JP2009055080A - 撮像装置、撮像方法 - Google Patents

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Masamichi Asukai
正道 飛鳥井
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大二 伊藤
Akinobu Sugino
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Akane Sano
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美輝 蒲谷
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Abstract

【課題】近くに人がいるか否かに応じて適切な動作設定で自動撮像を行う。
【解決手段】例えば焦電型の赤外線センサや撮像画像解析などによって近くに人がいるか否かを判別する。そしてこの判別の結果に応じて、画像品質(圧縮率や画サイズ)や撮像間隔の設定を変更する。例えば近くに人がいるとした場合には高品位の撮像画像データが保存されるようにして、ユーザにとって価値があるとされる画像が高品位で記録されるようにし、近くに人がいないとした場合には低品位(小容量)の撮像画像データが保存されるようにして、ユーザにとってあまり価値がないとされる画像については記録容量をセーブすることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮像装置と撮像方法に関する。
特開2006−270627号公報 特開2007−13843号公報
例えばライフログカメラなどとして、ユーザが装着しているカメラが自動的に定期的な画像撮像を行うことで、ユーザが日常生活で目にする光景を画像データとして記録するカメラが提案されている。このライフログカメラを使用することで、ユーザの行動履歴や思い出などを、画像データとして残すことが可能となる。
なお、従来技術として、上記の特許文献には赤外線の検出量や収音信号の音声解析結果に基づき撮影動作を開始する技術が開示されている。
上記のようなライフログカメラとしては、例えば眼鏡型若しくは頭部装着型の装着ユニットに小型の撮像装置を取り付けて、例えば一定時間間隔などで自動撮像を行い、自動撮像した撮像画像データを保存する装置を想定することができるが、この点からすると、ライフログカメラをユーザが装着し日常の行動を行った場合、近くに人がいない状況下においても画像が撮像・保存されてしまうことが考えられる。
ここで、一般的に考えると、人にとって重要とされる出来事や思い出深い出来事などは、近くに人がいる状況下でより多く生じることが予測される。従って、上記のように近くに人がいない状況下での撮像画像が保存されてしまった場合は、ユーザにとってあまり価値のない画像が保存されてしまうといったことになる。さらに言えば、撮像画像を保存する記録媒体のデータ記録容量がその分無駄に消費されてしまうといった好ましくない事態を引き起こすことになる。
また、一方で、特に上記のような自動撮像を行う装置を想定した場合は、被撮像者のプライバシーの保護を重要視するといったことも考えることができる。つまり、自動撮像が行われる場合は特に、ユーザの意図しないタイミングでの撮像によって被撮像者のプライバシーを著しく害する光景が撮像・保存されてしまう可能性もあり、そのような事態の防止を図るということも考えることができる。
本発明では以上ような点に鑑み、例えばライフログ用途で自動撮像を行う場合に、より適切な画像撮像が行われるようにすることを目的とする。
このため本発明では、撮像装置として以下のように構成することとした。
つまり、被写体を撮像し撮像画像データを得、該撮像画像データの保存処理を行う撮像手段を備えると共に、入力情報に基づき近くに人がいるか否かを判別する判別手段と、上記判別手段による判別結果に基づき、上記撮像手段による撮像動作に関する撮像動作設定を行う制御手段とを備えるようにした。
また上記制御手段は、上記撮像動作設定として、画質設定、又は画サイズ設定、又は撮像間隔時間設定、又はフレームレート設定を行う。
また上記制御手段は、上記判別手段によって近くに人がいるとの判別結果が得られた場合は、上記撮像動作設定として優位設定が行われるように制御を行い、一方、近くに人がいないとの判別結果が得られた場合は、上記撮像動作設定として非優位設定を行う。
また、上記優位設定とは、上記非優位設定の画質設定よりも高画質となる画質設定、又は上記非優位設定の画サイズ設定よりも大サイズとなる画サイズ設定、又は上記非優位設定の撮像間隔設定よりも撮像間隔時間が短くなる撮像間隔時間設定、又は上記非優位設定のフレームレート設定よりも高フレームレートとなるフレームレート設定などである。
上記本発明によれば、撮像装置を携帯するユーザの近くに人がいるか否かの判別結果に基づき、撮像画像データを保存するための撮像動作についての撮像動作設定を行うことができる。つまり、これにより、例えば撮像画像データの画質や画像サイズ、撮像間隔などを近くに人がいるか否かの判別結果に基づき設定することができる。
上記のようにして本発明によれば、例えば撮像画像データの画質や画像サイズ、撮像間隔などといった撮像動作設定を、撮像装置を携帯するユーザの近くに、人がいるか否かの判別結果に基づいて行うことができる。
例えば撮像動作設定として、上記撮像間隔の設定は、撮像画像の保存数を左右する要素となるので、例えば近くに人がいないと判別された場合には、近くに人がいると判別された場合よりも撮像間隔を長くとるような設定を行えば、ユーザにとってあまり重要ではないとされる画像が多数保存されてしまうといった事態を効果的に回避することができる。
また、撮像動作設定として、上記撮像間隔や撮像画像データの画質や画像サイズなどは、撮像画像データのデータ記録容量を左右する要素(項目)となるので、例えば近くに人がいないと判別された場合は、これらの項目の設定を、近くに人がいると判別された場合よりもデータ記録容量が減少する方向となるようにして行えば、ユーザにとってあまり重要ではないとされる撮像画像によって記録媒体のデータ記録容量が無駄に消費されてしまうといった事態を効果的に回避することができる。
或いは、上記撮像動作設定として、特に画質設定や画サイズ設定などは、画像内に映し出される人物の特定の容易性/困難性を左右する項目となる。そこで、例えば近くに人がいると判別された場合は、画像内の人物特定が困難となるような方向に撮像動作設定を行うものとすれば、被撮像者のプライバシーの保護を図るといったこともできる。
このようにして本発明によれば、近くにいる人の有無に応じた適切とされる撮像動作が実行されるように図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。説明は以下の順序で行う。
[1.撮像装置の外観例]
[2.撮像装置の構成例]
[3.撮像動作設定例I]
[4.撮像動作設定例II]
[5.撮像動作設定例III]
[6.撮像動作設定例IV]
[7.実施の形態の効果及び変形例]
[1.撮像装置の外観例]

実施の形態の撮像装置1としては、各種の形態が想定されるが、それらの外観例を図1(a)(b)に例示する。
