JP2009069431A - 画像印刷装置 - Google Patents

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直樹 松野
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千咲 岡本
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Abstract

【課題】印刷物がユーザに提供されるまでの複数の工程をユーザに円滑に行わせることにより、ユーザの順番待ちの時間を短縮することができる画像印刷装置を提供すること。
【解決手段】代価受付部RMと撮像部CMとを互いに異なる位置に設けることにより、ユーザが画像を撮像するために撮像領域CAに滞在する前に、撮像領域CAとは異なる受付領域RAにおいてユーザに代価の投入および頭髪や衣服の状態の確認を行わせ、ユーザが撮像領域CAに滞在する時間を短縮させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像印刷装置に関する。
従来から、ユーザの画像を撮像し、撮像した画像をユーザの操作により編集し、編集した画像をシールなどの印刷媒体に印刷して印刷物をユーザに提供する画像印刷装置が知られている。この種の画像印刷装置では、ユーザが画像を撮像するために滞在する撮像領域と、ユーザが画像を編集するために滞在する編集領域とが異なるように装置を構成して、1のユーザからそのユーザの画像を編集するための操作を受け付けつつ、次のユーザの画像を撮像することにより、ユーザの順番待ちの時間を短縮するようにしている。このような画像印刷装置として、特許文献1に記載されたものがある。
特開2007−199550号公報
しかし従来の画像印刷装置では、撮像領域においてユーザから代価の投入を受け付けていたので、撮像領域においてユーザが代価を用意することにより撮像領域にユーザが滞在する時間が長くなってしまうという問題があった。特に、ユーザが撮像領域に入ってから代価としての小銭がないことに気付き、撮像領域を確保したまま両替機に向かうなどする事態が発生することもあり、このような場合には撮像領域にユーザが滞在する時間が更に長くなっていた。また、ユーザが撮像領域に入ってから画像を撮像する前に頭髪や衣服の状態を確認することによっても、撮像領域にユーザが滞在する時間が長くなっていた。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、印刷物がユーザに提供されるまでの複数の工程をユーザに円滑に行わせることにより、ユーザの順番待ちの時間を短縮することができる画像印刷装置を提供することにある。
(1)本発明は、
撮像したユーザの画像を編集して印刷する画像印刷装置であって、
第1の領域に位置するユーザから代価の投入を受け付ける代価受付部と、
前記代価の全部または一部の投入を受け付けた場合に、前記第1の領域に位置するユーザを照明する照明部と、
前記第1の領域に位置するユーザを映す鏡面体と、
第2の領域に位置するユーザの画像を撮像する撮像部と、
第3の領域に位置するユーザから前記画像を編集するための操作を受け付ける編集操作受付部と、
編集された前記画像を印刷して印刷物をユーザに提供する印刷物提供部と、
を含むことを特徴とする画像印刷装置に関係する。
本発明において、「第1の領域」、「第2の領域」、「第3の領域」とは、ユーザが滞在する領域であって、画像印刷装置の構成に含まれる領域であってもよいし、例えば画像印刷装置の周辺の領域など、画像印刷装置の構成に含まれない領域であってもよい。
また本発明において、「代価の投入」とは、硬貨やメダルなどを画像印刷装置に物理的に入れることにより代価を支払うことや、磁気カードやICカードなどに記憶された電子マネー情報などを画像印刷装置との間で送受信することにより代価を支払うことを含む。
本発明によれば、ユーザが撮像部を使用するために第2の領域に滞在する前に、第2の領域とは異なる第1の領域においてユーザに代価の投入を行わせるとともに、照明部と鏡面体とを用いて頭髪や衣服の状態を確認させることができる。すなわち本発明によれば、先のユーザが撮像部を使用するために第2の領域に滞在している間の待ち時間を利用して、第1の領域において次のユーザに代価の投入や、頭髪・衣服の状態の確認を行わせることにより、次のユーザが第2の領域に移動した際に速やかに撮像部の使用を開始させることができる。従って本発明によれば、ユーザが第2の領域に滞在する時間を短縮することにより、ユーザの順番待ちの時間を短縮することができる。
(2)また本発明に係る画像印刷装置では、
前記第2の領域に位置するユーザに対して所与の画像を表示する表示部と、
前記代価の全部または一部の投入を受け付けていない場合に、前記代価受付部に前記代価の投入を行うことを案内する案内画像を前記表示部に表示させる表示制御部と、
を更に含むようにしてもよい。
本発明によれば、第1の領域において代価の投入を行わずに第2の領域に位置したユーザに対して、第1の領域において代価の投入を行うことを案内することができる。
(3)また本発明に係る画像印刷装置では、
前記代価の全部または一部の投入を受け付けた場合に前記照明部を点灯させ、前記照明部を点灯させてから所定期間が経過した場合に前記照明部を消灯させる照明制御部と、
所定の条件が満たされた場合に、前記撮像部の設定状態をユーザが前記撮像部を使用することができる状態である使用状態に設定する状態制御部と、
を更に含み、
前記照明制御部が、
前記撮像部の設定状態が使用状態に設定されていない場合に、前記照明部を点灯させてから所定期間が経過していない場合であっても、ユーザの操作入力に基づいて前記照明部を消灯させるようにしてもよい。
本発明において、「所定の条件」とは、ユーザが撮像部を使用可能となる条件であって、例えば、所定期間が経過することや、撮像部の設定状態が使用状態に設定されていないことや、ユーザの操作入力が行われたことなどとすることができる。
本発明によれば、ユーザが代価の投入を行った際に、撮像部を使用している先のユーザがいない場合には、ユーザの操作入力により照明部を消灯させ、ユーザに速やかに撮像部の使用を開始させることができる。
