JP2009087016A - 健康管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】体質改善が外観に及ぼす効果を事前に確認可能とする。
【解決手段】外観予想画像作成部17は、記憶部11から読み出した管理対象者の外観画像を周知の画像処理技術を利用して加工することにより、体質改善目標(例えば、3kgの減量)が達成された場合の管理対象者の外観予想画像を作成する。而して、テレビ受像機2のウェブブラウザが健康管理装置1から受信したウェブページを画面に表示すれば外観予想画像を管理対象者に呈示することができ、体質改善目標を達成した場合の効果を予め確認することができる。
【選択図】図1
【解決手段】外観予想画像作成部17は、記憶部11から読み出した管理対象者の外観画像を周知の画像処理技術を利用して加工することにより、体質改善目標(例えば、3kgの減量)が達成された場合の管理対象者の外観予想画像を作成する。而して、テレビ受像機2のウェブブラウザが健康管理装置1から受信したウェブページを画面に表示すれば外観予想画像を管理対象者に呈示することができ、体質改善目標を達成した場合の効果を予め確認することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、個人の健康を管理する健康管理装置に関するものである。
従来、個人の健康を管理する健康管理装置として、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1に記載されている従来例は、個人データ(性別・年齢・身長・体重・体脂肪率等)に基づいて作成したトレーニングメニューを摂取・運動計のメモリに登録し、この摂取・運動計を当該個人の身体に装着することで個人の運動量を計測してメモリに記憶するとともに、個人が食した食べ物に関するデータを摂取・運動計のメモリに登録させ、摂取・運動計のメモリに登録されている摂取熱量や運動量をコンピュータに読み出して食事制限や新たなトレーニングメニュー等を作成して呈示するものである。
特開2006−277164号公報
ところで、体質改善には病気予防以外にも美容効果があるが、従来の健康管理装置では、体質改善の目標を達成した場合に外観(体形)がどのように変化するかということ(体質改善の効果)を予め知ることができず、その結果、管理対象者が運動や食事制限を途中で止めてしまうことがあった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、体質改善が外観に及ぼす効果を事前に確認することができる健康管理装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、性別、年齢、身長、体重などの管理対象者の身体に関する情報と当該管理対象者の外観の画像情報を記憶する記憶手段と、当該管理対象者の体質改善の目標値を設定する目標値設定手段と、目標値設定手段によって設定される目標値に基づいて前記外観の画像情報を加工することにより目標達成時における当該管理対象者の外観の予想画像を作成する外観予想画像作成手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、外観予想画像作成手段が、目標値設定手段によって設定される目標値に基づいて前記外観の画像情報を加工することにより目標達成時における当該管理対象者の外観の予想画像を作成するので、作成した予想画像を管理対象者に対して表示することにより、体質改善が外観に及ぼす効果を事前に確認することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、記憶手段に記憶した外観の画像情報を外観予想画像作成手段で作成された予想画像とともに表示デバイスに表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、体質改善の目標値を達成する前と後において体質改善が外観に及ぼす影響をより明確に知ることができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、記憶手段は、管理対象者の外観の画像情報を時系列で記憶し、表示制御手段は、記憶手段に記憶している外観の画像情報と外観予想画像作成手段で作成された予想画像とを時系列で表示デバイスに表示させることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、体質改善中において体質改善が外観に及ぼす影響を時系列で知ることができる。
