JP2009074809A - 車載用電子機器操作ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両搭載状態において指針調整可能な車載用電子機器操作ユニットを提供する。
【解決手段】 車載用電子機器操作ユニット100であって、車載用電子機器の各種制御内容の設定状態を変更可能な複数の設定操作部52〜61,71の一部(58,59,71)に対し、所定の指針補正開始操作を行なうことで指針補正モードに切り替わるように構成し、当該指針補正モードにおいては、設定操作部52〜61,71の一部(54P,54D)が指針補正操作部となって、その操作により指針式表示装置41,42の指針位置の補正が可能となっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車載用電子機器操作ユニットに関する。
特開2006−168567号公報
自動車等の車両においては、搭載される電子機器、例えば空調装置やカーオーディオシステム、さらにはカーナビゲーションシステムを操作するための操作ユニットが、例えば車両インパネ部分に設けられている。そして、こうした操作ユニットには、そうした車載用電子機器の各種機能を車両の搭乗者が利用するにあたって、それら機器の各種制御内容を設定するための各種操作部が設けられている。
一方で、操作ユニットの各種操作部により設定される各種制御内容の現在設定状態は、対応する表示装置において表示される。中には、制御内容の前記現在設定状態を直読可能に目盛形成された目盛盤と、該目盛盤上を移動する指針とを備えた指針式表示装置を使って表示するものもある(特許文献1)。
ところが、指針式表示装置を備える従来の操作ユニットにおいては、何らかの要因で指針位置が目盛からわずかながらずれてしまうことがあり、見栄えが悪いなどの理由でユーザークレームとなることがある。これに対し、従来の操作ユニットは、車両に搭載された状態において指針位置を調整する手段がないために、製品を交換する以外にクレームに対応する術が無かった。
本発明の課題は、車両搭載状態において指針位置調整可能な車載用電子機器操作ユニットを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明の車載用電子機器操作ユニットは、
車載用電子機器の各種制御内容の設定状態を変更可能な複数の設定操作部と、
各種制御内容の設定状態の現在設定状態を取得する現在設定状態取得手段と、
各種制御内容のうち予め定められた指針表示用の制御内容の現在設定状態を、直読可能に目盛形成された目盛盤と、目盛盤上にて回転可能に配置される指針と、該指針をステップ回転駆動する指針駆動モータとを有した指針式表示装置と、
車室内に設けられ、目盛盤上にて目盛単位で定められる指針のステップ回転の起点位置を補正するための指針補正操作部と、
車室内に設けられ、指針の動作制御モードを、取得される指針表示用の制御内容の現在設定状態に対応して指針が目盛盤上を移動するよう指針駆動モータを動作制御する通常制御モードと、指針補正操作部への操作に応じて指針が目盛盤上を移動するよう指針駆動モータを動作制御する指針補正モードとの間で切り替えるためのモード切替操作部と、
モード切替操作部への操作状態に基づいて、対応する動作制御モードを設定するモード設定手段と、
設定された動作制御モードに従って、指針が目盛盤上を移動するよう指針駆動モータを動作制御する指針動作制御手段と、
を備えることを特徴とする。
上記本発明によれば、車室内のユーザーが、車室内に設けられる指針補正操作部を操作することで、指針式表示装置の指針位置を調整することができる。また、車室内のユーザーは、モード切替操作部により、通常制御モードとは異なる指針補正モードを設定しない限り、指針位置補正はできないので、誤って指針位置が変更されることも無い。
モード切替操作部は、指針補正モードを開始するための指針補正開始操作部を有するように構成できる。この場合、該指針補正開始操作部は、予め定められた1以上の設定操作部に兼用される形で設けることができる。これにより、既存の設定操作部の他にモード切替操作部を新たに配置する必要が無いので、それら操作部の配置スペースを広く有効に利用できる。
また、1以上の指針補正開始操作部には、通常制御モードにおいて割り当てられた各制御内容の設定状態を変更するための通常操作とは異なる操作を、指針補正モードを開始するための指針補正開始操作として予め定めることができる。これにより、日頃行なう通常操作とは異なる操作により指針補正モードが設定されるので、誤って指針補正モードが設定されて意図しない指針位置変更を防止できる。さらに言えば、指針補正開始操作には、モード切替操作部に個別になされる通常操作よりも操作負担が大となる操作を定めることができる。これにより、意図しない指針位置変更をより効果的に防止できる。
通常操作とは異なる指針補正開始操作としては、例えば、予め定められた指針補正開始操作部に対し通常操作よりも操作保持時間が長い操作(例えば長押し操作)とすることができる。また、予め定められた複数の指針補正開始操作部を予め定められた順に操作するパターン操作(例えばパターン押し操作)とすることもできる。また、予め定められた複数の指針補正開始操作部に対する同時操作(例えば同時押し操作)とすることができる。さらには、これらを組み合わせた操作とすることもできる。
一方、モード切替操作部は、指針補正モードを終了して通常制御モードに切り替えるための指針補正終了操作部を有するように構成できる。この場合、該指針補正開始終了部は、予め定められた1以上の設定操作部に兼用される。これにより、既存の設定操作部の他にモード切替操作部を新たに配置する必要が無いので、それら操作部の配置スペースを広く有効に利用できる。
また、指針補正終了操作部は、1つの設定操作部に兼用させることができる。さらには、この1つの設定操作部に対し通常制御モードにおいて割り当てられた制御内容の設定状態を変更するための通常操作と同じ操作を、通常制御モードに切り替えるための指針補正終了操作として予め定めることができる。指針補正開始操作に関しては、意図しない指針位置変更を防止するために、より複雑な操作を定めることが効果的であったが、指針補正終了操作に関しては逆に、より容易な操作とし、より素早く通常制御モードに復帰できることが望ましい。従って、指針補正終了操作部を1つだけに定めることにより、さらにはその操作を通常操作と同様の操作と定めることにより、より素早く通常制御モードに戻ることができる。
なお、指針補正開始操作部及び指針補正終了操作部は、複数の設定操作部のうち互いに異なる設定操作部に兼用されているとよい。これにより、指針補正開始操作と指針補正終了操作とを明確に区別することができるので、ユーザーの意図しない操作によりモードが切り替わることが無い。
ところで、本発明の車載用電子機器操作ユニットでは、指針補正モードにおいて、予め定められた指針補正情報記憶操作部への操作に基づいて、指針補正操作部により位置補正された、目盛盤上においてステップ回転する指針の起点位置を反映した指針補正情報を、指針補正情報記憶部に記憶する指針補正情報記憶手段を設けることができる。この場合、指針動作制御手段は、通常制御モードにおいて、記憶された指針補正情報が反映する起点位置を基準とする形で、指針が目盛単位でステップ回転するよう指針駆動モータを動作制御するものとできる。この構成によると、指針補正情報が記憶されるので、これを用いることで、常に指針を、補正された起点位置を基準にステップ回転させることができる。
なお、指針補正情報記憶部を、指針補正情報を電源オフ後も記憶保持するものとすれば、電源オフ後も指針補正情報が記憶保持されるので、電源オンする度に指針位置補正をする必要が無い。
指針補正操作部による起点位置の補正は、指針補正モードにおいて、該指針補正操作部への操作により、指針を前記目盛盤上で位置移動する形で行なうことができる。つまり、指針補正操作部による起点位置の補正は、指針補正モードにおいて、該指針補正操作部への操作により指針を新たな起点位置に直接位置移動させる形で行なうことができる。この場合、指針補正情報記憶手段は、指針補正情報記憶操作部への操作により移動された指針の移動変位を、指針補正情報として指針補正情報記憶部に記憶するようにし、さらに、指針動作制御手段は、指針補正モードから通常制御モードに切り替わるに伴い、デフォルト設定されている該指針のステップ回転の起点位置に対し、指針補正情報として記憶された指針の移動変位を加算し、加算後の位置を新たな起点位置として、指針のステップ回転を開始するように構成できる。これにより、指針位置の補正を、目盛盤上で指針を視認しながら行なうことができるので補正し易い。
