JP2009054340A - 照明装置及びプロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも薄型化を図ることが可能な照明装置を提供する。
【解決手段】楕円面リフレクタ114及び発光管112を有する光源装置110を備える照明装置100。楕円面リフレクタ114の中心軸を含む垂直平面での楕円面リフレクタ114の断面(楕円面リフレクタ114の垂直断面)の第1焦点をF及び第2焦点をFとし、楕円面リフレクタ114の中心軸を含む水平平面での楕円面リフレクタ114の断面(楕円面リフレクタ114の水平断面)の第1焦点をF’及び第2焦点をF’としたとき、楕円面リフレクタ114は、FとF’とが同じ位置となり、FがF’よりも楕円面リフレクタ114側の位置となるような回転非対称性の凹面形状を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、照明装置及びプロジェクタに関する。
一般に、プロジェクタは、照明光束を射出する光源装置を有する照明装置と、照明装置(光源装置)からの照明光束を画像情報に応じて変調する液晶光変調装置と、液晶光変調装置によって変調された光をスクリーン等の投写面に投写する投写光学系とを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
光源装置は、楕円面リフレクタと、楕円面リフレクタの第1焦点近傍に発光中心を有する発光管とを有し、照明光軸を中心軸とする光束を射出する。また、光源装置の被照明領域側には凹レンズが配置されており、楕円面リフレクタからの光を光路後段に向けて射出するように構成されている。
国際公開第2004/20898号
ところで、近年のプロジェクタの小型化にともない、照明装置の厚みをさらに薄くしたいという要望がある。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、従来よりも薄型化を図ることが可能な照明装置及びプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、楕円面リフレクタとして、例えば、垂直断面内における第1焦点(F)と水平断面内における第1焦点(F’)とが一致し、かつ、垂直断面内における第2焦点(F)が水平断面内における第2焦点(F’)よりもリフレクタ側に位置するような回転非対称性の凹面形状を有する楕円面リフレクタを用いれば、楕円面リフレクタにおける垂直方向の径寸法を短くすることができるとともに、光源装置の光路後段に配置される光学系の垂直方向の寸法を短くすることができ、結果として、従来よりも薄型化を図ることが可能となることに想到し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の照明装置は、反射凹面を有する楕円面リフレクタ及び前記楕円面リフレクタの第1焦点近傍に発光中心を有する発光管を有する光源装置を備え、前記楕円面リフレクタの中心軸を含む第1の仮想平面での前記楕円面リフレクタの断面の第1焦点をF及び第2焦点をFとし、前記楕円面リフレクタの中心軸を含み前記第1の仮想平面に直交する第2の仮想平面での前記楕円面リフレクタの断面の第1焦点をF’及び第2焦点をF’としたとき、前記楕円面リフレクタは、FとF’とが同じ位置となり、FがF’よりも前記楕円面リフレクタ側の位置となるような回転非対称性の凹面形状を有することを特徴とする。
このため、本発明の照明装置によれば、上記した回転非対称性の凹面形状を有する楕円面リフレクタを備えているため、第1の仮想平面での楕円面リフレクタの断面の径寸法が、第2の仮想平面での楕円面リフレクタの断面の径寸法よりも短くなり、光源装置における第1の仮想平面に沿った方向(第2の仮想平面に直交する方向)の寸法を、光源装置における第2の仮想平面に沿った方向(第1の仮想平面に直交する方向)の寸法よりも短くすることが可能となる。このとき、例えば第1の仮想平面を垂直平面とし、第2の仮想平面を水平平面とすると、本発明の照明装置によれば、楕円面リフレクタにおける垂直方向の径寸法が水平方向の径寸法よりも短くなるため、光源装置における垂直方向の寸法を水平方向の寸法よりも短くすることが可能となる。その結果、照明装置の厚みを従来よりも薄く(照明装置の高さを従来よりも小さく)することが可能となる。
ところで、光源装置の光射出側に凹レンズや重畳レンズなどの光学系が配置された照明装置に本発明が適用された場合(後述する図6参照。)、FがF’よりも楕円面リフレクタ側の位置にあることから、凹レンズにおける第1の仮想平面に沿った方向(第2の仮想平面に直交する方向)の寸法dを、凹レンズにおける第2の仮想平面に沿った方向(第1の仮想平面に直交する方向)の寸法d’よりも短くすることが可能となる。また、凹レンズの後段に配置される重畳レンズなどの光学系についても、第1の仮想平面に沿った方向の寸法dを、第2の仮想平面に沿った方向の寸法d’よりも短くすることが可能となる。このとき、例えば第1の仮想平面を垂直平面とし、第2の仮想平面を水平平面とすると、本発明の照明装置によれば、凹レンズ及び凹レンズの後段に配置される光学系における垂直方向の径寸法が水平方向の径寸法よりも短くなるため、光源装置における垂直方向の寸法を水平方向の寸法よりも短くすることが可能となる。その結果、照明装置の厚みを従来よりも薄く(照明装置の高さを従来よりも小さく)することが可能となる。
本発明の照明装置においては、前記第1の仮想平面での前記楕円面リフレクタの断面の径寸法をDとし、前記第2の仮想平面での前記楕円面リフレクタの断面の径寸法をD’としたとき、前記楕円面リフレクタは、D<D’となるように、前記反射凹面の一部が削除された形状を有することが好ましい。
このように構成することにより、光源装置における第1の仮想平面に沿った方向(第2の仮想平面に直交する方向)の寸法が、光源装置における第2の仮想平面に沿った方向(第1の仮想平面に直交する方向)の寸法よりもさらに短くなるため、照明装置の厚みを従来よりもさらに薄く(照明装置の高さを従来よりもさらに小さく)することが可能となる。
本発明の照明装置においては、前記光源装置は、前記発光管から被照明領域側に放射される光を前記発光管に向けて反射するための副鏡又は反射膜をさらに有することが好ましい。
このように構成することにより、発光管から被照明領域側に放射される光が楕円面リフレクタに向けて反射されるため、発光管の被照明領域側端部を覆うような大きさに楕円面リフレクタの大きさを設定することを必要とせず、楕円面リフレクタの小型化を図ることができ、結果として照明装置の薄型化を図ることができる。
