JP2009051644A - 後処理装置及びこれを備えた画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】後処理ユニットの材料補給、動作不良の解除などの補修が容易であり、同時にそのための装置構造が簡単である後処理装置を提供する。
【解決手段】シートを積載収納する第1のスタックトレイと、シートを集積するシート集積手段と、上記シート集積手段に積載されたシート束の中央部を綴じ合わせる中綴じステープルユニットと、上記シート集積手段からの処理シートを積載収納する第2のスタックトレイと、上記第1のスタックトレイを昇降自在に支持するトレイ昇降手段とを備える。上記第1スタックトレイと第2スタックトレイとはこの順に上下に配置し、上記シート集積手段は上記第1のスタックトレイと第2のスタックトレイとの中間位置に配置し、上記第1スタックトレイと上記第2スタックトレイとの間の外装カバーには上記中綴じステープルユニットを補修する開閉カバーを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置などから搬出されるシートに綴じ処理、パンチ処理、スタンプ処理などの後処理を施す後処理装置に係わり、後処理ユニットを保守する際の作業が容易である装置構成の改良に関する。
一般にこの種の後処理装置は、トレイ上に積載したシートに、ステープル綴じ、パンチ穴開け、スタンプ捺印などを施す装置として広く知られている。そして画像形成装置などから搬出されたシートをトレイ上に集積し、集積後のシート束にステープル綴じ、パンチ、捺印を施すように集積トレイに処理ユニットを配置する装置構成が知られている。
例えば特許文献1には画像形成装置からのシートを、束状に部揃えしてステープル綴じして第1のスタックトレイに排出する第1のシートパスと、シートをステープル綴じした後冊子状に折り合わせて第2のスタックトレイに排出する第2シートパスを備えた装置構成が開示されている。
また、特許文献2には同様のシート搬送パスで上方に位置する第1スタックトレイにはシートの端縁を綴じ処理する端綴じステープラが配置され、下方に位置する第2スタックトレイにはシートの中央部を綴じ処理する中綴じステープラが配置されている。そして第1スタックトレイでは積載したシート束の端縁(後端縁)を綴じ処理して下流側のスタッカに排出し、第2スタックトレイでは積載シートの中央部を中綴じ処理し、このシート束を折り合わせて下流側のスタッカに排出する装置構成が開示されている。
上述のように1個所或いは複数個所に配置されているステープラなどの後処理ユニットは特許文献1及び2には開示されていないが、使用者が補修する必要がある。この補修は例えばステープラの場合には、針無し時にステープル針(カードリッジ)を補給するとき、或いはステープルジャムなどの動作不良が生じたとき、それぞれ装置内部のユニットを外部から操作する必要がある。また、パンチャの場合には紙片屑を除去するとき、或いはパンチジャムなどの動作不良のとき、外部から装置する必要がある。このため、従来の装置は、後処理ユニットを外装カバーから外部に引き出すようにしている。
特開2007−045620号公報(図2) 特開2002−214973号公報(図1)
上述のように、装置内部に配置したステープラなどの後処理ユニットに針を補給する際、或いはジャム針を除去する際に、従来は後処理ユニットを装置内部から外部に引き出すように構成している。この場合ユニット単体を引き出す構成と、ユニットとその周辺の紙送り機構部を同時に装置外部に引き出す構成がそれぞれ知られている。
ところが、後処理ユニットを装置外部に引き出す構成にすると、その引出機構が複雑で大型となる問題がある。一方、後処理ユニットを引き出すことなく外装カバーに開閉カバーを設け、この開閉カバーから使用者が内部のユニットを補修する構成も考えられる。この場合、装置内部の奥側に位置するユニットを補修する作業は面倒であり、同時に危険でもある。従って開閉カバーは内部に配置された後処理ユニットに最も近い外装カバーに配置することが好ましい。
そこで本発明者は上下2段構成の下側に位置する第2スタックトレイに搬出するシートに後処理を施す後処理ユニット(ステープラ)を補修するための開閉カバーを第1、第2スタックトレイの中間に位置する外装カバーに配置するとの着想に至った。これによりユニットを引き出す必要が無く、外部から簡単に針補給、ジャム針除去などの補修することが可能となる。
本発明は装置内部に配置した後処理ユニットの材料補給、動作不良の解除などの補修が容易であり、同時にそのための装置構造が簡単である後処理装置の提供をその主な課題としている。
更に本発明は上下2段に配置したトレイに搬出するシートにそれぞれ後処理を施す際に、下段側に位置する後処理ユニットの補修が容易であり、その為の構造が簡単である後処理装置の提供をその課題としている。
上記課題を達成するため本発明は以下の構成を採用する。シート搬入経路と、上記シート搬入経路からのシートを積載収納する第1のスタックトレイと、上記シート搬入経路からのシートを集積するシート集積手段と、上記シート集積手段に積載されたシート束の中央部を綴じ合わせる中綴じステープルユニットと、上記シート集積手段からの処理シートを積載収納する第2のスタックトレイと、上記第1のスタックトレイを昇降自在に支持するトレイ昇降手段とを備える。上記第1スタックトレイと第2スタックトレイとはこの順に上下に配置し、上記シート集積手段は上記第1のスタックトレイと第2のスタックトレイとの中間位置に配置する。上記シート搬入経路は、シートを上記第1スタックトレイに案内する第1シートパスと、上記シート集積手段に向けてシートを案内する第2シートパスとから構成し、上記中綴じステープルユニットは上記第2シートパスに配置する。上記第1スタックトレイと上記第2スタックトレイとの間の外装カバーには上記中綴じステープルユニットを補修する開閉カバーを設ける。
前記第1スタックトレイは外装カバーに沿って上下昇降するように配置し、前記開閉カバーは、この上下昇降する第1スタックトレイの移動軌跡内に配置する。
前記トレイ昇降手段は、前記中綴じステープルユニットの針エンプティ信号及び/又は動作異常信号に基づいて前記第1スタックトレイを前記開閉カバーの上方又は下方に退避するように移動する制御手段を備える。
前記シート搬入経路と第1スタックトレイとの間にはシートを積載する処理トレイを設け、この処理トレイには積載したシートの端縁を綴じ合わせる端綴じステープルユニットを配置する。
