JP2009093275A - 情報処理装置、画像形成装置関連ソフトウェアの機能実現方法、及び機能実現プログラム - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置関連ソフトウェアの機能実現方法、及び機能実現プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009093275A
JP2009093275A JP2007261046A JP2007261046A JP2009093275A JP 2009093275 A JP2009093275 A JP 2009093275A JP 2007261046 A JP2007261046 A JP 2007261046A JP 2007261046 A JP2007261046 A JP 2007261046A JP 2009093275 A JP2009093275 A JP 2009093275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
function
software
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007261046A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kamezawa
伸治 亀澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007261046A priority Critical patent/JP2009093275A/ja
Publication of JP2009093275A publication Critical patent/JP2009093275A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】画像形成装置関連ソフトウェアにおいて実現する機能のカスタマイズを容易に行うことができ、カスタマイズされた画像形成装置関連ソフトウェアが有する機能を実現することができる情報処理装置、画像形成装置関連ソフトウェアの機能構成方法、及び機能構成プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、画像形成装置200に関する複数のソフトウェアを有する装置であって、画像形成装置200に関する複数のソフトウェアにおいて実行する機能を、前記複数のソフトウェアに共通して設定する設定手段と、設定手段により設定された前記機能に基づいて、前記機能を実現するために所定の処理を行うソフトウェア部品が定義された定義データを生成する生成手段と、生成手段により生成された定義データに基づいて、定義されているソフトウェア部品を実行する実行手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、プリンタドライバなどの画像形成装置関連ソフトウェアを有する情報処理装置、画像形成装置関連ソフトウェアの機能実現方法、及び機能実現プログラムに関するものである。
ユーザは、アプリケーションソフトウェアなどにより作成・編集した文書データなどを印刷する場合に、ユーザが使用しているPC(Personal Computer)にインストールされたプリンタドライバを介して、PCに接続される画像形成装置に印刷データを送信し印刷を行う。このとき、プリンタドライバは、文書データなどのアプリケーションデータを、画像形成装置が印刷処理可能なデータ形式に変換し、変換後のデータを送信している。
そのため、ユーザは、印刷を行うために、画像形成装置に対して互換性のあるプリンタドライバをPCにインストールしておく必要がある。
このように、プリンタドライバなどの画像形成装置関連ソフトウェアにおいて実現される機能は、画像形成装置に搭載されている機能のスペックに依存しているため、画像形成装置を製造するメーカーは、製品ごとの画像形成装置関連ソフトウェアを開発し、ユーザに対して提供する必要があり、製品の多いメーカーにとって多大な負担となる。
また、ユーザは、自らが使用する画像形成装置ごとに互換性のある画像形成装置関連ソフトウェアを入手し、PCにインストールする必要があり、ユーザにとってその対応作業は煩雑である。
そこで、特許文献1には、「画像形成装置に共通するプリンタドライバが、データ通信可能な画像形成装置から当該装置の性質(アトリビュート)を示す構成データを取得し、取得した構成データに基づいて印刷処理を行う」ことによって、開発者が画像形成装置ごとに異なるプリンタドライバを開発しなくてもよく、また、ユーザが画像形成装置ごとの印刷環境に容易に対応することができるプリンタドライバのカスタマイズ手法が提案されている。
特開2005−302031号公報
しかしながら、特許文献1に開示された画像形成装置関連ソフトウェアのカスタマイズ手法では、画像形成装置が保持している構成データの内容によって、プリンタドライバで行う印刷処理が一意に決まってしまうと言う問題点がある。
現在では、多様化するユーザのニーズに応えるために、メーカーから提供される画像形成装置関連ソフトウェアは、プリンタドライバが有する印刷機能の他、複数の機能を実現するためのソフトウェア部品がパッケージ化されてユーザへ提供されている。そのため、画像形成装置関連ソフトウェアには、ソフトウェア部品によって実現できる機能を、画像形成装置の使用用途に応じて簡便に追加・削除可能な「カスタマイズ機能」が必要である。
よって、従来の手法では、画像形成装置ごとの互換性の違いによる問題点については対応しているが、「画像形成装置関連ソフトウェアが有する機能を、ユーザのニーズに応じて、柔軟かつ簡便にカスタマイズ可能か否か」については考慮されておらず、ユーザが画像形成装置関連ソフトウェアに対して所望するカスタマイズ機能を十分に提供できているとは言えない。
本発明では、上記従来技術の問題点に鑑み、機能のカスタマイズを容易に行うことができ、カスタマイズされた画像形成装置関連ソフトウェアが有する機能を実現することができる情報処理装置、画像形成装置関連ソフトウェアの機能実現方法、及び機能実現プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、画像形成装置に関する複数のソフトウェアを有する情報処理装置であって、前記画像形成装置に関する複数のソフトウェアにおいて実行する機能を、前記複数のソフトウェアに共通して設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記機能に基づいて、前記機能を実現するために所定の処理を行うソフトウェア部品が定義された定義データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記定義データに基づいて、情報が定義されている前記ソフトウェア部品を実行する実行手段とを有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記生成手段において、前記画像形成装置に関するソフトウェアと、前記画像形成装置に関するソフトウェアにおいて実行する機能を実現するソフトウェア部品とが関連付けられて定義されている定義データを生成することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記設定手段において、当該情報処理装置が予め保持している前記画像形成装置の機能情報を基にした、前記画像形成装置に関するソフトウェアが有する機能として設定可能な候補から選択された機能を、前記画像形成装置に関するソフトウェアにおいて実行する機能として設定することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、当該情報処理装置と前記画像形成装置とがデータ通信可能な状態か否かを判定する通信可否判定手段と、前記画像形成装置から前記機能情報を取得する取得手段とを有し、前記取得手段が、前記通信可否判定手段によりデータ通信可能な状態であると判定された前記画像形成装置から、前記機能情報を取得することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、当該情報処理装置が予め保持している前記画像形成装置の機能情報を更新する更新手段を有し、前記更新手段が、前記取得手段により取得した前記画像形成装置の機能情報を基に、保持している機能情報を更新することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記取得手段において、前記画像形成装置の機能情報として、PrivateMIB情報を取得することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の情報処理装置は、前記ソフトウェア部品が、当該情報処理装置にインストールされた前記画像形成装置に関する複数のソフトウェアから共通して実行されることを特徴とする。
これによって、本発明の情報処理装置は、当該情報処理装置にインストールされた複数の画像形成装置関連ソフトウェアに共通するUI(User Interface)を介して設定された、各画像形成装置関連ソフトウェアにおいて実現する機能を基に、機能を実現するために必要な機能コンポーネントと、その機能コンポーネントを使用する画像形成装置関連ソフトウェアとを関連付けて定義した定義データを生成し、画像形成装置関連ソフトウェアにおいて、生成した定義データを基に、自らが使用する機能コンポーネントを実行する構成としたことにより、機能のカスタマイズを容易に行うことができ、カスタマイズされた画像形成装置関連ソフトウェアが有する機能を実現することができる。
