JP2009079543A - 電磁弁ユニットの固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】作動油中に含有される塵埃を除去するフィルタをエンジン本体に対して簡便且つ強固に固定すると共に、その組付作業性を向上させる。
【解決手段】第1及び第2コントロールバルブ54、56を有するバルブユニット34は、作動油の供給される供給通路68と、前記作動油が前記第1及び第2コントロールバルブ54、56の切換作用下に流通する第1及び第2進角側通路72、76と、第1及び第2遅角側通路74、78とを有し、前記供給通路68に臨む端面と、前記バルブユニット34が装着されるシリンダヘッド28の側面との間にフィルタ58が挟持され、前記作動油中に含まれる異物等を除去する。
【選択図】図4

Description

本発明は、エンジンを構成する吸排気バルブの開閉タイミングを制御可能な可変バルブタイミング機構に用いられる電磁弁を備えた電磁弁ユニットの固定構造に関する。
従来から、クランクシャフトの回転に対するカムシャフトの回転位相を変更し、吸排気バルブの開閉タイミングを変化させてエンジン出力の向上や燃費の改善を図る可変バルブタイミング機構が知られている。この可変バルブタイミング機構は、一般に、クランクシャフトの回転に対するカムシャフトの回転位相を変更するアクチュエータと、エンジンの運転状態に応じて前記アクチュエータの作動油の供給・排出を制御するオイルコントロールバルブとを有する。
このアクチュエータとオイルコントロールバルブとは、進角側オイル通路及び遅角側オイル通路で互いに連通され、前記オイルコントロールバルブの切換作用下に前記進角側オイル通路に作動油を流通させることにより、前記アクチュエータを進角側に作動させ、一方、遅角側オイル通路に作動油を流通させることにより、前記アクチュエータを遅角側に作動させてバルブの開閉タイミングを変化させている。
また、チェーンケースの側部には、進角側オイル通路及び遅角側オイル通路に臨む孔がそれぞれ開口し、前記孔に対して有底筒状のオイルフィルタがそれぞれ嵌合された後、該孔を覆うようにオイルコントロールバルブが装着される。そして、オイルコントロールバルブの下流側に設けられたオイルフィルタによってオイルコントロールバルブとアクチュエータとの間における作動油中の異物を除去している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−214723号公報
ところで、特許文献1に係る従来技術においては、チェーンケースに開口した孔にオイルフィルタを嵌合させた後、オイルコントロールバルブを被せるように装着している。そのため、オイルフィルタを交換する場合には、チェーンケースをエンジン本体から取り外して作業を行うか、前記オイルコントロールバルブを一旦取り外した後、エンジンルーム内の限られた空間で作業を行う必要がある。その結果、オイルフィルタの交換作業が煩雑であり、そのメンテナンス性が悪いという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、作動油中に含有される塵埃を除去するフィルタを簡便且つ強固に固定し、且つ、その組付作業性を向上させることが可能な電磁弁ユニットの固定構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、エンジン本体に装着され、該エンジン本体に設けられた吸排気バルブの開閉タイミングを変更自在な可変バルブタイミング機構に対する作動油の供給状態を制御する電磁弁を有する電磁弁ユニットにおいて、
前記エンジン本体に固定され、前記作動油が内部に供給されると共に、前記電磁弁が保持されるハウジングと、
前記ハウジングに設けられ、前記作動油中に含まれる異物を除去可能なフィルタと、
を備え、
前記フィルタが、前記ハウジングと前記エンジン本体との間に挟持されることを特徴とする。
本発明によれば、電磁弁ユニットを構成するハウジングにおいて、可変バルブタイミング機構に供給される作動油中に含まれた異物等を除去可能なフィルタを設け、前記ハウジングをエンジン本体に装着する際、前記フィルタを前記ハウジングとエンジン本体との間に挟持している。
従って、電磁弁を備えたハウジングをエンジン本体へと固定する際に、フィルタを簡便且つ強固に固定することができ、該フィルタを用いた作動油中の異物等の除去を確実に行うことができると共に、その組付作業性を向上させることができる。
