JP2009049299A - 電磁波シールド層を作製するための装置、電磁波シールド層を含む表示装置用フィルタ、ならびにフィルタ付表示装置 - Google Patents

電磁波シールド層を作製するための装置、電磁波シールド層を含む表示装置用フィルタ、ならびにフィルタ付表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電磁波シールド層を作製する際、基材上に形成されたメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の交差部分の形状を略直角かつ対称に形成することができるインキ版、表示装置用フィルタ、フィルタ付表示装置、および感光体ドラムを提供する。
【解決手段】本発明によるインキ版20は、電磁波シールド層12を作製するために、基材11上にメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17をインキを用いた印刷により形成するものである。インキ版20の表面に、互いに交差するとともに、メッシュ状部21を形成する多数の帯状体22A、22Bが設けられている。また帯状体22A、22Bが交差する交差部分23の形状は、対応するメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17の交差部分18の形状に比べて補正により小面積となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電磁波シールド層を作製する際に用いられ、基材上にメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層をインキを用いた印刷により形成するためのインキ版に係り、とりわけ基材上に形成されたメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の交差部分の形状を略直角かつ対称に形成することができるインキ版に関する。また本発明は、このようなインキ版を用いて作製された電磁波シールド層を含む表示装置用フィルタ、および表示装置用フィルタを含むフィルタ付表示装置に関する。さらに本発明は、電磁波シールド層を作製するために、表面に帯電トナーを付着させ、この帯電トナーを基材上に転写することにより基材上にメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層を形成する感光体ドラム、このような感光体ドラムを用いて作製された電磁波シールド層を含む表示装置用フィルタ、および表示装置用フィルタを含むフィルタ付表示装置に関する。
近年、各種の映像表示装置が、種々の分野で利用されている。そして、このような各種映像表示装置から発生される電磁波による、電子機器や身体等への電磁気的なノイズ妨害(Electro Magnetic Interference; EMI)が問題となっている。例えば、プラズマディスプレイパネル(PDP)は、データ電極と蛍光層を有するガラス板と透明電極を有するガラス板との組合体であり、作動すると電磁波が大量に発生する。このため、プラズマディスプレイパネルの前面には、メッシュ状(格子状)に形成された導電体を含む電磁波シールド材が配置される。そして、この電磁波シールド材によって、映像表示装置から発生する電磁波を遮蔽するようになっている。
このような電磁波シールド材の製造方法として、導電性インキを基材上に直接印刷するダイレクト印刷方式や基材上に設けられた金属箔をエッチングするエッチング方式などが存在する。
このうち導電性インキのダイレクト印刷方式は、導電性インキにより透明基材上にメッシュ状の導電性メッシュ層を直接印刷し、これにより電磁波シールド材を作製する方法である。
一方、金属箔のエッチング方式では、まず透明基材上に金属箔を積層し、この金属箔上にフォトレジスト層を均一に形成する。次に、マスクを用いて所定のメッシュパターンを露光し、フォトレジスト層の未露光部を現像して、所定のメッシュ状レジスト層を形成する。次いで、フォトレジスト層以外の部分に対応する金属箔をエッチングした後、金属箔上のメッシュ状レジスト層を除去する。このようにして透明基材上に金属箔メッシュ(メッシュ状導電層)からなる電磁波シールド層を形成することができる。
あるいは、まず透明基材上に金属箔を積層し、この金属箔上に所定のメッシュ状レジスト層を印刷により形成する。次に、メッシュ状レジスト層以外の部分に対応する金属箔をエッチングした後、金属箔上のメッシュ状レジスト層を除去することにより、透明基材上に金属箔メッシュ(メッシュ状導電層)からなる電磁波シールド層を形成することができる。
このほか、電磁波シールド材の製造方法として、電子写真印刷法(静電記録印刷法)を用いるものも知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−258485号公報 特開2003−258486号公報