上記目的を達成するため、本発明の機能実現方法は、画像形成装置に関する複数のソフトウェアの機能実現方法であって、前記画像形成装置に関する複数のソフトウェアにおいて実行する機能を、前記複数のソフトウェアに共通して設定する設定手順と、前記設定手順により設定された前記機能に基づいて、前記機能を実現するために所定の処理を行うソフトウェア部品が定義された定義データを生成する生成手順と、前記生成手順により生成された前記定義データに基づいて、定義されている前記ソフトウェア部品を実行する実行手順とを有することを特徴とする。
これによって、本発明の機能実現方法は、当該情報処理装置にインストールされた複数の画像形成装置関連ソフトウェアに共通するUIを介して設定された、各画像形成装置関連ソフトウェアにおいて実現する機能を基に、機能を実現するために必要な機能コンポーネントと、その機能コンポーネントを使用する画像形成装置関連ソフトウェアとを関連付けて定義した定義データを生成し、画像形成装置関連ソフトウェアにおいて、生成した定義データを基に、自らが使用する機能コンポーネントを実行することで、画像形成装置関連ソフトウェアにおいて実現する機能のカスタマイズを容易に行うことができ、カスタマイズされた画像形成装置関連ソフトウェアが有する機能を実現することができる。
上記目的を達成するため、本発明の機能実現プログラムは、画像形成装置に関する複数のソフトウェアの機能実現プログラムであって、コンピュータを、前記画像形成装置に関する複数のソフトウェアにおいて実行する機能を、前記複数のソフトウェアに共通して設定する設定手段と、前記設定手段により設定された前記機能に基づいて、前記機能を実現するために所定の処理を行うソフトウェア部品が定義された定義データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された前記定義データに基づいて、定義されている前記ソフトウェア部品を実行する実行手段として機能させる。
これによって、本発明の機能実現プログラムは、コンピュータを、当該情報処理装置にインストールされた複数の画像形成装置関連ソフトウェアに共通するUIを介して設定された、各画像形成装置関連ソフトウェアにおいて実現する機能を基に、機能を実現するために必要な機能コンポーネントと、その機能コンポーネントを使用する画像形成装置関連ソフトウェアとを関連付けて定義した定義データを生成し、画像形成装置関連ソフトウェアにおいて、生成した定義データを基に、自らが使用する機能コンポーネントを実行するように機能させることができる。
よって、本発明の機能実現プログラムは、画像形成装置関連ソフトウェアにおいて実現する機能のカスタマイズを容易に行うことができ、カスタマイズされた画像形成装置関連ソフトウェアが有する機能を実現することができる。
本発明によれば、画像形成装置関連ソフトウェアにおいて実現する機能のカスタマイズを容易に行うことができ、カスタマイズされた画像形成装置関連ソフトウェアが有する機能を実現することができる情報処理装置、画像形成装置関連ソフトウェアの機能構成方法、及び機能構成プログラムを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、「実施形態」という。)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
まず、本実施形態に係る情報処理装置と画像形成装置とから構成される画像形成システムについて、図1を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置100と画像形成装置200とから構成される画像形成システムの一例を示す図である。
本実施形態に係る情報処理装置100及び画像形成装置200は、例えば、図1に示すような画像形成システムを構成することにより、情報処理装置100において、ユーザがアプリケーションソフトウェアなどにより作成・編集した文書の印刷データを、画像形成装置関連ソフトウェアであるプリンタドライバからデータ伝送路90を介して画像形成装置200へ送信し、画像形成装置200により印刷を行うことができる。これら情報処理装置100と画像形成装置200とを接続するデータ伝送路90は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブルやネットワークケーブルなどである。
また、本実施形態に係る画像形成システムは、図1に示すような、情報処理装置100と画像形成装置200とが直接接続される構成に限らず、複数の情報処理装置100及び画像形成装置200が、有線及び/又は無線回線により構築されたLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などのネットワーク(データ通信網)を介して接続される構成であっても良く、互いの装置間で双方向のデータ通信を行えるシステム構成であれば良い。
<<ハードウェア構成>>
では、本実施形態に係る情報処理装置100と画像形成装置200とのハードウェア構成について、図2及び図3を用いて説明する。
[情報処理装置(端末)]
図2は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る情報処理装置100は、入力装置101と、表示装置102と、ドライブ装置103と、記録媒体104と、ROM(Read Only Memory)105と、RAM(Random Access Memory)106と、CPU(Central Processing Unit)107と、インタフェース装置108と、HDD(Hard Disk Drive)109とから構成され、それぞれバスで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボード及びマウスなどで構成され、情報処理装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどで構成され、例えば、後述する画像形成装置関連ソフトウェアの機能設定用UI画面を表示する。インタフェース装置108は、情報処理装置100をネットワークなどのデータ伝送路90に接続するインタフェースである。情報処理装置100は、インタフェース装置108を介して画像形成装置200とのデータ通信を行う。HDD109は、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や各種アプリケーションソフトウェア、また本実施形態に係る画像形成装置関連ソフトウェアなどのプログラムやデータを格納している。また、HDD109は、格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステムやDB(Data Base)により管理している。
本実施形態に係る画像形成装置関連ソフトウェアの機能を実現するプログラムは、例えばCD(Compact Disk)などの記録媒体104によって情報処理装置100に提供されるか、データ伝送路90であるネットワークなどを通じてダウンロードされる。記録媒体104は、ドライブ装置103にセットされプログラムが記録媒体104からドライブ装置103を介してHDD109にインストールされる。
ROM105は、情報処理装置100が起動されるときに実行されるBIOS(Basic Input/Output System)のプログラムやデータを格納している。RAM106は、ROM105やHDD109から読み出されたプログラムやデータを一時保持する。CPU107は、RAM106が一時保持しているプログラムを実行する。
情報処理装置100は、例えば、ユーザが文書データの印刷を行う場合に、HDD109からRAM106上に読み出された画像形成装置関連ソフトウェアであるプリンタドライバのプログラムをCPU107により実行し、文書データを印刷データに変換して、インタフェース装置108を介して画像形成装置200に送信する。
[画像形成装置]
図3は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態に係る画像形成装置200は、操作パネル21と、記憶メディアI/F22と、コントローラ23と、データ通信I/F24と、HDD209と、スキャナ25と、プロッタ26とから構成され、それぞれバスで相互に接続されている。
操作パネル21は、入力装置201と表示装置202とを有しており、入力装置201は、ハードウェアキーなどで構成され、画像形成装置200に各操作信号を入力するのに用いられる。また、表示装置102は、ディスプレイなどで構成され、例えば画像形成動作に関する各種情報を表示する。データ通信I/F24は、インタフェース装置208を有しており、画像処理装置200をネットワークなどのデータ伝送路90に接続するインタフェースである。画像形成装置200は、データ通信I/F24を介して情報処理装置100とのデータ通信を行う。
HDD209は、画像形成装置200で取り扱われる受信文書データや読み取り画像データなどの各種データを格納している。また、HDD209は、これらの各種データを、所定のファイルシステムやDBにより管理している。HDD209に格納される各種データの中には、例えば、デジタルカメラなどの外部機器によって記録された電子データも含まれる。このような場合には、メモリカードなどの記録媒体204によって画像形成装置200に提供されるか、データ伝送路90であるネットワークなどを通じてアップロードされる。記録媒体204は、記憶メディアI/F22が有するドライブ装置203にセットされ各種データが記録媒体204からドライブ装置203を介してHDD209に格納される。
