JP2009090672A - 画像記録装置 - Google Patents

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豊明 菅谷
Takashi Tsutsumi
堤  敬
Takeshi Yamazaki
健 山崎
Katsuichi Kawabata
勝一 川端
Hiroshi Takeuchi
寛 竹内
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Abstract

【課題】ふちなし画像形成を行っても、画像形成装置や記録媒体が汚れない画像記録装置を提供することを課題とする。
【解決手段】搬送手段3によって搬送される記録媒体1に対してインクを吐出して記録を行う画像記録装置において、記録媒体1に記録されたインクを乾燥するインク乾燥手段7と、インク乾燥手段7によりインクが乾燥した記録媒体1を切断するカット手段5と、記録媒体1の画像が記録された部位をカット手段5で切断するようにカット位置を制御する制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送手段によって搬送される記録媒体に対してインクを吐出して記録を行う画像記録装置に関する。
図30は、従来の画像記録装置の構成図である。図において、ロール状に巻回された記録媒体1000は、搬送手段としてのローラ対1003によって、矢印I方向(副走査方向)に挟持搬送されるようなっている。
ローラ対1003の上流には、記録媒体1000の幅方向に対してインクを吐出して記録を行う記録手段1020が設けられている。本従来例の記録手段1020は、インクを吐出する記録ヘッド1021と、記録ヘッド1021を記録媒体1000の搬送方向に対して直交する方向(主走査方向、記録媒体1000の幅方向:図において紙面に対して垂直な方向)に搬送するキャリッジ1002とからなっている。
又、記録手段1020の下流には、記録媒体1000上に噴射されたインクを乾燥させるインク乾燥手段1007が設けられている。更に、記録媒体1000の画像記録面と反対側に面側には、記録手段1020と対向し、記録媒体1000を吸引して画像記録時の記録媒体1000の浮き上がりを防止する吸引手段1006が設けられている。
インク乾燥手段1007の下流側には、記録媒体1000を切断するカッタ1005及び切断された記録媒体1000を収納する排紙皿1008が設けられている。
次に、上記構成の動作を説明する。キャリッジ1002が記録媒体1000の幅方向へ移動することにより、記録媒体1000上には幅方向にライン状の画像が記録される。
ライン状の画像が記録されたならば、ローラ対1003が駆動され、記録手段1020が所定量矢印I方向へ移動する。そして、また、キャリッジ1002が記録媒体1000の幅方向へ移動することにより、記録媒体1000上に幅方向のライン状の画像が記録される。
これを繰返すことにより、記録媒体1000上に1つの画像が記録される。1つの画像の記録が完了したならば、ローラ対1003により、記録された画像の終端がカッタ1005に対向する位置まで記録媒体1000が矢印I方向に送り出される。
そして、カッタ1005が画像の終端近傍を切断し、シート状の記録媒体1000が排紙皿1008上に載置される。記録媒体1000の切断後、ローラ対1003が、先程とは逆方向に回転し、記録媒体1000の先端が記録手段1020に対向する位置まで引き戻され、次の画像記録が行われる。
しかし、上記構成の画像記録装置を用いて、ふちなし画像記録を行う場合、記録媒体1000の幅方向の端よりはみ出して画像記録を行なう必要がある。
このため画像記録装置自体にインクが付着し、この付着したインクにより記録媒体1000が汚れる問題点がある。本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、ふちなし画像形成を行っても、画像形成装置や記録媒体が汚れない画像記録装置を提供することにある。
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、搬送手段によって搬送される記録媒体に対してインクを吐出して記録を行う画像記録装置において、前記記録媒体に記録されたインクを乾燥するインク乾燥手段と、該インク乾燥手段によりインクが乾燥した記録媒体を切断するカット手段と、前記記録媒体の画像が記録された部位を前記カット手段で切断するようにカット位置を御する制御手段と、を備えたことを特徴とする画像記録装置である。
前記記録媒体に記録されたインクを乾燥するインク乾燥手段と、該インク乾燥手段によりインクが乾燥した記録媒体を切断するカット手段とを設けたことにより、即ち、カット手段の前にインク乾燥手段を設けたことにより、ふちなし画像形成を行っても、画像形成
装置や記録媒体の切断部周辺を汚すことがない。