また、楕円面リフレクタの小型化を図ることができることにより、楕円面リフレクタから楕円面リフレクタの第2焦点に向けて集束するビームの集束角やビームスポットを小さくすることができるため、光源装置の光路後段に配置される光学系の大きさをさらに小さくすることができ、照明装置のさらなる薄型化を図ることができる。
本発明の照明装置においては、前記光源装置は、前記発光管から被照明領域側に放射される光を前記発光管に向けて反射するための副鏡又は反射膜をさらに有し、前記副鏡又は前記反射膜は、前記発光管から前記楕円面リフレクタの前記反射凹面における削除された部分に向けて放射される光を前記発光管に向けて反射するように構成されていることが好ましい。
このように構成することにより、照明装置の薄型化を図るために楕円面リフレクタにおける反射凹面の一部を削除した場合であっても、そのことに起因する光利用効率の低下を抑制することが可能となる。
本発明の照明装置においては、前記光源装置からの照明光束を被照明領域側に向けて射出する凹レンズをさらに備え、前記第1の仮想平面での前記凹レンズの屈折力をρとし、前記第2の仮想平面での前記凹レンズの屈折力をρ’としたとき、ρ>ρ’であることが好ましい。
ところで、凹レンズに入射する光束の中心軸と照明光軸とのなす角度についてみると、本発明の照明装置によれば、FがF’よりも楕円面リフレクタ側の位置にあることによって、第1の仮想平面での凹レンズに入射する光束の中心軸と照明光軸とのなす角度の方が、第2の仮想平面での凹レンズに入射する光束の中心軸と照明光軸とのなす角度に比べて大きな角度となる。このとき、凹レンズは、第1の仮想平面での凹レンズの屈折力の方が、第2の仮想平面での凹レンズの屈折力よりも大きく設定されているため、比較的角度の大きな光については大きな屈折力で屈折し、比較的角度の小さな光については小さな屈折力で屈折することとなり、光源装置からの照明光束を効率よく略平行化することが可能となる。
本発明の照明装置においては、前記光源装置からの照明光束をより均一な面内光強度分布を有する光に変換するインテグレータロッドをさらに備え、前記インテグレータロッドは、前記インテグレータロッドの光入射面における前記第1の仮想平面に直交する方向の寸法が、前記インテグレータロッドの光入射面における前記第2の仮想平面に直交する方向の寸法よりも長くなるように構成されていることが好ましい。
本発明の照明装置によれば、FがF’よりも楕円面リフレクタ側の位置にあることから、インテグレータロッドの光入射面の位置を楕円面リフレクタ側に近づけることが可能となる。つまり、楕円面リフレクタとインテグレータロッドとの間の距離を短くすることが可能となるため、照明装置を従来よりも小型にすることが可能となる。
ところで、楕円面リフレクタからの集束光のスポット径についてみると、FがF’よりも楕円面リフレクタ側の位置にあることによって、第2の仮想平面内における楕円面リフレクタからの集束光のスポット径の方が、第1の仮想平面内における楕円面リフレクタからの集束光のスポット径よりも大きくなる。
このような集束光が射出される楕円面リフレクタに対し、本発明の照明装置によれば、インテグレータロッドの光入射面における第1の仮想平面に直交する方向(第2の仮想平面に沿った方向)の寸法が、インテグレータロッドの光入射面における第2の仮想平面に直交する方向(第1の仮想平面に沿った方向)の寸法よりも長くなるように構成されたインテグレータロッドを備えているため、楕円面リフレクタからの集束光がインテグレータロッドに良好にのみ込まれるようになり、楕円面リフレクタとインテグレータロッドとの間の距離を短くしたとしても(照明装置を小型化したとしても)、良好な光利用効率を得ることが可能となる。
また、本発明の照明装置によれば、光源装置からの照明光束をより均一な面内光強度分布を有する光に変換するインテグレータロッドを備えているため、光源装置から射出される光の均一度を高くすることが可能となる。
したがって、本発明の照明装置によれば、光源装置から射出される光の均一度を高くしつつ、照明装置を小型化することが可能となる。
本発明の照明装置においては、前記光源装置と前記インテグレータロッドとの間に配置され、前記第2の仮想平面内における前記インテグレータロッドに入射する光の入射角度をより大きくする機能を有するシリンドリカルレンズをさらに備えることが好ましい。
このように構成することにより、第2の仮想平面内における(第2の仮想平面での断面における)インテグレータロッドの内面反射回数を増やすことができるため、インテグレータロッドから射出される光の均一度を高くすることが可能となる。なお、第2の仮想平面内におけるインテグレータロッドの内面反射回数が増えることによって、インテグレータロッドの長さをそれほど長くせずに済むため、照明装置のさらなる小型化を図ることが可能となる。
本発明のプロジェクタは、本発明の照明装置と、前記照明装置からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、前記電気光学変調装置によって変調された光を投写する投写光学系とを備えることを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクタは、従来よりも薄型化を図ることが可能な照明装置を備えているため、従来よりも薄型のプロジェクタとなる。
以下、本発明の照明装置及びプロジェクタについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るプロジェクタ1000を説明するために示す図である。図1(a)はプロジェクタ1000の光学系を示す側面図であり、図1(b)はプロジェクタ1000の光学系を示す上面図である。
図2は、光源装置110の斜視図である。
図3は、実施形態1に係る照明装置100を説明するために示す図である。図3(a)は垂直平面(yz平面)で切ったときの光源装置110を示す図であり、図3(b)は水平平面(xz平面)で切ったときの光源装置110を示す図である。
図4は、第1レンズアレイ120の正面図である。
なお、以下の説明においては、互いに直交する3つの方向をそれぞれz軸方向(図1(a)における照明光軸100ax方向)、x軸方向(図1(a)における紙面に垂直かつz軸に直交する方向)及びy軸方向(図1(a)における紙面に平行かつz軸に直交する方向)とする。
