JP2009043704A - シールドコネクタ構造 - Google Patents

シールドコネクタ構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009043704A
JP2009043704A JP2008098957A JP2008098957A JP2009043704A JP 2009043704 A JP2009043704 A JP 2009043704A JP 2008098957 A JP2008098957 A JP 2008098957A JP 2008098957 A JP2008098957 A JP 2008098957A JP 2009043704 A JP2009043704 A JP 2009043704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
shield
shield shell
shell
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008098957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5114275B2 (ja
Inventor
Isao Kameyama
勲 亀山
Hajime Nojima
元 野島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2008098957A priority Critical patent/JP5114275B2/ja
Publication of JP2009043704A publication Critical patent/JP2009043704A/ja
Priority to US12/419,033 priority patent/US7753732B2/en
Priority to DE102009016756.0A priority patent/DE102009016756B4/de
Application granted granted Critical
Publication of JP5114275B2 publication Critical patent/JP5114275B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

【課題】リターン電流の流れる経路を短縮して効果的にノイズを放出することによって良好なシールド性を発揮することができるシールドコネクタ構造を提供する。
【解決手段】シールドコネクタ構造1は、互いに嵌合可能な一対のコネクタ2、6と、導電性のコネクタ取付部11とを備えている。一方のコネクタ2は、端子金具21と、絶縁性のコネクタハウジング22と、導電性のシールドシェル23とを有している。他方のコネクタ6は、端子金具61と、絶縁性のコネクタハウジング62と、導電性のシールドシェル63とを有している。シールドシェル23には接続部49が設けられ、シールドシェル63には接続部83が設けられている。接続部49、83は、それぞれ、コネクタ2、6同士が互いに嵌合してシールドシェル23、63同士がシールド接続するとコネクタ取付部11と接続され、シールドシェル23、63はそれぞれアースされる。
【選択図】図3

Description

本発明は、端子金具を収容するコネクタハウジングを覆う導電性のシールドシェルを有した一対のコネクタと、導電性のコネクタ取付部とを備え、シールドシェルをコネクタ取付部と接触させて、ノイズ等をアースさせるシールドコネクタ構造に関する。
移動体としての自動車には、種々の電子機器が搭載される。このため、前記自動車は、前述した電子機器に信号や電力を供給するためにワイヤハーネスを配索している。このようなワイヤハーネスは、複数の電線と、該電線に取り付けられるコネクタとを備えている。
前述した自動車には、例えば、電気自動車、ハイブリッド車や燃料電池車において走行用のモータとして3相交流のモータが用いられることがあるが、この種の走行用のモータには高い電圧の電力が供給されるので、前述したモータに電力等を供給するコネクタの端子金具から外部に電気的なノイズが漏洩したり、該端子金具から他の端子金具に電気的なノイズが流入したりするといった問題があった。
このような問題を解決する技術として、例えば、シールドコネクタ(例えば、特許文献1参照)が提案されている。このシールドコネクタは、端子金具を収容する端子収容部と該端子収容部の外側に配されるアウタハウジングとからなる絶縁性のコネクタハウジングと、端子収容部を覆う導電性のインナシールドシェルと、インナシールドシェルと別体で設けられインナシールドシェルと接触してアウタハウジングを覆う導電性のアウタシールドシェルとを備えている。そして、インナシールドシェル及びアウタシールドシェルの一端は接地されている。
このシールドコネクタに嵌合する相手方のシールドコネクタは、例えば、端子金具を収容する端子収容部を有した絶縁性のコネクタハウジングと、コネクタハウジングを覆う導電性のシールドシェルとを有している。シールドコネクタ同士が互いに嵌合すると、シールドシェルとインナシールドシェルとが電気的に接続する。そして、端子金具から外部に漏洩する電気的なノイズもしくは内部に流入する電気的なノイズは、リターン電流となってシールドシェルからインナシールドシェルへと流れた後に、インナシールドシェルから、及び、インナシールドシェルからアウタシールドシェルへと流れてから外部に放出される。
特開2006−310164号公報
しかしながら、前述した電気的なノイズの一部は相手方のシールドコネクタのシールドシェルからシールドコネクタのインナシールドシェルを経てアウタシールドシェルへと流れて外部に放出されるので、このシールドシェルからアウタシールドシェルまでの間の経路が長くなり、該経路の電気抵抗によってリターン電流が流れにくくなって電気的なノイズが十分に放出されないといった問題があった。
本発明は、このような問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、リターン電流の流れる経路を短縮して効果的にノイズを放出することによって良好なシールド性を発揮することができるシールドコネクタ構造を提供することを目的としている。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された本発明は、端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容部を有した絶縁性のコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの少なくとも前記端子収容部を覆う導電性のシールドシェルと、を有した互いに嵌合可能な一対のコネクタと、少なくとも一方のコネクタのシールドシェルと接触してこのシールドシェルをアースさせる導電性のコネクタ取付部と、を備え、コネクタ同士が互いに嵌合するとシールドシェル同士がシールド接続するシールドコネクタ構造において、前記一対のコネクタの前記シールドシェルの双方が、少なくとも前記端子収容部を覆うシェル本体と、前記シェル本体に連なり、且つ、前記コネクタ同士が互いに嵌合すると前記コネクタ取付部と接続する接続部と、を備えたことを特徴としたシールドコネクタ構造である。
請求項2に記載された本発明は、請求項1に記載されたシールドコネクタ構造において、前記接続部のうち少なくとも一方が、前記コネクタ取付部に向かって突出して設けられ、且つ、前記コネクタ同士が互いに嵌合すると前記コネクタ取付部と当接して弾性変形して前記コネクタ取付部を押圧するように弾性復元力を生じるように設けられていることを特徴としたシールドコネクタ構造である。