第1の実施の形態例の画像形成装置の全体構成を示す斜視図である。 図1の矢印III正面から見た断面構成図である。 キャリッジ20の斜視図である。 図3の矢印IV方向から見た図である。 図3の矢印V方向から見た図であるである。 吸引手段6の斜視図である。 図6の断面構成図である。 インク乾燥手段の断面構成図である。 カットマークの一例を説明する図である。 カットマーク検知センサの構成図である。 第1の実施の形態例の画像記録装置の電気的構成を説明するブロック図である。 記録ヘッドに設けられたノズルの詳細を示す図である。 送り量の方式を示す図である。 送り量の方式を示す図である。 第1の実施の形態例の変形例を説明する図である。 第1の実施の形態例の変形例を説明する図である。 第1の実施の形態例の変形例を説明する図である。 第1の実施の形態例の変形例を説明する図である。 第1の実施の形態例の変形例を説明する図である。 第2の実施の形態例を説明する図である。 第2の実施の形態例の変形例を説明する図である。 第2の実施の形態例の変形例を説明する図である。 第2の実施の形態例の変形例を説明する図である。 第3の実施の形態例を説明する図である。 第3の実施の形態例の変形例を説明する図である。 第4の実施の形態例を説明する図である。 図26(b)のIIV方向矢視図である。 第5の実施の形態例を説明する図である。 第5の実施の形態例を説明する図である。 従来の画像記録装置の構成図である。
「第1の実施の形態例」
(機械的全体構成)
第1の実施の形態例の画像形成装置の全体構成を示す斜視図である図1、図1の矢印III正面から見た断面構成図である図2を用いて、本実施の形態例の機械的全体構成を説明する。
図において、ロール状に巻回された記録媒体1は、搬送手段としてのローラ対3によって、矢印II方向に挟持搬送されるようなっている。尚、ローラ対3は図示しない駆動手段(後述するローラ駆動モータ31)によって、駆動される。
ローラ対3の下流には、記録媒体1の搬送方向(矢印II方向)の略直交する方向(記録媒体1の幅方向)に対してインクを吐出して記録を行う記録手段2が設けられている。
記録手段2において、記録媒体1の幅方向に設けられたガイドバー23には、記録媒体1に対してインクを吐出するキャリッジ20が移動可能に係合している。
ガイドバー23の両端部には、プーリ25がそれぞれ配置され、プーリ25間にはワイヤ24が巻回されている。そして、ワイヤ24とキャリッジ20とは連結され、一方のプーリ25は図示しない駆動手段(後述するキャリッジ駆動モータ26)により回転駆動されるようになっている。
従って、プーリ25が駆動されることにより、キャリッジ20はガイドバー23に沿って移動することとなる。尚、本実施の形態例では、ガイドバー23は、キャリッジ20が記録媒体1の搬送方向に対して略直交する方向の端よりはみ出してインクを吐出できるような長さに設定されている。
そして、記録手段2には、ガイドバー23に沿って移動するキャリッジ20の位置を検知するリニアエンコーダ(図示せず)97が設けられている。又、記録手段2の下流には、記録媒体1上に噴射されたインクを乾燥させるインク乾燥手段7が設けられている。
更に、記録媒体1の画像記録面と反対側に面側には、記録手段2と対向し、記録媒体1を吸引して画像記録時の記録媒体1の浮き上がりを防止する吸引手段6が設けられている。
そして、吸引手段6の側部には、記録媒体1の両端よりはみ出して吐出されたインクを吸収するインク吸収手段200としての吸収部材201が設けられている。吸収部材201としては、吸水性の良好なパルプ、繊維等をブロック状に成型したものがある。更に、このブロック状の成形物内に高分子吸収剤を含有させても良い。
記録手段2の下流には、カット手段5が設けられている。カット手段5は、記録媒体1の幅方向において記録媒体1を挟むように配置された一組のプーリ52と、プーリ52間に巻回されたワイヤ51と、ワイヤ51に設けられたカッター刃50とからなっている。又、一組のプーリ52のうちの一方のプーリ52は図示しない駆動手段(後述するカッター駆動モータ53)により駆動されるようになっている。
従って、プーリ52が駆動されることにより、カッター刃50は記録媒体1の幅方向に移動しながら記録媒体1を切断し、シート状の記録媒体12とする。カット手段5の下流側には、切断されたシート状の記録媒体12が積載される排紙皿8が設けられている。
更に、記録手段2と、カット手段5との間には、記録媒体1に記録されているカット位置指示手段としてのカットマークを検知するカットマーク検知センサ99が設けられている。
(キャリッジ20)
キャリッジ20の斜視図である図3、図3の矢印IV方向から見た図である図4、図3の矢印V方向から見た図である図5を用いて、キャリッジ20の詳細な説明を行う。
キャリッジ20には、Y(黄色)、M(マゼンタ)、K(ブラック:黒)、C(シアン)の各色のインクが貯留されるYインクタンク221、Mインクタンク222、Cインクタンク223、Kインクタンク224及び、各インクタンク222〜224からのインクを吐出するY記録ヘッド211、M記録ヘッド212、C記録ヘッド213、K記録ヘッド214が設けられている。