実施形態1に係るプロジェクタ1000は、図1に示すように、照明装置100と、照明装置100からの照明光束を赤色光、緑色光及び青色光の3つの色光に分離して被照明領域に導光する色分離導光光学系200と、色分離導光光学系200で分離された3つの色光のそれぞれを画像情報に応じて変調する電気光学変調装置としての3つの液晶光変調装置400R,400G,400Bと、3つの液晶光変調装置400R,400G,400Bによって変調された色光を合成するクロスダイクロイックプリズム500と、クロスダイクロイックプリズム500によって合成された光をスクリーンSCR等の投写面に投写する投写光学系600とを備えたプロジェクタである。
照明装置100は、被照明領域側に照明光束を射出する光源装置110と、凹レンズ90と、凹レンズ90から射出される照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の第1小レンズ122を有する第1レンズアレイ120と、第1レンズアレイ120の複数の第1小レンズ122に対応する複数の第2小レンズ132を有する第2レンズアレイ130と、第2レンズアレイ130からの各部分光束を偏光方向の揃った略1種類の直線偏光に変換して射出する偏光変換素子140と、偏光変換素子140から射出される各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズ150とを有する。
光源装置110は、図1〜図3に示すように、楕円面リフレクタ114と、楕円面リフレクタ114の第1焦点近傍に発光中心を有する発光管112と、発光管112から被照明領域側に向けて射出される光を発光管112に向けて反射する副鏡116とを有する。光源装置110は、照明光軸100axを中心軸とする光束を射出する。
発光管112は、管球部と、管球部の両側に延びる一対の封止部とを有する。管球部は、球状に形成された石英ガラス製であって、この管球部内に配置された一対の電極と、管球部内に封入された水銀、希ガス及び少量のハロゲンとを有する。発光管112としては、種々の発光管を採用でき、例えば、メタルハライドランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ等を採用できる。
楕円面リフレクタ114は、発光管112の一方の封止部に挿通・固着される開口部10と、発光管112から放射された光を第2焦点位置に向けて反射する反射凹面12とを有する。
また、図3(a)に示すように、楕円面リフレクタ114を楕円面リフレクタ114の中心軸を含む垂直平面(第1の仮想平面)で切ったときの、垂直平面内における楕円面リフレクタ114の第1焦点(垂直断面における楕円面リフレクタ114の第1焦点)をF、第2焦点をFとし、図3(b)に示すように、楕円面リフレクタ114を楕円面リフレクタ114の中心軸を含む水平平面(第2の仮想平面)で切ったときの、水平平面内における楕円面リフレクタ114の第1焦点(水平断面における楕円面リフレクタ114の第1焦点)をF’、第2焦点をF’としたとき、楕円面リフレクタ114は、FとF’とが同じ位置となり、FがF’よりも楕円面リフレクタ114側の位置となるような回転非対称性の凹面形状を有する。言い換えると、楕円面リフレクタ114は、垂直断面における第1焦点距離fと水平断面における第1焦点距離f’とは同じ長さであり、垂直断面における第2焦点距離fは水平断面における第2焦点距離f’よりも短くなるような凹面形状を有する。
また、垂直断面における楕円面リフレクタ114の径寸法をDとし、水平断面における楕円面リフレクタ114の径寸法をD’としたとき、楕円面リフレクタ114は、D<D’となるように、反射凹面12の一部が削除された形状を有する。
副鏡116は、発光管112の管球部の略半分を覆い、楕円面リフレクタ114の反射凹面12と対向して配置される反射手段である。副鏡116は、発光管112の他方の封止部に挿通・固着されている。副鏡116は、発光管112から放射された光のうち楕円面リフレクタ114に向かわない光を発光管112に戻し楕円面リフレクタ114に入射させる。副鏡116は、発光管112から楕円面リフレクタ114の反射凹面12における削除された部分に向けて放射される光を発光管112に向けて反射するように構成されている。
凹レンズ90は、楕円面リフレクタ114の被照明領域側に配置され、楕円面リフレクタ114からの光を第1レンズアレイ120に向けて射出するように構成されている。凹レンズ90は、光入射面が非球面のレンズ面からなり、光射出面が平面からなる。
凹レンズ90のレンズ面は、垂直断面におけるレンズの屈折力をρとし、水平断面におけるレンズの屈折力をρ’としたとき、ρ>ρ’となるような形状を有する。垂直断面における凹レンズ90のレンズ面の非球面係数をKとし、水平断面における凹レンズ90のレンズ面の非球面係数をK’としたとき、K<−1、K’<−1、かつ、K’≦Kとなるように、凹レンズ90のレンズ面が構成されている。
第1レンズアレイ120は、凹レンズ90からの光を複数の部分光束に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、複数の第1小レンズ122が照明光軸100axと直交する面内に5行・4列のマトリクス状に配列された構成を有する(図4参照。)。第1小レンズ122の外形形状は、後述する液晶パネルの画像形成領域の外形形状に関して相似形であって、縦寸法:横寸法=9:16である。複数の第1小レンズ122が5行・4列に配列され、第1小レンズ122の外形形状が縦寸法:横寸法=9:16であることから、第1レンズアレイ120の外形形状は、縦寸法:横寸法=45:64の比較的扁平な形状となる。
第2レンズアレイ130は、重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ120の各第1小レンズ122の像を液晶パネルの画像形成領域近傍に結像させる機能を有する。第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ120と略同様な構成を有し、複数の第2小レンズ132が照明光軸100axに直交する面内に複数行・複数列のマトリクス状に配列された構成を有する。
偏光変換素子140は、第1レンズアレイ120により分割された各部分光束の偏光方向を、偏光方向の揃った略1種類の直線偏光として射出する偏光変換素子である。
偏光変換素子140は、光源装置110からの照明光束のうち一方の偏光成分(例えばP偏光成分)を有する光を透過し他方の偏光成分(例えばS偏光成分)を有する光を照明光軸100axに垂直な方向に反射する偏光分離層と、偏光分離層で反射された他方の偏光成分を有する光を照明光軸100axに平行な方向に反射する反射層と、偏光分離層を透過した一方の偏光成分を有する光を他方の偏光成分を有する光に変換する位相差板とを有する。