また、ハウジングは、エンジン本体に臨み、フィルタを嵌合させる嵌合部を備えることにより、前記ハウジングをエンジン本体から離脱させた際に、前記フィルタが前記ハウジングの嵌合部に装着されたままの状態で脱着されるため、フィルタが脱落してしまうことが防止され、作業性を向上させることができる。
さらに、フィルタを、少なくともハウジングに設けられる電磁弁の上流側に配置することにより、作動油中に含まれた異物等が電磁弁まで到達することがなく、前記電磁弁への異物等の進入を確実に阻止し、不具合の発生を防止することができる。
さらにまた、ハウジングは、エンジン本体から作動油が供給される供給通路と、前記供給通路に対して分岐し、電磁弁が配設された弁通路を通じて前記作動油を前記エンジン本体側へと導く分岐通路とを備えることにより、前記分岐通路をエンジン本体内に設ける場合と比較し、前記ハウジングに対して容易に該分岐通路を容易に加工によって形成することができる。そのため、電磁弁ユニットを含むエンジンの製造工程及び製造コストの低減を図ることが可能となる。
またさらに、ハウジングが、エンジン本体の側部を覆うカバー部材とは別体に設けられることにより、前記カバー部材を取り外すことなく前記ハウジングの脱着作業を行うことが可能となる。そのため、ハウジングを含む電磁弁ユニットの脱着作業を効率的に行うことができる。
また、ハウジングが、カバー部材を介してエンジン本体に共締めされて固定されることにより、前記ハウジングを固定する固定部位を、前記カバー部材と共通とすることができるため、エンジン本体の側面における限られたスペースを効率的に利用することができると共に、前記カバー部材を組み付ける際に同時に前記ハウジングを固定することができるため、組付作業性を向上させることができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、可変バルブタイミング機構に供給される作動油中の異物等を除去可能なフィルタを、電磁弁ユニットのハウジングに設け、前記ハウジングをエンジン本体に装着する際、前記フィルタを前記ハウジングとエンジン本体との間に挟持することにより、前記フィルタを簡便且つ強固に固定することができ、該フィルタを用いた作動油中の異物等の除去を確実に行うことができると共に、組付作業性を向上させることができる。
本発明に係る電磁弁ユニットの固定構造について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る電磁弁ユニットの固定構造が適用されたエンジンを示す。
このエンジン10は、図1に示されるように、図示しない車両のエンジンルーム内に搭載され、該エンジン10を構成するクランクシャフト12には、コネクティングロッド14を介してピストン16が連接されると共に、クランクシャフト12の一端部に設けられたスプロケット18と、該クランクシャフト12の上方に平行に配設された吸気カムシャフト20及び排気カムシャフト22に設けられたカムスプロケット24a、24bとの間にタイミングチェーン26が巻回される。そして、スプロケット18、カムスプロケット24a、24b及びタイミングチェーン26は、シリンダヘッド28及びシリンダブロック30の側面に装着されるチェーンカバー(カバー部材)32(図2参照)によって覆われる。
なお、ここでは、エンジンルーム内においてクランクシャフト12が、車両の進行方向に対して略直交し、その端部が前記エンジンルームにおいて左右に設けられたサイドフレーム側となるように搭載された横置きの4気筒エンジンの場合について説明する。
エンジン10を構成するシリンダヘッド28の側面には、吸気カムシャフト20及び排気カムシャフト22の相対位相を変更し、吸気バルブ33a及び排気バルブ33bの開閉タイミングを変更可能な可変バルブタイミング機構を構成するバルブユニット(電磁弁ユニット)34が装着されている。
このシリンダヘッド28の側面には、図2に示されるように、バルブユニット34が装着される装着部36を備え、この装着部36には、作動油が供給される供給油路38と、可変バルブタイミング機構の可変バルブタイミング機構(図示せず)へと作動油を供給する第1及び第2油路40、42が形成される。
