JP2009049487A - コンテンツオンデマンド型ノード装置、オンデマンド型コンテンツ取得方法およびプログラム - Google Patents

コンテンツオンデマンド型ノード装置、オンデマンド型コンテンツ取得方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009049487A
JP2009049487A JP2007211182A JP2007211182A JP2009049487A JP 2009049487 A JP2009049487 A JP 2009049487A JP 2007211182 A JP2007211182 A JP 2007211182A JP 2007211182 A JP2007211182 A JP 2007211182A JP 2009049487 A JP2009049487 A JP 2009049487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
data
node device
user
request
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007211182A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohiro Suzuki
智尋 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2007211182A priority Critical patent/JP2009049487A/ja
Publication of JP2009049487A publication Critical patent/JP2009049487A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】ユーザからの要求に速やかに応答して、そのユーザによって要求されたコンテンツをオーバレイネットワークからダウンロードして再生する。
【解決手段】ユーザのコンテンツ取得要求に先立ち、予め選択されたコンテンツのうちの冒頭部分を表す冒頭部分データがダウンロードされて自ノード装置に保存される。さらに、ユーザのコンテンツ取得要求に応答して、ユーザによって要求されたコンテンツのうち、少なくとも、冒頭部分データを除く残存部分データがダウンロードされて自ノード装置に保存される。さらに、そのコンテンツ取得要求に応答して、要求されたコンテンツの冒頭部分データが読み出されて再生され、その再生に引き続いて、要求されたコンテンツの残存部分データが読み出されて再生される。
【選択図】図3

Description

本発明は、他の複数のノード装置と共にオーバレイネットワークを構築するノード装置において、当該ノード装置のユーザの要求に応答してコンテンツを前記他の複数のノード装置の中から検索してダウンロードして取得する技術に関するものであり、特に、ユーザからの要求に速やかに応答して、そのユーザによって要求されたコンテンツを取得して再生する技術に関するものである。
コンピュータ技術および通信技術の進歩やネットワーク等のインフラストラクチャの整備に伴い、映像、音声等のコンテンツをネットワークを介して多数のユーザに配信するサービスが急速に普及しつつある。
この種のコンテンツ配信サービスは、例えば、サーバに複数のクライアントがネットワークを介して接続される通信環境において提供される。このサーバクライアント方式の通信環境においては、いずれのクライアントも、要求するコンテンツを取得するために、同じサーバに依存しなければならない。そのため、このサーバクライアント方式には、サーバへのアクセスが集中する可能性が高いことや、管理コストが高騰する可能性が高いという問題がある。
サーバクライアント方式の通信環境に対し、複数のノード装置が共通のオーバレイネットワークを介して相互にコンテンツを交換する通信環境が存在する。この種の通信環境においても上述のコンテンツ配信サービスを実現することが可能であり、この種の通信システムの一例が特許文献1にピアツーピア型コンテンツ配信システムとして開示されている。
オーバレイネットワーク方式の通信環境においては、コンテンツを利用したり保有する端末である複数のノード装置がネットワークによって互いに接続され、それにより、自ノード装置が持つ処理装置や記憶装置が他のノード装置によっても利用される。その結果、コンテンツの検索や送受信のための負担が全端末によって分担され、それにより、上述のサーバクライアント方式が抱える問題が軽減される。
特開2006−197400号公報
オーバレイネットワーク方式の通信環境において提供されるコンテンツ配信サービスの一例においては、ユーザからの要求に応じて、そのユーザによる要求コンテンツが再生される。その再生に先立ち、要求コンテンツがダウンロードされて取得される。
コンテンツ取得手法の一例によれば、ユーザがコンテンツを要求すると、その要求コンテンツの全体がオーバレイネットワーク上において検索されてダウンロードされる。そのダウンロードの完了後に、ユーザによる要求コンテンツの再生が開始される。そのため、この例においては、ユーザがコンテンツを要求しても、その要求コンテンツのダウンロードが完了するまでは、その要求コンテンツの再生が開始されない。特に、ネットワークに障害が発生した場合には、ダウンロードに通常より長い時間が費やされてしまう。その結果、ユーザは、コンテンツ要求の時期と要求コンテンツの再生開始時期との間のタイムラグにいらいらする可能性がある。
コンテンツ取得手法の別の例によれば、ユーザの要求に先立ち、将来要求されることが予想されるコンテンツの全体がオーバレイネットワーク上において検索されてダウンロードされ、そのダウンロードされたコンテンツがユーザのノード装置に保存される。この場合には、ユーザが実際に、コンテンツを要求すると、ダウンロードという工程を経ることなく、単に、自ノード装置から要求コンテンツが読み出されて再生される。その結果、ユーザがコンテンツを要求すると、速やかに、その要求コンテンツの再生が開始されるため、ユーザは、いらいらすることなく、要求コンテンツを視聴することが可能となる。
しかし、この場合には、ノード装置の記憶容量の範囲内でしか、コンテンツを保存しておくことができず、ノード装置に一緒に保存できるコンテンツの数に限度がある。ノード装置に保存されていないコンテンツがユーザによって要求された場合には、その要求コンテンツをダウンロードすることが必要であるため、この場合には、ユーザは、コンテンツ要求の時期と要求コンテンツの再生開始時期との間のタイムラグにいらいらする可能性がある。
以上要するに、いずれの手法を採用するにしても、ユーザは、コンテンツ要求の時期と要求コンテンツの再生開始時期との間のタイムラグにいらいらする可能性がある。
以上説明した事情を背景にして、本発明は、ユーザからの要求に速やかに応答して、そのユーザによって要求されたコンテンツを取得して再生することを課題としてなされたものである。
本発明の一側面によれば、ユーザのコンテンツ取得要求に先立ち、予め選択されたコンテンツのうちの冒頭部分を表す冒頭部分データがダウンロードされて自ノード装置に保存される。さらに、ユーザのコンテンツ取得要求に応答して、ユーザによって要求されたコンテンツのうち、少なくとも、冒頭部分データを除く残存部分データがダウンロードされて自ノード装置に保存される。さらに、そのコンテンツ取得要求に応答して、要求されたコンテンツの冒頭部分データが読み出されて再生され、その再生に引き続いて、要求されたコンテンツの残存部分データが読み出されて再生される。
本発明によって下記の各態様が得られる。各態様は、項に区分し、各項には番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、本発明が採用し得る技術的特徴の一部およびそれの組合せの理解を容易にするためであり、本発明が採用し得る技術的特徴およびそれの組合せが以下の態様に限定されると解釈すべきではない。すなわち、下記の態様には記載されていないが本明細書には記載されている技術的特徴を本発明の技術的特徴として適宜抽出して採用することは妨げられないと解釈すべきなのである。
さらに、各項を他の項の番号を引用する形式で記載することが必ずしも、各項に記載の技術的特徴を他の項に記載の技術的特徴から分離させて独立させることを妨げることを意味するわけではなく、各項に記載の技術的特徴をその性質に応じて適宜独立させることが可能であると解釈すべきである。
