JP2009070142A - 仮想計算機の実行可否検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】仮想計算機を任意の計算機で実行させる際に、当該仮想計算機が必要とする計算機資源にアクセス可能であるか否かを迅速に判定する。
【解決手段】第1の仮想計算機を実行する第1の物理計算機と、仮想計算機を実行可能な第2の物理計算機を備えて、前記第1の仮想計算機を前記第2の物理計算機で実行可能か否かを検査する方法であって、前記第1の仮想計算機がアクセスする第1の論理資源の情報を取得し、前記第1の仮想計算機から前記論理資源へアクセスするために前記第1の物理計算機の物理アダプタに設定する設定情報を取得し、前記第2の物理計算機の物理アダプタに前記設定情報を設定し、第2の物理計算機で第1の仮想計算機を実行したときにアクセス可能な第2の論理資源を列挙し、前記第1の論理資源と第2の論理資源とを比較して、前記第2の物理計算機で前記第1の仮想計算機を実行可能か否かを判定する。
【選択図】図8

Description

本発明は、仮想計算機機構や論理分割機構により複数のゲストOSを実行する計算機システムの管理に関する。特に、仮想計算機をあるホスト計算機上で実行する時に、その仮想計算機が利用するストレージボリュームやネットワークにアクセス可能かどうかを、仮想計算機をホスト計算機で実行する前に判定する方法及びシステムに関する。
1台の物理計算機上に仮想的な計算機を構成し、複数のオペレーティングシステム(OS)を並行して実行する技術が広く普及し始めている。これらを実現する技術としては、仮想計算機システムと論理分割システム(LPAR)の2つがある。これらの技術によって実行するOSをゲストOSと呼ぶ。
仮想計算機システムは、仮想計算機モニタ(VMM)と呼ばれる制御ソフトウェアが、物理計算機のハードウェアやプロセッサの動作を制御する特別なレジスタ(制御レジスタ)を仮想化し、複数の仮想的な計算機(VM)を作り出す。ゲストOSは、VMMが作り出したVM上で実行する。具体的には、VMMはゲストOSが実行するI/O命令や制御レジスタ操作等のCPUの特権命令をトラップしてエミュレートし、仮想計算機環境を作り出す。仮想計算機システムでは、複数のゲストOSが1つの物理I/Oデバイスを共有できる。これは、VMMが、ゲストOSに見せている仮想的なI/Oデバイスへのアクセスをトラップして、実際の物理デバイスへのアクセスに変換して処理(エミュレート)するためである。これによって、物理計算機に搭載されている物理的なI/Oデバイスへの依存度の低い、柔軟な仮想計算機環境を実現できる。
仮想計算機システムのI/O制御では、ゲストOSによるI/O操作はVMMがエミュレートするためオーバーヘッドが発生する。また、仮想計算機のVMMは他の並行実行しているゲストOSのI/O操作もエミュレートするため、オーバーヘッドが他のゲストOSの処理にも依存し、性能予測が難しいという課題がある。
一方、論理分割システムは、ハイパバイザと呼ばれる制御ソフトウェアが物理計算機の資源を論理的に分割することによって、複数の仮想計算機を作り出す。ハイパバイザは、プロセッサや他のハードウェアが参照するテーブルやレジスタを操作して、物理計算機を論理的に分割する。ゲストOSは、ハイパバイザによって論理的に分割された区画(論理パーティション)内で実行する。ゲストOSが実行する命令は、エミュレートされることなくプロセッサで直接実行される。このため、ゲストOSは同じ物理計算機で実行する他のゲストOSの影響を受け難く、高性能かつ高信頼な仮想計算機環境を実現できる。一方、論理分割システムはハードウェア資源を分割することによって複数の仮想計算機を作り出すため、I/Oデバイスを複数のゲストOSで共有することはできない。論理分割システムにおいてゲスト間でI/Oデバイスを共有するには、デバイス側の対応が必要となる。
以上のように、仮想計算機は特権命令のエミュレーションによって、論理分割はハイパバイザによる物理計算機の分割によって、ゲストOSが実行する仮想的な計算機を構成する。
これらの技術は、従来は主にメインフレーム級の計算機で実現されていた。これらを高性能で実現するには、仮想計算機に対応したプロセッサ、VMMのエミュレーション処理をハードウェアで実行する機構等、特別なハードウェアが必要だったためである。近年のプロセッサの性能向上や仮想化機構の取り込みにより、これらの処理をプロセッサで実行しても十分な性能が得られるようになったため、仮想計算機や論路分割システムはメインフレーム以外の一般の計算機にも普及し始めている。
仮想計算機システムでは、ある計算機上で定義されたVMを、VMMが実行している他の計算機上でも実行できるという特徴がある。稼働中のVMを停止させることなく他の計算機に移動すること(マイグレーション)も可能となっている。移動先の計算機のVMMが移動対象のVMが必要とするI/Oデバイスを、元々定義されたI/Oデバイスの設定と同じようにエミュレートするよう構成できれば、移動先の計算機上で移動前とまったく同じにVMを実行できる。
これらの技術を用いて、複数の物理計算機で実行しているシステムを一台の物理計算機への統合したり、計算機の負荷に応じたゲストOSのマイグレーションによる負荷バランスや、計算機障害時のゲストOSのマイグレーションによる計算機システムの高可用化等が実現されている。このようなシステム内の計算機へのVMの配置の例としては、特許文献1に計算機の稼働状況に応じてVMを再配置する方法が開示されている。
