JP2009054083A - プロセッサ、データ転送ユニット及びマルチコアプロセッサシステム - Google Patents

プロセッサ、データ転送ユニット及びマルチコアプロセッサシステム Download PDF

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Abstract

【課題】コマンドチェインにおけるデータ転送エラー処理にかかわるオーバーヘッドを低減する。
【解決手段】所定の演算処理を実行可能なCPU(20)と、上記CPUによってアクセス可能なメモリ(30)と、上記メモリとの間のデータ転送を、上記CPUに代わって制御可能なデータ転送機構(40)とを含んでプロセッサを構成する。上記データ転送機構は、予め設定されたコマンドチェインの実行により連続してデータ転送を行うコマンドチェイン部と、上記コマンドチェイン部によるデータ転送において転送エラーを生じた場合にリトライ処理を実行するリトライ制御部とを設ける。そして、上記コマンドチェインの実行終了後に、上記転送エラーに係るコマンドを上記CPUに報告するようにすることで、エラー処理のための割り込み回数を低減して、システム性能の向上を達成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、CPU(中央処理装置)に代わってデータ転送を行うためのデータ転送技術に関する。
プロセッサなどの情報処理装置においてはデータ転送を効率良く行うことが、装置全体の性能向上につながる。情報処理装置が大量のデータ転送を行う場合、これをCPU(汎用プロセッサ)で実施すると、本来CPUで実施すべき処理が滞り、装置全体の性能が低下する。
そこで現在の情報処理装置では、一般にダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)と呼ばれるデータ転送処理装置を用いて、CPUに代わってデータ転送を実施している。したがって、CPU自身はデータ転送起動コマンドをDMACに設定するだけで、DMACがデータ転送を行っている間に別の処理を行うことが可能となる。
上記の方法では、CPUはデータ転送が必要な際にDMACに対して逐一データ転送起動コマンドを設定する必要がある。また、DMACが動作中かどうかを監視する必要も生じる。
このようにデータ転送起動コマンドの設定をCPUがデータ転送の都度に行うことは、転送データ長が長い場合は、大きなオーバーヘッドとして見えてこないが、転送データ長が短い場合は、大きなオーバーヘッドとして見えてしまい、性能向上の妨げとなってしまう。
CPUによるデータ転送起動コマンドの設定回数を削減する方法として、コマンドチェインまたはCCWチェインと呼ばれる方法が提案されている。コマンドチェインではデータ転送を行うたびに、CPUを介してデータ転送起動指示をDMACに与えるのではなく、全データ転送指示をリストとして、予め記憶装置上に設定し、CPUが当該リストの先頭のデータ転送指示からデータ転送を実施するよう指示することで、DMACが記憶装置上の転送指示を順に読み出して、データ転送を実施する。
本方法では、CPUは最初のデータ転送の起動のみ実施し、その後のデータ転送に関してはDMAC自身がコマンドの起動を行うため、CPUによるデータ転送起動コマンドの設定回数は1回だけとなる。そのため、これまでCPUがデータ転送コマンドの設定に要した時間を、他の処理に割り当てることができる。
尚、データチェインを意図したCCW(チャネル制御語)チェインを用いたデータ転送において、ハードディスクへの書き込みを途切れさせず、連続して処理させる技術(例えば特許文献1参照)や、CCW単位の転送のリターンコードをチェックし、そのリターンコードに応じて、次に実行すべきCCW決定することでホストの処理負担を軽減する技術(例えば特許文献2参照)が知られている。
特開平11−212898号公報 特開2006−277583号公報
前記背景技術を用いることで、CPU処理とデータ転送のオーバラップを効率的に行うことができ、システム性能の向上を図ることができる。但し、コマンドチェイン中のデータ転送でエラーが発生した際には、DMACがコマンドチェインによるデータ転送を中断し、CPUに対してエラー報告を挙げ、CPUにリカバリ処理などを依頼する必要が生じる。コマンドチェイン内の複数のデータ転送指示でエラーが発生した場合は、その都度CPUに対してエラー報告を挙げ、リカバリ処理などを依頼する必要が生じ、本来CPUで行うべき処理を滞らせてしまう。
本発明の目的は、コマンドチェインにおけるデータ転送エラー処理にかかわるオーバーヘッドを低減するための技術を提供することにある。
