JP2009064071A - 画像読取装置及び画像読取装置の製造方法 - Google Patents

画像読取装置及び画像読取装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の画像読取装置と比べて薄型化を図ることができる画像読取装置及び画像読取装置の製造方法を提供する。
【解決手段】透明基板2と、透明基板2の一方の面に形成された有機EL素子10と、透明基板2の他方の面に形成された複数の受光素子3を有する撮像装置20とを備え、有機EL素子10は透明基板2側に光を放射し、撮像装置20は有機EL素子10から放射される光を透過させる画像読取装置1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像読取装置及び画像読取装置の製造方法に関する。
従来、被験者の指先の微細な凹凸により指紋を読み取る画像読取装置として、指紋読取装置が知られている。この指紋読取装置は、ドライバ回路部により供給される駆動信号により駆動され指先の指紋を読み取る撮像装置を備えている。
また、撮像装置が光透過性を有し、撮像装置の背面にバックライトを設け、このバックライトより出射され、撮像装置を透過して被写体(指先)に当たって反射した光を撮像装置により認識することで指紋を読み取るように構成された画像読取装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記の画像読取装置301の構成としては、図4に示すように、撮像装置320の背面に拡散シート305、導光板302及び反射シート303を配置し、LED(Light Emitting Diode)等の光源304を導光板302の端に配置し、拡散シート305により発散される光を撮像装置320の背面から被写体に照射するサイドライト型のものが考えられる。
特開2003−060844号公報
しかし、撮像装置の背面に、バックライトとしてLED等の光源、拡散シート、導光板及び反射シートを配置すると、画像読取装置の厚さが制約され、薄型化を図れないという問題がある。
本発明の課題は、従来の画像読取装置と比べて薄型化を図ることができる画像読取装置及び画像読取装置の製造方法を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、透明基板と、前記透明基板の一方の面に形成された有機EL素子と、前記透明基板の他方の面に形成された複数の受光素子を有する撮像装置とを備え、前記有機EL素子は前記透明基板側に光を放射し、前記撮像装置は前記有機EL素子から放射される光を透過させることを特徴とする画像読取装置である。
請求項2に記載の発明は、透明基板と、前記透明基板の一方の面に形成され複数の受光素子を有する撮像装置と、前記透明基板の他方の面にマトリクス状に配列された複数の有機EL素子とを備え、前記有機EL素子は前記透明基板側に光を放射し、前記撮像装置は前記有機EL素子から放射される光を透過させることを特徴とする画像読取装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像読取装置であって、前記複数の有機EL素子をそれぞれ駆動させるトランジスタアレイをさらに備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、画像読取装置の製造方法であって、透明基板の一方の面に有機EL素子を形成し、次に、前記透明基板の他方の面に撮像装置を形成することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、画像読取装置の製造方法であって、透明基板の一方の面にトランジスタアレイを形成し、次に、前記トランジスタアレイの表面に複数の有機EL素子をマトリクス状に形成し、その後、前記透明基板の他方の面に撮像装置を形成することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、画像読取装置の製造方法であって、透明基板の一方の面に撮像装置を形成し、次に、前記透明基板の他方の面に有機EL素子を形成することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、画像読取装置の製造方法であって、透明基板の他方の面に撮像装置を形成し、次に、前記透明基板の他方の面にトランジスタアレイを形成し、その後、前記トランジスタアレイの表面に複数の有機EL素子をマトリクス状に形成することを特徴とする。