1.写真シール自動販売装置の構成
図1は、本実施形態の写真シール自動販売装置PM(画像印刷装置の一例)の外観の一例を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態の写真シール自動販売装置PMは、代価受付部RMと、撮像部CMと、編集操作受付部EMと、写真シール提供部PBとを有する。
図1に示す代価受付部RMは、ユーザが本実施形態の写真シール自動販売装置PMを利用する際に最初に接するものであり、写真シール自動販売装置PMを利用するための代価を投入するためのものである。本実施形態では、代価受付部RMの前面中部にスピーカSPが設けられており、代価受付部RMの前側の領域である受付領域RA(第1の領域の一例)に位置するユーザに対して代価を投入するように案内する音声が出力される。またスピーカSPの上方には受付用モニタRMNが設けられており、受付領域RAに位置するユーザに対して、撮像部CMが先のユーザによって使用されているか否かを報知する画像が表示される。そして代価受付部RMの前面下部には、コイン投入口CIが設けられており、受付領域RAに位置するユーザから代価の投入を受け付けるようになっている。
また代価受付部RMの前面上部および前面中部には、受付領域RAに位置するユーザを照明する受付用照明部RL(照明部の一例)が設けられている。この受付用照明部RLは、ユーザがコイン投入口CIに代価の全部または一部を投入した場合に点灯するように制御される。
また上部の受付用照明部RLと中部の受付用照明部RLとの間には、受付用照明部RLに照明されたユーザの姿を映す鏡MR(鏡面体の一例)が設けられている。すなわち鏡MRは、受付領域RAに位置するユーザの姿を映すことができるように設けられている
このように本実施形態では、ユーザが受付領域RAに位置してコイン投入口CIに代価を投入すると、受付用照明部RLが、受付領域RAに位置するユーザを照明する。従ってユーザは、受付領域RAにおいて照明された状態で鏡MRに映った自らの姿を見ることにより、撮像部CMにおいて画像を撮像する前に頭髪や衣服の状態の確認を行うことができる。
そして、受付用照明部RLが点灯されてから所定時間が経過するか、代価受付部RMの前面中部に設けられた撮像移行ボタンBTがユーザにより押下されると、受付用照明部RLは消灯制御される。すると、受付領域RAに位置するユーザに対して、撮像部CMの前側の領域である撮像領域CA(第2の領域の一例)に移動するように案内する音声がスピーカSPから出力される。
図1に示す撮像部CMは、上述した代価受付部RMに対して代価の投入を行ったユーザの画像を撮像するためのものであり、上述した代価受付部RMとは異なる位置に設けられている。本実施形態では撮像部CMは、画像の背景に周囲の景色が写りこまないように、また、撮像されているユーザが周囲から見えないように、シートSTで周囲が覆われている。図2は、本実施形態の写真シール自動販売装置PMのシートSTを取り除いた状態の外観を、撮像部CMの前面が右正面となるように示した斜視図である。
図2に示すように撮像部CMの前面上部には、撮像領域CAに位置するユーザの画像を撮像するカメラCRが設けられている。このカメラCRは、次のユーザが代価受付部RMのコイン投入口CIに代価の全部を投入したことと、先のユーザの画像の撮像が終了していることを条件に、次のユーザの操作入力や所定時間の経過に基づいて画像の撮像を開始するように制御される。
また撮像部CMの前面上部から中部には、撮像領域CAに位置するユーザを照明する撮像用照明部CLが設けられている。この撮像用照明部CLは、カメラCRがユーザの画像の撮像を開始した場合に点灯するように制御される。そして、カメラCRがユーザの画像を撮像している間、ユーザを照明し続けるように制御される。
また撮像部CMの前面中部には、撮像領域CAに位置するユーザに対して、カメラCRが撮像している画像を表示する撮像用モニタCMN(表示部の一例)が設けられている。本実施形態ではカメラCRが画像の撮像を開始すると、撮像用モニタCMNは、撮像領域CAに位置するユーザの画像をリアルタイムの動画として表示する。これによりユーザは、カメラCRが撮像しているユーザの画像を撮像用モニタCMNにより確認することができる。
また撮像用モニタCMNは、接触位置を検出できるタッチセンサパネルが積層されたタッチパネル式モニタにより構成されており、ユーザが撮像用モニタCMNを触ることにより操作入力を行うことができる。
そして、ユーザの画像の撮像が開始されてから所定時間が経過するとユーザの画像の撮像を終了する。そして、撮像領域CAに位置するユーザに対して、編集操作受付部EMの前側の領域である編集領域EA(第3の領域の一例)に移動するように案内する画像を撮像用モニタCMNに表示させる。
図1に示す編集操作受付部EMは、上述した撮像部CMにおいて画像を撮像したユーザが、撮像した画像を編集するための操作を行うためのものであり、上述した撮像部CMとは異なる位置に設けられている。本実施形態では編集操作受付部EMは、編集操作を行っているユーザが周囲から見えないように、シートSTで周囲が覆われている。特に本実施形態では編集操作受付部EMとして、第1の編集操作受付部EM1と第2の編集操作受付部EM2とが設けられている。図3は、本実施形態の写真シール自動販売装置PMのシートSTを取り除いた状態の外観を、第1の編集操作受付部EM1の前面が右正面となるように示した斜視図である。
図3に示すように第1の編集操作受付部EM1の前面中央部には、第1の編集操作受付部EM1の前側の領域である編集領域EA1(第3の領域の一例)に位置するユーザに対して、シールに印刷する静止画として決定した画像を表示しつつ、表示した画像を編集するための操作を受け付けるタッチパネル式の編集用モニタEMNが設けられている。
本実施形態では、編集用モニタEMNの左右側にそれぞれタッチペンTPが用意されており、ユーザはタッチペンTPの先端を編集用モニタEMNの任意の位置に接触させることにより、決定した画像に合成する線図を描いたり、模様や図柄のテンプレート(スタンプ画像)を選択してこれを画像に配置して、シールに印刷する静止画を編集する。
