JP2009063641A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示画面のみを注視することができ、他の構造物が視界に入ることを極力抑えることで、表示内容を確実に認識することが可能な表示装置を提供すること。
【解決手段】本体スタンド部100と、表示ディスプレイ部300と、本体スタンド部100から立設されて表示ディスプレイ部300を支持するアーム部200と、を備え、アーム部200は、表示ディスプレイ部300の裏面側の本体スタンド部100の側面から立設され、鉛直方向に対して表示ディスプレイ部300に向かって傾斜して設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】本体スタンド部100と、表示ディスプレイ部300と、本体スタンド部100から立設されて表示ディスプレイ部300を支持するアーム部200と、を備え、アーム部200は、表示ディスプレイ部300の裏面側の本体スタンド部100の側面から立設され、鉛直方向に対して表示ディスプレイ部300に向かって傾斜して設けられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示装置に関する。
従来、表示装置の画面が設けられる表示パネルを支持する構造として、例えば特開平11−102235号公報に記載されているように、ノート型のパーソナルコンピュータにおいて、キーボードが設けられた本体部の両端に表示パネルを回動可能に支持する支持部を設け、表示パネルの幅方向の両端の2箇所で表示パネルを支持する構造が知られている。
また、デスクトップ型のパーソナルコンピュータにおける液晶表示パネルなどでは、卓上などに載置される液晶表示パネルの本体部から支持アームを上方に立設して、液晶表示パネルの幅方向の中央部を支持アームで支持することが一般に行われている。
しかしながら、上記従来の表示装置は、表示パネルの幅方向の中央、又は両端を支持する構造であるため、ユーザが表示パネルを視認した際に、本体部から支持部を介して表示パネルに連結される構造部分が必然的に視界に入ってしまう。このため、ユーザにとっては、本来、表示画面のみを注視したいのにも関わらず、表示パネルから支持部を介して本体部に至る表示パネル支持構造が視野に入ってしまう。このため、余分な構造物がユーザの視界に入ってしまい、ユーザが表示画面のみに着目して注視することができなかった。
また、表示パネルの中央、または両端に表示パネルの支持部を設けることとすると、本体部または表示パネルに対する支持部の配置の自由度が低くなり、本体部に操作ボタンを配置する場合などに、支持部の位置によって操作ボタンの配置に制約が生じる場合があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、表示画面のみを注視することができ、他の構造物が視界に入ることを極力抑えることで、表示内容を確実に認識することが可能な、新規かつ改良された表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、本体スタンド部と、表示部と、前記本体スタンド部から立設されて前記表示部を支持する支持部と、を備え、前記支持部は、前記表示部の裏面側の前記本体スタンド部の側面から立設され、鉛直方向に対して前記表示部に向かって傾斜して設けられた表示装置が提供される。
上記構成によれば、表示部は、本体スタンド部から立設された支持部により支持される。支持部は、表示部の裏面側の前記本体スタンド部の側面から立設され、鉛直方向に対して表示部に向かって傾斜して設けられる。従って、支持部が表示部の背後に隠れてユーザの視野から外れるため、ユーザに対して表示画面のみを独立して認識させることができる。これにより、ユーザに表示画面が浮いている感じを喚起させるとともに、良好なデザイン性を維持することが可能となる。
また、前記支持部の上面及び下面が鉛直方向に対して前記表示部に向かって傾斜して設けられたものであってもよい。かかる構成によれば、ユーザから視認される支持部の面積を最小限に抑えることができるため、ユーザに対して表示画面のみを独立して認識させることができる。
また、前記支持部が透明又は半透明の素材から構成されたものであってもよい。かかる構成によれば、ユーザから支持部がより視認され難くなるため、ユーザに対して表示画面のみを独立して認識させることができる。
また、前記支持部は、鉛直方向に対して45度以上の角度で傾斜して設けられたものであってもよい。かかる構成によれば、かかる構成によれば、支持部をより確実に表示ディスプレイ部の裏に隠すことができ、支持部がユーザの視野内で認識されることを回避できる。
また、前記支持部は、前記本体スタンド部の側面の最後部から立設されたものであってもよい。かかる構成によれば、鉛直方向に対する支持部の傾斜角度をより大きくすることができ、支持部を表示ディスプレイ部の裏に隠すことができる。
また、前記支持部は、前記表示部の下端を支持するものであってもよい。かかる構成によれば、表示ディスプレイ部の上部の広い範囲をより薄型に構成することができる。
また、前記表示部は、水平方向の回転中心軸に対して前記表示部を回動可能に支持するヒンジ部を介して前記支持部に接続されたものであってもよい。かかる構成によれば、表示ディスプレイ部のチルト位置を最適に調整することができ、表示画面を確実に認識することが可能となる。
