JP2009044314A - メディア転送方法、その装置およびプログラム - Google Patents

メディア転送方法、その装置およびプログラム Download PDF

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潤子 佐々木
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Abstract

【課題】メディア転送方式の異なる複数のメディア端末を収容可能で、かつメディア転送を実施する度にそのメディア転送方式を判定するための負荷がかからないこと。
【解決手段】モード切替部11に一括固定モードが入力されると、同時に入力された転送モデルがメディア転送機能部14に転送されて当該転送モデルによるメディア転送が実施され、ポート指定モードが入力されると、同時に入力されたメディア信号が入力するポートおよびこれに対応する転送モデルがメディア転送機能部14に転送され、そのうち転送すべきメディア信号が入力されたポートに対応する転送モデルによるメディア転送が実施され、自動モードが入力されると、SIPスタック制御機能部12およびB2BUA処理機能部13によりSIP/SDP信号が解析され適切な転送モデルが決定されてメディア転送機能部14に転送され、当該転送モデルによるメディア転送が実施される。
【選択図】図1

Description

この発明は、ホームネットワーク(宅内NW)同士の間や宅内NWと各種のサーバとの間で、音声情報、画像情報、映像情報等の情報パケット(以下、メディアまたはメディア信号と称す。)を転送する技術、特に複数のメディア転送方式に対応し、かつ処理負荷を低減したメディア転送技術に関する。
従来より、宅内NWに設置され、当該宅内NW内に収容された音声通話端末、画像通話端末、映像配信端末等の端末装置(メディア端末)に対し、音声通話端末間での音声通話サービス、画像通話端末間での画像通話(音声を含む。)サービス、映像配信サーバから配信される映像(音声を含む。)を映像配信端末で視聴する映像配信サービス等の、各種のメディアサービスを提供するメディア転送装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図2は従来のメディア転送装置を用いたメディアサービスの一例、ここでは音声通話サービスの例を示すもので、図中、20は宅内NW、30は音声通話サービスの対向側の宅内NW、40は外部NWである。
宅内NW20,30にはそれぞれメディア転送装置21,31が設置され、さらにメディア転送装置21,31は音声通話端末22,32を収容(接続)するとともに、ONU(Optical Network Unit)23,33を介して外部NW40に接続されている。
メディア転送装置21,31は、外部NW側(以降、WAN側と称す。)の入力および出力、音声通話端末側(以降、LAN側と称す。)の入力および出力を有し、WAN側入力から入力されたメディア信号(この場合、音声メディア信号)をLAN側出力ヘ転送し、また、LAN側入力から入力されたメディア信号をWAN側出力ヘ転送するメディア転送機能を有する。
音声通話サービスでは、音声通話端末22から出力されたメディア信号がメディア転送装置21のLAN側入力から入力される。メディア転送装置21では、この入力されたメディア信号をWAN側出力ヘ転送する。出力されたメディア信号は、ONU23および外部NW40を介して相手側宅内NW30に到達し、相手側宅内NW30内のONU33、メディア転送装置31を介して相手側音声通話端末32に送られる。
反対に、相手側音声通話端末32から出力されたメディア信号は、相手側宅内NW30内のメディア転送装置31、ONU33、並びに外部NW40を介して宅内NW20に到達し、宅内NW20内のONU23を介してメディア転送装置21のWAN側入力に入力される。メディア転送装置21では、この入力されたメディア信号をLAN側出力ヘ転送し、出力されたメディア信号は音声通話端末22に到達する。
音声通話サービスの場合、このように、音声通話端末21から音声通話端末31に送信されるメディア信号と、音声通話端末31から音声通話端末21に送信されるメディア信号とが相互にやりとりされ、音声通話が成立する。
このため、メディア転送装置21,31内でのメディア転送処理遅延が大きくなると、音声通話端末22,32間の音声のやりとりの遅延が大きくなり、音声通話の快適性を損なってしまう。このことから、音声通話サービスでは、メディア転送装置21,31には、処理遅延が小さい特性を有する終端モデルを利用したメディア転送機能を保有するものを使用していた。
図3は従来のメディア転送装置を用いたメディアサービスの他の例、ここでは画像通話サービスの例を示すもので、図中、20は宅内NW、40は外部NW、50は画像通話サービスの対向側の宅内NWである。
宅内NW20,50にはそれぞれメディア転送装置21b,51が設置され、さらにメディア転送装置21b,51は画像通話端末24,52を収容(接続)するとともに、ONU23,53を介して外部NW40に接続されている。
