JP2009048342A - 座席予約装置および座席予約プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れたレスポンスと高い操作性を有し、かつ低コストで簡便に座席予約を行うことのできる座席予約装置および座席予約プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】 インターネット通信網を介してユーザから送信されてきた空席状況の照会を受信し、空席状況マスタ14を用いて空席状況を検索しその結果を該ユーザに返信し、ユーザからの予約申込みが返信されてきたときに、予約番号を発番するとともに空席状況マスタ14および予約テーブル15を更新する予約申込処理部11と、該ユーザの携帯電話機のメールアドレスに宛てて予約番号通知を送信し、該携帯電話機から決済要求が返信されてきたときに、ユーザ情報マスタ13の預託金の残高を更新して予約テーブル15に決済が終了した旨を記録し、さらに、該携帯電話機のメールアドレスに宛てて予約完了通知を送信する予約決済部12とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザからの座席の予約申込みに応じて座席の予約処理を行う座席予約装置および座席予約プログラムに関する。
従来、ユーザからの、列車、航空機、劇場などの座席の予約申込みに応じて座席の予約処理を行う座席予約システムが広く知られている。例えば、鉄道会社が保有するホストコンピュータと、そのホストコンピュータと通信回線網で接続された、ユーザ端末とからなり、列車の座席予約に関する処理を総括的に行う座席予約システムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
この座席予約システムでは、ホストコンピュータとユーザ端末との間で通信回線網を介して大量の座席データの伝送が行われる。ここで、座席データとは、各運行日の各列車の各座席が空席であるか予約済であるかという空席状況を示す情報や、予約した座席の決済状況を示す情報などのデータをいう。ユーザ端末としては、パーソナルコンピュータ、または無線通信機能を有する携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)などの携帯情報端末が用いられる。
上記の座席予約システムで、ユーザ端末としてパーソナルコンピュータを用いた場合には、最近一般化している高速定額ブロードバンド回線を介してインターネット通信網に接続し大量の情報を高速で送受信することができるので、優れたレスポンスと高い操作性で座席の予約処理を行うことができる。しかし、パーソナルコンピュータの場合には、インターネット通信網に接続可能な場所でなければこの座席予約システムを利用することができないという制約がある。
一方、例えば、携帯電話機を用いた場合は、携帯電話会社によって各携帯電話機の識別情報が管理されているので、ユーザの個人認証が容易であり、また、預託金制度が利用しやすくなっているので、ユーザは簡便に座席予約料金の決済を行うことができるという利点がある。また、携帯情報端末の場合には、利用できる場所の制約が少なく、簡便に座席予約システムを利用することができるという利点もある。
そこで、最近の傾向として、パーソナルコンピュータからインターネット通信網を介してのウエブブラウザによる座席予約処理と、携帯電話機から無線電話通信網を介しての携帯用ブラウザによる決済処理とを組合せた座席予約システムが一般化されつつある。例えば、ある電鉄会社の座席予約システムでは、ユーザはパーソナルコンピュータを用いてインターネット通信網経由でその電鉄会社の予約センタにアクセスし、予約センタから付与されたID(個人識別情報)およびパスワードを入力して座席の仮予約を行い、その後、ユーザは携帯電話機を用いて無線電話通信網経由で予約センタと交信し、その携帯電話機に預託されている預託金残高で料金決済を行えるようになっている。
この座席予約システムは、パーソナルコンピュータからアクセスすることにより優れたレスポンスと高い操作性で座席の仮予約を行うことができ、携帯電話機からアクセスすることにより利用場所の制約なしに簡便に料金決済を行うことができるので、パーソナルコンピュータと携帯電話機の双方の長所を活かしたシステムであるといえる。
特開平05−073597号公報
しかし、上記の座席予約システムには、次のような問題がある。すなわち、携帯電話機を用いて無線電話通信網経由で座席予約システムにアクセスし、携帯用ブラウザを用いて料金決済を行おうとすると、料金決済に関係のない大量の無用な情報が携帯電話機に送信されてくることがある。携帯電話機の場合には、高速定額ブロードバンド回線のデータ通信料金に比較して極めて高額な無線電話通信網を使用するので、上記のように大量の無用な情報が送られてくると、不当に高いパケット通信料がかかってしまう。従って、携帯電話機を用いて上記の座席予約システムを利用した場合は、ユーザはかなり高額のコストを負担しなければならない。
本発明は、上記事情に鑑み、優れたレスポンスと高い操作性を有し、かつ低コストで簡便に座席予約することのできる座席予約装置および座席予約プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の座席予約装置は、インターネット通信網を介して座席の予約申込みを受け付け、該予約申込みに応じて座席の予約処理を行う座席予約装置であって、無線電話通信網に加入しているユーザの携帯情報端末のメールアドレスおよび該携帯情報端末に対応づけられて預託されている預託金の残高を記録するユーザ情報マスタと、座席の空席状況を記録する空席状況マスタと、座席の予約状況と予約した座席の利用に要する費用の決済状況をユーザに対応づけて記録する予約テーブルと、インターネット通信網を介してユーザから送信されてきた空席状況の照会を受信し、上記空席状況マスタを用いて該照会を受けた空席状況を検索してその検索結果を該ユーザに返信し、該検索結果に対応するユーザからの予約申込みが返信されてきたときに、該予約申込みに基づき予約番号を発番するとともに上記空席状況マスタおよび上記予約テーブルを更新する予約申込処理部と、上記予約申込処理部により予約番号の発番を受けて、当該ユーザの携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約番号通知を送信し、当該携帯情報端末から該予約番号通知への返信による決済要求が返信されてきたときに、上記ユーザ情報マスタの預託金の残高を更新して上記予約テーブルに決済が終了した旨を記録し、さらに、当該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約完了通知を送信する予約決済部とを有することを特徴とする。
