JP2009063051A - ローラクラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】ローラクラッチにおいて、ローラの形状に関わらず、板ばねのばね部材によりローラを適正な付勢力で確実にくい込み方向に付勢できるようにする。
【解決手段】ローラクラッチ51は、外輪54と、内輪55と、複数のローラ56と、ばね部材58と、カム面54aと、リテーナ57と、を備えている。複数のローラは、内輪と外輪との間に周方向に間隔を隔てて配置され、外輪と内輪との間にくい込み得る。ばね部材は、複数のローラをくい込み方向に付勢する部材である。ばね部材は、外輪の端面に配置可能な板状の装着部58aと、装着部から折り曲げられて複数のローラの間で複数のローラに向かってそれぞれ延びる複数のばね部58bと、ばね部の先端からローラの外周面に接触可能にばね部と交差する方向にそれぞれ延びる複数の押圧部58cと、を有する板ばねである。
【選択図】図4

Description

本発明は、ローラクラッチ、特に、回転を一方向にのみ伝達するローラクラッチに関する。
釣り用リール、特に、スピニングリールには、キャスティング時や糸巻取時にロータが糸繰り出し方向に逆転しないように、逆転防止機構が設けられている。この逆転防止機構は、リール本体とロータとの間に設けられたワンウェイクラッチで構成されている。この逆転禁止用のワンウェイクラッチに、逆転開始時の遊び(ガタ)を少なくするためにローラクラッチを採用したものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
一般にローラクラッチは、外輪と、外輪に対して相対回転可能な内輪と、外輪と内輪との間に配置され、両輪の間にくい込み可能な複数のローラとを備えている。また、ローラクラッチには内輪遊転型と外輪遊転型とがあり、外輪遊転型のものでは内輪の外周面にカム面が形成され、内輪遊転型のものでは外輪の内周面にカム面が形成されている。このようなローラクラッチには、ローラをカム面にくい込む方向に付勢するばね部材が設けられている。ローラクラッチに使用されるばね部材として、板ばねを使用したものが従来知られている(たとえば、特許文献2参照)。板ばねを利用すると、複数のローラを付勢するばね部材を一括して装着でき、ばね部材の装着が容易になり、組立コストの削減を図ることができる。
板ばねを用いた従来のローラクラッチは、直径が小さく長さが長いニードル形のローラを有するニードルローラクラッチであり、ばね部材は、外輪の端面に配置されるリング板状の装着部と装着部からローラに向かって折り曲げられたばね部とを有している。ばね部は、略同じ幅で延びており、延びた先端が湾曲してローラに接触している。
このようなローラクラッチでは、ローラがカム面にくい込むように内輪又外輪が回転すると、回転が伝達され、ローラがカム面から離反するように内輪又外輪が回転すると回転が遮断される。スピニングリールのロータの逆転防止機構の場合、リール本体に外輪が回転不能に連結され、ロータに内輪が一体回転可能に連結されている。そして、ロータが糸繰り出し方向に逆転する方向がローラクラッチの回転伝達方向になっており、ロータの糸巻取方向の回転だけを許容するようにしている。
特開平8−9844号公報 実開平4−6388号公報
前記従来のニードルローラクラッチに用いられるばね部材では、板ばねのばね部が同じ幅で延びている。このため、ローラの直径が大きくなると、ばね部の接触部分が相対的に小さくなり、ローラを確実に付勢しにくくなり、回転遮断方向から回転伝達方向に逆転したときに瞬時に回転を禁止しにくくなる。このため、ローラの直径が大きくなると、ばね部の幅を大きくして接触部の長さを長くしないと、ローラをカム面にくい込む方向に確実に付勢できない。しかし、ばね部の幅を大きくすると、ばね力が強くなり過ぎて、ローラがくい込み方向に過度に付勢されて回転遮断方向の回転が重くなるおそれがある。
本発明の課題は、ローラクラッチにおいて、ローラの形状に関わらず、板ばねのばね部材によりローラを適正な付勢力で確実にくい込み方向に付勢できるようにすることにある。