前記外装カバーは、装置前面側に位置するフロントカバーと、装置側面側に位置するサイドカバーとを備え、前記中綴じステープルユニットを補修する第1の開閉カバーは、上記サイドカバーに配置され、前記端綴じステープルユニットを補修する第2の開閉カバーは、上記フロントカバーに配置される。
本発明に係わる画像形成システムは、順次シートに画像形成する画像形成装置と、上記画像形成装置からのシートにステープル綴じ、パンチ、スタンプなどの後処理を施す後処理装置とから構成し、上記後処理装置は上述の構成を備える。
本発明は、上下に配置した第1のスタックトレイと第2のスタックトレイとの中間位置に、下位側の第2スタックトレイに至るシートを綴じ合わせる中綴じステープルユニットを補修する開閉カバーを配置したものであるから次の効果を奏する。
ステープルユニットを搬出するトレイの近傍に配置することによって第1、第2スタックトレイの中間位置の開閉カバーから容易に内部のユニットを補修することが出来る。また、その為の構成は、下側に位置する第2スタックトレイの積載シートを取り外すことによって作業エリアが確保されるため、構造が簡単で補修作業が容易である。
更に、上下2段のスタックトレイの上位側に位置する第1スタックトレイを上下昇降自在に構成し、第2スタックトレイに至るシートのステープルユニットを補修する開閉カバーを第1スタックトレイの昇降移動軌跡内に配置することによって、補修作業の際には第1スタックトレイを開閉カバーの上方又は下方に移動して作業エリアを確保することができ、補修作業が安全且つ容易である。従って、装置を小型、コンパクトに構成することが出来る。
更に、上記第1スタックトレイをステープルユニットの針エンプティ信号、動作不良信号で自動的に開閉カバーの上方又は下方に退避させることも可能である。
以下図示の本発明の好適な実施の態様に基づいて本発明を詳述する。
図1は本発明に係わる画像形成装置Aと後処理装置Bを備えた画像形成システムを示す全体構成図であり、図2は後処理装置Bの詳細構成の説明図である。図3はトレイ昇降機構の説明図であり、図4は第1処理ユニット(端縁綴じステープル装置)と第2処理ユニット(中綴じステープル装置)のレイアウト構成図である。
[画像形成装置の構成]
図1に示す画像形成システムは画像形成装置Aと後処理装置Bとから構成され、画像形成装置Aで画像形成されたシートを後処理装置Bでステープル綴じして第1、第2のスタックトレイ21,22に収納するように構成されている。画像形成装置Aは、給紙部1からシートを画像形成部2に送り、画像形成部2でシートに印刷した後、本体排紙口3からシートを搬出する。給紙部1は複数サイズのシートが給紙カセット1a、1bに収納してあり、指定されたシートを1枚ずつ分離して画像形成部2に給送する。画像形成部2は例えば静電ドラム4と、その周囲に配置された印字ヘッド(レーザ発光器)5と現像器6と、転写チャージャ7と定着器8が配置され、静電ドラム4上にレーザ発光器5で静電潜像を形成し、これに現像器6でトナーを付着し、転写チャージャ7でシート上に画像を転写し、定着器8で加熱定着する。このように画像形成されたシートは本体排紙口3から順次搬出される。図示9は循環経路であり、定着器8から表面側に印刷したシートを、本体スイッチバック経路10を介して表裏反転した後、再び画像形成部2に給送してシートの裏面側に印刷する両面印刷の経路である。このように両面印刷されたシートは本体スイッチバック経路10で表裏反転された後本体排紙口3から搬出される。
図示11は画像読取装置であり、プラテン12上にセットした原稿シートをスキャンユニット13で走査し、図示しない光電変換素子で電気的に読み取る。この画像データは画像処理部で例えばデジタル処理された後、データ記憶部14に転送され、前記レーザ発光器5に画像信号を送る。また、図示15は原稿送り装置であり、スタッカ16に収容した原稿シートをプラテン12に給送するフィーダ装置である。
上記構成の画像形成装置Aには図8に示す制御部(コントローラ)50が設けられ、コントロールパネル18から画像形成条件、例えばシートサイズ指定、カラー・モノクロ印刷指定、プリント部数指定、片面・両面印刷指定、拡大・縮小印刷指定などのプリントアウト条件が設定される。一方、画像形成装置Aには上記スキャンユニット13で読み取った画像データ或いは外部のネットワークから転送された画像データがデータ貯蔵部17に蓄積され、このデータ貯蔵部17から画像データはバッファメモリ19に転送され、このバッファメモリ19から順次レーザ発光器5にデータ信号が移送されるように構成されている。
上記コントロールパネル18からは画像形成条件と同時に後処理条件も入力指定される。この後処理条件は例えば「プリントアウトモード」「ステープル綴じモード」「シート束折りモード」などが選定される。
[後処理装置の構成]
後処理装置Bは、図2に示すように画像形成装置Aの本体排紙口3から画像形成されたシートを受け入れ、(1)このシートを第1のスタックトレイ21に収容するか(前述の「プリントアウトモード」)、(2)本体排紙口3からのシートを束状に部揃えしてステープル綴じした後、第1のスタックトレイ21に収納するか(前述の「ステープル綴じモード」)、(3)本体排紙口3からのシートを束状に部揃えしてその中央をステープル綴じた後、冊子状に折り畳んで第2のスタックトレイ22に収納(前述の「シート束折りモード」)するように構成されている。
後処理装置Bは図2に示すようにケーシング(外装カバー)20に上記第1のスタックトレイ21と、第2のスタックトレイ22が備えられている。この第1のスタックトレイ21はシートの積載量に応じて上下昇降するように構成されている。このため第1のスタックトレイ21の基端部には図3に示すように上下2個所にガイドコロ21rが設けてあり、このガイドコロ21rが装置フレーム(不図示)に設けた昇降ガイド91に嵌合支持されている。そしてこの第1のスタックトレイ21の基端部は昇降ベルト92に連結され、この昇降ベルト92は上下一対のプーリ93a、93bに支持されている。このプーリの一方(駆動側プーリ)93aには昇降モータMsが連結されている。従って昇降モータMsを回転制御することによって第1のスタックトレイ21はシートの積載量に応じて上下昇降することとなる。
また、上記第2のスタックトレイ22は図示しない装置フレームに固定され、ケーシング20の外側に突出するように配置されている。尚、図3に示す20cは外装カバー(ケーシング)20に設けられた開閉カバーであり、後述する第2処理ユニット40のメンテナンス用の開口部を形成するようになっている。
