JP2009075195A - 眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡 - Google Patents

眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP2009075195A
JP2009075195A JP2007242029A JP2007242029A JP2009075195A JP 2009075195 A JP2009075195 A JP 2009075195A JP 2007242029 A JP2007242029 A JP 2007242029A JP 2007242029 A JP2007242029 A JP 2007242029A JP 2009075195 A JP2009075195 A JP 2009075195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spectacle lens
optical path
display device
display
cylindrical member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007242029A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Iba
陽一 井場
Seiji Tatsuta
成示 龍田
Ryohei Sugihara
良平 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2007242029A priority Critical patent/JP2009075195A/ja
Priority to PCT/JP2008/064613 priority patent/WO2009037932A1/ja
Priority to CN200880106500A priority patent/CN101802680A/zh
Publication of JP2009075195A publication Critical patent/JP2009075195A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • G02B27/0176Head mounted characterised by mechanical features
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/01Head-up displays
    • G02B27/017Head mounted
    • G02B27/0172Head mounted characterised by optical features

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

【課題】特別な眼鏡レンズを使用しなくても、観察者瞳孔の瞳分割によってシースルーした外界像と重畳して電子像を視野内の任意の位置に表示可能な眼鏡型画像表示装置。
【解決手段】少なくとも一方の眼鏡レンズ20Rの一部に溝30が形成されており、溝30中に表示バー10が挿入固定されており、表示バー10は、中空の筒部材あるいはロッド状の透明部材を備え、その筒部材等の後端から入射した表示光を長手方向に導いてその先端に導く光路を形成するものであり、筒部材等の先端近傍には反射部材が配置され、筒部材等の先端にはその反射部材で光路が曲げられた表示光を観察者眼球に投影する接眼窓を備えており、接眼窓近傍又は筒部材等の後端から先端に至る光路中に接眼光学系を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡に関し、特に、瞳孔の瞳分割によってシースルーした外界像と重畳して電子像を表示可能な眼鏡型画像表示装置とそのような画像表示装置を取り付けた眼鏡に関するものである。
本出願人は、特許文献1において、シーアラウンドさらにはシースルー機構を有しながらも小型・軽量で、外界視界が大きく、低消費電力で電子像の輝度が高く、使いやすい頭部装着型画像表示装置(HMD)を提案している。
この画像表示装置は、接眼窓保持部を構成する部材の使用者の視軸方向への投影断面の幅を4mm以下として、その接眼窓保持部材を人間の平均的な瞳孔径(4mm)よりも細くすることで、瞳(瞳孔)分割により、装置を視野内に配置しても外界を完全に遮ることがなく、シースルー効果が得られるもので、しかも、ハーフミラーを使用しておらず、光量のロスがないため、明るい電子画像を観察できるものである。
図1はこの接眼窓保持部2の代表的なものの斜視図、図2はその平面図である。接眼窓保持部2は断面長方形状の中空の筒部材あるいはロッド状の透明部材からなり、その筒部材あるいは透明部材の後端に配置した表示パネル3からの表示光をその中を光路とし先端に導き、先端に配置された反射部材6で光路を接眼窓保持部2の略直角方向に曲げ、接眼窓保持部2の先端側面の接眼窓4に配置された接眼レンズ5を介して眼球に投影することにより、観察者は表示パネル3の虚像である空中像を拡大観察することができるものである。
