JP2009092049A - 両吸込形渦巻ポンプおよびその性能調整方法 - Google Patents

両吸込形渦巻ポンプおよびその性能調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009092049A
JP2009092049A JP2007266177A JP2007266177A JP2009092049A JP 2009092049 A JP2009092049 A JP 2009092049A JP 2007266177 A JP2007266177 A JP 2007266177A JP 2007266177 A JP2007266177 A JP 2007266177A JP 2009092049 A JP2009092049 A JP 2009092049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
diameter
ring
pump
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007266177A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Furukawa
博彦 古川
Shuji Sato
修二 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2007266177A priority Critical patent/JP2009092049A/ja
Publication of JP2009092049A publication Critical patent/JP2009092049A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

【課題】羽根車のケーシングへの挿抜を容易にしながら軸スラストをバランスさせたポンプを実現できるプルアウトタイプのポンプを提供する。その際にポンプ性能調整するための羽根車の外形カットができるようにする。
【解決手段】ポンプは両吸込のケーシング1を鋳物で一体に形成し出口部cの上下部に羽根車リング4,5を設けた両吸込の羽根車7とポンプ軸8及びトップカバー10とを一体的に結合してケーシング1に羽根車7を挿嵌してなり、羽根車出口部cの上下部直径D,dは同一とし、上下部の羽根車リング4及び5によって羽根車出口部cの上下部摺動部直径D1,d1に差を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は回転部分をケーシングの上方に抜出し可能なプルアウトタイプの両吸込形渦巻ポンプおよびその性能調整方法に関する。
従来、両吸込のケーシングを鋳物で一体に形成し、該ケーシングの内部に上下ケーシングリングを設け、これに嵌合する上下インペラーリング(羽根車リング)を設けたインペラー(羽根車)とポンプ軸及びトップカバーとを一体的に結合して、前記ケーシングにインペラーを挿嵌してなるプルアウトタイプの立軸両吸込形渦巻ポンプが知られている。
また、ケーシングリングの直径を下段より上段を大径に形成し、上段はインペラーの出口部に、下段は入口部に嵌合するように、上下インペラーリングを嵌装して、インペラーの挿嵌を容易にする技術(特許文献1)があった。一方、ケーシングリング及びインペラーリングも上下同一直径として、ポンプの軸スラストのバランスが崩れる等の問題を解決する技術(特許文献2)があった。この技術はインペラー出口部の上下部にポンプ軸と同心な円筒面上に位置するフランジ部を設けてインペラーリングを嵌装するため、ポンプ性能を調整するためのインペラーの外形カットができない。
実公昭49−36483号公報 実開昭53−145201号公報
本発明の解決課題はインペラーのケーシングへの挿嵌を容易にするために摺動部直径に差を設けると、軸スラストをバランスさせたポンプを実現できず、インペラーの軸スラストをバランスさせたポンプ設計を行うと、インペラーのケーシングへの挿嵌を容易にできない点にある。
また、本発明の解決課題は、軸スラストをバランスさせた両吸込形渦巻ポンプの性能調整を行う点にある。