重畳レンズ150は、第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130及び偏光変換素子140を経た複数の部分光束を集光して液晶パネルの画像形成領域近傍に重畳させるための光学素子である。重畳レンズ150の光軸と照明装置100の照明光軸100axとが略一致するように、重畳レンズ150が配置されている。なお、重畳レンズ150は、複数のレンズを組み合わせた複合レンズで構成されていてもよい。
色分離光学系200は、ダイクロイックミラー210,220と、反射ミラー230,240,250と、入射側レンズ260と、リレーレンズ270とを有する。色分離光学系200は、重畳レンズ150から射出される照明光束を、赤色光、緑色光及び青色光の3つの色光に分離して、それぞれの色光を照明対象となる3つの液晶光変調装置400R,400G,400Bに導く機能を有する。
ダイクロイックミラー210,220は、基板上に所定の波長領域の光束を反射し、他の波長領域の光束を透過する波長選択膜が形成された光学素子である。光路前段に配置されるダイクロイックミラー210は、赤色光成分を反射し、その他の色光成分を透過させるミラーである。光路後段に配置されるダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射し、青色光成分を透過させるミラーである。
ダイクロイックミラー210で反射された赤色光成分は、反射ミラー230により曲折され、集光レンズ300Rを介して赤色光用の液晶光変調装置400Rに入射する。集光レンズ300Rは、重畳レンズ150からの各部分光束を各主光線に対して略平行な光束に変換するために設けられている。なお、他の集光レンズ300G,300Bも、集光レンズ300Rと同様に構成されている。
ダイクロイックミラー210を通過した緑色光成分及び青色光成分のうち緑色光成分は、ダイクロイックミラー220で反射され、集光レンズ300Gを通過して緑色光用の液晶光変調装置400Gに入射する。一方、青色光成分は、ダイクロイックミラー220を透過し、入射側レンズ260、入射側の反射ミラー240、リレーレンズ270、射出側の反射ミラー250及び集光レンズ300Bを通過して青色光用の液晶光変調装置400Bに入射する。入射側レンズ260、リレーレンズ270及び反射ミラー240,250は、ダイクロイックミラー220を透過した青色光成分を液晶光変調装置400Bまで導く機能を有する。
液晶光変調装置400R,400G,400Bは、画像情報に応じて照明光束を変調するものであり、照明装置100の照明対象となる。
液晶光変調装置400R,400G,400Bは、ここでは図示による説明を省略するが、液晶パネルと、液晶パネルの光入射側に配置される入射側偏光板と、液晶パネルの光射出側に配置される射出側偏光板とを有する。
液晶パネルは、一対の透明なガラス基板(対向基板とTFT基板)に電気光学物質である液晶を密閉封入したものであり、TN型の液晶パネルである。例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像情報に従って、入射側偏光板から射出される1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。液晶パネルとしては、画像形成領域のアスペクト比が9:16のワイドビジョン用の液晶パネルを用いている。
入射側偏光板、液晶パネル及び射出側偏光板によって入射する各色光の光変調が行われる。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光板から射出された各色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の界面に形成された誘電体多層膜は、青色光を反射するものであり、他方の界面に形成された誘電体多層膜は、赤色光を反射するものである。これらの誘電体多層膜によって青色光及び赤色光は曲折され、緑色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光が合成される。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって拡大投写され、スクリーンSCR上で大画面画像を形成する。
以下、実施形態1に係る照明装置100について、さらに詳細に説明する。
図5は、楕円面リフレクタ114の凹面形状を説明するために示す図である。図5において、破線で示す楕円αは、垂直断面における楕円面リフレクタ114の凹面形状もとに仮想的に描かれた楕円であり、実線で示す楕円α’は、水平断面における楕円面リフレクタ114の凹面形状をもとに仮想的に描かれた楕円である。
垂直断面における第1焦点Fと水平断面における第1焦点F’とが同じ位置となり、垂直断面における第2焦点Fが水平断面における第2焦点F’よりも第1焦点側の位置となるような凹面形状を有する楕円面リフレクタの場合、図5からわかるように、楕円αの大きさは楕円α’よりも小さくなる。このとき、図5に示す直線Vの位置が楕円面リフレクタの開口端面の位置と仮定して、楕円面リフレクタの開口端面における径寸法を比較すると、図5からわかるように、楕円面リフレクタの開口端面における垂直方向の径寸法dは、楕円面リフレクタの開口端面における水平方向の径寸法d’よりも短くなる。
このように、実施形態1に係る照明装置100によれば、楕円面リフレクタ114における垂直方向の径寸法が水平方向の径寸法よりも短くなるため、光源装置110における垂直方向の寸法を水平方向の寸法よりも短くすることが可能となる。その結果、照明装置100の厚みを従来よりも薄く(照明装置100の高さを従来よりも小さく)することが可能となる。
図6は、実施形態1に係る照明装置100を説明するために示す図である。図6(a)は照明装置100の側面図であり、図6(b)は照明装置100の上面図である。
図7は、実施形態1の比較例に係る照明装置100aを説明するために示す図である。図7(a)は照明装置100aの側面図であり、図7(b)は照明装置100aの上面図である。
実施形態1の比較例に係る照明装置100aは、基本的には実施形態1に係る照明装置100とよく似た構成を有するが、楕円面リフレクタとして、FとF’とが同じ位置となり、FとF’とが同じ位置となる楕円面リフレクタ、すなわち、回転対称性の楕円面リフレクタを備えている点で、実施形態1に係る照明装置100とは異なる。