発明1に係るローラクラッチは、回転を一方向にのみ伝達可能なローラクラッチであって、外輪と、内輪と、複数のローラと、ばね部材と、カム面と、リテーナと、を備えている。外輪は内周面を有している。内輪は、外周面を有し、外輪の内周側に配置されている。複数のローラは、内輪と外輪との間に周方向に間隔を隔てて配置され、外輪と内輪との間にくい込み得るものである。ばね部材は、複数のローラをくい込み方向に付勢する部材である。カム面は、外周面及び内周面のいずれか一方に形成され、ローラの外周面に接触可能な傾斜面で構成されたものである。リテーナは、複数のローラを周方向に間隔を隔てて配置するためのものである。ばね部材は、内輪及び外輪のいずれか一方の端面に配置可能な板状の装着部と、装着部から折り曲げられて複数のローラの間で複数のローラに向かってそれぞれ延びる複数のばね部と、ばね部の先端からローラの外周面に接触可能にばね部と交差する方向にそれぞれ延びる複数の押圧部と、を有する板ばねである。
このローラクラッチでは、内輪と外輪とがローラがカム面に食い込む方向に相対回転しようとすると、ばね部材により付勢されたローラがカム面に食い込んで回転が伝達される。また、ローラがカム面から離反する方向に回転するとばね部材の付勢力に抗してローラがカム面から離反して回転遮断状態になる。このばね部材のばね部に対して押圧部が交差する方向に延びている。このため、ばね部の幅や厚みによりばね部材のばね力をローラに対して適宜に設定できるとともに、ばね部と交差する押圧部の長さによりローラとの接触部の長さを適宜に設定できる。したがって、ローラの形状に関わらず、板ばねのばね部材によりローラを適正な付勢力で確実にくい込み方向に付勢できるようになる。
発明2に係るローラクラッチは、発明1に記載のクラッチにおいて、ローラは、直径の1倍から2倍の範囲の長さを有するものである。この場合には、長さに対して直径が大きい太短いローラであっても、板ばねのばね部と交差する方向に延びる押圧部によりローラとの接触部が相対的に大きくなり、太短いローラであっても確実に付勢できる。
発明3に係るローラクラッチは、発明1又は2に記載のクラッチにおいて、複数のばね部は、装着部からローラに向かってそれぞれ1対延びており、複数の押圧部は、1対のばね部の先端を連結するように延びている。この場合には、ばね部が1対設けられ、その先端を押圧部が連結しているので、押圧部が両端支持される。このため、押圧部の強度を高く維持でき、ローラをさらに確実に付勢できる。
発明4に係るローラクラッチは、発明1又は2に記載のクラッチにおいて、複数の押圧部は、ばね部の先端から一方向に延びている。この場合には、ばね部の数が一つであるので、ばね部が1対の場合に比べてばね定数を小さくすることができ、回転伝達状態から回転遮断状態へ迅速に切り換えできる。
発明5に係るローラクラッチは、発明1又は2に記載のクラッチにおいて、複数の押圧部は、ばね部の先端から両方向に延びている。この場合には、ばね部の数が一つであるので、ばね部が1対の場合に比べてばね定数を小さくすることができ、回転伝達状態から回転遮断状態へ迅速に切り換えできる。しかも、ばね部を押圧部の中央に配置可能であるので、ローラを安定して付勢しやすい。
発明6に係るローラクラッチは、発明1から5のいずれかに記載のクラッチにおいて、カム面は、外輪の内周面に配置され、装着部は、外輪の端面に装着可能である。この場合には、内輪遊転型のローラクラッチにおいて、外輪を利用してばね部材を保持できる。
発明7に係るローラクラッチは、発明6に記載のクラッチにおいて、装着部は、外輪の端面に配置されるリング部と、リング部の内周部に周方向に間隔を隔てて配置され、内周部から径方向内方に延びる複数のばね配置部と、を有し、複数のばね部は、ばね配置部から折れ曲がってローラに向かって延びている。この場合には、外輪を利用してばね部材のリング部を保持しても、リング部の内周部にばね配置部を設けたので、外輪から内周側に外れた位置にばね部を配置でき、ローラを付勢しやすくなる。
発明8に係るローラクラッチは、発明7に記載のクラッチにおいて、リテーナは、装着部と外輪との間に配置される座金形状の取付部と、取付部の内周部に一体形成され複数のローラの間に周方向に間隔を隔てかつ周方向に移動可能に配置するための複数の保持部と、を有している。この場合には、リテーナが装着部と外輪との間に配置できるので、リテーナの保持を特別の保持構造を形成することなく容易に行える。
発明9に係るローラクラッチは、発明8に記載のクラッチにおいて、釣り用リールのリール本体に固定され、外輪、リテーナ及びばね部材を収納する収納空間を有する有底筒状のケース部材をさらに備え、装着部は、取付部とケース部材の底部との間に配置される。この場合には、ケース部材の底部でばね部材の装着部をリテーナとともに保持できるので、リテーナとばね部材の保持をケース部材にまとめて保持できる。
発明10に係るローラクラッチは、発明9に記載のクラッチにおいて、外輪は、収納空間に回転不能に収納され、リテーナ及びばね部材は、収納空間に回動自在に収納され、ばね部材は一体的に回動するようにリテーナに連結されている。この場合には、リテーナを僅かに回してローラクラッチを回転伝達状態と回転遮断状態とに切り換える場合に、リテーナを回すだけでばね部材も同時に回すことができる。
