JP2009047025A - 内燃機関のシリンダヘッド - Google Patents

内燃機関のシリンダヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】内燃機関のシリンダヘッドにおいて、内燃機関の冷却効率を向上すると共に製造コストの増加を抑制可能とする。
【解決手段】複数の燃焼室16にそれぞれ連通する複数の吸気ポート17と複数の排気ポート18を設け、吸気ポート17の周囲に吸気側ウォータジャケット47を設ける一方、排気ポート18の周囲に排気側ウォータジャケット45,46を設け、排気側ウォータジャケット45,46を上下連通路54により連通すると共に、上部排気側ウォータジャケット45と吸気側ウォータジャケット47を水平連通路55に連通し、排気側ウォータジャケット45,46を隔壁49により各燃焼室16に対応する複数の空間部に区画すると共に、この隔壁49により区画された複数の空間部を燃焼室16から離間する側の端部で挿通部50,51により連通する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、シリンダブロックの上部に締結されることで燃焼室を構成すると共に、この燃焼室に対して吸気ポート及び排気ポートが設けられる内燃機関のシリンダヘッドに関し、特に、燃焼室及び排気ポートの周囲に冷却媒体を流して冷却する冷却構造に関するものである。
一般的に、内燃機関において、シリンダヘッドはシリンダブロックの上部に組み付けられ、複数の締結ボルトにより締結されており、直線状をなして複数の燃焼室が配列されている。そして、この各燃焼室に対して吸気ポート及び排気ポートが対向してそれぞれ形成され、この各吸気ポートに吸気通路が連通される一方、各排気ポートに排気通路が連通されており、吸気弁及び排気弁により開閉自在となっている。また、各吸気ポートまたは各燃焼室に燃料を噴射するインジェクタが装着されると共に、燃焼室の混合気に着火する点火プラグが装着されている。そして、各吸気ポートに吸気マニホールドを介して吸気管が連結される一方、各排気ポートに排気マニホールドを介して排気管が連結されている。
従って、吸気弁の開放時に、空気が吸気ポートを通って燃焼室に吸入されると共に、インジェクタから燃料が吸気ポートまたは燃焼室に噴射され、この燃焼室にて、空気と燃料との混合気がピストンの上昇により圧縮され、この高圧の混合気が点火プラグに導かれて着火して爆発することで駆動力を得ることができ、排気弁の開放時に、燃焼後の排気ガスが排気ポートを通して排出される。
このような内燃機関では、シリンダヘッドやシリンダブロックなどにウォータジャケットを設け、このウォータジャケットとラジエータとを冷却水循環通路を介して連結している。そして、ウォータポンプにより冷却水をウォータジャケットとラジエータとの間で循環することで、エンジン全体を均一に冷却する一方、エンジンを冷却して温度上昇した冷却水をラジエータで冷却している。この場合、エンジンの冷却構造は、冷却水がシリンダヘッドやシリンダブロックのウォータジャケット内をシリンダの配列方向に沿って流れる縦流れ構造となっている。
ところが、冷却水をシリンダの配列方向に沿って流す縦流れ構造では、冷却水により各気筒を順次冷却していくことから、下流側に配置された気筒ほど冷却水の温度が高くなり、気筒間で冷却効率が変わり、気筒の温度にばらつきが生じてしまう。また、冷却水をシリンダの配列方向に沿って流す場合、冷却水の通路面積が狭くなり、大量の冷却水を流すことができず、高出力エンジンによる高負荷運転では、十分な冷却効率を達成することが困難である。
そこで、冷却水をシリンダの配列方向に沿って流す縦流れ構造に代えて、冷却水をシリンダの配列方向と直行する方向に沿って流す横流れ構造が、例えば、下記特許文献1に提案されている。この特許文献1に記載された内燃機関の本体構造は、シリンダヘッドのウォータジャケットに、このウォータジャケットを仕切る壁をシリンダボア間にボア壁と一体に連続して形成し、仕切られたウォータジャケットに気筒ごとに冷却水入口を排気ポート側に設け、冷却水出口を吸気ポート側に設けたものである。
実開平05−019542号公報