本発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものについて簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、所定の演算処理を実行可能なCPUと、上記CPUによってアクセス可能なメモリと、上記メモリとの間のデータ転送を、上記CPUに代わって制御可能なデータ転送機構とを含むプロセッサにおいて、上記データ転送機構は、予め設定されたコマンドチェインの実行により連続してデータ転送を行うコマンドチェイン部と、上記コマンドチェイン部によるデータ転送において転送エラーを生じた場合にリトライ処理を実行するリトライ制御部とを設ける。そして、上記コマンドチェインの実行終了後に、上記転送エラーに係るコマンドを上記CPUに報告するようにすることで、エラー処理のための割り込み回数を低減して、システム性能の向上を達成する。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、コマンドチェインにおけるデータ転送エラー処理にかかわるオーバーヘッドを低減することができる。
1.代表的な実施の形態
先ず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態に係るマルチコアプロセッサシステム(1)は、それぞれ所定の演算処理を可能とする複数のプロセッサコア(10−0,10−1,…,10−n)と、上記複数のプロセッサコアによって共有される共有メモリ(60)とを含む。このとき、上記プロセッサコアは、所定の演算処理を実行可能なCPU(20)と、上記CPUによってアクセス可能な内蔵メモリ(30)と、上記内蔵メモリと上記共有メモリとの間のデータ転送を、上記CPUに代わって制御可能なデータ転送機構(40)とを含む。そして、上記データ転送機構は、予め設定されたコマンドチェインの実行により連続してデータ転送を行うコマンドチェイン部(420)と、上記コマンドチェイン部によるデータ転送において転送エラーを生じた場合にリトライ処理を実行するリトライ制御部(430)と、を含み、上記コマンドチェインの実行終了後に、上記転送エラーに係るコマンドを上記CPUに報告する。
〔2〕上記リトライ制御部(430)でのリトライ回数は、上記コマンドチェインにおける各コマンド毎に設定される。
〔3〕上記リトライ制御部(430)は、上記リトライによって転送エラーを回避できない場合には、上記コマンドチェイン部に対して当該転送エラーにかかるコマンドをスキップして後続のコマンドを実行させることができる。
〔4〕上記リトライ制御部(430)は、上記転送エラーにかかるコマンドを順次記憶可能な記憶領域を含み、この記憶領域に記憶されたコマンドが、上記コマンドチェインの実行終了後に、まとめて上記CPUに報告される。
2.実施の形態の説明
次に、実施の形態について更に詳述する。
図1には、本発明にかかるマルチコアプロセッサシステム(情報処理装置)の構成例が示される。
図1において、マルチコアプロセッサシステム1は、特に制限されないが、複数のプロセッサコア10−0〜10−nと、これらプロセッサコア10−0〜10−nで共有される共有メモリ60及び各プロセッサコア10−0〜10−nと共有メモリ60を接続するプロセッサコア間ネットワーク50を主体にして構成され、公知の半導体集積回路製造技術により、シリコン基板などの一つの半導体基板に形成される。尚、プロセッサコア間ネットワーク50は、共有バスやクロスバなどで構成してもよい。
本実施形態では、各プロセッサコアが命令セット及び構成が同一のホモジニアス・マルチコアプロセッサシステムで構成した例を示す。このため、プロセッサコア10−0についてのみ構成の説明を行い、他のプロセッサコアについての詳細な説明を省略する。
プロセッサコア10−0は、演算処理を行うCPU20と、データや命令を格納する内蔵メモリ(ローカルメモリ)30と、内蔵メモリ30と共有メモリ60あるいは内蔵メモリ30と他のプロセッサコア10−1〜10−nの内蔵メモリ30との間でデータの転送を行うデータ転送機構(DTU:Data Transfer Unit)40を備えている。尚、マルチコアプロセッサシステム1の外部に記憶装置が接続されている場合には、データ転送機構40は、内蔵メモリ30と外部の記憶装置との間でデータの転送を行うことができる。
データ転送機構40は、特に制限されないが、DMAC(Direct Memory Access Controller)を含んで構成され、CPU20のバックグラウンドで、内蔵メモリ30や共有メモリ60または他のプロセッサコア10−1〜10−nとの間でデータの転送を実行する。