なお、指針補正終了操作部には、指針補正情報記憶操作部に兼用される指針補正正常終了操作部が含まれるように構成できる。これにより、指針補正モードを終了する操作に、指針補正位置記憶操作が兼用されるので、ユーザーの操作負担を減じることができる。また、指針補正終了操作部には、指針補正情報を記憶することなく、指針補正モードから通常制御モードに切り替える指針補正中断終了操作部が含まれるように構成することもできる。これにより、指針補正が中途半端な状況ではあるが、それよりも通常制御を優先させなければならない事情が生じたとき等に、その中途半端な指針補正状態を反映させること無く通常制御モードに復帰させることができる。
また、本発明の車載用電子機器操作ユニットでは、指針補正モードにおいて、予め定められた時間の間、指針補正操作部への入力操作が無かった場合には、該指針補正モードを終了して通常制御モードに切り替える強制モード切替手段を設けることができる。これにより、ユーザーが誤って指針補正モードに切替えてしまい、意図しない指針補正操作を行ってしまうことを防ぐことができる。
ところで、指針補正操作部は、予め定められた設定操作部に兼用させることができる。これにより、既存の設定操作部の他に指針補正操作部を新たに配置する必要が無いので、それら操作部の配置スペースを広く有効に利用できる。なお、指針補正モードにおいては、指針補正操作部が兼用されない残余の設定操作部の操作を無効化するようにしてもよい。
また、指針補正操作部を、通常制御モードにおいて操作不可となるよう設けることができる。これにより、指針補正操作部は、通常制御モードにおいては操作すらできないようになるので、誤って指針位置が変更されることが無い。また、指針補正操作部を、通常制御モードにおいて操作不可となるようにするために、モード設定手段は、指針補正操作部に兼用される設定操作部に対し、指針補正モードにおいては、目盛盤上における指針の起点位置の設定状態を変更する指針補正用制御内容を割り当てる一方で、通常制御モードにおいては、該指針補正用の制御内容とは異なる制御内容を割り当てられるものとできる。これにより、通常制御モードにおいて、指針補正操作部による指針補正用の操作を操作不可とすることができる。
指針補正操作部への操作により指針のステップ回転の起点位置を補正する指針動作制御手段の分解能は、指針のステップ回転の起点位置と目盛盤上の目盛位置とのずれに対し予め定められた最大許容ずれ幅よりも小さく定めることができる。この構成によると、車両又は車載用電子機器操作ユニットの規格として予め定められた最大許容ずれ幅よりも、指針の補正分解能を細かく定められるので、適切に補正を行なうことができる。
指針補正操作部は、通常制御モードにおいて制御パラメータの設定値を正方向に変更する正方向操作部と該正方向とは逆方向に変更する逆方向操作部とを有する正逆双方向操作部として設けることができる。これにより、通常制御モードにおける正逆双方向操作部の正方向操作及び逆方向操作を、そのまま指針補正操作に当てはめることができるから、該指針補正操作方法を理解し易い。具体的には、正方向操作部及び逆方向操作部が互いに異なる位置に設けられた正逆双方向操作部とすることができる。一方で、指針補正操作部は、予め定められた軸線周りにおいて正逆双方向に回転操作可能なダイヤル操作部として設けることもできる。
なお、正逆双方向操作部は、シーソースイッチとして構成することができる。この場合、指針式表示装置及びシーソースイッチは、同一の筐体パネル上にそれぞれ2つずつ設けることができ、指針補正モードにおいて、一方のシーソースイッチが一方の指針式表示装置の指針補正操作部となるよう対応付けられ、他方のシーソースイッチが他方の指針式表示装置の指針補正操作部となるよう対応付けられる形で、指針式表示装置とシーソースイッチとの対応関係が定められておくことができる。そして、この場合、モード設定手段は、指針補正モードにおいて、上記した対応関係に基づいて、各指針式表示装置が有する指針の起点位置の設定状態を変更する指針補正操作部を、該指針式表示装置に対応するシーソースイッチに割り当てるように構成できる。正逆双方向操作部をなすシーソースイッチは、上記したように指針補正操作に適する操作部であるため、指針補正モードとなった場合に指針補正用の操作部であるとユーザーが推測し易い。また、指針式表示装置とシーソースイッチが同数(例えば指針式表示装置が2個、シーソースイッチが2個)設けられていれば、いずれかのシーソースイッチにいずれかの指針式表示装置が対応する可能性を容易に推測でき、両者に何がしかの関係があることも容易に推測できる。これら推測が容易にできることにより、指針補正モードにおいて、シーソースイッチが指針補正操作部であることは極めて容易に推測できる。つまり、上記構成とすることで、指針補正モードにおいて指針補正操作部がどこにあるかを容易に把握できるようになる。
また、2つのシーソースイッチを、車両の左座席及び右座席に対応付けられた形で筐体パネル上にて左右に振り分けて配置し、2つの指針式表示装置も、車両の左座席及び右座席に対応付けられた形で筐体パネル上にて左右に振り分けて配置することができ、同じ座席に対応する指針式表示装置とシーソースイッチとが対応付けておくことができる。これにより、指針補正モード時に、どのシーソースイッチがどの指針式表示装置の指針を補正するものであるかを、筐体パネル上の配置関係から容易に認識することができる。
車両の左座席及び右座席が運転席及び助手席であり(左座席が運転席で右座席が助手席でもよいし、その逆でもよい)、車載用電子機器は、空調出力を運転席側と助手席側とで独立して制御する独立制御と、運転席側と助手席側とを一括して制御する一括制御とを切替え可能とする車載エアコンであり、筐体パネルは、複数の設定操作部及び指針式表示装置が設けられたエアコンパネルであるように構成できる。そして、この場合、モード設定手段は、通常制御モードにおける独立制御時において、運転席側のシーソースイッチに対し運転席側空調出力に対する動作設定入力を行う制御内容を割り当て、助手席側のシーソースイッチに対し助手席側空調出力に対する動作設定入力を行う制御内容を割り当てる一方で、指針補正モードにおいては、対応関係に基づいて、運転席側のシーソースイッチに対し運転席側の指針式表示装置に対する指針補正用制御内容を割り当て、助手席側のシーソースイッチに対し助手席側の指針式表示装置に対する指針補正用制御内容を割り当てるように構成できる。これにより、空調出力に対する独立制御/一括制御の切り替え機能を搭載した車両において、独立制御に使用される設定入力部には、もともと運転席側と助手席側の双方の設定入力部が存在する。上記構成によると、指針補正モードにおいて、双方の設定入力部の座席との対応関係をそのまま引き継ぐ形で指針補正用制御内容を割り当て、対応する座席の指針補正操作部として機能させることができる。なお、独立制御に使用される運転席側空調出力と助手席側空調出力に対応する設定入力部(2つのシーソースイッチ)は、通常制御モードにおける独立制御時に、対応する座席の目標吹出し温度を設定する温度設定スイッチとすることができる。
ところで、指針補正操作部は、通常制御モードにおいて、指針表示用の制御内容の設定状態を変更する設定操作部に兼用させることができる。この構成によると、指針補正モードにおける指針補正操作部を、通常制御モードにおいて指針移動に関連する操作が割り当てられた設定操作部とすることができる。いずれも指針移動に関連する操作であるから、指針補正モードにおける該指針補正操作部の割り当て位置を直感的に把握し易い。
また、本発明における車載用電子機器は車載エアコンであり、複数の設定操作部及び指針式表示装置は車両のエアコンパネルに設けることができる。各制御パラメータの直感的な理解を容易とするために、エアコンパネルには指針式表示装置が配置されることが多いので、上記本発明を効果的に適用できる。また、この場合、車載エアコンの各種制御パラメータの設定操作部には、予め定められた軸線周りに回転操作可能なダイヤル操作部を含むことができる。そして、ダイヤル操作部には、円筒状の回転操作部が設けられるとともに、該回転操作部になされる回転操作に対し非回転となる形で指針式表示装置を組み込むことができる。これにより、有限のエアコンパネル上のスペースを有効利用することができる。