このため、比較例に係る照明装置100aによれば、図7に示すように、凹レンズ90aにおける垂直方向(y軸方向)の寸法dは、凹レンズ90aにおける水平方向(x軸方向)の寸法d’と同じ長さとなる。つまり、比較例に係る照明装置100aによれば、凹レンズ90aにおける垂直方向の寸法dを小さくすることができない。また、凹レンズ90aにおける垂直方向の寸法dを小さくすることができないことから、凹レンズ90aの後段に配置される光学系(第1レンズアレイ120a、第2レンズアレイ130a、偏光変換素子140a及び重畳レンズ150a)についても、垂直方向の最大寸法dを小さくすることができない。その結果、照明装置100aの厚みを薄くすることができない。
これに対し、実施形態1に係る照明装置100によれば、FがF’よりも楕円面リフレクタ側の位置にあることから、図6に示すように、凹レンズ90における垂直方向の寸法dを、凹レンズ90における水平方向の寸法d’よりも短くすることが可能となる。また、凹レンズ90の後段に配置される光学系(第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130、偏光変換素子140及び重畳レンズ150)についても、垂直方向の寸法dを、水平方向の寸法d’よりも短くすることが可能となる。その結果、照明装置100の厚みを従来よりも薄く(照明装置100の高さを従来よりも小さく)することが可能となる。
実施形態1に係る照明装置100においては、図3に示すように、垂直断面における楕円面リフレクタ114の径寸法をDとし、水平断面における楕円面リフレクタ114の径寸法をD’としたとき、楕円面リフレクタ114は、D<D’となるように、反射凹面12の一部が削除された形状を有する。これにより、光源装置110における垂直方向の寸法が、光源装置110における水平方向の寸法よりもさらに短くなるため、照明装置100の厚みを従来よりもさらに薄く(照明装置100の高さを従来よりもさらに小さく)することが可能となる。
実施形態1に係る照明装置100においては、光源装置110は、上記した副鏡116をさらに有するため、発光管112から被照明領域側に放射される光が楕円面リフレクタ114に向けて反射されることとなる。このため、発光管112の被照明領域側端部を覆うような大きさに楕円面リフレクタ114の大きさを設定することを必要とせず、楕円面リフレクタ114の小型化を図ることができ、結果として照明装置100の薄型化を図ることができる。
また、楕円面リフレクタ114の小型化を図ることができることにより、楕円面リフレクタ114から楕円面リフレクタ114の第2焦点に向けて集束するビームの集束角やビームスポットを小さくすることができるため、光源装置110の光路後段に配置される光学系(第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130、偏光変換素子140及び重畳レンズ150)の大きさをさらに小さくすることができ、照明装置100のさらなる薄型化を図ることができる。
また、実施形態1に係る照明装置100においては、副鏡116は、発光管112から楕円面リフレクタ114の反射凹面12における削除された部分に向けて放射される光を発光管112に向けて反射するように構成されているため、照明装置100の薄型化を図るために楕円面リフレクタ114における反射凹面12の一部を削除した場合であっても、そのことに起因する光利用効率の低下を抑制することが可能となる。
ところで、凹レンズ90に入射する光束の中心軸と照明光軸100axとのなす角度についてみると、実施形態1に係る照明装置100によれば、FがF’よりも楕円面リフレクタ側の位置にあることによって、図示による説明は省略するが、垂直断面における凹レンズ90に入射する光束の中心軸と照明光軸100axとのなす角度(垂直断面における凹レンズ90への入射角度)の方が、水平断面における凹レンズ90に入射する光束の中心軸と照明光軸100axとのなす角度(水平断面における凹レンズ90への入射角度)に比べて大きな角度となる。このとき、凹レンズ90は、垂直断面における凹レンズの屈折力の方が、水平断面における凹レンズの屈折力よりも大きく設定されているため、比較的角度の大きな光(垂直断面における凹レンズ90に入射する光)については大きな屈折力で屈折し、比較的角度の小さな光(水平断面における凹レンズ90に入射する光)については小さな屈折力で屈折することとなり、光源装置110からの照明光束を効率よく略平行化することが可能となる。
実施形態1に係る照明装置100においては、上述のように、第1レンズアレイ120と、第2レンズアレイ130と、偏光変換素子140と、重畳レンズ150とを備えている。そして、図6(a)に示すように、第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130、偏光変換素子140及び重畳レンズ150における、垂直方向(y軸方向)の長さは、略同一であるため、光源装置110から射出される光の均一度を高くしつつ、照明装置100の厚みを比較的薄くすることが可能となる。
図8は、照明装置100内の面内光強度分布を示す図である。図8(a)は楕円面リフレクタ114から射出される光の面内光強度分布を示す図であり、図8(b)は凹レンズ90から射出される光の面内光強度分布を示す図であり、図8(c)は第1レンズアレイ120から射出される光の面内光強度分布を示す図であり、図8(d)は偏光変換素子140から射出される光の面内光強度分布を示す図である。
実施形態1に係る照明装置100においては、上述の構成からなる楕円面リフレクタ114を備えていることから、光源装置110(凹レンズ90)から射出される照明光束は、図8(b)に示すように扁平なものとなる。このとき、第1レンズアレイ120の外形形状が比較的扁平なものである(縦寸法:横寸法=45:64である。)ため(図4参照。)、図8(c)からもわかるように、光源装置110(凹レンズ90)から射出される扁平な照明光束を効率よく利用することが可能となる。
実施形態1に係るプロジェクタ1000は、上述のように、従来よりも薄型化を図ることが可能な照明装置100を備えているため、従来よりも薄型のプロジェクタとなる。
[実施形態2]
図9は、実施形態2に係る照明装置102及びプロジェクタ1002を説明するために示す図である。図9(a)はプロジェクタ1002の光学系を示す側面図であり、図9(b)はプロジェクタ1002の光学系を示す上面図であり、図9(c)はカラーホイール170を説明するために示す図である。
