JP2009077486A - 電気接続箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】テープ巻き箇所をできるだけ省略しながら、スムーズにワイヤハーネス誘導保持具を電気接続箱本体に装着することができるようにすること。
【解決手段】電気接続箱は、コネクタ収容凹部13の近傍に、コネクタ23の上部から上向きに導出されたワイヤハーネスWを下方に向けて誘導案内する縦溝部15を有した電気接続箱本体10と、縦溝部に装着されることで、コネクタの上部から導出されたワイヤハーネスを下方へ向けて誘導案内し、更にその後、側方へ向けて誘導案内する略半筒形状のワイヤハーネス誘導保持具30と、を具備する。ワイヤハーネス誘導保持具には、ワイヤハーネスを下方へ向けて誘導案内する縦方向案内部31と、側方へ向けて誘導案内する横方向案内部32とが設けられ、縦方向案内部の上端には、弾性復元力によって縦方向案内部内のワイヤハーネスがコネクタの方に倒れるのを規制する規制壁33が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車等の車両に用いられる例えばリレー・ボックス、ヒューズ・ボックス、電子制御ユニット・ボックス、等といった電気接続箱(即ち、エレクトリック・ジャンクション・ブロック)に係り、特に、コネクタから導出されたワイヤハーネスの外部への誘導方向を規定するワイヤハーネス誘導保持具を備えた電気接続箱に関する。
自動車等の電装品に接続される電気接続箱には、多数のワイヤハーネスが配索されており、これらは電気接続箱内に収容されるコネクタに集中して接続されている。
コネクタを電気接続箱の本体に上方から装着する場合、ワイヤハーネスはコネクタの上部から上向きに導出されることになるので、そのワイヤハーネスを電気接続箱の下方へ向けて引き延ばす必要がある場合には、電気接続箱本体に、例えば、ワイヤハーネスを下方へ向けて誘導案内するワイヤハーネス誘導保持具を装着している。
従来では、コネクタから導出されたワイヤハーネスを下方へ誘導案内するワイヤハーネス誘導保持具を使用する場合には、ワイヤハーネス誘導保持具の上端に、ワイヤハーネスをテープ巻きして保持するためのワイヤハーネス保持片を設けて、ワイヤハーネスと共にテープ巻きした上で、ワイヤハーネス誘導保持具を電気接続箱本体に装着するようにしている。このようにすれば、ワイヤハーネスが無理な曲がり方をせずに配索されるようにもなる(特許文献1参照)。
特開平8−88920号公報(図1、図3)
ところで、ワイヤハーネスをテープ巻きにより保持する場合は、ワイヤハーネスの組み付け作業がそれだけ面倒になるため、できるだけテープ巻き箇所を減らしたいという要望が強い。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、テープ巻き箇所をできるだけ省略しながら、スムーズにワイヤハーネス誘導保持具を電気接続箱本体に装着することができ、しかも無理な曲げ方をせずに、ワイヤハーネスを所定の経路に沿って誘導案内できるようにした電気接続箱を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、下記(1)〜(4)を特徴としている。
(1) コネクタを上方から装着するためのコネクタ収容凹部を有すると共に、該コネクタ収容凹部の近傍に、前記コネクタの上部から上向きに導出されたワイヤハーネスを下方に向けて誘導案内する縦溝部を有した電気接続箱本体と、
前記縦溝部に装着されることで、前記コネクタの上部から導出された前記ワイヤハーネスを下方へ向けて誘導案内し、更にその後、側方へ向けて誘導案内する略半筒形状のワイヤハーネス誘導保持具と、
を具備しており、
前記ワイヤハーネス誘導保持具には、
前記コネクタから導出された前記ワイヤハーネスを下方へ向けて誘導案内する縦方向案内部と、該縦方向案内部の下端に屈曲部を介して連続し且つ前記ワイヤハーネスを側方へ向けて誘導案内する横方向案内部と、が設けられ、
前記縦方向案内部の上端の、前記横方向案内部による前記ワイヤハーネスの誘導案内方向とは反対側の位置には、
前記ワイヤハーネスを湾曲させながら前記横方向案内部により側方へ向けて誘導案内した際の当該ワイヤハーネスの弾性復元力によって、前記縦方向案内部内の前記ワイヤハーネスの部分が前記コネクタの方に倒れるのを規制する規制壁が設けられていること。
(2)上記(1)の構成の電気接続箱において、
前記横方向案内部が、
下面開放の略半筒形のガイド壁により構成され、該ガイド壁の下面側に配された前記ワイヤハーネスと共にテープ巻きされることにより、前記ワイヤハーネスを強制的に側方へ誘導案内するものであること。
