JP2009068695A - 切換弁及び可逆サイクル冷凍装置 - Google Patents

切換弁及び可逆サイクル冷凍装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009068695A
JP2009068695A JP2008196701A JP2008196701A JP2009068695A JP 2009068695 A JP2009068695 A JP 2009068695A JP 2008196701 A JP2008196701 A JP 2008196701A JP 2008196701 A JP2008196701 A JP 2008196701A JP 2009068695 A JP2009068695 A JP 2009068695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
packing
piston
pipes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008196701A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009068695A5 (ja
Inventor
Takashi Maejima
隆 前嶋
Hideki Sekiguchi
英樹 関口
Hideki Minamizawa
英樹 南澤
Michiaki Ono
道明 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP2008196701A priority Critical patent/JP2009068695A/ja
Publication of JP2009068695A publication Critical patent/JP2009068695A/ja
Publication of JP2009068695A5 publication Critical patent/JP2009068695A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Abstract

【課題】配管間の流れを切り換える弁体をスムーズに移動させることができる切換弁及び可逆サイクル冷凍装置を提供する。
【解決手段】可逆サイクル冷凍装置としての空気調和機は切換弁2を備えている。切換弁2は複数の配管が取り付けられた弁本体とピストン体7とを備えている。ピストン体7は弁本体の軸芯に沿って移動自在に当該弁本体内に収容されたピストン本体17とピストン本体17の両端部に設けられて弁本体との間をシールするパッキン18とピストン本体17の中央部に設けられて複数の配管間の流れを変更する弁体とを備えている。パッキン18は環状に形成されかつその断面形が弁本体の端に向かうにしたがって徐々に弁本体の円筒部の内面に近づく方向に傾斜した傾斜部28を備えている
【選択図】図4

Description

この発明は、例えば、可逆サイクル冷凍装置の冷暖房を切り換える切換弁及びこの切換弁を備えた可逆サイクル冷凍装置に関する。
従来、冷房と暖房とが切り換え可能な可逆サイクル冷凍装置としての空気調和機では、圧縮機と、凝縮器又は蒸発器として用いられる二つの熱交換器と、これら圧縮機と二つの熱交換器との間の冷媒の流れる流路を切り換える切換弁(図12及び図13に示す)100とを備えている。
図12及び図13に例示された切換弁100は、円筒状の弁本体101と、当該弁本体101内に収容されたピストン体102とを備えている。弁本体101には、図12中の上方に配管103が一つ取り付けられ、図12中の下方に配管103が三つ取り付けられている。これら三つの配管103は、互いに平行に並べられている。また、弁本体101は、その両端が栓体104によって塞がれている。弁本体101には、弁本体101の内外を連通する弁座105が設けられている。
ピストン体102は、ピストン本体106と、一対のパッキン107と、一つの弁体108とを備えている。ピストン本体106は、弁本体101の軸芯に沿って移動自在に当該弁本体101内に収容されている。パッキン107は、ピストン本体106の両端部に設けられ、かつ弁本体101の内面で、パッキン107で仕切られるパッキン107の両側に位置する空間の間をシールする。弁体108は、ピストン本体106の中央部に設けられ、かつ前記複数の配管103間の流れ方向(即ち、流れ)を変更可能にする。
パッキン107は、円板状に形成されている。パッキン107は、弁本体101の軸芯方向の中央に向かうにしたがって徐々に弁本体101の内面に近づく方向に傾斜した傾斜部109を全周に亘って設けている。パッキン107は、傾斜部109が弾性を有する薄い板金で構成された板ばね110によって弁本体101の内面に向かって付勢されている。パッキン107は、傾斜部109が弁本体101の内面に密に接触して、当該弁本体101の内面との間を流体密に保つ。