上述した従来の内燃機関の本体構造では、シリンダヘッドのウォータジャケットを壁によりシリンダボア間で仕切ると共に、仕切られた気筒ごとに冷却水入口と冷却水出口を設けることで、冷却水をシリンダの配列方向と直行する方向に沿って流すようにしている。そのため、複数の冷却水入口に冷却水を供給する第1冷却水通路が別途必要になると共に、冷却水出口から冷却水を排出する第2冷却水通路が別途と必要となり、装置が複雑化すると共に大型化してしまい、製造コストも増大してしまう。
また、シリンダヘッドは、一般的に、アルミ鋳造により製造されることから、砂や樹脂によりウォータジャケットの中子を形成し、複数の外型の内側にこの中子を配置した状態で、空洞部に溶融したアルミを流し込むことで、シリンダヘッドを鋳造する。ところが、上述した従来の内燃機関の本体構造では、シリンダヘッドのウォータジャケットを壁によりシリンダボア間で仕切ることで、冷却水をシリンダの配列方向と直行する方向に沿って流すようにしている。そのため、ウォータジャケットの中子が気筒ごとに形成しなければならず、中子の数が増加して鋳造型の組み立てが複雑となると共に、製造コストが増大してしまう。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、内燃機関の冷却効率を向上すると共に製造コストの増加を抑制可能とする内燃機関のシリンダヘッドを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の内燃機関のシリンダヘッドは、複数の燃焼室と、該複数の燃焼室にそれぞれ連通する複数の吸気ポートと、前記複数の燃焼室にそれぞれ連通する複数の排気ポートと、前記吸気ポートの周囲に設けられる吸気側ウォータジャケットと、前記排気ポートの周囲に設けられる排気側ウォータジャケットと、前記吸気側ウォータジャケットと前記排気側ウォータジャケットとを連通する連通路と、冷却媒体を前記排気側ウォータジャケット側から前記連通路を通して前記吸気側ウォータジャケット側に流動させるウォータポンプとを備えた内燃機関のシリンダヘッドにおいて、少なくとも前記排気側ウォータジャケットの一部を前記各燃焼室に対応する複数の空間部に区画する隔壁が設けられると共に、該隔壁により区画された前記複数の空間部を前記燃焼室から離間する側の端部で連通する挿通部が設けられることを特徴とするものである。
また、本発明の内燃機関のシリンダヘッドでは、前記排気ポートは、2つの排気分岐ポート部を有し、該排気分岐ポート部と前記吸気ポートとの間に点火プラグ取付部が設けられ、前記連通路は、前記排気側ウォータジャケットの冷却媒体を前記2つの排気分岐ポート部の間を通して前記点火プラグ取付部の両側から前記吸気側ウォータジャケット側に流動可能であることを特徴としている。
本発明の内燃機関のシリンダヘッドでは、前記排気ポートは、前記複数の燃焼室にそれぞれ連通する2つの排気分岐ポート部と、該2つの排気分岐ポート部を合流させる前記複数の燃焼室に対応する複数の排気ポート部と、該複数の排気ポート部を集合させる排気集合ポート部とを有し、前記挿通部は、前記排気ポート部及び前記排気集合ポート部に対応して設けられることを特徴としている。
本発明の内燃機関のシリンダヘッドでは、前記吸気側ウォータジャケットを前記各燃焼室に対応して複数に区画する隔壁が設けられると共に、該隔壁にエア抜き通路が設けられることを特徴としている。
本発明の内燃機関のシリンダヘッドでは、前記排気側ウォータジャケットは、前記排気ポートの上方に設けられる上部排気側ウォータジャケットと、前記排気ポートの下方に設けられる下部排気側ウォータジャケットとを有し、前記隔壁は、前記上部排気側ウォータジャケットまたは前記下部排気側ウォータジャケットの少なくともいずれか一方に設けられることを特徴としている。
本発明の内燃機関のシリンダヘッドでは、前記上部排気側ウォータジャケットと前記下部排気側ウォータジャケットは、前記燃焼室側に設けられる連通路により連通されることを特徴としている。
本発明の内燃機関のシリンダヘッドによれば、複数の燃焼室に対して複数の吸気ポート及び排気ポートを設け、吸気ポートの周囲に吸気側ウォータジャケットを設ける一方排気ポートの周囲に排気側ウォータジャケットを設け、吸気側ウォータジャケットと排気側ウォータジャケットを連通路により連通し、冷却媒体を排気側ウォータジャケット側から連通路を通して吸気側ウォータジャケット側に流動させるウォータポンプを設けて構成し、少なくとも排気側ウォータジャケットの一部を各燃焼室に対応する複数の空間部に区画する隔壁を設けると共に、この隔壁により区画された複数の空間部を燃焼室から離間する側の端部で連通する挿通部を設けている。従って、隔壁により排気側ウォータジャケットが複数の空間部に区画されることで、冷却水の横流れが可能となり、内燃機関の冷却効率を向上することができ、また、挿通部により複数の空間部が挿通されることで、冷却水の供給部及び排出部の構成が簡素化され、構造の複雑化及び大型化を抑制して製造コストの増加を抑制することができる。