メディア転送装置21b,51は、WAN側の入力および出力、画像通話端末側(以降、LAN側と称す。)の入力および出力を有し、WAN側入力から入力されたメディア信号(この場合、画像・音声メディア信号)をLAN側出力ヘ転送し、また、LAN側入力から入力されたメディア信号をWAN側出力ヘ転送するメディア転送機能を有する。
画像通話サービスでは、画像通話端末24から出力されたメディア信号がメディア転送装置21bのLAN側入力から入力される。メディア転送装置21bでは、この入力されたメディア信号をWAN側出力ヘ転送する。出力されたメディア信号は、ONU23および外部NW40を介して相手側宅内NW50に到達し、相手側宅内NW50内のONU53、メディア転送装置51を介して相手側画像通話端末52に送られる。
反対に、相手側画像通話端末52から出力されたメディア信号は、相手側宅内NW50内のメディア転送装置51、ONU53、並びに外部NW40を介して宅内NW20に到達し、宅内NW20内のONU23を介してメディア転送装置21bのWAN側入力に入力される。メディア転送装置21bでは、この入力されたメディア信号をLAN側出力ヘ転送し、出力されたメディア信号は画像通話端末24に到達する。
画像通話サービスの場合、このように、画像通話端末24から画像通話端末52に送信されるメディア信号と、画像通話端末52から画像通話端末24に送信されるメディア信号とが相互にやりとりされ、画像通話が成立する。
このため、メディア転送装置21b,51内でのメディア転送処理遅延が大きくなると、画像通話端末24,52間の画像・音声のやりとりの遅延が大きくなり、画像通話の快適性を損なってしまう。このことから、画像通話サービスでは、メディア転送装置21b,51には、音声通話サービスの場合と同様、処理遅延が小さい特性を有する終端モデルを利用したメディア転送機能を保有するものを使用する。
図4は従来のメディア転送装置を用いたメディアサービスのさらに他の例、ここでは映像配信サービスの例を示すもので、図中、20は宅内NW、40は外部NW、61は映像配信サーバである。
宅内NW20にはメディア転送装置21cが設置され、さらにメディア転送装置21cは映像配信端末25を収容(接続)するとともに、ONU23を介して外部NW40に接続されている。また、映像配信サーバ61は外部NW40に接続されている。
メディア転送装置21cは、WAN側の入力および出力、映像配信端末側(以降、LAN側と称す。)の入力および出力を有し、WAN側入力から入力されたメディア信号(この場合、映像・音声メディア信号)をLAN側出力ヘ転送し、また、LAN側入力から入力されたメディア信号をWAN側出力ヘ転送するメディア転送機能を有する。
映像配信サービスでは、映像配信サーバ61から配信された配信メディア信号が外部NW40を介して宅内NW20に到達し、宅内NW20内のONU23を介してメディア転送装置21cのWAN側入力に入力される。メディア転送装置21cでは、この入力されたメディア信号をLAN側出力ヘ転送し、出力されたメディア信号は映像配信端末25に到達する。以上のようにして映像配信が成立する。
映像配信サービスの場合、配信サーバ61から映像配信端末25へメディアを転送する一方向の転送であるため、処理遅延が大きくてもサービス性には影響はない。代わりに、音声通信や通常の画像通信の場合と比較して大量のデータを配信するため、大量のデータを確実に転送することができる高い転送性能が重要になる。
こうした特性を有する方式としては、ルーティングモデル方式もしくは連動NAPTモデル方式がある。さらに、ルーティングモデルは、メディア転送装置配下の端末がグローバルアドレスを保有している場合の転送モデルであり、連動NAPTモデルは、メディア転送装置配下の端末にプライベートアドレスを割り付け、メディア転送装置においてグローバルアドレスとプライベートアドレスを変換する必要がある場合の転送モデルである。
このため、メディア転送装置21cとしては、配下の端末がグローバルアドレスを保有している場合はルーティングモデルを有するメディア転送装置を使用し、また、配下の端末がグローバルアドレスを保有しておらず、メディア転送装置において配下の端末にプライベートアドレスを割り付け、グローバルアドレスとプライベートアドレスを変換する必要がある場合は、連動NAPTモデルを有するメディア転送装置を使用する。
このように、従来は、使用するメディア端末に合わせたメディア転送機能を有するメディア転送装置を準備しておく必要があった。
特開2005−252477号公報
次世代ネットワークの構築が進み、広帯域で複数サービスの同時使用が可能なネットワーク環境が整いつつあるが、こうしたネットワーク環境のメリットを享受するため、これまで別々に使用していた複数のメディア端末を同時使用することが可能になった。
しかし、それぞれのメディア端末が必要とするメディア転送機能が異なる場合、従来の方法では、各メディア端末に合ったメディア転送機能をそれぞれ有するメディア転送装置を複数種類、準備する必要があった。
これを解消する方法として、終端モデル・ルーティングモデル・連動NAPTモデルの全てのメディア転送機能(メディア転送方式)に対応させ、SIP情報などを解析することにより、メディア端末に合わせて適切なメディア転送方式を選択し、メディア転送を行う方法が考えられる。ただし、この方法の場合、毎回、即ちメディア転送を実施する度にメディア転送方式を選択する必要があるため、方式が固定している場合に比べ、判定の負荷がかかるという問題がある。