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、体質改善の目標値に対する達成度を判断する達成度判断手段を備え、表示制御手段は、達成度判断手段で判断された達成度と外観の画像情報と外観予想画像作成手段で作成された予想画像とを表示デバイスに表示させることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、体質改善が外観に及ぼす影響を実際の体質改善の達成度と照らし合わせて表示することで体質改善の意欲をより一層持続させることができる。
本発明によれば、体質改善が外観に及ぼす効果を事前に確認することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態の健康管理装置1は、管理対象者が住まう住戸Aに対して遠隔地に設置され、インターネット202を介したネットワーク通信機能を有するコンピュータ装置からなる。
ここで、本実施形態の健康管理装置1について説明する前に、本実施形態の健康管理装置1を用いた健康管理システムについて簡単に説明する。図2に示すように、住戸A内に設置された住宅用分電盤(住宅盤)3には、ADSLモデムやCATVモデムあるいはONUなどのインターネット接続機器(図示せず)とともに情報ブレーカ3aと呼ばれるネットワークセキュリティ機器が収納され、住戸A内に設けられたネットワーク(宅内LAN)とインターネット202とがインターネット接続機器並びに情報ブレーカ3aを介して接続されている。この情報ブレーカ3aは、スイッチング機能、ファイアウォール機能、ウィルスチェック機能などの種々のネットワーク関連機能を併せ持つものであって、主にインターネット202から宅内LANへの不正なアクセスやウィルスの浸入などを防いでいる。
情報ブレーカ3aが有する複数のポートにLANケーブル203を介して複数のネットワーク機器、図示例ではテレビ受像機2とネットアダプタ4とウェブカメラ9が接続されている。テレビ受像機2は、通常のテレビ放送の受信・表示の機能に加えてLANケーブル203を介したネットワーク通信機能やウェブ・ブラウザ機能などを搭載するとともに、リモコン2aから送信されるワイヤレス信号による遠隔操作機能を搭載している。また、ウェブカメラ9はCCDやCMOSからなる固体撮像素子、ズームレンズなどの光学系、パンニング及びチルティングを行うための駆動機構、ウェブサーバ機能を搭載したコンピュータなどを備えている。但し、このようなテレビ受像機2やウェブカメラ9は従来周知であるから詳細な構成についての図示並びに説明は省略する。
ネットアダプタ4は、特定小電力無線通信の機能とネットワーク通信機能とを有し、ワイヤレス中継器5との間で無線通信を行うとともにLANケーブル203を介したテレビ受像機2との通信やインターネット202を介した健康管理装置1との通信を行うものである。またワイヤレス中継器5は、特定小電力無線通信の機能と赤外線通信機能とを有し、ネットアダプタ4との間で無線通信を行うとともに、後述する他動運動機器8や活動量計6および体組成計7との間で赤外線通信を行うものである。すなわち、ワイヤレス中継器5の通信可能エリア内に存在する他動運動機器8や活動量計6や体組成計7から、送信元および送信先のIDを含む赤外線信号が送信され、この赤外線信号をワイヤレス中継器5が受信すると、ワイヤレス中継器5は受信した赤外線信号の通信プロトコルを変換して無線電波により送信する。そして、ネットアダプタ4が、ワイヤレス中継器5から送信された無線電波を受信すると、無線電波により送信された信号のプロトコル変換を行い、送信先のIDが示すネットワーク機器(テレビ受像機2或いは健康管理装置1)へ信号を送信する。
他動運動機器8は使用者に対して他動的な運動を行わせるものであり、例えば、使用者が跨いで着座する鞍状の座席部を揺動運動させることによって、乗馬運動を模した運動負荷を与える乗馬型の運動機器である。図3は他動運動機器8の概略的なブロック図を示し、マイクロコンピュータよりなる制御部81と、鞍状の座席部82を揺動運動させる駆動部83と、外部との間で赤外線通信を行う赤外線通信部84と、電源のオン/オフ操作や、運動メニューの選択操作や、座席部82を揺動させる速さや運動時間などの選択操作を行うための操作部85と、座席部82を様々なパターンで揺動させるためのプログラムを記憶した記憶部86とを備えている。