上記ケーシング20内には本体排紙口3に連なる搬入口23を有するシート搬入経路P1が設けられている。図示のシート搬入経路P1はケーシング20に略々水平方向の直線経路で構成されている。そしてこのシート搬入経路P1は、搬入口23からのシートを第1のスタックトレイ21に案内する第1シートパスSP1と、第2のスタックトレイ22に案内する第2シートパスSP2で構成されている。この各シートパスは図示のように第1シートパスSP1が装置上方に、第2シートパスSP2が装置下方に配置されている。
このような経路構成でシート搬入経路P1には搬入ローラ24と排紙ローラ25が配置され、これらのローラは正逆転可能な駆動モータM1(図示せず)に連結されている。またシート搬入経路P1には第2シートパスSP2にシートを案内する経路切換片(不図示)が配置されている。尚上記搬入口23と搬入ローラ24との間には画像形成装置Aからのシートにスタンプ(捺印手段)、パンチ(穿孔手段)などの後処理を施す後処理ユニット28が設けられている。
[第1シートパスの構成]
上述の第1シートパスSP1は次のように構成されている。シート搬入経路P1にはその出口端に排紙ローラ25と排紙口25aが設けられ、この排紙口25aと段差を隔てた下方に処理トレイ29(第1トレイ手段;以下同様)が設けられている。この処理トレイ29は排紙口25aからのシートを積載収容するトレイ部材で構成されている。この処理トレイ29の上方には正逆転ローラ30がトレイ上のシートと接する位置(作動位置)と離間した待機位置との間で昇降自在に配置されている。この正逆転ローラ30には図示しない正逆転モータが連結され処理トレイ29上にシートが進入する際は排紙方向に回転し、シート後端がトレイ上に進入した後は排紙方向と反対方向(図2右方向)に回転するように制御される。
以上の構成によって排紙口25aからのシートは処理トレイ29に進入し正逆転ローラ30で第1のスタックトレイ21に向って移送され、シート後端が排紙口25aから処理トレイ29上に進入した後は正逆転ローラ30を逆回転(図示反時計方向)させるとトレイ上のシートは排紙方向と逆方向に移送される。
上記処理トレイ29の排紙方向後端部には、シート後端を位置規制する後端規制部材32と第1処理ユニット(端縁綴じステープル装置;以下同様)33が配置されている。図示の第1処理ユニット33は処理トレイ29上に積載されたシートの端縁を綴じ合わせる端綴じステープラ装置で構成され、シート束後端縁の1個所若しくは複数個所をステープル綴じする。また処理トレイ29には図示しないが綴じ処理したシート束を下流側の第1のスタックトレイ21に移送する束搬出機構が設けられている。上記端縁綴じステープル装置33の構成は後述する。
また上記処理トレイ29にはトレイ上に集積されたシートの幅方向を整合するサイド整合板(不図示)が設けてあり、このサイド整合板はセンター基準でシートを整合するように左右一対の整合板がシート中央に接近及び離反するように構成されている。
上述のように構成された第1シートパスSP1は前記「ステープル綴じモード」のときには排紙口25aからのシートを処理トレイ29上に部揃えし、このシート束を端縁綴じステープル装置33で後端縁の1個所又は複数個所を綴じ合わせる。また前記「プリントアウトモード」のときには排紙口25aからのシートを処理トレイ29に積載することなく、トレイに沿って送られたシートを正逆転ローラ30と従動ローラ30bとの間で第1のスタックトレイ21に搬出する。このように図示のものはステープル綴じするシートを処理トレイ29と第1のスタックトレイ21とでブリッジ支持することによって装置をコンパクトに構成することを特徴としている。
[第2シートパスの構成]
前記第1シートパスSP1から分岐された第2シートパスSP2の構成について説明する。この第2シートパスSP2は図2に示すようにケーシング20に略々鉛直方向に配置され、経路入口に搬送ローラ36が、経路出口に搬送ローラ37が配置されている。また第2シートパスSP2の下流側にはこの搬送路から送られたシートを部揃えする集積ガイド35(第2トレイ手段;以下同様)が設けられている。図示の集積ガイド35はシートを移送する搬送ガイドで構成されている。この集積ガイド35には第2処理ユニット(中綴じステープル装置;以下同様)40と折ロール手段45が配置されている。以下順次これらの構成について説明する。
まず集積ガイド35はシートの搬送をガイドするガイド部材で形成され、このガイド上にシートを積載収納するように構成されている。図示の集積ガイド35は第2シートパスSP2に連なり、ケーシング20の中央部に略々鉛直方向に配置されている。これによって装置を小型コンパクトに構成している。この集積ガイド35は内部に最大サイズシートを収納する長さ形状に形成され、特に図示のものは後述する第2処理ユニット40と折ロール手段45を配置する側に突出するように湾曲又は屈曲した形状に構成されている。
上記集積ガイド35の搬送方向後端側には前述の第2シートパスSP2の出口端とオーバラップするスイッチバック進入路35aが連設されている。これは第2シートパスSP2の搬送ローラ37から送られる搬入(後続)シートの先端とこの集積ガイド35に支持されている積載済(先行)シートの後端をオーバラップさせることによって集積するシートのページ順位を確保するためである。また集積ガイド35にはシート先端を規制する先端ストッパ38がガイド下流側に配置してあり、この先端ストッパ38は集積ガイド35に沿って移動可能にガイドレールなどに支持され、シフト手段(図示せず)で図示Sh1とSh2とSh3との間で位置移動するように構成されている。
そして先端ストッパ38を図示位置Sh3に位置させると集積ガイド35に支持されたシート(束)の後端はスイッチバック進入路35aに進入し、この状態で第2シートパスSP2から送られる後続シートは確実に集積済みシートの上方に積み重ねられることとなる。また先端ストッパ38を図示位置Sh2に位置させると後述する中綴じステープル装置(第2処理ユニット)40の綴じ位置Xに集積ガイド35に支持されたシート(束)の中央を位置決めする。同様に先端ストッパ38を図示位置Sh1に位置させるとステープル綴じされ集積ガイド35に支持されたシート束の中央を後述する折ロール手段45の折り位置Yに位置決めするようになっている。従って図示位置Sh1、Sh2、Sh3はシートサイズ(搬送方向長さ)に応じてそれぞれ最適の位置に設定されている。