なお本実施形態では、図3に示す第1の編集操作受付部EM1の背面側に、第1の編集操作受付部EM1と同様の構成を有する第2の編集操作受付部EM2が設けられ、第2の編集操作受付部EM2の前側の領域である編集領域EA2(第4の領域の一例)に位置するユーザに対して、シールに印刷する静止画として決定した画像を表示しつつ、表示した画像を編集するための操作を受け付ける。
そして、画像の編集操作の受け付けが開始されてから所定時間が経過するか、ユーザの操作により編集操作の終了が選択されると、画像の編集操作の受け付けを終了する。そして、編集領域EA1または編集領域EA2に位置するユーザに対して、写真シール提供部PB(印刷物提供部の一例)の前側の領域である取出領域PA(第5の領域の一例)に移動するように案内する画像を、編集用モニタEMNに表示させる。
そして図3に示すように、第1の編集操作受付部EM1の左側面には、編集された画像をシールに印刷した写真シール(印刷物の一例)をユーザに提供する写真シール提供部PBが設けられている。本実施形態では、取出領域PAに位置するユーザに対して写真シールを提供するように、写真シール提供部PBの前面に写真シール取出口POが設けられている。
このように本実施形態の写真シール自動販売装置PMでは、代価受付部RMと、撮像部CMと、第1の編集操作受付部EM1と、第2の編集操作受付部EM2と、写真シール提供部PBとが、互いに異なる位置に設けられている。従って本実施形態では、受付領域RAに位置するユーザに代価の投入および頭髪や衣服の状態の確認を行わせ、撮像領域CAに位置するユーザに画像の撮像を行わせ、編集領域EA1、EA2に位置するユーザに画像の編集操作を行わせ、取出領域PAに位置するユーザに対して写真シールを提供するというように、5つの領域において最大5人(5組)のユーザに対して同時にサービスを提供することができる。こうして本実施形態の写真シール自動販売装置PMでは、複数のユーザに対して同時に各領域に応じたサービスを提供することにより、ユーザの順番待ちの時間を短縮するようにしている。
2.機能ブロックの説明
図4は、本実施形態の写真シール自動販売装置PMの機能ブロック図である。
本実施形態の写真シール自動販売装置PMは、処理部100(制御基板)によって制御される。処理部100は、代価受付部RMに設けられた代価検出センサ210、撮像移行ボタン220や、撮像部CMに設けられた撮像用タッチセンサ230や、編集操作受付部EMに設けられた編集用タッチセンサ240等の入力部からの入力信号を受けて、サービスを実行するための各種の演算を行い、演算結果に基づいて、代価受付部RMに設けられた受付用照明310、受付用モニタ320や、撮像部CMに設けられた撮像用モニタ330、カメラ340、撮像用照明350や、編集操作受付部EMに設けられた編集用モニタ360や、写真シール提供部PBに設けられた印刷部370や、各部に設けられたスピーカ380等の出力部の動作制御を行う。処理部100の機能は各種のプロセッサ(CPU、DSPなど)、ASIC(ゲートアレイなど)、ROM(情報記憶媒体の一例)、RAMなどのハードウェア、あるいはROMに予め記憶されている所与のプログラムからなるソフトウェアにより実現される。
そして処理部100は、状態制御部102、第1のカウンタ部104、照明制御部106、第2のカウンタ部108、表示制御部110、カウンタ制御部112、カメラ制御部114、第3のカウンタ部116、編集処理部118、印刷処理部120、音制御部122、記憶部124を含む。
状態制御部102は、写真シール自動販売装置PMの状態、あるいは代価受付部RM、撮像部CM、編集操作受付部EM、写真シール提供部PBの各部の状態を、ユーザが使用することができる使用状態と、ユーザが使用することができる状態を待機している待機状態(アトラクト状態)との間で移行させる制御を行う。具体的には本実施形態では、各部の状態が使用状態である場合には各部の状態フラグをONに設定し、待機状態である場合には各部の状態フラグをOFFに設定する。
例えば、代価検出センサ210がコイン投入口CIへの代価の全部または一部の投入を検出すると、状態制御部102は代価の投入を受け付け、代価受付部RMの状態を、待機状態から使用状態に設定する。本実施形態では、写真シール自動販売装置PMを1回利用するために400円を必要としているが、100円硬貨が1枚投入された時点で使用状態に設定するようにしてもよいし、4枚投入された時点で使用状態に設定するようにしてもよい。そして代価受付部RMの状態が使用状態に設定されると、更なる代価の投入は受け付けない。
第1のカウンタ部104は、代価受付部RMの状態が使用状態に設定されると、受付用照明310を点灯させる期間に相当する第1の期間をカウントする。本実施形態では、第1の期間は30秒とされている。
照明制御部106は、代価の全部または一部の投入を受け付けたことに基づいて、第1の期間のカウントが開始されるとともに、受付用照明310を点灯させる。そして第1の期間のカウントが満了すると、受付用照明310を消灯させる。本実施形態では、ユーザが代価を投入すると受付用照明310を点灯させ、ユーザに鏡MRを用いて頭髪や衣服の状態の確認を行わせ、ユーザが代価を投入してから30秒が経過すると受付用照明310を消灯させる。
また照明制御部106は、撮像部CMを使用している先のユーザがいないため、撮像部CMの設定状態が使用状態に設定されていない場合には、代価受付部RMに設けられた撮像移行ボタン220を有効化し、受付用照明310を点灯させてから第1の期間が満了していない場合であっても、撮像移行ボタン220に対する次のユーザの操作入力に基づいて受付用照明310を消灯させる。この場合第1のカウンタ部104は、第1の期間が満了していない場合であっても第1の期間のカウントを終了する。
一方照明制御部106は、撮像部CMを使用している先のユーザがいるため、撮像部CMの設定状態が使用状態に設定されている場合には、撮像移行ボタン220を有効化せず、次のユーザについての第1の期間のカウントが満了しても、受付用照明310を消灯させない。すなわち照明制御部106は、先のユーザについて撮像部CMの設定状態が使用状態に設定されている間は、受付用照明310を点灯させる。そして照明制御部106は、先のユーザによる撮像部CMの使用が終了し、撮像部CMが待機状態に設定されたことなどに基づいて受付用照明310を消灯させる。従って本実施形態では、先のユーザの撮像部CMの使用が終了するまで、次のユーザに受付領域RAにおいて鏡MRを用いて頭髪や衣服の状態の確認を行わせることができる。