図1(a)は、首かけタイプの撮像装置1を示している。この撮像装置1は、例えばストラップを取り付ける部位を持ち、この部位にストラップを取り付けて図示するようにユーザの首にかけることで装着される。ユーザは、撮像装置1が備える撮像レンズ3Lがユーザの正面方向を被写体方向として撮像出来るように装着すればよい。
なお、図示していないが、例えば撮像装置1の背面部などに、撮像モニタ用や撮像画像の再生などに用いる表示部が設けられてもよい。
図1(b)は、眼鏡型ディスプレイカメラとした撮像装置1を示している。撮像装置1は、例えば両側頭部から後頭部にかけて半周回するようなフレームの構造の装着ユニットを持ち、図のように両耳殻にかけられることでユーザに装着される。
この撮像装置1は、ユーザが装着した状態において、ユーザの視界方向を被写体方向として撮像するように、前方に向けて撮像レンズ3Lが配置されている。
また、図示のような装着状態において、ユーザの両眼の直前、即ち通常の眼鏡におけるレンズが位置する場所に、左眼用と右眼用の一対の表示部5、5が配置される構成とされている。この表示部5には、例えば液晶パネルが用いられ、透過率を制御することで、図のようなスルー状態、即ち透明又は半透明の状態とできる。表示部5がスルー状態とされることで、眼鏡のようにユーザが常時装着していても、通常の生活には支障がない。
なお、表示部5は、両眼に対応して一対設けられる他、片側の眼に対応して1つ設けられる構成も考えられる。また表示部5が設けられない構成も考えられる。
これら図1(a)(b)では、首かけタイプ或いは眼鏡型の撮像装置1を挙げたが、ユーザが撮像装置1を装着するための構造は多様に考えられる。例えばヘッドフォン型、ネックバンドタイプ、耳掛け式など、どのような装着ユニットでユーザに装着されるものであってもよい。さらには、例えば通常の眼鏡やバイザー、或いはヘッドフォン等に、クリップなどの取付具で取り付けることでユーザに装着させる形態であってもよい。また必ずしもユーザの頭部に装着されるものでなくてもよい。
また、図1(a)の場合、撮像方向をユーザの正面方向としているが、装着時にユーザの後方を撮像するように撮像装置1を首にかけるように装着してもよい。
そして、図1(b)の場合は、撮像方向をユーザの視界方向としているが、装着時にユーザの後方、側方、上方、足下方向などを撮像するように撮像レンズ3Lが取り付けられている構成や、撮像方向が同一又は異なる方向とされた複数の撮像系が設けられている構成も考えられる。
さらに、図1(a)(b)において、1又は複数の撮像レンズ3Lについて、被写体方向を手動又は自動で可変できる撮像方向可変機構を設けてもよい。
なお、動画や静止画撮像を行う撮像装置として、これら図1(a)(b)に示す以外の形態も考えられることは言うまでもない。例えば、車に設置可能な撮像装置であって車内や、或いは車外を撮像することが可能な撮像装置1も本実施の形態として想定できる。例えば車室内を撮像するように取り付けられた撮像装置や、車の前方風景、後方風景等を撮像するように取り付けられた撮像装置である。
また、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)、携帯用パーソナルコンピュータなどの機器であって、撮像装置としての機能を備えているものも本実施の形態の撮像装置1として想定できる。
また、これらの各種形態において、例えば外部音声を集音するマイクロフォンを設け、撮像時に、画像データと共に記録する音声信号を得るようにしてもよい。また音声出力を行うスピーカ部やイヤホン部を形成するようにしてもよい。
また、撮像レンズ3Lの近辺に、被写体方向への照明を行う発光部を、例えばLED(Light Emitting Diode)等により設けたり、静止画撮像のためのフラッシュ発光部を設けることも考えられる。
[2.撮像装置の構成例]

続いて、実施の形態の撮像装置1の構成例を説明する。
図2は、撮像装置1の内部構成を示すブロック図である。
図示するようにして撮像装置1は、システムコントローラ2、撮像部3、撮像制御部4、表示部5、表示制御部6、操作入力部7、ストレージ部8、通信部9、画像解析部10、音声解析部11、バス12、音声入力部13、人センサ部14を有する。
システムコントローラ2は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリ部、インターフェース部を備えたマイクロコンピュータにより構成され、撮像装置1の全体を制御する制御部とされる。このシステムコントローラ2は内部のROM等に保持したプログラムに基づいて、各種演算処理やバス12を介した各部と制御信号等のやりとりを行い、各部に所要の動作を実行させる。
撮像部3は、撮像光学系3a、撮像素子部3b、撮像信号処理部3cを有する。
撮像部3における撮像光学系3aには、図1に示した撮像レンズ3Lや、絞り、ズームレンズ、フォーカスレンズなどを備えて構成されるレンズ系と、レンズ系に対してフォーカス動作やズーム動作を行わせるための駆動系等が備えられる。
また撮像部3における撮像素子部3bには、撮像光学系3aで得られる撮像光を検出し、光電変換を行うことで撮像信号を生成する固体撮像素子アレイが設けられる。固体撮像素子アレイは、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサアレイや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサアレイとされる。
また撮像部3における撮像信号処理部3cは、固体撮像素子によって得られる信号に対するゲイン調整や波形整形を行うサンプルホールド/AGC(Automatic Gain Control)回路や、ビデオA/Dコンバータを備え、デジタルデータとしての撮像画像データを得る。また撮像画像データに対してホワイトバランス処理、輝度処理、色信号処理などを行う。
これらの撮像光学系3a、撮像素子部3b、撮像信号処理部3cを有する撮像部3により、撮像が行われ、撮像画像データが得られる。
この撮像部3の動作によって得られた画像データは、撮像制御部4で処理される。
撮像制御部4は、システムコントローラ2の制御に従って、撮像画像データを各種の圧縮率で圧縮する画像圧縮処理や、画サイズ変換処理、画像フォーマット変換処理などの処理を行い、また動作状況に応じて、撮像画像データをストレージ部8、表示制御部6、通信部9などへ転送する処理を行う。
また撮像制御部4はシステムコントローラ2の指示に基づいて、撮像部3における撮像のオン/オフ制御、シャッタ処理、撮像光学系3aのズームレンズ、フォーカスレンズの駆動制御、撮像素子部3bの感度やフレームレートの制御、撮像信号処理部3cの各処理のパラメータ制御や実行処理の設定なども行う。
撮像装置1においてユーザに対して表示を行う構成としては、表示部5、表示制御部6が設けられる。
この表示部5には、液晶ディスプレイ等の表示パネル部と、該表示パネル部を表示駆動する表示駆動部が設けられる。表示駆動部は、撮像制御部4から供給される画像データを表示パネル部に表示させるための画素駆動回路で構成されている。画素駆動回路は表示パネル部においてマトリクス状に配置されている各画素について、それぞれ所定の水平/垂直駆動タイミングで映像信号に基づく駆動信号を印加し、表示を実行させる。