発明11に係るローラクラッチは、発明9又は10に記載のクラッチにおいて、ケース部材に固定され収納空間を塞ぐカバー部材をさらに備え、ばね配置部は、保持部と同じ周方向位置に配置可能であり、カバー部材は、保持部に接触可能な接触部を有する。この場合には、カバー部材をケース部材に固定すると、接触部が保持部に接触する。この結果、保持部と同じ周方向位置に配置された板状のばね配置部の浮き上がりを保持部により防止でき、ばね配置部から折れ曲がるばね部の付勢力が安定する。
本発明によれば、ばね部材のばね部に対して押圧部が交差する方向に延びている。このため、ばね部の幅や厚みによりばね部材のばね力をローラに対して適宜に設定できるとともに、ばね部と交差する押圧部の長さによりローラとの接触部の長さを適宜に設定できる。したがって、ローラの形状に関わらず、板ばねのばね部材によりローラを適正な付勢力で確実にくい込み方向に付勢できるようになる。
<全体構成及びリール本体の構成>
図1において、本発明の一実施形態が採用されたスピニングリールは、釣り竿の長手方向に沿う軸芯X回りに釣り糸を巻き取るフロントドラグ型のリールである。スピニングリールは、ハンドル1を備えたリール本体2と、リール本体2の前部に回転自在に支持されたロータ3と、ロータ3の前部に配置された釣り糸を巻き取るスプール4とを備えている。
リール本体2は、例えば金属製又は合成樹脂製である。リール本体2は、図1及び図2に示すように釣り竿に装着される前後に長い装着部2cと、装着部2cと間隔を隔てて配置されたリールボディ2a(図2)と、装着部2cとリールボディ2aとを連結する脚部2bとを有している。リールボディ2aは、内部に機構装着空間を有しており、その側部は開口している。この開口部分は蓋部材2dにより覆われている。
リールボディ2aの内部には、ロータ3を回転させるためのロータ駆動機構5と、スプール4をハンドル1の回転に連動して前後に往復移動させるオシレーティング機構6とが設けられている。リールボディ2aの前部には、図3に示すように、後述する逆転防止機構50を装着するための円形の機構取付部2eが形成されている。機構取付部2eには、3つのねじ孔2fが周方向に等間隔で形成されている。
ロータ駆動機構5は、ハンドル1が連結されたハンドル軸10とともに回転するマスターギア軸11aを有するフェイスギアからなるマスターギア11と、このマスターギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。ピニオンギア12は筒状に形成されており、その前部12aはロータ3の中心部を貫通してスプール4側に回転軸芯Xに沿って延びている。そして、その前部12aには雄ねじ部12b(図3)が形成されている。ピニオンギア12は、その軸方向の中間部と後端部とが、それぞれ軸受13,14を介してリールボディ2aに回転自在に支持されている。
オシレーティング機構6は、マスターギア軸11aに設けられた駆動ギア21と、駆動ギア21に噛み合う中間ギア部22と、中間ギア部22を介して駆動ギア21に連動して回転するカムギア部23と、スプール軸20の後端に回転不能かつ移動不能に固定され、カムギア部23に係合して前後移動するスライダ部24と、リールボディ2aに設けられ、スライダ部24を前後移動自在に案内する2本のガイド軸25a,25bとを有している。
駆動ギア21は、円形ギアであり、マスターギア軸11aにマスターギア11と間隔を隔てて配置されている。中間ギア部22は、円板状の部材であり、マスターギア軸11aと平行な軸回りにリールボディ2aに回転自在に装着されている。中間ギア部22は、駆動ギア21に噛み合う第1ギア22aと、第1ギア22aと同芯に配置された第2ギア22bとを有している。第1ギア22aは、駆動ギア21より歯数が多く、たとえば歯数が22の平歯車又ははす歯歯車等の円形ギアである。第2ギア22bは、たとえば歯数が12の2葉の楕円ギア等の非円形ギアである。カムギア部23は、円板状の部材であり、中間ギア部22と平行な軸回りにリールボディ2aに回転自在に装着されている。カムギア部23は、外周部に形成されたギア部23aとマスターギア軸11aと平行な軸方向に突出して設けられた円柱状のカムピン23bとを有している。ギア部23aは、第2ギア22bより歯数が多い、たとえば歯数が24の4葉の非円形ギアである。ギア部23aは、最大歯先円直径の歯が第2ギア22bの最小歯先円直径の歯と噛み合うように配置されている。