本発明によれば、バックライトとして厚さ数μmの有機EL素子を用いるので、従来の読取装置と比べて薄型化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態に係る画像読取装置1を示す断面図である。図1に示すように、画像読取装置1は、透明基板2と、有機EL(Electro Luminescence)素子10と、固体撮像デバイス20(撮像装置)とを備える。
透明基板2は略平板状であり、絶縁性を有し、石英ガラス等といったガラス基板又はポリカーボネート等といったプラスチック基板である。透明基板2の厚さは約0.7mmとすることができる。
〔有機EL素子〕
有機EL素子10は、陽極12と、有機EL層13と、電子注入層14と、陰極19と、保護絶縁層18から構成され、厚さ数μmのバックライトとして機能する。
陽極12は、透明基板2の裏側の面に成膜された少なくとも単層又は複数の導電膜を備えており、具体的には、例えば、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム、酸化インジウム(In23)、酸化スズ(SnO2)、酸化亜鉛(ZnO)又はカドミウム−錫酸化物(CTO)等を、気相成長法によって成膜することによって形成される。
有機EL層13は、少なくとも有機化合物からなる発光層を有する単層又は複数の層を備えている。有機EL層13内の有機発光層以外に電荷輸送層がある場合、この電荷輸送層は有機化合物層であってもよく、無機化合物であってもよい。電荷輸送層としては、正孔輸送層、電子輸送層等がある。有機EL層13は陽極12の上に形成された正孔輸送層、発光層、電子輸送層の三層構造であっても良いし、正孔輸送層、発光層の二層構造であっても良いし、また発光層、電子輸送層からなる二層構造であっても良いし、発光層からなる一層構造であっても良いし、電荷輸送層と発光層との組合せは任意に設定できる。また、これらの層構造において他の電荷輸送層の電荷輸送を制限する中間層が介在した積層構造であっても良いし、その他の積層構造であっても良い。
陽極12の表面には、電荷輸送層として正孔輸送層16、有機化合物からなる発光層17が順に積層されて有機EL層13が形成されている。正孔輸送層16は、導電性高分子であるPEDOT(ポリエチレンジオキシチオフェン)及びドーパントであるPSS(ポリスチレンスルホン酸)が好ましく、発光層17は、ポリフェニレンビニレン系発光材料、ポリフルオレン系発光材料等の共役二重結合高分子を有することが好ましい。
正孔輸送層16及び発光層17は、湿式塗布法(例えば、インクジェット法)によって成膜される。この場合、正孔輸送層16となるPEDOT及びPSSを含有する有機化合物含有液を陽極12に塗布後乾燥して正孔輸送層16を成膜し、その後、発光層17となる発光材料を含有する有機化合物含有液を塗布して成膜する。
発光層17の表面には、陰極19が設けられている。陰極19は、仕事関数の低く、有機EL発光層17に接触する電子注入層14と、電子注入層14を酸化から保護するとともに陰極19全体のシート抵抗を低くし、仕事関数が相対的に高い、保護導電層15と、の2層構造が好適である。
発光層17の表面には、電子注入層14が設けられている。電子注入層14は、陽極12よりも仕事関数の低い材料で形成されており、例えば、インジウム、マグネシウム、カルシウム、リチウム、バリウム、希土類金属の少なくとも一種を含む単体又は合金で形成されており、可視光が透過するように厚さが0.1nm〜50nmの薄膜であることが好ましい。あるいは、電子注入層14は、上記各種材料の層が積層された積層構造となっていても良い。
電子注入層14の表面には、電子注入層14の酸化を防止するための保護導電層15が設けられている。保護導電層15は、導電性材料(例えば、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム、酸化インジウム(In23)、酸化スズ(SnO2)、酸化亜鉛(ZnO)又はカドミウム−錫酸化物(CTO))を気相成長法によって電子注入層14の表面に成膜することにより形成される。
保護導電層15の表面には、保護絶縁層18が設けられている。保護絶縁層18としては、窒化シリコン又は酸化シリコン等の無機化合物や、樹脂材料等の絶縁体を用いることができる。