ところで、上述したように基材上にメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層をインキを用いて印刷する場合、グラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷、またはスクリーン印刷等の印刷方法が用いられる。この場合、基材上に所定のパターンを印刷した後、インキが乾燥するまでの間にインキが基材上を流動する。このため、基材上に形成されるメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層のメッシュの交点が直角にならず、それぞれの角が丸みを帯びてしまう(図11参照)。
またこの場合、一定方向に進行する基材に対して印刷を行なうため、メッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層のメッシュの交点付近において、インキが基材の進行方向の後方側へ流動して濡れ広がる傾向がある。したがって、基材上に形成されるメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層のメッシュの交点が基材の進行方向に対称な形状とならないという問題も存在する。
また、電子印刷法(静電印刷法)を用いて感光体ドラムにより基材上にメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層を印刷形成する場合にも同様の問題が生じ得る。
したがって、このような印刷方法により電磁波シールド材を作製した場合、メッシュ状導電層のメッシュの交点が直角にならず、またメッシュの交点近傍の形状が基材の進行方向に対して非対称となるため、電磁波シールド材の品質が安定しないおそれがある。また、電磁波シールド材の透過率が低下するおそれもある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、電磁波シールド層を作製する際、基材上に形成されたメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の交差部分の形状を略直角かつ対称に形成することができるインキ版、感光体ドラム、表示装置用フィルタ、およびフィルタ付表示装置を提供することを目的とする。
本発明は、電磁波シールド層を作製するために、基材上にメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層をインキを用いた印刷により形成するインキ版において、インキ版表面に、互いに交差するとともに、メッシュ状部を形成する多数の帯状体が設けられ、帯状体が交差する交差部分の形状は、対応するメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の交差部分の形状に比べて補正により小面積となっていることを特徴とするインキ版である。
本発明は、帯状体の線幅は、帯状体の交差部分に向けて徐々に細くなり、これにより帯状体の交差部分の形状は、対応するメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の交差部分の形状に比べて小面積となっていることを特徴とするインキ版である。
本発明は、帯状体の交差部分の形状は、基材の進行方向の後方側の方が前方側と比して大きな補正量となっていることを特徴とするインキ版である。
本発明は、インキ版は、グラビア印刷版からなることを特徴とするインキ版である。
本発明は、インキ版は、フレキソ印刷版からなることを特徴とするインキ版である。
本発明は、インキ版は、オフセット印刷版からなることを特徴とするインキ版である。
本発明は、インキ版は、スクリーン印刷版からなることを特徴とするインキ版である。
本発明は、透明基材と、透明基材上に設けられ、インキ版を用いて作製された電磁波シールド層と、を含むことを特徴とする表示装置用フィルタである。
本発明は、電磁波シールド層を作製するために、表面に帯電トナーを付着させ、この帯電トナーを基材上に転写することにより基材上にメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層を形成する感光体ドラムにおいて、感光体ドラム表面に静電気像が形成され、この静電気像は互いに交差するとともに、メッシュ状部を形成する多数の帯状体からなり、帯状体が交差する交差部分の形状は、対応するメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の交差部分の形状に比べて補正により小面積となっていることを特徴とする感光体ドラムである。
本発明は、透明基材と、透明基材上に設けられ、感光体ドラムを用いて作製された電磁波シールド層と、を含むことを特徴とする表示装置用フィルタである。
本発明は、表示装置用フィルタを含むことを特徴とするフィルタ付表示装置である。