図3はこのような画像表示装置を観察者が装着したときの接眼窓保持部2の先端部と眼球Eの位置関係を示す図であり、眼球E正面に配置される接眼窓保持部2の幅を瞳孔径より小さくすることで、眼球Eの瞳を瞳分割して、接眼窓保持部2がかからない瞳孔部分を通して外界像を、接眼窓保持部2の接眼窓4がかかる瞳孔部分を通して表示パネル3の表示画像を相互に重畳させて見えるようにしている。
なお、接眼窓保持部2の先端側面の接眼窓4に接眼レンズ5を配置する代わりに、図4に示すように、接眼窓保持部2の先端の反射部材6と後端の間に接眼レンズ5の作用をする正屈折力の屈折率分布型レンズ7を内蔵させるようにすることもできる。
このような接眼窓保持部2を眼鏡レンズの外側あるいは眼鏡レンズ周囲のレンズ取り付け枠に取り付けて、眼鏡を利用する人にも外界をシースルーしながら画像表示を可能にしている。
他方、特許文献2においては、眼鏡の眼鏡レンズ中に視線に略45°をなすハーフミラー等を埋め込み、眼鏡レンズ周辺部から眼鏡レンズ中の光路を通ってハーフミラーに達した表示光をそのハーフミラーで視線方向へ反射させて、観察者眼球に表示パネルの拡大画像を投影すると共に、ハーフミラーを透過した外界像を表示パネルの表示画像に重畳させて観察可能にした眼鏡型画像表示装置が提案されている。
特開2006−3879号公報 米国特許第5,886,822号明細書
特許文献1記載のもので、眼鏡レンズの外側に接眼窓保持部2を取り付けるものは、眼球Eから眼鏡レンズの厚さ分余分に離れるため、視野角が小さくなる。また、眼鏡レンズ周囲のレンズ取り付け枠に取り付けものは、シースルーの外界像と重畳して表示画像を表示することはできない。
さらに、接眼窓保持部2の太さは4mm以下にする必要があり、かつ、電子像を視界の中で視認しやすい位置に表示するために、接眼窓保持部2は長さに比べて大変細くなり、物理的強度が弱く、破損しやすい。また、第三者から見て「きゃしゃ」な印象を与え違和感の助長につながる。
さらに、外界が明るいと電子像が見づらくなる。ハーフミラーを用いたシースルー型HMDは、ハーフミラーの透過と反射の比率を変更することで、外界の明るさに強いHMDを設計することができるが、特許文献1記載のものではそのようなコントロールができない。
また、特許文献2記載のものは、ハーフミラーを用いて外界像と電子像を重畳させるため、電子像の光の利用効率が落ちる。さらに、ハーフミラーを全て眼鏡レンズの中に埋め込んでおり、さらに、特許文献1記載のもののように瞳分割によって外界像をシースルーするようになっていないため、眼鏡レンズは一般の眼鏡レンズに比べて厚いものとなる。それに伴って眼鏡の重量が大きくなる。さらに、眼鏡レンズの厚み増加によりファッション性が低下する。
さらに、眼鏡レンズ内に表示光を通すため、眼鏡レンズの前面、後面に曲率を付けることができない。したがって、ハーフミラー等を埋め込んだ眼鏡レンズを観察者眼球の視度に応じて近視や遠視の調整をすることはできない。また、前面、後面に曲率の付いていない眼鏡レンズであっても、視野の周辺程非点収差が発生し像がぼける、湾曲して見える等の不具合がある。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、特別な眼鏡レンズを使用しなくても、観察者瞳孔の瞳分割によってシースルーした外界像と重畳して電子像を視野内の任意の位置に観察者の眼幅等の適合させて表示可能な眼鏡型画像表示装置とそのような画像表示装置を取り付けた眼鏡を提供することである。
上記目的を達成する本発明の眼鏡型画像表示装置は、少なくとも一方の眼鏡レンズの一部に溝が形成されており、前記溝中に表示バーが挿入されており、前記表示バーは、中空の筒部材あるいはロッド状の透明部材を備え、前記筒部材あるいは透明部材はその後端から入射した表示光を長手方向に導いてその先端に導く光路を形成するものであり、前記筒部材あるいは透明部材の先端近傍には反射部材が配置され、かつ、前記筒部材あるいは透明部材の先端には前記反射部材で光路が曲げられた表示光を観察者眼球に投影する接眼窓を備えており、前記接眼窓近傍又は前記筒部材あるいは透明部材の後端から先端に至る光路中に接眼光学系を備えていることを特徴とするものである。
この場合に、前記表示バーの使用者の視軸方向への投影断面の幅が4mm以下であることが望ましい。
また、前記表示バーは、少なくとも前記眼鏡レンズで保持されていても、あるいは、前記眼鏡レンズのフレームで保持されていてもよい。
また、前記表示バーの接眼窓が位置する側の面が前記眼鏡レンズの使用者の眼側の曲面から出っ張らないように保持されていることが望ましい。
あるいは、前記表示バーの接眼窓が位置する側と反対側の面が前記眼鏡レンズの使用者の眼と反対側の曲面から出っ張らないように保持されていることが望ましい。
また、前記溝は前記眼鏡レンズの外側から眼鏡レンズ中央にかけて形成されているものとすることができる。