表示制御部6は、システムコントローラ2の制御に基づいて、表示部5における画素駆動回路を駆動し所定の表示を実行させる。例えば撮像部3で撮像された画像のモニタ表示や、ストレージ部8で再生された画像の表示などが実行される。
またこれらの表示のために、例えば輝度レベル調整、色補正、コントラスト調整、シャープネス(輪郭強調)調整などを行うことができる。また画像データの一部を拡大した拡大画像の生成、或いは縮小画像の生成、ソフトフォーカス、モザイク、輝度反転、画像内の一部のハイライト表示(強調表示)、全体の色の雰囲気の変化などの画像エフェクト処理なども行うことができる。
操作入力部7は、例えばキー、ボタン、ダイヤル等の操作子を有するようにし、例えば、電源オン/オフ操作や、自動撮像に関連する操作のための操作子や、所要の入力操作のための操作子が形成される。また、自動撮像だけでなく、ユーザのシャッタ操作に応じた撮像も可能とする場合は、撮像に関するユーザ操作として例えばシャッタ操作、ズームの操作、露出の設定操作、セルフタイマ操作などに用いる操作子が形成されるようにしてもよい。
操作入力部7は、このような操作子から得られる情報をシステムコントローラ2に供給し、システムコントローラ2はこれらの情報に対応した必要な演算処理や制御を行う。
人センサ部14は、近くに人がいるか否かを判別するための検出信号を得る。例えば実施の形態の場合、この人センサ部14としては、焦電型などの赤外線センサを用いる。
ここで、実施の形態としての撮像動作設定としては、後述する設定例Iや設定例IIのように単に近くに人(不特定の人)がいるか否かを判別する場合と、設定例IIIや設定例IVのように近くに特定の人がいるか否かについて判別する場合とに大別することができる。
人センサ部14として赤外線センサを用いる本例の場合は、当該人センサ部14からの検出信号(人検出情報)に基づいては、単に近くに人がいるか否かについて判別するのみとになる。具体的に、この場合の人センサ部14からの赤外線検出情報はシステムコントローラ2に供給され、システムコントローラ2は、当該赤外線検出情報に基づき、近くに人がいるか否かを判別する。
ここで、人センサ部14として赤外線センサを用いる場合、人が近くにいるか否かの判別における「近く」の度合いは、システムコントローラ2に設定する赤外線検出量についての閾値や赤外線センサの感度の設定により調整することができる。
画像解析部10は、撮像制御部4から供給される撮像画像データに基づき、近くに人がいるか否かの判別を行うための画像解析処理を行う。
この画像解析部10による画像解析処理としては、単に近くに人がいるか否かの判別のための画像解析処理と、近くに特定の人がいるか否かの判別のための画像解析処理の双方が可能である。
例えば、単に近くに人がいるか否かの判別を行うとした場合、この画像解析部10では、撮像画像データ内における人の顔と認識できるデータ部分を検出する画像解析を行う。そしてこの解析の結果、撮像画像データ内に人の顔と認識できるデータ部分を検出した場合は、その旨の検出情報(人検出情報)をシステムコントローラ2に供給する。一方で、撮像画像データ内に人の顔と認識できるデータ部分が検出されない場合は、その旨の人検出情報をシステムコントローラ2に供給する。システムコントローラ2は、このように画像解析部10から供給される人検出情報に基づき人が近くにいるか否かの判別を行う。
また、画像解析部10により、近くに特定の人がいるか否かを判別するための画像解析処理を行うとした場合は、後述するようにして個人ごとの顔データを格納した顔データベースを例えばストレージ部8に格納しておくようにされる。
ここで、既に知られているように、人物の顔は、顔の構成要素の相対位置情報として特徴データ化することができる。例えば、目の中心と鼻との距離ENと目の間隔の距離Edの比(Ed/EN)や、目の中心と口との距離EMと目の間隔の距離Edの比(Ed/EM)は、個人ごとに特有となると共に、髪型や眼鏡等の装着物などによる外観上の変化の影響を受けない情報である。さらに加齢によっても変化しないことが知られている。
この点に鑑み、上記顔データベースとしては、個人ごとの上記のようなEd/ENやEd/EMなどの顔の特徴データ(顔データとも言う)を格納した情報としておく。そして、画像解析部10としては、先ずは上述した画像解析によって撮像画像データ内から人の顔と認識できるデータ部分の検出を行い、顔と認識できるデータ部分がある場合には当該データ部分についての画像解析を行って上記顔データを取得する。その上で、取得した顔データと上記顔データベース内の各顔データとの照合を行い、顔データベース内に上記取得した顔データと一致する顔データがあるか否かを判別する。画像解析部10は、この判別結果を表す情報を特定人物解析情報としてシステムコントローラ2に供給する。
システムコントローラ2は、上記特定人物解析情報に基づき、近くに特定の人がいるか否かを判別する。つまり、上記特定人物解析情報が顔データベース内に上記取得した顔データと一致する顔データがある旨を示す場合は近くに特定の人がいるとの判別結果を得、顔データベース内に上記取得した顔データと一致する顔データがない旨を示す場合は近くに特定の人がいないとの判別結果を得る。
ここで、このような画像解析部10を用いた解析を行う場合、近くに人(特定の人も含む)がいるか否かの「近く」の度合いは、人の顔と認識できるデータ部分を検出する際の検出範囲の閾値の設定によって調整することができる。すなわち、人の顔とされるデータ部分を検出する際の検出範囲の閾値を大きく設定して、人の顔のデータ部分であると検出されるためには画像内により大きな顔がなければならないようにすれば、「近く」の度合いを上げることができる。逆に、人の顔とされるデータ部分を検出する際の検出範囲の閾値を小さく設定して、画像内にある小さな顔でも人の顔のデータ部分であると検出されるようにすれば、「近く」の度合いは下げることができる。
音声解析部11は、音声入力部13より入力されるマイク収音データに基づき、近くに人がいるか否かについての音声解析処理を行う。
この音声解析部11による音声解析処理としては、単に近くに人がいるか否かの判別のための音声解析処理と、近くに特定の人がいるか否かの判別のための音声解析処理の双方が可能である。
例えば、単に近くに人がいるか否かの判別を行うとした場合、音声解析部11に対しては、予め人の声に共通する特徴データが設定されることになる。すなわち、この場合の音声解析部11は、音声入力部13から入力される収音データ中からこのように設定された人の声についての特徴データと一致するデータ部分を検出する音声解析処理を行い、この結果、収音データ中に上記特徴データと一致するデータ部分が検出された場合はその旨を表す検出情報(人検出情報)をシステムコントローラ2に供給し、収音データ中に上記特徴データと一致するデータ部分が検出されない場合はその旨を表す人検出情報をシステムコントローラ2に供給する。
システムコントローラ2は、このような音声解析部11からの人検出情報に基づき、近くに人がいるか否かの判別を行う。つまり、上記人検出情報が収音データ中に上記特徴データと一致するデータ部分が検出された旨を示す場合は近くに人がいるとの判別結果を得、上記人検出情報が収音データ中に上記特徴データと一致するデータ部分が検出されていない旨を示す場合は近くに人がいないとの判別結果を得る。
また、音声解析部11により、近くに特定の人がいるか否かを判別するための音声解析処理を行うとした場合は、後述するようにして個人ごとの声紋データを格納した声紋データベースを例えばストレージ部8に格納しておくようにされる。
