JP2009085415A - シールリング - Google Patents

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Abstract

【課題】装着性が向上され、装着時の破損が抑制され、癖付工程が不要なシールリングを提供する。
【解決手段】周方向の一ヶ所にて切断されたシールリング本体2および、該切断部に設けられ、シールリング本体2の両端に接続される接続部材3によりシールリング1が構成され、シールリング本体2と接続部材3との間の接続部は、軸と垂直的で周方向に摺動可能な第1摺動シール面7及び軸と同心的で周方向に摺動可能な第2摺動シール面8を形成しつつ、シールリング本体2の両端と接続部材3との周方向の対向面の間にシールリング本体2又は接続部材3の周長変化を吸収可能な隙間を形成する凹凸嵌合により嵌合されており、シールリング本体2および接続部材3は、他方の部材に当接する第1シール面11と、環状溝の非密封流体側の側面に当接する第2シール面12と、を形成する
【選択図】図6

Description

本発明は、互いに相対回転自在に設けられた2部材間の環状隙間をシールするためのシールリングに関するものである。
従来、この種のシールリングは、たとえば、自動車の自動変速機等の油圧装置に用いられている。
以下、図10〜図18を参照して、従来技術に係るシールリングについて説明する。図10は、従来技術に係るシールリングの模式的正面図である。図11は、従来技術に係るシールリングを装着した状態を示す模式的断面図である。図12は、従来技術に係るシールリングのカット部を嵌合させる前の状態を示す模式的一部拡大斜視図である。図13は、従来技術に係るシールリングのカット部を嵌合させた状態を示す模式的一部拡大斜視図である。図14は、従来技術に係るシールリングの癖付前の模式的正面図である。図15は、従来技術に係るシールリングの癖付後の模式的正面図である。図16は、従来技術に係るシールリングのカット部が引っ掛かった状態を示す模式的正面図である。図17は、従来技術に係るシールリングのカット部が引っ掛かった状態で装着した場合を示す模式的一部拡大断面図である。図18は、従来技術に係るシールリングの破損した状態を示す模式的平面図である。
図示のシールリング100は、軸孔が設けられたハウジング200と、この軸孔に挿入された軸300との間の環状隙間をシールするためのものであり、軸300に設けられた環状溝301に装着されて使用されるものである。
シールリング100は樹脂材料から形成されるもので、軸300に設けられた環状溝301の側壁面をシールするための第1シール面101と、ハウジング200に設けられた軸孔の内周面をシールするための第2シール面102と、を備えている。
そして、密封流体側Oから非密封流体側Aに向けて、図11中矢印P方向に圧力がかかると、シールリング100は非密封流体側Aに押圧されるため、第1シール面101は環状溝301の側壁面を押圧し、また、第2シール面102は環状溝301に対向するハウジング200に設けられた軸孔の内周面を押圧し、それぞれの位置でシールする。このようにして、密封流体の非密封流体側Aへの漏れを防止している。
また、シールリング100のリング本体には、周方向の一ヶ所に組み込み性の向上等を目的としてカット部Sが設けられている。シールリング100は、このカット部Sを拡げることにより、軸300の環状溝301に装着される。
カット部の形態として様々なものが知られているが、周囲温度の変化によっても好適に対応することのできるものとして、図12に示すように、2段ステップ状にカットされた、特殊ステップカットが知られている。
この特殊ステップカットによれば、周方向に垂直な面同士が周方向に対して隙間109を有しつつ、密封流体側と非密封流体側とを遮断する構成であるために、リング本体が熱によって膨張したとしても、密封状態を維持しつつ隙間109の分だけ寸法の変化量を吸収できるため、周囲の温度変化に対してもシール性能を維持することができる。
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じる場合がある。
上述したシールリング100は、カット部Sを含めて射出成形により製造されるため、装着時の内径D1よりも大きめの内径D2で成形される。したがって、成形後のシールリング100に対して、その内径が装着時の内径D1となるように癖付を行う必要がある。
また、カット部Sは、環状のシールリングを成形してから切削加工等により切断されて形成されるわけではないので、その仕上がり具合によっては、シールリング100の装着の際にカット部Sが引っ掛かってしまい装着不良が生じることがある(図16)。そして、カット部Sが引っ掛かった状態でハウジング200に挿入すると、図17に示すように、シールリング100とハウジング200とが干渉し(図17中B)、最悪の場合、組み込むことができなくなるおそれがある。
さらに、シールリング100の装着の際には、カット部Sを拡げた状態で環状溝301に装着するため、カット部Sから最も離れた部分に変形による力がかかりやすい。したがって、この力がかかり過ぎるとシールリング100が破損するおそれがある(図18中C)。