本発明の画像表示装置付き眼鏡は、少なくとも一方の眼鏡レンズの一部に溝が形成されており、前記溝中に表示バーが挿入されており、前記表示バーは、中空の筒部材あるいはロッド状の透明部材を備え、前記筒部材あるいは透明部材はその後端から入射した表示光を長手方向に導いてその先端に導く光路を形成するものであり、前記筒部材あるいは透明部材の先端近傍には反射部材が配置され、かつ、前記筒部材あるいは透明部材はその先端に前記反射部材で光路が曲げられた表示光を観察者眼球に投影する接眼窓を備えており、前記接眼窓近傍又は前記筒部材あるいは透明部材の後端から先端に至る光路中に接眼光学系を備えていることを特徴とするものである。
なお、本発明は、眼鏡レンズを保持するフレームを備え、少なくとも一方の眼鏡レンズの一部に幅が4mm程度以下の溝が形成されており、前記溝中には表示バーが挿入可能になっており、前記表示バーは、中空の筒部材あるいはロッド状の透明部材を備え、前記筒部材あるいは透明部材はその後端から入射した表示光を長手方向に導いてその先端に導く光路を形成するものであり、前記筒部材あるいは透明部材の先端近傍には反射部材が配置され、かつ、前記筒部材あるいは透明部材はその先端に前記反射部材で光路が曲げられた表示光を観察者眼球に投影する接眼窓を備えており、前記接眼窓近傍又は前記筒部材あるいは透明部材の後端から先端に至る光路中に接眼光学系を備えているものである眼鏡を含むものである。
本発明によると、特別な眼鏡レンズを使用しなくても、観察者瞳孔の瞳分割によってシースルーした外界像と重畳して電子像を視野内の任意の位置に観察者の眼幅等の適合させて表示可能な眼鏡型画像表示装置とそのような画像表示装置を取り付けた眼鏡を提供することができる。
例えば、表示バーと瞳孔の距離を短くすることができ、視野角が大きくなる。そして、その表示バー全体が眼鏡レンズで保持され、表示バーの物理強度が高くなる。また、表示バー全体が眼鏡レンズと一体になるため違和感が少ない。また、サングラスのように眼鏡レンズの透過率を落とすことで外界像のみを暗くでき、電子映像は暗くならない。そのため、明るい環境下でも視認性を高めた眼鏡型画像表示装置を自由に設計できる。また、眼鏡レンズは一般の眼鏡レンズと同じ厚みと形状のものが使える。
以下、本発明の眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡を実施例に基づいて説明する。
本発明の眼鏡型画像表示装置は、特許文献1で提案された接眼窓保持部2を眼鏡の眼鏡レンズに溝を切り込み、その溝に挿入して一体化するものである。本発明の眼鏡型画像表示装置の説明のために、図1〜図4を参照にして、この接眼窓保持部2を再度説明する。
図1はこの接眼窓保持部2の代表的なものの斜視図、図2はその平面図である。接眼窓保持部2は断面長方形状の中空の筒部材あるいは四角柱状の透明部材からなり、その筒部材あるいは透明部材の後端に配置した表示パネル3からの表示光をその中を光路とし先端に導き、先端に配置された反射部材6で光路を接眼窓保持部2の略直角方向に曲げ、接眼窓保持部2の先端側面の接眼窓4に配置された接眼レンズ5を介して眼球に投影することにより、観察者は表示パネル3の虚像である空中像を拡大観察することができるものである。
図3はこのような画像表示装置を観察者が装着したときの接眼窓保持部2の先端部と眼球Eの位置関係を示す図であり、眼球E正面に配置される接眼窓保持部2の幅を瞳孔径より小さい4mm以下にすることで、眼球Eの瞳を瞳分割して、接眼窓保持部2がかからない瞳孔部分を通して外界像を、接眼窓保持部2の接眼窓4がかかる瞳孔部分を通して表示パネル3の表示画像を相互に重畳させて見えるようにしている。
なお、接眼窓保持部2の先端側面の接眼窓4に接眼レンズ5を配置する代わりに、図4に示すように、接眼窓保持部2の先端の反射部材6と後端の間に接眼レンズ5の作用をする正屈折力の屈折率分布型レンズ7を内蔵させるようにすることもできる。
ここで、表示パネル3は筒部材あるいは透明部材の後端に配置される必要は必ずしもなく、その後端から離れた位置に配置した表示パネル3の表示像をミラー、リレーレンズ系、光ファイバーイメージガイド等の光学系により2次像として筒部材あるいは透明部材の後端位置に伝達するようにしてもよい。
したがって、本発明では、図1、図4の表示パネル3を除いた接眼窓保持部2の構成、すなわち、表示パネル3からの表示光を長手方向に導く光路を形成する中空の筒部材あるいは柱状の透明部材からなり、観察者眼球Eへの投影断面の幅が4mm以下である長手方向光路形成部材を構成する接眼窓保持部2と、その先端に配置された反射部材6と、反射部材6で光路が略直角方向に曲げられ、表示光を観察者眼球Eに投影する接眼窓4とからなり、接眼窓4近傍あるいは長手方向光路形成部材中に接眼光学系(接眼レンズ5、屈折率分布型レンズ7)が配置されたものを表示バー10と呼ぶことにして説明する。