また、データ転送機構40は、CPU20からデータの転送指令を受け付けると、DMA及びコマンドチェインにより、連続してデータの転送を実行することができる。CPU20は、データ転送機構40へデータの転送を指令した後には、データの転送処理をデータ転送機構40に任せることで自らの演算処理を実行することができる。
図2には、上記データ転送機構40の構成例が示される。
データ転送機構40は、内蔵メモリ30(または共有メモリ60)に予め書き込まれた転送指令を含むコマンド列を順次実行するコマンドチェイン部420と、コマンドチェイン部420が読み込んだ転送指令に基づいて、内蔵メモリ30と共有メモリ60等との間でデータの転送をDMAによって実行するデータ転送部410と、コマンドチェイン部420が読み込んだ転送指令に基づいて、データ転送のエラーを判定し、必要であればデータ転送のリトライを行うリトライ制御部430とを含む。
コマンドチェイン部420は、内蔵メモリ30(または共有メモリ60)に設定されたコマンド列(コマンドチェイン)のうち、最初のコマンドをCPU20の指令に応じて読み込んで実行する。そして、コマンドチェイン部420は、一つのコマンドが終了すると次のコマンドを読み込んで順次実行する。このとき、コマンドチェイン内の各コマンドには、次に実行すべきコマンドを指定できるようになっている。
データ転送機構40のデータ転送部410で処理するコマンドとしては、内蔵メモリ30からプロセッサコアの外部の記憶装置へデータを転送するputコマンド、プロセッサコアの外部の記憶装置から内蔵メモリ30へデータを転送するgetコマンドがある。これらの転送は、コマンドチェインからだけでなく、CPUから直接データ転送部410を操作することでも実行可能である。
データ転送部410は、DMACを含んで構成され、それぞれ転送コマンドとされるputコマンドやgetコマンドを実行して、内蔵メモリ30と共有メモリ60または他のプロセッサコア10−1〜10−nとの間のデータ転送を実行する。データ転送部410は、連続領域のデータ転送に加えてストライド転送やギャザー(gather)転送やスキャッタ(scatter)転送といったアドレスが不連続なデータ転送も実行する。
図3には、上記コマンドチェイン部420が扱うコマンド列の構成例が示される。
オペコード4210には、putコマンドやgetコマンド、ストライド、ギャザー、スキャッタなどの転送コマンドとリトライ条件が設定される。リトライ条件には、転送エラー時のリトライ回数が含まれる。転送元アドレス4220、転送先アドレス4230はそれぞれ転送対象となる内蔵メモリ30や共有メモリ60のアドレスを指定する。次のコマンドへのポインタ4240は次に実行すべきコマンドを指し示す。全転送バイト数4250は本コマンドで転送するすべての転送バイト数を指定する。ストライド時の転送バイト数4260とストライド幅4270は、オペコード4210でストライド、ギャザー、スキャッタ転送が指定されたときに有効であり、それぞれ転送対象となるブロックサイズとブロック間の幅を指定する。ストライド時の転送バイト数4260とストライド幅4270については、ストライド、ギャザー、スキャッタ転送を行わない場合は無効となり、その際は設定の必要はない。
リトライ制御部430はデータ転送がエラーとなりデータ転送のリトライを実行する際に必要な転送制御情報を保持する。この転送制御情報は、データ転送開始時にデータ転送部410から送られたものを記憶しておき、リトライ時にはデータ転送部410に再設定される。また、データ転送部410に再設定する条件を判定するための機能を有する。
図4には、上記リトライ制御部430の構成例が示される。
上記リトライ制御部430は、特に制限されないが、転送制御情報記憶領域431、リトライ判定部432、エラーコマンド記憶領域433を含む。データ転送部410がデータ転送を開始する前に、リトライ制御部430はデータ転送部410から、オペコード、転送先アドレス、転送元アドレス、転送バイト数等の転送制御情報を受け取り、転送制御情報記憶領域431に保持する。データ転送がエラーとなった場合、リトライ判定部432がオペコードに設定されているリトライ条件を判定する。リトライが必要な場合は、転送制御情報記憶領域431に保持されている転送制御情報をデータ転送部410に再設定し、同じ転送を再度実行することになる。リトライ判定部432でリトライが必要でないと判断するのは、データ転送コマンドが正常終了した場合か、リトライによっても正常終了しないと判断した場合である。リトライによって正常終了しないと判断された場合には、エラーコマンド記憶領域433にエラーの発生したコマンドのポインタなどを記憶して、コマンドチェイン部420とデータ転送部410とで次のコマンドを実行する。リトライによっても正常終了しないと判断する基準としては、リトライ回数やシステムエラーなどが挙げられる。また、エラーコマンド記憶領域433はリトライ制御部430にある必然はなく、内蔵メモリ30や共有メモリ60に用意しても良い。