また、仮想計算機では、ゲストOSから直接I/Oデバイスを操作可能とするハードウェア機構が実現されている。この1つにI/Oアドレス変換機構がある。通常、I/OデバイスにDMAによるデータ転送を指示する場合、OSはI/Oデバイスにデータ転送先の物理アドレスを指定する。OSが仮想計算機で実行される場合、ゲストOSが指示する物理アドレスはVMMによって仮想化された物理アドレスであり、実際の物理アドレスではない。一方、I/Oデバイスから見える物理アドレス空間は実際の物理アドレス空間である。I/Oアドレス変換機構は、I/OデバイスからのDMA転送の転送先アドレスを、I/Oデバイスを使用しているゲストOSに対応して変換し、ゲストOSに割り当てられている物理メモリ領域にデータが転送されるようにする。VMMがゲストOSの構成やメモリ割り当ての状態に従ってI/Oアドレス変換機構を設定すれば、ゲストOSは実際の物理メモリアドレスを知らなくとも、I/Oデバイスに直接I/O指示を出すことが可能となる。I/Oアドレス変換機構は、例えば、非特許文献1のように実現される。
ストレージ装置やネットワークに関して、計算機とストレージ装置、計算機とネットワークをスイッチにより接続し、計算機側のアダプタの機能やスイッチの機能によって、計算機から接続可能な論理ボリュームやネットワーク装置を制限できる。これらの機能の例としては、ストレージではファイバチャネルによるゾーニング、ネットワークではイーサーネット(登録商標)によるVLANといった技術が存在している。これらの技術によってストレージ装置の接続やネットワークを論理的に分割することが可能となり、これによってスループットの向上やシステムのセキュリティの向上が実現されている。
米国特許出願公開第2006/00697号明細書 "AMD I/O Virtualization Technology (IOMMU) Specification、" pp.14、 "2.2.5 Virtual Machine Guest Access to Devices、" [online]、 2006年2月掲載、米国AMD社、2006年7月24日検索、インターネット<URL:http://www.amd.com/us-en/assets/content_type/white_papers_and_tech_docs/34434.pdf>
仮想計算機システムにおいて、上述のマイグレーションのように、VMを実行するホスト計算機を自由に決められるということは、ゲストOSの可用性を向上するという観点で良さがある。
一方、仮想計算機システムでVMをそれまでとは別のホスト計算機で実行できるとしても、移動先のホスト計算機から当該VMの実行に必要な論理的な資源、例えばストレージ装置のボリュームやネットワークに接続できなければ、実質的にはVMをそのホスト計算機で実行できるとはいえない。ストレージ装置やネットワークの環境は一般にはスイッチで構成され、ホスト計算機とスイッチの接続やスイッチの設定によっては、VMが参照する必要なボリュームやネットワークに接続できないといったことが起き得る。
上記従来例においては、VMを実行しようとしているホスト計算機において、このVMの実行に必要な計算機資源にアクセス可能かどうかを正確に知るには、VMを実行してみるしかない。VMを実行した結果としてVMが必要なリソースにアクセスできないことがわかるのでは、その後の対処の時間も含めると、そのVMが提供するサービスの停止時間が長くなってしまう、という問題がある。
一方、仮想計算機で実行するゲストOSやアプリケーションの性能を安定させるには、I/OデバイスのVMへの占有割り当てが有効である。VMのホスト計算機への配置の柔軟性による可用性の向上と、I/Oデバイスの占有割り当てによる性能向上を、使い分けるシステムが必要である。
そのようなシステムに加えて、計算機システムの運用の場面において、それぞれのVMをどのホスト計算機に配置するか、さらに、あるVMをあるホストで実行するとした場合、どのようなI/Oデバイスの割り当てをすればよいかといった定義を、前記の観点を考慮して作成しなければならないという課題がある。特に、ホスト計算機とVMの数が増えてきた場合、このような定義を手動で作成するには多大な労力が必要となり、定義作成の自動化、あるいは、定義の作成を支援するシステムが必要となる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、仮想計算機を任意の計算機で実行させる際に、当該仮想計算機が必要とする計算機資源にアクセス可能であるか否かを迅速に判定することを目的とする。
本発明は、第1の仮想計算機を実行する第1の物理計算機と、仮想計算機を実行可能な第2の物理計算機を備えて、前記第1の仮想計算機を前記第2の物理計算機で実行可能か否かを検査する方法であって、前記第1の仮想計算機がアクセスする第1の論理資源の情報を取得し、前記第1の仮想計算機から前記論理資源へアクセスするために前記第1の物理計算機の物理アダプタに設定する設定情報を取得し、前記第2の物理計算機の物理アダプタに前記設定情報を設定し、第2の物理計算機で第1の仮想計算機を実行したときにアクセス可能な第2の論理資源を列挙し、前記第1の論理資源と第2の論理資源とを比較して、前記第2の物理計算機で前記第1の仮想計算機を実行可能か否かを判定する。
より詳しくは、第1の仮想計算機が実行時にアクセスするストレージの論理ボリュームの識別子情報と、当該論理ボリュームにアクセスする物理ディスクアダプタに設定する設定情報と、仮想計算機が実行時にアクセスするネットワークの情報と、そのネットワークにアクセスする物理ネットワークアダプタとを保持するVM管理部と、物理ディスクアダプタへの設定情報を第2の物理計算機の物理ディスクアダプタに設定してアクセス可能な論理ボリュームを列挙する論理ボリューム列挙部と、物理ネットワークアダプタへの設定情報を物理ネットワークアダプタに設定して、第1の仮想計算機がアクセスする計算機への第2の物理計算機からの接続可否を判定するネットワーク接続検査手段と、第1の仮想計算機を実行する第2の物理計算機の論理ボリューム列挙部とネットワーク接続検査部とを実行し、その実行結果から指定された第1の仮想計算機の第2の物理計算機での実行可否を、第1の仮想計算機の実行前に判定するVM管理部を有する。