(3)上記(2)の構成の電気接続箱において、
前記縦方向案内部が、
前記屈曲部の内周壁を介して前記横方向案内部の上面部に連なり且つ前記ワイヤハーネス誘導保持具が前記電気接続箱本体の縦溝部に装着された際に該縦溝部の側面開口を塞ぐ背面壁と、該背面壁の両側縁に略直角に交わると共に前記屈曲部の側壁を介して前記横方向案内部の両側面部に連なる一対の側壁と、を有すると共に、前記背面壁に対向する面が開放した断面コ字形をなしており、
前記一対の側壁のうちの一方の側壁の側縁に連続して、前記開放した面の少なくとも上端部を塞ぐように、前記規制壁が設けられると共に、
前記一対の側壁のうちの他方の側壁に、該他方の側壁と前記規制壁との間を通して、前記縦方向案内部の内側空間に前記ワイヤハーネスを挿入するための切欠が設けられていること。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかの構成の電気接続箱において、
前記縦溝部の内周に、前記ワイヤハーネス誘導保持具を上方からスライド装着することを可能にするスライド係合部が設けられていること。
上記(1)の構成の電気接続箱によれば、ワイヤハーネス誘導保持具の縦方向案内部の上端に、ワイヤハーネスの方向を規制するための規制壁を設けているので、ワイヤハーネスを強制的に湾曲させて所定方向に引き出すように配索した際のワイヤハーネスの弾性復元作用によって、ワイヤハーネスがコネクタの方に倒れるのを規制することができ、ワイヤハーネスの上端をテープ巻きして拘束しないでも、倒れたワイヤハーネスに邪魔されることなく、スムーズにワイヤハーネス誘導保持具を電気接続箱本体の縦溝部に装着することができる。また、前記規制壁の働きにより、無理のない経路でワイヤハーネスを誘導案内することができるので、ワイヤハーネスに余計な負担を掛けることがない。従って、ワイヤハーネスの上端をテープ巻きして止めるという面倒な作業を省略できる分、組み付け工数の削減が図れる。
上記(2)の構成の電気接続箱によれば、縦方向案内部に通したワイヤハーネスを、下側から横方向案内部の下面に沿わせ、その状態で横方向案内部と共にテープ巻きすることにより、ワイヤハーネスを強制的に湾曲させながら、側方へ向けて誘導案内することができる。
上記(3)の構成の電気接続箱によれば、断面コ字形の縦方向案内部の上端部に規制壁を設け、規制壁で塞いだ代わりに側壁に切欠を設けたので、ワイヤハーネスを切欠を通して縦方向案内部に簡単に通すことができるし、そのワイヤハーネスの方向を規制壁で規制することができる。
上記(4)の構成の電気接続箱によれば、上からワイヤハーネス誘導保持具をスライドさせるだけで、電気接続箱本体にワイヤハーネス誘導保持具を簡単に装着することができる。
本発明によれば、テープ巻き箇所をできるだけ省略しながら、スムーズにワイヤハーネス誘導保持具を電気接続箱本体に装着することができ、しかも無理な曲げ方をせずに、ワイヤハーネスを所定の経路に沿って容易に誘導案内することができる。その上、本発明によれば、テープ巻き箇所の削減により、テープ(材料)の削減ができ、よって解体も、し易くなる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は実施形態の電気接続箱のワイヤハーネス装着前の状態を示す斜視図、そして図2は電気接続箱本体に装着するワイヤハーネス誘導保持具の単体の構成を示す斜視図である。
図1に示すように、この電気接続箱は、電気接続箱本体10と、該電気接続箱本体10に組み付けられたリレー21、ヒューズ22、コネクタ23等の電気部品と、ワイヤハーネス誘導保持具30と、電気接続箱本体10の上に被せられる上カバー(不図示)と、から構成されている。
電気接続箱本体10は、コネクタ23を上方から装着するためのコネクタ収容凹部13を有すると共に、該コネクタ収容凹部13の近傍に、コネクタ23の上部から上向きに導出されたワイヤハーネスWを下方に向けて誘導案内する縦溝部15を有している。
コネクタ23の上部から上向きに導出されたワイヤハーネスWは、まず、ワイヤハーネスWの延長方向の途中に位置する縦溝部15に向けて、矢印Y1で示す側方に延ばされ、その後、縦溝部15を通ることで、矢印Y2で示す下方へ向けて誘導案内され、更にその後、矢印Y3で示す側方(即ち、ワイヤハーネスWの延長方向)へ誘導案内される。
そのために、縦溝部15にワイヤハーネス誘導保持具30が装着されている。即ち、このワイヤハーネス誘導保持具30は、電気接続箱本体10の縦溝部15に装着されることで、コネクタ23の上部から導出されたワイヤハーネスWを下方へ向けて誘導案内し、更にその後、側方へ向けて誘導案内する略半筒形状の部材である。