ここで状態制御部102は、代価受付部RMを使用しているユーザが撮像部CMを使用可能となる所定の条件が満たされたことに基づいて、代価受付部RMを使用状態から待機状態に移行させる。ここで本実施形態では所定の条件を、撮像部CMが使用状態に設定されていない場合には、第1の期間のカウントが満了したこと、または撮像移行ボタン220に対するユーザの操作入力が行われたこととすることができ、撮像部CMが使用状態に設定されている場合には、撮像部CMが待機状態に設定されたことなどとすることができる。
そして、状態制御部102が代価受付部RMを使用状態から待機状態に移行させると、代価受付部RMは、次のユーザからの代価の投入を受け付ける。そして状態制御部102は、代価受付部RMの状態を使用状態から待機状態に設定すると、撮像部CMの状態を待機状態から使用状態に設定する。
第2のカウンタ部108は、撮像部CMの設定状態が待機状態から使用状態に設定されると、ユーザが撮像部CMを使用することができる期間に相当する第2の期間のカウントを開始する。この第2の期間には、例えばユーザが受付領域RAから撮像領域CAに移動して撮像部CMの使用を開始するための撮像準備期間や、写真シールの写真枠や背景などをユーザに選択させるための背景選択期間や、カメラCRが画像を撮像するための撮像期間など、複数の期間を含ませることができる。
ここで状態制御部102は、先のユーザについて撮像部CMの設定状態が使用状態に設定されている場合には、次のユーザについて代価受付部RMの設定状態を待機状態に設定することはないので、次のユーザについて撮像部CMの設定状態を使用状態に設定することもない。すなわち第2のカウンタ部108は、第1の期間のカウントが終了しても、先のユーザについて第2のカウンタ部108が第2の期間をカウントしている場合には、次のユーザについての第2の期間のカウントを開始することはない。そして第2のカウンタ部108は、先のユーザについての第2の期間のカウントが終了すると、次のユーザが撮像部CMを使用することができる期間に相当する第2の期間のカウントを開始する。
表示制御部110は、第2のカウンタ部108が第2の期間をカウントしている場合に、すなわち撮像部CMを使用している先のユーザがいる場合に、代価受付部RMの受付用モニタ320に「撮影中」との画像を表示させ、第2のカウンタ部108が第2の期間をカウントしていない場合に、すなわち撮像部CMを使用している先のユーザがいない場合に、受付用モニタ320に「撮影可」との画像を表示させる。
また表示制御部110は、第1のカウンタ部104が第1の期間をカウントしていない場合であって、第2のカウンタ部108が第2の期間をカウントしていない場合には、すなわちユーザから代価の投入を受け付けていない場合であって、撮像部CMを使用している先のユーザがいない場合には、代価受付部RMに対して代価の投入を行うことを案内する案内画像を、撮像部CMの撮像用モニタ330に表示させる。
また表示制御部110は、第2の期間のカウントが開始されるとともに、撮像用モニタ330に撮像部CMの使用開始を促す画像を表示させる。そして、撮像用タッチセンサ230に対する使用開始操作が行われるか、撮像準備期間が経過すると、撮像用モニタ330に写真シールの写真枠や背景などをユーザに選択させるための背景選択画像を表示させる。そして、撮像用タッチセンサ230に対する選択決定操作が行われるか、背景選択期間が経過すると、カメラCRが撮像しているユーザの画像をリアルタイムの動画像として表示させる。すると第2のカウンタ部108が、写真シールに印刷するユーザの静止画像を決定するシャッタータイミングまでのシャッター期間のカウントを開始し、シャッター期間のカウントが終了すると、表示制御部110は、その時点でカメラCRが撮像しているユーザの画像を静止画像として表示させる。そして第2の期間が満了するまで、背景などの選択の受付処理と静止画像の保存処理とが繰り返され、表示制御部110は、背景選択画像の表示とユーザの静止画像の表示とを繰り返す。
カウンタ制御部112は、上述した撮像準備期間や、背景選択期間については、各期間に設定された所定時間が経過する前に(各期間が満了する前に)各期間を終了させる操作が行われると、第2のカウンタ部108に直ちに次の期間のカウントを開始させる。従って本実施形態では、撮像準備期間や背景選択期間について期間を終了させる操作が行われると、すなわち撮像準備期間や背景選択期間が各期間に設定された所定時間よりも早く終了されると、各期間を終了させる操作のタイミングに応じて、背景などの選択の受付処理と静止画像の保存処理とを行う回数が変化する。すなわちユーザが、撮像部CMの使用開始操作や、背景の選択決定操作を早く行うと、より多くの静止画像を保存させることができる。
カメラ制御部114は、写真シールの写真枠や背景などをユーザに選択させるための背景選択期間が終了すると、カメラCRを起動し、撮像領域CAに位置するユーザの画像の撮像を開始する。そしてカメラ制御部114は、シャッター期間のカウントが終了すると、その時点でカメラCRが撮像しているユーザの画像を静止画像として記憶部124の静止画保存領域に保存する。そしてカメラ制御部114は、ユーザの静止画を表示させる操作が4回繰り返されると、カメラCRを停止させ、画像の撮像を終了する。
ここで状態制御部102は、第2の期間が終了すると、撮像部CMの状態を使用状態から待機状態に設定する。すると状態制御部102は、次のユーザについて代価受付部RMの設定状態を待機状態に設定することが可能となり、次のユーザについて撮像部CMの設定状態を使用状態に設定することが可能となる。すなわち撮像部CMは、次のユーザによる撮像部CMの使用が可能となる。そして状態制御部102は、撮像部CMの状態を使用状態から待機状態に設定すると、編集操作受付部EMの状態を待機状態から使用状態に設定する。