この場合、音声解析部11としては、音声入力部13から入力される収音データと、このような声紋データベース内の各声紋データとを照合する処理を逐次行い、収音データ中に声紋データベース内の声紋データと一致するデータ部分が得られたか否かを判別する。音声解析部11は、この判別結果を表す情報を特定人物解析情報としてシステムコントローラ2に供給する。
システムコントローラ2は、上記特定人物解析情報に基づき近くに特定の人がいるか否かを判別する。すなわち、上記特定人物解析情報が収音データ中に声紋データベース内の声紋データと一致するデータ部分が得られた旨を示す場合は近くに特定の人がいるとの判別結果を得、収音データ中に声紋データベース内の声紋データと一致するデータ部分が得られていない旨を示す場合は近くに特定の人がいないとの判別結果を得る。
ここで、このような音声解析部11を用いた解析を行う場合、近くに人(特定の人も含む)いるか否かの「近く」の度合いは、上記特徴データ、声紋データと一致するデータ部分であると判別する際に、音量についての閾値も設けるものとし、この音量閾値の設定によって調整することができる。すなわち、この音量閾値を上げることで「近く」の度合いを上げることができ、逆に音量閾値を下げることで「近く」の度合いは下げることができる。
ストレージ部8は、撮像画像データその他の各種データの保存に用いられる。
このストレージ部8は、フラッシュメモリなどの固体メモリにより構成されても良いし、例えばHDD(Hard Disk Drive)により構成されてもよい。
また内蔵の記録媒体ではなく、可搬性の記録媒体、例えば固体メモリを内蔵したメモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、ホログラムメモリなどの記録媒体に対応する記録再生ドライブなどとされても良い。
もちろん、固体メモリやHDD等の内蔵タイプのメモリと、可搬性記録媒体に対する記録再生ドライブの両方が搭載されてもよい。
このストレージ部8は、システムコントローラ2の制御に基づいて、撮像画像データその他の各種データの記録/再生を行う。
この場合のストレージ部8においては、記録領域として、撮像画像データ記録領域8a、個人特定用データベース記録領域8bが用意される。
撮像画像データ記録領域8aは、撮像部3で得られた撮像画像データを格納する領域とされる。例えば定期的な自動撮像として、一定時間間隔で撮像が行われるとすると、その一定時間毎に、撮像画像データが、撮像画像データ記録領域8aに記録されていくことになる。
個人特定用データベース記録領域8bには、個人特定用データベースが記録される。この個人特定用データベースは、例えば後述する設定例IIIや設定例IVで特定の人が近くにいるか否かの判別を行う際に用いられる。
ここで、個人特定用データベースとしては、先に述べた顔データベース、声紋データベースを挙げることができる。図3、図4は、それぞれ顔データベースのデータ構造例、声紋データベースのデータ構造例を示している。これらの図からも分かるように、顔データベースとしては個人ごとの顔データを格納したデータベースとなり、声紋データベースとしては個人ごとの声紋データを格納したデータベースとなる。
なお、上記により説明した撮像画像データ記録領域8a、個人特定用データベース格納領域8bは、ストレージ部8内における固定的な領域として設定される必要はない。あくまで本例において、ストレージ部8に、撮像画像データ、個人特定用データベースが保存されればよいものである。
通信部9は、各種の外部機器とデータ通信を行う部位として設けられる。
例えば、図示しないサーバ装置との間でのデータの送受信を行うようにしてもよい。その場合、例えば無線LAN、ブルートゥースなどの方式で、ネットワークアクセスポイントに対する近距離無線通信を介してネットワーク通信を行う構成としてもよいし、対応する通信機能を備えたサーバ装置との間で直接無線通信を行うものでもよい。
また、通信部9は、例えばUSB(Universal Serial Bus)方式等のインターフェイスを用いてパーソナルコンピュータなどの機器と接続し、データの送受信を行うようにしてもよい。
この通信部9により、例えば撮像してストレージ部8に格納した撮像画像データを、パーソナルコンピュータその他の外部機器に転送することができる。従って、ライフログとしての定期的な撮像でストレージ部8に録り貯めた多数の撮像画像データは、この撮像装置1自体で表示部5で再生表示させることができるほか、パーソナルコンピュータ等の外部機器に転送して、それら外部機器側で再生させて表示させることもできる。
ここで、これまでの説明からも理解されるように、実施の形態の撮像装置1としては、近くに人がいるか否か、近くに特定の人がいるか否かを判別する機能を有するものとなるが、確認のために、以下に実施の形態で例示するこれら近くに人がいるか否かの判別、近くに特定の人がいるか否かの判別を行う機能を実現するための構成について整理しておく。

〜近くに人がいるか否かの判別〜
・人センサ部14として赤外線センサを設け、その検出情報を利用する手法。
・画像解析部10による画像解析を利用する手法。
・音声解析部11による音声解析を利用する手法。

〜近くに特定の人がいるか否かの判別〜
・画像解析部10による顔データベースを用いた画像解析を利用する手法。
・音声解析部11による声紋データベースを用いた音声解析を利用する手法。
以上により、撮像装置1の構成について説明したが、これは一例にすぎない。実際に実施される動作例や機能に応じて各種の構成要素の追加や削除は当然考えられるものである。
[3.撮像動作設定例I]

以上の実施の形態の撮像装置1における特徴的な動作例を以下、説明していく。
実施の形態の撮像装置1は、ライフログ用途に用いる場合、基本的には、ユーザのシャッタ操作に基づかない撮像動作を行う。例えば定期的に自動撮像を行って、撮像画像データをストレージ部8に保存していく。例えば5秒間隔、10秒間隔、30秒間隔など、所定の時間間隔で自動撮像を行う。なお、もちろん定期的な撮像ではなく、何らかのトリガ(ユーザのシャッタ操作以外のトリガ)に応じて不定期なタイミングで自動撮像を行ってもよい。さらに、定期的又は不定期の自動撮像実行中に、ユーザがシャッタ操作を行った場合は、その時点で通常に撮像処理を行えばよい。
ユーザが日常生活において撮像装置1を装着した状態で、このように例えば定期的に自動撮像を行っていくと、ユーザの行動に応じた光景が撮像されていくことになる。但し、このような自動撮像を行う場合は、先にも述べたように近くに人がいない状況下での撮像画像が保存されてしまうことが考えられる。一般的に考えると、人にとって重要とされる出来事や思い出深い出来事などは、近くに人がいる状況下でより多く生じることが予測されるので、このように近くに人がいない状況下での撮像画像が保存されてしまった場合は、ユーザにとってあまり価値のない画像が保存されてしまうといったことになる。そして、このように価値のない画像が保存されてしまった場合、記録媒体のデータ記録容量が無駄に消費されてしまうことになる。
そこで本例では、近くに人がいるか否かを判別し、近くに人がいるとされる状況下では撮像動作設定として比較的優位な設定で撮像を行い、一方、近くに人がいないとされる状況下では、非優位な設定で撮像を行うようにするものである。