本発明の目的は羽根車のケーシングへの挿抜を容易にしながら、軸スラストをバランスさせたポンプを実現できる両吸込形渦巻ポンプを提供することにある。また、そのポンプの性能調整方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の両吸込形渦巻ポンプは、両吸込形の羽根車の出口部の両端に羽根車リングを設け、前記羽根車をポンプケーシングの一側面に設けた開口部から挿嵌してなる両吸込形渦巻ポンプであって、前記開口部側の羽根車リング直径を、前記羽根車出口部の直径よりも大とし、他端側羽根車リング直径を、前記羽根車出口部の直径以上の大きさとするとともに、前記開口部側の羽根車リング直径を他端側羽根車リングよりも大にして、羽根車リングによって羽根車リングの両端摺動部直径に差を設けることを特徴とする。
上記構成によって羽根車のケーシングへの挿抜を容易にしながら、軸スラストをバランスさせたポンプを実現できる。
本発明において、羽根車出口部と羽根車リングとの接合面が羽根車からの流体吐出方向と略一致する面内にあることが望ましい。該構成によってポンプ性能を調整するための羽根車の外形カット代を大きくすることができるので、性能調整巾を拡大できるようになる。
また、羽根車リングの断面形状は羽根車出口部の両端との接合部外周部から立上がりポンプ軸と同心な円筒面上に位置する摺動部を設けたL形に形成する構成とするこが望ましい。該構成によって羽根車リングの質量を抑えて羽根車との接合部及びケーシングとの摺動部を広く形成できる。
また、本発明の両吸込形渦巻ポンプの性能調整方法は、両吸込形の羽根車の出口部の両端に羽根車リングを設け、前記羽根車をポンプケーシングの一側面に設けた開口部から挿嵌してなる両吸込形渦巻ポンプの性能調整方法であって、前記開口部側の羽根車リング直径を、前記羽根車出口部の直径よりも大とし、他端側羽根車リング直径を、前記羽根車出口部の直径以上の大きさとして、羽根車出口部直径の調整代を設けるとともに、前記開口部側の羽根車リング直径を他端側羽根車リングよりも大に構成し、羽根車出口部の両端をカットすることにより、羽根車リングの両端摺動部直径を変えることなく、両吸込形渦巻ポンプの性能を調整することを特徴とする。
上記方法によって軸スラストをバランスさせたままポンプ性能を調整することができる。
以上のように本発明によれば、羽根車のケーシングへの挿抜を容易にしながら、軸スラストをバランスさせたポンプを実現できる。また、羽根車の外形をカットすることにより、軸スラストをバランスさせたままポンプ性能を調整することができる。
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るポンプの縦断面図、図2は図1の羽根車の拡大図、図3は図1の回転部分を抜出した状態の縦断面図である。
本実施形態はプルアウトタイプの立軸両吸込形渦巻ポンプで、図1において、1は複数に分割することなく鋳物で一体に形成した両吸込のケーシングであって、内部に鉛直なポンプ軸(立軸)8と同心の円筒面上にあり、かつ、下より上が大径のケーシングリング2及び3を上下に設け、これに羽根車リング(インペラーリング)4及び5を備えた羽根車7が挿嵌できるように、上端(ケーシング1の一側面)には回転部分出入用の開口部6を設けてある。
7は両吸込の羽根車(インペラー)であって、水を上下部の入口部a,bからポンプ軸8の軸方向に沿って対称に吸込み、内部で半径方向外側へ流し、外周部の出口部cから流出させる。この羽根車7は出口部cの上下部に羽根車リング4及び5を嵌装して、上下部の羽根車入口部a,bには嵌装しないことにより、この上下部の羽根車入口部a,bにポンプ効率向上や吸込性能を向上させるための吸込部70及び71を設けてある。本実施形態では吸込部70及び71は羽根車7とは別個に構成した吸込リングを上下部の羽根車入口部a,bに嵌装して設けたが、上下部の羽根車入口部a,bに一体に形成してもよい。また、流れの乱れが少なくなるので、エロージョンを低減する効果もある。
ここで、図2に示すように、羽根車出口部cの上下部直径(外径)D,dは同一とし、差は設けないが、上下部の羽根車リング4及び5によって羽根車出口部cの上下部摺動部直径D1,d1に、上下部のケーシングリング2及び3の内径差と同じ差を設け、水力アンバランスや回転体質量による軸スラストをバランスさせたポンプ設計を実現できる。そして、羽根車出口部cの上下部直径D,dを同一とした両吸込の羽根車7を、上下部の羽根車リング4及び5を介してケーシング1に容易に挿抜できるようにしてある。すなわち羽根車出口部cの上下部に嵌装する羽根車リング4及び5の上部羽根車リング直径(外径)D2を羽根車出口部cの上下部直径D,dより大径にし(D2>D,d)、下部羽根車リング直径(外径)d2を上部羽根車リング直径D2未満で羽根車出口部cの上下部直径D,d以上にして(d≦d2<D1)、上部羽根車リング直径D2が羽根車出口部cの上部摺動部直径D1になり、下部羽根車リング直径d2が羽根車出口部cの下部摺動部直径d1なるようにしてある。なお、この例では羽根車出口部cの上下部直径D,dを同一としたが、これに限定されるものではない。