前述した構成の切換弁100は、電磁石を有したパイロット弁111を有し、当該電磁石のコイルに電圧を印加されるか否かで、弁本体101の両端部とパッキン107との間の圧力差が変更されて、ピストン体102が移動する。具体的には、弁本体101の一方の端部と一対のパッキン107の一方のパッキン107との間の圧力を高くし、かつ弁本体101の他方の端部と一対のパッキン107の他方のパッキン107との間の圧力を低くすることで、ピストン体102が前述した他方の端部に近づく方向に移動させ、また、弁本体101の他方の端部と一対のパッキン107の他方のパッキン107との間の圧力を高くし、かつ弁本体101の一方の端部と一対のパッキン107の一方のパッキン107との間の圧力を低くすることで、ピストン体102が前述した一方の端部に近づく方向に移動させることで、ピストン体102が弁本体101内を移動する。切換弁100は、ピストン体102が移動することで、弁体108が複数の配管103の冷媒の流れ方向を変更して、空気調和機の冷暖房を切り換える。
前述した従来の空気調和機の切換弁100は、弁本体101の一方の端部と一対のパッ
キン107の一方のパッキン107との間の圧力を高くし、かつ弁本体101の他方の端部と一対のパッキン107の他方のパッキン107との間の圧力を低くすることで、ピストン体102が前述した他方の端部に近づく方向に移動させ、また、弁本体101の他方の端部と一対のパッキン107の他方のパッキン107との間の圧力を高くし、かつ弁本体101の一方の端部と一対のパッキン107の一方のパッキン107との間の圧力を低くすることで、ピストン体102が前述した一方の端部に近づく方向に移動させることで、ピストン体102が弁本体101内を移動する。また、ピストン体102のパッキン107の傾斜部109が前述した方向に傾斜している。
一方、ピストン体102と一対のパッキン107とで囲まれた空間は常に圧縮機の吐出側高圧に連通しており、パッキン107は、圧縮した吐出側高圧冷媒が吸入側低圧流れることを防止するためにシール性を必要とする。
このため、ピストン体102の一対のパッキン107間の圧力によって、当該ピストン体107の移動方向の前側のパッキン107の傾斜部109が拡がる方向に押圧される。
したがって、ピストン体102が移動する際に、当該ピストン体102の移動方向の前側のパッキン107の傾斜部109が拡げられるので摺動抵抗が増加し、当該ピストン体102の移動を妨げることになるとともに、パッキン107は圧力差による大きな荷重を受ける。よって、従来の切換弁100は、ピストン体102の移動をスムーズに行うことが困難となって、スムーズに配管103間の流れを切り換えることが困難であった。また、パッキン107のシール部は圧力差による大きな荷重下での切り換え動作の繰り返しにより損傷を受けて、耐久性が劣るという問題があった。
したがって、本発明の目的は、配管間の流れを切り換える弁体をスムーズに移動させることができ、また、パッキンの耐久性を向上させることができる切換弁及び可逆サイクル冷凍装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の切換弁は、複数の配管が取り付けられた筒状の弁本体と、前記弁本体の軸芯に沿って移動自在に当該弁本体内に収容されたピストン本体と、前記ピストン本体の両端部に設けられて弁本体に接触するパッキンと、前記ピストン本体の中央部に設けられて前記複数の配管間の流れを変更する弁体と、を備えたピストン体と、を備え、前記ピストン体が前記弁本体の軸芯に沿って移動することで前記弁体が前記複数の配管間の流れを変更する切換弁において、前記パッキンが、環状に形成され、かつその断面形が前記弁本体の端に向かうにしたがって徐々に弁本体の内面に近づく方向に傾斜した傾斜部を備えていることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明の切換弁は、請求項1に記載の切換弁において、前記弁本体の両端部には、当該弁本体の内外を連通する弁座が設けられ、かつ、前記ピストン本体の両端部には、前記弁本体の端部に近づくと、前記弁座に密に接触して、当該弁座を塞ぐ第2弁体が設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明の切換弁は、請求項1又は請求項2に記載の切換弁において、前記ピストン本体の両端部には、前記パッキンの前記傾斜部が前記弁本体の内面から離れすぎることを規制する規制部材が取り付けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の本発明の可逆サイクル冷凍装置は、圧縮機と、当該圧縮機と連結された熱交換器と、これらの圧縮機及び熱交換器と連結された切換弁とを備えた可逆サイクル冷凍装置において、前記切換弁として、請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載
の切換弁を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載された本発明によれば、パッキンの傾斜部が、弁本体の端に近づくのにしたがって徐々に弁本体の内面に近づく方向に傾斜しているので、ピストン体の移動方向の前側に位置するパッキンの傾斜部が、当該ピストン体が移動する際に収縮される方向に押圧される。
請求項2に記載された本発明によれば、ピストン本体の両端部に、弁本体の両端部に設けられた弁座を塞ぐ第2弁体が設けられているので、ピストン体が、第2弁体が弁座を塞ぐ所定の位置で確実に位置決めされる。
請求項3に記載された本発明によれば、傾斜部が弁本体の内面から離れすぎることを規制する規制部材を備えているので、傾斜部が塑性変形することを防止できる。
請求項4に記載された本発明によれば、前述した切換弁を備えているので、切換弁のピストン体の移動方向の前側に位置するパッキンの傾斜部が、当該ピストン体が移動する際に収縮される方向に押圧される。