第1油路40は、吸気カムシャフト20側に設けられた可変バルブタイミング機構と連通し、該吸気カムシャフト20を進角させる進角用通路44aと、遅角させる遅角用通路46aとから構成される。また、第2油路42は、排気カムシャフト22側に設けられた可変バルブタイミング機構と連通し、第1油路40と同様に、該排気カムシャフト22を進角させる進角用通路44bと、遅角させる遅角用通路46bとから構成される。なお、装着部36には、バルブユニット34を固定する固定ボルト86の螺合される複数のねじ孔48が設けられている。
バルブユニット34は、図2〜図7に示されるように、チェーンカバー32の側面に開口したユニット孔50を介してシリンダヘッド28の側面に装着され、該シリンダヘッド28に固定されるハウジング52と、前記ハウジング52に対して保持される一組の第1及び第2コントロールバルブ(電磁弁)54、56と、前記ハウジング52の側面に装着され、シリンダヘッド28との間に保持されるフィルタ58とから構成される。
ハウジング52は、断面略矩形状のブロック状に形成され、その開口した一端部がシリンダヘッド28に当接するように装着される。ハウジング52の両側面には、第1及び第2コントロールバルブ54、56の一部が挿入される第1及び第2バルブ孔(弁通路)60、62がそれぞれ開口している。この第1及び第2バルブ孔60、62は、ハウジング52の内部に向かって水平方向に延在すると共に、鉛直方向に所定間隔だけ離間して互いに平行に形成される。
また、開口したハウジング52の一端部には、シリンダヘッド28に当接する端面に環状の溝部64(図6及び図7参照)が形成され、該溝部64にシール部材66が装着される。このシール部材66は、例えば、Oリング、液体パッキン等からなり、ハウジング52を含むバルブユニット34がシリンダヘッド28の側面に装着された際、前記シール部材66がハウジング52とシリンダヘッド28との間に挟持される。これにより、バルブユニット34の内部に導入される作動油が、外部に漏出することが阻止され液密が保持される。
一方、ハウジング52の内部には、エンジン10から作動油が供給される供給通路68と、第1及び第2バルブ孔60、62と前記供給通路68とを連通する連通路70a、70bと、前記第1バルブ孔60と連通し、第1コントロールバルブ54の切換作用下に作動油の流通状態が切り換えられる第1進角側通路(分岐通路)72及び第1遅角側通路(分岐通路)74と、前記第2バルブ孔62と連通し、第2コントロールバルブ56の切換作用下に作動油の流通状態が切り換えられる第2進角側通路(分岐通路)76及び第2遅角側通路(分岐通路)78と、前記第1バルブ孔60を通じて作動油が排出される第1ドレン孔80と、前記第2バルブ孔62を通じて作動油が排出される第2ドレン孔82とを有する。
供給通路68は、ハウジング52の一端部側に断面略長方形状に開口し、該ハウジング52の一端部側から他端部側に向かって水平に形成されると共に、連通路70a、70bが、ハウジング52の他端部側において供給通路68と連通し、該供給通路68と直交するように鉛直上方向に延在している。
この連通路70a、70bは、ハウジング52の上部側から鉛直下方向に切削加工等により形成され、第1及び第2バルブ孔60、62、供給通路68を貫通するように形成される。なお、ハウジング52の上部に開口した孔部は、略円錐状に形成されたプラグ83によって閉塞される。これにより、連通路70a、70b、第1及び第2バルブ孔60、62、供給通路68を流通する作動油が、開口した孔部を通じて外部に漏出することがない。
すなわち、連通路70a、70bは、ハウジング52の他端部側に形成された第1及び第2バルブ孔60、62に対してそれぞれ直交して貫通すると共に、供給通路68に供給された作動油が、連通路70a、70bを通じて第1及び第2バルブ孔60、62へと供給される。
また、供給通路68の開口端部には、若干だけ拡径した凹部(嵌合部)68a(図7参照)が形成され、後述するフィルタ58のメッシュ部112が嵌合されると共に、前記供給通路68に臨む端面には、長方形状に窪んだ環状の溝部116が形成され、該溝部116には前記フィルタ58のシール部114が装着される。
第1進角側通路72及び第1遅角側通路74は、供給通路68の上方にそれぞれ所定間隔離間して平行に設けられ、開口したハウジング52の一端部側から他端部側に向かって延在している。そして、第1進角側通路72及び第1遅角側通路74の一端部が、シリンダヘッド28の第1油路40を構成する進角用通路44a、遅角用通路46aにそれぞれ接続されると共に、他端部がそれぞれ第1バルブ孔60に接続されて連通している。