活動量計6は、扁平な装置本体60に図4に示す回路構成要素を内蔵したもので、装置本体60を管理対象者のベルト等に装着して使用される。ここで、装置本体60に内蔵される回路構成要素としては、例えば3軸の加速度センサ61と、この加速度センサ61の出力信号をA/D変換して得た検出出力をもとに、当該活動量計6を装着した管理対象者の身体活動強度(単位:METs)並びに身体活動量(単位:Ex)を演算する演算処理部62と、時刻データを演算処理部62に与える計時部63と、入力操作部64と、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなり、演算処理部62の演算結果や個人の属性データなどを記憶するための記憶部65と、例えば液晶表示器からなる表示部66と、ワイヤレス中継器5との間で赤外線通信を行う赤外線通信部67と、電池BTを電源として各回路要素の動作に必要な所定の電圧を得る定電圧回路68とを備えている。
入力操作部64は、当該活動量計6の動作モードを計測モード、データ設定モード、出力表示処理モード、又はデータ転送モード等に切り替えるモード切替操作や、表示部66に表示される表示画面でのカーソル操作や確認操作、或いは、データ設定モードにおいて活動量の算出に用いる個人の属性データ(例えば年齢、性別、身長、体重、目的、健康状態(既往症歴)、地域)を入力するデータ入力操作に用いられる。
活動量計6の演算処理部62は、活動量計6に予め組み込まれたプログラムに基づいて、管理対象者の身体活動量を算出するためのデータ処理を行うものであり、入力操作部64を用いてデータ設定モードに切り替えられると、表示部66の表示を制御してデータ入力画面を表示させ、当該データ入力画面において、上記属性データの入力を管理対象者に促すためのガイダンスなどを表示させ、入力操作部64を用いて属性データが入力されると、入力データを記憶部65に書き込み、以後の演算処理では記憶部65から読み込んだ属性データを活動量の演算に使用するようになっている。
また演算処理部62の動作モードが、入力操作部64を用いて計測モードに切り替えられると、演算処理部62は、加速度センサ61から入力される加速度の検出出力に基づいて、身体活動強度、さらには身体活動強度に活動時間を乗算した身体活動量の算出処理を行うとともに、算出結果を記憶部65に書き込む処理を行い、且つ、算出結果を表示部66にリアルタイムで表示するようになっている。
さらに演算処理部62の動作モードが、入力操作部64を用いて出力表示処理モードに切り替えられると、演算処理部62は、記憶部65に記憶されているデータや演算処理結果に基づいて、個人の属性データや活動量の測定結果などを表示部66に表示させる処理を行う。
さらにまた演算処理部62の動作モードが、入力操作部64を用いてデータ転送モードに切り替えられると、演算処理部62は、記憶部65に記憶されている身体活動量のデータを赤外線信号によって赤外線通信部67からワイヤレス中継器5へ送信させる。
体組成計7は、図2に示すように扁平な直方体状の装置本体70を有し、装置本体70の上面には、装置本体70に乗せられた左右の足の足裏がそれぞれ当接する部位に電極部71a,71aが配置されるとともに、装置本体70の左右方向における中央部には測定結果などを表示するための液晶ディスプレイからなる表示部72が配置されている。
装置本体70に内蔵される回路構成要素としては、図5に示すように装置本体70に乗った人の体重を測定する重量センサ73と、左右の電極部71a,71a間に微弱な電流を流して、人体の電気抵抗(生体インピーダンス)を測定する生体インピーダンス測定部71と、体組成計7の動作モードを計測モードや設定モード等に切り替える操作や、設定モードにおいて個人の属性データ(例えば年齢、性別、身長など)を入力する操作を行うための入力操作部74と、生体インピーダンス測定部71の測定結果をもとに測定対象者の体脂肪率を演算により求めるとともに、表示部72の表示を制御して重量センサ73の検出結果や体脂肪率の演算結果を表示部72の画面に表示させる演算処理部75と、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性メモリからなり、演算処理部75の演算結果や個人の属性データなどを記憶するための記憶部76と、ワイヤレス中継器5との間で赤外線通信を行う赤外線通信部77と、電池を電源として各回路要素の動作に必要な所定の電圧を得る電池電源部78とを備えている。
上述のように構成される宅内ネットワーク(宅内LAN)においては、ネットワーク端末であるテレビ受像機2並びにネットアダプタ4、ウェブカメラ9にプライベートIPアドレスが割り当てられ、住宅盤3内に設置されているインターネット接続機器のNAT(ネットワークアドレス変換)機能を用いてテレビ受像機2やネットアダプタ4、ウェブカメラ9がインターネット202を介して通信することができる。また、他動運動機器8、活動量計6、体組成計7にはそれぞれ固有のIDが割り当てられているが、ワイヤレス中継器5からネットアダプタ4に送信されるデータに付与された個々のIDをネットアダプタ4においてプライベートIPアドレスに変換し、当該データをIPパケットに格納して宅内LANやインターネット202に送信することができる。