以下に、本発明に係る内燃機関のシリンダヘッドの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例に係る内燃機関のシリンダヘッドが適用されたエンジンの概略構成図、図2は、本実施例の内燃機関のシリンダヘッドが適用されたエンジンの排気ポートでの縦断面図、図3は、本実施例の内燃機関のシリンダヘッドが適用されたエンジンの点火プラグでの縦断面図、図4は、本実施例の内燃機関のシリンダヘッドが適用されたエンジンの排気側ウォータジャケットを表す水平断面(図2のIV−IV断面)、図5は、本実施例の内燃機関のシリンダヘッドが適用されたエンジンの排気側ウォータジャケットを表す縦断面(図2のV−V断面)、図6は、本実施例の内燃機関のシリンダヘッドにおける冷却水の流れを表す概略図、図7は、本実施例の内燃機関におけるエンジン冷却水の流れを表す概略図である。
本実施例の内燃機関としてのエンジンにおいて、図7に示すように、シリンダブロック11の上部にシリンダヘッド12が締結されることでエンジン本体101が構成され、内部に後述するウォータジャケットが形成されている。そして、シリンダブロック11のウォータインレット102及びウォータアウトレット103とラジエータ104との間には、冷却水供給通路105及び冷却水排出通路106が設けられており、ウォータインレット102にサーモスタット弁107及び電動式ウォータポンプ108が装着されている。また、シリンダブロック11には、冷却水通路109を介してスロットルボディ110、ヒータコア111、ATFウォーマ112、ターボ過給機113などが連結され、これらは冷却水通路114を介してウォータアウトレット103に連結されている。
従って、電動式ウォータポンプ108が駆動すると、冷却水(冷却媒体)がエンジン本体101のシリンダブロック11からシリンダヘッド12に流れてこれらを冷却した後、スロットルボディ110やターボ過給機113に流れてこれらを冷却する一方、ATFウォーマ112に流れてATFを暖機すると共に、ヒータコア111に流れて暖房に使用され、ウォータアウトレット103に戻される。
上述したエンジン本体101は、直列4気筒エンジンであり、図1乃至図5に示すように、シリンダブロック11の上部にシリンダヘッド12が組み付けられ、複数の図示しない締結ボルトにより締結されている。シリンダブロック11には複数(本実施例では、4つ)のシリンダボア13が直線状に並んで形成され、各シリンダボア13にピストン14がその軸方向に沿って移動自在に嵌合している。そして、シリンダブロック11の下部に図示しないクランクシャフトが回転自在に支持されており、各ピストン14はコネクティングロッド15を介してこのクランクシャフトに連結されている。
シリンダヘッド12には、各シリンダボア13に対応してその上方に位置して燃焼室16がそれぞれ形成されている。この燃焼室16は、シリンダボア13の内壁面と、シリンダヘッド12の下面と、ピストン14の頂面により囲繞されており、天井部(シリンダヘッド12の下面)の中央部が高くなるように傾斜したペントルーフ形状をなしている。そして、この各燃焼室16の上方、つまり、シリンダヘッド12の下面にそれぞれ吸気ポート17と、排気ポート18が対向して開口している。
4つの吸気ポート17は、シリンダヘッド12の側面に開口する4つの吸気ポート部17aと、この各吸気ポート部17aを2つに分岐すると共に各燃焼室16に連通するそれぞれ2つの吸気分岐ポート部17bとを有している。一方、排気ポート18は、各燃焼室16に連通して2つの分岐する排気分岐ポート部18aと、この2つの排気分岐ポート部18aを燃焼室16ごとに合流させる4つの排気ポート部18bと、この各排気ポート部18bを1つに集合させる排気集合ポート部18cとを有している。