(1) 他の複数のノード装置と共にオーバレイネットワークを構築するノード装置であって、当該ノード装置のユーザの要求に応答してコンテンツを前記他の複数のノード装置の中から検索してダウンロードして取得するコンテンツオンデマンド型ノード装置であって、
ユーザがコンテンツを取得したいというコンテンツ取得要求をユーザから入力する要求入力手段と、
前記他の複数のノード装置のうち、予め選択されたコンテンツを保有しているコンテンツホルダを前記オーバレイネットワーク上において検索し、その検索されたコンテンツホルダから、前記予め選択されたコンテンツのうちの冒頭部分を表す冒頭部分データをダウンロードし、そのダウンロードした冒頭部分データをコンテンツIDによって識別可能な状態で第1記憶手段に記憶する第1データ取得手段と、
前記コンテンツ取得要求に応答して、ユーザによって要求されたコンテンツを保有している少なくとも1つのコンテンツホルダから、前記要求されたコンテンツのうち、少なくとも、前記第1記憶手段に既に記憶されている冒頭部分データを除く残存部分データをダウンロードし、そのダウンロードした少なくとも残存部分データをコンテンツIDによって識別可能な状態で第2記憶手段に記憶する第2データ取得手段と、
前記コンテンツ取得要求に応答して、前記第1記憶手段から、前記要求されたコンテンツの前記冒頭部分データを読み出して再生装置によって再生し、その再生に引き続いて、前記第2記憶手段から、前記要求されたコンテンツの前記残存部分データを読み出して前記再生装置によって再生する再生手段と
を含むコンテンツオンデマンド型ノード装置。
このノード装置においては、コンテンツ取得要求に先立ち、予め選択されたコンテンツがダウンロードされるが、そのコンテンツの全体がダウンロードされるのではなく、それよりデータ量が少ない部分、すなわち、そのコンテンツのうちの冒頭部分がダウンロードされて当該ノード装置に記憶される。したがって、予め選択されたコンテンツの全部を当該ノード装置に記憶しなければならない場合より、必要な記憶容量が少なくて済む。
さらに、このノード装置においては、コンテンツ取得要求に応答して、要求されたコンテンツのうち、少なくとも、既に記憶されている冒頭部分データを除く残存部分データがダウンロードされて当該ノード装置に記憶される。
すなわち、このノード装置によれば、同じコンテンツが冒頭部分と残存部分とに分割され、かつ、冒頭部分は、コンテンツ取得要求に先行する時期にダウンロードされて当該ノード装置に記憶されるのに対し、残存部分は、コンテンツ取得要求に応答してダウンロードされて当該ノード装置に記憶されるのである。したがって、将来要求されることがないコンテンツのうちの残存部分が無駄にダウンロードされて当該ノード装置の記憶容量が無駄に消費されることがない。
さらに、このノード装置においては、前記コンテンツ取得要求に応答して、要求されたコンテンツの冒頭部分データが当該ノード装置から読み出されて再生される。その冒頭部分データは、コンテンツ取得要求に先立って当該ノード装置に記憶されているため、その要求されたコンテンツのうちの冒頭部分については、コンテンツ取得要求に速やかに応答して再生が開始されることになる。
さらに、このノード装置においては、要求されたコンテンツの冒頭部分データの再生が終了すると、引き続いて、同じコンテンツの残存部分データが当該ノード装置から読み出されて再生される。したがって、同じコンテンツにつき、残存部分データは、冒頭部分データの再生中にダウンロードして取得することが可能となる。
(2) 前記第1データ取得手段は、前記予め選択されたコンテンツとして、前記他の複数のノード装置によって保有されている複数種類のコンテンツに実質的に一致する複数種類のコンテンツのうちの冒頭部分を表す冒頭部分データを前記第1記憶手段に記憶する(1)項に記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
(3) 前記第1データ取得手段は、前記予め選択されたコンテンツとして、前記他の複数のノード装置によって保有されている複数種類のコンテンツのうち、当該ノード装置または前記他の複数のノード装置のうちの少なくとも1つによって過去に取得された頻度が基準値以上であるものに実質的に一致する複数種類のコンテンツのうちの冒頭部分を表す冒頭部分データを前記第1記憶手段に記憶する(1)項に記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
このノード装置によれば、コンテンツ別の利用頻度に関する過去の統計からみて、ユーザによって将来要求される可能性が高いと予想されるコンテンツのみにつき、冒頭部分データが、コンテンツ取得要求に先立ってダウンロードされて当該ノード装置に記憶される。その結果、将来要求されることがないコンテンツの冒頭部分データが無駄にダウンロードされて当該ノード装置の負荷が無駄に増えてしまう可能性を軽減することが容易となる。
(4) さらに、前記冒頭部分データのサイズを、コンテンツのサイズに基づいて可変に決定する冒頭部分データサイズ決定手段を含む(1)ないし(3)項のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
前記(1)ないし(3)項のいずれかに記載のノード装置においては、例えば、コンテンツの冒頭部分データの再生中に、同じコンテンツの残存部分データがダウンロードされて取得される場合があり得る。この場合には、残存部分データのサイズが大きいほど、すなわち、コンテンツのサイズが大きいほど、冒頭部分データの再生時間を長くすることが望ましい。一方、冒頭部分データのサイズが大きいほど、その冒頭部分データの再生時間が長くなる。
この例のように、冒頭部分データのサイズとコンテンツのサイズとの間に一定の関係がある場合があるのであり、本項に係るノード装置においては、そのような場合に、冒頭部分データのサイズが、コンテンツのサイズに基づいて可変に決定される。
(5) 前記冒頭部分データサイズ決定手段は、コンテンツのサイズが大きいほど大きくなるように前記冒頭部分データのサイズを決定する(4)項に記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
このノード装置によれば、コンテンツのサイズが大きいほど、冒頭部分データの再生に必要な時間が長くなるため、その再生中に確実に、そのコンテンツの残存部分データをダウンロードして記憶することが可能となる。
(6) 各コンテンツの全体を表すデータは、複数のセグメントに分割されており、
当該ノード装置は、セングメント単位で、コンテンツデータを、対応するコンテンツホルダからダウンロードし、
前記第1データ取得手段は、前記冒頭部分データとして、前記複数のセグメントのうち先頭に位置する先頭セグメントの全体またはその先頭セグメントのうちの先頭部分を前記第1記憶手段に記憶する(1)ないし(5)項のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
(7) 前記第1データ取得手段は、当該ノード装置の起動後であって、最初のコンテンツ取得要求がユーザから出される前の段階において、前記予め選択されたコンテンツの前記冒頭部分データを前記第1記憶手段に記憶する(1)ないし(6)項のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
(8) 前記予め選択されたコンテンツを示すコンテンツリストを受信するコンテンツリスト受信手段と、
新たなコンテンツリストを受信すると、新たなコンテンツの有無を判定する判定手段と
を含み、
前記第1データ取得手段は、前記判定手段によって新たなコンテンツがあると判定された場合に、その新たなコンテンツの前記冒頭部分データを前記第1記憶手段に記憶する(1)ないし(7)項のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
(9) 前記第2データ取得手段は、前記コンテンツ取得要求に応答して前記冒頭部分データが前記第1記憶手段から読み出されて前記再生装置によって再生されている間に、前記要求されたコンテンツの少なくとも前記残存部分データを前記第2記憶手段に記憶することを開始する(1)ないし(8)項のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