また、羽根車出口部cの上下部(羽根車7の最外周部)に、ポンプ軸8と垂直又はやや傾斜した平面内に位置して外表面に羽根車リング4及び5を嵌装する浅いリング溝72及び73を設けた羽根車リング嵌装部74及び75を設けてあり、ポンプ軸8と同心な円筒面上に位置してケーシングリング2及び3に相対する羽根車リング嵌装部は設けないが、厚み方向をポンプ軸8の軸方向に一致させた羽根車リング4及び5をリング溝72及び73に嵌装し、ポンプ軸8と垂直な平面内で、羽根車出口部cの上下部と羽根車リング4及び5とを接合させ、羽根車出口部cの上下部から半径方向外側に突出した羽根車リング4及び5の外周部の端面(羽根車リング4及び5の外周面)を、上下部のケーシングリング2及び3の内周面に摺動隙間(クリアランス)を設けて相対させて、羽根車リング嵌装部74及び75によってポンプ性能調整するための羽根車7の外形カット代T(図2の斜線で示す部分)と、それを差し引いても十分な接合面積が確保できる羽根車出口部cの上下部と羽根車リング4及び5との接合代Sを取るようにしてある。したがって、羽根車リング4及び5の上部羽根車リング内径D3及び下部羽根車リング内径d3はリング溝72及び73の内径に合わせてある。
さらに、上下部の羽根車リング4及び5の断面形状は羽根車出口部cの上下部との上記のような接合部40及び50の外周部から直角に立上がりポンプ軸8と同心な円筒面上に位置する摺動部41及び51を設けたL形に形成しており、接合部40及び50の外周面を含む摺動部41及び51の外周面をケーシングリング2及び3の内周面に摺動隙間を設けて相対させるようにしてある。このようにL形に形成することで羽根車リング4及び5の質量を大きく増加させることなく、ケーシング1との摺動部41及び51の面積を広くすることができるが、羽根車リング4及び5は断面L形に限定されるものではなく四角形断面であってもよい。また、羽根車出口部cと羽根車リング4及び5との接合面は、本実施形態では主としてポンプ軸8と垂直な平面内にあるが、羽根車7からの流体の吐出方向と略一致する面内にあればよく、やや傾斜した面であってもよい。
図1において、前記ポンプ軸8はその下部に羽根車7をポンプ軸8に対して空転しないよう図示しない羽根車キーを介して取付け、その上方部にトップカバー10をブッシュ11及び封水部12を介して一体的に締結してある。また、ポンプ軸8の下端はそこに水中軸受14を嵌装して、ケーシング1の底部に凹状に設けた軸受部15に挿嵌支持してある。
また、ポンプ軸8の上部はそこに軸受18及び19を上下に嵌装する。
さらに、ポンプ軸8の上端にはポンプ軸8と図示しない電動機軸との間に介在して両者を同軸上で一体に結合するための軸継手24(図はポンプ軸8側の軸継手のみを示す)をポンプ軸8に対して空転しないよう図示しない軸継手キーを介して取付けてある。電動機を直結したり、中間軸継手を介して電動機と結合したり、電動機でなく減速機など色々な方式がある。
上記のように構成したポンプを図示しない電動機を作動して運転すればケーシング1内で羽根車7が回転し、その回転により吸込口Aより両吸込作用をして次第に吐出口Bより吐出するものである。この際、羽根車出口部cの上下部に羽根車リング4及び5を嵌装して、上下部の羽根車入口部a,bに吸込羽根リングたとえばベルマウス形状の吸込部70及び71を設けてあるので、ポンプ効率向上、羽根車7のエロージョン防止や吸込性能を向上させることができる。ポンプの軸スラストを支えている軸受18又は19の耐久性向上及び小型化を図ることができ、その上にポンプの回転部分の回転が円滑でポンプ効率を向上させることができる。
また、ケーシング1は複数に分割することなく鋳物で一体に形成し、単純な構造にすることにより、製造コストを抑えることができるとともに、ポンプの部品点数削減によって組立/分解が容易になっている。