上記集積ガイド35にはシート搬送方向下流側にシート側縁整合部材39が配置されている。このシート側縁整合部材39は集積ガイド35に搬入され先端ストッパ38に突き当て支持されたシートの幅方向位置を基準に合わせるように整合する。つまりシート先端ストッパ38が前記位置Sh3に位置しシート全体が集積ガイド35に支持された状態でこのシート側縁をシート側縁整合部材39で幅寄せ整合する。図示の装置はシートをセンター基準で幅寄せ整合する関係でシート側縁整合部材39は左右一対の整合板で構成され、この一対の整合板がシートセンタを基準に等距離することによって集積ガイド35に支持されたシート束を幅寄せ整合する。このためシート側縁整合部材39には図示しない整合モータに連結されている。
[ステープル装置の構成]
次に上述の端縁綴じステープル装置(第1処理ユニット)33と中綴じステープル装置(第2処理ユニット)40の構成について説明する。図2及び図4に示すように端縁綴じステープル装置33は前述の処理トレイ(第1トレイ手段)29に配置され、中綴じステープル装置40は前述の集積ガイド35に配置されている。このステープル装置(以下単に「処理ユニット」という)は、図示のように第1処理ユニット33が上方に、第2処理ユニット40が下方に、それぞれ上下隣接する位置に配置されている。
[第1処理ユニット(端縁綴じステープル装置)の構成]
上記第1処理ユニット33は図5(a)に示すようにドライバ70とクリンチャ60とで構成されている。ドライバ70は綴じ位置にセットされたシート束にステープル針を刺入するヘッド部材70aと、ステープル針を収容したカートリッジ71と、ドライブカム77と、このドライブカム77を駆動するステープルモータMDとで構成されている。クリンチャ60はシート束に刺入されたステープル針の先端を折り曲げるための折曲げ溝62で構成されている。そして第1処理ユニット33はドライバ70とクリンチャ60とはユニットフレームに一体に取付けられ、ヘッド部材70aは図5(a)上下方向にドライブカム77で往復動し、内部にフォーマ73、ベンディングブロック74が内蔵されている。尚、このフォーマ73及びベンディングブロック74は後述する第2処理ユニット40と同一であるためその構造は図6(b)に示す。
[第2処理ユニット(中綴じステープル装置)の構成]
上述の第2処理ユニット40の構成を図6(a)(b)に基づいて説明する。この第2処理ユニット40は前述の第1処理ユニット33と同様にドライバ70とクリンチャ60とで構成されている。ドライバ70は綴じ位置にセットされたシート束にステープル針を刺入するヘッド部材70aと、ステープル針を収容したカートリッジ71と、ドライブカム77と、このドライブカム77を駆動するステープルモータMDとで構成されている。上記ドライバ70はフレームのヘッド部材70aに図6(b)に示すようにドライバ部材72とフォーマ73とベンディングブロック74が上下にこの順に内蔵されている。そしてドライバ部材72とフォーマ73とは上死点と下死点との間で上下往復動するようにヘッド部材70aに上下摺動自在に支持され、ベンディングブロック74は直線状のステープル針をコの字状に折り曲げる成形型としてヘッド部材70aに固定されている。
またフレームにはステープル針を内蔵したカートリッジ71が内部に装着され、上記ベンディングブロック74にステープル針を順次供給する。上記ドライバ部材72とフォーマ73とはフレームに揺動自在に取り付けられたドライブレバー76に連結され、上死点と下死点との間で上下駆動される。上記フレームにはドライブレバー76を上下駆動する蓄勢スプリング(不図示)が設けられ、この蓄勢スプリングに蓄勢するドライブカム77と、このドライブカム77を駆動する駆動モータMDが設けられている。
上述のように構成されたドライバ70にシート束を挟んで対向する位置にクリンチャ60が配置されている。クリンチャ60はドライバ70に揺動可能に軸支持されるか、或いはドライバ70と分離した構造体に構成される。図示の装置はクリンチャ60をドライバ70と分離したユニットで構成している。このクリンチャ60はドライバ70でシート束に刺入された針先を折り曲げる。このためクリンチャ60はステープル針の先端を折り曲げる折曲げ溝を有するアンビル部材で構成される。図示のクリンチャ60はドライバ70とシート束を挟んで対向する位置に配置された折曲げ溝62a、62bを有するアンビル部材で構成している。特に図示の装置は集積ガイド35に支持されたシート束の幅方向2個所に所定間隔で左右一対の折曲げ溝62a、62bが位置するようにアンビル部材に複数の折曲げ溝を形成したことを特徴としている。このように構成することによって集積ガイド35上に支持されたシート束に対してクリンチャ60を移動することなく固定した状態で左右2個所をステープル綴じすることができる。
この他、クリンチャ60としてはステープル針の針先を折り曲げるウイング部材(不図示)を設け、このウイング部材をドライバ70でシート束に刺入される針先と連動(同期)して揺動回転させる構成を採用することも可能である。この場合はクリンチャ60のフレームに一対の折曲げウイングをコの字状の針両端に対向する位置に揺動可能に軸支持する。そしてドライバ70でステープル針をシート束に刺入する動作に連動して一対の折曲げウイングを揺動させる。この一対のウイングの揺動でステープル針の針先端はシート束の裏面に沿ってフラットな状態で折り曲げられる。つまり前述の折曲げ溝で折り曲げると針先端はU字状に折り曲げられた状態(メガネクリンチ)となり、後述のウイング部材で折り曲げると針先端は直線的に折り曲げられた状態(フラットクリンチ)となる。本発明はそのいずれの構成も採用可能である。
このような構成によってヘッド部材70aに内蔵されたドライバ部材72とフォーマ73はステープルモータMDの回転でドライブカム77が蓄勢性スプリングを介してドライブレバー76を上方の上死点から下方の下死点に押下する。このドライブレバー76の下降動作でこれに連結されたドライバ部材72とフォーマ73が上死点から下死点に移動する。ドライバ部材72はコの字状に折り曲げられたステープル針の背部を押下するように板状部材で構成され、フォーマ73は図6(b)に示すようにコの字状の部材で構成されベンディングブロック74との間でステープル針をコの字状に折り曲げる。つまり前述のカートリッジ71からステープル針がベンディングブロック74に供給され、この直線状のステープル針をフォーマ73とベンディングブロック74との間でコの字状にプレス成型し、次いでこのコの字状に折り曲げられたステープル針をドライバ部材72がシート束に向けて勢いよく押下することによって針をシート束に刺入する。