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、ピストン体の移動方向の前側に位置するパッキンの傾斜部が、当該ピストン体が移動する際に収縮される方向に押圧されるので、当該前側のパッキンがピストン体の移動を妨げることがない。したがって、ピストン体即ち弁体をスムーズに移動させることができ、配管間の流れの切り換えをスムーズに行うことができる。さらに、背景技術の欄で説明した従来例では、パッキンにシール性を必要としていたが、本発明では、第2弁体がシールするので、パッキンのシール性を軽減でき、パッキンの耐久性が向上する。
請求項2に記載の本発明は、ピストン体を第2弁体が弁座を塞ぐ所定の位置で確実に位置決めできるので、弁体が、配管間の流れを確実に切り換えることができる。
請求項3に記載の本発明は、傾斜部が塑性変形することを防止できるので、傾斜部即ちパッキンの破損を防止できる。
請求項4に記載の本発明は、前述した切換弁を備えているので、可逆サイクル冷凍装置の冷媒の流れをスムーズに切り換えられる。
以下、本発明の一実施形態に係る切換弁及びこの切換弁を備えた可逆サイクル冷凍装置としての空気調和機を、図1乃至図10を参照して説明する。
本実施形態にかかる空気調和機1は、例えば、冷媒(流体に相当する)として二酸化炭素を用いるものである。空気調和機1では、冷媒としての二酸化炭素は、後述する圧縮機4によって、例えば、約10MPaの圧力まで圧縮される。空気調和機1は、図1及び図2に示すように、切換弁2と、パイロット弁3と、圧縮機4と、二つの熱交換器5と、膨張弁40とを備えている。
切換弁2は、図1及び図2に示すように、弁本体6と、ピストン体7とを備えている。弁本体6は、円筒部8と、二つの端部キャップ9と、複数の配管10と、弁板11と、を備えている。円筒部8は、勿論、内外径が一定の円筒状に形成されている。端部キャップ9は、それぞれ、円板状に形成され、円筒部8の端部に溶接により取り付けられて、当該
端部を塞いでいる。端部キャップ9には、当該端部キャップ9の中央を貫通した抽排気管12が取り付けられている。この抽排気管12の円筒部8の内側の端部12aは、特許請求の範囲に記載された弁座となっている。このため、弁本体6は、その両端部それぞれに弁座を設けている。
配管10は、図示例では、四つ設けられている。四つの配管10は、それぞれ、弁本体6の円筒部8の軸芯(長手)方向の中央部に取り付けられて、当該円筒部8の内外を連通している。これらの配管10は、弁本体6の円筒部8の外周面から外周方向に直線状に延在した格好に配置されている。四つの配管10のうち三つの配管10(以下、符号10a,10b,10cで示す)は、互いに平行でかつ円筒部8即ち弁本体6の軸芯(長手)方向に沿って、互いに間隔をあけて配置されている。残りの一つの配管10(以下、符号10dで示す)は、図示例では、前記三つの配管10a,10b,10cのうちの中央の配管10bと、円筒部8即ち弁本体6の軸芯を挟んで相対している。
前記配管10b,10dは、圧縮機4を介して、互いに導管13によって連結されている。また、前記配管10a,10cは、二つの熱交換器5,5にそれぞれ導管15によって連結され、かつ前記二つの熱交換器5,5は膨張弁40を介して導管14によって連結されている。
弁板11は、厚手の平板状に形成されて、弁本体6の円筒部8の内周面の中央部に取り付けられている。弁板11には、前記三つの配管10a,10b,10cそれぞれと連通した弁座口16が設けられている。
ピストン体7は、弁本体6内に収容されており、弁本体6の円筒部8よりも短く形成されているとともに、図1及び図2に示すように、ピストン本体17と、弁体21と、一対のピストン50を備えている。ピストン50は、円板部24と、規制部材18と、パッキン19と、付勢手段としての板ばね20と、一対の第2弁体としての玉22とを備えている。ピストン本体17は、平板部23を備え、この平板部23は、長手方向が弁本体6の円筒部8と平行な帯板状に形成されている。ピストン50は、平板部23の長手方向の両端にねじ26によって、取り付けられている。
規制部材18は、それぞれ、厚手でかつ円板部24と略同径の円板状に形成されている。規制部材18は、円板部24と同軸に配置されている。規制部材18は、円板部24に重ねられて、当該円板部24にリベット25によって固定されている。規制部材18は、その外周面に板ばね20を介してパッキン19の後述する傾斜部28が当接することがある。規制部材18は、傾斜部28が弁本体6の円筒部8の内面から離れ過ぎることを規制して、当該傾斜部28及び板ばね20が塑性変形することを規制する。
パッキン19は、合成樹脂で構成され、図4に示すように、円板状の円板部27と、傾斜部28とを一体に備えている。円板部27は、その外径が、円板部24及び規制部材18と略同径である。円板部27即ちパッキン19は、円板部24と規制部材18との双方と同軸に配置され、かつこれらの間に挟まれて、前記リベット25によって、円板部24と規制部材18との双方と固定されている。
傾斜部28は、円環状(即ち環状)に形成され、かつ円板部27の外縁の全周に亘って設けられている。傾斜部28は、円板部24の外縁から弁本体6の端と弁本体6の円筒部8の内面に向かって延在している。即ち、傾斜部28は、その断面形が弁本体6の端に向かうにしたがって徐々に弁本体6の円筒部8の内面に近づく方向に、前記弁本体6の軸芯方向と径方向との双方に対して傾斜している。