このノード装置においては、同じコンテンツにつき、冒頭部分データの再生中に、それと並行して、残存部分データのダウンロードが行われる。
(10) 前記要求されたコンテンツが前記第2記憶手段に記憶されているか否かを判定するコンテンツ記憶判定手段を含み、
前記第2データ取得手段は、前記要求されたコンテンツが前記第2記憶手段に記憶されていないと前記コンテンツ記憶判定手段によって判定された場合に、前記要求されたコンテンツを前記第2記憶手段に記憶する(1)ないし(9)項のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
(11) 他の複数のノード装置と共にオーバレイネットワークを構築するノード装置において、当該ノード装置のユーザの要求に応答してコンテンツを前記他の複数のノード装置の中から検索してダウンロードして取得するオンデマンド型コンテンツ取得方法であって、
ユーザがコンテンツを取得したいというコンテンツ取得要求をユーザから入力する要求入力工程と、
前記他の複数のノード装置のうち、予め選択されたコンテンツを保有しているコンテンツホルダを前記オーバレイネットワーク上において検索し、その検索されたコンテンツホルダから、前記予め選択されたコンテンツのうちの冒頭部分を表す冒頭部分データをダウンロードし、そのダウンロードした冒頭部分データをコンテンツIDによって識別可能な状態で第1記憶手段に記憶する第1データ取得工程と、
前記コンテンツ取得要求に応答して、ユーザによって要求されたコンテンツを保有している少なくとも1つのコンテンツホルダから、前記要求されたコンテンツのうち、少なくとも、前記第1記憶手段に既に記憶されている冒頭部分データを除く残存部分データをダウンロードし、そのダウンロードした少なくとも残存部分データをコンテンツIDによって識別可能な状態で第2記憶手段に記憶する第2データ取得工程と、
前記コンテンツ取得要求に応答して、前記第1記憶手段から、前記要求されたコンテンツの前記冒頭部分データを読み出して再生装置によって再生し、その再生に引き続いて、前記第2記憶手段から、前記要求されたコンテンツの前記残存部分データを読み出して前記再生装置によって再生する再生工程と
を含むオンデマンド型コンテンツ取得方法。
(12) (1)ないし(11)項のいずれかに記載のオンデマンド型ノード装置の各手段としてコンピュータを機能させるために実行されるプログラム。
このプログラムは、それの機能を果たすためにコンピュータにより実行される指令の組合せのみならず、各指令に従って処理されるファイルやデータをも含むように解釈することが可能である。
また、このプログラムは、それ単独でコンピュータにより実行されることにより、所期の目的を達するものとしたり、他のプログラムと共にコンピュータにより実行されることにより、所期の目的を達するものとすることができる。後者の場合、本項に係るプログラムは、データを主体とするものとすることができる。
(13) (12)項に記載のプログラムをコンピュータ読取り可能に記録した記録媒体。
この記録媒体は種々な形式を採用可能であり、例えば、フレキシブル・ディスク等の磁気記録媒体、CD、CD−ROM等の光記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、ROM等のアンリムーバブル・ストレージ等のいずれかを採用し得る。
以下、本発明のさらに具体的な実施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の一実施形態に従うオンデマンド型コンテンツ取得方法は、ピアツーピア(P2P)グリッドシステム(以下、「グリッドシステム」と略称する。)を用いて実施される。そのグリッドシステムは、よく知られているように、分散ハッシュテーブルDHT(Distributed Hash Table)を用いてオーバレイネットワークを構成して複数台の端末装置(「ノード装置」ともいう。)間においてコンテンツ等の情報を共有しつつピアツーピア通信を行うことを可能にする。
このグリッドシステムにおいては、複数台の端末装置に、オーバレイネットワーク上における複数の論理的位置がそれぞれ割り当てられる。複数台の端末装置にそれぞれ割り当てられる複数の論理的位置を、オーバレイネットワーク上において分散して記憶させるために、DHTが用いられる。
各端末装置のオーバレイネットワーク上における論理的位置を識別するためのデータは、一般に、ノードIDと称される。例えば、上述のDHTを用いる場合には、予め定められたハッシュ関数を各端末装置ごとに固有な情報に適用し、その結果得られた値をノードIDとして採用する。
図1には、互いに接続された複数台の端末装置10によって構築されたグリッドシステム12が概念的に表されている。それら端末装置10は、共通のDHTを用いることにより、互いに共同してオーバレイネットワーク14を構築する。各端末装置10は、ユーザがコンテンツを指定するとともにその指定されたコンテンツをダウンロードして視聴するために使用される。
そのグリッドシステム12に、コンテンツ投入サーバ20と、コンタクトノード紹介サーバ22とが付加される。コンテンツ投入サーバ20は、コンテンツをグリッドシステム12に投入するために使用される。このコンテンツ投入サーバ20は、コンテンツのIDが掲載されたカタログリスト30を記憶している。具体的には、カタログリスト30には、グリッドシステム12に投入された複数のコンテンツの名前が、それぞれのコンテンツIDに関連づけて掲載されている。一方、コンタクトノード紹介サーバ22は、各端末装置10がグリッドシステム12に参加するために最初にコンタクトすべきコンタクトノードの端末装置10の論理的位置を各端末装置10に紹介するために使用される。このコンタクトノード紹介サーバ22は、これからグリッドシステム12に参加しようとする各端末装置10からの問い合わせがあると、それに応答して、コンタクトノードを各端末装置10に紹介する。
図2には、各端末装置10のハードウエア構成が機能ブロック図で概念的に表されている。各端末装置10においては、CPU40と主記憶装置42とがシステムバス44を介して互いに接続されている。
システムバス44には、さらに、周辺機器制御チップ46を介して、それぞれ周辺機器としての、ハードディスク装置(以下、「HDD」という。)50と、赤外線ポート52とが接続されている。HDD50においては、ハードディスク60に対するデータの読み書きが行われる。図3に概念的に示すように、そのハードディスク60に、冒頭部分データ保存領域62とキャッシュ領域64とを含む複数の領域が割り当てられている。一方、赤外線ポート52は、ユーザによる入力を可能にするリモコン(入力装置の一例)70との無線通信を可能にするために設けられている。そのリモコン70は、ユーザが、コンテンツを特定したうえで、そのコンテンツを取得して再生することを要求するコンテンツ取得要求を端末装置10に入力することを可能にする。
図2に示すように、システムバス44には、さらに、ビデオ信号を制御するためのビデオチップ72を介して、内蔵ディスプレイ(再生装置としての画像出力装置の一例)74が接続されている。システムバス44には、さらに、音声信号を制御するための音源チップ76を介して、内蔵スピーカ(再生装置としての音声出力装置の一例)78が接続されている。システムバス44には、さらに、ネットワークインタフェース80を介して、外部装置としてのルータ82に接続されている。そのルータ82は、対応する少なくとも1台の端末装置10と、オーバレイネットワーク14とを互いに接続するために設けられている。
図2に示すように、主記憶装置42には、オペレーティングシステムと、コンテンツ制御プログラムと、画面制御プログラムと、デコーダ(プログラム)とが予め記憶されている。コンテンツ制御プログラムは、本発明の内容を理解するために必要なプログラムであるのに対し、他のプログラムは、ユーザがコンテンツをダウンロードして視聴するために必要な一般的なプログラムであるため、コンテンツ制御プログラムのみを詳細に説明し、他のプログラムは詳細な説明を省略する。
