JP2009059129A - 注文データ管理システム、およびハンディターミナル - Google Patents
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Abstract
【課題】 無線中継器とハンディターミナルの通信中においても、他のハンディターミナルに対しメニュー変更など時間のかかる通信を行うことができ、また、無線中継器の障害時においてハンディターミナルを移動させることなく、注文データを注文制御装置に送信できる、注文データ管理システムを提供する。
【解決手段】 本発明の注文データ管理システムでは、中継ハンディターミナル10を赤外線12により注文制御装置3に通信接続し、また、他のハンディターミナル1、1Aと無線による通信を行えるようにする。そして、他のハンディターミナル1、1Aから無線11により受信した注文データを、赤外線12により注文制御装置3に転送する。すなわち、中継ハンディターミナル10を、注文制御装置3と他のハンディターミナル1、1Aとの間の通信を中継するハンディターミナルとして機能させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明の注文データ管理システムでは、中継ハンディターミナル10を赤外線12により注文制御装置3に通信接続し、また、他のハンディターミナル1、1Aと無線による通信を行えるようにする。そして、他のハンディターミナル1、1Aから無線11により受信した注文データを、赤外線12により注文制御装置3に転送する。すなわち、中継ハンディターミナル10を、注文制御装置3と他のハンディターミナル1、1Aとの間の通信を中継するハンディターミナルとして機能させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、外食店舗内等で使用される注文データ管理システム、およびハンディターミナルに関する。
従来から、レストラン、居酒屋あるいはホテル等で、客から注文された注文データ等を管理するために、注文データ管理システムが使用されている。この注文データ管理システムにおいては、ウエイトレスが客から料理の注文を受けた場合、ハンディターミナルにテーブル番号や人数等と共に注文を受けた各メニューを入力する。この入力された注文データは、ハンディターミナルから注文データ管理システムの注文制御装置に無線送信され、この注文データを基に、調理指示データや会計データ等が作成される。
図13は、従来の注文データ管理システムの構成例を示す図である。
図13において、1、1A、1Bはハンディターミナル、2は無線中継器、3は注文制御装置、4は無線プリンタ、4Aはプリンタ、5、5A、5Bは赤外線通信(近距離通信)用の赤外線通信アダプタ、6はPOSレジスタ、11は無線通信信号(単に「無線」とも呼ぶ)、12は赤外線通信信号(単に「赤外線」とも呼ぶ)、13は構内通信網であるLAN13(シリアル通信網の場合もある)を示している。なお、ハンディターミナル1、1A、1B等の複数のハンディターミナルを総称する場合は、ハンディターミナル1と呼ぶことがある。
また、ハンディターミナルは図14に示すような外観構成のものであり、蓋31を開くことにより、タッチパネルを使用した表示部104が見えるようになっており、キー入力部106の押下による注文データ入力や、表示部104のタッチパネルへのペン入力やタッチ入力により注文データの入力を行うことができるように構成されている。
上記構成により、ハンディターミナル1に注文データを入力し、注文データを無線中継器2経由で、無線11により注文制御装置3に送信する。注文制御装置3は、注文データを処理し、調理指示データを無線11により無線プリンタ4に送信する。または、LAN13を介してプリンタ4Aに送信する。無線プリンタ4、またはプリンタ4Aは調理指示データを基に調理指示伝票や会計伝票を印刷する。
なお、無線プリンタ4は、無線中継器2を介して注文制御装置3と無線により通信可能に構成されたものであり、無線中継器2を経由した調理指示データにより、調理指示伝票や会計伝票を印刷する。なお、赤外線通信アダプタ5Bを備えたプリンタ4Aについても無線プリンタ4と同様に機能するが、注文制御装置3からの調理指示データを、LAN13を通して受信するように構成されている。
上記注文データ管理システムでは、注文制御装置3を二重化したり、複数の無線中継器2、2Aを設置したりする場合が多い。この場合、ハンディターミナル1は、複数の無線中継器2、2Aの中から最も電波強度が強く通信状態のよいものを選択して通信を行う。この無線通信には高速無線方式が使用され、大容量データを高速で送ることが可能である。また、ハンディターミナル1のプログラム変更やメニュー変更も無線通信で行われる。なお、無線中継器2、2Aを総称する場合は、無線中継器2と呼ぶことがある。
そして、電波障害等により、無線中継器2が使用できない場合はハンディターミナル1から赤外線通信アダプタ5経由で、赤外線12により注文データを注文制御装置3に送ることができる。また、注文制御装置3に障害が発生したときは、無線プリンタ4の赤外線通信アダプタ5A経由で、赤外線12により簡易印字データを無線プリンタ4に送信し、無線プリンタ4で簡易伝票を印刷することができる。なお、簡易印字とは、注文制御装置3で生成された正規の調理指示データに基づき印字された伝票ではなく、従来の手書き注文伝票に近い形式の伝票を印字することを言う。
ところで、上述した従来の注文データ管理システムにおいて、無線中継器2とハンディターミナル1とは1:1対応の通信であり、1つの無線中継器2がハンディターミナルと通信中は、他のハンディターミナルとは通信できないため、メニュー変更など時間のかかる通信は、注文データ転送の障害になるためハンディターミナルの待機中(アイドルタイム)や閉店後に行っていた。