例えば、メディア転送装置配下に1種類のメディア転送方式の端末のみを接続する場合は、該当するメディア転送方式に固定してメディア転送を行えば良いが、上記方法では、毎回、メディア転送方式を選定するための負荷がかかるという第一の問題があった。
また、メディア転送装置を使用する際、配下に端末を接続すると、その接続系を使い続けるのが一般的であるが、このようにポートと転送方式が固定で決定するような場合にも、上記方法では、毎回、メディア転送方式を選定するための負荷がかかるという第二の問題があった。
本発明は、以上の問題を解消し、メディア転送方式の異なる複数のメディア端末を収容可能であり、かつ実際に収容したメディア端末によってはメディア転送を実施する度にそのメディア転送方式を判定するための負荷がかからないメディア転送方法、その装置およびプログラムを提供するものである。
前記課題を解決するため、本発明では、コンピュータを用いて、複数の異なるメディア転送方式によるメディア転送を実施するメディア転送方法であって、前記コンピュータに、一括固定モード・ポート指定モード・自動モードのうちのいずれかの動作モードの選択入力とともに、一括固定モードについてはメディア転送方式の指定入力を、ポート指定モードについてはメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式の指定入力を受け付けるステップと、一括固定モードが選択入力された場合、前記指定入力されたメディア転送方式によるメディア転送を実施するステップと、ポート指定モードが選択入力された場合、メディア信号が入力するポートに対応して前記指定入力されたメディア転送方式によるメディア転送を実施するステップと、自動モードが選択入力された場合、メディア転送前のSIP/SDP信号を解析してメディア転送方式を決定し、該決定したメディア転送方式に従ってSDP部からメディア転送に必要な転送情報を抽出し、前記メディア転送方式および転送情報によるメディア転送を実施するステップとを実行させるメディア転送方法を提案する。
また、本発明では、複数の異なるメディア転送方式によるメディア転送を実施するメディア転送装置であって、一括固定モード・ポート指定モード・自動モードのうちのいずれかの動作モードの選択入力とともに、一括固定モードについてはメディア転送方式の指定入力を、ポート指定モードについてはメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式の指定入力を受け付けるモード選択部と、一括固定モードが選択入力された場合、前記指定入力されたメディア転送方式によるメディア転送を実施する一括固定モードメディア転送手段と、ポート指定モードが選択入力された場合、メディア信号が入力するポートに対応して前記指定入力されたメディア転送方式によるメディア転送を実施するポート指定モードメディア転送手段と、自動モードが選択入力された場合、メディア転送前のSIP/SDP信号を解析してメディア転送方式を決定し、該決定したメディア転送方式に従ってSDP部からメディア転送に必要な転送情報を抽出し、前記メディア転送方式および転送情報によるメディア転送を実施する自動モードメディア転送手段とを具備するメディア転送装置を提案する。
また、本発明では、複数の異なるメディア転送方式によるメディア転送を実施するメディア転送装置であって、モード切替部と、SIPスタック制御機能部と、B2BUA制御機能部と、メディア転送機能部とよりなり、モード切替部は、一括固定モード・ポート指定モード・自動モードのうちのいずれかの動作モードの選択入力とともに、一括固定モードについてはメディア転送方式の指定入力を、ポート指定モードについてはメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式の指定入力を受け付け、一括固定モードが選択入力された場合は指定入力されたメディア転送方式をメディア転送機能部に転送するとともに「0」に設定したフラグをSIPスタック制御機能部およびメディア転送機能部に転送し、ポート指定モードが選択入力された場合は指定入力されたメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式をメディア転送機能部に転送するとともに「1」に設定したフラグをSIPスタック制御機能部およびメディア転送機能部に転送し、自動モードが選択入力された場合は「2」に設定したフラグをSIPスタック制御機能部およびメディア転送機能部に転送する機能を備え、SIPスタック制御機能部は、「2」に設定したフラグを受信した場合のみ、メディア転送前のSIP/SDP信号をB2BUA制御機能部へ転送する機能を備え、B2BUA制御機能部は、SIPスタック制御機能部から転送されてきたSIP/SDP信号よりSDP部を抽出し、該抽出したSDP部の情報を解析してメディア転送方式を決定し、該決定したメディア転送方式に応じて前記SDP部からメディア転送に必要な転送情報を抽出し、該抽出した転送情報を前記決定したメディア転送方式とともにメディア転送機能部に転送する機能を備え、メディア転送機能部は、「0」に設定したフラグを受信した場合は、モード切替部から転送されてきたメディア転送方式によるメディア転送を実施し、「1」に設定したフラグを受信した場合は、モード切替部から転送されてきたメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式のうち転送すべきメディア信号が入力されたポートに対応するメディア転送方式によるメディア転送を実施し、「2」に設定したフラグを受信した場合は、B2BUA制御機能部から転送されてきたメディア転送方式および転送情報によるメディア転送を実施する機能を備えるメディア転送装置を提案する。