ここで、携帯情報端末とは、無線電話通信機能を備えた携帯電話機、PHS、PDAなどをいう。
本発明の座席予約装置によれば、予約申込処理部はインターネット通信網を介してユーザと交信するので、ユーザは優れたレスポンスと高い操作性で予約申込みを行うことができ、また、予約決済部は電子メールの送信・返信機能を利用してユーザと交信するので、ユーザは簡便な操作で、かつ低コストで予約の決済を行うことができる。
ここで、上記予約決済部は、上記携帯情報端末から、該予約決済部からの送信に対する予約変更問合わせがあったときには、上記空席状況マスタを検索して該予約変更問合わせに対応する空席状況報告を該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて送信し、該携帯情報端末から該送信に対する予約変更申込みが返信されてきたときには、該予約変更申込みに応じて上記空席状況マスタおよび上記予約テーブルを更新し、該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約変更完了通知を送信するものであってもよい。
本発明の座席予約装置を上記のように構成した場合は、予約決済部は電子メールの送信・返信機能を利用してユーザと交信するので、ユーザは、簡便な操作で、かつ低コストで予約の変更を行うことができる。
また、上記予約決済部は、上記携帯情報端末から、該予約決済部からの送信に対して予約取消要求があったときには、上記空席状況マスタおよび上記予約テーブルを更新するとともに決済が終了していたときは上記ユーザ情報マスタの預託金の残高を更新し、該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約取消完了通知を送信するものであってもよい。
本発明の座席予約装置を上記のように構成した場合は、予約決済部は電子メールの送信・返信機能を利用してユーザと交信するので、ユーザは、簡便な操作で、かつ低コストで予約の取消を行うことができる。
また、上記目的を達成する本発明の座席予約プログラムは、プログラムを実行するコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、インターネット通信網を介して座席の予約申込みを受け付け、該予約申込みに応じて座席の予約処理を行う座席予約装置として動作させる座席予約プログラムであって、インターネット通信網を介してユーザから送信されてきた空席状況の照会を受信し、無線電話通信網に加入しているユーザの携帯情報端末のメールアドレスおよび該携帯情報端末に対応づけられて預託されている預託金の残高を記録するユーザ情報マスタを用いて、該照会を受けた空席状況を検索してその検索結果を該ユーザに返信し、該検索結果に対応するユーザからの予約申込みが返信されてきたときに、該予約申込みに基づき予約番号を発番するとともに、座席の空席状況を記録する空席状況マスタ、および、座席の予約状況と予約した座席の利用に要する費用の決済状況をユーザに対応づけて記録する予約テーブルを更新する予約申込処理部と、上記予約申込処理部により予約番号の発番を受けて、当該ユーザの携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約番号通知を送信し、当該携帯情報端末から該予約番号通知への返信による決済要求が返信されてきたときに、上記ユーザ情報マスタの預託金の残高を更新して上記予約テーブルに決済が終了した旨を記録し、さらに、当該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約完了通知を送信する予約決済部とを有する座席予約装置として動作させることを特徴とする。
本発明の座席予約プログラムによれば、予約申込処理部はインターネット通信網を介してユーザと交信するので、ユーザは優れたレスポンスと高い操作性で予約申込みを行うことができ、また、予約決済部は電子メールの送信・返信機能を利用してユーザと交信するので、ユーザは簡便な操作で、かつ低コストで予約の決済を行うことができる。
ここで、上記予約決済部は、上記携帯情報端末から、該予約決済部からの送信に対する予約変更問合わせがあったときには、上記空席状況マスタを検索して該予約変更問合わせに対応する空席状況報告を該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて送信し、該携帯情報端末から該送信に対する予約変更申込みが返信されてきたときには、該予約変更申込みに応じて上記空席状況マスタおよび上記予約テーブルを更新し、該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約変更完了通知を送信するものであってもよい。
本発明の座席予約プログラムを上記のように構成した場合は、予約決済部は電子メールの送信・返信機能を利用してユーザと交信するので、ユーザは、簡便な操作で、かつ低コストで予約の変更を行うことができる。
また、上記予約決済部は、上記携帯情報端末から、該予約決済部からの送信に対して予約取消要求があったときには、上記空席状況マスタおよび上記予約テーブルを更新するとともに決済が終了していたときは上記ユーザ情報マスタの預託金の残高を更新し、該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約取消完了通知を送信するものであることを特徴とする請求項4記載の座席予約プログラム。
本発明の座席予約プログラムを上記のように構成した場合は、予約決済部は電子メールの送信・返信機能を利用してユーザと交信するので、ユーザは、簡便な操作で、かつ低コストで予約の取消を行うことができる。