そして、この吸気ポート17における各吸気分岐ポート部17b及び排気ポート18における各排気分岐ポート部18aに対して、吸気弁19及び排気弁20がそれぞれ位置している。この吸気弁19及び排気弁20は、シリンダヘッド12に固定された各ステムガイド21,22により軸方向に沿って移動自在に支持されると共に、各バルブスプリング23,24により吸気ポート17及び排気ポート18を閉止する方向に付勢支持されている。また、シリンダヘッド12には、その上部に吸気カムシャフト25及び排気カムシャフト26が回転自在に支持されており、この吸気カムシャフト25及び排気カムシャフト26に固定された吸気カム27及び排気カム28がリフター29,30を介して吸気弁19及び排気弁20の上端部に接触している。そして、シリンダヘッド12の上部には、吸気カムシャフト25及び排気カムシャフト26を被覆するようにシリンダヘッドカバー31が固定されている。
従って、内燃機関に同期して吸気カムシャフト25及び排気カムシャフト26が回転すると、吸気カム27及び排気カム28がリフター29,30を介して吸気弁19及び排気弁20を所定のタイミングで上下移動することで、吸気ポート17及び排気ポート18を開閉し、吸気ポート17と燃焼室16、燃焼室16と排気ポート18とをそれぞれ連通することができる。
また、シリンダヘッド12の側部には、この各吸気ポート17に対応して、この吸気ポート17に燃料を噴射するインジェクタ32がそれぞれ装着されている。また、シリンダヘッド12の中央部には、各燃焼室16の天井部の中央に位置して点火プラグ33がそれぞれ装着されている。そして、車両には、図示しない電子制御ユニット(ECU)が搭載されており、このECUは、インジェクタ32の燃料噴射タイミングや点火プラグ33による点火時期などを制御可能となっており、検出した吸入空気量、スロットル開度(アクセル開度)、エンジン回転数などのエンジン運転状態に基づいて燃料噴射量、噴射時期、点火時期などを決定している。
シリンダヘッド12の一側面には、各吸気ポート17の各吸気ポート部17aに連通する吸気マニホールド34が固定され、この吸気マニホールド34にサージタンク35が連結されている。吸気管36は、上流側の空気取入口にエアクリーナ37が取付けられており、下流側端部がサージタンク35に連結されており、エアクリーナ37とサージタンク35との間に位置してスロットル弁を有する電子スロットル装置38が設けられている。
一方、シリンダヘッド12の他側面には、排気ポート18の排気集合ポート部18cに連通する排気管39が連結されており、この排気管39に排気浄化触媒(三元触媒)40が装着されている。
ここで、本実施例のエンジンにおける冷却系について詳細に説明する。本実施例のエンジンでは、上述したように、シリンダヘッド12に、4つの燃焼室16にそれぞれ連通する2つの排気分岐ポート部18aと、この2つの排気分岐ポート部18aを合流させる4つの排気ポート部18bと、この各排気ポート部18bを1つに集合する排気集合ポート部18cとからなる排気ポート18が一体に形成されており、別体の排気マニホールドが不要な構造となっている。
そして、シリンダブロック11には、排気側ウォータジャケット41が形成されると共に、吸気側ウォータジャケット42が形成されている。この排気側ウォータジャケット41は、直線状に配列された各シリンダボア13の排気ポート18側に形成され、各シリンダボア13の配列方向の一方の下部に冷却水供給部43が設けられている。一方、吸気側ウォータジャケット42は、直線状に配列された各シリンダボア13の吸気ポート17側に形成され、各シリンダボア13の配列方向の他方の下部に冷却水排出部44が設けられている。
また、シリンダヘッド12には、排気ポート18の上方に位置して上部排気側ウォータジャケット45が設けられると共に、排気ポート18の下方に位置して下部排気側ウォータジャケット46が設けられている。一方、シリンダヘッド12には、吸気ポート17の周囲に位置して吸気側ウォータジャケット47が設けられている。