〔固体撮像デバイス〕
固体撮像デバイス20は、複数のダブルゲートトランジスタ3,3,・・・(受光素子)と、ボトムゲート絶縁膜22と、層間絶縁膜29と、保護絶縁膜4と、静電保護電極6と等を備え、厚さは数μmである。
ダブルゲートトランジスタ3は、透明基板2の一方の面上にマトリクス状に配列され、画素となる電気素子である。それぞれのダブルゲートトランジスタ3は透明基板2、ボトムゲート絶縁膜22、層間絶縁膜29、保護絶縁膜4の間に形成され、ボトムゲート電極21と、半導体膜23と、チャネル保護膜24と、不純物半導体膜25,26と、ドレイン電極27と、ソース電極28と、トップゲート電極30と、を具備する。
透明基板2上には、ボトムゲート電極21がダブルゲートトランジスタ3ごとにマトリクス状となって形成されている。横方向に配列された同一行の各ダブルゲートトランジスタ3のボトムゲート電極21は、透明基板2上に横方向に延在するボトムゲートライン(図示せず)と一体となって形成されている。ボトムゲート電極21及びボトムゲートラインは、導電性及び遮光性を有し、例えばクロム、クロム合金、アルミ若しくはアルミ合金又はこれらの合金からなる。
ボトムゲート電極21及びボトムゲートライン上には、全てのダブルゲートトランジスタ3,3,・・・に共通したボトムゲート絶縁膜22が形成されている。ボトムゲート絶縁膜22は、絶縁性及び透光性を有し、例えば窒化シリコン又は酸化シリコンからなる。
ボトムゲート絶縁膜22上には、半導体膜23がボトムゲート電極21と対向してダブルゲートトランジスタ3ごとにパターニングされて形成されている。半導体膜23は、平面視して略矩形状を呈しており、アモルファスシリコン又はポリシリコンで形成された層である。半導体膜23の中央部上には、チャネル保護膜24が形成されている。チャネル保護膜24は、パターニングに用いられるエッチャントから半導体膜23の表面を保護する機能を有し、絶縁性及び透光性を有し、例えば窒化シリコン又は酸化シリコンからなる。半導体膜23に光が入射すると、光量に従った量の電子−正孔対がチャネル保護膜24と半導体膜23との界面付近を中心に発生するようになっている。
半導体膜23の一端部上には、不純物半導体膜25が一部チャネル保護膜24に重なるようにして形成されており、半導体膜23の他端部上には、不純物半導体膜26が一部チャネル保護膜24に重なるようにして形成されている。不純物半導体膜25,26は半導体膜23の両端部上に互いに離間して形成される。不純物半導体膜25,26は、n型の不純物イオンを含むアモルファスシリコン(n+シリコン)からなる。
不純物半導体膜25上には、ダブルゲートトランジスタ3ごとにパターニングされたドレイン電極27が形成されている。縦方向に配列された同一列の各ダブルゲートトランジスタ3のドレイン電極27は縦方向に延在するドレインライン(図示せず)と一体に形成されている。
不純物半導体膜26上には、ダブルゲートトランジスタ3ごとにパターニングされたソース電極28が形成されている。縦方向に配列された同一列の各ダブルゲートトランジスタ3のソース電極28は縦方向に延在するソースライン(図示せず)と一体に形成されている。
ドレイン電極27、ソース電極28、ドレインライン及びソースラインは、導電性及び遮光性を有しており、例えばクロム、クロム合金、アルミ若しくはアルミ合金又はこれらの合金からなる。
全てのダブルゲートトランジスタ3,3,・・・のチャネル保護膜24、ドレイン電極27及びソース電極28並びにドレインライン及びソースライン上には、全てのダブルゲートトランジスタ3,3,・・・に共通した層間絶縁膜29が形成されている。層間絶縁膜29は、絶縁性及び透光性を有し、例えば窒化シリコン又は酸化シリコンからなる。
層間絶縁膜29上には、ダブルゲートトランジスタ3ごとにトップゲート電極30が半導体膜23に対向するようにパターニングされて形成されている。横方向に配列された同一行の各ダブルゲートトランジスタ3のトップゲート電極30は横方向に延在するトップゲートライン(図示せず)と一体に形成されている。
トップゲート電極30及びトップゲートラインは、透光性を有した金属酸化物等といった透明導電体であり、例えば、酸化インジウム、酸化亜鉛若しくは酸化スズ又はこれらのうちの少なくとも一つを含む混合物(例えば、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム)で形成されている。