さて、本発明の眼鏡型画像表示装置あるいは画像表示装置付き眼鏡の実施例を説明する。図5(a)は通常の近視、遠視、あるいは、サングラス用の眼鏡の前方上方から見た斜視図であり、この実施例の場合、左右の眼鏡レンズ20L、20Rはブリッジ21と左右の縁なしの左右のフレーム22L、22Rによって左右の眼鏡レンズ20L、20Rが所定位置に取り付けられ、左右のフレーム22L、22Rからは左右のつる23L、23Rが折り畳み可能に伸びている。本発明に基づいて左右の眼鏡レンズ20L、20Rの一方あるいは双方に、図5(a)の場合は右の眼鏡レンズ20Rに前後に貫通する横溝30が外端から略中央にかけて切り込まれる。
そして、本発明に基づいて、図5(b)に示すように、この眼鏡レンズ20Rに切り込まれた横溝30に接眼窓4が眼鏡の装着者の眼球に対向するように表示バー10を位置調節しながら挿入して、この場合は、透明接着材等を用いて眼鏡レンズ20Rに一体に表示バー10を固定する。
なお、図5(b)の表示バー10の後端には筐体11が一体に設けられ、その中に表示パネル3とその照明装置、表示パネル3の駆動回路基板等の電装部品等が納められている。
図6は、図5の実施例の変形例を示す図5と同様の図であり、図6(a)に示すように、左右の眼鏡レンズ20L、20Rはブリッジ21とそれぞれリム(縁)22L’、22R’を有する左右のフレーム22L、22Rのリム22L’、22R’によって所定位置に取り付けられ、左右のフレーム22L、22Rからは左右のつる23L、23Rが折り畳み可能に伸びている眼鏡の例である。この場合、左右の眼鏡レンズ20L、20Rの一方あるいは双方に、図6(a)の場合は右の眼鏡レンズ20Rに前後に貫通する横溝30が外端から略中央にかけて切り込まれ、その横溝30に対応するリム22R’の位置にも切り込み30’を設けられ、図6(b)に示すように、この眼鏡レンズ20Rに切り込まれた横溝30に接眼窓4が眼鏡の装着者の眼球に対向するように表示バー10を位置調節しながら挿入して、この場合は、表示バー10の根元あるいは筐体11と切り込み30’位置のフレーム22Rのリム22R’の間をろう付けして眼鏡レンズ20Rのフレーム22Rに一体に固定する。
ところで、眼鏡レンズ20(20L、20R)の外端から略中央にかけて切り込む横溝(必ずしも横方向である必要はなく、縦方向あるいは斜め方向でもよい)30の幅は、表示バー10の幅(図3)に略等しいか、若干広い幅にする必要がある。表示バー10の幅は4mm以下が好ましいので、図7(a)に示すように、眼鏡レンズ20(20L、20R)に設ける横溝30の幅も4mm以下あるいは4mm を多少越える程度(4mm程度以下)とすることが好ましい。そして、その横溝30中に挿入した表示バー10は、図7(b)に示すように、その軸の周りで回転調節固定できるようにして、表示バー10の接眼窓4から出る表示光が眼球Eの瞳孔に入るようにする。
その様子を図8(a)、(b)に示す。すなわち、図8(a)に示すように、例えば横溝30が眼鏡レンズ20の下方に設けられ、眼鏡レンズ20のレンズ面に沿うように表示バー10を挿入しただけでは、表示バー10の接眼窓4から出る表示光は眼鏡レンズ20の略中心の背後に位置する観察者眼球Eの瞳孔には向かず、眼球Eを回旋させても表示バー10からの電子像は観察できない。そこで、オプテッシャンは表示バー10を眼鏡レンズ20に取り付け固定するとき、図8(b)に示すように、表示バー10を横溝30内に挿入し、その軸の周りで表示バー10を回転調節して接眼窓4から出る表示光が装着者の眼球Eの瞳孔に向かうようにして、眼鏡レンズ20に一体に固定するか(図5)、眼鏡レンズ20のフレームに一体に固定する(図6)。このように調整することで、眼球Eの視野内に電子像が重なって見える。
なお、このような表示バー10の回転調節が可能なように、眼鏡レンズ20に設ける横溝30の断面は、図8(c)に示すように、表示バー10の断面の対角線を略直径とする円となるような断面が円の溝としてもよい。
さらに、眼鏡レンズ20に対する観察者眼球Eが予め分かっている場合は、図8(d)に示すように、眼鏡レンズ20に設ける横溝30は、その中に挿入した表示バー10の接眼窓4から出る表示光がその予め分かっている眼球Eの回旋中心に向かうようになる所定頂角の断面平行四辺形となる溝としてもよい。
ところで、眼鏡レンズ20(20L、20R)は、図9に示すように、一般に前後の曲面31、32からなるが、横溝30に挿入する表示バー10の接眼窓4が位置する側の面と眼鏡レンズ20後側の曲面32とが略一致して後側の曲面32から表示バー10が出っ張らないようにすることで(図9(a))、表示バー10のエッジが観察者眼球Eが衝突して眼球Eを傷つけることが防げると共に、表示バー10の接眼窓4が観察者眼球Eにより近づくため、電子像表示の視野角がより大きくなる。逆に、横溝30に挿入する表示バー10の接眼窓4が位置する側と反対の面と眼鏡レンズ20前側の曲面31とが略一致して前側の曲面31から表示バー10が出っ張らないようにすることで(図9(b))、外観上眼鏡レンズ20からの出っ張りがなく外観形状を損なわない。