第3のカウンタ部116は、編集操作受付部EMの状態が待機状態から使用状態に設定され、保存された静止画像に対するユーザの編集操作が可能になると、ユーザが編集操作受付部EMを使用することができる期間に相当する第3の期間をカウントする。この第3の期間には、例えばユーザが撮像領域CAから編集領域EAに移動して編集操作受付部EMの使用を開始するための編集準備期間や、編集操作受付部EMの使用方法を説明するための説明期間や、シールに印刷するユーザの静止画像を選択するための画像選択期間や、画像に合成する線図の入力操作やスタンプ画像の選択・配置操作などを受け付けるための編集期間など、複数の期間を含ませることができる。
ここで第3の期間のカウントが開始されると、表示制御部110は、編集用モニタ360に編集操作受付部EMの使用方法を説明する画像を表示させ、編集用モニタ360にシールに印刷するユーザの静止画像を選択させるための画像を表示させる。次に、ユーザの静止画像の選択が終了するか、画像選択期間が経過すると、編集用モニタ360にシールに印刷するユーザの静止画像として選択された画像と、当該画像に合成する線図やスタンプ画像を入力するためのツール画像を表示させる。そして、編集用タッチセンサ240に対する終了操作が行われるか、編集期間が経過すると、第3の期間が終了する。
編集処理部118は、第3のカウンタ部116が第3の期間をカウントしている場合に、ユーザから編集用タッチセンサ240に対する画像を編集するための操作を受け付ける。例えば、編集用タッチセンサ240に対してタッチペンTPによって線図を描画するためのツール画像を選択する操作が行われると、画像編集ソフトの操作モードを線図描画モードに設定する。そして、ユーザの画像が表示された領域について線図を描画する操作が行われると、編集用タッチセンサ240に対するタッチペンTPの接触軌跡に対応した線図の入力を受け付け、入力された線図を編集画像として記憶部124の編集画像保存領域に保存する。また、編集用タッチセンサ240に対してタッチペンTPによってスタンプ画像を配置するためのツール画像を選択する操作が行われると、画像編集ソフトの操作モードをスタンプモードに設定する。そして、ユーザの画像が表示された領域についてスタンプ画像を配置する位置を指定する操作が行われると、編集用タッチセンサ240に対するタッチペンTPの接触位置に選択されたスタンプ画像を配置する入力を受け付け、配置されたスタンプ画像を編集画像として記憶部124の編集画像保存領域に保存する。そして、ユーザの静止画像と編集画像とを合成して、合成画像を記憶部124の合成画像保存領域に保存する。
ここで状態制御部102は、第3の期間のカウントが終了すると、編集操作受付部EMの状態を使用状態から待機状態に設定する。そして編集操作受付部EMは、次のユーザによる編集操作受付部EMの使用を受け入れる。
印刷処理部120は、第3の期間のカウントが終了したことに基づいて、印刷部370を制御して、記憶部124の合成画像保存領域に保存された合成画像をシールに印刷出力し、写真シール提供部PBの写真シール取出口POに送出する。
音制御部122は、代価受付部RM、撮像部CM、編集操作受付部EMの各部に設けられたスピーカ380から、写真シール自動販売装置PMの利用に関する案内音声や、効果音などを出力させる。特に音制御部122は、第1のカウンタ部104、第2のカウンタ部108、第3のカウンタ部116がカウントしているカウント値や、状態制御部102が設定する写真シール自動販売装置PMの状態、あるいは代価受付部RM、撮像部CM、編集操作受付部EM、写真シール提供部PBの各部の状態などに基づいて、複数のユーザが代価受付部RM、撮像部CM、編集操作受付部EM、写真シール提供部PBの各部を円滑に使用できるように、ユーザを案内する音声を出力する。
記憶部124は、処理部100などのワーク領域として機能し、その機能はRAMなどのハードウェアにより実現できる。また記憶部124は、プログラムやデータなどの情報を格納するものとしても機能し、その機能は磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、メモリ(ROM)、光磁気ディスク(MO)、光ディスク(CD、DVD)などのハードウェアにより実現できる。上述した処理部100は、この記憶部124に格納される情報に基づいて、本発明(本実施の形態)の種々の処理を行なう。すなわち、記憶部124には、本発明(本実施の形態)の手段(特に処理部100に含まれるブロック)を実行するための情報(プログラムあるいはデータ)が格納される。
なお、本発明(本実施の形態)の手段を実行するためのプログラムあるいはデータは、ホストコンピュータ(サーバ)が有する情報記憶媒体からネットワーク及び通信部を介して記憶部124に配信するようにしてもよい。このようなホストコンピュータ(サーバ)の情報記憶媒体の使用も本発明の範囲内に含まれる。
3.本実施形態の手法
本実施形態では、代価受付部RMと撮像部CMとを互いに異なる位置に設けることにより、ユーザが画像を撮像するために撮像領域CAに滞在する前に、撮像領域CAとは異なる受付領域RAにおいてユーザに代価の投入および頭髪や衣服の状態の確認を行わせ、ユーザが撮像領域CAに滞在する時間を短縮させる手法を採用する。以下、本実施形態に特徴的な代価受付部RMの詳細について説明する。
3−1.撮像部を使用している先のユーザがいない場合
まず、図1に示す受付領域RAにおいてユーザがコイン投入口CIに代価の投入を行う際に、撮像部CMを使用している先のユーザがいない場合の代価受付部RMの制御手法の詳細について説明する。
図5は、代価受付部RMを正面から見た平面図である。図5に示すように本実施形態では、代価受付部RMの前面中部の左側に受付用モニタRMNが設けられている。そして撮像部CMを使用している先のユーザがいない場合には、受付用モニタRMNに「撮影可」との文字を表示させる。また受付用モニタRMNの下方には、音を出力するスピーカSPが設けられている。そしてユーザが未だ代価を投入していない場合であって、撮像部CMを使用している先のユーザがいない場合には、スピーカSPから「コインを入れてね!すぐに撮影できるよ!」との音声を出力させる。