一方、本発明における指針式表示装置は、車両における最も代表的な指針式表示装置である、運転席から視認可能で少なくとも車速が指針表示されるメーター表示装置とすることもできる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の車載エアコン用操作ユニットの正面外観の一例を示すものである。この車載エアコン用操作ユニット100は、車両のインパネ部に設けられた運転席用エアコン吹出し口(図示せず)と助手席用エアコン吹出し口(図示せず)との各吹出し制御を独立して行なうためのためのものであり、各々揺動スイッチにて構成された運転席用温度設定スイッチ54Dと助手席用温度設定スイッチ54Pとが、車室内に設けられた筐体パネル110に対し左右に振り分けて配置されている。つまり、これら揺動スイッチ54D,54Pは、対応する座席の吹出し温度設定値を正方向に変更する正方向操作部54Du,54Puと該正方向とは逆方向に変更する逆方向操作部54Dd,54Pdとが互いに異なる位置に設けられてなる正逆双方向操作部である。
また、筐体パネル110には、指針式表示装置として、制御パラメータとして吹出し風量の現在設定値を表示する第一表示装置41と、制御パラメータとして吹出し口の現在設定種別を表示する第二表示装置42とが、車室内に設けられた筐体パネル110に対し左右に振り分けて配置されている。第一表示装置41は、吹出し風量の現在設定値を直読可能に目盛形成された目盛盤101と、目盛盤101上に回転可能に配置される指針104と、該指針104を回転駆動する指針駆動モータ181(図3)とを有する。また、第二表示装置42は、吹出し口の現在設定値を直読可能に目盛形成された目盛盤105と、目盛盤105上に回転可能に配置される指針106と、該指針106を回転駆動する指針駆動モータ191(図3)とを有する。なお、本実施形態における各指針101,104は、上記した指針表示用の制御内容の現在設定状態(車載エアコンの各種制御パラメータ:ここでは吹出し風量の現在設定値及び吹出し口の現在設定種別)を直読可能に目盛形成された目盛盤101,105上にて、回転可能に配置されたものであり、指針駆動モータ181,191は、該指針101,104をステップ回転駆動するモータである。
いずれの目盛盤101,105も、風量数値や吹出し口アイコン等の目盛図形が印刷形成されている。各表示装置41,42はいずれも円形であり、その外周縁には、第一表示装置41についてはダイヤル式の風量設定スイッチ(風量設定入力部)52が、また、第二表示装置42についてはダイヤル式の吹出し口切替スイッチ(吹出し口設定入力部)53が回転可能に装着されている。つまり、各表示装置41,42はいずれも、外周縁に円筒状のダイヤル式スイッチ(回転操作部)52,53が設けられたユニット(ダイヤル操作部)401,402として構成されている。ダイヤル式スイッチ(回転操作部)52,53は、予め定められた軸線周りにおいて正逆双方向に回転操作可能となるよう円筒状に設けられており、各ダイヤル式スイッチ52,53になされる回転操作に対し、第一表示装置41及び第二表示装置42が非回転となる形で組み込まれている。
また、筐体パネル110には、左右の温度設定スイッチ54D,54Pによる設定温度表示部(液晶ディスプレイにて構成されている)63、設定温度表示部63に外気温を表示するための外気温表示スイッチ57、両温度設定スイッチ54D,54Pの連動モード選択スイッチ61(連動モード時に点灯するLEDインジケータ61aを有する)、オート切替スイッチ55(オートモード時に点灯するLEDインジケータ55aを有する)、エアコンをオン状態とするA/Cスイッチ59(エアコンオン時に点灯するLEDインジケータ59aを有する)、エアコンをオフ状態とするOFFスイッチ56、リアデフモード選択スイッチ58(リアデフオン時に点灯するLEDインジケータ58aを有する)及び内気/外気切り替えスイッチ60(内気時に点灯するLEDインジケータ60aを有する)が設けられている。
筐体パネル(エアコンパネル)110に設けられる各種スイッチ52〜61は、いずれも本発明における設定操作部であり、通常の制御モード(後述する通常制御モード)においてはこれら設定操作部個々が、自身に対応する各種制御内容の設定状態(車載エアコンの各種制御パラメータ等)を変更可能とされている。
図2は、エアコン制御装置CAの全体構成を模式的に示すブロック図である。エアコン制御装置CAはダクト1を備え、該ダクト1には、車内空気を循環させるための内気吸い込み口13と、車外の空気を取込む外気吸い込み口14とが形成され、内外気切替ダンパー15によりいずれかが切替使用される。これら内気吸い込み口13ないし外気吸い込み口14からの空気は、ブロワモータ23により駆動されるブロワ16によってダクト1内に吸い込まれる。
ダクト1内は、吸い込まれた空気を冷却して冷気を発生させるためのエバポレータ17と、逆にこれを加熱して暖気を発生させるヒータコア2(エンジン冷却水の廃熱により発熱動作する)とが設けられている。そして、これら冷気と暖気とが、エアミックスダンパー3の角度位置に対応した比率にて混合され、吹出し口4,5,6より吹出される。このうち、フロントグラス曇り止め用のデフ吹出し口4は、フロントグラスの内面下縁に対応するインパネ上方奥に、フェイス吹出し口5はインパネの正面中央に、フット吹出し口6はインパネ下面奥の搭乗者足元に対向する位置にそれぞれ開口し、吹出し口切替用ダンパー7,8,9により個別に開閉される。具体的には、モータ20からのダンパー制御用の回転入力位相に応じて、ダンパー駆動ギア機構10により、デフ吹出し口4のみを開いた状態、フェイス吹出し口5のみを開いた状態、フット吹出し口6のみを開いた状態、フェイス吹出し口5とデフ吹出し口4とを開いた状態、フット吹出し口6とデフ吹出し口4とを開いた状態、フェイス吹出し口5、デフ吹出し口4及びフット吹出し口6の全てを開いた状態の間で切り替えられる。
また、内外気切替ダンパー15はモータ21により、エアミックスダンパー3はモータ19により、吹出し口切替用ダンパー7,8,9はモータ20により、それぞれ電動駆動される。これらモータ19,20,21は例えばステッピングモータにて構成され、個々の動作はエアコン駆動制御手段の主体をなすエアコンECU50により集中制御される。さらにブロワモータ23はブラシレスモータ等で構成され、PWM制御にて回転速度制御することにより吹出し風量が調整される。エアコンECU50の実体は、図3に示すように、CPU151、RAM152、フラッシュメモリ153(エアコン制御ファームウェア153aが格納されている)及び入出力部154が内部バス155により接続されたコンピュータハードウェアであり、入出力部154は、エバポレータセンサ69、内気センサ65、外気センサ66、水温センサ67及び日射センサ68が接続されている。
また、図2に示すように、車載エアコン用操作ユニット100も独立した操作ユニットECU160を有し、風量設定スイッチ52、吹出し口切替スイッチ53、温度設定スイッチ54D,54P、A/Cスイッチ59、オート切替スイッチ55、内外気切替スイッチ60、前述の第一表示装置41及び第二表示装置42が接続されている。操作ユニットECU160はエアコンECU50と通信バス30(例えば、LIN通信バス等のシリアル通信バス)により、図3に示すごとく、各々シリアル通信インターフェース156(通信バッファ157付き)を介して接続されている。
なお、通信バス30には、車載エアコン用操作ユニット100が登載された車両のエンジン制御を司るエンジンECU70も接続している。エンジンECU70にはイグニッション電源投入及びアクセサリー電源投入を行なうためのイグニッションスイッチ71が接続されている。イグニッションスイッチ71は、図2のステアリングホイール31周辺に配置され、運転席搭乗者(運転者)により操作可能となっている。このイグニッションスイッチ71も本発明における設定操作部である。
一方、操作ユニットECU160もCPU161、RAM162、フラッシュメモリ163(指針駆動用のモータ制御ファームウェア163aと、指針速度テーブル163Tが格納されているが格納されている)及び入出力部164が内部バス165により接続されたコンピュータハードウェアであり、入出力部164には、前述の風量設定スイッチ52、吹出し口切替スイッチ53、温度設定スイッチ54D,54P、A/Cスイッチ59、オート切替スイッチ55、内外気切替スイッチ60、OFFスイッチ56、リアデフモード選択スイッチ58、連動モード選択スイッチ61、前述の第一表示装置41及び第二表示装置42が接続されている。また、インジケータ用LED55a,58a,59a,60a,61aや設定温度表示部63も接続されている。第一表示装置41及び第二表示装置42の各指針駆動用モータ181,191は、本実施形態においてはいずれもステッピングモータとして構成され、いずれもモータドライバ182,192を介して入出力部164に接続されている。
