JP2009049498A - 制御端末、情報機器、コンテンツ提供装置、機器制御システム、機器選択方法、及びプログラム - Google Patents

制御端末、情報機器、コンテンツ提供装置、機器制御システム、機器選択方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツを選択するだけでユーザが居る部屋の情報機器の中から、そのコンテンツに適合する情報機器が選択されるように制御することが可能な制御端末を提供すること。
【解決手段】コンテンツ提供装置にコンテンツの情報を通知する制御端末が提供される。当該制御端末は、自端末が位置する空間領域内の情報機器にアクセスするための領域内通信部と、前記領域内通信部を用いて前記情報機器を制御し、当該情報機器の情報を通知させる機器情報通知制御部と、前記情報機器の情報を前記コンテンツ提供装置に通知する機器情報通知部とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、制御端末、情報機器、コンテンツ提供装置、機器制御システム、機器選択方法、及びプログラムに関する。
近年、情報のデジタル化が急速に進み、デジタル情報を扱うための情報機器が一般家庭にも急速に普及してきた。例えば、コンパクトディスクに記録された音楽データを再生する音楽プレーヤやDVD(Digital Versatile Disc)に記録された映画を再生するDVDプレーヤ等は既に世界的な規模で広く普及している。また、一般家庭においても、デジタルカメラで撮った写真やデジタル録画したテレビ番組をパーソナルコンピュータ(以下、PC)等に保存して管理している。しかし、蓄積された画像、映像、又は音楽情報等は、個人的に視聴して楽しむ他、あまり有効に活用されているとは言えないようである。例えば、デジタルビデオカメラで撮影したビデオ映像を家族で鑑賞しようとした際、パーソナルコンピュータのハードディスクに保存して管理していたビデオ映像をリビングにある大型テレビで再生するには機器間を接続するために些か面倒な準備が必要になるからである。
こうした状況に鑑みて、最近、一般家庭において無線又は有線通信を利用したデジタル情報の共有化(所謂、ホームネットワーク)を実現するための情報技術に関する標準規格を策定しようという動きがある。例えば、家電、携帯電話、又はPC等の製造販売に関連する複数の企業等が参加して結成されたDLNA(Digital Living Network Alliance)と呼ばれる非営利団体がよい例である。これによると、想定されるホームネットワークとは、映像や音楽等のコンテンツが格納されたサーバ機器(DMS;Digital Media Server)と、これらのコンテンツを再生するためのプレーヤ機器(DMP;Digital Media Player)とを含んで構成されるものであり、所定の伝送方式とフォーマットに基づいてDMSからDMPにコンテンツが配信されて再生が実行される。
さらに、DLNA Guideline Version 1.5によれば、上記のDMS+DMPで構成される2BOXタイプのホームネットワーク構成に加え、DMS+DMR(Degital Media Renderer)+DMC(Degital Media Controller)で構成される3BOXタイプのホームネットワーク構成も想定されている。DMRは、例えば、デジタルテレビやデジタルオーディオ機器等に相当する。DMCは、DMSやDMRを制御するコントローラであり、例えば、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等の端末装置が利用され得る。
上記のように、ホームネットワーク内に設置された機器間の接続環境が整備されつつある。しかし、ホームネットワーク内に設置される機器の台数が増加している昨今、所望のコンテンツを選択するのに要するユーザの負担や、そのコンテンツを再生するのに適した機器を選択するのに要するユーザの負担が大きくなってきている。現状では、DMPを直接操作するか、或いは、上記のDMC等を利用して、DMSに蓄積されたコンテンツの中から所望のコンテンツを選択すると同時に、そのコンテンツが再生されるDMRを指定する必要がある。
つまり、現行のホームネットワークを利用するユーザは、予め再生するDMPを選択した上でDMSにアクセスし、所望のコンテンツを選択するという流れでコンテンツの再生を実行している。例えば、下記の特許文献1には、コントローラを利用してコンテンツの再生制御をする構成例が記載されているが、上記の問題点については解決されていない。
特開2003−308119号公報
上記の操作を実行する場合、DMRの起動処理やDMSに対するDMP選択モードへの切り替え処理等の操作をユーザが実行する必要があるため、操作が煩雑でユーザに余計な負担を強いることになる。そもそも、ユーザの希望は、所望のコンテンツを再生することであり、上記の各処理に係る操作を実行したいわけではない。つまり、これらの操作は、コンテンツを利用するために止むを得ず行っている操作に過ぎない。そのため、ユーザによりコンテンツが指定されると、自動的にコンテンツに適合するDMPが選択され、そのDMPにより再生が開始されるシステムの実現が切に望まれているのである。
さらに、現状のシステムには、DMP毎に専用のコントローラ(DMC)が設けられているため、利用するDMPに特化したコントローラを用いて固有の操作を実行する必要がある。その結果、ユーザがDMP毎の操作体系を習得する必要に迫られるため、ホームネットワーク自体が実際的に利用しにくいシステム体系になってしまっている。そのため、上記のDMCに対応する制御端末を利用して所望のコンテンツを指定するだけで、その制御端末が存在するエリアにある情報機器(上記DMPに対応)が自動的に選択制御される技術の開発が求められている。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、制御端末が位置する空間領域内の情報機器がコンテンツ提供装置に選択されるように制御することが可能な、新規かつ改良された制御端末、情報機器、コンテンツ提供装置、機器制御システム、機器選択方法、及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、コンテンツ提供装置にコンテンツの情報を通知する制御端末が提供される。当該制御端末は、自端末が位置する空間領域内の情報機器にアクセスするための領域内通信部と、前記領域内通信部を用いて前記情報機器を制御し、当該情報機器の情報を通知させる機器情報通知制御部と、前記情報機器の情報を前記コンテンツ提供装置に通知する機器情報通知部と、を備え、前記情報機器の情報に基づいて、前記コンテンツに適合する前記情報機器が前記空間領域内に位置する情報機器の中から選択されるように前記コンテンツ提供装置を制御することを特徴とする。
また、前記機器情報通知部は、前記コンテンツ提供装置に対して通知した前記情報機器の情報に基づいて前記空間領域を特定させてもよい。
また、前記制御端末は、前記機器情報通知部により通知された前記情報機器の情報に基づいて、前記情報機器と前記空間領域とを対応付けて登録機器リストとして登録させる機器登録制御部をさらに備えていてもよい。
また、前記機器登録制御部は、前記情報機器を前記登録機器リストに登録させる際に、その情報機器で再生可能なコンテンツの種類を前記情報機器に対応付けて登録させてもよい。
また、前記機器登録制御部は、前記空間領域内にある複数の前記情報機器を前記登録機器リストに登録させる際に、その登録処理が完了するまでに通知される情報機器の情報を前記空間領域に対応するグループとして登録させてもよい。
また、前記機器登録制御部は、ある種類のコンテンツ又は信号形式に適合する情報機器が前記空間領域内に複数存在する場合、前記情報機器毎に優先度を指定して前記登録機器リストに登録させてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ネットワークを通じてコンテンツ提供装置に接続された情報機器が提供される。当該情報機器は、自機器が位置する空間領域内の制御端末からアクセスを受ける領域内通信部と、前記領域内通信部で受けた制御信号に応じて、自機器の情報を前記制御端末又は前記コンテンツ提供装置に通知する機器情報通知部と、を備え、前記制御端末が指定するコンテンツの情報に適合する情報機器が前記所定の空間領域内にある情報機器の中から選択できるように、前記制御端末がコンテンツを指定する際に発信した前記制御信号に応じて前記自機器の情報を通知することで前記コンテンツ提供装置に前記空間領域を特定できるようにすることを特徴とする。
また、前記機器情報通知部は、前記コンテンツ提供装置が自機器と前記空間領域とを関連付けて登録機器リストとして登録できるように、前記領域内通信部で受けた制御信号に応じて自機器の情報を通知してもよい。
また、前記機器情報通知部は、自機器と、自機器で再生可能なコンテンツの種類又は信号形式とを関連付けて前記登録機器リストに登録させるために、当該コンテンツの種類又は信号形式に関する情報を併せて通知してもよい。
また、前記情報機器は、前記制御端末によるコンテンツの指定を受けて前記コンテンツ提供装置から提供されるコンテンツを再生する再生処理部をさらに備えていてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ネットワークを通じて制御端末、及び情報機器に接続され、前記制御端末による指示に応じてコンテンツを前記情報機器に提供するコンテンツ提供装置が提供される。当該コンテンツ提供装置は、前記制御端末が発信した制御信号を受信することが可能な空間領域内に位置する前記情報機器の情報を取得する機器情報取得部と、前記機器情報取得部により取得した前記情報機器の情報に基づいて前記制御端末が位置する空間領域を特定する領域特定部と、前記領域特定部により特定された空間領域内に位置する情報機器の中からコンテンツを提供する情報機器を選択する機器選択部と、を備え、前記制御端末によるコンテンツの指定と共に発信された前記制御信号に応じて前記情報機器から通知された当該情報機器の情報に基づいて前記空間領域内の情報機器を選択することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ネットワークを通じて接続された制御端末、情報機器、及び前記制御端末による指示に応じてコンテンツを前記情報機器に提供するコンテンツ提供装置を含む機器制御システムが提供される。
そして、前記制御端末は、自端末が位置する空間領域内の情報機器にアクセスするための領域内通信部と、前記領域内通信部を用いて前記情報機器を制御し、当該情報機器の情報を通知させる機器情報通知制御部と、前記情報機器の情報を前記コンテンツ提供装置に通知する機器情報通知部と、を備えることを特徴とする。
また、前記情報機器は、自機器が位置する空間領域内の前記制御端末からアクセスを受ける領域内通信部と、前記領域内通信部で受けた制御信号に応じて、自機器の情報を前記制御端末又は前記コンテンツ提供装置に通知する機器情報通知部と、を備えることを特徴とする。
さらに、前記コンテンツ提供装置は、前記制御端末が発信した制御信号を受信することが可能な空間領域内に位置する前記情報機器の情報を取得する機器情報取得部と、前記機器情報取得部により取得した前記情報機器の情報に基づいて前記制御端末が位置する空間領域を特定する領域特定部と、前記領域特定部により特定された空間領域内に位置する情報機器の中からコンテンツを提供する情報機器を選択する機器選択部と、を備えることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ネットワークを通じて接続された制御端末、情報機器、及び前記制御端末による指示に応じてコンテンツ提供装置に所定の前記情報機器を選択させる機器選択方法が提供される。当該機器選択方法は、前記制御端末により、当該制御端末が位置する空間領域内の情報機器にアクセスするための領域内通信部を用いて前記情報機器が制御され、当該情報機器の情報が前記制御端末に通知される機器情報通知制御ステップと、前記制御端末により、前記情報機器から通知された前記情報機器の情報が前記コンテンツ提供装置に通知される機器情報通知ステップと、前記コンテンツ提供装置により、前記制御端末から前記情報機器の情報が取得される機器情報取得ステップと、前記機器情報取得ステップで取得した前記情報機器の情報に基づいて前記制御端末が位置する空間領域が特定される領域特定ステップと、前記領域特定部で特定された空間領域内に位置する情報機器の中から、前記制御端末により指定されたコンテンツに適合する情報機器が選択される機器選択ステップと、を含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、上記の制御端末、情報機器、又はコンテンツ提供装置が有する機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。さらに、当該プログラムが記録された記録媒体が提供される。