まず、図3および図4を参照することにより、コンテンツ制御プログラムの動作内容を概略的に説明する。コンテンツ制御プログラムは、端末装置10の電源がONにされると起動する。コンテンツ制御プログラムが起動すると、まず、端末装置10の電源ON時にカタログリスト30(コンテンツ投入サーバ20から入手する)に記録されているコンテンツIDに対応するコンテンツのうちの冒頭部分を表す冒頭部分データのファイル(以下、「冒頭部分データファイル」という。)が既に、ハードディスク60のうちの冒頭部分データ保存領域62に存在するか否かがチェックされる。図3に示す例においては、説明の便宜上、コンテンツIDの末尾にアルファベットの「a」を付与することにより、そのコンテンツIDに対応する冒頭部分データファイル名が記述されている。したがって、図3に示す例においては、コンテンツIDが「10001」であるコンテンツと、コンテンツIDが「10002」であるコンテンツとについては、冒頭部分データファイルが存在することが分かる。
コンテンツ制御プログラムの更なる実行により、冒頭部分データファイルがハードディスク60に存在しないコンテンツ、例えば、コンテンツIDが「10003」であるコンテンツの冒頭部分データファイルがオーバレイネットワーク14上の他の端末装置10であってそのコンテンツを保有しているものから自端末装置10にダウンロードされる。
コンテンツ制御プログラムの更なる実行により、例えばハードディスク60または主記憶装置42に記憶されている設定ファイル90から、ダウンロードすべき冒頭部分データファイルのサイズを定義し得る基準値が取得される。この基準値は、ダウンロードすべき複数のコンテンンツのすべてについて共通の固定値または可変値として定義したり、コンテンツごとにそのサイズに応じて変化する可変値として定義することが可能である。
基準値をコンテンツごとにそのサイズに応じて変化する可変値として定義するためには、例えば、これからダウンロードすべきコンテンツの全体のサイズに関する情報を外部装置(例えば、コンテンツ投入サーバ20や、他の端末装置10)から入手し、その情報と、コンテンツのサイズと冒頭部分データファイルのサイズとの間に予め定められた関係とに基づき、今回のコンテンツに対応する冒頭部分データファイルのサイズを決定してもよい。図5には、最終的にはその全データがダウンロードされるべきコンテンツのサイズに応じて冒頭部分データファイルのサイズが増加する関係の一例である右上がりの比例関係がグラフで表されている。
図4に示す例においては、設定ファイル90に基準値が、ダウンロードすべき複数のコンテンツのすべてについて共通の固定値(例えば、10MB)として記録されている。この例においては、コンテンツ制御プログラムの更なる実行により、例えば、コンテンツIDが「10003」であるコンテンツについては、そのコンテンツデータのうちの冒頭部分であって10MBのサイズを有するものが、オーバレイネットワーク14からダウンロードされる。そのダウンロードされた冒頭部分データは、ファイル化されて、ハードディスク60のうちの冒頭部分データ保存領域62に記憶される。
図3に示す例においては、他のすべての未取得コンテンツ、すなわち、コンテンツIDがそれぞれ「20001」、「20002」、「20003」、「30001」、「30002」および「30003」である6つのコンテンツにつき、各冒頭部分データがダウンロードされて、冒頭部分データファイルとして冒頭部分データ保存領域62に記憶される。
図6には、コンテンツ制御プログラムがフローチャートで概念的に表されている。端末装置10の電源がONされると、このコンテンツ制御プログラムが起動する。このコンテンツ制御プログラムが起動すると、まず、ステップS1において、このコンテンツ制御プログラムの初期化が行われる。次に、ステップS2において、この端末装置10がグリッドシステム12に参加するために必要な処理が行われる。
図7には、そのステップS2の詳細が参加処理サブルーチンとしてフローチャートで概念的に表されている。この参加処理サブルーチンにおいては、まず、ステップS101において、端末装置10が、コンタクトノード紹介サーバ22に、コンタクトノード情報(例えば、コンタクトノードのノードID)を要求する。次に、ステップS102において、端末装置10は、コンタクトノード紹介サーバ22からコンタクトノード情報を受信する。
続いて、ステップS103において、その受信されたコンタクトノード情報によって定義されるコンタクトノード(該当する他の端末装置10)に、グリッドシステム12に参加したいという参加要求を表す参加メッセージが送信される。その後、ステップS104において、端末装置10は、コンタクトノードからテーブル情報を受信する。そのテーブル情報は、そのコンタクトノードが既に記憶しているルーティングテーブルのうち、参加メッセージに含まれる領域指定情報(ルーティングテーブルのレベルを指定するための情報)に該当する他の端末装置10のノードIDを含んでいる。続いて、ステップS3において、受信したテーブル情報を用いることにより、自身のルーティングテーブルが作成ないしは更新される。
その後、ステップS106において、端末装置10は、コンテンツ投入サーバ20にカタログリスト30を要求する。続いて、ステップS107において、端末装置10は、コンテンツ投入サーバ20からカタログリスト30を受信する。以上で、この参加処理サブルーチンの実行が終了し、図6に示すステップS3に移行する。このステップS3においては、コンテンツの冒頭部分データをダウンロードによって取得するための処理が行われる。
図8には、そのステップS3の詳細が冒頭部分データ取得処理サブルーチンとしてフローチャートで概念的に表されている。この冒頭部分データ取得処理サブルーチンにおいては、まず、ステップS201において、カタログリスト30に掲載されたすべてのコンテンツIDに対応する冒頭部分データがハードディスク60の冒頭部分データ保存領域62に既に存在しているか否かが判定される。今回は、すべてのコンテンツについて冒頭部分データが存在すると仮定すると、判定がYESとなり、以上で、この冒頭部分データ取得処理サブルーチンの実行が終了する。
これに対し、今回は、すべてのコンテンツについて冒頭部分データが存在するわけではないと仮定すると、ステップS201の判定がNOとなり、ステップS202において、冒頭部分データが存在しない少なくとも1つのコンテンツのうちのいずれかが、今回の対象コンテンツとして選択される。続いて、ステップS203において、設定ファイル90から前述の基準値が取得される。その後、ステップS204において、今回の対象コンテンツに対応するメタファイルがハードディスク60のキャッシュ領域64に既に存在しているか否かが判定される。ここに、「メタファイル」は、今回の対象コンテンツに対応するコンテンツIDを示すファイルであり、対応するコンテンツを構成するすべてのセグメントファイルを特定するためのセグメントファイル情報(例えば、該当するセグメントファイルを示すコンテンツID)を含んでいる。
現時点では、通常、今回の対象コンテンツに対応するメタファイルがキャッシュ領域64に存在しないため、ステップS204の判定がNOとなり、続いて、ステップS205において、今回の対象コンテンツに対応するメタファイルがオーバレイネットワーク14上で検索されてダウンロードされる。その後、ステップS204の判定がYESである場合でも同様に、ステップS206において、存在するメタファイルから、今回の対象コンテンツを構成するすべてのセグメントファイルのセグメントファイル情報が抽出される。
続いて、ステップS207において、今回の対象コンテンツに対応する先頭セグメントファイルが、ハードディスク60のキャッシュ領域64に既に存在しているか否かが判定される。現時点では、通常、今回の対象コンテンツに対応する先頭セグメントファイルがキャッシュ領域64に存在しないため、ステップS207の判定がNOとなり、続いて、ステップS208において、前記抽出されたセグメントファイル情報に基づき、今回の対象コンテンツに対応する先頭セグメントファイルがオーバレイネットワーク14上において検索されてダウンロードされる。
その後、ステップS207の判定がYESである場合でも同様に、ステップS209において、今回の対象コンテンツに対応する先頭セグメントファイルから先頭部分データのみを冒頭部分データとして抽出するモードが設定ファイル(基本的にユーザによって指定できない)によって選択されているか否かが判定される。今回は、その先頭部分データ抽出モードが選択されていると仮定すると、ステップS209の判定がYESとなり、続いて、ステップS210において、今回の対象コンテンツに対応する先頭セグメントファイルから、前記取得された基準値と同じサイズ分、コンテンツデータがファイル化されて、かつ、冒頭部分データとして、ハードディスク60の冒頭部分データ保存領域62に保存される。その冒頭部分データは、対応するコンテンツIDによって識別可能な状態で冒頭部分データ保存領域62に記憶される。その後、ステップS201に戻る。