スライダ部24にはスプール軸20の後端が固定されている。スライダ部24は、カムピン23bに係合する貫通する溝状に形成されカムピン23bが係合するカム受け部24aを有している。スライダ部24は、ガイド軸25a,25bにより、リールボディ2aに前後方向に往復移動自在に支持されている。
2本のガイド軸25a,25bは、リールボディ2aに上下に間隔を隔てて平行に配置されており、スプール軸20に沿った前後方向にスライダ部24を案内している。
<ロータの構成>
ロータ3は、円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1アーム部31及び第2アーム部32とを有している。円筒部30と両アーム部31,32とは一体成形されている。
円筒部30の前部には前壁33が形成されており、前壁33の中央部にはボス部33aが形成されている。ボス部33aの中心部には貫通孔が形成されており、この貫通孔をピニオンギア12の前部12a及びスプール軸20が貫通している。前壁33の前方側にはナット34が配置されており、このナット34がピニオンギア12の先端ねじ部に螺合している。
第1アーム部31の先端の外周側には、第1ベール支持部材40が揺動自在に取り付けられている。第1ベール支持部材40の先端には、釣り糸をスプール4に案内するためのラインローラ41が装着されている。また、第2アーム部32の先端の外周側には、第2ベール支持部材42が揺動自在に装着されている。第1ベール支持部材40先端のラインローラ41と第2ベール支持部材42との間には、ベール43が設けられている。また、各アーム部31,32の外周側には、カバー44,45が取り付けられている。このカバー44,45の表面は、前後方向にかつ円周方向に滑らかに連続する形状となっており、このため、釣り糸の引っ掛かりを防止できる。
<逆転防止機構の構成>
ロータ3の円筒部30の内部には、ロータ3の逆転防止機構50が配置されている。逆転防止機構50は、図3に示すように、本発明の一実施形態によるローラクラッチ51と、ローラクラッチ51を作動状態(回転伝達状態)及び非作動状態(回転遮断状態)に切り換える操作機構52とを有している。
<ローラクラッチの構成>
ローラクラッチ51は、図3〜図6に示すように、内輪遊転型のものであり、リールボディ2aの機構取付部2eに固定されたケース部材53と、ケース部材53に相対回転不能に装着された外輪54と、外輪54の内周面に配置され、ピニオンギア12の前方筒部外周に固定された内輪55と、複数のローラ56と、複数のローラ56を保持するリテーナ57と、外輪54の内周面に形成されたカム面54aと、複数のローラ56をカム面54aにくい込む方向に付勢するばね部材58と、を有している。また、ローラクラッチ51は、ケース部材53に固定されたカバー部材59をさらに有している。
ケース部材53は、内部に収納空間53aを有する合成樹脂製の有底筒状の部材である。ケース部材53の収納空間53aの内周面には、外輪54を回転不能に係止するための複数(たとえば、6個)の略半円形に凹んだ係止溝53bが間隔を隔てて形成されている。係止溝53bは、外輪54の組立間違いを防止するために、一つだけ不等間隔に配置されている。ケース部材53の底部には、内輪55が通過可能な貫通孔53cが形成されているとともに、貫通孔53cの外周側に後述する操作ロッド62が揺動かつ通過可能な通過孔53dが形成されている。また、ケース部材53の筒部には、軸方向に貫通する複数(たとえば、3個)のねじ貫通孔53eと、貫通しない複数(たとえば、3個)のねじ孔53fとが周方向に間隔を隔てて形成されている。このねじ貫通孔53eには、ローラクラッチ51を機構取付部2eに固定するための固定ボルト80が挿通され、ねじ孔53fには、カバー部材59をケース部材53に固定するための固定ボルト81がねじ込まれる。固定ボルト80は、機構取付部2eに形成された3個のねじ孔2f(図3)にねじ込まれる。
外輪54は、外周面に係止溝53bに係止される係止突起54bが周方向に間隔を隔てて一部が不等間隔に形成されている。外輪54の内周面には、前述したカム面54aが凹んで形成されている。カム面54aは、ローラ56の外周面に接触可能であり、かつローラ56が外輪54及び内輪55にくい込み可能な湾曲した傾斜面で構成されている。カム面54aは、周方向に間隔を隔ててローラ56の個数(たとえば、6個)分形成されている。