以上のように本発明によれば、インキ版表面の帯状体が交差する交差部分の形状は、対応するメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の交差部分の形状に比べて補正により小面積となっている。このため基材上にメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層を印刷した際、その交差部分の形状を略直角に形成することができる。
また本発明によれば、帯状体の交差部分の形状は、基材の進行方向の後方側の方が前方側と比して大きな補正量となっているので、基材上にメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層を印刷した際、その交差部分の形状を基材の進行方向に対して対称に形成することができる。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるインキ版を示す平面図であり、図2は、本発明の第1の実施の形態によるインキ版を示す斜視図であり、図3は、本発明の第1の実施の形態による表示装置用フィルタを示す斜視図である。また図4乃至図5は、本発明の第1の実施の形態によるインキ版による印刷方法を示す概略図であり、図6乃至図7は電磁波シールド層の製造工程を示す図であり、図10は本発明の第1の実施の形態によるインキ版による印刷方法の変形例を示す概略図である。
インキ版の構成
まず、図1乃至図2により本実施の形態によるインキ版について説明する。
図1乃至図2に示すように、本実施の形態によるインキ版20は、電磁波シールド層を作製するために、透明基材11上にメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17をインキを用いた印刷により形成するものである。このインキ版20は、グラビア印刷版等の凹版からなっている。
図1に示すように、インキ版20表面に、互いに直角に交差するとともに、メッシュ状部21を形成する多数の帯状体22A、22B、・・・が設けられている。このメッシュ状部21は、透明基材11の進行方向に対して45°傾斜するように形成されている。
また帯状体22A、22Bが交差する交差部分23の形状は、対応するメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17の交差部分18の形状に比べて補正により小面積となっている。なお、交差部分18の形状とは、透明基材11上に形成することを意図するメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17の交差部分18の形状であり、この場合、交差部分18の形状は直角に形成されている。
またメッシュ状部21の帯状体22A、22Bの各線幅wは、それぞれ帯状体22A、22Bの交差部分23に向けて徐々に細くなり(w<w)、これにより帯状体22A、22Bの交差部分23の形状は、対応するメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17の交差部分18の形状に比べて小面積となっている。
さらに帯状体22A、22Bの交差部分23の形状は、透明基材11の進行方向の後方側の方が前方側と比して大きな補正量となっている。すなわち透明基材11の進行方向の後方側の補正量dは、透明基材11の進行方向の前方側の補正量dより大きくなっている(d>d)。一方、交差部分23の側部の補正量dは、透明基材11の進行方向の後方側の補正量dより小さく、前方側の補正量dより大きくなっている(d>d>d)。
なお、上述した補正量d、d、dは、印刷方法、使用するインキの粘度、透明基材11の移動速度、帯状体22A、22Bの線幅w等の条件により大きく相違するため、これらの条件に基づき、実験的に定めることが好ましい。
図1において、インキ版20表面に設けられた帯状体22A、22B、・・・は互いに直角に交差しているが、帯状体22A、22Bは、交差部分23において90°以外の角度で互いに交差していても良い。また3本以上の帯状体22A、22B、・・・が一点で交差して交差部分23を形成しても良い。
すなわち図1乃至図2において、メッシュ状部21は多数の正方形によって構成されているが、メッシュ状部21を構成する図形は正方形に限られず、正三角形、二等辺三角形、直角三角形などの三角形、長方形、ひし形、平行四辺形、台形などの四角形、(正)六角形、(正)八角形、(正)十二角形、(正)二十角形などの(正)n角形、円、だ円、星型などを組み合わせた模様であっても良く、これら単位図形の単独の繰り返し、あるいは2種類以上を組み合わせて使用することも可能である。
表示装置用フィルタの構成
次に、図3を用いて本実施の形態によるインキ版により作製された表示装置用フィルタについて説明する。
図3に示すように、表示装置用フィルタ10は、プラズマディスプレイパネル(PDP)30等の映像表示装置の前面に設置されるものである。
このような表示装置用フィルタ10は、透明基材11と、透明基材11上に設けられた電磁波シールド層12とを有している。このうち電磁波シールド層12は、PDP30から放出され人体に有害な電磁波を効果的に遮蔽するものである。すなわち電磁波シールド層12は、45°傾斜したメッシュ構造からなるメッシュ状導電層17を含み、これにより電磁波を効果的に遮蔽することができる。