本発明によれば、優れたレスポンスと高い操作性を有し、かつ低コストで簡便に座席予約を行うことのできる座席予約装置および座席予約プログラムを実現することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本実施形態の座席予約装置は、ユーザからの予約申込に応じて列車の座席を予約する装置であり、鉄道会社や旅行会社などに設置されたコンピュータ上で動作する。なお、この座席予約装置は、列車の座席予約装置に限られるものではなく、例えば、航空機、劇場、ホテルなどの予約装置として適用することもできる。
図1は、本発明の一実施形態としての座席予約装置10を構成するコンピュータ、およびユーザ側のコンピュータ(ユーザPC)と携帯電話機を含めた全体図である。
コンピュータ100は、本実施形態の座席予約プログラムを実行するものであり、その座席予約プログラムは、コンピュータ100を、インターネット通信網700、無線電話通信網800を介して座席の予約申込みを受け付け、その予約申込みに応じて座席の予約処理を行う座席予約装置10として動作させるように構成されている。
図1には、座席予約装置10として動作する、例示としての1台のコンピュータ100と、それらのコンピュータ100にインターネット通信網700、無線電話通信網800を介して接続された、ユーザ側のコンピュータ300,500および携帯電話機500,600が示されている。
なお、本実施形態における携帯電話機500,600は、本発明にいう携帯情報端末の一例に相当するものである。
コンピュータ100には、後述する構成の座席予約プログラムが格納され、この座席予約プログラムを実行することにより座席予約装置10として動作するようになっている。
コンピュータ100としては一般にワークステーションまたはパーソナルコンピュータと呼ばれるコンピュータを用いることができる。このコンピュータ100は2台のコンピュータで構成してもよく、その場合はいずれか一方のコンピュータを、予約申込処理を行う予約サーバとして使用し、他方のコンピュータを、ユーザとのメール通信を行うメールサーバとして使用するようにしてもよい。
コンピュータ100は、大容量の記憶媒体を有しており、その記憶媒体内に、本実施形態の座席予約装置10におけるユーザ情報マスタ、空席状況マスタ、予約テーブル、時刻表マスタ、画面マスタなどを含むデータベースが構築される。これらのファイル類については後述する。
また、コンピュータ300は、ユーザAにより使用されるコンピュータであり、本実施形態の座席予約装置10が形成されたコンピュータ100にインターネット通信網700を介してアクセスし、座席予約の申込みを行うためのものである。
また、携帯電話機500は、座席予約装置10を利用するユーザAにより使用される携帯電話機、PHS、PDSなどであり、本実施形態の座席予約装置10が形成されたコンピュータ100に無線電話通信網800を介してアクセスし、座席料金の決済処理を行うためのものである。
同様に、コンピュータ400は、ユーザBにより使用されるコンピュータであり、本実施形態の座席予約装置10が形成されたコンピュータ100にインターネット通信網700を介してアクセスし、座席予約の申込みを行うためのものである。
また、同様に、携帯電話機600は、座席予約装置10を利用するユーザBにより使用されるものであり、本実施形態の座席予約装置10が形成されたコンピュータ100に無線電話通信網800を介してアクセスし、座席料金の決済処理を行うためのものである。
上記の各コンピュータ100,300,400は、基本的に同一の機器構成を有しているので、以下には、コンピュータ100の機器構成のみについて説明し、それ以外のコンピュータについての説明は省略する。
コンピュータ100は、CPU(中央処理装置)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ハードディスク、通信用ボード等が内蔵された本体部101、本体部101からの指示により表示画面102a上に画像や文字列を表示するディスプレイ102、コンピュータ100に利用者からの指示を入力するためのキーボード103、表示画面102a上の任意の位置を指定することにより、その指定時にその位置に表示されていたアイコン等に応じた指示を行うマウス104を備えている。
本体部101は、さらに、MO(光磁気ディスク)、CD/DVDが装填されるMO装填口101a、CD/DVD装填口101bを有しており、それらの内部には、それらの装填口101a,101bから装填されたMOやCD又はDVDをドライブしてアクセスするMOドライブやCD/DVDドライブも内蔵されている。
図2は、図1に外観を示したコンピュータのハードウェア構成図である。
ここでは代表的にコンピュータ100を取り上げて説明するが、コンピュータ200,300,400も基本的に同様のハードウェア構成を有している。
図2のハードウェア構成図には、コンピュータ100を構成するCPU105、RAM106、ハードディスクコントローラ113、MOドライブ114、CD/DVDドライブ115、マウスコントローラ116、キーボードコントローラ117、ディスプレイコントローラ118、通信用ボード119が示されており、それらはバス110で相互に接続されている。
MOドライブ114、CD/DVDドライブ115は、図1を参照して説明したように、それぞれMO装填口101aおよびCD/DVD装填口101bから装填されたMO、CD/DVDをアクセスするものである。
通信用ボード119はインターネット通信網700および無線電話通信網800の双方に接続可能となっている。
また、図2には、ハードディスクコントローラ113によりアクセスされるハードディスク120、MOドライブ114によりアクセスされるMO121、CD/DVDドライブ115によりアクセスされるCD/DVD122、マウスコントローラ116により制御されるマウス104、キーボードコントローラ117により制御されるキーボード103、およびディスプレイコントローラ118により制御されるディスプレイ102も示されている。