内輪55は、ピニオンギア12の前部12aに一体回転可能に連結されている。内輪55の内周面には、ピニオンギア12の外周面に係合する係止孔55aが形成されている。係止孔55aは軸方向の全長ではなく後部に形成されている。内輪55の外周面には、ローラ56に接触可能な接触面55bと、接触面55bの後方に配置され接触面55bより小径の逃げ面55cとが形成されている。内輪55は、ロータ3のボス部33aと軸受13の内輪とに挟まれ配置されている。
複数(たとえば、6個)のローラ56は、外輪54と内輪55との間に周方向に間隔を隔てて配置され、両輪54,55の間にくい込み得るものである。ローラ56は、両輪54,55の間にくい込む伝達位置と両輪54,55の間で遊転する非伝達位置とをとり得る。ローラ56は、直径の1倍から2倍の範囲の長さを有する円柱状のものである。ローラ56は、前端がカバー部材59に、後端が操作機構52の後述する操作板61にそれぞれ規制されている。
リテーナ57は、合成樹脂製の成形品であり、ケース部材53の収納空間53aに収納されている。リテーナ57は、ローラ56を周方向に所定間隔で保持するとともに、図5に実線で示すローラクラッチ51が作動状態となる伝達位置と、二点鎖線で示す非作動状態となる非伝達位置とに回動させるために設けられている。なお、図5では、図面をわかりやすくするために非伝達位置にある複数のローラ56等は1箇所でのみ図示している。リテーナ57は、座金形状の取付部57aと、取付部57aの内周部から内周側に突出して一体形成された複数(たとえば、6個)の保持部57bと、を有している。取付部57aは、ばね部材58の後述する装着部58aと外輪54の後面との間に配置されている。取付部57aの外周部には、ばね部材58との取付位相を合わせるための複数(たとえば6個)の係止突起57dが後方(図4右方)に突出して形成されている。
複数の保持部57bは、複数のローラ56の間に配置されている。複数の保持部57bは、複数のローラ56を周方向に間隔を隔て配置しかつ周方向に一括して回動可能にするためのものである。保持部57bは、取付部57aから軸方向前方(図4左側)に突出して形成されている。保持部57bは、ばね部材58により付勢されたローラ56の外周面が接触する湾曲した接触面57eを周方向の側面の一方に有している。また、突出端には、カバー部材59の後述する接触凸部59cが接触してカバー部材59の取付位相を決定するとともに、ばね部材58の浮き上がりを防止するための接触凹部57fが形成されている。
なお、リテーナ57の回動によりローラ56が伝達位置にある作動状態では、外輪54と内輪55とは一方向にのみ相対回転が不能であり、ローラ56が非伝達位置にある非作動状態では、外輪54と内輪55とは相対回転自在である。
ばね部材58は、たとえば、ばね鋼などの金属板材製の、たとえば厚みが0.1〜0.8mm程度の板ばねである。ばね部材58は、図7に示すように、外輪54の端面にリテーナ57の取付部57aを介して配置可能な環状の装着部58aと、装着部58aから折り曲げられて複数のローラ56の間で複数のローラ56に向かってそれぞれ延びる複数(たとえば、6対)のばね部58bと、ばね部58bの先端からローラ56の外周面に接触可能にばね部58bと交差する方向にそれぞれ延びる複数(たとえば6個)の押圧部58cと、を有している。
装着部58aは、外輪54の端面に配置されるリング部58dと、リング部58dの内周部58fに周方向に間隔を隔てて配置され、内周部58fから径方向内方に延びる複数(たとえば、6個)のばね配置部58eと、を有している。リング部58dは、リテーナ57の取付部57aと概ね同じ外形であり、外周部にはリテーナ57の係止突起57dに係合する係止凹部58gが形成されている。この係合により、ばね部材58は、リテーナ57と一体的に回動する。リング部58dは取付部57aとケース部材53の底部に操作板61を介して挟まれて保持される。ばね配置部58eは、リテーナ57の保持部57bと同じ周方向位置に配置可能であり、保持部57bにより浮き上がりが防止される。
複数のばね部58bは、ばね配置部58eから折れ曲がってローラ56に向かって延びている。具体的には、ばね配置部58eの内周側及び外周側の端部からローラ56に向かって1対延びている。ばね部58bの折れ曲がり角度は、20から45度の範囲である。折れ曲がり角度が20度未満であると、付勢時の変位が小さくなるので好ましくなく、45度を超えると付勢時の変位が大きくなり過ぎて好ましくない。
複数の押圧部58cは、ばね部58bの先端を連結するようにばね部58bと交差する方向に延びている。押圧部58cのローラ56の外周面に接触する部分は、ローラ56の外周面に沿うように湾曲して形成されている。