本発明によれば、表示画面のみを注視することができ、表示内容を確実に認識することが可能になるとともに、良好なデザイン性を維持することのできる表示装置を提供することが可能となる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[表示装置の全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置1000の外観を示す概略斜視図である。ここで、図1(A)は、正面右上から表示装置1000を見た状態を示す概略斜視図である。また、図1(B)は、表示装置1000の背面、右上から表示装置1000を見た状態を示す斜視図である。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置1000の外観を示す概略斜視図である。ここで、図1(A)は、正面右上から表示装置1000を見た状態を示す概略斜視図である。また、図1(B)は、表示装置1000の背面、右上から表示装置1000を見た状態を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の表示装置1000は、本体スタンド部100、アーム部(支持部)200、及び表示ディスプレイ部(表示部)300を備えて構成されている。表示装置1000は、例えばテレビ放送の映像などを受信して表示ディスプレイ部300の表示画面300aに表示するものである。
表示ディスプレイ部300は、有機エレクトロルミネセンス(EL; Electro Luminescence)現象を利用して画像を表示する表示パネル(有機ELパネル)320を備えている。有機ELパネル320は、自発光素子である複数の有機EL素子を有して構成され、バックライトなどの構成が不要であるため、その厚さは十分に薄く構成される。図1に示すように、本実施形態の表示ディスプレイ部300は、その厚さtが数mm程度(3mm程度)以下に抑えられており、非常に厚さの薄い薄型パネルとされている。
アーム部200は、本体スタンド部100の後方に設けられ、本体スタンド部100の側面から上方に向けて立設されている。アーム部200は板状に構成され、本体スタンド部100の両側の2箇所から立設され、表示ディスプレイ部300の下部に向かって斜めに延在し、表示ディスプレイ部300の下部の2箇所に連結されている。アーム部200は、ポリカーボネート、アクリル等の透明な樹脂材料、または透明なガラス等の材料から構成され、その肉厚、体積は、表示ディスプレイ部300を支持するために必要な最小限に抑えられている。アーム部200には、本体スタンド部100と表示ディスプレイ部300を電気的に接続する配線が内蔵されることができる。
本体スタンド部100の内部には、表示ディスプレイ部300を駆動するための信号処理を行う回路基板(O基板)、回路基板(B−CAS基板)、冷却ファン、放熱板(ヒートスプレッダ)等がコンパクトに組み込まれている。本体スタンド部100には、衛星放送(BS,CS)、地上デジタル波などのチューナー、LAN、HDMI、USBなどの各種端子が組み込まれており、裏面側には、地上デジタル波を受信するためのロッドアンテナ104(図1(B)参照)が設けられている。また、本体スタンド部100には、スピーカーボックス、操作ボタンなどが組み込まれている。
液晶ディスプレイの場合、バックライトが必要であるため、表示ディスプレイ部の厚さが厚くなり、重量も重くなる。特に、本実施形態のように、コンピュータ用のディスプレイではなく、テレビ映像を表示するディスプレイとしての使用を想定した場合、テレビ受像機としての画質を確保するためには、コンピュータ用ディスプレイよりも多くのバックライトを配置する必要がある。また、液晶ディスプレイには、バックライトの他に、バックライトを制御するためのインバータも必要になる。このため、液晶ディスプレイの場合、重量が重くなり、表示ディスプレイ部を片持ちで支持するためには、アーム部を含めたディスプレイ部の剛性を大幅に高める必要があり、構造の複雑化、重量の増大が想定される。従って、液晶ディスプレイを片持ちで支持することは、ユーザの利便性、製造コスト等を考慮すると現実的ではない。
一方、有機ELパネルは、自発光素子である有機EL素子からなるため、バックライトや、これに付随するインバータなどの構成部材は不要であり、薄板のガラス製のパネルのみで軽量に構成することができる。従って、表示ディスプレイ部300自体を非常に軽量に構成することができ、本実施形態のように肉厚、体積が最小限に抑えられたアーム部300により表示ディスプレイ部300を支持することが可能となる。特に、アーム部200を本体スタンド部100から2つ立設して、2つのアーム部200で表示ディスプレイ部300を保持しているため、一方のアーム部200の肉厚、体積を最小限に抑えることが可能となる。
表示ディスプレイ部300は、アーム部200との連結部を中心として、図1の矢印A1方向に回動可能とされており、ユーザは、表示ディスプレイ部300のチルト位置を所望の角度に設定することができる。
また、本体スタンド部100の側面にアーム部200の根元を連結しているため、本体スタンド部100の内部構造、基板の配置等がアーム部200によって制約を受けることがない。このため、本体スタンド部100の内部構造、基板の配置等の設計の自由度を高めることができる。これにより、本体スタンド部100の内部構造、基板の配置等において、最も効率良く構成部材を配置することが可能となり、表示装置1000の大きさを最小限に抑えることが可能となる。また、アーム部200が本体スタンド部100の側面に設置されるため、本体スタンド部100の上面に有効なスペースを広くとることが可能となる。従って、本体スタンド部100の上面に表示部、操作ボタン、LED表示灯などを自由に配置することも可能となる。
