に焦点距離を可変できるレンズを実現できる。
レンズ部の液晶(11a、11b)は、環境温度の変化により屈折率が変化するため、この温度による液晶分子の配向制御を行う必要がある。そのため、印加電圧制御回路19は、可変電圧出力回路21と、温度センサ40からの温度に応じて可変電圧出力回路21の出力電圧を制御させる特性補正回路20とから構成される。この可変電圧出力回路21は、直流電源からの直流を交流に変換するDC/ACコンバータ22(または発振器)の交流電圧振幅を、特性補正回路20から入力される制御電圧に応じて出力電圧を可変して透明基板8上の電極(13a、13b)に印加する。
レンズ部(4、5)の近傍には、サーミスタ等の温度センサ40が接続されており、その出力は、センサ処理部17を経由して差動増幅器18に入力される。差動増幅器18に入力された温度信号は、工程等で組み立て、調整された時の基準温度のセンサ電圧Voと比較され、その差分信号が出力される。
差動増幅器18の出力は、印加電圧制御回路19に入力され、印加電圧制御回路19は、その入力された電圧に応じて、可変電圧出力回路21から出力される液晶を駆動する交流電圧の振幅を切り換え、温度変化による屈折率の変化を補償する。液晶によっては駆動信号のデュ−ティを変えて駆動するPWM駆動のものもあり、その場合には可変電圧出力回路21は、DC/ACコンバータ22からの出力を印加電圧制御回路19の信号振幅に応じてPWM変調して、液晶を駆動する。
以上の構成により、温度センサ40の検出信号レベルに基づく信号によって、各液晶(11a、11b)の温度変化による液晶分子の配向制御が出来る。従って、屈折率変化によるレンズの焦点距離が変化するのを補償する(防止する)ことが出来る。
本発明の主旨である電源部(3a、3b)、制御部(6a、6b)の配置構成について、図1と図3〜図6を用いて実施の形態を説明する。図1で説明した通り、レンズ部(4、5)を制御するための制御部(6a、6b)とその電源部(3a、3b)とが、それぞれ左右のフレーム部7に配置されている。ここで、フレーム部7とは、レンズや電子回路以外の部材、いわゆる、リム、智、テンプル、モダン等の集合体を示すものとする。
片方の電源部3aの構成を図3に示す。本発明には、中央に中空部30を持つ筒状のリチウムイオン充電電池35を用いる。この中空部30の内壁には、ラバー性のある半固定部材33が設けられている。この充電電池35の周囲を樹脂からなる外装部材31で覆う。外装部材31の周囲には、植物繊維などで作られた吸汗性の緩衝材34で覆われている。リチウムイオン充電電池の表面には、正負の電極(38、39)が設けられており、制御部と組み合わせたときに、制御部の受電電極に接続できる。この電極が設けられた電源部3a端部には制御部6aと接続できるようなネジなどの嵌合機構が設けられている。なお、電源部3bの構成も電源部3aと同一である。
電源部3aに対応する制御部6aは、電源部3aと同様の円筒形状をしており(図示せず)、中央部に中空部を持つ。この制御部の中空部の内壁も、電源部3aと同様にラバー性のある半固定部材が設けられている。また、制御部6aの円筒側面は、電源部3aと同様の外装部材で覆われており、その外装部材の表面には電源部3aと同様の緩衝材で覆われている。制御部6aの電源部3a側には電源部3aの正負電極(38、39)に対応した受電電極が設けられており、その端部には、電源部3aに対応したネジなどの嵌合機構が設けられている。なお、制御部6bの構成も制御部6aと同一である。
本発明の電源部(3a、3b)と制御部(6a、6b)とは、以上に説明した構造を有しているので、容易な着脱が出来る。すなわち、制御部側を固定して、電源部(3a、3b)を2〜3回左回しすると電源部が外れ、電源部(3a、3b)を右回しすると、電源部(3a、3b)と制御部(6a、6b)とが固く結合し正負電極(38、39)が制御部側の受電電極に接続できる。このように着脱が容易なので、電源部(3a、3b)ごと専用の充電器で充電可能にできる。
また、半固定部材33を介して、電源部3をフレーム部7に固定するので、本発明の電子めがねを装着した装着者は、フレーム上の最適な位置に制御部(6a、6b)と電源部(3a、3b)とをそれぞれ独立に摺動させて最適の位置に止めることができる。これは、中空部の内壁に設けた半固定部材のラバー性により、実現できる。
また、制御部(6a、6b)と電源部(3a、3b)の外側の緩衝材34は、食物繊維などで作られているので、人体に極めて悪影響を及ぼさない。また、本発明の電子めがねを装着したときのずれ防止と装着時の違和感の防止を同時に実現している。本発明に、この緩衝材34を使用することにより、装着者刺激されて気持ちのいい部分(たとえばこめかみなど)に位置させることで、簡易的なマッサージ効果を得ることができ、かけ心地も従来のめがねよりも快適となりうる