[処理ユニットの移動機構]
以上説明した第1処理ユニット33と第2処理ユニット40のドライバ70とクリンチャ60は、トレイ手段上のシート束に対してシート幅方向(図6(b)左右方向)に移動可能に構成する必要がある。このシート幅方向への移動は、(1)上記処理ユニットを、トレイ手段上にシート束が搬入セットされた後、ホームポジションから所定の綴じ位置に移動して綴じ動作を実行する装置構成の場合、または(2)上記処理ユニットをシート幅方向に移動して異なる2個所以上に綴じ処理する場合に必要となる。そしてこのシート幅方向へのユニット移動は、ドライバ70とクリンチャ60を同時に一体的に移動する装置構成(第1処理ユニット33)と、その一方を固定し他方を移動する装置構成(第2処理ユニット40)がある。
図4に示すように上下に隣接配置された第1処理ユニット33と第2処理ユニット40は、それぞれ装置フレーム85a、85b(図7(b)参照)に配置されたガイドレール80a、80b(ガイド手段;以下同様)に摺動自在に支持されている。この場合第1処理ユニット33はドライバ70とクリンチャ60を備えたユニットフレーム33fがガイドレール80a、80b(第1ガイド手段)に支持されている。また第2処理ユニット40はドライバ70を備えたユニットフレーム40fがガイドレール80a、80b(第2ガイド手段)に支持されている。従って、第1、第2処理ユニット33、40は互いに平行に配置された2本のガイドレール80a、80bに沿ってトレイ手段上のシート幅方向に移動自在に支持されている。
[駆動手段の構成]
上述のようにシート幅方向に移動自在に装備された第1処理ユニット33と第2処理ユニット40は、それぞれ駆動手段が備えられている。第1処理ユニット33にはリードスクリュ86が、同様に第2処理ユニット40にはリードスクリュ87がそれぞれガイドレール80a、80bと並行に配置してあり、各処理ユニットのユニットフレーム33f、40fに形成した係合突起82がスクリュ溝86aに係合してある。上記第1処理ユニット33のリードスクリュ86と、第2処理ユニット40のリードスクリュ87は、駆動モータMに連結されている。この伝動機構を図7(a)に基づいて説明すると、第1処理ユニット33を所定の後処理位置(ステープルポジション)に移動する第1ユニット駆動手段MD1は、リードスクリュ86と、これを回転駆動する第1伝動手段G1と駆動モータMとで構成されている。同様に第2処理ユニット40を所定の後処理位置に移動する第2ユニット駆動手段MD2は、リードスクリュ87と、これを回転駆動する第2伝動手段G2と駆動モータMで構成されている。
本発明は、このように第1処理ユニット33をシート幅方向に移動する第1ユニット駆動手段MD1と、第2処理ユニット40をシート幅方向に移動する第2ユニット駆動手段MD2とを単一の駆動手段(駆動モータ)Mで構成することを特徴としている。従って駆動モータMをそのホームポジションから所定量回転することによって第1処理ユニット33をシート幅方向に移動することが可能となり、同時にこの駆動モータMの回転制御で第2処理ユニット40をシート幅方向に移動可能となる。
上述のように第1、第2処理ユニット33、40を単一の駆動手段(駆動モータ)Mで位置制御する際に、各処理ユニットの移動ストロークStが異なる場合がある。例えば上述の第1処理ユニット33は、図7(a)に示すようにシートの左コーナをステープル綴じする位置P1aと、右コーナをステープル綴じする位置P1bと、シート中央部をステープル綴じする位置P2a、P2bと更にホームポジションHP、ステープル針の交換位置P3、との間で、移動ストロークSt01で往復動する。また第2処理ユニット40はシート中央部をステープル綴じする位置P4a、P4b及び左端位置P5a、右端位置P5b、との間で、移動ストロークSt02で往復動する。この場合St01>St02となる。
そこで本発明は単一の駆動手段(駆動モータ)Mの回転制御で第1処理ユニット33を上記各位置(HP、P1a、P2a、P2b、P1b、P3)に位置決めし、第2処理ユニット40を上記各位置(P5a、P4a、P4b、P5b)に位置決めする。このため前述の第1伝動手段を構成する伝動歯車G1と、第2伝動手段を構成する伝動歯車G2の減速比を異ならせてある。つまり駆動手段(駆動モータ)Mの所定回転で第1処理ユニット33はストロークSt01間を移動し、第2処理ユニット40はストロークSt02間を移動するように伝動歯車G1と伝動歯車G2の減速比を設定してある。このように構成することによって特別なクラッチを用いることなくストロークの異なる2つの処理ユニット33及び40を単一の駆動モータMで制御することが可能となる。
そこで本発明は、上述の第2処理ユニット40(中綴じステープルユニット;以下同様)を補修するため、以下の構成を採用したことを特徴としている。前述したようにこの中綴じステープルユニット40は上下2段に構成され、下位側に位置する第2スタックトレイ22にシート(束)を搬出する第2シートパスSP2に配置されている。そしてこのパスに設けられた集積ガイド(シート集積手段)35に積載収納されたシートの中央部をステープル綴じする前述の第2処理ユニットで構成されている。
このステープル装置40は、ステープル針が消耗されたときこれを収容したカートリッジ75を交換する場合、あるいはステープル動作時に針ジャムが発生するとヘッド部70aを拡開して詰まった針を除去する必要がある。このようなステープル装置の補修時に開閉する開閉カバー20cを、装置ケーシングを構成する外装カバー20に配置する。図2に示すようにこの開閉カバー20cは第1のスタックトレイ21と第2のスタックトレイ22の間に配置されている。その構成は外装カバー20に一端をヒンジ連結した扉部材で構成する場合を図示している。このように本発明は中綴じステープルユニット40を補修する開閉カバー20cを第1のスタックトレイ21と第2のスタックトレイ22の間の外装カバー20に配置したことを特徴としている。これにより、中綴じステープルユニット40を補修する際は、例えばカバーの下方に位置する第2のスタックトレイ22の集積シート(束)を取り外すことによって作業エリアを確保することが出来る。