請求項3に記載された本発明は、端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容部を有した絶縁性のコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの少なくとも前記端子収容部を覆う導電性のシールドシェルと、を有した互いに嵌合可能な一対のコネクタと、一方のコネクタのシールドシェルと接触してこのシールドシェルをアースさせる導電性のコネクタ取付部と、を備え、コネクタ同士が互いに嵌合するとシールドシェル同士がシールド接続するシールドコネクタ構造において、前記一方のコネクタのコネクタハウジングが、端子収容部と、前記端子収容部の外側に配されるアウタハウジングと、を備え、前記一方のコネクタのシールドシェルが、前記端子収容部を覆うインナシールドシェルと、前記インナシールドシェルと別体で設けられ前記インナシールドシェルと接触して前記アウタハウジングを覆うアウタシールドシェルと、を有したシェル本体と、前記シェル本体に連なり、かつ、前記コネクタ取付部と接続する接続部と、を備えるとともに、前記アウタシールドシェルと他方のコネクタのシールドシェルとのうち一方に設けられ、且つ、他方と接続する第二の接続部を備えたことを特徴としたシールドコネクタ構造である。
請求項4に記載された本発明は、請求項3に記載されたシールドコネクタ構造において、前記第二の接続部が、前記アウタシールドシェルと前記他方のコネクタのシールドシェルとのうち一方から他方に向かって突出して設けられ、且つ、前記コネクタ同士が互いに嵌合すると他方と当接して弾性変形して他方を押圧するように弾性復元力を生じるように設けられていることを特徴としたシールドコネクタ構造である。
請求項5に記載された本発明は、請求項4に記載されたシールドコネクタ構造において、前記一方のコネクタのアウタハウジングを貫通して設けられ、且つ、内部に前記第二の接続部を通す孔部を備えたことを特徴としたシールドコネクタ構造である。
請求項6に記載された本発明は、請求項5に記載されたシールドコネクタ構造において、他方のコネクタのコネクタハウジングが、端子収容部と、前記端子収容部の外側に配されるアウタハウジングとを備えるとともに、前記他方のコネクタのアウタハウジングを貫通して設けられ、且つ、内部に前記第二の接続部を通す第二の孔部を備えたことを特徴としたシールドコネクタ構造である。
請求項7に記載された本発明は、請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載されたシールドコネクタ構造において、前記接続部が、前記シェル本体から突出して設けられるとともに、前記接続部の基端部における前記接続部の突出する方向に交差する方向の幅が、前記シェル本体の前記交差する方向の幅と等しくなるように形成されたことを特徴としたシールドコネクタ構造である。
請求項8に記載された本発明は、請求項7に記載されたシールドコネクタ構造において、前記接続部が、先端に向かうにしたがってその幅が徐々に狭くなるような台形状に形成されたことを特徴としたシールドコネクタ構造である。
請求項1に記載した本発明によれば、一対のコネクタのシールドシェルの双方が、コネクタ同士が互いに嵌合するとコネクタ取付部と接続する接続部を備えているので、それぞれのシールドシェルがシールドしたノイズは、リターン電流となって直接コネクタ取付部へと流れて外部に放出される。
請求項2に記載した本発明によれば、接続部のうち少なくとも一方が、コネクタ取付部に向かって突出して設けられ、且つ、コネクタ同士が互いに嵌合するとコネクタ取付部と当接して弾性変形してコネクタ取付部を押圧するように弾性復元力を生じるように設けられているので、接続部は確実にコネクタ取付部と接続する。
請求項3に記載した本発明によれば、アウタシールドシェルと他方のコネクタのシールドシェルとのうち一方に設けられ、且つ、他方と接続する第二の接続部を備えているので、他方のコネクタのシールドシェルがシールドしたノイズは、リターン電流となって一方のコネクタのアウタシールドシェルを経てコネクタ取付部へと流れて外部に放出される。
請求項4に記載した本発明によれば、第二の接続部が、アウタシールドシェルと他方のコネクタのシールドシェルとのうち一方から他方に向かって突出して設けられ、且つ、コネクタ同士が互いに嵌合すると他方と当接して弾性変形して他方を押圧するように弾性復元力を生じるように設けられているので、第二の接続部とアウタシールドシェル(もしくは他方のコネクタのシールドシェル)とが確実に接続する。
請求項5に記載した本発明によれば、一方のコネクタのアウタハウジングを貫通して設けられ、且つ、内部に第二の接続部を通す孔部を備えているので、第二の接続部は孔部を通って一方のコネクタのアウタシールドシェル(もしくは他方のコネクタのシールドシェル)と接続する。
請求項6に記載した本発明によれば、他方のコネクタのコネクタハウジングが、端子収容部と、端子収容部の外側に配されるアウタハウジングとを備えるとともに、他方のコネクタのアウタハウジングを貫通して設けられ、且つ、内部に第二の接続部を通す第二の孔部を備えているので、第二の接続部は第二の孔部を通って一方のコネクタのアウタシールドシェル(もしくは他方のコネクタのシールドシェル)と接続する。
請求項7に記載された本発明によれば、接続部がシェル本体から突出して設けられるとともに、接続部の基端部における接続部の突出する方向に交差する方向の幅が、シェル本体の前記交差する方向の幅と等しくなるように形成されているので、接続部の基端部における前記交差する方向の幅が広くなり、シェル本体から接続部へと向かう経路で電気抵抗が急激に増大することがなく、かつ、接続部のコネクタ取付部との接触面積が拡大されて接触抵抗が低減される。
請求項8に記載された本発明によれば、接続部が先端に向かうにしたがってその幅が徐々に狭くなるような台形状に形成されているので、接続部の先端部分が鈍角になり、該先端部分が直角である場合と比較して接続部に流れ込んだリターン電流がコネクタ取付部へと流れやすくなり、電界分布が均一になる。
請求項1に記載された発明によれば、一対のコネクタのシールドシェルの双方が、コネクタ同士が互いに嵌合するとコネクタ取付部と接続する接続部を備えているので、それぞれのシールドシェルがシールドしたノイズは、リターン電流となって直接コネクタ取付部へと流れて外部に放出される。したがって、リターン電流の流れる経路を短縮して効果的にノイズを放出することによって良好なシールド性を発揮することができる。
請求項2に記載された発明によれば、接続部のうち少なくとも一方が、コネクタ取付部に向かって突出して設けられ、且つ、コネクタ同士が互いに嵌合するとコネクタ取付部と当接して弾性変形してコネクタ取付部を押圧するように弾性復元力を生じるように設けられているので、接続部は確実にコネクタ取付部と接続する。したがって、ノイズを確実に放出して良好なシールド性を発揮することができる。
請求項3に記載された発明によれば、アウタシールドシェルと他方のコネクタのシールドシェルとのうち一方に設けられ、且つ、他方と接続する第二の接続部を備えているので、他方のコネクタのシールドシェルがシールドしたノイズは、リターン電流となって一方のコネクタのアウタシールドシェルを経てコネクタ取付部へと流れて外部に放出される。したがって、リターン電流の流れる経路を短縮して効果的にノイズを放出することによって良好なシールド性を発揮することができる。
請求項4に記載された発明によれば、第二の接続部が、アウタシールドシェルと他方のコネクタのシールドシェルとのうち一方から他方に向かって突出して設けられ、且つ、コネクタ同士が互いに嵌合すると他方と当接して弾性変形して他方を押圧するように弾性復元力を生じるように設けられているので、第二の接続部とアウタシールドシェル(もしくは他方のコネクタのシールドシェル)とが確実に接続する。したがって、ノイズを確実に放出して良好なシールド性を発揮することができる。
請求項5に記載された発明によれば、一方のコネクタのアウタハウジングを貫通して設けられ、且つ、内部に第二の接続部を通す孔部を備えているので、第二の接続部は孔部を通ってアウタシールドシェル(もしくは他方のコネクタのシールドシェル)と接続する。したがって、第二の接続部とアウタシールドシェル(もしくは他方のコネクタのシールドシェル)とを確実に接続させることができる。
請求項6に記載された発明によれば、他方のコネクタのアウタハウジングを貫通して設けられ、且つ、内部に第二の接続部を通す第二の孔部を備えているので、第二の接続部は第二の孔部を通ってアウタシールドシェル(もしくは他方のコネクタのシールドシェル)と接続する。したがって、第二の接続部とアウタシールドシェル(もしくは他方のコネクタのシールドシェル)とを確実に接続させることができる。