また、無線中継器2に障害が発生すると、注文制御装置3とハンディターミナル1の無線通信ができなくなり、赤外線通信などの近距離通信を補助手段として使用し通信を行っていた。この場合、注文制御装置3の赤外線通信アダプタ5の通信可能範囲にハンディターミナル1を移動する必要があり煩わしい作業となっていた。
また、注文制御装置3に障害が発生すると、注文データのオーダー処理ができなくなるため、ハンディターミナル1を無線プリンタ4またはプリンタ4Aのところまで移動し、赤外線12により無線プリンタ4またはプリンタ4Aに簡易印字データを送信し、簡易伝票の印字を行う必要があり、煩わしい作業となっていた。このように、赤外線通信を行うためのハンディターミナルを移動させると、移動時間が増えた分、注文データ入力に時間がかかり、従業員同士が交錯して料理を落とすリスクなどが発生していた。
なお、従来技術の注文データ管理システムがある(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、この特許文献1の注文データ管理システムは、複数の料理からなるコース料理等の注文において、フロア側作業者及び厨房側作業者に対して負荷をかけずに、デザートなどの後から選択しても支障のない料理を、コース料理の提供途中で選択可能な注文データ管理システムを提供することを目的としている。このため、メニュー変更など時間のかかる通信をアイドルタイムや閉店後に行っていた問題や、無線中継器や注文制御装置の障害時に生じる問題を解決しようとするものではなく、本発明とは、発明の目的と構成が異なるものである。
特開2006−251956号公報
上述したように、従来の注文データ管理システムにおいては、1つの無線中継器の通信中は他のハンディターミナルが通信できないため、メニュー変更など時間のかかる通信は、オーダー転送の障害になるためアイドルタイムや閉店後に行っていた。
また、無線中継器に障害が発生した場合、赤外線通信を行うために、注文制御装置の赤外線通信アダプタの近傍にハンディターミナルを移動する必要があり、また、注文制御装置に障害が発生すると、プリンタのところまで移動し、赤外線通信により簡易印字を行う必要があった。このように、赤外線通信を行うためにハンディターミナルを移動させると、移動時間が増えた分、注文データ入力に時間がかかり、従業員同士が交錯して料理を落とすリスクなどの問題が発生していた。
本発明は、斯かる実情に鑑みなされたものであり、本発明の目的は、無線中継器とハンディターミナルの通信中においても、他のハンディターミナルに対しメニュー変更など時間のかかる通信を行うことができ、また、無線中継器の障害時において、ハンディターミナルを移動させることなく注文データを注文制御装置に送信でき、さらに、注文制御装置の障害においては、ハンディターミナルを無線プリンタに無線により通信接続して簡易印字を行うことができる、注文データ管理システム、およびハンディターミナルを提供することにある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の注文データ管理システムは、客から受けた注文に係る注文データを入力して送信する複数のハンディターミナルと、前記ハンディターミナルから送信された前記注文データの受信及び調理指示データの送信を行う注文制御装置と、を備えた注文データ管理システムであって、前記ハンディターミナルは、無線通信と、該無線通信とは異なる種類の他の近距離通信とにより通信を行えるように構成され、前記注文制御装置は、前記ハンディターミナルと無線中継器を介して無線通信を行うと共に、前記近距離通信により通信が行えるように構成され、前記ハンディターミナルの1つが、他のハンディターミナルと無線通信を行うと共に、前記注文制御装置と近距離通信により通信を行い、前記注文制御装置と前記他のハンディターミナルとの間の通信を中継する中継ハンディターミナルとして設定されること、を特徴とする。
上記構成からなる本発明の注文データ管理システムでは、ハンディターミナルの1つを近距離通信(例えば、赤外線通信)経由で注文制御装置に通信接続し、また、他のハンディターミナルと無線による通信を行えるようにし、注文制御装置と他のハンディターミナルとの間の中継ハンディターミナルとして機能させる。
これにより、ハンディターミナルと注文制御装置とが無線中継器を介して通信中であっても、他のハンディターミナルに対しメニュー変更など時間のかかる通信を行うことができるようになる。また、無線中継器に障害が発生しても、中継ハンディターミナルを無線中継器の代わりに使用できる。このため、従来のように、簡易印字などに頼らず、通常の注文データ入力が可能となる。
また、本発明の注文データ管理システムは、前記無線中継器の1または2以上が前記注文制御装置に構内通信網により接続されてなること、を特徴とする。
上記構成からなる本発明の注文データ管理システムでは、1または2以上の無線中継器をLAN等の構内通信網により注文制御装置に接続する。
これにより、ハンディターミナルの1つを中継ハンディターミナルとして機能させることができる効果に加えて、無線中継器を店舗内の複数の場所に設置することができる。このため、注文データ管理システムを効率的に使用できるようになる。
また、本発明の注文データ管理システムは、前記無線中継器とハンディターミナルとの間の無線チャネルと、前記中継ハンディターミナルと他のハンディターミナルとの間の無線チャネルが異なる周波数帯の無線チャネルとして設定されること、を特徴とする。
上記構成からなる本発明の注文データ管理システムでは、無線中継器とハンディターミナルとの間の無線チャネルと、ハンディターミナルと他のハンディターミナルとの間の無線チャネルが異なる周波数帯の無線チャネルとなるようにする。
これにより、ハンディターミナルと無線中継器が通信中でも、無線干渉することなく、別ハンディターミナルと注文制御装置との間の通信を中継できる。