なお、ユーザが代価を投入していない場合であって、撮像部CMを使用している先のユーザがいない場合には、図2に示す撮像部CMに設けられた撮像用モニタCMNに、代価受付部RMに対して代価の投入を行うことを案内する案内画像を表示させる。つまり、撮像部CMの撮像用モニタ330のアトラクト画面として、代価受付部RMに対して代価の投入を行うことを案内する案内画像を表示させる。これにより、受付領域RAにおいて代価の投入を行わずに撮像領域CAに位置したユーザに対して、受付領域RAにおいて代価の投入を行うことを案内することができる。
そして、図5に示す代価受付部RMの前面下部に設けられたコイン投入口CIに、代価の全部または一部が投入されると、代価受付部RMの前面上部の受付用照明部RLと前面中部の受付用照明部RLとを点灯制御して、受付領域RAに位置するユーザを照明し、受付領域RAにおいてユーザに鏡MRによって頭髪や衣服の状態の確認を行わせる。
特に本実施形態では、代価受付部RMの受付用照明部RLによる照明効果と、撮像部CMの撮像用照明部CL(図2参照)による照明効果とが、同様の照明効果となるように受付用照明部RLの照度、照射角度、光の色などが調整されている。従って本実施形態では、代価受付部RMの鏡MRで確認できるユーザの像と、撮像部CMの撮像用モニタCMNで確認できるユーザの画像とがほぼ同様に見えるため、ユーザが撮像部CMにおいて撮像用モニタCMNで自らの写り具合を確認する必要がない、或いは写り具合を確認する時間が短くて済む。これにより本実施形態によれば、ユーザが撮像領域CAに滞在する時間を短縮させることができる。
そして本実施形態では、ユーザが代価を投入してから30秒が経過すると、スピーカSPから「撮影ブースに移動してね!」というようにユーザを撮像領域CAに移動するよう誘導する音声を出力させ、受付用照明310を消灯させる。
また本実施形態では、撮像部CMを使用している先のユーザがいない場合には、代価受付部RMの前面中部の右側に設けられた撮像移行ボタン220を有効化し、スピーカSPから「準備ができたらボタンを押してね!」というように案内する音声を出力させる。そして有効化された撮像移行ボタン220が押下されると、ユーザが代価を投入してから30秒が経過する前であっても、スピーカSPから「撮影ブースに移動してね!」というようにユーザを撮像領域CAに移動するよう誘導する音声を出力させ、受付用照明310を消灯させる。
このように本実施形態によれば、ユーザが代価受付部RMに対して代価の投入を行った際に、撮像部CMを使用している先のユーザがいない場合には、ユーザの操作入力により速やかに撮像部CMの使用を開始することができる。
3−2.撮像部を使用している先のユーザがいる場合
次に、図1に示す受付領域RAにおいてユーザがコイン投入口CIに代価の投入を行う際に、撮像部CMを使用している先のユーザがいる場合の代価受付部RMの制御手法の詳細について説明する。
撮像部CMを使用している先のユーザがいる場合には、図5に示す受付用モニタRMNには、「撮影中」との文字を表示させる。また、ユーザが未だ代価を投入していない場合であって、撮像部CMを使用している先のユーザがいる場合には、スピーカSPから「ただいま撮影中!残り○○秒だよ!コインを入れてね!」との音声を出力させる。本実施形態では、ユーザが撮像部CMを使用することができる期間に相当する第2の期間のカウント値に基づいて、第2の期間が終了するまでの残り時間を報知する音声を出力させる。
そして本実施形態の代価受付部RMは、撮像部CMを使用している先のユーザがいる場合であっても、コイン投入口CIへの代価の投入を受け付ける。すなわち本実施形態によれば、先のユーザが撮像領域CAに滞在している間の次のユーザの待ち時間を利用して、受付領域RAにおいて次のユーザに代価の投入を行わせる。従って本実施形態によれば、従来の写真シール自動販売装置のように、ユーザが撮像領域CAに入ってから代価を用意することにより撮像領域CAにユーザが滞在する時間が長くなってしまうという問題は発生しない。すなわち本実施形態によれば、ユーザが撮像領域CAに滞在する時間を短縮することができ、ユーザの順番待ちの時間を短縮することができる。
そして、受付領域RAにおいてコイン投入口CIに代価の全部または一部が投入されると、代価受付部RMの前面上部の受付用照明部RLと前面中部の受付用照明部RLとを点灯制御して受付領域RAに位置するユーザを照明し、鏡MRによってユーザに頭髪や衣服の状態の確認を行わせる。すなわち本実施形態によれば、先のユーザが撮像領域CAに滞在している間の次のユーザの待ち時間を利用して、受付領域RAにおいてユーザに頭髪や衣服の状態の確認を行わせる。従って本実施形態によれば、従来の写真シール自動販売装置PMのように、ユーザが撮像領域CAに移動してから頭髪や衣服の状態の確認を行うことにより撮像領域CAにユーザが滞在する時間が長くなってしまうという問題は発生しない。すなわち本実施形態によれば、ユーザが撮像領域CAに滞在する時間を更に短縮することができ、ユーザの順番待ちの時間を更に短縮することができる。
そして先のユーザによる撮像部CMの使用が終了すると、スピーカSPから次のユーザに対して「撮影ブースに移動してね!」というように次のユーザを撮像領域CAに誘導する音声を出力させ、次のユーザを照明していた受付用照明310を消灯させる。なお、先のユーザによる撮像部CMの使用が終了した時点が、次のユーザが代価を投入してから30秒が経過する前である場合には、代価受付部RMの前面中部の右側に設けられた撮像移行ボタン220を有効化し、スピーカSPから「準備ができたらボタンを押してね!」というように案内する音声を出力させる。そして有効化された撮像移行ボタン220が押下されると、スピーカSPから「撮影ブースに移動してね!」というようにユーザを撮像領域CAに誘導する音声を出力させ、受付用照明310を消灯させる。
そして本実施形態では、撮像部CMを使用している先のユーザがいる場合に、次のユーザから代価の投入を受け付けた場合には、先のユーザによる撮像部CMの使用が終了した後に、次のユーザによる撮像部CNの使用が開始されるように、次のユーザについての第2の期間のカウントを開始する。