以上説明したように本発明によれば、制御端末が位置する空間領域内の情報機器がコンテンツ提供装置により選択されるように制御することが可能になる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<第1実施形態>
まず、本発明の第1実施形態について詳細に説明する。本実施形態は、ユーザが再生制御端末100を用いてコンテンツを指定すると、ユーザが居る空間領域内に設置された再生機器200の中から、そのコンテンツに適合する再生機器200が選択されて再生される構成に特徴を有する。特に、ユーザが居る空間領域を自動的に検出するための技術に本実施形態の特徴がある。以下、本実施形態に係る技術を実現するための一構成例として、機器制御システム1000を具体的に例示し、このシステムを構成する各構成要素について図面を参照しながら、その機能構成、及び処理フローについて詳細に説明する。
[機器制御システム1000の構成]
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る機器制御システム1000について説明する。図1は、本実施形態に係る機器制御システム1000の構成を示す説明図である。
図1に示すように、機器制御システム1000は、主に、再生制御端末100と、複数の再生機器200と、コンテンツ提供装置300とにより構成される。図1の構成例において、機器制御システム1000は、再生制御端末100がコンテンツ提供装置300にアクセスするためのアクセスポイント940を含んでいる。また、複数の再生機器200は、その一部(TV、Stereo)が部屋1(以下、空間領域R)に配置され、その他(TV、TV)が部屋2(以下、空間領域R)に配置されている。以下の説明において、再生制御端末100は、空間領域Rに位置するものと仮定する。
(再生機器200)
図1に示すように、再生機器200は、ネットワークを介してコンテンツ提供装置300に接続されており、コンテンツ提供装置300に対して情報を伝送したり、コンテンツ提供装置300から提供されるコンテンツを取得することができる。また、複数の再生機器200は、ネットワークを介して相互に情報を送受することが可能であってもよい。さらに、再生機器200は、近距離通信部202を備えており、この近距離通信部202を用いて、所定の空間領域内に情報を伝達可能な通信媒体による信号を受信することができる。この通信媒体は、例えば、赤外線、ミリ波、可視光、又は音波等である。このような通信媒体は、発信源からの距離に応じた減衰や空気中の拡散、或いは空間領域を区画する部材に対する非透過性等により、その空間領域を超えて情報を伝達することができない。
(再生制御端末100)
再生制御端末100は、ネットワークを通じ、アクセスポイント940を介してコンテンツ提供装置300に情報を伝送したり、コンテンツ提供装置300から情報を受信することができる。また、再生制御端末100は、近距離通信部106を備えており、この近距離通信部106を用いて、自端末が位置する空間領域R内の再生機器200に情報を伝達可能な通信媒体を介して信号を送信することが可能である。そのため、再生制御端末100は、伝達する信号の内容に応じて通信手段を切り替えることができる。尚、再生制御端末100は、ネットワークを通じて再生機器200と通信してもよい。また、再生制御端末100には、ユーザの入力操作を受け付ける入力部916と、ユーザにメッセージ等を表示するための表示部112とが備わっている。
(コンテンツ提供装置300)
コンテンツ提供装置300は、ネットワークを通じて再生制御端末100や再生機器200に接続されており、再生制御端末100にコンテンツの情報を提供したり、再生機器200にコンテンツ自体を提供することができる。また、コンテンツ提供装置300は、再生機器200にコンテンツを提供すると共に、そのコンテンツの再生を指示してもよい。さらに、コンテンツ提供装置300は、例えば、動画コンテンツ、静止画コンテンツ、又は音楽コンテンツ等を保持しており、これらのコンテンツを再生機器200に提供することができる。その際、コンテンツ提供装置300は、提供するコンテンツに適合する再生機器200を選択し、その選択された再生機器200にコンテンツを提供する。これらの機能は、コンテンツ提供装置300が有する管理機能ブロック310により主に実現され得る。
尚、コンテンツ提供装置300は、外部のネットワーク932(以下、広域ネットワーク)に接続されていてもよい。この場合、コンテンツ提供装置300は、自装置が保持するコンテンツに関連する情報(例えば、メタ情報)を広域ネットワーク932を介して取得したり、或いは、広域ネットワーク932を介してコンテンツ自体を取得することもできる。つまり、コンテンツ提供装置300は、例えば、広域ネットワーク932を介して配信される放送コンテンツを受信して再生機器200に提供する放送受信装置であってもよい。この場合も、動画、静止画、音楽等の様々なコンテンツを扱うことが可能である。
上記の機器制御システム1000のシステム構成は、例えば、DLNA Guideline Version 1.5に規定されたDMS(コンテンツ提供装置300に対応)、DMR(再生機器200に対応)、DMC(再生制御端末100に対応)の機能を利用して実現することが想定される。従って、当該ガイドラインに規定された機能の一部又は全部を上記のコンテンツ提供装置300、再生機器200、再生制御端末100がそれぞれ備えていてもよい。また、再生制御端末100とアクセスポイント940を結ぶネットワークは、例えば、IEEE802.11等の無線ネットワーク又はPLC(Power Line Communication)等の有線ネットワークであってもよい。
(機器制御システム1000の利用形態)
ここで、機器制御システム1000の具体的な利用形態について簡単に述べる。
まず、ユーザは、再生制御端末100の操作部を操作し、再生を所望するコンテンツを選択する。このとき、再生制御端末100の表示部112には、例えば、コンテンツ提供装置300が保持するコンテンツのリスト等が表示されている。そのため、ユーザは、表示部112に表示されたコンテンツのリスト等を参照して、所望のコンテンツを選択することができる。コンテンツが選択されると、ユーザの居る空間領域(例えば、部屋等)に設置された再生機器200からコンテンツの再生出力が得られるため、ユーザは、その再生出力を楽しむことができる。このように、ユーザは、コンテンツを再生する際に、再生機器200に対して特別な操作を行うことなく再生出力を得ることができる。
以下、上記の利用形態を実現することが可能な再生制御端末100、再生機器200、コンテンツ提供装置300の詳細な機能構成について説明する。
[再生制御端末100の機能構成]
まず、図2を参照しながら、本実施形態に係る再生制御端末100の機能構成について詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る再生制御端末100の機能構成を示す説明図である。
図2に示すように、再生制御端末100は、主に、制御部102と、探索コマンド発信部104と、近距離通信部106と、遠距離通信部108と、機器通知コマンド受信部110と、表示部112と、機器登録コマンド発信部114と、優先度設定部116と、コンテンツ特定情報通知部118と、エラー処理部120とにより構成される。尚、探索コマンド発信部104、機器通知コマンド受信部110、機器登録コマンド発信部114、及び優先度設定部116を纏めて機器登録ブロックと呼ぶことがある。また、探索コマンド発信部104、機器通知コマンド受信部110、コンテンツ特定情報通知部118、及びエラー処理部120を纏めて再生制御ブロックと呼ぶことがある。また、図中には明示しないが、取得した情報を記憶するための記憶部をさらに備えていてもよい。
《機器登録ブロック》
まず、機器登録ブロックに含まれる各構成要素を中心に説明する。
(制御部102)
制御部102は、ユーザによる(A)機器登録操作、又は(B)コンテンツ選択操作に応じて再生制御端末100の各構成要素を制御する。(A)機器登録操作とは、再生制御端末100(自端末)が位置する空間領域内の再生機器200をコンテンツ提供装置300に通知して登録させる操作である。(B)コンテンツ選択操作とは、ユーザにより選択されたコンテンツをコンテンツ提供装置300に通知して再生制御するための操作である。制御部102は、(A)機器登録操作に応じて、機器登録ブロックに含まれる各構成要素の動作を制御する。また、制御部102は、(B)コンテンツ選択操作に応じて、再生制御ブロックに含まれる各構成要素の動作を制御する。
(探索コマンド発信部104(A:機器登録操作))
探索コマンド発信部104は、制御部102による制御を受け、後述する近距離通信部106を用いて探索コマンドを発信する。但し、探索コマンドとは、コンテンツ提供装置300や各再生機器200がネットワークを通じて再生制御端末100にアクセスするために利用されるアドレス情報を含んだ信号である。例えば、アドレス情報は、再生制御端末100のIPアドレス等である。このとき、探索コマンド発信部104は、探索コマンドを1度、或いは、所定の時間間隔又はランダムに複数回発信する。探索コマンド発信部104は、探索コマンドを用いて再生機器200に対し、その再生機器200を特定するための情報を再生制御端末100、或いはコンテンツ提供装置300に通知させる。つまり、探索コマンド発信部104は、機器情報通知制御部の一例である。
(近距離通信部106)
近距離通信部106は、再生制御端末100が位置する所定の空間領域内に配置された機器に対して信号を伝達する。例えば、近距離通信部106は、赤外線(Ir)、ミリ波、可視光、又は音波等の通信媒体を利用して信号を伝達することが可能な無線通信手段である。そのため、近距離通信部106は、再生制御端末100が位置する空間領域外に存在する機器に対して信号を伝達することができない。その結果、近距離通信部106が発信した信号を受信できる機器は、再生制御端末100が位置する空間領域内の機器であることが特定できる。つまり、近距離通信部106は、領域内通信部の一例である。
(遠距離通信部108)
遠距離通信部108は、少なくとも再生機器200、及びコンテンツ提供装置300との間で情報を送受信するためのネットワークを形成する通信手段である。例えば、遠距離通信部108は、IEEE802.11等の無線通信手段により構成され、アクセスポイント940等を介してコンテンツ提供装置300に接続されている。尚、遠距離通信部108は、有線ネットワークを介してコンテンツ提供装置300との間で情報を送受信するための通信手段であってもよい。また、遠距離通信部108は、再生制御端末100が位置する空間領域の内部又は外部に位置する他の機器又は装置との間で情報を送受信することが可能な通信手段であってもよい。
(機器通知コマンド受信部110(A:機器登録操作))
機器通知コマンド受信部110は、遠距離通信部108を介して後述する機器通知コマンドを受信する。機器通知コマンドは、探索コマンドを受けた再生機器200が再生制御端末100やコンテンツ提供装置300に対して発信する信号であり、その機器の素性情報やネットワーク上でその機器を特定するためのID情報(例えば、UPnPが規定するUUID等)が含まれる。素性情報とは、例えば、その機器の種類や品番等の情報を含む情報であり、ユーザが機器を特定するために参照され得る情報である。機器通知コマンド受信部110は、自端末が発信した探索コマンドを受けて再生機器200から発信された機器通知コマンドを直接、或いはコンテンツ提供装置300を介して、受信することができる。そして、機器通知コマンド受信部110は、受信した機器通知コマンドに含まれる素性情報を後述する表示部112に表示する。
(表示部112)