パッキン19は、傾斜部28の円板部27から離れた側の端が、弁本体6の円筒部8の内面に接離するように、弾性変形自在となっている。また、パッキン19は、弁本体6の円筒部8に組み込まれた状態では、傾斜部28の円板部27から離れた側の端が、全周に亘って、弁本体6の円筒部8の内面に密に接触して、当該弁本体6の円筒部8の内面との間を流体密(即ち、気密、液密)に保つ。このように、パッキン19は、ピストン本体17の両端部に設けられて、弁本体6の円筒部8の内面に接触する。
板ばね20は、弾性変形自在な薄手の板金で構成され、円板状の円板部29と、傾斜付勢部30とを一体に備えている。円板部29は、その外径が、円板部24,27及び規制部材18と略同径である。円板部29即ち板ばね20は、円板部24,27と規制部材18との全てと同軸に配置され、かつ規制部材18とパッキン19の円板部27との間に挟まれて、前記リベット25によって、円板部24,27と規制部材18との全てと固定されている。
傾斜付勢部30は、円環状(即ち環状)に形成され、かつ円板部29の外縁の全周に亘って設けられている。傾斜付勢部30は、円板部29の外縁から弁本体6の端と弁本体6の円筒部8の内面に向かって延在している。即ち、傾斜付勢部30は、その断面形が弁本体6の端に向かうにしたがって徐々に弁本体6の円筒部8の内面に近づく方向に、前記弁本体6の軸芯方向と径方向との双方に対して傾斜している。
板ばね20は、傾斜付勢部30の円板部29から離れた側の端が、パッキン19の傾斜部28を介して、この傾斜部28が弁本体6の円筒部8の内面に接離するように、弾性変形自在となっている。また、板ばね20は、弁本体6の円筒部8の内面から離れるパッキン19の傾斜部28を、弁本体6の円筒部8の内面に向かって付勢する弾性復元力を生じる。板ばね20は、弁本体6の円筒部8に組み込まれた状態では、傾斜付勢部30の円板部29から離れた側の端が、パッキン19の傾斜部28を弁本体6の円筒部8の内面に向かって押圧している。
弁体21は、ピストン本体17の平板部23の中央部に取り付けられ、弁板11から凹の椀状に形成されている。即ち、弁体21は、ピストン本体17の中央部に設けられている。弁体21は、後述するようにピストン体7が弁本体6の長手方向に沿って移動すると、前記三つの配管10a,10b,10cのうちの二つを互いに連通するとともに、これら三つの配管10a,10b,10cのうちの二つとの間を流体密に保って、これらの二つと弁本体6の円筒部8の内部とを互いに遮断する。
このため、弁体21は、図1に示すように、ピストン本体17即ちピストン体7が弁本体6の円筒部8の図1中左側の端部に位置付けられると、配管10a,10b同士を連通し、かつ、配管10c,10d同士を連通するとともに、配管10a,10bと配管10c,10dとを互いに遮断する。弁体21は、図2に示すように、ピストン本体17即ちピストン体7が弁本体6の円筒部8の図1中右側の端部に位置付けられると、配管10b,10c同士を連通し、かつ、配管10a,10d同士を連通するとともに、配管10b,10cと配管10a,10dとを互いに遮断する。このように、弁体21は、ピストン本体17即ちピストン体7が弁本体6の円筒部8の軸芯に沿って移動することで、複数の配管10a,10b,10c,10d間の流体としての冷媒の流れ方向(即ち、流れ)を変更する。
玉22は、二つ設けられている。玉22は、それぞれ、規制部材18の中央に取り付けられ、かつ当該規制部材18から端部キャップ9に向かって凸没自在に設けられている。また、玉22は、図3に示すように、コイルばね31によって、端部キャップ9から突出する方向に付勢されているとともに、図3中に符号32で示す鉤状部によって、当該端部
キャップ9側からの脱落が規制されている。
玉22は、ピストン体7が弁本体6の軸芯方向に移動して、相対する端部キャップ9に設けられた弁座としての抽排気管12の端部12aに近づくと、当該端部12aに密に接触して、当該端部12a即ち抽排気管12を塞ぐ。
前述したピストン体7は、パッキン19が弁本体6の円筒部8の内面に接触することで、弁本体6内の空間を、図1及び図2中左側から順に、第1外室33、中央室34、第2外室35に仕切る。また、ピストン体7のピストン本体17は、その全長が円筒部8より短く形成されていることで、弁本体6の円筒部8の軸芯に沿って移動自在に、当該弁本体6の円筒部8内に収容されている。
パイロット弁3は、電磁石を有し、かつ前述した抽排気管12,12と、配管10bに取り付けられた排気管36と、配管10dに取り付けられた抽気管37とが接続されている。パイロット弁3は、電磁石のコイルに電圧を印加されるか否かで、配管10dに取り付けられた抽気管37から供給される圧縮機4によって圧縮された冷媒を、一方の抽排気管12に供給するとともに、他方の抽排気管12からは配管10bに取り付けられた排気管36によって圧縮機4の吸入側に排出する状態と、他方の抽排気管12に供給するとともに、一方の抽排気管12から排出する状態とを切り換える。即ち、パイロット弁3は、電磁石のコイルに電圧を印加されるか否かで、配管10dに取り付けられた抽気管37から供給される圧縮機4によって圧縮された冷媒を、二つの抽排気管12,12のうちの一方を介して、前述した外室33,35のうちの一方に供給するとともに、二つの抽排気管12のうち他方を介して、前述した外室33,35のうちの他方から圧縮機4の吸入側に排出する。