請求項7に記載された発明によれば、接続部がシェル本体から突出して設けられるとともに、接続部の基端部における接続部の突出する方向に交差する方向の幅が、シェル本体の前記交差する方向の幅と等しくなるように形成されているので、接続部の基端部における前記交差する方向の幅が広くなり、シェル本体から接続部へと向かう経路で電気抵抗が急激に増大することがなく、かつ、接続部のコネクタ取付部との接触面積が拡大されて接触抵抗が低減される。したがって、リターン電流の流れる経路の電気抵抗を低減して、効果的にノイズを放出することによって良好なシールド性を発揮することができる。
請求項8に記載された発明によれば、接続部が先端に向かうにしたがってその幅が徐々に狭くなるような台形状に形成されているので、接続部の先端部分が鈍角になり、該先端部分が直角である場合と比較して接続部に流れ込んだリターン電流がコネクタ取付部へと流れやすくなり、電界分布が均一になる。したがって、効果的にノイズを放出することによって良好なシールド性を発揮することができる。
以下、本発明の第一の実施形態にかかるシールドコネクタ構造1を図1ないし図7を参照して説明する。本発明の第一の実施形態にかかるシールドコネクタ構造1は、図1等に示すように、シールドシェル23(図7)、63(図3)を有した互いに嵌合可能な一対のコネクタ2、6と、少なくとも一方のコネクタ2のシールドシェル23と接触してこのシールドシェル23をアースさせる導電性のコネクタ取付部11とを備えている。コネクタ2、6同士が互いに嵌合するとシールドシェル23、63同士がシールド接続する。
「シールド接続する」とは、シールドシェル23、63がシールドシェル23、63内に配された後述する端子金具21、61の全周方向を覆う状態を意味する。シールドシェル23、63同士がシールド接続すると、シールドシェル23、63内に配された端子金具21、61から外部に漏洩する電気的なノイズ、もしくはシールドシェル23、63内に流入する電気的なノイズは、シールドシェル23、63によって確実に遮蔽される。
コネクタ取付部11は、電子機器等の筐体に取り付けられている。コネクタ取付部11は、導電性の金属材料からなり、図2等に示すように、平板状に設けられている。コネクタ取付部11には、内部に一方のコネクタ2を通す孔11aと、一方のコネクタ2の後述する接続部49がねじ留めされるねじ孔とが設けられている。
コネクタ2、6同士が互いに嵌合してシールドシェル23、63同士がシールド接続すると、コネクタ取付部11にはシールドシェル23、63の双方に設けられた後述する接続部49、83が接続され、端子金具21、61から外部に漏洩する電気的なノイズもしくは内部に流入する電気的なノイズは、それぞれ、シールドシェル23、63、コネクタ取付部11を順次経て電子機器にアースされる。
一対のコネクタ2、6は、一方のコネクタ2と、他方のコネクタ6とを備えている。一方のコネクタ2は、図6及び図7に示すように、端子金具21と、端子金具21を収容する端子収容部30を有した絶縁性のコネクタハウジング22と、コネクタハウジング22の少なくとも端子収容部30を覆う導電性のシールドシェル23とを備えている。
端子金具21は、導電性の金属材料からなり、L字棒状に形成されている。端子金具21は、複数(図示例では四つ)設けられている。端子金具21は、L字棒状の一端部に設けられ他方の端子金具21と接触する電気接触部21aと、L字状の他端部に設けられコネクタ外に露出される端子部21bと、電気接触部21aと端子部21bとの間に設けられ端子収容部30の本体部31内に保持される保持部21cとを備えている。端子金具21は、電気接触部21aがコネクタハウジング22の軸心に対して平行になり、端子部21bがコネクタハウジング22の軸心に対して直交するように配されて、端子収容部30内に保持される。
コネクタハウジング22は、図6及び図7に示すように、端子収容部30と、端子収容部30の外側に配されるアウタハウジング35とを備えている。端子収容部30は、絶縁性の合成樹脂等からなり、全体として略角筒状に形成されている。端子収容部30は、長手方向の一端部に設けられ内部に端子金具21の保持部21cを収容する本体部31と、長手方向の他端部に設けられ内部に端子金具21の電気接触部21aが突出する内フード部32とを備えている。本体部31の一対の側面には、それぞれ、後述するインナシールドシェル40の係止片42が係合する段部31a(図2)が設けられている。
アウタハウジング35は、絶縁性の合成樹脂等からなり、全体として略角筒状に形成されている。アウタハウジング35は、長手方向の一端部に設けられ内部に後述するインナシールドシェル40が取り付けられた端子収容部30を収容する本体部36と、長手方向の他端部に設けられ内部に端子収容部30が突出する外フード部37と、本体部36及び外フード部37の外表面に設けられ後述するアウタシールドシェル45の切り欠き部47aが係合する複数の突部38とを備えている。
本体部36の一部の内径は、インナシールドシェル40の外径と略等しくなるように小さく形成されている。本体部36の外フード部37から離れた内面には、該内面から凸に設けられ端子収容部30の端部と係合する係止突起36aが設けられている。また、外フード部37の先端部の内面には、該内面から凸に設けられ他方のコネクタ6の後述するロックアーム79と係合するロック部37aが設けられている。
シールドシェル23は、図6及び図7に示すように、端子収容部30を覆うインナシールドシェル40と、インナシールドシェル40と別体で設けられインナシールドシェル40と接触してアウタハウジング35を覆うアウタシールドシェル45と、を有したシェル本体24と、シェル本体24に連なりかつコネクタ取付部11と接続する接続部49とを備えている。
インナシールドシェル40は、導電性の金属材料からなり、例えば、板金等を折り曲げる等して形成されている。インナシールドシェル40は、端子収容部30の外周面に重ねられる筒部41と、筒部41に連なり筒部41内に突出した一対の係止片42(図2等)とを備えている。
筒部41の長手方向の一端部は該長手方向に対して平行に開口している。筒部41の長手方向の一端部には、筒部41内に近づくように湾曲した湾曲部41bが設けられている。筒部41の長手方向の他端部には折り曲げ部41aが設けられ、折り曲げ部41aによって長手方向の他端部は該長手方向に対して直交する方向に開口している。
一対の係止片42は、筒部41の軸心を互いの間に位置付けるように設けられている。係止片42は、コネクタ2、6同士が接離する(嵌合したり外れたりする)方向に沿った帯板状に設けられ、他方のコネクタ6寄りの一端部が自由端となり、他方のコネクタ6から離れた他端部が筒部41に連なっている。係止片42の一端部は、筒部の内面に近づくように弾性変形自在に設けられている。
前述した構成のインナシールドシェル40内には、端子収容部30が挿入される。そして、インナシールドシェル40の係止片42が端子収容部30の段部31aと係合し(図2)、インナシールドシェル40の湾曲部41bが端子収容部30の内フード部32の先端と係合して(図7)、インナシールドシェル40内に端子収容部30が保持される(端子収容部30にインナシールドシェル40が装着される)。そして、インナシールドシェル40は、端子収容部30の全体を覆うように配される。
アウタシールドシェル45は、導電性の金属材料からなり、例えば、板金等を折り曲げる等して形成されている。アウタシールドシェル45は、アウタハウジング35の上面と重ねられる上板部46と、上板部46の幅方向の両端に連なりアウタハウジング35の側面と重ねられる一対の側板部47と、上板部46及び一対の側板部47のそれぞれに設けられた折り返し部48とを備えている。
一対の側板部47の間隔は、アウタハウジング35の側面の間隔より僅かに小さく設けられている。一対の側板部47には、アウタハウジング35の突部38が通される複数の切り欠き部47aが設けられている。
折り返し部48は、それぞれ、上板部46及び一対の側板部47の長手方向の一端部に連なり、該一端部からアウタシールドシェル45の内面に向かって折り返されて、断面略L字状に形成されている。折り返し部48の先端部48a(即ち、上板部46もしくは一対の側板部47と略平行に配される部分)は、アウタシールドシェル45の内面に近づくように弾性変形自在に設けられている。