表示部112は、ユーザにメッセージ等を表示するための表示手段である。例えば、表示部112は、機器通知コマンド受信部110が受信した素性情報を表示することができる。例えば、表示部112には、「TV」や「Stereo」等の機器の種類を表す情報が表示される。そのため、ユーザは、表示部112に表示される内容を参照しながら、所定の空間領域内の再生機器200に対して登録操作を実行することができる。このとき、ユーザは、登録したい再生機器200が全て表示部112に表示されたことを確認して登録完了の操作を実行する。尚、表示部112は、後述するエラー処理部120が受けたエラー通知の情報を表示することもできる。
(機器登録コマンド発信部114)
機器登録コマンド発信部114は、ユーザの登録完了の操作を受けて制御部102に制御され、遠距離通信部108を用いて機器登録コマンドをコンテンツ提供装置300に発信する。機器登録コマンドには、表示部112に表示された再生機器200のID情報と素性情報とが含まれる。尚、ID情報は、例えば、IPアドレス等のアドレス情報でもよいが、DLNA Guidelineに対応する機器の場合、UPnPのDiscovery機能を利用することによってID情報(UUID)からIPアドレスを割り出すことが可能である。機器登録コマンド発信部114は、機器登録コマンドを用いてユーザが所望する再生機器200をコンテンツ提供装置300に登録させることができる。つまり、機器登録コマンド発信部114は、機器登録制御部又は機器情報通知部の一例である。
(優先度設定部116)
優先度設定部116は、再生制御端末100が位置する空間領域内に同種の再生機器200が複数存在する場合に、その再生機器200に対して優先度を設定する。例えば、優先度設定部116は、同種のコンテンツを再生可能な再生機器200が複数存在する場合に、ユーザの設定操作に応じて、その種のコンテンツを優先的に再生させる再生機器200の順序を機器毎に設定する。通常の使用状況において、ユーザは、表示部112に表示された複数の素性情報を参照し、同種のコンテンツを再生可能な機器が複数存在する場合に各再生機器200の優先度を指定する。しかし、優先度設定部116が自動的に再生機器200の種類を判断して優先度設定を実行するように構成してもよい。優先度設定部116は、優先度の情報を機器登録コマンド発信部114に伝送し、優先度の情報を機器登録コマンドに付記して発信させる。つまり、優先度設定部116は、機器登録制御部の一例である。
《再生制御ブロック》
次に、再生制御ブロックに含まれる各構成要素を中心に説明する。尚、上記の機器登録ブロックに共通して含まれる構成要素に関しては主に相違する機能について説明する。
(探索コマンド発信部104(B:コンテンツ選択操作))
探索コマンド発信部104は、ユーザのコンテンツ選択操作を受けた制御部102により制御され、近距離通信部106を用いて探索コマンドを発信する。そして、探索コマンド発信部104は、その探索コマンドにより、再生制御端末100が位置する空間領域内の再生機器200に対して機器通知コマンドを通知させる。例えば、探索コマンド発信部104は、再生機器200に対して機器通知コマンドを自端末に送信させるか、或いは、コンテンツ提供装置300に通知させる。
(機器通知コマンド受信部110(B:コンテンツ選択操作))
機器通知コマンド受信部110は、探索コマンドを受けた再生機器200から送信された機器通知コマンド、或いは、コンテンツ提供装置300を介して通知された機器通知コマンドを受信する。そして、機器通知コマンド受信部110は、受信した機器通知コマンドを後述するコンテンツ特定情報通知部118に伝送する。
(コンテンツ特定情報通知部118)
コンテンツ特定情報通知部118は、ユーザのコンテンツ選択操作により指定されたコンテンツを特定するための情報(以下、コンテンツ特定情報)を遠距離通信部108を介してコンテンツ提供装置300に通知する。このとき、コンテンツ特定情報通知部118は、機器通知コマンド受信部110から取得した機器通知コマンドを上記のコンテンツ特定情報に付加してコンテンツ提供装置300に通知する。例えば、コンテンツ特定情報通知部118は、探索コマンドに応答した再生機器200のID情報、及びコンテンツ特定情報をコンテンツ提供装置300に通知する。そして、コンテンツ特定情報通知部118は、コンテンツ特定情報と機器通知コマンドとに基づいて当該機器通知コマンドに対応する空間領域を特定させる。つまり、コンテンツ特定情報通知部118は、機器情報通知部の一例である。
(エラー処理部120)
エラー処理部120は、遠距離通信部108を介してコンテンツ提供装置300からエラー通知を受信した場合、そのエラー通知を表示部112に表示してユーザに提示する。このエラー通知とは、例えば、コンテンツ提供装置300に通知した再生機器200のID情報に該当する再生機器200が検出されない場合、或いは、コンテンツ特定情報で指定されたコンテンツの種類や信号形式に適合する再生機器200が検出されない場合に通知されるエラー出力である。従って、ユーザは、表示部112に出力されたエラー通知を参照して、利用不能な状態にある再生機器200を認識し、適切に機器登録操作を再実行する等の処置を施すことが可能になる。
以上、本実施形態に係る再生制御端末100の機能構成について説明した。上記の構成により、(A)機器登録操作、及び(B)コンテンツ選択操作に応じて、再生制御端末100が位置する空間領域内の再生機器200をコンテンツ提供装置300に登録又は通知することが可能になる。その際、上記の空間領域をユーザが明示的に指定する必要が生じない点が重要である。もし、探索コマンドを発信するための通信手段として、IEEE802.11等の比較的広域な無線通信手段を利用すると、空間領域の正確な判定が困難になる可能性がある。また、近距離通信部106と遠距離通信部108とを組み合わせて通信ルートを構成しているため、コンテンツ提供装置300が再生機器200の情報を確認したことを比較的容易に実現できている。
[再生機器200の機能構成]
次に、図3を参照しながら、本実施形態に係る再生機器200の機能構成について説明する。図3は、本実施形態に係る再生機器200の機能構成を示す説明図である。尚、再生機器200は、情報機器の一例である。
図3を参照すると、再生機器200は、主に、近距離通信部202と、端末情報取得部204と、遠距離通信部206と、機器情報通知部208と、コンテンツ再生処理部210と、再生部212とにより構成される。
(近距離通信部202)
近距離通信部202は、再生機器200が位置する所定の空間領域内にある再生制御端末100から発信された信号を受信する受信手段である。例えば、近距離通信部202は、赤外線(Ir)、ミリ波、可視光、又は音波等の通信媒体を利用して伝達された信号を受信することが可能な無線通信手段である。そのため、近距離通信部202は、再生機器200が位置する空間領域外に存在する再生制御端末100から発信された信号を受信することができない。その結果、近距離通信部202が受信した信号は、再生機器200が位置する空間領域内の再生制御端末100が発信した信号であることが特定できる。つまり、近距離通信部202は、領域内通信部の一例である。
(端末情報取得部204)
端末情報取得部204は、近距離通信部202を介して再生制御端末100から受信した探索コマンドの中から、その再生制御端末100のアドレス情報を抽出する。そして、端末情報取得部204は、抽出したアドレス情報を機器情報通知部208に伝送する。
(機器情報通知部208)
機器情報通知部208は、近距離通信部202を介して取得した探索コマンドを受け、端末情報取得部204から取得したアドレス情報に基づいて、自機器の情報が含まれる機器通知コマンドを送信する。このとき、機器情報通知部208は、遠距離通信部206を用いて機器通知コマンドを送信する。
(遠距離通信部206)
遠距離通信部206は、少なくとも再生制御端末100、及びコンテンツ提供装置300との間で情報を送受信するためのネットワークを形成する通信手段である。例えば、遠距離通信部206は、IEEE802.11等の無線通信手段、又は有線ネットワークを介して再生制御端末100、又はコンテンツ提供装置300との間で情報を送受信するための通信手段として構成される。また、遠距離通信部206は、自機器が位置する空間領域の内部又は外部に位置する他の機器又は装置との間で情報を送受信することが可能な通信手段であってもよい。
(コンテンツ再生処理部210、再生部212)
コンテンツ再生処理部210は、遠距離通信部206を介してコンテンツ提供装置300から受信したコンテンツをレンダリング処理する処理手段である。コンテンツ再生処理部210は、レンダリング処理された出力信号を再生部212に出力する。再生部212では、コンテンツ再生処理部210によりレンダリング処理された出力信号をユーザに対して出力する。再生部212は、例えば、動画コンテンツや静止画コンテンツの出力に適した表示装置であるか、或いは音声コンテンツの出力に適したオーディオ装置等である。
以上、本実施形態に係る再生機器200の機能構成について説明した。上記の通り、再生機器200は、近距離通信部202を介して再生制御端末100と通信することで、自機器が再生制御端末100が位置する空間領域内に位置していることが自動的に規定される。つまり、近距離通信部202を介して通信している再生制御端末100又は他の再生機器200が自機器と同じ空間領域内に位置していることになる。従って、近距離通信部202を介して受信した探索コマンドに基づいて機器通知コマンドを発信することにより、それを受信した機器又は端末との間で空間領域の情報を共有することが可能になる。
[コンテンツ提供装置300の機能構成]
次に、図4を参照しながら、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300の機能構成について説明する。図4は、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300の機能構成を示す説明図である。
図4に示すように、コンテンツ提供装置300は、主に、遠距離通信部302と、再生制御部304と、コンテンツ記憶部306と、管理機能ブロック310とにより構成される。また、管理機能ブロック310は、主に、登録機器リスト生成部312と、対応機器リスト生成部314と、機器選択部316と、機器リスト記憶部318とにより構成される。尚、コンテンツ記憶部306、及び機器リスト記憶部318は、一の記憶部により構成されていてもよい。
(遠距離通信部302)
遠距離通信部302は、少なくとも再生制御端末100、及び再生機器200との間で情報を送受信するためのネットワークを形成する通信手段である。例えば、遠距離通信部302は、IEEE802.11等の無線通信手段、又は有線ネットワークを介して再生制御端末100、又は再生機器200との間で情報を送受信するための通信手段として構成される。尚、遠距離通信部302は、機器情報取得部の一例である。
(再生制御部304、コンテンツ記憶部306)
再生制御部304は、遠距離通信部302を介して、コンテンツ記憶部306に格納されたコンテンツを再生機器200に提供して再生させるための制御手段である。このとき、再生制御部304は、後述する機器選択部316により選択された再生機器200に対してコンテンツを提供して再生させる。コンテンツ記憶部306は、例えば、動画コンテンツ、静止画コンテンツ、及び音楽コンテンツ等を格納するための記憶部である。尚、図4には明示されていないが、広域ネットワークを介して配信される放送コンテンツがコンテンツ記憶部306に一時的に格納されて、再生制御部304により、所定の再生機器200に提供される構成に変形することも可能である。
尚、再生機器200へのコンテンツ伝送処理は、例えば、DLNA Guideline Version 1.5の2 Box Push System Usageに沿った制御により実現することが可能である。また、再生制御部304は、必要に応じてWake On Lan等の技術を用いて再生機器200を通信可能な状態にしてもよい。
(登録機器リスト生成部312)
登録機器リスト生成部312は、遠距離通信部302を介して受信した機器登録コマンドから再生機器200のID情報と素性情報とを取得する。登録機器リスト生成部312は、機器登録コマンドに含まれる一又は複数のID情報を1つのグループとして登録機器リスト(L)に格納する。機器登録コマンドに含まれるID情報は、再生制御端末100が近距離通信部106を用いて検出した再生機器200に対応するものである。従って、そのID情報は、再生制御端末100が位置する空間領域内の再生機器200に対応するものである。つまり、登録機器リスト生成部312は、機器登録コマンドに応じて再生機器200のID情報を登録することで、空間領域毎に再生機器200を分類して記憶することができる。