また、本発明では、コンピュータに、請求項3に記載の各機能を実現させるためのプログラムを提案する。
本発明は、事前に選択された動作モードに従い、指定されたメディア転送方式(1種類)でメディア転送を実施する、あるいは、メディア信号が入力するポートに対応して指定されたメディア転送方式でメディア転送を実施する、もしくは、SDPの内容に応じて適切なメディア転送方式を自動的に決定してメディア転送を実施することを特徴とする。
これにより、メディア転送方式の異なる複数のメディア端末を一つのメディア転送装置の配下に同時に収容可能となり、かつ、端末固定で使用する場合は、メディア転送方式を指定することにより、判定の負荷を減らすことができる方式である。その結果、メディア転送装置配下に1種類のメディア転送方式の端末のみを接続する場合は、一括でメディア転送方式を事前に指定することにより、毎回方式を選定するために負荷がかかる、という第一の課題を解決することができる。また、メディア転送装置の使用方法として、ポートとメディア転送方式との対応が固定で決定している場合には、ポートとメディア転送方式との対応を事前に指定しておくことにより、毎回方式を選定するために負荷がかかる、という第二の課題を解決することができる。
このように、本発明によれば、多種のメディア端末を同時収容することができ、その結果、NGN(Next Generation Network)のサービスのメリットを享受することができる上、指定パラメータを用いてメディア転送方式を固定にすることにより、判定負荷を減らすことができる。
図1は本発明のメディア転送装置の実施の形態の一例を示すもので、このメディア転送装置10は、モード切替部11と、SIPスタック制御機能部12と、B2BUA制御機能部13と、メディア転送機能部14とよりなる。
モード切替部11は、キーボードなどの入力装置(図示せず)からの3種類の動作モード、即ち一括固定モード・ポート指定モード・自動モードのうちのいずれかの動作モードの選択入力とともに、一括固定モードについてはメディア転送方式の指定入力を、ポート指定モードについてはメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式の指定入力を受け付け、一括固定モードが選択入力された場合は指定入力されたメディア転送方式をメディア転送機能部14に転送するとともに「0」に設定したフラグをSIPスタック制御機能部12およびメディア転送機能部14に転送し、ポート指定モードが選択入力された場合は指定入力されたメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式をメディア転送機能部14に転送するとともに「1」に設定したフラグをSIPスタック制御機能部12およびメディア転送機能部14に転送し、自動モードが選択入力された場合は「2」に設定したフラグをSIPスタック制御機能部12およびメディア転送機能部14に転送する。
モード切替部11における動作を、図5のフローに従って説明する。
まず、モード切替部11に選択入力された動作モードを確認(判定)する(ステップs1)。
一括固定モードが選択入力された場合は、モード切替部11からメディア転送機能部14に「0」に設定したフラグと指定入力されたメディア転送方式を転送する(ステップs2)。また、モード切替部11からSIPスタック制御機能部12に「0」に設定したフラグを転送する(ステップs3)。
ポート指定モードが選択入力された場合は、モード切替部11からメディア転送機能部14に「1」に設定したフラグと指定入力されたメディア信号が入力するポートおよびこれに対応する固定のメディア転送方式を転送する(ステップs4)。また、モード切替部11からSIPスタック制御機能部12に「1」に設定したフラグを転送する(ステップs5)。
自動モードが選択入力された場合は、モード切替部11からメディア転送機能部14とSIPスタック制御機能部12に「2」に設定したフラグを転送する(ステップs6)。
SIPスタック制御機能部12は、モード切替部11から転送されてきたフラグが「2」の場合、メディア転送前にメディア転送装置配下のメディア端末もしくは対向するメディア端末から入力されたSIP/SDP信号をB2BUA制御機能部13に転送する。
なお、SIPスタック制御機能部12では、モード切替部11から転送されてきたフラグが「0」もしくは「1」の場合、以降の動作を実施しない。