各記録ヘッド211〜214にはインクが出射する複数のノズル2111、2121、2131、2141が設けられている。尚、本実施の形態例では、Yインクタンク221と、Y記録ヘッド211とが、又、Mインクタンク222と、M記録ヘッド212とが、又、Cインクタンク223と、C記録ヘッド213とが、更に、Kインクタンク224と、K記録ヘッド214とが一体となったカートリッジ形式とした。
(吸引手段6)
吸引手段6の斜視図である図6及び図6の断面構成図である図7を用いて説明する。
吸引手段6は、記録媒体1と対向する面に、一定間隔で複数の吸引穴61が形成された箱体60と、箱体60内に設けられた2つの記録媒体吸引ファン62a、62bとからなっている。
記録媒体吸引ファン62a、62bが駆動されることによって、箱体60内が負圧となり吸引穴61が設けられた面に記録媒体が吸着し、記録媒体1の浮き上がりが防止される。
(インク乾燥手段7)
インク乾燥手段7の断面構成図である図8を用いて説明する。インク乾燥手段7は、記録媒体1と対向する面に、複数の噴射穴75が形成された箱体70と、箱体70内に設けられ、箱体70外部の空気をた吸引するインク乾燥ファン71と、インク乾燥ファン71で吸引された空気を過熱するインク乾燥ヒータ72とからなっている。
尚、本実施の形態例では、インク乾燥手段7から噴射される乾燥した空気によってキャリッジ20の各記録ヘッド211〜214のノズル2111〜2141内のインクが乾燥してノズルつまりを起こすのを防止するために、噴射穴75から噴射される空気流の方向をキャリッジ20と反対側の方向になるように噴射穴75の向きを設定している。
(カットマーク検知センサ99)
カットマークの一例を説明する図9及びカットマーク検知センサ99の構成図である図10を用いて説明する。
図9に示すように、本実施の形態例では、記録手段2が記録媒体1に画像を記録すると、画像と画像との間にカットマーク11を記録するようになっている。カットマーク検知センサ99は、図10に示すように、記録媒体1の画像記録面上に光を出射する発光ダイオード991と、記録媒体1上で反射した光を検地するフォトトランジスタ992とからなっっている。
(電気的構成及び動作)
本実施の形態例の画像記録装置の電気的構成を説明するブロック図である図11を用いて説明する。
図において、100は本実施の形態例の画像記録装置で記録する画像のデータ(画像の記録サイズ等のパラメータ、YMCKに色分解された画像データ)を保存しているホストコンピュータである。ホストコンピュータ100から送出される画像データはインターフェース部91を介して本実施の形態例の画像記録装置に取り込まれる。
92は取り込んだ画像データを一時格納する画像メモリ部、93は多値画像階調を表現するための誤差拡散処理部、94は画像メモリ上の画像データの並びと画像記録時の出力順序を変換するデータ並び替え処理部、95は各記録ヘッド211〜214を駆動する記録ヘッドドライバである。
98はリニアエンコーダ97からの信号を取り込み、インクの出射タイミングのパルス信号を生成し、画像メモリ92、誤差拡散処理部93、データ並び替え処理部94、記録ヘッドドライバ95へ供給するインク出射タイミング生成部、9は各種制御を行うCPU等からなる制御部である。
(動作)
図11を参照して、動作を説明する。
(1)制御部9は、ホストコンピュータ100からの画像データ転送に先立ち、カットマーク11を記録するための所定データを画像メモリ92に書き込む。
(2)ホストコンピュータ100より記録すべき1つめの画像に関する、記録サイズ等の画像パラメータが転送される。
画像パラメータはインターフェース部91を介し、制御部9に転送される。
(3)画像パラメータに続き、ホストコンピュータ100より1つめの画像データが転送開始される。画像データはインターフェース部91を介し、画像メモリ92に転送される。
画像メモリ92に所定量(一走査分)のデータが格納されると、制御部9は以下に説明する一連の動作を開始する。
(4)制御部9は、モータドライバ63を作動し、吸引手段6の記録媒体吸引ファン62a、62bを駆動する。
(5)制御部9は、モータドライバ73を作動し、インク乾燥ファン71を駆動するとともに、インク乾燥ヒータ72を作動させる。
(6)制御部9は、モータドライバ32を作動し、ローラ駆動モータ31を駆動してローラ対3を回転させて、記録媒体1を所定の記録開始位置まで搬送する。
本実施の形態例では、ふちなし画像形成を行うので、記録媒体1の搬送方向の端(前端)をはみ出して画像形成できる位置である。
(7)制御部9は、モータドライバ27を作動し、キャリッジ駆動モータ26を駆 動する。キャリッジ駆動モータ26は、プーリ25、ワイヤ24を介し、記録ヘッド21を搭載したキャリッジ20をガイドバー23に沿って、記録媒体1の搬送方向に対し略直交する方向に移動させる。
キャリッジ20の移動に伴い、キャリッジ20の移動方向に沿って設けられたリニアエンコーダ97は、キャリッジ20が所定量移動するごとにパルス信号を発生し、このパルス信号はインク射出タイミング生成部98に入力される。インク射出タイミング生成部98は、パルス信号を元にタイミング信号を生成し、画像メモリ92、誤差拡散処理部93、データ並び替え処理部94、記録ヘッドドライバ95に供給する。