このとき、登録機器リスト生成部312は、ID情報に対応する再生機器200にアクセスし、各再生機器200がレンダリング可能な信号形式を検出する。例えば、登録機器リスト生成部312は、UPnPのConnection Manager:1 ServiceのGetProtocolInfoアクションを用いることでレンダリング可能な信号形式を検出することができる。そして、登録機器リスト生成部312は、空間領域毎に登録機器リストを生成し、ID情報に対して素性情報とレンダリング可能な信号形式とを関連付けて記憶する。尚、登録機器リストは、機器リスト記憶部318に記録される。
(登録機器リストLについて)
ここで、図5を参照しながら、登録機器リストLについて簡単に説明する。図5は、本実施形態に係る登録機器リストLの一例を示す説明図である。
図5は、図1に示す機器制御システム1000に対応する登録機器リストの例である。図5(A)は、部屋1(空間領域R)に位置する再生機器200(TV、Stereo)に対応する登録機器リストである。図5(B)は、部屋2(空間領域R)に位置する再生機器200(TV、TV)に対応する登録機器リストである。但し、TVのID情報=001、StereoのID情報=002、TVのID情報=003、TVのID情報=004であると仮定する。
ユーザは、部屋1にあるTVとStereoとを登録する場合、再生制御端末100を部屋1内で操作して全ての機器から機器通知コマンドを取得する。そして、ユーザは、登録処理の完了操作を実行し、コンテンツ提供装置300に対して機器登録コマンドを送信する。すると、登録機器リスト生成部312は、その機器登録コマンドを取得し、その中に記載されたTVのID情報とStereoのID情報とを1つのグループとして登録する。このとき、登録機器リスト生成部312は、各機器がレンダリング可能な信号形式の情報を併せて登録機器リストに記載する。このようにして生成された登録機器リストが図5(A)である。このリストを参照すると、ID情報=001に対応付けられて、素性情報=TVと、レンダリング可能な信号形式=MPEG2−TS,JPEGとが関連付けて登録されていることが分かる。同様に、ユーザが部屋2に再生制御端末100を移動させて登録処理を実行すると、図5(B)のような登録機器リストが生成される。
(対応機器リスト生成部314)
再び図4を参照する。対応機器リスト生成部314は、登録機器リスト生成部312により生成された登録機器リスト(L)に基づいて対応機器リスト(L)を生成する。対応機器リスト(L)とは、コンテンツの種類に対応付けて再生機器200を分類したリストである。例えば、対応機器リストとは、図6に示すように、動画コンテンツの再生に対応する再生機器200をリストアップした動画対応機器リスト、静止画コンテンツの再生に対応する再生機器200をリストアップした静止画対応機器リスト、音楽コンテンツの再生に対応する再生機器200をリストアップした音楽対応機器リストを挙げ、それぞれ対応する再生機器200のID情報をリストにしたものである。
尚、対応機器リスト生成部314は、登録機器リスト毎に対応機器リストを生成する。例えば、図6(A)は図5(A)の登録機器リストに対応し、図6(B)は図5(B)の登録機器リストに対応する。従って、空間領域毎に対応機器リストが生成される。尚、対応機器リストは、機器リスト記憶部318に記録される。
(対応機器リストLについて)
図6(A)を参照すると、動画対応機器リストには、部屋1にある機器の中で、動画再生に対応するTV(ID情報=001)だけが登録されている。また、TVは、静止画の再生にも対応するため(図5(A)を参照)、静止画対応機器リストにも登録されている。一方、部屋1にある機器の中で、音楽再生に対応する機器はStereoだけであるため(図5(A)を参照)、音楽対応機器リストには、Stereo(ID情報=002)だけが登録されている。同様に、部屋2に関する図6(B)の対応機器リストを参照すると、動画対応機器リストにはTV(ID情報=003)とTV(ID情報=004)とが登録され、静止画対応機器リストにはTVのみが登録されている。一方、音楽対応機器リストには、何も登録されていない。
尚、コンテンツ提供装置300が信号形式を変換するコード変換機能を有している場合、その変換出力を考慮して対応機器リストを生成することも可能である。例えば、コンテンツ提供装置300が音楽信号を動画信号に変換することが可能であれば、動画コンテンツの再生が可能な機器を音楽対応機器リストに記載してもよい。このような拡張は、再生機器200を選択する幅を広げ、ユーザの利便性を大きく向上させることが可能になる。
(機器選択部316)
再び図4を参照する。機器選択部316は、機器リスト記憶部318に記録された登録機器リスト、又は対応機器リストを参照して、コンテンツに適合する再生機器200を選択する。まず、機器選択部316は、再生制御端末100から受信したコンテンツ特定情報に基づいてコンテンツを特定する。次いで、機器選択部316は、特定されたコンテンツの種類又は信号形式を確認する。このとき、機器選択部316は、例えば、図示しないコンテンツ・データベースを参照してコンテンツの種類又は信号形式を確認することができる。次いで、機器選択部316は、コンテンツ特定情報と共に通知された再生機器200のID情報がどのグループ(空間領域)に属するかを特定する。このとき、機器選択部316は、登録機器リスト、又は対応機器リストを参照してグループを特定してもよい。尚、機器選択部316は、領域特定部、又は機器選択部の一例である。
そして、機器選択部316は、特定されたグループに属する再生機器200の中から、そのコンテンツをレンダリング可能な再生機器200を選択する。このとき、機器選択部316は、登録機器リスト、又は対応機器リストを参照し、コンテンツに適合する再生機器200を選択する。コンテンツに適合する再生機器200が複数存在する場合、機器選択部316は、再生制御端末100により設定された優先度に基づいて選択する。このとき、機器選択部316は、再生機器200が実際にコンテンツの信号形式に対応しているか、或いは、その再生機器200が利用可能であるかについて確認してもよい。その結果、コンテンツの再生に適合する再生機器200が選択された場合、その再生機器200が再生制御部304により再生制御されてコンテンツが再生される。但し、コンテンツに適合する再生機器200が検出できない場合、機器選択部316は、再生制御端末100に対してエラー通知を伝送する。
以上、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300の機能構成について説明した。上記の構成を適用すると、再生機器200を空間領域毎にグループ化して登録することが可能になる。また、再生制御端末100により指定されたコンテンツに適合する再生機器200を適切な空間領域内に存在する再生機器200の中から選択することが可能になる。その結果、ユーザがコンテンツに適合する再生機器200を指定することなく、各機器リストに基づいてユーザが居る空間領域内の再生機器200が自動的に選択されうる。
[機器制御方法]
次に、図7〜図16を参照しながら、本実施形態に係る機器制御方法について説明する。
(再生制御端末100による登録処理方法)
まず、図7を参照しながら、本実施形態に係る再生制御端末100による登録処理方法について説明する。図7は、本実施形態に係る再生制御端末100による登録処理方法を示す説明図である。
図7に示すように、再生制御端末100は、初期化のため、記憶している再生機器200のID情報と素性情報とがある場合に、そのID情報と素性情報とを消去する(S102)。次いで、探索コマンド発信部104は、探索コマンドを発信する(S104)。次いで、再生制御端末100は、機器通知コマンドを受信したか否かを判断する(S106)。機器通知コマンドを受信した場合、再生制御端末100は、ステップS108の処理に進行する。一方、機器通知コマンドを受信していない場合、再生制御端末100は、ステップS114の処理に進行する。
ステップS108において、再生制御端末100は、同じID情報が含まれる機器通知コマンドを既に受信し、記憶したか否かを判断する(S108)。同じID情報が含まれる機器通知コマンドを受信した場合、再生制御端末100は、ステップS114の処理に進行する。一方、同じID情報が含まれる機器通知コマンドを受信していない場合、再生制御端末100は、ステップS110の処理に進行する。
ステップS110において、再生制御端末100は、機器通知コマンドに含まれるID情報と素性情報とを記憶する(S110)。次いで、再生制御端末100は、機器通知コマンドに含まれる素性情報を表示部112に表示する(S112)。次いで、再生制御端末100は、探索コマンドを発信した後の経過時間が所定時間よりも大きいか否かを判断する(S114)。探索コマンド発信後の経過時間が所定時間よりも大きい場合、再生制御端末100はステップS116の処理に進行する。一方、探索コマンド発信後の経過時間が所定時間よりも小さい場合、再生制御端末100はステップS106の処理に進行する。
ステップS116において、再生制御端末100は、再生機器200を登録するための登録モードを終了するか否かを判断する(S116)。登録モードを終了する場合、再生制御端末100は、ステップS118の処理に進行する。一方、登録モードを終了しない場合、再生制御端末100は、ステップS104の処理に進行する。
ステップS118において、再生制御端末100は、前段において記録されたID情報が存在するか否かを判断する(S118)。記録されたID情報が存在する場合、再生制御端末100は、ステップS120の処理に進行する。一方、記録されたID情報が存在しない場合、再生制御端末100は、再生機器200の登録処理を終了する。
ステップS120において、再生制御端末100は、ID情報と素性情報とのリストをコンテンツ提供装置300に送信する(S120)。次いで、再生制御端末100は、エラー応答を受信したか否かを判断する(S122)。エラー応答を受信した場合、再生制御端末100は、ステップS124の処理に進行する。一方、エラー応答を受信していない場合、再生制御端末100は、再生機器200の登録処理を終了する。
ステップS124において、再生制御端末100は、エラー処理を実行する(S124)。ここで、このエラー処理について図8を参照しながら、より詳細に説明する。図8は、エラー処理方法の詳細を示す説明図である。
図8に示すように、再生制御端末100は、エラー通知(又はエラー応答)に含まれる素性情報を表示部112にリスト表示する(S142)。次いで、再生制御端末100は、ユーザに対して再生機器200の登録処理を再開するか否かを判断させる(S144)。登録処理を再開する場合、再生制御端末100は、エラー処理コードを「登録再開」に設定する(S150)。一方、登録処理を再開しない場合、再生制御端末100は、エラー処理コードを「強行」に設定する(S146)。次いで、再生制御端末100は、エラー処理コードをコンテンツ提供装置300に送信する(S148)。このようにして、エラー処理が実行される。
再び図7を参照する。ステップS124においてエラー処理が実行された後、再生制御端末100は、エラー処理コードが「登録再開」であるか否かを判断する(S126)。エラー処理コードが「登録再開」である場合、再生制御端末100は、ステップS104の処理に進行する。一方、エラー処理コードが「登録再開」でない場合、再生制御端末100は、再生機器200の登録処理を終了する。
以上、本実施形態に係る再生制御端末100による登録処理方法について説明した。また、その登録処理方法に含まれるエラー処理方法についても説明した。
(再生機器200による登録処理方法)
次に、図9を参照しながら、本実施形態に係る再生機器200における登録処理方法について説明する。図9は、本実施形態に係る再生機器200における登録処理方法を示す説明図である。
図9に示すように、再生機器200は、受信した探索コマンドから再生制御端末100のアドレス情報を抽出する(S202)。次いで、再生機器200は、機器通知コマンドを再生制御端末100に送信する(S204)。