したがって、本発明によれば、仮想計算機(第1の仮想計算機)を実行する物理計算機を変更する場合、事前に当該仮想計算機が必要とする論理ボリュームやネットワークに接続可能かどうかを判定できる。これにより、仮想計算機が利用するボリュームやネットワークにアクセスできないホスト計算機で仮想計算機を誤って実行してしまうことを排除できる。そして、仮想計算機が必要とする計算機資源にアクセス可能であるか否かを迅速に判定することが可能となる。
以下に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第一の実施の形態について説明する。第一の実施の形態では、仮想計算機(VM)を実行するホスト計算機を変更(マイグレート)する時に、仮想計算機が利用する論理ボリュームが、マイグレート先のホスト計算機からアクセス可能か否かを判定する方法を提供する。
図1は、本発明の第一の実施の形態におけるシステム構成の例である。図中110ないし130はサーバ計算機である。サーバ計算機の構成例は図2に示すが、一般的な構成の計算機である。
サーバ計算機110ないし130は、ストレージスイッチ140aと140bを介してストレージ装置150と160に接続している。ストレージ装置150には、サーバ計算機110〜130から論理的なボリュームとしてアクセス可能な論理ボリューム150aないし150cが設定されている。同様に、ストレージ装置160にも論理ボリューム160aないし160cが設定されている。
また、サーバ計算機110ないし130は、ネットワークスイッチ170aと170bでネットワークを構成している。ネットワークスイッチ170aで構成するネットワークには別のサーバ計算機190aが、ネットワークスイッチ170bで構成するネットワークにはサーバ計算機190bが接続している。
この他に、システム全体の管理情報を保持し、仮想計算機のマイグレーション処理を統括する処理を実行する管理サーバ100が、管理用ネットワーク180に接続している。サーバ110ないし130も管理ネットワーク180に接続しており、管理サーバ100はそれぞれにサーバと通信可能に構成されている。
本発明では、サーバは仮想化により複数の仮想計算機を実行している。この構成については後述する。
図1では、ネットワークスイッチ170a、170bが、サーバ計算機を相互に接続するネットワークを構成し、例えば、イーサネット(登録商標)を適用したLANなどで構成することができる。また、ストレージスイッチ140a、140bは、サーバ計算機110〜130とストレージ装置150、160を接続するSAN(ストレージエリアネットワーク)を構成し、例えば、ファイバ・チャネル(FC)等を適用することができる。
図2は、本発明の第一の実施の形態におけるサーバ計算機の構成の例を示すブロック図である。サーバ計算機110は、CPU111、メモリ112、ディスクアダプタ115、ネットワークアダプタ116と117が、バス制御装置113を介して接続して構成されている。CPU111は、メモリ112に格納されているプログラムを実行して所定の処理を行う。以降、このことをプログラムが実行する、として説明する。
ディスクアダプタ115は、ストレージスイッチ140aに接続している。ディスクアダプタ115は、外部のストレージ装置やストレージスイッチに物理的に接続するためのポートを有している。このポートには、各ポート固有の識別子(例えば、WWPN:World Wide Port Name)を割り当てることができる。ストレージスイッチ140aは、接続元のポートに設定されている識別子を元に、そのポートから接続可能なストレージ装置を制限できる。ストレージ装置150も同様に、アクセス元のポートの識別子の情報から、ストレージ装置150内の論理ボリュームのアクセス制御を実施する。例えば、サーバ計算機110は、ディスクアダプタ115からストレージスイッチ140aを介して論理ボリューム160a(VOL1)にアクセス可能であるが、論理ボリューム160bにはアクセス不可といった設定が可能である。
ネットワークアダプタ116、117は、ネットワークスイッチ170aに接続され、サーバ計算機190a、120と通信可能となる。ネットワークスイッチ170aは、一つのネットワークを複数のネットワークに分割可能なVLAN(仮想ネットワーク)機能を備え、送受信するパケットにタグを加えることで、予め設定した装置のみと通信を行うようにアクセス制限を行うことができる。なお、サーバ計算機110は管理用ネットワーク180と通信を行うための図示しないネットワークアダプタを備えるものとする。
上記では、サーバ計算機110について述べたが、他のサーバ計算機120、130及び管理サーバ100、サーバ計算機190a、190bも同様に構成される。ただし、管理サーバ100、サーバ計算機190a、190bは、上記サーバ計算機110のディスクアダプタ115を省略した構成となる。
図3は、サーバ計算機110ないし130で実行するソフトウェアの構成の例を示すブロック図である。サーバ計算機110では、仮想化機構(VMM:Virtual Machine Monitor)330がサーバ110全体の制御を実施している。VMM330上では仮想計算機310と320が実行されている。VMM330の上で実行する仮想計算機の1つは、外部に管理インターフェイスを提供するVM310であり、以下管理VM310と呼ぶ。図3では、VM310を管理VMとして示している。本実施の形態では、管理VM310は、論理ボリューム(LV)列挙部312と、ネットワーク検査部314を実装している。それ以外のVMをゲストVMと呼ぶ。
図3において、サーバ計算機110のVMM330上では、管理VM310とゲストVM320が実行されている。管理VM310は、管理サーバ100等の外部へ管理インターフェースを提供し、VMM330上で稼動するゲストVMを管理する。ゲストVM320では、OS(ゲストOS)とアプリケーションが実行される。