また、第2進角側通路76及び第2遅角側通路78は、第1進角側通路72及び第1遅角側通路74の上方にそれぞれ所定間隔離間して平行に設けられ、開口したハウジング52の一端部側から他端部側に向かって延在している。そして、第2進角側通路76及び第2遅角側通路78の一端部が、シリンダヘッド28の第2油路42を構成する進角用通路44b、遅角用通路46bにそれぞれ接続されると共に、他端部がそれぞれ第2バルブ孔62に接続されて連通している(図7参照)。
すなわち、第1進角側通路72及び第1遅角側通路74、第2進角側通路76及び第2遅角側通路78は、それぞれ互いに所定間隔離間した格子状に配置され、第1進角側通路72の上部に第2遅角側通路78が設けられ、第1遅角側通路74の上部に第2進角側通路76が設けられている。
換言すれば、第1及び第2進角側通路72、76と第1及び第2遅角側通路74、78とが互いに交差するようにハウジング52の内部に配置されている。
また、ハウジング52は、供給通路68の上方に鉛直方向に向かって延在する一組のリブ52a、52bを有し、一方のリブ52aには、第1進角側通路72及び第2遅角側通路78が設けられ、他方のリブ52bには、第1遅角側通路74及び第2進角側通路76が設けられている。この一組のリブ52a、52bは、図3及び図5に示されるように、互いに所定間隔離間して平行に設けられ、供給通路68の上部とハウジング52の内壁面とを接続している。
このように、第1進角側通路72、第1遅角側通路74、第2進角側通路76及び第2遅角側通路78が形成される一組のリブ52a、52bを設けることにより、該リブ52a、52bを利用してシリンダヘッド28側に向かって開口したハウジング52の剛性を向上させることができると共に、前記リブ52a、52bの上端部が、取付フランジ85の近傍に接合されているため、該取付フランジ85の取付剛性を向上させることも可能となる。
第1ドレン孔80は、ハウジング52の他端部に形成され、第1バルブ孔60と連通すると共に、第1進角側通路72及び第1遅角側通路74を中心とした両側にそれぞれ1個ずつ設けられている。第2ドレン孔82は、第1ドレン孔80と同様に、ハウジング52の他端部に形成され、第2バルブ孔62と連通すると共に、第2進角側通路76及び第2遅角側通路78を中心とした両側にそれぞれ1個ずつ設けられている。すなわち、第1ドレン孔80と第2ドレン孔82は、ハウジング52の他端部に鉛直方向に所定間隔離間して同一数量で形成される。
そして、可変バルブタイミング機構において余剰となった作動油が、第1及び第2バルブ孔60、62から第1及び第2ドレン孔80、82を通じてハウジング52内に形成されたドレン室84へと排出され、シリンダヘッド28に設けられたドレン油路87(図2参照)を通じてエンジン10のオイルパン(図示せず)へと排出される。
一方、ハウジング52の外部には、複数の取付フランジ85が設けられ、該取付フランジ85に形成された孔部に固定ボルト86を挿通し、シリンダヘッド28のねじ孔48に螺合させることにより該ハウジング52を含むバルブユニット34がシリンダヘッド28に固定される。
第1コントロールバルブ54は、図8及び図9に示されるように、円筒状のスリーブ88aと、該スリーブ88aの内部に摺動自在に嵌合するスプール90aと、該スリーブ88aに固定され、通電作用下に前記スプール90aを軸線方向(図8中、矢印A方向)に沿って変位させるソレノイド部92aと、前記スプール90aを前記ソレノイド部92a側(図8中、矢印B方向)に向かって付勢するスプリング94aとを含む。
第2コントロールバルブ56は、第1コントロールバルブ54と同一形状で形成され、円筒状のスリーブ88bと、該スリーブ88bの内部に摺動自在に嵌合するスプール90bと、該スリーブ88bに固定され、通電作用下に前記スプール90bを軸線方向(図8中、矢印A方向)に沿って変位させるソレノイド部92bと、前記スプール90bを前記ソレノイド部92b側(図8中、矢印B方向)に向かって付勢するスプリング94bとを含む。
そして、第1及び第2コントロールバルブ54、56は、図示しないコントローラからの制御信号に基づいてソレノイド部92a、92bがそれぞれ励磁し、スプール90a、90bをソレノイド部92a、92bから離間する方向(図8中、矢印A方向)に向かって変位させることにより、該スプール90a、90bがスプリング94a、94bの弾発力に抗して軸線方向に沿って変位する。