そして上記開閉カバー20cは第1のスタックトレイ21の上下動する移動軌跡(図3に「Tray shifting stroke」として図示する)内に配置してある。本発明はこの上方に位置する第1のスタックトレイ21の昇降移動軌跡内に開閉カバー20cを配置したことを特徴としている。このように構成することによって中綴じステープルユニット40を補修する際は、開閉カバー20cの上方に位置する第1のスタックトレイ21を上方に待機させることによって開閉カバー20cは外部に露出し、第1のスタックトレイ21が上方(例えば上限位置)に退避するため、作業エリアを確保することが出来る。
上記第1のスタックトレイ21の上方(又は下方)への待機は、次のように制御する。この制御の第1は「オペレータがトレイ待機(退避)を指示する」方法であり、第2は「自動的にトレイを待機(退避)させる」方法である。第1の制御方法を採用する場合は、後述する制御CPU(トレイ昇降手段;以下同様)61に準備された入力手段(コントロールパネル)53でオペレータがトレイ退避を指示する。このコマンド信号で前述の昇降モータMsを回転駆動し第1のスタックトレイ21を上限位置(又は下限位置)に移動する。尚、第1のスタックトレイ21の上限位置(又は下限位置)には図示しないが通常の上限(下限)位置検知センサが配置されている。このようにオペレータの入力信号で第1のスタックトレイ21を上限位置又は下限位置に移動する。
上記第2の制御方法を採用する場合は前述の中綴じステープル装置40に備えられた針無し検知センサ(不図示)又は針ジャム検知センサからの信号で前述の昇降モータMsを回転駆動して第1のスタックトレイ21を上限位置又は下限位置に退避させる。この場合も前述のものと同様に第1のスタックトレイ21には上限センサと下限センサを配置する。
このようにステープル装置40の針エンプティ検知信号及び/又は針ジャム検知センサで第1のスタックトレイ21を開閉カバー10cの位置から上方又は下方に退避させる場合には次の手順でトレイを移動することが好ましい。制御CPU61は針エンプティ信号及び/又は動作異常信号を受信すると、まずオペレータに「トレイ上のシートの除去」を促す警告を発する。そしてトレイ上のシートが除去されるのを例えば紙有無検知センサで検出し、トレイ上のシートが除去されたのを確認した後、第1のスタックトレイ21を移動するように制御する。
このようにトレイ上のシートを除去した後にトレイを上昇(又は下降)させない場合には第1のスタックトレイ21の側部にトレイの上下動に応じて伸縮するサイドガイドを配置する。これにより、開閉カバー10cを開けてステープル装置40をメンテナンスする際の振動或いは衝撃でトレイ上の積載シートが荷崩れを起こすことがない。
[折ロール手段の構成]
上述の第2処理ユニット40の下流側に配置された折り位置Yにはシート束を折り合わせる折ロール手段45とこの折ロール手段45のニップ位置にシート束を挿入する折ブレード46が備えられている。折ロール手段45は図2に示すように互いに圧接したロール45a、45bで構成され、各ロールは略々最大シートの幅長さに形成されている。
上記一対の折ロール45a、45bはゴムローラなどの比較的摩擦係数の大きい材料で形成されている。これはゴムなどの軟質材によってシートを折曲げながら回転方向に移送する為であり、ゴム質材をライニング加工することによって形成しても良い。この折ロール45a、45bには凹凸形状に形成されシート値幅方向にギャップが形成してある。このギャップは後述する折ブレード46の凹凸と一致するように配置してあり、折ブレード先端がロールニップ間に進入し易いように配慮してある。つまり一対の互いに圧接した折ロールにはシート幅方向に間隙(ギャップ)を有する凹凸形状に形成され、この間隙にシートのステープル綴じ個所と、同様に凹凸形状に形成した折ブレードの刃先が進入するようになっている。
次に上述の折りロール手段45でシートを折り合わせる動作を図9(a)乃至(d)に従って説明する。この一対の折ロール45a、45bは前記集積ガイド35の湾曲又は屈曲した突出側に位置し、集積ガイド35に支持されたシート束を挟んで対向する位置にナイフエッジを有する折ブレード46が設けられている。この折ブレード46は図9(a)の待機位置から同図(c)のニップ位置との間で往復動可能に装置フレームに支持されている。
そこで前記集積ガイド35に束状に支持されたシート束は同図(a)の状態で先端規制手段38に係止され、その折り目位置をステープル綴じされた状態で折り位置Yに位置決めされる。このシート束のセット終了信号を得て、駆動制御手段(後述のシート束折り動作制御部64d;以下同様)は、クラッチ手段をOFFする。
そこで駆動制御手段64dは折ブレード46を待機位置からニップ位置に向かって所定速度で移動する。そこで図9(b)の状態にシート束は折り目位置を折ブレード46によって屈曲されロール間に挿入される。このとき折ロール45aと45bは折ブレード46によって移動するシートに連なって従動回転する。そして駆動制御手段64dはシート束が所定のニップ位置に到達する見込み時間の後、ブレード駆動モータ(不図示)を停止し、折ブレード46を同図(c)の位置で静止させる。これと前後して駆動制御手段64dはクラッチ手段をON状態に切換えて折ロール45a、45bを駆動回転する。するとシート束は繰り出し方向(同図左側)に送り出される。その後、駆動制御手段64dは同図(d)の状態に折ロール45a、45bによるシート束の繰り出しと並行してニップ位置に位置する折ブレード46を待機位置に向けて移動復帰させる。
このように折り合わされたシート束は、まず一対の折ロール45a、45b間に喰え込まれる際に、ロール表面と接するシートが回転するロールによってロール間に引き込まれることがない。つまり折ロール45a、45bは挿入される(押し込まれる)シートに追随(従動)して回転するため、ロールと接するシートのみが先に巻き込まれることがない。またこの挿入されるシートにロールが追随して従動回転するため、ロール表面とこれと接するシートが擦れることがなく、画像擦れを招くことがない。
[制御構成の説明]
上述した画像形成システムの制御構成を図8のブロック図に従って説明する。図1に示す画像形成システムは画像形成装置Aの制御部(以下「本体制御部」という)50と後処理装置Bの制御部(以下「後処理制御部」という)60を備えている。本体制御部50は画像形成制御部51と給紙制御部52と入力部53を備えている。そしてこの入力部53に設けられたコントロールパネル18から「画像形成モード」「後処理モード」の設定を行う。画像形成モードは前述したように、プリントアウト部数、シートサイズ、カラー・モノクロ印刷、拡大・縮小印刷、両面・片面印刷、その他の画像形成条件を設定する。そして本体制御部50はこの設定された画像形成条件に応じて画像形成制御部51及び給紙制御部51を制御し、所定のシートに画像形成した後本体排紙口3からシートを順次搬出する。