図3は、本実施形態の座席予約装置の概略構成図である。
本実施形態の座席予約装置は、例えば、鉄道会社のコンピュータ上に形成され、ユーザからの列車の座席の予約申込みを受け付け、その予約申込みに応じて座席の予約処理を行う装置であって、図3に示すように、この座席予約装置10は、予約申込処理部11と、予約決済部12と、ユーザ情報マスタ13と、空席状況マスタ14と、予約テーブル15と、時刻表マスタ16と、画面マスタ17とを有している。
予約申込処理部11は、インターネット通信網を介してユーザから送信されてきた空席状況の照会を受信し、空席状況マスタ14を用いて該照会を受けた空席状況を検索してその検索結果を該ユーザに返信し、該検索結果に対応するユーザからの予約申込みが返信されてきたときに、該予約申込みに基づき予約番号を発番するとともに空席状況マスタ14および予約テーブル15を更新するものである。
予約決済部12は、予約申込処理部11により予約番号の発番を受けて、当該ユーザの携帯電話機のメールアドレスに宛てて予約番号通知を送信し、当該携帯電話機から該予約番号通知への返信による決済要求が返信されてきたときに、ユーザ情報マスタ13の預託金の残高を更新して予約テーブル15に決済が終了した旨を記録し、さらに、当該携帯電話機のメールアドレスに宛てて予約完了通知を送信するものである。
ユーザ情報マスタ13は、無線電話通信網に加入しているユーザの携帯電話機のメールアドレスおよび該携帯電話機に対応づけられて預託されている預託金の残高を記録するものである。
この座席予約装置を利用しようとするユーザは、利用に先立って、この座席予約装置が設置されている鉄道会社に、ユーザID、パスワード、携帯電話機識別番号、メールアドレスおよび当該ユーザの決済口座、決済処理時に必要な暗唱番号などを登録しておく必要がある。これらの情報は上記のユーザ情報マスタ13に記録される。
図4は、本実施形態の座席予約装置に用いられるユーザ情報マスタの一例を示す図である。
図4に示すように、このユーザ情報マスタ13には、この座席予約装置を利用するユーザのID13a、パスワード(PW)13b、当該ユーザの携帯電話機番号13c、メールアドレス13d、当該ユーザが加入している預託金制度運用機関の口座に預託されている預託金残高13eなどの項目が設けられている。
空席状況マスタ14は、各日付ごとの、各列車の、各乗車区間ごとの、各座席ごとの空席状況、すなわち座席予約の有無を記録するものである。
予約テーブル15は、ユーザから予約申込を受けた座席に関する詳細なデータ、および予約された座席の利用に要する費用の決済の有無を記録するものである。
図5は、本実施形態の座席予約装置に用いられる予約テーブルの一例を示す図である。
図5に示すように、この予約テーブル15には、予約を受け付けた年月日15a、予約を受け付けた時刻15b、予約を申し込んだユーザID15c、予約が申し込まれた列車番号15d、予約が申し込まれた座席番号15e、乗車駅15f、乗車時刻15g、下車駅15h、下車時刻15i、大人15j、小児15k、予約番号15m、決済15nなどの項目が設けられている。
時刻表マスタ16は、各日付ごとの、各列車の、各駅における到着時刻および発車時刻を記録したものである。
画面マスタ17は、本実施形態の座席予約装置とユーザとの間で送受信される各画面の書式を記録するものである。これら各画面としては、空席照会画面(必要事項未記入)(図8)、空席照会画面(必要事項記入済み)(図9)、空席状況報告画面(図10)、予約申込画面(図11)、予約番号通知画面(図12)、返信メール画面(図13、図14、図15)、予約完了通知画面(図16)、予約取消通知画面(図17)、空席状況(予約変更用)画面(図18、図19)、予約変更完了通知画面(図20)などがある。これらの画面については、この座席予約装置の動作説明の都度説明する。
図6は、本実施形態の座席予約プログラムの概略構成図である。
この座席予約プログラムは、このプログラムを実行するコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、インターネット通信網を介して座席の予約申込みを受け付け、該予約申込みに応じて座席の予約処理を行う座席予約装置として動作させるプログラムである。
図6に示すように、この座席予約プログラム20は、予約申込処理部21と、予約決済部22とを有している。
予約申込処理部21は、インターネット通信網を介してユーザから送信されてきた空席状況の照会を受信し、ユーザ情報マスタ13(図3参照)を用いて該照会を受けた空席状況を検索してその検索結果を該ユーザに返信し、該検索結果に対応するユーザからの予約申込みが返信されてきたときに、該予約申込みに基づき予約番号を発番するとともに、空席状況マスタ14(図3参照)、および、予約テーブル15(図3参照)を更新するものである。
予約決済部22は、予約申込処理部21により予約番号の発番を受けて、当該ユーザの携帯電話機のメールアドレスに宛てて予約番号通知を送信し、当該携帯電話機から該予約番号通知への返信による決済要求が返信されてきたときに、上記ユーザ情報マスタ13の預託金の残高を更新して予約テーブル15に決済が終了した旨を記録し、さらに、当該携帯電話機のメールアドレスに宛てて予約完了通知を送信するものである。
次に、本実施形態の座席予約装置の動作とユーザ側の操作とを関係付けて説明する。
本実施形態による予約処理は、座席予約装置10のコンピュータ100(図1参照)(以下予約センタという)とユーザAのコンピュータ300(以下、ユーザPCという)とがインターネット通信網700を介して通信し、ユーザからの予約申込を受け付けてから予約番号を発番するまでの仮予約処理と、予約センタとユーザAの携帯電話機500とが無線電話通信網800を介して通信し、予約の決済、予約の取消、および予約の変更などを行う本予約処理とからなる。
次に、本実施形態の座席予約装置における予約処理の概要について説明する。
図7は、本実施形態の座席予約装置における予約処理を示す概要図である。
図7に示すように、ユーザの操作に応じてユーザPCは、インターネット通信網を介して予約センタと通信を開始する。それを受けて予約センタのコンピュータ上の座席予約プログラム20(図6参照)が起動し、出発駅などの必要事項記入欄が空欄のままの空席照会画面をユーザPCに送信する。