これにより、画像メモリ92から記録すべき画像のデータが順次読み出され、誤差拡散処理部93、データ並び替え処理部94を経て記録ヘッドドライバ95に入力され、画像データに応じた信号がキャリッジ20の移動と同期して記録ヘッド21に供給され、記録ヘッド21に設けられたノズル2111〜2141からY、M、C、Kのインクが記録媒体1に向けて射出され、記録媒体1上に画像が形成される。
この時、記録媒体1の搬送方向と略直交する方向の端よりはみ出す位置まで画像形成を行う。
(8)キャリッジ20が記録画像のサイズに応じた所定量移動すると、制御部9はキャリッジ駆動モータ26を停止し、キャリッジ20を停止する。インクの射出も停止する。
(9)制御部9は、モータドライバ32を作動し、ローラ駆動モータ31を駆動してローラ対3を回転させて、記録媒体1を後述の所定量だけ搬送する。
(10)記録媒体1の所定量の搬送が終了すると、制御部9は、モータドライバ27を作動し、キャリッジ駆動モータ26を前回と逆方向に回転し、キャリッジ20を前回と逆方向に移動する。以下、前回と同様に、キャリッジ20の移動に同期して記録ヘッドよりインクが射出され、記録媒体1上に画像が形成される。
以下、(8)(9)(10)を繰り返す。
(11)一方で、ホストコンピュータからは、画像データの転送が並行して行われ、インターフェース部91を介して画像メモリ92に順次格納されていく。画像メモリ内の既に画像記録された画像データが格納されているエリアは、空き領域として、新しい画像データが上書きされ、前のデータは消失する。
万一、ホストコンピュータ100からの画像データ転送が間に合わず、画像メモリ92に転送・格納された未記録画像データが所定量以下になってしまった場合は、制御部9はこれを検知して、格納データが所定量以上となるまで、キャリッジ20の移動を開始しない。
逆に、ホストコンピュータ100からの画像データ転送が速く、画像メモリに空き領域がなくなってしまうか、所定量以下になった場合は、画像の記録が進み、所定量以上の空き領域ができるまで、ホストコンピュータ100からの画像データ転送を一時停止する。
(12)ホストコンピュータ100から1つめの画像データが全て転送されると、制御部9は画像メモリ92上の1つめの画像データの末尾に続けて、図9に示すようなカットマーク11を記録するための所定データを書き込む。
(13)制御部9は、カットマーク11が記録されたならば、モータドライバ32を作動し、第1のローラ駆動モータ31を駆動してローラ対3を回転し、1つ目の画像データが記録された記録媒体1をカット手段5方向へ搬送する。
(14)制御部9は、ローラ対3を回転中に、カットマーク検知センサ99によりカットマーク11を検出すると、カットマーク11が切断位置に来るように、ローラ対3の回転を停止する。
(15)制御部9は、モータドライバ54を作動し、カッター駆動モータ53を駆動してプーリ52を回転し、ワイヤ51を介してカッター刃50を記録媒体1の搬送方向と垂直の方向に移動し、記録媒体1を切断する。
制御部9は、カッター刃50を記録媒体1の幅に応じた所定量移動した後、カッター駆動モータ53を停止する。本実施の形態例では、図9に示すように、カットマーク11の前後2カ所で記録媒体1を切断する。
(16)切断された記録媒体12は、排紙皿8の積載される。
ここで、記録ヘッド21に設けられたノズル2111〜2141の詳細を示す図12及び送り量の方式を示す図13、図14を用いて、(9)で述べた記録媒体1の1回の搬送量について説明する。
図12では、ノズル2111〜2141がピッチpでN個並んでいる様子を示している。図5では、このようなノズル2111〜2141を持った記録ヘッド211〜214がY、M、C、Kの計4ケキャリッジ20に搭載されている。
図13、図14は、図12に示すようなノズル2111〜2141で画像を記録する様子を示したもので、ノズル数N=7で、ライン記録密度をノズルピッチpの1/4とした場合を示している。
図13は、通常の記録方式で、画素ピッチずつ記録媒体1を搬送して同一のノズルで隣接する画素を記録し、ノズルとノズルの間の画素をすべて記録したら、ノズル全長L分だけ記録媒体を搬送する方式である。
図14はマイクロウイープと呼ばれる記録方式で、主走査1回当たりの記録媒体搬送量(副走査量)が一定となる方式である。隣接する2ラインを異なるノズルで記録するのが特徴で、ノズルごとにインク射出量や射出角度にばらつきがあるときは、通常の記録方式よりも、画像ムラが目立たないという特徴がある。
上記構成によれば、記録媒体1の搬送方向と略直交する方向の端よりはみ出して吐出されたインクは、吸収手段6によって吸収されるので、ふちなし画像形成を行っても、画像形成装置や記録媒体1が汚れない。
尚、インク吸収手段200は、上記実施の形態例に限定するものではない。以下のような構成であってもよい。
(1)図15はインク吸収手段200として円板状の吸収部材202を設けた例である。(a)図は正面図、(b)図は側面図である。そして、吸収部材202を回転駆動する駆動手段203で、定期的にこの円板状の吸収部材202を回転させる。