これに対し、今回は、先頭部分データ抽出モードが選択されていないと仮定すると、ステップS209の判定がNOとなり、続いて、ステップS211において、今回の対象コンテンツに対応する先頭セグメントファイルの全体が冒頭部分データとしてコピーされ、そのコピーされた冒頭部分データがハードディスク60の冒頭部分データ保存領域62に保存される。その冒頭部分データは、対応するコンテンツIDによって識別可能な状態で冒頭部分データ保存領域62に記憶される。その後、ステップS201に戻る。
ステップS202ないしS211の実行は、ステップS201の判定がYESとなるまで、反復される。ステップS201の判定がYESとなると、この冒頭部分データ取得処理サブルーチンの実行が終了する。
ところで、コンテンツ制御プログラムは、当該端末装置10の起動後であって、ユーザがコンテンツ再生要求(すなわち、後述の選曲)を出すことが可能になる時期の前の段階において起動する。したがって、このコンテンツ制御プログラムは、端末装置10の起動後であって、ユーザが最初にコンテンツ再生要求を出す前の段階において、起動する。その結果、冒頭部分データ取得処理サブルーチンも、ユーザが最初に選曲を行う前の段階において、起動し、それにより、ユーザによる最初の選曲操作に先立ち、カタログリスト30に掲載されたすべてのコンテンツにつき、冒頭部分データのみがダウンロードされて端末装置10に取得されることになる。
その後、図6に示すステップS4において、ユーザにより、特定のコンテンツである楽曲が選択されたか否か、すなわち、選曲が行われたか否かが判定される。ユーザは、選曲するために、リモコン70を操作することにより、再生したいコンテンツを特定するとともに、そのコンテンツを再生することを要求する信号を端末装置10に送信する。今回は、ユーザによって選曲が行われたと仮定すると、ステップS4の判定がYESとなり、ステップS5において、選曲処理が行われる。
図9には、ステップS5の詳細が選曲処理サブルーチンとしてフローチャートで概念的に表されている。この選曲処理サブルーチンにおいては、まず、ステップS301において、セグメント取得スレッド処理が行われる。図10には、そのステップS301の詳細がセグメント取得スレッド処理プログラムとしてフローチャートで概念的に表されている。
このセグメント取得スレッド処理プログラムは、図6に示すコンテンツ制御プログラムと実質的に並行的に実行される。このセグメント取得スレッド処理プログラムが実行されると、まず、ステップS401において、選曲対象であるコンテンツに対応する前述のメタファイルがキャッシュ領域64に存在するか否かが判定される。そのメタファイルは通常、キャッシュ領域64に存在するが、CPU40は、そのキャッシュ領域64に記憶されているデータのうち使用されない期間が長いものを自動的に消去する処理を行うようになっており、よって、必要なメタファイルが一旦、キャッシュ領域64に記憶されても、そのメタファイルを本当に使用したいときにはキャッシュ領域64に存在しない可能性がある。そのため、このステップS401がこのセグメント取得スレッド処理プログラムに存在する。
今回の対象コンテンツに対応するメタファイルがキャッシュ領域64に存在しない場合には、ステップS402において、今回の対象コンテンツに対応するメタファイルがオーバレイネットワーク14上で検索されてダウンロードされた後、ステップS403に移行するが、今回の対象コンテンツに対応するメタファイルがキャッシュ領域64に存在する場合には、直ちにステップS403に移行する。いずれの場合にも、そのステップS403においては、存在するメタファイルから、今回の対象コンテンツを構成するすべてのセグメントファイルのセグメントファイル情報が抽出される。
続いて、ステップS404において、今回の対象コンテンツに対応する先頭セグメントファイルが、ハードディスク60のキャッシュ領域64に既に存在しているか否かが判定される。今回の対象コンテンツに対応する先頭セグメントファイルがキャッシュ領域64に存在しない場合には、ステップS405において、前記抽出されたセグメントファイル情報に基づき、今回の対象コンテンツに対応する先頭セグメントファイルがオーバレイネットワーク14上において検索されてダウンロードされる。その先頭セグメントファイルは、対応するコンテンツIDによって識別可能な状態でキャッシュ領域64に記憶される。その後に、ステップS406に移行するが、今回の対象コンテンツに対応する先頭セグメントファイルがキャッシュ領域64に存在する場合には、直ちにステップS406に移行する。いずれの場合にも、そのステップS406においては、選曲処理サブルーチンに対し、今回の対象コンテンツに対応する先頭セグメントファイルのダウンロードが完了したことが通知される。
その後、ステップS407において、今回の対象コンテンツを構成するすべてのセグメントファイルがチェックされたか否かが判定される。今回は、そうではないと仮定すると、ステップS408において、今回の対象コンテンツに対応するセグメントファイルであって先頭セグメントファイルに後続するもの(以下、「後続セグメントファイル」という。)がキャッシュ領域64に存在するか否かが判定される。今回は、存在しないと仮定すると、ステップS409において、その後続セグメントファイルがオーバレイネットワーク14上において検索されてダウンロードされる。その後続セグメントファイルは、対応するコンテンツIDによって識別可能な状態でキャッシュ領域64に記憶される。その後、ステップS410において、選曲処理サブルーチンに対し、今回の対象コンテンツに対応する後続セグメントファイルのダウンロードが完了したことが通知される。これに対し、今回の対象コンテンツに対応する後続セグメントファイルがキャッシュ領域64に存在すると仮定すると、直ちにステップS410に移行する。
いずれの場合にも、その後、ステップS407に戻る。ステップS408ないしS410の実行は、ステップS407の判定がYESとなるまで反復され、そのステップS407の判定がYESとなると、このセグメント取得スレッド処理プログラムの実行が終了する。
図9に示す選曲処理サブルーチンの説明に戻ると、ステップS302において、今回の対象コンテンツの再生中であるか否かが判定される。再生中であれば、ステップS303において、今回の対象コンテンツを構成するすべてのセグメントファイルについてのダウンロードが完了することが待たれる。完了すると、この選曲処理サブルーチンの実行が終了する。
これに対し、今回の対象コンテンツの再生中ではないと仮定すると、ステップS304において、今回の対象コンテンツに対応する前述のメタファイルと先頭セグメントファイルとがハードディスク60のキャッシュ領域64に存在するか否かが判定される。今回は、それらメタファイルと先頭セグメントファイルとのいずれも存在すると仮定すると、ステップS304の判定がYESとなり、続いて、ステップS305において、先頭セグメントファイルがキャッシュ領域64から読み出され、その読み出された先頭セグメントファイルが、それの先頭位置から、再生される。
その後、ステップS306において、今回の対象コンテンツを構成するすべてのセグメントファイルの中に、現在再生中のセグメントファイル、すなわち、今回は先頭セグメントファイルに後続するセグメントファイル(未だダウンロードされていないもの)が存在するか否かが判定される。未だダウンロードされていない後続セグメントが存在する場合には、ステップS307において、前記存在するメタファイルに基づき、その後続セグメントファイルについてのダウンロードが行われるとともに、それが完了するのが待たれる。ダウンロードされた後続セグメントファイルは、対応するコンテンツIDによって識別可能な状態でキャッシュ領域64に保存される。続いて、ステップS308において、そのダウンロードされた後続セグメントファイルが再生される。その後、ステップS306に戻る。ステップS306ないしS308の実行は、ステップS306の判定がNOとなるまで、反復される。以上で、この選曲処理サブルーチンの実行が終了する。