上部排気側ウォータジャケット45及び下部排気側ウォータジャケット46は、直線状に配列された各燃焼室16の排気ポート18側に配置され、各排気ポート18の上方及び下方に位置する空間部として設けられている。そして、上部排気側ウォータジャケット45及び下部排気側ウォータジャケット46の各空間部は、各燃焼室16の間に設けられて上下に延設される支持柱48及び隔壁49により4つの空間部として区画されている。また、上部排気側ウォータジャケット45及び下部排気側ウォータジャケット46は、支持柱48及び隔壁49により4つに区画された各空間部が、燃焼室16と離間する側の端部に設けられた挿通路50,51により各燃焼室16の配設方向に沿って連通している。この場合、挿通路50,51は、各排気ポート部18b及び排気集合ポート部18cの上下に対応して設けられている。一方、この下部排気側ウォータジャケット46は、下部が支持柱48及び隔壁49により区画された空間部ごとに、排気側ウォータジャケット41の上部と連通し、シリンダブロック11の排気側ウォータジャケット41からシリンダヘッド12の下部排気側ウォータジャケット46へ冷却水を供給する供給部となっている。
一方、吸気側ウォータジャケット47は、直線状に配列された各燃焼室16の吸気ポート17側であって、各吸気ポート17の周囲に空間部として設けられており、隔壁49に対応する隔壁52により4つに区画されると共に、エア抜き通路53により各燃焼室16の配設方向に沿って連通している。そして、この吸気側ウォータジャケット47は、下部が隔壁51により区画された空間部ごとに、吸気側ウォータジャケット42の上部と連通し、シリンダヘッド12の吸気側ウォータジャケット47からシリンダブロック11の吸気側ウォータジャケット42へ冷却水を排出する排出部となっている。
そして、下部排気側ウォータジャケット46は、各燃焼室16に対応して設けられた4つの上下連通路54を介して上部排気側ウォータジャケット45に連通すると共に、各燃焼室16に対応して設けられた4つの水平連通路55を介して吸気側ウォータジャケット47に連通している。この場合、上下連通路54は、冷却水が、下部排気側ウォータジャケット46から2つの排気分岐ポート部18aの周囲及び点火プラグ33の取付部の周囲を通って上部排気側ウォータジャケット45に流れる通路であり、水平連通路55は、冷却水が、下部排気側ウォータジャケット46から2つの排気分岐ポート部18aの間、点火プラグ33の取付部の周囲、2つの吸気分岐ポート部17bの周囲を通って吸気側ウォータジャケット47に流れる通路である。
このように構成された本実施例のエンジン本体101では、冷却水がシリンダブロック11の冷却水供給部43から排気側ウォータジャケット41に供給されると、排気側ウォータジャケット41内の冷却水は、気筒ごとにシリンダヘッド12の下部排気側ウォータジャケット46内に流動する。そして、下部排気側ウォータジャケット46内に流動した冷却水は、点火プラグ33とは反対側に流動し、挿通路51を通って合流し、吸気側ウォータジャケット47を通ってシリンダブロック11の吸気側ウォータジャケット42に流れる。また、下部排気側ウォータジャケット46内に流動した冷却水は、点火プラグ33側に流動し、各上下連通路54を通って反転するように上昇して上部排気側ウォータジャケット45に流動し、挿通路50を通って合流し、吸気側ウォータジャケット47を通ってシリンダブロック11の吸気側ウォータジャケット42に流れる。
更に、下部排気側ウォータジャケット46内に流動した冷却水は、複数の隔壁49に誘導されながら水平連通路55を流動し、各排気分岐ポート部18aと点火プラグ33と各吸気分岐ポート部17bの周囲を通って吸気側ウォータジャケット47に流動し、この吸気側ウォータジャケット47からシリンダブロック11の吸気側ウォータジャケット42に流れる。そして、吸気側ウォータジャケット47からシリンダブロック11の吸気側ウォータジャケット42に流れた冷却水は、冷却水排出部44から外部に排出される。
即ち、シリンダヘッド12の各ウォータジャケット45,46,47では、排気側の下方から供給された冷却水が、排気ポート18の上方に流れると共に、吸気ポート17側に流れることとなり、本実施例のエンジン冷却構造では、冷却水が気筒(燃焼室16)の配列方向に直行する方向、つまり、エンジン本体101の横方向(排気側−吸気側)に流れる、所謂、冷却水横流れ構造となっている。
このとき、図6に詳細に示すように、下部排気側ウォータジャケット46内の冷却水は、複数の隔壁49に誘導されながら水平連通路55を流動し、2つの排気分岐ポート部18aの間を通り、点火プラグ33の両側を流れ、2つの吸気分岐ポート部17bの周囲を通って吸気側ウォータジャケット47に流動する。即ち、隔壁49により区画された一つの空間部の冷却水は、他の空間部に逃げることなく、排気側から吸気側へ直接流れることとなる。