これと同時にコントロールパネル18からの入力で後処理モードが設定される。この後処理モードは、例えば「プリントアウトモード」「ステープル綴じ仕上げモード」「シート束折り仕上げモード」等に設定される。そこで本体制御部50は後処理制御部60に後処理の仕上げモードとシート枚数、部数上方と綴じモード(1個所止綴じか2個所以上複数綴じか)情報を転送する。これと同時に本体制御部50は画像形成の終了毎にジョブ終了信号を後処理制御部60に転送する。
後処理制御部60は、指定された仕上げモードに応じて後処理装置Bを動作させる制御CPU61と、動作プログラムを記憶したROM62と、制御データを記憶するRAM63を備えている。そしてこの制御CPU61は、搬入口23に送られたシートの搬送を実行するシート搬送制御部64aと、シートの集積動作を実行するシート集積動作制御部64bと、シート綴じ処理を実行する綴じ動作制御部64cと、シートの束折り動作を実行するシート束折り動作制御部64dを備えている。
上記シート搬送制御部64aは前述のシート搬入経路P1の搬送ローラ24、排紙ローラ25の駆動モータM1の制御回路に連結され、またこの経路に配置されたシートセンサS1からの検知信号を受信するように構成されている。また、上記シート集積動作制御部64bは、処理トレイ29にシートを集積するために前記正逆転ローラ30の正逆転モータ、後端規制部材の排紙モータの駆動回路に結線されている。更に上記綴じ動作制御部64cは、第1トレイ手段29の端縁綴じステープル装置(第1処理ユニット)33と第2トレイ手段35の中綴じステープル装置(第2処理ユニット)40に内蔵された駆動モータMDの駆動回路に結線されている。
上記シート束折り動作制御部64dは、前記折ロール45a、45bを駆動回転する駆動モータの駆動回路と、前記クラッチ手段の駆動回路に結線されている。またこのシート束折り動作制御部64dは前述の第2シートパスSP2の搬送ローラ36、37及び集積ガイド35の先端規制部材38を所定位置に移動制御するシフト手段の制御回路に結線され、これらの経路に配置したシートセンサから検知信号を受信するように結線されている。
上述のように構成された制御部は後処理装置Bに次の処理動作を実行させる。
「プリントアウトモード」
このモードでは画像形成装置Aは一連の文書を例えば第1ページから画像形成し、本体排紙口3から順次フェースダウンで搬出し、シート搬入経路P1に送られたシートは排紙ローラ25に導かれる。そこで排紙口25aでシート先端を検出した信号でシート先端が処理トレイ29の正逆転ローラ30に到達する見込み時間の後、シート搬送制御部64aは正逆転ローラ30を上方待機位置からトレイ上に降下し、このローラを図2時計方向に回転する。すると処理トレイ29上に進入したシートはこの正逆転ローラ30で第1のスタックトレイ21に向けて搬出され、このトレイ上に収納される。このように順次後続するシートを第1のスタックトレイ21に搬出し、このトレイ上に堆積収納する。
従ってこのプリントアウトモードでは画像形成装置Aで画像形成されたシートは後処理装置Bのシート搬入経路P1を経て、第1のスタックトレイ21に収容され、例えばフェースダウンの姿勢で1ページから順次nページの順に上方に積載収納されることとなる。このモードでは前述の第1シートパスSP1と第2シートパスSP2にはシートは導かれない。
「ステープル綴じ仕上げモード」
このモードでは画像形成装置Aは前述のモードと同様に一連の文書を第1ページからnページの順に画像形成し、フェースダウンの状態で本体排紙口3から搬出し、シート搬入経路P1に送られたシートは排紙ローラ25に導かれる。そこで排紙口25aでシート先端を検出した信号でシート先端が処理トレイ29の正逆転ローラ30に到達する見込み時間の後、シート搬送制御部64aは正逆転ローラ30を上方待機位置からトレイ上に降下し、この正逆転ローラ30を図2時計方向に回転する。次いでシート搬送制御部64aはシート後端が処理トレイ29上に搬入した見込み時間の後正逆転ローラ30を図2反時計方向に回転駆動する。すると排紙口25aから進入したシートは第1シートパスSP1に沿って処理トレイ29上にスイッチバック搬送される。このシート搬送を繰り返すことによって処理トレイ29に一連のシートがフェースダウンの状態で束状に集積される。
尚上述の処理トレイ29上へのシートの集積の都度、制御CPU61は図示しないサイド整合板を動作させ集積するシートの幅方向位置を整合させる。次いで制御CPU61は画像形成装置Aからのジョブ終了信号で端縁綴じステープル装置(第1処理ユニット)33を動作させ処理トレイ上に集積されたシート束の後端縁を綴じ合わせる。このステープル動作の後、制御CPU61は束搬出手段を兼用する後端規制部材32を移動する。するとステープル綴じされたシート束は第1のスタックトレイ21に搬出収納される。これによって画像形成装置Aで画像形成した一連のシートをステープル綴じして第1のスタックトレイ21に収納することとなる。
「シート束折り仕上げモード」
このモードでは画像形成装置Aはシート上に画像形成し、後処理装置Bで冊子状に仕上げる。シート搬入経路P1に送られたシートは排紙ローラ25に導かれ、そこで制御CPU61はシートセンサS1でシート後端を検出した信号を基準にシート後端が経路切換片(図示せず)を通過したタイミングで排紙ローラ25を停止する。そして排紙ローラ25を逆転させる。するとシート搬入経路P1に進入したシートは搬送方向を反転され、経路切換片から第2シートパスSP2に導かれる。そしてこの経路に配置された搬送ローラ36、37で集積ガイド35に案内される。
第2シートパスSP2から集積ガイド35(第2トレイ手段)にシートが搬入されるタイミングで制御CPU61は先端規制部材38を最下端のSh1位置に移動する。するとシートはその全体が集積ガイド35に支持される。この状態で制御CPU61は前述のシート側縁整合部材39を動作させシートを幅寄せ整合する。(尚この幅寄せ整合は最初のシートでは動作させなくても良く、またシート進入の都度動作させなくても良い)。
次いで制御CPU61は先端規制部材38をシート後端が前述のスイッチバック進入路35aに進入する位置Sh3に移動する。すると集積ガイド35に支持されたシート後端はスイッチバック進入路35aに後退する。この状態で後続するシートを第2シートパスSP2から集積ガイド35上に送り、先行シートの上に後続シートを積み重ねる。そしてこの後続シートの搬入に合わせて先端規制部材38をSh3位置からSh1位置に移動する。