こうして本実施形態によれば、先のユーザが撮像領域CAに滞在している間の次のユーザの待ち時間を利用して、受付領域RAにおいて次のユーザに代価の投入や、頭髪・衣服の状態の確認を行わせることにより、次のユーザが撮像領域CAに移動した際に速やかに撮像部CMの使用を開始させることができる。従って本発明によれば、ユーザが撮像領域CAに滞在する時間を短縮することにより、ユーザの順番待ちの時間を短縮することができる。
4.本実施形態の処理の流れ
続いて図6、図7のフローチャートを参照しながら本実施形態の制御手法を実現する処理の一例について説明する。
4−1.代価受付部の処理の流れ
図6は、代価受付部RMの処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6に示すように本実施形態の代価受付部RMは、まず、撮像部CMが使用状態に設定されているか否かを判断し、撮像部CMが使用状態に設定されている場合には(ステップS10でY)、先のユーザが撮像部CMを使用できる期間に相当する第2の期間の残り時間を受信する(ステップS12)。そして、代価受付部RMのスピーカSPから、第2の期間の残り時間とコイン投入口CIに代価を投入することを案内する音声を出力させる(ステップS14)。一方、撮像部CMが使用状態に設定されていない場合には(ステップS10でN)、代価受付部RMのスピーカSPから、撮像部CMがすぐに使用できることとコイン投入口CIに代価を投入することを案内する音声を出力させる(ステップS16)。
そしてコイン投入口CIに代価が投入されないと(ステップS18でN)、ステップS10からステップS16までの処理を繰返し、コイン投入口CIに代価が投入されると(ステップS18でY)、代価受付部RMを使用状態に移行させる(ステップS20)。すると受付用照明部RLを点灯させ(ステップS22)、受付用照明部RLを点灯させる期間に相当する第1の期間のカウントを開始する(ステップS24)。
すると撮像部CMが待機状態に設定されているか否かを判断し、撮像部CMが待機状態に設定されていない場合には、すなわち撮像部CMを使用している先のユーザがいる場合には(ステップS26でN)、撮像部CMが待機状態に移行されることを待機する。そして撮像部CMが待機状態に設定されているか、待機状態に移行された場合には(ステップS26でY)、第1の期間が満了したか否か判断し、第1の期間が満了すると(ステップS28でY)、撮像部CMに移動することを案内する音声をスピーカSPから出力させる(ステップS30)。一方、第1の期間が満了していないと(ステップS28でN)、撮像移行ボタン220を有効化し(ステップS32)、撮像移行ボタン220が有効化されたことを案内する音声をスピーカSPから出力させる(ステップS34)。
そして撮像移行ボタン220が押下されると(ステップS36でY)、撮像部CMに移動することを案内する音声をスピーカSPから出力させる(ステップS30)。一方、撮像移行ボタン220が押下されないと(ステップS36でN)、第1の期間が満了したか否か判断し、第1の期間が満了すると(ステップS38でY)、撮像部CMに移動することを案内する音声をスピーカSPから出力させる(ステップS30)。また第1の期間が満了していないと(ステップS38でN)、ステップS34からステップS38の処理を繰り返す。
こうして撮像部CMに移動することを案内する音声をスピーカSPから出力させると(ステップS30)、代価受付部RMを待機状態に移行させる(ステップS40)。そして受付用照明部RLを消灯させ(ステップS42)、次のユーザの代価の投入を受け付ける。
4−2.撮像部の処理の流れ
図7は、撮像部CMの処理の流れの一例を示すフローチャートである。図7に示すように本実施形態の撮像部CMは、まず、代価受付部RMが待機状態に設定されているか否かを判断し、代価受付部RMが待機状態に設定されている場合には、すなわち代価受付部RMを使用している次のユーザがいない場合には(ステップS50でY)、撮像用モニタ330のアトラクト画面として、代価受付部RMに対して代価の投入を行うことを案内する案内画像を表示させる(ステップS52)。そして代価受付部RMが使用状態に移行されたか否かを判断し、代価受付部RMが使用状態に移行された場合には(ステップS54でY)、撮像用モニタ330に代価受付部RMで受付中であることを案内する案内画像を表示させる(ステップS56)。
一方、ステップS50において、代価受付部RMが待機状態に設定されていない場合には、すなわち代価受付部RMを使用している次のユーザがいる場合には(ステップS50でN)、アトラクト画面は表示させずに、撮像用モニタ330に代価受付部RMで受付中であることを案内する案内画像を表示させる(ステップS56)。
そして代価受付部RMが待機状態に移行されたか否かを判断し、代価受付部RMが待機状態に移行された場合には、すなわち次のユーザによる代価受付部RMの使用が終了した場合には(ステップS58でY)、撮像部CMを使用状態に移行させる(ステップS60)。そして第2の期間のカウントを開始する(ステップS62)。本実施形態では第2の期間のカウントとして、まず、ユーザが受付領域RAから撮像領域CAに移動して撮像部CMの使用を開始するための撮像準備期間のカウントを開始する。
すると、撮像用モニタ330に撮像部CMの使用開始を促す画像を表示させ、開始操作を受け付ける(ステップS64)。そして、撮像用タッチセンサ230に対する開始操作が行われるか、撮像準備期間が終了すると(ステップS66でY)、撮像用モニタ330に写真シールの写真枠や背景などをユーザに選択させるための画像を表示させ、選択決定操作を受け付ける(ステップS68)。そして、撮像用タッチセンサ230に対する選択決定操作が行われるか、背景選択期間が終了すると(ステップS70でY)、カメラCRが撮像しているユーザの画像をリアルタイムの動画として表示させ、シールに印刷する静止画としてのユーザの画像を保存する(ステップS72)。本実施形態では、シャッター期間のカウントが終了すると、その時点でカメラCRが撮像しているユーザの画像を静止画像として表示させ、表示させた画像を保存する。そして、第2の期間が満了するまで(ステップS74でY)、ステップS68からステップS74までの処理を繰り返す。