圧縮機4は、前述した配管10b,10dと接続した導管13に設けられている。二つの熱交換器5は、凝縮器(冷媒が二酸化炭素の場合は、ガスクーラ)又は蒸発器としての機能を有するとともに、一方の熱交換器5は、配管10aと接続した導管15を介して切換弁2に連結され、他方の熱交換器5は、配管10cと接続した導管15を介して切換弁2に連結されている。さらに、二つの熱交換器5は、導管14によって互いに連結されている。こうして、圧縮機4と熱交換器5,5とは、切換弁2、膨張弁40、導管13,14,15を介して互いに連結され、可逆サイクル冷凍装置である空気調和機1が構成されている。
前述した構成の空気調和機1は、一方の熱交換器5が室外の空気と熱交換を行うように建造物などの室外に配置され、他方の熱交換器5が室内又は冷凍機内の空気と熱交換を行うように建造物などの室内に配置されている。
そして、空気調和機1は、パイロット弁3の電磁石のコイルに電圧を印加されるか否かで圧縮機4によって圧縮された冷媒を、抽排気管12を介して第1外室33に供給する状態と、抽排気管12を介して第2外室35に供給する状態とが切り換えられる。空気調和機1は、ピストン体7とともに弁体21を弁本体6の軸芯に沿って移動させて、二つの熱交換器5間の冷媒の流れ方向(即ち、流れ)を逆転させる。
そして、空気調和機1は、室内を冷房するときは室内に配置された熱交換器5が蒸発器として動作して室内を冷却し、室内を暖房するときは室内に配置された熱交換器5が凝縮器(冷媒が二酸化炭素の場合は、ガスクーラ)として動作して室内を暖める。このように、空気調和機1は、パイロット弁3によって、切換弁2のピストン体7とともに弁体21を移動させて、熱交換器5,5間の冷媒の流れる方向を切り換えて、室内の冷暖房を切り換える。
以下、前述した実施形態に記載された切換弁2の動作を説明する。まず、パイロット弁3の電磁石のコイルに電圧を印加した状態では、当該パイロット弁3が、圧縮機4の吐出側から高圧の冷媒を、抽気管37、パイロット弁3、抽排気管12を通して、第1外室33内に供給するとともに、第2外室35内の圧力は抽排気管12、パイロット弁3、排気管36を通して、圧縮機4の低圧吸入側に排出している。そして、図5に示すように、ピストン体7即ち弁体21が弁本体6の図中右側の端部に位置付けられて、弁体21が配管10b,10c同士を連結して、弁本体6内では配管10a,10d同士を連結している。即ち、図5に示す状態では、第1外室33内の冷媒は高圧に保たれ、第2外室35内の冷媒は低圧に保たれている。
このような図5に示された状態で、パイロット弁3の電磁石のコイルへの印加を停止すると、当該パイロット弁3が、圧縮機4の吐出側から高圧の冷媒を、抽気管37、パイロット弁3、抽排気管12を通して第2外室35内に供給するとともに、第1外室33内の圧力は抽排気管12、パイロット弁3、排気管36を通して圧縮機4の低圧吸入側に排出されるため、第1外室33内の圧力は低下する。すると、中央室34内には常に圧縮機4の吐出側高圧冷媒が供給されているので、中央室34内の冷媒の圧力と第1外室33内の冷媒の圧力との差によって、中央室34内の加圧された冷媒が図中左側のパッキン19の傾斜部28を、板ばね20の弾性復元力に抗して、弁本体6の円筒部8の内面から離れる方向に押圧する。
すると、図6に示すように、図中左側のパッキン19が収縮する方向即ち傾斜部28が弁本体6の円筒部8の内面から離れる方向に弾性変形して、中央室34と第1外室33の間のパッキン19によるシール性が低下する。しかし、第2外室35内には、圧縮機4からの加圧された冷媒が供給されているので、ピストン体7は、図中左側に向かって移動する、そして、図7に示すように、ピストン体7が弁本体6の円筒部8の図中左側の端部に位置付けられて、当該図中左側の玉22が弁座としての抽排気管12の端部12aを塞ぐとともに、弁体21が配管10a,10b同士を連結して、弁本体6内では配管10c,10d同士を連結する。このように、ピストン体7が弁本体6の図中右側の端部から図中左側の端部に向かって移動する際には、この左側に向かう移動方向の前側に位置する当該左側のパッキン19の傾斜部28が弁本体6の円筒部8の内面から離れる方向(収縮する方向)に押圧されて、弾性変形する。
図中左側の玉22が弁座としての抽排気管12の端部12aを塞ぐと、当該抽排気管12内を通る冷媒の流れが遮断されて、第1外室33内の冷媒と中央室34内の冷媒とが互いに同じ圧力となって、板ばね20の弾性復元力によって、図8に示すように、図中左側のパッキン19の傾斜部28が弁本体6の円筒部8の内面に密に接触する。このように、図8に示す状態では、第1外室33、第2外室35及び中央室34内の冷媒は高圧に保たれている。
このような図8に示された状態で、パイロット弁3の電磁石のコイルに電圧を印加されると、当該パイロット弁3が、圧縮機4の吐出側から高圧の冷媒を、抽気管37、パイロット弁3、抽排気管12を通して第1外室33内に供給するとともに、第2外室35内の圧力は抽排気管12、パイロット弁3、排気管36を通して圧縮機4の低圧吸入側に排出されるため、第2外室35内の圧力は低下する。すると、中央室34内には常に圧縮機4の吐出側高圧冷媒が供給されているので、中央室34内の冷媒の圧力と第2外室35内の冷媒の圧力との差によって、中央室34内の加圧された冷媒が図中右側のパッキン19の傾斜部28を板ばね20の弾性復元力に抗して、弁本体6の円筒部8の内面から離れる方向に押圧する。