また、表示装置用フィルタ10をPDP30の前面に固定することにより、表示装置用フィルタ10とPDP30とからなるフィルタ付PDP(フィルタ付表示装置)が得られる。
ところで、透明基材11としては、PET製フィルム、アクリル製フィルム等のプラスチックフィルム、あるいは強化ガラスまたは半強化ガラス等を用いることができる。
透明基材11を構成するプラスチックフィルムは高透明性と耐熱性を有することが望ましく、高分子成形物および高分子成形物の積層体を用いることができる。透明性に関しては可視光線透過率が80%以上であることが有利であって、耐熱性に関してはガラス転移温度が50℃以上であることが望ましい。とりわけ、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリサルフォン(PS)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリスチレン、ポリエチレンナフタレート、ポリアリルレート、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ポリイミド、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)等を挙げることができる。これらのうち、ポリエチレンテレフタレート(PET)製のフィルムを用いることが望ましい。
なお、表示装置用フィルタ10は、空気と表示装置用フィルタ10との間の屈折率差による反射やPDP30表面の反射を防止するための反射防止層、PDP30からの映像のコントラストを高める光学機能層、PDP30からの近赤外線をカットする近赤外線カット層、PDP30からのネオン光をカットするネオンカット層、PDP30からの映像光の色調を調整する調色層等を更に有していても良い。
メッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の印刷方法
次にインキ版20を用いる印刷方法について、図4乃至図5により説明する。なお、図4乃至図5において、凹版印刷(グラビア印刷)の場合を例に説明する。
まずグラビア印刷用のシリンダ版を腐食方式または切削方式により製版加工し、上述したインキ版20を作製する。
次に、図4に示すように、インキ版20をグラビア印刷機40内に設置する。
その後、このグラビア印刷機40を運転することにより、透明基材11上にメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17が形成される。なお、透明基材11上にメッシュ状レジスト層16を形成する場合、メッシュ状レジスト層16は、金属層(後述)を介して透明基材11上に形成される。他方、透明基材11上にメッシュ状導電層17を形成する場合、メッシュ状導電層17は、透明基材11上に直接形成される。
この間、まずインキ版20の一部がインキパン41内でグラビアインキ42に浸され、インキ版20の版面の凹部(メッシュ状部21)がグラビアインキ42で満たされる。
なお、グラビアインキ42はメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17を形成するためのインキである。すなわち透明基材11上にメッシュ状レジスト層16を形成する場合、グラビアインキ42は、例えばインクレジストからなる(後述)。他方、透明基材11上にメッシュ状導電層17を形成する場合、グラビアインキ42は、例えば導電性インキからなる(後述)。
次に、版胴45が回転し、これによりグラビアインキ42はインキパン41内から引き上げられる。次に、ドクターブレード43によりインキ版20表面が擦られ、インキ版20の凹部(メッシュ状部21)以外に付着したグラビアインキ42が掻き取られる。
その後、インキ版20と圧胴44との間で透明基材11が挟まれて押圧され、この際グラビアインキ42は、インキ版20の凹部(メッシュ状部21)から透明基材11上に転写される(図5)。
その後、透明基材11上のグラビアインキ42は乾燥されて硬化され、透明基材11上にメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17が形成される。なお、透明基材11上にメッシュ状導電層17を形成する場合、透明基材11上のグラビアインキ42を乾燥した後、更に焼成しても良い。また、グラビアインキ42を硬化させる方法は、乾燥硬化の他、熱硬化、UV硬化、またはEB硬化等の方法を用いても良い。
ところで、一般に透明基材11上のグラビアインキ42が乾燥されるまでの間、グラビアインキ42が透明基材11上で流れ、これによりグラビアインキ42が乾燥した後、透明基材11上のメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17の交差部分18が太くなることが生じる。
