JP2009069061A - 酸素センサー - Google Patents

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秀次 谷川
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徹太郎 大道
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Abstract

【課題】酸素濃度が例えば10ppm以下の極低酸素分圧下でも精度良く酸素濃度の測定ができるとともに、長時間にわたって安定した測定が可能な酸素センサーを提供する。
【解決手段】酸素イオン導電性を有する固体電解質からなる棒状部材13を備え、この棒状部材13の一端が、酸素濃度が既知の参照極物質12に接続され、棒状部材13の他端が、被測定物である溶融金属Mに浸漬されており、参照極物質12の酸素分圧と溶融金属Mの酸素分圧の差によって発生する起電力を検出することで溶融金属M中の酸素濃度を測定することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶融金属中の酸素濃度を測定する際に用いられる酸素センサーに関する。
近年、例えば電子部品等の素材として用いられる銅や銅合金等の金属素材に対する要求品質が年々厳しくなっており、溶融金属を取り扱うプロセスにおける不純物元素等の濃度管理が重要視されている。特に、溶融金属中の酸素は、金属素材の特性に大きく影響を与えるため、その濃度管理を厳しく行う必要がある。
従来、溶融金属中の酸素濃度を連続的に測定する酸素センサーとして、例えば、特許文献1及び特許文献2に開示されているように、酸素濃淡電池の原理を利用したものが提供されている。従来の酸素センサーの構造について、図3及び図4を参照にして説明する。
図3に示す酸素センサー1は、酸素イオン導電性を有する固体電解質(安定化ジルコニア電解質)からなる有底筒状のタンマン管2を備えており、このタンマン管2が溶融金属Mに浸漬されることでタンマン管2の外周面が溶融金属Mに接触させられる。そして、タンマン管2の内部には、酸素濃度が既知の参照極物質3が充填されている。この参照極物質3には外部に延びるリード線4が接続され、溶融金属Mには外部に延びるリード線8が接続されている。このように、酸素イオン導電性を有する固体電解質からなるタンマン管2の壁部を挟んで被測定物である溶融金属Mと参照極物質3とが配されることにより酸素濃淡電池が形成される。そして、溶融金属Mと参照極物質3との酸素分圧差により発生する起電力をリード線4とリード線8とに接続した電圧計で検出することによって溶融金属M中の酸素濃度が測定される。
また、図4に示す酸素センサー5は、非特許文献1に開示されたものであり、基本的な構成は図3に示す酸素センサー1と同一であるが、タンマン管2の外周面の一部が絶縁体であるAl管6で覆われることで溶融金属Mとタンマン管2との接触面積が小さくされている。また、タンマン管2の内部の最下部に固定電解質粉末7を充填してその上に参照極物質3を充填することで、参照極物質3と溶融金属Mとの距離を長くしている。このような構成とすることで、酸素イオン以外の電子の移動を抑制して、酸素濃度の測定精度の向上を図っている。
特開平10−213563号公報 特開2004−294131号公報 Diester Janke、他2名、「Sensors based on new oxide electrolyte and oxygen reference materials for on-line measurements in steel melts」、Steel research、vol65、1994年、p.167-172
ところで、前述の酸素センサーにおいては、ある程度の低酸素分圧下においては酸素濃度の測定が可能ではあるものの、酸素濃度が10ppm以下のような極低酸素分圧下では、電子伝導の影響が無視できなくなり、本来酸素濃度の対数に比例する起電力特性が直線からずれてしまい、測定精度が低下してしまうという問題があった。特に、電子伝導が生じやすい高温条件下においては、測定精度が著しく低下してしまう。
さらに、電子伝導の影響により、長時間にわたって安定した測定をすることができず、連続的に酸素濃度を把握することができなくなるといった問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、酸素濃度が例えば10ppm以下の極低酸素分圧下でも精度良く酸素濃度の測定ができるとともに、長時間にわたって安定した測定が可能な酸素センサーを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、この発明は以下の手段を提案している。