ここで、SIP(Session Initiation Protocol)は、マルチメディアセッションを確立・変更・切断するためのプロトコルであり、リクエスト行・ヘッダ・メッセージボディから構成されている。このうち、メッセージボディには、SDP(Session Description Protocol)というプロトコルによってマルチメディアセッションに関する情報が記述されている。例えば、m=“値”の形式で、メディアについての情報としてメディアの種類(audio,video,textなど)、メディアを受信するポート番号、メディア受信に用いるトランスポートプロトコル(RTP、TCPなど)が記述される。また、例えば、c=“値”の形式で、コネクション情報としてネットワーク種別、IPバージョン(IPv4、IPv6など)、メディアを受信するIPアドレスが記述される。
B2BUA制御機能部13は、さらに、B2BUA処理機能部15と、SDP処理機能部16と、メディア転送制御機能部17とよりなる。
B2BUA処理機能部15は、SIPスタック制御機能部12から転送されてきたSIP/SDP信号よりSDP部を抽出し、該抽出したSDP部の情報をSDP処理機能部16に転送する。SDP処理機能部16は、B2BUA処理機能部15から転送されてきたSDP部の情報を解析してメディア転送方式(メディア転送モデル)を決定し、該決定したメディア転送モデルをB2BUA処理機能部15へ転送する。
SDP処理機能部16におけるメディア転送モデルを決定する動作を、図6のフローに従って説明する。
まず、B2BUA処理機能部15から転送されてきたSDP部の情報のうち、C行のIPバージョンのチェックを行い、IPv4かIPv6かの区別を行う(ステップs11,s12)。ここで、C行のIPバージョンがIPv6であれば、ルーティングモデルをメディア転送モデルに決定する(ステップs13)。
一方、C行のIPバージョンがIPv4であれば、さらにSDP部の情報のうち、m行のトランスポートのチェックを行い、RTP/AVPかそれ以外かの区別を行う(ステップs14,s15)。この際、m行のトランスポートがRTP/AVPであれば、終端モデルをメディア転送モデルに決定する(ステップs16)。また、m行のトランスポートがRTP/AVP以外であれば、連動NAPTモデルをメディア転送モデルに決定する(ステップs17)。
最後に、ステップs13,s16,s17で決定したメディア転送モデルの情報をSDP処理機能部16からB2BUA処理機能部15へ転送する(ステップs18)。
また、B2BUA処理機能部15は、SDP処理機能部16からメディア転送モデルの情報を受信すると、このメディア転送モデルを前記SDP部とともにメディア転送制御機能部17に転送する。
メディア転送制御機能部17は、B2BUA処理機能部15から転送されてきた転送モデルに応じてSDP部からメディア転送に必要な転送情報を抽出し、該抽出した転送情報を前記決定したメディア転送モデルとともにメディア転送機能部13に転送する。
メディア転送制御機能部17における転送情報を抽出する動作を、図7のフローに従って説明する。
まず、B2BUA処理機能部15から転送されてきたメディア転送モデルを確認(判定)する(ステップs21)。
メディア転送モデルが終端モデルの場合、SDP部からメディア転送装置配下のメディア端末および対向するメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号の情報を抽出する(ステップs22)。また、メディア転送モデルが連動NAPTモデルの場合、SDP部から対向するメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号の情報を抽出する(ステップs23)。さらにまた、ステップs22,s23で抽出したメディア転送に必要な転送情報を、B2BUA処理機能部15から転送されてきたメディア転送モデルとともにメディア転送機能部14へ送信する(ステップs24)。
なお、B2BUA処理機能部15から転送されてきたメディア転送モデルがルーティングモデルの場合は、当該メディア転送モデル(ルーティングモデル)のみメディア転送機能部14へ送信する(ステップs25)。
メディア転送機能部14は、モード切替部11もしくはB2BUA制御機能部13のメディア転送制御機能部17から転送されてきたフラグ・転送モデル・転送情報により、メディア転送およびSDP書き換えを行い、書き換えを行ったSDP部をB2BUA制御機能部13のメディア転送制御機能部17およびB2BUA処理機能部15を経由して、SIPスタック制御機能部12へ転送する。
メディア転送機能部14におけるメディア転送およびSDP書き換えを行う動作を、図8のフローに従って説明する。
まず、モード切替部11から転送されてきたフラグを確認(判定)し(ステップs31)、フラグが「0」の場合、モード切替部11から転送されてきたメディア転送モデルを確認する(ステップs32)。フラグが「1」の場合、モード切替部11から転送されてきたポートとメディア転送モデルの対応を確認し、送られてきたメディア信号のポートに対応するメディア転送モデルを確認する(ステップs33)。フラグが「2」の場合、メディア転送制御機能部17から転送されてきたメディア転送モデルを確認する(ステップs34)。
ステップs32,s33,s34で確認したメディア転送モデルに従い、以降の作業を行う。