すなわち、グラビアインキ42の濡れ性や、グラビアインキ42の粘度が低いこと(通常100cps以下)による流動性により、インキ版20のメッシュ状部21の形状がそのまま透明基材11上に転写されず、メッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17の交差部分18が直角になりにくい。また、この傾向は透明基材11の進行方向後方側の方が前方側と比して顕著であり、交差部分18の形状は透明基材11の進行方向に対して非対称となりやすい。
これに対して本実施の形態によれば、上述したようにメッシュ状部21の帯状体22A、22Bが交差する交差部分23の形状は、対応するメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17の交差部分18の形状に比べて補正により小面積となっている。また、帯状体22A、22Bの交差部分23の形状は、透明基材11の進行方向の後方側の方が前方側と比して大きな補正量となっている。このため、インキ版20を用いて透明基材11上にメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17を形成した場合、その交差部分18の形状を略直角かつ対称に形成することができる。
電磁波シールド層の作製方法
次に図6および図7により、透明基材11上に電磁波シールド層12を形成する方法について述べる。
まず図6により、電磁波シールド層12をエッチング法により製造する方法について述べる。ここで図6は電磁波シールド層12をエッチング法により製造する方法を示す図である。
図6に示すように、まず透明基材11上に金属箔をラミネートするか、あるいは透明基材11上に金属蒸着を施して、透明基材11上に金属層31aを設ける。
なお、金属層31aを構成する金属としては、銅、アルミニウム、ニッケル、鉄、金、銀、白金、タングステン、クロム、チタン、スズ、鉛、パラジウムなどが挙げられ、それらの1種または2種以上を組み合わせて含むステンレス、半田などの合金も使用することができる。このうち導電性、価格の点から銀、銅またはニッケルが適している。
次に透明基材11の金属層31a上に、メッシュ状レジスト層16を設ける。この場合、図4乃至図5に示す凹版印刷による印刷方法を用いてメッシュ状レジスト層16が形成される。すなわち、金属層31a上にインキ版20を用いて印刷によりメッシュ状レジスト層16が形成される。
ところで、メッシュ状レジスト層16を構成するインクレジストのバインダポリマーとしては、以下に示すものが挙げられる。天然ゴム、ポリイソプレン、ポリ−1,2−ブタジエン、ポリイソブテン、ポリブテン、ポリ−2−ヘプチル−1,3−ブタジエン、ポリ−2−t−ブチル−1,3−ブタジエン、ポリ−1,3−ブタジエンなどの(ジ)エン類、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリビニルエチルエーテル、ポリビニルヘキシルエーテル、ポリビニルブチルエーテルなどのポリエーテル類、ポリビニルアセテート、ポリビニルプロピオネートなどのポリエステル類、ポリウレタン、エチルセルロース、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリメタクリロニトリル、ポリスルホン、ポリスルフィド、ポリエチルアクリレート、ポリブチルアクリレート、ポリ−2−エチルヘキシルアクリレート、ポリ−t−ブチルアクリレート、ポリ−3−エトキシプロピルアクリレート、ポリオキシカルボニルテトラメタクリレート、ポリメチルアクリレート、ポリイソプロピルメタクリレート、ポリドデシルメタクリレート、ポリテトラデシルメタクリレート、ポリ−n−プロピルメタクリレート、ポリ−3,3,5−トリメチルシクロヘキシルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート、ポリ−2−ニトロ−2−メチルプロピルメタクリレート、ポリ−1,1−ジエチルプロピルメタクリレート、ポリメチルメタクリレートなどのポリ(メタ)アクリル酸エステルを使用することができる。
さらにアクリル樹脂とアクリル以外との共重合可能なモノマーとしては、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリエステルアクリレートなども使用できる。特に金属層31aへの濡れ性の点から、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエーテルアクリレートが優れており、エポキシアクリレートとしては、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、アリルアルコールジグリシジルエーテル、レゾルシノールジグリシジルエーテル、アジピン酸ジグリシジルエステル、フタル酸ジグリシジルエステル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエテル、グリセリントリグリシジルエーテル、ペンタエリスリトールテトラグリシジルエーテル、ソルビトールテトラグリシジルエーテル等の(メタ)アクリル酸付加物が挙げられる。エポキシアクリレートなどのように反応してまたは元々分子内に水酸基を有するポリマーは濡れ性や密着性向上に有効である。