管理VM310では、OSとゲストVM320が使用するストレージ装置150の論理ボリューム150a〜150cを取得して通知する論理ボリューム列挙部312と、ゲストVM320が接続するネットワークスイッチ170aや接続先となるサーバ計算機190aを検査するネットワーク検査部314が実行される。
このようなシステムにおいて、例えば、サーバ計算機110で稼動していたゲストVM320を、図1に示したサーバ計算機130で実行するマイグレートを検討する。サーバ計算機130は、ストレージスイッチ140bを介してストレージ装置160に接続している。一方、サーバ計算機110は、ストレージスイッチ140aを介してストレージ装置150に接続している。サーバ計算機110とサーバ計算機130では接続しているストレージ装置が異なるため、その上で実行する仮想計算機310が同一の論理ボリュームを参照することはできない。
ネットワークの接続性に関しても、同様であり、サーバ計算機110はネットワークスイッチ170aを介してサーバ計算機190aと通信を行うことができるが、サーバ計算機130は、ネットワークスイッチ170bに接続されているため、仮想計算機310はサーバ計算機190aにアクセスすることができない。
本発明の第一の実施の形態では、このような接続性の問題をゲストVM320の実行前に発見する方法を提供する。
以下に、仮想計算機を実行するサーバでのボリューム接続性を判定する方法を示す。
図4は、本発明の第一の実施の形態におけるシステム構成を示すブロック図である。ここでは、サーバ計算機110で実行していたゲストVM320(VM1)をサーバ計算機3にマイグレートする場合について説明する。
管理サーバ100は、VM構成定義テーブル410と、サーバリソーステーブル420と、定義されているVMが参照する論理ボリュームの識別子や、VMがアクセスする外部のサーバのホスト名を保持するVMリソーステーブル430といったデータを管理している。加えて、管理サーバ100は、論理ボリューム接続性検査部440、ネットワーク接続性検査部450、VM実行可能サーバ探索部460といった処理が実装されている。また、マイグレート先のサーバ計算機130で実行する管理VM470は、論理ボリューム列挙部472、サーバ接続性検査部474といった処理を実装している。これらの処理は、外部から呼び出し可能なように構成されている。
図5は、本発明の第一の実施の形態にVM構成定義テーブルのデータ構造の一例を示す説明図である。以下にそれぞれについて説明する。
VM構成定義テーブル410は、サーバ計算機110〜130の計算機システムで実行しうるゲストVMの定義を保持している。例えば、ゲストVMを特定するための識別子を格納するVM名と、各ゲストVMに割り当てる論理CPU数、メモリ量に加えて、ゲストVMに定義する仮想的なネットワークアダプタやディスクアダプタといった定義を保持している。
ネットワークアダプタの定義は、ネットワークアダプタ名(eth0等)と、そのネットワークアダプタがネットワークスイッチに接続するポートに設定するネットワーク識別子(NET1等)、及び、そのネットワークアダプタに対応する物理ネットワークアダプタを占有割り当てとするかのフラグ情報(D)を保持する。
図中の「VM2」のネットワークアダプタ定義に示す「eth1 - NET3(D)」は、ネットワークアダプタ名がeth1、ネットワーク識別子がNET3、 VMに対して物理ネットワークアダプタの占有割り当てが必要であるフラグ情報(D)、ということを表現している。なお、ネットワークスイッチ170a、170bがタグ付きVLANを提供している場合には、ネットワーク識別子はタグ名となる。
ディスクアダプタの定義も同様に、ディスクアダプタ名、そのアダプタがスイッチに接続するポートに設定するポート識別子、及び、その仮想ディスクアダプタに対応する物理ディスクアダプタを占有割り当てとするかのフラグを保持する。
例えば、図中の「VM2」のディスクアダプタ定義に示す「scsi1 - PORT2(D)」は、ディスクアダプタ名がscsi1、 ポート識別子がPORT1、 物理ディスクアダプタの占有割り当てが必要(フラグ=D)という定義を示している。VM構成定義テーブル410は、システムの利用者が作成するテーブルである。例えば、管理サーバ100の図示しないコンソール等から管理者が設定することができる。
図6は、サーバリソーステーブル420の一例を示す説明図である。サーバリソーステーブル420は、システム内の各サーバ計算機のリソース割り当て状況を保持している。サーバリソーステーブル420は、サーバ計算機110〜130を特定する識別子を格納したサーバ名と、各サーバが搭載しているCPU数、メモリ量に加えて、各サーバがゲストVMの実現用に提供している物理ネットワークアダプタや物理ディスクアダプタの情報を保持している。このサーバリソーステーブル420は、管理サーバ100がサーバ計算機110〜130のVMMや管理VMから所定のタイミングで取得して構築する。なお、サーバ名は、図1のように、サーバ計算機110が「サーバ1」、サーバ計算機120が「サーバ2」、サーバ計算機130が「サーバ3」とした例を示したが、IPアドレスなどの識別子を用いることができる。
図7は、サーバ計算機110〜130で実行するゲストVMが使用する計算機資源を格納するVMリソーステーブル430の一例を示す説明図である。
VMリソーステーブル430は、システムで定義されている各ゲストVMが利用する論理的なリソースに関する情報を保持している。本実施形態においては、ゲストVMを特定する識別子を格納したVM名と、ゲストVMがアクセスする論理ボリュームを表現する識別子と、その論理ボリュームへアクセスするためにゲストVMが利用する物理ディスクアダプタ名、および、ゲストVMで実行するアプリケーションが利用するサーバ名を格納する接続先ホスト名と、ゲストVMが利用するネットワークアダプタの識別子を格納するネットワークアダプタ名とを記録している。論理ボリュームの識別子は、図中「STR1」がストレージ装置150を示し、「STR2」がストレージ装置160を示し、「VOL1」は図1のように論理ボリューム150a、160aを示す。