次に、本発明の眼鏡型画像表示装置の使用者の眼幅の違いに対応させる方法を説明する。図10(a)、(b)、(c)は、表示バー10を取り付ける右の眼鏡レンズ20R部分の平面図であり、図10(a)は観察者(使用者)の眼幅が標準的な場合の右眼球E0 位置を、図10(b)は観察者(使用者)の眼幅が標準的な場合より狭い場合の右眼球E1 位置を、図10(c)は観察者(使用者)の眼幅が標準的な場合より広い場合の右眼球E2 位置をそれぞれ示しており、図10(b)、(c)においては、破線で標準的な眼球位置を示す。眼球の位置が水平方向に異なる場合に、横溝30中に挿入する表示バー10の接眼窓4から出る表示光がその異なる位置の眼球E0 、E1 、E2 の回旋中心に向かうように表示バー10の横溝30内での水平面内での取り付け角度を図10(a)、(b)、(c)のように調節して表示バー10を眼鏡レンズ20R又はフレーム22Rに固定する。この場合に、横溝30に挿入する表示バー10の接眼窓4が位置する側の全ての面が眼鏡レンズ20後側の曲面32から外へが出っ張らないようにすることで、表示バー10のエッジが観察者眼球Eが衝突して眼球Eを傷つけることが防げる。これとは反対に、表示バー10の接眼窓4が位置する側と反対の側の全ての面が眼鏡レンズ20前側の曲面31から外へが出っ張らないようにすることで、外観上眼鏡レンズ20からの出っ張りがなく外観形状を損なわない。
ところで、以上の実施例では、横溝(上記したように必ずしも横方向である必要はなく、縦方向あるいは斜め方向でもよい)30は眼鏡レンズ20(20L、20R)の外端から略中央にかけて切り込まれるとしたが、必ずしも眼鏡レンズ20の外端に通じている必要はない。図11は、前後に貫通した横溝30が眼鏡レンズ20Rの中に閉じた状態で設けられている場合の実施例を示す図である。図11(a)は右眼鏡レンズ20Rを使用者の眼側から見た図であり、右眼鏡レンズ20Rの中央やや右下寄りの位置に横溝30が形成されている。この閉じた横溝30に、図11(b)に示すように、表示バー10の先端寄りの部分を挿入し、接着剤等の適当な手段で固定する。そして、筐体11は、図11(c)に示すように、表示バー10によって眼鏡レンズ20Rの端部に固定される。サングラスのような眼鏡では、ファッション性を重視する一方で、使用者の視度補正機能を持たない場合があり、そのような場合はレンズ形状の自由度が大きいため、大きく湾曲したレンズが用いられることがある。眼鏡レンズ20Rの湾曲が大きい場合には、横溝30を眼鏡レンズ20Rの外側まで伸ばして形成しない方がよい場合もある。
なお、以上の説明において、眼鏡レンズ20、20L、20Rは前面31、後面32が平面に限らず曲面を持つものであればいかなるものでもよく、近視用レンズ、遠視用レンズ、累進眼鏡レンズ、サングラス等何れのものでもよい。また、眼鏡レンズ20、20L、20Rは屈折力がゼロ(パワーレス)のものであってもよい。また、横溝30は必ずしも前面31から後面32まで貫通する必要がなく、特に、眼鏡レンズ20が厚い場合には、前面31から後面32まで貫通する必要はない。
以上、本発明の眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡を実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されず種々の変形が可能である。
本発明で用いる表示バーの代表的なものの斜視図である。 図1の表示バーの平面図である。 図1の表示バーを観察者が装着したときの表示バー先端部と眼球の位置関係を示す図である。 本発明で用いる表示バーの変形例の斜視図である。 本発明による眼鏡型画像表示装置の組み立て前と組み立て後の斜視図である。 図5の実施例の変形例を示す図5と同様の図である。 眼鏡レンズに切り込む横溝の幅とその横溝中に挿入した表示バーの回転調節固定を説明するための図である。 眼鏡レンズに設けた横溝中での表示バーの回転調節の必要性と調整のし方を説明するための図である。 眼鏡レンズに設けた横溝中に配置する表示バーがその後側、前面から出っ張らないようにすることを説明するための図である。 本発明の眼鏡型画像表示装置の使用者の眼幅の違いに対応させる方法を説明するための図である。 眼鏡レンズに設けた横溝が眼鏡レンズの中に閉じた状態で設けられている場合の実施例を示す図である。
符号の説明
E…眼球
0 、E1 、E2 …異なる眼球位置
2…接眼窓保持部
3…表示パネル
4…接眼窓
5…接眼レンズ
6…反射部材
7…屈折率分布型レンズ
10…表示バー
11…筐体
20、20L、20R…眼鏡レンズ
21…ブリッジ
22L、22R…フレーム
22L’、22R’…リム
23L、23R…つる
30…横溝
30’…切り込み
31…眼鏡レンズの前面
32…眼鏡レンズの後面

Claims (9)

  1. 少なくとも一方の眼鏡レンズの一部に溝が形成されており、前記溝中に表示バーが挿入されており、前記表示バーは、中空の筒部材あるいはロッド状の透明部材を備え、前記筒部材あるいは透明部材はその後端から入射した表示光を長手方向に導いてその先端に導く光路を形成するものであり、前記筒部材あるいは透明部材の先端近傍には反射部材が配置され、かつ、前記筒部材あるいは透明部材の先端には前記反射部材で光路が曲げられた表示光を観察者眼球に投影する接眼窓を備えており、前記接眼窓近傍又は前記筒部材あるいは透明部材の後端から先端に至る光路中に接眼光学系を備えていることを特徴とする眼鏡型画像表示装置。