これらの共重合樹脂は必要に応じて、2種以上併用することができる。これらの他にも、フェノール樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、キシレン樹脂のような熱硬化性樹脂などが適用可能で、これらのポリマーは必要に応じて、2種以上共重合してもよいし、2種類以上をブレンドして使用することも可能である。
これらのバインダポリマーは通常、汎用溶剤に溶解させるか、または無溶剤のまま下記の添加剤とともに攪拌・混合して使用することができる。インクレジストには、バインダポリマーの他、必要に応じて、分散剤、チクソトロピー性付与剤、消泡剤、レベリング剤、希釈剤、可塑化剤、酸化防止剤、金属不活性化剤、カップリング剤、充填剤、導電性粒子などの添加剤を配合しても良い。そして、インクレジストには、紫外線(UV)または熱で硬化するインクを用いることが、レジストの取扱性、ケミカルエッチング時の耐薬品性、レジストを設けて使用する場合に有利であるので好ましい。
次にメッシュ状レジスト層16をマスクとして、金属層31aをエッチング除去し、その後メッシュ状レジスト層16を除去することにより、金属層31aからなる導電性メッシュフィルムを形成することができる。
次に金属層31a上に黒化層31bを形成することにより、金属層31aと黒化層31bとからなる導電性メッシュフィルムの電磁波シールド層12が得られる。この場合、黒化層31bはニッケル、クロム、コバルト酸化銅等からなり、蒸着、スパッタリング、めっき、薬液浸漬等を用いて形成される。
なお、図6において電磁波シールド層12の黒化層31bは、反射防止機能を果たす。
次に図7により、導電性インクからなる電磁波シールド層12の製造方法について説明する。
図7は導電性インク法により電磁波シールド層12を製造する方法を示す図である。
図7に示すように、透明基材11上にインキ版20および導電性インク34aを用いてメッシュ状のパターンを印刷し、この導電性インク34aを乾燥または硬化させることにより、メッシュ状導電層17からなる電磁波シールド層12が得られる。この場合、図4乃至図5に示す凹版印刷による印刷方法を用いてメッシュ状導電層17が形成される。
導電性インク34aとしては、一般に金属微粒子を硬化性有機バインダーと混合したもので、通常使用される金属(フィラー)としては、金、銀、銅、ニッケル、アルミニウム、その他および合金類あるいは異種金属混合系などがある。これらの導電性は、例えば塗料のフィラーとしては銀は10−5Ω・cm以上、金は10−6Ω・cm以上である。
また、硬化性有機バインダー類としてはアクリル樹脂系、ポリエステル樹脂系、塩化ビニル樹脂系、エポキシ樹脂系、フェノール樹脂系、ポリオレフィン系、メラミン樹脂系などが良く知られている。これらの金属フィラーを用いた導電性インクは一般市販品であり、かつ導電性が10−3〜10−6Ω・cmを示すので、例えばITO(Indium Tin Oxide)の導電性10〜10Ω・cmに比して高く電磁波遮蔽材料として好適である。
なお図1乃至図5において、凹版印刷(グラビア印刷)の場合であってインキ版表面に多数の帯状体からなるメッシュ状部を設けた例について説明したが、フレキソ印刷等の凸版印刷による場合(図10(a))、オフセット印刷等の平版印刷による場合(図10(b))、またはスクリーン印刷等の孔版印刷による場合(図10(c))においても、凹版印刷(グラビア印刷)の場合と同様の形状を有する多数の帯状体からなるメッシュ状部を、フレキソ印刷機、オフセット印刷機、またはスクリーン印刷機の各々のインキ版表面に設けることができる。ここで図10(a)はフレキソ印刷方法を示す概略図であり、図10(b)はオフセット印刷方法を示す概略図であり、図10(c)はスクリーン印刷方法を示す概略図である。
図10(a)において、フレキソ印刷機70は、インキ版20が設けられた版胴71と、アニロックスロール72と、圧胴73とを有している。このうちインキ版20は、フレキソ印刷版からなっている。
また図10(b)において、オフセット印刷機80は、インキ版20が設けられた版胴81と、ブランケット胴82と、圧胴83とを有している。このうちインキ版20は、オフセット印刷版からなっている。
また図10(c)において、スクリーン印刷機90は、インキ版20と、スクィージ91と、版枠92とを有している。このうちインキ版20は、スクリーン印刷版からなっている。
第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について図8乃至図9を参照して説明する。
ここで、図8は、本発明の第2の実施の形態による感光体ドラムを示す平面図であり、図9は本発明の第2の実施の形態による感光体ドラムによる印刷方法を示す概略図である。