また、下部排気側ウォータジャケット46内の冷却水が、複数の隔壁49に誘導されながら流動し、挿通路51により合流する一方、下部排気側ウォータジャケット46内の冷却水が、複数の隔壁49に誘導されながら上下連通路54を流動し、2つの排気分岐ポート部18aの間を通った後、上下連通路54を通って上昇して上部排気側ウォータジャケット45に流動し、挿通路50により合流する。そして、下部排気側ウォータジャケット46で合流した冷却水と、上部排気側ウォータジャケット45で合流した冷却水は、吸気側ウォータジャケット47に流動する。即ち、隔壁49により区画された一つの空間部の冷却水は、他の空間部に逃げることなく、点火プラグ33側から排気側へ流れることとなる。
従って、電動式ウォータポンプ108を駆動し、冷却水をシリンダブロック11の冷却水供給部43から排気側ウォータジャケット41に供給し、気筒ごとにシリンダヘッド12の下部排気側ウォータジャケット46内に流動すると、冷却水は、この下部排気側ウォータジャケット46、上部排気側ウォータジャケット45、吸気側ウォータジャケット47内を気筒の配列方向に直行する横方向に流れることとなる。そのため、電動式ウォータポンプ108を駆動制御し、エンジンの運転状態に応じて冷却水の循環水量を増減しても、この冷却水は、気筒ごとに燃焼室16、吸気ポート17、排気ポート18などを効率良く冷却することができる。
ところで、上述したシリンダヘッド12は、鋳造により製造され、シリンダヘッド12を製造するための鋳造型は、下型、中型、一対の横型、上型より構成される。このうち、中型は、上述した3つのウォータジャケット45,46,47に対応するウォータジャケット中子を有している。本実施例にて、ウォータジャケット45,46,47は、隔壁49,52により気筒ごとに区画されているものの、排気側で挿通路50,51により連通すると共に、吸気側でエア抜き通路53で連通している。そのため、ウォータジャケット45,46,47に対応するウォータジャケット中子は、気筒ごとに分割することなく一体に形成することができ、鋳造型の組み立てが複雑になることはなく、製造コストの増大を抑制できる。
このように本実施例の内燃機関のシリンダヘッドにあっては、複数の燃焼室16にそれぞれ連通する複数の吸気ポート17と複数の排気ポート18を設け、吸気ポート17の周囲に吸気側ウォータジャケット47を設ける一方、排気ポート18の周囲に排気側ウォータジャケット45,46を設け、排気側ウォータジャケット45,46を上下連通路54により連通すると共に、上部排気側ウォータジャケット45と吸気側ウォータジャケット47を水平連通路55に連通し、排気側ウォータジャケット45,46を隔壁49により各燃焼室16に対応する複数の空間部に区画すると共に、この隔壁49により区画された複数の空間部を燃焼室16から離間する側の端部で挿通部50,51により連通している。
従って、隔壁49により排気側ウォータジャケット45,46が気筒に対応した複数の空間部に区画されることで、冷却水の横流れが可能となり、冷却水の流速を低下させて大量の冷却水を循環させることが可能となり、エンジンの冷却効率を向上することができ、また、挿通部50,51により複数の空間部が挿通されることで、冷却水の供給部及び排出部の構成が簡素化され、構造の複雑化及び大型化を抑制して製造コストの増加を抑制することができる。
この場合、シリンダヘッド12を鋳造するためのウォータジャケット45,46,47の中子は、隔壁49,52により気筒ごとに分割されるものの、排気側で挿通路50,51に対応する部分と、吸気側でエア抜き通路53に対応する部分とにより連結されることとなり、このウォータジャケット中子は、気筒ごとに分割することなく一体に形成することができ、鋳造型の組み立てが複雑になることはなく、製造コストの増大を抑制することができる。
また、本実施例の内燃機関のシリンダヘッドでは、水平連通路55により、下部排気側ウォータジャケット46の冷却水を2つの排気分岐ポート部18aの間を通して点火プラグ33の取付部の両側から吸気側ウォータジャケット47側に流動可能としている。従って、冷却水により各燃焼室16に対応する排気ポート18と点火プラグ33を個別に、且つ、均一に冷却することができ、安定したエンジン出力を確保することができる。