また、図1に示すように、アーム部200は、本体スタンド部100の後方から表示ディスプレイ部300の裏面に向かって傾斜して設けられている。図1において、鉛直方向に対するアーム部200の傾斜角度θは、45°〜60°程度の値とされる。これにより、表示ディスプレイ部300を正面から見た場合に、アーム部200は表示ディスプレイ部300の裏に隠れてしまい、アーム部200がユーザの視野内で認識されることが抑えられる。従って、アーム部200の肉厚を最小限に抑え、アーム部200を透明な材料から構成したこととの相乗効果により、アーム部200がユーザの視界内に認識されることを確実に抑えることができる。更に、図1に示す構成では、アーム部200の上面及び下面が平行に傾斜しており、アーム部200の幅は最小限に抑えられている。従って、ユーザの視野に入るアーム部200の領域(面積)を最小限に抑えることが可能となる。
このため、ユーザの視野には、表示ディスプレイ部300と本体スタンド部100のみが映り、アーム部200は殆ど視野に入らないため、ユーザが表示ディスプレイ部300と本体スタンド部100の接続状態を直接的に認識することが抑えられる。従って、ユーザにとっては、あたかも空間に表示ディスプレイ部300が浮いているような感覚が生じる。
また、上述したように、本実施形態の構成では、表示ディスプレイ部300の厚さが数mm程度と非常に薄く構成されているため、ユーザにとって表示ディスプレイ部300の軽量感が強調されて認識される。従って、ユーザにとって、空間に表示ディスプレイ部300が浮いている感覚との相乗効果により、非常に浮遊感、軽量感の溢れる表示ディスプレイ部300が提供される。
これにより、ユーザは、空間に浮遊しているように認識される表示ディスプレイ部300の表示内容のみを注視することができ、他の構造物に気をとられることなく、集中して表示内容を見ることができる。従って、ユーザに表示画面300aが浮いている感じを演出しつつ、良好なデザイン性を維持することが可能となるとともに、表示画面300aの視認性を大幅に向上させた表示装置1000を提供することが可能となる。
また、アーム部200を透明又は半透明にすることで、ユーザにアーム部200の存在をより意識させない構成とすることが可能となる。従って、ユーザに対して表示画面300aを注視させることが可能になるとともに、表示装置1000の更なる浮遊感、軽快感をユーザに喚起させることが可能となる。
図2は、本実施形態に係る表示装置1000の別の態様を示す模式図である。ここで、図2(A)は、正面右上から表示装置1000を見た状態を示す概略斜視図である。また、図2(B)は、表示装置1000の背面、右上から表示装置1000を見た状態を示す斜視図である。
図2に示す表示装置1000において、アーム部200は、本体スタンド部100の側面のほぼ全域に当接する台形状の平板から構成されている。アーム部200は、図1の表示装置1000と同様に、透明又は半透明な素材から構成されている。アーム部200を透明又は半透明な素材から構成することで、図1の表示装置1000よりもアーム部200の面積を拡げた場合であっても、ユーザにアーム部200の存在を意識させない構成とすることが可能となる。そして、アーム部200の面積を拡げることで、アーム部200の強度を高めることが可能となり、表示ディスプレイ部300を確実に支持することが可能となる。なお、アーム部200は、三角形形状、扇形形状など、他の形状であってもよい。
以上のように、表示ディスプレイ部300を有機ELパネル320から構成することで、表示ディスプレイ部300の重量を最小限に抑えることが可能となり、アーム部200を肉厚の薄い素材から構成しても必要な強度を確保することができる。そして、アーム部200の肉厚を抑え、透明な素材から構成したことにより、軽量、薄型に構成された表示ディスプレイ部300とともに、浮遊感、軽快感をユーザに喚起させることができる。
[表示ディスプレイ部の構成]
図3は、表示ディスプレイ部300の構成を示す模式図であって、表示ディスプレイ部300の分解斜視図を示している。図3に示すように、表示ディスプレイ部300は、ベゼル310、有機ELパネル320、グラファイトシート330、ベースプレート340、T基板350、ヒンジ部360、リアカバー420、Tカバー430を有して構成されている。
図3は、表示ディスプレイ部300の構成を示す模式図であって、表示ディスプレイ部300の分解斜視図を示している。図3に示すように、表示ディスプレイ部300は、ベゼル310、有機ELパネル320、グラファイトシート330、ベースプレート340、T基板350、ヒンジ部360、リアカバー420、Tカバー430を有して構成されている。
ベースプレート340は、表示ディスプレイ部300の主要な骨格を成す部材であって、アーム部200は、ヒンジ部360を介してベースプレート340に対して連結される。また、有機ELパネル320、T基板350、ヒンジ部360などの主要構成部材は、ベースプレート340に対して固定されている。有機ELパネル320、T基板350、ヒンジ部360、リアカバー420、Tカバー430など、表示ディスプレイ部300を構成する主要な部材は、全てベースプレート340を基準として取り付けられる。