カバー部材59は、合成樹脂製の段付きリング状の部材であり、ケース部材53の収納空間53aを塞ぐものである。カバー部材59は、ケース部材53に固定される大径の固定部59aと、固定部59aより小径でかつ前方に突出したローラ規制部59bと、を有している。ローラ規制部59bは、ローラ56の前端面を規制するものである。ローラ規制部59bのローラ配置部分から外れた内側面には、後方に突出してリテーナ57の保持部57bの接触凹部57fに接触して係合する接触凸部59cが周方向に間隔を隔てて複数(たとえば、6個)設けられている。この接触凸部59cが保持部57bの接触凹部57fに接触することにより、保持部57bと同じ位置に配置されたばね部材58のばね配置部58eの浮き上がりを防止できる。この結果、ばね配置部58eから折れ曲がるばね部58bの付勢力が安定する。また、固定部59aの内側面には、外輪54の前端面に接触して外輪54を規制する、たとえば、潤滑油が含浸されたフェルト製の規制ワッシャ60が装着されている。
<操作機構の構成>
操作機構52は、ケース部材53内の底部に回動可能に配置されたほぼ円板状の操作板61と、操作板61を回動させるための操作ロッド62と、操作ロッド62を動作位置と動作解除位置とに振り分けて付勢する捩じりコイルばねからなるトグルばね63と、操作ロッド62を回動操作するための操作レバー64と、を有している。
操作板61は、リング状の部材であり、内周部を内輪55が通過可能である。操作板61には、カム受け孔61aが形成されており、このカム受け孔61aに、操作ロッド62の先端に形成されたカム突起62aが係合している。また、操作板61の外周部には、複数(たとえば、6個)の係止凹部61bが円周方向に等角度間隔で形成されており、これらの係止凹部61bにリテーナ57の後端面に形成された係止突起57dが係合している。このため、操作板61が回動すると、リテーナ57及びばね部材58が回動し、ローラ56を伝達位置と非伝達位置との間で移動させることが可能である。
操作ロッド62は、リールボディ2aの機構取付部2eに回動自在に支持され、先端に前述したカム突起62aが径方向に突出して形成されている。操作ロッド62の先端は、ケース部材53の貫通孔53cを貫通してカム受け孔61aに係合している。カム突起62aが回動すると、カム受け孔61aが押圧されて操作板61が回動する。
トグルばね63は、一端が操作ロッド62に係止され、他端が機構取付部2eに係止されている。トグルばね63は、操作ロッド62を動作位置と動作解除位置とに振り分けて付勢する。
操作レバー64は、操作ロッド62の後端部にボルト部材65により一体回動可能に連結されている。操作レバー64は、図1及び図2に示すように、リール本体2の下部から外部に露出している。
<スプールの構成>
スプール4は、ロータ3の第1アーム部31と第2アーム部32との間に配置されており、スプール軸20の先端にドラグ機構70を介して装着されている。スプール4は、外周の釣り糸が巻かれる糸巻胴部4aと、糸巻胴部4aの後部に一体で形成されたスカート部4bと、糸巻胴部4aの前端に固定されたフランジ部4cとを有している。フランジ部4cは、糸巻胴部4aと一体形成されている。
<リールの操作及び動作>
キャスティング時には、釣り糸を人差し指で引っ掛けた状態でベール43を糸開放姿勢側に倒す。これにより、第1及び第2ベール支持部材40,42は同方向に回動する。
釣り糸巻き取り時には、ベール43を糸巻き取り姿勢側に倒す。この状態でハンドル1を糸巻き取り方向に回転させると、この回転力はハンドル軸10及びマスターギア11を介してピニオンギア12に伝達される。このピニオンギア12に伝達された回転力は、ピニオンギア12の前部12aを介してロータ3に伝達される。
一方、マスターギア11の回転に伴い駆動ギア21に噛み合う第1ギア22aにより中間ギア部22が回転し、第2ギア22bとギア部23aとの噛み合いによりカムギア部23が回転し、この回転がカムピン23bによりスライダ部24に伝達される。この結果、スライダ部24がスプール軸20の軸芯Xに沿って前後に往復移動する。
このときの駆動ギア21と第1ギア22aとの間で減速されるとともに、第2ギア22bとギア部23aとの間でも減速され、ハンドル1の回転が大きく減速されてカムギア部23の回転が従来に比べて遅くなる。このため、スプール4の往復移動速度が遅くなり、スプール4に釣り糸を密に巻き付けできる。また、第2ギア22bとギア部23aとは非円形ギアであるので、等速円運動を不等速円運動に変換できる。このため、スプール4の前後移動速度の変動による糸巻形状の乱れを、円形ギアを使用する場合に比べて抑えることができる。
<逆転防止機構の操作及び動作>