また、本実施例の内燃機関のシリンダヘッドでは、排気ポート18を、複数の燃焼室16にそれぞれ連通する2つの排気分岐ポート部18aと、2つの排気分岐ポート部18aを合流させる複数の燃焼室16に対応する複数の排気ポート部18bと、複数の排気ポート部18bを集合させる排気集合ポート部18cとから構成し、挿通部50,51を排気ポート部18b及び排気集合ポート部18cに対応してその上方及び下方に設けている。従って、排気マニホールドを不要として小型化を図ることができ、また、暖機時には、排気ガスの放熱量を抑制して排気浄化触媒40を早期に活性化することができる一方、暖機後には、排気ガスを効率的に冷却して排気浄化触媒40の温度上昇による熱劣化を防止することができ、触媒の燃料冷却を不要として燃費を向上することができる。
また、本実施例の内燃機関のシリンダヘッドでは、吸気側ウォータジャケット47を隔壁52により各燃焼室16に対応して複数の空間部に区画すると共に、この隔壁52にエア抜き通路53を設けている。従って、隔壁52により吸気側ウォータジャケット47が気筒に対応した複数の空間部に区画されることで、冷却水の横流れが可能となり、冷却水の流速を低下させて大量の冷却水を循環させることが可能となり、エンジンの冷却効率を向上することができ、また、気筒ごとに区画した空間部で冷却水に発生したエアがエア抜き通路53を通して適正に排出することができる。
また、本実施例の内燃機関のシリンダヘッドでは、排気ポート18の上方に設けられる上部排気側ウォータジャケット45と、排気ポート18の下方に設けられる下部排気側ウォータジャケット46を燃焼室16側に設けられる上下連通路54により連通すると共に、上部排気側ウォータジャケット45と下部排気側ウォータジャケット46に隔壁49を設けている。従って、下部排気側ウォータジャケット46の冷却水は、気筒に対応して区画された空間部ごとに上下連通路54を通して上部排気側ウォータジャケット45に流動することとなり、全てのウォータジャケット45,46,47で冷却水の横流れが可能となり、エンジンの冷却効率を向上することができる。
また、本実施例の内燃機関のシリンダヘッドでは、シリンダブロック11の排気側ウォータジャケット41から下部排気側ウォータジャケット46に冷却水を供給可能であると共に、上部排気側ウォータジャケット45及び吸気側ウォータジャケット47の冷却水をシリンダブロック11の吸気側ウォータジャケット42に冷却水を排出可能としている。従って、シリンダブロック11とシリンダヘッド12との間で、冷却水を効率良く循環させることができる。
なお、上述した実施例では、上部排気側ウォータジャケット45と下部排気側ウォータジャケット46の両方に支持柱48及び隔壁49を設けたが、いずれか一方に設ければよいものである。また、排気側ウォータジャケットを上部排気側ウォータジャケット45と下部排気側ウォータジャケット46の一方だけとしてもよい。
また、この支持柱48及び隔壁49を上部排気側ウォータジャケット45と下部排気側ウォータジャケット46における挿通路50,51を除く全域に設けたが、その一部に設ければよいものである。即ち、上部排気側ウォータジャケット45及び下部排気側ウォータジャケット46において、支持柱48及び隔壁49を設けることで、単一の燃焼室16における排気分岐ポート18aの間を流れる冷却水の流動抵抗に対して、隣り合う燃焼室16に対応する空間部の間を流れる冷却水の流動抵抗が大きくなるように設定すればよい。
また、本実施例の内燃機関にて、一つの気筒あたり吸気弁19及び排気弁20をそれぞれ2つ設けたが、1つずつであったり、3つ以上であってもよい。
そして、上述した実施例では、内燃機関を直列4気筒エンジンとして説明したが、この形式に限定されるものではない。また、上述した実施例では、燃料を吸気ポートに噴射するポート噴射式内燃機関として説明したが、燃料を直接燃焼室に噴射する筒内噴射式の内燃機関に適用しても前述と同様の作用効果を奏することができる。
以上のように、本発明に係る内燃機関のシリンダヘッドは、排気側ウォータジャケットを隔壁により燃焼室に対応する複数の空間部に区画すると共に複数の空間部を挿通部により連通することで、内燃機関の冷却効率を向上すると共に製造コストの増加を抑制可能とするものであり、いずれの種類の内燃機関に用いても好適である。