  2. 前記表示バーの使用者の視軸方向への投影断面の幅が4mm以下であることを特徴とする請求項1記載の頭部装着型画像表示装置。
  3. 前記表示バーが少なくとも前記眼鏡レンズで保持されていることを特徴とする請求項1又は2記載の頭部装着型画像表示装置。
  4. 前記表示バーが前記眼鏡レンズのフレームで保持されていることを特徴とする請求項1又は2記載の頭部装着型画像表示装置。
  5. 前記表示バーの接眼窓が位置する側の面が前記眼鏡レンズの使用者の眼側の曲面から出っ張らないように保持されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の頭部装着型画像表示装置。
  6. 前記表示バーの接眼窓が位置する側と反対側の面が前記眼鏡レンズの使用者の眼と反対側の曲面から出っ張らないように保持されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の頭部装着型画像表示装置。
  7. 前記溝は前記眼鏡レンズの外側から眼鏡レンズ中央にかけて形成されていることを特徴とする請求項1から6の何れか1項記載の頭部装着型画像表示装置。
  8. 少なくとも一方の眼鏡レンズの一部に溝が形成されており、前記溝中に表示バーが挿入されており、前記表示バーは、中空の筒部材あるいはロッド状の透明部材を備え、前記筒部材あるいは透明部材はその後端から入射した表示光を長手方向に導いてその先端に導く光路を形成するものであり、前記筒部材あるいは透明部材の先端近傍には反射部材が配置され、かつ、前記筒部材あるいは透明部材はその先端に前記反射部材で光路が曲げられた表示光を観察者眼球に投影する接眼窓を備えており、前記接眼窓近傍又は前記筒部材あるいは透明部材の後端から先端に至る光路中に接眼光学系を備えていることを特徴とする画像表示装置付き眼鏡。
  9. 眼鏡レンズを保持するフレームを備え、少なくとも一方の眼鏡レンズの一部に幅が4mm程度以下の溝が形成されており、前記溝中には表示バーが挿入可能になっており、前記表示バーは、中空の筒部材あるいはロッド状の透明部材を備え、前記筒部材あるいは透明部材はその後端から入射した表示光を長手方向に導いてその先端に導く光路を形成するものであり、前記筒部材あるいは透明部材の先端近傍には反射部材が配置され、かつ、前記筒部材あるいは透明部材はその先端に前記反射部材で光路が曲げられた表示光を観察者眼球に投影する接眼窓を備えており、前記接眼窓近傍又は前記筒部材あるいは透明部材の後端から先端に至る光路中に接眼光学系を備えているものであることを特徴とする眼鏡。
JP2007242029A 2007-09-19 2007-09-19 眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡 Pending JP2009075195A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007242029A JP2009075195A (ja) 2007-09-19 2007-09-19 眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡
PCT/JP2008/064613 WO2009037932A1 (ja) 2007-09-19 2008-08-08 眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡
CN200880106500A CN101802680A (zh) 2007-09-19 2008-08-08 眼镜型图像显示装置和带图像显示装置的眼镜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007242029A JP2009075195A (ja) 2007-09-19 2007-09-19 眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009075195A true JP2009075195A (ja) 2009-04-09

Family

ID=40467755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007242029A Pending JP2009075195A (ja) 2007-09-19 2007-09-19 眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2009075195A (ja)
CN (1) CN101802680A (ja)