このワイヤハーネス誘導保持具30には、図2にも示すように、コネクタ23から導出されたワイヤハーネスWを下方へ向けて誘導案内する縦方向案内部31と、該縦方向案内部31の下端に屈曲部37を介して連続し且つワイヤハーネスWを側方へ向けて誘導案内する横方向案内部32と、が設けられている。
横方向案内部32は、下面開放の略半筒形のガイド壁32aにより構成され、該ガイド壁32aの下面側に配されたワイヤハーネスWと共にテープ(より詳細には、粘着テープ)Tで巻き付けられることにより、ワイヤハーネスWを強制的に側方(即ち、矢印Y3方向)へ誘導案内するものである。
縦方向案内部31の上端の、横方向案内部32によるワイヤハーネスWの誘導案内方向(即ち、矢印Y3方向)とは反対側の位置には、ワイヤハーネスWを湾曲させながら横方向案内部32により側方(即ち、矢印Y3方向)へ向けて誘導案内した際の当該ワイヤハーネスWの弾性復元力によって、縦方向案内部31内のワイヤハーネスWがコネクタ23方向に倒れるのを規制する規制壁33が設けられている。
縦方向案内部31は、屈曲部37の内周壁を介して横方向案内部32の上面部に連なり且つワイヤハーネス誘導保持具30が電気接続箱本体10の縦溝部15に装着された際に縦溝部15の側面開口を塞ぐ背面壁31aと、該背面壁31aの両側縁に略直角に交わると共に屈曲部37の側壁を介して横方向案内部32の両側面部に連なる一対の側壁31b、31cとを有すると共に、背面壁31aに対向する面が開放した断面コ字形をなしている。
そして、前記一対の側壁31b、31cのうちの一方の側壁31bの側縁に連続して、前記開放した面の少なくとも上端部を塞ぐように前記規制壁33が設けられると共に、前記一対の側壁31b、31cのうちの他方の側壁31cに、該側壁31cと前記規制壁33との間を通して、縦方向案内部31の内側空間にワイヤハーネスWを挿入するための切欠34が設けられている。
このように構成されることで、ワイヤハーネス誘導保持具30の内部にワイヤハーネスWの配索経路35が確保されている。また、ワイヤハーネス誘導保持具30の縦方向案内部31の外周部と、電気接続箱本体10の縦溝部15の内周部には、ワイヤハーネス誘導保持具30を上方からスライド装着することを可能にするスライド係合部38、39、18、19が設けられている。
次に作用を説明する。この電気接続箱にワイヤハーネスWを配索する場合は、予め、コネクタ23から延びるワイヤハーネスWにワイヤハーネス誘導保持具30をセットしておく。即ち、ワイヤハーネスWを、切欠34を利用してワイヤハーネス誘導保持具30の内部に通し、屈曲部37に沿って湾曲させながら、ワイヤハーネスWを横方向案内部32の下面に沿わせ、横方向案内部32の一端部にテープTで止めておく(即ち、固定しておく)。
次にその状態で、コネクタ23を電気接続箱本体10のコネクタ収容凹部13に装着すると共に、ワイヤハーネス誘導保持具30を、縦溝部15に上からスライドさせて装着固定する。このようにセットする際に、ワイヤハーネスWは、ワイヤハーネス誘導保持具30の内部で強制的に湾曲させている関係から、その上端が、図1中の矢印Aで示す方向、つまり、コネクタ23の方向に弾性復元力により倒れようとする。
そのまま倒れると、ワイヤハーネスWがワイヤハーネス誘導保持具30からはみ出して邪魔になってしまうため、縦溝部15へのワイヤハーネス誘導保持具30の装着がスムーズにできなくなる。また、装着後に、ワイヤハーネスWが、コネクタ23とワイヤハーネス誘導保持具30との間で無理な曲がり方をしてしまう上に、ワイヤハーネスWの保持が不安定になる可能性があるため、ワイヤハーネスWの配索上、好ましくない。従来では、そのようなワイヤハーネスWの倒れや無理な曲がりを防止するために、テープ巻き用の保持片を背面壁31aに延設し、ワイヤハーネスWを保持片と共にテープ巻きすることで、ワイヤハーネスWの方向を規制するようにしていた。
それに対し、この電気接続箱では、ワイヤハーネス誘導保持具30の縦方向案内部31の上端のワイヤハーネスWの倒れる側に、ワイヤハーネスWの方向を規制するための規制壁33を設けている。そのため、ワイヤハーネスWを横方向案内部32により強制的に湾曲させて所定方向に引き出すように配索した際のワイヤハーネスWの弾性復元作用によって、ワイヤハーネスWがコネクタ23側に倒れるのを規制することができ、ワイヤハーネスの上端をテープ巻きして拘束しないでも、倒れたワイヤハーネスに邪魔されることなく、スムーズにワイヤハーネス誘導保持具30を電気接続箱本体10の縦溝部15に装着することができる。また、前記規制壁33の働きにより、無理のない経路でワイヤハーネスWを誘導案内することができるので、ワイヤハーネスWに余計な負担を掛けることがない。従って、ワイヤハーネスWの上端をテープ巻きして止めるという面倒な作業を省略できる分、組み付け工数の削減が図れる。