モータドライバ182,192は、正方向ないし逆方向の駆動パルス信号を受けて、ステッピングモータ181,182を対応する方向に励磁駆動する周知のロジックシーケンサと、駆動パルスカウンタを有するとともに該駆動パルスカウンタが示すモータの現在角度位置と操作ユニットECU160からの指示角度値とを比較して、モータの回転角度位置を指示角度値まで回転させるのに必要な正方向ないし逆方向の駆動パルス信号を上記のロジックシーケンサに出力する駆動パルス制御部(マイコンもしくは専用ロジックにて構成される)とを備えたものである。ロジックシーケンサへの駆動パルス入力が発生している場合は、指針式表示装置41の指針は指示角度値を目標位置とする形で回転駆動され、駆動パルス入力が発生していなければ、指針位置は自己保持される。
風量設定スイッチ52、吹出し口切替スイッチ53、リアデフモード選択スイッチ58、温度設定スイッチ54(54D,54P)、A/Cスイッチ59、OFFスイッチ56、オート切替スイッチ55、連動モード選択スイッチ61あるいは内外気切替スイッチ60等の各操作入力状態は、操作ユニットECU160から通信バス30を介してエアコンECU50に送られる。
具体的には、エアコンECU50は、操作ユニットECU160と連携して、エアコン制御ファームウェア153aの実行により、以下のような制御を行なう。
・内外気切替スイッチ60の操作入力状態に対応して、内気側及び外気側のいずれかに内外気切替用ダンパー15が倒れるよう、対応するモータ21の駆動ICに制御指令を行なう。
・A/Cスイッチ59の操作状態に応じて、エバポレータ17の作動をオン・オフさせる。
・オート切替スイッチ55の入力状態に基づいて、エアコンの動作モードをマニュアルモードとオートモードとの間で切り替える。
・オートモードでは、温度設定スイッチ54D,54Pによる設定温度の入力情報と、内気センサ65、外気センサ66、水温センサ67及び日射センサ68の出力情報とを参照し、車内温度が設定温度に近づくよう周知のシーケンスに従い、エアミックスダンパー3の開度調整による吹出し温度調整と、ブロワモータ23による風量調整と、吹出し口切替ダンパー7,8,9の位置変更とがなされるよう、対応するモータ19,23,20の動作制御指令を行なう。
・マニュアルモードでは、風量設定スイッチ52と吹出し口切替スイッチ53との操作入力状態に対応して、ブロワモータ23による風量調整を行なうとともに、吹出し口切替ダンパー7,8,9が対応する開閉状態となるようにモータ20への駆動制御指令を行なう。
エアコンECU50からの上記エアコン動作状態を示す各制御パラメータの値、すなわち、風量の設定値及び吹出し口の選択状態を示す設定値は、エアコンECU50での制御確定値の形で通信バス30を介して操作ユニットECU160に送られる。また、エアコンECU50側での動作モード設定状態(オート/マニュアル)を示す情報も、通信バス30を介して操作ユニットECU160に送られる。そして、操作ユニットECU160ではこれらエアコンECU50からの受信情報に基づいて、風量設定値を示す第一表示装置41の指針104と、吹出し口の選択状態を示す第二表示装置42の指針106とを、それぞれ対応するモータ181,191により駆動する。従って、エアコンECU50はエアコン動作状態識別手段(特に、車載エアコンがマニュアルモードとオートモードのいずれであるかを特定する手段)として機能し、操作ユニットECU160は、モータドライバ182,192とともに指針動作制御手段として機能する。
エアコンECU50からの上記エアコン動作状態を示す各制御パラメータの値、すなわち、風量の設定値及び吹出し口の選択状態を示す設定値は、エアコンECU50での制御確定値の形で通信バス30を介して操作ユニットECU160に送られる。また、エアコンECU50側での動作モード設定状態(オート/マニュアル)を示す情報も、通信バス30を介して操作ユニットECU160に送られる。そして、操作ユニットECU160ではこれらエアコンECU50からの受信情報に基づいて、風量設定値を示す第一表示装置41の指針104と、吹出し口の選択状態を示す第二表示装置42の指針106とを、それぞれ対応するモータ181,191により駆動する。従って、エアコンECU50はエアコン動作状態識別手段(特に、車載エアコンがマニュアルモードとオートモードのいずれであるかを特定する手段)として機能し、操作ユニットECU160は、モータドライバ182,192とともに指針動作制御手段として機能する。
以下、風量設定値を示す第一表示装置41を例にとり、その動作処理の流れを図4のフローチャートを用いて説明する。まず、イグニッションスイッチ71のオン操作(アクセサリー電源をオンとする操作又はイグニッション電源をオンとする操作のいずれか:本実施形態では後者)により電源投入がなされ、システムが起動すると、S1にて初期化処理がなされる。本実施形態の操作ユニットECU160は、この初期化処理時において、指針式表示装置41において、ステッピングモータとして構成されたモータ181により駆動する指針101の指針位置補正を行なうことができる。具体的には、この初期化処理時において指針補正開始操作がなされた場合に、指針補正モードが設定されて、指針位置の微調整が可能となる。この指針位置補正については後述する。
次いで、S2では、操作ユニットECU160側からのオート切替スイッチ55の操作状態をエアコンECU50が受信し、対応するモード設定を行なう(なお、オートモード設定中において風量設定スイッチ52が操作された場合は、オート切替スイッチ55が操作されなくともマニュアルモードへ自動切り替えされるよう、風量設定スイッチ52の操作状態がモード設定のためエアコンECU50に送信される)。エアコンECU50は、設定により確定されたモードがオート/マニュアルのいずれであるかを、指針表示する目標風量値とともに操作ユニットECU160に送信する。
マニュアルモードであれば、エアコンECU50は、指示された風量設定によりブロワモータ23の駆動を開始するとともに、確定された風量設定値を操作ユニットECU160に送信する。他方、オートモードであれば、エアコン制御ファームウェア153aが実行するオートエアコン制御の流れにて自動的に設定変更される風量指示値が、操作ユニットECU160に定期的に送信されることとなる。
操作ユニットECU160は、S2で上記のモード情報と風量設定値を受信する。指針104の駆動に際しては、現在有効となっている風量設定値(つまり風量の現在設定値)に対応する指示角度値がRAM162内に記憶されており、該指示角度値がモータドライバ182に入力される。モータドライバ182は、入力された指示角度値と駆動パルスカウンタの計数値が示す現在角度値と比較し、両者に差がある場合には、その差の解消に必要なモータ駆動方向とパルス数とを演算し、その演算結果に基づいて、上記指示角度値を目標位置とする形でステッピングモータ41を正方向ないし逆方向に駆動する。
S3では、風量の現在設定値と受信した設定値と比較する。この値が異なっていればS4に進み、受信した設定値にて現在設定値を更新する。一方、該値が同じであればS4をスキップし、更新を行なわない。なお、S2〜S4は、S5にて、イグニッションスイッチ71への入力操作によりイグニッション電源がオフされる等の処理停止操作がなされるまで繰り返し実行される。
なお、風量設定スイッチ52はダイヤル式操作部にて構成され、予め定められた角度を操作単位として、風量(制御パラメータ)の設定値を図示しないパルススイッチの入力パルスに応じて段階的に変更できるようになっている(この実施形態では0〜6の7段階:つまり目盛単位で段階的に変更可能)。図2において、エアコンECU50は、風量設定スイッチ52により段階的に変更されつつ入力される風量設定の指令値を操作ユニットECU160から順次取得する。
以上、風量設定に係る第一表示装置41について代表させて動作を説明したが、第二表示装置42についても全く同様の処理にて、吹出し口の設定及び設定内容の表示に係る制御を行なうことができる。この場合、上記の説明にて、風量を吹出し口に、また第一表示装置41の各部の符号を、第二表示装置42の対応するものに符号にそれぞれ読み替えればよい。
また、以上説明したエアコン制御装置CAの構成においては、操作入力及び表示出力制御を操作ユニットECU160により、エアコンの動作制御をエアコンECU50により分担して受け持つ構成としていたが、1つのECUにより統括制御するようにしてもよい。これにより、上記実施形態における通信バス30を介した両ECU50,160間の通信処理は全て不要となる。