すると、図9に示すように、図中右側のパッキン19が収縮する方向即ち傾斜部28が弁本体6の円筒部8の内面から離れる方向に弾性変形して、中央室34と第2外室35の間のパッキン19によるシール性が低下する。しかし、第1外室33内には、圧縮機4からの加圧された冷媒が供給されているので、ピストン体7は、図中右側に向かって移動する、そして、図10に示すように、ピストン体7が弁本体6の円筒部8の図中右側の端部に位置付けられて、当該図中右側の玉22が弁座としての抽排気管12の端部12aを塞ぐとともに、弁体21が配管10b,10c同士を連結して、弁本体6内では配管10a,10d同士を連結する。このように、ピストン体7が弁本体6の図中左側の端部から図中右側の端部に向かって移動する際には、この右側に向かう移動方向の前側に位置する当該右側のパッキン19の傾斜部28が弁本体6の円筒部8の内面から離れる方向(収縮する方向)に押圧されて、弾性変形する。
図中右側の玉22が弁座としての抽排気管12の端部12aを塞ぐと、当該抽排気管12内を通る冷媒の流れが遮断されて、第2外室35内の冷媒と中央室34内の冷媒とが互いに同じ圧力となって、板ばね20の弾性復元力によって、図中右側のパッキン19の傾斜部28が弁本体6の円筒部8の内面に接触する。こうして、第1外室33、第2外室35及び中央室34内の冷媒は高圧に保たれる。
切換弁2は、前述したように動作して、熱交換器5,5間の冷媒の流れを逆転させる。また、前述した切換弁2は、円筒部8内に弁板11を収容し、当該円筒部8及び弁板11に配管10a,10b,10cを第1の融点のろうを用いて、ろう付けする。そして、円筒部8に前記第1の融点よりも低い第2の融点のろうを用いて、配管10dをろう付けする。その後、円筒部8内にピストン体7を収容して、当該円筒部8の両端部に端部キャップ9を溶接により取り付けるとともに、抽排気管12、排気管36、抽気管37を取り付けて、前述した切換弁2が組み立てられる。
本実施形態によれば、パッキン19の傾斜部28が、弁本体6の円筒部8の端に近づくのにしたがって徐々に弁本体6の円筒部8の内面に近づく方向に傾斜しているので、ピストン体7の移動方向の前側に位置するパッキン19の傾斜部28が、当該ピストン体7が移動する際に、収縮される方向に押圧される。このため、当該前側のパッキン19がピストン体7の移動を妨げることがない。したがって、ピストン体7即ち弁体21をスムーズに移動させることができ、配管10a,10b,10c,10d間の冷媒の流れの切り換えをスムーズに行うことができる。
ピストン本体17の両端部に、弁本体6の両端部に設けられた弁座としての抽排気管12の端部12aを塞ぐ第2弁体としての玉22が設けられているので、ピストン体7が、玉22が抽排気管12の端部12aを塞ぐ所定の位置で確実に位置決めされる。このため、弁体21が、配管10a,10b,10c,10d間の流れを確実に切り換えることができる。
傾斜部28が弁本体6の円筒部8の内面から離れすぎることを規制する規制部材18を備えているので、傾斜部28が塑性変形することを防止できる。このように、傾斜部28が塑性変形することを防止できるので、傾斜部28即ちパッキン19が破損することを防止できる。
さらに、背景技術の欄で説明した従来例では、パッキン107は圧縮した吐出側高圧冷媒が吸入側低圧流れることを防止するためにシール性を必要とし、さらに、圧力によりパッキン107は拡がる方向に押圧されるため、パッキン107のシール部は圧力差による大きな荷重下での切り替え動作の繰り返しにより損傷を受けていたが、前述した実施形態では、パッキン19の傾斜部28が、弁本体6の円筒部8の端に近づくにしたがって徐々に弁本体6の内面に近づく方向に傾斜しているので、パッキン19の傾斜部28に加わる圧力差が大きくなるとパッキン19の傾斜部28が収縮される方向に押圧されて、パッキン19のシール性は低下するため圧力差を小さくなり、パッキン19の傾斜部28に加わる圧力差による荷重が低減されてパッキン19の耐久性が向上する。
前述した実施形態では、パッキン19の傾斜部28が収縮される方向に押圧された状態ではパッキン19のシール性が低下するが、このとき、パッキン19からの冷媒の流れは第2弁体としての玉22がシールする。
空気調和機1は、前述した切換弁2を備えているので、切換弁2のピストン体7即ち弁体21をスムーズに移動させることができ、配管10a,10b,10c,10d間の冷媒の流れの切り換えをスムーズに行うことができる。
前述した実施形態は、冷媒(流体)としてフロン系冷媒より使用圧力の高い二酸化炭素の場合特に有効であるが、フロン系の冷媒を用いても良い。また、本発明では、空気調和機1以外の機器に用いられて、種々の流体の流れを切り換えても良い。さらに、本発明では、配管10を複数設ければ、幾つ設けても良い(例えば、配管10を二つのみ設けても良い)。配管10を二つのみ設けた場合には、配管10間の冷媒の流れを開放したり遮断する。このように、本発明では、冷媒などの流体の流れの方向を変更したり、当該流れを開放、遮断して、当該流れを変更すればよい。また、本発明では、玉22以外に、図11(a)及び図11(b)に示すように、第2弁体を例えば合成樹脂から表面がフラットな部材40を用いても良い。なお、図11(a)及び図11(b)において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。要するに、本発明では、第2弁体を種々の構成にしても良いことは勿論である。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかる空気調和機の構成を示す説明図である。 図1に示された空気調和機の切換弁が配管間の流れを切り換えた状態を示す説明図である。 図1中のIII部を拡大して示す断面図である。 図1及び図2に示された空気調和機の切換弁のピストン体の要部の断面図である。 