ユーザPCを操作するユーザは、予約センタから受け取った空席照会画面に、日時、列車番号、出発駅、到着駅、大人人数、小児人数などの必要事項を記入した上でその画面を予約センタに返信する。予約センタは、返信されてきた画面に記入された内容に基づき時刻表マスタ16および空席状況マスタ14(図3参照)を検索し、その検索結果に基づいてユーザPCに空席状況報告および予約申込画面を送信する。
ユーザは、受信した予約申込画面にチェックを行い、その画面を予約センタに返信する。予約センタは、受信した予約申込画面のチェックを確認して空席状況マスタ14(図3参照)の当該座席を予約済に設定し、予約番号を発番してそれを予約テーブル15(図3参照)に書き込む。
ここで、ユーザPCと予約センタとのインターネット通信網による通信は終了する。
次に、予約センタは、無線電話通信網を介して、上記予約番号通知の送信先であるユーザの所有する携帯電話機に宛てて電子メールで予約番号通知を送信する。予約番号通知を受信したユーザは、携帯電話機から決済要求画面を返信する。ユーザからの決済要求画面35を受信した予約センタは、当該ユーザの個人認証を行った後、ユーザ情報マスタ13に記録されている預託金の残高を読み出し、その残高が座席の料金を決済するに足るものである場合は決済処理を行う。すなわち、予約テーブル15(図3参照)およびユーザ情報マスタ13を更新し、携帯電話機に予約完了通知を送信する。
こうして、決済処理が完了する。
さらに、一旦予約した座席を変更する必要が生じた場合には、ユーザは、携帯電話機500から、送信を受けた予約完了通知に対する返信メールとして、予約センタに予約変更問合わせを送信する。予約変更問合わせの電子メールを受信した予約センタは、空席状況マスタ14を検索して該予約変更問合わせに対応する空席状況報告を携帯電話機500に電子メールで送信する。
ユーザは、携帯電話機500を操作して、予約センタから送られてきた空席状況報告に基づき予約センタに予約変更問合わせを送信する。予約センタは送信されてきた予約変更問合わせに応じて空席状況マスタ14および予約テーブル15を更新し、該携帯電話機のメールアドレスに宛てて予約変更完了通知を送信する。
こうして、予約変更処理が完了する。
さらに、一旦予約した座席予約を取り消す必要が生じた場合には、ユーザは、携帯電話機500から、予約変更完了通知に対する返信メールとして、予約センタに予約取消要求を送信する。
予約センタは、携帯電話機500から電子メールで予約取消要求が送信されてきたときには、空席状況マスタ14および予約テーブル15を更新するとともに、その座席予約に関する決済処理が終了していたときはユーザ情報マスタ13の預託金の残高を更新し、携帯電話機500のメールアドレスに宛てて予約取消完了通知を送信する。
こうして、予約取消処理が完了する。
なお、以上の説明では、座席予約を行おうとするユーザがユーザPCの一つであるコンピュータ300を用いて予約センタにアクセスする例を挙げたが、コンピュータ400を用いた場合も同様である。また、予約センタとの間で決済処理を行うユーザ側の携帯電話機として、携帯電話機500を用いた例を挙げたが、携帯電話機600を用いた場合も同様である。
次に、本実施形態の座席予約装置の予約申込処理部による仮予約処理について詳細に説明する。
図21は、本実施形態の座席予約装置の予約申込処理部による仮予約処理の概要を示すフローチャートである。
この座席予約装置は本実施形態の座席予約プログラム20(図6参照)が予約センタ(コンピュータ100(図1参照))上にインストールされることにより形成される。座席予約装置10(図3参照)が形成された予約センタに、ユーザPC300(図1参照)からのインターネット通信網を介してのアクセスによりユーザPC300とコンピュータ100との通信が開始され(ステップS01)、ユーザの操作に応じて座席予約プログラム20(図6参照)が呼び出される。それに応じて予約センタの予約申込処理部11(図3参照)は、ユーザPCに、出発駅などの必要事項記入欄が空欄のままの空席照会画面30(図8参照)を送信する。
ユーザの操作により、ユーザPCの表示画面上に表示された空席照会画面30(図8参照)に、日時、列車番号、出発駅、到着駅、大人人数、小児人数などの必要事項が記入され、必要事項記入済みの空席照会画面31(図9参照)が、ユーザPCから予約センタに返信される。
予約センタは、ユーザPCからの空席照会画面31(図8参照)を受信したか否かを判定する(ステップS03)。
ステップS03の判定において受信があったときにはステップS04に進む。
ステップS03の判定において受信がないときにはステップS05に進み、所定時間を経過したか否かを判定し(ステップS05)、所定時間を経過していないときにはステップS03に戻りステップS03以降の処理を繰り返す。一方、所定時間を経過しているときには処理を終了する。
ステップS04では、受信した空席照会画面31の記入内容に基づき時刻表マスタ16および空席状況マスタ14(図3参照)を検索し、その検索結果に基づきユーザPCに空席状況報告32(図10参照)および予約申込画面33(図11参照)を送信する(ステップS06)。
次に、ステップS07では、予約センタは、ユーザPCからの予約申込画面33のメールを受信したか否かを判定する(ステップS07)。
ステップS07の判定において受信があったときにはステップS08に進む。
ステップS07の判定において受信がないときにはステップS09に進み、所定時間を経過したか否かを判定し、所定時間を経過していないときにはステップS07に戻りステップS07以降の処理を繰り返す。一方、所定時間を経過しているときには処理を終了する。
ステップS08では、ユーザPCから送られてきた予約申込画面33の予約欄にチェックが入っているのを確認して空席状況マスタ14(図3参照)を更新し、予約番号を発番し(ステップS10)、予約テーブル15(図5参照)の当該座席を予約済に設定し、予約番号を予約テーブル15(図3参照)の予約番号欄15mに書き込む(ステップS11)。