図8乃至図9に示す第2の実施の形態は、基材上にメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層を形成する際の印刷方法が異なるものであり、他の構成や作用効果は上述した第1の実施の形態と略同一である。図8乃至図9において、図1乃至図7に示す第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
感光体ドラムの構成
まず、図8乃至図9により本実施の形態による感光体ドラムについて説明する。
図8乃至図9に示すように、本実施の形態による感光体ドラム50は、電磁波シールド層12を作製するために、表面に帯電トナー64を付着させ、この帯電トナー64を透明基材11上に転写することにより透明基材11上にメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17を形成するものである。
感光体ドラム50の表面に静電気像が形成され、この静電気像は、互いに交差するとともに、メッシュ状部51を形成する多数の帯状体52A、52B、・・・からなっている。
帯状体52A、52Bが交差する交差部分53の形状は、対応するメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17の交差部分18の形状に比べて補正により小面積となっている。
またメッシュ状部51の帯状体52A、52Bの線幅wは、帯状体52A、52Bの交差部分53に向けて徐々に細くなり(w<w)、これにより帯状体52A、52Bの交差部分53の形状は、対応するメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17の交差部分18の形状に比べて小面積となっている。
さらに帯状体52A、52Bの交差部分53の形状は、透明基材11の進行方向の後方側の方が前方側と比して大きな補正量となっている。すなわち透明基材11の進行方向の後方側の補正量dは、透明基材11の進行方向の前方側の補正量dより大きくなっている(d>d)。一方、交差部分53の側部の補正量dは、透明基材11の進行方向の後方側の補正量dより小さく、前方側の補正量dより大きくなっている(d>d>d)。
メッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の印刷方法
次に図8に示す感光体ドラム50を用いる印刷方法について、図9を用いて説明する。
図9において、まず上述した感光体ドラム50を電子写真印刷機60内に設置する。
次に、感光体ドラム50が回転し、この際、現像器61に収納された帯電トナー64が、帯電電極62および静電気像形成部63を経由した感光体ドラム50の静電気像に供給される。
次に、感光体ドラム50の静電気像に付着した帯電トナー64は、転写電極65により透明基材11上に転写され、フラッシュランプからなる定着器66により定着され、このようにして透明基材11上にメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17が形成される。なお、透明基材11上にメッシュ状レジスト層16を形成する場合、メッシュ状レジスト層16は、金属層(上述)を介して透明基材11上に形成される。他方、透明基材11上にメッシュ状導電層17を形成する場合、メッシュ状導電層17は、透明基材11上に直接形成される。
その後、感光体ドラム50は、除電部67により除電される。
その後、上述したように、透明基材11上に感光体ドラム50を用いて形成されたメッシュ状レジスト層16を用いて、エッチング法により電磁波シールド層12を作製する(図6参照)。または、上述したように、透明基材11上に感光体ドラム50を用いて形成されたメッシュ状導電層17を用いて、導電性インク法により電磁波シールド層12を作製する(図7参照)。このようにして透明基材11と、透明基材11上に設けられた電磁波シールド層12とを有する表示装置用フィルタ10が作製される。さらに、表示装置用フィルタ10をPDP30の前面に固定することにより、表示装置用フィルタ10とPDP30とからなるフィルタ付PDP(フィルタ付表示装置)が得られる。
ところで、一般に透明基材11上の帯電トナー64が定着器66により定着されるまでの間、帯電トナー64が透明基材11上で移動し、これにより透明基材11上のメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17の交差部分18が太くなる傾向がある。この傾向は透明基材11の進行方向後方側の方が前方側と比して顕著であり、交差部分18の形状は透明基材11の進行方向に対して非対称となりやすい。
これに対して本実施の形態によれば、上述したようにメッシュ状部51の帯状体52A、52Bが交差する交差部分53の形状は、対応するメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17の交差部分18の形状に比べて補正により小面積となっている。また、帯状体52A、52Bの交差部分53の形状は、透明基材11の進行方向の後方側の方が前方側と比して大きな補正量となっている。このため、感光体ドラム50を用いて透明基材11上にメッシュ状レジスト層16またはメッシュ状導電層17を形成した場合、その交差部分18の形状を略直角かつ対称に形成することができる。