ここで、撮像動作設定としては、画質設定、又は画サイズ設定、又は撮像間隔設定が考えられる。
画質設定とは、撮像画像データの画像品質であり、これは例えば圧縮率の高低の設定とすることができる。即ち撮像部3で得られた撮像画像データは、撮像制御部4で所定の圧縮方式で圧縮処理されてストレージ部8に転送され、撮像画像データ記録領域8aに記録されるが、ここで圧縮処理の際に圧縮率を高くするほど、データ容量は小さくなるが、保存される撮像画像データの品質は低下する。一方、圧縮率が低くすれば(もしくは非圧縮とすれば)データ容量は大きくなるが保存される撮像画像データの品質は高くなる。
従って、圧縮率の高低の設定として保存する画像データ品質を変化させることができるとともに、記憶容量の有効利用も図ることができる。
画サイズ設定とは、例えば撮像画像データの画素数と考えることができ、例えば撮像素子部3bでの画素数に応じた画サイズを最大とし、例えば画素間引き処理により画素数を低下させていくほど、画サイズは小さくなる。
これも、画サイズは大きいほど高品位であるが容量は大きく、一方、画サイズを小さくするほど画質は低品位となるが容量は少なくなる。
撮像間隔設定とは、上記のように定期的な自動撮像を行う場合の撮像間隔としての時間設定である。撮像間隔を短くすれば、単位時間あたりの撮像画像データ保存数がその分増し、ライフログとして好適である一方、全体として大量の記録容量を要することになる。一方、撮像間隔を長くすれば、撮像画像データの保存数が少なくなるが、全体としての記録容量は節約される。例えば撮像間隔を10秒間隔と、30秒間隔などで切り換える設定が考えられる。
これらの撮像動作設定において、上記した優位な設定とは、本例の場合は圧縮率を低くする設定、画サイズを大きくする設定、或いは撮像間隔を短くする設定をいう。
一方、非優位な設定とは、圧縮率を高くする設定、画サイズを小さくする設定、或いは撮像間隔を長くする設定をいう。
このことを踏まえると、上述のようにして近くに人がいるとされる場合には優位な設定で撮像を行い、近くに人がいないとされる場合には非優位な設定で撮像を行う本例の動作によれば、人が近くにいない場合に多くの撮像画像が保存されてしまうといった点、及び人が近くにいない場合の撮像画像の保存によって記録媒体の記録容量が無駄に消費されてしまうといった事態の防止を図ることができる。
一方で、人が近くにいる場合には優位な設定で撮像が行われることから、ユーザにとって価値のあるとされる画像については、より高画質・大画サイズ、より多くの枚数などといった優位な設定によって効果的に保存することができる。
また、このとき、人が近くにいるか否かの判別を行うにあたり画像解析部10による人検出情報を利用する場合には、撮像装置1を装着したユーザが人と対面している場面での撮像画像を効果的に保存することができる。
また、人が近くにいるか否かの判別を音声解析部11による人検出情報に基づき行う場合には、撮像装置1を装着したユーザが人と対話している場面での撮像画像を効果的に保存することができる。
ここで、次の図5のフローチャートにより、上記のような撮像動作設定を実現するための制御例を説明する。なお、ここでは撮像動作設定が画像サイズ・圧縮率・撮像間隔である場合を例示している。この図5では、システムコントローラ2が内部ROMに格納したプログラムに基づいて実行する制御処理を示す。
先ず、ステップS101では、人検出情報を取得する。すなわち、先に説明した人センサ部14としての赤外線センサからの人検出情報、又は画像解析部10からの人検出情報、又は音声解析部11からの人検出情報を取得する。
そして、続くステップS102では、近くに人がいるか否かを判別する。つまり、人センサ部14としての赤外線センサからの人検出情報、又は画像解析部10からの人検出情報、又は音声解析部11から取得した人検出情報に基づき、先に説明したようにして近くに人がいるか否かを判別する。
ステップS102において、近くに人がいるとして肯定結果が得られた場合は、ステップS103に進み、撮像動作設定として[画像サイズ:大、圧縮率:低、撮像間隔:短]を撮像制御部4に指示する。これにより撮像制御部4では、システムコントローラ2から指示される上記内容による撮像動作設定が行われることになる。
一方、ステップS102において、近くに人がいないとして否定結果が得られた場合は、ステップS104に進み、撮像動作設定として[画像サイズ:小、圧縮率:高、撮像間隔:長]を撮像制御部4に指示する。これにより撮像制御部4では、人が近くにいるとされた場合と比較して非優位な撮像動作設定が行われることになる。
上記ステップS103、ステップS104の処理を実行すると、ステップS105において、終了トリガが発生したか否かを判別するようにされる。つまり、例えば操作入力部7からの撮像装置1の電源をオフとする操作入力や自動撮像の停止を指示する操作入力など、自動撮像を終了すべきとして予め定められた所定トリガが発生したか否かについて判別する処理を行う。
ステップS105において、終了トリガが発生していないとして否定結果が得られた場合は先のステップS101に戻るようにされ、これによって終了トリガの発生まで、近くに人がいるか否かの判別結果に応じた撮像動作設定を行うための処理が繰り返し行われるものとなる。
また、ステップS105において、終了トリガが発生したとして肯定結果が得られた場合は、この図に示す処理動作を終了する。
なお、実施の形態において、近くに人がいるか否かの判別を行う手法は、先に列挙した手法のうちの1つのみを利用してもよいし、複数の手法による判別結果から総合的な判別結果を得るようにすることもできる。例えば、複数の手法による判別結果から総合的な判別結果を得る場合は、複数の手法による判別処理により肯定結果が得られた場合に人が近くにいるとの総合的な判別結果を得るものとすればよい。
このように複数の手法による判別結果から総合的な判別結果を得るものとすれば、近くに人がいるか否かの判別がより正確に行われるようにすることができる。
[4.撮像動作設定例II]

上記の撮像動作設定例Iでは、近くに人がいるとした場合に優位な撮像動作設定とし、近くに人がいないとした場合は非優位な撮像動作設定とすることで、ユーザにとって価値がないとされる画像が多数保存され、記録媒体の容量が無駄に消費されてしまうことを防止するものとしたが、先にも述べたように、自動撮像を行う場合の問題としては、被撮像者のプライバシーの問題を挙げることもできる。
そこで、撮像動作設定例IIとしては、近くに人がいるか否かの判別結果に基づく撮像動作設定を、以下のように行う。
図6は、撮像動作設定例IIとしての動作を実現するために行われるべきシステムコントローラ2の処理動作をフローチャートにより示している。なおこの図6において、既に先の図5で説明したものと同様の処理内容となる部分については同一のステップ番号を付して説明を省略する。
図示するようにして、この場合の処理動作は、先の図5の処理動作に対して、ステップS102の判別処理の結果に応じて実行される処理が入れ替えられたものとなる。すなわち、ステップS102にて近くに人がいるとして肯定結果が得られた場合はステップS104に進み、撮像動作設定として[画像サイズ:小、圧縮率:高、撮像間隔:長]を指示する。一方、ステップS102にて近くに人がいないとして肯定結果が得られた場合はステップS103に進み、撮像動作設定として[画像サイズ:大、圧縮率:低、撮像間隔:短]を指示する。