次に、本実施形態の健康管理装置1について説明する。本実施形態の健康管理装置1は、後述する健康管理サービスを管理対象者に提供するサービス提供者の管理センタに設置されており、図1に示すようにインターネット202を介してネットワーク通信を行うためのネットワークインタフェース(I/F)部10と、半導体メモリやハードディスク装置などからなる記憶部11と、ネットワーク端末(住戸Aに設置されているテレビ受像機2など)に搭載されているウェブブラウザに対してウェブページなどのコンテンツを提供するウェブサーバ部12と、管理対象者の体質改善の目標値を設定する目標値設定部13と、運動による体質改善と食事による体質改善との割合を設定する体質改善割合設定部14と、目標値設定部13によって設定される目標値に前記割合を乗じることで運動による体質改善目標値と食事による体質改善目標値を算出するとともに、記憶部11に記憶している管理対象者の身体に関する個人情報(性別、年齢、身長、体重など)と各体質改善目標値とに基づいて運動及び食事の各体質改善目標値を達成するために必要な改善内容を設定する改善内容設定部15と、後述するように活動量計6で計測した管理対象者の活動量並びに管理対象者が申告した食事内容に応じて体質改善目標値に対する達成度を判断する達成度判断部16と、後述するように管理対象者の外観予想画像を作成する外観予想画像作成部17と、各部を統括的に制御する制御部18とを備えている。但し、ネットワークI/F部10並びに記憶部11を除く各部は、マイクロコンピュータにウェブブラウザや健康管理用のプログラム、画像処理用のプログラムを実行させることで実現される。
以下、体質改善の一種である減量(ウェイトコントロール)を例示して、本実施形態の健康管理装置1の動作(健康管理サービスの内容)を説明する。
健康管理サービスの提供を受けようとする希望者(管理対象者)は、テレビ受像機2のウェブブラウザを使って健康管理装置1のウェブサーバ部12が配信する健康管理サービスのホームページにアクセスし、さらに当該ホームページからリンクしている利用者登録のウェブページW0にアクセスして新規に利用者登録を行う。この利用者登録のウェブページW0には、希望者(管理対象者)の呼び名(ニックネーム)、誕生年月、性別、身長、体重などの個人情報を登録するためのボックスB01〜B06がそれぞれ表示され(図6参照)、希望者(管理対象者)がテレビ受像機2の画面に表示されている当該ウェブページW0を見ながらリモコン2aを操作して各ボックスに入力すると、各項目の入力内容がテレビ受像機2のウェブブラウザから健康管理装置1のウェブサーバ部12に返信され、ウェブサーバ部12で受け取った個人情報が制御部18を介して記憶部11に格納される。さらに、後述する外観予想画像を作成するため、ウェブカメラ9で撮像した希望者(管理対象者)の画像(静止画像)が健康管理装置1のウェブサーバ部12に送信され、個人情報とともに記憶部11に格納されることによって管理対象者の登録作業が完了する。尚、制御部18は、登録されている管理対象者毎に固有のウェブページ(以下、個人用ホームページと呼ぶ。)を作成して記憶部11に記憶させる。従って、登録済みの管理対象者は、健康管理サービスのホームページからログインした後、当該ホームページからリンクしている自らの個人用ホームページにアクセスすることができる。
利用者登録が完了した後に最初に個人用ホームページにアクセスすると、健康管理装置1の目標値設定部13並び体質改善割合設定部14が制御部18を通じてウェブサーバ部12に目標値及び体質改善割合設定用のウェブページW1をテレビ受像機2のウェブブラウザへ送信させる。このウェブページW1では、図7に示すように改善する期間を入力(選択)するためのボックスB11、減量目標値を入力(選択)するためのボックスB12、体質改善割合を入力(選択)するためのボックスB13のほか、各ボックスB11〜B13の入力内容を初期化するクリアボタンB14や入力内容を決定して健康管理装置1のウェブサーバ部12へ送信させる決定ボタンB15、後述する目標達成率を表示するためのウェブページへリンクするリンクボタンC2などが含まれている。図示例では、3ヶ月で3kgの減量を目標とし、さらに運動によるカロリー消費で目標を達成する割合を30%、食事制限による摂取カロリーの削減で目標を達成する割合を70%にそれぞれ設定している。そして、テレビ受像機2のウェブブラウザから上記目標値や体質改善割合の設定値を受け取った健康管理装置1の目標値設定部13並び体質改善割合設定部14は、それぞれ制御部18を介して目標値や体質改善割合の設定値を当該管理対象者と対応付けて記憶部11に記憶させる。