ところで、上記した第一表示装置41及び第二表示装置42の指針104,106は、目盛単位でステップ回転するように構成されているが、そのステップ回転の起点位置が目盛からずれている場合がある。このため、本実施形態の車載エアコン用操作ユニット100では、上記図4のS1(初期化処理)において、第一表示装置41及び第二表示装置42の指針104,106の位置補正を行なうことが可能とされている。
具体的に言えば、指針104,106の動作制御モードを、操作ユニットECU160から取得される指針表示用の制御内容の現在設定状態に対応して指針104,106が目盛盤101,105上を移動するよう指針駆動モータ181,191を動作制御する通常制御モードと、各指針104,106に対応付けられた所定の指針補正操作部への操作に応じて各指針104,106が目盛盤101,105上を移動するよう指針駆動モータ181,191を動作制御する指針補正モードとの間で切り替えるためのモード切替操作部が設けられており、該モード切替操作部への操作に基づいて、上記2種の動作制御モードのいずれかが設定されるように構成されている。また、モード切替操作部としては、指針補正モードを開始するための指針補正開始操作部と、指針補正モードを終了して通常制御モードに切り替えるための指針補正終了操作部とをそれぞれ有している。
指針補正開始操作部は、予め定められた1以上の設定操作部52〜61,71に兼用されており、本実施形態においては、イグニッションスイッチ71と、リアデフモード選択スイッチ58と、A/Cスイッチ59に兼用されている。そして、指針補正モードを設定するためのこれらのスイッチを用いた指針補正開始操作は、これらスイッチ71,58,59の同時操作と定められている。具体的に言えば、リアデフモード選択スイッチ58とA/Cスイッチ59とを同時押ししながらのイグニッションスイッチ71のオン操作(アクセサリー電源をオンとする操作又はイグニッション電源をオンとする操作のいずれか:本実施形態では後者)を行なうことで、指針補正モードが設定される。イグニッションスイッチ71のオン操作時に、指針補正モードへの遷移が容易に生じないよう、これら指針補正開始操作部71,58,59への指針補正開始操作は、通常制御モードにおける各スイッチの通常操作(通常制御モードにおいて各スイッチに割り当てられている制御内容の設定状態を変更するための操作)とは異なる操作として予め定めている。さらに言えば、それら個々への通常操作よりも操作負担が大となるように定められており、容易に指針補正モードが設定されないようになっている。
指針補正モードにおいては、予め定められた指針補正操作部への入力操作により、第一表示装置41及び第二表示装置42の指針位置を補正することができる(具体的に言えば、目盛盤101,105上にて目盛単位で定められる指針104,106のステップ回転の起点位置を補正することができる)。指針補正操作部も、上述の設定操作部52〜61,71のいずれかに兼用されている。本実施形態においては、助手席側の表示装置41の指針補正操作部として補正操作部54Pが、運転席側の表示装置42の指針補正操作部として補正操作部54Dが割り付けられている。なお、指針補正操作部をなす設定操作部54D,54Pは、それぞれに割り付けられた制御パラメータの設定値を正方向に変更する正方向操作部54Du,54Puと該正方向とは逆方向に変更する逆方向操作部54Dd,54Pdとが上下に並んで配置された正逆双方向の操作部を有したシーソースイッチ(揺動型の押圧操作部)である。
つまり、本実施形態においては、筐体パネル110上に、2つの指針式表示装置と2つのシーソースイッチとが設けられており、一方の指針式表示装置に対し一方のシーソースイッチが指針補正操作部となるよう対応付けられ、他方の指針式表示装置に対し他方のシーソースイッチが指針補正操作部となるように対応付けられている。さらに言えば、2つの指針式表示装置は、筐体パネル110に対し運転席側(右座席側)と助手席側(左座席側)に振り分けて配置されており、2つのシーソースイッチも、筐体パネル110に対し運転席側(右座席側)と助手席側(左座席側)に振り分けて配置されている。そして、運転席側(右座席側)の指針式表示装置とシーソースイッチとが対応付けられており、助手席側(左座席側)の指針式表示装置とシーソースイッチとが対応付けられている。なお、筐体パネル110上に指針式表示装置とシーソースイッチとを2以上で同数備える構成とすることもできる。また、運転席と助手席の配置が左右逆であってもよい。
一方、指針補正終了操作部も、予め定められた1以上の設定操作部52〜61,71に兼用させることができるが、その指針補正終了操作部は上記指針補正開始操作部71,58,59とは異なる設定操作部に兼用されている。さらに、設定操作部52〜61,71のうちの複数に兼用させるのではなく、1つの設定操作部に兼用させている。本実施形態においては、OFFスイッチ56が指針補正終了操作部とさせている。また、指針補正終了操作部をなす設定操作部56への指針補正終了操作は、通常制御モードにおいて該設定操作部56に割り当てられた制御内容の設定状態を変更するための通常操作と同じ操作が、通常制御モードに切り替えるための指針補正終了操作として予め定められている。
以下、S1(初期化処理)において実施される指針初期化処理の流れを図5のフローチャートを用いて説明する。
図4のS1にて初期化処理が開始されると、まずは図5のS11に示すように、前述した指針補正開始操作の有無を判定する。なお、本実施形態においては、図4のS1の初期化処理開始トリガー操作となっているイグニッションスイッチ71のオン操作時に、リアデフモード選択スイッチ58とA/Cスイッチ59とが同時に操作されているか否かに基づいて判定する。指針補正開始操作がなされていれば、S12にて指針補正モードが設定される(モード設定手段)。指針補正モードが設定されると、各種設定操作部52〜61,71のうちのいずれかに、指針補正用の制御内容が割り当てられる。これにより、指針補正に係る操作は指針補正モードが設定されなければ操作不可となる。
本実施形態の指針補正モードにおいては、通常制御モードにおいて温度設定スイッチをなす設定操作部54Pに対し、目盛盤101上における指針104の起点位置S1(図8)の設定状態を変更するための指針補正用制御内容を割り当て、さらに、通常制御モードにおいて温度設定スイッチをなす設定操作部54Dに対し、目盛盤105上における指針106の起点位置S2の設定状態を変更するための指針補正用制御内容を割り当てる。指針補正モードが設定されると、正逆双方向操作部である設定操作部54Pの正方向操作部54Puへの入力操作に基づいて指針104を実際に目盛盤101上で正方向(右回り)に移動させ、逆方向操作部54Pdへの入力操作に基づいて指針104を実際に目盛盤101上で逆方向(左回り)に移動させることが可能となる。同様に、指針補正モードが設定されると、正逆双方向操作部である設定操作部54Dの正方向操作部54Duへの入力操作に基づいて指針106を実際に目盛盤105上で正方向(右回り)に移動させ、逆方向操作部54Ddへの入力操作に基づいて指針106を実際に目盛盤105上で逆方向(左回り)に移動させることが可能となる。一方で、指針補正モードが設定されると、通常制御モード時に割り当てられていた制御内容の設定状態は変更できなくなる。
また、本実施形態の指針補正モードにおいては、通常制御モードにおいてOFFスイッチをなす設定操作部56に対し、現在の指針104の指示位置を記憶した上で、指針補正モードを終了するための指針補正終了用制御内容が割り当てられる。つまり、設定操作部56は、指針補正モードにおいて、指針補正情報記憶操作部と指針補正終了操作部(指針補正正常終了操作部)とが兼用された操作部であり、操作ユニットECU160は、指針補正モードにおいて、当該設定操作部56への予め定められた操作に基づいて、指針補正操作部をなす設定操作部54D,54Pにより位置補正された、目盛盤101,105上においてステップ回転する指針104,106の新たな起点位置S1、S2を反映した指針補正情報を、指針補正情報記憶部163c(図3)に記憶する指針補正情報記憶手段として機能するものである。
さらに、本実施形態の指針補正モードにおいては、通常制御モードにおいてイグニッションスイッチをなす設定操作部71に対し、現在の指針104の指示位置を記憶することなく指針補正モードを終了するための指針補正終了用制御内容が割り当てられる。つまり、該設定操作部71が指針補正終了操作部(指針補正中断終了操作部)となる。具体的に言えば、指針補正モードにおいて、イグニッションスイッチをなす設定操作部71への再操作が、上述した指針補正情報の補正情報記憶部163c(図3)への記憶処理を伴わない指針補正中断終了操作となるように定められている。