コントローラ23は、ROM205、RAM206、及びCPU207とを有しており、ROM205は、画像形成装置200が起動されるときに実行されるプログラムやデータを格納している。また、RAM206は、ROM205やHDD209から読み出されたプログラムやデータを一時保持する。更に、CPU207は、RAM206が一時保持しているプログラムを実行する。コントローラ23は、例えば、データ通信I/F24を介して印刷データを受信した場合に、ROM205からRAM206上に読み出されたPDL(Page Description Language)を解釈可能なプログラム(PDLパーサ)をCPU207により実行し、データ通信I/F24を介して受信した印刷データを解釈してビットマップイメージを生成する。
スキャナ25は、画像読取装置210を有しており、読み取り面に配置された原稿を光学的に読み取り画像データを生成する。プロッタ26は、印刷装置211を有しており、例えば、電子写真プロセス方式によってビットマップイメージを記録紙に印刷する。
<<ソフトウェア構成>>
次に、本実施形態に係る情報処理装置100と画像形成装置200とから構成される画像形成システムのソフトウェア構成について、図4を用いて説明する。図4は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置100と画像形成装置200とから構成される画像形成システムのソフトウェア構成の一例を示す図である。
[情報処理装置(端末)]
本実施形態に係る情報処理装置100は、画像形成装置関連ソフトウェアの機能を実現するために、情報処理装置100にインストールされた画像形成装置関連ソフトウェア32が有する機能を管理するユーティリティ31と、画像形成装置関連ソフトウェア32と、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能を実現するために所定の処理を行う機能コンポーネント33とから構成され、RAM106上に読み出されたそれぞれのプログラムがCPU107により実行されOS上で動作している。
ユーティリティ31は、複数の画像形成装置関連ソフトウェア32に共通するUIを表示装置102に表示し、各画像形成装置関連ソフトウェア32で実現する機能の設定をUIを介して受け付け、画像形成装置関連ソフトウェア32が有する機能の追加・削除を行うことにより、各画像形成装置関連ソフトウェア32の機能を一括して管理している。
また、機能コンポーネント33は、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能を実現する最小機能単位のプログラムモジュール(ソフトウェア部品)である。そのため、画像形成装置関連ソフトウェア32は、機能コンポーネント33単体、若しくは機能コンポーネント33の組み合わせによって1つの機能を実現している。
更に、機能コンポーネント33は、情報処理装置100にインストールされた各画像形成装置関連ソフトウェア32に対して共通したインタフェースを有するプログラムモジュールとして設計されており、複数の画像形成装置関連ソフトウェア32から同一の機能コンポーネント33が使用可能となっている。よって、本実施形態では、新たな機能コンポーネント33を情報処理装置100にインストールことで、情報処理装置100が有する全ての画像形成装置関連ソフトウェア32に対して機能拡張することができる。
本実施形態では、ユーティリティ31、各種画像形成装置関連ソフトウェア32、及び各種機能コンポーネント33のプログラムモジュール群を、画像形成装置200に関する1つのソフトウェアパッケージとしてインストールすることで、上記のようなソフトウェア構成を情報処理装置100に構築する。
本実施形態では、上記のようなソフトウェア構成により、画像形成装置関連ソフトウェア32に関するモジュール構成を最小限にすることができ、インストール時のハードウェアリソースの消費を軽減することができる。
[画像形成装置]
本実施形態に係る画像形成装置200は、画像形成機能を実現する本体ソフトウェア71が、コントローラ23のCPU207により実行され動作している。また、画像形成装置200は、当該装置が有する機能を示す情報61(以下、「機能情報61」という。)を有している。機能情報61は、例えば、図中の「カラー印刷」や「OHP印刷」などに示すような機能名称を示す所定の文字列で構成されるデータであって、画像形成装置200において内部的に自動生成しても良いし、工場出荷時から予めデータとして保持していても良い。
[画像形成装置関連ソフトウェアの機能実現方法]
本実施形態に係る情報処理装置100と画像形成装置200とから構成される画像形成システムでは、それぞれの装置において上記のようなソフトウェア構成を有し、図5を用いて説明する方法によって、本実施形態に係る画像形成装置関連ソフトウェアの機能を実現している。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置100と画像形成装置200とから構成される画像形成システムが有する機能の動作例を示す図である。
図5では、情報処理装置100に、「状態モニタ」32a及び「プリンタドライバ」32bが画像形成装置関連ソフトウェア32としてインストールされている例が示されている。
例えば、図5に示す状態モニタ32aは、ユーティリティ31が提供する共通UIを介してユーザが設定した「クリーニング機能」を実現するために、機能コンポーネント33としてインストールされているUSB通信(機能A)33aとクリーニング(機能B)33bとを、ユーザからの動作要求に従って実行する。
これによって、情報処理装置100は、クリーニング(機能B)33bにより発行された動作要求が、USB通信(機能A)33aによって画像形成装置200へ送信され、その結果、画像形成装置200では、本体ソフトウェア71が要求に応じてプロッタ26のクリーニングを開始する。このように、状態モニタ32aは、「状態情報取得機能」を実現している。
また、図5に示すプリンタドライバ32bは、「給紙トレイを指定した印刷機能」を実現するために、USB通信(機能A)33aと給紙トレイ設定(機能C)33cとを、ユーザからの動作要求に従って実行する。
これによって、情報処理装置100は、給紙トレイ設定(機能C)33cにより設定された給紙トレイ情報を含む印刷データが、USB通信(機能A)33aによって画像形成装置200へ送信され、その結果、画像形成装置200では、本体ソフトウェア71が指定された給紙トレイから用紙を給紙し印刷を開始する。このように、プリンタドライバ32bは、「給紙トレイを指定した印刷機能」を実現している。
<画像形成装置関連ソフトウェアの機能カスタマイズと機能実行>
次に、本実施形態に係る情報処理装置100が有する画像形成装置関連ソフトウェア32の「機能カスタマイズ」及び「機能実行」を実現する各手段について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置100が有する機能を実現するため手段構成の一例を示す図である。
<<手段構成の概要>>
本実施形態に係る情報処理装置100は、主に、画像形成装置200から機能情報61を取得する取得手段42と、画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能を設定する設定手段43と、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能を実現するために使用する機能コンポーネント33を定義した定義データ51(以下、「使用コンポーネントリストデータ51」という。)を生成する生成手段44とから構成され、更には、情報処理装置100と画像形成装置200とが双方向のデータ通信可能な状態かを確認する通信可否判定手段41を有している。以下に、上記各手段について簡単に説明する。
通信可否判定手段41は、情報処理装置100と画像形成装置200とが、例えばUSBケーブルなどのデータ伝送路90により接続され、互いの装置間において双方向のデータ通信可能な状態であるか否かを判定する手段である。通信可否判定手段41は、例えば、情報処理装置100から送信した確認用の要求信号に対して、所定の時間内に画像形成装置200から応答信号を受信した否かによって、双方向のデータ通信可能な状態であるか否かを判定する。
取得手段42は、通信可否判定手段41により、正常に双方向のデータ通信可能な状態であると判定された画像形成装置200に対して機能情報61の取得を要求し、要求に取得する手段である。
設定手段43は、情報処理装置100にインストールされた画像形成装置関連ソフトウェア32に共通するUIを介してユーザが選択指示した機能を、画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能として設定する手段である。
生成手段44は、設定手段43により設定された機能を実現するために所定の処理を行う機能コンポーネント33と、機能コンポーネント33を使用する画像形成装置関連ソフトウェア32と関連付けて定義した使用コンポーネントリストデータ51を生成する手段である。生成手段44により生成された使用コンポーネントリストデータ51は、例えば、HDD109などの情報処理装置100が有する記憶装置に格納される。
上記に挙げた各手段は、情報処理装置100が有するユーティリティ31が有する手段で、ユーティリティ31のプログラムをCPU107により実行することで実現する。
<<動作の概要>>
次に、上記で説明を行った各手段によって、本実施形態に係る情報処理装置100において、「画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズ及び機能実行」をどのように動作させているかについて、更に図7〜9を用いて以下に説明する。