以上、本実施形態に係る再生機器200における登録処理方法について説明した。
(コンテンツ提供装置300による登録処理方法)
次に、図10を参照しながら、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300による登録処理方法について説明する。図10は、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300による登録処理方法を示す説明図である。
図10に示すように、コンテンツ提供装置300は、再生制御端末100から受信したID情報と素性情報とが含まれるリストを抽出する(S302)。次いで、コンテンツ提供装置300は、抽出したリストに含まれるID情報の中に、一部でもID情報が含まれる登録済みグループを抽出する(S304)。つまり、コンテンツ提供装置300は、既に登録されたグループ毎のID情報を参照し、その一部又は全部が今次受信したリストのID情報に含まれているグループを抽出する。
次いで、コンテンツ提供装置300は、リスト中に、全てのID情報が含まれる登録済みグループが存在するか否かを判断する(S306)。つまり、コンテンツ提供装置300は、既に登録されたグループ毎のID情報を参照し、全ID情報がリストに含まれるグループを検出する。そのようなグループが存在する場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS308の処理に進行する。一方、そのようなグループが存在しない場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS310の処理に進行する。
ステップS308において、コンテンツ提供装置300は、全ID情報がリスト中に含まれる登録済みグループを全て削除する(S308)。次いで、コンテンツ提供装置300は、リスト中に、ID情報が一部含まれる登録済みグループが存在するか否かを判断する(S310)。そのような登録済みグループが存在する場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS316の処理に進行する。一方、そのような登録済みグループが存在しない場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS312の処理に進行する。
ステップS312の処理において、コンテンツ提供装置300は、リストに記載されたID情報と素性情報とを新たなグループとして登録する(S312)。この登録処理の詳細については後述する。次いで、コンテンツ提供装置300は、正常応答を再生制御端末100に送信する(S314)。次いで、コンテンツ提供装置300は、登録処理を終了する。
一方、ステップS316において、コンテンツ提供装置300は、該当グループに含まれるが、リスト中に記載がないID情報を全て抽出する(S316)。次いで、コンテンツ提供装置300は、抽出したID情報群に対応する素性情報とエラー応答とを再生制御端末100に送信する(S318)。次いで、コンテンツ提供装置300は、エラー処理コードを受信したか否かを判断する(S320)。エラー処理コードを受信した場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS322の処理に進行する。一方、エラー処理コードを受信していない場合、コンテンツ提供装置300は、ステップ320の処理を繰り返し実行してエラー処理コードの受信に備える。
ステップS322において、コンテンツ提供装置300は、エラー処理コードが「登録再開」であるか否かを判断する(S322)。エラー処理コードが「登録再開」である場合、コンテンツ提供装置300は現在のリストに基づく登録処理を終了する。一方、エラー処理コードが「登録再開」でない場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS324に進行する。
ステップS324において、コンテンツ提供装置300は、リストに記載されたID情報を登録済みグループから削除する(S324)。次いで、コンテンツ提供装置300は、リストに記載されたID情報と素性情報とを新たなグループとして登録する(S326)。次いで、コンテンツ提供装置300は登録処理を終了する。
(コンテンツ提供装置300による新グループ追加登録方法)
ここで、図11を参照しながら、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300による新グループの追加登録方法について説明する。この方法は、図10のステップS312、S326の処理に対応する。図11は、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300による新グループの追加登録方法を示す説明図である。
図11に示すように、コンテンツ提供装置300は、リストに記載されたID情報を1つ選択する(S332)。次いで、コンテンツ提供装置300は、選択されたID情報を有する再生機器200に対し、対応可能な信号形式を問い合わせる(S334)。次いで、コンテンツ提供装置300は、ID情報、素性情報、対応可能な信号形式の情報を関連付けて、今回のリストに対応する新たなグループに追加登録する(S336)。
次いで、コンテンツ提供装置300は、そのグループに属する再生機器200を選択し、動画コンテンツのレンダリングが可能であるか否かを判断する(S338)。動画コンテンツのレンダリングが可能である場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS340に進行し、そのID情報を新グループの動画対応機器リストに追加する(S340)。一方、コンテンツ提供装置300は、そのID情報の再生機器200が動画コンテンツのレンダリングに対応していない場合、ステップS342の処理に進行する。
ステップS342において、コンテンツ提供装置300は、その再生機器200に対し、静止画コンテンツのレンダリングが可能であるか否かを判断する(S342)。静止画コンテンツのレンダリングが可能である場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS344に進行し、そのID情報を新グループの静止画対応機器リストに追加する(S344)。一方、コンテンツ提供装置300は、そのID情報の再生機器200が静止画コンテンツのレンダリングに対応していない場合、ステップS346の処理に進行する。
ステップS346において、コンテンツ提供装置300は、その再生機器200に対し、音楽コンテンツのレンダリングが可能であるか否かを判断する(S346)。音楽コンテンツのレンダリングが可能である場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS348に進行し、そのID情報を新グループの音楽対応機器リストに追加する(S348)。一方、コンテンツ提供装置300は、そのID情報の再生機器200が音楽コンテンツのレンダリングに対応していない場合、ステップS350の処理に進行する。
次いで、コンテンツ提供装置300は、リストに記載された全てのID情報の処理が完了したか否かを判断する(S350)。全てのID情報に関する処理が完了した場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS352の処理に進行する。一方、全てのID情報に関する処理が完了していない場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS332の処理に進行する。
ステップS352において、コンテンツ提供装置300は、新グループに登録した再生機器200の中で、動画出力に用いる再生機器200について、使用優先度を設定する(S352)。次いで、コンテンツ提供装置300は、静止画出力に用いる再生機器200の優先度を設定する(S354)。次いで、コンテンツ提供装置300は、音楽出力に用いる再生機器200の優先度を設定する(S356)。次いで、コンテンツ提供装置300は、新グループの追加処理を終了する。尚、上記の優先度設定方法の詳細については後段において説明する。
(再生制御端末100による優先度設定方法)
次に、図12を参照しながら、本実施形態に係る再生制御端末100による優先度設定方法について説明する。図12は、本実施形態に係る再生制御端末100による優先度設定方法を示す説明図である。
図12に示すように、再生制御端末100は、機器リストに含まれる全てのID情報と素性情報とを受信する(S162)。次いで、再生制御端末100は、受信した素性情報を表示部112に一覧表示する(S164)。次いで、再生制御端末100は、優先順位番号を1に初期化する(S166)。次いで、再生制御端末100は、再生機器200が選択されたか否かを判断する(S168)。再生機器200が選択された場合、再生制御端末100は、ステップS170の処理に進行する。一方、再生機器200が選択されていない場合、再生制御端末100は、再びステップS168を繰り返し処理して再生機器200の選択を待つ。
ステップS170において、再生制御端末100は、選択された再生機器200のID情報に関連付けて優先順位番号を記憶する(S170)。次いで、再生制御端末100は、選択された再生機器200の素性情報を一覧から削除する(S172)。次いで、再生制御端末100は、優先順位番号に1を加算する(S174)。次いで、再生制御端末100は、全ての再生機器200に優先順位を設定したか否かを判断する(S176)。全ての再生機器200に優先順位が設定されている場合、再生制御端末100は、ステップS178の処理に進行する。一方、優先順位が設定されていない再生機器200がある場合、再生制御端末100は、ステップS168の処理に進行する。
ステップS178において、再生制御端末100は、全てのID情報と優先順位番号とをコンテンツ提供装置300に送信する(S178)。そして、再生制御端末100は、優先度設定処理を終了する。
(コンテンツ提供装置300における優先度設定方法)
次に、図13を参照しながら、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300における優先度設定方法について説明する。図13は、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300における優先度設定方法を示す説明図である。
図13に示すように、コンテンツ提供装置300は、登録機器リストが空か否かを判断する(S358)。空である場合、コンテンツ提供装置300は、優先度設定処理を終了する。一方、空でない場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS360の処理に進行する。
ステップS360において、コンテンツ提供装置300は、登録機器リストに含まれるID情報が1つであるか否かを判断する(S360)。ID情報が1つである場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS368の処理に進行する。一方、ID情報が1つでない場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS362の処理に進行する。
ステップS368において、コンテンツ提供装置300は、ID情報に優先順位番号1を関連付けて記憶する(S368)。そして、コンテンツ提供装置300は、優先度設定処理を終了する。
ステップS362において、コンテンツ提供装置300は、機器リストに含まれる全てのID情報と素性情報とを再生制御端末100に送信する(S362)。次いで、コンテンツ提供装置300は、各ID情報の優先順位番号を受信する(S364)。次いで、コンテンツ提供装置300は、機器リストに含まれる各ID情報と優先順位番号とを関連付けて記憶する(S366)。そして、コンテンツ提供装置300は、優先度設定処理を終了する。
以上、本実施形態に係る再生機器200の登録処理方法について説明した。上記の方法を用いて登録された再生機器200のリストを利用すると、再生制御端末100からコンテンツを指定することにより、コンテンツ提供装置300が自動的にそのコンテンツに適合する再生機器200を選択することができるようになる。特に、再生制御端末100が位置する空間領域内の再生機器200から、コンテンツに適合する再生機器200が自動的に選択されるように構成される。以下、コンテンツの再生処理に係る制御方法について説明する。