なお、指針補正用の制御内容が割り当てられない設定操作部は、指針補正モードにおいて、通常制御モードにおける制御内容が割り付けられたままとしてもよいし、その操作を無効化するようにしておいてもよい。
続くS13では、指針補正処理を開始する。具体的には、図6に示す流れで処理が実行される。まず、S31では、ダイヤル式スイッチ(回転操作部)52又は53に操作があったか否かを判定する。ダイヤルスイッチ52,53への操作が無ければS32をスキップしてS33に進み、いずれかに操作があった場合にはS32にて、操作されたダイヤルスイッチ52又は53への入力操作に基づいて、対応する指針104,106を目盛単位で移動させる。なお、ここでのダイヤルスイッチ52,53の操作は、補正したい目盛位置まで指針104,106を動かすための操作であって、通常制御モードと同様、指針104,106を目盛単位で動かす操作である。
S33及びS34では、指針補正操作部をなす設定操作部54D,54Pへの入力操作を受け付け、対応する指針104,106を駆動する。具体的に言えば、正逆双方向操作部をなす設定操作部54Pの正方向操作部54Puが操作された場合には、S35において、目盛盤101上で指針104を正方向(右回り:+側)に移動させ、逆方向操作部54Pdが操作された場合には、S36において、目盛盤101上で指針104を逆方向(左回り:−側)に移動させることが可能となる。同様に、正逆双方向操作部をなす設定操作部54Dの正方向操作部54Duが操作された場合には、S35において、目盛盤105上で指針106を正方向(右回り:+側)に移動させ、逆方向操作部54Ddが操作された場合には、S36において、目盛盤105上で指針106を逆方向(左回り:−側)に移動させることが可能となる。
なお、指針補正操作部をなす設定操作部54D,54Pへのワンプッシュ操作(押圧保持時間が予め定められた時間以内となる、1回の押圧操作と認識される操作)により指針104,106が移動する移動変位(最小移動変位)は、車両、車載用電子機器(本実施形態においては車載エアコン)、及び表示装置のうちの少なくともいずれかで規格として予め定められている、目盛盤上における指針のステップ回転の起点位置と目盛位置との最大許容ずれ幅θよりも小さく定められている。さらに言えば、その移動変位は、それぞれの目盛盤101,105上において1度以下に定められていることが望ましい。本実施形態においては、0.19度に定められている。
続くS37では、前述した指針補正情報の記憶処理を伴う指針補正終了操作(以下、指針補正正常終了操作)の有無を判定する。指針補正正常終了操作がなされた場合にはS38に進み、現在の指針位置を指針補正情報として指針補正情報記憶部163c(図3)に記憶する。具体的に言えば、指針補正モードにおいて、指針補正操作部をなす設定操作部54D,54Pへの操作により指針104,106を新たな起点位置S1,S2に直接位置移動させる形で指針位置の補正を行ない、その時の指針104,106の移動変位をθ1及びθ2を指針補正情報として指針補正情報記憶部163cに記憶する。なお、指針補正情報記憶部163cは、フラッシュメモリ163の記憶領域の一部として設けられており、記憶された指針補正情報はイグニッション電源オフ後も記憶保持される。S38が終了すると本プログラムを終了し、図5のS14に進む。他方、指針補正正常終了操作がなされなかった場合にはS39に進む。
S39では、前述した指針補正情報の記憶処理を伴わない指針補正終了操作(以下、指針補正中断終了操作)の有無を判定する。指針補正中断終了操作がなされた場合には本プログラムを終了する。他方、指針補正中断終了操作がなされなかった場合には再びS31に戻り、本指針補正処理を継続する。なお、本実施形態における指針補正中断終了操作はイグニッションスイッチ71の操作であるから、この操作がイグニッション電源及びアクセサリー電源をオフする操作である場合には、図5の処理も強制終了する。ただし、イグニッション電源をオフする操作である場合には図5のS14に進む。
図5に戻る。S14では通常制御モードを設定する。つまり、S11にて指針補正開始操作があった場合には指針補正モードが設定されているので、これを通常制御モードに切り替え、他方、S11にて指針補正開始操作が無かった場合にはそのまま通常制御モードを設定する。S14では、各種設定操作部52〜61,71に対し、指針補正用の制御内容とは異なる、通常の制御内容を割り付ける。
続くS15では、指針初期駆動処理を実行する。具体的に言えば、図7に示すように、S51にて、指針補正情報記憶部163c(図3)に指針補正情報が記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合には、その指針補正情報が反映する起点位置S1,S2を基準(新たな起点位置)とする形で指針104,106が目盛単位でステップ回転するよう指針駆動モータ181,191を動作制御する。具体的には、デフォルト設定されている該指針のステップ回転の起点位置に対し、指針補正情報として記憶された指針の移動変位を加算し、加算後の位置が新たな起点位置となるように、該移動変位(指針補正情報)に基づく補正用駆動パルス信号をモータドライバ182に出力して、指針駆動モータ181,191を駆動する。これにより、指針104,106は補正された新たな起点位置S1,S2に移動する。つまり、操作ユニットECU160は、モータドライバ182,192とともに、設定された動作制御モードに従って、指針が目盛盤上を移動するよう指針駆動モータを動作制御する指針動作制御手段として機能している。指針104,106のステップ回転の起点位置S1,S2が、何らかの要因で目盛位置P1,P2からずれていても、直前に記憶された指針補正情報に基づいてそのずれは自動補正される。その上でS16に進み、通常制御処理を開始する。そして、この指針初期化処理を含む他の初期化処理が終了すると、図4のS2に進む。
なお、S51にて、指針補正情報記憶部163c(図3)に指針補正情報が記憶されていない場合には、S53に進み、別記憶領域に記憶保持されている指針104,106の起点位置S1,S2のデフォルト設定を読み出し、この起点位置S1,S2から、指針104,106のステップ回転を開始するよう指針駆動モータ181,191を動作制御する。なお、指針104,106の起点位置S1,S2のデフォルト設定は、フラッシュメモリ163に記憶されているものとする。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、指針補正モードに誤って切り替えてしまう誤操作を防ぐために、イグニッション電源投入直後においてのみ指針補正処理を実行可能とされているが、例えばイグニッションスイッチ71の操作を指針補正開始操作及び指針補正中断終了操作から外し、その代替に他のスイッチ(操作入力部:例えばオート切替スイッチ55)を定める等して、任意のタイミングで指針補正処理が実行できるようになっていてもよい。
また、上記実施形態においては、指針補正操作部は正逆双方向操作部でなくともよい。例えば、円筒状のダイヤル式スイッチ(回転操作部)が設けられるとともに該ダイヤル式スイッチになされる回転操作に対し非回転となる形で指針式表示装置が組み込まれたダイヤル操作ユニット(ダイヤル操作部)を指針補正操作部としてもよい。つまり、ダイヤル式スイッチを指針補正操作部としてもよい。具体的に言えば、ダイヤル操作ユニットに組み込まれた指針式表示装置の指針は、その外周に設けられたダイヤル式スイッチの回転操作によって、通常制御モード時には、制御パラメータの設定変更のために目盛単位でステップ回転するように構成する一方で、指針補正モード時には、指針を位置補正するために目盛よりも小さい単位(最小移動変位)ずつ回転するように構成する。この移動単位は、規格として予め定められている最大許容ずれ幅θよりも小さく、さらに言えば、それぞれの目盛盤101,105上において1度以下に定められていることがより望ましい。
また、上記実施形態においては、指針補正開始操作部が複数あり、これら複数を同時操作することが指針補正開始操作として定められていたが、これとは異なっていてもよい。例えば、指針補正開始操作部は複数ではなく1つの設定操作部であってもよい。また、指針補正開始操作は、通常操作よりも操作保持時間が長い操作や、予め定められた複数の指針補正開始操作部を予め定められた順に操作するパターン操作であってもよい。さらに言えば、複数同時操作と操作保持時間が長い操作とパターン操作との中からいずれかを組み合わせた操作としてもよい。ただし、個々の指針補正開始操作よりも、操作負担が大となる操作と定めることにより、容易に指針補正モードに切り替わらないようにできる利点が得られる。