このスリーブ88a、88bには、軸線方向に沿った中央に配置される流入ポート96a、96bと、該流入ポート96a、96bの両側に設けられた進角ポート98a、98b及び遅角ポート100a、100bと、前記流入ポート96a、96bを中心として前記進角ポート98a、98b及び遅角ポート100a、100bのさらに両側に設けられた一対のドレンポート102a、102bとを備える。この流入ポート96a、96b、進角ポート98a、98b、遅角ポート100a、100b及びドレンポート102a、102bは、スリーブ88a、88bの軸線方向に沿って互いに所定間隔離間して設けられている。
一方、スプール90a、90bには、軸線方向に沿った中央に形成される中央グルーブ104a、104bと、該中央グルーブ104a、104bの両側に近接した一対のランド部106a、106bと、前記ランド部106a、106bのさらに両側に形成された一対のグルーブ108a、108bとを備える。この中央グルーブ104a、104b及びグルーブ108a、108bは、ランド部106a、106bの外周面に対して所定深さで環状に窪んでいる。
第1コントロールバルブ54を構成するスリーブ88a及びスプール90aが、ハウジング52の第1バルブ孔60に挿入され、前記第1コントロールバルブ54の切換作用下に吸気カムシャフト20の回転位相が変更される。そして、第1コントロールバルブ54は、ソレノイド部92aの端部が前記ハウジング52の側面に当接した状態でブラケット110aの孔部に挿通されたボルト111を介して固定される。
同様に、第2コントロールバルブ56を構成するスリーブ88b及びスプール90bが、ハウジング52の第2バルブ孔62に挿入され、前記第2コントロールバルブ56の切換作用下に排気カムシャフト22の回転位相が変更される。そして、第2コントロールバルブ56は、ソレノイド部92bの端部が前記ハウジング52の側面に当接した状態でブラケット110bの孔部に挿通されたボルト111を介して固定される。
すなわち、第1及び第2コントロールバルブ54、56は、ハウジング52に対してスリーブ88a、88b及びスプール90a、90bが互い違いとなるように配置されて装着される。
フィルタ58は、供給通路68の開口部に対応した断面略長方形状に形成され、網目状に形成されたメッシュ部112と、該メッシュ部112の外周側を囲繞するように設けられたシール部114とを含む。メッシュ部112は、複数の孔を有するシート状に形成されると共に、シール部114は、該メッシュ部112の外縁部に一体的に保持されたOリングからなる。そして、フィルタ58は、メッシュ部112が供給通路68に臨むように配置され、該供給通路68の凹部68aに嵌合されると共に、シール部114が、該供給通路68の開口部に設けられた溝部116に装着され、バルブユニット34がシリンダヘッド28の側面に装着された際、ハウジング52の一端面と前記側面との間にがたつきなく挟持される。この場合、フィルタ58は、シリンダヘッド28とハウジング52との間に隙間なく密着した状態で挟持されている。これにより、供給通路68と供給油路38との間における液密が保持され、該供給油路38から供給される作動油が漏出することがない。
本発明の実施の形態に係る電磁弁ユニットの固定構造が適用されたエンジン10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、吸気バルブ33aの開閉タイミングが進角側に移行される際の作用について図9を参照しながら説明する。この吸気バルブ33aの開閉タイミングが進角側に移行される場合には、図示しないコントローラからの制御信号に基づいて第1コントロールバルブ54のソレノイド部92aが駆動され、前記第1コントロールバルブ54のスプール90aが中間位置の状態から前記ソレノイド部92aから離間する方向(矢印C1方向)に移動されることにより、前記第1コントロールバルブ54の流入ポート96aと進角ポート98aとが連通されると共に、ドレンポート102aと遅角ポート100aとが連通される。
これにより、エンジン10に搭載されたオイルポンプによって作動油がシリンダヘッド28の供給油路38へと供給され、該作動油がフィルタ58を介してバルブユニット34の供給通路68、連通路70aへと流通して流入ポート96aに供給される。そして、この作動油が、連通している流入ポート96aから第1進角側通路72へと流通した後、図2に示されるシリンダヘッド28に形成された第1油路40の進角用通路44aを経て、可変バルブタイミング機構のアクチュエータに形成された進角側油圧室(図示せず)へと流入する。