ポンプ回転部分の取出には、図示しない中間軸を取外して図1に示す状態から図示しないワイヤーロープ及びチェンブロックやクレーンによる吊上によってポンプ軸8,羽根車7,トップカバー10は図3に示すように一体として抜出すことができる一方、図3に示す状態から吊降によって図1に示すように装着することができる。この際、下部羽根車リング5は上部ケーシングリング2内を通過するが、羽根車出口部cの上下部直径D,dは同一とし差は設けないものの上下部の羽根車リング4及び5によって羽根車出口部cの上下部摺動部直径D1,d1に差を設け、下部羽根車リング直径d2が上部ケーシングリング内径に相当する上部羽根車リング直径D2より小径にしてあるので、多少の心ずれを生じたとしても上部ケーシングリング2に下部羽根車リング5が当たらず、羽根車7のケーシング1への挿抜を容易に行うことができる。
さらに、羽根車7はその出口部cの上下部に、ポンプ軸8と垂直な平面内に位置して外表面に羽根車リング4及び5を嵌装する浅いリング溝72及び73を設けた羽根車リング嵌装部74及び75を設けてあり、ポンプ軸8と垂直な平面内で、羽根車出口部cの上下部と羽根車リング4及び5とを接合し、ポンプ軸8と同心な円筒面上に位置してケーシングリング2及び3に相対する羽根車リング嵌装部は設けず、ポンプ軸8と同心な円筒面内で、羽根車出口部cの上下部と羽根車リング4及び5とを接合しないので、羽根車リング嵌装部74及び75の外周部を、カット後の羽根車出口部cの上下部直径D,dをカットすることによってポンプ性能調整が行える。その上で上下部の羽根車リング4及び5はその接合部40及び50をカット後の羽根車リング嵌装部74及び75の外表面にあるリング溝72及び73に嵌装することによって羽根車出口部cの上下部に取付けることができ、羽根車出口部cの上下部直径D,dは同一とし差は設けないものの上下部の羽根車リング4及び5によって羽根車出口部cの上下部摺動部直径D1,d1に差を与え、摺動部41及び51の外周面をケーシングリング2及び3の内周面に摺動隙間を設けて相対させることができる。
ここで、羽根車7の外形カットは羽根車出口部直径D,dの20%を越えると羽根車リング嵌装部74及び75の幅を大きくする必要がある。羽根車7の外形カットはポンプ効率低下を招くために0〜20%で行うことが望ましく、さらには0〜15%がより望ましい。
例えば、
小口径(300〜500mm)/低揚程(20〜30m)のポンプで、
D,d=400〜500mm T=40〜50mm(10%)
小口径(300〜500mm)/高揚程(30m以上)のポンプで、
D,d=500〜800mm T=75〜120mm(15%)
大口径(600〜1000mm)/低揚程(20〜30m)のポンプで、
D,d=600〜900mm T=60〜90mm(10%)
大口径(600〜1000mm)/高揚程(30m以上)のポンプで、
D,d=900〜1200mm T=130〜180mm(15%)
にすると、ポンプ効率低下を招くことなく所望のポンプ性能調整を行うことができる。
また、上下部の羽根車リング4及び5間に設ける直径差(D1−d1)を5〜50mmにすることが望ましい。5mm未満では僅かの心ずれで上部ケーシングリング2に下部羽根車リング5が当たってしまい効果的ではない。50mmを越えると羽根車出口部cの上下部直径D,dは同一として差を設けないももの軸スラストのバランスに影響を及ぼすおそれがある。
そして、羽根車出口部cの上下部と羽根車リング4及び5との接合代Sはカット代Tを差し引いた残りの接合代Sがカット代Tの2〜3倍が望ましい。2倍未満では羽根車リング4及び5の接合強度不足を生じ、3倍を越えると羽根車リング嵌装部74及び75の幅を大きくする必要があり羽根車7の大径化でポンプ効率低下を招く。
なお、本実施形態ではケーシング1と羽根車7の両側にリング2,3,4,5を設けたが、上下部の羽根車リング4及び5だけでもよい。また、ポンプの上下方向の回転軸の向きはこれに限定されるものではない。さらに、本実施形態は本発明の一実施の形態(プルアウト形の形態)を示したが本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施することができるものである。
本発明の一実施の形態に係るポンプの縦断面図である。 図1の羽根車の拡大図である。 図1の回転部分を抜出した状態の縦断面図である。
符号の説明
1 ケーシング
2,3 ケーシングリング
4,5 羽根車リング