また、本発明の注文データ管理システムは、前記注文データ管理システムには、前記注文制御装置から送信される調理指示データを無線により受信し、調理指示伝票や会計伝票を印字する無線プリンタを備え、前記中継ハンディターミナルは、前記注文制御装置に障害が発生した場合に、前記他のハンディターミナルから送信される無線データを前記無線プリンタに転送するように構成されていること、を特徴とする。
上記構成からなる本発明の注文データ管理システムでは、中継ハンディターミナルは、注文制御装置に障害が発生した場合に、他のハンディターミナルから送信される無線データを無線プリンタに転送する。
これにより、注文制御装置に障害が発生した場合にも、ハンディターミナルから送信される簡易印字データを無線プリンタに転送することができる。このため、従来のように、ハンディターミナルをプリンタに近い位置まで移動させて、近距離通信により簡易印字データをプリンタに送信する必要がなくなる。従って、従業員の移動時間が増えることなく、簡易印字データにより、厨房へ調理指示伝票を出力することができる。
また、本発明の注文データ管理システムは、前記近距離通信が赤外線通信であること、を特徴とする。
これにより、注文データ管理システムにおいて、汎用の部品を使用して低コストで近距離通信を実現できる。
また、本発明の注文データ管理システムは、客から受けた注文に係る注文データを入力して送信する複数のハンディターミナルと、前記ハンディターミナルから送信された前記注文データの受信及び調理指示データの送信を行う注文制御装置と、前記注文制御装置から前記調理指示データを受信し、受信した調理指示データを基に調理指示伝票や会計伝票を印字するプリンタと、を備える注文データ管理システムにおいて、前記注文制御装置と前記プリンタとを一体化して注文制御プリンタとして構成すると共に、前記ハンディターミナルは、無線通信と、該無線通信とは異なる種類の他の近距離通信とにより通信を行えるように構成され、前記注文制御プリンタは、前記ハンディターミナルと無線中継器を介して無線通信を行うと共に、前記近距離通信により通信が行えるように構成され、前記ハンディターミナルの1つが、他のハンディターミナルと無線通信を行うと共に、前記注文制御プリンタと近距離通信により通信を行い、前記注文制御プリンタと前記他のハンディターミナルとの間の通信を中継する中継ハンディターミナルとして設定されること、を特徴とする。
上記構成からなる本発明の注文データ管理システムでは、注文制御装置と前記プリンタとを一体化して注文制御プリンタとして構成する。また、ハンディターミナルの1つを近距離通信(例えば、赤外線通信)経由で注文制御プリンタに通信接続し、また、他のハンディターミナルと無線による通信を行えるようにし、注文制御プリンタと他のハンディターミナルとの間の中継ハンディターミナルとして機能させる。
これにより、注文制御装置をプリンタに内蔵した注文制御プリンタを使用してコストを低減した注文データ管理システムにおいて、ハンディターミナルと注文制御プリンタとが無線中継器を介して通信中であっても、他のハンディターミナルに対しメニュー変更など時間のかかる通信を行うことができるようになる。また、無線中継器に障害が発生しても、中継ハンディターミナルを無線中継器の代わりに使用できる。このため、従来のように、簡易印字などに頼らず、通常の注文データ入力が可能となる。
また、本発明のハンディターミナルは、客から受けた注文に係る注文データを入力して送信する複数のハンディターミナルと、前記ハンディターミナルから送信された前記注文データの受信及び調理指示データの送信を行う注文制御装置と、を備えた注文データ管理システムにおける前記ハンディターミナルであって、前記注文制御装置および他のハンディターミナルと無線により通信を行うための無線通信部と、前記注文制御装置と前記無線通信とは異なる種類の他の近距離通信により通信を行うための近距離通信部と、他のハンディターミナルと無線通信を行うと共に、前記注文制御装置と前記近距離通信により通信を行い、前記注文制御装置と前記他のハンディターミナルとの間の通信を中継する中継処理部と、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明のハンディターミナルでは、ハンディターミナルの1つを近距離通信(例えば、赤外線通信)経由で注文制御装置に通信接続し、また、他のハンディターミナルと無線による通信を行えるようにし、他のハンディターミナルに対して中継ハンディターミナルとして機能させる。
これにより、ハンディターミナルと注文制御装置とが無線中継器を介して通信中であっても、他のハンディターミナルに対しメニュー変更など時間のかかる通信を行うことができるようになる。また、無線中継器に障害が発生しても、中継ハンディターミナルを無線中継器の代わりに使用できる。このため、従来のように、簡易印字などに頼らず、通常の注文データ入力が可能となる。
また、本発明のハンディターミナルは、前記ハンディターミナルは、入力された注文データを前記注文制御装置に送信するための注文処理部を、備えることを特徴とする。
これにより、ハンディターミナルを通常の注文データを入力するハンディターミナルとして使用できると共に、中継ハンディターミナルとしても使用できるようになる。
また、本発明のハンディターミナルは、前記中継処理部または前記注文処理部のいずれか一方の処理機機能を実行させるための処理モードを選択するモード選択部と、前記モード選択部により選択された処理モードを記憶するモード記憶部と、を備えることを特徴とする。
これにより、ハンディターミナルを通常の注文データを入力するハンディターミナルとして使用できると共に、中継ハンディターミナルとしても使用できるようになる。
また、本発明のハンディターミナルは、前記ハンディターミナルと前記注文制御装置との通信に使用される無線チャネルと、前記中継ハンディターミナルと他のハンディターミナルと通信に使用される無線チャネルとが異なる周波数帯の無線チャネルとして設定されること、を特徴とする。