また、今回の対象コンテンツに対応する前述のメタファイルと先頭セグメントファイルとの双方がハードディスク60のキャッシュ領域64に存在するわけではない場合には、ステップS304の判定がNOとなり、続いて、ステップS309において、選曲されたコンテンツの冒頭部分データがハードディスク60の冒頭部分データ保存領域62から読み出されるとともに、その読み出された冒頭部分データが再生される。その後、ステップS310において、今回の対象コンテンツの先頭セグメントファイルについてのダウンロードが行われるとともに、それが完了するのが待たれる。ダウンロードされた先頭セグメントファイルは、対応するコンテンツIDによって識別可能な状態でキャッシュ領域64に保存される。続いて、ステップS311において、その先頭セグメントファイルのうち、冒頭部分データに後続する非冒頭部分データが再生される。その後、ステップS306に移行する。
前述のセグメント取得スレッド処理プログラムが、今回の対象コンテンツの冒頭部分データの再生中に実行されると、図11にタイムチャートで示すように、その冒頭部分データの再生に並行して、今回の対象コンテンツの先頭ファイルセグメントのダウンロード、すなわち、第1セグメントの取得が行われる。この第1セグメントは、そのすべてが冒頭部分データである場合と、一部のみが冒頭部分データである場合とがあるが、図11に示す例においては、冒頭部分データと、それに後続する非冒頭部分データとから構成される。
したがって、図11に示す例においては、冒頭部分データの再生中に(その再生開始に先立ち、その冒頭部分データが取得されて保存されている)、第1セグメントの取得が行われ、その結果、冒頭部分データは、2回取得されることになるが、非冒頭部分データには、はじめて取得される。
さらに、図11に示す例においては、冒頭部分データの再生が終了すると、第1セグメントのうちの非冒頭部分データの再生が開始される。その第1セグメントの再生が終了すると、その第1セグメントに後続する第2セグメントの再生が開始され、その第2セグメントの再生が終了すると、その第2セグメントに後続する第3セグメントの再生が開始される。
以上、ユーザによる選曲が行われた場合を説明したが、選曲が行われていない場合には、図6に示すステップS4の判定がNOとなり、続いて、ステップS7において、カタログリスト30がコンテンツ投入サーバ20によって更新されたか否かが判定される。カタログリスト30が更新された場合には、ステップS7の判定がYESとなり、ステップS8において、前述の冒頭部分データ取得処理サブルーチンが再度、実行される。これにより、更新されたカタログリスト30には掲載されているが更新前のカタログリスト30には掲載されていないコンテンツIDを有するコンテンツについての冒頭部分データがダウンロードされて冒頭部分データ保存領域62に保存される。その後、ステップS6に移行する。
これに対し、カタログリスト30が更新されていない場合には、ステップS7の判定がNOとなり、続いて、ステップS9において、各端末装置10が他の端末装置10からメッセージを受信したか否かが判定される。今回は、メッセージを受信していないと仮定すると、ステップS9の判定がNOとなり、直ちにステップS6に移行するが、メッセージを受信したと仮定すると、ステップS9の判定がYESとなり、続いて、ステップS10において、その受信したメッセージに応じた処理が行われ、その後、ステップS6に移行する。
そのステップS6においては、端末装置10の電源がOFFされたか否かが判定される。OFFされてはいないと仮定すると、ステップS6の判定がNOとなり、ステップS4に戻るが、OFFされたと仮定すると、ステップS6の判定がYESとなり、このコンテンツ制御プログラムの実行が終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態においては、説明の便宜上、例えば、各端末装置10が前記(1)項に係る「コンテンツオンデマンド型ノード装置」の一例を構成し、また、リモコン70が同項における「要求入力手段」の一例を構成し、また、各端末装置10のうちステップS208ないしS211を実行するための部分が同項における「第1データ取得手段」の一例を構成し、また、各端末装置10のうちステップS405ないしS410を実行するための部分が同項における「第2データ取得手段」の一例を構成していると考えることが可能である。
さらに、本実施形態においては、説明の便宜上、ハードディスク60のうち、冒頭部分データ保存領域62が前記(1)項における「第1記憶手段」の一例を構成し、また、キャッシュ領域64が同項における「第2記憶手段」の一例を構成し、また、先頭セグメントファイルのうちの非冒頭部分データと後続セグメントファイルとがそれぞれ、同項における「残存部分データ」の一例を構成していると考えることが可能である。
さらに、本実施形態においては、説明の便宜上、各端末装置10のうちステップS305、S308、S309およびS311を実行するための部分が前記(1)項における「再生手段」の一例を構成し、また、内蔵ディスプレイ74および内蔵スピーカ78がそれぞれ同項における「再生装置」の一例を構成していると考えることが可能である。
さらに、本実施形態においては、説明の便宜上、カタログリスト30が前記(8)項における「コンテンツリスト」の一例を構成し、また、各端末装置10のうちステップS106およびS107を実行するための部分が同項における「コンテンツリスト受信手段」の一例を構成し、また、各端末装置10のうちステップS201を実行するための部分が同項における「判定手段」の一例を構成し、また、各端末装置10のうちステップS202ないしS211を実行するための部分が同項における「第1データ取得手段」の一例を構成していると考えることが可能である。
さらに、本実施形態においては、説明の便宜上、各端末装置10のうちステップS302、S303およびS407ないしS410を実行するための部分が前記(9)項における「第2データ取得手段」の一例を構成していると考えることが可能である。
さらに、本実施形態においては、説明の便宜上、各端末装置10のうちステップS306を実行するための部分が前記(10)項における「コンテンツ記憶判定手段」の一例を構成し、また、各端末装置10のうちステップS307およびS407ないしS410を実行するための部分が同項における「第2データ取得手段」の一例を構成していると考えることが可能である。
さらに、本実施形態においては、説明の便宜上、コンテンツ制御プログラムが前記(12)項に係る「プログラム」の一例を構成し、また、そのコンテンツ制御プログラムを記憶している主記憶装置42が前記(13)項に係る「記録媒体」の一例を構成していると考えることが可能である。
以上、本発明の実施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、前記[発明の開示]の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
本発明の一実施形態に従うオンデマンド型コンテンツ取得方法を実施するために使用されるピアツーピアグリッドシステム12をコンテンツ投入サーバ20およびコンタクトノード紹介サーバ22と共に概念的に表す系統図である。 図1に示す各端末装置10のハードウエア構成を概念的に表す機能ブロック図である。 図1に示すコンテンツ制御プログラムの動作を概略的に説明するために、図1に示すハードディスク60の内容とカタログリスト30の内容との関係を概念的に表す図である。 図1に示すコンテンツ制御プログラムの動作を概略的に説明するために、図1に示すハードディスク60の内容と設定ファイル90の内容との関係を概念的に表す図である。 図1に示す実施形態の一変形例として、コンテンツごとにダウンロードすべきコンテンツのうちの冒頭部分データのサイズを可変に決定するために参照されるコンテンツデータのサイズと冒頭部分データのサイズとの関係を示すグラフである。 図1に示すコンテンツ制御プログラムを概念的に表すフローチャートである。 図6に示すステップS2の詳細を参加処理サブルーチンとして概念的に表すフローチャートである。 図6に示すステップS3の詳細を冒頭部分データ取得処理サブルーチンとして概念的に表すフローチャートである。 図6に示すステップS5の詳細を選曲処理サブルーチンとして概念的に表すフローチャートである。 図9に示すステップS301の詳細をセグメント取得スレッド処理プログラムとして概念的に表すフローチャートである。 図6に示すコンテンツ制御プログラムの動作内容の一例を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
10 端末装置