有機ELパネル320の裏面には、グラファイトシート330が貼り付けられている。有機ELパネル320は、グラファイトシート330が貼り付けられた面をベースプレート340に対向させた状態で、ベースプレート340に対して粘着テープにより固定される。
T基板350は硬質基板からなり、有機ELパネル320と接続される電源ライン、信号ラインが接続されている。T基板350の大きさはベースプレート340の大きさに対応しており、T基板350は、ベースプレート340に対して、有機ELパネル320が固定された面の反対側に固定されている。
ヒンジ部360は、アーム部200とベースプレート340を連結する構成部材である。ヒンジ部360は、三角形状の平面形状を有する金属製の第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板364、金属製のシャフト366等の構成部材を有して構成されている。シャフト366は、表示ディスプレイ部300の下端に沿って水平に配置されている。第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板364は、ベースプレート340に対して固定され、シャフト366に対して回動可能に取り付けられている。一方、シャフト366は、アーム部200に対して固定されている。従って、ベースプレート340は、アーム部200に固定されたシャフト366に対して回動することができ、この際、回転中心軸はシャフト366の中心軸となる。これにより、上述したように図1中の矢印A1方向に表示ディスプレイ部300を回動させることができ、表示ディスプレイ部300のチルト角度を可変することが可能である。
ベゼル310は、有機ELパネル320の縁に装着され、表示ディスプレイ部300の縁の外観を構成する部材である。リアカバー420及びTカバー430は、表示ディスプレイ部300の裏面を覆う金属製のカバーである。リアカバー420には、T基板350及びヒンジ部360の位置に対応する部分に開口422が設けられており、主として表示ディスプレイ部300の裏面の上部を覆っている。一方、Tカバー430は、開口422の位置に対応して装着され、T基板350及びヒンジ部360を覆うように構成されている。
ベースプレート340、T基板350、及びヒンジ360部は、いずれも表示ディスプレイ部300の下側の半分以下の領域のみに設けられており、表示ディスプレイ部300の全体の面積に対してベースプレート340、T基板350、及びヒンジ360部が占める面積は最小限に抑えられている。一方、ベースプレート340、T基板350、及びヒンジ360部が配置された領域以外では、主として有機ELパネル320、グラファイトシート330、リアカバー420の3つの部材のみ表示ディスプレイ部300の厚さが定められる。従って、特に表示ディスプレイ部300の上側半分を含む領域では、表示ディスプレイ部300の厚さを非常に薄くすることが可能となり、上述したように厚さを3mm程度に抑えることができる。
通常、表示装置1000は机上などに配置されるため、ユーザが表示ディスプレイ部300を下側から見ることは殆どなく、表示ディスプレイ部300の厚さは上側から認識される。従って、ベースプレート340、T基板350、ヒンジ部360などの部材を表示ディスプレイ部300の下側に配置して、表示ディスプレイ部300の上側の厚さを最小限に抑えることで、ユーザに対して表示ディスプレイ部300の薄さを強調することができる。従って、上述したような浮遊感、軽快感を演出しつつ、良好なデザイン性を維持することができる。
図4は、ベースプレート340の構成を示す平面図である。ここで、図4(A)は、表示ディスプレイ部300の背面側からベースプレート340を見た状態を示す正面図、図4(B)は図4(A)の下面図、図4(C)は図4(A)の背面図、をそれぞれ示している。ベースプレート340はプレス成形された金属板から構成される。図4に示すように、ベースプレート340には、複数のネジ孔342,344が形成されている。ネジ孔342は、第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板364を固定するために用いられる。他のネジ孔344は、T基板350、Tカバー430などの表示ディスプレイ部300の構成要素を固定するために用いられる。
ベゼル310は、有機ELパネル320の周縁部に対して接着により固定される。図3に示すように、ベゼル310には、有機ELパネル320の表示画面300aを露出させるための開口312が設けられている。
図5は、リアカバー420の構成を示す模式図である。ここで、図5(A)は、表示ディスプレイ部300の正面側からリアカバー420を見た状態を示す正面図、図5(B)は表示ディスプレイ部300の背面側からリアカバー420を見た状態を示す背面図、をそれぞれ示している。
また、図6は、Tカバー430の構成を示す模式図である。ここで、ここで、図6(A)は、表示ディスプレイ部300の正面側からTカバー430を見た状態を示す正面図、図6(B)は左側面図、図6(C)は右側面図、図6(D)は上面図、図6(E)は下面図、図6(F)は背面図、図6(G)は図6(A)中の一点鎖線III−III’に沿った断面図、をそれぞれ示している。
図5に示すように、リアカバー420には、ベースプレート340、T基板350、及びヒンジ部360の位置に対応して開口422が設けられている。また、リアカバー420には、リアカバー420を固定するためのネジが挿入される貫通孔424が設けられている。リアカバー420は、後述するように、ベゼル310に対して固定され、有機ELパネル320の背面側の上部を覆う。