全てのダブルゲートトランジスタ3,3,・・・のトップゲート電極30及びトップゲートライン上には、共通の保護絶縁膜4が形成されている。保護絶縁膜4は、絶縁性及び透光性を有し、例えば窒化シリコン又は酸化シリコンからなる。
以上のように構成されたダブルゲートトランジスタ3は、半導体膜23を受光部とした光電変換素子である。
静電保護電極6は、保護絶縁膜4を覆うように形成されており、ダブルゲートトランジスタ3を静電気から保護する。静電保護電極6は、透光性を有した金属酸化物等といった透明導電体であり、例えば、酸化インジウム、酸化亜鉛若しくは酸化スズ又はこれらのうちの少なくとも一つを含む混合物(例えば、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム)で形成されている。
ここで、画像読取装置1の製造方法について説明する。
最初に、透明基板2の裏面に有機EL素子10を形成し、次に透明基板2の表面に固体撮像デバイス20を形成することで、画像読取装置1が完成する。以下、有機EL素子10の形成方法及び撮像デバイス20の形成方法について説明する。
〔有機EL素子の形成方法〕
気相成長法によって導電性膜を透明基板2の表面にべた状一面に成膜し、その導電性膜に対してフォトリソグラフィー法・エッチング法を順に施すことによって、陽極12をパターニングする。この後、透明基板2ごと純水中に浸して超音波洗浄を行い、引き続きUVプラズマ装置により酸素プラズマを発生し洗浄及び陽極12の親液化処理を行う。
次に、正孔注入材料(例えば導電性高分子であるPEDOT及びドーパントとなるPSS)を水に溶解した水溶性有機化合物含有液を陽極12の表面に塗布し、正孔輸送層16を形成する。塗布方法としては、インクジェット法(液滴吐出法)、その他の印刷方法を用いても良いし、ディップコート法、スピンコート法といったコーティング法を用いても良い。
正孔輸送層16を形成した後、正孔輸送層16を大気に曝露した状態で、ホットプレートを用いて透明基板2を160〜200℃の温度で乾燥させ、残留溶媒の除去を行う。
次に、共役二重結合高分子発光材料をそれぞれ疎水性の有機溶剤(例えば、キシレン、テトラリン、テトラメチルベンゼン、メシチレン)に溶かし、有機化合物含有液を準備する。そして、正孔輸送層16の表面に有機化合物含有液を塗布する。有機化合物含有液は親油性であるため、正孔輸送層16をほとんど溶解しない。これにより、正孔輸送層16上に発光層17を成膜する。塗布方法としてはインクジェット法(液滴吐出法)、ノズルコート法その他の印刷方法を用いて行う。
次に、不活性ガス雰囲気(例えば、窒素ガス雰囲気)下または真空中でホットプレートによって透明基板2を乾燥させ、残留溶媒の除去を行う。なお、真空中でシーズヒータによる乾燥を行っても良い。
次に、気相成長法により電子注入層14を発光層17の表面にべた状一面に成膜する。具体的には、真空蒸着法によってCa又はBaの薄膜をべた状一面に成膜する。次に、気相成長法により保護導電層15を電子注入層14の表面にべた状一面に成膜する。
その後、保護導電層15を保護するために、保護導電層15の表面に保護絶縁層18を形成する。以上により、透明基板2の裏面にべた状一面に有機EL素子10が形成される。
更に、保護絶縁層18の上に剥離可能な保護膜31を形成する。保護膜31は、有機EL素子10が形成された後、固体撮像デバイス20を形成する際に、先に作成した有機EL素子10を保護するために形成される。
〔固体撮像デバイスの形成方法〕
スパッタ、蒸着といったPVD法又はCVD法により導電体層を透明基板2の表側の面に成膜する成膜工程の後、フォトリソグラフィー法といったマスク工程を行い、エッチング法等により導電体層を形状加工する形状加工工程を行うことによって、それぞれのダブルゲートトランジスタ3のボトムゲート電極21並びにボトムゲートラインをパターニングする。
次いで、透明基板2のほぼ全面にわたって窒化シリコン又は酸化シリコンからなるボトムゲート絶縁膜22を成膜し、更にボトムゲート絶縁膜22上の全面にわたって半導体層を成膜し、半導体層上の全面にわたって絶縁層を成膜する。次いで、絶縁層にマスクをし、絶縁層を形状加工することによって、ダブルゲートトランジスタ3ごとにチャネル保護膜24をパターニングし、その後にn型不純物を含有したアモルファスシリコン層を堆積する。そして、アモルファスシリコン層にマスクをし、アモルファスシリコン層を形状加工することによって、不純物半導体膜25,26をダブルゲートトランジスタ3ごとにパターニングするとともにその下方の半導体膜23をダブルゲートトランジスタ3ごとにパターニングする。