これにより、ハンディターミナルと無線中継器が通信中でも、無線干渉することなく、他のハンディターミナルと注文制御装置との間の通信を中継できる。
また、本発明のハンディターミナルは、前記注文データ管理システムには、前記注文データ管理システムには、前記注文制御装置から送信される調理指示データを無線により受信し、調理指示伝票や会計伝票を印字する無線プリンタを備え、前記ハンディターミナルの中継処理部は、前記注文制御装置に障害が発生した場合に、前記他のハンディターミナルから送信される無線データを前記無線プリンタに転送するように構成されていること、を特徴とする。
上記構成からなる本発明のハンディターミナルでは、中継ハンディターミナルは、注文制御装置に障害が発生した場合に、他のハンディターミナルから送信される無線データを無線プリンタに転送する。
これにより、注文制御装置に障害が発生した場合にも、ハンディターミナルから送信される簡易印字データを無線プリンタに転送することができる。このため、従来のように、ハンディターミナルをプリンタに近い位置まで移動させて、近距離通信により簡易印字データをプリンタに送信する必要がなくなる。従って、従業員の移動時間が増えることなく、簡易印字データにより、厨房へ調理指示伝票を出力することができる。
また、本発明のハンディターミナルは、前記近距離通信が赤外線通信であること、を特徴とする。
これにより、ハンディターミナルにおいて、汎用の部品を使用して低コストで近距離通信を実現できる。
本発明の注文データ管理システムにおいては、ハンディターミナルと無線中継器との間の通信に影響を与えることなく、他のハンディターミナルに対し中継ハンディターミナルを介して大容量データを無線で送ることができる。また、無線中継器の障害時の予備機を用意する必要がなくなる。さらに、注文制御装置の障害において、中継ハンディターミナルを無線プリンタに接続ことにより、簡易印字を無線で行えるので、従業員の移動時間を増やすことなく、調理指示伝票等を厨房に出力することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る注文データ管理システムの構成を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る注文データ管理システムの構成を示す図である。
図1に示す注文データ管理システムは、図13に示す従来の注文データ管理システムと比較して、新たに中継ハンディターミナル10が追加された点が構成上異なり、他の構成は同様である。このため、同一の構成部分には同一の符号を付している。
図1において、中継ハンディターミナル10は、複数のハンディターミナルの中の1つを中継用のハンディターミナルとして設定したものである。この中継ハンディターミナル10は、通常のハンディターミナルとして使用するか、中継ハンディターミナルとして使用するかをモード設定できるように構成されている。
この中継ハンディターミナル10は、赤外線12により、赤外線通信アダプタ5経由で注文制御装置3と通信接続され、また、無線11により他のハンディターミナル1と通信可能に構成されている。これにより、中継ハンディターミナル10は、ハンディターミナル1と注文制御装置3との間の通信の中継を行うことができる。さらに、中継ハンディターミナル10は、無線プリンタ4と無線11により通信できるように構成されており、ハンディターミナル1と無線プリンタ4との間の通信の中継も行うことができる。
図2は、本発明の実施の形態に係る中継ハンディターミナルの構成を示す図である。なお、中継ハンディターミナル10は、通常のハンディターミナルを中継用にモード設定したものである。
図2に示す中継ハンディターミナル10おいて、無線通信部101は、ハンディターミナル1および無線プリンタ4と無線により無線通信を行う。赤外線通信部102は、赤外線通信アダプタ120を介して注文制御装置3と赤外線により通信を行う。CPU101は、中継ハンディターミナル10の各部を統括して制御する主制御部である。メモリ105には、中継ハンディターミナル10における処理機能を実現させるための制御プログラムや、中継ハンディターミナル10における中継処理を実行する際に必要となるデータが記憶される。キー入力部106は、タッチパネル機能を有するカラーLCD、およびメニューキー等から構成される。
中継処理部111は、ハンディターミナル1から無線により受信した注文データを、赤外線により注文制御装置3へ送信するための中継処理を行う。また、ハンディターミナル1から無線により受信した注文データを、無線プリンタ4に中継する処理も行う。
モード記憶部112は、中継ハンディターミナル10を中継ハンディターミナルとして使用するか、または通常のハンディターミナルとして使用するかを選択した処理モードを記憶する。注文処理部113は、通常のハンディターミナルとして使用される場合に、注文データを注文制御装置3等に送信するための処理を行う。
処理選択部114は、中継ハンディターミナル10を中継ハンディターミナルとして使用するか、通常のハンディターミナルとして使用するかのモードを選択するための処理部である。このモード選択は、例えば、表示部104にモード選択ダイアログ画面を表示させ、この画面上でキー入力部106によりモード選択を行う。
なお、上述したように、中継ハンディターミナル10は通信手段として、無線と赤外線通信機能を備えているが、赤外線通信は、本発明で使用可能な近距離通信の1つの例であり、コイル通信やシリアル通信などと同等である。また、無線が無線LANのように高速通信可能な場合は、プログラム変更やメニュー変更を無線によるダウンロードにより行うことが可能である。しかし、特定小電力無線のように低速通信の無線通信方式を使用する場合は、プログラム変更やメニュー変更等の大容量通信は赤外線通信で行う。