6 回転部分出入用の開口部
7 羽根車
8 ポンプ軸
10 トップカバー
11 ブッシュ
12 封水部
13 グランド
14 水中軸受
15 軸受部
16,17 軸スリーブ
18,19 軸受
20 下部軸受箱
21 下部軸受カバー
22 上部軸受箱
23 上部軸受カバー
24 軸継手
40,50 接合部
41,51 摺動部
70,71 吸込部
72,73 リング溝
74,75 羽根車リング嵌装部
a,b 羽根車入口部
c 羽根車出口部
D,d 羽根車出口部の上下部直径
D1,d1 羽根車出口部の上下部摺動部直径
D2,d2 上下部羽根車リング直径
S 羽根車出口部の上下部と羽根車リングとの接合代
T 羽根車の外形カット代

Claims (4)

  1. 両吸込形の羽根車の出口部の両端に羽根車リングを設け、前記羽根車をポンプケーシングの一側面に設けた開口部から挿嵌してなる両吸込形渦巻ポンプであって、
    前記開口部側の羽根車リング直径を、前記羽根車出口部の直径よりも大とし、他端側羽根車リング直径を、前記羽根車出口部の直径以上の大きさとするとともに、
    前記開口部側の羽根車リング直径を他端側羽根車リングよりも大にして、羽根車リングによって羽根車リングの両端摺動部直径に差を設けることを特徴とする両吸込形渦巻ポンプ。
  2. 羽根車出口部と羽根車リングとの接合面が羽根車からの流体吐出方向と略一致する面内にある請求項1記載のポンプ。
  3. 羽根車リングの断面形状は羽根車出口部の両端との接合部外周部から立上がりポンプ軸と同心な円筒面上に位置する摺動部を設けたL形に形成する請求項2記載のポンプ。
  4. 両吸込形の羽根車の出口部の両端に羽根車リングを設け、前記羽根車をポンプケーシングの一側面に設けた開口部から挿嵌してなる両吸込形渦巻ポンプの性能調整方法であって、
    前記開口部側の羽根車リング直径を、前記羽根車出口部の直径よりも大とし、他端側羽根車リング直径を、前記羽根車出口部の直径以上の大きさとして、羽根車出口部直径の調整代を設けるとともに、前記開口部側の羽根車リング直径を他端側羽根車リングよりも大に構成し、羽根車出口部の両端をカットすることにより、羽根車リングの両端摺動部直径を変えることなく、両吸込形渦巻ポンプの性能を調整することを特徴とする両吸込形渦巻ポンプの性能調整方法。
JP2007266177A 2007-10-12 2007-10-12 両吸込形渦巻ポンプおよびその性能調整方法 Pending JP2009092049A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007266177A JP2009092049A (ja) 2007-10-12 2007-10-12 両吸込形渦巻ポンプおよびその性能調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007266177A JP2009092049A (ja) 2007-10-12 2007-10-12 両吸込形渦巻ポンプおよびその性能調整方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009092049A true JP2009092049A (ja) 2009-04-30

Family

ID=40664262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007266177A Pending JP2009092049A (ja) 2007-10-12 2007-10-12 両吸込形渦巻ポンプおよびその性能調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009092049A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103016352A (zh) * 2012-12-06 2013-04-03 大耐泵业有限公司 高吸入压力双吸泵
JP2013148051A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Heishin Kikai Kogyo Kk 竪型両吸込渦巻ポンプ
KR101564310B1 (ko) * 2014-09-23 2015-10-29 이응수 양흡입펌프