12 ピアツーピアグリッドシステム
14 オーバレイネットワーク
30 カタログリスト
50 ハードディスク装置
60 ハードディスク
62 冒頭部分データ保存領域
64 キャッシュ領域
70 リモコン
90 設定ファイル

Claims (12)

  1. 他の複数のノード装置と共にオーバレイネットワークを構築するノード装置であって、当該ノード装置のユーザの要求に応答してコンテンツを前記他の複数のノード装置の中から検索してダウンロードして取得するコンテンツオンデマンド型ノード装置であって、
    ユーザがコンテンツを取得したいというコンテンツ取得要求をユーザから入力する要求入力手段と、
    前記他の複数のノード装置のうち、予め選択されたコンテンツを保有しているコンテンツホルダを前記オーバレイネットワーク上において検索し、その検索されたコンテンツホルダから、前記予め選択されたコンテンツのうちの冒頭部分を表す冒頭部分データをダウンロードし、そのダウンロードした冒頭部分データをコンテンツIDによって識別可能な状態で第1記憶手段に記憶する第1データ取得手段と、
    前記コンテンツ取得要求に応答して、ユーザによって要求されたコンテンツを保有している少なくとも1つのコンテンツホルダから、前記要求されたコンテンツのうち、少なくとも、前記第1記憶手段に既に記憶されている冒頭部分データを除く残存部分データをダウンロードし、そのダウンロードした少なくとも残存部分データをコンテンツIDによって識別可能な状態で第2記憶手段に記憶する第2データ取得手段と、
    前記コンテンツ取得要求に応答して、前記第1記憶手段から、前記要求されたコンテンツの前記冒頭部分データを読み出して再生装置によって再生し、その再生に引き続いて、前記第2記憶手段から、前記要求されたコンテンツの前記残存部分データを読み出して前記再生装置によって再生する再生手段と
    を含むコンテンツオンデマンド型ノード装置。
  2. 前記第1データ取得手段は、前記予め選択されたコンテンツとして、前記他の複数のノード装置によって保有されている複数種類のコンテンツに実質的に一致する複数種類のコンテンツのうちの冒頭部分を表す冒頭部分データを前記第1記憶手段に記憶する請求項1に記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
  3. 前記第1データ取得手段は、前記予め選択されたコンテンツとして、前記他の複数のノード装置によって保有されている複数種類のコンテンツのうち、当該ノード装置または前記他の複数のノード装置のうちの少なくとも1つによって過去に取得された頻度が基準値以上であるものに実質的に一致する複数種類のコンテンツのうちの冒頭部分を表す冒頭部分データを前記第1記憶手段に記憶する請求項1に記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
  4. さらに、前記冒頭部分データのサイズを、コンテンツのサイズに基づいて可変に決定する冒頭部分データサイズ決定手段を含む請求項1ないし3のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
  5. 前記冒頭部分データサイズ決定手段は、コンテンツのサイズが大きいほど大きくなるように前記冒頭部分データのサイズを決定する請求項4に記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
  6. 各コンテンツの全体を表すデータは、複数のセグメントに分割されており、
    当該ノード装置は、セングメント単位で、コンテンツデータを、対応するコンテンツホルダからダウンロードし、
    前記第1データ取得手段は、前記冒頭部分データとして、前記複数のセグメントのうち先頭に位置する先頭セグメントの全体またはその先頭セグメントのうちの先頭部分を前記第1記憶手段に記憶する請求項1ないし5のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
  7. 前記第1データ取得手段は、当該ノード装置の起動後であって、最初のコンテンツ取得要求がユーザから出される前の段階において、前記予め選択されたコンテンツの前記冒頭部分データを前記第1記憶手段に記憶する請求項1ないし6のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
  8. 前記予め選択されたコンテンツを示すコンテンツリストを受信するコンテンツリスト受信手段と、
    新たなコンテンツリストを受信すると、新たなコンテンツの有無を判定する判定手段と
    を含み、
    前記第1データ取得手段は、前記判定手段によって新たなコンテンツがあると判定された場合に、その新たなコンテンツの前記冒頭部分データを前記第1記憶手段に記憶する請求項1ないし7のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
  9. 前記第2データ取得手段は、前記コンテンツ取得要求に応答して前記冒頭部分データが前記第1記憶手段から読み出されて前記再生装置によって再生されている間に、前記要求されたコンテンツの少なくとも前記残存部分データを前記第2記憶手段に記憶することを開始する請求項1ないし8のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
  10. 前記要求されたコンテンツが前記第2記憶手段に記憶されているか否かを判定するコンテンツ記憶判定手段を含み、
    前記第2データ取得手段は、前記要求されたコンテンツが前記第2記憶手段に記憶されていないと前記コンテンツ記憶判定手段によって判定された場合に、前記要求されたコンテンツを前記第2記憶手段に記憶する請求項1ないし9のいずれかに記載のコンテンツオンデマンド型ノード装置。
  11. 他の複数のノード装置と共にオーバレイネットワークを構築するノード装置において、当該ノード装置のユーザの要求に応答してコンテンツを前記他の複数のノード装置の中から検索してダウンロードして取得するオンデマンド型コンテンツ取得方法であって、
    ユーザがコンテンツを取得したいというコンテンツ取得要求をユーザから入力する要求入力工程と、
    前記他の複数のノード装置のうち、予め選択されたコンテンツを保有しているコンテンツホルダを前記オーバレイネットワーク上において検索し、その検索されたコンテンツホルダから、前記予め選択されたコンテンツのうちの冒頭部分を表す冒頭部分データをダウンロードし、そのダウンロードした冒頭部分データをコンテンツIDによって識別可能な状態で第1記憶手段に記憶する第1データ取得工程と、
    前記コンテンツ取得要求に応答して、ユーザによって要求されたコンテンツを保有している少なくとも1つのコンテンツホルダから、前記要求されたコンテンツのうち、少なくとも、前記第1記憶手段に既に記憶されている冒頭部分データを除く残存部分データをダウンロードし、そのダウンロードした少なくとも残存部分データをコンテンツIDによって識別可能な状態で第2記憶手段に記憶する第2データ取得工程と、
    前記コンテンツ取得要求に応答して、前記第1記憶手段から、前記要求されたコンテンツの前記冒頭部分データを読み出して再生装置によって再生し、その再生に引き続いて、前記第2記憶手段から、前記要求されたコンテンツの前記残存部分データを読み出して前記再生装置によって再生する再生工程と
    を含むオンデマンド型コンテンツ取得方法。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載のオンデマンド型ノード装置の各手段としてコンピュータを機能させるために実行されるプログラム。
JP2007211182A 2007-08-14 2007-08-14 コンテンツオンデマンド型ノード装置、オンデマンド型コンテンツ取得方法およびプログラム Pending JP2009049487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007211182A JP2009049487A (ja) 2007-08-14 2007-08-14 コンテンツオンデマンド型ノード装置、オンデマンド型コンテンツ取得方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007211182A JP2009049487A (ja) 2007-08-14 2007-08-14 コンテンツオンデマンド型ノード装置、オンデマンド型コンテンツ取得方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009049487A true JP2009049487A (ja) 2009-03-05