また、図3は、中継ハンディターミナルによる無線中継の例を示す図である。中継ハンディターミナル10は、ハンディターミナル1Bとの接続時の通信手順のネゴシェーションにより、無線中継器2とは異なる周波数帯の無線チャネルで無線通信することができる。
図3において、中継ハンディターミナル10は、無線中継機能として動作し、ハンディターミナル1Bと注文制御装置3との間の無線中継を行う。注文制御装置3の赤外線通信アダプタ5から赤外線12により送信されたデータは、中継ハンディターミナル10の赤外線通信アダプタ120および赤外線通信部102で受信され、無線通信部101からハンディターミナル1Bへ無線11により送信される。中継ハンディターミナル10の無線通信部101から送信された無線データは、ハンディターミナル1Bの無線通信部101Bで受信される。
また、ハンディターミナル1Bの無線通信部101Bから無線11により送信されたデータは、中継ハンディターミナル10の無線通信部101により受信される。無線通信部101により受信されたデータは、赤外線通信部102の赤外線通信アダプタ120から、赤外線12により、注文制御装置3の赤外線通信アダプタ5へ送信される。
上述したように、中継ハンディターミナル10とハンディターミナル1Bの無線チャネルと、無線中継器2とハンディターミナル1Aの無線チャネルとを異なる通信チャネルとすることができる。このため、ハンディターミナル1Aと無線中継器2が通信中でも、無線干渉することなく、中継ハンディターミナル10はハンディターミナル1Bと注文制御装置3との間の中継通信を行える。このため、注文制御装置3からハンディターミナル1Bへ大容量データをダウンロードする場合でも、無線中継器2の通信回線が使用されることがないので、ハンディターミナル1Aから注文制御装置3への注文データ転送が可能となる。
なお、上述したようにハンディターミナル1A、1Bは、無線中継器2および中継ハンディターミナル10の両方に通信接続可能に構成されている。ハンディターミナル1A、1Bは、注文データを注文制御装置3に送信しようとする場合、最初に通信接続可能な無線中継器2を選択する処理を行う。この場合、複数の無線中継器2が存在する場合は、最も電波強度が強く通信状態のよいものを選択して通信接続を行う。
図4は、無線中継器に障害が発生した場合の例を示す図である。図4に示すように、無線中継器2に障害が発生しており、ハンディターミナル1が通信接続可能な無線中継器2を選択できない場合には、中継ハンディターミナル10を選択し、この中継ハンディターミナル10宛てに無線11により注文データを送信する。中継ハンディターミナル10では、ハンディターミナル1から受信した注文データを、赤外線12により注文制御装置3に送信する。
このように、無線中継器2の障害時には、中継ハンディターミナル10が無線中継器2の代わりになるため、従来のように簡易印字などに頼らずとも通常の注文データ入力が可能となる。
また、図5は、注文制御装置に障害が発生した場合の例を示す図である。
図5に示すように、注文制御装置3に障害が発生している場合は、ハンディターミナル1は簡易印字用の注文データを生成して中継ハンディターミナル10に送信する。中継ハンディターミナル10はハンディターミナル1から受信した簡易印字用データを無線11により無線プリンタ4に送信する。無線プリンタ4は簡易印字データによる印刷を行う。
図5に示すように、注文制御装置3に障害が発生している場合は、ハンディターミナル1は簡易印字用の注文データを生成して中継ハンディターミナル10に送信する。中継ハンディターミナル10はハンディターミナル1から受信した簡易印字用データを無線11により無線プリンタ4に送信する。無線プリンタ4は簡易印字データによる印刷を行う。
このように、注文制御装置3の障害時には通常の注文データ処理はできなくなるが、中継ハンディターミナル10は、ハンディターミナル1から送信される簡易印字データを無線11により無線プリンタ4に中継できる。これにより、従業員の移動時間が増えることなく、簡易印字データにより、厨房へ調理指示伝票を出力することができる。
さらに、無線中継器2と中継ハンディターミナル10の両方に障害が発生している場合は、図1を参照して、ハンディターミナル1Bを無線プリンタ4の赤外線通信アダプタ5Aの通信範囲内に移動する。そして、ハンディターミナル1Bから無線プリンタ4に、赤外線12により、簡易印字用データを送信する。これにより、無線プリンタ4を使用して、簡易印字データによる印刷を行うことができる。なお、同様にして、プリンタ4を使用して簡易印字データによる印刷を行うこともできる
また、図6は、空き時間を利用してメニュー変更を行う例を示す図である。
また、図6は、空き時間を利用してメニュー変更を行う例を示す図である。
先に説明したように、ハンディターミナル1、1A、1B、1Cのそれぞれは無線中継器2と、中継ハンディターミナル10の両方と通信可能である。
そこで、図6に示すように、無線中継器2とハンディターミナル1とは通信中であり、他のハンディターミナル1A、1B、1Cが待機中(空き)である場合は、メニュー変更データ等をハンディターミナル1A、1B、1Cにダウンロードすることができる。この場合、ハンディターミナル1A、1B、1C側から、中継ハンディターミナル10を経由して、注文制御装置3に対しメニュー変更データや更新プログラム等のデータ送信要求を行うように構成することができる。
そこで、図6に示すように、無線中継器2とハンディターミナル1とは通信中であり、他のハンディターミナル1A、1B、1Cが待機中(空き)である場合は、メニュー変更データ等をハンディターミナル1A、1B、1Cにダウンロードすることができる。この場合、ハンディターミナル1A、1B、1C側から、中継ハンディターミナル10を経由して、注文制御装置3に対しメニュー変更データや更新プログラム等のデータ送信要求を行うように構成することができる。