また、操作ユニットECU160により実行される上記図6の指針補正処理は、指針補正モードとなった後、予め定められた時間(例えば30秒)の間、指針補正操作部への入力操作が無かった場合に、該指針補正モードを終了して通常制御モードに切り替えるようにプログラムされていてもよい。この場合、操作ユニットECU160が本発明の強制モード切替手段として機能する。
また、指針補正操作部は、上記実施形態とは異なる形態で、通常制御モードにおいて操作不可となるよう設けることができる。例えば、指針補正モードにおいて操作可能位置に突出し、通常制御モードにおいて操作不可となる退避位置に引っ込むように構成することができる。
また、本発明の指針式表示装置は、図9に示すように、少なくとも車速が指針表示され、運転席に対しステアリングホイール31よりも奥側に配置されたメーター表示装置40であってもよい。図9のメーター表示装置40は、向かって右側にスピードメータS、左側にタコメータTが設けられている。そして、それぞれの目盛盤107S,107T上には指針108S,108Tが設けられており、それら指針108S,108Tの指針位置補正を行なうための指針補正操作部54(54S,54T)がステアリングホイール31上の左右に振り分け配置されている。スピードメータS側の指針補正操作部54Sにより、スピードメータSの指針108Sを位置補正し、タコメータT側の指針補正操作部54Tにより、スピードメータTの指針108Tを位置補正する。指針補正操作部54S,54Tは正逆双方向操作部をなし、それぞれに正方向操作部54Su,54Tuと逆方向操作部54Sd,54Tdとが上下に配置されている。通常制御モードにおいて、操作部54Sには、エアコン設定温度をアップダウンする制御内容が割り当てられ、操作部54Tには、オーディオのボリュームをアップダウンする制御内容が割り当てられているが、予め定められた指針補正開始操作により、上記の指針補正操作部に切り替わる。なお、指針補正開始操作は、例えば、図示されないハザードスイッチとイグニッションスイッチ71の同時押しとすることができる。逆に、指針補正正常終了操作は、例えば、図示されないハザードスイッチの操作(通常のハザード点灯操作と同様)とすることができる。
なお、メーター表示装置40と、エアコンの筐体パネル110に設けられた指針式表示装置(例えば上記の第一及び第二表示装置41,42)のように、複数の指針式表示装置がある場合には、それらを一括して指針補正モードにするように、共通の指針補正開始操作部及び指針補正開始操作を定め、一括して通常制御モードに復帰させる共通の指針補正終了操作部及び指針補正終了操作を定めてもよい。
また、上記した実施形態では、指針補正モードにおいて指針補正操作部による指針補正が可能な構成を有しているが、この構成を前提としつつ、車両診断ツールからの通信により指針補正モードへの遷移が可能とされ、さらにこの車両診断ツールに設けられた指針補正操作部により指針補正が可能とされる構成であってもよい。
本発明の車載用電子機器操作ユニットが適用された車載エアコン用操作ユニットの正面図。 本発明の車載エアコン制御装置の構成例を示す全体ブロック図。 図2の要部を示すブロック図。 本発明の車載エアコン用操作ユニットの制御処理の流れの第一例を示すフローチャート。 指針初期化処理の流れの一例を示すフローチャート。 指針補正処理の流れの一例を示すフローチャート。 指針初期駆動処理の流れの一例を示すフローチャート。 本発明の指針補正動作を説明する図。 本発明の車載用電子機器操作ユニットであり、図1とは異なる操作ユニットの正面図。
符号の説明
100 車載エアコン用操作ユニット
CA エアコン制御装置
41 第一表示装置(指針式表示装置)
42 第二表示装置(指針式表示装置)
50 エアコンECU
52 風量設定スイッチ(風量設定入力部:ダイヤル式)
53 吹出し口切替スイッチ(吹出し口設定入力部:ダイヤル式)
54 温度調整スイッチ(指針補正操作部)
55 オート切替スイッチ
56 OFFスイッチ(指針補正正常終了操作部:モード切替操作部)
57 外気温表示スイッチ
58 リアデフモード選択スイッチ(指針補正開始操作部:モード切替操作部)
59 A/Cスイッチ(指針補正開始操作部:モード切替操作部)
60 内気/外気切り替えスイッチ
61 連動モード選択スイッチ
71 イグニッションスイッチ(指針補正開始操作部、指針補正中断終了操作部:モード切替操作部)
52〜61,71 設定操作部
101,105 目盛盤
104,106 指針
160 操作ユニットECU(現在設定状態取得手段、指針動作制御手段、モード設定手段、指針補正位置記憶手段)
181,191 指針駆動モータ
182,192 モータドライバ(指針動作制御手段)

Claims (30)

  1. 車載用電子機器の各種制御内容の設定状態を変更可能な複数の設定操作部と、
    前記各種制御内容の設定状態の現在設定状態を取得する現在設定状態取得手段と、
    前記各種制御内容のうち予め定められた指針表示用の制御内容の前記現在設定状態を、
    直読可能に目盛形成された目盛盤と、前記目盛盤上にて回転可能に配置される指針と、
    該指針をステップ回転駆動する指針駆動モータとを有した指針式表示装置と、
    車室内に設けられ、前記目盛盤上にて前記目盛単位で定められる前記指針の前記ステップ回転の起点位置を補正するための指針補正操作部と、
    前記指針の動作制御モードを、取得される前記指針表示用の制御内容の前記現在設定状態に対応して前記指針が前記目盛盤上を移動するよう前記指針駆動モータを動作制御する通常制御モードと、前記指針補正操作部への操作に応じて前記指針が前記目盛盤上を移動するよう前記指針駆動モータを動作制御する指針補正モードとの間で切り替えるためのモード切替操作部と、
    前記モード切替操作部への操作状態に基づいて、対応する前記動作制御モードを設定するモード設定手段と、
    設定された前記動作制御モードに従って、前記指針が前記目盛盤上を移動するよう前記指針駆動モータを動作制御する指針動作制御手段と、
    を備えることを特徴とする車載用電子機器操作ユニット。
  2. 前記指針補正操作部は、前記通常制御モードにおいて操作不可となるよう設けられている請求項1記載の車載用電子機器操作ユニット。
  3. 前記モード切替操作部は、前記指針補正モードを開始するための指針補正開始操作部を有するとともに、該指針補正開始操作部は、予め定められた1以上の前記設定操作部に兼用されている請求項1又は請求項2に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  4. 前記1以上の指針補正開始操作部には、前記通常制御モードにおいて割り当てられた各前記制御内容の設定状態を変更するための通常操作とは異なる操作が、前記指針補正モードを開始するための指針補正開始操作として予め定めている請求項3記載の車載用電子機器操作ユニット。
  5. 前記指針補正開始操作には、前記モード切替操作部に個別になされる前記通常操作よりも操作負担が大となる操作が定められている請求項4記載の車載用電子機器操作ユニット。
  6. 前記指針補正開始操作には、前記指針補正開始操作部に対し前記通常操作よりも操作保持時間が長い操作が含まれている請求項4又は請求項5に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  7. 前記指針補正開始操作には、予め定められた複数の前記指針補正開始操作部を予め定められた順に操作するパターン操作が含まれている請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  8. 前記指針補正開始操作には、予め定められた複数の前記指針補正開始操作部に対する同時操作が含まれている請求項4ないし請求項7のいずれか1項に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  9. 前記モード切替操作部は、前記指針補正モードを終了して前記通常制御モードに切り替えるための指針補正終了操作部を有するとともに、該指針補正開始終了部は、予め定められた1以上の前記設定操作部に兼用されている請求項3ないし請求項8のいずれか1項に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  10. 前記指針補正終了操作部は、1つの前記設定操作部に兼用されており、前記通常制御モードにおいて該設定操作部に割り当てられた前記制御内容の設定状態を変更するための通常操作と同じ操作が、前記通常制御モードに切り替えるための指針補正終了操作として予め定めている請求項9記載の車載用電子機器操作ユニット。