メディア転送モデルが終端モデルであった場合、SIP/SDP信号の方向を確認し(ステップs35)、LAN側からWAN側に転送されるSIP/SDP信号の場合は、SDP部のc/m−lineに記述されているメディア転送装置配下のメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号を、メディア転送装置のWAN側のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に書き換え、B2BUA制御機能部13を経由してSIPスタック制御機能部12へ転送し(ステップs36)、WAN側からLAN側に転送されるSIP/SDP信号の場合は、SDP部のc/m−lineに記述されている対向するメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号を、メディア転送装置のLAN側のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に書き換え、B2BUA制御機能部13を経由してSIPスタック制御機能部12へ転送する(ステップs37)。
SIPスタック制御機能部12では、B2BUA制御機能部13から転送されてくるSDP部をSIP信号に組立てて、LAN側からWAN側に転送されてきたSIP/SDP信号の場合は、メディア転送装置のWAN側へ出力し、WAN側からLAN側に転送されてきたSIP/SDP信号の場合は、メディア転送装置のLAN側へ出力する。
メディア転送装置のWAN側に出力されたSIP/SDP信号は、対向するメディア端末が受け取り、メディア転送装置のLAN側に出力されたSIP/SDP信号は、メディア転送装置配下のメディア端末が受け取る。このように、メディア転送装置配下のメディア端末と対向するメディア端末との間で、SIP信号/SDP信号を相互に交換することによりセッション(通信)を確立する。
セッション確立後、メディア転送装置10のメディア転送機能部14では、WAN側からメディア転送装置のWAN側のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に転送されてきたメディア信号を、メディア転送装置配下のメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に転送し、LAN側からメディア転送装置のLAN側のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に転送されてきたメディア信号を、対向するメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に転送する(ステップs38)。
メディア転送モデルが連動NAPTモデルであった場合、SIP/SDP信号の方向を確認し(ステップs39)、LAN側からWAN側に転送されるSIP/SDP信号の場合は、SDP部のc/m−lineに記述されているメディア転送装置配下のメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号を、メディア転送装置のWAN側のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に書き換え、B2BUA制御機能部13を経由してSIPスタック制御機能部12へ転送し(ステップs40)、WAN側からLAN側に転送されるSIP/SDP信号の場合は、SDP部のc/m−lineに記述されている対向するメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号を、B2BUA制御機能部13を経由してSIPスタック制御機能部12へ透過転送する(ステップs41)。
SIPスタック制御機能部12では、B2BUA制御機能部13から転送されてくるSDP部をSIP信号に組立てて、LAN側からWAN側に転送されてきたSIP/SDP信号の場合は、メディア転送装置のWAN側へ出力し、WAN側からLAN側に転送されてきたSIP/SDP信号の場合は、メディア転送装置のLAN側へ出力する。
メディア転送装置のWAN側に出力されたSIP/SDP信号は、対向するメディア端末が受け取り、メディア転送装置のLAN側に出力されたSIP/SDP信号は、メディア転送装置配下のメディア端末が受け取る。このように、メディア転送装置配下のメディア端末と対向するメディア端末との間で、SIP信号/SDP信号を相互に交換することによりセッション(通信)を確立する。
セッション確立後、メディア転送装置10のメディア転送機能部14では、WAN側からメディア転送装置のWAN側のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に転送されてきたメディア信号を、メディア転送装置配下のメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に転送し、LAN側から対向するメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に転送されてきたメディア信号をそのまま転送する(ステップs42)。
メディア転送モデルがルーティングモデルであった場合、SDP部のc/m−lineに記述されている、メディア転送装置配下のメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号、および対向するメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号を、B2BUA制御機能部13を経由してSIPスタック制御機能部12へ透過転送する(ステップs43)。