RU2600485C2 (ru) * 2011-08-11 2016-10-20 АйТиТи Мэньюфэкчуринг Энтерпрайсиз ЭлЭлСи Насос с колесом с двусторонним всасыванием, создающий осевое давление
CN106246559A (zh) * 2016-07-27 2016-12-21 上海创科泵业制造有限公司 一种双泵体双吸式屏蔽泵
KR102378548B1 (ko) * 2021-05-03 2022-03-25 (주)대아펌프 입형 고압 터빈 펌프
CN114310204A (zh) * 2022-01-04 2022-04-12 上海水泵制造有限公司 一种锅炉给水泵的径向导叶体制造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2600485C2 (ru) * 2011-08-11 2016-10-20 АйТиТи Мэньюфэкчуринг Энтерпрайсиз ЭлЭлСи Насос с колесом с двусторонним всасыванием, создающий осевое давление
JP2013148051A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Heishin Kikai Kogyo Kk 竪型両吸込渦巻ポンプ
CN103016352A (zh) * 2012-12-06 2013-04-03 大耐泵业有限公司 高吸入压力双吸泵
KR101564310B1 (ko) * 2014-09-23 2015-10-29 이응수 양흡입펌프
CN106246559A (zh) * 2016-07-27 2016-12-21 上海创科泵业制造有限公司 一种双泵体双吸式屏蔽泵
CN106246559B (zh) * 2016-07-27 2019-09-20 上海创科泵业制造有限公司 一种双泵体双吸式屏蔽泵
KR102378548B1 (ko) * 2021-05-03 2022-03-25 (주)대아펌프 입형 고압 터빈 펌프
CN114310204A (zh) * 2022-01-04 2022-04-12 上海水泵制造有限公司 一种锅炉给水泵的径向导叶体制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10030664B2 (en) Centrifugal blood pump impeller and flow path
KR101876164B1 (ko) 저-캐비테이션 임펠러 및 펌프
US9163642B2 (en) Impeller and rotary machine
CN101846085B (zh) 变频高速湿式潜水泵
JP2009092049A (ja) 両吸込形渦巻ポンプおよびその性能調整方法
EP3207260B1 (en) Impeller assembly especially for centrifugal pumps
JP5709898B2 (ja) 回転機械
EP2742242B1 (en) Pump with double-suction impeller generating axial thrust
CN105134666A (zh) 抗汽蚀离心泵
JP2014521889A5 (ja)
JP5727881B2 (ja) 輪切形多段ポンプ
JP6336134B2 (ja) 遠心圧縮機のケーシング、及び、遠心圧縮機
CN103835987A (zh) 低温深井泵
JP5042745B2 (ja) 深井戸用水中ポンプ
CN205089696U (zh) 抗汽蚀离心泵
CN205744475U (zh) 一种带螺旋压水室的双级自吸泵
JP4041306B2 (ja) 水中ポンプ
CN219691810U (zh) 一种拥有背叶片与后口环的离心式叶轮结构
JP2017180241A (ja) ポンプおよびライナリング
CN102748323A (zh) 一种高比转数螺旋离心泵
CN207018254U (zh) 一种双壳体单级双吸泵
CN106917776A (zh) 一种可拆卸双流道封闭式叶轮
JP6932516B2 (ja) 遠心ポンプ
JP4076761B2 (ja) 水中ポンプ
CN105697381A (zh) 立式动悬浮泵