このような構成とすることで、インクを吸収する性能を長期間にわたって維持できる。
(2)更に、図16に示すような構成を用い、吸収部材202の交換頻度を長くすることも可能である。図において中央に固着されたギア1210を介して逆ねじとなる第1及び第2のねじ部1211a、1211bが刻設されたねじ棒1211の両端部には、円環状の吸収部材202が複数遊嵌している。
ねじ棒1211の第1及び第2のねじ部1211a、1211bには、ナット1231、1232が螺合し、更に、これらナット1231、1232はねじ棒に遊嵌するプレート1241、1242に固着されている。
更に、プレート1241、1242はガイドバー1251に係合し、回転が禁止されている。一方、ギア1210には、モータ1260の出力軸に固着されたピニオン1261が噛合している。
モータ1260を駆動することにより、ねじ棒1211が回転し、回り止めがなされたプレート1241、1242は互いに反対側の方向、例えば、矢印A方向に移動する。
よって、モータ1260を定期的に駆動することにより、吸収したインクが飽和状態となった吸収部材202を落下させ、インク未吸収の吸収部材202を新たに用いることが可能となる。
(3)又、図17に示すような構成を用いても、吸収部材の交換頻度を長くすることができる。図において、ねじ棒1311は、軸支持部1312によって回転できないように支持され、略中央を介して逆ねじとなる第1及び第2のねじ部1311a、1311bが刻設されている。
これら第1及び第2のねじ部1311a、1311bには、外周面に歯が刻設されたギヤプレート1331、1332が螺合している。これらギアプレート1331、1332の外側のねじ棒1311には、円筒状の吸収部材1335が遊嵌している。
一方、ギヤプレート1331、1332の外周面の歯には、モータ1351によって回転駆動されるピニオン1352に噛合している。モータ1351を回転させることにより、ギヤプレート1331、1332は互いに反対側の方向、例えば、矢印B方向へ移動する。
よって、モータ1351を定期的に駆動することにより、吸収部材1335のインク未吸収部分をインク吐出位置に位置させることができる。
(4)更には、図18に示すような構成を用いても、吸収部材の交換頻度を長くすることができる。図において、250は吸水性のよいテープ状の吸収部材251が巻回された元巻きリール、252は元巻きリールから繰り出された吸収部材251を巻き取る巻き取りリールである。
そして、元巻きリール250から繰り出された吸収部材251は、ターンローラ254を用いて、キャリッジ20近傍に案内され、巻き取りリール252に巻き取られるようになっている。
よって、巻き取りリール2521を定期的に駆動することにより、吸収部材251のインク未吸収部分をインク吐出位置に位置させることができる。
(5)又、上記実施の形態例では、ロール状の記録媒体にインクを吐出して画像記録を行なう画像記録装置で説明を行ったが、図19に示すようなシート状の記録媒体にインクを吐出して画像記録を行なう画像記録装置でも本発明は、適用できる。尚、図19において、(a)図は平面図、(b)図は正面図であり、図1と同一部分には、同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図において、スタッカ2000には、シート状の記録媒体2001が積層されている。積層された記録媒体1の上部には、送り出しローラ2002が設けられ、積層された記録媒体1は下部に設けられたスプリング2003によって、送り出しローラ2002に押接せしめられている。
又、キャリッジ20とインク乾燥手段7との間には第2のローラ対40が、乾燥手段7と排紙皿8との間には、第3のローラ対41が設けられている。キャリッジ20は、記録媒体2001の搬送方向(図においてI方向)、及び、記録媒体2001の搬送方向と略直交する方向の端よりはみ出してインクを吐出する機能を有している。
そして、吸引手段6上には、記録媒体2001の搬送方向、及び、記録媒体2001の搬送方向と略直交する方向よりはみ出して吐出されたインクを吸収する吸収部材240が設けられている。
このような構成によれば、シート状の記録媒体にふちなし画像記録を行っても、画像形成装置や記録媒体が汚れない。
「第2の実施の形態例」
第2の実施の形態例を説明する図20を用いて説明する。尚、第1の実施の形態例を示す図1と同一部分には、同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図において、記録手段としてのキャリッジ20は、第1の実施の形態例と同様に、記録媒体1の搬送方向(紙面に対して垂直方向)、及び、記録媒体1の搬送方向と略直交する方向の端よりはみ出してインクを吐出する機能を有している。
記録媒体1の両側部には、記録媒体1をはみ出して吐出されたインクを受けるインク受け2101が設けられている。そして、インク吸引2101の内部は、インク吸収フィルタ2102を介して吸引手段6の吸引ファン6aによって吸引されるようになっている。