前述した構成のアウタシールドシェル45は、切り欠き部47a内にアウタハウジング35の突部38を通すようにアウタハウジング35に取り付けられる。そして、一対の側板部47がアウタハウジング35を挟持して、アウタシールドシェル45はアウタハウジング35の外表面に保持される(アウタハウジング35にアウタシールドシェル45が装着される)。
前述した構成の一方のコネクタ2では、インナシールドシェル40が装着された端子収容部30が、アウタシールドシェル45が装着されたアウタハウジング35内に挿入される。そして、該端子収容部30は、本体部31の内径が小さくなった部分に保持される。このとき、アウタシールドシェル45の折り返し部48の先端部48aは、インナシールドシェル40の外表面と当接して弾性変形するとともにインナシールドシェル40の外表面を押圧するように弾性復元力を生じて、アウタシールドシェル45をインナシールドシェル40と接触させるとともに、アウタハウジング35内に端子収容部30を保持する。また、端子収容部30の端部はアウタハウジング35の係止突起36aと当接して、図7中右方向において端子収容部30がアウタハウジング35から脱落するのを防止する。
接続部49は、上板部46の長手方向の他端部側に設けられている。接続部49は、上板部46と直交するように上板部46の端部を折り曲げて形成されている。接続部49は、平面形状が略矩形状に形成され、その中央には接続部49を貫通したねじ孔49aが設けられている。一方のコネクタ2は、接続部49のねじ孔49aがコネクタ取付部11のねじ孔と連通するように配された後に、ボルト12a及びナット12bによってコネクタ取付部11に予めねじ留めされて固定される。
他方のコネクタ6は、図4及び図5に示すように、端子金具61と、端子金具61を収容する端子収容部70を有した絶縁性のコネクタハウジング62と、コネクタハウジング62の少なくとも端子収容部70を覆う導電性のシールドシェル63と、リアホルダ64とを備えている。
端子金具61は、導電性の板金等を折り曲げる等して形成されている。端子金具61は、複数(図示例では四つ)設けられている。端子金具61は、一方のコネクタ2の端子金具61と接触する電気接触部61aと、電線が圧着されて接続される電線接続部61bとを備えている。
電気接触部61aは筒状に形成され、一方のコネクタ2の端子金具21と相対するように開口するように配されている。電気接触部61a内に一方のコネクタ2の端子金具61の電気接触部21aが挿入されて、端子金具21、61同士が電気的に接続する。電線接続部61bは複数のかしめ片を備え、かしめ片が電線の端末をかしめて電線接続部61bと電線の芯線とが電気的に接続する。
コネクタハウジング62は、端子収容部70と、端子収容部70の外側に配されるアウタハウジング75と、アウタハウジング75に連なるロックアーム79とを備えている。
端子収容部70は、絶縁性の合成樹脂等からなる。端子収容部70は、略角筒状の本体部71と、端子金具61が取り付けられて本体部71内に保持される厚肉平板状の端子ホルダ72と、端子金具61に接続された電線を覆う筒状の電線カバー73とを備えている。
本体部71は、長手方向の一端部に設けられた大径部71aと、長手方向の他端部に設けられた小径部71bと、本体部71の外表面の大径部71aと小径部71bとの間に設けられた段部71cとを備えている。大径部71aは、小径部71bより外径及び内径が大きく設けられている。大径部71a内には、端子ホルダ72と電線カバー73とが収容される。大径部71aの外表面には、シールドシェル63の後述するアッパシールドシェル86が装着される。端子金具61は、大径部71a内と小径部71b内とに亘って配される。
アウタハウジング75は、全体として略角筒状に形成されている。アウタハウジング75は、シールドシェル63が取り付けられた端子収容部70を収容する本体部76と、本体部76の外表面に筒状に設けられた一対の短筒部77とを一体に備えている。
本体部76の内面には、該内面から凸に設けられた複数の係止突起76aが設けられている。複数の係止突起76aには、端子収容部70の本体部71の段部71cと、後述するロアシールドシェル80の係止片85とが係合する。
ロックアーム79は、アウタハウジング75の外表面から突出して設けられている。ロックアーム79は、アウタハウジング75に連なるアーム本体79aと、該アーム本体79aの外表面から凸に設けられたロック部79bとを備えている。
アーム本体79aは、アウタハウジング75の一方のコネクタ2と相対する一端部から、コネクタ2、6同士が接離する方向に延びて一対設けられている。一対のアーム本体79aは、互いに間隔をあけて互いに平行に設けられている。アーム本体79aは、アウタハウジング75の外表面に近づくように弾性変形自在に設けられている。ロック部79bは、アーム本体79aの先端に設けられ、アーム本体79aの長手方向に対して直交する方向に一対のアーム本体79aを連結している。
前述した構成のロックアーム79は、一方のコネクタ2のアウタハウジング35内に他方のコネクタ6のアウタハウジング75が挿入されていくと、ロック部79bが一方のコネクタ2のアウタハウジング35に設けられたロック部37aと当接して、アーム本体79aがアウタハウジング75の外表面に近づくように弾性変形する。そして、ロック部79bが一方のコネクタ2のロック部79bを乗り越えるとアーム本体79aが弾性復元し、ロック部37a、79b同士が互いに係合して互いに嵌合したコネクタ2、6同士を保持する。
シールドシェル63は、アッパシールドシェル86とロアシールドシェル80とを有し少なくとも端子収容部70を覆うシェル本体65と、シェル本体65に連なりコネクタ取付部11と接続する接続部83とを備えている。アッパシールドシェル86は、導電性の金属材料からなり、例えば、板金等を折り曲げる等して形成されている。アッパシールドシェル86は、全体として略角樋状(断面コ字状)に形成されている。アッパシールドシェル86の幅は、端子収容部70の大径部の幅よりも僅かに小さく設けられている。アッパシールドシェル86は、端子収容部70の大径部71aの上面(図5中、上側)及び一対の側面を覆うように大径部71aに取り付けられる。
ロアシールドシェル80は、導電性の金属材料からなり、例えば、板金等を折り曲げる等して形成されている。ロアシールドシェル80は、帯板状の底板部81(図2等)と、底板部81の幅方向の両端から立設された一対の側板部82(図2等)とを備え、全体として略角樋状(断面コ字状)に形成されている。一対の側板部82は、図2等に示すように、接触片84と、係止片85とを備えている。
接触片84は、一対の側板部82のそれぞれの側板部82に設けられている。接触片84は、側板部82の一部を切り欠いてロアシールドシェル80の内方向に折り曲げて形成されている。接触片84は、コネクタ2、6同士が接離する方向に沿った帯板状に設けられ、一方のコネクタ2寄りの一端部が自由端となり、一方のコネクタ2から離れた他端部が側板部82に連なっている。接触片84は長手方向の中央で折り曲げられて、一対の接触片84の間隔は基端側及び先端側が広く且つ折り曲げ部分(中央部分)が狭くなっている。接触片84は互いに略平行に設けられ、互いの間隔が広がる方向に弾性変形自在に設けられている。
前述した構成の一対の接触片84は、コネクタ2、6同士が互いに嵌合すると、弾性変形して互いの間に一方のコネクタ2のインナシールドシェル40を位置付けた後に、弾性復元力によってインナシールドシェル40を互いの間に挟持する。そして、接触片84(即ち、シールドシェル63)とインナシールドシェル40とが接続される。
係止片85は、一対の側板部82のそれぞれの側板部82の外表面から突出して一対設けられている。係止片85は、コネクタ2、6同士が接離する方向に沿った帯板状に設けられ、一方のコネクタ2寄りの一端部が側板部82に連なり、一方のコネクタ2から離れた他端部が自由端になっている。係止片85の他端部は、側板部82に近づくように弾性変形自在に設けられている。係止片85は、アウタハウジング75の係止突起76aと係合する。