WO (1) WO2009037932A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059444A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Olympus Corp 眼鏡型画像表示装置
JP2014092696A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Seiko Epson Corp 虚像表示装置
JP2015200742A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 株式会社ミツトヨ 画像表示システム
JP2016518626A (ja) * 2013-05-02 2016-06-23 エシロール エンテルナショナル (コンパニ ジェネラル ドプチック) 頭部装着型光学系を提供する方法
JP2017068045A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 オリンパス株式会社 ウェアラブル装置
JP2018036608A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 株式会社テレパシージャパン 透明基板を備える接眼型の映像表示装置
JP2018525662A (ja) * 2015-07-03 2018-09-06 エシロール アンテルナショナルEssilor International 拡張現実のための方法とシステム
US20200264451A1 (en) * 2017-06-01 2020-08-20 NewSight Reality, Inc. Fabrication of see-through near eye optical module and ophthalmic lens

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5646238B2 (ja) * 2010-07-27 2014-12-24 オリンパス株式会社 画像表示装置
DE102014114238B3 (de) * 2014-09-30 2016-02-11 Carl Zeiss Ag Brillenglas für eine auf den Kopf eines Benutzers aufsetzbare und ein Bild erzeugende Anzeigevorrichtung sowie Anzeigevorrichtung mit einem solchen Brillenglas
GB2564156B (en) * 2017-07-06 2019-12-25 Thales Holdings Uk Plc A Display system

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003505718A (ja) * 1999-07-20 2003-02-12 スマートスペックス,リミティド ライアビリティー カンパニー 通信用統合装置および方法
JP2006003879A (ja) * 2004-05-17 2006-01-05 Olympus Corp 頭部装着型画像表示装置
JP2006276182A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Konica Minolta Photo Imaging Inc ホログラム素子内蔵レンズ及びその製造方法
JP2007524871A (ja) * 2004-02-18 2007-08-30 エシロール インテルナショナル, シイエ ジェネラル ドオプティク 眼科レンズ、及びこのレンズを含んだディスプレイ、及び光学映像装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003505718A (ja) * 1999-07-20 2003-02-12 スマートスペックス,リミティド ライアビリティー カンパニー 通信用統合装置および方法
JP2007524871A (ja) * 2004-02-18 2007-08-30 エシロール インテルナショナル, シイエ ジェネラル ドオプティク 眼科レンズ、及びこのレンズを含んだディスプレイ、及び光学映像装置
JP2006003879A (ja) * 2004-05-17 2006-01-05 Olympus Corp 頭部装着型画像表示装置
JP2006276182A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Konica Minolta Photo Imaging Inc ホログラム素子内蔵レンズ及びその製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059444A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Olympus Corp 眼鏡型画像表示装置