次に、具体的な動作例について説明する。
図5には、図1に示されるマルチコアプロセッサシステムの動作例が示され、図6には、その比較対象とされるシステムの動作例が示される。尚、図5、図6では、どちらも、まずCPU20でデータ転送機構(DTU40)に与えるコマンドチェインを生成し、DTU40に対してデータ転送起動指示を与えるものとする。また、データ転送に使用するコマンドチェインはコマンド1、コマンド2、コマンド3の3つのコマンドで構成され、本例では、コマンド2、コマンド3の実行中に、それぞれ1回異常終了するものとする。
図6では、コマンド2の異常終了によって、DTUがCPUに対してエラー報告を行う。これを受けてCPUはそれまでのCPU処理を中断し、リカバリ処理に処理を切り替え、再度DTUを起動した後、中断したCPU処理に戻ることになる。これに対し、本実施形態によれば、図5に示されるように、コマンド2の異常終了によって、リトライ制御部430が機能し、CPU20にエラー報告を行うことなく、コマンド2のデータ転送をリトライし、CPU20はエラーを知ることなく本来行うべきCPU処理(演算処理)を継続して行うことができる。したがって本実施形態によれば、CPU20の処理スループットとDTU40の処理スループットを向上させることができ、システム全体の性能向上を図ることが可能となる。
本実施形態では1回のリトライで正常終了するケースで説明したが、リトライ回数が増えるほど、本発明による効果は顕著とされる。また、何回リトライしても正常終了しない場合では、リトライ制御部430がエラーコマンド記憶領域433に正常終了しないコマンドを記憶し、後続のコマンドを実行する。このため、一連のコマンドチェイン実行中にCPU20の処理を中断することはなく、コマンドチェイン実行終了後に一度だけCPU20の処理を中断し、エラーコマンド記憶領域433に異常終了したコマンドが格納されていれば、再実行やエラー処理などのプログラムされた処理を行うことになる。
上記の例によれば、以下の作用効果を得ることができる。
(1)転送エラーが発生しても、データ転送機構自身がリトライを行うことで、CPU20の処理を止めることなく、CPU20での処理を継続することができる。
(2)リトライしても転送エラーが回避できないコマンドが複数存在した場合、そのエラーコマンドをスキップし、コマンドチェイン終了後にまとめてCPU20に対してエラー報告することで、エラー処理のための割り込み回数を低減することができ、それによってシステム性能の向上を達成することができる。
(3)上記(1),(2)の作用効果により、コマンドチェインにおけるデータ転送エラー処理にかかわるオーバーヘッドを低減することができる。
以上本発明者によってなされた発明を具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば上記の例では、1チップで構成されるシステムについて説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、複数のチップによってシステムが構成される場合にも適用することができる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明をその背景となった利用分野である、1チップで構成されるマルチコアプロセッサシステムついて説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、複数チップで構成されるシステムにも適用することができる。
本発明にかかるマルチコアプロセッサシステムの構成例ブロック図である。 上記マルチコアプロセッサシステムに含まれるデータ転送機構の構成例ブロック図である。 上記データ転送機構に含まれるコマンドチェイン部によって扱われるコマンド列の構成例説明図である。 上記データ転送機構に含まれるリトライ制御部の構成例ブロック図である。 上記マルチコアプロセッサシステムの動作説明図である。 上記マルチコアプロセッサシステムの比較対象とされるシステムの動作説明図である。
符号の説明
10−0〜10−n プロセッサコア
20 CPU
30 内蔵メモリ
40 データ転送機構
50 プロセッサコア間ネットワーク
60 共有メモリ
410 データ転送部
420 コマンドチェイン部
430 リトライ制御部