[ユーティリティの動作概要]
図7は、本発明の第1の実施形態に係る機能カスタマイズ時の動作例を示す図である。
(動作1)画像形成装置の機能情報収集
本実施形態に係るユーティリティ31は、起動されると、まず、通信可否判定手段41により、情報処理装置100と画像形成装置200とが双方向のデータ通信可能な状態であるか否かを、インタフェース装置108を介して判定する。ユーティリティ31は、通信可否判定手段41により情報処理装置100と画像形成装置200とがデータ通信可能な状態であると判定されると、取得手段42により、画像形成装置200からデータ伝送路90を介して、機能情報61を取得(ダウンロード)する。また、ユーティリティ31は、通信可否判定手段41により情報処理装置100とデータ通信可能な状態であると判定された画像形成装置200が複数存在する場合に、複数の画像形成装置200の情報(例えば装置名称など)を表示装置102の表示画面に表示し、ユーザにUIを介して1台の画像形成装置200を選択させ、選択指示された画像形成装置200から、取得手段42により機能情報61を取得する。
(動作2)画像形成装置関連ソフトウェアの機能設定(機能コンポーネントの選択)
ユーティリティ31は、設定手段43により、画像形成装置関連ソフトウェア32において共通する機能カスタマイズを行うためのUIを表示装置102に表示する。設定手段43は、取得手段42により取得した画像形成装置200の機能情報61を基にした、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能として設定可能な候補をUI上に表示する。これによって、本実施形態に係る情報処理装置100は、画像形成装置200が有する機能と、画像形成装置関連ソフトウェア32との互換性を保つことができる。
図8は、本発明の第1の実施形態に係る機能カスタマイズ時のUI画面81の一例を示す図である。
図8に示すように、ユーティリティ31が表示装置102に表示する、各画像形成装置関連ソフトウェア32に共通して機能カスタマイズを行うためのUI画面81は、主に、
画像形成装置関連ソフトウェア32の「ソフトウェア名称」と、情報処理装置100にインストールされている機能コンポーネント33のうち、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能として設定可能な「機能名称」と、設定可能な機能についての「説明文」とが、UI画面81に表示される。更に、UI画面81には、画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能として設定を指示する「チェックボックスA」と、機能カスタマイズする画像形成装置関連ソフトウェア32の設定を指示する「プルダウンメニューB」と、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズの中止/確定を指示する「キャンセル/OKボタンC」のGUI(Graphical User Interface)パーツを有している。
ユーザは、上記UI画面81を介して、情報処理装置100にインストールされた画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズを行う。
例えば、図8の示すUI画面81では、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能として設定可能な6つの候補(「カラー/モノクロ選択」、「用紙種類選択」、「印刷品質設定」、「印刷品質詳細設定」、「給紙トレイ選択」、及び「機器状態表示」の各機能)が表示されている。
ユーザは、機能カスタマイズする画像形成装置関連ソフトウェア32をプルダウンメニューBで選択することで、設定手段43にその設定を指示する。更に、設定を指示した画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能を、候補として表示された各機能のチェックボックスAで選択することで、設定手段43にその設定を指示する。このようにして、ユーザは、画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能の追加・削除を行うことができる。
また、図8に示すプルダウンメニューBには、「全て」という選択項目があり、この項目を選択することにより、ユーザは、情報処理装置100にインストールされている全ての画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズを同時に行うことができる。よって、複数の画像形成装置関連ソフトウェア32がインストールされている場合、プルダウンメニューBの選択項目に各画像形成装置関連ソフトウェア32を組み合わせた項目を用意しておくことで、ユーザは、複数の画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズを容易に行うことができる。
ユーティリティ31は、設定手段43により、UI画面81のOKボタンCが押下されたことをうけて、これまでユーザによってUI画面81を介して設定を指示された画像形成装置関連ソフトウェア32の機能設定情報を、RAM106上に一時保持する。
(動作3)使用コンポーネントリストデータの生成
図7に戻り、ユーティリティ31は、設定手段43により設定保持された各種情報を基に、生成手段44により、使用コンポーネントリストデータ51を生成する。生成手段44は、RAM106上に保持されている画像形成装置関連ソフトウェア32の機能設定情報を基に設定された機能を実現する機能コンポーネント33を特定し、特定した機能コンポーネント33の識別情報と、設定された画像形成装置関連ソフトウェア32の識別情報とを関連付けてデータ化する。図7では、テーブル形式の使用コンポーネントリストデータ51の例が示されている。ここで言う「識別情報」は、図7に示すような機能コンポーネント33や画像形成装置関連ソフトウェア32の名称を表す文字列や、インストール時に採番されたID番号など、これらを一意に特定できる情報である。
ユーティリティ31は、生成手段44により生成した使用コンポーネントリストデータ51を、HDD109に格納し保持する。
このように、本実施形態に係る情報処理装置100では、情報処理装置100にインストールされた画像形成装置関連ソフトウェア32に共通するUIを介して、各画像形成装置関連ソフトウェア32の機能を一括して容易にカスタマイズすることができ、そのカスタマイズ結果(機能設定情報)を基に使用コンポーネントリストデータ51の内容を更新することで、画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能を管理する(追加・削除する)ことができる。
[画像形成装置関連ソフトウェアの動作概要]
図9は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置関連ソフトウェア実行時の動作例を示す図である。図9には、画像形成装置関連ソフトウェア32のプリンタドライバ32bが機能コンポーネントA33a及び機能コンポーネントB33bを使用する動作例が示されている。
(動作4)機能コンポーネントの実行
画像形成装置関連ソフトウェア(実行手段)32は、ユーティリティ31の生成手段44により生成されHDD109に格納されている使用コンポーネントリストデータ51を読み込む。画像形成装置関連ソフトウェア32は、読み込んだ使用コンポーネントリストデータ51を参照し、自身の識別情報に関連付けられて定義されている機能コンポーネント33の識別情報を基に、情報処理装置100にインストールされた機能コンポーネント33(図6の機能コンポーネントA33aから機能コンポーネントN33n)の中から、機能を実現するために使用する機能コンポーネント33を特定する。画像形成装置関連ソフトウェア32は、特定した機能コンポーネント33をする。
例えば、図8の場合、プリンタドライバ32bは、使用コンポーネントリストデータ51を読み込んだ後、読み込んだデータを参照し、プリンタドライバ32bの識別情報に関連付けられた、「通信処理機能」を実現する機能コンポーネントA33aと、「UI処理・画像処理機能」を実現する機能コンポーネントB33bを特定し、各機能コンポーネント33を実行する。その結果、プリンタドライバ32bは、機能コンポーネントB33bが、UIを介して設定された印刷条件に従い生成した印刷データを、機能コンポーネントA33aにより、画像形成装置200へ送信する。
これまでに説明を行ってきたように、本実施形態に係る情報処理装置100は、ユーティリティ31が有する各手段により、情報処理装置100にインストールされた複数の画像形成装置関連ソフトウェア32に共通するUIを介して設定された、各画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能を基に、機能を実現するために必要な機能コンポーネント33と、その機能コンポーネント33を使用する画像形成装置関連ソフトウェア32とを関連付けて定義した使用コンポーネントリストデータ51を生成する。
また、情報処理装置100は、画像形成装置関連ソフトウェア32において、生成した使用コンポーネントリストデータ51を基に、機能を実現するために必要な機能コンポーネント33を実行する。
よって、本実施形態に係る情報処理装置100では、上記構成としたことにより、機能のカスタマイズを容易に行うことができ、カスタマイズされた画像形成装置関連ソフトウェア32が有する機能を実現することができる。
<処理手順>