つまりこれによって、先の設定例Iの場合とは逆に、近くに人がいるとされた場合は、近くに人がいないとされた場合よりも非優位な撮像動作設定が行われるものとなる。
このような設定例IIによれば、近くに人がいると判別された場合に、撮像動作設定として特に画像サイズ:小、圧縮率:高となる設定が行われることで、画像内の人物特定が困難となるような方向に撮像動作設定を行うことができる。これによって、被撮像者のプライバシーの保護を図ることができる。
[5.撮像動作設定例III]

撮像動作設定例IIIは、近くに特定の人がいるか否かの判別結果に基づき撮像動作設定を行うものである。
図7は、当該設定例IIIとしての動作を実現するために実行されるべきシステムコントローラ2の処理動作を示している。なお、この図においても既に先の図5にて説明した処理内容と同様となる部分については同一符号を付して説明を省略する。
図示するように、この場合の処理動作は、先の図5の処理動作におけるステップS101に代えてステップS201、ステップS102の判別処理に代えてステップS202の判別処理を実行するようにしたものとなる。
先ず、ステップS201では、特定人物解析情報を取得する。すなわち、先に説明した画像解析部10からの特定人物解析情報、又は音声解析部11からの特定人物解析情報を取得する。
その上で、続くステップS202において、近くに特定の人がいるか否かを判別する。すなわち、画像解析部10、又は音声解析部11からの特定人物解析情報に基づき、先に説明したようにして近くに特定の人がいるか否かについての判別を行う。
ステップS202において、近くに人がいるとして肯定結果が得られた場合は、ステップS103に進んで撮像動作設定として[画像サイズ:大、圧縮率:低、撮像間隔:短]を指示する。
一方、ステップS202において近くに人がいないとして否定結果が得られた場合は、ステップS104に進んで撮像動作設定として[画像サイズ:小、圧縮率:高、撮像間隔:長]を指示する。
このような設定例IIIとすることで、特定の人が近くにいる場面での撮像画像をより大きな画像サイズ・高画質、より多くの枚数など優位な設定によって保存することができる。すなわち、これによって特定の人が近くにいる場面での撮像画像をより効果的に保存することができる。
また、このとき、特定の人が近くにいるか否かの判別を画像解析部10の解析情報に基づき行う場合には、撮像装置1を装着したユーザと特定の人物とが対面している場面での撮像画像を効果的に保存することができる。
また、特定の人が近くにいるか否かの判別を音声解析部11の解析情報に基づき行う場合には、撮像装置1を装着したユーザと特定の人物とが対話している場面での撮像画像を効果的に保存することができる。
なお、設定例IIIとしては、先の設定例Iの場合と同様に近くに人物がいる場合は優位な設定、いない場合は非優位な設定を行うものとしたが、これに代えて、先の設定例IIのように、特定の人が近くにいる場合は非優位な設定(例えば画像サイズ:小、圧縮率:高、撮像間隔:長)を行い、特定の人が近くにいない場合は優位な設定(例えば画像サイズ:大、圧縮率:低、撮像間隔:短)を行うようにすることもできる。このようにすることで、特定の人のプライバシーの保護を図ることができる。
また、実施の形態において、近くに特定の人がいるか否かの判別を行う手法としても、先に挙げた手法のうちの1つのみを利用してもよいし、複数の手法による判別結果から総合的な判別結果を得るようにすることもできる。例えば、この場合も複数の手法による判別結果から総合的な判別結果を得るとした場合には、複数の手法による判別処理で肯定結果が得られた場合に特定の人が近くにいるとの総合的な判別結果を得るものとすればよい。
このように複数の手法による判別結果から総合的な判別結果を得るものとすれば、近くに特定の人がいるか否かの判別についてもより正確に行われるようにすることができる。
[6.撮像動作設定例IV]

撮像動作設定例IVは、近くに人がいるか否かの判別、近くに特定の人がいるか否かの判別を組み合わせて行うものとして、近く人がいない場合、近くに人がいるが特定の人ではない場合、近くに特定の人がいる場合のそれぞれの場合分けを行うものとし、それらの各場合に応じた撮像動作設定を行うようにしたものである。
図8は、当該設定例IVとしての動作を実現するために実行されるべきシステムコントローラ2の処理動作をフローチャートにより示している。この図において、既にこれまでに説明した処理内容と同様となる部分については同一のステップ番号を付して説明を省略する。
図8において、この場合は、先ずはステップS101とステップS102の処理を実行して、人検出情報に基づき近くに人がいるか否かを判別する。そして、近くに人がいないとして否定結果が得られた場合は、ステップS104に進み撮像動作設定として[画像サイズ:小、圧縮率:高、撮像間隔:長]を指示する。
一方、ステップS102において近くに人がいるとして肯定結果が得られた場合は、ステップS201に進み特定人物解析情報を取得した上で、続くステップS202において、特定の人物であるか否かを判別する。なお、確認のために述べておくと、このステップS202によるシステムコントローラ2の処理内容自体は、画像解析部10又は音声解析部11からの特定人物解析情報に基づく判別処理となる点で、先に説明したステップS202の処理と同様の処理内容となる。
上記ステップS202において、特定の人物ではないとして否定結果が得られた場合は、ステップS301に進み、撮像動作設定として[画像サイズ:中、圧縮率:中、撮像間隔:中]を撮像制御部4に指示する。
一方、ステップS202において特定の人物であるとして肯定結果が得られた場合は、ステップS103に進み、撮像動作設定として[画像サイズ:大、圧縮率:低、撮像間隔:短]を撮像制御部4に指示する。
この場合も撮像動作設定を指示する処理の実行後には、ステップS105に進んで終了トリガが発生したか否かを判別し、否定結果が得られた場合はステップS101に戻り、肯定結果が得られた場合は処理動作を終了する。
このような設定例IVとすることで、近くに人がいない場合、近くに人がいるが特定の人ではない場合、近くに特定の人がいる場合のそれぞれの場合に応じて、撮像動作設定を段階的に変えることができる。具体的に、上記例によれば、近くにいる人が特定の人物である場合には、近くにいる人が特定の人物でない場合よりもさらに大きな画像サイズ・高画質、より多くの枚数など、より優位な設定によって撮像画像を効果的に保存することができる。
また、この場合も近くに人がいないとした場合には非優位な設定が行われるので、ユーザにとってあまり価値のないとされる画像が大量に保存されたり、また記録媒体の記録容量が無駄に消費されてしまうといった事態の防止を図ることができる。
なお、設定例IVとしては、特定の人が近くにいる場合に最も優位な設定が行われるようにしたが、逆に、人が近くにいない場合に最も優位な設定が行われるようにすることもできる。具体的には、図8におけるステップS103とステップS104とを入れ替えるものである。このようにすることで、特定の人物のプライバシーをより強固に保護することができる。
[7.実施の形態の効果及び変形例]