即ち、本発明に係る酸素センサーは、酸素イオン導電性を有する固体電解質からなる棒状部材を備え、この棒状部材の一端が、酸素濃度が既知の参照極物質に接続され、前記棒状部材の他端が、被測定物である溶融金属に浸漬されており、前記参照極物質の酸素分圧と前記溶融金属の酸素分圧の差によって発生する起電力を検出することで溶融金属中の酸素濃度を測定することを特徴としている。
この構成の酸素センサーによれば、例えば安定化ジルコニア等の酸素イオン導電性を有する固体電解質からなる棒状部材を備え、この棒状部材の一端が、酸素濃度が既知の参照極物質に接続され、前記棒状部材の他端が、被測定物である溶融金属に浸漬されることで、酸素濃淡電池が形成される。つまり、従来のように酸素イオン導電性を有する固体電解質からなるタンマン管の壁部を介して溶融金属及び参照極物質が配されるのではなく、酸素イオン導電性を有する固体電解質からなる棒状部材の一端と他端とにそれぞれ溶融金属及び参照極物質が配されているのである。これにより、固体電解質(棒状部材)と溶融金属との接触面積及び固体電解質(棒状部材)と参照極物質の接触面積がそれぞれ小さくなるとともに、溶融金属と参照極電極との距離が確保されることになり、溶融金属と参照極物質との間に固体電解質(棒状部材)を挟んで形成された酸素濃淡電池における電子抵抗を増大させることができ、電子伝導の影響を抑えながら溶融金属の酸素濃度を測定することが可能となる。
また、本発明に係る酸素センサーは、前記棒状部材の一端が、固体電解質粉末を介して前記参照極物質に接続していることを特徴としている。
酸素イオン導電性を有する固体電解質からなる棒状部材の一端が参照極物質と直接的に接触するのを避けて棒状部材と参照極物質との間に固体電解質粉末を介することによって、酸素濃淡電池における電子抵抗をさらに増大させることができ、電子伝導の影響を抑制しながら溶融金属の酸素濃度を測定することが可能となる。
さらに、本発明に係る酸素センサーは、前記固体電解質粉末にAl粉末が添加されていることを特徴としている。
前記固体電解質粉末にAl粉末を添加することによって、さらに電子抵抗の増大を図ることができる。
本発明に係る酸素センサーによれば、酸素イオン導電性を有する固体電解質からなる棒状部材の一端と他端とにそれぞれ溶融金属及び参照極物質を配することによって、酸素濃淡電池における電子抵抗が大幅に増大され、電子伝導の影響を抑制することができるため、極低酸素分圧下においても精度が高く安定した測定をすることが可能となる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る酸素センサーについて、図1を用いて詳細に説明する。図1は第1の実施形態に係る酸素センサーの概略構成図である。この酸素センサー10は、溶融金属M中の酸素濃度を測定するためのセンサーであり、溶融金属Mの流路に設置され、参照極物質12と溶融金属Mとの間に生ずる起電力を検出することによって溶融金属M中の酸素濃度を連続的に測定するものである。
この酸素センサー10は、基部11と、該基部11の内部に封入された参照極物質12と、棒状部材13と、リード線14とから概略構成されている。
基部11は、例えば安定化ジルコニア等の酸素イオン導電性を有する個体電解質から構成され、管状体の両端が閉塞された形状を有し、基部11の上側の底面にはリード線14が挿通可能な挿通孔が形成され、基部11の下側の底面には棒状部材13が挿通可能な開口孔が形成されている。
参照極物質12は、酸素濃度が既知の酸化物を含む金属で構成され、溶融金属Mの種類に応じて、Fe−FeO、Ni−NiO、Cr−Cr、Bi−Bi、Mn−MnO等が用いられる。
また、この参照極物質12にはリード線14が接続されているとともに、溶融金属Mには外部に延びるリード線16が接続されており、これらリード線14とリード線15との間には電圧計(図示省略)が接続されている
棒状部材13は、安定化ジルコニア等の酸素イオン導電性を有する固体電解質で構成されている。この棒状部材13の一端側が基部11内に封入された参照極物質12に接触するように、基部11の前記開口孔に挿入され、該基部11の長手方向に沿って延びるように設置されている。そして、基部11の外部に位置する棒状部材13の他端が測定部13aとされている。なお、本実施形態においては、棒状部材13は、MgOやY等で安定化した安定化ジルコニアで構成されており、化学的安定性及び耐熱衝撃性に優れている。
以上のような構成の酸素センサー10で溶融金属M中の酸素濃度を測定する際には、棒状部材13の先端側の測定部13aが溶融金属M中に浸漬される。これにより、酸素イオンが伝導可能な棒状部材13を介して被測定物である溶融金属Mと参照極物質12との間に酸素濃淡電池が形成される。そして、溶融金属Mと参照極物質12との酸素分圧差により発生する起電力を、リード線14とリード線15とに接続された電圧計で検出することによって溶融金属M中の酸素濃度が測定される。