なお、図9において、図1と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態2に係るプロジェクタ1002は、図9に示すように、照明装置102と、照明装置102の光射出側に配置されるカラーホイール170と、カラーホイール170を通過した光を被照明領域に導光するリレー光学系310と、リレー光学系310からの光を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置としてのマイクロミラー型光変調装置410と、マイクロミラー型光変調装置410で変調された光をスクリーンSCR等の投写面に投写する投写光学系610とを備えるプロジェクタである。
照明装置102は、被照明領域側に照明光束を射出する光源装置110と、光源装置110からの照明光束をより均一な面内光強度分布を有する光に変換するインテグレータロッド160とを備える。なお、光源装置110は、実施形態1で説明したものと同様であるため、詳細な説明は省略する。
インテグレータロッド160は、光源装置110からの光を内面で多重反射させることにより、光源装置110からの光をより均一な強度分布を有する光に変換する機能を有する光学部材である。インテグレータロッド160は、光路後段に向けて細くなるようなテーパ形状を有する。インテグレータロッド160としては、例えば、中実のガラスロッドを好適に用いることができる。
インテグレータロッド160の光入射面は、垂直方向(y軸方向)の寸法が水平方向(x軸方向)の寸法よりも長くなるように構成されている。なお、実施形態2に係る照明装置102においては、インテグレータロッド160の光入射面が、垂直断面における楕円面リフレクタ114の第2焦点Fの位置にくるように、インテグレータロッド160が配置されている。
インテグレータロッド160の光射出面の形状は、図示による説明を省略するが、マイクロミラー型光変調装置410の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。ただし、照明光軸102axはマイクロミラー型光変調装置410の中心軸に対して傾斜して配置されているので、マイクロミラー型光変調装置410に照射される光は、この傾斜に応じて歪んだ輪郭形状を有することとなる。したがって、このような場合におけるインテグレータロッド160の光射出面の形状としては、マイクロミラー型光変調装置410に照射される光の輪郭の歪みを補正するような形状とすることがより好ましい。
カラーホイール170は、図9(c)に示すように、回転方向に沿って区切られた4つの扇形の領域に3つの透過型のカラーフィルタ172R,172G,172Bが形成された円板状部材である。カラーホイール170の中心部分には、カラーホイール170を回転させるためのモータ174が配置されている。
カラーフィルタ172Rは、インテグレータロッド160からの照明光束のうち、赤の波長領域の光を透過し、他の波長領域の光を反射又は吸収することにより、赤色光成分のみを透過するものである。同様に、カラーフィルタ172G,172Bは、それぞれ、インテグレータロッド160からの照明光束のうち、緑又は青の波長領域の光を透過し、他の波長領域の光を反射又は透過することにより、緑色光成分又は青色光成分のみを透過するものである。カラーフィルタ172R,172G,172Bは、例えば、誘電体多層膜や、塗料を用いて形成されたフィルタ板などを好適に用いることができる。4つの扇形領域において、カラーフィルタ172R,172G,172B以外の部分は、透光領域172Wとなっており、インテグレータロッド160からの光がそのまま通過できるようになっている。この透光領域172Wにより、投写画像中の輝度を上げることができ、投写画像の明るさを確保することができる。
なお、カラーホイール170は省略することも可能であり、この場合における投写画像はモノクロ画像である。
インテグレータロッド160から射出された照明光束は、カラーホイール170を通過することにより、上述のように赤色光、緑色光及び青色光の3つの色光成分を含む照明光束になり、この照明光束は、リレー光学系310によって拡大されて、マイクロミラー型光変調装置410の画像形成領域上に照射される。
リレー光学系310は、図9(a)及び図9(b)に示すように、リレーレンズ312と、反射ミラー314と、集光レンズ316とを有し、インテグレータロッド160(カラーホイール170)からの照明光束をマイクロミラー型光変調装置410の画像形成領域に導く機能を有する。
リレーレンズ312は、集光レンズ316とともに、インテグレータロッド160からの照明光束を発散させずにマイクロミラー型光変調装置410の画像形成領域近傍に結像させる機能を有する。なお、リレーレンズ312は、1枚のレンズで構成されていてもよいし、複数のレンズを組み合わせた複合レンズで構成されていてもよい。
反射ミラー314は、照明光軸102axに対して傾斜して配置され、リレーレンズ312からの照明光束を曲折し、マイクロミラー型光変調装置410へと導光する。これにより、プロジェクタ1002をコンパクトにすることができる。
集光レンズ316は、リレーレンズ312及び反射ミラー314からの照明光束をマイクロミラー型光変調装置410の画像形成領域にほぼ重畳させ、かつ、マイクロミラー型光変調装置410によって変調された光を投写光学系610とともに拡大投写するものである。
マイクロミラー型光変調装置410は、リレー光学系310からの光を画像情報に応じて各画素に対応するマイクロミラーで反射することにより、画像を表す画像光を投写光学系610へと射出する機能を有する反射方向制御型光変調装置である。マイクロミラー型光変調装置410としては、例えば、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)(TI社の商標)を用いることができる。
マイクロミラー型光変調装置410から射出される画像光は、投写光学系610によって拡大投写され、スクリーンSCR上で大画面画像を形成する。
マイクロミラー型光変調装置410と投写光学系610とは、それぞれの中心軸が一致するように配置されている。なお、実施形態2に係るプロジェクタ1002をあおり投写の構成を有するプロジェクタとする場合には、マイクロミラー型光変調装置410の中心軸に対して投写光学系610の投写光軸610axがあおり方向にずれるように構成することが好ましい。