この場合に、ハンディターミナル1Aに対して、データ送信要求を行える時間として、0時00分〜0時10分の間を割り当て、ハンディターミナル1Bに対して、0時15分〜0時25分の間を割り当てる。また、ハンディターミナル1Cに対して、0時30分〜0時40分の間を割り当てる。このようにデータ送信要求を行える時間を割り当てることにより、ハンディターミナル1A、1B、1C側からのデータ送信要求が競合しないように制御することができる。
[第2の実施の形態]
上述した第1の実施の形態では、注文制御装置、プリンタを個別の構成としたシステム構成例を示したが、小規模な店舗、例えば、個人経営の飲食店などでは、プリンタ内に注文制御装置を内蔵させた構成とすることができる。
上述した第1の実施の形態では、注文制御装置、プリンタを個別の構成としたシステム構成例を示したが、小規模な店舗、例えば、個人経営の飲食店などでは、プリンタ内に注文制御装置を内蔵させた構成とすることができる。
図7は、小規模注文データ管理システムの構成例を示す図である。
図7に示す小規模注文データ管理システムが、図1に示す注文データ管理システムと構成上異なるのは、図1に示す注文制御装置3の機能がプリンタ内に内蔵され、図7に示す注文制御プリンタ20として構成された点である。他の構成は図1に示す注文データ管理システムと同様である。このため、同一の構成部分には同一の符号を付している。
図7に示す小規模注文データ管理システムが、図1に示す注文データ管理システムと構成上異なるのは、図1に示す注文制御装置3の機能がプリンタ内に内蔵され、図7に示す注文制御プリンタ20として構成された点である。他の構成は図1に示す注文データ管理システムと同様である。このため、同一の構成部分には同一の符号を付している。
図7に示す小規模注文データ管理システムは、注文制御装置3(図1)の機能を有する注文制御機能部3Aを注文制御プリンタ20に内蔵し、システムコストを下げたものである。なお、無線中継器2も注文制御プリンタ20に内蔵する場合もある。
図7において、ハンディターミナル1、1Aは、無線中継器2を経由して無線11により注文制御プリンタ20と通信できると共に、赤外線通信アダプタ5Aを経由して赤外線12により注文制御プリンタ20と通信できるように構成されている。
中継ハンディターミナル10は、図2に示した中継ハンディターミナル10と同じ構成のものであり、複数のハンディターミナルの中の1つを中継用のハンディターミナルとして設定したものである。この中継ハンディターミナル10は、通常のハンディターミナルとして使用するか、中継ハンディターミナルとして使用するかをモード設定できるように構成されている。
この中継ハンディターミナル10は、赤外線通信により、赤外線通信アダプタ5A経由で注文制御プリンタ20内の注文制御機能部3Aと通信接続され、また、無線11により他のハンディターミナル1、1Aと通信を行うことができる。これにより、中継ハンディターミナル10は、他のハンディターミナル1、1Aと注文制御プリンタ20内の注文制御機能部3Aとの間の通信の中継を行なうことができる。
なお、この小規模注文データ管理システムでは、無線通信方式として特定小電力無線などの低速無線通信方式を使用するため、大容量データの転送には不向きである。このため、ハンディターミナル1、1Aのプログラム変更やメニュー変更は主に赤外線通信アダプタ5A経由で行う。
また、無線中継器2の故障や電波障害により、無線11が使用できない場合はハンディターミナル1から赤外線通信アダプタ5A経由で注文データを注文制御プリンタ20に送ることがある。また注文制御プリンタ20に障害が発生したときは、赤外線通信アダプタ5B経由で簡易印字データをプリンタ4Aに送信し、プリンタ4Aで簡易伝票を印刷することができる。
図8は、小規模注文データ管理システムにおける注文制御プリンタの構成を示す図である。
図8に示す注文制御プリンタ20は、外部インタフェースとして、構内通信網であるLAN201を内蔵し、CPU202は注文制御プリンタ20内の各部の動作を統括して制御する制御部である。また、内部のシリアルI/F203、204を介して、無線中継器2、赤外線通信アダプタ5Aが接続される。
印字機構制御部205は、用紙に伝票データを印字する印字機構206の制御部である。また、メモリ207は、注文データを保持すると共に、注文制御プログラム部208と、印字制御プログラム部209とを備えている。注文制御プログラム部208には、注文データから調理指示データを生成する注文制御プログラムが記憶されている。印字制御プログラム部209には、調理指示データを基に調理指示伝票や会計伝票を印字する印字制御プログラムが記憶されている。
無線中継器2は、シリアルI/F203を介して注文制御プリンタ20に接続されており、ハンディターミナルから送信された注文データを無線により受信する。赤外線通信アダプタ5Aは、シリアルI/F204を介して注文制御プリンタ20に接続されており、ハンディターミナルから送信された注文データを赤外線により受信する。
また、図9は、小規模注文データ管理システムにおけるハンディターミナルによる無線中継の例を示す図である。
図9において、中継ハンディターミナル10は、無線中継機能として動作し、ハンディターミナル1Bと注文制御プリンタ20との間の無線中継を行う。注文制御プリンタ20の赤外線通信アダプタ5Aから赤外線12により送信されたデータは、中継ハンディターミナル10の赤外線通信アダプタ120および赤外線通信部102で受信され、無線通信部101からハンディターミナル1Bへ無線11により送信される。中継ハンディターミナル10の無線通信部101から送信された無線データは、ハンディターミナル1Bの無線通信部101Bで受信される。