体質改善(減量)の目標値と体質改善割合が設定されると、健康管理装置1の改善内容設定部15は、目標値に体質改善割合を乗じることで運動による体質改善目標値と食事による体質改善目標値を算出するとともに、記憶部11に記憶している個人情報と各体質改善目標値とに基づいて運動及び食事の各体質改善目標値を達成するために必要な改善内容を設定する。例えば、管理対象者の体重や身長等の個人情報を考慮して1日に約230kcalのエネルギを減らすことで3ヶ月の期間で3kgの減量が可能であるとした場合、1日に運動で消費すべきエネルギが70kcal、食事制限で減らすべきエネルギが160kcalと算出される。改善内容設定部15では、上記算出結果を表示するためのウェブページを作成し、制御部18からウェブサーバ部12を介して当該ウェブページをテレビ受像機2のウェブブラウザへ送信する。このウェブページW2では、図8(a)に示すように改善内容設定部15が算出した改善内容、すなわち、1日当たりに減らすべきエネルギ値(230kcal)、運動による体質改善目標値(70kcal)、食事制限による体質改善目標値(160kcal)がそれぞれ縦方向に並べて表示される。また、運動による体質改善目標値並びに食事制限による体質改善目標値の横には、それぞれ具体的な改善内容(運動コース、食事制限の対象とする食事)を表示・選択するためのウェブページW21,W22にリンクしたボタンB21,B22が表示されている。
ボタンB21をクリックして表示されるウェブページW21には、図8(b)に示すように体質改善目標値(70kcal)を達成するためにしなければならない運動の目安(運動コース)が複数種類(図示例では2種類)表示されている。一方の運動コースは、「3METs以上の活動量を、今より週に12Ex増やす」ものであり、他方の運動コースは、「4METs以上の活動量を、今より週に8Ex増やす」ものであって、管理対象者が何れかのコースを選択して決定ボタンB23をクリックすることにより、選択された運動コースの内容が健康管理装置1の記憶部11に記憶される。但し、選択した運動コースの具体例、例えば、他動運動機器8で10分間の運動をするとか、20分間の歩行(ウォーキング)を行うといった助言を表示したウェブページを運動コースの決定後に表示するようにしても構わない。
また、ボタンB21をクリックして表示されるウェブページW22には、図8(c)に示すように体質改善目標値(160kcal)を達成するために控えることが望ましい食事、例えば、揚げ物、ご飯類、卵料理などの複数種類(図示例では4種類)の食事の写真P1〜P4が表示されている。そして、これら複数種類の食事の中から管理対象者が自ら控えようとする食事を選択し、選択した食事の写真P1〜P4の下に表示されているチェックボックスCBにチェックを入れて決定ボタンB24をクリックすることにより、選択された食事の種類が健康管理装置1の記憶部11に記憶される。
上述のようにして初期設定が完了した後、活動量計6で計測した管理対象者の活動量データや体組成計7で計測した管理対象者の体重データ、他動運動機器8で運動を行った時間(運動時間)、管理対象者が実際に食べた食事内容の実績データがインターネット202を介して健康管理装置1に送信されると、健康管理装置1の達成度判断部16では、管理対象者が設定した運動及び食事制限の各体質改善目標値に対する達成度、例えば、減量を開始してから現在までに体重が減った量や実際に行われた運動量(身体活動量)の1日当たりの平均値などを判断し、記憶部11に時系列で記憶する。尚、活動量データ並びに体重データ、運動時間データはそれぞれ活動量計6や体組成計7、他動運動機器8から赤外線通信でワイヤレス中継器5に送信され、ワイヤレス中継器5からネットアダプタ4を介して健康管理装置1に送信される。また、管理対象者が実際に食べた食事内容の実績データについては、健康管理装置1のウェブサーバ部12から配信される実績入力用のウェブページを使って管理対象者自身が入力する。ここで、食事内容の実績データを入力する際、管理対象者をウェブカメラ9で撮像した画像(外観画像)を健康管理装置1のウェブサーバ部12に送信して記憶部11に格納しておけば、体質改善中の外観画像が時系列で記憶部11に記憶されることになる。