このVMリソーステーブル430は、図5に示したVM構成定義テーブルと同様、ユーザ(管理者)が予め定義するテーブルである。
次に、ゲストVMをサーバ計算機間でマイグレートするときに、管理サーバ100とマイグレート先の管理VM470で論理ボリュームの接続性を検査する、論理ボリューム接続性検査部440及び論理ボリューム列挙部472の処理フローについて説明する。図8に管理サーバ100とマイグレート先の管理VM470で実行される処理の一例を示すフローチャートを示す。
VMのマイグレート処理においては、ユーザは管理サーバ100のコンソールなどから、マイグレートする対象のVMとマイグレート先のサーバ計算機を指定する。これを受けて、管理サーバ100ではマイグレート対象のVMの接続性チェックを実行する。
まず、接続性チェック処理は、マイグレート対象のゲストVM320がアクセスする論理ボリュームの識別子と物理ディスクアダプタへ設定するポート識別子を、VMリソーステーブル430とVM構成定義テーブル410より取得する〈ステップ601〉。この例では、ゲストVM320のVM名は「VM1」であり、接続する論理ボリュームの識別子は「STR1-VOL1」、ポート識別子は[PORT1である。論理ボリュームの識別子は、システム内に存在する論理ボリュームを一意に特定する識別子であり、例えば、その論理ボリュームを保持しているストレージ装置のベンダ名、装置名、論理ボリューム番号といった識別子の組み合わせである。ポート識別子は、ファイバチャネルであればWWPN(World Wide Port Name)に対応する識別名である。
次に、接続性チェック処理は、マイグレート先のサーバ計算機130でゲストVM用に利用可能な物理ディスクアダプタの情報を、サーバリソーステーブル420より取得する(ステップ602)。この例では、マイグレート先のサーバ計算機130のサーバ名はサーバ3であり、サーバリソーステーブル420のサーバ3に搭載されているディスクアダプタはscsi0、scsi1となる。
接続性チェック処理は、以上の収集したデータをパラメータとして、マイグレート先のサーバ計算機130の管理VM470で実行されている論理ボリューム(LV)列挙部472を呼び出す(ステップ603)。
LV列挙部472は、サーバ計算機130から接続可能な論理ボリュームを列挙する。そのため、上記ステップ602で管理サーバ100が取得した利用可能な物理ディスクアダプタのそれぞれについて、ステップ604から607の処理を実施する。
まず、LV列挙部472は、管理サーバ100から受信したパラメータのポート識別子を物理ディスクアダプタに設定する(ステップ605)。これによって、図1で示すように、サーバ3(サーバ計算機130)に接続するストレージスイッチ140bは、設定されたポート識別子によって論理ボリューム160a〜160cへのアクセス権限チェックを実施することとなる。ポート識別子の設定後、LV列挙部472は、当該ディスクアダプタから接続可能なボリュームを列挙する(ステップ606)。この列挙処理においては、接続可能な論理ボリュームそれぞれの識別情報を取得し、それらの論理ボリューム識別子を生成する。最後に、ディスクアダプタに設定したポート識別子を解除する(ステップ607)。未処理のディスクアダプタがあれば同じ処理を繰り返し、全物理アダプタに対して列挙処理を実施したら、列挙した論理物理ボリュームの識別子を呼び出し元に返す(ステップ604)。
管理サーバ100の接続性チェック処理は、サーバ計算機130のLV列挙部472が生成した接続可能ボリュームの識別子を参照して、マイグレート対象のゲストVM320がアクセスする論理ボリュームの全てが、接続可能ボリュームに含まれるかどうかを検査する(ステップ608)。ゲストVM320の実行に必要なボリュームが、接続可能ボリュームにすべて含まれればVM実行可能(ステップ610)と判定し、含まれないボリュームがあればVM実行不可(ステップ609)と判定する。
この例では、サーバ3が接続するストレージスイッチ140bは、ストレージ装置150に接続していないため、マイグレート対象のゲストVM320がサーバ計算機110でもともと参照していた論理ボリューム150a〜150cに接続することはできない。よってLV列挙部472が返す接続可能ボリュームに「STR1-VOL1」は含まれないこととなるため、接続性チェック処理はVM実行不可と判定する。
以上によって、ゲストVM320を実行しようとしているサーバ計算機130から、ゲストVM320の実行に必要な論理ボリュームにアクセス可能か否かを、ゲストVM320の実行前に判定可能となる。本実施の形態ではゲストVM320のマイグレートの際に論理ボリュームの接続可能性をチェックするとしたが、マイグレートでなくとも単にゲストVM320がどのサーバ計算機で実行可能かを判定することにも適用できる。
このように、ゲストVMを実行するホスト計算機(サーバ計算機)を変更する場合、事前に当該ゲストVMが必要とする論理ボリュームに接続可能かどうかを迅速かつ自動的に判定できる。これにより、ゲストVMが利用するボリュームにアクセスできないホスト計算機でゲストVMを誤って実行してしまうことを排除できる。つまり、ゲストVM320を停止させている時間を短縮することが可能となる。
<第2実施形態>
前記第一の実施の形態は、ゲストVM320が利用する論理ボリュームの接続可能性チェックについて示した。ゲストVM320の実行にはストレージ装置の他にネットワーク接続も必要である。ストレージ装置と同様にネットワークアダプタのポートに付与される識別子によって、ネットワークスイッチがアクセス権限を検査し、仮想ネットワーク(VLAN)を構成する場合、マイグレート先のサーバ計算機によっては必要な計算機に接続できない場合が発生しうる。