また、ハンディターミナル1Bの無線通信部101Bから無線11により送信されたデータは、中継ハンディターミナル10の無線通信部101により受信される。無線通信部101により受信されたデータは、赤外線通信部102の赤外線通信アダプタ120から、赤外線12により、注文制御プリンタ20の赤外線通信アダプタ5Aへ送信される。
上述したように、中継ハンディターミナル10とハンディターミナル1Bの無線チャネルと、無線中継器2とハンディターミナル1Aの無線チャネルとを異なる通信チャネルとすることができる。このため、ハンディターミナル1Aと無線中継器2が通信中でも、無線干渉することなく、中継ハンディターミナル10はハンディターミナル1Bと注文制御プリンタ20との間の中継通信を行える。
図10は、小規模注文データ管理システムにおいて無線中継器に障害が発生した場合の例を示す図である。図10に示すように、無線中継器2に障害が発生しており、ハンディターミナル1が無線中継器2と通信できない場合には、中継ハンディターミナル10を選択し、この中継ハンディターミナル10宛てに無線11により注文データを送信する。中継ハンディターミナル10では、ハンディターミナル1から受信した注文データを、赤外線12により、赤外線通信アダプタ5A経由で注文制御プリンタ20に送信する。
このように、無線中継器2の障害時には、中継ハンディターミナル10が無線中継器2の代わりになるため、従来のように簡易印字などに頼らずとも通常の注文データ入力が可能となる。
また、図11は、注文制御プリンタに障害が発生した場合の例を示す図である。図11に示すように、ハンディターミナル1は簡易印字用の注文データを生成して中継ハンディターミナル10に送信する。中継ハンディターミナル10はハンディターミナル1から受信した簡易印字用データを、赤外線12により赤外線通信アダプタ5B経由でプリンタ4Aに送信する。プリンタ4Aは簡易伝票の印刷を行う。
このように、注文制御プリンタ20の障害時には通常の注文データ処理はできなくなるが、中継ハンディターミナル10は、ハンディターミナル1から無線11により送信される簡易印字データをプリンタ4Aに中継できる。これにより、従業員の移動時間が増えることなく、簡易印字データにより、厨房へ調理指示伝票を出力することができる。
また、図12は、小規模注文データ管理システムにおいて空き時間を利用してメニュー変更を行う例を示す図である。
先に説明したように、ハンディターミナル1、1A、1B、1Cのそれぞれは無線中継器2と、中継ハンディターミナル10の両方と通信可能である。
そこで、図12に示すように、無線中継器2とハンディターミナル1とは通信中であり、他のハンディターミナル1A、1B、1Cが待機中(空き)である場合は、メニュー変更データ等をハンディターミナル1A、1B、1Cにダウンロードすることができる。この場合、ハンディターミナル1A、1B、1C側から、中継ハンディターミナル10を経由して、注文制御プリンタ20に対してメニュー変更データや更新プログラム等のデータ送信要求を行うように構成することができる。
そこで、図12に示すように、無線中継器2とハンディターミナル1とは通信中であり、他のハンディターミナル1A、1B、1Cが待機中(空き)である場合は、メニュー変更データ等をハンディターミナル1A、1B、1Cにダウンロードすることができる。この場合、ハンディターミナル1A、1B、1C側から、中継ハンディターミナル10を経由して、注文制御プリンタ20に対してメニュー変更データや更新プログラム等のデータ送信要求を行うように構成することができる。
この場合に、ハンディターミナル1Aに対して、データ送信要求を行える時間として、0時00分〜0時10分の間を割り当て、ハンディターミナル1Bに対して、0時15分〜0時25分の間を割り当てる。また、ハンディターミナル1Cに対して、0時30分〜0時40分の間を割り当てる。このようにデータ送信要求を行える時間を割り当てることにより、ハンディターミナル1A、1B、1C側からのデータ送信要求が競合しないように制御することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の注文データ管理システム、およびハンディターミナルは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1、1A、1B、1C・・・ハンディターミナル、2・・・無線中継器、3・・・注文制御装置、3A・・・注文制御機能部、4・・・無線プリンタ、4A・・・プリンタ、5、5A、5B・・・赤外線通信アダプタ、10・・・中継ハンディターミナル、11・・・無線、12・・・赤外線、13・・・LAN、20・・・注文制御プリンタ、101、101A、101B・・・無線通信部、102、102A、102B・・・赤外線通信部、103・・・CPU、104・・・表示部、105・・・メモリ、106・・・キー入力部、111・・・中継処理部、112・・・モード記憶部、113・・・注文処理部、114・・・処理選択部、120・・・赤外線通信アダプタ、201・・・LAN、202・・・CPU、203、204・・・シリアルI/F、205・・・印字機構制御部、206・・・印字機構、207・・・メモリ、208・・・注文制御プログラム部、209・・・印字制御プログラム部
Claims (12)
- 客から受けた注文に係る注文データを入力して送信する複数のハンディターミナルと、前記ハンディターミナルから送信された前記注文データの受信及び調理指示データの送信を行う注文制御装置と、を備えた注文データ管理システムであって、
前記ハンディターミナルは、無線通信と、該無線通信とは異なる種類の他の近距離通信とにより通信を行えるように構成され、
前記注文制御装置は、前記ハンディターミナルと無線中継器を介して無線通信を行うと共に、前記近距離通信により通信が行えるように構成され、
前記ハンディターミナルの1つが、他のハンディターミナルと無線通信を行うと共に、前記注文制御装置と近距離通信により通信を行い、前記注文制御装置と前記他のハンディターミナルとの間の通信を中継する中継ハンディターミナルとして設定されること、