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするとことは、装着性が向上され、装着時の破損が抑制され、癖付工程が不要なシールリングを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明におけるシールリングは、軸孔を有するハウジングと前記軸孔に挿入される軸のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着されて、これら2部材間の環状隙間をシールするシールリングにおいて、周方向の一ヶ所にて切断されたシールリング本体および、該切断部に設けられ、前記シールリング本体の両端に接続される接続部材によりシールリングが構成され、前記シールリング本体と前記接続部材との間の接続部は、軸と垂直的で周方向に摺動可能な第1摺動シール面及び軸と同心的で周方向に摺動可能な第2摺動シール面を形成しつつ、前記シールリング本体の両端と前記接続部材との周方向の対向面の間に前記シールリング本体又は前記接続部材の周長変化を吸収可能な隙間を形成する凹凸嵌合により嵌合されており、前記シールリング本体および前記接続部材は、他方の部材に当接する第1シール面と、前記環状溝の非密封流体側の側面に当接する第2シール面と、を形成することを特徴とする。
このように、シールリング本体の切断部は、接続部材を接続するために予めある程度の間隔を有しているので、装着する際にシールリング本体の端部間を拡げる量を、接続部材を設けた分だけ減らすことができる。したがって、装着時のシールリング本体の変形量を減らすことができるので、装着時にシールリング本体にかかる力を減らすことができる。また、シールリング本体の端部同士を嵌合させる必要がないので、従来のような癖付工程が不要となる。ここで、切断部とは、もともと環状につながったシールリング本体を周方向の一ヶ所で切断することにより形成されるものだけではなく、最初から周の一部を欠いた形状のシールリング本体を製造することにより形成されるものも含まれる。
前記第1摺動シール面の前記他方の部材側の端縁は、前記他方の部材に接しており、前記第2摺動シール面の非密封流体側の端縁は、前記環状溝の非密封流体側の側面に接しており、前記第1シール面は、前記シールリング本体の他方の部材側の周面と、前記接続部
材の他方の部材側の周面とが、前記第1摺動シール面の端縁を介して連続的に結合されることにより形成され、前記第2シール面は、前記シールリング本体の非密封流体側の側面と、前記接続部材の非密封流体側の側面とが、前記第2摺動シール面の端縁を介して連続的に結合されることにより形成されるのも好適である。
以上説明したように、本発明によるシールリングは、装着時の端部間の拡張量が減るので、装着性が向上され、装着時の変形量が減るので、変形によるシールリングの破損を抑制することができる。また、癖付工程が不要となるので、製造効率が向上される。さらに、癖付工程がないので、シールリングを安定した曲率で製造することができる。したがって、シール性能の安定化を図ることができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施の形態1)
図1〜図6を参照して、第1の実施の形態に係るシールリングについて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングの模式的正面図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングを装着した状態を示す模式的一部拡大断面図である。図3は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングにおいて接続部材をシールリング本体に接続する前の状態を示す模式的一部拡大斜視図である。図4は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングにおいてシールリング本体と接続部材とが接続された状態を示す模式的一部拡大斜視図である。図5は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングの図6におけるAA断面図である。図6は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングの模式的一部拡大平面図及び模式的一部拡大正面図である。
本実施の形態にかかるシールリング1は、樹脂材料(例えば、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等)よりなる円環形状を有しており、周方向の一ヶ所にて切断されたシールリング本体2と、シールリング本体2の両端に接続される接続部材3とにより構成される。
シールリング1は、例えば、軸4に設けられた環状溝5に装着され、ハウジング6の軸孔の内周面と、この軸孔に挿入される軸4の外周面との間の環状隙間をシールする。
シールリング1は、ハウジング6に設けられた軸孔の内周面をシールするための第1シール面11と、軸4に設けられた環状溝5の側壁面をシールするための第2シール面12と、を備えている。
密封流体側Oから非密封流体側Aに向けて、図2中矢印P方向に圧力がかかると、シールリング1は非密封流体側Aに押圧されるため、第1シール面11は環状溝5に対向するハウジング6に設けられた軸孔の内周面を押圧し、また、第2シール面12は環状溝5の側壁面を押圧し、それぞれの位置でシールする。このようにして、密封流体の非密封流体側Aへの漏れを防止している。