(再生制御端末100による再生制御方法)
次に、図14を参照しながら、本実施形態に係る再生制御端末100による再生制御方法について説明する。図14は、本実施形態に係る再生制御端末100による再生制御方法を示す説明図である。
図14に示すように、再生制御端末100は、コンテンツ提供装置300からコンテンツリストを取得する(S182)。このコンテンツリストは、コンテンツ提供装置300が保持するコンテンツに関するものであってもよいし、コンテンツ提供装置300が提供可能な放送コンテンツのコンテンツリスト等であってもよい。次いで、再生制御端末100は、コンテンツの情報を表示部112に一覧表示する(S184)。次いで、再生制御端末100は、コンテンツが選択されたか否かを判断する(S186)。コンテンツが選択された場合、再生制御端末100は、ステップS188の処理に進行する。一方、コンテンツが選択されていない場合、再生制御端末100は、ステップS186の処理を繰り返し、コンテンツが選択されるのを待つ。
ステップS188において、再生制御端末100は、探索コマンドを送信する(S188)。次いで、再生制御端末100は、機器通知コマンドを受信したか否かを判断する(S190)。機器通知コマンドを受信した場合、再生制御端末100は、ステップS192の処理に進行する。一方、機器通知コマンドを受信していない場合、再生制御端末100は、ステップS188の処理に進行し、再び探索コマンドを送信する。
ステップS192の処理において、再生制御端末100は、選択されたコンテンツと機器通知コマンドに含まれるID情報とをコンテンツ提供装置300に通知する(S192)。次いで、再生制御端末100は、エラー通知を受信したか否かを判断する(S194)。エラー通知を受信した場合、再生制御端末100は、ステップS196の処理に進行し、表示部112にエラーを表示する(S196)。一方、エラー通知を受信しない場合、再生制御端末100は、コンテンツの再生制御を終了する。
(コンテンツ提供装置300による再生制御方法)
次に、図15を参照しながら、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300による再生制御方法について説明する。図15は、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300による再生制御方法を示す説明図である。
図15に示すように、コンテンツ提供装置300は、選択されたコンテンツを特定し、機器通知コマンドで通知されたID情報を抽出する(S370)。次いで、コンテンツ提供装置300は、選択されたコンテンツの種類や信号形式等の属性を特定する(S372)。次いで、コンテンツ提供装置300は、機器通知コマンドで通知されたID情報が含まれるグループを特定する(S374)。次いで、コンテンツ提供装置300は、コンテンツの属性と特定されたグループの情報に基づいて、出力先となる再生機器200を特定する(S376)。この特定処理方法の詳細については後述する。
次いで、コンテンツ提供装置300は、出力先となる再生機器200の特定に失敗したか否かを判断する(S378)。再生機器200の特定に失敗した場合、コンテンツ提供装置300は、再生制御端末100に対してエラー通知を送信する(S382)。一方、再生機器200の特定に成功した場合、コンテンツ提供装置300は、出力先の再生機器200にコンテンツを伝送して再生させる(S380)。そして、コンテンツ提供装置は、コンテンツの再生制御処理を終了する。
(コンテンツ提供装置300による機器特定方法)
次に、図16を参照しながら、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300による機器特定方法について説明する。図16は、本実施形態に係るコンテンツ提供装置300による機器特定方法を示す説明図である。
図16に示すように、コンテンツ提供装置300は、所定のグループに対応し、コンテンツの属性に適応する対応機器リストを特定する(S384)。次いで、コンテンツ提供装置300は、優先順位番号を0に初期化する(S386)。次いで、コンテンツ提供装置300は、優先順位番号に1を追加する(S388)。次いで、コンテンツ提供装置300は、優先順位番号に対応する再生機器200が対応機器リストの中に存在するか否かを判断する(S390)。対応機器リストの中に存在する場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS392の処理に進行する。一方、対応機器リストの中に存在しない場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS398の処理に進行する。
ステップS398において、コンテンツ提供装置300は、出力先となる再生機器200の特定に失敗したものと判断する(S398)。そして、コンテンツ提供装置300は、再生機器200の特定処理を終了する。
ステップS392において、コンテンツ提供装置300は、その優先順位番号に対応する再生機器200が利用可能な状態にあるか否かを判断する(S392)。利用可能である場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS394の処理に進行する。一方、利用可能ではない場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS388の処理に進行する。
ステップS394において、コンテンツ提供装置300は、その再生機器200がコンテンツの信号形式に対応しているか否かを判断する(S394)。コンテンツの信号形式に対応している場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS396の処理に進行する。一方、コンテンツの信号形式に対応していない場合、コンテンツ提供装置300は、ステップS388の処理に進行する。
ステップS396において、コンテンツ提供装置300は、その再生機器200を出力先に決定する(S396)。そして、コンテンツ提供装置300は、再生機器200の特定処理を終了する。
以上、本実施形態に係るコンテンツの再生制御方法について説明した。上記の方法を適用すると、ユーザによる再生制御端末100の操作によりコンテンツが指定されると、ユーザが位置する空間領域内の再生機器200の中から、そのコンテンツに適合する再生機器200が選択されて再生される。このように、本実施形態を適用すると、ユーザにとって非常に利便性の高いコンテンツ再生システムが実現される。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。但し、上記の第1実施形態と実質的に同一の構成要素については同一の符号を付することにより重複した説明を省略し、相違する構成要素についてのみ詳細に説明する。本実施形態の特徴は、上記の第1実施形態に係る再生機器200が備える近距離通信部202を有しない再生機器20であっても、上記の機器制御方法を適用可能にした点にある。
[機器制御システム2000のシステム構成]
まず、図17を参照しながら、本実施形態に係る機器制御システム2000のシステム構成について説明する。図17は、本実施形態に係る機器制御システム2000のシステム構成を示す説明図である。
図17を参照すると、機器制御システム2000は、主に、再生機器20と、再生制御端末100と、通信機器250と、再生機器270と、コンテンツ提供装置300とにより構成される。尚、通信機器250は、上記の第1実施形態に係る再生機器200において、コンテンツ再生処理部210、及び再生部212を有しないものと構成上、実質的に同一である。さらに、再生機器270についても、上記の第1実施形態に係る再生機器200と実質的に同一の構成を有する。
但し、通信機器250、及び再生機器270は、機器情報通知部208に対応する機能を有し、その機能を利用して同じ空間領域内にある再生機器20の情報をコンテンツ提供装置300に通知できる点で若干相違している。そして、通信機器250、又は再生機器270が前記の相違点を有するが故に、近距離通信部202を備えていない再生機器20についても、上記の第1実施形態と実質的に同一の機器制御方法が適用できるのである。そこで、この相違点について、より詳細に説明する。この相違点は、以下に示すように、再生制御端末100における機器登録方法に現れる。
(再生制御端末100による機器登録方法)
図18を参照しながら、本実施形態に係る再生制御端末100による機器登録方法について説明する。図18は、本実施形態に係る再生制御端末100による機器登録方法を示す説明図である。但し、図18は、当該機器登録方法の全体を説明するものではなく、図7に示した説明図のステップS116とステップS118との間に挿入されて完成される。従って、図7に関する説明を併せて参照されたい。
図18に示すように、再生制御端末100は、短距離通信に非対応な再生機器20のリストをコンテンツ提供装置300に要求する(S130)。次いで、再生制御端末100は、短距離通信に非対応な再生機器20が存在するか否かを判断する(S132)。非対応機器が存在する場合、再生制御端末100は、ステップS134の処理に進行する。一方、非対応機器が存在しない場合、再生制御端末100は、機器登録処理を終了する。
ステップS134において、再生制御端末100は、非対応機器のリストを表示部112に表示する(S134)。次いで、再生制御端末100は、ユーザの操作に応じて機器登録処理を終了するか否かを判断する(S136)。機器登録処理を終了する場合、再生制御端末100は、機器登録処理を終了する。一方、機器登録処理を終了しない場合、再生制御端末100は、ステップS138の処理に進行し、再生機器20が指定されたか否かを判断する(S138)。再生機器20が指定された場合、再生制御端末100は、ステップS140の処理に進行する。一方、再生機器20が指定されない場合、再生制御端末100は、ステップS136の処理に進行する。
ステップS140において、再生制御端末100は、指定された再生機器20のID情報と素性情報とを記憶する(S140)。次いで、再生制御端末100は、ステップS136の処理に進行する。
上記のように、近距離通信部202を有しない再生機器20が接続されていても、コンテンツ提供装置300から、当該再生機器20の情報を取得して利用することにより、近距離通信機能の有無に関わらず所定の空間領域内の機器を活用することが可能になる。また、近距離通信に対応する機器と非対応の機器とを纏めて1つのグループとして処理することもできる。
(具体例及び変形例)
ここで、本実施形態に係る機器制御システム2000を適用可能な具体的なケース、又は変形例について考察する。
図17に示すように、通信機器250として、コンテンツのレンダリング機能を一切持たないヴァーチャル・クライアント機器を部屋1に置く例を考える。この例では、少なくとも通信機器250だけが近距離通信(例えば、赤外線通信)のコマンドを受信できる位置に設置されていればよい。つまり、近距離通信部202を有しない再生機器20はもちろんのこと、再生機器270も登録時を除き、赤外線を受信できなくてもよい。その結果、再生機器20及び再生機器270の設置に関する自由度を大きく高めることができる。
また、この考え方を更に進め、再生機器20の登録に赤外線通信を使わない方法も考えられる。そもそも、通信機器250と部屋内の再生機器20とを1つのグループとしてコンテンツ提供装置300に登録できればよい。そこで、例えば、登録モードで通信機器250を再生制御端末100の表示部112に表示させた後、再生制御端末100と再生機器20とを任意の通信手段で通信させてコンテンツ提供装置300に登録させる登録方法も変形例として可能である。また、具体的な通信手段として、FeliCaやUWB等の近接通信技術を利用してもよい。
他の例として、再生制御端末100の表示部112にネットワーク上にある全ての再生機器20をリスト表示し、1つずつユーザに選択させるという方法も考えられる。この場合、ネットワーク通信以外の通信手段を必要としないため、再生機器20として、一般的なDLNAにおけるDMRを利用することが可能になる。また、DLNAに対応する機器を利用することにより、ユーザに機器リストを示す際にfriendlyNameやアイコン等を用いることができる。