この際、アクチュエータの遅角側油圧室の作動油が、第1油路40の遅角用通路46a、第1コントロールバルブ54の遅角ポート100aへと流通した後、ドレンポート102aから第1ドレン孔80を通じてシリンダヘッド28のドレン油路87へと排出される。
次に、吸気バルブ33aの開閉タイミングが遅角側に移行される場合には、図示しないコントローラからの制御信号に基づいて第1コントロールバルブ54のソレノイド部92aが滅勢され、スプリング94aの弾発作用下に前記第1コントロールバルブ54のスプール90aが中間位置の状態から前記ソレノイド部92a側(矢印C2方向)に向かって移動される。これにより、流入ポート96aと遅角ポート100aとが連通されると共に、ドレンポート102aと進角ポート98aとが連通される。そして、供給通路68から連通路70aを通じて流入ポート96aへと供給された作動油が、第1進角側通路72へと流通した後、図2に示されるシリンダヘッド28に形成された第1油路40の遅角用通路46aを経て可変バルブタイミング機構のアクチュエータに形成された遅角側油圧室(図示せず)へと流入する。
この際、アクチュエータの進角側油圧室(図示せず)の作動油が、第1油路40の進角用通路44a、第1コントロールバルブ54の進角ポート98aへと流通した後、ドレンポート102aから第1ドレン孔80を通じてシリンダヘッド28のドレン油路87に排出される。
そして、アクチュエータの進角側油圧室又は遅角側油圧室に導入された作動油によって、吸気カムシャフト20の回転位相が進角側又は遅角側に移行され、前記吸気カムシャフト20を介して吸気バルブ33aの開閉タイミングが変更される。
このように、シリンダヘッド28の供給油路38からバルブユニット34の供給通路68へと作動油が供給される際、該供給油路38及び供給通路68に臨むようにフィルタ58が設けられているため、前記フィルタ58のメッシュ部112によって前記作動油中の異物等が確実に除去される。すなわち、第1及び第2コントロールバルブ54、56を有するバルブユニット34に異物が進入することが阻止される。換言すれば、第1及び第2コントロールバルブ54、56の上流側で異物等を除去することが可能となる。
一方、排気バルブ33bの開閉タイミングを進角側又は遅角側に移行する際の作用は、上述した吸気バルブ33aの開閉タイミングを進角側又は遅角側に移行する場合とほぼ同じであり、前記吸気バルブ33aの開閉タイミングを変更する際に第1コントロールバルブ54を駆動させる代わりに、第2コントロールバルブ56を駆動させ、作動油の供給される流入ポート96bと進角ポート98b又は遅角ポート100bとの連通状態を切り換え、前記作動油を可変バルブタイミング機構のアクチュエータに形成された進角側油圧室又は遅角側油圧室に(図示せず)へと供給する。これにより、排気カムシャフト22の回転位相を進角側又は遅角側に移行し、排気バルブ33bの開閉タイミングを変更させればよい。なお、排気バルブ33bの開閉タイミングを進角側又は遅角側に移行する場合については、その詳細な説明は省略する。
なお、上述した説明では、第1及び第2コントロールバルブ54、56の上流側となる供給通路68の開口端部にフィルタ58を設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、前記フィルタ58に加えて別のフィルタを、例えば、第1及び第2進角側通路72、76、第1及び第2遅角側通路74、78の開口部に設けるようにしてもよいし、前記フィルタ58によって供給通路68、第1及び第2進角側通路72、76、第1及び第2遅角側通路74、78を一体的に覆うようにしてもよい。
この場合、第1及び第2コントロールバルブ54、56の上流側に加えて下流側でも異物等の除去が可能となるため、より一層確実に作動油中の異物等を除去することができる。また、単一のフィルタ58で、第1及び第2コントロールバルブ54、56の上流側及び下流側の異物を除去可能とすることにより、フィルタを2個設けた場合と比較して部品点数を削減することができるため、該部品点数の削減に伴って製造コストの低減、組付工数の削減を図ることができる。