SIPスタック制御機能部12では、B2BUA制御機能部13から転送されてくるSDP部をSIP信号に組立てて、LAN側からWAN側に転送されてきたSIP/SDP信号の場合は、メディア転送装置のWAN側へ出力し、WAN側からLAN側に転送されてきたSIP/SDP信号の場合は、メディア転送装置のLAN側へ出力する。
メディア転送装置のWAN側に出力されたSIP/SDP信号は、対向するメディア端末が受け取り、メディア転送装置のLAN側に出力されたSIP/SDP信号は、メディア転送装置配下のメディア端末が受け取る。このように、メディア転送装置配下のメディア端末と対向するメディア端末との間で、SIP信号/SDP信号を相互に交換することによりセッション(通信)を確立する。
セッション確立後、メディア転送装置10のメディア転送機能部14では、WAN側からメディア転送装置配下のメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に転送されてきたメディア信号をそのまま転送し、LAN側から対向するメディア端末のメディアを受信するIPアドレス・ポート番号に転送されてきたメディア信号をそのまま転送する(ステップs44)。
以下、図9,10,11を参照して本発明の効果について説明するが、図中、図1乃至図4と同一構成部分については同一符号をもって表す。即ち、10はメディア転送装置、11はモード切替部、12はSIPスタック制御機能部、13はB2BUA制御機能部、14はメディア転送機能部、20は宅内NW、30は音声通話サービスの対向側の宅内NW、40は外部NW、50は画像通話サービスの対向側の宅内NW、23,33,53はONU、22,32は音声通話端末、24,52は画像通話端末、251はプライベートアドレスの映像配信端末、252はグローバルアドレスの映像配信端末、611,612は映像配信サーバである。
ここで、音声通話端末22,32、画像通話端末24,52は、リアルタイム通話サービスを提供するため、終端モデルを取る必要がある端末とする。また、映像配信端末251は、転送性能を確保する必要がある上、グローバルアドレスとプライベートアドレスの変換が必要なため、連動NAPTモデルを取る必要がある端末とする。さらにまた、映像配信端末252は、転送性能を確保する必要があり、グローバルアドレスとプライベートアドレスの変換が必要でないため、ルーティングモデルを取る必要がある端末とする。
図9に示すように、終端モデルの音声通話端末22,32のみ使用する場合は、一括固定モードを選択し、終端モデルを指定することにより、メディア転送方式の判定が必要なくなる。このため、判定負荷がかかることなく使用することができる。
また、図10に示すように、終端モデルの音声通話端末22、連動NAPTモデルの映像配信端末251、ルーティングモデルの映像配信端末252を使用する場合で、かつ、ポートと端末の対応が固定の場合は、ポート指定モードを選択し、使用するポートとメディア転送モデルの対応を指定することにより、メディア転送方式の判定が必要なくなる。このため、判定負荷がかかることなく使用することができる。
また、図11に示すように、終端モデルの音声通話端末22、連動NAPTモデルの映像配信端末251、ルーティングモデルの映像配信端末252を使用する場合で、かつ、端末の付け替えなどの可能性がある場合は、自動モードを選択し、SIP信号から自動的に適切なモデルを選定し、メディアのやりとりを行うようにすることで、設定無しに、複数のメディア転送方式の端末を同時接続することができる。
なお、請求項でいうモード選択部は前述したモード切替部11によって構成され、また、請求項でいう一括固定モードメディア転送手段は前述したモード切替部11およびメディア転送機能部14によって構成され、また、請求項でいうポート指定モードメディア転送手段は前述したモード切替部11およびメディア転送機能部14によって構成され、また、請求項でいう自動モードメディア転送手段は前述したモード切替部11、SIPスタック制御機能部12、B2BUA制御機能部13およびメディア転送機能部14によって構成される。
また、前述したメディア転送装置は、周知のコンピュータに媒体もしくは通信回線を介して、図5乃至図8のフローチャートに示された手順を備えるプログラムをインストールすることによっても実現可能である。
本発明のメディア転送装置の実施の形態の一例を示す構成図 従来のメディア転送装置を用いたメディアサービスの一例を示す説明図 従来のメディア転送装置を用いたメディアサービスの他の例を示す説明図 従来のメディア転送装置を用いたメディアサービスのさらに他の例を示す説明図 モード切替部の動作フローチャート SDP処理機能部の動作フローチャート メディア転送制御機能部の動作フローチャート メディア転送機能部の動作フローチャート 本発明の効果を説明する図 本発明の他の効果を説明する図 本発明のさらに他の効果を説明する図
符号の説明
10:メディア転送装置、11:モード切替部、12:SIPスタック制御機能部、13:B2BUA制御機能部、14:メディア転送機能部、15:B2BUA処理機能部、16:SDP処理機能部、17:メディア転送制御機能部。