シールリング本体2は、周方向の一ヶ所にて切断された形状を有しており、その両端部の間に接続部材3が接続されることにより円環形状のシールリング1を形成する。シール
リング本体2および接続部材3は、それぞれの端部に設けられた凹凸部の嵌合によって接続される。
接続部材3の端部には周方向に突出する凸部30が設けられている。凸部30は接続部材3の両端部の密封流体側および非密封流体側にそれぞれ一つずつ、計4箇所に設けられる。
シールリング本体2の端部には、接続部材3の凸部30が嵌合する凹部20が設けられている。凹部20も、凸部30に対応して、シールリング本体2の両端部の密封流体側および非密封流体側の計4箇所に設けられる。
凸部30は軸4に対して垂直な第1摺接面31と、軸4に対して同心的に延びる第2摺接面32とを有する。凹部20は、軸4に対して垂直な第1摺接面21と、軸4に対して同心的に延びる第2摺接面22とを有する。
第1摺接面21および第1摺接面31は、互いに周方向に摺動可能に接触して第1摺動シール面7を形成する。第1摺動シール面7の端縁は、ハウジング6の軸孔の内周面に接している。
第2摺接面22および第2摺接面32は、互いに周方向に摺動可能に接触して第2摺動シール面8を形成する。第2摺動シール面8の端縁は、環状溝5の非密封流体側側壁面に接している。
凹部20および凸部30は、それぞれ周方向に垂直な端面23aおよび端面33aを有する。端面23aおよび端面33aは、互いに周方向に所定の間隔で対向する面であり、隙間91を形成する。
また、シールリング本体2のそれぞれ端部は、密封流体側の凹部20と非密封流体側の凹部20との間に、周方向に垂直な端面23bを有し、接続部材3のそれぞれの端部は、密封流体側の凸部30と非密封流体側の凸部30との間に、周方向に垂直な端面33bを有する。端面23bおよび端面33bは、互いに周方向に所定の間隔で対向する面であり、隙間92を形成する。
シールリング本体2の外周面24および接続部材3の外周面34は、第1摺動シール面7の端縁を介して、連続的に結合され、ハウジング6の軸孔の内周面に当接する第1シール面11を形成する。
シールリング本体2の非密封流体側の側面25および接続部材3の非密封流体側の側面35は、第2摺動シール面8の端縁を介して、連続的に結合され、環状溝5の非密封流体側側壁に当接する第2シール面12を形成する。
この第1シール面11および第2シール面12により、密封流体の非密封流体側への漏れが防止される。
図4および図5に示すように、非密封流体側の隙間91は、シールリング本体2の非密封流体側の凹部の端面23aと、接続部材3の非密封流体側の凸部30の端面33a、第1摺接面21、および第2摺接面22と、軸4の環状溝5の非密封流体側側壁と、ハウジング6の軸孔の内周面と、により形成される空間であり、密封流体側領域に対して、第1シール面11、第2シール面12、第1摺動シール面7、および第2摺動シール面8によりシールされている。したがって、密封流体側の隙間91および隙間92に進入した密封
流体の非密封流体側への漏れは防止される。
温度変化によりシールリング本体2または接続部材3の周長が変化すると、第1摺接面21と第1摺接面31、第2摺接面22と第2摺接面32がそれぞれ周方向に相互に摺動し、隙間91および隙間92の周方向の距離が変化するが、第1摺接面21と第1摺接面31、第2摺接面22と第2摺接面32はそれぞれ接触した状態のままとなる。すなわち、周長変化は隙間91、92により吸収され、第1摺動シール面7および第2摺動シール面8は常に維持される。
そうすると、シールリング本体2の外周面24および接続部材3の外周面34は、第1摺動シール面7の端縁により、シールリング本体2の非密封流体側の側面25および接続部材3の非密封流体側の側面35は、第2摺動シール面8の端縁により、それぞれ常に結合されていることになる。
つまり、シールリング本体2または接続部材3の周長が変化しても、第1シール面11および第2シール面12は常に維持され、安定したシール性能を実現することができる。
本実施の形態に係るシールリング1は、周方向の一ヶ所にて切断されたシールリング本体2と、その切断部を補う接続部材3とから構成されている。シールリング本体2の切断部は、接続部材3を接続するために予めある程度の間隔を有している。そうすると、その間隔の分だけ、シールリング本体2を環状溝5に装着する際にシールリング本体2の端部間を拡げる量を減らすことができる。このように、装着時のシールリングの端部間の拡張量を減らすことができるので、装着が容易となる。したがって、装着性が向上される。
また、シールリングの端部間の拡張量が減るということは装着時のシールリングの変形量も減ることになる。そして、装着時にシールリング本体にかかる力も減ることになる。そうすると、変形によるシールリングの破損を抑制することができる。
さらに、本実施の形態に係るシールリングは、接続部材によりその両端を接続して環形状を形成するため、シールリングの端部同士を嵌合させる必要がない。したがって、従来のように、シールリングの端部同士を嵌合させるための癖付工程が不要となり、製造効率の向上を図ることができる。
また、本実施の形態に係るシールリングは癖付による変形が行われないので、シールリングを安定した曲率で製造することができる。したがって、シールリングのシール性能の安定化を図ることができる
(実施の形態2)
図7は、本発明の第2の実施の形態に係るシールリングの模式的一部拡大正面図及び模式的一部拡大平面図である。