ここからは、上記に説明を行った本実施形態に係る情報処理装置100が有する機能の具体的な処理手順について図10〜12を用いて説明する。以下に説明する処理手順は、情報処理装置100にインストールされたユーティリティ31、画像形成装置関連ソフトウェア32、及び機能コンポーネント33の各プログラムが、CPU107で実行されることにより処理される手順である。
<<インストール>>
図10は、本発明の第1の実施形態に係るインストール時の処理手順の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る情報処理装置100は、インストーラーにより、インストールパッケージ内のユーティリティ31と各画像形成装置関連ソフトウェア32とのプログラムを、予め決められている格納先情報(例えばファイルパスなど)に従って、HDD109の所定の記憶領域へ格納する(ステップS101)。
情報処理装置100は、前段ステップS101の処理によりインストールされたユーティリティ31を起動・実行し、インストール時の機能カスタマイズを実施する(ステップS102)。
情報処理装置100は、前段ステップS102の処理により生成された使用コンポーネントリストデータ51を基に、インストールパッケージ内の機能コンポーネント33の中から、使用コンポーネントリストデータ51に定義されている機能コンポーネント33を、予め決められている格納先情報に従って、HDD109の所定の記憶領域へ格納する(ステップS103)。
<<画像形成装置関連ソフトウェアの起動>>
図11は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置関連ソフトウェア起動時の処理手順の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る情報処理装置100は、画像形成装置関連ソフトウェア32が起動要求されると、HDD109に格納されている使用コンポーネントリストデータ51を読み込む(ステップS201)。
情報処理装置100は、読み込んだ使用コンポーネントリストデータ51を参照し、起動要求された画像形成装置関連ソフトウェア32に関連付けられている機能コンポーネント33を初期化する(ステップS202)。
その後、情報処理装置100は、起動要求に応じて画像形成装置関連ソフトウェア32を起動する。
このように、本実施形態に係る情報処理装置100は、画像形成装置関連ソフトウェア32の動作環境を構築し、動作要求に応じて画像形成装置関連ソフトウェア32が有する機能をユーザへ提供している。
次に、図10に説明を行ったインストール時や、インストール後の機能カスタマイズ時に実行されるユーティリティ31の処理手順について以下に説明する。
<<ユーティリティの実行>>
図12は、本発明の第1の実施形態に係るユーティリティ実行時の処理手順の一例を示すフローチャートである。図12では、ユーティリティ実行時の機能カスタマイズ処理の一例が示されている。
本実施形態に係るユーティリティ31は、起動するとまず、起動要求に応じて実行されたプログラムのバージョンチェックを行う(ステップS301)。
次いで、ユーティリティ31は、通信可否判定手段41により、情報処理装置100と双方向でデータ通信可能な画像形成装置200を検索する(ステップS302)。
ユーティリティ31は、検索結果を基にデータ通信可能な画像形成装置200が存在するか否かを判定する(ステップS303)。
ユーティリティ31は、データ通信可能な画像形成装置200が存在した場合(ステップS303がYESの場合)、更に、データ通信可能な画像形成装置200が複数存在するか否かを判定する(ステップS304)。
ユーティリティ31は、前段ステップS304の処理において、データ通信可能な画像形成装置200が複数存在すると判定した場合(ステップS304がYESの場合)、複数の画像形成装置200のうち、ユーザからの選択指示に従って1台の画像形成装置200を選択決定し(ステップS305)、後段ステップS306の処理へ移行する。
また、データ通信可能な画像形成装置200が複数存在しないと判定した場合、すなわち1台の画像形成装置200に特定された場合(ステップS304がNOの場合)、後段ステップS306の処理へ移行する。
また、ユーティリティ31は、データ通信可能な画像形成装置200が存在しなかった場合(ステップS303がNOの場合)、情報処理装置100が予め保持している画像形成装置200が一般的に有している機能(例えば「給紙トレイ設定」などの機能)を想定した機能情報データを読み込み(ステップS307)、後段ステップS308の処理へ移行する。
ユーティリティ31は、取得手段42により、データ通信可能な画像形成装置200から最新の機能情報61を取得する(ステップS306)。
ユーティリティ31は、設定手段43により、取得した機能情報、又はステップS307の処理において読み込んだ機能情報データを基に、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能として設定可能な候補が表示された、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズを行うためのUI画面81を表示装置202に表示する。
ユーティリティ31は、設定手段43により、UI画面81を介して指示された選択結果に従って、カスタマイズ後の画像形成装置関連ソフトウェア32の機能設定情報を、RAM106上に保持する(ステップS308)。
ユーティリティ31は、生成手段44により、RAM106上に保持されている機能設定情報を基に、情報処理装置100にインストールされた機能コンポーネント33のうち、設定された機能を実現する機能コンポーネント33を判定する(ステップS309)。
ユーティリティ31は、前段ステップS309の処理において、画像形成装置関連ソフトウェア32で使用する機能コンポーネント33であると判定された場合(ステップS309がYESの場合)、使用する機能コンポーネント33の識別情報と、その機能を実行する画像形成装置関連ソフトウェア32の識別情報とを関連付けた使用コンポーネントリストデータ51を生成する(ステップS310)。
また、画像形成装置関連ソフトウェア32で使用する機能コンポーネント33でないと判定された場合(ステップS309がNOの場合)、次の機能コンポーネント33の判定処理へ移行する。
ユーティリティ31は、ステップS309及びステップS310の各処理を、情報処理装置100にインストールされた全ての機能コンポーネント33に対して処理を行う。
このように、本実施形態に係る情報処理装置100は、ユーティリティ31により、情報処理装置100にインストールされた画像形成装置関連ソフトウェア32に共通するUIを介して、各画像形成装置関連ソフトウェア32の機能を一括して容易にカスタマイズすることができる「カスタマイズ機能」をユーザへ提供している。
<まとめ>
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、本実施形態に係る情報処理装置100は、情報処理装置100にインストールされた複数の画像形成装置関連ソフトウェア32に共通するUIを介して設定された、各画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能を基に、機能を実現するために必要な機能コンポーネント33と、その機能コンポーネント33を使用する画像形成装置関連ソフトウェア32とを関連付けて定義した使用コンポーネントリストデータ51を生成し、画像形成装置関連ソフトウェア32において、生成した使用コンポーネントリストデータ51を基に、自らが使用する機能コンポーネント33を実行する。
これによって、本実施形態に係る情報処理装置100は、機能のカスタマイズを容易に行うことができ、カスタマイズされた画像形成装置関連ソフトウェア32が有する機能を実現することができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態に係る情報処理装置100では、ユーティリティ31において、データ通信可能な画像形成装置200を特定し、特定した画像形成装置200から機能情報61を取得した後に、画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能を設定する機能カスタマイズ処理を行っていた。
本実施形態では、画像形成装置200から機能情報61を取得する前に、画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能を設定している。
以降に、本実施形態に係る情報処理装置100について、図13〜15を用いて説明する。また、第1の実施形態と同様の技術的事項については、第1の実施形態で説明を行った図面及び参照符号を用いて説明を省略する。
<画像形成装置関連ソフトウェアの機能カスタマイズと機能実行>
本実施形態に係る情報処理装置100が有する画像形成装置関連ソフトウェア32の「機能カスタマイズ」及び「機能実行」を実現する各手段について、図13を用いて説明する。図13は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置100が有する機能を実現するため手段構成の一例を示す図である。
<<手段構成の概要>>
本実施形態に係る情報処理装置100は、第1の実施形態において説明を行った各手段に加えて、情報処理装置100で保持している画像形成装置200の機能情報61を更新する更新手段45を有している。
情報処理装置100は、データ通信可能な全ての画像形成装置200から、取得手段42により取得した各画像形成装置200の機能情報61を所定のデータ形成により、まとめてデータ化した機能情報データ52を、HDD109の所定の記憶領域に格納し保持している。