Claims (4)

  1. コンピュータを用いて、複数の異なるメディア転送方式によるメディア転送を実施するメディア転送方法であって、
    前記コンピュータに、
    一括固定モード・ポート指定モード・自動モードのうちのいずれかの動作モードの選択入力とともに、一括固定モードについてはメディア転送方式の指定入力を、ポート指定モードについてはメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式の指定入力を受け付けるステップと、
    一括固定モードが選択入力された場合、前記指定入力されたメディア転送方式によるメディア転送を実施するステップと、
    ポート指定モードが選択入力された場合、メディア信号が入力するポートに対応して前記指定入力されたメディア転送方式によるメディア転送を実施するステップと、
    自動モードが選択入力された場合、メディア転送前のSIP/SDP信号を解析してメディア転送方式を決定し、該決定したメディア転送方式に従ってSDP部からメディア転送に必要な転送情報を抽出し、前記メディア転送方式および転送情報によるメディア転送を実施するステップとを実行させる
    ことを特徴とするメディア転送方法。
  2. 複数の異なるメディア転送方式によるメディア転送を実施するメディア転送装置であって、
    一括固定モード・ポート指定モード・自動モードのうちのいずれかの動作モードの選択入力とともに、一括固定モードについてはメディア転送方式の指定入力を、ポート指定モードについてはメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式の指定入力を受け付けるモード選択部と、
    一括固定モードが選択入力された場合、前記指定入力されたメディア転送方式によるメディア転送を実施する一括固定モードメディア転送手段と、
    ポート指定モードが選択入力された場合、メディア信号が入力するポートに対応して前記指定入力されたメディア転送方式によるメディア転送を実施するポート指定モードメディア転送手段と、
    自動モードが選択入力された場合、メディア転送前のSIP/SDP信号を解析してメディア転送方式を決定し、該決定したメディア転送方式に従ってSDP部からメディア転送に必要な転送情報を抽出し、前記メディア転送方式および転送情報によるメディア転送を実施する自動モードメディア転送手段とを具備する
    ことを特徴とするメディア転送装置。
  3. 複数の異なるメディア転送方式によるメディア転送を実施するメディア転送装置であって、
    モード切替部と、SIPスタック制御機能部と、B2BUA制御機能部と、メディア転送機能部とよりなり、
    モード切替部は、一括固定モード・ポート指定モード・自動モードのうちのいずれかの動作モードの選択入力とともに、一括固定モードについてはメディア転送方式の指定入力を、ポート指定モードについてはメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式の指定入力を受け付け、一括固定モードが選択入力された場合は指定入力されたメディア転送方式をメディア転送機能部に転送するとともに「0」に設定したフラグをSIPスタック制御機能部およびメディア転送機能部に転送し、ポート指定モードが選択入力された場合は指定入力されたメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式をメディア転送機能部に転送するとともに「1」に設定したフラグをSIPスタック制御機能部およびメディア転送機能部に転送し、自動モードが選択入力された場合は「2」に設定したフラグをSIPスタック制御機能部およびメディア転送機能部に転送する機能を備え、
    SIPスタック制御機能部は、「2」に設定したフラグを受信した場合のみ、メディア転送前のSIP/SDP信号をB2BUA制御機能部へ転送する機能を備え、
    B2BUA制御機能部は、SIPスタック制御機能部から転送されてきたSIP/SDP信号よりSDP部を抽出し、該抽出したSDP部の情報を解析してメディア転送方式を決定し、該決定したメディア転送方式に応じて前記SDP部からメディア転送に必要な転送情報を抽出し、該抽出した転送情報を前記決定したメディア転送方式とともにメディア転送機能部に転送する機能を備え、
    メディア転送機能部は、「0」に設定したフラグを受信した場合は、モード切替部から転送されてきたメディア転送方式によるメディア転送を実施し、「1」に設定したフラグを受信した場合は、モード切替部から転送されてきたメディア信号が入力するポートおよびこれに対応するメディア転送方式のうち転送すべきメディア信号が入力されたポートに対応するメディア転送方式によるメディア転送を実施し、「2」に設定したフラグを受信した場合は、B2BUA制御機能部から転送されてきたメディア転送方式および転送情報によるメディア転送を実施する機能を備える
    ことを特徴とするメディア転送装置。
  4. コンピュータに、請求項3に記載の各機能を実現させるためのプログラム。
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