図1に示された空気調和機のパイロット弁の電磁石のコイルに電圧を印加した状態を模式的に示す説明図である。 図5に示された空気調和機のパイロット弁の電磁石のコイルへの印加を停止した状態を模式的に示す説明図である。 図6に示された空気調和機のパイロット弁のピストン体が移動した状態を模式的に示す説明図である。 図7に示された空気調和機のパイロット弁のピストン体のパッキンが中立状態に復帰した状態を模式的に示す説明図である。 図7に示された空気調和機のパイロット弁の電磁石のコイルに電圧を印加し始めた状態を模式的に示す説明図である。 図9に示された空気調和機のパイロット弁のピストン体が移動した状態を模式的に示す説明図である。 (a)は図1に示された空気調和機の切換弁の変形例の要部を示す断面図であり、(b)は図11(a)中のXIB部を拡大して示す断面図である。 従来の空気調和機で用いられる切換弁の構成を示す断面図である。 図12に示された空気調和機の切換弁のピストン体の要部の断面図である。
符号の説明
1 空気調和機
2 切換弁
4 圧縮機
5 熱交換器
6 弁本体
7 ピストン体
10,10a,10b,10c,10d 配管
12a 端部(弁座)
17 ピストン本体
18 規制部材
19 パッキン
21 弁体
22 玉(第2弁体)
28 傾斜部
40 部材(第2弁体)

Claims (4)

  1. 複数の配管が取り付けられた筒状の弁本体と、
    前記弁本体の軸芯に沿って移動自在に当該弁本体内に収容されたピストン本体と、前記ピストン本体の両端部に設けられて弁本体に接触するパッキンと、前記ピストン本体の中央部に設けられて前記複数の配管間の流れを変更する弁体と、を備えたピストン体と、を備え、
    前記ピストン体が前記弁本体の軸芯に沿って移動することで前記弁体が前記複数の配管間の流れを変更する切換弁において、
    前記パッキンが、環状に形成され、かつその断面形が前記弁本体の端に向かうにしたがって徐々に弁本体の内面に近づく方向に傾斜した傾斜部を備えていることを特徴とする切換弁。
  2. 前記弁本体の両端部には、当該弁本体の内外を連通する弁座が設けられ、かつ、
    前記ピストン本体の両端部には、前記弁本体の端部に近づくと、前記弁座に密に接触して、当該弁座を塞ぐ第2弁体が設けられていることを特徴とする請求項1記載の切換弁。
  3. 前記ピストン本体の両端部には、前記パッキンの前記傾斜部が前記弁本体の内面から離れすぎることを規制する規制部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の切換弁。
  4. 圧縮機と、当該圧縮機と連結された熱交換器と、これらの圧縮機及び熱交換器と連結された切換弁とを備えた可逆サイクル冷凍装置において、
    前記切換弁として、請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の切換弁を備えたことを特徴とする可逆サイクル冷凍装置。
JP2008196701A 2007-08-20 2008-07-30 切換弁及び可逆サイクル冷凍装置 Pending JP2009068695A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008196701A JP2009068695A (ja) 2007-08-20 2008-07-30 切換弁及び可逆サイクル冷凍装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007213445 2007-08-20
JP2008196701A JP2009068695A (ja) 2007-08-20 2008-07-30 切換弁及び可逆サイクル冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009068695A true JP2009068695A (ja) 2009-04-02
JP2009068695A5 JP2009068695A5 (ja) 2010-02-18

Family

ID=40447406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008196701A Pending JP2009068695A (ja) 2007-08-20 2008-07-30 切換弁及び可逆サイクル冷凍装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2009068695A (ja)
CN (1) CN101373114B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2388541A2 (en) 2010-05-17 2011-11-23 Kabushiki Kaisha Saginomiya Seisakusho Flow path switching valve
JP2017155887A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 株式会社鷺宮製作所 スライド式切換弁および冷凍サイクルシステム
JP2018013226A (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 株式会社鷺宮製作所 スライド式切換弁および冷凍サイクルシステム