上記構成によれば、記録媒体1の搬送方向と略直交する方向の端よりはみ出したインクは、インク受け2101によって受けられるので、ふちなし画像形成を行っても、画像形成装置や記録媒体が汚れない。
また、本実施の形態例では、インク受け2101によって受けたインクを吸引手段6の吸引ファン6aを用いて、吸引し、インク吸収フィルタ2102に吸収させることにより、省スペース化及びコストダウンが図れる。
尚、本発明は上記実施の形態例に限定するものではない。図21に示すように、キャリッジ20が記録媒体1よりはなれた位置で、ノズル目詰まり防止のためにインク吐出を行ない、フラッシングを行なう機能を有している場合、フラッシング時のインクを受けるインク受け2101′を設け、インク受け2101′の内部は、インク吸収フィルタ2102を介して吸引手段6の吸引ファン6aによって吸引してもよい。
インク受け201′は、フラッシング時のインクも吸引するようにしたことにより、省スペース化及びコストダウンが図れる。また、図22に示すように、ふちなし画像記録用にはみ出したインクを受けるインク受け手段と、フラッシング時のインク受け手段とを兼用したインク受け2101を設けてもよい。
フラッシング時のインクも受けるようにしたことにより、省スペース化およびコストダウンを図ることができる。更には、インク吸収フィルタを用いる代わりに、図23に示すように、記録媒体1をはみ出して吐出されたインクを受けるインク受け2101、及び、フラッシング時のインクを受けるインク受け2101′で受けたインクをポンプ2121で負圧とされたタンク2120へ回収するようにしてもよい。
「第3の実施の形態例」
本実施の形態例を図24を用いて説明する。図24(a)において、ロール状に巻回された記録媒体3001は、搬送手段としてのローラ対3003によって、矢印I方向に挟持搬送されるようなっている。
ローラ対3003の下流には、記録媒体3001の搬送方向(矢印I方向)の略直交する方向(記録媒体3001の幅方向)移動し、記録媒体3001に対してインクを吐出して記録を行う記録手段3002が設けられている。
尚、本実施の形態例の記録手段3002は、記録媒体3001の搬送方向(矢印I方向)に沿って複数本のインクを吐出するようになっている。ローラ対3003と記録手段3002との間には、記録媒体3001を切断するカッタ3005が設けられている。
記録手段3002の下流には記録媒体3001を挟持搬送する第2ローラ対3006が設けられている。そして、記録媒体3001を介して記録手段3002と反対側には、記録媒体3001の前端よりはみ出したインクを受ける前端溝3011と、記録媒体30001の後端よりはみ出したインクを受ける後端溝3012とが設けられている。
次に、上記構成の動作を説明する。図示しない制御部は、第1のローラ対3003を駆動して、記録媒体3001を矢印I方向に搬送する。
記録媒体3001の前端が(a)図に示すような位置、すなわち、記録媒体3001の前端が前端溝3011と略一致する位置に至ると、第1のローラ対3003の駆動を停止する。
次に、記録手段3002を記録媒体3001の搬送方向(矢印I方向)と略直交する方向(記録媒体3001の幅方向)へ駆動し、記録媒体3001に対してインクを吐出して記録を行う。
この時、記録手段3002は、記録媒体3001の搬送方向の前端をはみ出して画像形成を行なう。そして、マイクロウイーブ記録方式となるように、制御部は第1のローラ対3003、記録手段3002を駆動する。
第1のローラ対3003が記録媒体3001を所定量搬送すると、カッタ3005を駆動して、記録媒体3001を切断し、シート状の記録媒体3001とし、これ以降は、第2のローラ対3006を駆動してシート状の記録媒体3001を搬送する。
最後に、記録媒体3001の後端が(b)図に示すような位置、すなわち、記録媒体3001の後端が後端溝3012と略一致する位置に至ると、第2のローラ対3006の駆動を停止する。
記録手段3002は、記録媒体3001の搬送方向の後端をはみ出して画像形成を行なう。上記構成によれば、記録手段3002は、記録媒体3001の搬送方向において前端及び後端の端よりはみ出してインクを吐出するので、シート状の記録媒体3001上にもふちなし画像記録を行うことができる。
又、記録媒体3001の前端よりはみ出したインクを受ける前端溝3011と、記録媒体3001の後端よりはみ出したインクを受ける後端溝3012とを有することにより、記録媒体3001の前端及び後端の端からはみ出たインクを回収でき、画像形成装置や記録媒体が汚れない。
尚、本発明は、上記実施の形態例に限定するものではない。上記実施の形態例では、記録媒体3001の前端よりはみ出したインクを受ける前端溝3011と、記録媒体3001の後端よりはみ出したインクを受ける後端溝3012とを設けたが、図25に示すように、前端溝と後端溝とをあわせて同一の溝3013としてもよい。
「第4の実施の形態例」
本実施の形態例の構成図である図26及び図26(b)のVI方向矢視図である図27を用いて説明する。尚、図26(a)は側面構成図、図2626(b)は上面構成図である。