前述した構成のロアシールドシェル80の長手方向の一端部には、アッパシールドシェル86が装着された端子収容部70が取り付けられる。ロアシールドシェル80は、端子収容部70の下面(図5中、下側)及び一対の側面を覆うように取り付けられる。そして、ロアシールドシェル80とアッパシールドシェル86(即ちシェル本体65)は、端子収容部70の全体、即ち端子金具61全体を覆うように配される。ロアシールドシェル80の長手方向の他端部には、端子金具61に接続された電線が配される。
接続部83は、一対の側板部82のそれぞれの側板部82の外表面から突出して一対設けられている。接続部83は、側板部82に連なる連結片83aと、連結片83aの先端に側板部82と直交するように設けられた矩形平板状の接続片83bとを備えている。接続片83bは、ロアシールドシェル80の長手方向の一端部から離れる方向(即ち、コネクタ取付部11から離れる方向)に弾性変形自在に設けられている。ロアシールドシェル80が装着された端子収容部70がアウタハウジング75内に挿入されると、接続部83の殆どはアウタハウジング75の短筒部77に収容され、接続片83bは僅かに短筒部77から突出する。
前述した構成の接続部83は、一方のコネクタ2に他方のコネクタ6を近づけていくと、コネクタ取付部11に向かって突出するように配される。そして、コネクタ2、6同士が互いに嵌合して一方のコネクタ2のインナシールドシェル40と他方のコネクタ6のシールドシェル63とがシールド接続すると、接続片83bがコネクタ取付部11と当接して弾性変形した後に、弾性復元力を生じてコネクタ取付部11を押圧する。そして、接続部83(即ち、シールドシェル63)とコネクタ取付部11とが接続される。
リアホルダ64は、アウタハウジング75の一方のコネクタ2から離れた端部に取り付けられている。リアホルダ64は、角筒状に形成され、内部に端子金具61に接続された電線を通す。
前述した構成の他方のコネクタ6は、アッパシールドシェル86及びロアシールドシェル80(即ちシェル本体65)が装着された端子収容部70が、アウタハウジング75内に挿入される。すると、図5に示すように、端子収容部70の本体部71の段部71cがアウタハウジング75の係止突起76aと係合して、図5中の左方向において端子収容部70がアウタハウジング75から脱落するのを防止する。また、図2に示すように、ロアシールドシェル80の係止片85がアウタハウジング75の係止突起76aと係合して、図2中の左方向において端子収容部70がアウタハウジング75から脱落するのを防止する。
前述した構成の一対のコネクタ2、6を嵌合させる際には、まず、前述したように一方のコネクタ2の接続部49をコネクタ取付部11にねじ留めして、一方のコネクタ2をコネクタ取付部11に固定する。そして、一方のコネクタ2のアウタハウジング35内に他方のコネクタ6のアウタハウジング75を挿入していき、一方のコネクタ2の端子収容部30の内フード部32内に他方のコネクタ6の端子収容部70の小径部71bを挿入していく。
すると、他方のコネクタ6のロアシールドシェル80の一対の接触片84の間に、一方のコネクタ2のインナシールドシェル40が挟持され、ロアシールドシェル80とインナシールドシェル40とが接触する。さらに他方のコネクタ6を一方のコネクタ2に近づけると、コネクタ2、6同士が互いに嵌合し端子金具21、61同士が電気的に接続される。このとき、アッパシールドシェル86の先端とインナシールドシェル40の先端とが接触し、アッパシールドシェル86とインナシールドシェル40(即ち、シールドシェル23、63同士)がシールド接続する。
またこのとき、他方のコネクタ6のロアシールドシェル80に設けられた接続部83の接続片83bは、コネクタ取付部11と当接して弾性変形してコネクタ取付部11を押圧するように弾性復元力を生じて、他方のコネクタ6の接続部83とコネクタ取付部11とが接続される。
以上のように嵌合した一対のコネクタ2、6においては、一方のコネクタ2のインナシールドシェル40がシールドしたノイズは、アウタシールドシェル45、接続部49、コネクタ取付部11を順次経て電子機器にアースされる。また、他方のコネクタ6のシールドシェル63がシールドしたノイズは、接続部83、コネクタ取付部11を順次経て電子機器にアースされる。このように、インナシールドシェル40及びシールドシェル63がシールドしたノイズは、他のコネクタのシールドシェルを経ることなく直接電子機器にアースされる。
本実施形態によれば、一対のコネクタ2、6のシールドシェル23、63の双方が、コネクタ2、6同士が互いに嵌合するとコネクタ取付部11と接続する接続部49、83を備えているので、それぞれのシールドシェル23、63がシールドしたノイズは、リターン電流となって直接コネクタ取付部11へと流れて外部に放出される。したがって、リターン電流の流れる経路を短縮して効果的にノイズを放出することによって良好なシールド性を発揮することができる。
接続部83が、コネクタ取付部11に向かって突出して設けられ、且つ、コネクタ2、6同士が互いに嵌合するとコネクタ取付部11と当接して弾性変形してコネクタ取付部11を押圧するように弾性復元力を生じるように設けられているので、接続部83は確実にコネクタ取付部11と接続する。したがって、ノイズを確実に放出して良好なシールド性を発揮することができる。
次に、本発明の第二の実施形態にかかるシールドコネクタ構造1を、図8ないし図14を参照して説明する。なお、前述した第一の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第二の実施形態にかかるシールドコネクタ構造1は、図8等に示すように、シールドシェル23(図14)、63(図10)を有した互いに嵌合可能な一対のコネクタ2、6と、一方のシールドシェル23と接触してこのシールドシェル23をアースさせる導電性のコネクタ取付部11とを備えている。コネクタ2、6同士が互いに嵌合するとシールドシェル23、63同士がシールド接続する。
本実施形態においては、第一の実施形態において他方のコネクタ6のロアシールドシェル80に設けられていた接続部83が設けられておらず、一方のコネクタ2のアウタシールドシェル45に第二の接続部91が設けられている。
第二の接続部91は、図9及び図13に示すように、アウタシールドシェル45の一対の側板部47のそれぞれの側板部47に設けられている。第二の接続部91は、側板部47の一部を切り欠いてアウタシールドシェル45の内方向に折り曲げて形成されている。第二の接続部91は、コネクタ2、6同士が嵌合する方向に沿った帯板状に設けられ、他方のコネクタ6寄りの一端部が自由端となり、他方のコネクタ6から離れた他端部が側板部47に連なっている。第二の接続部91は長手方向の中央で折り曲げられて、一対の第二の接続部91の間隔は基端側及び先端側が広く且つ折り曲げ部分(中央部分)が狭くなっている。第二の接続部91は、互いに間隔をあけて相対するように一対設けられ、側板部47に近づくように(互いの間隔を広げるように)弾性変形自在に設けられている。
また、一方のコネクタ2のアウタハウジング35には、内部に第二の接続部91を通す孔部92が設けられている。孔部92は、コネクタ2、6同士が接離する方向に沿った直線状に形成され、アウタハウジング35の外フード部37を貫通して設けられている。孔部92は、一対の第二の接続部91に対応する位置に一対設けられている。孔部92によって、第二の接続部91はアウタハウジング35内に突出するように配される。
また、他方のコネクタ6のアウタハウジング75には、図9及び図11に示すように、コネクタ2、6同士が互いに嵌合すると孔部92と連通して内部に第二の接続部91を通す第二の孔部93が設けられている。第二の孔部93は、アウタハウジング75の一方のコネクタ2と相対する端部からコネクタ2、6同士が接離する方向に沿った直線状に形成され、アウタハウジング75の本体部76を貫通して設けられている。第二の孔部93は、それぞれの第二の接続部91に対応する位置に一対設けられている。第二の孔部93によって、ロアシールドシェル80が外部に露出される。