そのため、更新手段45は、取得手段42により、特定の画像形成装置200から機能情報61を取得したときに、HDD109に格納し保持している機能情報データ52のうち、特定の画像形成装置200に該当するデータを更新する。
上記更新手段45も、第1の実施形態において説明を行った各手段と同様に、情報処理装置100が有するユーティリティ31が有する手段で、ユーティリティ31のプログラムをCPU107により実行することで実現する。
<<動作の概要>>
次に、更新手段45を含む各手段によって、本実施形態に係る情報処理装置100において、「画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズ及び機能実行」をどのように動作させているかについて、更に図14及び図15を用いて以下に説明する。但し、ここでは、第1の実施形態と異なる技術的事項を有するユーティリティ31についてのみ説明を行い、第1の実施形態と同様の画像処理装置関連ソフトウェア32についての説明は割愛する。
[ユーティリティの動作概要]
本実施形態に係るユーティリティ31において、本実施形態と第1の実施形態との異なる点は、処理手順である。
第1の実施形態に係るユーティリティ31は、以下の動作順で画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズ処理を行っていた。
(動作1)画像形成装置200の機能情報収集
(動作2)画像形成装置関連ソフトウェア32の機能設定
(動作3)使用コンポーネントリストデータ51の生成
本実施形態に係るユーティリティ31では、以下の動作順で画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズ処理を行う。
(動作1)画像形成装置関連ソフトウェア32の機能設定
(動作2)画像形成装置200の機能情報収集
(動作3)使用コンポーネントリストデータ51の生成
このように、本実施形態に係るユーティリティ31では、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能設定を最初に行う動作順となっている。
では、本実施形態に係るユーティリティ31における「(動作1)画像形成装置関連ソフトウェアの機能設定」について、以下に説明する。
(動作1)画像形成装置関連ソフトウェアの機能設定(機能コンポーネントの選択)
本実施形態に係るユーティリティ31は、第1の実施形態と同様に、設定手段43により、画像形成装置関連ソフトウェア32において共通する機能カスタマイズを行うためのUIを表示装置102に表示する。このとき、本実施形態に係る設定手段43では、HDD109に格納し保持している機能情報データ52を基にした、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能として設定可能な候補をUI上に表示する。
図14及び図15は、本発明の第2の実施形態に係る機能カスタマイズ時のUI画面81の一例(その1及びその2)を示す図である。
ユーザは、上記UI画面81を介して、情報処理装置100にインストールされた画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズを行う。
例えば、図14に示すUI画面81では、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能として設定可能な6つの候補(「カラー/モノクロ選択」、「用紙種類選択」、「印刷品質設定」、「印刷品質詳細設定」、「給紙トレイ選択」、及び「機器状態表示」の各機能)が表示されている。更に、UI画面81では、設定可能な6つの候補のうち、情報処理装置100とデータ通信可能な複数の画像形成装置200に共通する機能(図中の「機器共通機能」)に対応する候補R1と、各画像形成装置200が独自にサポートしている機能(図中の「機器固有機能」)に対応する候補R2とが、分類され表示されている。
また、例えば、図15に示すUI画面81では、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能として設定可能な「機能名称」と、情報処理装置100とデータ通信可能な画像形成装置200の「機器名称」とを関連付けた「画像形成装置200ごとのサポート機能」に関する情報が表示されている。
ユーザは、上記UI画面81を介して第1の実施形態において説明を行った機能設定方法により、データ通信可能な複数の画像形成装置200の機能情報61を基に、画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能の追加・削除(機能カスタマイズ)を行うことができる。
これによって、第1の実施形態では、特定の画像形成装置200が有する機能のみを考慮した選択可能な候補しか表示されなかったのに対して、本実施形態に係る情報処理装置100は、データ通信可能な画像形成装置200が有する全ての機能を考慮した選択可能な候補がUI上に表示されることから、データ通信可能な全ての画像形成装置200が有する機能と、画像形成装置関連ソフトウェア32との互換性を保つことができる。
(動作2)画像形成装置の機能情報収集
図13に戻り、本実施形態に係るユーティリティ31は、第1の実施形態と同様に、通信可否判定手段41により、情報処理装置100と画像形成装置200とが双方向のデータ通信可能な状態であるか否かを、インタフェース装置108を介して判定する。
本実施形態に係るユーティリティ31が第1の実施形態と異なる点は、「機能情報61を取得するタイミング」と「取得した機能情報61をも基に機能情報データ52を更新する」点である。
本実施形態に係るユーティリティ31において、通信可否判定手段41及び取得手段42により「機能情報61を取得するタイミング」は、例えば、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズ後や、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズと非同期に定期的に行うなどのタイミングが一例として挙げられる。
また、本実施形態に係るユーティリティ31は、HDD109に格納し保持している機能情報データ52を更新する更新手段45を有している。
これによって、本実施形態に係る情報処理装置100は、上記更新手段45により、設定手段43が参照する機能情報データ52を更新することで、図14及び図15を用いて説明を行ったUI画面81に表示される、画像形成装置関連ソフトウェア32に対して設定可能な候補に関して、ユーザがUIを介して機能カスタマイズを行うときに最新の情報を提示することができる。
(動作3)使用コンポーネントリストデータの生成
本実施形態に係るユーティリティ31は、第1の実施形態と同様に、設定手段43により設定保持された各種情報を基に、生成手段44により、使用コンポーネントリストデータ51を生成する。この点については、本実施形態と第1の実施形態との間に差異はないため、ここでの説明を省略する。
これまでに説明を行ってきたように、本実施形態に係る情報処理装置100は、ユーティリティ31が有する各手段により、情報処理装置100にインストールされた複数の画像形成装置関連ソフトウェア32に共通するUIを介して設定された、各画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能を基に、機能を実現するために必要な機能コンポーネント33と、その機能コンポーネント33を使用する画像形成装置関連ソフトウェア32とを関連付けて定義した使用コンポーネントリストデータ51を生成する。
また、情報処理装置100は、画像形成装置関連ソフトウェア32において、生成した使用コンポーネントリストデータ51を基に、機能を実現するために必要な機能コンポーネント33を実行する。
よって、本実施形態に係る情報処理装置100は、上記構成としたことにより、第1の実施形態において説明を行った情報処理装置100と同様に、機能のカスタマイズを容易に行うことができ、カスタマイズされた画像形成装置関連ソフトウェア32が有する機能を実現することができる。
<処理手順>
ここからは、上記に説明を行った本実施形態に係る情報処理装置100が有する機能の具体的な処理手順について図16を用いて説明する。以下に説明する処理手順は、本実施形態に係る情報処理装置100にインストールされた、第1の実施形態と異なるユーティリティ31のプログラムが、CPU107で実行されることにより処理される手順である。
<<ユーティリティの実行>>
図16は、本発明の第2の実施形態に係るユーティリティ実行時の処理手順の一例を示すフローチャートである。図16では、ユーティリティ実行時の機能カスタマイズ処理の一例が示されている。
本実施形態に係るユーティリティ31は、起動するとまず、起動要求に応じて実行されたプログラムのバージョンチェックを行う(ステップS401)。
次いで、ユーティリティ31は、HDD109格納し保持している機能情報データ52を読み込む(ステップS402)。
次いで、ユーティリティ31は、設定手段43により、取得した機能情報、又はステップS307の処理において読み込んだ機能情報データを基に、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能として設定可能な候補が表示された、画像形成装置関連ソフトウェア32の機能カスタマイズを行うためのUI画面81を表示装置202に表示する。
ユーティリティ31は、設定手段43により、UI画面81を介して指示された選択結果に従って、カスタマイズ後の画像形成装置関連ソフトウェア32の機能設定情報を、RAM106上に保持する(ステップS403)。