本発明の第二の実施の形態として、ネットワークの接続可能性チェックについて説明する。ゲストVM320のマイグレート先のネットワークの接続可能性のチェックは、図4に示した管理サーバ100のネットワーク接続性検査部450と、マイグレート先のサーバ計算機130の管理VM470のサーバ接続性検査部474で実行される。
ネットワークの接続性のチェックを実施するネットワーク接続性検査部450及びサーバ接続性検査部474の処理フローは第一の実施の形態の図8に示した論理ボリュームの接続可能性のチェックと同様である。以下の説明では、前記第1実施形態と同様に、サーバ計算機110(サーバ1)で実行していたゲストVM320を、サーバ計算機130(サーバ3)にマイグレートする例を示す。
ネットワーク接続性チェックでは、まず、管理サーバ100のネットワーク接続性検査部450が、VMリソーステーブル430より接続ホスト名を取得する。この例では、VM1が接続する計算機はサーバaである。次に、サーバリソーステーブル420よりマイグレート先のサーバ計算機130でゲストVM320用に利用可能なネットワークアダプタ情報としてeth0、eth1を取得し、これをパラメータとしてマイグレート先であるサーバ3で実行するネットワーク接続性検査部474を呼び出す。サーバ計算機130のネットワーク接続性検査部474は、指定されたネットワークアダプタからサーバaに接続可能か否かを検査する。ゲストVM320が利用するサーバaにアクセス可能かどうかの検査は、例えば、pingコマンド等で実施可能である。マイグレート先のサーバ計算機130は、この検査の結果を管理サーバ100のネットワーク接続性検査部450に返す。
管理サーバ100のネットワーク接続性検査部450は、返された結果をもってゲストVMが利用するネットワークに接続可能か判定する。
以上によって、ゲストVM320をあるサーバ計算機で実際に実行する前に、そのゲストVMが利用するネットワーク上の接続先に、そのサーバから接続可能か否かを迅速に判定することができる。
第二の実施の形態では、ゲストVM320が参照するサーバaに接続可能かどうかの判定のみを実施したが、論理ボリュームの接続可能性のチェックと同様に、ディスクアダプタのポート識別子に対応するネットワーク構成情報をマイグレート先のネットワークアダプタに適用してから、当該サーバに接続可能かどうかを判定するといった処理となっていても良い。
また、ゲストVM320が参照するリソースにあるサーバから接続可能かを判定するために、第一の実施の形態と第二の実施の形態の両方を実施しても良い。ここまでの実施の形態の説明においては、ゲストVM実行時、あるいは、ゲストVM移動時に前記の処理を実施するように説明したが、事前にこれらの処理を実行して、各サーバからどの論理ボリュームに接続可能か、どのネットワークに接続可能かを調べておいて、ゲストVM実行時、あるいは、ゲストVM移動時に調査済みの接続可能性を検査して、ゲストVMの実行可否を判定しても良い。
<第3実施形態>
次に、本発明の第三の実施の形態を説明する。第三の実施の形態では、あるゲストVMを実行可能なサーバを求める方法を示す。図9に本実施の形態の管理サーバ100のVM実行可能サーバ探索部460で行われる処理フローを示す。
ゲストVMを実行可能なリソースを探索する処理は、図4に示した管理サーバ100のVM実行可能サーバ探索部460が主体となって処理を実行する。
管理サーバ100は、図示しないコンソールや他の計算機からゲストVMの識別子を受け付けて、ゲストVMを実行可能なサーバ計算機の探索を指令されると、VM実行可能サーバ探索部460を呼び出す。なお、ゲストVMの配置を決定する上位のプログラムが、実行可能なサーバを求めたいVMをパラメータとしてVM実行可能サーバ探索部460を呼び出すようにしても良い。
VM実行可能サーバ探索部460で実行される探索処理は、初期化処理として当該ゲストVMを実行可能なサーバ名を保持するリスト(実行可能サーバリスト)をクリアする(ステップ701)。なお、実行可能サーバリストは、管理サーバ100のメモリなどに格納されて、ゲストVMの識別子毎にサーバ計算機110〜130の識別子を格納したテーブルである。
次に、VM実行可能サーバ探索部460は、当該ゲストVMがアクセスする論理ボリュームとネットワークの情報を取得する(ステップ702)。具体的には、論理ボリュームの識別子、ディスクアダプタに設定するポート識別子、物理ディスクアダプタの占有の要否、接続先ネットワーク名と物理ネットワークアダプタの占有の要否等である。これらは、VMリソーステーブル430とVM構成定義テーブル410から取得できる。
次に、VM実行可能サーバ探索部460は、システム内の各サーバ計算機110〜130に対して、以下のステップ703ないしステップ707の処理を実施する。
まず、取得した論理ボリュームの情報をパラメータとして、現在着目しているサーバ計算機の管理VMで実行するLV列挙部472を呼び出し、当該サーバから接続可能な論理ボリュームを取得する(ステップ703)。取得した論理ボリュームに、当該ゲストVMが参照する論理ボリュームの識別子がすべて含まれるか検査し、当該サーバ計算機からゲストVMの実行に必要な論理ボリュームにアクセス可能か判定する(ステップ704)。ゲストVMの実行に必要な論理ボリュームにアクセス可能でない場合は、ステップ703に遷移しシステム内の次のサーバ計算機を検査する。上記ステップ704,705は前記第1実施形態と同様の処理となる。
当該サーバ計算機からゲストVMの実行に必要な論理ボリュームへの接続が可能な場合、次にネットワークの接続性を検査する。VM実行可能サーバ探索部460は、当該サーバ計算機の管理VMで実行するネットワーク接続検査部474を呼び出し、当該サーバ計算機から当該ゲストVMの実行に必要な外部サーバ(またはネットワーク上の資源)に接続可能かどうかを検査する(ステップ705)。当該サーバ計算機がゲストVMの実行に必要なネットワーク上のリソースへ接続可能でない場合は、ステップ703に遷移し、システム内の次のサーバを検査する。なお、ステップ705の処理は、前記第2実施形態と同様に行うことができる。