そして、達成度判断部16で判断された達成度を表示するウェブページがウェブサーバ部12からテレビ受像機2へ配信され、テレビ受像機2の画面に表示される当該ウェブページによって管理対象者に達成度を知らせることができる。
次に、本発明の要旨である管理対象者の外観予想画像の作成について説明する。
例えば、個人用ホームページに外観予想画像の作成を指示するためのボタン(図示せず)を設けておき、当該ボタンがクリックされると健康管理装置1の外観予想画像作成部17が外観予想画像の作成処理を開始する。外観予想画像作成部17による作成処理は、記憶部11から読み出した管理対象者の外観画像を周知の画像処理技術を利用して加工することにより、体質改善目標(上述の例では3kgの減量)が達成された場合の管理対象者の外観予想画像を作成するものである。具体的には、腰回りや頬の輪郭を細くするような加工が行われる。そして、外観予想画像作成部17によって作成された外観予想画像Xは、制御部18によって記憶部11に格納されるとともに、図9(a)に示すように初期登録時の外観画像X0と並べて個人用ホームページに貼り付けられてテレビ受像機2のウェブブラウザへ送信され、テレビ受像機2の画面に表示される。
而して、テレビ受像機2のウェブブラウザが健康管理装置1から受信したウェブページを画面に表示すれば外観予想画像を管理対象者に呈示することができ、体質改善目標を達成した場合の効果を予め確認することができる。また、上述のように外観予想画像と初期登録時の外観画像とを並べて表示すれば、体質改善の目標値を達成する前と後において体質改善が外観に及ぼす影響を管理対象者がより明確に知ることができる。
さらに、管理対象者に達成度を知らせるためのウェブページにおいて、図9(b)に示すように、記憶部11に時系列で記憶されている達成度のグラフGと、同じく記憶部11に時系列で記憶されている外観画像X0,X1,…,Xm並びに目標達成時の外観予想画像Xを時系列で並べたものを同時に表示すれば、体質改善中において体質改善が外観に及ぼす影響を時系列で知ることができるだけでなく、体質改善が外観に及ぼす影響を実際の体質改善の達成度と照らし合わせて表示することで体質改善の意欲をより一層持続させることができる。
1 健康管理装置
10 ネットワークインタフェース部
11 記憶部
12 ウェブサーバ部
13 目標値設定部
17 外観予想画像作成部
10 ネットワークインタフェース部
11 記憶部
12 ウェブサーバ部
13 目標値設定部
17 外観予想画像作成部
Claims (4)
- 性別、年齢、身長、体重などの管理対象者の身体に関する情報と当該管理対象者の外観の画像情報を記憶する記憶手段と、当該管理対象者の体質改善の目標値を設定する目標値設定手段と、目標値設定手段によって設定される目標値に基づいて前記外観の画像情報を加工することにより目標達成時における当該管理対象者の外観の予想画像を作成する外観予想画像作成手段とを備えたことを特徴とする健康管理装置。
- 記憶手段に記憶した外観の画像情報を外観予想画像作成手段で作成された予想画像とともに表示デバイスに表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の健康管理装置。
- 記憶手段は、管理対象者の外観の画像情報を時系列で記憶し、表示制御手段は、記憶手段に記憶している外観の画像情報と外観予想画像作成手段で作成された予想画像とを時系列で表示デバイスに表示させることを特徴とする請求項2記載の健康管理装置。
- 体質改善の目標値に対する達成度を判断する達成度判断手段を備え、表示制御手段は、達成度判断手段で判断された達成度と外観の画像情報と外観予想画像作成手段で作成された予想画像とを表示デバイスに表示させることを特徴とする請求項2又は3記載の健康管理装置。
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JP2012059264A (ja) * | 2010-09-07 | 2012-03-22 | General Electric Co <Ge> | 個人の健康およびウェルネスの管理のためのシステムおよび方法 |
JP2015185878A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | フリュー株式会社 | 情報提供装置、画像分析システム、サーバ、情報提供装置の制御方法、サーバの制御方法、画像分析方法、制御プログラム、および記録媒体 |
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