ここで、予約申込処理部21はユーザPCとのインターネット通信網による通信を終了する(ステップS12)。
こうして、予約申込処理部による仮予約処理が終了する。
図21を参照して説明した仮予約処理により一旦予約番号が発番された後、本実施形態の座席予約装置の予約決済部による本予約動作が行われる。
この本予約動作では、予約料金の決済が行われ、これにより予約処理が完了する。
なお、予約処理の過程で、ユーザの事情の変化から予約を変更したり取り消したりする必要が生じることがある。その場合には、以下に説明するように、この予約決済部で予約変更や予約取消を行うことができるようになっている。
次に、本実施形態の座席予約装置の予約決済部による本予約動作について詳細に説明する。
図22は、本実施形態の座席予約装置の予約決済部による本予約処理の概要を示すフローチャートである。
先ず、予約センタは、無線電話通信網800(図1参照)との接続を開始し(ステップS20)、先に発番された予約番号を、当該ユーザの携帯電話機500に電子メールで送信する(ステップS21)。
この電子メールは、図12(予約番号通知画面34)に示すように、予約番号、年月日、列車名、出発駅、出発時刻、到着駅、および到着時刻が書き込まれている。
次に、予約センタは、予約番号通知画面34(図12参照)を受信したユーザの携帯電話機500(図1参照)からの予約変更問合わせを待つ、すなわち上記予約番号通知画面34に対するユーザからの返信メール(電子メール)を待ち受ける(ステップS23)。
なお、この返信メールの作成ルールとして、予約番号通知画面34に対する返信メールの本文の冒頭に、ユーザが希望する処理区分を表す1桁の数字および記号“>”を付加することが定められている。
この処理区分には、“0”、“1”、“2”、“3”、および“4”の5種類があり、“0”は、処理区分が“決済処理”であり、“1”は、処理区分が“予約取消処理”であり、“2”、“3”、および“4”は、処理区分が“予約変更処理”であることを表している。それ以外の数字はエラーとなる。
“予約変更処理”のうち、“2”は、発車時刻が少し前の列車に変更したい場合、“3”は、発車時刻が少し後の列車に変更したい場合、“4”は、希望の発車時刻の列車に変更したい場合に用いられる。なお、“4”の場合には、“4”の後に希望の発車時刻(4桁の数字)を付加することになっている。例えば、希望の発車時刻が17時15分の場合は“41715”のようにする。
さらに、この返信メールには、当該携帯電話機500内部から読み出された、携帯電話機固有の識別番号がこの返信メールに添付されるようになっている。
ステップS23では、携帯電話機500からの返信メールの受信の有無が判定される。
ステップS23の判定において携帯電話機500からの返信メールの受信があったときにはステップS24に進む。
ステップS23の判定において携帯電話機500からの返信メールの受信がないときにはステップS25に進み、所定時間を経過したか否かを判定し、所定時間を経過していないときにはステップS23に戻りステップS23以降の処理を繰り返す。一方、所定時間を経過しているときには処理を終了する。
ステップS24では、上記返信メールに添付されていた携帯電話機識別番号をユーザ情報マスタ13(図4参照)の携帯電話機識別番号と照合することによりユーザ認証を行い、正当なユーザであると認証された場合に、ステップS26に進む。
ステップS26では、上記返信メールの本文の中から冒頭の1桁の数字、すなわち処理区分を読み出す。
ステップS26において、図13に示すように処理区分が“0”であった場合にはステップS31に進み決済処理が行われる。また、図14に示すように処理区分が“1”であった場合にはステップS41に進み予約取消処理が行われる。また、図15(返信メール画面)に示すように処理区分が“2”、“3”、又は“4”であった場合にはステップS51に進み予約変更処理が行われる。なお、それ以外の数字であった場合には携帯電話機500に対して電子メールでエラーメッセージを送信して(ステップS61)、処理を終了する。
[決済処理]
ステップS31では、ユーザ情報マスタ13(図4参照)の預託金残高欄13eに記録されている預託金の残高を読み出し、その残高が、予約された座席料金を決済するに足る金額である場合には決済処理を行う。すなわち、預託金残高欄13eに記録されている残高から上記座席料金に相当する金額を引落し、引落し後の残額で預託金残高欄13eを更新(ステップS31)し、予約テーブル15(図5参照)の決済欄15kに“決済完了”を表す記号を書き込み(ステップS32)、携帯電話機500に対して予約完了通知40(図16参照)を送信し、次にステップS23に戻りステップS23以降の処理を繰り返す。
なお、預託金残高欄13eに記録されている預託金の残高が、予約された座席料金を決済するに足らない金額である場合には、携帯電話機500に対して電子メールでエラーメッセージを送信した後、ステップS23に戻りステップS23以降の処理を繰り返す。
[予約取消処理]
ステップS41では、空席状況マスタ14に記入されている当該座席が予約済みであることを表す記号を削除し、予約テーブル15(図5参照)に記録されている当該予約のレコードを削除する(ステップS42)。さらに、当該座席予約に基づく決済処理が完了している場合には、その決済処理で引落された金額を預託金残高欄13eに書き戻し(ステップS43)、携帯電話機500に対して予約取消通知41(図17参照)を送信し(ステップS44)、処理を終了する。
[予約変更処理]
ステップS51では、ステップS23で受信したメールに記入されている希望の処理区分に基づき、予約変更希望座席の空席状況について空席状況マスタ14を検索し、その検索結果に基づき次の各画面が携帯電話機500に送信される(ステップS52)。
すなわち、処理区分が“2”の場合は、空席状況(予約変更用)画面42(図18参照)が送信される。図18に示すように、この画面42には今の列車よりも前に発車する3つの列車名が記載されているので、ユーザは、そのうちの希望の列車名の右側のチェック欄にチェックを入れ、処理区分を“0”に変えて返信すればよい。なお、この3つの列車よりもさらに前の列車を探したい場合は“さらに前の列車”の右側のチェック欄にチェックを入れればよい。