CN107701399A (zh) * 2017-08-08 2018-02-16 江苏盈科汽车空调有限公司 自换热型车载空调压缩机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5958277A (ja) * 1982-09-28 1984-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電磁三方弁
JPH02102083U (ja) * 1989-01-31 1990-08-14
JP2004245427A (ja) * 2003-02-10 2004-09-02 Fuji Koki Corp 流路切換弁
JP2007078119A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Saginomiya Seisakusho Inc 流路切換弁

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5958277A (ja) * 1982-09-28 1984-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電磁三方弁
JPH02102083U (ja) * 1989-01-31 1990-08-14
JP2004245427A (ja) * 2003-02-10 2004-09-02 Fuji Koki Corp 流路切換弁
JP2007078119A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Saginomiya Seisakusho Inc 流路切換弁

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2388541A2 (en) 2010-05-17 2011-11-23 Kabushiki Kaisha Saginomiya Seisakusho Flow path switching valve
JP2011241870A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Saginomiya Seisakusho Inc 流路切換弁
EP2388541A3 (en) * 2010-05-17 2015-04-29 Kabushiki Kaisha Saginomiya Seisakusho Flow path switching valve
JP2017155887A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 株式会社鷺宮製作所 スライド式切換弁および冷凍サイクルシステム
JP2018013226A (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 株式会社鷺宮製作所 スライド式切換弁および冷凍サイクルシステム
CN107701399A (zh) * 2017-08-08 2018-02-16 江苏盈科汽车空调有限公司 自换热型车载空调压缩机

Also Published As

Publication number Publication date
CN101373114B (zh) 2011-01-26
CN101373114A (zh) 2009-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7071757B2 (ja) 六方切換弁
JP5080612B2 (ja) 流路切換弁
EP3309432B1 (en) Reversing valve and cooling system having same
JP5175144B2 (ja) 四方切換弁用弁体
JP5997491B2 (ja) 四方切換弁
JP2009068695A (ja) 切換弁及び可逆サイクル冷凍装置
US6158466A (en) Four-way flow reversing valve for reversible refrigeration cycles
JP4818668B2 (ja) 流路切換弁
JP2003083458A (ja) 四方向切換弁
US20190162320A1 (en) Flow control valve
JP6621686B2 (ja) 六方切換弁
JP2006316852A (ja) パイロット作動式電磁弁およびこれを用いた熱交換システム
JP5663330B2 (ja) 四方切換弁
JP6215802B2 (ja) スライド弁及び冷凍サイクル
JP2018194022A (ja) 流路切換弁及びその組立方法
US20190203989A1 (en) Refrigeration cycle apparatus
JP3958059B2 (ja) 四方向切換弁
EP3260746B1 (en) Flow control valve
JP7367972B2 (ja) パイロット弁
JP5997490B2 (ja) 四方切換弁
JP6832299B2 (ja) スライド式切換弁、および、それを備える冷凍サイクルシステム
JP7109057B2 (ja) 四方切換弁
JP5316345B2 (ja) 流量制御弁
JP2020046031A (ja) スプール弁
JP2021196009A (ja) スライド式切換弁及び冷凍サイクルシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110726