また、中空のリチウムイオン充電電池に代えて単4あるいは単5の小型乾電池を用いることもできる。この場合は、制御部(6a、6b)を中空円筒にして、その内部に乾電池を収納する構成になる。さらにフレームの耳かけ部71をネジ回し式にして制御部(6a、6b)と勘合できるように構成すれば、乾電池と制御部(6a、6b)との接続、分離をフレームの耳かけ部71で行うことが出来る。制御部(6a、6b)の配置は、耳掛け部近傍、または前面レンズ接合部の近傍など重量があっても差し支えないところが良い。
本構成の付加的メリットとして、左右専用の制御部と電源を独立に配置することで、レンズ部のある液晶や液圧ポンプへの電圧供給のための配線長を短くでき、鼻パッドを含む前面のフレーム部には配線しなくても良いので、レンズやフレームのデザインや選択の自由度が画期的に向上する。
本実施の形態1の応用として、図5から図7に示す構成がある。以下に、その詳細を説明する。まず、図5に示す構成は、フレーム7の片側のみ制御部6と電源部3とを配置し、反対側のフレーム7にカウンターウェイト23を配置している。カウンターウェイト23の構造は、図3に示した電源3aの構造と同一であり、フレームに摺動可能に作られている。内部の重りになる材料は金属が良い。カウンターウェイト23の重さを、制御部6と電源部3との重さと同等にすることで、めがね全体の重量バランスを取れ、装着感の向上が得られる。
次に、図6に示す構成は、フレーム7の片側に電源部3を、その反対側のフレーム7に制御部6を配置している。このようにして、電源部3と制御部6との位置調整を行うことで、装着者の個性にあった違和感のない重量バランスの調整をしてもよい。
次に、図7(a)に示す構成は、左右のレンズ厚みが異なるめがねにおいて、電源部3と制御部6の配置を工夫して重量バランスの調整を行う。一般に、制御部6の重量は軽く、電池部3の重量は重い。また、厚いレンズは、薄いレンズに比べて、重量が重い。したがって、厚いレンズの側のフレームには制御部6を配置し、薄いレンズの側のフレームには
電源部3を配置するように構成する。このように配置することで、度数の異なるレンズを使用するめがねにおいて、左右の重量バランスの調整を簡単に行うことができる。
図7(b)に示す構成は、左右のフレームの重量を変えてバランス調整する方法である。制御部6が配置されているフレーム7の重量は、電源部3が配置されているフレームの重量よりも重くすることで、左右の重量バランスを調整する。
以上、図5から図7に、本発明が応用できる構成を示したが、調整する際は実重量だけでなく、装着者の感覚でもって重量配分すれば、さらに快適なめがねとなる。本発明では、電源部と制御部とがフレーム上で摺動自在なので、このような調整が簡単にできる。
(実施の形態2)
近年、携帯電話の普及により、携帯電話向けのWEBサービスやメールサービスが増加している。また、携帯ゲーム端末での脳トレーニングや電子ブックなども、普及している。このような個人のIT化が加速しているなかで、老眼鏡が必要な世代でも携帯電話やゲーム端末(以下携帯端末と言う。)をもつようになってきた。このように、高齢者が携帯端末の小さな画面を見る機会が増えてきているが、この小さな画面の文字を見ることや入力することは、老眼の進んだ高齢者には快適とは言えない。そこで、このような高齢者には老眼鏡が必要になる。本実施の形態では、携帯端末を使用する際に、老眼鏡に対してこれらの携帯端末から電源の供給を行うとともに自動的に近視用の度数に切り替えを行うことができる電子めがねの構成を示す。
図8(a)は本発明の電子めがねと携帯電話27とを接続したイメージ図、図8(b)は本発明の電子めがねと携帯ゲーム端末28とを接続したイメージ図、図8(c)は本発明の電子めがねとPC29とを接続したイメージ図である。
図9に、本発明の電子めがねインターフェースブロックを示す。電子めがねと携帯端末やPCとの接続はUSBインターフェースを用いて接続する。また、電子めがねに対する電源供給も端末側からUSBを介して行う。本発明の電子めがねインターフェースブロックでは、端末側から+DATA、―DATAの2本のデータ線が、USB―IF部31を介して制御部35へ接続されている。制御部35では、+DATA、―DATAを検出すると、電子めがねが端末に接続されたと判断する。接続を検出した制御部35は、開放されているUSB電源切替SW33を閉鎖して端末からの電力をVbusを経由して電源部32に送る。電源部32は、端末から送られてきた電力をインピーダンス変換してDC−AC変換部34へ送る。制御部35は、USB電源切替SW33を閉鎖した後、内部電源切替SW36を切り替えて内部電池37からDC−AC変換部34の出力に切り替える。このときのDC−AC変換部34の出力は、近視用の電力に設定しておけば、装着者の電子めがねを自動的に近視モードにすることが出来る。
また、内部電源切替SW36の切り替えは、DC−AC変換部34の出力が安定してから行うほうが良い。出力が安定したと見なす切り替えタイミングは、周知の技術が使用できる。例えば、制御部35内部でタイマを設けて時間遅延を行っても良いし、DC−AC変換部34の出力を制御部35が判断して決定しても良い。