また、上記構成の電気接続箱によれば、縦方向案内部31に通したワイヤハーネスWを下側から横方向案内部32の下面に沿わせて、その状態で横方向案内部32と共にテープ巻きすることにより、簡単に、ワイヤハーネスWを強制的に湾曲させながら、側方へ向けて誘導案内することができる。
また、上記構成の電気接続箱によれば、断面コ字形の縦方向案内部31の上端部に規制壁33を設け、規制壁33で塞いだ代わりに側壁31cに切欠34を設けたので、ワイヤハーネスWを切欠34を通して縦方向案内部31に簡単に通すことができるし、そのワイヤハーネスWの方向を規制壁33で規制することができる。
また、上記構成の電気接続箱によれば、上からワイヤハーネス誘導保持具30をスライドさせるだけで、簡単に電気接続箱本体10にワイヤハーネス誘導保持具30を装着することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明の実施形態の電気接続箱のワイヤハーネス装着前の状態を示す斜視図である。 同電気接続箱に使用するワイヤハーネス誘導保持具の単体の構成を示す斜視図である。
符号の説明
10:電気接続箱本体
13:コネクタ収容凹部
15:縦溝部
18,19,38,39:スライド係合部
23:コネクタ
30:ワイヤハーネス誘導保持具
31:縦方向案内部
31a:背面壁
31b,31c:側壁
32:横方向案内部
32a:ガイド壁
33:規制壁
34:切欠
37:屈曲部
W:ワイヤハーネス
T:テープ

Claims (4)

  1. コネクタを上方から装着するためのコネクタ収容凹部を有すると共に、該コネクタ収容凹部の近傍に、前記コネクタの上部から上向きに導出されたワイヤハーネスを下方に向けて誘導案内する縦溝部を有した電気接続箱本体と、
    前記縦溝部に装着されることで、前記コネクタの上部から導出された前記ワイヤハーネスを下方へ向けて誘導案内し、更にその後、側方へ向けて誘導案内する略半筒形状のワイヤハーネス誘導保持具と、
    を具備しており、
    前記ワイヤハーネス誘導保持具には、
    前記コネクタから導出された前記ワイヤハーネスを下方へ向けて誘導案内する縦方向案内部と、該縦方向案内部の下端に屈曲部を介して連続し且つ前記ワイヤハーネスを側方へ向けて誘導案内する横方向案内部と、が設けられ、
    前記縦方向案内部の上端の、前記横方向案内部による前記ワイヤハーネスの誘導案内方向とは反対側の位置には、
    前記ワイヤハーネスを湾曲させながら前記横方向案内部により側方へ向けて誘導案内した際の当該ワイヤハーネスの弾性復元力によって、前記縦方向案内部内の前記ワイヤハーネスの部分が前記コネクタの方に倒れるのを規制する規制壁が設けられていることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記横方向案内部が、
    下面開放の略半筒形のガイド壁により構成され、該ガイド壁の下面側に配された前記ワイヤハーネスと共にテープ巻きされることにより、前記ワイヤハーネスを強制的に側方へ誘導案内するものであることを特徴とする請求項1に記載した電気接続箱。
  3. 前記縦方向案内部が、
    前記屈曲部の内周壁を介して前記横方向案内部の上面部に連なり且つ前記ワイヤハーネス誘導保持具が前記電気接続箱本体の縦溝部に装着された際に該縦溝部の側面開口を塞ぐ背面壁と、該背面壁の両側縁に略直角に交わると共に前記屈曲部の側壁を介して前記横方向案内部の両側面部に連なる一対の側壁と、を有すると共に、前記背面壁に対向する面が開放した断面コ字形をなしており、
    前記一対の側壁のうちの一方の側壁の側縁に連続して、前記開放した面の少なくとも上端部を塞ぐように、前記規制壁が設けられると共に、
    前記一対の側壁のうちの他方の側壁に、該他方の側壁と前記規制壁との間を通して、前記縦方向案内部の内側空間に前記ワイヤハーネスを挿入するための切欠が設けられていることを特徴とする請求項2に記載した電気接続箱。
  4. 前記縦溝部の内周に、前記ワイヤハーネス誘導保持具を上方からスライド装着することを可能にするスライド係合部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載した電気接続箱。
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