図26(a)(b)において、ロール状に巻回された記録媒体4001は、搬送手段としての第1のローラ対4003によって、矢印I方向に挟持搬送されるようなっている。
第1のローラ対4003の下流には、記録媒体4001の搬送方向(矢印I方向)の略直交する方向(記録媒体4001の幅方向)移動し、記録媒体4001に対してインクを吐出して記録を行うキャリッジ(記録手段)4002が設けられている。
尚、本実施の形態例のキャリッジ4002は、記録媒体4001の搬送方向(矢印I方向)に沿って複数本のインクを吐出するようになっている。第1のローラ対4003とキャリッジ4002との間には、記録媒体4001を切断するカッタ4004が設けられている。
キャリッジ4002の下流には記録媒体4001を挟持搬送する第2ローラ対4006が設けられている。そして、記録媒体4001を介してキャリッジ4002と反対側には、記録媒体4001の前端よりはみ出したインクを受ける前端溝部4011と、記録媒体40001の後端よりはみ出したインクを受ける後端溝部4012と、記録媒体4001の搬送方向と略直行する方向の2つの側部よりはみ出したインクを受ける側端溝部4013、4014とからなるインク受け部4015が設けられている。
そして、キャリッジ4002には、インク受け部4015のインクを清掃する清掃手段4100が設けられている。本実施の形態例の清掃手段4100は、キャリッジ4002に設けられ、前端溝部4011を清掃する第1の清掃手段4110と、後端溝部4012を清掃する第2の清掃手段4120とからなっている。
第1の清掃手段4110は、キャリッジ4002に設けられたベース4111と、ベース4111の下部に設けられ、前端溝部4011のインクの清掃を行なうローラ4112と、ローラ4112の一方の回転軸に接続され、ローラ4112を回転駆動する駆動源4113と、ローラ4112の一方の回転軸を回転可能に支持するアーム4114と、駆動源4113を支持するアーム4115とからなっている。
第2の清掃手段4120は、キャリッジ4002に設けられたベース4121と、ベース4121の下部に設けられ、後端溝部4012のインクの清掃を行なうローラ4122と、ローラ4122の一方の回転軸に接続され、ローラ4121を回転駆動する駆動源4123と、ローラ4122の一方の回転軸を回転可能に支持するアーム4124と、駆動源4123を支持するアーム4125とからなっている。
次に、上記構成の動作を説明する。
(第1の記録モード)
図示しない制御部は、第1のローラ対4003を駆動して、記録媒体4001を矢印I方向に搬送する。
第3の実施の形態例と同様に、記録媒体4001の前端が前端溝部4011と略一致する位置に至ると、第1のローラ対3003の駆動を停止する。次に、キャリッジ4002を記録媒体4001の搬送方向(矢印I方向)と略直交する方向(記録媒体4001の幅方向)へ駆動し、記録媒体4001に対してインクを吐出して記録を行う。
また、キャリッジ4002は記録媒体4001の搬送方向と略直行する方向の端よりはみ出してインクを吐出して記録を行う。この時、キャリッジ4002は、記録媒体3001の搬送方向の前端をはみ出して画像形成を行なう。
そして、マイクロウイーブ記録方式となるように、制御部は第1のローラ対4003、キャリッジ4002を駆動する。第1のローラ対4003が記録媒体4001を所定量搬送すると、カッタ4005を駆動して、記録媒体4001を切断し、シート状の記録媒体4001とし、これ以降は、第2のローラ対4006を駆動してシート状の記録媒体4001を搬送する。
最後に、記録媒体4001の後端が後端溝部4012と略一致する位置に至ると、第2のローラ対3006の駆動を停止する。キャリッジ4002は、記録媒体4001の搬送方向の後端をはみ出して画像形成を行なう。
そして、本モードの場合は、インクがインク受け部4015に吐出されるので、制御部は、所定回数第1の記録モードを行ったら、すなわち、第1のモードに対応して、第1及び第2の清掃手段4110、4120の駆動源4113、4123を駆動して、ローラ4112、4122を回転させ、清掃能力を長期間にわたって維持するようにしている。
(第2の記録モード)
本モードと第1の記録モードとの相違点は、記録媒体4001の端よりはみ出さずにインクを吐出して画像形成を行なう点である。
上記構成によれば、記録媒体4001の端よりはみ出したインクを受けるインク受け部4015とを設けたことにより、画像形成装置や記録媒体4001が汚れない。
更に、インク受け部4015のインクを清掃する第1及び第2の清掃手段4110、4120を設けたことにより、インク受け部4015のインクがあふれて画像形成装置や記録媒体を汚すこともなくなる。
第1及び第2の清掃手段4110、4120をインクを吐出する記録ヘッドが載置され、記録ヘッドを記録媒体4001の搬送方向と交差する方向に搬送するキャリッジ4002に設けたことにより、記録媒体4001の搬送方向と交差する方向に設けられたインク受け部4015の前端溝部4011、後端溝部4012全域にわたって清掃することができる。