次いで、ユーティリティ31は、通信可否判定手段41により、情報処理装置100と双方向でデータ通信可能な画像形成装置200を検索する(ステップS404)。
次いで、ユーティリティ31は、検索結果を基にデータ通信可能な画像形成装置200が存在するか否かを判定する(ステップS405)。
ユーティリティ31は、データ通信可能な画像形成装置200が存在した場合(ステップS404がYESの場合)、更に、データ通信可能な画像形成装置200が複数存在するか否かを判定する(ステップS406)。
ユーティリティ31は、前段ステップS406の処理において、データ通信可能な画像形成装置200が複数存在すると判定した場合(ステップS406がYESの場合)、複数の画像形成装置200のうち、ユーザからの選択指示に従って1台の画像形成装置200を選択決定し(ステップS407)、後段ステップS408の処理へ移行する。
また、データ通信可能な画像形成装置200が複数存在しないと判定した場合、すなわち1台の画像形成装置200に特定された場合(ステップS406がNOの場合)、後段ステップS408の処理へ移行する。
また、ユーティリティ31は、データ通信可能な画像形成装置200が存在しなかった場合(ステップS405がNOの場合)、後段ステップS409の次の処理へ移行する。
次いで、ユーティリティ31は、取得手段42により、データ通信可能な画像形成装置200から最新の機能情報61を取得し(ステップS408)、取得した機能情報61を基に、更新手段45により、HDD109に格納し保持している機能情報データ52を更新する(ステップS409)。
ユーティリティ31は、生成手段44により、RAM106上に保持されている機能設定情報を基に、情報処理装置100にインストールされた機能コンポーネント33のうち、設定された機能を実現する機能コンポーネント33を判定する(ステップS410)。
ユーティリティ31は、前段ステップS309の処理において、画像形成装置関連ソフトウェア32で使用する機能コンポーネント33であると判定された場合(ステップS410がYESの場合)、使用する機能コンポーネント33の識別情報と、その機能を実行する画像形成装置関連ソフトウェア32の識別情報とを関連付けた使用コンポーネントリストデータ51を生成する(ステップS411)。
また、画像形成装置関連ソフトウェア32で使用する機能コンポーネント33でないと判定された場合(ステップS410がNOの場合)、次の機能コンポーネント33の判定処理へ移行する。
ユーティリティ31は、ステップS410及びステップS411の各処理を、情報処理装置100にインストールされた全ての機能コンポーネント33に対して処理を行う。
このように、本実施形態に係る情報処理装置100は、ユーティリティ31により、情報処理装置100にインストールされた画像形成装置関連ソフトウェア32に共通するUIを介して、各画像形成装置関連ソフトウェア32の機能を一括して容易にカスタマイズすることができる「カスタマイズ機能」をユーザへ提供している。
<まとめ>
以上のように、本発明の第2の実施形態によれば、本実施形態に係る情報処理装置100は、情報処理装置100にインストールされた複数の画像形成装置関連ソフトウェア32に共通するUIを介して設定された、各画像形成装置関連ソフトウェア32において実現する機能を基に、機能を実現するために必要な機能コンポーネント33と、その機能コンポーネント33を使用する画像形成装置関連ソフトウェア32とを関連付けて定義した使用コンポーネントリストデータ51を生成し、画像形成装置関連ソフトウェア32において、生成した使用コンポーネントリストデータ51を基に、自らが使用する機能コンポーネント33を実行する。
これによって、本実施形態に係る情報処理装置100は、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
第1及び第2の実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、本発明の各実施形態に係る情報処理装置100が有する「カスタマイズ機能」は、図12及び図16に示した各処理手順を、それぞれの動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムとしてコンピュータで実行することで実現することができる。よって、本発明の各実施形態に係る情報処理装置100が有する機能カスタマイズ処理を含む機能実現プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納することができる。
よって、各実施形態に係る機能実現プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、CD、DVD(Digital Versatile Disk)などの記録媒体104に記憶させることによって、これらの記憶媒体104を読み取り可能なドライブ装置103に接続された記録媒体104から、画像形成システム1の構成要素である情報処理装置100にインストールすることができる。また、情報処理装置100は、インタフェース装置108を有していることから、インターネットを用いて機能実現プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
また、各実施形態では、画像形成システムを構成する画像形成装置の一例として、コピー、プリンタ、及びスキャナなどの複合機能を有するMFP(Multifunction Peripheral)を用いて説明を行ったが、本発明がこの内容に限定されるものではない。情報処理装置100と双方向のデータ通信可能な機器であればよい。
また、情報処理装置100が画像形成装置200から取得する機能情報51について説明を行ったが、例えば、機能情報51をPraivateMIB情報としてもよく、画像形成装置200が有する機能に関する情報が取得できればよい。このように、情報処理装置100においてMIB情報を取得することによって、メーカーが異なる画像形成装置200からも機能情報51を取得することができ、製造元に依存することなく機能カスタマイズを行うことが可能となる。
最後に、上記各実施形態に挙げた形状に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置と画像形成装置とから構成される画像形成システムの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置と画像形成装置とから構成される画像形成システムのソフトウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置と画像形成装置とから構成される画像形成システムが有する機能の動作例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置が有する機能を実現するため手段構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機能カスタマイズ時の動作例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機能カスタマイズ時のUI画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置関連ソフトウェア実行時の動作例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るインストール時の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置関連ソフトウェア起動時の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るユーティリティ実行時の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置が有する機能を実現するため手段構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る機能カスタマイズ時のUI画面の一例(その1)を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る機能カスタマイズ時のUI画面の一例(その2)を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るユーティリティ実行時の処理手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
21 操作パネル
22 記録メディアI/F
23 コントローラ
24 データ通信I/F
25 スキャナ
26 プロッタ
31 ユーティリティ
32 画像形成装置関連ソフトウェア
33 機能コンポーネント(ソフトウェア部品)
41 通信可否判定手段
42 取得手段
43 設定手段
44 生成手段
45 更新手段
51 使用コンポーネントリストデータ
52 機能情報データ
61 機能情報
71 本体ソフトウェア
81 UI画面
90 データ伝送路(USBケーブルやネットワークケーブルなど)
100 情報処理装置
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置
104 記録媒体
105 ROM
106 RAM
107 CPU
108 インタフェース装置
109 HDD
200 画像形成装置
201 入力装置
202 表示装置
203 ドライブ装置
204 記録媒体
205 ROM
206 RAM
207 CPU
208 インタフェース装置
209 HDD
210 画像読取装置(スキャナ装置)