キャスティング時等においては、ロータ3が逆転しないように、操作レバー64によりローラ56を伝達位置に移動させる。すなわち、操作レバー64を一方に回動することにより、操作ロッド62を同方向に回動させる。操作ロッド62が回動すると、操作ロッド62のカム突起62aにより操作板61が回動し、リテーナ57も一緒に回動する。この結果、リテーナ57に保持されたローラ56が、伝達位置に移動する。
このような状態でロータ3、つまり内輪55が正方向(図5の時計回りの糸巻取り方向)に回転すると、ローラ56は、ばね部材58の付勢力に抗して、カム面54aへのくい込み位置から移動し、外輪54と内輪55との間で遊転する。このため、ロータ3の正方向の回転が妨げられることはない。しかし、ばね部材58の付勢力が強すぎると、ローラ56がくい込み位置から離れにくくなり、糸巻取方向の回転が重くなるおそれがある。しかし、本願発明では、付勢力を発生するばね部58bと、ばね部58bと交差する方向に延びてローラ56に接触する接触部58cとにより、ばね部材58を構成したので、付勢力(ばね力)をばね部58bの厚みや幅で調整できるとともに、ローラ56との接触長さを押圧部58cの長さを適宜に設定できる。このため、ローラ56の形状に関わらず、板ばねのばね部材58によりローラ56を適正な付勢力で確実にカム面にくい込む方向に付勢できるようになる。
一方、ロータ3、つまり内輪55が逆方向(図5の反時計回りの糸繰り出し方向)に回転すると、ローラ56は外輪54と内輪55との間にくい込み、両者は相対回転不能な状態となる。ここで、外輪54は、ケース部材53を介してリール本体2に固定されているので、内輪55の回転、すなわちロータ3の一方向(釣り糸が繰り出される方向)への回転が禁止される。このとき、ばね部材58の付勢力が弱すぎると、くい込み位置から離れやすくなる。
操作レバー64を前記とは逆方向に回動すると、前記と同様の動作によってローラ56が非伝達位置に移動する。この状態では、ローラ56は、外輪54と内輪55との間にくい込むことはできない。したがって、外輪54に対して内輪55が正逆両方向に回転可能となり、ロータ3の釣り糸繰り出し方向への回転が可能となる。
ここでは、ばね部材58のばね部58bに対して押圧部58cが交差する方向に延びている。このため、ばね部58bの幅や厚みによりばね部材58のばね力をローラ56に対して適宜に設定できるとともに、ばね部58bと交差する押圧部58cの長さによりローラ56との接触部の長さを適宜に設定できる。したがって、ローラ56の形状に関わらず、板ばねのばね部材58によりローラ56を適正な付勢力で確実にカム面にくい込む方向に付勢できるようになる。
<他の実施例>
(a)前記実施形態では内輪遊転型の例に説明したが、本発明は内輪遊転型に限定されるものではない。外輪遊転型の場合には、内輪の外周面に形成された複数のカム面を設け、内輪の端面にばね部材の装着部やリテーナの取付部を配置すればよい。また、複数のばね部は、ばね部材の装着部の外周部に間隔を隔てて配置し、リテーナの複数の保持部はリテーナの取付部の外周部に間隔を隔てて形成すればよい。
(b)前記実施形態では、スピニングリールに装着されるローラクラッチを例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、機械要素としての全てのローラクラッチに適用できる。
(c)前記実施形態では、ローラクラッチを作動状態と非作動状態とに切り換え可能な構成としたが、ローラクラッチを作動状態と非作動状態とに切り換える必要がない場合、ばね部材やリテーナをケース部材又は外輪に対して回転不能に連結してもよい。
(d)前記実施形態では、ローラクラッチにケース部材及びカバー部材を設けたが、これらは、ローラクラッチの必須の構成要件ではない。たとえば、リール本体等の部品に筒状部分を設け、外輪を部品に直接装着する場合、ケース部材は不要である。また、カバー部材も抜け止めばねやシール部材などで代用してもよい。
(e)前記実施形態では、ばね部材58のばね部58bを押圧部58cの両端に1対設けたが、ばね部は1対でなくてもよい。たとえば、図8に示すように、ばね部材158のばね部158bを、装着部158aのばね配置部158eの外周側から折り曲げ、押圧部158cをばね部158bの先端から内周方向に延びるようにL字形に構成してもよい。また、図9に示すように、ばね部材258のばね部258bを、装着部258aのばね配置部258eの中間部から折り曲げ、押圧部258cをばね部158bの先端から内外周両方向に延びるようにT字形に構成してもよい。