この酸素センサー10によれば、酸素イオン導電性を有する固体電解質からなる棒状部材13を備え、この棒状部材13の一端が、酸素濃度が既知の参照極物質12に接続され、棒状部材13の他端が被測定物である溶融金属Mに浸漬されているので、棒状部材13と溶融金属Mとの接触面積及び参照極物質12と棒状部材13との接触面積を小さくすることができ、さらに酸素濃度測定時における参照極物質12と溶融金属Mとの距離を確保することができる。これによって、溶融金属Mと参照極物質12との間に棒状部材13を介して形成された酸素濃淡電池における電子抵抗が大幅に増大することになり、電子伝導の影響を抑えながら溶融金属Mの酸素濃度を測定することができる。これにより、電子伝導が生じやすい高温条件下や、電子伝導の影響を受けやすい極低酸素分圧下においても、高い精度で安定した測定を行うことが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る酸素センサー20について図2を用いて説明する。図2においては、図1と同じ構成部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この実施形態の酸素センサー20は、基部11内に、参照極物質12に加えて固体電解質粉末21が封入されている点で第1の実施形態と相違し、他は同様の構成となっている。
固体電解質粉末21は、安定化ジルコニアを粉末状にしたものであり、本実施形態においてはこの固体電解質粉末21内にAl粉末が約5wt%添加されている。そして図2に示すように、この固体電解質粉末21は基部11内部の最下部に充填され、該固体電解質粉末21の上に参照極物質12が充填された二層構造とされている。なお、棒状部材13の一端側は、基部11の内部において、固体電解質粉末21とのみ接触しており、直接的に参照極物質12とは接触しないように構成されている。
このような構成の酸素センサー20は、第1の実施形態の酸素センサー10と同様の手順で使用され、溶融金属M中の酸素濃度を測定する。
この酸素センサー20においては、棒状部材13の一端が参照極物質12に直接的に接触されておらず、棒状部材13と参照極物質12との間に固体電解質粉末21が介入されているため、酸素濃淡電池における電子抵抗をさらに増大させることができ、電子伝導の影響をより抑えながら溶融金属M中の酸素濃度を測定することが可能となる。
さらに、固体電解質粉末21にAl粉末が添加されていることによって、電子抵抗が一層大きくなり、電子伝導の影響を確実に抑えることができる。
以上、本発明における実施形態の酸素センサーについて図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の設計変更も含まれる。
例えば、被測定物である溶融金属Mを銅及び銅合金の溶湯としたもので説明したが、これに限定されることはなく、他の溶融金属M中の酸素濃度を測定するものであってもよい。
また、棒状部材を構成する固体電解質として安定化ジルコニアを用いたもので説明したが、これに限定されることはなく、その他の酸素イオン導電性を有する固体電解質で構成されていてもよい。
また、固体電解質粉末21にAl粉末を約5wt%添加したものとして説明したが、これに限定されることはない。ここで、Al粉末の添加量を0.5〜10wt%に調整した場合には、固体電解質粉末のイオン導電度の向上を図ることが可能となる。これにより、酸素イオンが確実に移動することができ、酸素イオンの漏れによる測定値の誤差を回避することもできる。
本発明の酸素センサーの効果を検証すべく確認実験を行った。その結果を以下に示す。
上記の第1の実施形態の酸素センサー10、第2の実施形態の酸素センサー20、図3に示した従来の酸素センサー1及び図4に示した従来の酸素センサー5を用いて溶融金属M中の酸素濃度を測定する試験を行った。以下、試験条件及び測定結果について詳細に説明する。なお、本実施例では測定対象となる溶融金属Mとして、Cu‐Zr合金(0.7at%Zr)を用いた。
比較例1として、図3に示した従来の酸素センサー1を用いた。この酸素センサー1は、安定化ジルコニア電解質からなる有底筒状のタンマン管2を備え、このタンマン管2が溶融金属Mに浸漬されている。このタンマン管2の寸法は、直径が8mm、内径が6mmであり、図3の上下方向の長さは50mmに設定されている。そして、タンマン管2の管内には、酸素濃度が既知の参照極物質3としてCr−Crが充填されており、参照極物質3には外部に延びるリード線4の一端が接続され、該リード線4の他端が溶融金属Mに浸漬されている。リード線4として外径が0.5mmのW線を用いた。