211 印刷装置(プロッタ装置)

Claims (9)

  1. 画像形成装置に関する複数のソフトウェアを有する情報処理装置であって、
    前記画像形成装置に関する複数のソフトウェアにおいて実行する機能を、前記複数のソフトウェアに共通して設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された前記機能に基づいて、前記機能を実現するために所定の処理を行うソフトウェア部品が定義された定義データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記定義データに基づいて、情報が定義されている前記ソフトウェア部品を実行する実行手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記生成手段は、
    前記画像形成装置に関するソフトウェアと、前記画像形成装置に関するソフトウェアにおいて実行する機能を実現するソフトウェア部品とが関連付けられて定義されている定義データを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定手段は、
    当該情報処理装置が予め保持している前記画像形成装置の機能情報を基にした、前記画像形成装置に関するソフトウェアが有する機能として設定可能な候補から選択された機能を、前記画像形成装置に関するソフトウェアにおいて実行する機能として設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 当該情報処理装置は、
    当該情報処理装置と前記画像形成装置とがデータ通信可能な状態か否かを判定する通信可否判定手段と、
    前記画像形成装置から前記機能情報を取得する取得手段とを有し、
    前記取得手段は、
    前記通信可否判定手段によりデータ通信可能な状態であると判定された前記画像形成装置から、前記機能情報を取得することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 当該情報処理装置は、
    当該情報処理装置が予め保持している前記画像形成装置の機能情報を更新する更新手段を有し、
    前記更新手段は、
    前記取得手段により取得した前記画像形成装置の機能情報を基に、保持している機能情報を更新することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得手段は、
    前記画像形成装置の機能情報として、PrivateMIB(Private Management Information Base)情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記ソフトウェア部品は、
    当該情報処理装置にインストールされた前記画像形成装置に関する複数のソフトウェアから共通して実行されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 画像形成装置に関する複数のソフトウェアの機能実現方法であって、
    前記画像形成装置に関する複数のソフトウェアにおいて実行する機能を、前記複数のソフトウェアに共通して設定する設定手順と、
    前記設定手順により設定された前記機能に基づいて、前記機能を実現するために所定の処理を行うソフトウェア部品が定義された定義データを生成する生成手順と、
    前記生成手順により生成された前記定義データに基づいて、定義されている前記ソフトウェア部品を実行する実行手順とを有することを特徴とする機能実現方法。
  9. 画像形成装置に関する複数のソフトウェアの機能実現プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記画像形成装置に関する複数のソフトウェアにおいて実行する機能を、前記複数のソフトウェアに共通して設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された前記機能に基づいて、前記機能を実現するために所定の処理を行うソフトウェア部品が定義された定義データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記定義データに基づいて、定義されている前記ソフトウェア部品を実行する実行手段として機能させる機能実現プログラム。
JP2007261046A 2007-10-04 2007-10-04 情報処理装置、画像形成装置関連ソフトウェアの機能実現方法、及び機能実現プログラム Pending JP2009093275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007261046A JP2009093275A (ja) 2007-10-04 2007-10-04 情報処理装置、画像形成装置関連ソフトウェアの機能実現方法、及び機能実現プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007261046A JP2009093275A (ja) 2007-10-04 2007-10-04 情報処理装置、画像形成装置関連ソフトウェアの機能実現方法、及び機能実現プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009093275A true JP2009093275A (ja) 2009-04-30

Family

ID=40665241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007261046A Pending JP2009093275A (ja) 2007-10-04 2007-10-04 情報処理装置、画像形成装置関連ソフトウェアの機能実現方法、及び機能実現プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009093275A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101536957B1 (ko) 정보처리장치, 정보처리방법 및 컴퓨터 판독 가능한 매체
US9342476B2 (en) Image processing apparatus, information processing apparatus, and information processing system
JP2009193163A (ja) 画像形成システム、管理装置、通信制御装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム
KR101650731B1 (ko) 관리장치 및 관리장치의 장치드라이버 관리방법
CN106067928B (zh) 成像装置及信息处理方法
US20130301069A1 (en) Information processing device, computer program product, and image forming apparatus
JPWO2016035801A1 (ja) システム、情報処理方法および記憶媒体
JP2008009967A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、プログラム及びその記録媒体
KR101763018B1 (ko) 시스템, 인쇄 장치, 제어 방법 및 컴퓨터 판독가능한 기록 매체
JP7293684B2 (ja) サポートプログラム、情報処理装置、および印刷方法
JP2009301127A (ja) プリンタドライバプログラム及び印刷指示装置
CN107656709B (zh) 图像形成设备及其控制方法和存储介质
JP2009181337A (ja) 画像形成システム、管理装置、画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム
JP2008171096A (ja) 更新機能を有する情報処理装置
JP2005267541A (ja) 周辺機器ドライバ、周辺機器制御装置および周辺機器制御ドライバのインストール方法
JP2004171517A (ja) データ処理装置
JP5900146B2 (ja) 制御装置、プリンタードライバープログラム、および設定方法
US11275539B2 (en) Printer device, control method for a printer device, information processing apparatus, control method for an information processing apparatus, and storage medium therefor
JP5030819B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2009093275A (ja) 情報処理装置、画像形成装置関連ソフトウェアの機能実現方法、及び機能実現プログラム
JP2009141686A (ja) 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
JP2009141685A (ja) 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
JP6729240B2 (ja) プログラム
JP2005267367A (ja) 周辺機器ドライバ、周辺機器制御装置および周辺機器ドライバのインストール方法
JP6060686B2 (ja) 制御装置、プリンタードライバープログラム、および設定方法