(f)前記実施形態では、カバー部材59に接触凸部59cを設け、保持部57bに設けられた接触凹部57fに接触させて、ばね配置部58eの浮き上がりを防止したが、接触の形態は凹凸嵌合に限定されない。また、ばね部材の形態によっては、カバー部材を接触させなくてもよい。
本発明の一実施形態を採用したスピニングリールの側面図。 そのスピニングリールの側面断面図。 そのスピニングリールの逆転防止機構の取付状態を示す斜視図。 ローラクラッチの分解斜視図。 カバー部材を外したローラクラッチの正面図。 図5のVI−VI断面図。 ばね部材の斜視図。 他の実施形態の図7に相当する図。 さらに他の実施形態の図7に相当する図。
符号の説明
2 リール本体
51 ローラクラッチ
53 ケース部材
53a 収納空間
54 外輪
54a カム面
55 内輪
56 ローラ
57 リテーナ
57a 取付部
57b 保持部
58,158,258 ばね部材
58a,158a,258a 装着部
58b,158b,258b ばね部
58c,158c,258c 押圧部
58d リング部
58e,158e,258e ばね配置部
59 カバー部材
59c 接触凸部(接触部の一例)

Claims (11)

  1. 回転を一方向にのみ伝達可能なローラクラッチであって、
    内周面を有する外輪と、
    外周面を有し、前記外輪の内周側に配置された内輪と、
    前記内輪と前記外輪との間に周方向に間隔を隔てて配置され、前記外輪と前記内輪との間にくい込み得る複数のローラと、
    前記複数のローラをくい込み方向に付勢するばね部材と、
    前記外周面及び前記内周面のいずれか一方に形成され、前記ローラの外周面に接触可能な傾斜面で構成されたカム面と、
    前記複数のローラを周方向に間隔を隔てて配置するためのリテーナと、を備え、
    前記ばね部材は、
    前記内輪及び外輪のいずれか一方の端面に配置可能な環状の装着部と、
    前記装着部から折り曲げられて前記複数のローラの間で前記複数のローラに向かってそれぞれ延びる複数のばね部と、
    前記ばね部の先端から前記ローラの外周面に接触可能に前記ばね部と交差する方向にそれぞれ延びる複数の押圧部と、を有する板ばねである、ローラクラッチ。
  2. 前記ローラは、直径の1倍から2倍の範囲の長さを有するものである、請求項1に記載のローラクラッチ。
  3. 前記複数のばね部は、前記装着部から前記ローラに向かってそれぞれ1対延びており、
    前記複数の押圧部は、前記1対のばね部の先端を連結するように延びている、請求項1又は2に記載のローラクラッチ。
  4. 前記複数の押圧部は、前記ばね部の先端から一方向に延びている、請求項1又は2に記載のローラクラッチ。
  5. 前記複数の押圧部は、前記ばね部の先端から両方向に延びている、請求項1又は2に記載のローラクラッチ。
  6. 前記カム面は、前記外輪の内周面に配置され、
    前記装着部は、前記外輪の端面に装着可能である、請求項1から5のいずれか1項に記載のローラクラッチ。
  7. 前記装着部は、
    前記外輪の端面に配置されるリング部と、
    前記リング部の内周部に周方向に間隔を隔てて配置され、前記内周部から径方向内方に延びる複数のばね配置部と、を有し、
    前記複数のばね部は、前記ばね配置部から折れ曲がって前記ローラに向かって延びている、請求項6に記載のローラクラッチ。
  8. 前記リテーナは、
    前記装着部と前記外輪との間に配置される座金形状の取付部と、
    前記取付部の内周部に一体形成され前記複数のローラの間に周方向に間隔を隔てかつ周方向に移動可能に配置するための複数の保持部と、を有する、請求項7に記載のローラクラッチ。
  9. 釣り用リールのリール本体に固定され、前記外輪、前記リテーナ及びばね部材を収納する収納空間を有する有底筒状のケース部材をさらに備え、
    前記装着部は、前記取付部と前記ケース部材の底部との間に配置される、請求項8に記載のローラクラッチ。
  10. 前記外輪は、前記収納空間に回転不能に収納され、
    前記リテーナ及び前記ばね部材は、前記収納空間に回動自在に収納され、
    前記ばね部材は一体的に回動するように前記リテーナに連結されている、請求項9に記載のローラクラッチ。
  11. 前記ケース部材に固定され前記収納空間を塞ぐカバー部材をさらに備え、
    前記ばね配置部は、前記保持部と同じ周方向位置に配置可能であり、
    前記カバー部材は、前記保持部に接触可能な接触部を有する、請求項9又は10に記載のローラクラッチ。
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