図7は、Tカバー430を取り外した状態で、表示ディスプレイ部300を背面側から見た状態を示している。表示ディスプレイ部300の下側の領域には、ベースプレート340、T基板350、ヒンジ部360が配置されており、Tカバー430を取り外した状態では、T基板350及びヒンジ部360がリアカバー420の開口422から外観に露出している。
図6に示すように、Tカバー430には、ヒンジ部360のシャフト366に対応する凹部432と、ベースプレート340、T基板350、第1ヒンジ板362、及び第2ヒンジ板364が配置された領域に対応する凹部434が設けられている。また、Tカバー430には、アーム部200に対応する位置に2箇所の切り欠き部436が設けられている。
Tカバー430をリアカバー420に被せると、シャフト366が凹部432に収納され、T基板350、第1ヒンジ板362、及び第2ヒンジ板364が凹部434に収納される。これにより、図1(B)に示すように、T基板350、ヒンジ部360などの構成部材がTカバー430によって覆われる。また、2つのアーム部200は、Tカバー430の切り欠き部436から後方へ突出する。
従って、表示ディスプレイ部300の背面側には、リアカバー420、Tカバー430、アーム部200のみが外観に露出し、非常にシンプルで洗練された外観を構成することができる。特に、表示ディスプレイ部300の上側では、厚さに関係する構成部材は、主として有機ELパネル320、グラファイトシート330、及びリアカバー420の3部材であるため、非常に薄型で浮遊感、軽量感のある表示ディスプレイ部300を構成することができる。また、ベースプレート340を表示ディスプレイ部300の剛性部材とし、表示ディスプレイ部300の主要な構成要素をベースプレート340に対して固定するようにしたため、非常に薄型でありながら、十分な強度を備えた表示ディスプレイ部300を構成することが可能となる。
[ヒンジ部の構成]
図8は、表示装置1000を背面から見た状態を示す図であって、図7の状態からリアカバー420、ベゼル310などの部材を取り外した状態を示している。また、図9は、ヒンジ部360の構成を示す斜視図である。
図8は、表示装置1000を背面から見た状態を示す図であって、図7の状態からリアカバー420、ベゼル310などの部材を取り外した状態を示している。また、図9は、ヒンジ部360の構成を示す斜視図である。
また、図10は、ヒンジ部360の構成を詳細に示す模式図である。ここで、図10(A)は、表示ディスプレイ部300の背面側からヒンジ部360を見た状態を示す正面図、図10(B)は右側面図、図10(C)は上面図、図10(D)は下面図、図10(E)は背面図、をそれぞれ示している。
ヒンジ部360のシャフト366は、アーム部200に対して固定される。アーム部200の表示ディスプレイ部300側の先端には、シャフト366が装着される受け面が設けられている。
また、図12に示すように、シャフト366の外周面の一部には、平坦面372が2箇所に設けられている。平坦面372には、左右のアーム部200の受け面がそれぞれ装着される
平坦面372は、アーム部200の受け面と当接され、平坦面372とアーム部200の受け面は接着等により固定される。これにより、ヒンジ部360のシャフト366とアーム部200が一体化される。そして、一体化されたシャフト366とアーム部200は、表示ディスプレイ部300を支持する剛性部材となる。
シャフト366は、表示ディスプレイ部300の下辺に沿って水平に配置されている。そして、シャフト366を回転中心軸として、第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板364がシャフト366に対して回動可能に係合する。
図10(A)に示すように、第1ヒンジ板362には、複数の孔362fが設けられている。また、第2ヒンジ板364には、複数の孔364fが設けられている。これらの孔362f,364fは、ベースプレート340のネジ孔342の位置に対応しており、第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板364は、孔362f,364fに挿入したネジをベースプレート340のネジ孔342に締め込むことによって、T基板350をベースプレート340との間の介在させた状態で、ベースプレート340に対して固定される。これにより、第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板364は、ベースプレート340とともに表示ディスプレイ部300の剛性を確保するための強度メンバーとなる。
図11は、シャフト366の構成を詳細に示す模式図である。ここで、図11(A)は、表示ディスプレイ部300の背面側からシャフト366を見た状態を示す正面図、右側面図、左側面図、をそれぞれ示している。また、図11(B)は、シャフト366の中心軸に沿った断面を示している。また、図11(C)は、図11(A)中の一点鎖線IV−IV’に沿った断面を示している。
図11に示すように、シャフト366は中間部分で分轄されており、シャフト366は2つのシャフト368及びシャフト370から構成されている。上述した平坦面372は、シャフト368、シャフト370にそれぞれ設けられている。