次に、導電体層をボトムゲート絶縁膜22上の全面に成膜し、導電体層にマスクをして、導電体層を形状加工することによって、ドレイン電極27及びソース電極28をダブルゲートトランジスタ3ごとにパターニングするとともにドレインライン及びソースラインをパターニングする。
次いで、ドレイン電極27及びソース電極28等が形成されたボトムゲート絶縁膜22の全面に層間絶縁膜29を成膜する。次いで、層間絶縁膜29の全面にITOといった透明な導電体層を成膜する。次いで、透明な導電体層にマスクをし、透明な導電体層をパターニングすることによって、ダブルゲートトランジスタ3ごとにトップゲート電極30を形成するとともにトップゲートラインをトップゲート電極30と一体形成する。
次いで、トップゲート電極30及びトップゲートライン等が形成された層間絶縁膜29の全面に保護絶縁膜4を成膜する。
次いで、保護絶縁膜4の全面にITOといった透明な導電体層を成膜し、静電保護電極6を形成する。以上により、固体撮像デバイス20を完成させることができる。
次に、画像読取装置1による指紋の検出動作について説明する。まず、固体撮像デバイス20の表面に指先が接触した状態で、有機EL素子10により光を放射する。放射された光は透明基板2及び固体撮像デバイス20を透過して指先に照射される。指先で反射された光をダブルゲートトランジスタ3により検出し、二次元画像を構成することで、指紋を検出することができる。
このように形成された画像読取装置1では、バックライトとして厚さ数μmの有機EL素子10を用いるので、厚さ1mm程度に形成することができ、LED等の光源、拡散シート、導光板、反射シート等を用いる従来の読取装置と比べて薄型化を図ることができる。
また、本実施形態においては、有機EL素子10の表面を覆う保護膜31が設けられているため、透明基板2の表面に固体撮像デバイス20を形成する際に、先に形成した有機EL素子10を保護することができる。
<第2実施形態>
図2は本発明の第2実施形態に係る画像読取装置101を示す断面図である。なお、第1実施形態と同様の構成については、下2桁に同符号を付して説明を割愛する。
本実施形態においては、静電保護電極106の表面に、透明保護膜107が設けられている。透明保護膜107は、絶縁性及び透光性を有し、例えば窒化シリコン又は酸化シリコンからなる。
以下、画像読取装置101の製造方法について説明する。
まず、透明基板102の表面に固体撮像デバイス120を形成する。固体撮像デバイス120の形成工程は、第1実施形態の固体撮像デバイス20の形成工程に加えて、最後に透明保護膜107を成膜する。
次に、透明基板102の裏面に有機EL素子110を形成する。なお、有機EL素子110の形成工程は第1実施形態と同様である。以上により画像読取装置101を完成させることができる。
本実施形態においても、第1実施形態と同様に、バックライトとして厚さ数μmの有機EL素子110を用いるので、厚さ1mm程度に形成することができ、LED等の光源、拡散シート、導光板、反射シート等を用いる従来の読取装置と比べて薄型化を図ることができる。
また、本実施形態においては、固体撮像デバイス120の表面が透明保護膜107で覆われているため、透明基板2の裏面に有機EL素子110を形成する際に、先に形成した固体撮像デバイス120を保護することができる。
また、本実施形態においては、一般に有機EL素子110形成工程よりも高温下で行う固体撮像デバイス120形成工程を先にすることで、有機EL素子を低温で形成でき、性能劣化を防止することができる。
<第3実施形態>
図3は本発明の第3実施形態に係る画像読取装置201を示す断面図である。なお、第1実施形態と同様の構成については、下2桁に同符号を付して説明を割愛する。
本実施形態においては、透明基板202の表面に固体撮像デバイス220が形成されるとともに、透明基板202の裏面に複数の有機EL素子からなるELディスプレイ230が形成されている。
〔ELディスプレイ〕