また、バルブユニット34は、シリンダヘッド28の側面に直接固定される場合に限定されるものではなく、例えば、前記シリンダヘッド28に対してチェーンカバー32と共締めして一体的に固定するようにしてもよい。この場合には、ハウジング52の固定部位を、チェーンカバー32と共用することができるため、エンジン10の側面における限られたスペースを効率的に利用することができると共に、前記チェーンカバー32を組み付ける際に、同時に前記ハウジング52を固定することができるため、組付作業性を向上させることができる。さらに、このハウジング52は、チェーンカバー32において吸気カムシャフト20及び排気カムシャフト22の間となる左右方向の略中央部に配置されているため、前記ハウジング52と共にチェーンカバー32をシリンダヘッド28に共締めすることにより、前記チェーンカバー32の中央部を前記シリンダヘッド28に対して固定することができるため、該チェーンカバー32の振動を低減することが可能となる。
以上のように、本実施の形態では、バルブユニット34を構成するハウジング52において、作動油の供給される供給通路68の端部に該作動油中の異物等を除去可能なフィルタ58を設け、エンジン10を構成するシリンダヘッド28の側面に前記バルブユニット34を固定する際に、前記フィルタ58をハウジング52とシリンダヘッド28との間に挟持している。これにより、第1及び第2コントロールバルブ54、56を有するバルブユニット34を利用し、フィルタ58をシリンダヘッド28との間に簡便且つ強固に固定することができるため、該フィルタ58を用いた作動油中の異物等の除去を確実に行うことが可能となる。
また、フィルタ58を固定しているハウジング52は、シリンダヘッド28の側面に対して固定ボルト86で固定されているだけであるため、前記ハウジング52を取り外すことにより、前記フィルタ58の着脱作業を簡便且つ効率的に行うことができる。
さらに、フィルタ58は、供給通路68に臨み、ハウジング52の一端面に設けられた凹部68aに嵌合されているため、前記ハウジング52をシリンダヘッド28の側面から離脱させた場合でも該フィルタ58が前記ハウジング52に装着されたままの状態となり、その脱落が防止される。その結果、バルブユニット34の脱着作業を行う際の作業性を向上させることができる。
さらにまた、バルブユニット34は、シリンダヘッド28の側面を覆うチェーンカバー32に設けられたユニット孔50を介して該シリンダヘッド28に直接固定されているため、前記バルブユニット34を着脱する際に、前記チェーンカバー32を取り外す必要がなく、メンテナンス作業を効率的に行うことができる。
また、バルブユニット34において第1及び第2コントロールバルブ54、56に対してフィルタ58を上流側に配置することができるため、作動油中に含まれた異物等が前記第1及び第2コントロールバルブ54、56に到達する前に確実に捕捉することができる。その結果、第1及び第2コントロールバルブ54、56への異物等の進入が阻止されて確実に保護され、不具合の発生を防止することが可能となる。
さらに、従来、バルブユニットとは別個にフィルタを有するフィルタユニットをシリンダヘッドに設け、前記フィルタユニットを循環させた作動油をバルブユニットへと導いた後、可変バルブタイミング機構へと供給していた。この場合には、シリンダヘッドの内部にフィルタユニット側に作動油を供給し、且つ、バルブユニット側まで循環させる油路を別個に設ける必要があった。
これに対して、本実施の形態では、可変バルブタイミング機構への作動油を供給状態を切り換えるバルブユニット34を利用し、フィルタ58を前記バルブユニット34に内蔵して一体的に設けているため、従来のシリンダヘッドに設けられていたフィルタユニットまでの油路が不要となり、この油路の加工工程を廃止できると共に、フィルタの固定構造を別個に設ける必要がないため、製造効率の向上及び製造コストの低減を図ることが可能である。
さらにまた、ハウジング52の内部に、シリンダヘッド28の進角用通路44a、44bへと作動油を供給可能な第1及び第2進角側通路72、76を設けると共に、遅角用通路46a、46bへと作動油を供給可能な第1及び第2遅角側通路74、78を設けることができるため、シリンダヘッド28の内部にこれらの油路を設ける場合と比較し、その分岐した通路を容易に加工することができる。その結果、バルブユニット34を含むエンジン10の製造工程及び製造コストの低減を図ることが可能となる。