また、処理区分が“3”の場合は、空席状況(予約変更用)画面43(図19参照)が送信される。図19に示すように、この画面43には今の列車よりも後に発車する3つの列車名が記載されているので、ユーザは、そのうちの希望の列車名の右側のチェック欄にチェックを入れ、処理区分を“0”に変えて返信すればよい。なお、この3つの列車よりもさらに後の列車を探したい場合は“さらに後の列車”の右側のチェック欄にチェックを入れればよい。
また、処理区分が“4”の場合は、前述のようにユーザから希望の発車時刻が、例えば前述のように“41715”と指定されているので、指定された列車名が記載された予約番号通知画面34(図12参照)がユーザに送信される。
次に、予約センタは、携帯電話機500からの返信メールの受信の有無を判定する(ステップS53)。
ステップS53の判定において携帯電話機500からの返信メールの受信があったときにはステップS54に進む。
ステップS53の判定において携帯電話機500からの返信メールの受信がないときにはステップS55に進み、所定時間を経過したか否かを判定し、所定時間を経過していないときにはステップS53に戻りステップS53以降の処理を繰り返す。一方、所定時間を経過しているときには処理を終了する。
ステップS54では、ユーザから送信されてきた返信メールの内容に応じて空席状況マスタ14を書き換え、予約テーブル15を書き換え(ステップS56)、携帯電話機500のメールアドレスに宛てて電子メールで予約変更完了通知45(図20参照)を送信する(ステップS57)。こうして、予約変更処理を完了した後、ステップS23に戻りステップS23以降の処理を繰り返す。
こうして、予約決済部による本予約処理が完了する。
以上説明したように、この予約決済部によれば、ユーザは、予約センタから送られてきた電子メール(予約番号通知画面34(図12参照))に対する返信メールの本文の冒頭に1桁の数字を付加するだけで、ユーザの希望する処理区分を予約センタに伝達することができるので、ユーザの携帯電話機への入力負荷は極めて小さい。
しかも、図22のフローチャートに示すように、この処理区分が、“0”(決済処理)の場合、処理区分が“2”、“3”、又は“4”(予約変更処理)の場合、および処理区分が“0”〜“4”以外(エラー)の場合は、ステップS23に戻るようになっているので、ユーザは、先に予約センタに送った返信メールを再編集して再送信、すなわちその返信メールの本文の冒頭の1桁の数字を書き直して再送信することにより、本予約処理を何度でもやり直して貰うことができる。
例えば、ユーザが、ステップS33における予約完了通知を受けた後で予約変更の必要または予約取消の必要が生じた場合、また、ステップS57における予約変更完了通知を受けた後で予約変更の必要または予約取消の必要が生じた場合などに、返信メールの本文の冒頭の1桁の数字を書き直して再送信すればよい。ただし、処理区分が、“1”すなわち、予約取消の場合には、予約センタにおける予約テーブル15(図5参照)の当該予約番号に対応するレコードは削除されるので本予約処理のやり直しはできない。その場合には、仮予約からやり直す必要がある。
このように、ユーザは返信メールに簡単な再編集操作をして再送信するだけで、ユーザの希望する処理区分を簡単に、かつ何度でも予約センタに伝達することができるので、ユーザの携帯電話機への入力負荷は極めて小さい。従って、ユーザは簡便な操作で、かつ低コストで本予約を行うことができる。
例えば、前述のように従来の座席予約システムでは、携帯電話機のみで処理した場合は、列車の座席の予約、決済が完了するまでに約60円〜100円程度のパケット通信料が必要であるが、本実施形態の座席予約装置によれば、約10円程度のパケット通信料で料金決済を完了させることができる。
本発明の一実施形態としての座席予約装置10を構成するコンピュータ、およびユーザ側のコンピュータ(ユーザPC)と携帯電話機を含めた全体図である。 図1に外観を示したコンピュータのハードウェア構成図である。 本実施形態の座席予約装置の概略構成図である。 本実施形態の座席予約装置に用いられるユーザ情報マスタの一例を示す図である。 本実施形態の座席予約装置に用いられる予約テーブルの一例を示す図である。 本実施形態の座席予約プログラムの概略構成図である。 本実施形態の座席予約装置における予約処理を示す概要図である。 本実施形態で用いられる空席照会画面(必要事項未記入)を示す図である。 本実施形態で用いられる空席照会画面(必要事項記入済み)を示す図である。 本実施形態で用いられる空席状況報告画面を示す図である。 本実施形態で用いられる予約申込画面を示す図である。 本実施形態で用いられる予約番号通知画面を示す図である。 本実施形態で用いられる返信メール画面を示す図である。 本実施形態で用いられる返信メール画面を示す図である。 本実施形態で用いられる返信メール画面を示す図である。 本実施形態で用いられる予約完了通知画面を示す図である。 本実施形態で用いられる予約取消通知画面を示す図である。 本実施形態で用いられる空席状況(予約変更用)画面を示す図である。 本実施形態で用いられる空席状況(予約変更用)画面を示す図である。 本実施形態で用いられる予約変更完了通知画面を示す図である。 本実施形態の座席予約装置の予約申込処理部による仮予約処理の概要を示すフローチャートである。 本実施形態の座席予約装置の予約決済部による本予約処理の概要を示すフローチャートである。
符号の説明
10 座席予約装置
11 予約申込処理部
12 予約決済部
13 ユーザ情報マスタ
14 空席状況マスタ
15 予約テーブル
16 時刻表マスタ
17 画面マスタ
20 座席予約プログラム
21 予約申込処理部
22 予約決済部
30、31 空席照会画面
32 空席状況報告
33 予約申込画面
34 予約番号通知画面
35 決済要求画面
40 予約完了通知
41 予約取消通知
42、43 空席状況(予約変更用)画面
45 予約変更完了通知
100,300,500 コンピュータ
101 本体部
101a MO装填口
101b CD/DVD装填口
102 ディスプレイ
102a 表示画面