前述した構成の第二の接続部91は、孔部92を通って一方のコネクタ2のアウタハウジング35内に突出する。第二の接続部91は、一方のコネクタ2に他方のコネクタ6を近づけていくと、シールドシェル63(ロアシールドシェル80)に向かって突出するように配される。そして、コネクタ2、6同士をさらに近づけると、第二の接続部91は第二の孔部93を通ってロアシールドシェル80と接続する。そして、第二の接続部91は、側板部47に近づくように弾性変形して互いの間にロアシールドシェル80を位置付けた後に、弾性復元力によってロアシールドシェル80を互いの間に挟持する。
そして、一方のコネクタ2のインナシールドシェル40がシールドしたノイズは、アウタシールドシェル45、接続部49、コネクタ取付部11を順次経て電子機器にアースされる。また、他方のコネクタ6のシールドシェル63がシールドしたノイズは、一方のコネクタ2の第二の接続部91を通って一方のコネクタ2に伝わり、アウタシールドシェル45、コネクタ取付部11を順次経て電子機器にアースされる。このように、一方のコネクタ2のシールドシェル23がシールドしたノイズは直接電子機器にアースされ、他方のコネクタ6のシールドシェル63がシールドしたノイズは一方のコネクタ2のアウタシールドシェル45を経てより短経路で電子機器にアースされる。
本実施形態によれば、アウタシールドシェル45に設けられ、且つ、他方のコネクタ6のロアシールドシェル80と接続する第二の接続部91を備えているので、他方のコネクタ6のシールドシェル63がシールドしたノイズは、リターン電流となって一方のコネクタ2のアウタシールドシェル45を経てコネクタ取付部11へと流れて外部に放出される。したがって、リターン電流の流れる経路を短縮して効果的にノイズを放出することによって良好なシールド性を発揮することができる。
第二の接続部91が、アウタシールドシェル45から他方のコネクタ6のロアシールドシェル80に向かって突出して設けられ、且つ、コネクタ2、6同士が互いに嵌合するとロアシールドシェル80と当接して弾性変形してロアシールドシェル80を押圧するように弾性復元力を生じるように設けられているので、第二の接続部91とロアシールドシェル80とが確実に接続する。したがって、ノイズを確実に放出して良好なシールド性を発揮することができる。
一方のコネクタ2のアウタハウジング35を貫通して設けられ、且つ、内部に第二の接続部91を通す孔部92を備えているので、第二の接続部91は孔部92を通って他方のコネクタ6のロアシールドシェル80と接続する。したがって、第二の接続部91とロアシールドシェル80とを確実に接続させることができる。
他方のコネクタ6のアウタハウジング75を貫通して設けられ、且つ、内部に第二の接続部91を通す第二の孔部93を備えているので、第二の接続部91は第二の孔部93を通って他方のコネクタ6のロアシールドシェル80と接続する。したがって、第二の接続部91とロアシールドシェル80とを確実に接続させることができる。
本実施形態においては、第二の接続部91は、一方のコネクタ2のアウタシールドシェル45に設けられていた。しかしながら本発明では、第二の接続部91は、他方のコネクタ6のシールドシェル63(アッパシールドシェル86やロアシールドシェル80)に設けられていてもよい。
次に、本発明の第三の実施形態にかかるシールドコネクタ構造を、図15及び図16を参照して説明する。なお、前述した第一の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本発明の第三の実施形態にかかるシールドコネクタ構造は、図15に示すように、第一の実施形態の接続部49(図6)に対応する接続部49Aを備えている。接続部49Aは、平面形状のみが第一の実施形態の接続部49と異なる。
接続部49Aは、一方のコネクタ2のシールドシェル23に設けられている。接続部49Aは、シェル本体24のアウタシールドシェル45から突出して設けられている。接続部49Aの基端部における接続部49Aの突出する方向に直交(交差)する方向P(図16)の幅は、シェル本体24の前記直交(交差)する方向Pの幅、即ちアウタシールドシェル45の上板部46の前記直交(交差)する方向Pの幅と略等しい。接続部49Aは、基端部から先端に向かうにしたがってその幅が徐々に狭くなるような台形(等脚台形)状に形成されている。
前述した構成の接続部49Aは、第一の実施形態の接続部49と比較して上板部46と接続部49Aの幅の差が小さくなり、アウタシールドシェル45から接続部49Aへと向かう経路において電気抵抗の変化が小さくなる。さらに、第一の実施形態の接続部49と比較して接続部49Aの基端部の幅が広くなり、接続部49Aの平面形状が大きくなって接続部49Aのコネクタ取付部11との接触面積が大きくなる。さらに、第一の実施形態の接続部49では先端部分が直角であったが、接続部49Aでは先端部分が鈍角であり、リターン電流が接続部49Aを通ってコネクタ取付部11へと流れやすくなり、電界分布が均一になることで外に放射するノイズを抑えることができる。
本実施形態によれば、前述した第一の実施形態の効果に加え、接続部49Aがシェル本体24から突出して設けられるとともに、接続部49Aの基端部における接続部49Aの突出する方向に直交(交差)する方向Pの幅が、シェル本体24の前記直交(交差)する方向Pの幅と等しくなるように形成されているので、接続部49Aの前記直交(交差)する方向Pの幅が広くなり、シェル本体24から接続部49Aへと向かう経路で電気抵抗が急激に増大することがなく、かつ、接続部49Aのコネクタ取付部11との接触面積が拡大されて接触抵抗が低減される。したがって、リターン電流の流れる経路の電気抵抗を低減して、効果的にノイズを放出することによって良好なシールド性を発揮することができる。
接続部49Aが先端に向かうにしたがってその幅が徐々に狭くなるような台形状に形成されているので、接続部49Aの先端部分が鈍角になり、該先端部分が直角である場合と比較して接続部49Aに流れ込んだリターン電流がコネクタ取付部11へと流れやすくなり電界分布が均一になる。したがって、効果的にノイズを放出することによって良好なシールド性を発揮することができる。
本実施形態においては、第一の実施形態の一方のコネクタ2の接続部49が接続部49Aとされていたが、第二の実施形態の一方のコネクタ2の接続部49が接続部49Aとされていてもよい。さらには、第一の実施形態の他方のコネクタ6の接続部83が、接続部49Aのような平面形状に形成されていてもよい。また、接続部49Aは、必ずしも台形状でなくてもよく、少なくともその幅がシェル本体24の幅と等しくなるように幅広に形成されていればよい。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第一の実施形態にかかるシールドコネクタ構造を示す側面図である。 図1に示された一対のコネクタが互いに嵌合する前の状態を示す、図1中のII−II線に沿った断面図である。 図2に示された一対のコネクタが互いに嵌合した状態を示す断面図である。 図1に示された他方のコネクタを示す斜視図である。 図4中のV−V線に沿った断面図である。 図1に示された一方のコネクタを示す斜視図である。 図6中のVII−VII線に沿った断面図である。 本発明の第二の実施形態にかかるシールドコネクタ構造を示す側面図である。 図8に示された一対のコネクタが互いに嵌合する前の状態を示す、図8中のIX−IX線に沿った断面図である。 図9に示された一対のコネクタが互いに嵌合した状態を示す断面図である。 図8に示された他方のコネクタを示す斜視図である。 図11中のXII−XII線に沿った断面図である。 図8に示された一方のコネクタを示す斜視図である。 図13中のXIV−XIV線に沿った断面図である。 本発明の第三の実施形態にかかるシールドコネクタ構造の一方のコネクタを示す斜視図である。 図15に示された一方のコネクタがコネクタ取付部にねじ留めされた状態を示す背面図である。
符号の説明
1 シールドコネクタ構造
2 一方のコネクタ
6 他方のコネクタ
11 コネクタ取付部
21 端子金具(一方のコネクタ)
22 コネクタハウジング(一方のコネクタ)
23 シールドシェル(一方のコネクタ)
24 シェル本体(一方のコネクタ)
30 端子収容部(一方のコネクタ)
35 アウタハウジング(一方のコネクタ)
40 インナシールドシェル
45 アウタシールドシェル
49、49A 接続部(一方のコネクタ)
61 端子金具(他方のコネクタ)