次に、当該サーバ計算機がゲストVMの実行に必要なネットワーク接続が可能であるならば(ステップ706)、実行可能サーバのリストに当該サーバ計算機のサーバ名を追加し(ステップ707)、システム内の次のサーバを検査するためステップ703へ遷移する。
ステップ703において、検査すべきサーバがない場合は処理を終了する。
以上の処理により、指定したゲストVMが参照する論理ボリューム及びネットワーク資源に接続可能なサーバ計算機のリストが実行可能サーバリストとして得られる。この実行可能サーバリストは、当該ゲストVMを実行可能なサーバ計算機のリストとなっている。利用者(または管理者)は、この実行可能サーバリストを参照して、当該ゲストVMを実行可能なサーバを絞り込むことができる。多数のサーバ計算機やネットワークスイッチまたはストレージスイッチが存在するような規模の大きなシステムの場合、このようにゲストVMを実行可能なサーバ計算機の候補を提示してくれることによって、ユーザによる仮想計算機の管理を省力化できる。
あるいは、このVM実行可能サーバ探索部460を上位プログラムから呼び出す場合は、この実行可能サーバリストと他の情報によって、ゲストVMの配置を自動的に決定する、あるいは、ゲストVM配置の候補を提示するといったことも可能となる。
また、システム内のサーバ計算機が障害で利用不可能となった場合、そのサーバ計算機で実行していたゲストVMを、どのサーバ計算機に移動可能かを調査することにも利用可能である。
また、システム内のサーバ計算機の負荷が異常に高くなり、そのサーバ計算機で実行しているゲストVMのいくつかを他のサーバ計算機へ移動させる際に、当該ゲストVMの移動可能先を調査することにも利用可能である。
<第4実施形態>
図10は、第4の実施形態を示し、ゲストVMに定義した仮想ディスクアダプタや仮想ネットワークアダプタに、物理アダプタを占有して割り当てる場合を考慮した接続可能性チェック処理について示す。
本第四の実施の形態では、ゲストVMに定義した仮想ディスクアダプタに対応させる物理アダプタを占有割り当てとしたい場合の、論理ボリュームの列挙処理を示す。図10は、管理VM470の論理ボリューム列挙部472の処理の一例を示すフローチャートである。なお、その他の構成は前記第1実施形態と同様である。
図10に示した処理は、前記第1実施形態の図8に示したステップ604ないしステップ607の処理とほぼ同じ処理である。但し、接続可能な論理ボリュームを列挙するディスクアダプタの対象を、当該サーバ計算機上で占有割り当てされていないディスクアダプタに限定する点と、ディスクアダプタの占有割り当てによって接続可能なボリューム情報を取得する点で異なる。
論理ボリュームの列挙処理は、サーバ計算機に搭載されているすべてのディスクアダプタについて、ステップ802ないしステップ807の処理を実行する。すべてのディスクアダプタについて処理が終了した時点で、処理を終了する(ステップ801)。
まず、当該サーバ計算機の物理ディスクアダプタが、既に実行中のゲストVMに占有割り当てされているかどうかを検査し、そうであるならば他のディスクアダプタの検査に移る(ステップ802)。
該当の物理ディスクアダプタが占有割り当てされていないならば、その物理ディスクアダプタから接続可能な論理ボリュームを列挙する(ステップ803、804)。この処理は、図8のステップ605ないしステップ607と同じ処理である。
次に、当該ディスクアダプタから接続可能な論理ボリュームを記録しているデータに、当該ディスクアダプタ名を関連付けて記録する(ステップ806)。これによって、接続可能なそれぞれの論理ボリュームについて、それに接続する占有割り当て可能な物理ディスクアダプタを記録できる。
その他のディスクアダプタがあれば、ステップ802〜ステップ806の処理を実行する。
以上の処理によって、指定したゲストVMが必要とする論理ボリュームに接続可能であることに加えて、物理ディスクアダプタの占有割り当てが必要な論理ボリュームに関する接続可能性も判定できる。
これによって、利用者(または管理者)は、物理ディスクアダプタの占有割り当てによる論理ボリュームの接続も含めたゲストVMの実行可否を、ゲストVMをサーバ計算機で実際に実行する前に確認できる。
以上の実施の形態では、サーバ計算機から論理ボリュームへの接続性について検査する方法を示したが、ネットワークの接続性の検査についても同様である。第四の実施の形態で示した処理のうち、接続可能な論理ボリュームを列挙する処理を、第二の実施の形態に示した処理とすれば、物理ネットワークアダプタの占有割り当てを考慮したネットワーク接続性の判定が可能である。これによって、利用者は、システム内のゲストVMについて、性能と接続可能性の条件からゲストVMの実行可否を容易に知ることができる。
更に、第四の実施の形態と第三の実施の形態を組み合わせることも可能で、物理デバイスの占有割り当ても考慮したうえでゲストVMの実行可能サーバを探索することができる。これによれば、ゲストVMの実行性能を考慮してゲストVMを実行するサーバを選択することが用意となり、利用者のシステム管理の負担を低減できる。
加えて、この組み合わせによればサーバ障害時、サーバ高負荷時のVM再配置の決定といった上位プログラムによるVM配置を、ゲストVMの性能と接続性を考慮した配置とすることが可能となる。