こうして第2の期間が満了すると(ステップS74でY)、編集操作受付部EMに移動することを案内する音声を撮像部CMのスピーカから出力させる(ステップS76)。そして撮像部CMを待機状態に移行させ(ステップS78)、次のユーザの代価の投入を受け付ける。
5.変形例
上記実施形態で説明した手法は、一例を示したに過ぎず、上記実施形態の手法と同様の効果を奏する均等な手法を採用した場合においても本発明の範囲に含めることができる。また本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。そして上記実施形態で説明した各種の手法や、変形例として後述する各種の手法は、本発明を実現する手法として適宜組み合わせて採用することができる。
例えば上記実施形態では、写真シール自動販売装置PMが、代価受付部RM、撮像部CM、編集操作受付部EM、写真シール提供部PBを含む構成を例に挙げて説明したが、編集操作受付部EMを省略するようにしてもよい。この場合には写真シール提供部PBは、自動的に編集された画像を印刷して印刷物をユーザに提供したり、撮像された画像を編集せずにそのまま印刷出力して印刷物をユーザに提供するようにしてもよい。
またユーザが代価受付部RM、撮像部CM、編集操作受付部EM、写真シール提供部PBの各部を順次円滑に使用するために各部の処理を連動させる制御は、第1のカウンタ部104、第2のカウンタ部108、第3のカウンタ部116の各カウント値に基づいて行ってもよいし、各部の設定状態や設定状態の移行に基づいて行ってもよいし、各部におけるユーザの操作入力や各種処理に基づいて行ってもよい。またこれらの情報を適宜組合せて各部の処理を連動させる制御を行ってもよい。
また代価受付部RM、撮像部CM、編集操作受付部EM、写真シール提供部PBの各部を制御するための処理部100は、1つの処理部100により各部の制御を行うようにしてもよいし、処理部100を各部に分散させて各部の制御を行うようにしてもよい。
本実施形態の写真シール自動販売装置の外観の一例を示す斜視図。 本実施形態の写真シール自動販売装置の外観の一例を示す斜視図。 本実施形態の写真シール自動販売装置の外観の一例を示す斜視図。 本実施形態の写真シール自動販売装置の機能ブロックの説明図。 本実施形態の写真シール自動販売装置の外観の一例を示す平面図。 本実施形態の写真シール自動販売装置の処理例を示すフローチャート。 本実施形態の写真シール自動販売装置の処理例を示すフローチャート。
符号の説明
PM 写真シール自動販売装置、RM 代価受付部、CM 撮像部、
EM 編集操作受付部、PB 写真シール提供部、SP スピーカ、RA 受付領域、
RMN 受付用モニタ、CI コイン投入口、RL 受付用照明部、MR 鏡MR、
BT 撮像移行ボタン、CA 撮像領域、ST シート、CR カメラ、
CL 撮像用照明部、CMN 撮像用モニタ、EA 編集領域、EMN 編集用モニタ、
TP タッチペン、PA 取出領域、PO 写真シール取出口
100 処理部、102 状態制御部、104 第1のカウンタ部、
106 照明制御部、108 第2のカウンタ部、110 表示制御部、
112 カウンタ制御部、114 カメラ制御部、116 第3のカウンタ部、
118 編集処理部、120 印刷処理部、122 音制御部、124 記憶部、
210 代価検出センサ、220 撮像移行ボタン、230 撮像用タッチセンサ、
240 編集用タッチセンサ、310 受付用照明、320 受付用モニタ、
330 撮像用モニタ、340 カメラ、350 撮像用照明、360 編集用モニタ、
370 印刷部、380 スピーカ、

Claims (3)

  1. 撮像したユーザの画像を編集して印刷する画像印刷装置であって、
    第1の領域に位置するユーザから代価の投入を受け付ける代価受付部と、
    前記代価の全部または一部の投入を受け付けた場合に、前記第1の領域に位置するユーザを照明する照明部と、
    前記第1の領域に位置するユーザを映す鏡面体と、
    第2の領域に位置するユーザの画像を撮像する撮像部と、
    第3の領域に位置するユーザから前記画像を編集するための操作を受け付ける編集操作受付部と、
    編集された前記画像を印刷して印刷物をユーザに提供する印刷物提供部と、
    を含むことを特徴とする画像印刷装置。
  2. 請求項1において、
    前記第2の領域に位置するユーザに対して所与の画像を表示する表示部と、
    前記代価の全部または一部の投入を受け付けていない場合に、前記代価受付部に前記代価の投入を行うことを案内する案内画像を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を更に含むことを特徴とする画像印刷装置。
  3. 請求項1、2のいずれかにおいて、
    前記代価の全部または一部の投入を受け付けた場合に前記照明部を点灯させ、前記照明部を点灯させてから所定期間が経過した場合に前記照明部を消灯させる照明制御部と、
    所定の条件が満たされた場合に、前記撮像部の設定状態をユーザが前記撮像部を使用することができる状態である使用状態に設定する状態制御部と、
    を更に含み、
    前記照明制御部が、
    前記撮像部の設定状態が使用状態に設定されていない場合に、前記照明部を点灯させてから所定期間が経過していない場合であっても、ユーザの操作入力に基づいて前記照明部を消灯させることを特徴とする画像印刷装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012234041A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Furyu Kk 写真シール機および写真シール機の照明の制御方法
JP2013222034A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Ims:Kk 写真シール払出装置及びその制御方法

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