JP2014092696A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Seiko Epson Corp 虚像表示装置
JP2016518626A (ja) * 2013-05-02 2016-06-23 エシロール エンテルナショナル (コンパニ ジェネラル ドプチック) 頭部装着型光学系を提供する方法
US10890774B2 (en) 2013-05-02 2021-01-12 Essilor International Method for providing a head mounted optical system
JP2015200742A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 株式会社ミツトヨ 画像表示システム
JP2018525662A (ja) * 2015-07-03 2018-09-06 エシロール アンテルナショナルEssilor International 拡張現実のための方法とシステム
JP7074478B2 (ja) 2015-07-03 2022-05-24 エシロール アンテルナショナル 拡張現実のための方法とシステム
JP2017068045A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 オリンパス株式会社 ウェアラブル装置
JP2018036608A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 株式会社テレパシージャパン 透明基板を備える接眼型の映像表示装置
US20200264451A1 (en) * 2017-06-01 2020-08-20 NewSight Reality, Inc. Fabrication of see-through near eye optical module and ophthalmic lens

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009037932A1 (ja) 2009-03-26
CN101802680A (zh) 2010-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009075195A (ja) 眼鏡型画像表示装置及び画像表示装置付き眼鏡
JP4269482B2 (ja) 映像表示装置
CA2991644C (en) Methods and devices for demountable head mounted displays
KR101830364B1 (ko) 심도 조절 기능을 구비한 증강 현실 구현 장치
KR101660519B1 (ko) 증강 현실 구현 장치
CN107407812B (zh) 图像显示装置
JP5030595B2 (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP5212901B2 (ja) 眼鏡型の画像表示装置
US7230765B2 (en) Image display device
JP2008165063A (ja) ヘッドマウントディスプレイ
JP2010231119A (ja) 眼鏡型の画像表示装置
JP2011053353A (ja) 眼鏡型画像表示装置
JP2017068045A (ja) ウェアラブル装置
US11550095B2 (en) Curved optical see-through thin freeform lightguide with large field of view in eyewear formfactor
JP5137644B2 (ja) 眼鏡型画像表示装置
JP2010232708A (ja) 眼鏡型画像表示装置およびこれに用いる眼鏡フレーム
JP2004021078A (ja) コンバイナ光学系、及び情報表示装置
US9921410B2 (en) Head-mounted display device
JP2011512557A (ja) 望遠眼鏡
WO2019078214A1 (ja) 眼鏡状のフレーム
JP5266526B2 (ja) 映像表示装置
CN217932279U (zh) 扩增实境光学***及头戴式显示器
JPH10206785A (ja) 表示装置
JP2024086588A (ja) 頭部装着型表示装置、およびメガネ
JP2021086141A (ja) 頭部装着型表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100825

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110127

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110301

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110408