次いで先と同様にシート側縁整合部材39を動作させて搬入されたシートと集積ガイド上に支持されたシートを幅寄せ整合する。このような動作を繰り返すことによって画像形成装置Aで画像形成されたシートは第2シートパスSP2を経て集積ガイド35上に部揃えされる。そこで制御CPU61はジョブ終了信号を受けると先端規制部材38を前記位置Sh2に移動し、シート中央を綴じ位置Xに位置決めセットする。
そこで制御CPU61は中綴じステープル装置(第2処理ユニット)40を動作させ、シート中央の1個所又は複数個所をステープル綴じする。この動作の完了信号で制御CPU61は先端規制部材38を前記位置Sh1に移動し、シート中央を折り位置Yに位置決めセットする。そこで前述した図9(a)乃至(d)に示すシーケンスでシート束に折り処理を施し、このシート束を第2のスタックトレイ22に搬出する。
尚、本発明にあって中綴じステープル装置(第2処理ユニット)40は前述の集積ガイド35上の綴じ位置Xに配置する場合を示したが、シートの処理経路を集積ガイド、綴じ位置、折り位置の順に配置し、集積ガイド手段、次いでステープル装置、その下流側にシート折り手段を配置する構成であっても良い。更にこの中綴じステープル装置で綴じ処理することなくシート束を折り合わせて第2のスタックトレイ22に搬出することも可能である。
本発明に係わる画像形成装置Aと後処理装置Bを備えた画像形成システムを示す全体構成図。 後処理装置の詳細構成の説明図であり、ステープル装置がユニットとして組み込まれている。 図2の装置の要部拡大説明図であり、第1スタックトレイを昇降する昇降手段と開閉カバーを示す。 図2の装置に於ける第1処理ユニットと第2処理ユニットのレイアウト構成を示す説明図。 図4の第1処理ユニットの概念説明図であり、(a)はユニットの概略構成を、(b)はユニットをシート幅方向に移動する移動機構を示す。 図4の第2処理ユニットの概念説明図であり、(a)はユニットの概略構成を、(b)はユニット移動機構の説明図。 図6のユニット移動機構に於ける第1処理ユニットと第2処理ユニットの伝動機構の説明図。 図1のシステムにおける制御構成の説明図。 図2の装置におけるシート束折り動作の説明図であり、(a)はシート束を折位置にセットした状態、(b)は折り動作の初期状態、(c)はシート束を折りロールにニップした状態、(d)はシート束を折り合わせた後の搬出状態をそれぞれ示す。
符号の説明
P1 シート搬入経路
SP1 第1シートパス
SP2 第2シートパス
21 第1のスタックトレイ
22 第2のスタックトレイ
24 搬入ローラ
25 排紙ローラ
29 処理トレイ
32 後端規制部材
33 第1処理ユニット(端縁綴じステープル装置)
33f ユニットフレーム
35 集積部(集積ガイド)
38 先端規制部材
40 第2処理ユニット(中綴じステープル装置)
40f ユニットフレーム
45 折ロール手段
50 紙載台
60 クリンチユニット
61 制御CPU(トレイ昇降手段)
70 ドライバユニット
70a ヘッド部材
71 カートリッジ
72 ドライバ部材
73 フォーマ部材
82 突起
84s 回転軸
84c トルクリミッタ
85a フレーム右側枠(右限ストッパ部材)
85b フレーム左側枠(左限ストッパ部材)
86 (第1)リードスクリュ
86a スクリュ溝
87 (第2)リードスクリュ
87a スクリュ溝
A 画像形成装置
B 後処理装置

Claims (6)

  1. シート搬入経路と、
    上記シート搬入経路からのシートを積載収納する第1のスタックトレイと、
    上記シート搬入経路からのシートを集積するシート集積手段と、
    上記シート集積手段に積載されたシート束の中央部を綴じ合わせる中綴じステープルユニットと、
    上記シート集積手段からの処理シートを積載収納する第2のスタックトレイと、
    上記第1のスタックトレイを昇降自在に支持するトレイ昇降手段と、
    を備え、
    上記第1スタックトレイと第2スタックトレイとはこの順に上下に配置され、
    上記シート集積手段は上記第1のスタックトレイと第2のスタックトレイとの中間位置に配置され、
    上記シート搬入経路は、シートを上記第1スタックトレイに案内する第1シートパスと、
    上記シート集積手段に向けてシートを案内する第2シートパスとから構成され、
    上記中綴じステープルユニットは上記第2シートパスに配置され、
    上記第1スタックトレイと上記第2スタックトレイとの間の外装カバーには上記中綴じステープルユニットを補修する開閉カバーが設けられていることを特徴とする後処理装置。
  2. 前記第1スタックトレイは外装カバーに沿って上下昇降するように配置され、
    前記開閉カバーは、この上下昇降する第1スタックトレイの移動軌跡内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記トレイ昇降手段は、前記中綴じステープルユニットの針エンプティ信号及び/又は動作異常信号に基づいて前記第1スタックトレイを前記開閉カバーの上方又は下方に退避するように移動する制御手段を備えていることを特徴とする請求項2に記載の後処理装置。
  4. 前記シート搬入経路と第1スタックトレイとの間にはシートを積載する処理トレイが設けられ、
    この処理トレイには積載したシートの端縁を綴じ合わせる端綴じステープルユニットが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  5. 前記外装カバーは、装置前面側に位置するフロントカバーと、装置側面側に位置するサイドカバーとを備え、
    前記中綴じステープルユニットを補修する第1の開閉カバーは、上記サイドカバーに配置され、前記端綴じステープルユニットを補修する第2の開閉カバーは、上記フロントカバーに配置されていることを特徴とする請求項4に記載の後処理装置。
  6. 順次シートに画像形成する画像形成装置と、
    上記画像形成装置からのシートにステープル綴じ、パンチ、スタンプなどの後処理を施す後処理装置と、
    から構成され、
    上記後処理装置は請求項1乃至5の何れかの項に記載の構成を備えていることを特徴とする画像形成システム。
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