ところで、近距離通信に対する対応機器と非対応機器とは、例えば、UPnPのDiscovery機能を用いた処理により判別できるように、Device Capabilityのタグを用意するとよい。実際には、赤外線登録に対応する機器だけがこのタグを有していればよい。
また、コンテンツ提供装置300は、UPnPのDiscovery機能の処理において、赤外線登録に非対応の再生機器20のリストを記憶しておいてもよい。この処理により、再生制御端末100から再生機器20のリストを要求された際に、再生機器20のID情報と素性情報(friendlyName)とをすぐに渡すことができる。
また、非対応機器のリストから部屋内の機器を選択する際、過去の登録内容から機器の候補を示してもよい。例えば、他の部屋で新たな非対応機器を追加登録する場合、赤外線登録の段階で通信機器250(Virtual Client)を検知し、過去の登録処理において既にグループ化されている再生機器20を候補として再生制御端末100に表示させてもよい。その結果、登録処理をより容易にすることができる。
また、上記の説明において、暗にコンテンツ提供装置300が1つのシステム構成を想定していたが、複数のコンテンツ提供装置300を含むシステム構成に対しても上記の実施形態に係る技術を適用することができる。そのために、例えば、一のコンテンツ提供装置300が有する管理機能ブロック310のみを有効にして処理を一元化する方法が考えられる。
この方法を適用すると、管理機能ブロック310が有効に設定されたコンテンツ提供装置300以外のコンテンツ提供装置300が保持するコンテンツを再生する際に、その管理機能ブロック310は、DLNA 1.5の3Box System UsageにおけるDMCの役割を果たすことになる。つまり、管理機能ブロック310は、DMSに相当するコンテンツ提供装置300からDMRに相当する再生機器20へのストリーミング再生を制御する機能に相当する。この場合、管理機能ブロック310を1つの機能としてコンテンツ提供装置300の外部装置として構成することも可能である。例えば、再生制御端末100に管理機能ブロック310を含める構成なども考えられる。
他の例として、有効な管理機能ブロック310に優先順位を付け、一の管理機能ブロック310をマスターとし、他の管理機能ブロック310をスレーブとする方法が考えられる。後者の例では、登録処理をマスターの管理機能ブロック310が実行し、その登録情報をスレーブの管理機能ブロック310と共有化又は同期処理することで、コンテンツ再生に係る処理を協働して実現することが可能になる。
以上、本発明の好適な実施形態に係る機器制御システム、及び機器制御方法について詳細に説明した。上記の実施形態を適用することにより、ユーザは、利用したいコンテンツを選択するだけで、ユーザが居る場所(空間領域)にある機器の中から、適切な機器が選択されてコンテンツを楽しむことができるようになる。また、操作手順がシンプルになる上に、利用する機器によって異なる操作を覚える必要もなくなるため、どのようなユーザにも容易に利用することが可能なネットワークシステムが実現できる。
[応用例]
ここで、本実施形態に係る技術を基板として実現可能な応用例について説明する。
(再生機器200の切り替え処理方法)
まず、再生機器200の切り替え処理方法について説明する。再生制御端末100から再生機器200の切り替えが指示されると、再生制御端末100は探索コマンドを発信する。そして、再生制御端末100は、その探索コマンドに応じて発信された機器通知コマンドを取得し、その機器通知コマンドに含まれるID情報をコンテンツ提供装置300に送信する。
次いで、コンテンツ提供装置300は、そのID情報を受信し、そのID情報を保持する機器と同じグループに登録された再生機器200の素性情報とID情報とを再生制御端末100に対して全て送信する。再生制御端末100は、受信した再生機器200の素性情報を表示部112に一覧表示して、新たな再生機器200の選択/指示を要求する。そこで、ユーザは、制御部102を通じて新たな再生機器200を選択/指示する。
ユーザにより新たな再生機器200が選択/指示されると、再生制御端末100は、その再生機器200のID情報をコンテンツ提供装置300に送信する。そして、コンテンツ提供装置300は、その時点で、再生制御端末100が位置する空間領域の再生機器200に伝送しているコンテンツの出力先を新たに指示された再生機器200に切り替える。以上の処理工程により、再生機器200の切り替え処理が実現される。
尚、上記の処理工程の中で、コンテンツ提供装置300は、再生制御端末100に再生機器200の情報を送信する際、その時点で伝送中のコンテンツを処理可能な再生機器200の情報のみを再生制御端末100に送信するようにしてもよい。また、ある空間領域Aで再生が開始された後、別の空間領域Bで再生機器200の切り替えが指示された場合、再生制御端末100には、空間領域Bの再生機器200のリストが表示されてもよく、そのリストに表示された機器に対して切り替え処理が実現されてもよい。
さらに、上記の切り替え処理工程において、コンテンツ提供装置300は、再生制御端末100からコンテンツの再生が要求された際に、その再生制御端末100のID情報を記憶しておいてもよい。そうすると、コンテンツ提供装置300は、更に再生機器200の切り替え要求を受けた場合に、その要求元の再生制御端末100のID情報とマッチングを取ることによって、複数の再生制御端末100が存在する状況下でも正しく切り替え処理を実現することが可能になる。
(再生機器200が存在しない場所における利用方法)
次に、再生機器200が存在しない場所における利用方法について説明する。再生制御端末100によりコンテンツの再生操作が実行された際に、再生制御端末100が発信した探索コマンドを受信して機器通知コマンドを返送すべき再生機器200が存在しない場合がある。そのような場合でも、例えば、再生制御端末100自体が再生機器200の機能を兼ね備えているようなケースが考えられ、その再生制御端末100がコンテンツを受信するといった応用例も実現可能である。例えば、探索コマンドが送信された後、所定の時間、機器通知コマンドが受信されない場合に、再生制御端末100は、コンテンツ提供装置300に対して、自端末を再生機器200と看做してコンテンツを提供するように要求することも可能である。
(コンテンツのCatch方法)
次に、コンテンツのCatch方法について説明する。例えば、ある空間領域内の再生機器200を用いてコンテンツが再生されている最中に、再生機器200の機能を備える再生制御端末100によりコンテンツのCatchが指示された場合を考える。このような場合、その再生制御端末100は、自端末を再生機器とするように、コンテンツ提供装置300に対して再生機器の切り替えを要求してもよい。
(コンテンツのThrow方法)
次に、コンテンツのThrow方法について説明する。例えば、再生制御端末100がコンテンツ提供装置300からコンテンツを受信して再生している際に、ユーザが、その再生制御端末100を用いて、ある空間領域内でThrowを指示した場合を考える。その場合、再生制御端末100は、その時点で受信中のコンテンツをその空間領域内の再生機器200に切り替えるようにコンテンツ提供装置300に指示する。より具体的には、受信中のコンテンツの再生時と同様の処理が実行される。但し、再生制御端末100に対するコンテンツ伝送が中断され、切り替え後の再生機器200では、その中断位置から再生が開始される。
(迅速な再生開始方法)
次に、迅速な再生開始方法について説明する。まず、再生制御端末100を用いてユーザがコンテンツのブラウズ操作を開始した段階で探索コマンドが発信される。その探索コマンドに応じて発信された機器通知コマンドが受信され、その機器通知コマンドに含まれるID情報と起動準備コマンドとが共にコンテンツ提供装置300に送信される。
コンテンツ提供装置300は、これらのID情報と起動準備コマンドとを受けて、そのID情報を保持する機器が属するグループの全ての再生機器200を半起動状態にする。次いで、ユーザは、再生制御端末100を用いて再生すべきコンテンツを決定し、そのコンテンツの再生に用いる再生機器200以外の機器の半起動状態を解除して休眠状態に戻す。上記の処理工程により、コンテンツの選択から再生開始までに要する処理時間を低減させることが可能になる。
(再生機器200のマニュアル指定方法)
次に、再生機器200をマニュアル指定する方法について説明する。例えば、再生機器200をマニュアル指定するモードに再生制御端末100が設定された場合、コンテンツ選択の際に探索コマンドに応じて発信された機器通知コマンドに含まれるID情報を保持している機器を再生機器として固定することができる。そのため、再生制御端末100は、コンテンツ提供装置300に対してコンテンツの再生を指示する際に、指定ID情報を有する再生機器200を再生先として通知する。上記の処理工程により、一時的に通常とは異なる再生機器200を用いてコンテンツを再生することが可能になる。
以上、本実施形態に係る応用例について説明した。上記の応用例を適宜組み合わせて利用することにより、本実施形態に係る各装置、機器、又は端末の機能を拡張することも可能であり、更なる格別の効果を奏することが期待できる。
[ハードウェア構成]
上記装置、機器、又は端末が有する各構成要素の機能は、例えば、図19に示すハードウェア構成を有する情報処理装置により実現することが可能である。図19は、上記装置装置、機器、又は端末の各構成要素が有する機能を実現することが可能な情報処理装置のハードウェア構成を示す説明図である。
図19に示すように、前記の情報処理装置は、主に、CPU(Central Processing Unit)902と、ROM(Read Only Memory)904と、RAM(Random Access Memory)906と、ホストバス908と、ブリッジ910と、外部バス912と、インターフェース914と、入力部916と、出力部918と、記憶部920と、ドライブ922と、接続ポート924と、通信部926とにより構成される。
CPU902は、例えば、演算処理装置又は制御装置として機能し、ROM904、RAM906、記憶部920、又はリムーバブル記録媒体928に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般又はその一部を制御する。ROM904は、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータ等を格納する。RAM906は、例えば、CPU902に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータ等を一時的又は永続的に格納する。これらの構成要素は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス908によって相互に接続されている。また、ホストバス908は、例えば、ブリッジ910を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス912に接続されている。
入力部916は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、及びレバー等の操作手段である。また、入力部916は、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントロール手段(所謂、リモコン)であってもよい。なお、入力部916は、上記の操作手段を用いて入力された情報を入力信号としてCPU902に伝送するための入力制御回路等により構成されている。
出力部918は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma DisplayPanel)、又はELD(Electro−Luminescence Display)等のディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホン等のオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、又はファクシミリ等、取得した情報を利用者に対して視覚的又は聴覚的に通知することが可能な装置である。