以上のように構成された実施形態2に係る照明装置102によれば、実施形態1で説明した楕円面リフレクタ114を備えているため、光源装置110における垂直方向の寸法を水平方向の寸法よりも短くすることが可能となり、結果として、照明装置102の厚みを従来よりも薄く(照明装置102の高さを従来よりも小さく)することが可能となる。
したがって、実施形態2に係る照明装置102は、実施形態1に係る照明装置100と同様に、従来よりも薄型化を図ることが可能な照明装置となる。
また、実施形態2に係る照明装置102によれば、FがF’よりも楕円面リフレクタ側の位置にあることから、インテグレータロッド160の光入射面の位置を楕円面リフレクタ側に近づけることが可能となる。つまり、楕円面リフレクタ114とインテグレータロッド160との間の距離を短くすることが可能となるため、照明装置102を従来よりも小型にすることが可能となる。
ところで、楕円面リフレクタ114からの集束光のスポット径についてみると、FがF’よりも楕円面リフレクタ側の位置にあることによって、水平断面における楕円面リフレクタ114からの集束光のスポット径(図9(b)参照。)の方が、垂直断面における楕円面リフレクタ114からの集束光のスポット径(図9(a)参照。)よりも大きくなる。
このような集束光が射出される楕円面リフレクタ114に対し、実施形態2に係る照明装置102によれば、水平方向の寸法が垂直方向の寸法よりも長い光入射面を有するインテグレータロッド160を備えているため、楕円面リフレクタ114からの集束光がインテグレータロッド160に良好にのみ込まれるようになり、楕円面リフレクタ114とインテグレータロッド160との間の距離を短くしたとしても(照明装置102を小型化したとしても)、良好な光利用効率を得ることが可能となる。
また、実施形態2に係る照明装置102によれば、光源装置110からの照明光束をより均一な面内光強度分布を有する光に変換するインテグレータロッド160を備えているため、光源装置110から射出される光の均一度を高くすることが可能となる。
したがって、実施形態2に係る照明装置102によれば、光源装置110から射出される光の均一度を高くしつつ、照明装置102を小型化することが可能となる。
実施形態2に係るプロジェクタ1002は、上述のように、従来よりも薄型化を図ることが可能な照明装置102を備えているため、従来よりも薄型のプロジェクタとなる。
[実施形態3]
図10は、実施形態3に係る照明装置104を説明するために示す図である。図10(a)は照明装置104の光学系を示す側面図であり、図10(b)は照明装置104の光学系を示す上面図である。
なお、図10において、図9と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態3に係る照明装置104は、基本的には実施形態2に係る照明装置102とよく似た構成を有するが、シリンドリカルレンズをさらに備える点で、実施形態2に係る照明装置102とは異なる。
シリンドリカルレンズ180は、図10に示すように、光源装置110とインテグレータロッド162との間に配置され、水平断面におけるインテグレータロッド162に入射する光の入射角度をより大きくする機能を有する。
このように、実施形態3に係る照明装置104は、実施形態2に係る照明装置102とは、シリンドリカルレンズをさらに備える点で異なるが、実施形態2に係る照明装置102の場合と同様に、実施形態1で説明した楕円面リフレクタ114を備えているため、光源装置110における垂直方向の寸法を水平方向の寸法よりも短くすることが可能となり、結果として、照明装置104の厚みを従来よりも薄く(照明装置104の高さを従来よりも小さく)することが可能となる。
したがって、実施形態3に係る照明装置104は、実施形態1及び2に係る照明装置100,102と同様に、従来よりも薄型化を図ることが可能な照明装置となる。
実施形態3に係る照明装置104においては、上述のシリンドリカルレンズ180をさらに備えるため、水平断面におけるインテグレータロッド162の内面反射回数を増やすことができ、インテグレータロッド162から射出される光の均一度を高くすることが可能となる。なお、水平断面におけるインテグレータロッド162の内面反射回数が増えることによって、インテグレータロッド162の長さをそれほど長くせずに済むため、照明装置104のさらなる小型化を図ることが可能となる。
以上、本発明の照明装置及びプロジェクタを上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記実施形態1においては、画像形成領域のアスペクト比が9:16のワイドビジョン用の電気光学変調装置(液晶光変調装置)を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、画像形成領域のアスペクト比が3:4の電気光学変調装置にも本発明を適用することができる。
(2)上記実施形態1においては、第1レンズアレイの第1小レンズが5行4列に配列されている場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の分割数で第1レンズアレイが分割されていてもよい。
(3)上記各実施形態においては、発光管に配設される反射手段として副鏡を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、反射手段として反射膜を用いることも好ましい。
(4)上記実施形態2及び3においては、インテグレータロッドとして、中実のロッドを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、中空のロッド(例えば4枚の反射ミラーを貼り合わせたもの)を用いてもよい。
(5)上記実施形態1に係るプロジェクタ1000は透過型のプロジェクタであるが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は反射型のプロジェクタにも適用することが可能である。ここで、「透過型」とは、透過型の液晶光変調装置等のように光変調手段としての電気光学変調装置が光を透過するタイプであることを意味しており、「反射型」とは、反射型の液晶光変調装置等のように光変調手段としての電気光学変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。反射型のプロジェクタにこの発明を適用した場合にも、透過型のプロジェクタと同様の効果を得ることができる。
(6)上記実施形態1においては、3つの液晶光変調装置400R,400G,400Bを用いたプロジェクタを例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1つ、2つ又は4つ以上の液晶光変調装置を用いたプロジェクタにも適用可能である。