またさらに、作動油は、オイルポンプから吐出されてバルブユニット34へと供給されているが、ポンプの特性上、供給される作動油に脈動が生じてしまう。この場合でも、供給油路38と供給通路68との間にフィルタ58を設け、前記作動油を前記フィルタ58を通過させることによって、前記脈動を低減させることが可能となる。
また、フィルタ58の近傍となる供給油路38及び供給通路68は、作動油が流通する他の油路、通路と比較して断面積が大きく形成されている。そのため、チャンバ効果が得られ、前記供給油路38及び供給通路68を流通することによって前記作動油の脈動が好適に低減される。
さらに、上述した本実施の形態では、バルブユニット34を構成するハウジング52を、チェーンカバー32と別体で設ける構成について説明したが、前記ハウジングを前記チェーンカバー32と一体的に設けるようにしてもよい。
本発明に係る電磁弁ユニットの固定構造は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
本発明の実施の形態に係る電磁弁ユニットの固定構造が適用されたバルブユニットを備えるエンジンの概略構成図である。 図1のバルブユニットをシリンダヘッドから離脱させた状態を示す拡大分解斜視図である。 図1におけるバルブユニットを開口した一端部側から見た単体斜視図である。 図3に示すバルブユニットの分解斜視図である。 図3に示すバルブユニットの正面図である。 図3のバルブユニットを構成するハウジングの半断面斜視図である。 図3のVII−VII線に沿った断面図である。 図3に示す第1及び第2コントロールバルブの縦断面図である。 図8の第1及び第2コントロールバルブがハウジングに装着された状態を示すバルブユニットの全体縦断面図である。
符号の説明
10…エンジン 20…吸気カムシャフト
22…排気カムシャフト 24a、24b…カムスプロケット
28…シリンダヘッド 32…チェーンカバー
34…バルブユニット 36…装着部
50…ユニット孔 52…ハウジング
54…第1コントロールバルブ 56…第2コントロールバルブ
58…フィルタ 60…第1バルブ孔
62…第2バルブ孔 68…供給通路
72…第1進角側通路 74…第1遅角側通路
76…第2進角側通路 78…第2遅角側通路
80…第1ドレン孔 82…第2ドレン孔
88a、88b…スリーブ 90a、90b…スプール
92a、92b…ソレノイド部 112…メッシュ部
114…シール部

Claims (6)

  1. エンジン本体に装着され、該エンジン本体に設けられた吸排気バルブの開閉タイミングを変更自在な可変バルブタイミング機構に対する作動油の供給状態を制御する電磁弁を有する電磁弁ユニットにおいて、
    前記エンジン本体に固定され、前記作動油が内部に供給されると共に、前記電磁弁が保持されるハウジングと、
    前記ハウジングに設けられ、前記作動油中に含まれる異物を除去可能なフィルタと、
    を備え、
    前記フィルタが、前記ハウジングと前記エンジン本体との間に挟持されることを特徴とする電磁弁ユニットの固定構造。
  2. 請求項1記載の固定構造において、
    前記ハウジングには、前記エンジン本体に臨み、前記フィルタが嵌合される嵌合部を有することを特徴とする電磁弁ユニットの固定構造。
  3. 請求項1又は2記載の固定構造において、
    前記フィルタは、少なくとも前記ハウジングに設けられる電磁弁の上流側に配置されることを特徴とする電磁弁ユニットの固定構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の固定構造において、
    前記ハウジングは、前記エンジン本体から前記作動油が供給される供給通路と、
    前記供給通路に対して分岐し、前記電磁弁が配設された弁通路を通じて前記作動油を前記エンジン本体側へと導く分岐通路と、
    を備えることを特徴とする電磁弁ユニットの固定構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の固定構造において、
    前記ハウジングは、前記エンジン本体の側部を覆うカバー部材とは別体に設けられることを特徴とする電磁弁ユニットの固定構造。
  6. 請求項5記載の固定構造において、
    前記ハウジングは、前記カバー部材を介して前記エンジン本体に共締めされて固定されることを特徴とする電磁弁ユニットの固定構造。
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