ELディスプレイ230の厚さは数μmである。このELディスプレイ230においては、赤、緑及び青のサブピクセル230R,230G,230Bによって1ドットの画素が構成され、このような画素がマトリクス状に配列されている。水平方向の配列に着目すると赤のサブピクセル230R、緑のサブピクセル230G、青のサブピクセル230Bの順に繰り返し配列され、垂直方向の配列に着目すると同じ色が一列に配列されている。
また、このELディスプレイ230においては、サブピクセル230R,230G,230Bに各種の信号を出力するために、トランジスタアレイ240が設けられている。トランジスタアレイ240は、複数の走査線(図示せず)、信号線234及び供給線(図示せず)、nチャネル型トランジスタ231〜233、キャパシタ(図示せず)が設けられている。トランジスタアレイ240の厚さは数μmである。
走査線及び供給線と、信号線234とは互いに直行する方向に延在している。
各々のサブピクセル230R,230G,230Bは、3つのnチャネル型トランジスタ231〜233と、キャパシタと、有機EL素子210とを有する。3つのnチャネル型トランジスタ231〜233及びキャパシタは、走査線、信号線234及び供給線の入力信号に応じて有機EL素子210に電圧を印加する。
図3に示すように、透明基板202の裏面にトランジスタ231〜233のゲート241が設けられるとともに、図示しないがキャパシタの一方の電極、走査線及び供給線が設けられ、これらが共通のゲート絶縁膜242によって被覆されている。
ゲート絶縁膜242の上には、トランジスタ231〜233の半導体膜243、チャネル保護膜244、不純物半導体膜245,246、ドレイン電極247、ソース電極248、キャパシタの他方の電極(図示せず)、信号線234が設けられ、これらが共通の層間絶縁膜249によって被覆されている。
層間絶縁膜249の表面には、樹脂を硬化させた平坦化膜235が積層されている。平坦化膜235の表面が平坦となり、トランジスタ231〜233、走査線、信号線234及び供給線による凹凸が解消されている。
平坦化膜235上には、サブピクセル電極212(画素電極)がマトリクス状に配列されている。なお、これらサブピクセル電極212は、気相成長法によって平坦化膜235上に成膜された透明な導電性膜(例えば、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム、酸化インジウム(In23)、酸化スズ(SnO2)、酸化亜鉛(ZnO)又はカドミウム−錫酸化物(CTO))をフォトリソグラフィー法及びエッチング法を用いてパターニングすることによって形成されたものである。それぞれのサブピクセル230R,230G,230Bにおいてコンタクトホール236が平坦化膜235及び層間絶縁膜249を貫通するよう形成され、コンタクトホール236に埋められた導電性パッド237によってサブピクセル電極212がトランジスタ23のソース電極248に接続されている。
サブピクセル電極212上には有機EL層213(有機化合物層)が形成されている。有機EL層213は、少なくとも有機化合物からなる発光層を有する単層又は複数の層を備えている。有機EL層213内の有機発光層以外に電荷輸送層がある場合、この電荷輸送層は有機化合物層であってもよく、無機化合物であってもよい。電荷輸送層としては、正孔輸送層、電子輸送層等がある。有機EL層213はサブピクセル電極212の上に形成された正孔輸送層、発光層、電子輸送層の三層構造であっても良いし、正孔輸送層、発光層の二層構造であっても良いし、また発光層、電子輸送層からなる二層構造であっても良いし、発光層からなる一層構造であっても良いし、電荷輸送層と発光層との組合せは任意に設定できる。また、これらの層構造において他の電荷輸送層の電荷輸送を制限する中間層が介在した積層構造であっても良いし、その他の積層構造であっても良い。また、これらの層構造において適切な層間に電荷輸送を制限するインタレイヤ層が介在した積層構造であっても良いし、その他の積層構造であってもよい。
サブピクセル電極212の表面には、電荷輸送層として正孔輸送層216、有機化合物からなる発光層217が順に積層されて有機EL層213が形成されている。正孔輸送層216は、導電性高分子であるPEDOT及びドーパントであるPSSからなり、発光層217は、ポリフルオレン系発光材料からなる。
また、平坦化膜235上には、サブピクセル電極212の他に絶縁膜219が形成されている。絶縁膜219はサブピクセル電極212の間を縫うように網目状に形成されるとともにサブピクセル電極212の一部外縁部に重なり、サブピクセル電極212を囲繞している。