Family

ID=40501330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007211182A Pending JP2009049487A (ja) 2007-08-14 2007-08-14 コンテンツオンデマンド型ノード装置、オンデマンド型コンテンツ取得方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009049487A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07200380A (ja) * 1993-12-09 1995-08-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ビデオ・ファイル配布システムおよび方法
JPH08149451A (ja) * 1994-11-16 1996-06-07 Toshiba Corp ビデオ・オン・デマンド・システム
JPH09149402A (ja) * 1995-11-27 1997-06-06 Sony Corp ビデオデータ配信システムおよびビデオデータ受信装置
JPH11355756A (ja) * 1998-06-04 1999-12-24 Oki Electric Ind Co Ltd 動画データの蓄積および配信方法
JP2003510734A (ja) * 1999-09-27 2003-03-18 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ストリーミングのエミュレート用ファイル分割
JP2004128627A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Asteric:Kk データ送信システム
JP2006178782A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理方法、配信情報の処理方法、配信情報処理プログラム及び配信処理装置
JP2006314075A (ja) * 2005-04-08 2006-11-16 Hitachi Ltd コンテンツ共有装置及びコンテンツ共有方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07200380A (ja) * 1993-12-09 1995-08-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> ビデオ・ファイル配布システムおよび方法
JPH08149451A (ja) * 1994-11-16 1996-06-07 Toshiba Corp ビデオ・オン・デマンド・システム
JPH09149402A (ja) * 1995-11-27 1997-06-06 Sony Corp ビデオデータ配信システムおよびビデオデータ受信装置
JPH11355756A (ja) * 1998-06-04 1999-12-24 Oki Electric Ind Co Ltd 動画データの蓄積および配信方法
JP2003510734A (ja) * 1999-09-27 2003-03-18 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ストリーミングのエミュレート用ファイル分割
JP2004128627A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Asteric:Kk データ送信システム
JP2006178782A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理方法、配信情報の処理方法、配信情報処理プログラム及び配信処理装置
JP2006314075A (ja) * 2005-04-08 2006-11-16 Hitachi Ltd コンテンツ共有装置及びコンテンツ共有方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2343536C2 (ru) Механизм одноранговой широковещательной передачи информационного содержания
KR101058051B1 (ko) 새로운 컨텐츠 아이템들을 저장하는 방법, 컨텐츠 아이템들을 렌더링하는 사용자 디바이스, 컨텐츠 아이템들을 전송하는 시스템, 및 데이터 캐리어
JP5161342B2 (ja) データ記憶装置を管理するためのメカニズム及び方法
JP3888532B2 (ja) コンテンツ再生機器、サーバ接続方法、サーバ接続プログラムおよび記録媒体
JP2007080161A (ja) データ配信システム、部分コンテンツ格納サーバ、応答高速化方法、及びプログラム
JPWO2005033952A1 (ja) 情報再生装置および方法、並びにプログラム
US8219618B2 (en) Information communication system, information communication method, and recording medium having information communication program stored thereon
CN108965910B (zh) 一种视频缓存方法及播放器
BRPI1002713A2 (pt) aparelho, método e sistema de processamento de informação, e, programa
US8655981B2 (en) Information communication system, information communication method, and recording medium having information communication program stored thereon
KR100717059B1 (ko) 홈 네트워크에서 하나의 컨텐츠를 복수의 디바이스에분할하여 저장하기 위한 방법 및 장치
JP5353567B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、ノード装置及びプログラム並びに情報処理方法
JP5652065B2 (ja) コンテンツ再生システム、制御装置及び再生装置
JP2009049487A (ja) コンテンツオンデマンド型ノード装置、オンデマンド型コンテンツ取得方法およびプログラム
JP5071262B2 (ja) 情報配信システム、同情報配信システムにおける端末装置、配信サーバ及び投入サーバ並びにそのプログラム
JP6410744B2 (ja) 再生制御装置、再生制御プログラム、再生制御方法
JP4935879B2 (ja) カラオケネットワークシステム
JP2008109188A (ja) コンテンツ配信システム、ピア及びセンタサーバ
JP2007329846A (ja) コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法
JP5412924B2 (ja) ノード装置、ノード処理プログラム及びコンテンツデータ削除方法
KR101269052B1 (ko) 가상 콘텐츠 파일을 이용하는 콘텐츠 재생시스템 및 그 방법
JP4736830B2 (ja) 配信システム、制御装置、配信先装置、ノード装置、制御装置用プログラム、配信先装置用プログラム及びノード装置用プログラム
JP4983183B2 (ja) ノード装置、情報分割保存システム、情報処理プログラム及び情報利用方法
JP2009245587A (ja) コンテンツ削除装置、コンテンツ削除方法、コンテンツ削除プログラム及びコンテンツ管理システム
JP5347876B2 (ja) 情報通信システム、ノード装置、コンテンツ取得方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130423