上記実施の形態では、接続部材3に設ける凸部30を両側に二つずつ設ける場合について説明したが、図7に示すように、両側に一つずつ設けてもよい。この場合、シールリング本体2の凹部20は、凹部30を挟み込むような形状としてもよい。
その他の構成及び作用については上記実施の形態と同様なので、同一の構成部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
(実施の形態3)
図8は、本発明の第3の実施の形態に係るシールリングの模式的一部拡大斜視図である
本実施の形態では、図8に示すように、シールリング本体2および接続部材3のいずれにも、周方向に突出する凸部およびこれに対応する凹部を設けている。シールリング本体2の凸部は非密封流体側に、接続部材3の凸部は密封流体側に、それぞれ設けられており、互い違い対向して突出している。そして、軸に垂直なそれぞれの面同士が互いに摺接して第1摺動シール面7を形成している。
その他の構成及び作用については上記実施の形態と同様なので、同一の構成部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
(実施の形態4)
図9は、本発明の第4の実施の形態に係るシールリングの模式的一部拡大斜視図である。
本実施の形態では、図9に示すように、シールリング本体2の一方の凸部は非密封流体側に、他方の凸部は密封流体側に設けており、一方、接続部材3の一方の凸部は密封流体側に、他方の凸部は非密封流体側に設けている。
その他の構成及び作用については上記実施の形態と同様なので、同一の構成部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングの模式的正面図である。 図2は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングの模式的断面図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングの模式的斜視図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングの模式的斜視図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングの模式的断面図である。 図6は、本発明の第1の実施の形態に係るシールリングの模式図である。 図7は、本発明の第2の実施の形態に係るシールリングの模式図である。 図8は、本発明の第3の実施の形態に係るシールリングの模式的斜視図である。 図9は、本発明の第4の実施の形態に係るシールリングの模式的斜視図である。 図10は、従来技術に係るシールリングの模式的正面図である。 図11は、従来技術に係るシールリングの模式的断面図である。 図12は、従来技術に係るシールリングの模式的斜視図である。 図13は、従来技術に係るシールリングの模式的斜視図である。 図14は、従来技術に係るシールリングの模式的正面図である。 図15は、従来技術に係るシールリングの模式的正面図である。 図16は、従来技術に係るシールリングの模式的正面図である。 図17は、従来技術に係るシールリングの模式的断面図である。 図18は、従来技術に係るシールリングの模式的平面図である。
符号の説明
1 シールリング
11 第1シール面
12 第2シール面
2 シールリング本体
20 凹部
3 接続部材
30 凸部
4 軸
5 環状溝
6 ハウジング
7 第1摺動シール面
8 第2摺動シール面
91、92 隙間

Claims (2)

  1. 軸孔を有するハウジングと前記軸孔に挿入される軸のうちの一方の部材に設けられた環状溝に装着されて、これら2部材間の環状隙間をシールするシールリングにおいて、
    周方向の一ヶ所にて切断されたシールリング本体および、該切断部に設けられ、前記シールリング本体の両端に接続される接続部材によりシールリングが構成され、
    前記シールリング本体と前記接続部材との間の接続部は、軸と垂直的で周方向に摺動可能な第1摺動シール面及び軸と同心的で周方向に摺動可能な第2摺動シール面を形成しつつ、前記シールリング本体の両端と前記接続部材との周方向の対向面の間に前記シールリング本体又は前記接続部材の周長変化を吸収可能な隙間を形成する凹凸嵌合により嵌合されており、
    前記シールリング本体および前記接続部材は、他方の部材に当接する第1シール面と、前記環状溝の非密封流体側の側面に当接する第2シール面と、を形成することを特徴とするシールリング。
  2. 前記第1摺動シール面の前記他方の部材側の端縁は、前記他方の部材に接しており、
    前記第2摺動シール面の非密封流体側の端縁は、前記環状溝の非密封流体側の側面に接しており、
    前記第1シール面は、前記シールリング本体の他方の部材側の周面と、前記接続部材の他方の部材側の周面とが、前記第1摺動シール面の端縁を介して連続的に結合されることにより形成され、
    前記第2シール面は、前記シールリング本体の非密封流体側の側面と、前記接続部材の非密封流体側の側面とが、前記第2摺動シール面の端縁を介して連続的に結合されることにより形成されることを特徴とする請求項1に記載のシールリング。
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