正孔輸送層216及び発光層217は、絶縁膜219の形成後に湿式塗布法(例えば、インクジェット法)によって成膜される。この場合、正孔輸送層216となるPEDOT及びPSSを含有する有機化合物含有液をサブピクセル電極212に塗布して成膜し、その後、発光層217となるポリフルオレン系発光材料を含有する有機化合物含有液を塗布して成膜する。
なお、赤のサブピクセル230Rでは発光層217が赤色に発光し、緑のサブピクセル230Gでは発光層217が緑色に発光し、青のサブピクセル230Bでは発光層217が青色に発光するように、それぞれの材料を設定する。
発光層217の表面には、共通電極259が設けられている。共通電極259は、仕事関数の低く、有機EL発光層217に接触する電子注入層214と、電子注入層214を酸化から保護するとともに共通電極259全体のシート抵抗を低くし、仕事関数が相対的に高い、保護導電層215と、の2層構造が好適である。
発光層217上には、電子注入層214が成膜されている。電子注入層214は、全てのサブピクセル230R,230G,230Bに共通して形成され、べた状一面に成膜されている。電子注入層214がべた状一面に成膜されることで、電子注入層214の電位はどのサブピクセル230R,230G,230Bにおいても均等になっている。
電子注入層214は、サブピクセル電極212よりも仕事関数の低い材料で形成されており、例えば、インジウム、マグネシウム、カルシウム、リチウム、バリウム、希土類金属の少なくとも一種を含む単体又は合金で形成されている。あるいは、電子注入層214は、上記各種材料の層が積層された積層構造となっていても良い。
電子注入層214上には、導電性材料(例えば、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、亜鉛ドープ酸化インジウム、酸化インジウム(In23)、酸化スズ(SnO2)、酸化亜鉛(ZnO)又はカドミウム−錫酸化物(CTO))を気相成長法によって成膜することによって保護導電層215が形成されている。
保護導電層215の表面には、保護絶縁層218が設けられている。保護絶縁層218としては、窒化シリコン又は酸化シリコン等の無機化合物や、樹脂材料等の絶縁体を用いることができる。
ここで、画像読取装置201の製造方法について説明する。
透明基板202の裏面にELディスプレイ230を形成し、透明基板202の表面に固体撮像デバイス220を形成することで、画像読取装置201を完成させることができる。なお、固体撮像デバイス220を先に形成してもよいし、ELディスプレイ230を先に形成してもよい。固体撮像デバイス220の形成方法は第1実施形態と同様であるので、以下、ELディスプレイ230の形成方法について説明する。
〔ELディスプレイの形成方法〕
まず、スパッタ、蒸着といったPVD法又はCVD法により導電体層を透明基板202の表側の面に成膜する成膜工程の後、フォトリソグラフィー法といったマスク工程を行い、エッチング法等により導電体層を形状加工する形状加工工程を行うことによって、トランジスタ231〜233のゲート、キャパシタの一方の電極、走査線及び供給線をパターニングする。
次に、透明基板202のほぼ全面にわたって窒化シリコン又は酸化シリコンからなるボトムゲート絶縁膜242を成膜する。
次に、ゲート絶縁膜242の表面に、トランジスタ231〜233の半導体膜243、チャネル保護膜244、不純物半導体膜245,246、ドレイン電極247、ソース電極248、キャパシタの他方の電極、信号線234を設け、これらを被覆する共通の層間絶縁膜249を設ける。その後、平坦化膜235を設け、表面を平坦化する。
次に、層間絶縁膜249及び平坦化膜235にコンタクトホール236を形成し、メッキ法等によってコンタクトホール236内に導電性パッド237を形成する。このとき、トランジスタ23のソース電極248が露出するようにコンタクトホール236を形成するが、走査線、信号線234及び供給線の端子部を露出するように形成してもよい。
次に、気相成長法によって導電性膜を平坦化膜235の表面べた状一面に成膜し、その導電性膜に対してフォトリソグラフィー法・エッチング法を順に施すことによって、サブピクセル電極212をパターニングする。