図11(A)及び図11(B)に示すように、シャフト368とシャフト370が連結される部位には、溝375が設けられている。また、シャフト368の端部には、シャフト370の係合穴370aに挿入される係合軸368aが設けられている。シャフト370の端部には、平坦面370gが設けられている。
図11(B)に示すように、シャフト368の係合軸368aには、ピン369が挿入される2つの孔368bが設けられている。また、シャフト370の平坦面370gが形成された部位には、ピン369が挿入される2つの孔370bが設けられている。
シャフト368とシャフト370は、係合穴370aに係合軸368aを挿入した状態で、孔368b及び孔370bにピン369を挿入し、カシメ止めすることで固定される。この際、カシメ止めにより、ピン369の外径と孔368b及び孔370bの内径が嵌合し、固定される。
図11(A)に示すように、係合軸368aと反対側のシャフト368の端部には、係合軸368cが設けられている。また、溝375の位置には係合軸368dが設けられている。係合軸368cには、中心軸に沿って所定の深さの穴368eが設けられている。また、係合軸368cの端面の一部には、所定の深さの係合溝368fが設けられている。
同様に、シャフト370の端部には、係合軸370cが設けられている。係合軸370cには、中心軸に沿って所定の深さの穴370eが設けられている。また、係合軸370cの端面の一部には、所定の深さの係合溝370fが設けられている。
図9及び図10に示すように、第1ヒンジ板362の両端には、シャフト368の両端の係合軸368c,368dと係合する2つの係合部362a,362bが折り曲げ加工により設けられている。係合部362a,362bには、それぞれ貫通孔362c(図9及び図10において不図示)が設けられている。
また、第2ヒンジ板364の一端には、シャフト370の一端に設けられた係合軸370cに係合する1つの係合部364aが折り曲げ加工により形成されている。図10(B)に示すように、係合部364aには、貫通孔364cが設けられている。
図12は、第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板364とシャフト366との係合状態を示す模式図であって、表示ディスプレイ部300の下方向からシャフト366を見た状態を示している。ここで、図12(A)は、シャフト366に対して第1ヒンジ板362が回動可能に装着された状態を示している。また、図12(B)は、シャフト366に対して第2ヒンジ板364が回動可能に装着された状態を示している。
図12(A)に示すように、ワッシャー378を係合軸368cに挿入した状態で、第1ヒンジ板362の係合部362aの貫通孔362cは、シャフト368の係合軸368cに挿入される。また、係合部362bの貫通孔362cは係合軸368dに挿入される。そして、ばねワッシャー379を係合軸368cに挿入した状態で、ロック位置規定板380が係合軸368cの先端に装着され、カシメピン382を穴368eに打ち込むことで、カシメピン382が穴368eに固定される。これにより、ロック位置規定板380が係合軸368cの先端面に固定され、第1ヒンジ板362がシャフト368に対して回動可能に装着される。
また、図12(B)に示すように、ワッシャー378を係合軸370cに挿入した状態で、第2ヒンジ板364の係合部364aの貫通孔364cが係合軸370cに挿入され、更に、ばねワッシャー379が係合軸370cに挿入される。そして、ロック位置規定板380が係合軸370cの先端に装着され、カシメピン382を穴370eに打ち込むことで、カシメピン382が穴370eに固定される。これにより、ロック位置規定板380が係合軸370cの先端面に固定され、第2ヒンジ板364がシャフト370に対して回動可能に装着される。
ヒンジ部360を組み立てる際には、シャフト366をシャフト368とシャフト370に分離した状態で、先ず、シャフト368の係合軸368dに第1ヒンジ板362の係合部362bの貫通孔362cを挿入する。次に、係合軸368cにワッシャー378を挿入し、係合軸368cに係合部362aの貫通孔362cを挿入する。
次に、シャフト368の係合軸368aをシャフト370の係合穴370aに挿入し、孔368b及び孔370bにピン369を挿入し、カシメ止めすることでシャフト368とシャフト370を固定し、一体化する。これにより、シャフト368とシャフト370の間に溝375が形成され、溝375内の係合軸368dに係合部362bが係合した状態となる。
次に、シャフト370の係合軸370cにワッシャー378を挿入し、係合軸370cに第2ヒンジ部364の係合部364aの貫通孔364cを挿入する。そして、シャフト366の両端において、係合軸368c、係合軸370cにバネワッシャー379を挿入し、係合軸368c、係合軸370cの先端面にロック位置規定板380を取り付け、カシメピン382を穴368e、穴370eに挿入してカシメ止めする。
第1ヒンジ板362は、2箇所に設けられた係合部362a,362bの貫通孔362cが、シャフト368の両端の係合軸368c,368dに対して回動可能に係合するため、シャフト366に対して回動可能に支持される。また、第2ヒンジ板364は、1箇所に設けられた係合部364aの貫通孔364cが、シャフト370の一端の係合軸370cに対して回動可能に係合するため、シャフト366に対して回動可能に支持される。従って、第1のヒンジ板362及び第2ヒンジ板364の双方がシャフト366に対して回動可能に装着される。