本構成を行うことにより、携帯端末やPCからの電力を電子めがねに利用できるので、小容量の電池で良く、大容量の電池を眼鏡本体に内蔵する必要がない。そのため、電子めがねの軽量化を図ることができる。電子めがね本体の軽量化により、装着感の向上が図れる。
また、電子めがね本体の電池残量が少なくなったときは、携帯電話等の携帯端末やPCに接続することで急な電池切れに対しても不都合なく対応することができる。さらに、電子めがね内部の電池を端末側の電力を利用して充電する構成にすることも出来るので、おきな利便性がある。
本発明の電子めがねは、前後左右のフレームの重量バランスを簡単に調整できるので、装着感の良い電子眼鏡に好適である。また、近年増加してきた携帯電話や携帯端末に接続して、その電力や情報を利用できるので、さらに性能を向上させた電子めがねに適している。
本発明の電子めがねの構成を示す外観図 本発明の電子めがねの構成を示すブロック図 実施の形態1の電源部の構成を示す図 実施の形態1の乾電池を使用した制御部の構成を示す図 実施の形態1の別な構成を示す模式図 実施の形態1の別な構成を示す模式図 実施の形態1の別な構成を示す模式図 実施の形態2の使用動作を説明するための図 実施の形態2の構成を示すブロック図
符号の説明
1 電子めがね
2 めがね部
3、3a、3b 電源部
4、5 レンズ部
6、6a、6b 制御部
7 フレーム部
8 透明板
9 スペーサ
10a、10b 凸面状透明板
11a、10b 液晶
12a、12b 焦点可変レンズ
13a、13b、14a、14b 透明電極
17 センサ処理部
18 差動増幅器
19 印加電圧制御回路
20 特性補正回路
21 可変電圧出力回路
22 DC/ACコンバータ
23 カウンターウェイト
24 乾電池
27 携帯電話
28 携帯ゲーム端末
29 PC
30 中空部
31 USB−IF部
32 電源部
33 USB電源切替SW
34 DC−AC変換部
35 制御部
36 内部電源切替SW
40 温度センサ

Claims (11)

  1. フレームとこのフレームに接続された電気的に焦点を可変できるレンズ部とから成る電子めがねであって、
    前記レンズ部のレンズを駆動するための制御回路を収納した中空円筒形状の制御部と、
    前記制御回路に電力を供給するための電源を収納した中空円筒形状の電源部とを有し、
    前記制御部及び前記電源部の前記中空部に前記フレームを貫通させて摺動可能に配置した電子めがね。
  2. 前記電源部と前記制御部の中空部の内壁に前記フレームと接触固定するための弾性部材を貼り付けた請求項1に記載の電子めがね。
  3. 前記電源部は前記制御部に結合するための嵌合機構を有し前記制御部に結合した際に電力の授受が出来る供給電極を持ち、前記制御部は前記嵌合機構と対になる嵌合機構を有し前記電源部と結合した際に前記供給電極に接続する受電電極を持つ請求項1に記載の電子めがね。
  4. 前記電源部と前記制御部の円筒側面には樹脂で構成された外装部材が設けられており、その外装部材の表面に自然物繊維で作られた緩衝材で覆われている請求項1から3に記載の電子めがね。
  5. 前記嵌合機構により結合した前記制御部と前記電源部との結合体を前記フレームの片側のみに配置する請求項3に記載の電子めがね。
  6. 前記結合体を配置しないフレームに前記結合体の重量を平衡するためのカウンターウェイトを配置する請求項5に記載の電子めがね。
  7. 前記カウンターウェイトは、前記結合体と同じ形状でありその中空部に前記フレームを貫通させ、この中空部内壁に設けた弾性部材により前記フレームと接触固定する請求項6に記載の電子めがね。
  8. 前記フレームの片方に前記電源部を配置し、前記電源部を配置していないフレームに前記制御部を配置する請求項1記載の電子めがね。
  9. 前記レンズ部は左右2つのレンズ部から成り、前記左右のレンズ部の重量が異なるときは、前記レンズ部の重量が軽い側の位置にあるフレームに前記電源部を配置し、前記電源部と反対の位置にあるフレームに前記制御部を配置する請求項1に記載の電子めがね。
  10. フレームと、
    前記フレームに接続された電気的に焦点を可変できるレンズ部と、
    前記レンズ部のレンズを駆動するための制御回路とその制御回路に接続された電池収納部を開口端に配置した円筒形状の制御部と、
    前記開口端を勘合する耳掛け部とから成る電子めがねであって、
    前記制御部を前記フレームの片側に配置した電子めがね。
  11. 前記電子めがねは、USB機器と接続したことを判断して接続した時には前記電源部からの電力を遮断し前記USB機器からの電力を前記制御部に供給するUSB判断ブロックを備えた請求項1及び10に記載の電子めがね。
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