以上のように、本発明は、仮想計算機を含む複数の計算機の管理システムや管理ソフトウェアに適用することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるシステム構成の例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバ計算機のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバ計算機のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における管理サーバ及びマイグレートを行うサーバ計算機のソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるVM構成定義テーブルの一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバリソーステーブルの一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態におけるVMリソーステーブルの一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態における管理サーバ及びマイグレート先のサーバ計算機で実行される論理ボリューム接続性検査処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における管理サーバで実行されるVM実行可能サーバ列挙処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における管理サーバで実行される論理ボリューム接続性検査処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 管理サーバ
110〜130 サーバ計算機
115 ディスクアダプタ
116、117 ネットワークアダプタ
140a、140b ストレージスイッチ
150、160 ストレージ装置
150a〜150c、160a〜160c 論理ボリューム
170a、170b ネットワークスイッチ
310 管理VM
312 論理ボリューム列挙部
314 ネットワーク接続検査部
320 ゲストVM
330 VMM
410 VM構成定義テーブル
420 サーバリソーステーブル
430 VMリソーステーブル
440 ボリューム接続性検査部
450 ネットワーク接続性検査部
470 VM実行可能サーバ探索部

Claims (7)

  1. 第1の仮想計算機を実行する第1の物理計算機と、仮想計算機を実行可能な第2の物理計算機を備えて、前記第1の仮想計算機を前記第2の物理計算機で実行可能か否かを検査する方法であって、
    前記第1の仮想計算機がアクセスする第1の論理資源の情報を取得するステップと、
    前記第1の仮想計算機から前記論理資源へアクセスするために前記第1の物理計算機の物理アダプタに設定する設定情報を取得するステップと、
    前記第2の物理計算機の物理アダプタに前記設定情報を設定し、第2の物理計算機で第1の仮想計算機を実行したときにアクセス可能な第2の論理資源を列挙するステップと、
    前記第1の論理資源と第2の論理資源とを比較して、前記第2の物理計算機で前記第1の仮想計算機を実行可能か否かを判定するステップと、
    を含むことを特徴とする仮想計算機の実行可否検査方法。
  2. 請求項1に記載の仮想計算機の実行可否検査方法であって、
    前記第1及び第2の論理資源がストレージ装置内の論理ボリュームであって、前記設定情報が前記ストレージ装置に接続する物理アダプタに設定するデータであることを特徴とする仮想計算機の実行可否検査方法。
  3. 請求項2に記載の仮想計算機の実行可否検査方法であって、
    前記設定情報がストレージ装置に接続するファイバチャネルアダプタに設定するポートの識別子であることを特徴とする仮想計算機の実行可否検査方法。
  4. 請求項1に記載の仮想計算機の実行可否検査方法であって、
    前記第1及び第2の論理資源が第1の仮想計算機の実行中にアクセスする計算機を特定するデータであって、前記設定情報が前記計算機にアクセスするネットワークに接続するネットワークアダプタに設定するデータであることを特徴とする仮想計算機の実行可否検査方法。
  5. 請求項4に記載の仮想計算機の実行可否検査方法であって、
    前記設定情報が仮想ネットワークに関する設定のデータであることを特徴とする仮想計算機の実行可否検査方法。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかひとつに記載の仮想計算機の実行可否検査方法であって、
    前記第2の論理資源を列挙するステップは、
    前記第2の論理資源へのアクセスの可否を検査する物理アダプタが、当該第2の論理資源を列挙する時点で第2の物理計算機で実行中の仮想計算機に占有割り当てされている場合には、当該物理アダプタを前記第2の論理資源の検査対象から除外し、他の仮想計算機に未割り当てである物理アダプタから接続可能な第2の論理資源について列挙し、さらに物理アダプタの占有割り当てによる第2の論理資源へのアクセスが可能であるか否かの情報も取得することを特徴とする仮想計算機の実行可否検査方法。
  7. 第1の仮想計算機を実行する第1の物理計算機と、仮想計算機を実行可能な複数の第2の物理計算機を備えて、前記第1の仮想計算機を前記第2の物理計算機で実行可能か否かを検査する方法であって、
    前記第1の仮想計算機がアクセスする第1の論理資源の情報を取得するステップと、
    前記第1の仮想計算機から前記論理資源へアクセスするために前記第1の物理計算機の物理アダプタに設定する設定情報を取得するステップと、
    前記第2の物理計算機の物理アダプタに前記設定情報を設定し、第2の物理計算機で第1の仮想計算機を実行したときにアクセス可能な第2の論理資源を列挙するステップと、
    前記第1の論理資源と第2の論理資源とを比較して、前記第2の物理計算機で前記第1の仮想計算機を実行可能か否かを判定するステップと、
    前記複数の第2の物理計算機のうち、前記第1の仮想計算機を実行可能と判定された第2の物理計算機を列挙するステップと、
    を含むことを特徴とする仮想計算機の実行可否検査方法。
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