従って、第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板364をベースプレート340に装着することで、剛性部材であるシャフト366を回転中心軸として、表示ディスプレイ部300を回動可能に支持することができる。
本実施形態では、シャフト366に対して2つの第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板364を回動可能に支持しているが、1つのヒンジ板を回動可能に支持しても良い。但し、シャフト366が長い場合は、1枚のヒンジ板の両端に設けた係合部でヒンジ板を回動可能に支持すると、シャフト366の長手方向の中間部分でヒンジ板がシャフトから離れる方向に変形してしまう場合がある。また、ヒンジ板に回転方向の捩れが生じ、ヒンジ板の両端での回転角度位置に相違が生じることによって、ヒンジ板の回動がスムーズに行われなくなる場合がある。一方、本実施形態のように、ヒンジ板を第1ヒンジ板362と第2ヒンジ板364の2つに分割し、第1ヒンジ板362の両端に2つの係合部362a,362bを設けると、ヒンジ板全体としてシャフト366との係合箇所を3箇所に増加することができ、シャフト366の中間部近傍でヒンジ板がシャフトから離れる方向に変形してしまうことを抑止できる。また、ヒンジ板を分割したことにより、個々のヒンジ板の剛性が高くなり、ヒンジ板の捩れを抑えることができるため、シャフト366の両端での第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板368の回転角度位置を同一にすることができる。従って、第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板368をシャフト366に対してスムーズに回動させることができ、表示ディスプレイ部300のチルト動作を滑らかに行うことが可能となる。
[ヒンジ板の回動ロック機構]
図13は、ロック位置規定板380の構成を示す模式図である。ロック位置規定板380は、板材をプレス加工することによって形成されている。図13に示すように、ロック位置規定板380には、カシメピン382が挿入される孔380a、係合軸368c,370cの先端の係合溝368f,370fと係合する突起部380b、及び第1ヒンジ板362、第2ヒンジ板364の回動ロック位置を規定する突起部380cが設けられている。
図13は、ロック位置規定板380の構成を示す模式図である。ロック位置規定板380は、板材をプレス加工することによって形成されている。図13に示すように、ロック位置規定板380には、カシメピン382が挿入される孔380a、係合軸368c,370cの先端の係合溝368f,370fと係合する突起部380b、及び第1ヒンジ板362、第2ヒンジ板364の回動ロック位置を規定する突起部380cが設けられている。
図14は、ロック位置規定板380の突起部380cによって第1ヒンジ板362及び第2ヒンジ板364の回転位置が規定される様子を示す模式図である。ここで、図14(A)は、図10(A)中の矢印A2方向から第1ヒンジ板362の係合部362aを見た状態を示している。また、図14(B)は、図10(A)中の矢印A3方向から第2ヒンジ板364の係合部364aを見た状態を示している。
図14(A)に示すように、第1ヒンジ板362の係合部362aには、その輪郭に凹部362dが形成されている。そして、係合溝368fに突起部380bを挿入してロック位置規定板380を係合軸368cの先端に装着すると、凹部362dの位置にロック位置規定板380の突起部380cが位置するように構成されている。これにより、第1ヒンジ板362がシャフト366の中心軸を回転中心として回動した場合に、凹部362dの両側の端面362eが突起部380cと当接することで、第1ヒンジ板362の回動可能範囲が規定される。
同様に、図14(B)に示すように、第2ヒンジ板364の係合部364aには、その輪郭に凹部364dが形成されている。そして、係合溝370fに突起部380bを挿入してロック位置規定板380を係合軸370cの先端に装着すると、凹部364dの位置にロック位置規定板380の突起部380cが位置するように構成されている。これにより、第2ヒンジ板364がシャフト366の中心軸を回転中心として回動した場合に、凹部364dの両側の端面364eが突起部380cと当接することで、第2ヒンジ板364の回動可能範囲が規定される。
ここで、第1ヒンジ板362の凹部362dの2つの端面362eの角度範囲と、第2ヒンジ板364の凹部364dの2つの端面364eの角度範囲は同一とされている。そして、図11(A)に示すように、ロック位置規定板380の角度位置を規定する係合溝368f及び370fは、ピン369によりシャフト368とシャフト370の相対的な角度位置が規定されることで、シャフト366の中心軸に対して同一の角度位置に位置する。このため、凹部362dの2つの端面362eに対する突起部380cの角度位置は、凹部364dの2つの端面364eに対する突起部380cの角度位置と同一となる。従って、図14(A)及び図14(B)に示すように、表示ディスプレイ部300のチルトを上向きに動かす場合に、第1ヒンジ板362の可動角度をα11とし、第2ヒンジ板364の可動角度をα12とすると、α11=α21の関係が成立する。また、表示ディスプレイ部300のチルトを下向きに動かす場合に、第1ヒンジ板362の可動角度をα12とし、第2ヒンジ板364の可動角度をα22とすると、α12=α22の関係が成立する。