第1及び第2の清掃手段4110、4120は、回転可能なローラ(清掃部材)4112、4122を有し、駆動源4113、4123を用いてローラ4112、4122を回転させることにより、人手を介さずに長期間にわたって、清掃能力を維持できる。
制御部は、第1のモード時に対応して第1及び第2の清掃手段4110、4120を駆動させることにより、省エネルギーを図れる。
「第5の実施の形態例」
本実施の形態例の構成図である図28及び図29用いて説明する。尚、図28(a)は側面構成図、図28(b)は上面構成図、図29(a)は図28のD−D断面図、図29(b)は図29(a)の右側面図である。
本実施の形態例では、図28に示すように、第4の実施の形態例と同様に、記録媒体4001の前端よりはみ出したインクを受ける前端溝部4011と記録媒体4001の後端よりはみ出したインクを受ける後端溝部4012を有し、キャリッジ4002内に前端溝部4011を清掃する第1の清掃手段4110と、後端溝部4012を清掃する第2の清掃手段4120が設けられている。
キャリッジ4002内には、Y,M,C,Kのインクタンク4201,4202,4203,4204と、Y,M,C,Kの記録ヘッド4301,4302,4304と、第1および第2の清掃手段4110,4120とが一体となったカートリッジ4010が設けられている。
第1および第2の清掃手段4110,4120は、同一構造であるので、図29(a)を用いて、第2の清掃手段4120の構成を説明する。インク吸収性のよいテープ状の吸収部材4400が巻回された元巻きリール4401、元巻きリール4401から繰り出された吸収部材4400を後端溝部4012上に案内するガイドローラ4403、元巻きリール4401から繰り出された吸収部材4400を巻き取る巻き取りリール4405を有するスライダ4407と、このスライダ4407を上下方向に案内するガイド4408と、スライダ4407のガイドローラ4403が後端溝部4012に当接する方向にスライダ4407を付勢する付勢部材4409とからなっている。
そして、図29(b)に示すように、カートリッジ4010内の第1の清掃手段4110と第2の清掃手段4120との間には、第1および第2の清掃手段4110,4120内の元巻きリール4401を駆動するモータ4410が設けられている。
次に、上記構成の動作を説明する。図示しない制御部は、第1のローラ対4003を駆動して、記録媒体4001を矢印I方向に搬送する。
第3の実施の形態例と同様に、記録媒体4001の前端が前端溝部4011と略一致する位置に至ると、第1のローラ対3003の駆動を停止する。次に、キャリッジ4002を記録媒体4001の搬送方向(矢印I方向)と略直交する方向(記録媒体4001の幅方向)へ駆動し、記録媒体4001に対してインクを吐出して記録を行う。
また、キャリッジ4002は記録媒体4001の搬送方向と略直行する方向の端よりはみ出してインクを吐出して記録を行う。この時、キャリッジ4002は、記録媒体3001の搬送方向の前端をはみ出して画像形成を行なう。
そして、マイクロウイーブ記録方式となるように、制御部は第1のローラ対4003、キャリッジ4002を駆動する。第1のローラ対4003が記録媒体4001を所定量搬送すると、カッタ4005を駆動して、記録媒体4001を切断し、シート状の記録媒体4001とし、これ以降は、第2のローラ対4006を駆動してシート状の記録媒体4001を搬送する。
最後に、記録媒体4001の後端が後端溝部4012と略一致する位置に至ると、第2のローラ対3006の駆動を停止する。キャリッジ4002は、記録媒体4001の搬送方向の後端をはみ出して画像形成を行なう。
所定回数の記録を行なう毎に、モータ4410を駆動し、インク吸収部材4400を巻き取ることにより、記録媒体4001の搬送方向と交差する方向に設けられたインク受け部4015の前端溝部4011、後端溝部4012のインクを長期にわたり確実にふき取ることができる。
また、Y,M,C,Kのインクタンク4201,4202,4203,4204と、Y,M,C,Kの記録ヘッド4301,4302,4304と、第1および第2の清掃手段4110,4120とが一体となったカートリッジ4010を用いることで、カートリッジ4010の交換ごとに第1および第2の清掃手段4110,4120が新しくなるので、インク吸収部材4400が全て巻き取りリール4405に巻き取られて清掃不良を起こすこともなくなる。
1 記録媒体
2 記録手段
3 ローラ対(搬送手段)
200 インク吸収手段
201 吸収部材

Claims (1)

  1. 搬送手段によって搬送される記録媒体に対してインクを吐出して記録を行う画像記録装置において、
    前記記録媒体に記録されたインクを乾燥するインク乾燥手段と、
    該インク乾燥手段によりインクが乾燥した記録媒体を切断するカット手段と、
    前記記録媒体の画像が記録された部位を前記カット手段で切断するようにカット位置を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像記録装置。
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