(7)本発明は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクタに適用する場合にも、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクタに適用する場合にも可能である。
実施形態1に係るプロジェクタ1000を説明するために示す図。 光源装置110の斜視図。 実施形態1に係る照明装置100を説明するために示す図。 第1レンズアレイ120の正面図。 楕円面リフレクタ114の凹面形状を説明するために示す図。 実施形態1に係る照明装置100を説明するために示す図。 実施形態1の比較例に係る照明装置100aを説明するために示す図。 照明装置100内の面内光強度分布を示す図。 実施形態2に係る照明装置102及びプロジェクタ1002を説明するために示す図。 実施形態3に係る照明装置104を説明するために示す図。
符号の説明
10…開口部、12…反射凹面、90,90a…凹レンズ、100,100a,102,104…照明装置、100ax,100aax,102ax,104ax…照明光軸、110,110a…光源装置、112,112a…発光管、114,114a…楕円面リフレクタ、116,116a…副鏡、120,120a…第1レンズアレイ、122,122a…第1小レンズ、130,130a…第2レンズアレイ、132,132a…第2小レンズ、140,140a…偏光変換素子、150,150a…重畳レンズ、160,162…インテグレータロッド、170…カラーホイール、172R,172G,172B…カラーフィルタ、172W…透光領域、174…モータ、180…シリンドリカルレンズ、200…色分離導光光学系、210,220…ダイクロイックミラー、230,240,250…反射ミラー、260…入射側レンズ、270…リレーレンズ、300R,300G,300B…集光レンズ、310…リレー光学系、312…リレーレンズ、314…反射ミラー、316…集光レンズ、400R,400G,400B…液晶光変調装置、410…マイクロミラー型光変調装置、500…クロスダイクロイックプリズム、600,610…投写光学系、610ax…投写光軸、1000,1002…プロジェクタ、D…垂直断面における楕円面リフレクタの径寸法、D’…水平断面における楕円面リフレクタの径寸法、d…垂直断面における凹レンズの寸法、d’…水平断面における凹レンズの寸法、d…垂直断面における重畳レンズの寸法、d’…水平断面における重畳レンズの寸法、F…垂直断面における楕円面リフレクタの第1焦点、F’…水平断面における楕円面リフレクタの第1焦点、F…垂直断面における楕円面リフレクタの第2焦点、F’…水平断面における楕円面リフレクタの第2焦点、SCR…スクリーン

Claims (8)

  1. 反射凹面を有する楕円面リフレクタ及び前記楕円面リフレクタの第1焦点近傍に発光中心を有する発光管を有する光源装置を備え、
    前記楕円面リフレクタの中心軸を含む第1の仮想平面での前記楕円面リフレクタの断面の第1焦点をF及び第2焦点をFとし、前記楕円面リフレクタの中心軸を含み前記第1の仮想平面に直交する第2の仮想平面での前記楕円面リフレクタの断面の第1焦点をF’及び第2焦点をF’としたとき、
    前記楕円面リフレクタは、FとF’とが同じ位置となり、FがF’よりも前記楕円面リフレクタ側の位置となるような回転非対称性の凹面形状を有することを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記第1の仮想平面での前記楕円面リフレクタの断面の径寸法をDとし、前記第2の仮想平面での前記楕円面リフレクタの断面の径寸法をD’としたとき、
    前記楕円面リフレクタは、D<D’となるように、前記反射凹面の一部が削除された形状を有することを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1又は2に記載の照明装置において、
    前記光源装置は、前記発光管から被照明領域側に放射される光を前記発光管に向けて反射するための副鏡又は反射膜をさらに有することを特徴とする照明装置。
  4. 請求項2に記載の照明装置において、
    前記光源装置は、前記発光管から被照明領域側に放射される光を前記発光管に向けて反射するための副鏡又は反射膜をさらに有し、
    前記副鏡又は前記反射膜は、前記発光管から前記楕円面リフレクタの前記反射凹面における削除された部分に向けて放射される光を前記発光管に向けて反射するように構成されていることを特徴とする照明装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置において、
    前記光源装置からの照明光束を被照明領域側に向けて射出する凹レンズをさらに備え、
    前記第1の仮想平面での前記凹レンズの屈折力をρとし、前記第2の仮想平面での前記凹レンズの屈折力をρ’としたとき、
    ρ>ρ’であることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置において、
    前記光源装置からの照明光束をより均一な面内光強度分布を有する光に変換するインテグレータロッドをさらに備え、
    前記インテグレータロッドは、前記インテグレータロッドの光入射面における前記第1の仮想平面に直交する方向の寸法が、前記インテグレータロッドの光入射面における前記第2の仮想平面に直交する方向の寸法よりも長くなるように構成されていることを特徴とする照明装置。
  7. 請求項6に記載の照明装置において、
    前記光源装置と前記インテグレータロッドとの間に配置され、前記第2の仮想平面内における前記インテグレータロッドに入射する光の入射角度をより大きくする機能を有するシリンドリカルレンズをさらに備えることを特徴とする照明装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の照明装置と、
    前記照明装置からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、
    前記電気光学変調装置によって変調された光を投写する投写光学系とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
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