以上説明した本実施の形態によれば、近くにいる人の有無に応じて、撮像動作設定を適応的に切り換えることがきる。そしてこれにより、例えばユーザにとってあまり価値のない画像が多数記録されてしまうという問題やユーザにとってあまり価値のない画像で記録媒体の記録容量が無駄に消費されてしまうといった問題を回避したり、或いは撮像画像に映し出される人物のプライバシーの保護を図るなどといった効果を得ることができる。
このようにして本実施の形態によれば、例えばライフログとして自動撮像を行う動作を、近くにいる人の有無に応じた適切な動作とすることができる。
ここで、確認のために述べておくと、本発明の本質は、人が近くにいるか否かに応じた撮像動作設定を行うことにある。そしてこのことで、撮像動作を、近くにいる人の有無に応じた適切な動作とすることができる。
従って、撮像動作設定の具体的な項目及びその設定内容としては、人が近くにいるか否かに応じて達成されるべき目的に応じ適宜適切とされるものが選択されればよく、本明細書にて例示する具体的な項目・設定内容に限定されるべきものではない。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明としてはこれまでに説明した実施の形態に限定されず、多様な変形例が考えられる。
例えば実施の形態では、静止画撮像という観点で説明したが、動画撮像を行う撮像装置であっても本発明は適用できる。
例えば常時継続的に動画撮像を行う撮像装置を考えた場合、フレームレート、画サイズ、圧縮率を、逐次、近くに人がいる/いない場合、近くに特定の人がいる/いない場合、又は近くに人がいない場合/近くに人がいるが特定の人ではない場合/近くに特定の人がいる場合、のそれぞれに応じて設定変更することができる。
また、動画撮像は常時継続的に撮像を行うほか、例えば断続的に一定時間だけ動画撮像を行うような動作方式も考えられるが、そのような場合、フレームレート、画サイズ、圧縮率、撮像間隔を、上記の各場合に応じて変更することができる。
さらには、動画撮像を、静止画撮像に対する優位設定として、静止画撮像/動画撮像を切り換えることも考えられる。
例えば、近くに人がいない場合には静止画撮像を行い、近くに人がいる場合には優位設定として継続的もしくは断続的な動画撮像を行うという動作例である。
また、実施の形態では、人センサ部14として赤外線センサを用いる場合のみを例示したが、この他にも例えば匂いセンサを用いることもできる。匂いセンサを用いる場合は、単に近くに人がいるか否かの判別と、近くに特定の人がいるか否かの判別の双方を行うことが可能となる。
ここで、匂いセンサとしては、例えば水晶振動板の表面に脂質等の感応膜が塗布されたセンサ素子を有する水晶振動ガスセンサを挙げることができる。このような匂いセンサとしては、それぞれ別々の匂いに感度を有するセンサ素子を複数備えるものとし、それぞれのセンサ素子から得られる各匂いの検出量によって特徴づけられる匂い特性に基づき、匂いの種別の判別を行う手法を採ることができる。このような手法を採ることで、1つの匂いセンサ素子による1種の匂いの検出量に基づく判別を行う場合よりも、より的確な判別を行うことができる。
匂いセンサを用いて単に人が近くにいるか否かを判別する場合、システムコントローラ2に対し、予め人に共通する匂いの特徴データ(以下匂い情報とする)を記憶させておく。システムコントローラ2は、匂いセンサからの人検出情報として得られる匂い検出情報と、上記のように予め記憶された匂い情報とが一致するか否かを判別する。一致していれば近くに人がいるとの判別結果を得、一致しない場合は人が近くにいないとの判別結果を得る。
また、匂いセンサを用いて近くに特定の人がいるか否かを判別するとした場合は、個人ごとの匂い情報を格納した匂いデータベースを用いる。例えば、このような匂いデータベースは、ストレージ部8などに記録しておくことができる。
この場合のシステムコントローラ2は、匂いセンサからの匂い検出情報と匂いデータベース内の各匂い情報とを照合し、匂いデータベース内に匂い検出情報と一致する匂い情報があるか否かを判別する。この結果、匂いデータベース内に匂い検出情報と一致する匂い情報があるとした場合は、近くに特定の人がいるとの判別結果を得、逆に匂いデータベース内に匂い検出情報と一致する匂い情報がないとした場合は、近くに特定の人がいないとの判別結果を得る。
なお、匂いセンサを用いた匂い判別を行う場合、装置が使用される環境に依ってセンサに混入する匂いが様々に異なることなどに起因して、匂い判別の安定性が低下してしまうことが考えられる。例えば、この点を考慮した匂い判別の手法例としては、多変量解析の手法やニューラルネットワークを用いた手法を挙げることができる。例えば多変量解析としては、予め実験等を行ってどのような匂いのときはどのような各センサ素子の検出量の特性が得られるかを様々なケース(環境)で測定しておき、検出対象とする匂いごとに、各ケースで特徴的となる各センサ素子の匂い検出量の特性を割り出しておく。判別の際には、このように割り出された特性との一致について判別を行う。
また、ニューラルネットワークを用いた判別とする場合は、予め種々の検出対象とする匂いを匂いセンサに入力したときの各センサ素子の検出量の特性をニューラルネットワークに学習させおき、このように学習されたニューラルネットワークを装置に実装して実際の判別を行う。
ここで、人センサ部14としてこのような匂いセンサを用いる場合、近くに人(特定の人も含む)がいるか否かの判別における「近く」の度合いは、システムコントローラ2に設定する匂い検出量についての閾値や匂いセンサの感度の設定によって調整することができる。
また、特定の人が近くにいるか否かを判別するにあたっては、実施の形態で例示した画像解析部10、音声解析部11による解析を行う以外にも、無線通信可能な他の撮像装置1に割り当てられた個人IDを用いる手法を採ることもできる。具体的に、この手法は、各個人がそれぞれ個人ごとのIDが割り与えられた撮像装置1を携帯して使用していることを前提としたものであり、通信部9による無線通信エリア内にデータ通信可能な他の撮像装置1が検出された場合に、当該通信可能な他の撮像装置1の個人IDを取得し、取得した個人IDが予め個人IDデータベースに登録された個人IDであるか否かを判別することで、近くに特定の人がいるか否かを判別するというものである。
この手法を実現するとした場合は、撮像装置1ごと(つまり個人ごと)に予め割り与えられた個人IDを格納した個人IDデータベースを、例えばストレージ部8などに予め記録しておくことになる。
この場合、通信部9では、無線通信可能な他の撮像装置1を検出する処理を行い、無線通信可能な他の撮像装置1が検出された場合は、システムコントローラ2に対しその旨の通知を行う。
システムコントローラ2は、上記のように通信部9より無線通信可能な他の撮像装置1が検出された旨の通知が為されたことに応じ、上記他の撮像装置1から個人IDを取得する処理を行う。その上で、このように取得された個人IDを上記個人IDデータベース内の各個人IDと照合し、個人IDデータベース内に上記取得した個人IDと一致する個人IDがあるか否かを判別する。個人IDデータベース内に上記他の撮像装置1から取得した個人IDと一致する個人IDがあるとした場合は、近くに特定の人がいるとの判別結果を得、また個人IDデータベース内に上記取得した個人IDと一致する個人IDがないとした場合は、近くに特定の人がいないとの判別結果を得る。