比較例2として、図4に示した従来の酸素センサー5を用いた。この酸素センサー5は、図3に示した酸素センサー5のタンマン管2の外周の一部に絶縁体であるAl管6を装着したものである。Al管6の寸法は、直径が10mm、内径が8mm、図4の上下方向の長さが30mmに設定されている。また、Al管6がタンマン管2の外周部に装着された状態では、タンマン管2の先端部は10mmの長さだけ露呈されており、この先端部のみが直接的に溶融金属Mに接触する構成としている。また、タンマン管の2の内部の最下部に、安定化ジルコニアからなる固体電解質粉末7をタンマン管の先端から20mmの高さまで充填して、この固体電解質7の上に参照極物質3としてのCr−Crを充填した。
本発明の実施例1として、前述の第1の実施形態である酸素センサー10を用いた。棒状部材13は、安定化ジルコニア電解質からなり、上下方向の長さが40mm、断面が5mm×1mmの角棒状とした。また、基部11を構成するアルミナ管11aは、外径が6mm、内径が4mmでその厚さは2mmとした。また、参照極物質13としてCr−Crを充填し、棒状部材13の端部から10mmの長さの部分が参照極物質13に接触するようにした。
本発明の実施例2として、前述の第2の実施形態である酸素センサー20を用いた。基部11の最下部に、安定化ジルコニウムの固体電解質粉末21に5wt%のAl粉末を添加したものを棒状部材13の一端が覆われるまで充填し、その上に参照極物質13であるCr−Crを充填して二層構造とした。
以上の4種類の酸素センサー1、5、10、20を用いて、Cu‐Zr合金(0.7at%Zr)の溶融金属Mの酸素濃度の測定を行った。具体的には、それぞれのセンサーの固体電解質部分を溶融金属Mに浸漬し、リード線に接続した電圧計により発生する起電力を検出した。なお、測定時の溶融金属Mの温度を1423Kとした。酸素濃淡電池を用いた酸素濃度測定における起電力と酸素濃度との関係は、特に高温、低酸素分圧下の場合は次式で表される。
Figure 2009069061
ここで、R:気体定数、T:測定温度、F:ファラデー定数、Pe´:電子伝導とイオン伝導が等しくなるときの酸素分圧、PO2(I):参照極物質の酸素分圧、PO2(II):溶融金属の酸素分圧、n:測定対象の原子価を表している。検出した起電力からこの式を用いて求めた溶融金属Mの酸素濃度(分圧)を測定値とした。
測定結果を、図5〜図8に示す。図5は比較例1である酸素センサー1による測定結果、図6は比較例2である酸素センサー5による測定結果、図7は実施例1である酸素センサー10による測定結果、図8は実施例2である酸素センサー20による測定結果である。なお、測定値とともに、非特許文献1の解析手法に基づいて求めた酸素分圧を文献値として記載した。
図5及び図6からわかるように、比較例1、2の酸素センサー1、5による酸素濃度(分圧)の測定値はいずれも安定せず、時間の経過とともに上昇する傾向にあり、文献値からも大きくずれている。
一方、図7に示す実施例1の酸素センサー10による酸素濃度(分圧)の測定値は、比較例1、2の酸素センサー1、5による測定値に比べて安定しており、測定値の経時変化が抑制されている。さらに、図8に示す実施例2の酸素センサー20による酸素濃度(分圧)の測定値は、経時変化がなく極めて安定しており、文献値と非常に近い値を示している。
以上から、本発明の実施例1、2である酸素センサー10、20によれば、極低酸素分圧下においても電子伝導の影響を抑えて、精度高くして安定した測定をすることができることが確認された。
第1の実施形態に係る酸素センサーの概略構成図である。 第2の実施形態に係る酸素センサーの概略構成図である。 従来の酸素センサーの概略構成図である。 タンマン管の外周にAl管を装着した従来の酸素センサーの概略構成図である。 比較例1の酸素分圧の測定結果である。 比較例2の酸素分圧の測定結果である。 実施例1の酸素分圧の測定結果である。 実施例2の酸素分圧の測定結果である。
符号の説明
10、20 酸素センサー
12 参照極物質
13 棒状部材
13a 測定部
21 固体電解質粉末
M 溶融金属

Claims (3)

  1. 酸素イオン導電性を有する固体電解質からなる棒状部材を備え、この棒状部材の一端が、酸素濃度が既知の参照極物質に接続され、前記棒状部材の他端が、被測定物である溶融金属に浸漬されており、
    前記参照極物質の酸素分圧と前記溶融金属の酸素分圧の差によって発生する起電力を検出することで溶融金属中の酸素濃度を測定することを特徴とする酸素センサー。
  2. 前記棒状部材の一端が、固体電解質粉末を介して前記参照極物質に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の酸素センサー。
  3. 前記固体電解質粉末にAl粉末が添加されていることを特徴とする請求項2に記載の酸素センサー。
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