本発明の一実施例に係る内燃機関のシリンダヘッドが適用されたエンジンの概略構成図である。 本実施例の内燃機関のシリンダヘッドが適用されたエンジンの排気ポートでの縦断面図である。 本実施例の内燃機関のシリンダヘッドが適用されたエンジンの点火プラグでの縦断面図である。 本実施例の内燃機関のシリンダヘッドが適用されたエンジンの排気側ウォータジャケットを表す水平断面(図2のIV−IV断面)図である。 本実施例の内燃機関のシリンダヘッドが適用されたエンジンの排気側ウォータジャケットを表す縦断面(図2のV−V断面)図である。 本実施例の内燃機関のシリンダヘッドにおける冷却水の流れを表す概略図である。 本実施例の内燃機関におけるエンジン冷却水の流れを表す概略図である。
符号の説明
11 シリンダブロック
12 シリンダヘッド
14 ピストン
16 燃焼室
17 吸気ポート
18 排気ポート
32 インジェクタ
33 点火プラグ
41 排気側ウォータジャケット
42 吸気側ウォータジャケット
43 冷却水供給部
44 冷却水排出部
45 上部排気側ウォータジャケット
46 下部排気側ウォータジャケット
47 吸気側ウォータジャケット
49,52 隔壁
50,51 挿通路
53 エア抜き通路
54 上下連通路
55 水平連通路

Claims (6)

  1. 複数の燃焼室と、該複数の燃焼室にそれぞれ連通する複数の吸気ポートと、前記複数の燃焼室にそれぞれ連通する複数の排気ポートと、前記吸気ポートの周囲に設けられる吸気側ウォータジャケットと、前記排気ポートの周囲に設けられる排気側ウォータジャケットと、前記吸気側ウォータジャケットと前記排気側ウォータジャケットとを連通する連通路と、冷却媒体を前記排気側ウォータジャケット側から前記連通路を通して前記吸気側ウォータジャケット側に流動させるウォータポンプとを備えた内燃機関のシリンダヘッドにおいて、少なくとも前記排気側ウォータジャケットの一部を前記各燃焼室に対応する複数の空間部に区画する隔壁が設けられると共に、該隔壁により区画された前記複数の空間部を前記燃焼室から離間する側の端部で連通する挿通部が設けられることを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド。
  2. 前記排気ポートは、2つの排気分岐ポート部を有し、該排気分岐ポート部と前記吸気ポートとの間に点火プラグ取付部が設けられ、前記連通路は、前記排気側ウォータジャケットの冷却媒体を前記2つの排気分岐ポート部の間を通して前記点火プラグ取付部の両側から前記吸気側ウォータジャケット側に流動可能であることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のシリンダヘッド。
  3. 前記排気ポートは、前記複数の燃焼室にそれぞれ連通する2つの排気分岐ポート部と、該2つの排気分岐ポート部を合流させる前記複数の燃焼室に対応する複数の排気ポート部と、該複数の排気ポート部を集合させる排気集合ポート部とを有し、前記挿通部は、前記排気ポート部及び前記排気集合ポート部に対応して設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関のシリンダヘッド。
  4. 前記吸気側ウォータジャケットを前記各燃焼室に対応して複数に区画する隔壁が設けられると共に、該隔壁にエア抜き通路が設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の内燃機関のシリンダヘッド。
  5. 前記排気側ウォータジャケットは、前記排気ポートの上方に設けられる上部排気側ウォータジャケットと、前記排気ポートの下方に設けられる下部排気側ウォータジャケットとを有し、前記隔壁は、前記上部排気側ウォータジャケットまたは前記下部排気側ウォータジャケットの少なくともいずれか一方に設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の内燃機関のシリンダヘッド。
  6. 前記上部排気側ウォータジャケットと前記下部排気側ウォータジャケットは、前記燃焼室側に設けられる連通路により連通されることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関のシリンダヘッド。
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