103 キーボード
104 マウス
105 CPU
106 RAM
110 バス
113 ハードディスクコントローラ
114 MOドライブ
115 CD/DVDドライブ
116 マウスコントローラ
117 キーボードコントローラ
118 ディスプレイコントローラ
119 通信用ボード
400,600 携帯電話機
700 インターネット通信網
800 無線電話通信網

Claims (6)

  1. インターネット通信網を介して座席の予約申込みを受け付け、該予約申込みに応じて座席の予約処理を行う座席予約装置であって、
    無線電話通信網に加入しているユーザの携帯情報端末のメールアドレスおよび該携帯情報端末に対応づけられて預託されている預託金の残高を記録するユーザ情報マスタと、
    座席の空席状況を記録する空席状況マスタと、
    座席の予約状況と予約した座席の利用に要する費用の決済状況をユーザに対応づけて記録する予約テーブルと、
    インターネット通信網を介してユーザから送信されてきた空席状況の照会を受信し、前記空席状況マスタを用いて該照会を受けた空席状況を検索してその検索結果を該ユーザに返信し、該検索結果に対応するユーザからの予約申込みが返信されてきたときに、該予約申込みに基づき予約番号を発番するとともに前記空席状況マスタおよび前記予約テーブルを更新する予約申込処理部と、
    前記予約申込処理部により予約番号の発番を受けて、当該ユーザの携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約番号通知を送信し、当該携帯情報端末から該予約番号通知への返信による決済要求が返信されてきたときに、前記ユーザ情報マスタの預託金の残高を更新して前記予約テーブルに決済が終了した旨を記録し、さらに、当該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約完了通知を送信する予約決済部とを有することを特徴とする座席予約装置。
  2. 前記予約決済部は、前記携帯情報端末から、該予約決済部からの送信に対する予約変更問合わせがあったときには、前記空席状況マスタを検索して該予約変更問合わせに対応する空席状況報告を該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて送信し、該携帯情報端末から該送信に対する予約変更申込みが返信されてきたときには、該予約変更申込みに応じて前記空席状況マスタおよび前記予約テーブルを更新し、該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約変更完了通知を送信するものであることを特徴とする請求項1記載の座席予約装置。
  3. 前記予約決済部は、前記携帯情報端末から、該予約決済部からの送信に対して予約取消要求があったときには、前記空席状況マスタおよび前記予約テーブルを更新するとともに決済が終了していたときは前記ユーザ情報マスタの預託金の残高を更新し、該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約取消完了通知を送信するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の座席予約装置。
  4. プログラムを実行するコンピュータ内で実行され、該コンピュータを、インターネット通信網を介して座席の予約申込みを受け付け、該予約申込みに応じて座席の予約処理を行う座席予約装置として動作させる座席予約プログラムであって、
    インターネット通信網を介してユーザから送信されてきた空席状況の照会を受信し、無線電話通信網に加入しているユーザの携帯情報端末のメールアドレスおよび該携帯情報端末に対応づけられて預託されている預託金の残高を記録するユーザ情報マスタを用いて、該照会を受けた空席状況を検索してその検索結果を該ユーザに返信し、該検索結果に対応するユーザからの予約申込みが返信されてきたときに、該予約申込みに基づき予約番号を発番するとともに、座席の空席状況を記録する空席状況マスタ、および、座席の予約状況と予約した座席の利用に要する費用の決済状況をユーザに対応づけて記録する予約テーブルを更新する予約申込処理部と、
    前記予約申込処理部により予約番号の発番を受けて、当該ユーザの携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約番号通知を送信し、当該携帯情報端末から該予約番号通知への返信による決済要求が返信されてきたときに、前記ユーザ情報マスタの預託金の残高を更新して前記予約テーブルに決済が終了した旨を記録し、さらに、当該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約完了通知を送信する予約決済部とを有する座席予約装置として動作させることを特徴とする座席予約プログラム。
  5. 前記予約決済部は、前記携帯情報端末から、該予約決済部からの送信に対する予約変更問合わせがあったときには、前記空席状況マスタを検索して該予約変更問合わせに対応する空席状況報告を該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて送信し、該携帯情報端末から該送信に対する予約変更申込みが返信されてきたときには、該予約変更申込みに応じて前記空席状況マスタおよび前記予約テーブルを更新し、該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約変更完了通知を送信するものであることを特徴とする請求項4記載の座席予約プログラム。
  6. 前記予約決済部は、前記携帯情報端末から、該予約決済部からの送信に対して予約取消要求があったときには、前記空席状況マスタおよび前記予約テーブルを更新するとともに決済が終了していたときは前記ユーザ情報マスタの預託金の残高を更新し、該携帯情報端末のメールアドレスに宛てて予約取消完了通知を送信するものであることを特徴とする請求項4記載の座席予約プログラム。
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