62 コネクタハウジング(他方のコネクタ)
63 シールドシェル(他方のコネクタ)
65 シェル本体(他方のコネクタ)
70 端子収容部(他方のコネクタ)
75 アウタハウジング(他方のコネクタ)
83 接続部(他方のコネクタ)
91 第二の接続部
92 孔部
93 第二の孔部

Claims (8)

  1. 端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容部を有した絶縁性のコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの少なくとも前記端子収容部を覆う導電性のシールドシェルと、を有した互いに嵌合可能な一対のコネクタと、
    少なくとも一方のコネクタのシールドシェルと接触してこのシールドシェルをアースさせる導電性のコネクタ取付部と、を備え、
    コネクタ同士が互いに嵌合するとシールドシェル同士がシールド接続するシールドコネクタ構造において、
    前記一対のコネクタの前記シールドシェルの双方が、少なくとも前記端子収容部を覆うシェル本体と、前記シェル本体に連なり、且つ、前記コネクタ同士が互いに嵌合すると前記コネクタ取付部と接続する接続部と、を備えたことを特徴とするシールドコネクタ構造。
  2. 前記接続部のうち少なくとも一方が、前記コネクタ取付部に向かって突出して設けられ、且つ、前記コネクタ同士が互いに嵌合すると前記コネクタ取付部と当接して弾性変形して前記コネクタ取付部を押圧するように弾性復元力を生じるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシールドコネクタ構造。
  3. 端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容部を有した絶縁性のコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの少なくとも前記端子収容部を覆う導電性のシールドシェルと、を有した互いに嵌合可能な一対のコネクタと、
    一方のコネクタのシールドシェルと接触してこのシールドシェルをアースさせる導電性のコネクタ取付部と、を備え、
    コネクタ同士が互いに嵌合するとシールドシェル同士がシールド接続するシールドコネクタ構造において、
    前記一方のコネクタのコネクタハウジングが、端子収容部と、前記端子収容部の外側に配されるアウタハウジングと、を備え、
    前記一方のコネクタのシールドシェルが、
    前記端子収容部を覆うインナシールドシェルと、前記インナシールドシェルと別体で設けられ前記インナシールドシェルと接触して前記アウタハウジングを覆うアウタシールドシェルと、を有したシェル本体と、
    前記シェル本体に連なり、かつ、前記コネクタ取付部と接続する接続部と、
    を備えるとともに、
    前記アウタシールドシェルと他方のコネクタのシールドシェルとのうち一方に設けられ、且つ、他方と接続する第二の接続部を備えたことを特徴とするシールドコネクタ構造。
  4. 前記第二の接続部が、前記アウタシールドシェルと前記他方のコネクタのシールドシェルとのうち一方から他方に向かって突出して設けられ、且つ、前記コネクタ同士が互いに嵌合すると他方と当接して弾性変形して他方を押圧するように弾性復元力を生じるように設けられていることを特徴とする請求項3記載のシールドコネクタ構造。
  5. 前記一方のコネクタのアウタハウジングを貫通して設けられ、且つ、内部に前記第二の接続部を通す孔部を備えたことを特徴とする請求項4に記載のシールドコネクタ構造。
  6. 他方のコネクタのコネクタハウジングが、端子収容部と、前記端子収容部の外側に配されるアウタハウジングとを備えるとともに、
    前記他方のコネクタのアウタハウジングを貫通して設けられ、且つ、内部に前記第二の接続部を通す第二の孔部を備えたことを特徴とする請求項5に記載のシールドコネクタ構造。
  7. 前記接続部が、前記シェル本体から突出して設けられるとともに、
    前記接続部の基端部における前記接続部の突出する方向に交差する方向の幅が、前記シェル本体の前記交差する方向の幅と等しくなるように形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか一項に記載のシールドコネクタ構造。
  8. 前記接続部が、先端に向かうにしたがってその幅が徐々に狭くなるような台形状に形成されたことを特徴とする請求項7に記載のシールドコネクタ構造。
JP2008098957A 2007-07-18 2008-04-07 シールドコネクタ構造 Active JP5114275B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008098957A JP5114275B2 (ja) 2007-07-18 2008-04-07 シールドコネクタ構造
US12/419,033 US7753732B2 (en) 2008-04-07 2009-04-06 Shield connector structure
DE102009016756.0A DE102009016756B4 (de) 2008-04-07 2009-04-07 Abschirmverbinderstruktur

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007186758 2007-07-18
JP2007186758 2007-07-18
JP2008098957A JP5114275B2 (ja) 2007-07-18 2008-04-07 シールドコネクタ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009043704A true JP2009043704A (ja) 2009-02-26
JP5114275B2 JP5114275B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=41061191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008098957A Active JP5114275B2 (ja) 2007-07-18 2008-04-07 シールドコネクタ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5114275B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014086422A (ja) * 2012-10-26 2014-05-12 Dr Ing Hcf Porsche Ag 自動車分野において高圧電流を伝送するための接続装置
JP2014086424A (ja) * 2012-10-26 2014-05-12 Dr Ing Hcf Porsche Ag 自動車分野において高圧電流を伝送するための接続装置
JP2014513391A (ja) * 2011-04-06 2014-05-29 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ばね部材による先行して行われる接地接続
TWI462409B (zh) * 2011-03-07 2014-11-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 電連接器
US8979585B2 (en) 2012-09-14 2015-03-17 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector
US8986041B2 (en) 2012-05-09 2015-03-24 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector and mating connector
JP2015191790A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 古河電気工業株式会社 シールドコネクタ