従って、表示ディスプレイ部300のチルトを上向きまたは下向きに動かす場合に、チルトがロックされる位置は、第1ヒンジ板362と第2ヒンジ板364の双方で同一の位置となる。これにより、シャフト366の両端部でチルト位置を同時にロックすることができ、チルト位置がロックした際に、表示ディスプレイ部300とシャフト366との間に捩れが生じてしまうことを確実に抑止することが可能となる。従って、ロック位置で表示ディスプレイ部300の上辺がシャフト366の中心軸に対して傾いてしまうことを抑えることが可能となり、表示ディスプレイ部300のスムーズな動きを実現することが可能となる。
図15は、シャフト368とシャフト370とを結合する構成の他の例を示す模式図である。ここで、図15(A)は、シャフト366の中心軸に沿った断面を示している。また、図15(B)は、図15(A)中の一点鎖線V−V’に沿った断面を示す模式図である。図15の例では、シャフト368の係合軸368dをシャフト370の穴370hに挿入し、穴370hのキー370iと係合軸368dのキー溝368gを係合させることで、シャフト368とシャフト370の角度位置を規定している。シャフト368とシャフト370は、シャフト370に固定用のカシメピン367をカシメ止めすることで、シャフト370からシャフト368が抜けないように構成される。このような構成によっても、シャフト368の係合溝368fとシャフト370の係合溝370fとの角度位置を規定することができ、チルト位置がロックされる位置を、第1ヒンジ板362と第2ヒンジ板364の双方で同一の位置とすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1000 表示装置
100 本体スタンド部
200 アーム部
300 表示ディスプレイ部
360 ヒンジ部
100 本体スタンド部
200 アーム部
300 表示ディスプレイ部
360 ヒンジ部
Claims (7)
- 本体スタンド部と、表示部と、前記本体スタンド部から立設されて前記表示部を支持する支持部と、を備え、
前記支持部は、前記表示部の裏面側の前記本体スタンド部の側面から立設され、鉛直方向に対して前記表示部に向かって傾斜して設けられたことを特徴とする、表示装置。 - 前記支持部の上面及び下面が鉛直方向に対して前記表示部に向かって傾斜して設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記支持部が透明又は半透明の素材から構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記支持部は、鉛直方向に対して45度以上の角度で傾斜して設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記支持部は、前記本体スタンド部の側面の最後部から立設されたことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記支持部は、前記表示部の下端を支持することを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記表示部は、水平方向の回転中心軸に対して前記表示部を回動可能に支持するヒンジ部を介して前記支持部に接続されたことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2007229081A Withdrawn JP2009063641A (ja) | 2007-09-04 | 2007-09-04 | 表示装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014002547A1 (en) * | 2012-06-27 | 2014-01-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Video display device |
WO2015033474A1 (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-12 | 株式会社東芝 | 映像表示装置 |
CN109578781A (zh) * | 2018-12-06 | 2019-04-05 | 广东长虹电子有限公司 | 一种翻转收放式壁挂*** |
-
2007
- 2007-09-04 JP JP2007229081A patent/JP2009063641A/ja not_active Withdrawn
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WO2014002547A1 (en) * | 2012-06-27 | 2014-01-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Video display device |
WO2015033474A1 (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-12 | 株式会社東芝 | 映像表示装置 |
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