次に、気相成長法によって絶縁膜を成膜後、絶縁膜に対してフォトリソグラフィー法・エッチング法を順次行うことで、その絶縁膜を網目状の下地層となる絶縁膜219にパターニングする。これにより、サブピクセル電極212が露出される。
次に、サブピクセル電極212ごとに独立して正孔輸送層216、発光層217を成膜する。
次に、気相成長法により電子注入層214、保護導電層215を順にべた状一面に成膜する。
その後、保護導電層215を保護するために、保護導電層215の表面に保護絶縁層218を形成する。以上により、ELディスプレイ230が形成される。
次に、画像読取装置201による指紋の検出動作について説明する。まず、固体撮像デバイス220の表面に指先が接触した状態で、ELディスプレイ230により光を放射する。放射された光は透明基板202及び固体撮像デバイス220を透過して指先に照射される。指先で反射された光をダブルゲートトランジスタ203により検出し、二次元画像を構成することで、指紋を検出することができる。なお、指紋の検出動作の前後において、トランジスタアレイ240を駆動してELディスプレイ230により任意の画像を読み取り面に表示させることができる。
このように形成された画像読取装置201では、バックライトとして厚さ数μmのELディスプレイ230を用いるので、厚さ1mm程度に形成することができ、LED等の光源、拡散シート、導光板、反射シート等を用いる従来の読取装置と比べて薄型化を図ることができる。
また、本実施形態においては、赤、緑及び青のサブピクセル230R,230G,230Bによって1ドットの画素が構成され、このような画素がマトリクス状に配列されたELディスプレイ230が設けられているので、画像の読み取りと表示を1つの装置で行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る画像読取装置1を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る画像読取装置101を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る画像読取装置201を示す断面図である。 従来の画像読取装置301を示す断面図である。
符号の説明
1,101,201 画像読取装置
2,102,202 透明基板
3,103,203 ダブルゲートトランジスタ(受光素子)
10,110,210 有機EL素子
20,120,220 固体撮像デバイス(撮像装置)

Claims (7)

  1. 透明基板と、
    前記透明基板の一方の面に形成された有機EL素子と、
    前記透明基板の他方の面に形成された複数の受光素子を有する撮像装置とを備え、
    前記有機EL素子は前記透明基板側に光を放射し、
    前記撮像装置は前記有機EL素子から放射される光を透過させることを特徴とする画像読取装置。
  2. 透明基板と、
    前記透明基板の一方の面に形成され複数の受光素子を有する撮像装置と、
    前記透明基板の他方の面にマトリクス状に配列された複数の有機EL素子とを備え、
    前記有機EL素子は前記透明基板側に光を放射し、
    前記撮像装置は前記有機EL素子から放射される光を透過させることを特徴とする画像読取装置。
  3. 前記複数の有機EL素子をそれぞれ駆動させるトランジスタアレイをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 透明基板の一方の面に有機EL素子を形成し、
    次に、前記透明基板の他方の面に撮像装置を形成することを特徴とする画像読取装置の製造方法。
  5. 透明基板の一方の面にトランジスタアレイを形成し、
    次に、前記トランジスタアレイの表面に複数の有機EL素子をマトリクス状に形成し、
    その後、前記透明基板の他方の面に撮像装置を形成することを特徴とする画像読取装置の製造方法。
  6. 透明基板の一方の面に撮像装置を形成し、
    次に、前記透明基板の他方の面に有機EL素子を形成することを特徴とする画像読取装置の製造方法。
  7. 透明基板の他方の面に撮像装置を形成し、
    次に、前記透明基板の他方の面にトランジスタアレイを形成し、
    その後、前記トランジスタアレイの表面に複数の有機EL素子をマトリクス状に形成することを特徴とする画像読取装置の製造方法。
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