を特徴とする注文データ管理システム。 - 前記無線中継器の1または2以上が前記注文制御装置に構内通信網により接続されてなること、
を特徴とする請求項1に記載の注文データ管理システム。 - 前記無線中継器とハンディターミナルとの間の無線チャネルと、前記中継ハンディターミナルと他のハンディターミナルとの間の無線チャネルが異なる周波数帯の無線チャネルとして設定されること、
を特徴とする請求項1または請求項2に記載の注文データ管理システム。 - 前記注文データ管理システムには、前記注文制御装置から送信される調理指示データを無線により受信し、調理指示伝票や会計伝票を印字する無線プリンタを備え、
前記中継ハンディターミナルは、前記注文制御装置に障害が発生した場合に、前記他のハンディターミナルから送信される無線データを前記無線プリンタに転送するように構成されていること、
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の注文データ管理システム。 - 前記近距離通信が赤外線通信であること
を特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の注文データ管理システム。 - 客から受けた注文に係る注文データを入力して送信する複数のハンディターミナルと、前記ハンディターミナルから送信された前記注文データの受信及び調理指示データの送信を行う注文制御装置と、前記注文制御装置から前記調理指示データを受信し、受信した調理指示データを基に調理指示伝票や会計伝票を印字するプリンタと、を備える注文データ管理システムにおいて、
前記注文制御装置と前記プリンタとを一体化して注文制御プリンタとして構成すると共に、
前記ハンディターミナルは、無線通信と、該無線通信とは異なる種類の他の近距離通信とにより通信を行えるように構成され、
前記注文制御プリンタは、前記ハンディターミナルと無線中継器を介して無線通信を行うと共に、前記近距離通信により通信が行えるように構成され、
前記ハンディターミナルの1つが、他のハンディターミナルと無線通信を行うと共に、前記注文制御プリンタと近距離通信により通信を行い、前記注文制御プリンタと前記他のハンディターミナルとの間の通信を中継する中継ハンディターミナルとして設定されること、
を特徴とする注文データ管理システム。 - 客から受けた注文に係る注文データを入力して送信する複数のハンディターミナルと、前記ハンディターミナルから送信された前記注文データの受信及び調理指示データの送信を行う注文制御装置と、を備えた注文データ管理システムにおける前記ハンディターミナルであって、
前記注文制御装置および他のハンディターミナルと無線により通信を行うための無線通信部と、
前記注文制御装置と前記無線通信とは異なる種類の他の近距離通信により通信を行うための近距離通信部と、
他のハンディターミナルと無線通信を行うと共に、前記注文制御装置と前記近距離通信により通信を行い、前記注文制御装置と前記他のハンディターミナルとの間の通信を中継する中継処理部と、
を備えることを特徴とするハンディターミナル。 - 前記ハンディターミナルは、入力された注文データを前記注文制御装置に送信するための注文処理部を、
備えることを特徴とする請求項7に記載のハンディターミナル。 - 前記中継処理部または前記注文処理部のいずれか一方の処理機機能を実行させるための処理モードを選択するモード選択部と、
前記モード選択部により選択された処理モードを記憶するモード記憶部と、
を備えることを特徴とする請求項8に記載のハンディターミナル。 - 前記ハンディターミナルと前記注文制御装置との通信に使用される無線チャネルと、前記中継ハンディターミナルと他のハンディターミナルと通信に使用される無線チャネルとが異なる周波数帯の無線チャネルとして設定されること、
を特徴とする請求項7から請求項9のいずれか1項に記載のハンディターミナル。 - 前記注文データ管理システムには、前記注文制御装置から送信される調理指示データを無線により受信し、調理指示伝票や会計伝票を印字する無線プリンタを備え、
前記ハンディターミナルの中継処理部は、前記注文制御装置に障害が発生した場合に、前記他のハンディターミナルから送信される無線データを前記無線プリンタに転送するように構成されていること、
を特徴とする請求項7から請求項10のいずれか1項に記載のハンディターミナル。 - 前記近距離通信が赤外線通信であること
を特徴とする請求項7から請求項11のいずれか1項に記載のハンディターミナル。
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JP2009163345A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Panasonic Corp | 電子機器の入力装置及び入力操作処理方法、並びに入力制御プログラム |
JP2013166303A (ja) * | 2012-02-15 | 2013-08-29 | Sii Data Service Kk | プリンタ装置および注文データ管理システム |
JP2013539618A (ja) * | 2010-07-20 | 2013-10-24 | アルカテル−ルーセント | 通信機器と通信ネットワークの間の超短距離相互接続デバイス |
JP2014052686A (ja) * | 2012-09-05 | 2014-03-20 | Toshiba Tec Corp | 入力装置およびプログラム |
-
2007
- 2007-08-31 JP JP2007225129A patent/JP2009059129A/ja active Pending
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