本発明によるインキ版の第1の実施の形態を示す平面図。 本発明によるインキ版の第1の実施の形態を示す斜視図。 本発明による表示装置用フィルタの第1の実施の形態を示す斜視図。 本発明によるインキ版を用いた印刷方法を示す図。 本発明によるインキ版を用いた印刷方法を示す図。 電磁波シールド層をエッチング法により製造する工程を示す図。 電磁波シールド層を導電性インク法により製造する工程を示す図。 本発明による感光体ドラムの第2の実施の形態を示す平面図。 本発明による感光体ドラムを用いた印刷方法を示す図。 本発明によるインキ版を用いた印刷方法の変形例を示す図。 従来のメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層のメッシュ交点を示す概略図。
符号の説明
10 表示装置用フィルタ
11 透明基材
12 電磁波シールド層
16 メッシュ状レジスト層
17 メッシュ状導電層
18 交差部分
20 インキ版
21 メッシュ状部
22A、22B 帯状体
23 交差部分
30 PDP
40 グラビア印刷機
41 インキパン
42 グラビアインキ
43 ドクターブレード
44 圧胴
45 版胴
50 感光体ドラム
51 メッシュ状部
52A、52B 帯状体
53 交差部分
60 電子写真印刷機
61 現像器
62 帯電電極
63 静電気像形成部
64 帯電トナー
65 転写電極
66 定着器
67 除電部
70 フレキソ印刷機
80 オフセット印刷機
90 スクリーン印刷機

Claims (11)

  1. 電磁波シールド層を作製するために、基材上にメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層をインキを用いた印刷により形成するインキ版において、
    インキ版表面に、互いに交差するとともに、メッシュ状部を形成する多数の帯状体が設けられ、
    帯状体が交差する交差部分の形状は、対応するメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の交差部分の形状に比べて補正により小面積となっていることを特徴とするインキ版。
  2. 帯状体の線幅は、帯状体の交差部分に向けて徐々に細くなり、これにより帯状体の交差部分の形状は、対応するメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の交差部分の形状に比べて小面積となっていることを特徴とする請求項1に記載のインキ版。
  3. 帯状体の交差部分の形状は、基材の進行方向の後方側の方が前方側と比して大きな補正量となっていることを特徴とする請求項1または2に記載のインキ版。
  4. インキ版は、グラビア印刷版からなることを特徴とする請求項1乃至3に記載のインキ版。
  5. インキ版は、フレキソ印刷版からなることを特徴とする請求項1乃至3に記載のインキ版。
  6. インキ版は、オフセット印刷版からなることを特徴とする請求項1乃至3に記載のインキ版。
  7. インキ版は、スクリーン印刷版からなることを特徴とする請求項1乃至3に記載のインキ版。
  8. 透明基材と、
    透明基材上に設けられ、請求項1乃至7のいずれかに記載のインキ版を用いて作製された電磁波シールド層と、を含むことを特徴とする表示装置用フィルタ。
  9. 電磁波シールド層を作製するために、表面に帯電トナーを付着させ、この帯電トナーを基材上に転写することにより基材上にメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層を形成する感光体ドラムにおいて、
    感光体ドラム表面に静電気像が形成され、この静電気像は互いに交差するとともに、メッシュ状部を形成する多数の帯状体からなり、
    帯状体が交差する交差部分の形状は、対応するメッシュ状レジスト層またはメッシュ状導電層の交差部分の形状に比べて補正により小面積となっていることを特徴とする感光体ドラム。
  10. 透明基材と、
    透明基材上に設けられ、請求項9に記載の感光体ドラムを用いて作製された電磁波シールド層と、を含むことを特徴とする表示装置用フィルタ。
  11. 請求項8または10に記載の表示装置用フィルタを含むことを特徴とするフィルタ付表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072945A (ja) * 2013-10-01 2015-04-16 大日本印刷株式会社 導電性メッシュシートの製造方法及びフォトマスク
JP2019144562A (ja) * 2019-03-22 2019-08-29 大日本印刷株式会社 フォトマスクおよび導電性パターンの製造方法

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