WO2022004438A1 (ja) * 2020-07-03 2022-01-06 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 コネクタ

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022066912A1 (en) 2020-09-24 2022-03-31 Avx Corporation Solderless wire-to-board single pair ethernet connection system
WO2023049286A1 (en) * 2021-09-23 2023-03-30 KYOCERA AVX Components Corporation Wire to wire junction connector

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07220815A (ja) * 1994-01-31 1995-08-18 Mitsumi Electric Co Ltd 電気コネクタ
JP2005071651A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Orion Denki Kk 電子機器のジャックのアース金具及びアース構造
JP2006310164A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07220815A (ja) * 1994-01-31 1995-08-18 Mitsumi Electric Co Ltd 電気コネクタ
JP2005071651A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Orion Denki Kk 電子機器のジャックのアース金具及びアース構造
JP2006310164A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI462409B (zh) * 2011-03-07 2014-11-21 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 電連接器
JP2014513391A (ja) * 2011-04-06 2014-05-29 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ばね部材による先行して行われる接地接続
US8986041B2 (en) 2012-05-09 2015-03-24 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector and mating connector
US8979585B2 (en) 2012-09-14 2015-03-17 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector
JP2014086424A (ja) * 2012-10-26 2014-05-12 Dr Ing Hcf Porsche Ag 自動車分野において高圧電流を伝送するための接続装置
KR101496574B1 (ko) 2012-10-26 2015-02-26 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 자동차 분야에서 고전압 전류를 전송하기 위한 연결 장치
JP2014086422A (ja) * 2012-10-26 2014-05-12 Dr Ing Hcf Porsche Ag 自動車分野において高圧電流を伝送するための接続装置
US9048588B2 (en) 2012-10-26 2015-06-02 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Connecting apparatus for transmitting high-voltage current in the motor vehicle sector
US9048590B2 (en) 2012-10-26 2015-06-02 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Connecting apparatus for transmitting high-voltage current in the motor vehicle sector
DE102012110232B4 (de) 2012-10-26 2023-11-23 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Verbindungsvorrichtung zur Stromübertragung im Kraftfahrzeugbereich
JP2015191790A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 古河電気工業株式会社 シールドコネクタ
WO2022004438A1 (ja) * 2020-07-03 2022-01-06 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 コネクタ
JP7479967B2 (ja) 2020-07-03 2024-05-09 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5114275B2 (ja) 2013-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5114275B2 (ja) シールドコネクタ構造
JP5160970B2 (ja) シールドコネクタ
JP5186186B2 (ja) シールドシェルの取付構造
US9592775B2 (en) Wiring harness protector fixing structure
US9455525B2 (en) Connector with flexible conductive member to isolate terminal from vibrations in a wire
JP5080307B2 (ja) シールドコネクタ
US7753732B2 (en) Shield connector structure
JP4909793B2 (ja) シールドコネクタ
US10236634B2 (en) Electromagnetic shield member and electromagnetic shield member-equipped wiring device
CN109314374B (zh) 保护器以及线束
US11228145B2 (en) Communication connector
JP2011034935A (ja) コネクタ
JP5918968B2 (ja) 電線分岐構造
CN108140994B (zh) 屏蔽连接器
WO2020255710A1 (ja) 金属板付導電性シート
CN111211433B (zh) 屏蔽连接器
JP2011049118A (ja) 基板用シールドコネクタ
WO2016181792A1 (ja) コネクタ、及び、コネクタ接続構造
CN113904162B (zh) 连接器
JP4392381B2 (ja) シールドコネクタ
JP2004254478A (ja) 機器用シールドコネクタの接続構造
JP2021128902A (ja) 端子付電線、コネクタ及びワイヤハーネス
JP2006294514A (ja) シールド金具及び該シールド金具を備えたシールド構造
JP7399793B2 (ja) シールドコネクタ
US20220278491A1 (en) Connecting component for shielding a connector and a shield connector comprising the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5114275

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250