4210 オペコード
4220 転送元アドレス
4230 転送先アドレス
4240 次のコマンドへのポインタ
4250 全転送バイト数
4260 ストライド時の転送バイト数
4270 ストライド幅
431 転送制御情報記憶領域
432 リトライ判定部
433 エラーコマンド記憶領域

Claims (12)

  1. 所定の演算処理を実行可能なCPUと、
    上記CPUによってアクセス可能なメモリと、
    上記メモリとの間のデータ転送を、上記CPUに代わって制御可能なデータ転送機構と、を備えたプロセッサであって、
    上記データ転送機構は、予め設定されたコマンドチェインの実行により連続してデータ転送を行うコマンドチェイン部と、
    上記コマンドチェイン部によるデータ転送において転送エラーを生じた場合にリトライ処理を実行するリトライ制御部と、を含み、
    上記コマンドチェインの実行終了後に、上記転送エラーに係るコマンドを上記CPUに報告することを特徴とするプロセッサ。
  2. 上記リトライ制御部でのリトライ回数は、上記コマンドチェインにおける各コマンド毎に設定される請求項1記載のプロセッサ。
  3. 上記リトライ制御部は、上記リトライによって転送エラーを回避できない場合には、上記コマンドチェイン部に対して当該転送エラーにかかるコマンドをスキップして後続のコマンドを実行させる請求項1記載のプロセッサ。
  4. 上記リトライ制御部は、上記転送エラーにかかるコマンドを順次記憶可能な記憶領域を含み、この記憶領域に記憶されたコマンドが、上記コマンドチェインの実行終了後に、まとめて上記CPUに報告される請求項1記載のプロセッサ。
  5. 所定の演算処理を実行可能なCPUからの指令に従い、上記CPUに代わってデータ転送を制御可能なデータ転送ユニットであって、
    予め設定されたコマンドチェインの実行により連続してデータ転送を行うコマンドチェイン部と、
    上記コマンドチェイン部によるデータ転送において転送エラーを生じた場合にリトライ処理を実行するリトライ制御部と、を含み、
    上記コマンドチェインの実行終了後に、上記転送エラーに係るコマンドを上記CPUに報告することを特徴とするデータ転送ユニット。
  6. 上記リトライ制御部でのリトライ回数は、上記コマンドチェインにおける各コマンド毎に設定される請求項5記載のデータ転送ユニット。
  7. 上記リトライ制御部は、上記リトライによって転送エラーを回避できない場合には、上記コマンドチェイン部に対して当該転送エラーにかかるコマンドをスキップして後続のコマンドを実行させる請求項5記載のデータ転送ユニット。
  8. 上記リトライ制御部は、上記転送エラーにかかるコマンドを順次記憶可能な記憶領域を含み、この記憶領域に記憶されたコマンドが、上記コマンドチェインの実行終了後に、まとめて上記CPUに報告される請求項5記載のデータ転送ユニット。
  9. それぞれ所定の演算処理を可能とする複数のプロセッサコアと、
    上記複数のプロセッサコアによって共有される共有メモリと、を含むマルチコアプロセッサシステムであって、
    上記プロセッサコアは、所定の演算処理を実行可能なCPUと、
    上記CPUによってアクセス可能な内蔵メモリと、
    上記内蔵メモリと上記共有メモリとの間のデータ転送を、上記CPUに代わって制御可能なデータ転送機構と、を含み、
    上記データ転送機構は、予め設定されたコマンドチェインの実行により連続してデータ転送を行うコマンドチェイン部と、
    上記コマンドチェイン部によるデータ転送において転送エラーを生じた場合にリトライ処理を実行するリトライ制御部と、を含み、
    上記コマンドチェインの実行終了後に、上記転送エラーに係るコマンドを上記CPUに報告することを特徴とするマルチコアプロセッサシステム。
  10. 上記リトライ制御部でのリトライ回数は、上記コマンドチェインにおける各コマンド毎に設定される請求項9記載のマルチコアプロセッサシステム。
  11. 上記リトライ制御部は、上記リトライによって転送エラーを回避できない場合には、上記コマンドチェイン部に対して当該転送エラーにかかるコマンドをスキップして後続のコマンドを実行させる請求項9記載のマルチコアプロセッサシステム。
  12. 上記リトライ制御部は、上記転送エラーにかかるコマンドを順次記憶可能な記憶領域を含み、この記憶領域に記憶されたコマンドが、上記コマンドチェインの実行終了後に、まとめて上記CPUに報告される請求項9記載のマルチコアプロセッサシステム。
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