なお、このように無線通信可能な他の撮像装置1の個人IDを用いた手法とする場合、「近く」の度合いの調整は、例えば他の撮像装置1からの通信電波の強度についての閾値を設けるものとし、当該閾値の設定によって行うことができる。すなわち、上記閾値を大きく設定して、より電波強度の強い場合でなければ近くに特定の人がいると判別されないようにすれば、「近く」の度合いを上げることができる。また、上記閾値を小さく設定して電波強度の弱い場合でも近くに特定の人がいると判別されるようにすれば、「近く」の度合いは下げることができる。
或いは、近くに特定の人がいるか否かの判別は、例えば予め固有のID情報を割り当てた無線タグを個人に装着させておくことを前提とし、当該無線タグのIDを照合した結果に基づき行うこともできる。つまりこの場合、撮像装置1には無線タグの読み取りを行う読取部を設けるものとしておき、また上記無線タグごとのIDを格納したデータベースを用意しておく。そして、上記読取部により無線タグからのIDが読み取られた場合は、当該IDとデータベース内のIDとを照合して一致するIDがあるか否かを判別する。これによって特定の人が近くにいるか否かを判別することができる。
なお、この場合の「近く」の度合いの調整としても、例えば電波強度についての閾値を設けることで行うことができる。つまり、上記電波強度についての閾値を大きく設定してより電波強度の強い場合でなければ近くに特定の人がいると判別されないようにすれば、「近く」の度合いを上げることができる。また、上記閾値を小さく設定して電波強度の弱い場合でも近くに特定の人がいると判別されるようにすれば、「近く」の度合いを下げることができる。
また、これまでの説明では、近くに特定の人がいるか否か(特定の人であるか否か)を判別するにあたって参照する個人特定用データベースが、撮像装置1内に記録される場合を例示したが、個人特定用データベースは通信部9を介してデータ通信可能なサーバ装置などの外部装置に格納しておくものとすることもできる。この場合、照合処理は上記外部装置に行わせるものとしてもよく、その場合の撮像装置1側では、撮像画像データから取得した顔データ、又は収音データ、匂い情報、個人ID、無線タグIDを上記外部装置に転送して対応する個人特定用データベースとの照合を行わせる。そして、外部装置から照合結果を取得し、当該照合結果に基づき近くに特定の人がいるか否かを判別するものとすればよい。
本発明の撮像装置の外観例の説明図である。 実施の形態の撮像装置のブロック図である。 実施の形態の顔データベースのデータ構造例の説明図である。 実施の形態の声紋データベースのデータ構造例の説明図である。 実施の形態の撮像動作設定例Iのフローチャートである。 実施の形態の撮像動作設定例IIのフローチャートである。 実施の形態の撮像動作設定例IIIのフローチャートである。 実施の形態の撮像動作設定例IVのフローチャートである。
符号の説明
1 撮像装置、2 システムコントローラ、3 撮像部、3a 撮像光学系、3b 撮像素子部、3c 撮像信号処理部、4 撮像制御部、5 表示部、6 表示制御部、7 操作入力部、8 ストレージ部、9 通信部、10 画像解析部、11 音声解析部、12 バス、13 音声入力部、14 人センサ部

Claims (12)

  1. 被写体を撮像し撮像画像データを得、該撮像画像データの保存処理を行う撮像手段と、
    入力情報に基づき近くに人がいるか否かを判別する判別手段と、
    上記判別手段による判別結果に基づき、上記撮像手段による撮像動作に関する撮像動作設定を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 上記制御手段は、上記撮像動作設定として、画質設定、又は画サイズ設定、又は撮像間隔時間設定、又はフレームレート設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記制御手段は、上記判別手段によって近くに人がいるとの判別結果が得られた場合は、上記撮像動作設定として優位設定が行われるように制御を行い、一方、近くに人がいないとの判別結果が得られた場合は、上記撮像動作設定として非優位設定を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 上記優位設定とは、上記非優位設定の画質設定よりも高画質となる画質設定、又は上記非優位設定の画サイズ設定よりも大サイズとなる画サイズ設定、又は上記非優位設定の撮像間隔設定よりも撮像間隔時間が短くなる撮像間隔時間設定、又は上記非優位設定のフレームレート設定よりも高フレームレートとなるフレームレート設定である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 上記判別手段は、入力される赤外線情報の検出結果に基づき人が近くにいるか否かの判別を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 上記判別手段は、被写体を撮像して得られた撮像画像データについて画像解析を行った結果に基づき人が近くにいるか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 上記判別手段は、外部音を収音して得られた収音データについて音声解析を行った結果に基づき人が近くにいるか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 上記判別手段は、入力情報と予め記憶された人物特定用情報とに基づき、近くに特定の人がいるか否かについて判別を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 上記判別手段は、被写体を撮像して得られた撮像画像データと人物ごとの顔特定データとに基づく画像解析を行った結果に基づき近くに特定の人がいるか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 上記判別手段は、外部音を収音して得られた収音データと人物ごとの声紋データとに基づく音声解析を行った結果に基づき近くに特定の人がいるか否かを判別する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  11. 上記判別手段は、近くに人がいるか否かについての人物有無判別処理と、近くに特定の人がいるか否かについての特定人物有無判別処理との双方を行うことが可能に構成され、
    上記制御手段は、
    上記人物有無判別処理、上記特定人物有無判別処理による判別結果に基づき、近くに人がいない場合、近くに人がいるが特定の人ではない場合、及び近くに特定の人がいる場合のそれぞれに応じた上記撮像動作設定を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  12. 撮像動作として、被写体の撮像画像データを得、該撮像画像データの保存処理を行う撮像装置の撮像方法として、
    入力情報に基づき近くに人がいるか否かを判別する判別手順と、
    上記判別手順による判別結果に基づき、上記撮像動作に関する撮像動作設定を行う制御手順と、
    を備えたことを特徴とする撮像方法。
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