  11. 前記指針補正開始操作部及び前記指針補正終了操作部は、前記複数の設定操作部のうち互いに異なる設定操作部に兼用されている請求項9又は請求項10に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  12. 前記指針補正モードにおいて、予め定められた指針補正情報記憶操作部への操作に基づいて、前記指針補正操作部により位置補正された、前記目盛盤上においてステップ回転する前記指針の前記起点位置を反映した指針補正情報を、指針補正情報記憶部に記憶する指針補正情報記憶手段を備え、
    前記指針動作制御手段は、前記通常制御モードにおいて、記憶された前記指針補正情報が反映する前記起点位置を基準とする形で、前記指針が目盛単位でステップ回転するよう前記指針駆動モータを動作制御するものである請求項1ないし請求項11に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  13. 前記指針補正情報記憶部は、前記指針補正情報を電源オフ後も記憶保持するものである請求項12記載の車載用電子機器操作ユニット。
  14. 前記指針補正操作部による前記起点位置の補正は、前記指針補正モードにおいて、該指針補正操作部への操作により、前記指針を前記目盛盤上で位置移動する形で行われ、
    前記指針補正情報記憶手段は、前記指針補正情報記憶操作部への操作により移動された指針の移動変位を、前記指針補正情報として前記指針補正情報記憶部に記憶するとともに、
    前記指針動作制御手段は、前記指針補正モードから前記通常制御モードに切り替わるに伴い、デフォルト設定されている該指針のステップ回転の起点位置に対し、前記指針補正情報として記憶された前記指針の移動変位を加算し、加算後の位置を新たな起点位置として、前記指針のステップ回転を開始するものである請求項12又は請求項13に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  15. 請求項9記載の要件を備え、
    前記指針補正終了操作部には、前記指針補正情報記憶操作部に兼用される指針補正正常終了操作部が含まれている請求項12ないし請求項14のいずれか1項に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  16. 前記指針補正終了操作部には、前記指針補正情報を記憶することなく、前記指針補正モードから前記通常制御モードに切り替える指針補正中断終了操作部が含まれている請求項15に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  17. 前記指針補正モードにおいて、予め定められた時間の間、前記指針補正操作部への入力操作が無かった場合には、該指針補正モードを終了して前記通常制御モードに切り替える強制モード切替手段を備える請求項1ないし請求項16のいずれか1項に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  18. 請求項2記載の要件を備え、
    前記指針補正操作部は、予め定められた前記設定操作部に兼用されている請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  19. 前記モード設定手段は、前記指針補正操作部に兼用される前記設定操作部に対し、前記指針補正モードにおいては、前記目盛盤上における前記指針の前記起点位置の設定状態を変更する指針補正用制御内容を割り当てる一方で、前記通常制御モードにおいては、該制御内容とは異なる制御内容を割り当てるものである請求項18記載の車載用電子機器操作ユニット。
  20. 前記指針補正操作部への操作により前記指針の前記ステップ回転の起点位置を補正する前記指針動作制御手段の分解能は、前記指針のステップ回転の前記起点位置と前記目盛盤上の目盛位置とのずれに対し予め定められた最大許容ずれ幅よりも小さく定められている請求項19記載の車載用電子機器操作ユニット。
  21. 前記指針補正操作部は、前記通常制御モードにおいて、前記制御パラメータの設定値を正方向に変更する正方向操作部と該正方向とは逆方向に変更する逆方向操作部とが互いに異なる位置に設けられてなる正逆双方向操作部として設けられている請求項19又は請求項20に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  22. 前記正逆双方向操作部は、シーソースイッチとして構成されている請求項21記載の車載用電子機器操作ユニット。
  23. 前記指針式表示装置及び前記シーソースイッチは、同一の筐体パネル上にそれぞれ2つ設けられており、前記指針補正モードにおいて、一方のシーソースイッチが一方の指針式表示装置の前記指針補正操作部となるよう対応付けられ、他方のシーソースイッチが他方の指針式表示装置の前記指針補正操作部となるよう対応付けられる形で、前記指針式表示装置と前記シーソースイッチとの対応関係が定められており、
    前記モード設定手段は、前記指針補正モードにおいて、前記対応関係に基づいて、各前記指針式表示装置が有する前記指針の前記起点位置の設定状態を変更する前記指針補正操作部を、該指針式表示装置に対応する前記シーソースイッチに割り当てるものである請求項22記載の車載用電子機器操作ユニット。
  24. 2つの前記シーソースイッチは、車両の左座席及び右座席に対応付けられた形で前記筐体パネル上にて左右に振り分けて配置されるとともに、2つの前記指針式表示装置も、車両の左座席及び右座席に対応付けられた形で前記筐体パネル上にて左右に振り分けて配置されており、同じ座席に対応する前記指針式表示装置と前記シーソースイッチとが対応付けられている請求項23記載の車載用電子機器操作ユニット。
  25. 前記車両の左座席及び右座席が運転席及び助手席であり、
    前記車載用電子機器は、空調出力を運転席側と助手席側とで独立して制御する独立制御と、運転席側と助手席側とを一括して制御する一括制御とを切替え可能とする車載エアコンであり、
    前記筐体パネルは、前記複数の設定操作部及び前記指針式表示装置が設けられたエアコンパネルであり、
    前記モード設定手段は、前記通常制御モードにおける前記独立制御時において、運転席側の前記シーソースイッチに対し運転席側空調出力に対する動作設定入力を行う制御内容を割り当て、助手席側の前記シーソースイッチに対し助手席側空調出力に対する動作設定入力を行う制御内容を割り当てる一方で、前記指針補正モードにおいては、前記対応関係に基づいて、運転席側の前記シーソースイッチに対し運転席側の前記指針式表示装置に対する前記指針補正用制御内容を割り当て、助手席側の前記シーソースイッチに対し助手席側の前記指針式表示装置に対する前記指針補正用制御内容を割り当てるものである請求項24記載の車載用電子機器操作ユニット。
  26. 2つの前記シーソースイッチは、前記通常制御モードにおける前記独立制御時に、対応する座席の目標吹出し温度を設定する温度設定スイッチである請求項25記載の車載用電子機器操作ユニット。
  27. 前記指針補正操作部は、前記通常制御モードにおいて、前記指針表示用の制御内容の設定状態を変更する前記設定操作部に兼用されている請求項18ないし請求項21に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  28. 前記指針補正操作部は、予め定められた軸線周りにおいて正逆双方向に回転操作可能なダイヤル操作部として設けられている請求項19ないし請求項21のいずれか1項に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  29. 前記設定操作部には、予め定められた軸線周りに回転操作可能なダイヤル操作部が含まれており、
    前記ダイヤル操作部には、円筒状の回転操作部が設けられるとともに、該回転操作部になされる前記回転操作に対し非回転となる形で前記指針式表示装置が組み込まれている請求項1ないし請求項28のいずれか1項に記載の車載用電子機器操作ユニット。
  30. 前記指針式表示装置は、少なくとも車速が指針表示されるメーター表示装置である請求項1ないし請求項25のいずれか1項に記載の車載用電子機器操作ユニット。

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