記憶部920は、各種のデータを格納するための装置であり、例えば、ハードディスクドライブ(HDD;Hard Disk Drive)等の磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、又は光磁気記憶デバイス等により構成される。
ドライブ922は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体928に記録された情報を読み出し、又はリムーバブル記録媒体928に情報を書き込む装置である。リムーバブル記録媒体928は、例えば、DVDメディア、Blu−rayメディア、HD−DVDメディア、コンパクトフラッシュ(CF;CompactFlash)(登録商標)、メモリースティック、又はSDメモリカード(Secure Digital memory card)等である。もちろん、リムーバブル記録媒体928は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit Card)、又は電子機器等であってもよい。
接続ポート924は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS−232Cポート、又は光オーディオ端子等のような外部接続機器930を接続するためのポートである。外部接続機器930は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、又はICレコーダ等である。
通信部926は、ネットワーク932に接続するための通信デバイスであり、例えば、有線又は無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、又はWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、又は各種通信用のモデム等である。また、通信部926に接続されるネットワーク932は、有線又は無線により接続されたネットワークにより構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、可視光通信、放送、又は衛星通信等である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記の優先度設定部116は、同種のコンテンツを再生する再生機器200が複数存在する場合に優先順位を設定してもよいが、同種のコンテンツの中で同種の信号形式に対応する再生機器200が複数存在する場合に優先順位を設定する構成でもよい。ここで言うコンテンツの種類とは、例えば、動画、静止画、音楽等の分類である。一方、信号形式とは、例えば、MPEG−2、H.264、WMV、MP3、AAC等のフォーマットのことである。
本発明の第1実施形態に係る機器制御システムの構成を示す説明図である。 同実施形態に係る再生制御端末の機能構成を示す説明図である。 同実施形態に係る再生機器の機能構成を示す説明図である。 同実施形態に係るコンテンツ提供装置の機能構成を示す説明図である。 同実施形態に係る登録機器リストの一例を示す説明図である。 同実施形態に係る対応機器リストの一例を示す説明図である。 同実施形態に係る再生制御端末による登録処理方法を示す説明図である。 同実施形態に係る再生制御端末によるエラー処理方法を示す説明図である。 同実施形態に係る再生機器による登録処理方法を示す説明図である。 同実施形態に係るコンテンツ提供装置による登録処理方法を示す説明図である。 同実施形態に係るコンテンツ提供装置による新グループの追加処理方法を示す説明図である。 同実施形態に係る再生制御端末による優先度設定処理方法を示す説明図である。 同実施形態に係るコンテンツ提供装置による優先度設定処理方法を示す説明図である。 同実施形態に係る再生制御端末による再生制御方法を示す説明図である。 同実施形態に係るコンテンツ提供装置による再生制御方法を示す説明図である。 同実施形態に係るコンテンツ提供装置による再生機器の特定方法を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る機器制御システムの構成を示す説明図である。 同実施形態に係る再生制御端末による機器登録処理方法を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る再生制御端末、再生機器、又はコンテンツ提供装置のハードウェア構成例を示す説明図である。
符号の説明
1000、2000 機器制御システム
20 再生機器
100 再生制御端末
102 制御部
104 探索コマンド発信部
106 近距離通信部
108 遠距離通信部
110 機器通知コマンド受信部
112 表示部
114 機器登録コマンド発信部
116 優先度設定部
118 コンテンツ特定情報通知部
120 エラー処理部
200、270 再生機器
202 近距離通信部
204 端末情報取得部
206 遠距離通信部
208 機器情報通知部
210 コンテンツ再生処理部
212 再生部
250 通信機器
300 コンテンツ提供装置
302 遠距離通信部
304 再生制御部
306 コンテンツ記憶部
310 管理機能ブロック
312 登録機器リスト生成部
314 対応機器リスト生成部
316 機器選択部
318 機器リスト記憶部

Claims (14)

  1. コンテンツ提供装置にコンテンツの情報を通知する制御端末であって、
    自端末が位置する空間領域内の情報機器にアクセスするための領域内通信部と、
    前記領域内通信部を用いて前記情報機器を制御し、当該情報機器の情報を通知させる機器情報通知制御部と、
    前記情報機器の情報を前記コンテンツ提供装置に通知する機器情報通知部と、
    を備え、
    前記情報機器の情報に基づいて、前記コンテンツに適合する前記情報機器が前記空間領域内に位置する情報機器の中から選択されるように前記コンテンツ提供装置を制御することを特徴とする、制御端末。
  2. 前記機器情報通知部は、前記コンテンツ提供装置に対して通知した前記情報機器の情報に基づいて前記空間領域を特定させることを特徴とする、請求項1に記載の制御端末。
  3. 前記機器情報通知部により通知された前記情報機器の情報に基づいて、前記情報機器と前記空間領域とを対応付けて登録機器リストとして登録させる機器登録制御部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の制御端末。
  4. 前記機器登録制御部は、前記情報機器を前記登録機器リストに登録させる際に、その情報機器で再生可能なコンテンツの種類を前記情報機器に対応付けて登録させることを特徴とする、請求項3に記載の制御端末。
  5. 前記機器登録制御部は、前記空間領域内にある複数の前記情報機器を前記登録機器リストに登録させる際に、その登録処理が完了するまでに通知される情報機器の情報を前記空間領域に対応するグループとして登録させることを特徴とする、請求項3に記載の制御端末。
  6. 前記機器登録制御部は、ある種類のコンテンツ又は信号形式に適合する情報機器が前記空間領域内に複数存在する場合、前記情報機器毎に優先度を指定して前記登録機器リストに登録させることを特徴とする、請求項3に記載の制御端末。
  7. ネットワークを通じてコンテンツ提供装置に接続された情報機器であって、
    自機器が位置する空間領域内の制御端末からアクセスを受ける領域内通信部と、
    前記領域内通信部で受けた制御信号に応じて、自機器の情報を前記制御端末又は前記コンテンツ提供装置に通知する機器情報通知部と、
    を備え、
    前記制御端末が指定するコンテンツの情報に適合する情報機器が前記所定の空間領域内にある情報機器の中から選択できるように、前記制御端末がコンテンツを指定する際に発信した前記制御信号に応じて前記自機器の情報を通知することで前記コンテンツ提供装置に前記空間領域を特定できるようにすることを特徴とする、情報機器。
  8. 前記機器情報通知部は、前記コンテンツ提供装置が自機器と前記空間領域とを関連付けて登録機器リストとして登録できるように、前記領域内通信部で受けた制御信号に応じて自機器の情報を通知することを特徴とする、請求項7に記載の情報機器。
  9. 前記機器情報通知部は、自機器と、自機器で再生可能なコンテンツの種類又は信号形式とを関連付けて前記登録機器リストに登録させるために、当該コンテンツの種類又は信号形式に関する情報を併せて通知することを特徴とする、請求項8に記載の情報機器。
  10. 前記制御端末によるコンテンツの指定を受けて前記コンテンツ提供装置から提供されるコンテンツを再生する再生処理部をさらに備えることを特徴とする、請求項7に記載の情報機器。
  11. ネットワークを通じて制御端末、及び情報機器に接続され、前記制御端末による指示に応じてコンテンツを前記情報機器に提供するコンテンツ提供装置であって、
    前記制御端末が発信した制御信号を受信することが可能な空間領域内に位置する前記情報機器の情報を取得する機器情報取得部と、
    前記機器情報取得部により取得した前記情報機器の情報に基づいて前記制御端末が位置する空間領域を特定する領域特定部と、
    前記領域特定部により特定された空間領域内に位置する情報機器の中からコンテンツを提供する情報機器を選択する機器選択部と、
    を備え、
    前記制御端末によるコンテンツの指定と共に発信された前記制御信号に応じて前記情報機器から通知された当該情報機器の情報に基づいて前記空間領域内の情報機器を選択することを特徴とする、コンテンツ提供装置。
  12. ネットワークを通じて接続された制御端末、情報機器、及び前記制御端末による指示に応じてコンテンツを前記情報機器に提供するコンテンツ提供装置を含む機器制御システムであって、
    前記制御端末は、
    自端末が位置する空間領域内の情報機器にアクセスするための領域内通信部と、
    前記領域内通信部を用いて前記情報機器を制御し、当該情報機器の情報を通知させる機器情報通知制御部と、
    前記情報機器の情報を前記コンテンツ提供装置に通知する機器情報通知部と、
    を備え、
    前記情報機器は、
    自機器が位置する空間領域内の前記制御端末からアクセスを受ける領域内通信部と、
    前記領域内通信部で受けた制御信号に応じて、自機器の情報を前記制御端末又は前記コンテンツ提供装置に通知する機器情報通知部と、
    を備え、
    前記コンテンツ提供装置は、
    前記制御端末が発信した制御信号を受信することが可能な空間領域内に位置する前記情報機器の情報を取得する機器情報取得部と、
    前記機器情報取得部により取得した前記情報機器の情報に基づいて前記制御端末が位置する空間領域を特定する領域特定部と、
    前記領域特定部により特定された空間領域内に位置する情報機器の中からコンテンツを提供する情報機器を選択する機器選択部と、
    を備え、
    前記制御端末によるコンテンツの指定と共に発信された前記制御信号に応じて前記情報機器から通知された当該情報機器の情報に基づいて前記空間領域内の情報機器が選択されることを特徴とする、機器制御システム。
  13. ネットワークを通じて接続された制御端末、情報機器、及び前記制御端末による指示に応じてコンテンツ提供装置に所定の前記情報機器を選択させる機器選択方法であって、
    前記制御端末により、当該制御端末が位置する空間領域内の情報機器にアクセスするための領域内通信部を用いて前記情報機器が制御され、当該情報機器の情報が前記制御端末に通知される機器情報通知制御ステップと、
    前記制御端末により、前記情報機器から通知された前記情報機器の情報が前記コンテンツ提供装置に通知される機器情報通知ステップと、
    前記コンテンツ提供装置により、前記制御端末から前記情報機器の情報が取得される機器情報取得ステップと、
    前記機器情報取得ステップで取得した前記情報機器の情報に基づいて前記制御端末が位置する空間領域が特定される領域特定ステップと、
    前記領域特定部で特定された空間領域内に位置する情報機器の中から、前記制御端末により指定されたコンテンツに適合する情報機器が選択される機器選択ステップと、
    を含むことを特徴とする、機器選択方法。
  14. 請求項1〜11のいずれかに記載の制御端末、情報機器、又はコンテンツ提供装置が有する機能をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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